ミサト「アスカ、レイ、マリのイメージセクシービデオ作るわ」(178)

ミサト「シンジ君はカメラマンをお願い」

ミサト「シンジ君のイメージセクシービデオ作るわ」

ミサト「アスカ、レイ、マリはカメラマンをお願い」

シンジ「なんで僕が……?」

ミサト「男目線で撮ってもらったほうがエロさが出ると思って」

リツコ「そこで3人に、誰がカメラマンなら許容するか書いてもらったの。それがこの紙」ピラッ

マリ:どーでもいー
アスカ:嫌
レイ:碇くん

ミサト「ね? なるべく希望に沿う人選ってなると、シンジ君しかいないわけよ」

シンジ「綾波だけじゃないですか!」

ミサト「でもほら、マリはどうでもいいって書いてるんだから、実質二人がOKしてることになるでしょ」

リツコ「アスカはそもそも企画自体に反対だから、意見は除外させてもらったわ」

シンジ「相変わらずだこのブラック企業……」

ミサト「とにかく! 決まったからにはヨロシクねん、シンちゃん」

シンジ「はぁ……」トボトボ

シンジ(カメラ回すだけじゃなくて、どんなシーン撮るかまで僕任せだなんて……ムリだよそんなの)

シンジ(必要な道具や場所だけは用意してくれるって言ってたけど……どうしよう)

シンジ「そうだ。とりあえずケンスケに聞いてみよう。なんとなく、こういうの詳しそうだし」


ケンスケのアドバイス>>11(アイドルのイメージビデオからかけ離れてない範囲で頼む)

寝起き風アスカのベッドでごろごろ

アスカ「嫌」

シンジ「さっきからそればっかり」

アスカ「あんたバカ!? 嫌なものは嫌なんだから、急に変わるわけないじゃない」

シンジ「僕だって好きでやってるわけじゃないよ!」

アスカ「ウソ。あんた案外スケベだから、役得~とか思ってんでしょ」

シンジ「思ってないって。とにかく、これ撮れって命令なんだからしょうがないじゃないか」

アスカ「……」

シンジ「あんまり逆らうと、エヴァから降ろされたり……パイロットなら真希波もいるし」

アスカ「う~~~~……分かったわよっもう!」

シンジ「アスカー、準備いい?入るよ?」

アスカ『なによぉこの衣装!!』

シンジ「ミサトさんがノリノリで選んだんだ……僕見てないけど。いい、入るからね」

ガチャ

アスカ「く……」

シンジ(薄桃のタンクトップに、ホットパンツ―――)

シンジ「あ、なんだ。いつも家にいる時と変わらないじゃないか」

アスカ「違うわよ! 裾は短くて見えそうだし、ブラないし、そのくせ襟周りは緩いし……」

シンジ「……?」

アスカ「いまいち分かってないでしょ、あんた」

シンジ「ご、ごめん。とにかくさ、始めるから寝転がって」

アスカ「はぁ……」コロン

シンジ「録画するねー」ポチッ

ジー

シンジ「……」

アスカ「……で、どうすりゃいいわけ?」

シンジ「え。撮ってればいいんじゃないの?」

アスカ「ほんっとバカね。それじゃ写真と一緒じゃないの。モデルにどうして欲しいのか、あんたが指示すんのよ」

シンジ「ふぇ、そうなの……? 指示って……例えば?」

アスカ「それくらい自分で考えなさい。言っとくけど、私だってこんなの全然詳しくないんだから」

シンジ「……そりゃそうだよね」

ジー

アスカ(固まっちゃった。ま、バカシンジじゃそんなもんよね。あーもうメンド臭い、寝ちゃお)ゴロン

シンジ「…ぁ」

アスカ「ん?」

シンジ「な、なんでもない///」

アスカ(何……? あっ。やだ、裾ずり上がってる!)

