京太郎「ビューティフル・ライフ」(246)

京太郎「……飛びました」

優希「またー!?ほんとに犬は弱いじぇ!」

和「こら、優希」

久「あはは、須賀君たら駄目駄目ねー」

まこ「そう笑ってやりなさんな」

久「それじゃ、咲と交代して須賀君は買出しお願いね」

咲「ごめんね京ちゃん」

京太郎「はい、行ってきます」

スタスタ

ガチャ

バタン

京太郎「…………はぁ」

―須賀邸―

大沼『……ツモ』

『決まったー!!大沼プロの優勝です!!』

<ワーワー

京太郎「……」

京太郎「…………はぁ……」

京太郎(なんで俺はこんなに麻雀が弱いんだろうな……)

京太郎(最近はずっと麻雀の勉強してるんだけど……強くなった気がしない)

京太郎「……才能、無いのかな」

京太郎(…………それに、正直……清澄の顔に……俺が泥を塗ってる気がする)

京太郎(皆は団体や個人戦で良い成績収めてるのに、俺は一回戦敗退)

京太郎(これじゃ来年は男子麻雀は和や咲目当ての奴しかこないんじゃねえか?)

京太郎(実力のある奴は皆俺を見て清澄に見切りつけて風越に行っちまうんじゃ……)

京太郎「……はぁ」

京太郎「………………部活、やめちまうか……」

―翌日―

京太郎「……ふぁあ……」

咲「あれ、京ちゃん。おはよ」

京太郎「ん?ああ、咲か」

咲「眠そうだね?」

京太郎「ん?はは、まあな」

咲「……?」

京太郎「?どうした?」

咲「ううん……なんだか、元気ない?」

京太郎「……」

京太郎「いんや?元気過ぎて困るくらいだぜ?」

京太郎「ちょっと寝不足でさあ、まぁ授業中寝れば大丈夫だ」

咲「もう、駄目だよ!授業中に寝ちゃ!」

京太郎「ははは」

京太郎(……わりぃな、咲)

―3年教室―

「竹井さーん」

久「んー?なにー?」

「一年生の男の子が来てるよー」

久「一年生の……?あ」

京太郎「……」ペコ

久「わかったーすぐ行くわー」ガタ

―廊下―

久「おはよう、珍しいわね。須賀君が会いに来るなんて」

京太郎「……いきなりすみません」

久「いいわよ別に。で?どうかしたの?」

京太郎「……えっと」ゴソゴソ

京太郎「…………すみません、コレを」スッ

久「ん?何ー?まさかラブレター?」

久「………………――え?」

【退部届】

京太郎「……すみません、急に」

久「……え」

久「冗談、とかじゃ……ないの?」

京太郎「……すみません」

久「……」

京太郎「……」

久「……考え直してくれたり……しないかな」

京太郎「……御世話になりました」ペコ

クルッ

久「あ!ちょっと須賀く――……」

京太郎「……」タッタッタ

タッタッタ……

久「……行っちゃった……」

久「……………………困った、わね……」

スタスタ

優希「情報技術の授業は楽だからいいじぇー」

和「そうですね」

タッタッタ

優希・和「え?」


京太郎「……」タッタッタ


優希「おう!犬っころ!」

和「あ、こんにちわ須賀く――……」

ビュン

京太郎「おう、じゃあな二人とも!」タッタッタ

和「わわ、廊下は走っちゃ駄目ですよ!!」

タッタッタ……

和「……行ってしまいました」

優希「何を急いでたのか」

タッタッタ

京太郎「……」

京太郎(少し……後ろめたいけれど……これでいいんだ)

京太郎(麻雀だったら……雀荘でも、ネットでもできるし)

京太郎(元々、和に憧れて入った部活だし……もういいんだ)

京太郎「……」

タッタッタ

京太郎「……これで、いいんだ」


ガタッ!!


京太郎「あぐっ!!?」

ドターン

京太郎「っ……!いてて……!」

京太郎(……な、何も無い所で転んじまった……?)

京太郎(でも、何か足に引っかかったような感触が……)

―帰り道―

スタスタ

京太郎「……」

京太郎(結局……みんなには何も言わずに帰ってきちゃったな)

京太郎(皆怒るかな……いや、変わりなさそうな気がする)ハハ

京太郎(でも、咲には怒られそうだな……『誘ったくせにやめるなんて最低』とか)

京太郎「……」

京太郎(咲にゃ悪い事したな……)

京太郎(待ってろよ、すぐにすっげー強くなって……お前相手に飛ばないように、いや)

京太郎(お前に勝てるくらい強くなって、お前を楽しませてやるからな……!)


スタスタ


京太郎「……」

スタスタ

京太郎(……ん?)

クルッ

京太郎「……」


シーン……


京太郎(……気のせいか?)

クルッ

スタスタ

京太郎「……」

スタスタ

スタスタ


京太郎「っ!」バッ!!


