男「この薬であの病弱な女の子を救うぞ」(111)

女の子「おじさんそれなぁに?」

病院のベッドに横たわる女の子が尋ねる

男「あぁこれ?通販で買ったんだ、なんかねロシアで開発された凄い薬なんだって」

女の子「ろしあ?」

男「まぁ凄い国なんだよ、はい、腕出して」

女の子「え?」

男「これ注射するから腕出して」

女の子「え、おじさんお医者さんじゃないでしょ?」

男「お医者さんごっこだからいいんだよ、はい、腕出して!!」

女の子「うう・・・・・わかった」

男「よしよし、ま、安心しろよ、なんかこれなーロシアの兵隊さんとかが使う凄いやつらしいぞー」

注射針を薬の入った小瓶に刺し、薬を吸い上げる

男「なんせ兵隊さんに使うんだぁ、きっと君にもバツグンに効くぞぉお、もうすーぐに立ち上がって学校にも行けるようになるさ」

女の子「ほんとに学校に行けるの?」

男「もちろんさぁ!」ニコォ

くぅ~www疲れましたこれにて完結です

え…?
ええ!?

男「ほんじゃいこか」

プス

女の子「うぐ」

男(注射器ってここに刺したらいいんだっけ?まぁいいや・・とりあえず刺せばいいんだろ」

チュ~~~~~

女の子「ぐ・・・ぐぇぐ・・・」

半分まで注射する男

男「・・・・」チラ

女の子「」ビクビク

男(あと半分全部入れちゃうか)

チュ~~

男「気分はどうだい?」

女の子「」ガクガクガクビクンビクンビクツンイクン!!

男「あら?」

ビクツンイクンってなんだよ

猫目剤かよ

女の子「」ブクブク

男「えーと・・えーと・・・脈拍は・・・・」

腕に指を当てる

男「えーとえーと・・・」

ドッドッドッドドドドドドドドドドドドドド

男「・・・・・良好っと」

女の子「あ、あ、あ」

男「お、意識戻ったどんな感じ?」

女の子「びゃ・・・ばやぐ・・・おいじゃざんよんで・・・」

男「え?なんて!?」

女の子「おいじゃ・・・ざん・・」

男「え?よく聞こえないんだよ!!もっと大きくハキハキとッ!!」

女の子「」ブクブク

男「あれ?薬の量が足らなかったのか?」

男「よーし追加投薬しちゃうぞ~」

女の子「」ガクガクガクンガクンガクン

男「そんなに激しく動かれると注射できないんだけど?」

女の子「」ガクガクガクガク

男「・・・・・」

女の子「」ピタ

男「今だ」

ブス

女の子「」ガクガクガク

ボキッ

男「針がッ!!」

女の子「」ガクガクガク

男「しまったなぁ、替えの注射あったかなぁ・・・」

コントみたいだな

ハルクみたいになるんですねわかります

ワロタ続きはよ

女の子「ぎぎぎ!!」

ブシューーー

口から鮮血を吹き出す女の子

男「いかんッ!!舌を噛みおったかッ!!!」

すかさず、いつもトイレで手洗った後とかに使うハンカチを口に突っ込む

女の子「もがもがががが!!」

男「くそッ!!早く薬を打たねば・・・」

慌てて注射器を腕に打とうとする男

女の子「もがーーー!!」

パチンっと女の子の手刀に弾かれ床に落ちた注射器がパリーンと音を立てて四散する

男「い・・・いい加減にしろッ!!!こっちだって好きでやってんじゃねぇんだぞッ!!!」

女の子「もががーーー!!」

男「あぁそうかいそうかい!!、そんなに注射が嫌なら一生そうしてろッ!俺は知らんッ!!!」

ピシャンと病室のドアを閉め、振り返りもせずに出ていく男

女の子「も、もがーーーー」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーそれから10年の月日が流れた

元気にはなってるみたい

所で横たわった原因は何なのよ?

病室の中から女の子のうめき声が聞こえる

男「これでいいんだ・・・、あいつが望んだことなんだ」

エレベーターで一階に向かう男

男「後悔することなんて・・・・ないはずだ・・・ないはずなんだ・・・・」

受付の前を通ると看護婦が声をかけてきた

看護婦「あら?今日のお見舞いもう終わったの?」

男「あぁちょっとね・・・色々あったんだよ」

看護婦「あらそう・・・どうでもいいけどあなた早く仕事見つけなさいね、もうなん・・・」

男「ばいば~い」

スタスタ

看護婦「あ、・・・もう・・・」

自転車置き場で、自分の自転車の場所がわからなくなってしまい頭を抱える男

男「これでいいのか?・・・・・本当にこれでいいのか・・・・」

俺でなきゃ見逃しちゃうレベル

>>15
筋じすとろふぃぃーとか、かな

>>18
筋肉無いのに無理やり過ぎるワロタ

女の子「最終的に私の病気は治った
     

     学校にも通えるようになり私は毎日楽しい日々を送っている
    

     かつておじいさんがくれた初めてのキャンディ
     

     それはヴェルタースオリジナルで私は四歳でした
     

     その味は甘くてクリーミィで

     
      
     こんな素晴らしいキャンディをもらえる私は

     

     きっと特別な存在なのだと感じました
     

     今では私がおばあさん
     

     孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル
     

     なぜなら彼もまた特別な存在だからです」

乙!

