律子「誕生日……」(127)

6月20日 事務所

カレンダー「………」

律子(そういえばもうすぐね)

律子(あまり実感はないけど、私ももうすぐ20歳になるのかぁ……)

律子(まあ、そうは言っても……)

ホワイトボード「………」ギッチリ

律子(いつも通りみんな仕事がギッチリ詰まってるのよね)

律子(仕事が増えるのは嬉しいことだけど……)

律子「ちょっと、残念かなぁ……」

律子(去年の誕生日は楽しかったなぁ……)

律子(……って、私何言ってるんだろ私)

律子(そんなこといちいち気にしてるべきじゃないわよね)フルフル

律子「よし、今日も頑張ろう!」

ちょっと離れたところ

P「律子のやつ、ちょっと寂しがってるみたいですね」ソロー

小鳥「そうですね」ソロー

伊織「……何やってんのよアンタ達」

P「え?ああ、いやちょっとな」

小鳥「うん、ちょっとね」

伊織「……なんか企んでない?」

P「んー、まあ、そうだな」

小鳥「とりあえず、ちょっと待っててね、夜には説明するから」

伊織「?」

その日の夜
春香「どうしたんだろうプロデューサーさん、いきなり集会だなんて」

真「律子は呼ばないようにされてるし多分律子の誕生日についてじゃないかな?」

ザワザワ

P「よーし、みんないるなー?」

伊織「で、なんなのよ?話って?」

美希「ねえねえなんでみんな仕事入ってるの?みんな23日オフのはずだよ?」

P「はいはい、とりあえずまとめて説明するからちょっと待て」

美希「むー……」

P「で、だ。みんな察してる通り律子の誕生日についてだ」

伊織「………」

P「はいそこ、また下らないこと考えてるみたいな顔しない!」

P「まあ、確かに下らないかもしれんが律子にサプライズを仕掛けようと思う」

真美亜美「「任せ「というか、もう仕掛けてる!」

真美亜美「「えっ?」」

P「みんなホワイトボード見たか?」

響「うん、見事にギッチリだった」

P「そう、美希の言ってた通り23日は全員オフだ」

美希「じゃああのスケジュールはなんなの?」

P「もちろん嘘っぱちだ」

伊織「なんとなく読めてきた……」

亜美「ねえねえ、結局何やるのさ兄ちゃん?」

P「まあ簡単なことだ、律子には俺達が23日がオフだってことを徹底的に隠す」

真美「ほうほう」

P「あと律子の誕生日をなんとも思ってないように見せる!」

千早「そんなことしたら律子寂しがらないですか?」

P「ああ、そうだろうな。だが、ここからが本番だ」

P「来る23日当日、出社してきた律子にケーキをドン!プレゼントをバーンと!」

ザワッ

あずさ「あら~、いいですね~」

春香「わ、私ケーキ作りますね!」

P「ハナからそのつもりだ、頼んだぞ春香!」

春香「はい!」

千早「私、プレゼント買ってきます」

美希「ミキもいくのー!」

ガヤガヤ

響「自分、編みぐるみ作ろうかなー」

貴音「律子嬢へのぷれぜんと……やはりらぁめん……!」

響「……それ、貴音が食べたいだけじゃないのか?」


伊織(流石に子供っぽすぎやしないかしら)

伊織(律子にはあまりそういうの受けなさそうだし……)

やよい「どうしたの伊織ちゃん?」

伊織「ん、なんでもないわ」

翌日 6月21日 事務所
律子「おはようございます」ガチャ

社長「おお!律子君おはよう」

律子「あ、おはようございます社長」

社長「さて、いきなりだが23日のことで「そぉい!」ドゴォ

社長「ふぐぅ!」

律子「社長!?」

P「あー悪いな、律子ちょっと待っててくれ」ズルズル

社長「」

律子「え、あ、はい」

律子(あ、社長が会議室に引きずられてく……)