シーン

京太郎「……」

京太郎(…………おかしい)

クルッ

タッタッタ

京太郎「……っ」


<タッタッタ


京太郎「!」

京太郎(やっぱりだ)チラッ

<タッタッタ

京太郎(誰か後をつけて来てる……!)

ピタ

京太郎「……」クルッ

シーン……

京太郎「……咲……か?」

京太郎「……」

京太郎「優希……?部長……?」

シーン……


京太郎「……」

京太郎「……染谷先輩……?」

京太郎「…………まさか、和ってことは……」

シーン……

京太郎「……」

京太郎(……何も返事が無い)

京太郎(小学生のいたずらか何かか……?)

京太郎「……」

京太郎(…………とにかく、帰るか……)

ピタ

京太郎「……ん?」

京太郎(……なんだ?)

京太郎(あの……電信柱の下から……誰かがこっち見てる……?)

京太郎「……」

スタスタ

京太郎「誰、だ?何か用か?」

京太郎(まさか、本当に咲が俺を追っかけて来て――……)

京太郎(隠れっ――――……)ピタッ



男「……」



京太郎「……」

京太郎(……誰だ)

京太郎(誰だ、このおっさん)

男「……」

京太郎(……何だ、このおっさん……なんで、俺をじっと、見て)

京太郎(え、て、事は……さっきから俺を追いかけてたのって)

京太郎「…………――――っ!!!!」ゾッ

ダッ

京太郎「ひっ……!!」タッタッタ

京太郎(き、気味悪ぃ!)

京太郎(全速力で逃げよう!!!!)

タッタッタ……

……



―須賀邸―


京太郎「……はぁ……」グテー

母「どうしたの京太郎、そんなに疲れて」

京太郎「いや……なんでもない……」

京太郎(結局なんだったんだ……あの後は何も無かったし……)

京太郎「……」

京太郎(でも、なんだろう……あのオッサンどっかで)

コンコンコンコン

京太郎「……ん?」

コンコンコン

京太郎「……」

京太郎(誰か玄関をノックしてる……?)

コンコンコンコンコンコン

京太郎(なんでチャイムを鳴らさな……)

コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン

京太郎「……」

コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン

京太郎「っ……」ゾク

京太郎「な、なあ母さん!さっきからずっと玄関のドアをノックされてんだけど!」

母「えー?本当ー?」ジャバジャバ

京太郎「でてくれよ!なんかしつこくて……」

母「洗い物してるんだから京太郎出てよー」ジャバ カラン

京太郎「そっ…………!……ったく……!」ガタ

スタスタ

京太郎「……」

京太郎(や、俺の考えすぎか……。流石に撒いたはずだし)

ガチャッ

京太郎「はーい」ギィ


シーン……


京太郎「……?」

京太郎(誰も……いない……?)

京太郎「……はぁ」

京太郎(なんだろう、動物とかか)

京太郎(な――……)


男「……」


京太郎「……――え」

男「……」

京太郎「……」


京太郎(あいつ)

京太郎(家の、塀の外から……こっち見てるあのおっさん)

京太郎(あいつ、あいつだ)

京太郎(夕方の……あいつだ……!!)


男「……」


京太郎「な……な……」

京太郎(なんだこいつ……なんだこいつ)

京太郎「な、なんの用ですか……!あんた……!」



男「………………鬼門」



京太郎「っひぃっ!!!」バターン

タッタッタ!

京太郎「か、母さん!!家の前に変な人が居るんだけど!!」

母「はぁ?変な人?」

京太郎「そ、そう!!なんか、禿げたおっさんでさ!!」

母「ちょっと見てくるわ」スタスタ

京太郎「ちょ、あ、危ないって!」

母「見るだけだから大丈夫よ」スタスタ

ガチャッ

母「……」

京太郎「か、母さん!俺の後ろに隠れて――……」

母「何もいないじゃない」

京太郎「……――え?」

シーン

母「……あんた、疲れてる?」

京太郎「ほ、本当だって!!確かにあそこにいたんだ!!」

バタン

スタスタ

母「ほらほら、もうバカ言ってないでさっさとお風呂入っちゃいなさい」

京太郎「でも本当に――……」

<ワーワー

京太郎「……――?」


『……ロン』

『また決まった―!!大沼プロ、捲り上げた―!!』


母「まーた麻雀の番組……」

京太郎「……こいつだ」

母「え?」

京太郎「こいつだ、大沼プロだ」

京太郎「俺が言ってた変なおっさん、こいつだよ!!」

京太郎「大沼プロがさっきあそこに本当にいたんだよ!!」

母「……」

京太郎「さっき塀の外から――……」

母「京太郎」ポン

京太郎「え?」

母「あんた、ここ最近ずっと麻雀の勉強してて碌に寝てなかったでしょ」

母「もう寝なさい……暖かくして、風邪引かないように」

京太郎「ほ、本当だって!本当なんだって!!」

母「さ、カピは今日はママと寝ましょうねー」

カピ「ピカピ」

京太郎「母さん!母さーん!!」


……

―翌朝―

スタスタ

京太郎「ふあ……ふぅ……」

京太郎(……結局、信じてもらえなかったな……本当なのに)

京太郎「……」

京太郎(でも、もしかしたら大沼プロに似てるだけのおっさんだったのかもな……)

京太郎(いや、それでも問題だけども)

京太郎(もう来ないといいな……今の所、家の外にも居なかったし、つけられてる様子も)


「京ちゃん」


京太郎「っ!!!!!?」ビクゥッ!!!!

