アルミン「掘りごたつ」(103)

訓練兵団 今は使われていない小屋

キース「ここならばどうだ?アルレルト訓練兵」

アルミン「はー…」

アルミン「十分だと思います」

アルミン「しかし、この場所を使用させていただいて、本当によろしいのですか?」

キース「うむ、これで訓練兵の士気も上がるというのなら安いものだな」

アルミン「ありがとうございます。必ずご期待に応えてみせます!」

翌日

ライナー「で、どういうことだ?アルミン」

ジャン「いきなりじゃねぇか」

ベルトルト「せっかくの休日なのにね」

コニー「ホントだぜ~」

アルミン「あはは、ゴメンゴメン」

アルミン「実は教官から、談話室の設計を頼まれてさ」

ライナー「談話室だと…?」

ベルトルト「話す場所…てことだよね?」

アルミン「そうそう」

アルミン「実は教官に兵士の士気を高める方法を相談されてさ」

ジャン「マジか?」

アルミン「うん、あの人はハゲだけど人一倍優しい人なんだ」

アルミン「調査兵団の団長をしていた時もあるし」

アルミン「一人でも一人前の兵士が増えて死なないように願ってるんだよ」

コニー「サラッとひどいことも言ってるよな」

アルミン「それで僕が考えたのが談話室の設置なんだ」

ライナー「談話室の設置か…」

ベルトルト「それで、この小屋を使用してもいいってなったわけだね」

アルミン「そういうこと」

ジャン「なんだよ面倒だな。なんで俺がそんなこと」

コニー「いいんじゃね?訓練ばっかりじゃつまんねーしな」

アルミン「さすがコニー」

アルミン「この作業は結構時間がかかると思うんだ」

アルミン「単純に別の作業で気を紛らわせる効果もあると思うよ」

ライナー「なるほどな」

アルミン「それに…もちろんみんなにとってもいいことがあるかもね」

ベルトルト「ん?」

ジャン「は?なんだよ?」

ライナー「む?」

コニー「?」

アルミン「ふふふ」

ライナー(そういや、エレンの奴がいないな…)

ライナー「なあ、アルミン」

アルミン「なに?」

ライナー「エレンはどうしたんだ?」

ライナー「こういう話はまず、親友のエレンからじゃないのか?」

アルミン「ああ、エレンね。もちろん話すよ、後からね」

ベルトルト「後からだって?」

ライナー(なにやら、アルミンの陰から瘴気が出てる気が…)