乗っ取りにしては出来が微妙だな

気づいたら病院の階段を駆け上がっていた

自分でもわからない、でも心のどこかであの女の子を放っておけない気持ちがあった

やはり俺の心は「あの子を助けたい」だった

病室のドアを思いっきり開ける男

ガランッ!

男「やっぱり俺ぁ放っとけねぇよぉ!!」

医者「13:29分死亡確認っと・・・」

聴診器を外して看護婦に伝える医者

男「は?」

女の子の方を見るとこの世の者とは思えない形相で絶命しているのが見える

医者「とりあえずご両親に連絡して」

看護婦「わかりました」

医者たちが去ったあと、地面に拳を叩きつける男、頬には涙がつたっている

男「また・・・・間に合わなかった・・・・ッッッ!!!!」

ssから漂ってくるキチガイ臭

これは糞SS

男「はッ待てよ・・・」

脳内に過る数多の薬学知識の数々が男の脳味噌を刺激しインスピレーションを湧かせる

十代で高校を中退し、親の金で専門学校に行くが挫折し、ニートになって訪れた40歳、その彼の40年にも渡り蓄積された経験が彼にこう呟いたのだ

――――――もう一本投薬したら生き返るかもしれない

男「それだッ!!!」

――――でも生き返らないかもしれない

男「五月蠅い!!俺はやる!!もう決めたッ!!!」

――――っていうかもう捕まっちゃうかもしれない、普通に殺人罪かもしれない

男「ええいッ!!五月蠅いぞ俺の脳味噌!!!だまらんかッ!!」

注射器を持ちながらバタバタする男

男「投薬を倍にし、投薬と同時に電気ショックを与え心臓活性化を試みる」

水を張った洗面器を用意し、持ってきたドライヤーをコンセントに刺す男

男「あとは・・・神に祈るのみ・・・か」

女の子の死体の上着を脱がし、まだ未発達な乳房に手を乗せ心臓の位置を探る

男「えーと・・・」

冷静に考えたらもう心臓が止まっているので、手を当ててわかるわけがなかった

男「まぁいいや、ここら辺に打とう」

注射針の狙いを定める男、持つ手に力が入る

男「南無三ッッ!!」

ドスッ!と鈍い音を立て、女の子の心臓に針が刺さった

注射器内の薬を全て注入し、すかさずドライヤーを沈めた洗面器に女の子の手を浸ける

発光

バチンっという音とともに女の子の身体が激しく上下する

男「頼む・・・ぞ」

もう何分経ったか・・・・・5分?いや10分か?

男「なんか焼肉食いに行きたくなってきたなぁ・・・・」

女の子「ぎ・・・・・」

男「!?」

女の子「ぎゃああああああああああああ!!」

男「帰ってきたッ!!!彼女が帰ってきたッ!!!」

マジかよ・・・

男「やったッ!!これでムショに行かずに済むぞッッ・・・・ん?」

異変に気付く男、何かがおかしい・・・・・、彼女のその身体が一回り大きくなっている気がするのだ

女の子「うわぁああああああああ!」

チカチカと発光しながら、若干ベッドから浮く女の子、なんか昔の映画であったねこういうの

男「こ・・・これは・・・!?」

ものすごい勢いで成長する女の子

背が伸び、髪が伸び、腹筋は割れ、手足が筋肉質に変化していく

急激な身体の成長に耐え切れず弾け飛ぶ病衣、もはや短パンと半袖状態である

男「お・・・おお・・・・」

なんということであろうか、小学二年生の病弱な子が一転、元気な高校生ほどの大きさへと急成長だ

いや元気すぎる、か

破けた病衣から鍛え抜かれた腹筋がコンニチワする今日この頃

女の子「・・・・」シュウウウウウウウウ

男「」

すごい

ドドドドドドドドドドドドドッドドド

女の子「・・・・?」モゴモゴ

口に何か含んでいるのかモゴモゴさせる女の子

男「あ、俺のハンカチ食べたまま?」

女の子「ッぶッ!!」

口から白い物体をいくつも吐き出す彼女、よく見ると歯である、それも乳歯

男「は、生え変わったのか・・・全部・・・・一瞬で・・?」

女の子はおもむろに心臓に刺さった注射器を引き抜き、床に落とす

手から離れた注射器はゆっくり孤を描いて落ちる

ゆっくりと

床に設置するか?というところで、女の子が蹴り上げる、針を指の間に挟んで上にポーンと上げたのだ

くるくると注射器が男の前まで上がってきた瞬間

パンッ!!