咲「はゎっ!?」ビクッ!!

京太郎「って、さ、咲?咲か……」

咲「ご、ごめんね?驚かせちゃって……」

京太郎「いや、いいんだ……ごめん、おはよう」

咲「う、うん……おはよ」

京太郎(ビックリした……良かった、咲か……)

京太郎(……ん?咲?)

咲「……っ……」

京太郎「……」

京太郎(……あ)

京太郎(そうだ……俺、昨日……)

咲「あの、ね?京ちゃん……」

咲「なんで…………麻雀部、やめちゃったの……?」

京太郎「……」

京太郎(……――部活、やめちゃったんだっけ)

京太郎「……ごめんな」

咲「う、ううん……でも、何で――……」

京太郎「……悪い、咲」

咲「え?」

ダッ

咲「え!?京ちゃん!?」

京太郎「ちょっと急ぐから先行く!ごめんなー!!」タッタッタ

咲「……京ちゃん……」


タッタッタ……

京太郎「っ」

京太郎(だっせぇ……!だせえぞ俺!!何逃げて来てんだよ……!)

京太郎(本当に根性なしだ俺……!!素直に言えばよかったんだ!!)

京太郎(『弱すぎて自信がなくなったから、やめました』って――……)

タッタッタ

京太郎「……」

京太郎(……あぁ……)

京太郎(……駄目だな、俺……本当)

京太郎(駄目な奴だ……)

ガサッ

京太郎「ん?」

京太郎(なんだ?今……道の左の山の奥)

京太郎(何か――……)

ガサッ!!ガサガサガサガサッ!!!!

京太郎「……」



大沼「……」ガサガサガサッ!!!



京太郎「う」

京太郎「う……~~っ……!!!?」


大沼「……」ガサガサガサガサ!!!!!


京太郎(あ、あいつだ……!!)

京太郎(あいつが、山の奥を……走ってる……!!!)

京太郎(俺の事)

京太郎(俺の事を凝視しながら)

京太郎(俺に平行して、走ってきてる!!!!)

京太郎「う」

ダァッ!!!!!

京太郎「うわああああああああ!!!!!!!!!」タッタッタ


ガサガサガサッ!!!!!


京太郎「ひっ……!ひい……!!」

京太郎(は、走らなきゃ!!あいつより早く走らなきゃ!!)

京太郎(右にはガードレール、その向こうは少し高い崖だ……!!)

京太郎(後ろには、咲がまだ歩いてる……巻き添えにしちまう!!)

京太郎(前しか、逃げ道が無い……!!)チラッ


大沼「…………」ガサガサガサガサガサガサ!!!!!!!


京太郎「ひぃっ!!!!」

京太郎(とにかく走るんだ……!!もうすぐで人気の多い場所に、開けた場所に着く!!!!)

ガサガサガサッ


京太郎「えっ?」


大沼「…………」ガサガサガサガサ


京太郎「う」

京太郎「うわぁぁぁっ!!!!」

京太郎(こ、こっちにきやがった!!!!今まで並走してたのに!!いきなりっ!!!)


大沼「…………」ガサガサガサガサ!!!!

ガサッ!!!


大沼「………………おはぎ」タッタッタッタッタ



京太郎「ひぃぃぃ!!!」

京太郎(山から抜けてっ!!!道路に来たっ!!!!)

プァァァ――――!!!!!


京太郎「うわぁっ!!!!!」ガバァッ!!

キキィー!!!!

……

ドサァッ!!

京太郎「はぁっ……!!はぁっ……!!」

ガチャッ バタン

女「だ、大丈夫ですかっ!!?」タタタ

京太郎「はぁっ……!!はぁっ……!!?」

京太郎(あれ……あ、あいつは……)キョロキョロ


シーン


京太郎(……いなく、なっ……た……?)

