兄「妹ちゃんよぉ、金出して欲しいなら頼み方があるだろぉ?」(403)

妹「……お、お願いします」 ペコリ

兄「あァ!? なんですかそれェ、首の運動ですかァ!?」

妹「……」 ペコリッ

兄「……」

妹「……」 チラッ

兄「何見てんの? え、ちょっと腰曲げただけでお金貰える思っちゃった?」

妹(何様のつもりなのよ!) イラッ

兄「うわー、人に物頼んどいて睨み付けるとかないわー。今ので完全萎えたわー」 ニヤニヤ

妹「ッッッッ!」 ギリギリッ

妹(落ち着け、私。これくらいで怒っちゃダメ) スゥ ハァ

妹「……ごめんなさい」

兄「ん、何か言った?」

妹「ごめんなさい、お兄ちゃん。許してください」

兄「何だって?」

妹「お兄ちゃんにお願いしてるのに怒ってごめんなさい」

兄「つかお兄ちゃんって誰? もしかして僕の事ですかァ?」

妹「……はい」

兄「いつもは『あなた』とか『そこの人』とかだよねェ? ていうか呼びさえしないよねェ?」

妹「……」

兄「あーあ、やだなァ。金持った途端にこれだよ。金の亡者って怖いわァ」

妹「……お願いします。必ず返しますから、大学の学費を貸してください」

兄「そうだよねェ。せっかく受かったもんねェ、大学。とォォォォォっても頭の良い大学だもんねェ!」

妹「……」

兄「それなのに入学金も払えないもんねェ! まさか親父が金持って愛人と失踪しちゃうなんてねェ!」

妹「……」

兄「大嫌いな俺の所に金借りに来るくらいだもんなァ、他に頼れる人もいないんだよなァ!」

妹「……はい」

兄「別にはした金だよォ、学費くらい。この通帳の数字見えるよねェ?」 プラプラ

妹「はい」

兄「欲しい?」

妹「……学費の分だけでいいです、だから」

兄「ダメェェェェェェェェェェェェェェェェええええええええええええええええええ!!」

妹「……」

兄「俺が志望校に落ちた時さァ、君言ったよねェ? 『ちょうど良かったね。バカの癖に大学なんて行っても意味ないでしょ』だっけェ?」

妹「ごめんなさい」

兄「何がァ? 君が僕ちゃんよりずゥゥゥゥゥゥっと頭良いのは本当でしょォ? 僕ちゃんが落ちた大学なんて君なら寝てても行けるレベルだしぃ」

妹「そんな事ないです」

兄「はァ? 何それ嫌味なわけ?」

妹「違います」

兄「あっそ。……それとさァ、俺が本気で落ち込んで『死にたい』って言った時さァ、なんて言ったっけ?」

妹「……覚えてないです」

兄「ああ、そう。忘れちゃうんだ。へー。『死ねば?』『ていうか、まだ生きてたんだ』『とっくに死んだと思ってた』『存在感ないし』」

妹「……」

兄「で、何しに来たの、お前? 俺なんて生きてても死んでても気付かないんだろ?」

妹「入学金だけでも貸してください、お願いします」

兄「……お前に貸す理由がねーんだよ。俺はこの金を少しずつ使って一生ゆっくり暮らすんだ」

妹「お願いします」

兄「嫌だね」

妹「お願いします」

兄「俺はこの金を当てるのに一生分の運を使ったわけ。その大事な金をお前にそれをやるわけねーだろ」

妹「……じゃあどうすれば貸してくれるのよ」

兄「開き直ってんじゃねーよカス、てめぇ立場分かってんのか? あァ?」

妹(低脳の癖に、運だけで手に入れたお金の癖に、それだけで偉そうにできるバカの癖に……)

妹(そうだ、今だけだ。今だけ我慢すればいいんだ)

妹「……お願いします、お兄ちゃん」 グイッ

兄「うわー、本物の土下座って初めて見たわー!」 ゲラゲラ

妹「……」

兄「んでェ、かーらーのー?」

妹(死ね)