目にも止まらぬストレート、女の子の放ったパンチが注射器を粉々に粉砕する

女の子「ふーーん」

oh…

女の子「シュッシュッ!シュシュッ!!」

シャドーボクシングのように鋭く切れのあるパンチを宙に繰り出す

女の子「ふっ!」

最後に大きくストレート、風圧で横に立ってた男の前髪がなびく

女の子「なるほどねー」

男「あのー」

女の子「なに?おじさん」

手を何度も開いては閉じて、自分の肉体とイメージとを合わせる彼女、なにせ急激な肉体変化だったので感覚がついていってないのだ

男「帰っていいかな?」

女の子「なんで?どうして?」

男「いやそのー・・・・、あのーーー」

女の子「?」

男「いやほら、あれだよ、もう元気になった・・・じゃん?みたいな!?ハハ・・・」

女の子「ふーーーん」

男「みたいな?ハハ・・・」

謝ってもいいぞ

女の子「おじさん凄いじゃん」

男「え?え?なにが・・・・ですか?」

女の子「薬だよ、く!す!り!」

男「あ・・・あぁあ!あれね!!!あれね!!あぁあれなーー!」

目がキョロキョロ動き出す、明らかに挙動不審、眼球の軌道はもはやファンネルである

男「ちっくしょーー!あの中国人めー!変な薬売りつけやがってなー!くっそー!ほんとくっそー!だなぁ」

動悸が激しくなり、両足がガクガクと震え、先ほどの注射器の末路がフラッシュバックする

男「あ、あ、俺はさ、その元気、げ、げkn、元気になってもらいたっくてさ・・・その悪気は・・なかったんだよォ!?ほ、ほんと」

女の子「なにいってんの?おじさん」

男「いやぁその・・・」

女の子「私、別に怒ってないよ」

男「へ?」

女の子「だってこの通り、元気になったんだもん」

両手を広げる、腹筋が見える

女の子「それにこんなに思いっきり身体動かせることなんて無かったからさ、ちょっと夢中になって動かしちゃった」

男「じゃあ・・・おこってないの?」

女の子「まさか、感謝してるよ、ありがとねおじさん」

男「ははは・・・・どういたしまして・・・・、どういたしましてッ!!」

おもわずガッツポーズ

男「やった・・・!ついに救ったぞ俺!!女の子の命を・・・・!俺の40年は・・・無駄じゃなかったんだ!!」

女の子「泣くほどのこと?おじさん大げさ過ぎだよ」

男「いや・・・泣いていいんだ・・・今日ばっかしは泣いていい日なんだ・・・」

女の子「・・・・はは、変なの・・・・、痛ッ!?」

男「?」

女の子「血が・・・・出てる・・・・」

男「副作用かッ!?」

下着の中に手を入れる女の子

男「なにやってんの?」

ズボっと勢いよく引き抜き、手をはいっと男に差し出す、指には鮮血

女の子「ほら」

男「あぁーなんだ初潮じゃん、大したことないよティッシュでも突っ込んどき」

女の子「お腹痛い、死ぬ?ねぇ私死ぬかな?」

男「そんな引き締まった筋肉少女が死ぬわけない、大丈夫だよ、問題なし」

女の子「でも結構出てるよ」

血まみれになる下着を、ゴムひもを引っ張りながらまじまじと眺める女の子

男「大丈夫なんだよ、そういうもんなんだよ、学校で習わなかったか?」

女の子「学校全然行けなかったから」

男「あ、そうか、そうだったなぁ」

ふと考えた

この子は元々病弱な小学2年生だったが、成長して今や高校生クラスに変貌してしまった
病気は治ったとして学校はどうなる?この姿じゃ小学校にはいけないだろ、第一法的にどうなる?あの子はまだ中身は8歳だぞ・・・・

男(あれ?俺大変なことしちゃったんじゃね?)

かわいい

寝たのか…

女の子「ん~これでよしっと」

男「終わった?」

女の子「一応、でもなんかごわごわする」

男「それでいいんだよ、とりあえず持たせればいいから」

女の子「ふーん」

ズパパっとシャドーボクシング

ヒュンヒュンヒュンっと高速でパンチが繰り出され、4発目がビタっと静止する

止まりきれずに腕から飛ばされた彼女の汗が男の顔にかかった

男「人の顔面目がけてシャドーボクシングはやめなされ」

女の子「ん~」

股に手を当てる女の子、顔をしかめ、明らかに気持ち悪そうな表情を浮かべる

女の子「やっぱ気持ち悪い・・・・」

男「ティッシュだからなー、そこんとこはちゃんとしたの買うまで我慢するっきゃないさーねー」

ガラ!!

その時、突然開かれる病室の扉、数人の大人たちがドカドカと駆け込んできた

母「みさぁきぃいいいいいいなんで死んでしまったのぉおおおおお!!!!」

開口一番、お腹の脂肪が乗って食い頃一番なご婦人が涙をまき散らしながら駆け込んでくる

女の子「あ、ママ」

医者「お気を確かにお母様、しかし我々は尽力をつくしましたよ、はい、尽力をつくす、ここ大事ですよ」

母「ぉおおおおおおおおおお、お?」

医者「テストにでますよ」

キョトンとするご婦人

それもそのはず、亡くなった我が子が横たわっているはずのベッドはもぬけの殻、その横ではファイティングポーズで固まる半裸の見知らぬ女性

あと、なんかよく娘に会いにきてた40歳ニート(ロリコン)が隅っこにいるのが見える

こいつ、また仕事も探さず娘に会いに来てたのか変態め

いやいや

そうじゃない

娘は?