女「もう!危ないでしょ!いきなり飛び出してきちゃ!!」

―学校―

スタスタ

咲「おはよー……」

クラスメイト「宮永さんおはよー」

咲「おはよ……あれ?」キョロキョロ

クラスメイト「ん?どしたの?」

咲「えっと……京ちゃ……須賀君は?」

クラスメイト「京太郎君?さっき保健室行ったよ」

咲「え?保健室?」

クラスメイト「うん。なんでも来る途中に怪我しちゃったみたい」

咲「怪我……!?」


―保健室―

京太郎「いつつ……」

保険医「もう、なんで登校するだけで怪我してるの」ペタペタ

京太郎「すみません……」

保険医「はい、おしまい」ペシン

京太郎「いだっ!」

保険医「全く……歩ける?」

京太郎「はい、なんとか……」

保険医「そう、それじゃ私は職員会議行ってくるから痛みが引いたら教室に帰りなさいよ」

京太郎「はい、分かりました」

保険医「それじゃ、御大事に」

ガラッ ピシャン

京太郎「……はぁ」

京太郎(……)



大沼『………………おはぎ』



京太郎(どうしよう……)

京太郎(あいつの事……先生達に相談した方がいいのかな)

京太郎「……」

京太郎(やっぱり相談した方がいいよな……)

京太郎(俺以外にもこんな目に遭わせないようにしなきゃ)

スクッ

京太郎「よし」

京太郎(それじゃ……教室じゃなくて職員室に)


スタスタ


京太郎「!!」


スタスタスタスタ

京太郎「……」

京太郎(この、足音……保健室に向かってきてる)

京太郎(……まさ、か……)

スタスタ…… ピタ

京太郎(…………っ)

ガラッ!!


京太郎「……っ!!」


スタスタ

優希「せんせぇー……ちょっと体調が」

優希「……――って」


京太郎「……」

優希「……京、太郎……」

京太郎「…………はぁぁぁ……」ヘナヘナ

優希「って、ええ!?ど、どうした!?」

京太郎「いや、優希か……本当にびっくりした……」

優希「だ、大丈夫か……?」

京太郎「悪い悪い、ちょっと色々あって――……あ」

優希「……」

京太郎(……これまた、気まずい奴が……)

京太郎「……えっと」

優希「……なあ、京太郎……」

京太郎「……」

優希「……本当に辞めるのか?」

京太郎「……」

優希「え、えっと」

優希「あの、一昨日言った、弱いなんちゃらっていうのは冗談というか」

優希「その」

優希「えっと……」

京太郎「……優希」

優希「やめるのは……考えてみて欲しいというか」

京太郎「……」

優希「えっと、いや、正直、私も言い過ぎたし」

京太郎「……――優希」

優希「あう、えっと、うう……」

京太郎「……優希」

優希「と、とにかく!」

京太郎「おい、優希」

優希「気にすることは――……え?」

京太郎「優希……こっち」

優希「え……京太郎?」

京太郎「こっち、来い」

京太郎「ドアの方……振り向かずに」



大沼「……」



京太郎「早く……こっち……!!来い……優希……!!」

優希「え?な、なにが」

京太郎「振り向くな!」

優希「っ!?」ビクッ


大沼「…………」


京太郎「いいから……こっち来い」

優希「う、うん……」スタスタ

京太郎「……ここ、座ってろ」

優希「ど、どうした?ドアに何か……」

京太郎「……優希」

優希「え?」

京太郎「しばらく、耳と目……塞いでてくれ」

優希「……」ギュッ

京太郎「……あ、アンタ……なんなんだ」

大沼「…………」

京太郎「なんで俺をつけてるんだよ!!警察に突き出すぞ!!」

大沼「……」

京太郎「……っ……」

ガシッ!!

京太郎「どっか!!」

ブンッ!!!!

京太郎「いけよぉっ!!!!!」


バリィン!!!!!


優希「ひっ!?」ビクッ

大沼「……」バッ!!

京太郎「!!待ててめぇっ!!」ダッ

ガラッ!

京太郎「逃げるなっ!お前っ」バッ

保険医「須賀!!どうしたの!今の音!!」スタスタ

京太郎「せ、先生!!」

保険医「あー!薬瓶が割れちゃってるじゃない!」

京太郎「先生!!今そっちに男が行きませんでしたか!?」

保険医「え?」

京太郎「禿げてて、ヒゲ生やしたおっさんが行きませんでしたか!?」

保険医「や、私は忘れ物取りに……こっちから来たからちょっとわかんないけど」

京太郎「……じゃあ、反対側に……?」

優希「きょ、きょうたろぉ……!?」ビクビク

京太郎「ん?……あ」

優希「も、もういい……!?ねぇってばぁ……!」フルフル

保険医「……ちょっと須賀……」

京太郎「あ、いや」

保険医「いやらしい事してて……誤魔化すためにそんな事いってるんじゃないでしょうね……」

京太郎「ほ、本当です!!本当なんです!!!!」

優希「ま、まだかぁ……!?」ビクビク

―教室―

ガラッ

京太郎「はぁ……」

咲「!京ちゃ……」

クラスメイト「おー!どうしたんだよ京太郎ー!」

クラスメイト2「なになにー?重役出勤じゃーん」

京太郎「はは……色々あってな……」

咲「……っ」

咲(京ちゃん……大丈夫なのかなぁ)

ガラッ

先生「ほら、席つけー」

咲(……次の休み時間に話してみよう)

