清麿「強くてニューゲームか…」(1000)

清麿「……ん?朝か…」

「コラー!そろそろ起きなさい清麿!」

清麿「お袋のやつうるさいな…はいはい今起きるよ」

「あなた今日も学校サボる気なの!?」

清麿「……え?」

「そんなだからイジメにあうんでしょ!?くやしかったら友達の1人でも作ってみなさいよ!」

清麿「いや…サボるもなにも…」

バリーン

清麿「!?」

ガッシュ「我が名はガッシュ・ベル!おまえが高峰清麿だな!?」

清麿「ガッシュ!?」

清麿「お、お前帰ってきたのか!?」

ガッシュ「ウヌゥ、何を言っておるお主?」

清麿「いや…だってお前は魔界にいるはずじゃ…」

ガッシュ「言ってることがさっぱりだ!それより父上から手紙を預かってる!」

清麿「親父…?」

清麿へ
お前に手紙を渡した子はガッシュ・ベル
イギリスの森の中で死にかかってるところを助けたのだが
お礼に恩返しがしたいと言うのでお前の腑抜けを鍛え直して貰おうとそっちに寄越した
誕生日プレゼントとして受け取ってくれ

清麿「…………」

清麿(これは…見覚えがあるぞ。確かガッシュと初めて出会った日の…)

清麿(ってことは俺はタイムスリップしたのか…!?)

清麿(部屋も当時と同じ…俺の身体も少し小柄になっている…)

清麿(ということは俺の精神だけが昔に戻ったと解釈するべきか…)

清麿(お袋の様子も昔のまんまみたいだし…)

清麿「……なぁガッシュ」

ガッシュ「ヌ?なんだ清麿」

清麿「お前、兄弟はいるか?」

ガッシュ「ウヌゥ…それはわからぬ。私は記憶そーしつという奴みたいなのだ」

清麿(ガッシュも…お袋と同じか…)

清麿(なぜ俺だけがタイムスリップしたんだ…?)

清麿(…アンサートーカーはあるみたいだが…答えは出ないな…)

清麿(これは精神操作系の魔物の術の影響なのか?例えばキャンチョメのシン・ポルクのような…)

清麿(それとも…やはり本当に俺は昔に戻ったっていうのか?)

清麿(どちらにせよ、魔界の何かが関係しているとは思うんだが…)

清麿(……アンサートーカーで答えが出ない問題をいつまでも考えたって無駄か)

清麿(とにかくもう一度ガッシュと逢えたんだ。また一緒に魔界の王を目指すか)

「清麿ー!いい加減にしなさい!」

清麿「おっと…早く学校いくか」

清麿(…そういやこの頃ってクラスで孤立してたんだよな…)

清麿「お袋、おはよう」

華「!?…えぇ、おはよう」

清麿「今までごめんな。今日からまた学校にいくよ」

華「ほ、本当に…!?」

清麿「あぁ。それからこいつ、ガッシュっていうんだ。俺の教育係ってことで親父が送ってきたんだ」

ガッシュ「ウヌ!その通りだ!よろしくなのだ母上殿!」

華「あらあら…清麿のために来てくれたのね…清麿が変わったのもあなたのおかげなのねガッシュちゃん…」

ガッシュ「ウヌゥ…私はまだ何もやってないのだが…」

清麿「じゃあいってくる。ちゃんと留守番してろよガッシュ」

清麿(…そういえばガッシュの赤い本も元通りなのだろうか?)

清麿「本借りてくぞ」バッ

華「これ清麿!返しなさい!」

華「…ごめんねガッシュちゃん…あの子今まで友達もいなくて…」

ガッシュ「……母上殿は清麿に友達ができてほしいのだな?」

華「え?」

ガッシュ「わかった!私が今日にでも清麿の友達を作ってみせる!清麿を鍛え直す最初の作戦だ!」


清麿「……き、緊張するな…」ドキドキ

清麿「えーと…俺ってこの頃はどんなキャラだっけ…?」

清麿「とりあえず明るくいこう…明るく…うん」

授業中

清麿「……」

清麿(当たり前だが…やっぱり誰も話しかけてくれないな…)

清麿(それどころか陰口叩かれてるような…)

清麿(うぅ…胸が痛い…当時の俺はよくこんなのに耐えられたな…)

中田「高峰!!」

清麿「は、はいぃ!?」

中田「この数式を解いてみろ!!」

清麿(う…解いたら解いたでまた嫌味っぽくなっちまうし…)

清麿「わ、わかりません…」

中田「ふざけるな高峰!!」

清麿「ひ、ひぃ!?」

「ちっ…なんだよあいつ…」

「久々に来たと思ったらまた嫌味なことやりやがってよ…」

「あいつがあんな問題わならねぇわけねーだろ…」

「何がわかりませんだよ…本当にわからない俺達を馬鹿にしてんだろ…」

清麿(ど、どうしろってんだよぉぉ…)

ガッシュ「…………」

清麿(くっ…この空気に耐えられん…ちょっと外の空気吸って…)

水野「高峰君、どこいくの…?」

清麿「…水野?おぉ水野か!そうか水野がいたんだった!」

水野「え?え?」

清麿「いや、俺に話しかけてくれてありがとう水野…さっきまで俺、辛くて辛くて…」

水野(あ、あれ…?いつもの高峰君なら俺と話したら仲間外れにされるから話しかけんなって言うのに…)

水野(で、でも今日の高峰君優しいな…)ポッ

ガッシュ「おぉ…清麿を嫌わない子もいるではないか!」

清麿「!?ガッシュ、お前学校に…!」

清麿(そういや今日はガッシュが忍び込んでたんだっけ…忘れてた…)

清麿「あのなぁガッシュ…学校には来んなって言っただろ…」

ガッシュ「ウ、ウヌ…しかし私は清麿の教育係として…」

清麿(…このあとはどうなるんだったか…)

清麿(たしかカツアゲやってる金山が水野を屋上に呼び出して…それをガッシュが呪文で…)

清麿(い、いかんいかん!あの時みたいに電撃を撃つわけにはいかねぇ!)

清麿(威力はコントロール出来るが…あの時みたいにまた金山がガッシュを爆弾かなんかとうたがっちまうし…)

清麿(かといって今のガッシュはまだ金山にすら勝てないし…)

清麿(…でも水野は助けたいよな)

ガッシュ「よし、清麿!友達作り作戦を決行だ!」

清麿「!」

ガッシュ「学校には不良という輩がいるのであろう?清麿がそいつを倒し、からまれている者を助けるのだ!」キラキラ

清麿「あ、あぁ…わかったガッシュ」

ガッシュ「ウヌ!よくぞ言ったぞ清麿!」

清麿「いいかガッシュ、毎日のように屋上にカモを呼び出してカツアゲしてる金山って奴がいる。そいつを俺達でやっつけよう」

ガッシュ「わかったのだ!」

清麿「そこで1つ、お前に教えたいことがある」

ガッシュ「ヌ?」

あいかわらず、ガッシュ好きだなお前ら

バン!

金山「!?」

ガッシュ「その女の子から手を放せでくの坊!!正義の味方、清麿がおまえなんかやっつけてやる!」

清麿「おぉ…そうだぜ…俺が来たからにゃお前なんて…」

清麿(くっそー!なんだよこれは恥ずかしすぎるだろ!よく俺はこんな台詞を言えたな!あの頃は若かった!)

水野「高峰君!」

金山「なんの真似だてめぇ…自分以外を全部クズだと見下してるてめぇがなんの用だ!?」

清麿(金山…お前もこの頃は若かったなぁ…今じゃ一緒にツチノコ探しに行く仲なのに…)

ガッシュ「バーカ!バーカ!おまえなど清麿にやられてしまえ!」

金山「俺がこんなヤローに負けるかよ!」

清麿「」サッ

金山「!?」

水野「すごい高峰君!あっさり避けちゃった!」

清麿(肉体自体は昔に戻ってるが…魔物と闘った記憶と経験は残ってる)

清麿(おまけにアンサートーカーで相手の動きが読める…金山程度の攻撃はかすりもしないみたいだな…)

清麿「よし、ガッシュ。お前も金山に稽古つけてもらえ」

金山「あ、あぁ!?」

清麿「避けるタイミングは俺が指示する」

ガッシュ「ウヌ!」

清麿(今のガッシュは圧倒的に経験不足。金山くらいの攻撃を難なく避けるくらいには成長してもらわないと)

金山「ゼハァ…ゼハァ…」

清麿「こんなもんか。よく頑張ったなガッシュ」

ガッシュ「ウ、ウヌ!」

金山「て、てめぇ…」

清麿「付き合ってくれてありがとうな金山。だが今度カツアゲしてるの見たら電撃浴びせるからな」

金山「!?」ビクッ

ガッシュ「ウヌゥ!すごいではないか清麿!」

水野「そうよぅ!高峰君は強くて格好よくて料理も上手なんだからぁ!」

清麿(しかしやっぱり成長後のガッシュを知ってるだけに今のガッシュの弱さが気になっちまう)

清麿(帰ったらツボ押すか)

翌日

ガッシュ「ヌグオォォォ…ヌグオォォォ…」

清麿「うるさいぞガッシュ」

ガッシュ「ひどいではないか清麿ぉ…私の○○に指を突っ込みおって…」グスッ

清麿「ちょっと押しただけだろ。そのくらい耐えろよ」

ガッシュ「ヌゥ!なんということを言うのだ清麿は!私はただの子供なのだぞ!これは立派な暴力だ!」

清麿「ただの子供か…そういやまだガッシュは自分のことに気付いてなかったんだったか…」

ガッシュ「?」

清麿「いいかガッシュ。お前はな…」

「さて、ここで緊急のニュースが入ってきました」

清麿「ん!?」

「モチノキ町の甲虫銀行に銃を持った二人組が…」

清麿(あぁ!?しまった、また水野が捕まってるんだったぁ!?)

とりあえずなぞなぞ博士のとこいこうか

ガッシュ「清麿!水野さんを助けに…」

清麿「行くぞガッシュ!早く自転車に乗り込め!!」

ガッシュ「ウ、ウヌ!」


ガッシュ「ム、見えたぞ!」

清麿「あぁ…あれが犯人が立て籠ってる銀行だ」

ガッシュ「しかし清麿!青い服の者たちがとーせんぼしておる!」

清麿「警察だ。中へ入るには警察の気をそらす必要がある」

清麿「そこでだガッシュ!お前を二階の窓に投げ込む!その間に俺も中に入るから!」

ガッシュ「何!?わ、私を投げ込むなど…」

清麿「落ち着けよガッシュ!?大丈夫だから!信じろ!」

ガッシュ「ウヌゥ…」

清麿(前回は俺まで中に入っちまって偉い目にあったからな…)

清麿「かっ飛べガッシュー!」ポーイ

ガッシュ「ヌァァァァァァァァ!!」

ガシャーン

犯人「!?」

警察「!?」

清麿(よし、今のうちに…)コソコソ


清麿(ふぅ…なんとか中には入れたな…)

犯人「なんだ今のは…!?」

犯人「二階になにか投げ込まれたぞ!?」

清麿(犯人は銃を持ってる…さすがに今回はガッシュの電撃に頼らざるおえないな…)

ガッシュ「清麿ー!なにが大丈夫だー!すごく痛かったではないかー!?」

犯人「!?」

清麿(おい!俺を呼ぶな!こっそりこい!)

清麿(やめろバカ!これじゃ前と同じ展開になるじゃねーか!)