母「みさきちゃんはどこ?」

女の子「わたしだよ、ママ」

女の子「わたし元気になっちゃった」

母「・・・・?」

え?っという顔で医者の方に顔を向ける母

医者「な、なんだこの変態女子高生は!?」

女の子「おじさん私変態?」

男「そうだなー、もうズボンが敗れて下着みたいになってるし、上着もほとんどやぶれてるからなー変態路線が固いなー」

女の子「うわー私もおじさんと一緒かー」

男「紳士と変態を履き違えるなよ、失礼だからな」

母「こんなのどうでもいいのよ、早く娘に会わせない、死体はどこ?死体安置室?」

医者「いや、ここに・・・・・寝かせていた・・・・はずなんです・・が」

女の子「だからあたしだって」

母「だまらっしゃい!ウチの娘はもっと小さくて可愛らしい子だったわ!!早くどっか行ってちょうだい!!」

男「あ、俺帰っていいかな?」

ひでえ

女の子「ふふ、娘が死んだっていうのに、やっぱりパパは来ないんだね」

母「な、何言ってるのこの子は・・・」

女の子「ママもほとんどお見舞い来てくれなかったよね」

母「誰がママですか・・・・!第一ね、あなたにはわからないでしょうが、大人には身内の世話よりもずっと大事なお仕事がいくつもあるんですからね」

女の子「ふーん」

母「ま、あなたみたいな一般庶民のお子様にはわからないでしょうけどね!あ、うちの夫は会社を経営してますのよ、社長よ社長?わかるかしら?」

女の子「株式会社〇〇のでしょ?」

母「あ、まぁ・・・・そうよよく知ってるじゃない・・・、娘から聞いたのかしら?」

女の子「なんでも知ってるよ、あたし、ママの子供だもん」

母「まだそんな・・・・ふざけた冗談を・・・・」

女の子「ママのへそくりは化粧棚の左側の引き出し上から二段目の裏に張り付けた封筒の中」

医者「・・・・」チラ

男「・・・・・」チラ

母「・・・・・・みさき・・・・ちゃん?」

母「そんなはずは・・・・でもそんな・・・・」

男「だと思うでしょーー?ところがどっこい現実!これが現実!!」

女の子「あたしね、このおじさんがくれた薬でこんなに元気になったんだ、もう点滴もいらないしお家にも帰れるよ」

母「・・・・・」チラ

医者「・・・・」プイ

母「どういうことなのこれは?」

医者「いやぁ当病院は何がなんだか~はは・・・」

男「説明しようッ!!」

医者「!?」

男「通販で買ったこの薬を使ったのだ!それもロシア製で凄いやつ、効果は彼女を観りゃわかるんだろ?」

薬が少量残った小瓶を医者に手渡す男

医者「こ・・・これは・・・・」

母「みさきちゃん、こんなんになったって知ったらパパどう思うか・・・」オロオロ

女の子「ママ、それよりも渡したい物があったのこっちきて」

母「?」

上体を斜め後ろに捻り、小さく屈んで構える女の子

母「渡したい物ってなに?」

ぐぐぐっと身体が震え、力を溜めこんでいるのが一目で分かる

医者「これを打ったのか・・・?」

男「あぁ打った、ブスっと打った、二回ぐらい」

医者「なんてことを・・・・こいつは・・・」


女の子が一歩前に踏み出す、それと同時に上体を戻し全エネルギーが込められた右ストレートを放つ

女の子「ッッッフン!!!」

ッパン

この音は着弾した音ではない、ストレートが音の壁を越えた時に生じた衝撃音である

つまり彼女の拳は音速を超えた

グシャァ

母親の顔に拳がメリ込む、まるでスローモーションのようにメリ込む、拳が沈む沈む止まらない、鼻は確実に逝ったろう

ドゴンッ!!

そのまま拳に張り付いた母の顔面を地面に向け振り下ろす、射出された母が身体を捻りながら床に叩きつけられる。たぶん死んだ

母「」ビクンビクン

女の子「この糞親!!子供をなんだと思ってるんだ!!!もっと・・・・、もっと大事にしろぉおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

男「っつ・・!」

ビリビリと病室内に劈く声、医者はその声で失神した

男「なんてことを・・・・こいつは傷害事件だぞ・・・・」

ビクビクと痙攣するご婦人に目をやる

男「いや・・・殺人事件かな・・・・」

女の子「おじさん行こ!」

グイっと男の手を取って引っ張ろうとする女の子、引っ張る力で男は肩が抜けそうになった

男「行くってどこへ!?」

女の子「どっか!!」

外の声「なんだ今の声!?」ザワザワ

外「この病室からだったぞ!?」ザワザワ

男「・・・・行くか」

¥4

世界観が凄い(小並感)