兄「ハァ……おい、何無視してんだ?」 ゴッ

妹「痛ッッ!?」 ガンッ

兄「土下座っつーのはさァ、こうやってさァ、額を擦り付けるもんだろォ!?」 グリグリ

妹「うっ、くぅ……っ」

兄「……あー、つまんねー。飽きたわ、お前帰れよ」

妹「えっ?」

兄「金の亡者に付き合ってると俺まで人間性下がるわ。帰れ」

妹「ふざけないでよ! 何のために今まで我慢してたと思ってるの!?」

兄「知るか」

妹「うっ、うっ、やだ、やだァ! 高卒なんてやだッ、そんなの私じゃない、私の人生じゃないッ!!」 ボロボロッ

兄「……」

妹「私は違うのッ、そこら辺のバカとは違うのッ、こんなのおかしいッ、おかしいッッ!!」

兄「へぇ」

後は分かるな? 続きよろしく

3時間以内に終わらせて寝る

妹「うぅ、うぅぅうっ」 ボロボロ

兄「そんなに金が欲しいわけ?」

妹「……」 コクリッ

兄「ふーん。……あーあ、腹減ったな」

妹「……?」

兄「腹、減ったな」

妹「勝手に食べればいいでしょ、お金なんていくらでもあるんだからッ!」 ドンッ

兄「……ハァ。はっきり言わなきゃクソガキには分かりませんかね」

妹「はっ?」

兄「貸して欲しいなら俺の機嫌取るくらいしろや、やる気あんのか?」

妹「何でもします。お金かしてください。お願いします」
兄「ん?今、何でもするって、言ったよね?」
兄「ならば、脱げ」
妹「え?」
兄「街のど真ん中で脱げ」

妹「何言ってるの?」

兄「飯作れや」

妹「……私が?」

兄「お前以外に誰がいるんだ?」

妹「無理」

兄「舐めてんのか?」

妹「ご飯なんて作った事ないし」

兄「……」 イラッ

兄「あー、なるほどね、はいはい。僕ちゃんちょっと出かけてくるわ」 スタスタ

妹「えっ、ちょっと待ってよ! ねぇ!!」

妹「……意味分からない。頭おかしいんじゃないの?」

兄「……」 バサバサバサッ

妹「えっ、えっ?」

兄「これで100万。入学金くらいは余裕だな」

妹「あ……ありがとう、ございます」

兄「お前脳味噌涌いてんのか? どこの世界にただで金やるバカがいるんだよ。働け」

妹「はぁ?」

兄「まず飯作れよ」

妹「でも、作れないし」

兄「……」 パシッ パシッ

妹「……分かりました」

兄「何この豚の餌」 ボンッ

妹「なっ……何してんのッ!?」 ドンッ

兄「卵漬けご飯ですかこれ? まさか炒飯のつもりですか? 五百円あれば数百倍美味い炒飯食えますけど?」

妹「作れって言ったのはそっちでしょ!?」

兄「いつ豚の餌作れって言ったわけ?」

妹「……ッ!」 ガシャーンッ

兄「その皿の代金、今すぐ払えよ」

妹「……」

兄「よくそんなんで人から金借りようと思えるね。ある意味尊敬しちゃうわ」

妹「……死ね、死ね、死ね! 今すぐ死ね!!」

兄「喚くだけならどうぞお帰りください」 スッ

妹「私にこんな真似した事、絶対に後悔するからねッッッ!?」 スタスタ

兄「そうですか」 ニコニコッ

兄「どうしたんですか、妹さん? こんな夜遅くに来られても困るんですけど?」

妹「……」

兄「用がないなら帰ってくれますかァ?」

妹「お金……貸して、ください……」

兄「はいぃ? 何ですかァ?」

妹「お金、貸してください……お願いします……」

兄「言ってる事がよく分かりませんね」