アスカ「う……すけべシンジ。あんた、見てたでしょ?」

シンジ「なにを?」

アスカ「私の脚。さっきパンツがギリギリまでめくれちゃってたとこ」

シンジ「みっ見てないよ」

アスカ「ひょっとして、下着まで少し見えた……?」

シンジ「だから見てないってば!」

アスカ(ふん、なーによ。これくらいで真っ赤になっちゃって。ま、ちょっとだけ……可愛いけど)

シンジ「///」

アスカ「……」

スッ

シンジ「!」

アスカ(ぷ。ちょっと脚をエロっぽく動かしただけで反応すんのね。オモシロイやつ)

アスカ「♪~」スス

シンジ「なにしてんの……? アスカ」

アスカ「監督兼カメラマンがあんまり不甲斐ないから、こっちで動いてあげる。感謝してよね」

アスカ「ほら……いい? 私の指、アップで追いなさい。ゆっくり動かしてあげるから」

ツツツ…

シンジ「……」

いつの間に不機嫌が直ったのか。
協力的になったアスカは、横倒しの姿勢になって僕を―――カメラを楽しげに眺めている。

片肘で上半身を浮かせて、たたんだ脚の先に指を置いた。
そのまま、さっきの言葉通りゆっくり……焦れるくらいゆっくり、脚線をなぞっていく。

アスカ「なぁに唾飲んでんのよ」

シンジ「誰がっ」

アスカ「あんたしかいないでしょ、バァカ」

ゆっくりゆっくり……膝を上がり、フトモモに。その付け根までの移動をカメラで追った。

シンジ「……ゴクッ」

アスカの指先はまだ上っていく。
お腹……おっぱいをかするように、胸……口元……

アスカ「ん」

赤い舌を出して、それを舐めて見せつける。

シンジ「……」ドキドキ

アスカ「すけべ」

シンジ「……」

アスカ「もう反論もしないんだ?」

シンジ「う……」

アスカ「カメラ、もっと寄せなさいよ。離れてたら動きづらいでしょ?」

アスカ「最初にあんたが言ってた通り、ここでゴロゴロしてあげる」

シンジ「ご、ごろごろ?」

アスカ「そ。胸元でもお尻でも、好きに撮れば?」

シンジ「……いいの?」

ミサト「―――で、まずできた映像がこれってわけね」

シンジ「は……はい。ダメ、ですか?」

リツコ「いえ、悪くはないわ。中々可愛らしく撮れているし」

ミサト「うんうん。いいんじゃない。ベッドでくつろぐアスカのエロ可愛さ!」

ミサト「ただねー、やっぱもうちょい刺激が足りない感じだから、次はもうちょい上のエロさが欲しいわね」

シンジ(これでも刺激が足りないの!?)

ミサト「まぁほら、シンジ君にとっては十分刺激的だったかも知れないけど……」

リツコ「シンジ君。次はマリを撮ってみて。勉強にもなると思うわ」

シンジ「はい」


マリでどんなの撮るか>>32

擬似パイずり

マリ「へえ。結局わんこ君がカメラマンしてんだ?」

シンジ「うん」

マリ「撮影はいいけど、あとで匂いかがせてにゃ」

シンジ「……うーん」

マリ「そんで、どんなコトすればいい?」

シンジ「それが、どう撮るかは真希波に聞けって、ミサトさんとリツコさんが」

マリ「え。私が決めていーわけ?」

シンジ「僕が考えるとその……刺激が足りないとかで……」

マリ「あ~、なるほど」

シンジ「なんでなるほどなんだよ」

マリ「にひひ。てことは、刺激ある映像を期待されてるってことじゃん」

シンジ「まぁ……そうだと思うけど」

マリ「オッケー。じゃあまず、デッカいガラスのある部屋を用意して」

シンジ「??」

マリ「……」

シンジ「……」

マリ「エヴァじゃん」

シンジ「えっと、あの。プラグ内の様子を高画質映像で出せるから。全面ガラス張りみたいなもんだって言われて」

マリ「手抜きだにゃあ……いや逆に豪華なのかな?」

シンジ「見た目には機密に関わるような部分、ほとんど無いし」

マリ「ま、え。じゃあそれ用に準備してくるから、わんこ君は撮影の用意をお願いね」

シンジ「分かった」

>マリ「ま、え。

マリ「ま、ね。
の間違い

シンジ「まさかプラグスーツ着てくるなんて……」

マリ『わんこ君』

シンジ「こっちは大丈夫。いつでも始めて」

マリ『じゃあ……とりあえず、私のカラダ、足元から舐めていって』

シンジ「う、うん……スタート」

真希波に従って、スーツに包まれた真希波の身体―――同年代には見えない―――を収めていく。
アスカの時で少しは勝手が分かったから、なるべくえっちな感じに映るように、
太腿から腰や、凹凸に富んだ部分を念入りに……。