ガラン
っと勢いよく病室のドアが開けられ、ガタイのいい看護師が一人姿を現す

その瞬間、低く屈んで近づいた女の子が顎に向け一閃

パン!
顎を強打されなすすべもなく膝から崩れ落ちる看護師

それを見た、後ろの看護師たちがたじろぐ

女の子「ダメだおじさん!ここからじゃ出れない!!!」

男「うわぁまた着実と犯罪行為を重ねて・・・・」

看護師2「な、何をしているんだ君たち!!ここは病院だぞ!?」

女の子「だったらそこに倒れてるママを治療してあげてよ!たぶんまだ生きてるから」

看護師2「ママ?」
床に目を向けると、半分虫の息状態の脂肪の塊が

看護師2「これ・・・もう駄目なんじゃ・・」


女の子「おじさんこっち!!」

有無を言わさず襟を掴まれ引っ張られる男

男「ちょちょ・・・待って待って、そっち窓だよ・・・待って!、考え直そ?ね?」

追いついた

続けろ

ぶん!!
窓から投げ捨てられる男、ついでに言うがここは4階である

男「はは、死んだか俺」

その後から続いて女の子がダイブ、小さく丸まって空気抵抗を減らし、くるくると回りながら落下
先に落ちた男を追い抜き三転着地、お見事、空挺隊員も真っ青である

女の子「ふんッ!」
続いて落ちてきた男をお姫様抱っこでキャッチ

男「この年でお姫様抱っこか・・・・生きてみるもんだな・・・、あ痛ッ!?」
ドサっと地面に落とされる男、女の子は上を見上げる

看護師たち「マジかよ・・・い、生きてるぞあいつら!!、誰か下に人まわせーー!!」

「その前に警察呼べ警察!!!」

女の子「行くよおじさん!!」

男「待って・・・今ので腰抜けた・・・」

女の子「もう!背負ってあげるから!ホラ!!」

男「いやその・・・あと・・・・」

女の子「なに!?」

男「ちょっと漏らした・・///」

どんどん続けて

女の子「いいから背中に乗って!!」

男「すまんのぉすまんのぉ」

女の子「う、生あったかい・・・・」

ファーウファーウファーウ

男「お、パトカーだ、早いな」

女の子「ッてい!!」

とても大人一人担いでるとは思えないほどの跳躍で病院の塀の上に乗る

男「で、出鱈目だな・・・」

女の子「何を今更」

ッタッタッタッタッタ

超スピードで塀の上を走る女の子、その先の道にパトカーが止まる

警官「そこの二人!!止まりなさい!!」

塀の先を防ぐように警棒を持った警官が駆け寄る

男「やめろ・・・・!!警官はまずい・・・まずいぞ・・・!!」

跳躍

塀から飛んだ彼女の身体は放物線を描き、警官の顔面に着地した

グシャ

警官「ぶ」
そのまま警官の顔面に乗って着地、ブリッジ状態で痙攣する警官

女の子「よしッ!!」

男(これ俺も共犯になるのかなー)

警官2「止まれッ!!」

女の子の側頭部に拳銃を突きつける別の警官

警官2「大人しくしろ!!これ以上の抵抗は余計罪を・・・」

拳銃を構える手が重い、ふと見ると、拳銃の撃鉄を押させるように別の手が乗っかっている

男「女の子に拳銃を向けるってのは、おまわりさん、ちょっとやり過ぎじゃないですかね」

背負われていた男が手を伸ばしていた、がっちりハンマーの間に指を絡め撃たせないようにする

警官2「貴様!!・・・て、手を離さんか!!」

間髪入れず裏拳が飛ぶ、拳銃を離して後ろ向きに吹き飛ぶ警官

男「懲役10年くらいかな・・・」

女の子に拳銃を向ける…

女の子?

ミント 千葉県松戸市六高台2-78-3 長谷川亮太 東方輝針城 唐澤貴洋

女の子「着替えたい」

途方もなく河川敷を歩く二人

男「ジャンプ買う金しかない」

女の子「・・・・」

半裸の女と、失禁して股間を濡らした中年

男(あれ!?こ、これやばいんじゃね?)