妹「お母さんに……頼んだのに……ダメだって、そんな余裕ないって……女の子なんだから、大丈夫だって……それで……」

兄「それで?」

妹「お、お、お兄ちゃん、に……頼む以外に……なくて……」

兄「そうですか。それで?」

妹「貸してください……お金、お願いします……」

兄「ふむふむ。それで?」

妹「貸してください……」

兄「それで?」

妹「貸してください」

兄「それで?」

妹「……うっ……うぅぅ……」 ボロボロ

兄「それで?」

妹「だ、だから……貸してって……お願いしてるでしょ……」 ボロボロ

兄「それで?」

妹「いい加減にしてよ、どうすればいいの!?」

兄「それで?」

妹「それでって何!? 何言えって言うの!? 頭下がればいいの!?」

兄「それで?」

妹「どうすればいいかなんて分かんない! 分かんないから頼んでるんだって分かるでしょ!?」

兄「へー」

妹「……もうやだ……」 ズルズルッ

ふむふむ。それで?

兄「泣くなよ」 ナデナデ

妹「……何のつもり?」

兄「いや、お前が泣いてる姿見てたら、ついさ」

妹「意味分かんない」

兄「言わなきゃ分かんないか」

妹「……」

兄「好きな子が泣いてると、慰めたくなるだろ?」

妹「えっ?」

兄「俺さ、実はずっとお前の事好きだったんだよ」

妹「はっ? えっ? どういう、えっ、何、それって……えっ、私が好きだってこと?」

兄「ああ」 ポリポリ

妹(この人何言ってるの? 私が頭おかしくなっちゃったの?)

兄「好きな子にはついいじわるしたくなるじゃん?」

妹(気持ち悪い)

兄「ごめんな、今まで冷たくして」

妹「う……ううん、いいよ」

兄「そっか、許してくれるか、ありがとな!」

妹「へ、へー、私のこと好きだったんだ」

兄「昔からな」

妹「……」

兄「お前は?」

妹「えっ、私?」

兄「お前は俺のこと、どう思ってるんだ?」

妹(殺したいくらい大嫌い)

妹「……大好き」

兄「マジで!? 俺ら両想いじゃん!!」

前野「好きな子にはついいじわるしたくなるじゃん?」

妹(気持ち悪い)

前野「ごめんな、今まで冷たくして」

妹「う……ううん、いいよ」

前野「そっか、許してくれるか、ありがとな!」

妹「へ、へー、私のこと好きだったんだ」

前野「昔からな」

妹「……」

前野「お前は?」

妹「えっ、私?」

前野「お前は俺のこと、どう思ってるんだ?」

妹(殺したいくらい大嫌い)

妹「……大好き」

前野「マジで!? 俺ら両想いじゃん!!」

>>105
稲中わかる奴が何人いるんだよ

妹「そうだね」 ニコッ

兄「付き合っちゃうか」

妹「……あのさ、その前に、話し合っておいた方がいいと思うんだ」

兄「何を?」

妹「ほら、私の大学の事……」

兄「行かなくていいだろ、俺がいるんだから」

妹(ずっとあんたみたいなキモチワルい人といるわけないでしょ)

妹「私、どうしても大学で勉強したいの!」

兄「へぇ、俺より大学が大事なんだ」

妹「そ、そんな事ないけど、で、でも……っ」

兄「なーんてな、冗談だよ!」

妹「えっ……あ、あははっ、冗談なんだ、あははっ」

妹(どれだけ頭が悪ければこんな面白くない冗談が言えるのか説明してから死んで。やっぱり今すぐ死んで。ていうか死ね)

>>107
俺の中では兄=前野で再生されてる。
前野妹いないけどな

稲中ってあのいろんな意味で変態の漫画のこと?