先生「えっと、突然だが、今日はこれで終わりだ」

生徒「「「えぇ!!!?!」」」

先生「ちょっと校内に不審者が紛れ込んだとある生徒から報告があってな……今日は自宅から出ない様に」

ザワザワ

「まじかよ」「やったぁ!」「早く帰ろうぜ」

咲「……」チラッ

京太郎「…………」

咲(……まさか、京ちゃんの怪我と何か関係が……)

先生「あー、それと……須賀」

咲「!!」

京太郎「……はい」

先生「お前はちょっと残ってくれ……それじゃ、号令」

<キリーツ レーイ

先生「よし、先生達が誘導してるからそれに沿って安全な道で帰れよー」

ザワザワ

先生「……それじゃ、須賀」

京太郎「はい……」

咲(……京ちゃん……)

ブロロロロロ……


先生「はは、お前が変質者につけ狙われるとはなぁ」

京太郎「笑い事じゃないですよ……」

先生「すまんすまん、まぁちゃんと家まで送ってやるから」

京太郎「お願いします……」

先生「しかし、最近お前目のクマ凄いなと思ってたが……こんな状況じゃ眠れやしないよなあ」

京太郎「はは……まぁ、でも家の中は安全ですから」

先生「あはは、違いない」

京太郎「あ、先生。赤ですよ」

先生「おっと」

キィー

先生「すまん話に夢中で」

京太郎「はは、しっかりして下さいよ」

京太郎「……」

京太郎「…………あ、れ」

先生「ん?どうした?」

京太郎「……」

先生「……須賀?」

京太郎「……」

京太郎「先生、青、です」

先生「ん?ああ、すまん……で?どうかしたか?」

京太郎「……走ってください」

先生「え?」

京太郎「走ってください」

先生「走ってるが」

京太郎「もっと!速く!!走って!!!!」

京太郎「乗ってる!!!…………後ろの車!!!!」


大沼「……」


京太郎「あいつが……あいつが乗ってる!!!!」

先生「なにっ!!!?」

京太郎「後ろ見ないで!!走って!!」

先生「そ、そういうワケにもいかんだろう!」

京太郎「いいから!!」

先生「いや!ちょっと降りて先生が捕まえて――……」

京太郎「駄目!!駄目だって!!」

京太郎「あいつ……いや!!」

京太郎「あいつら……!!!!一人じゃない!!!!!」

先生「一人じゃない……!?」チラッ

先生「…………たし、かに……見えにくいが、車に何人か乗ってる……!」

京太郎「あいつら!!!笑ってる!!!!」

京太郎「笑ってるよ!!!!あいつ!!!!」

大沼「…………」ニコォ

京太郎「遊んでる!!」

京太郎「俺たち二人追いかけて……あっ、あ、遊んでるんだ!!!!」

先生「ど、どうする……!」

京太郎「……!」

先生「一先ず、警察署がしばらく行った所にあるから、そこまで」


ガチャッ!!


先生「!!!?須賀ぁ!!!?」

京太郎「多分あいつらの狙いは俺です!!!!」

京太郎「車だと小回りが利かないと思うんで……俺、走って帰ります!!」

先生「ば、バカっ!!」

京太郎「先生!さようならっ!!!」

バッ!!!

先生「須賀ぁ――――!!!!」

ドンッ ゴロゴロゴロゴロ!!

京太郎「ぐぁぁっ!!……――くっ!!!」ガバァッ!!

京太郎「っ!!」ダッ!!

タッタッタ

京太郎「はぁっ!!はぁっ!!」

京太郎(すぐに小道に入ったから……多分、大丈夫だ……!!)

京太郎(もし、俺に気付いたとしても……そんなに早くは)



タッタッタ



京太郎「……」

京太郎「……」クルッ

京太郎「……」

京太郎「…………――嘘、だろ」



大沼「………………」タッタッタッタ



京太郎「う、あぁ」

大沼「…………」タッタッタッタ

京太郎「わ、わぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!!!」

京太郎(あ、ありえるか!こんなの!こんなんありえるか!!!)

大沼「…………」タッタッタッタ

京太郎「な、なんで」

京太郎「なんで俺を追いかけんだよ!!!!!」

京太郎「何がしたいんだよぉ!!!!!!!!!やめてくれよぉ!!!!!!!」



大沼「…………素敵なくらし」タッタッタッタ



京太郎「……!!!!?」


大沼「…………膝の皿を使って」

大沼「…………飯をよそう」

大沼「…………素敵なくらし」

霞「咲の魅力はキャラクターの多さなの」

霞「様々な人が、色々なキャラクターを好きになっているわ」

霞「それを欲望のために汚すような行為は、当然反感を買うことになるのよ」

小蒔「じゃあ、こんなしょうもないSSのために永水女子を使ってファンの感情を汚していいんですか!?」


霞「そう。ちょうど今これを見ている永水女子が好きなお方は、相当な不快感を感じているでしょうね」

霞「それと同じ感情を京太郎スレで感じる方が多くいるということを知って欲しいのよ」

初美「ふんふむ」

京太郎「!!?……!!?……!!!!!?」


大沼「………………痙攣」

大沼「………………脳内のポリープ」

大沼「………………単騎待ち」


京太郎「わ」

京太郎「わけ、わかんねぇっ」

京太郎「わけわかんねぇ!!来るなぁぁ!!!!」

京太郎「来るなぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!来るなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