会議室
P「社長!俺言ったじゃないですか!律子には誕生日のこと言わないでくれって!なにいきなり……」
ガミガミガミガミガミガミ

社長「うう、すまない……」

会議室外
亜美「気合い入ってるねー兄ちゃん」

伊織(流石に声大きすぎるでしょ……バレるわよ)

律子「亜美ー?伊織ー?行くわよー」

亜美「はーい!」

伊織(バレてない……)

お昼頃

美希「プレゼント買うって言ったけど律子、さんに何を渡せばいいのかわからないの……」

真美「真美もだよー……」

真「結構難しいね……」

美希「もー直接聞いた方が早い気がするの」

真「あはは、確かにね」

ガシッ

美希「ふぇ?」
真「へ?」
真美「うぇ?」

小鳥「………」ゴゴゴゴ

真「小鳥……さん?」

小鳥「駄目よ?」ニッコリ

「「「はい」」」

夜 事務所
真「今日はどうにか乗り切ったね」

伊織「まあ、そうね」

P「まったく……みんな危なっかしいんだよ」

小鳥「そうですね」

真「あ、律子」

律子「お疲れ様ですプロデューサー」

P「お、おう律子」

律子「みんな妙によそよそしいんですよ、なんなんですかね……」

小鳥「ききき気のせいじゃなですか!」

P「そそそそうですよ!あ、いや、そうだよ!」

真(プロデューサー!?)

伊織(滅茶苦茶焦ってるじゃないの!)

6月22日 事務所
亜美「ねーねー、あずさお姉ちゃんは何渡すのー?」

あずさ「うふふ、これよ」

真美「おおーワインだ!」

亜美「そっかーりっちゃん20歳になるもんねー」

千早「あの、飲ませすぎないで下さいね?」

あずさ「うふふ……」


律子「なんだろう、寒気がする……」

昼 営業先
律子「では、よろしくお願いします」

バタン

律子「挨拶終わりっと……」

律子(いよいよ明日かぁ……)

律子(って、なにちょっと期待してるんだろ私)

律子(………)

スタッフ「あ、秋月さーん!」

律子「え、はい?」

スタッフ「えっと、明日なんですが秋月さんの誕生日ですよね?」

律子「は、はい」

スタッフ「えっと私、秋月さんのファンなんです!」

律子「え、あ、ありがとうございます!」

スタッフ「ですので、これ……受け取って頂けますか、仕事場の仲間の分もあります」

律子「わ、ありがとうございます!」

スタッフ「そ、それじゃ!」タタタッ


律子(やっぱり、嬉しいものね……)