犯人「他に誰かいるのか!?」

水野「た、高峰君!?高峰君がいるの!?」

ガッシュ「ウヌ!清麿出てこい!おっきなたんこぶができたぞ!」

清麿(やべぇ…アンサートーカーアンサートーカー…)キュイーン

水野「わー!わー!高峰くーん!助けて高峰くーん!」

ガッシュ「清麿ー!いるのはわかってるのだー!出てこーい!」

犯人「ウッセェェェェェ!!」

清麿(!しめた、注意が水野とガッシュの方に!)

清麿(まずはガッシュの目の前の奴!)

清麿「ザケル!」

ガッシュ「」ゴッ

犯人「ぎゃぁぁ!?」

犯人「!?どうした!?」

清麿(そしてもう一人がガッシュの方を向いてるうちに…首を狙え!)ゴキィッッ

犯人「」ブクブク

水野「た、高峰君…こ、ころ、殺し…!」ガタガタガタガタ

清麿「まて、落ち着け!殺してない!」

ガッシュ「き、清麿…何も殺すことは…」

清麿「だ、黙れ!殺してねぇ!」

翌日

水野「高峰君!昨日の事件、新聞になってるよ!」

清麿「おぉ…こんなこともあったっけ」

水野「?」

山中「お前結構根性あんじゃねーか」

マリ子「犯人は銃とか持ってたんでしょ?」

鈴木「キャー」

野口「高峰君かっこいいよ高峰君!」

清麿(そっか。これがきっかけでみんなと話すようになったんだ)

清麿「へへ…えふへへ…」

金山「なんだこいつアブねぇ」

水野「また明日ね!」

清麿「おう」

ガッシュ「またなのだスズメ!」

清麿「ふぅ…友達ってのはいいもんだなぁガッシュ」

ガッシュ「ウヌ!そうであろうそうであろう!これも全部私の…」

ガッシュ「……そういえば私は何もしておらぬ」

清麿「いやいやそんなことないぞ」

ガッシュ「しかし友達が出来たのはすべて清麿が自分で…」

清麿「ガッシュにはこれから働いてもらうから。そうだガッシュ、俺がSETって言って指さしたらその方向に顔向けろよ」

ガッシュ「?ウヌ…」

清麿「SET、ザケル」

ガッシュ「」ゴッ

「ぐぁぁぁぁぁぁ!?」

ギコルさん逝ったああぁ!
ラシルドどうすんだおい

細川「く、くそ…!こいつ後ろに目があるのか!?」

清麿「やっぱりか…そろそろくると思ったんだ」

レイコム「くっ…」

ガッシュ「…ヌ?なんなのだあの子供は」

清麿「まぁ気にするな」

ガッシュ「ウヌ」

細川「ギコル!」

清麿「ガッシュこい」グイッ

ガッシュ「ウ、ウヌ…」

スカッ

細川「く、くそ!避けやがったか!」

清麿(攻撃が単調すぎるな…こんな奴に苦戦してたのか…)

ガッシュ「すごい!すごいぞ清麿!あの子供口から氷を吐いたぞ!」

清麿「あぁ。まぁ気にするな」

ガッシュ「ウヌ」

細川「舐めやがって!ギコル!」

清麿「ガッシュ、タイミングは指示するからまた自分だけで避けてみろ」サッ

ガッシュ「わ、わかったのだ」

細川「ふざけんなてめぇ!まずはお前からだ!ギコル!」

清麿「俺が狙われた時はあの本を奪え」サッ

ガッシュ「ウ、ウヌ。やってみるのだ」

細川「くっそー!」

細川「ゼハァ…ゼハァ…」

レイコム「ほ、細川!むやみに呪文を唱えるな!」

細川「うるせぇ!おめぇがあの小僧に当てねーからだろうが!」

清麿「口から術を出すタイプはどうしても出遅れるんだよな」

細川「な、舐めんなよ!ギコル!」

清麿「今度は地面から氷を生やしたか…だけどその際には必ず狙いを定めないといけないらしい」サッ

細川「どういうことだ…俺の攻撃が読まれてやがる…」

細川「こ、こうなったら…」

清麿「フリズドか?あれはまず敵の隙を作らないと当たらないんじゃないかな」

細川「!?なんなんだこいつは!?」

細川「うわぁぁぁ!ガキだ!ガキの方を狙え!ギコル!」

清麿「今」

ガッシュ「ヌ!」サッ

清麿「ガッシュ、少し遅かったぞ。あとちゃんと最後まで目をそらすな」

ガッシュ「ウ、ウヌ…」

細川「余裕ぶりやがって…!ギコル!」

レイコム「……!」

細川「な…氷が出ない…!?」

清麿「心の力切れちゃったか…特訓終わりだな。ガッシュ、本を」

ガッシュ「ヌ!」ガッ

細川「や、やめろぉぉぉ!」

清麿「前回はなにも知らずに燃やしちゃったけど…」

細川「くそぉ…返しやがれてめぇ!」

レイコム「……!」ギロッ

清麿「お前らどう考えても悪い奴だよな…」

清麿「…なぁ細川。お前まだ復讐とか盗みとかやるつもりか?」

細川「!!な、なんでそんなこと知って…!?」

清麿「どうなんだ?」

細川「あ、当たり前だろ!こんないいもん手にいれといて美味い汁を吸わねぇ馬鹿がいるか!?」

ガッシュ「美味い汁…………!」ハッ

ガッシュ「みそ…」

清麿「違う」スパーン

ガッシュ「まだなにも言っておらぬ」

清麿「これからもするっていうのか?」

細川「当たり前だ!」

清麿「……まぁ仕方ないか」

清麿「ガッシュ、この本見ろ」

ガッシュ「ウヌ」

レイコム「!や、やめ…」

清麿「ザケル」

ガッシュ「」ゴッ

バチバチバチ

レイコム「あぁぁぁぁ……!」

細川「レイコム…!?お前透けて…」

ガッシュ「……ヌ?あの者…透けておらぬか…!?」

清麿「気にするな。後ろ向いてろ」

ガッシュ「ウヌ」クルッ

ガッシュ「ウヌゥ…なんだか変な子供だったの。口から氷を出したりいきなりどこかにいなくなってしまったり」

清麿「そうだな。まぁそういうこともあるさ」

ガッシュ「ウヌ」

清麿「それよりガッシュ。そのマント伸びるから練習しとけ」

ガッシュ「ヌ?何を言っておる清麿」

清麿「ほら押さえといてやるから」

ガッシュ「ウ、ウヌ…ヌォォォォォォ!!」

ニュッ

ガッシュ「グホォ!!」ガン!

清麿「よし、成功だな」

とりあえず、クリア、ゾニスだけは早い段階で潰しておきたいな

清麿「いいかガッシュ。そのマントは練習すればするほど自由自在に操ることができる」

清麿「更に意識を集中させれば盾にもなるし足場にもなる。といってもその強度はガッシュ自体の強さに依存すると思うが…」

ガッシュ「ヌゥ…なんだか難しい話だのぅ」

清麿「マントの練習と、俺との組み手やイメージトレーニングもこれから毎日やるぞ」

ガッシュ「ヌ!?」

清麿「更に今回は時間もないからもっかいツボを押しておく。こいガッシュ」

ガッシュ「い、いやなのだ!それだけはいやなのだ!」

清麿「大丈夫大丈夫。痛くしないぞ」

ガッシュ「ヌァァァァァァァァ!!」

序盤ぼこるのは良いがコルルのとこがどうなるにしろ感動台無しが気がしてしょうがない

公園

ガッシュ「うっ…うっ…」フラフラ

清麿「どこいくんだガッシュ」

ガッシュ「どっか行け清麿!!おまえの顔など見たくもないわ!!」

清麿「まぁ晩飯までにはかえってこいよー」

ガッシュ「ウヌ!」

ガッシュ「…………」

ガッシュ「うっ…うっ…」

ガッシュ「清麿のバカモノめ…」グスッ

ガッシュ「奴は化け物なのだ…人の皮を被った鬼畜生なのだ…」グスッ

犬「くーん」

ガッシュ「そうであろうそうであろう。共に清麿を倒すのだ!」

ピンポーン

清麿(居留守居留守)

ピンポーン

清麿(無視無視)

………………

ピンポーンピンポーンピンポーン

清麿(シカトシカト)

……………………




シェリー「……」ポツン

ブラゴ「……」ポツン

シェリー「…いないのかしら……」

ブラゴ「…………」

シェリー「…また明日きましょう」

ブラゴ「扉ぶち破ればいいだろう」

シェリー「駄目よそんなの…私達は強盗じゃないのよ?」

ブラゴ「ちっ…」

ガッシュ「ヌ?お主たちはお客さんか?」

シェリー「あら」

ブラゴ「…………」

犬「!!」ビクッ

シェリー「この子が魔物の子?」

ブラゴ「あぁ」

ガッシュ「ヌ?魔物?」

犬「」ガタガタガタガタ

ブラゴ「ふん…もう一匹連れてくるとはな」

「ドルク!」

犬「」メキメキメキメキ

ガッシュ「!?」

シェリー「レイス」

ブラゴ「」ゴッ

犬「ギャウ!」

ガッシュ「なんなのなのだ?なんなのなのだ!?」

誰かガッシュに化け物って言ってやれよ

このガッシュはグラビレイに耐えられないな

>>242
ツボ圧されてるし余裕じゃね、ワンチャンマントだけでボコれる

「そんな…俺のゴフレが…」

犬「ハフハフ…」

ブラゴ「本を置いて失せろ…」

「ヒィィィィ!」ダッ

ガッシュ「あぁ…なんということなのだ…私の犬が…」

ブラゴ「こいつも魔物だ…」

ガッシュ「魔物…?だからそれはなんのことなのだ…?」

シェリー「……まさかこの子、自分のことがわかってないの?」

ガッシュ「ウヌゥ…教えてほしいのだ」

シェリー「…………いいでしょう」



清麿「よし、説明する手間が省けたな」

ガッシュ「そんな…私は人間ではないのか…?」

シェリー「えぇ。あなたは魔界からきた魔物。そして人間の力を借りて魔界の王を目指すために闘っているのよ」

ガッシュ「では…私は化け物なのだな…」

清麿「違うぞガッシュ。お前は俺の友達だ」

シェリー「」ビクッ

ガッシュ「しかし…このままでは清麿まで巻き込んでしまう…」

清麿「まぁ気にするな。俺が危ない目に合うと思うか?」

ガッシュ「まったく思わぬ」

清麿「よし」

シェリー「あ、あなたね…この闘いがどれだけ危険なものか…」

清麿「あぁ。それはわかってるよ。争いが苦手な優しい人の心を操って無理やり戦わせようとする奴とかいるもんな…」

シェリー「」ギョッ

清麿「魔物の中にはそんな極悪非道な奴がいるんだ!あんなはそれをほっておけるか!?」

シェリー「い、いえ…」

清麿「だろう!?そんな奴を見過ごせないんだ俺は!だからガッシュと共に闘う!」

ガッシュ「清麿…」

シェリー「…そんなこと言っても…あなたたちじゃすぐに脱落するだけよ」

ブラゴ「お前…落ちこぼれなんだよ。なぜこの戦いに参加できたか不思議なほどのな」

ブラゴ「そん
清麿「黙りやがれ!!」

ブラゴ「…………」

清麿「ガッシュ…お前は一人じゃねぇぞ…戦うんだガッシュ…こんな…こんな王を決める争いのためなんかじゃねーぞ…お前との運命とだ!!お前の幸せを勝ち取るためにだ!!
ここにいたかったらここにいるために戦え!!自分が本当に何者か知りたかったら…それを探すために戦え!!
俺が戦うから…お前と一緒に戦うから…ガッシュ!!お前は俺の友達だ!!
化け物だろーが魔物だろーが関係ねぇ!!友達なんだよ!!迷惑がかかるから戦えないなんて言ってみやがれ!!ぶっとばすぞこのやろう!!!!」