シンジ「…… ///」

最後に真希波の表情。
こっちの欲望を見透かしたみたいに挑発的にニヤついていて、僕はつい意味もなく目を逸らしてしまった。

マリ『だめだよわんこ君。ちゃんと見続けてなくちゃさ』

それもバレていた。実は向こうにも映像が届いてるのかも。

マリ『……』

プシュ、と音がして、真希波のスーツが緩んだ。

初春「どうやら、最終的に佐天さんが満足するSSが、現行で張り付いていた場合3割ということみたいです」

佐天「完結しててもつまんない奴も多いんだね……」

初春「本文がよくても、後書きや合いの手で興醒めするのもですね」

初春「糞スレが伸びてる理由もわかりませんし」

初春「百番煎じのSSは、書いてる奴も読んでる奴も何考えてるんですかねえ」

初春「独自性出せないなら創作やるんじゃないっつーの」

初春「臭過ぎて鼻が曲がるわ」

佐天「初春?」

シンジ「あ。ダ、ダメだよ! 脱ぐのはっ」

マリ『ヌードがまずいくらい分かってるって。大丈夫。中、水着だから……』

スルッ

シンジ「うぁ……」

マリ『ほら』

シンジ(な……なんだあれ。肌、ヌルヌルで……)

マリ『LCL入れるわけじゃないから、スーツの中にローション仕込んどいてみたにゃ♥』

シンジ(ヌルヌルで……濡れて光ってて……スーツとの間にい、糸引いて……)

マリ『ゆーっくり脱ぐから。じっくり撮って』

シンジ「……ンゴクッ」

スル…

シンジ「……」

スルル…

シンジ「……ハァ」

スルルル…パサッ

シンジ「…ハァ、ハァ、ハァ」

マリ『ね? 脱いでも平気だったっしょ』

シンジ「…ハァ、ハァ、ハァ」

マリ『わんこく~ん、おい、聞いてる?』

シンジ「はっ。ごめん、ぼっとしてて……そうだね……いや、だけどやっぱりマズいんじゃ」

マリ『なんで?』

シンジ「だって。確かに水着着てるけど、ビキニだし……ローションってついたまんまだし」

マリ『ローションまみれじゃエロすぎるってか? これくらい普通だってば』

シンジ「そうなの……?」

マリ『ウブだにゃあ君は。まだ終わりでもないってのに』

マリ『これで終いじゃガラス張りを要求した意味ないじゃん』

マリ『カメラは、んー……この辺りの空間、正面から』

シンジ「分かった。こう……かな」

マリ『んふふ。頑張れカメラマンさん』

むにっ

シンジ「!?」

マリ『……ン』

むにぃ……むにょん

シンジ(ガラスにおっおっぱい、がっ)

マリ『滑りよくしとかないと、これがしづらいから……ね』

にゅむぅ
むにに
にゅるるぅ~

シンジ「」

マリ『エロく撮れてる?』

シンジ「ぁ、ぃ、はひ……」

マリ『このガラスを、君の身体だと思って』

シンジ「僕の……身体……」

むにっむにぃ
ふにゅにゅんっ、むにぃぃ

マリ『後で……ン、ン……本当に直に……してあげよっか……?♥』

シンジ「ハァ、ハァ、ハァ」

マリ『おいでよ』

シンジ「え……?」

マリ『……』スッ

シンジ(あ。離れちゃった……)

マリ『こっちおいで』

シンジ(おいでって、カメラのことか。ぼ、僕のことかと思っちゃった)ドキドキ

シンジ(真希波はちゃんと、カメラ意識したセリフ言ってるんだ)

マリ『……さっきのガラスが君の肌の代わり。そしたら、このレバーはなんだと思うかにゃ?』

シンジ「! 真希波、そこはあんまり映したら―――」

にゅるん

シンジ「……っ」

マリ『ん……レバーは、君の代わり……』

むにゅ…ぅ

マリ「く、ン」

シンジ(挟……あああれって、つまり……トウジ達が言ってた……!?)