小鳥「やられた!」

P「大丈夫です!事務所のみんなにバレなきゃいいんです!」


律子「あれ?プロデューサーに小鳥さんじゃないですか、どうしたんですか?」


P「あ、やべっ」

小鳥「逃げましょう!」ダッ

P「はい!」ダッ


律子「あ、ちょっとー!」


律子「なんだったんだろう……」

深夜 事務所
春香「よーし!律子さん帰っちゃってるうちにケーキ作っちゃおう!」

亜美真美「「おー!」」
やよい「おー!」

千早「あの、高槻さん大丈夫?」

やよい「大丈夫です!さっき少し寝ちゃったので!」

千早「………高槻さん」

春香「あ、ちょっと亜美!?真美!?何入れようとしてるの!」

亜美「バレたー!」

真美「やだなーはるるん、流石に冗談だってー」

6月23日 早朝 事務所
美希「あふぅ……おはよーなの……」

雪歩「あの美希ちゃん大丈夫?」

美希「大丈夫なの……」

真「誕生日の準備とはいえこんなに早くに出社するのはキツいね」

真「って、あれは……」

春香「……むにゃ」
真美亜美「「んー……」」
やよい「ん……」
千早「高槻さん……」

真「あはは……ケーキ作ったあと寝ちゃってたみたいだね」

雪歩「ど、どうしよう……起こしてあげた方がいいかな?」

真「寝かせておいてあげようよ、準備は僕たちだけでもできるんだし」

美希「ミキも寝るのー……」フラフラ

真「って、美希ー!?」

昼 事務所
真「みんなプレゼントどうした?」

響「自分編みぐるみ作ったぞ!」

美希「ミキはおにぎりなのー!」

雪歩「私はお茶を」

小鳥「なんやかんやでみんないつも通りねー」

しばらくあと

ワイワイガヤガヤ

P「まだ来ないな……」

春香「律子さん、まさかお仕事……」

P「いや、それはない、俺がどうにか休みとらせたし」

真「あれ?」
響「プロデューサー、それじゃ律子こないんじゃ?」

P「あ……」

春香「プロデューサーさん!?」
真「そりゃないですよ!」
小鳥「………」ゴゴゴゴ

P「わわわ!違うんだ!あっと、えっと……」

ガチャ

「はー……結局事務所に来ちゃった……」

P「おお!律子だ!律子!お前達、クラッカーの準備だ!」

「「「はーい!」」」

「あれ、何か騒がしい……?」

ちょっと前の事務所前

律子「プロデューサーからもらった休みではあるけど……」

律子「結局、やることなくて事務所に来ちゃった……」

ガチャ

パーン! パーン! パーン!

律子「ふぇ?」



「「「「誕生日おめでとうー!律子(さん)(りっちゃん)!」」」」

伊織(なんだかんだで付き合ってあげたけど……)

P「よかったー……いやー律子おめでとう!」

亜美「りっちゃん寂しかったー?」ダキッ

真美「ごめんねー」ダキッ

律子「………」ポカン

春香「律子さん、はい!これケーキです!」

美希「律子ー!おにぎりどうぞなのー!」

伊織(まあ、多分仕事はどうしたーとか言い出しそうね)

律子「………ぐすっ」

伊織「えっ?」

律子「うぅ…ぐすっ……み、みんな仕事じゃ……」

P「ああー……律子ごめんなホワイトボードのスケジュールは全部嘘だ」

律子「そりゃないですよぉ……ぐすっ……」

あずさ「ごめんなさい、律子さん」ナデナデ

律子「うぅ……あずささん」ギュー


伊織(………付き合いも長いから律子のこと分かってたつもりになってたけど)