ブラゴ「…………」

ブラゴ(何を言っている…こいつ…)

シェリー「」ジーン

ブラゴ「!!」

ガッシュ「ウヌゥ…なんだかとっても胸に刺さる言葉だのう…」

清麿「だろう?」

清麿(俺の名言だ。暗記してきてよかったぜ。噛まずに言えたし)

シェリー「ねぇブラゴ…なんだかこの人たち悪い人じゃないみたいね…」ヒソヒソ

ブラゴ「おいシェリー。目的を忘れるなよ」

シェリー「」ハッ

そういえばまだラシルド覚えてないんだけど

シェリー「あ、あなたが何を言おうと見逃してなんてあげないんだから」

清麿「そっか」

シェリー「私はこの戦いを早く終わらせたいの。だからあなたも倒すの」

清麿「ガッシュ…戦うぞ…」

ガッシュ「おう…」

清麿「戦うぞ!」

ガッシュ「おう!」

清麿「戦うぞ!!!!」

ガッシュ「お、おう」

清麿「よし、それじゃ家を壊すのは嫌だから人気のないところにいこう」

シェリー「人気のないところ…?」

ブラゴ「なにをそわそわしてるんだシェリー」

人気のないところ

シェリー「こ、こんな人気のないところに誘い出してなにをする気かしら…」

ブラゴ「……戦いだろうが」

シェリー「」ハッ

ガッシュ「ウヌ…なんて強そうなのだ…」

清麿「ガッシュ、SET」

ガッシュ「ヌ?」

清麿「ザケル」ゴッ

ブラゴ「!くるぞシェリー!」

シェリー「ぐ、グラビレイ!」バシュゥ

清麿「ザケル」ゴッ

シェリー「!?」

ブラゴ「二連発…!?」

シェリー「グラビレイ!」バシュゥ

清麿「ザケル」ゴッ

シェリー「グラビレイ!」バシュゥ

清麿「ザケル」ゴッ

シェリー「グラビレイ…!」バシュゥ

清麿「ザケル」ゴッ

シェリー「ぐ、グラビレイ……!」バシュゥ

清麿「ザケル」ゴッ

シェリー「ぎ、ギガノ・レイスぅ!!」ゴゴゴゴ

清麿「避けろガッシュ」グイッ

シェリー「!?」

清麿「ザケル」ゴッ

シェリー「ぐ…グラビレイぃー!」バシュゥ

…………
……

グラビレイとレイス間違ってね?

シェリー「はぁ…はぁ…」

ブラゴ「おい…シェリー」

清麿「心の力が切れたみたいだな」

ガッシュ「ウヌゥ…なんだか物凄く疲れたのだ…」

シェリー「な、なんであなたはそんなに唱えられるのよ…はぁはぁ…」

清麿(いつだかのザケルザケルガテオザケルの舞に比べたら余裕だな)

ブラゴ「くそ…俺は一人でも戦えるぞ…!」ゴッ

清麿「待て!俺達が争ってどうする!邪悪なる魔物を打倒する俺達はいわば同志だろう!」

ブラゴ「…貴様、なにを言い出すんだ。命乞いか?」

シェリー「ど、同志…」キラキラ

ブラゴ「!?」

清麿「シェリー、もうあんたは一人じゃないんだ。俺達がいる。だからなんでもかんでも自分一人で解決しようとしないでくれ」

シェリー「」ジーン

ブラゴ「おい。おいシェリー」

清麿「あんたがピンチの時は俺達が駆けつける。だから俺達がピンチの時は助けてくれ」

清麿「それが…仲間ってもんだろ」

シェリー「」コクコク

ブラゴ「おい…コラ!シェリー!」

シェリー「」ハッ

シェリー「ま、まぁ…別に?あなた達は助けが必要な時もあるでしょうけど、私たちは全然必要ないんだからね」

清麿「よし、なら俺達だけ助けてくれ」

シェリー「し、仕方ないわね…どうしてもって言うのなら考えてあげなくも…」

ブラゴ「もう耳を貸すな!」

…………
……

ブラゴ「…なぜ見逃した?」

シェリー「私たちが倒すまでもなかっただけよ…」

ブラゴ「……………………………………」ジー

シェリー「べ、別に嘘なんてついてないんだから」

ブラゴ(……清麿、許さん)



清麿「よし、これでなんとかこれからもブラゴの協力が期待できるだろう」

清麿「今回はガッシュが落ち込むようなこともなかったし」

清麿「俺も怪我して入院することもなし」

清麿「名言も噛まずに言えたし」

清麿「さすがアンサートーカー」

>>305
シェリーまでnewなのか?
ゾフィス倒すまでずっと一人で戦うような奴だぞシェリー

>>307

ヽ/:::l /"::/ソ ,イ         {::;'   ● / ニ二ニく,イ    ヽ:::'、  ♪
::Y:::::':::::::::::::'":::/,-‐,__    ィ  '、;!    i'/ `ヾN、トヽl ●  }::::l  /
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::テ-‐::/   ゞ   l .≧、. .__,,, l    /::ノ ,'  お  ア  細

;,;,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,、 '   ,,.f::{    l   .l `゙`.,'   ノ:/  ♪. み  ホ  か
;,;,;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、,r'"::、l:::ヽ.   ヽl、ー-ァ /   r;{´   .l.   ま  の   い
:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミヾ/' ,,   ヾ;;:::ヽ、_,lヽ三_/   ノ::/   く   い  ビ  こ
;:;::::::::::::::::::::::::::rイ、くヾr' し.  ヾ、,..;i'  (l ミ、  ^ヽ、_,/::ノ     l   よ  ン  と
;::::::::::::::::::::::ィ7 / ヾ::::{  {__    >、_(l_. l)^"Y'"(l l)        l   ♪  タ.  を
::::::::::::::::::::ハ  .l    {  /   ,、   ..,,__}__、,l  (l l'        ♪      を  気
::::::::::::::::::/ ヾ,、,}    7 / 、  {   {'",/  `ヽ,(l{^'ー---r(i^l)  '、         に
:::::::::::,,ノ ,;'  ~  ,、ミ {  ヾ、 ':、  '、 '      ヾ、ー‐ ''"^'^′ ♪、       す
~"''"   l    /  r-┘  `ヾ、_,,'、_,,ヾ、       ヾ、        {        る
、 ,へ、,,__,,/  f'" /〉  (O) / "'l.ヾ、       ヾー'" ^'、  ヽ       子

 {__         //  fl  /  ノ l  ヾ、 <> /l.ヽ、  ヽ   \     に
    {_.,      〈/   l,j  (ニニニ)__,ノヽ、_,, /./ _,,>  ヽ、        は
      {、_,,                     l/ヽ''´     ,ノ

        ヾ                       `ー--‐''"

ガッシュ「うわぁぁぁぁぁぁぁ清麿ぉぉぉぉぉナオミちゃんがぁぁぁぁぁぁナオミちゃんのあんちくしょーがぁぁぁぁ!!」

清麿「わかったわかった。植物園に連れてってやる」



つくし「お、清麿じゃない!しばらく顔見せなかっ
清麿「悪いな。また後で」

つくし「…………」

清麿「ここに植物使う魔物が現れたはず…」

清麿「どこにいる?」キュイーン

清麿「見つけたぜ。ガッシュ、SET」

ガッシュ「ヌ?」

春彦「ウノ・ドス・トレス・クアトロ・シンコ・セイス・シエテ……オチヨ……」

春彦「8人か…まぁこんなもんだろ…」

春彦「トレーニング…」

清麿「スタートだ!」

春彦「はい!え?」

清麿「ザケル!」ゴッ

スギナ「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」

春彦「スギナ!」

清麿「よし、ガッシュ。後は一人で頑張れ」

ガッシュ「ウヌ。清麿は?」

清麿「俺はちょっと花の香りに癒されてくるさ」

ガッシュ「おしゃれだの」

春彦「なんだてめぇは!ジュロン!」

スギナ「はっ!」ジュロン

ガッシュ「ヌ!」ニュロン

春彦「!?マントが変形して…!?」

ガッシュ「負けないのだー!」ニュロンニュロンニュロン

清麿「おぉ。なかなかに使いこなせてるみたいだ。さすが俺がツボを押しただけあるな」

清麿「しかしまだ術を押し返す程の力はないか…まぁまだトレーニングしてほんの何日かだもんな」

つくし「なんの騒ぎ?」

清麿「まぁ気にするな」

つくし「そうするわ」

春彦「ちっ!面倒だなあのガキのマント!」

春彦「へへ…こうなりゃてめぇのパートナーを人質にとってやる!」

ガッシュ「ウヌ!?」

スギナ「春彦、あそこだ」

春彦「おう!ジュロン!」

清麿「ん?あぶな」サッ

つくし「ぎ…あぁあああ!!」

清麿「つくし!!!!」

春彦「…パートナーは避けたみたいだが…人質は手に入ったな」

清麿(なぜ…つくしがこんな目に逢っている…)

清麿(なぜ…つくしが大切にしてた花や木がふみにじられている…)

清麿(なぜ…なんの関係もない人達が苦しんでいる…?)

A.お前が調子乗ったから

春彦「はははは!どうするマントガキのパートナー!?こっちにゃ人質がいるんだぜ!?」

つくし「あぐぅぅぅ!」

大学生(おにーさん)「うわぁぁぁぁぁ!」

清麿「つくし!!大学生(おにーさん)!!」

清麿「あいつらはやってはいけないことをやった…」

ガッシュ「ウヌ…それは言わずともわかる…なぜ…あいつらの練習に…つくしや…大学生(おにーさん)が巻き込まれておるのだ…」

ガッシュ「なぜ…魔界の王を決めるとかいうバカな戦いに…なんの関係もない者たちが傷つかねばならぬのだ!?」

清麿「本当に関係ないのにな!」

ガッシュ「ウヌ!」

あ、こいつわざとやりやがった

清麿「ガッシュ、マントを刃状に変形できるか?」

ガッシュ「ウヌ。こうかのう?」ニュッ

春彦「なにを話してやがる!ジュロン!」

清麿「それであの術を斬るんだ」サッ

ガッシュ「ウヌ!」

春彦「やめろこら!ジュロン!」

清麿「いいぞいいぞ!もうちょいだ!」サッ

ガッシュ「ヌ!」ギコギコ

ガッシュ「だめだ清麿!まだそこまでの硬度を保てぬ!」

清麿「じゃあ術使おう。ザケル!」ゴッ

春彦「やめろぉぉぉ!」

俺が意味の無いケチ付けてると思ってる萌え豚は死ねばいい
本当に作品が好きならこんなゴミみたいなSS書けない
>>1はアンチか見たこと無い奴だろうな

>>359

ヽ/:::l /"::/ソ ,イ         {::;'   ● / ニ二ニく,イ    ヽ:::'、  ♪
::Y:::::':::::::::::::'":::/,-‐,__    ィ  '、;!    i'/ `ヾN、トヽl ●  }::::l  /
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::テ-‐::/   ゞ   l .≧、. .__,,, l    /::ノ ,'  お  ア  細

;,;,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,、 '   ,,.f::{    l   .l `゙`.,'   ノ:/  ♪. み  ホ  か
;,;,;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、,r'"::、l:::ヽ.   ヽl、ー-ァ /   r;{´   .l.   ま  の   い
:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミヾ/' ,,   ヾ;;:::ヽ、_,lヽ三_/   ノ::/   く   い  ビ  こ
;:;::::::::::::::::::::::::::rイ、くヾr' し.  ヾ、,..;i'  (l ミ、  ^ヽ、_,/::ノ     l   よ  ン  と
;::::::::::::::::::::::ィ7 / ヾ::::{  {__    >、_(l_. l)^"Y'"(l l)        l   ♪  タ.  を
::::::::::::::::::::ハ  .l    {  /   ,、   ..,,__}__、,l  (l l'        ♪      を  気
::::::::::::::::::/ ヾ,、,}    7 / 、  {   {'",/  `ヽ,(l{^'ー---r(i^l)  '、         に
:::::::::::,,ノ ,;'  ~  ,、ミ {  ヾ、 ':、  '、 '      ヾ、ー‐ ''"^'^′ ♪、       す
~"''"   l    /  r-┘  `ヾ、_,,'、_,,ヾ、       ヾ、        {        る
、 ,へ、,,__,,/  f'" /〉  (O) / "'l.ヾ、       ヾー'" ^'、  ヽ       子

 {__         //  fl  /  ノ l  ヾ、 <> /l.ヽ、  ヽ   \     に
    {_.,      〈/   l,j  (ニニニ)__,ノヽ、_,, /./ _,,>  ヽ、        は
      {、_,,                     l/ヽ''´     ,ノ

        ヾ                       `ー--‐''"

つくし「う、うぅ…」ドサッ

清麿「大丈夫かつくし!」

つくし「い、痛いわ…」

清麿「大したことない。気にするな」

つくし「うん。じゃあそうする」

大学生(おにーさん)「くっ…」

清麿「大学生(おにーさん)は?」

大学生(おにーさん)「バカヤロー!!大学生(おにーさん)が中学生に助けられてだまってられったかよ!!!!」

清麿「は…はは…」

清麿(そうだ…俺は今一人じゃない…二人の声が力をくれる…俺の心に…沸き上がってくる何かをくれている…憎しみではない…あいつを倒せる熱い…何かが!!!!)