アルミン「まず、この作業は基本的に僕らが共同でやるとされてるんだ」

アルミン「だから、教官の監視はないと考えて問題ない」

ライナー「ほう…」

ジャン「…」ピク

アルミン「で、もうすぐ寒くなってくるし…」


アルミン「やっぱり、暖房器具の設置が一番いいと思うんだ」

ベルトルト「それは…確かにね」

コニー「なんだよ、暖炉でもつくるの?」

アルミン「まあ、それもいいけど…」

アルミン「掘りごたつがいいんじゃないかな」

ライナー「掘りごたつ…だと?」

ジャン「どんなのだよ…それ」

アルミン「えっとね…ほらここ見て」

アルミン「ここに大きめの穴があるでしょ?」

ジャン「ああ」

アルミン「元々はここから床下にいけるわけなんだけど、ここを改造して…」

アルミン「壁でしきれば、ちょうど椅子に座るような形で床に座れるでしょ?」

ベルトルト「うん、そうだね」

アルミン「後は、上に毛布みたいな物と、机を置けば…」

アルミン「楽な形でくつろげるってわけさ」

アルミン「もちろん、足下は暖房器具を設置して密閉してるから暖かいって寸法だね」

コニー「おお~それは気持ち良さそうだな~」

ライナー「悪くないな」

ベルトルト「訓練のあとで、冷え切った体を癒せるね」

ジャン「いいじゃねぇか…でもよ…」

ジャン「それが、俺たちにとっていいこと…てわけじゃないよな?」

アルミン「もちろんだよ」ニコ

アルミン「いいかい?掘りごたつは足が…というより、下半身がすっぽり入るわけだから…」


アルミン「下から丸見えっていうね…特典が」

ジャン「…」

ライナー「特典…て」

ベルトルト「つ、つまり…」ゴク

コニー「え?え?」

アルミン「女子を呼んで…僕らはその下で…彼女らの生足を見る」

ライナー「……」

ライナー「……」

ライナー「…いい」

アルミン「よし、決まりだね」ニコ

ジャン「おい…てことはうまくいけばミカサとかも…」

アルミン「かもね」ニコ

コニー「え?意味がわかってないのは俺が馬鹿だからか?」

ベルトルト「そうだね」

コニー「おい!ひでーよ!」

ジャン「でもよ、こんな穴の中に潜んでたらバレるだろ?」

アルミン「ここは床下にいけるわけだから…隠し通路みたいなものをつけて」

アルミン「それを開閉式にすればばれないよ」

ライナー「成程…外の床下から潜入できるようにするわけか」

アルミン「うん、そういうこと」

ベルトルト「でも、うまく女の子の生足見れるかい?」

ベルトルト「ただでさえ、これから寒くなってくるのに…」

アルミン「そこは大丈夫だよ」

アルミン「基本的に談話室の使用時間は男女で別れるだろうから…」

アルミン「寝間着でくる子もいると思うよ」

アルミン「ここを暖かくしておけばなおさらね」

アルミン「だから、うまくいけばショートパンツ姿とか見れるかもね」

ライナー「く…それでも十分だが…」

ライナー「そこ止まりか…」

アルミン「さすがに、女子しかいなくても、下着姿にはならないよ」

ジャン「だよな…」

ベルトルト「というより、アニは多分ロングパンツしか履かないだろうしね」

アルミン「まあ、普通ならね」

ジャン「ん?」

ライナー「ん?」

ベルトルト「なに?」

コニー「…意味わからん」シクシク

また書きます。

アルミン「まあ、そこでエレンの出番というわけさ」キリ

ジャン「あの野郎か…」

ライナー「親友を餌にするとは…アルミン…」

アルミン「それはそれ、これはこれさ」キリ


数日経過

女子寮

「ねえねえ、聞いた~?」

「うん、あの話って本当なの?」

「うんうん、男子たちが例の古い小屋に駆り出されてるって話」

「なんかくつろげる部屋にしてるんだってさ~」

「暖房器具とか、ソファとか机とか設置して、けっこう本格的らしいよ」

「へ~~たのしみ~~~」

ザワザワ

クリスタ「すっかり、あの話題で持ちきりだね」

サシャ「ですね」

ユミル「談話室…だっけか?そんなんの何がいいんだ?」

クリスタ「噂では掘りごたつがあるらしいよ」

ユミル「なんだそりゃ?」

クリスタ「詳しくはわかんないけど…とにかくすごいんだってさ」

ユミル「はあ…」


アニ「……なんだか、いきなり活気づいたね」

ミーナ「うん、だね」

ミーナ「アニはこういうの苦手なんじゃない?」

アニ「そうでもないよ…」

ミーナ「ひょっとして…少し楽しみとか?」

アニ「寒いのは苦手だしね」

アニ「私はか弱い乙女だから」

ミーナ「…」ププッ

アニ「…蹴られたい?」

ミーナ「だ、だって…アニがか弱いとか…」

アニ「ま、どうせわかってもらえないよ…」

アニ「まったく…」


女子寮 外

エレン「いてぇ…肩凝った…」

ミカサ「エレンは無理し過ぎだと思う」

ミカサ「もっと休むべき」

エレン「いや…訓練よりも談話室づくりがな…」

ミカサ「肩を揉んであげる」

エレン「マジか?サンキュー」

アニ「…ふん…」

ミーナ「どうしたの、アニ?窓の外見ちゃって…」

ミーナ「誰かいるの?」

アニ「なんでもないよ、誰かいても関係ないし」


ミーナ「んん?」チラ

ミーナ(あ、ミカサとエレンだ…)


