伊織「やよいが...堕ちた?」 (6)

伊織「...全く...時間の無駄にしかならない会食だったわね...さっさと帰りましょう」

伊織「それにしてもこの吉原って街...いやな空気ね、欲望が渦巻いてるというか...あら?あの後ろ姿...」

伊織「ちょっと!そこのあなた!!!」

やよい「はい?......い、伊織ちゃん...」

伊織「やっぱりやよいじゃない!久しぶりね!どうしたの?こんな時間にこんな場所で」

やよい「う、うん久しぶり...今からお仕事なんだ...」

伊織「こんな時間に?夜勤なの?」

やよい「...えっとね...私、今ソープで働いてるんだ」

伊織「!?」

やよい「どうしてもお金なくて...えへへ...」

伊織「....ま、まさか初めても!?」

やよい「え?ああ、それは高校の時の彼氏と済ませてるよ」

伊織「そ、そう」


はいたーーーーーーっち!!!!!!

いえい!

伊織「~ということなの、プロデューサー」

P「…やよいに限ってそんな…。確かに仕事は昔に比べれば減っているが…」

伊織「あの子の家は確かに昔から貧乏だけど…水商売をやるまでだったなんて…」

P「と、とりあえず両親に連絡だ!」

伊織「待って!もうあの子も成人してるんだし、両親に言うのは待ってあげて!まず本人に聞きましょう…。ソープで働いている経緯、理由を…」

P「そ、そうだな…すぐにでも…!…もしもし、やよいか!?今どこ…、え、今からソープで…」

伊織「そこに行きましょ!その方が話が早いわ!」

はいたーーーーーーっち!!!!!!

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