春彦「四人まとめてつぶれるがいい!!今の俺の最大…
清麿「ザケル!」

清麿「お前が練習台にしてた人の痛み…これで少しでもわかるがいい…」

つくし「じゃあね、またいつでもおいでガッシュ!」

ガッシュ「し、しかし私は口から電撃を…」

つくし「…あんた見た?」

大学生(おにーさん)「さぁ…」

大学生(おにーさん)「…命を救ってくれた」

大学生(おにーさん)「カッコイイヒーローなら…」

大学生(おにーさん)「いたけど…」

大学生(おにーさん)「……な!」

ガッシュ「つ…つくし…」グスッ

清麿「」ニコッ

>清麿「お前が練習台にしてた人の痛み…これで少しでもわかるがいい…」

金山「・・・・。」

ガッシュ「うおおおお!!お願いだ清麿!今日だけ学校につれてってくれ!」

清麿「植物園いけよ」

ガッシュ「今日は植物園も定休日なのだ!」

清麿「昨日もその前も定休日だったよな」

ガッシュ「ウヌ!私が行く前にはお客さんもいるのに、私がいざ入場しようとすると定休日になるのだ!」

清麿「不思議だな」

ガッシュ「まったく不思議だのう」

清麿「だったら公園いけよ」

ガッシュ「それなのだ問題は!私が昨日公園にいったらほかの子供たちが誰もいないのだ!ナオミちゃんに聞いたら別の遊び場にいるという」

ガッシュ「次にそっちにいったらまたみんないなくなってるのだ!ナオミちゃんに聞いたら元の公園にいるという」

清麿「不思議だな」

ガッシュ「ほんとにもう不思議だのう」

清麿「ほら一緒に遊ぶ友達がほしいんだろ?バルカン300だ!」

ガッシュ「オォォォォ!!」

清麿「よかったなガッシュ」

ガッシュ「清麿ありがとう!バルカンの年は
清麿「2分」

ガッシュ「バルカンは何者
清麿「ロボ。トイレットペーパーの芯とストロー製のミラクルボディ」

ガッシュ「バ
清麿「じゃあな」


清麿(さて…このままだと次のイベントはあの子か…)

清麿(どうしたものか…)

清麿(いやー学校楽しいな。もう一生中学生でいたい)

清麿「ただいま」

ガッシュ「清麿、お願いだ!バルカンを作り直してくれ!」

ガッシュ「自信を持ってバルカンを紹介したいのだ!……ティーナのように…」

ガッシュ「そう!ティーナのように!!!!」

清麿(テレビテレビ…)カチャ

「次のニュースです」

「モチノキ町の○○付近で連続通り魔事件が…」

清麿(やはり…前回と同じように事件が起きている)

清麿(俺と関わった物以外はすべてが前回と同じことが起こるようだ…)

清麿(じゃああの子の問題はどう片付けようか…)

翌日

ガッシュ「清麿…なぜこんなところに来たのだ?遊びにいくのではないのか?」

清麿「あぁ…」

清麿(昨日の通り魔事件がここで起きた)

清麿(そしてこれから起きる事件はこの辺のはず)

清麿(今までの例からして俺が直接的、または間接的に関わってない限り前回とまったく同じ時間軸になることがわかる)

清麿(つまりここの道路にあの子が飛び出してきてトラックが突っ込んでくるのもすでに決まっていることだ!)

「車道に出てはダメ!!コルル!クラクションが鳴っているのが聞こえないの!?」

「え?」

プァーン!


清麿「ラシルド!!」

ラシルドいつ覚えたんだ

ガシャァァン

コルル「ひぅっ……!」

清麿「ふぅ…間に合ったな…」

コルル「……?お兄ちゃん誰…?」

清麿「ガッシュのパートナーだ」

ガッシュ「ウヌ!危ないところだったのコルル!」

コルル「ガッシュ…!」

ガッシュ「しかしすごいのだ清麿!今のはいつもの術とは違う術だの!」

清麿(ガッシュが寝てる間にツボ押しといてよかったぜ)

運転手つぶれて死ぬだろww

栞「コルル!!」

コルル「しおりねーちゃん!」

栞「もう…危ないじゃない!轢かれたらどうするの!?」

コルル「ごめんなさい…」グスッ

清麿「術を使わなくてよかったな」

栞「っ…」

清麿「俺達がいなかったら呪文を唱えざるおえなかったろう…もう唱えないと誓ったのにな」

栞「あ、あなた…なんでそのことを…?」

清麿「昨日の通り魔事件はコルルがやったんだろう?」

栞「!!」

コルル「……っ!!」

ガッシュ「!!!!!!」

ガッシュ「なんということなのだ!!コルルは悪い者だったのか!?」

清麿「落ち着けガッシュ」

ガッシュ「これが落ち着いていられるかなのだ!なんなのなのだ!」

清麿「そこらへんはお前は気にしなくていい」

ガッシュ「そうだったのか」

コルル「そう…なのね…やっぱり私…なのね…」フルフル

栞「な、なに言ってるのコルル…もう終わったの!もう済んだのよ!」

コルル「でも…私が…みんなを傷つけたんでしょ?」フルフル

コルル「ガッシュ!この本を燃やして!そうすれば…もう…もう誰も傷つかないから…」

ガッシュ「そ、そうか!では燃やすしかなかろうぞ!」

清麿「ガッシュは黙ってろ」

ガッシュ「そうなのか」

そうだったのか

清麿「本を燃やせば、コルルは魔界へ帰ってしまうんだぞ」

栞「!!……な…なによ…それ…」

栞「い、嫌よ!そんなの私、許さないわよ!」

コルル「ダメ…この本があるかぎりきっとまた同じことが…」

ガッシュ(なんだか難しそうな話をしておるの。清麿に聞いてもいいかの)

ガッシュ(しかし黙ってろと言われたので黙ってることにするのだ)

コルル「私…聞いたことあるの…この戦いで…私みたいに戦う意志の弱い子には…別の人格が与えられることがあるって…」

ガッシュ「!!!!!!」

清麿「ガッシュ」

ガッシュ「なんということなのだ!!許せぬぞ清麿!!なんという酷いことを…」

清麿「ガッシュ、SET」

ガッシュ「ヌ!」クルッ

清麿「ダッシュ」

ガッシュ「ヌ!」ダッ

ヌ!

コルル「戦うことから逃げられないようにって…」

栞「な、なに言ってるの!?そんなことあるわけ…」

コルル「逃げられなかったじゃない!!」

コルル「さっきみたいに呪文を唱えなきゃ行けないときがきて…また同じようなことが起こったら…私…」

清麿「…………」

栞「コルル……!」

清麿(…この子だって本当はこの世界に残りたいんだ…でもみんなのために…自分の気持ちを必死におさえて…)

ガッシュ「はぁはぁ…そういえば聞いてなかったのだ!今日のダッシュは何百本なのだ?」

清麿「ガッシュ…その子の本、よく見てみな。少し…おかしいぞ…」

ガッシュ「何?」

おいばか、やめろ

清麿「本を奪え!ガッシュ!」

ガッシュ「ウヌゥ!」バッ

コルル「あぅっ」

清麿「そして家に持って帰れー!!」

ガッシュ「ヌォォォォォォ!!」ドドドドドド

コルル「」ポカン

栞「」ポカン

清麿「……呪文を唱えることが心配なら、俺が君の本を預かる」

清麿「だから自分の気持ちに素直になっていいんだ、コルル」

コルル「お、お兄ちゃん…」

清麿「君達はもう家族なんだ。家族が離ればなれにならなくちゃいけないなんて…間違ってる」

清麿「障害があるなら俺とガッシュがなんとかする!だからもう…自分の気持ちに嘘はつかないでくれ…」

コルル「うぅぅぅ…!」ポロポロ

栞(やだ…この人ちょっと臭いわ…)

栞「じゃ、じゃあ…コルルと一緒にいてもいいのね!?」

清麿「あぁ。それは君達が運命を切り開いた…いわば宿命…」

清麿「俺達は少し君達の背中を押してあげただけ…君達自身が勝ち取った明るい未来さ!!」

コルル「お兄ちゃん!!」

栞「あんまり近づいちゃダメよ」

清麿(今のいいな。自伝書くときに今のも俺の名言として遺そうっと)

コルル「お兄ちゃん…でも1つ問題がある気がするの…」

清麿「な、なんだ。俺の名言に問題があるのか…?」

コルル「えっとね…お兄ちゃんは人間だからわからないかもしれないけど…魔物は魔物同士引き合うようになってるの…」

コルル「私はまだ全然だけど、強い魔物程遠くにいる魔物の気配までわかるわ」

清麿「なんだそんな些細なことか」

コルル「私としおりねーちゃんが一緒にいると…術を使えない私なんかじゃ守れない…」

コルル「だからお兄ちゃんのおうちに置いてほしいの」

栞「!!」

清麿「別にいいよ。ガッシュもいるし」

栞「危ない!!」

すずめの敗北は近い

コルル「危なくないよ?だってお兄ちゃんが守ってくれるもん」

栞「そのお兄ちゃんが危ない!!」

清麿「や、やだな栞さん…俺は栞さんの年下じゃないですか…お兄ちゃんだなんて…」カァ

栞「危ないよりお兄ちゃんに反応したのが危ない!!」

コルル「私もしおりねーちゃんと一緒にいたいけど…私といるとしおりねーちゃんが危なくなっちゃうの」

栞「コルル…」

コルル「ふふ。しおりねーちゃんはさびしんぼだね。大丈夫だよ。私毎日遊びにいくから」

栞「いつでも逃げ出せるように準備しとくんだよ?あとお巡りさんがどこにいるかとかも確認しとくんだよ?いざというときのためにバットを常備しとくんだよ?もちろん金属ね?」