エレン「痛いって、ミカサ…力入れ過ぎだ…!」

今はこの辺りで

書きますね
>>1です

それから、何日も経過

談話室の小屋

ライナー「よし、いよいよ完成だな!」

ベルトルト「そうだね」

ライナー「予想以上に疲れたが……」

ベルトルト「いい気分転換になったかな」

ライナー「まあな…」

アルミン「よし、ほとんど当初の予定通りに完成したかな」

ライナー「おお、アルミンか」

ジャン「完成までの道のり思い出したくないんだが…」

ジャン「掘りごたつ複数設置に、暖炉までつくって、家具も設置とか…」

ジャン「他にも照明器具の設置や、貯蔵庫の確保まで…」

コニー「訓練兵団の男子で交代でしてたもんな…」

アルミン「さすがに訓練の後だし、きつかったよね」

アルミン「でも苦労が今、報われたんだよ」

アルミン「最初に予定してた計画も順調にいきそうだし…」

ライナー「ああ」

アルミン「これだけ苦労した後だと、罪悪感も薄くなってるんじゃない?」

ベルトルト「成程…隠し通路の設置が一番きつかったからね…」

ライナー「あれは、きつかったな…」

ジャン「これで大っぴらに計画実行できるわけだな!」

アルミン「うん、まあね」

コニー「ところで、エレンには話してないよな?」

コニー「あいつ、普通に談話室の設計を手伝ってくれてただけだし…」

ライナー「確かに…前にエレンをうまく使うみたいなこと言ってなかったか?」

アルミン「そうだね。エレンの出番はまだ先かな」

ジャン「あんな奴必要ねぇだろ」

アルミン「とにかくまずは…完成を祝して、計画がうまくいくか試さないとね」ニコ


その日の夜

ガヤガヤ


「わ~~~広い~~」

「すご…これ男子が作ったの…?」

「やる~~」

ユミル「ほーほほ~~」キョロキョロ

クリスタ「わ~~暖かい」

ユミル「暖炉とか粋じゃねぇか…」

アニ「…」キョロキョロ

ミーナ「掘りごたつってあんなのなんだ…早く入ってみたい」

アニ「暖炉はもうついてるみたいだね」

ミーナ「こたつももう使えるみたいだよ」

アニ「ふ~ん」

ミーナ「ストレス解消とかにもいいかも」

アニ「私はストレスとかはあんまり…」

アニ「ミーナと一緒にいればけっこう解消になるしね」

ミーナ「アニ~~~大好き~~」ダキ

アニ「暑苦しいって…」

ハンナ「すごい良いところに変わったわね」

フランツ「そうだね」

フランツ「古い小屋だったからね…」

ハンナ「まあ、私達にとっては思い出の場所だけど…」カア

フランツ「う、うん…そうだね…ここが談話室になるのは違和感あるけど…」

ハンナ「うん…」

フランツ「ところで、今日は女子の時間だけど僕が入ってもよかったのかな?」

ハンナ「いいんじゃない?誰も文句言ってないし…」

サシャ「ミカサ、エレンは呼ばなかったんですか?」ハムハム

ミカサ「誘ったけど、談話室作りで疲れたから寝るって言っていた」

サシャ「そういえば、談話室作りも人一倍がんばってる感じでしたもんね」ハグハグ

ミカサ「うん、エレンは一生懸命」

ガヤガヤ

隠し通路

ジャン「うわ…やべ、ドキドキしてきた…!」

ベルトルト「うん…」ドキドキ

コニー「で、でもさ、掘りごたついっぱいあるし…どれに誰が入ってるかわかるのかよ?」

ジャン「今、ライナーとアルミンが外の窓から確認してるってよ」

アルミン「お待たせ」

ライナー「おう」

ベルトルト「そ、それで…どうなんだい?」

アルミン「今日は初日だし、大胆な格好してる人はさすがにいなかったと思うけど…」

アルミン「そこのこたつにいるのが、A,B,C子達だね」

ジャン「ほう…」

コニー「おお~あいつらとはあんま接点ないけど…」

ライナー「あいつらはパジャマか?ドキッとするものがあるな…」

ベルトルト「この行為自体が変態的だけど…クルものがあるよね」

ジャン「ああ、わかる…こうぐっとな…パジャマに萌える日がくるとは…」


アルミン「じゃあ、みんなの本命を確認しに行く?」

アルミン「誰がいいの?」

ジャン「俺の本命は…ミカサしかねぇよ…」

ベルトルト「ぼ、僕は…アニかな…」

コニー「俺は…特にいねぇんだけど…う~ん」

ライナー「俺は、やはりクリスタだな」

アルミン「予想通りだね。ちゃんとチェックしてあるよ」

