健夜「すこやと」靖子「やすこの」2人「「おひとり様ごはん!!」」(65)

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健夜「すこやと」靖子「やすこの」2人「「おひとり様ごはん!!」」

テレテッテッテッテッテッ♪  テレテッテッテッテッテッ♪ 

健夜「はいみなさんこんばんはー、プロ雀士の小鍛冶健夜です」

靖子「こんばんわ、同じくプロ雀士の藤田靖子です」

健夜「いやーしかしなんて言うか、自分でプロ雀士って言うのってなんか慣れないもんだね~」

靖子「全くです。というより正直この状況がもう既に恥ずかしいというか…」

健夜「まあ確かに、ここスタジオとかじゃなくて普通の部屋だからね」

靖子「で、私たちは向かい合いながらテーブルでくつろいでいると…これ番組としてありなんですかね?」

健夜「最近流行らしいよ?こういうゆるゆる番組が」

靖子「それにしても…私たちが2人いてやることが麻雀の解説じゃなくて料理というのもどうなんでしょうか?一応、というかプロですよね私達」

健夜「けどまあ番組の内容が『普段見ることの無いプロの意外な一面を知る!』だし、いいんじゃないの?」

靖子「えらくアバウトなコンセプトですよね」

健夜「で、話を戻すとこの番組ではここのキッチンにある材料を使って2人で料理をしてくださいって事だけど」

靖子「料理ですか…正直自信ないです」ハァ

健夜「靖子ちゃんは料理の腕前ははどうなのかな?確か一人暮らしだったよね」

靖子「えーっと、私は基本的には店屋物が中心で、作るとしても袋ラーメンが精いっぱいって感じですかね」

健夜「へーそうなんだ、一人暮らしだと料理が上手くなるもんだと思ってたんだけど」

靖子「まあ休日は何もしたくないってのが本音でして、そういう小鍛冶さんは?」

健夜「私は、実家暮らしだから…お母さんが、その」

靖子「ああ、親に完全に任せっきりって感じですね」

健夜「だって、私が台所に立つと汚れるからって立たせてくれなくて…」

靖子「いやーでもやってもらえるならそれに越したことはないと思いますよ。現に一人暮らしをしていると母の偉大さが本当に分かりますし」

健夜「…で、そんな訳で料理はちょっと…」

靖子「うーん、つまり2人とも色んな意味で危険という事ですよね」

健夜「だね。…正直無茶じゃない?」

靖子「しかもネットや本を参考にするのは禁止って言われてますし…詰んでますよね」

健夜「最悪このままトークでもいいんじゃないかな?」

靖子「いくらなんでも番組の趣旨をガン無視しすぎですって」

健夜「けど料理か―、本当にどうしよう」

靖子「まあ今回は好きにやっていいって言われてますからとりあえず何かできそうなのを作ってみましょうか」

健夜「え、何か作れそうなのはあるの?」

靖子「そうですね、とりあえずカツ丼だったらなんとか…」

健夜「あー靖子ちゃんの大好物だから?」

靖子「いや、大好物という訳じゃ…まあ半分ぐらい勘でなんとかいけると思いますんで」

健夜「勘!勘なの!?」

靖子「いやぁまあほら、味付けとかって結構勘頼りじゃないですか」

健夜「いや一応分量を量ってやった方がいいって家庭課の教科書に書いてあったような」

靖子「大丈夫ですって!少なく食べられるものはできるはずですから…多分」

健夜「だ、大丈夫かなぁ…」

靖子「それじゃあ作るものも決まりましたしキッチンの方に移動しましょうか」スッ

健夜「そうだね…よっと!」ドッコイショッ!

靖子「あれ、もう立ち上がる時に掛け声かけないと辛い感じなんですか?」

健夜「大丈夫だよ!?けどこれはちょっとこれは癖というか…」

靖子「あー、やはり実はアラフォーと言う事ですか」

健夜「アラサ―だよ!!」

靖子「出ましたね、持ちネタ」

健夜「持ちネタじゃないよ!ってか何その持ちネタって!!」

靖子「いやけどこの流れこそが健夜プロの持ちネタだって福与アナが言っていましたので」

健夜「こっ、こーこちゃんの…」プルプル…

健夜「こーこちゃんの馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ウワーーーン!!!