兄「妹が大学に行きたいなら行けよ。やっぱ好きな子には好きな事して欲しいし」

妹「こんな話するのも、その、申し訳ないんだけど、入学金と学費は……」

兄「もちろん俺が出すよ」 ニコッ

妹「あ……ありがとう、お兄ちゃん!!」 パァァァァッ

兄「礼なんていらないって。俺の大好きな妹のためならこれくらい当たり前だろう」

妹(なら最初から出せよクズ)

兄「で、振り込みの期限はいつなんだ?」

妹「一ヵ月後だよ!」

兄「へぇ」

妹「振り込みの方法は……」 ゴソゴソッ

兄「お前って本当に俺のこと好きなの?」

妹「と、突然どうしたの?」 ビクッ

兄「おかしくね? 今までそういう態度じゃなかったじゃん」

妹「そ、それは、素直になれなかった、っていうか……」

兄「なんか納得できないな」

俺「証拠見せろ」ボロンッ
妹「チュパチュパジュルルルル」

妹「……そんな事言われても困るよ。だって本当に好きなんだから」

兄「お前本当は金が欲しくて言ってるんじゃないか?」

妹「そんなわけないでしょ、最低ッ!」

兄「……ごめん、疑って悪かった。急に不安になってさ」

妹「いいよ、全然。それで振り込みなんだけど」

兄「それはちょっと待ってもらっていいか?」

妹「ダメっ!期限に遅れたら合格できたのに台無しになっちゃう!」

兄「一ヶ月あるんだろ?」

妹「それは、そうだけど」

兄「俺の気持ちも分かってくれよ。『死ねば?』とかさ、好きな人にあれだけ色々言われた記憶って消せないんだよ」

妹「う、うん……だけど……」

兄「妹の気持ちを心から信じられるようになるまで、もう少しだけ待ってくれないか?」

妹(ダメ、急に色々言われて頭がグルグルしてる……) クラッ

妹「……お兄ちゃんは、本当に私が好きなんだよね?」

兄「疑うのか?」

妹「そうじゃない、けど、お兄ちゃんも言ってた通り、色々あったし」

兄「……お前ってすげえ可愛いじゃん?」

妹「え? うん」

兄「……。そんだけ可愛いと、妹っていう目で見れないんだよ、もう。ずっとドキドキしっ放しでさ」

妹「ふぅん」

兄「おまけに頭も良くて、性格も……あー……しっかりしてるし、実際、お前を好きにならない方が難しいだろ?」

妹「ふふっ……うん、そうよね!」

兄「だからさァ、妹が俺みたいな奴を好きになるって言われてもさァ……信じられないのも無理ないだろォ?」

妹「分かった、少しだけ待ってあげる」

兄「ありがとう、妹。大好きだよ」

妹「う……うん、私もだよ!」 ニコッ

妹(吐きそう)

妹「それじゃ、私帰るね」

兄「送って行こうか?」

妹「ううん、平気。それより、大学のこと」

兄「分かってる。ああ、そうだ。アドレス交換しようぜ」

妹「……。……うん!」

兄「行ったか」

兄「さて」 ガサゴソ

兄「……」 カキカキッ

兄「……」 カキカキッ

兄「……」 カキカキッ

兄「もうノートの最後か」

兄「……よし」 カキカキッ

兄「ふぅ。……朝か」

かまわんですたい!

妹(悩みがなくなると朝も気持ち良いわね)

母「おはよう、妹。……ごめんね」

妹「え、何が?」

母「あなたの大学のことも、お父さんのことも、全部お母さんが悪いのよぉぉ!!」

妹(朝から叫ばれる方が嫌だって分からないのかな)

母「そうよ、愛人の女が悪いのよ、全部そうよ、そうなのよ!!」

妹「別に私はお父さんも愛人もどうでもいいわ。それより、朝ご飯が食べたいかな」

母「え?」

妹「朝ご飯。ないの?」

母「いえ、あるわ、でも、どうでもいいって……」 キョトン

妹「だってお父さんがいなくなっても、お兄ちゃんがいるし。お金はあの人がどうにかしてくれるって」

母「そうなの? でも、お金の問題だけじゃ……」

妹「いいのいいの。お父さんなんてどうでも」

母「そう……そうなの……?」

妹(大体、お父さんなんていてもいなくても、私の生活には関係ないもの)