大沼「………………喉仏は」

大沼「………………悲願なので」

大沼「………………素敵なくらしを」

大沼「素敵なくらしを……素敵なくらしを」


京太郎「うぁぁぁっ!!!!うぁああぁぁぁあ!!!!」

京豚はキモいんだよ 神聖不可侵である百合漫画の咲に手を出すんじゃねえ チンポ脳どもが
百合は神聖なもので 男は汚いの わかる? お前らのしてることは いちゃついてる女の子達に うんこ投げつけて喜んでるようなものなんだよ

あと 咲が百合漫画じゃないとか言ってる奴はアニメ見てないだろ 麻雀興味ないから 原作は知らないけど あんな百合百合してる素晴らしいアニメの原作が百合漫画じゃないわけがない それに 作者も百合好きらしいし 咲が百合漫画だというのは 紛れもない事実

それに 百合が世間ではマイナーだとか 言ってる奴がいるけど そんなわけ ねーだろ なのはやゆるゆり らきすたがどれだけ人気だとおもってんだよ こんな当たり前のことも理解できずに 性欲のためだけに喚き散らすから京豚は馬鹿にされるんだよ

ズザァァァッ!!

京太郎「はひぃう!!!!」

京太郎(よ、ようやく開けた場所に着い――……)


タッタッタ


京太郎「……」

京太郎(なん、だ)

京太郎(なんだ、向こうから走ってくる人)

京太郎(こっちを、凝視しながら……こっちに向かって――……)




健夜「……」タッタッタッタッタ



京太郎「わ、あ、あう」

京太郎「あっ、わぁぁぁっ、わあああああっ」

京太郎(同類だ……!!多分、あの人、大沼の……!!同類だ!!!!!)

ふんふむは立ち上がらなくてはならない。


今現在、ふんふむは荒らしという不当な扱いを受けている。


弾圧に屈してはならない。悪を許してはならない。




私は、このスレッドに正義の言霊を書き連ねた。

今後、悪にとり憑かれた京豚スレが現れた場合、このスレの言霊たちを思い出して欲しい。

そして、粛々と『浄化』に勤めていただきたい。繰り返すが、ふんふむは荒らしではない。

愛であり、警告であり、怒りであり、悲しみである。

京太郎は問題でも起こさせて、小悪党扱いで綺麗に処分するのが一番。
汚い金髪にしてるようなDQNだし、小悪党にしても矛盾はない。
それなら、背景にすら出る事もないし、厨も公式での扱いに冷めて消滅するだろうから丁度いい。

ダッ!!

京太郎「はひっ!!」

タッタッタ


大沼「…………素敵なくらし」タッタッタ

健夜「待ってよー」タッタッタ


京太郎「はぁっ、はぁっ!!!!」

京太郎(なん、だ、こいつらっ)

京太郎「なんなんだ!!あんたらぁっ!!!!」


健夜「きっと止まればいいよ。そこに腰を据えるんだよ」

健夜「きっといい人生が待ってる。全てが生まれ変わる」

健夜「多分あなたも分かってるはずだよ」

健夜「アラサーだよ」


京太郎「わああぁぁぁっ!!!来るなぁっ!!!来ないでくれぇぇっ!!!!」

ふんふむは立ち上がらなくてはならない。


今現在、ふんふむは荒らしという不当な扱いを受けている。


弾圧に屈してはならない。悪を許してはならない。




私は、このスレッドに正義の言霊を書き連ねた。

今後、悪にとり憑かれた京豚スレが現れた場合、このスレの言霊たちを思い出して欲しい。

そして、粛々と『浄化』に勤めていただきたい。繰り返すが、ふんふむは荒らしではない。

愛であり、警告であり、怒りであり、悲しみである。

タッタッタ

京太郎「!!」

京太郎(前から人が!!)

京太郎(た、助けを)

京太郎「す、すみませっ……」

京太郎「……」

京太郎(……なん、で……この人……)

京太郎(俺の事、凝視、して…………)

京太郎(走って……)



照「美しい暮らしなどいない」ギュルルルルル



京太郎「……」

京太郎「ウワァァ」

京太郎「ウワアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!」

大沼「………………尿道」

健夜「きっと、素晴らしい威光を授かれるよー」

照「ここには健康的なハイエンドなどいない」



京太郎「ウワアアァ!!!!!ウワアアアアア!!!!!」

京太郎(逃げ道っ!!逃げ道!!っは!!!!)