清麿「さて、ここが俺の家だ」

コルル「わー!おっきぃ…」

清麿「ただいまー」

コルル「ただいまー!」

ガッシュ「ウヌ、お帰りなのだ!」

ガッシュ「ヌァァァァァァァァ!?コルルがおる!?」

清麿「今日からうちに住むことになった」

コルル「よろしく」

ガッシュ「なに!?聞いてないぞ清麿!私に内緒でそのような…」

清麿「ガッシュ、お前が気にするようなことじゃない」

ガッシュ「なるほど」

清麿「ちなみにお前が使ってた布団は今日からコルルのだ」

ガッシュ「なるほど」

ガッシュ「ん?」

華「清麿!!!!あなたって子は!!!!不登校のひねくれ根暗ぼっちでも犯罪だけはしない子だと思ってたのに!!!!」

清麿「ご、誤解だお袋!!」




コルル「大丈夫お兄ちゃん?」

清麿「あぁ…ガッシュの時はすんなりだったのにどうしてコルルだと犯罪扱いなんだ…?」

ガッシュ「不思議だのう」

コルル「不思議だね」

清麿「まったく不可解だ」

清麿「じゃあ風呂入るか」

コルル「…わ、私…一人でお風呂は…ちょっとこわいな…」

清麿「そうか。じゃあ一緒に入るか」

華「清麿!!!!!!!!」

清麿「風呂入ってきたかー」

ガッシュ「オー!」

コルル「おー!」

清麿「んじゃ、恒例のツボ押しだ」

ガッシュ「ヌァァァァァァァァ!!勘弁してくれなのだー!!」

コルル「ツボ押し…?」

清麿「あぁそうだ。コルルの○○に○○を挿し込み、細胞を活性化させる」

コルル「わ、私の○○に○○を…?なんかちょっとこわい…」

清麿「大丈夫だよ。後から癖になる。な、ガッシュ?」

ガッシュ「ヌァァァァァァァァ!!ヌォォォォォォ!!」

清麿「ほら」

コルル「なにがほらなの?」

清麿「いいかコルル。これはお前の例の力が暴走しないようにするためなんだ」

コルル「!」

清麿「お前にはあの力とはまた別の、本来の力が備わってる」

清麿「それを呼び起こすために必要なんだ」

コルル「……」

清麿「でも…コルルが必要ないというのならしないよ。元々戦いが嫌いなんだ。わざわざ新しい呪文を覚えることもないのかもしれない」

コルル「……ううん。お願いしたい」

コルル「私にあんな力なんかじゃなく、別の力があるんだって思いたいもの」

清麿「そっか。じゃあいくぞ」

コルル「う、うん!」

コルル「わー!おっきぃ…」

清麿「だろう?」

コルル「お兄ちゃん…でも1つ問題がある気がするの…」

清麿「大丈夫大丈夫。痛くしないぞ」

清麿「ほら押さえといてやるから」

コルル「お、お兄ちゃん…」

コルル「ひぅっ……!」

清麿(ふぅ…なんとか中には入れたな…)

清麿「へへ…えふへへ…」

清麿「いいぞいいぞ!もうちょいだ!」サッ

コルル「うぅぅぅ…!」ポロポロ

清麿「あぁ…」

コルル「」ポカン


清麿「……ん?朝か…」

栞(やだ…この人ちょっと臭いわ…)

ガッシュ「」ガクガクガクガク

「……ひっ…!?い、いた…痛い痛い痛い痛い!!痛いよお兄ちゃん!!」

ガッシュ「」ガクガクガクガク

「い、いやぁぁぁ!いたいっ!いたいってばぁぁぁ!あ、あああぁぁぁぅぅぅ…!!」

ガッシュ「」ガクガクガクガク

「だめ!それ以上は…や、やぁあああああぅぅぅ!!うやぁぁぁぁ!!」

ガッシュ「」ガクガクガクガク

「いひゃぁぁああああんんっ!!ごめんなさいごめんなさい!ごめんなさぁぁいぃぃぃぃ…!!」

ガッシュ「」ガクガクガクガク




清麿「終わったぞ」

コルル「」

ガッシュ「鬼…悪魔…」ガクガクガクガク

清麿(よし、コルルの本が光だした…)

清麿(おそらく新たに本に現れた呪文は…あれだろうな)

清麿(まぁシン級ではないだろうが…あの呪文であれば今後もガッシュの助けになるはず)

清麿(コルルがいてくれるのは戦力として大きいが…コルルが生存することでガッシュの目標がまだ定まってない状態だ…)

清麿(それはこれから強くなるにあたって決定的に足りない点だよな…)

清麿(……うーむ…)

清麿(五円玉と紐の準備だ)

清麿「ガッシュこーい」

ガッシュ「ウヌゥ?どうしたのだ清麿ー?」

清麿「いいかガッシュ。この五円玉をじっとみろよ」







ガッシュ「私は優しい王様にならねばならぬのだ!!」

清麿「よくぞ言った!よくぞその答えを出したガッシュ!!」

ガッシュ「コルルのような悲しき被害者を出さぬためにも…!!」

コルル「私生きてるよー」

ガッシュ「優しい王様になるために私は戦うぞ!!共に頑張ろうぞ清麿!!」

清麿「おうよガッシュ!!」

清麿(持っててよかったアンサートーカー)

区切りいいのでとりあえず終わります

長い間お疲れ様でした
おやすみ

くそっちんこたっちまった・・・

ゴームってどんなのだっけ
ググっても画像が出てこねえ

>>555
カブトムシみたいなやつ
空間移動する

違ったかもしれない

清麿「ガッシュ起きろ!いつまで寝てるつもりだ!」

ガッシュ「グォォ…」

清麿「……」ズブゥ

ガッシュ「ヌホォォォォォォォ!!」

清麿「起きた?」

ガッシュ「起きた」

清麿「またモチノキ町に魔物がやってくるからちょっくら討伐しにいくぞ」

ガッシュ「ようくるのう」

清麿「お前が落ちこぼれだからな」

ガッシュ「なんと」

清麿「」テクテク

清兵衛「ハッハー!いたぜ!本の持ち主だ!ウイガル!」

清麿「」サッ

清兵衛「な…不意打ちを避けやがった…!」

清麿「」チラッチラッ

清兵衛「チィ!もう一発だ!ウイガル!」

清麿「」サッ

フェイン「くっ…」

清麿「」チラッチラッ

フェイン(横目でちらちら見てくんのがムカつくわ)

清兵衛「なめやがってぇぇぇぇ!!」ダッ

清麿「よし、さりげなくこちらに誘導できたぞ」

ガッシュ「さりげなかったか?」

清麿「おう」

ガッシュ「ウヌ。さりげなかったの」

清麿「俺をかついで廃ビルまでダッシュ」

ガッシュ「ヌ!?」

清麿「なんか馬鹿にされた気がしたからな」

ガッシュ「ちくしょう!」

清麿「今日は朝ごはんいっぱい食べた。味噌汁と納豆も」ズシィ

ガッシュ「重いのだ!重いのだ!」ダッ

清兵衛「奴ら逃げるぞ!」

フェイン「追うわよ!」

清麿「よし、ここなら一般人を巻き込まねぇ」

清兵衛「どこに逃げたって死ぬのは同じだぜ!」

ガッシュ「…おい!魔物の方…」

フェイン「…………何?」

ガッシュ「お前は…優しい王様になるために戦ってるんじゃないのか?」

フェイン「ファーハッハッハッホッ!こりゃいいわ!何を言いだ
ガッシュ「そうか!よくわかった!ならばこの勝負負けるわけにはゆかぬ!お前を王様にさせるわけにはいかぬ!!!!」

ガッシュ「清麿!手を貸してくれ!!私はあの者を倒さねばならぬ!!!!」

清麿「よし、前回通りのガッシュに軌道修正できてるな」

清兵衛「けっ!何を言おうがこの術は防げまい!」

清麿「ガッシュ。奴らはめっちゃ速く動く術を出してくる」

清兵衛「ウ

清麿「お前にはちゃんと対応してもらう。反射神経を鍛える修行はしただろ?」

ガッシュ「ウヌ。清麿の○○から逃れる修行だな。あれはきつい」

清兵衛「ル

清麿「俺が方向言うからお前はマントで攻撃。捕らえなくていいぞ、くたばるまで練習台にするし」

ガッシュ「ヌ」

清兵衛「ク!!」

清麿「後ろ」

ガッシュ「ヌリャァァ!」ニョーン

フェイン「なっ……グッホゥ!!」

清兵衛「う、嘘だろ!?フェインの超高速移動に対応しただと!?」

清兵衛「くそ!ウイガル!」

清麿「そういえばお袋が作りおきしてたコルルの飯も食っちまった。いけね」サッ

フェイン「ダメよ!体制を崩さないとこいつらに攻撃は当たらないわ!」

清兵衛「チィ!ならばこちらの動きで翻弄するしかねぇ!ウルク!」

清麿「後ろ」

ガッシュ「ドッシャラァァ!!」

フェイン「グッホゥ!!」

フェイン「はぁはぁ…ダメよ!こいつらには勝てない!!」

清麿「なんだよもう終わりか。根性が足らないよ根性が」

フェイン「逃げるわよ!!」

清麿「ガッシュ。追っかけて本を持ってこい」

ガッシュ「なんだと清麿!また私を働かせる気か!」

清麿「バカヤロー!?優しい王様になるんだろ!?奴らを王にしてはいけない!!だからこそ頑張らなきゃいけない!!俺達は誓ったはずだ…共に優しい王様を目指そうと!!」

ガッシュ「ウヌ!感動した!」

清麿「いけガッシュ!俺は応援してるぞ!」

ガッシュ「ウヌ!」

清兵衛「うわぁぁ来るなぁぁぁぁ!」

メラメラ

清兵衛「クソォ!フェインが消えちまった!」

清麿「今日も激しい戦いだったぜ」

ガッシュ「フー…フー…」

清麿「よし、帰るか」

ガッシュ「ウヌ。そういえば清麿の本はどうしたのだ?」

清麿「家に忘れてきた。へへ…」

ガッシュ「清麿はおっちょこちょいさんだのう」

清麿「馬鹿。お前ほどじゃねぇよ」

麿ッシュ「ワッハッハッハ」

ライン川周辺地域

「ラージア・フリズド!!」

シェリー「寒い…!?」

シェリー「アイアン・グラビレイ!!」

「スケイプ・ギシルド!!」

シェリー「防いだ…!?」

「ラギコル・ファング!!」

シェリー「地面から…!?」

ガキン!