妹(むしろいなくなって良かったくらい)

妹(どうせならこのまま離婚して慰謝料と養育費だけくれればいいのに)

妹「ごちそう様」

母「え、ええ、おそまつ様」 チラッ

妹「今日は大学の下見に行って来ようかな~。あ、大学の近くに部屋を借りた方がいいかな?」

母「ほ、本当に大丈夫なの?」

妹「平気平気、お金は全部うちのお兄様が払ってくれるから♪」 スタスタッ ガチャッ

妹(ネットで物件探そうかなー……あれ?)

妹「メール?」

ひたすら苦しめる展開キボンヌwwwwwww

兄「よっ」

妹「話って何?」

兄「……なんか冷たいな」

妹「別に、冷たくないけど」

兄「昨日は大好きだって言ってたのに……俺に会えて嬉しくないのか? 呼び出した事怒ってるのか?」

妹「予定あったから」

兄「……誰と?」

妹「一人で」

兄「本当か?」

妹「本当だって。大学の下見に行こうと思って」

兄「……」

妹「気分悪い。帰る」

兄「ふぅん。あっそ!」 バターンッ

妹「はぁ?」

『帰れよ』

妹「な、なんで怒ってるの?」

『お前からは愛情が感じられない。もういい』

妹「ま、待ってよ! 私だってムカつく事あるわよ!」

『そういう問題じゃない』

妹「あ……愛してる」

『……』

妹「お兄ちゃんのこと、愛してる」

『……もっと大きい声で言ってくれれば、信じられるかもしれない』

妹「こ、ここで?」

『……嫌ならいい』

妹「う……あ、愛してる……」

『聞こえない』

妹「愛してる」

『……その程度の気持ちなんだな』

妹「愛してる! 大好きぃ!」

『……』

妹「好き、好き、好き!! お兄ちゃん大好きぃ!!」

ウワ ナニアレ イマノキイタ? ヤバクネ?
ソウイウプレイナンジャネ?
アー ソレアルカモ

妹「……ッ! 開けて! もういいでしょ、好きだって分かったでしょ!?」 カァァァァッ

『……本当に好きなんだな?』

妹「好きだって言ってるでしょ!?」

『……』 ガチャッ

妹「ひあああああッ!」 バタバタッ

自分で自分をせんのうしてるのか?

妹「バカじゃないの!? あああああ! 見られた、聞かれた!」

兄「本当の事なんだから知られても困らないだろ」

妹「困るに決まってるでしょ!?」

兄「なんで? これから先ずっと愛し合っていくんだし、隠し通せるものじゃないだろ?」

妹「か、隠す努力くらいしなきゃ、変な目で見られる!」

兄「俺は妹さえいれば他はどうでもいい。妹は違うのか?」

妹「……そ、そんな事言ってもこの部屋だって借りてるものだし、どうでもいいなんて言えないでしょ?」

兄「ホテル暮らしだってその気になればできる。とっくに覚悟なんてできてる」

妹「覚悟って……」

兄「俺の携帯だ」 スッ

妹「渡されても」

兄「中を見てくれ」

妹「……?」

妹「……新しくしたの?」

兄「いや」

妹「でも、何もない、けど」

兄「ああ」

妹「電話帳、私のアドレスしか入ってないし」

兄「他は全部消した」

妹「全部って、え、全部?」

兄「ああ」

妹(何、それ)

兄「お前以外のアドレスも電話番号も必要ないからな」

妹(嘘でしょ……?)