京太郎「っ!!!!」

京太郎(か、河に……!!)

ガシッ!!

バッ!!

京太郎(飛ぶしかねぇぇっ!!!!!)

バシャーン!!

京太郎「っっぷはぁっ!!!」

辻垣内「腹を切れ」バシャバシャ

京太郎「うああああああああああああああああ!!!!!!!!」

―須賀邸前―

咲「……」

ズザッ

咲「!!」


京太郎「ぜぇっ……ぜぇっ……」ヨロッ


咲「京ちゃん!」ダッ

ガシッ

咲「大丈夫!?京ちゃん、大丈夫!?」

京太郎「さ、き……どうして」

咲「だって、京ちゃんが心配だったから……大丈夫だったの!?」

京太郎「はぁっ……はぁっ……変な、奴らに……追いかけられまくって……」

京太郎「でも……はぁっ……皆、撒いてやったぜ……」

咲「と、とにかく休まなきゃ!!」

ガチャッ

京太郎「ただ、いまっ……」

シーン

京太郎「誰も、いない……か」

咲「大丈夫?早く休まなきゃ!」

グイッ

咲「靴、脱げる?」

京太郎「大丈夫、だっての……」

咲「……もう……無理しちゃだめだよ……」


―京太郎の部屋―

ドサッ

京太郎「はぁっ……!はぁっ……!!」

咲「すごく疲れてる……」

京太郎「……はぁっ、わるい、な……咲」

咲「ううん、気にしないで」

京太郎「っ!そ、そうだ……!」

ムクッ

咲「!だ、だめだよ!寝てなきゃ!!」

京太郎「あ、あいつらの事……警察に、電話しなきゃ」

咲「だめ!休まなきゃ!!」

京太郎「……咲」

咲「休みなさい!」

京太郎「……」

咲「もう、本当に京ちゃんはいつもいつも……」

京太郎「……咲」

咲「……ん?」

京太郎「……悪かった」

京太郎「勝手に……部活……やめて」

京太郎「お前、らに……相談も無い、ままで……」

咲「……京ちゃん」

京太郎「俺……情けなかったんだ」

京太郎「一人だけ、才能なくて……」

京太郎「俺だけ、必要とされなくて……」

京太郎「くやし、かったんだ……」

ギリッ……

京太郎「悔しかったんだ…………本当、は」

咲「……」

京太郎「いつの、間にか……麻雀自体を……すげぇ好きに、なってて」

京太郎「でも、才能も……頭も足りなくて……」

京太郎「お前たちに…………すげえ、嫉妬……してた……!!」

咲「……」

京太郎「そんな、ちっぽけな……屑なんだ……俺は……――俺はっ……!!」

ナデ……


京太郎「!!」


咲「…………そんな事ない」


京太郎「……咲」

咲「そんな事ないよ」

咲「京ちゃんは京ちゃんなんだから」

咲「そのままで……いいんだよ」

咲「屑なんて……言っちゃ駄目」

咲「私は、知ってるよ」

咲「京ちゃんの良い所も……勿論、悪い所も」

咲「でも、そんな私が見ても……」

咲「京ちゃんは、ゼッタイゼッタイ……屑なんかじゃないよ」

京太郎「……――――咲……」

咲「だから、休まなきゃ……」

京太郎「………………え?」

咲「休まなきゃだよ。京ちゃん」

咲「ちゃんと休むのは肯定だよ。休めばきっとわかるんだ」

咲「人生はきっと美しいって」

京太郎「……」

ヴーヴー

京太郎「……携帯……が」ゴソッ

咲「皆、屑は休まないし休めないよ。風が吹くもの」

咲「だから休んだら今度は風になるの。次は鬼ごっこの鬼役になるの」

咲「そうすればもう誰もが休めない、全部風速が持っていくの!」

京太郎「……」


着信:宮永咲


咲「全部全部!!!!!美しい人生が始まって終わっていくの!!!!」

怖すぎワロタ

元ネタなんだろう

ピッ

咲『あ、もしもし京ちゃん?』

京太郎「……咲」

咲『うん、大丈夫だった?』

京太郎「……何が」

咲『ううん、今日、クラスでなんだか様子おかしかったし……』

京太郎「……」


咲「次は皆を箱の船で雨の洪水に浮かべるの!!!!!」

咲「きっと皆は『助けてー』って言うよ!!!!!!!!」

咲「でも駄目!!まだ駄目!!!!」

咲「だってそれはまだ人生じゃ、生きている人じゃないから!!!!!」


京太郎「………………」

咲『京ちゃん?どうしたの京ちゃん!』

咲『京ちゃ――……』ピッ

京太郎「……」


咲「まるでそれはア・プリオリな頸椎上の宣教師みたいに」

咲「笑って泣いて、食べて、転んで、交わって生きるの!!!!」

咲「素晴らしいでしょ!!!」

咲「だって皆カルテを待ちわびる間に」

咲「脂ぎった肉を精一杯頬張る事ができるんだよ!!!!!」

咲「誰だって止める権利なんてないよ!!!!!!!きっと自分自身にだって!!!!!」

咲「京ちゃん!!!!踊ろう!!!!踊ろうよ!!!!!もうすぐ車が来るよ!!!!!」