ジャン「アルミン、お前は?」


アルミン「僕は……今聞いた子全員見たいかな」

ジャン「なんだよ、それ」

アルミン「だって今聞いた子は、みんな女子の中でも可愛い子達ばかりだし…」

アルミン「君たち面食いだよね」

ジャン「く…確かに一目ぼれだが…」

ベルトルト「ぼ、僕は違うよ…!アニの内面に惹かれてるんだ…!」

ジャン「何言ってやがる、あのデカい胸とか尻に惚れたんだろ?」

ジャン「顔も恐いけど、美人じゃねぇか?」

ベルトルト「い、いや…それもあるというだけで…!」

ベルトルト「ジャンこそ、ミカサの整った顔立ちや、均整のとれたスタイルに目を奪われたんだろ?」

ジャン「だからそう言ってんじゃねぇか」

ベルトルト「それは、本当の恋とは言えないよ!」

ジャン「なんだと…!?」

アルミン「はいはい、趣旨変わってきてるよ」パンパン

ライナー「今はそのくらいにしとけ、お前ら」

ジャン「わ、わかったよ」

ベルトルト「うん…」

コニー「で、どこのこたつ下に行けばいいんだ?」

アルミン「あの右のところだね、さっきみんなあの辺で話してたから…」

アルミン「あのこたつが一番確率高いかな」

クリスタ「うあ~~暖かいよ、ユミル」

ユミル「どれどれ…おお、マジだ」


ライナー「おお、いきなり女神か…!」

アルミン「それと、ユミル…か」

ライナー「クリスタはロングスカートか…」

アルミン「ユミルはハーフパンツだね」

コニー「なんか、知り合いだと…」

ジャン「興奮のレベルが違うな…!」

ベルトルト「いいね…!」

アルミン「愛について語ってた男の発言じゃないね…」

クリスタ「あ~~癒される~~」

ユミル「クリスタ、もっとこっち来いよ」チョイチョイ

クリスタ「え、どうして?」


ユミル「引っ付いた方が、もっと暖かいだろ~~」ギュウ

クリスタ「キャ~~~」


ライナー「お、お、み、見えないか…!」ギンギン

アルミン「う~~~難しいね…パンツ見るのは…」

ベルトルト「ああ…残念だ…」

コニー「ていうか、クリスタはもちろんだけど…」

コニー「ユミルも何気に良い脚してるよな…」

ジャン「脚長いよなあいつ…引き締まってるし、当たり前だが…」

アニ「入らせてもらうよ」

ミーナ「はーい」

クリスタ「あ、アニにミーナ…」

ユミル「おらおら、クリスタ~~」ギュウギュウ

クリスタ「ユミル~~苦しい…」


ベルトルト「あ、アニだ…!」

ジャン「もう一人はミーナの奴か」

ベルトルト「でも…アニはやっぱりロングパンツか…」シュン

ライナー「まあ、あいつが生足出す姿は想像できないが…」

ベルトルト「でも見てよ…ズボン越しからでもわかる綺麗な脚を…!」

アルミン「あ~わかるね…」ギンギン

ベルトルト「だよね」

ジャン「ミーナはスカートだな…なんとか、見えないか…?」

コニー「もう少し…もう少し…!」

ライナー「う~む…クリスタよりも短いスカートだが…見えないな」

アルミン「ミニスカートとまではいかないからね…」

クリスタ「ミカサ、こっちに入ったら~~?」

アニ「…」


ジャン「なに?ミカサだと?」

ベルトルト「あ、ジャンが元気になったよ」

アルミン「上も下もね」


ミカサ「それじゃあ、遠慮なく…お邪魔します」

アニ「邪魔するなら、帰ってほしいけどね」

ミカサ「…」

ミーナ「アニ!駄目よ、そういうこと言ったら!」

アニ「冗談さ」

休憩、風呂入ってきます

ジャン「うひょ~~~!!ミカサだ、ミカサ!」

ライナー「ミカサもスカート…か」

ベルトルト「でも…見えないね…」

ジャン「いいんだよ、そんなことは!あのひざ下が拝めるだけで幸せだ…」

アルミン「ジャン…どんだけ好きなのさ…」

コニー「しかし、ミカサもいい脚してるよな~~」

コニー「成績上位者の女はそのまま、容姿に直結してないか?」

アルミン「確かに、それはあるね」

ライナー「初日にいきなり天使のスカート姿も見れたし…満足だが…」

ライナー「少し物足りないな…」

アルミン「そっちに関しては色々考えてあるよ」

アルミン「期待しててよね」

ライナー「マジか…?」

ベルトルト「期待してるよ」

アルミン(まあ、別の意味で裏切られるかもしれないけどね…)