伊織(私、全然わかってないじゃない……)ズーン

P「どうした伊織、なんか暗いぞ?」

伊織「なんでもないわ!プレゼント渡してくる!」

律子「うぅ……」

伊織「あの、律子……ほら、これ」

律子「これって……」

伊織「プレゼントに決まってるじゃない!髪留めよ、髪留め」

律子「ありがとう……伊織ぃ……」ギュー

伊織「ひゃ!ちょ、ちょっと律子!」


小鳥「いいですねぇ……」

P「ですねぇ……」

律子が泣き止みパーティーが本格的に始まりました

春香「はい、律子さんあーん!」

律子「ちょっと春香?ケーキぐらいひとりで食べられるわよ!」

春香「いいからいいから!はい、あーん!」

律子「うう……」

美希「ミキもやるのー!」

亜美「亜美も!」

真美「真美もー!」


律子「ちょ、ちょっとー!」

響「律子ー、誕生日おめでとー!はいこれ、自分編みぐるみ作ったんだ!」

律子「あら、可愛いじゃない、熊?」

響「え、猫のつもりなんだけど……み、見えなかったかな?」

律子「冗談よ、可愛いわよ、ありがとう」

響「えへへ……」


真「………可愛いなあ」ジー

律子「……あげないわよ?」

律子「ふー、どたばたしてるわねぇ」

伊織「誰のためだと思ってんのよ……」

律子「あはは、まあ確かにね……」

雪歩「あの、律子さん、お茶です」コト

律子「あら、ありがとう」

春香「律子さん!ケーキならまだありますよ!」ヌッ

律子「間に合ってるわ」

春香「えっ」

貴音「律子嬢、これを」

律子「あら、ありがとう貴音」

貴音「………」ジー

律子「……なんとなく中身は分かるけど一応聞くわね、何?」

貴音「らぁめん二十郎のらぁめんせっとです」ジー

律子「あはは、やっぱりね、でも嬉しいわありがとう」



貴音「………」ジー

律子「……今から、一緒に食べる?」

貴音「なんと!」

美希「律子ー!」ダキィ

律子「きゃっ!ちょ、ちょっと美希!ビックリするじゃない!あと『さん』!」

美希「えー…誕生日なんだしそういうの気にしない方がいいって思うな」

律子「まったく……で、一体どうしたのよ?」

美希「えっとね、ミキの作ったおにぎり食べてくれたー?」

律子「あー……ごめんなさい、まだ食べられてないのよ……まあ、主な原因は……」チラッ

春香「?」

美希「えー!律子、さんヒドいの!」

律子「し、仕方ないじゃない!いろいろあったワケだし……」

美希「むー、なら今からでも食べてもらうの!」

律子「え、いやまあ別に良いけれど……」

美希「じゃあ、はい、律子、さん!あーん!」ズイ

律子「あの、美希?」

美希「んー?」

律子「流石におにぎりぐらい普通に食べるわよ?あと、このおにぎりに刺さってるエビフライどういうつもり?」

美希「別に深い意味はないの!」

律子「あらそう……」

美希「ほら、律子、さんあーん!」

律子「い、嫌よ!だから普通に食べるって……」

美希「………」ウルウル

律子「う……わ、分かった!分かったから!」


律子「あ、あーん……」

パクッ

美希「どう?」

律子「お、おいしいわ……」



小鳥「いいですね!いいですねぇ!」

P「ねー……」

千早「お疲れ様、律子」

律子「あはは……ありがと、千早」


律子「今更だけど、珍しいわね千早がこういうのに一枚噛むなんて」

千早「そう?」

律子「そうよ、どちらかといえば伊織みたいな立場をとるかと……」

千早「……律子はいつも事務所のみんなの為に動いているから少しでも恩返ししたくて…」

律子「ちょっと?まさかあのサプライズが恩返しなの?」

千早「………」
律子「………」


千早「ふふっ……」
律子「あはは…」

亜美「いえーい!」ガバァ

真美「りっちゃん楽しんでるー?」ダキィ

律子「うわっ!…と、もう……危なっかしいわね」

真美亜美「「えへへー」」

律子「で、あんた達は何を渡してくれるの?」

真美「流石りっちゃん!」

亜美「がめついって感じだよ!」

律子「失礼な!」

真美「えっとね、今回のプレゼントはやよいっちとのきょーどーせーさくなんだ」

亜美「とゆーことで!やよいっちカモン!」

やよい「はーい!」トテテテ

律子「やよいとの共同制作?一体何よ」

真美「ふっふっふ、さありっちゃん!」

亜美「聞いて驚け!」

やよい「み、見て笑えー!」

律子(亜美達のノリについていってるやよいって珍しいわね……)

千早(高槻さん可愛い……)