咲「大変な事なんだよ!!!!そしてコレはとっても大事な事!!!!!」

咲「踊ろう!!!!!!!!!!京ちゃん!!!!!!!!!!!!!」

咲「人生は!!!!!!!!!!!美しいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



京太郎「……」

京太郎「人……生……?」

スタスタ

大沼「…………人生」

えり「七転八倒とは言うけどねぃ」

藤田「人を殺して食べる飯は糧になるのか」

辻垣内「それを趣味と、スポーツと言い張る姿はまるで」

衣「跳梁跋扈の魑魅魍魎」

美穂子「人は一人では生きられないもので」

豊音「気付いた時にはやりたい事がちょーしんどいよー」

淡「それでもご飯をお腹いーっぱい食べたくなるのは」

洋榎「ひとえに欲望のお陰っちゅうやつや」

健夜「アラサーだよ」

はやり「だから素直になるのが一番☆」

咲「愛おしい人は放っておいて」

照「邪魔な人は撲殺し尽くさなきゃいけない」

戒能「それが、ビューティフル・ライフ」

京太郎「人生七転八倒とは言うけど」

京太郎「人を殺して食べる飯は糧になるのか」

京太郎「全てをモラルと、常識と言い張る姿はまるで」

京太郎「跳梁跋扈の魑魅魍魎」

京太郎「俺は一人では生きられないもので」

京太郎「気付いた時には一人だった!!!!一人きりだった!!!!」

京太郎「それでも飯を食べたくなるのは」

京太郎「俺に欲望しかないからだ!!!!!」

京太郎「だから素直になるのが一番で」

京太郎「愛おしい人は放っておいて」

京太郎「邪魔な人を殺しに行こう!!!!!!!」

京太郎「それが、ビューティフル・ライフ!!!!」

京太郎「それが、ビューティフル・ライフ!!!!」

京太郎「それが、ビューティフル・ライフ!!!!」

京太郎「それが、ビューティフル・ライフ!!!!」

>>199

えり×
詠○

ねむい

―長野のとある病院―


母「あの……先生……それで、京太郎は……」

医師「……大変申し上げにくいのですが……雀力に起因する心因性知覚障害です」

母「……雀……力……?」

医師「えぇ、京太郎さんは麻雀部に所属されてましたね?」

母「はい……」

医師「それで、全国大会まで勝ち進んだとか……原因はそれです」

医師「麻雀の手練というのは、特殊な波といいますか、そういうものを放っておりまして」

医師「その波長によって精神に影響を及ぼすケースが稀にあるんです」

母「……」

医師「まあこれは普通その波を放っていない普通の人間には影響がないんですが……」

医師「おそらく京太郎さんはあまりにも強い雀波を間近で長い年月をかけて浴び続けてきたのでしょう」

医師「……きっと、京太郎さんのご学友の方の仲に……強い雀波の発信者がおられます」

医師「今回はきっとその影響により、京太郎さんの麻雀に対するコンプレックスが」

医師「“今までに見た麻雀の強い人々が追ってくる”という幻覚をみせたのでしょう」

スタスタ

咲「……」


―京太郎の病室―


コンコン

咲「京ちゃん……京ちゃん、お見舞いに来たよ」

咲「……」

ガラ

咲「京ちゃん、お花を持ってきたよ」

咲「……」


サァァァ……


咲「……京ちゃん?」

咲(いない…………あれ?)

咲(窓………………開いてる)

――東京――

「いやぁ、今日も流石でした!大沼プロ!」

「また今度もお願いします!御疲れ様でした!!」

大沼「…………お疲れ」

スタスタ

大沼(帰って一杯やるか……)スタスタ

大沼「…………」

ピタ

大沼「……?」



京太郎「はぁっ……はぁっ……!」ニコォ…



大沼「……!?」

大沼(何だ……?この、寝巻きの格好をして)

大沼(ツルハシを持っている少年は…………)

………………


ガチュッ  ガチュッ  ガチュッ


京太郎「愛おしい人は放っておいてっ」


ガチュッ  ガチュッ  ガチュッ


京太郎「邪魔な人を殺しに行こうっ」


ガチュッ  ガチュッ  ガチュッ


京太郎「それが、ビューティフル・ライフ」

京太郎「それが、ビューティフル・ライフ」

京太郎「それが、ビューティフル・ライフ」

京太郎「それが、ビューティフル・ライフ」



カン!

会社に疲れたので書きました
会社は爆ぜればいいと思います
明日もお仕事です
おやすみなしあ

>>185
元ネタはありませんがちんちんがかゆいです

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