むにゅ…ぐに…

マリ『ハァ、やっぱ、このまんまだとちょっと痛いや』

マリ『かけちゃおっかな……これ』

トロ…トロ…

シンジ「わ…… ///」

シンジ(真希波の、胸……おっぱい……またヌルヌルになってく……!)

マリ『ほら、これで滑りが良くなった。こうやって―――』

にゅるるんっ
にゅるるるんっ
ぬちゃっ、むにに、ぬにゅちゅっ

マリ『君のを、いっぱい可愛がってあげられる……』

むにぃぃぃぃぃ~~

シンジ「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」

ミサト「―――バッチグー」

シンジ「……」

ミサト「なによその顔」

シンジ「ミサトさんっていつの時代の人なんですか?」

ミサト「まだ30前だっての。それはともかく! 今回のはパーペキよ」

シンジ「ぱーぺき……」

リツコ「やはりマリ主導にしたのは正解だったようね」

ミサト「お次は、まず各自1シーンってことでレイ行ってみましょ」

シンジ「綾波、ですか」

ミサト「なによその顔」

シンジ「綾波相手って……真希波みたいに任せるのも無理だと思うし、どんなの撮っていいか」

リツコ「そうねえ……」


レイでどんなの撮るか>>62

オナニー

レイ「自慰……?それをすればいいの?」

シンジ「まさか! ただ擬似的に、連想させるイメージを撮影しろって。リツコさんが」

レイ「赤木博士が……命令ならそうするわ」

シンジ「ありがとう綾波。一応、紙に色々書いてもらってきたんだ」

レイ「記載された指示に従えばいいのね」

シンジ「うん」

シンジ「誰もいない学校って、なんだか寂しいね」

レイ「……そうね」

シンジ「だからって誰かいても困るけど。許可は取ってあって、人も来ないようにしてくれてるから安心してね」

レイ「ええ」

シンジ「で、まずは……えっと。『制服から体操着に着替えるレイを、覗き見するように』……!?」

レイ「問題ないわ。体操服、ロッカーにあるもの」

シンジ「―――じゃ、僕はここから……窓枠も映るようにして撮るから」

レイ「……」コクッ

シンジ「ホントに大丈夫? イヤだったら言ってくれても」

レイ「平気。撮るの、碇くんだから」

シンジ「綾波……」

レイ「始めて」

ジー

レイ「……」スルッ

ジー

レイ「……」プチ、プチ

ジー

レイ「……」スルリ

シンジ「……っ///」

シンジ(もう……上はシャツ羽織ってるだけになっちゃった……)

シンジ「あ、あの! 普通と違うんだけど、そのまま今度はスカートを……って書いてあるんだ」

レイ「はい」

スル…ファサ…

シンジ「……」ドキドキ

レイ「この後は?」

シンジ「あっ、次は……少し待って、僕も教室に入るから」

レイ「……」

シンジ「それで、綾波……ズームして胸元あたりを撮ってもいい……かな」

レイ「なんでも。碇君の好きにして」

シンジ(僕の、好きに……綾波を……)

ジー

シンジ(……上半身だって分かるギリギリまでアップにしちゃった……いいのかな。いいんだね!?)