アルミン(どうなるかは…僕にもわかんないや)テヘ

ミーナ「ミカサ、エレンは今日呼んでないんだ?」

ミカサ「疲れたと言っていた。だから今日は来ないと」

ミーナ「そっか、残念。ね、アニ?」

アニ「なんで私に聞くんだい?」

ミーナ「別に~~」

ミカサ「…アニは今日もエレンと組んでいた」

アニ「…あいつが組みたいって言うからね」

ミカサ「そう、エレンは強くなるのに必死」

ミカサ「だから、それ以上の感情はない」

アニ「……」

クリスタ「……なんだか変な空気…」

ユミル「だな…」

クリスタ「ね、ねえ…」

ミカサ「なに?クリスタ」

クリスタ「ミカサとエレンて…付き合ってるの?」


ミカサ「…」

ミカサ「付き合ってはいない…」

クリスタ「あ、そうなんだ…」

ミーナ「へえ~~」

ミカサ「でも、私たちの絆は誰よりも深い」

ミーナ「でも、付き合ってないんだよね?」

ミカサ「…」

ユミル「ん?…なんかドロドロしてないか…?」

クリスタ「そっかそっか~付き合ってないんだ~」

ユミル「あれあれ?クリスタ…?」

アニ「…」

アルミン「…なんか色々変なことになってるよ」

ジャン「おい…ありゃどういうことだ…?」イライラ

ベルトルト「アニ…」

ジャン「なんかイラつくなあの野郎…!」ギリギリ


ミカサ「…ん」

ミカサ「…」ガバ

アルミン「…!?」

ライナー「…!?」

クリスタ「ど、どうしたの?いきなりこたつの布団めくって…」

ミカサ「…」

ミカサ「…今、ジャンの声が聞こえたような気がした…」

アニ「ジャン?」

ユミル「まさか、なわけないだろ…」

ミカサ「……気のせいだったみたい」


ジャン「……」

ライナー「……」

コニー「…おい…」

ベルトルト「寿命縮んだよ…」

アルミン「隠し扉を閉めてないと終わってたね…」

アルミン「とにかく今日は、もう帰ろう」

ライナー「そ、そうだな…」

とりあえず、ここまで。また明日

>>1です 再開します。

見てくださってる方、ありがとうございます。

数日後

サシャ「暖かいですね、疲れも吹っ飛びます」パクパク

クリスタ「サシャの場合は、その食べてる物の影響が強そうだけど…」

ユミル「しかし、本当にいい所だな」

ユミル「男共もたまには良い事するじゃねぇか」


ライナー「…」

ジャン「…」

アルミン「…」

ライナー「なあ、アルミン」

アルミン「なに?」

ライナー「俺が言いたいこと、わかるか?」

アルミン「うん、まあだいたい」

ジャン「奇遇だな。俺もわかる気がするぜ」

ライナー「物足りん」

ジャン「やっぱりか…」

アルミン「やっぱりね…」

ライナー「なんというか…クリスタを下から眺められて嬉しいんだが…」

ライナー「やはり、パンツを見たいし生足も堪能したい…」

アルミン「正直だね…」

ジャン「俺もクリスタのもそうだが、ミカサが見たい」

アルミン「AやB子達の下着は拝めたじゃないか」

ライナー「いや、まあ悪くはなかったが…」

ジャン「まあ、見てもな…素材がな…普通だしな」

アルミン「普通じゃ嫌なんだ…」

ジャン「最低ラインでユミルってところじゃねぇか?」

ライナー「何気にスタイルいいしな。顔もそばかすだが、悪くないな」

アルミン「やっぱり面食いだね、二人共…」

ライナー「何言ってる、俺たちは今危険な橋を渡ってるんだぞ?」

ライナー「なら、とびきり上玉の女子に狙いを定めるのは当然じゃないか」

ジャン「おお、いいこと言うじゃねぇかライナー」

アルミン「最初は僕の案だったんだけど…すっかりノリノリだね」



アルミン「でもさ、パンツとか見れたとしてもそれで満足?」

ライナー「どういうことだ?」

ジャン「満足に決まってるじゃねぇか。なんの為にこんな危険おかしてんだよ」

アルミン「いや、そうじゃなくて、そのあとのことでさ」

ライナー「どういうことだ?」

アルミン「やっぱり人間ってより強い刺激を求めると思うんだ」

アルミン「だからさ…」

ジャン「だから?」

アルミン「この際、夜のおかずも見つけようってことさ」キリ

ライナー「…」

ジャン「…」

このssでもミカサとアニがエレン取り合うのか?
ミカサはあくまで家族自称しててアニに至っては巨人だろ

アルミン「あれ?どうしたの?」

ライナー「なんか今、いいこと言うんじゃないかと思った俺が馬鹿だった」

アルミン「ひどいな…重要なことだよ?」

アルミン「予定調和の刺激も重要だけど、イレギュラーな刺激も人間の行動意欲の向上に一役買ってるんだからさ」

ジャン「イレギュラーな刺激ねぇ」

アルミン「例えば…あっちの掘りごたつがいいかな」

ササササ

投下分終わり?
そうならそうと一言欲しいです

とりあえず乙

フランツ「いや~暖かいねハンナ」ホッコリ

ハンナ「そうね、フランツ」ホッコリ

フランツ「今日もかわいいよハンナ」

ハンナ「もう!フランツったら…!」


ジャン「なんであの二人のところに来たんだ?」

アルミン「ねえ、二人に聞きたいんだけど…」

ライナー「ん?」

アルミン「ハンナはどう思う?外見的に」

>>60すいません、もう少し続きます。夜中に片手間に書いてるので投下
が遅くなってます

>>58アニとかミカサとかクリスタとかの恋愛で精いっぱいなんです…
以前の作品もそうでしだ…他のキャラもやってみたいですがね

ジャン「ハンナか?」

ライナー「そうだな…」

ジャン「顔もスタイルも特別良いってわけでもないんじゃねぇか?」

ライナー「確かにな。客観的に見たらだが」

アルミン「なるほどなるほど…」

アルミン「じゃあ、A子達と大差ないってことだね」

ジャン「まあ…そうなるか」

アルミン「でも、知り合いだからハンナの下着見れたら興奮するよね」

ライナー「それはもちろんだ」キリ


アルミン「それで、それがミカサとかアニとかクリスタなら…」

アルミン「余計に興奮するんじゃない?」

ジャン「お、おう…ミカサはもちろん絶対だけどな…」

ジャン「アニやクリスタも…ハンナ以上に見てみたいな…」ゴク

アルミン「これが予定調和の刺激だね」ニコ(まあ、なんの根拠もないけど…)