ブラゴ「……!」

シェリー「痛そう…!?」

「よし!フリガロ!とどめだ!」

ブラゴ「目をそらすなシェリー…忘れたのか…?我々の戦い…最後ま
シェリー「ギガノ・レイス!!」

「ぐあぁぁぁぁ!!」

ブラゴ「…………」

ブラゴ「まだ弱さが残ってるな…シェリー」

シェリー「…………」

ブラゴ「そんなことじゃ俺を王にするどころか…お前の目的すら果たせんぞ」

シェリー「…………」

ブラゴ「お前が追っているあいつは…もっと強くなっているはずだ」

シェリー「…………」

ブラゴ「……シェリー?」

シェリー「むにゃむにゃ…もう食べられないよ…」

ブラゴ「………………」

爺「ブラゴ殿…一人で喋って恥ずかしいですな」

ブラゴ「やかましい!!!!」

公園

ガッシュ「ヌォォォォォォ!!やめろ!やめるのだー!!私が遊具から降りられぬではないかー!!」

ナオミ「…………」ブォンブォンブォンブォンブォンブォン

ガッシュ「助けてくれー!!コルルー!!」

コルル「わーい。お花のかんむり作っちゃった。しおりねーちゃんとお兄ちゃんにあげよっと」

ガッシュ「清麿ー!!」

清麿「よくできてるな。すごいぞコルル」

コルル「えへへ」

ガッシュ「ウアァァァァァァ!!」

清麿「そろそろおやつのピノ勝手に食べたの許して」

コルル「だめ」

ガッシュ「誰か助けてくれなのだー!!」

「これお嬢ちゃん…いたずらも度がすぎちゃいけないよ」

ナオミ「いやぁぁぁぁん!!モンスター!!」

「…………」

ナオミ「モンスターモンスター!!うわー!!」ダダダダダ

「正直な子だ……さぁ、降りてきていいよ坊や」

「うおおおお!スマヌ、ありがとうなのだ!お主いいやつだな!」

「それじゃあ気をつけてお帰り。僕も用事があるからこれでいくよ…」

ガッシュ「ウヌ。またな!」



エシュロス「ったく…遅いんだよ進一のやつ…」

清麿「てめぇは許さねぇ!!ぶん殴ってやる!!」バキィッ

エシュロス「うぎゃあ!?」

エシュロス「なっ…え!?だ、誰だお前…!?」

清麿「てめぇ…もうしゃべるな…ちくしょーがぁ!!!!」ドガァ

エシュロス「あがっ…」

清麿「自分がどれだけひどいことしてるのかわかってんのか!?あいつの母親への純粋な思いを踏みにじったんだぞ!!俺は…俺はてめぇみたいな奴が…人の心を操って利用するような奴が…絶対に許せねぇんだよ!!!!」バキバキバキバキバキィッ

エシュロス「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

清麿「コルル!マッチ!」

コルル「はい」ヒョイ

清麿「てめぇの本は即燃やす!」

メラメラ

エシュロス「うわぁぁぁぁぁやめろぉぉぉぉぉ」

進一「お待たせエシュロス…あれ?いない…」

清麿「じゃあな。元気でな」

進一「へ?」

清麿「コルルも言え」

コルル「じゃあなー。げんきでなー」

進一「あ、うん…」

清麿「帰るぞガッシュ」

ガッシュ「ヌぅ!清麿!なぜ助けてくれなかった!!万死に値する!!」

清麿「まぁな。気にすんなよ」

清麿「そうか」

ブリ「」ビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチ

ガッシュ「フフフフフ…いいのブリが獲れたぞ。清麿にはずいぶん無理をさせてるからの。これを食べて元気を出してもらわねば!」

ブリ「」ビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチ

ガッシュ「……よう考えたら清麿のアホに食わすもんでもないの」

ガッシュ「では清麿の前で食べることにするのだ。たまには私がいじわるしてやるのだ」

ガッシュ「清麿ー!」ガチャ

キャンチョメ「うわぁぁぁぁぁぁぁん!!誰か助けてぇぇぇぇぇ!!」

清麿「まてキャンチョメ!まだツボ押しの途中だ!」

ガッシュ「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

キャンチョメ「やめてよぉぉぉぉ僕をいじめないでぇぇぇぇぇ!!」

清麿「やかましい!お前は今のうちにツボ押しといたほうがいいんだ!ついでに修行も俺が稽古つけてやる!」

キャンチョメ「うわぁぁぁぁ!見てないで助けてくれよぉぉぉ!」

ガッシュ「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

コルル「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

清麿「大丈夫大丈夫。お前の○○に○○を○○して○○を抜き取るだけだ」

キャンチョメ「ひゃぁぁぁぁぁ!猟奇的だよぉぉぉぉ!!」

フォルゴレ「ハッハッハッハ!待たせたなキャンチョメ!!」

キャンチョメ「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

ガッシュ「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

コルル「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

清麿「お、ようフォルゴレ」

フォルゴレ「…………」

清麿「…まぁなんだ。気にすんな」

フォルゴレ「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

キャンチョメ「フォルゴレー!殺されるかと思ったよぉぉぉぉ!!」

フォルゴレ「うちのキャンチョメをよくも!!許さんぞお前たちー!」

フォルゴレ「……あれ?呪文が2つも出てる」

清麿「よし」

フォルゴレ「なにがなんだかわからないが…とにかくキャンチョメを泣かせた奴に容赦はせん!!」

フォルゴレ「ポルク!」

コルル「きゃぁ!?大砲!」ビクッ

清麿「大丈夫だ。弾は出ない」

キャンチョメ「」ギクッ

フォルゴレ「な、なぜわかった……くそ!第二の術・コポルク!」

清麿「そこだガッシュ。踏み潰せ」

ガッシュ「ウヌ」ムギュ

キャンチョメ「ぎにゃー!!」

フォルゴレ「貴っ様ー!第三の術・ディカポルク!!」

貴様「幻だ。ほっとけ」

フォルゴレ「………………」

フォルゴレ「よし、帰るぞキャンチョメ」

キャンチョメ「まってよフォルゴレ!僕はまだ戦えるよ!」

フォルゴレ「えぇ!?」

キャンチョメ「僕に酷いことした清麿だけは許さないよ!!あんな奴を放っといたらまた不幸な事件が起きてしまう!」

フォルゴレ「キャンチョメ…!」

キャンチョメ「もう僕のような悲しい被害者を出さないようにするためにも…ここで清麿を倒す!!」

フォルゴレ「……成長したな。キャンチョメ…」

フォルゴレ「わかった!この鉄のフォルゴレ、どんなに凶悪な敵だろうとキャンチョメが戦うならぱ逃げはしない!!私が共に戦おう!!」

キャンチョメ「うん!!」

清麿「ザケル!」

キャンチョメ「」ハシッ

フォルゴレ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

フォルゴレ「ぐふぁ!」

キャンチョメ「フォルゴレ!!」

清麿「大丈夫か?」

キャンチョメ「…フフフフフ…お前たち、フォルゴレを舐めてるな?」

キャンチョメ「よし、教えてやろう!フォルゴレが鉄の戦士ということを!!」

キャンチョメ「無敵の戦士、フォルゴレということを!!」

キャンチョメ「鉄のフォルゴレ~♪」

フォルゴレ「無敵フォルゴレ~♪」スクッ

清麿「ザケル!」

フォルゴレ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

キャンチョメ「ハハハハハッ!馬鹿者め!何度やっても無駄なことがわからないのか!」

フォルゴレ「…………」

キャンチョメ「鉄のフォルゴレ~♪」

フォルゴレ「無敵フォルゴレ~♪」スクッ

清麿「ザケル!」

フォルゴレ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

キャンチョメ「気がすむまで撃つがいい!フォルゴレはビクともしないぞ!!」

フォルゴレ「ま…待つんだ…キャンチョメ…もう…もう…」

キャンチョメ「鉄のフォルゴレ~♪」

フォルゴレ「ゆ、許してくれ!ゴメンよ…私は無敵じゃないんだ!弱い人間なのさ!!」

清麿「いや、まだいけるだろ?」

フォルゴレ「え!?」

清麿「ザケル!」

キャンチョメ「うわぁぁぁぁぁ!!フォルゴレー!!」

フォルゴレ「…………」

キャンチョメ「嫌だ…死なないでフォルゴレ…」

清麿「まだいけるよな?」

キャンチョメ「!!」

キャンチョメ(うぅ…フォルゴレが…このままじゃフォルゴレが…)

フォルゴレ「逃げ…るんだキャンチョメ…私達の術はもうすべて破られてしまった…」

フォルゴレ「勝ち目が…」

キャンチョメ「でも、ここで僕が戦わなければフォルゴレが死んじゃうじゃないか!!」

キャンチョメ「僕が何もできないせいでフォルゴレがいなくなるのは嫌なんだよ!!」

キャンチョメ「僕はフォルゴレを助けるんだ!!」

ボッ

フォルゴレ(新しい…呪文…!?)

清麿「新呪文フィーバーだな」

清麿(キャンチョメのツボを押して新しい力に目覚める環境は作った)

清麿(あとはキャンチョメ自身の心の持ちようだ。精神的に成長することがきっかけとなり新たな呪文が本に出る)

フォルゴレ「頼む!新しい呪文よ、キャンチョメを助けてくれ!!」

フォルゴレ「こんなときに役に立たない術だったらぶっ
清麿「ザケル!」

フォルゴレ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

キャンチョメ「フォルゴレー!!」

清麿「安心しろ。気絶させただけだ」

キャンチョメ「うわぁぁぁぁ!!清麿!!絶対に許さないからなー!!」

清麿「ザケル!」

キャンチョメ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

       鉄の フォルゴレ~♪

         無敵 フォルゴレ~♪

                             j`` i_、_、     _,、
                           ハr'´、  ,.`.    r' ノ
                             rV (・).-(・) _/>'´
    _,ノ__ヽ__                  'ー、( (二7)´ /

   _.‐''´ ̄Y iヽ.,__     ___          >‐v-< r'^j ノノ
-‐'´,.ィ ∠=≡ヽ.,____`二二Lr-'∧        _.-'´ ,.n_.._nl `「`l
-‐'7.: {〉´.::::;;;;;;;;::.``' - ._    /.i l    _,.へ_. イ( r-'-ハ`ー┘

.  l::: :ヽ:::::::/ ``'- :::::::::``' - /.:,' l    '⌒ '´  ノ  'ーr' }
 人:: : :}:::/     \::::_,ィ‐'.:::/.:{        ( 、_  ノ_,.イ
 Z:ハ;;;ノ.:/       ``^\:::L-'          /   /. l  !

キャンチョメ「」

フォルゴレ「」

清麿「よし、あとはキャンチョメのツボを更に押し…」ズブゥ

ガッシュ「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

コルル「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

清麿「これで少なくとも負けることはないだろう。一人でも十分にこの先生き残れる」

清麿「今回は俺があえて悪者役になってキャンチョメを育てたけど…」

ガッシュ「ウヌ。悪者役ではなく清麿は本物の極悪人なのだ。むしろ清麿こそ本物の魔物なのだ」

清麿「きっと俺達がピンチの時は駆けつけてくれる頼もしい仲間となるだろう」

コルル「絶対ないと思うよ。むしろもう二度と顔も見たくないと思ってるよ」

もう我慢できない、ガッシュ全巻と動物6巻買ってくる

フォルゴレ「……なに、今日は相手が強すぎたんだ。しょうがないよキャンチョメ…」

キャンチョメ「…………」

フォルゴレ「…お前は頑張ったよキャンチョメ!」

キャンチョメ「…………」

フォルゴレ「だが、必ず清麿はぶっ倒そうな」

キャンチョメ「うん!!清麿ぶっ倒す!!」




清麿「いやぁいいことしたあとは気持ちがいいな」

ガッシュ「違うのだ。清麿は電撃で相手を痛め付けたことが気持ちいいのだ」

清麿「ガッシュ、今日も風呂あがったらツボ押しだからな」

ガッシュ「!!!!」

コルル(この家での過ごし方がわかった。下手なことは言わない方がいいみたい)

少し休みます

面白かったわ

ガッシュ読み返したい

正面から石版編、ファウード編やるわけじゃないんだからカットなしでも10スレはねえよ

平日なら保守間隔10~15分?

カッカッカッ

ガッシュ(きた…清麿だ!早く扉をあけるのだ…重大なお知らせがあるのだ…)

ガチャ

ガッシュ(もう少しだ…さあ開くぞ…)

キィィ

清麿「ただいまー」

ガッシュ(今だ!)