~ ~ ~

靖子「という訳でキッチンに来ましたが、本当に色々と材料が揃ってますね」

健夜「うん、お肉から野菜まで色々とあるよ、カツを揚げる用の油も用意してあるし」

靖子「しかもご丁寧にご飯は既に炊きあがっていると…メニューを予想してくれてたみたいですね」

健夜「スタッフさん、本当にご苦労様です!」

靖子「ええ、本当にありがたいんですが…」

健夜「ほんと、なんでなんだろうね、ここまでやってくれてるのなら何で…」

豚ロース肉←塊がドーン!!

健夜「なんでお肉は塊で用意しちゃったのかなぁ!?」

靖子「いや、薄切りになってるのお肉は見たことはありますけど、こんな塊を見るのは初めてですよ」

健夜「私も…というよりこっちを手に入れる方が大変なんじゃないの?」

靖子「もうスタッフがウケ狙いに来てるとしか思えませんね」

健夜「こんな所で全力を尽くさなくてもいいのに…」

靖子「ま、まあ気を取り直して作っていきましょうか」

健夜「そうだね、じゃあまずは…野菜からかな?」

靖子「といっても切るのは玉ねぎだけなんですけど…さて」ヒョイ!

健夜「あ!じゃあ玉ねぎは私がやるよ!だから靖子ちゃんはお肉をお願い!」

靖子「うわぁー、露骨に押し付けてきましたね。まあ別にかまいませんけど」

健夜「じゃあまずは玉葱の皮をむいてっと」ムキムキ

靖子「流石に皮ぐらいは剥けますか」

健夜「いやいや、いくらなんでもそれぐらいはできるって」

靖子「失礼しました、で、次は先と根の部分を切り落とすと」

健夜「えーっと、確か猫の手猫の手と」

靖子「そうそう、そんな感じで…」

健夜「後は滑らないように一気に…!!トリャー――!!」ズドーーーン!!!

靖子「危なーい!ストップ!ストーーーップ!!!」

健夜「えっ!?今のってそんなに危なかったかな、ちゃんと手は猫の手にしてたけど」

靖子「いやいや、力入れすぎですよ!?なんですか今の掛け声は!そんな力を入れたら猫の手も無効化されますって!」

健夜「だってほら、玉葱って丸いから力を入れて一気に切ったほうがいいかと思って…」

靖子「切れますから!!そこまで力を入れなくても切れますから!!もっと優しく切ってください!」

健夜「はぁーい…」トントン

靖子「普通に切れるじゃないですかもう…じゃあ後は繊維に沿って薄切りにしていけば大丈夫ですから」

健夜「うーん、こうしてるとやっぱり料理してるって感じがするよ!」トントントントン!

靖子「さっきの掛け声はまんま格闘でしたけどね…」

靖子「さて、次はお肉を切っていく訳ですが、小鍛冶さんはどれぐらいの厚さがいいですか?」

健夜「うーん、そこまで厚くなくても…ってちょっと待って」

靖子「え、どうかしましたか?」

健夜「えーっと、確か何かのマンガでトンカツの美味さを味わうのは五㎜が限度って読んだことがあったような…」

靖子「はぁ!!五㎜!?正気ですか!?」

健夜「い、いやマンガに書いてあった事だから正確かどうか分からないけど…」

靖子「冒涜です!!五㎜のトンカツなんてもはやそれはカツでも何でもないじゃないですか!!ただの薄切りの肉の何かですよ!!」

健夜「い、いやぁ、そこまで熱くなる事じゃないと思うんだけど…」

靖子「洒落ですか!!熱くと厚くをかけたと!!健夜プロはユーモアにあふれてますねぇ!!しかし却下です!!」バァン!!

健夜「ひっ!!」ビクッ!

靖子「分かりました、確かに世間ではそんな常識があるかもしれません。しかし、私は、その常識をぶち壊します!!」

靖子「倍プッシュ…倍プッシュだぁぁぁぁぁ」ギコギコギコギコ

健夜「ちょっ!それはちょっと厚すぎるんじゃ…」

靖子「黙らっしゃい!」ピシィッ!

健夜「は、はぃぃぃッ!!!」

健夜『靖子ちゃん、キャラが変わりすぎだよ…!!!』

靖子「ははは、これがカツです、これがトンカツなんですよォォおお!!!」アハハハハハ!!

健夜「だ、誰か助けてーーー!!!」

靖子「…さて、肉も切れた事だし後は衣をつけて揚げるだけですね」スッキリ!