ライナー「ほ、ほう…なるほどな…!」

アルミン「約束されたより強い刺激が、目の前にあるとやる気が出てくるでしょ?」

ジャン「ああ…出てくるな」

アルミン「うんうん、わかってくれたみたいだね」

アルミン「それで、イレギュラーな刺激だけど…」チラ


フランツ「ハンナ、こっちおいでよ」イチャイチャ

ハンナ「や~だ~フランツ、こんなところで駄目よ」イチャイチャ


ジャン「なんかイチャついてるな」イライラ

アルミン「そのいらつきもイレギュラーな刺激だけど…」

アルミン「もしかしたら、見えるかも…ていうのもイレギュラーの刺激なんだよね」

ライナー「ぬ?」

ハンナ「フランツったら~~」ガバッ

ジャン「うお!」

ライナー「見えた…!」

アルミン「緑…と」

ジャン「い、いいな…」ウズウズ

ライナー「ああ…」

アルミン「けっこう意外な色だったね」

アルミン「あの二人、談話室が出来上がる前はこの小屋で色々やってたらしいよ」

ライナー「お、おい…それってまさか…」

ジャン「あれだよな…」

アルミン「うん、だね。しかも今でもここでやってるとか…」

ジャン「ま、まじか…!?」ドキドキ

アルミン「ね?興奮するよね?」

アルミン「で、その立場がミカサ達だったら…」

ジャン「…」

ライナー「おい、こいつ気失ってねぇか?」

アルミン「まあ、刺激的だったんじゃない?」

アルミン「でも、予定調和の方はともかく、イレギュラーはどう転ぶかわからないよ」

アルミン「だからイレギュラーなわけだけど…」

ライナー「しかし、うまく転ばす為のダイスは持ってるんだろ?」

アルミン「うん、まあね」ニコ

翌日

エレン「おっす、アニ」

アニ「…あんたか」

エレン「なんか機嫌悪くないか?」

アニ「別にそんなことないさ」

エレン「そっか…?」

アニ「ところで…」

アニ「あんた、昨日の自主練の時、全力で攻撃してきただろ?」

エレン「え?お、おう…」

アニ「少しは加減しなよ。あんたのパンチは恐いんだ」

エレン「お前に加減……て」

アニ「…なんだい?」

エレン「加減なんか必要ないだろ?男より全然強いんだからな」

アニ「…」

アニ「あんたは私を男と思ってるんだね」

アニ「蹴っていいかい?」

エレン「え…なんで!?」

ドカッ グワッ

エレン「イテ~~…」

アニ「ふん…」

エレン「あ、そうだ、アニ…」

アニ「…なんだい?」

エレン「俺がアニのこと男っぽいって思うのはな…格好とかもあると思うぞ」

アニ「ああ…」

エレン「いつもパーカーとかTシャツに長ズボンだし…」

アニ「せめて、ロングパンツって言ってよ…」

エレン「ああ、それそれ。とにかく、男みたいな格好してるから…」

エレン「たまには女の子みたいな格好してもいいんじゃね?」

アニ「…」

アニ「ま、考えとくよ」

エレン「おう!アニはさ…その…あー」

アニ「なに?」

エレン「あ、いや…なんでもねぇ…じゃな」タタッ

アニ「ちょっと中途半端に言いかけるんじゃ…て、行ったし…」

アニ「女の子らしい格好ね…」

アニ「どんなのが良いのか、聞きそびれたね…」