女の子「服ぼろぼろで恥ずかしいよー」

道行く人の視線が集まる集まる、そりゃそうだろうよ、衣服が乱れた女の子に中年、もう襲ったとしか考えられないだろう

男「・・・・・・」

女の子「どうしたの?」

男「俺ん家寄ってこうか」

女の子「おじさん家?なんで」

男「いやジーパンとかならあるからさ、とりあえず着替えたらどうかなーって思って」

女の子「ここがおじさん家?くちゃーい」

男「うるせッ!!、適当にそこら辺座ってろなんか着れるの探すから」

女の子「ほーい」

ガサゴソ

男「えーと、確かおふくろのがここにあったよなー?、えーと」

バっ

男「あったあった、これだ、これだ、あとは・・・」

タンスを閉め、次は母親の手箱を探り始める男

男「もう閉経かなぁお袋、残ってるやつとかないかなー」

ゴソゴソ

男「お」

女の子「なにそれ」

男「服とナプキン」

女の子「ナプキン?」

男「いいからパンツ貸してみ?」

女の子「・・・・・」

男「なんだよ・・・」

女の子「おじさん、私がワガママボディになったから食べちゃおうとか思ってるでしょ・・・」

男「ガキのくせに何言ってんだ、第一俺はロリコンだから安心したまへ」

女の子「ふーーん」

スルスルと下着を下して放り投げる女の子

男「・・・・」
猫の絵柄が描かれた可愛いパンツだが、成長した彼女が穿いたことにより無残にも伸びきってしまい不気味なモンスターと化していた

男「しまったな、こんな小っちゃいのじゃ大人用のナプキンがつけられんぞ・・・」

女の子「ティッシュ取っていい?」

男「あー取れ取れ、タンポンあったかなぁ・・・」

超人ハルクイメージしてた

男「タンポンないなぁ・・・・・」

チラっと居間に目をやる、尻を出したままの女の子が、うつ伏せでパタパタと足を振りながらテレビを見ているのが見える

男「このままにしとくわけにはいかんよなぁ・・・・、仕方ない・・・」

ガチャっと裏口を開ける男、裏口で突入の合図を待っていた警官隊が驚く

警官「か・・・・!確・・」

男「しっ・・・」
後ろを見る、どうやら気づいていないようだ

男「明日になったら自首するからさ、今日一日だけ待ってよ」ボソ

警官「そんな頼みは聞けん、すぐに投降しろ」ボソボソ

男「頼むよ、彼女生まれてこの方ずっと病院暮らしで今日やっと外に出られたんだよ」

警官「・・・・」

男「ここで捕まったら、もしかしてまた外に出られなくなるかもだろ?だったらさ、せめて一日だけ・・・頼むよおまわりさん」

警官「・・・・一日だけだぞ」ボソ

男「ありがと、話の分かる人で助かるよ、あとねタンポン買ってきてくれない?」

警官「タン・・・・ポン?」

男(ま、お袋が家にいない時点でおまわりが張ってるのは大体わかってたさ)

女の子「だるぅい・・・・」

男「まぁだろうな」

女の子「私いつまでパンツ脱いでたらいいの?」

男「もうちょっとかかるみたい」

女の子「みたい?」

男「んー」

まぁ普通に考えて、いつも病室に出入りしてた俺の家に来るのは当たり前だったってわけだ
だからってあのまま外で逃走生活でもするか?

男「無理だよなー金無いし」

女の子「お金ないの?」

男「無い、まったくない、」

女の子「だからこんなにお家臭いんだー」

男「家が臭いのは関係ないからな、金が無いのとは!!」

ピンポーン

ガチャ

警官「これでいいか?」

男「ん、ご苦労さん」

キィイ

警官「待て待て!!ちょっと待て!!」

男「なに?」

警官「ちゃんと自首するんだろうな!?」ボソ

男「するする~」

バタン

男「よーしタンポンきたぞーー!タンポン超特急到~~~~着ッ!!!」

女の子「なにそれ?」

男「これでなー血を堰き止めんだよ、これでもう火曜サスペンスみたいな下着ともオサラバってわけだ」

女の子「どう使うの?」

男「とりあえずこれ持って」

筒を渡す男

男「それ差し込んで」

女の子「ここ?」

男「そこそこ、ティッシュ残ってないか?」

女の子「わかんない」

おもむろに指を突っ込む女の子(?)