亜美「りっちゃんへの誕生日プレゼントは!」

真美「これだー!」

やよい「はい、どうぞ律子さん」スッ

律子「ん?何かの券?」

律子「何々……『肩もみ券』、『りっちゃんに料理を作ってあげる券』『りっちゃんをナデナデしてあげる券』……これって」

真美「そう!」

亜美「お手伝い券なのだー!」

やよい「えっと、ごめんなさい律子さん、私、お金なくってこういうのしか……」

律子「……嬉しいわ、ありがとうね、亜美、真美、やよい」ギュー

亜美「わ、りっちゃん?」

律子「たまには良いじゃない、ダメ?」ギュー

真美「だ、ダメじゃないよ!」

やよい「………」

律子「やよい?」

やよい「いつもお疲れ様、律子」ナデナデ

律子「!?」

亜美「出た!」

真美「生っすかで見せたお姉さんモード!」

あずさ「はい、これどうぞ~」

律子「わあ……いいんですか?こんな高そうなワイン……」

あずさ「うふふ…もちろんですよ~」

小鳥「そうですよ!大人の仲間入りをしたお祝いなんですからこれぐらいしないと!」

小鳥「ということで!」

ドン

小鳥「私からはお酒を何本かです!」

律子「あ、ありがとうございます……」

P(自分の分も買ってきたなこの人……)

社長「しまったなぁ……」

P「ん?どうしました社長?」

社長「いや、実は私もなんだよ……」

P「え、まさか」

ドン

社長「お酒なんだ……」

P「ワオ……」

小鳥(日本酒かぁ……)

律子「あはは……ま、まあ、なにも今日全部飲む必要はないですし、何本かとっておきましょう!」

小鳥「えー……」
社長「そうだな……」

P(それにしても……)チラッ

ドッサリ

P(酒多いな……)

P(というか、あの二人どれだけ飲ます気だったんだ……)

P「まあ、とりあえず」

小鳥「パーッといきましょう!パーッと!」

社長「うむ」

律子「なんだかおいてけぼりくらってる気がするなぁ……」

小鳥「そんなこと気にしない!さあいきますよー!」

あずさ「はい、どうぞ」

律子「あ、ありがとうございます」

P「よし、じゃあ!」


「「「「乾杯ー!」」」」

しばらくあと

P「まあ……少しは嫌な予感はしてたんだ、少しは……」

社長「む、むう……」

小鳥「予想以上……ですね」


律子「いおり~……」ダキィ

伊織「り、律子!?どうしたのよ一体」

律子「こぉんな…だめだめなぷろりゅーさーついてきてくれてありがとうね……」ナデナデナデナデ

伊織「あの、ちょ、ちょっと待ちなさいよ!……ま、待って律「うるさい」ギュー

伊織「むー!」バタバタ

パタリ

小鳥「ああ!伊織ちゃん!」

P「甘えて撫でて抱きしめられちゃなぁ……」

律子「………」フラフラ

亜美「りっちゃん大丈夫?」

真美「なんかフラフラしてるけど……」

ガシッ

亜美真美「「うぇ?」」

律子「ホントにあんたたちは……」

亜美「えっ?えっ?」
真美「ま、真美達何かしちゃったかな?」

律子「お姉ちゃんって呼びなはいよ!」ギュー

亜美「えええ!?」
真美「り、りっちゃん!なんかもう意味わかんないよ!」

律子「うるさぁい」ナデナデナデナデ


「ちょ、ちょっとりっちゃん!」

「そ、そこはダメだって!」

「わかった!わかったからぁ!お姉ちゃんって呼んであげるからぁ!」

「「やああああ!」」

律子「………」フラフラ

美希「なんか様子がおかしいの……」

律子「みーき……」ダキッ

美希「り、律子?」

律子「『さん』」ギュー

美希「は、はいなの!」


美希「………」

律子「………」


美希「あの、律子、さん?」

律子「なあに?」

美希「律子、さんは美希のこと好き?」

律子「好きに決まってるじゃない」ナデナデ

美希「じゃ、じゃあ少しお説教を減らすべきだって思うな」

律子「……無理な相談ね」ナデナデ

美希「えー……」


律子「美希」ナデナデ

美希「あふぅ……なあに?」

律子「おにぎりおいしかったわ、ありがとうね」ナデナデ

美希「んー……どういたしまして……な…の……」

美希「……むにゃ」

律子「………」ナデナデ


小鳥「なんかあそこだけ雰囲気違いますね」

P「ですね」

あずさ「………」

律子「………」フラフラ

真「お酒飲んだとはいえ変わりすぎだよなぁ……」

真「律子?大丈夫?座ったら?」

律子「ん、ありがとう」ポスン

真(ホントに律子なのかな……これ)