健夜「よ、ようやく戻ってきてくれたよ…」グスッ

靖子「そういえばカツを揚げるのってパン粉と卵と…後はなんでしたっけ」

健夜「えーっと、確か…粉っぽいものをつけてなかった?」

靖子「粉ですか…といってもここには色々な粉がありますね」

健夜「流石に天ぷら粉とかはないんだね」

靖子「まあ手抜きみたいになりましからね、さて…」

健夜「とりあえず片栗粉とか上新粉とかは違うと思うんだ」

靖子「ですね、明らかに違うオーラ出してますし」

健夜「ここはやっぱり普通の薄力粉でいいんじゃないの?多分まずい結果になる事はないと思うよ」

靖子「それじゃあ薄力粉を使うという事で…うん、だいぶそれっぽくなってきましたね」

健夜「けどやっぱり厚いような…」ボソッ

靖子「ああん!?」ギロッ!

健夜「ナ、ナンデモアリマセンヨ」

靖子「さぁ、下ごしらえは終わりましたが…次が一番の難関作業ですね」

健夜「揚げ物か…調理実習以来かな」

靖子「えーっと、確かパン粉を一つまみ落として、浮かんできたらでしたっけ?」

健夜「えっ!?た、確かそうだったような…」

靖子「私も記憶が曖昧でして。けど2人とも分からないみたいですし、とりあえずやってみますか」

健夜「そ、そうだね…」

靖子「それじゃあ行きますよ、それっ」ポチャッ!

シュワァァァ…

健夜「浮かんではきたけど…これってどうなのかな?」

靖子「うーん、正直何とも言えませんね。けどまあ浮かんできたことですしとりあえず入れてみますか。最悪長い時間あげればなんとかなると思いますよ」

健夜「…そうだね、じゃあやってみようか」

靖子「それじゃあ入れる時は慎重に…よっと!」ポチャッ!

シュワァ……………

ワァ………

……

靖子「……」

健夜「……」

靖子「……温度、低かったみたいですね」

健夜「…だね」

ジュワァァァァァ!!!

靖子「け、けど始め低くても温度を上げていけばなんとか揚がるもんですね」アハハ

健夜「そ、そうだねー。というよりちょっと気になったんだけど…」

健夜「なんか、だいぶお肉が縮まってない?」

※2人はスジを切らずそのまま揚げています

靖子「…な、何ででしょうか」

健夜「さぁ…だ、だけど表面がキツネ色っぽくなってきたしもういいんじゃない?」

靖子「で、ですね、それじゃあ引き揚げまして…」

健夜「う、うん。トンカツが完成しましたー!」ワーイ!

靖子「い、いぇ―い!」パチパチパチパチ!

健夜「それじゃあカツも出来あがったし、後は煮汁を作って煮て完成だね」

靖子「さて、その煮汁なんですが…」ガサゴソ

健夜「えっ?どうかしたの」

靖子「いや、私はめんつゆをベースに作ろうと思っていたんですけど、めんつゆ自体がないんですよね」

健夜「あー。確かにめんつゆは万能って私も聞いたことがある」

靖子「だから一から作らないといけない訳なんですけど、一から煮汁を作るとなるとどうすればいいんですかね?」

健夜「えー、私に聞かれても…だったらいつも食べてる味から分析していけばいいんじゃない?」

靖子「分析ですか…私が好きなのは濃い目の甘辛味なんですが、小鍛冶さんはどうですか?」

健夜「私も少し濃い目がいいかな、味が薄いとなんか美味しくないし」

靖子「うーん、じゃあ甘辛となると…」

健夜「とりあえず醤油と砂糖は確定だよね。分量は分からないけど」

靖子「そうなると後は味醂ですかね、雰囲気的に」

健夜「あー、確かに味醂を入れるとそれっぽくなりそうだよねー」

靖子「じゃあこれらをとりあえず適当に鍋に入れていきますか」ドボドボドボ!!

健夜「うわぁ…なんかだいぶ味が濃そうだね」

靖子「まあ玉葱とか入れますし、ある程度濃いほうがいいかと思いまして」

健夜「ま、まあ大丈夫…だよね?」

靖子「それじゃあ後は具を煮るだけですね、まずはこの煮汁に玉ねぎを入れて火にかけてっと…小鍛冶さんはカツを食べやすい大きさにカットしてもらえます?」

健夜「りょーかーい、それじゃあさっそく」ザクッ!