エレン「えっと…ん?あれは…クリスタか?」

クリスタ「んしょんしょ…あれ?エレン…?」

エレン「クリスタ…て何?その荷物…」

クリスタ「談話室のクリーニングに使う道具を買ってきたの」

クリスタ「そういうのは、女子の担当で私やサシャやユミルが今回だったから」

エレン「あの二人は?」

クリスタ「新しい照明器具や暖房器具を持ってもらって…談話室に行ってるよ」

エレン「大変そうだな…手伝おうか?」

クリスタ「いいよ、エレン達は談話室の設計でがんばったんだから…」

クリスタ「これは女の子の仕事だよ」

エレン「そうか?」

クリスタ「うん、せっかくの休みなんだし、遊んだりしてよね」

エレン「ああ…」

エレン「…」ジーーー

クリスタ「…?どしたの、エレン?」

エレン(白いワイシャツに…ロングスカートか~)

エレン(アニよりも女の子っぽい格好だよな…)

エレン「いや、クリスタって女の子だよな…て」

クリスタ「え…!私、男の子だと思われてたの!?」

エレン「いや、そうじゃなくてさ…なんていうか」

エレン「やっぱり、私服は女の子の格好だよなってこと」

クリスタ「ああ…そういうこと」

クリスタ「当たり前のことだと思うけど…」

エレン「いや、まあ…そうだけどさ…」

クリスタ「……??」(エレンは何が言いたいんだろう)

エレン(まあ、それは置いといても…)

エレン「クリスタって…やっぱ可愛いな」

クリスタ「ええ…!?何、突然…?」

今はここまでにしておきます。お休みなさい

>>1です。少し再開です。

エレン(しまった…つい言っちゃった…)

エレン「い、いや…男子の間でもそう言われてるしさ」

クリスタ「あ…そうなの…?」



エレン「うん…まあ本当に可愛いとは思うけどな」

クリスタ「…くす」

エレン「…?」

クリスタ「エレンもそういうこと言うんだ」クスクス

エレン「な、なんだよ…どういう意味だ?」

クリスタ「エレンは女の子に興味ない…ていうより、二の次と思ってた」

エレン「二の次って…」

クリスタ「だって巨人駆逐って話でよくジャンとも争ってたし…」

エレン「それは…そうだけどさ…」

エレン「俺だって男だしな」

エレン「男子寮でのその手の会話にも参加したりするぜ」

クリスタ「あ、うん。そうだよね。ごめんね」

エレン「いや、謝らなくていいけどさ」


クリスタ「あ、そうだエレン。一つ聞いていいかな?」

エレン「ああ、いいぜ」

クリスタ「ミカサとは…付き合ってないの?」

エレン「ミカサと?」

エレン「それって…恋人同士かってことだよな?」

クリスタ「うん」

エレン「いや…付き合ってないよ」

クリスタ「そうだよね、家族だもんね。兄妹みたいな関係だしね」

エレン「ま、まあそんな感じだな…あはは」

クリスタ「ふ~ん、そっか」

クリスタ「でも、二人がそういう関係って思ってた人は多いと思うよ」

エレン「一緒にいる期間も長いしな…」

クリスタ「これから大変かもね、エレン」

エレン「???」

クリスタ(けっこう女子寮でも話題に挙がるしね、エレンは…)