兄「そういう事だろ、兄妹で付き合うって。そのくらいの覚悟くらいしなきゃ無理に決まってる。……もちろん、妹も同じ気持ちだよな?」

妹「え、う、うん、もちろんしてる、よ」

兄「良かった。じゃあ携帯貸してくれよ」

妹「えっ」

兄「ん?」

妹「な、なんで?」

兄「妹の事を信じたいから」

妹「信じてよ」

兄「ああ。だから携帯貸してくれよ」

妹「信じてるんだよね?」

兄「言ったろ、信じたいんだよ。お前も俺が信じられるまで待ってくれるって言ったろう?」

妹「で、でも、そういう事じゃないでしょ?」

兄「……?」

妹「お、お互いを信じるって、気持ちでしょ? そんな風に監視するみたいにするのって、おかしいでしょ?」

兄「なんでだ? 俺は妹に全部見せたろ」

妹「だからって私にまで見せろっておかしいでしょ!?」

兄「……変だな。変だ。おかしい」

妹「で、でしょ? おかしいでしょ?」

兄「妹の態度はどう考えてもおかしいと俺は思う」

妹「は、はぁ?」

兄「あれだけ愛してると俺に言ってたのに俺が携帯を見せてくれと言っただけでこんなに慌てるなんておかしい」

妹「それは、プライバシーの問題で」

兄「俺は妹にすべて見せてるのに妹はプライバシーだとか言って、本当は他に彼氏がいるんだろ?」

妹「いないって言ってるでしょ!」

兄「嘘だ、いないなら見せられるはずだ、見せられないって事はいるんだろ? 俺を騙したんだな、そんなに金が欲しいのかよ!」

妹「ち、違う、違うってば!」

兄「金のためなら平気で俺の心を弄ぶんだな、畜生、楽しいか? 人の心を傷付けるのがそんなに楽しいのか!? ふざけやがって!!」 ドンッ

妹「彼氏なんていないって、信じてよ!!」

兄「……そっか、信じるよ」 ニコッ

妹「え? あ、うん……」

妹(情緒不安定?)


兄「それじゃ、携帯。早く渡してくれよ」

質問あれば答えるよ

>>206座位好き?

>>209
かまってんじゃねーよくそもしもし

>>209
あまり好きじゃない
寝バックが楽でいい
ケツが気持ちいいし乳も楽に揉めるし

>>211末尾Oがもしもしとは限らないのだよ
情弱くん

兄「ふーん」 カチカチッ

妹「ね、ねえ、もういいでしょ?」

兄「これ誰?」 スッ

妹「高校のクラスメート、だけど」

兄「仲良さそうなメールだな」

妹「べ、つに、そんな事ない、けど」

妹(結構格好良いし、卒業式前に告白しようって思ってるけど)

兄「消去」 カチッ

妹「何してるの!?」 ガシッ

兄「お前が何してんだよ?」

妹「勝手に消さないで!」

兄「へぇ。男とのやり取りがそんなに大事なのか」

妹「変な言い方しないで!」

兄「それ以外に何があるんだ? あァ? 結局金目当てなのかァ?」 ギロッ

妹「……」

>>214それ寝横バックかな

うつぶせは胸揉みにくいし、しかし腰を押し付けてグリグリやれば短小でも子宮えぐれる楽しい

��

背のちいさい女ってバック嫌がるよな
痛いかららしいけど何でだろ

兄「……ごめんな、酷い言い方して」

妹「……」

兄「分かってくれよ。昨日も言ったろ? 不安なんだよ」

兄「好きだって言われても、信じ切れないんだよ。俺とお前じゃ釣り合わないって、俺だって分かってるんだよ」

兄「だから、少しでもお前を信じたいんだ。信じられるようになりたいんだ」

兄「頼むよ。俺を信じさせてくれよ」 ジッ

妹「……そうやって消せば信じてくれるの?」

兄「少しな」

妹(これくらいの我慢で学費を振り込ませられるなら……)

妹「……わかった」

兄「ありがとう、妹。大好きだよ」 カチカチッ

妹「……私も、好き」

>>227そうかい?
まえのセフレは尻ぶっ叩きながらバックで突いてやると涎垂らして喜んでたけど
首もしめたら潮ふいてた


顔は不細工だったけどなかなかマンコは良かった

兄「はい」 パシッ

妹(初期化されたのと変わらない状態……)