健夜「…あ」

靖子「ど、どうしたんですか?その微妙な反応は」

健夜「靖子ちゃん、カツ…中がまだ生だよ」

靖子「え、マジですか」チラッ

靖子「…うわぁ、本当にまだ生だこれ」

健夜「どうする、カットしちゃったから揚げ直す訳にはいかないよね」

靖子「…仕方ありません、このまま煮ましょう。煮れば火も通りますよ」

健夜「…そうだね、仕方ないね」

靖子「っとその前にちょっと汁の味見をお願いできますか?だいぶ煮えてきたとは思うんですけど一応確認という事で」

健夜「いいよ、それじゃあちょっと失礼してっと」ペロッ

健夜「って味濃すぎぃ!!」ブハッ!!

靖子「え、そんなに味濃いですか」

健夜「濃いよ!!って言うより靖子ちゃんは味見をしてないの!?」

靖子「いや、小鍛冶さんに合わせた方がいいと思って特には…」

健夜「悪いけどものすっごく濃いよ!病気になるくらいに濃いよこれ!!!」

靖子「えー、ちょっと大げさじゃないですかねぇ」

健夜「じゃあ味見してみてよ!私の言った事が分かると思うから!!」

靖子「じゃあちょっと失礼して…」ペロッ

靖子「ってマジで濃いなこれ!!!」グハァッ

健夜「でしょー!」

内容:
靖子「…ふぅ、なんとか水を足して味の方は落ち着きましたね」

健夜「良かった、味見しといて。あれ食べて噴き出してたら放送事故ってレベルじゃないよ…」

靖子「番組的にはありかも知れませんけど」

健夜「私たちは芸人じゃないんだから…」

靖子「さて、後はカツを投入して煮るだけですけど…どれぐらい煮ましょうか?」

健夜「そうだね、肉が生っぽかったししっかり煮た方がいいんじゃないかな」

靖子「じゃあだいたい十分ぐらい煮れば大丈夫ですかね」

健夜「うん、それだけ煮れば大丈夫だと思うよ?…だけどさ、これってテレビ放送されるんだよね」

靖子「まあ、よほどのことがなければ放送されると思いますけど」

健夜「何ていうか…内容、ひどすぎるんじゃない?」

靖子「多分ヤラセと思われかねない内容だと思いますよ。昔あった○のエプロンみたいな感じになってますし」

健夜「まあ正直ヤラセだと思われた方がいいよね」

靖子「こんな惨状ですしね…」

~十分経過~

靖子「さて、十分経ちましたし、後は卵をかけて煮て完成ですね」

健夜「じゃあ私はご飯をよそうけど、靖子ちゃんはどれぐらい食べる?」

靖子「えーっと、健夜さんと同じぐらいの量でお願いします」

健夜「いいの?もっと食べなくても」

靖子「いや、正直もっと食べたいですけど、出来が怖いもので…」

健夜「あー、なるほど…」

靖子「よしっ!出来あがりましたんでご飯の上に乗っけていきますね~」フワッ!

健夜「うーん、いい香りだね。これぞカツ丼ッて感じでさ!!」

靖子「ハハハ、本当にそうですね。香りだけは、本当に…」

健夜「…じゃあ、出来あがったし、いこっか」

靖子「…はい」

~ ~ ~

健夜「というわけで、特製カツ丼の完成で―す!!」ワー!!

靖子「いやー、こうして丼に盛り付けて見るとそれらしくなりますよね!」パチパチパチパチ!

健夜「それじゃあ、冷めないうちにいただきましょうか」

靖子「そうですね、それじゃあ」

2人「「いただきまーす!」」パクッ!

健夜「……」モグモグ

靖子「……」モグモグ

健夜「…ねえ靖子ちゃん、ちょっとお肉固くないかな?」

靖子「…ですね、煮すぎたのが原因でしょうか」

健夜「それもあるかもしれないけど…、やっぱりカツが厚すぎたんだと思うよ」

靖子「はい、私の責任です。調子に乗ってすみませんでしたーーー!!!」ペッコリーン!!!