ガッシュ「清麿ー!!日頃の恨みなのだー!!」グァ

清麿「うぉらぁ!!!!」バキィッ

ガッシュ「グホアァ!!」

ガッシュ「き…清…麿…」ガクガク

清麿「ん?どーしたガッシュ?タンコブつくって」

ガッシュ「清麿がぶん殴ったからできたのだ!!どうしてくれるのだ!!」

清麿「まぁそんな些細なことは気にするな」

ガッシュ「よろしい」

清麿「それより俺になにか用があるんじゃないのか?」

ガッシュ「スズメの…スズメの石像が家の前に置いてあったのだー!!」

清麿「庭にでも飾っとけ」

コルル「違うよお兄ちゃん。スズメの石像じゃないんだよ」

ガッシュ「ウヌ?何をいうコルル。スズメの石像なのだ」

清麿「スズメの石像なのか。よし、庭にでも飾っとけ」

コルル「違うの違うの。スズメの石像だけどそっちのスズメじゃないの」

ガッシュ「どっちのスズメも何もスズメの石像はスズメの石像なのだ」

清麿「なんだスズメの石像だったのか。庭にでも飾っとけ」

コルル「もう!だから違うの!お兄ちゃんのお友達の方のスズメの石像なの!」

清麿「俺の友達のスズメの石像か。おう、庭にでも飾っとけ」

清麿「なんだこの石像は…水野の石像じゃないか」

ガッシュ「だからそう言っておるのだ」

清麿「スズメの石像っつったじゃねーかガッシュ!」

ガッシュ「だからスズメの石像なのだ!」

清麿「何を言ってるんだお前は!馬鹿なのか!」

コルル「お兄ちゃんの友達のスズメちゃんって水野スズメっていうんでしょ?」

清麿「水野……スズメ……?」

清麿「あぁ…そうなのか…水野の下の名前ってスズメって言うのか…忘れてたよ」

ガッシュ「ウヌ!問題解決なのだ!」

清麿「ハッハッハッハ。すまんすまん。水野のことなんて今の今まで忘れていたものだから」

ガッシュ「まったく相変わらず清麿はおっちょこちょいさんだのう」

コルル「ほんとね」

麿ルッシュ「アッハッハッハッハ」

これでアンサートーカーあるとか何の冗談だよ

清麿「それよりガッシュ。お前が持ってるそれはなんだ?」

ガッシュ「ウヌ!石像の首にぶら下がってたのだ。清麿に読んでほしくて持ってたのだ」

清麿「なになに…石像の女は預かった。ガッシュと本の持ち主は午後3時までにモチノキ港八番倉庫へ来い。来なければ女の命は無いと思え」

清麿「コルル、今何時だ?」

コルル「午後5時34分よ」

清麿「だめだこりゃ」

ガッシュ「き、清麿…スズメが…スズメが…!」ガクガク

清麿「気にせんでいい」

ガッシュ「そうなのか」

翌日

ロブノス「こらー!お前たちー!」ピンポーンピンポーン

清麿「どなた様ですか?」ガチャ

ロブノス「昨日はなんで無視したんだ!女がどうなってもいいのか!」

清麿「いや…水野さらったってどうせ嘘だろ」

ロブノス「!!!!」ギクギクッ

清麿「ザケル!」

ロブノス「ギャアアアアア!!」

清麿「わざわざ俺達が不利になるような冷凍倉庫まで行ってやることもない」

ロブノス「くっそー!ならば今この場でガッシュを倒してやる!!」

ロブノス「リュック!攻撃だよ!」

リュック「ビライツ!」ビー

清麿「ラシルド」バリバリビー

ロブノス「ぐわぁぁぁぁぁ!!」

リュック「く、くそ…攻撃を跳ね返しただと!?だが今のロブノスはフルパワーだ!その程度の攻撃…!」

清麿「ガッシュ、奴の頭部に包丁ぶっ刺せ」

ガッシュ「ウヌ」

ロブノス「え?」

この清麿はずっとこんな顔してる気がする
http://uploda.cc/img/img51c199cb8389e.jpg

>>744
ずっとそれで再生されてる

ガッシュ全巻欲しくなってきたわ

ロブノス「なにするんだ!やめてやめて!人殺し!!」

ガッシュ「ヌァァァァァァァァ!!」グサッ

ロブノス「ギャアアアアア!!」

リュック「お、落ち着けロブノス!たいした傷ではない!それよりその魔物を倒すぞ!」

ロブノス「あ、あぁ!」コォォ

清麿「お前は光線を出す前に頭にエネルギーをためる」

ロブノス「!?」

清麿「そこに包丁をぶっ刺すことで包丁が避雷針の役目をし、ザケルはお前のエネルギーを利用して強力になる」

ロブノス「や、やめ…」

清麿「ザケルァ!」

ドガシャァァァァ

リュック「うわぁぁぁぁぁ!!グロい!頭がぐちゃぐちゃに飛び散ったぁぁ!!」

清麿「」ニコッ

メラメラ

リュック「オエェェェェ…オエー!!」

ガッシュ「ゴポッオェッ…ヌホエェ…」

ロブノス「そんなに吐かなくてもいいじゃないか…」ショボーン

ロブノス「…そうだ…帰る前に面白いことを教えてやるよ…数日前…」

清麿「あぁ、ゼオンか」

ロブノス「ガッシュに似た奴を…」

清麿「知ってる知ってる。じゃあな」

ロブノス「…………」

ロブノス「」ショボーン

シュゥゥゥ

もう清麿が王様で良いんじゃないかな・・・優しくはないけど

ワイワイワイワイ

清麿「ここか…すごい賑わいだな」

水野「うんありがとう高嶺君!無事に会場につくことができたわ!」

清麿(恵さんのコンサートか…じゃあ今日はあの子に会うことになるのか)

清麿(あの子もなんとかして強化していきたいからな…前回通り格好よく助けてあげよう)

水野「こっちの席よ!いきましょ高嶺くん!」

清麿「いや、一人で行ってくれ」

水野「え…」

清麿「じゃ」

水野「…………」

水野「うん!今日も高嶺君は優しいな!」

清麿「たしかこっちだったな」テクテク

マルス「ハハッ!ティオ、やっと見つけたよ!」

ティオ「マルス!!」

清麿(お、やってるやってる)

マルス「そして君の本の持ち主は今ステージで歌ってる最中…今の君は力も使えないただのガキだ!」

清麿(あーいたいた。あんな奴いたな)

ティオ「ぐっ…」ダッ

マルス「おっと、また逃げてもいいけど…その時はコンサートの客たちを攻撃するよ」

ティオ「ぐ…ダ、ダメよ!!それだけはやめて!!」

清麿(よし、そろそろ助けに入った方がいいだろう。いくぞガッシュ!!)

王を殴れるんだ、でかくいい男に(ry
 ↓
王を殴れなかったよ・・・

ガッシュ「ウヌ!バルカンの空気ミサイルを食らうのだぁー!!」フヒュー

コルル「なんの!ティーナの弾丸キックを食らえ!」ドゴグシャゴグワッ

ガッシュ「ヌァァァァァァァァ!!バルカン十八代目がぁぁぁぁぁ!!」

コルル「今日もティーナの勝ちね!」

ガッシュ「ウゥゥゥ…弱すぎるのだバルカン…」グスッ

ガッシュ「しかしコルルがうちに来てから遊び相手がいていいのう。清麿のあんちくしょうは今日もどこかに遊びにいっておるし」

コルル「公園でみんなと遊べば?」

ガッシュ「ウヌゥ…私が行くとなぜかみんなが帰っていくのだ」

コルル「不思議だね」

ガッシュ「不思議だの」



清麿「やべ、ガッシュ忘れてきた」

この清麿アンサートーカ持ってるわりには頭おかしいよな

>>778
ヌルゲーすぎて…

マルス「今までさんざん逃げ回られたからね…ここらで倒させてもらうよ」

ティオ「!!」

レンブラント「ガロン!」

清麿「ティオ、こっち」グイッ

ティオ「え…?」サッ

マルス「な…誰だ!?」

清麿「コンサートを守りたいんだってな…一人でよくがんばった…」

清麿「あいつは俺が引き付けておくから恵さんを呼んできてくれないか」

ティオ「だ…誰…?」

清麿「気にするな」

ティオ「はい」

ここだけのはなしティオとえっちしたい

>>789

                     ,、-''"´ ̄`` ‐、
                   ,-'´: : : : : : : : : : : :`、
                  / : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
    ,、-‐ー‐-、        l: : : : : : : : : : : : : : : : : : l         ,、-‐ー-、

  ,-'´      `、       i: : : : : : : : : : : : : : : : : i        ,-'´     `‐、
 /         ヽ       ヽ ゝヽ-‐ー─‐- 、  ノ       /        ヽ
 l          )      ,、-''"        ``‐-、      i          )
 ヽ        /     ,-'´      l  l       `‐、    `、        /
  > .......::::::_,、-'´    /    // /| /l | l |      \   \........  ...:::::ノ
  / ̄``‐-/      / / //l /l / l / |l | l | |  |l   ヽ\    ヽ::::  ::::::|
 / ̄``‐-/     // l //l /-|/  lノ   l ヽノ‐、|l |l l l ヽヽ\    |     |
../     i     //l//|/ ノ_,、-''"|       |ヽ、 ヽ ト | | \\\   |     |
/       |     /l | |l-''"´   /       |_  ``‐-\|ヽ丶\\  |     |
      |     // | >、.__,、-'"´つ  ・   (二 ヽ_  ノ `| |l  ヽ\ |      |
      |     l l_|/-‐、  /_, 、 -‐ー‐-- 、  )   ̄つ | l |l  \ .|      |
      |    | l l|‐'  ノ   l\/\/\/``l   /  | l | |l ヽヽ|      |
       |   | l l l| ,、l   |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   ト  | |l | |l ヽ /      |
`、     `、 __|l | l | / |   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(   | ヽ | | l | |l /      |
 `、    _(/ | | ト:::::::ヽ  (:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)  )::::| |l | |/       /
  ヽ  / /:::::::| | | ヽ::::)  l::::/\/\,-''"|::::::l   |::::::| | | | |ノ       /
   ヽ,‐、/:::::::::::::| | | |l ヽl   |,、-''"´ ̄``‐、 |/|   |,-' | | | | |─、    / ヽ\
  __ヽ/:::::::::::::::::| | | | | /   |、        ``‐、l   )::::| | | |l |ヽノ_  / ヽ \ヽ
  / /::::::::::::::::::::::| | | | | (   | ヽ``─‐----‐''"´ |  |l:::::| | | |l |:::\ ヽ/ | | |  ヽ\
  \::::::::::::::::::::::::::| | | | | |   |  \  ,、-''"  / |  ||:::::| | | |l |:::::::\ | | | |   \ヽ
   \::::::::::::::::::::| | | | |  |   ヽ  / \     |  ||:::::::| | | | | |::::::::::::> | | | |l    `‐、
    /\::::::::::::::| | | | |  ヽ   ヽイ: ::::::::::\  /|   |::::::::| | | | | |:::::/|  | | | |l      ``‐-
   /// \:::::::| | | | |ヽ ヽ   | ヽ:....::::::::ノ \  |   ヽ:::::::| | | | | |-'´ |l  | | | |
 //// | |``‐| | | | |   |   |  ``‐-‐'´  \|    ヽ:::::| | | | | | |l  |l  |l | | |l

泣いて喜んでくれるとか感無量だよ

マルス「しまった!逃がすか!レンブラント!何をしてる!?もう一度攻撃だ!!」

レンブラント「お、おう!」

レンブラント「ガロ……おぶぇ!」

マルス「なっ!?」

清麿「うまいか?水野のバックからくすねてきたミカンだ!」

マルス「くそ!ちょこざいな真似を!レンブラント!何をしてる!?攻撃だ!!」

レンブラント「お、おう!ガンズ……うぶるぁ!」

清麿「今度はレモンだ!」

マルス「レンブラント!何をしてる!?」

レンブラント「お、おう!」

恵「敵ね!敵が現れたのね!?」タタタタ

ティオ「うん…ゴメン、本当にゴメン!」タタタタ

清麿「ん?きたか」

ティオ「だ、大丈夫なのあなた!?」

清麿「あぁ、俺は大丈夫だ」

恵「あの…ティオのこと助けてくれてありがとうございます!」

清麿「いえ、気にしないでくれ恵さん」

恵「は、はい…」

ティオ(なんか恵に馴れ馴れしいような…)