兄「……辛い想いさせてごめんな」 ナデナデ

妹「……っ」

兄「俺にはお前だけなんだよ」 ジッ

妹「私だけ?」

兄「お前以外に何もないんだ」

妹「お金があるでしょ」

兄「……金ってのはさ、何かと交換して初めて役立つもんだろ」

妹「交換すればいいじゃない」

兄「何も欲しい物がないんだ、俺には。結局、頑張って手に入れた金じゃない。自分にご褒美をやるなんて気持ちにもなれない」

妹「嘘。大金があれば使っちゃうでしょ?」

兄「全然だよ。俺には欲が欠けてるんだろうな。だから、お前だけなんだよ。俺はお前だけが欲しいんだ」

妹「そ……そんな事言われても、私、物じゃないし」 キョロキョロッ

兄「わかってる。お前はお前だよ」

潮とおしっこは別物だよ

ブスは遠慮なく思いっきりやれるから良いよね

イラマしながらバイブ最大で突っ込みっぱなしとかマジ面白かった

回春マッサージいきたい・・・

兄「そうだ、今日は俺が飯を作るよ」

妹「作れるの?」

兄「一人暮らし始めてからは自炊してたからな」

妹「ふぅん」

兄「何か食べたいものあるか?」

妹「……パスタとか」

兄「それならすぐにできるな」

妹「そうなの?」

兄「こだわらずに作ればお手軽料理だよ」

妹「なんか、意外」

兄「そうか? 麺だけなら茹でるだけだろ」

妹「そういう事じゃなくて」

妹(料理できるのが意外。何もできなさそうだし、どうせ一人暮らしのダメ男らしくお弁当買って食べてると思ってた)

兄「少し待ってろよ」 ササッ

妹「……うん」

ピンサロも高いからなこっち
逆にソープが糞安い
16000円くらい

>>267まじかよ
すげーな

兄「はい、どうぞ」

妹「……」

兄「何?」

妹「普通にパスタでビックリした」

兄「カルボナーラで良かった?」

妹「うん、こういうのが食べたかったの」

兄「だと思ったよ。飲み物は、ミネラルウォーターとお茶、どっちがいい?」

妹「お茶でお願い」

兄「はいはい」 トタトタッ

妹「あ、このお茶好き」

兄「知ってる。買っておいたんだ」

妹「え、どうして知ってるの?」

兄「好きな人の好きな物くらい知ってて当然だろ」

妹「あ……うん……」

妹(本当に私のこと好きなんだ……)

そうか
じゃあやっぱりソープいけ
素人より楽だと思うよ

>>293はじめてなんです、って言え
恥ずかしがらずに言っとけ

寝るわ
このクソ以下のゴミスレでこれ以上頑張る理由が見つけられない

>>295
お前は淡々と続けてくれる子かと思ってたんだけどな
おやすみ

>>295黙って書いてろカスが

お前マジつまんねぇ

二度とスレたてないほうがいいぞ(笑)

>>299まったくだな


この程度の癖にスレたてるとかアホすぎる

豆腐メンタル(爆)

あー、ゴミみたいな主だわーwww

これはないわー(爆)

まーた逃げか

主まじだめだな(爆)
あー、つまんねー
まじ主だめだわーWWWWW

俺「愛してる! 大好きぃ!」

『……』

俺「好き、好き、好き!! >>1大好きぃ!!」

兄「どうだ?」

妹「…おいしい」

兄「そうか。それはよかった」

妹(…意外)

兄「お前のために色々研究したんだ」

妹「ふぅん。ありがとう」ニコッ

妹(この馬鹿が努力するなんて本当に私が好きなんだ)

兄「美味しく作る秘訣とか聞きたいか?」

妹「うん。聞きたい」

妹(興味ないわ)

兄「隠し味だよ。俺の精液が入ってる。愛情が料理を美味しくするんだ」

妹「は…?」カチャ

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