男「なんかワイルドになったね君」

女の子「そう?、あ、なんかカスみたいのが残ってた」

男「はい、じゃあこれ入れてー」

女の子「はい入れた」

男「じゃあそこのでっぱり押し込んで」

女の子「フンッ!!」

ズビュッ

男「!?」

女の子「あ、凄い奥に入った気がする」

男「お前ちょっとは加減せぇよ!!」

女の子「ははは」

男「はは!ちゃうぞ!!お前これ・・・」

チョロっとだけ紐が見える

男「これ・・・あれちゃうんけ・・・しょ・しょ・処女膜・・・か、か、貫通してもうたんちゃうんけ・・・」

女の子「えー?」

男「な、なんか痛くなかったか?」

女の子「うーん、よくわかんない」

男「はわわわ」フルフル

女の子「とりあえず寒いから服着よ」

男「だ、大丈夫だよな・・・・うん、大丈夫大丈夫・・・・」

プルルルルル

ガチャ

男「はいはい、もしもし?」

医者「あぁ君かね、私だよ私、あの時いた医者の」

男「あぁあの時のね、はいはいなんです?」

医者「君の使ったあの薬のことなんだけどね」

男「あぁあれ?今ね使ったとこを後悔してるとこなんですよ、だって俺ロリコンなのにあんなに成長しちゃって・・・」

医者「いや、ロリコンなんかどうでもいいんだけどね、あの薬ね製造元のロシアじゃ禁止されてるやつなんだよね」

男「だから?よくあることでしょそんなの」

医者「いやいや、それが笑いごとじゃなくてね、あれね」

男「あれね?」

医者「使ったらね一定期間絶大な力が手に入るんだけど」

男「勿体ぶるなー、入るんだけど?」

医者「効果が切れたら副作用で死ぬってやつ」

男「え?」

医者「死ぬってやつ」

男「マジ?」

医者「マジ」

男「こ、こ、効果って・・・・どんくらい持つんだ?」

医者「なんか聞いたとこによると、二日・・・・持って三日」

男「ま・・・・じ・・・で?」

医者「まぁじで」

男「・・・・・・・」カタカカタ

医者「で、そn」

ガチャン・・・・

男「なんてこった・・・・」


フラフラと居間に戻る男

女の子「電話誰からだったの?」

男「いーやー、べつにー・・・・」

女の子「ふーん」

男「・・・・・なぁ」

女の子「んー?」

男「な、なんかさ、人生でこれだけはやっておきたいってことない?・・・その明日ぐらい死ぬとして」

死亡間近の老人に投薬する事案が発生しそう

女の子「普通の女の子みたいにさ、学校に行って・・・友達作りたいなー」

彼女はそう言いテレビのチャンネルを変える

女の子「なーんて」

男「そ、それでいこう・・・・!!」

女の子「え?」

男「学校行こうッ!!小学校ッ!!!小学校行こう!!!!」

女の子「えー無理だよ・・・・こんな身体だし・・・」

男「イケるって!!大丈夫だって任せろよ俺に!!任せろ!!」

女の子「ほんと?」

男「二言は無いぜ」

女の子「いつから?」

男「明日!!」

女の子「明日?」

男「明日だ!!」

男「ってわけでしてね」


母「・・・・」

父「・・・・・」

男「明日にでも手頃の小学校に通わせて欲しいんです、一日だけでもいいんで!」

母「うちの娘が明日亡くなるって本当ですの?」

男「はい、私の薬のせいで・・・・」

母「・・・・・」

父「わかった」

母「あなた・・・」

父「私はあの子が生まれてから仕事ばかりで一つもかまってやれなかった、病気になったあともだ」

携帯を取り出し番号をプッシュしだす父

父「私はせめて最後だけは父親らしく娘の願いを叶えてあげたい・・・・」

男「ありがとうございます・・・・・!!!娘さんを死なせてしまう罪は私が死刑でもなんでも受けて償います!!!」

母「娘はね、もう長くなかったんですよ・・・・」

男「はい?」

母「いつ死んでもおかしくなかったのよ娘は」

男「そんな娘さんは、長くかかるけどいつかは治る病気だって・・・」

母「全部嘘、あの子を安心させようと思ってついた嘘なのよ」

男「なんと・・・・」

父「よし、話を通した、明日一日だけ〇〇小学校で授業を受けることができるようになったぞ」

男「やった!じゃあ早速ランドセルと教科書の用意を!あと制服、リコーダー水着、とりあえず必要な物全部、今すぐ俺の家に手配してください!!」

父「わかった!!」

男「あぁあと!」

父「なんだね!?」

男「明日の時間割を」

シリアスなのかギャグなのか

支援

落ちてなかったか良かった

女の子「これ無理だよーー!!服ぱっつんぱっつんだよ」

男「いいのいいの!!小学生ってみんなそうだから!!!」

教科書の裏に名前を書いてゆくのに忙しい男

女の子「これ水着もやばいよー、見えちゃいけないとこも見えそうだよー」

男「大丈夫大丈夫!明日の体育はグラウンドだから!!」

女の子「リコーダー吹いていい?」

男「好きなだけ吹け!!!」

女の子「あ、体操服に名前ないよ」

男「しまったぁああああ!!!忘れてたー!!!」

女の子「大変そうだねぇい」

男「大変だぞぉ、くっそーアイロンどこあったかなー・・・」

女の子「・・・・・」

ランドセルを背負って鏡の前に立つ女の子

女の子「はは、これ知ってる、コスプレだ」

男「お前病院にいたのにどこでそんな情報仕入れてくるんだ?・・・・」

男「いいか?俺の言う順番に教科書入れろ」

女の子「ほい」

男「社会、算数、国語、体育、生活」

女の子「音楽なし?」

男「無し、音楽は明後日だったな」

女の子「残念、リコーダー吹きたかったな」

男「・・・・・・・」

女の子「ピーヒョロヒョロ」

男「音楽やりたいか・・・・?」

女の子「んー?うんー」

男「じゃあ明日先生に頼んで放課後やってもらおうな」

女の子「いいよ明後日あるから」

男「ダメだ明日じゃないとダメなんだ」

女の子「こだわるねぇ」

男「あぁ、俺はワガママだからな」

5時間なのか

いまんとこぜんぜん面白くないけど
これいつから面白くなるの?