シンジ「お、落ち着いて。なめらかに、少しダメ胸をあの、カメラ側にアピールする意識で」

レイ「……やってみる」

シンジ「……」

レイ「……」スル…

シンジ「ハァ、ハァ」

レイ「碇君、次の指示を」

シンジ「……ブルマ、取って。机の上に座って穿いて」

レイ「はい」

僕の言いなりに、二人きりの教室で、半裸の綾波がブルマに脚を通す。
綾波の肌は、雪以上に雪のように真っ白できれいだ。
こんなにまじまじとそれを見て意識するのは始めてで、視線が泳ぐのと吸い付けられるのを繰り返してしまう。
どぎまぎしながら、なんとか着替えシーンの撮影を済ませた。

もう既に、頭がくらくらしている。

レイ「自分で、自分のカラダに触れればいいの?」

シンジ「そうだけど……ただ触るんじゃなくって、こう……指先で円を描くように、柔らかさを確かめるように、多少の緩急をつけて……」

レイ「―――と書いてあるのね」

シンジ「うん。それをフトモモの付け根のあたりと、む、胸を、中心には触らないように周囲をって」

レイ「了解」

シンジ「まずはその体操着のままで……机からも降りなくていいから」

シンジ「……」カタカタ



アスカ「シンジのやつ、帰るなりほとんど部屋に閉じこもっちゃって。なにしてんの?」

ミサト「お仕事よ」

シンジ(結局、脱ぎかけ制服姿にも戻ってもらって、同じの録っちゃった)

シンジ(ブルマ姿と二種類。机に腰掛けて、誘うみたいな目で見つめてくる綾波―――)


自らのフトモモを、長い指で、手のひらで執拗に弄り回す綾波。
おっぱいの存在を強調するように、形に沿っていやらしく撫でる綾波。その柔らかそうな谷間。
切ない表情で、肢体をくねらせる綾波。
そんな綾波が、愛おしげにペンを舐めて、こちらを誘ってくる。

シンジ「……ゴクッ」

この一連の映像を切り貼りして。
クールな美少女の着替えを覗いて見つかり、
中に招かれて、自慰を見せつけられてからかわれる―――

シンジ(そんなイメージにしろって、リツコさんが……ミサトさんとリツコさんが言ったんだ)


アスカ『役得~とか思ってる』


シンジ(思ってないよ! いや、思ってるけど!)

シンジ「こんなの、嬉しいって思うなっていうほうが無理じゃないかっっ!!」


アスカ「なんかうるさいわねー」

ミサト「仕方ないのよ。わっかいんだから」

シンジ「……」カタカタ



アスカ(シンジのやつ、昨日に続いて篭りっぱなし……なんかつまんないわね)



シンジ「……うぅ」

シンジ(ダメだ。えっちな映像ばっかりと睨めっこしてるから、我慢が限界に……)

シンジ(ごめん。アスカ!真希波!綾波! 一回だけ使わせて!)

アスカ「シンジー、入るわよー」

シンジ「!?」

シンジ「な、なんだよ急に。ノックくらい」

アスカ「男が細かいこと気にしない。おっ、それって例のやつ?」

シンジ「まぁ……そうだけど」

アスカ「ふ~ん。編集作業してんのね。部屋で一人でコソコソ、ヘンタイっぽい」

シンジ「こんなこと、他の場所じゃできないんだから仕方ないだろ」

アスカ「私にも見せなさいよ。どれどれ、っと」

カチカチ

アスカ「…………っっ!!???」

アスカ「バ、バ、バカシンジ!! あんたなんつーモノ撮ってんのよ!!」

シンジ「なにって……」

アスカ「私の以外、ほとんどエロビデオみたいなもんじゃないの! いやぁぁっ、変態、この変態!!!」

シンジ「そんなっ、僕が勝手にしたわけじゃないのに!」

シンジ「真希波のは真希波の指揮だし、綾波のはリツコさんが」

アスカ「あいつら……っ」

シンジ「……アスカが非協力的だっただけで、そういうものなんじゃないの……?」

アスカ「なにそれ、私が悪者!?」

シンジ「誰が悪者とか、そういう話じゃなくてさ」

アスカ「ふんっ。言っとくけど、結局あんたも同罪よ。言われるままに撮影したんだから」

アスカ「どうせ部屋でこれオカズにして猿みたいにシテたんでしょ? サイッテー!!」

シンジ「してないよ」

アスカ「してた」

シンジ「してないってばっ」

アスカ「ホントに?」

シンジ「うん…………まぁ、えっと、しようとは、してたけど……イテっ。叩くことないだろ!」

アスカ「まったく。他にも何かいかがわしい映像隠してないでしょうね」カチカチ

シンジ「撮ったのそれだけだし、他は無いって」

アスカ「ふぅん、どうだか」カチカチ

アスカ(しっかし……ホントえろいわねこれ……何考えてんだか)

アスカ(わ。これっていわゆる、パイズリってやつの真似!? こ、こんなコトまでしてるわけ?)