律子「真」

真「ん、何?」

律子「あんたも座りなさい」

真「え、わ、分かったよ」ポスン


律子「そこじゃないわよ」

真「へ?」

律子「こっち」ポンポン


小鳥「ひ、膝の上とは……」

P「あれ本当に律子ですか?」

真「え、でも」

律子「いいから」グイッ

真「わっ!」

ポスン

律子「やっぱり軽いわねあんた」

真「そ、そう?」

律子「そうよ、うらやましいわホント」ナデナデ

真「律子はスタイルいいし、そんなに重くもないだろ?」

律子「こんな、寸胴のどこがスタイルいいのよ……あと、最近体重増えた気がするし……」

真「………」

律子「……ホント可愛いのにね」ナデナデ

真「えっ、誰が?」

律子「何言ってんの、あんたに決まってるじゃない」

真「ぼ、ボクが?可愛い?ほ、ホントに?」

律子「うん」ナデナデ

真「ホントにホント?」

律子「だからそうだって」ナデナデ

真「そ、そっかぁ……へへ……」

律子「だから、これから男役の仕事きても安心しなさい」ナデナデ

真「へ?」

律子「ちゃんと真の可愛さを分かってるやつはここにちゃんといるんだから」ナデナデ

真「う、うん……」


P「口説いてるんだか、丸め込んでいるんだか」

小鳥「前者じゃないですかねぇ……」

あずさ「………」

しばらくあと
P「まさかあずささん以外全員やられるとは……」

小鳥「千早ちゃんまでやられるとは思いませんでした……」

あずさ「………」ゴゴゴ
小鳥(そ、そろそろ行ってもらった方がいいんじゃ?)

P(で、ですね)

P「あの、あずささん。律子のやつ止めてきてもらっていいですか?」

あずさ「はい~」

律子「む……」ペタン

あずさ「律子さん」

律子「あ、あずささん……すいません、手貸してもらえますか?ちょっと立てなくって、あはは……」

あずさ「………」

律子「あずささん?」

あずさ「えいっ」ダキィ

律子「わぷっ」

あずさ「……律子さん?」

律子「ふぁ、ふぁい」


P「律子のやつ、あずささんのおっぱいに顔うずめてやがる……」

小鳥「正直、羨ましいですね」

あずさ「あまり無理しちゃ、めっ、ですよ」ナデナデ

律子「ふぁい……」ジタバタ

あずさ「こんなにちっちゃな体なのに……」ナデナデ

律子「うぅ……」


P「いいなあ……」

小鳥「………」


しばらくあずささんの優しいお説教が続きました

律子「すー…すー……」

P「寝ちゃいましたね」

小鳥「ですね」

あずさ「うふふ……」



P「さてと……みんなダウンしちゃったしボチボチお開きかな」

小鳥「そうですね、とりあえず私お皿洗ってきます」

あずさ「じゃあ私も」

P「じゃ、俺はここの片付けしておきますね」

小鳥・あずさ「「はーい」」


P「て、あれ?社長は?」

小鳥「外で吉澤さんと話してるみたいですよ?」

P「えー…まあ、いいか……」

P「じゃあ片付け開始だ!」

あずさ・小鳥「「おー!」」



P「危ない危ない、忘れるところだった」カキカキ

P「よし、律子はビックリするだろうけど俺からの誕生日プレゼントだ」

P「あ、そうだ。現像したての写真も貼っとくか」

ペタ

P「うしっ!」

P「じゃあ、片付け始めるか!」



次の日、みんなの律子への反応が若干変わっていたことやホワイトボードをみた律子がPに抗議するのはまた別の話

ホワイトボード「『8月~ 秋月律子復活ライブ』」



終わり

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