男「今日はうんと夜更かししていいんだぞ」

女の子「いいよ、もう眠たいし」

男「星とか見たくないか?」

女の子「いいよー病院でいっぱいみてたし」

男「もうちょっと山の方にいくといいのが見れるんだぜ、ちょっと遠いけどさ今から・・」

女の子「グーグー」

男「・・・・」

ふと時計に目をやる

【23時50分】

男「寝るか・・・・」

Pなんか気にしなくて良いから続けてね

ジリリリリ

男「朝だーーーーーー!!!」

起きて朝飯を作り出す男、食パンをトースターにセットする

男「おら!!起きろ!!女子小学生ッ!!!!」

バっと掛布団をはぎ取る

女の子「はぁはぁ・・・・」

男「・・・・どうした?」

女の子「はぁはぁ・・・・ダルい・・・・」

男「お前・・・・また身体ちょっとだけ縮んだか?・・・・」

女の子「あぁ朝・・・起きなきゃ・・・」

男「無理すんなよ」

女の子「大丈夫大丈夫」

男「お前筋肉がすっかり落ちちゃってんじゃねーか・・・」

女の子「あぁ・・・どうりで軽いと思った」

警官「約束の時間だー!!」

男「あと一日延長ね」

警官「貴様我々をなんだと・・・!!」

男「詳しくは社長さんに聞いてねー」

バタン


女の子「行ってきまーす」

男「ういーー行ってらっさい」

パタパタと見た目高校生の少女がランドセル姿で出発する

男(なんかの企画物みたいだなぁー)

キーンコーンカーンコーン

先生「今日からみんなと一緒にお勉強を受けることになる東條美咲ちゃんです、みんな仲良くしてねー」

女の子「東條美咲です、こう見えてもみなさんと同じ年です、よろしくね」

一同「」ザワ

「嘘だろー絶対年上だよー」

「どうみてもお姉さんだよねー」

「おっぱい大きい」

「あたち知ってるよーあれこすぷれっていうんだってー」

ザワザワ

先生「みなさん!ワイワイ喋るのはやめなさい!!じゃあ東條さんの席はあそこね」

ぐぐぐっと身を屈める女の子

先生「?東條・・・さん?」

女の子「ふんッ!!!」

勢いよく跳躍!、美しい空中三回転捻りをくわえながら自分の席まで飛ぶ女の子

すかさず後ろの席の子が椅子を引く

ドダン!!

間髪入れず勢いよく椅子に着地、少し遅れてランドセルが机上に落下する


先生「」

一同「」


女の子(ちょっと危なかった・・・・昨日と比べて力が入らなかったから失敗するかと思ったぜぇ・・・・)


静寂


「すげぇ・・・」
隣の席の男の子が呟く

途端に関切ったような歓声、スタンディングオペレーションである

女の子「まぁまぁまぁはは」

この跳躍でみんなの注目を集めた彼女は一瞬でクラスのみんなと打ち解けたようである

双眼鏡越しに覗く彼女の顔はとても幸せそうだ

男「楽しそうで何よりだ」


―――――放課後

生徒たちが次々と出る中、一人だけ浮いてる子がいる

でかい、一人だけ場違いサイズだな

男「楽しかったかい?」

女の子「うん」

男「音楽の授業はいいのかい?」

女の子「うん、今日はもう疲れちゃったから」

背負って家に連れて帰る途中、みるみるうちに身体が縮んでいくのがわかる

男(元のサイズに戻っていってるのか・・・これが副作用だろうか?)

女の子「眠たい」

男「・・・いいぞ、家に連れてかえっといてやるから」

女の子「んん・・・・」

男「・・・・・・・」



医者「君はほんと人の話を聞かないね」

突然、男の前に現れる医者、驚いて倒れそうになる

男「うわ!?」

医者「確かに私は副作用で死に至るって言ったよ?」

男「あぁ聞いたよ」

医者「でもちゃんとした処置をすれば助かるって聞いた?最後に言いかけたけど」

男「・・・・・え?」

男「はい?」

医者「はーい?」

男「まぁじで?」

医者「マジです」

男「」

医者「いいから病院運ぼうか」

男「なんでそんな大事な話もっと早くしないんだ禿げ!!!」

医者「君が人の話聞かずに勝手に突っ走るからだろうが!!!!」

へたりこむ男

男「はぁ・・・でもなんか・・・その・・・安心した・・・・ははは、よかった・・・よかったよ」

才能ありすぎ
おもしれー

なんかすこしずつまともになってるし

―数日後

女の子「おじさんのおかげでまたチューブまみれだよ・・・」

男「でもよかったじゃん?不治の病が治って、一回全快状態になったおかげでさ」

女の子「でも全身の筋肉ずたぼろだってー、痛い痛い、泣きそう」

男「普通の女の子サイズに戻ったし万々歳だな」

女の子「おじさん逮捕されるってほんと?」

男「まぁね、ま、失うもんはなにも内からあれだけど、君のお父さんが色々してくれたおかげで早く出れそうだしね」

警官「ほら、そろそろ行くぞ」

男「はいはい」

女の子「あ、おじさん・・・・」

男「んー?」

女の子「耳貸して?」

男「なんだい?」

女の子「タンポン抜けなくなっちゃった」ボソ

男「は、はははマジかぁ・・・・」
                                       完

疲れた、最後投げやりになっちった

お休み

乙!!

ええな

なんか意外と面白かったわ
今年一番の良作だわ

普通に感動できた

大層乙であった

超良かった乙

二度とゴミクソ産廃置いて行くなよゴミムシ

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