アスカ「……」カチカチ

シンジ「……アスカ?」

アスカ「シンジ。ちなみにあんた、『しようとした』って言ったけど、主にどのシーン使う気でいたわけ?」

シンジ「ふぇ?」

アスカ「鈍い! オナニーの話よ。どこオカズにする気だったか、つってんの!」

シンジ「お、女の子がそんな……」

アスカ「答えなさい。正直に言わなかったら、この動画学校の女子にばら撒くわよ。シンジのPCにあったって説明付きで」

シンジ「そんなぁ」

アスカ「どこ?」

シンジ「……………ア……」

アスカ「わ……私……?」

シンジ「綾波わぶっ。叩かないでよ!自分で質問したくせに!」

アスカ「うっさい!!!」

アスカ「く……っ、負けてらんないわ」

シンジ「はぁ?」

アスカ「出かけるわよ、変態シンジ」

シンジ「どこに?」

アスカ「リツコのとこ!!」

リツコ「―――用件は?私も暇ではないから、手短にお願い」

アスカ「確か、視覚と映像をリンクさせるカメラ、あったわよね?」

シンジ「なにそれ」

アスカ「使用者の目に映る映像を、そのまま取り込んで録画できる機械よ。シンクロ技術の応用」

リツコ「確かにあるけど、あれはあくまでエヴァ運用のための研究の一貫として……」

アスカ「……」

リツコ「はあ、まぁいいわ。何に使うかも想像できるし」

アスカ「使い道、別に隠す気もないわよ。こいつに普通のカメラ操る技術なんてないんだから、ちょうどいいでしょ」

リツコ「5分待っていて」

シンジ「……」

シンジ(で、ネルフのプールか。貸し切るにはちょうどいいけど)

アスカ「お待たせ」

シンジ「アスカ。ねえ、あんなに怒ってたのになんでまた撮影するの?」

アスカ「気が変わったからよ。あのままじゃ、私のだけイマイチだから嫉妬して騒いでると勘違いされるじゃない」

シンジ「されないと思うけど……」

アスカ「そんなことよりシンジ、この私の水着姿を見て、讃える言葉の一つも出てこないわけ?」

シンジ「いつも学校で着てるスクール水着なのに?」

アスカ「あんたバカぁ!? マニアにはダントツで受けるのよ、こーいうのが」

シンジ「ホントかなぁ」

アスカ「ふん。あんただって、遠目には見れても至近距離でまじまじ見たことなんてないでしょ?」

シンジ「それは……無い、かな」

アスカ「ほらね。いつもならぶん殴るけど、今日は特別。思う存分、好きに眺めさせてあげる」

アスカ「というか、あんたの視覚が映像になるんだから。なるべくスケベーな気持ちで、エロい目で見なさい」

シンジ「ア、アスカを!?」

アスカ「今更、そんな気はないって誤魔化すつもり?」

アスカ「いっつも家で、視線引き寄せられたり慌ててそっぽ向いたりしてるくせに」

シンジ「う……っ」

アスカ「ま、いいわ。つべこべ言うより始めましょ」

アスカ「まずはプールサイド……えっと、この辺に寝そべるから。シンジは……」

シンジ「……」

アスカ「こら。そんな離れてないでこっち来なさい」

シンジ「え、でも」

アスカ「そのカメラ、ズームとかは無いんだから。撮影者自身が至近距離に来ないと、アップ映像は撮れないわよ」

シンジ「!?」

アスカ「だからほら、早く。今日は特別って言ったでしょ……?」

シンジ「……」ドキドキ

アスカ「すぐそばに来て。シンジ」

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