健夜「いや、そこまで謝らなくても大丈夫だって」

靖子「けどこれカツ以外もちょっとって感じですよね」

健夜「そうだね、まず衣だよね。なーんか完全にドロドロになってるというか…」

靖子「カツ丼ッてもう少し衣がカリってしてるもんですよね」

健夜「まあこれは煮すぎが原因だろうけど」

靖子「後は汁ですね、薄めてだいぶマシになったと思ったんですが、今度は逆に何かが足りませんね」

健夜「なんだろう、こう…旨み?」

靖子「あー確かに、何か旨みがないんですよねこれ」

健夜「私達絶対何か足し忘れてるんだろうね」

靖子「あー、これ後で誰かしらに言われるますね」

健夜「『○○○入れてないってあれギャグじゃないの!?』って言われるのが頭によぎるよ…」

靖子「けどまあ不幸中の幸いというか、それなりに食べられるものができたのは幸いでしたね」

健夜「うん、バケツのお世話にならなくて良かった」

靖子「分かる人いますかね、それ…」

靖子「さて、今回はここまでですけど…これ本当に続くんですか」

健夜「さぁ、正直打ち切りになってもらった方が気は楽かな?」

靖子「ぶっちゃけましたね、私もそんな感じですけど」

健夜「あー、もしまたあるとしたらその前に少しは料理勉強しとこうかな~」

靖子「私もそうします…このままじゃ他のプロの皆さんに迷惑をかけかねませんし」

健夜「だね。それじゃあ次回…があるかは分かりませんがありましたらまた次回まで」

靖子「お相手は藤田靖子と!」

健夜「小鍛冶健夜でした!」

テレテッテッテッテッテッ♪  テレテッテッテッテッテッ♪

また次回!

~ ~ ~

恒子「もしもしー、今そちらでやっていた麻雀プロの番組を見ていた視聴者の一人なんですけど…はい」

恒子「2人のやり取りは大変面白かったんですが、こうなんと言いますかMC的な人が足りないと思うんですよね」

恒子「…はい、なんというか2人とも自由すぎるというか、こう2人を止められるような人がいいかと思いまして」

恒子「個人的にはですね、笑いも取れて流れを持っていける…そうですね、アナウンサーの福与恒子アナとかが適任かと思うんですよね、ええ」

恒子「…あ、参考にさせていただくと…はい、ありがとうございます。それではまたこの番組を楽しみにしていますので…はい、では失礼しました」pi!


恒子「……」

恒子『よしっ!!』

~ ~ ~

健夜「すこやと」靖子「やすこの」2人「「おひとり様ごはん!!」」

テレテッテッテッテッテッ♪  テレテッテッテッテッテッ♪

健夜「はいみなさんこんばんはー、プロ雀士の小鍛冶健夜です」

靖子「こんばんわ、同じくプロ雀士の藤田靖子です」

健夜「いやー、続いちゃったね、これ」

靖子「ええ、何ででしょうかねぇ」

健夜「なんか、思った以上に評判が良かったみたいだよ?」

靖子「私は色々なところで笑われたんですけど…」ハァッ

健夜「…まあ私もなんだけどね」ハァッ

靖子「そういえば前の放送の後番組に皆さんからのご意見があったそうなんですよ」

健夜「へー、クレームじゃなくて良かったね」

靖子「それでですね、今回は何やらゲストの人が来てくれるそうなんです」

健夜「ゲストって…こんな普通の部屋で撮ってる番組なのにゲスト!?」

靖子「はい、何でも私たちの顔見知りだという事ですけど」

健夜「うーん、何故かいやな予感しかしないけど、まあゲストってぐらいだから料理は出来るんだよね」

靖子「流石にできるとは思いますけど…」ピンポーン

健夜「あ、来たみたいだね。どうぞー!!!」ガチャッ!





はやり「はーい!みんなの牌おねえさん、現役麻雀プロの瑞原はやりで~す☆」

靖子「……」

健夜「……」

2人『『アカン』』

カン!!

次回予告(大嘘)

靖子「……」

健夜「……」

はやり「……あはっ♪」

靖子「今回のテーマ、確かホットケーキでしたよね」

健夜「うん、だけど…これ、肉片にしか見えないよね」

靖子「…どうしてこうなったんでしょうか」

健夜「私が聞きたいぐらいだよ…うぅ」

はやり「大丈夫大丈夫!!見た目が悪くてもきっとおいしいよー☆…じゃあ私は収録があるからこれで」

2人「「逃げずにお前が食べんかーーーい!!」」

以上、駄文失礼いたしました
最後に元ネタとなった四コマの作者様に…改変させまくってしまい、申し訳ございませんでした!!

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