クリスタ「あ、つい話し込んじゃった。そろそろ行くね」

エレン「おう、またな」


夕方 女子寮近く

エレン「なあ、ミカサ」

ミカサ「なに?エレン」

エレン「…」ジーーーー

ミカサ「……」

ミカサ「…」カア

ミカサ「エレン、そんなに見つめないでほしい…」

エレン「あ、悪い…」

ミカサ「嫌というわけではないけど…」

エレン(こいつも結構地味な格好してるんだよな…)

エレン(スパッツとかのこともあるし…機能性重視してんのかね)

エレン(まあ、スカート履くこともあるし…アニよりは女の子らしいかな)

ミカサ「ねえ、エレン」

エレン「なんだ?」

ミカサ「まだ、女子の時間に談話室に来る気はないの?」

エレン「それか…少し恥ずかしいしな…」

ミカサ「問題ない。フランツも来ている」

エレン「まあ、フランツはな…う~ん、ハンナがいるから大丈夫なんだろうけど」

ミカサ「エレンには私がいるから問題ない」

ミカサ「むしろ、他の女子と一緒に行動する方が心配」

エレン「はあ…」

エレン「まあ、男子が使えるときには行ってるんだけどな」

ミカサ「女子の時間にも来てほしい」

エレン「アルミンは来ないのか?」

ミカサ「誘おうとしたけど…なぜかいないの」

エレン「ジャンは?」

ミカサ「?ジャンもあまり見ない」

ミカサ「でもこの前談話室で、ジャンの声が聞こえたような…」

エレン「ん?」

ミカサ「姿はなかったから、気のせいだと思う」

同じころ 男子寮

アルミン「さてと次の計画についてだけど」

ジャン「よし、こっからが本番だよな」ギンギン

ライナー「クリスタ、クリスタ」ギンギン

ベルトルト「アニ…!」ウズウズ

コニー「お前ら恐いぞ…」

アルミン「ここから、いよいよエレンを投入するんだけど…」

アルミン「その前に、一度おさらいしようか」

ベルトルト「おさらい…?」

アルミン「まず、ジャンはミカサが大本命だよね」

ジャン「ああ、もちろんだ」

アルミン「で、ライナーはクリスタがいいと…」

ライナー「そうだな、クリスタのパンツとか見たら死ぬかもしれん…」

アルミン「まあ、こたつの下から拝むのって普通より興奮するしね」

アルミン「それで、ベルトルトがアニだね」

ベルトルト「うん、そうだよ」

アルミン「うん、わかった。三人共ホントお目が高いね」

アルミン「僕から見ても、その三人は訓練兵の中でもトップクラスだと思う。」

アルミン「クリスタはもう言わずもがなだよね。人気が実際1位だし」

アルミン「ミカサは東洋人の独特の奇麗さがあるし、スタイルもいいしね」

アルミン「アニは巨乳だし、怒った顔は恐いけど、実は美人だしね」

ライナー「わかってるな、アルミン」

ジャン「ミカサ、ミカサ、ミカサ」

ベルトルト「アニのあのズボン越しからでもわかるスレンダーな脚で、蹴られたいって思ってる人は増加中だよ、きっと」

ベルトルト「彼女と格闘訓練を組んだ人から順にね…」

アルミン「まあ、まず君が蹴られたい人一号だろうね」

ライナー「クリスタもかなりのものだぞ?」

ライナー「クリスタは華奢な身体だが、胸は結構あるんだ」

アルミン「まあ、たしかに膨らんでるよね」

ライナー「俺は何度か乗馬訓練で抱き着いてもらって、確認してるからな」

ジャン「なんてことしてんだ…」

ライナー「アニと比べるとあれだが、それでも訓練兵の平均より大分大きいんじゃないか?」

ベルトルト「それはすごいね…」

ジャン「ま、ミカサには勝てないけどな…」

ジャン「なんせ、あの綺麗な黒髪に艶のある唇…それと対照的な鋭い眼光…」

ジャン「スタイルも抜群だろ?服越しからでもわかるじゃねぇか…」

アルミン「胸もあるしね」

ジャン「ああ」

コニー「なんかすげぇな、お前ら…」

アルミン(コニーが少し引いてるように見えるね)

アルミン「さて、おさらいはこのくらいにして…」

アルミン「次の計画だけど…」

アルミン「楽しみは後に取っておいた方が良いと思うんだ」


ライナー「なに?どういうことだ?」

アルミン「ほら、食べ物でも自分の一番好きなものは後に残すってあるでしょ?」

ベルトルト「それがどうかしたの?」

アルミン「だから、今回のターゲットはその3人じゃなくてさ…」

今はここまでで。ではでは

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