マルス「しかしお前たちが戻ってきてくれてホッとしたぜ!また逃げられ…」

レンブラント「ブルァァ!!」

マルス「レンブラント!何をしてる!?」

清麿「いよかんだっ!!」

マルス「なめるのも大概にしやがれ!!レンブラント!」

レンブラント「ガロン!」

恵「こんな無抵抗な人にまで…本当に最低な奴ね!!」

恵「セウシ…」

清麿「ちょっと恵さん、ティオもこっち」グイッ

恵「はわわっ」サッ

ティオ「わひっ」サッ

清麿「ああいう単純な攻撃はなるべく避けろ。俺が指示するから」

恵「で、でも…あなた一体…」

清麿「気にすんなってば」

恵「はい」

マルス「レンブラント!早くしろレンブラント!」

レンブラント「ガンズ・ガロン!!」

おれ「えっちしよう」

ティオ「はい」

これでかつる

清麿「これは二人背負って避けるのは無理。セウシルを」

恵「は、はい!セウシル!」バイーン

清麿「思う存分に唱えな!真っ向から受けてたつぜ!!ティオが」

ティオ「!!」

マルス「…存分にか…いいだろう!!存分にやらせてもらおう!!」

マルス「レンブラント!さっさと唱えろ!どんくさい奴だ!」

レンブラント「お、おう!エイジャス・ガロン!」

ティオ「新呪文!?恵!全体防御を!!」

恵「はい!」

清麿「いや、俺の近くにきてくれ」

恵「はい!」

おれ「えっちしよう」

恵「はい」

これでかつる

>>818
お前が超絶頭良くてリーダーシップ取れて熱血で全ての答えがわかってそこそこイケメンなら楽勝だな

俺「恵さん、しゃぶってくれ」ボロン

恵「はい!」

>>823
ごめんなさい

マルス(ふん、ティオの防御能力は確かに強い!だがその範囲は地上だけだ!)

マルス(そう…僕のこの新呪文は…地下からでも君を襲えるんだ!)ドヤッ

マルス「そこだぁ!!」グン

清麿「よっと」グイッ

恵「はわわっ」サッ

ティオ「ひにょっ」サッ

マルス「な!?避けただと…!?」

清麿「大丈夫か?」

恵「あ…ありがとう」

マルス「レンブラント!君のせいだぞレンブラント!」

レンブラント「お、おう!」

恵「えっちしましょう」

俺「はい」

これでかつる

清麿「えっちするぞ」

俺「はい」

>>829
恵「えっちしましょう」
俺「えっあ、えっt…カエルっでも……」

マルス「クソォ!なぜそこまで邪魔をする!?てめぇには関係ねえだろ!?」

清麿「かわいそうだったではないか!!あの者は泣いておったぞ!!コンサートにだけは手を出さないでくれと泣きながら頼んでおったぞ!!それをお主はあざ笑って攻撃を仕掛けたのだ!!お主、ひどすぎるではないか!!私はそれが許せぬ…絶対にお主を許せぬのだ!!!!」

ティオ「うぇぇぇぇぇん」グスッグスッ

マルス「クソ生意気な人間がぁ!!この技でくたばりやがれ!!」

マルス「レンブラント!何をしてる!?早く呪文を唱えろ生え際後退してるくせに!!」

レンブラント「お、おう!ギガノ・ガランズ!!!」

清麿「こりゃ無理だ。助けてくれ」

恵「はい!マ・セシルド!!」バインバイーン

マルス「な…な…」

清麿「今だティオ!」ヒョイ

ティオ「ふひゃはいっ!?」

清麿「俺がティオをマルスのパートナーの方へ投げ飛ばす。俺が注意を引いているうちにサイスで本を狙え」

恵「な、投げ飛ばすって…!あなたティオをなんだと…」

清麿「大丈夫。気にしなくていいんだ。いいんだ」

恵「はい!」

ティオ「!?」

清麿「かっ飛ばせぇぇぇ!!」ブォン!

ティオ「あにゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」

マルス「はっ!しまった!レンブラント!何をしてる!?撃ち落とすぞ!」

レンブラント「お、おう!ガロ……ごぶんごっ!」

清麿「……パパイアだっ!!」

ティオ「恵ー!」

恵「はい!サイス!」

マルス「レンブラントォォォォォォ!!!!」

清麿「どうだ!?バカにしてた奴にやられる気分は!?二度と…」

清麿「この俺をバカにすんじゃねえぞ!!!!」

マルス「くそぉ!くそぉおおお!!」

シュゥゥゥ

ティオ「やった…倒した…」ヒューン

ゴグシャッ!

ティオ「ぐはぁ!」

恵「ティオー!」

清麿「ふぅ」

清麿「」キッ

レンブラント「!」ビクッ

レンブラント「」ダッ

清麿「よし、今回も円満だな」

ティオ「後であいつの首閉めてやる…」

清麿「さ、早くコンサートに!!急がねぇとファンが待ってるぞ!!」

恵「ありがとう…えと、名前を聞いてもいいかしら…?」

ティオ「キシャー」シュッシュッシュッシュッ

清麿「あぁ。高嶺清麿だ。君達と同じ魔物のパートナーやってる」

恵「え、そうなの…?どんな子かしら…」

ティオ「シャシャシャー」シュッシュッシュッシュッ

清麿「ガッシュ」

ティオ「」

清麿「あ、そうだ。ちょっとティオ借りてっていいかな?やりたいことがあるんだ」

恵「え、えぇ…?何をするの…?」

清麿「気にしないで」

恵「はい」

清麿「うん。いくよティオ」グイッ

ティオ「」ズルズル

      /⌒⌒ ̄ ̄\       /ヽ、 ─┼─   / ──  - ヽノ
      (ノ⌒⌒\ミ  |   ┬´_/.   ─┼─ /| ___ 三 ┌┐
       | (a) (∂)Wヾ., |   ┼ _/   人├─   .|  /   ┌┐└┘
      ( 〔_ _〕   レ6)|   ┴ _/  ノ  \_  | ∠_\. |__| 丿∟
      ( ∑ (    )    
       ヽ____ノ       _/二二二/_   _ノ ̄./ / ̄ ̄ ̄ / 
     / ̄ ̄ヘ   / /ヘ     / __  / / ̄  / ./ ./ ̄/ / 
   ⊂/   /=⊃/ /  ヘ__    ̄  __,ノ /   ̄/ /   'ー' _/ /
    /ゝー ノ / /(0-‐  | //   /____,/   /__/     /___ノ 
   (   ⊿)<○/(0)_ノ丿 /
    ヾ|:| ̄|:|ヘ ̄ ̄ヽヘ_ ヘ_/
    (⌒‐|:| ヘC゚  ヘヘ_ ヘ_     新連載!

   /// -|:| 二ヘB   | ヘ  )‐-ヘ   
   || :| / |:| 三ヘ R ◎ | / ///ヽ |  業界で話題騒然!あのライク先生がやってきた!
  . || :|: | |.| ゞ|-ノ     / ゝノ ニ・|  フィクションを超えた現実に もう目を離せない!!
   || :|ヘ_ノ /  ̄ ̄ ̄ ̄ヘ ヘ ゝ_ノ /
    ゞ_ノ        ゝゞ_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

         /三三ミシ⌒`ミミ、
       //::::/三ミ}:{三ミミヽ、\
      /::::::::/三ミシ^`´⌒ヽ}:;ヘ::\ヽ
      lシ/{:;:;::;:;;リ     :|i ゙ ::ミ ミ}i

       |:;:;;::;:::;:iiィ  ..   川:l|:トi i ミi
        {:;:;;::::リ _,ェェ、,  .._ェェヘヽヾ;:;:;:::|
      |:彡ソ -=・=ヽ ::‐・=-ベヽ;;::{

       |;;;| .:;:; `~ _:  _ `~  `};;:ト
        し.::..  / '‐、_,‐' ヽ....  ,ン 叩いているのはごく一部の小学館関係者だけです
        ヾ ::. 〈 '‐-ェェェ=‐-'`.  /  重版がかかりましたことで分かりますよね
        ヽ;、 .:::. 、ー‐‐‐  .::: /   
         j、: 、 _____,.,.,. ィ

         }`         {_

第1話 「発端」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ライク先生は小学館からの離脱を宣言した   ┃
┃彼に何が一体何があったのか!?.        ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

     |┃三  漫画は描き続けますが、週刊少年サンデーで仕事をする事はありません。
     |┃   (株)小学館のお仕事を受ける事はありません。
     |┃    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ガラッ. |┃     / ̄⌒⌒ ̄\
     |┃    / ノノノ'⌒⌒'ヽヾ,ヽ
     |┃三  ( ノ川::\:::/:::川k, ) キリッ

     |┃    V  <●>::::::<●> V
     |┃     |   (__人__)   |
     |┃三   \   ` ⌒´  /
     |┃三   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \

第2話 「回想1」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ライク先生はお子様向けの漫画を描いてました       ┃
┃編集の猛プッシュもあって、見事にブレイクしました    ┃
┃アニメ化も果たすなど、順風満帆とはまさにこのことです.. ┃
┃しかし順調に見えたその裏ではとんでもないことが・・・   ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
    / ̄⌒⌒ ̄\
   / ノノノ'⌒⌒'ヽヾ,ヽ

   ( ノ川 ⌒ ⌒ 川k, )
   V  ⌒   ⌒  V
   |   (__人__)   |  _

   \   ` ⌒´  /  | | |
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ (a w)

第3話 「回想2」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

┃そうです。ライク先生は漫画界でも有数の珍走体質だったのです。          ┃
┃なにせ一緒に盛り立ててくれた恩人を「まだ仕事した」呼ばわりするほどです。.   ┃
┃そんな人が売れてしまったからには、もう大変です!やがては「来る担当すべて  ┃
┃ガンを付けてくる」と完全に被害妄想の領域にまで達してしまいました。.       ┃

┃これが週刊連載の恐ろしさなのか、常識で考えればそんなことは有り得ないにも ┃
┃関わらず・・・。こうして壊れたかけたライク先生は更なる奇行に走るのでした。   ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  ヽ、人_人_人
  、)

 、)   / ̄⌒⌒ ̄\
 ヽ  / ノノノ'⌒⌒'ヽヾ,ヽ 
    .( ノ川 ::;\:::/::ヾ、,)
.    |〃y  <◎>::::<◎>|i
    i ィ  ⌒(__人__)⌒) <な、なんでだ!?俺様は優しい王なのに・・・ッ!!
     レ    |r┬-,|  |
     \   `ー'~ _/      
     ノ        \
   /´          ヽ

第4話 「衝動」
┏━━━━━━━━━━━┓
┃ライク先生は机を殴った. ┃
┗━━━━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━  _ イ-ツ//、_  ━━━━━━━━━━━
━━  、ソ:       :ッ   ━━━━━━━━━━

━━  /:  ノノノ⌒⌒ヾ,ヽゝ  ━━━━━━━━━━
━   ! ノノノ (6)、 (a) ヾ: :  ━━━━━━━━━━
━━  l: (6   〔_ _〕 、リ  ━━━━━━━━━━━
━━  |     )  つ )  ━━━ ・_, ’,∴ ━━━━
     _\____/    rへ .;_ , ____
    /     / ̄ ̄~~ ̄ ̄  ) ’,∵||\    \

   /    _/─────ー-'    ||\|| ̄ ̄ ̄||
                       ||  || ̄ ̄ ̄||

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃なんと拳が折れて休載するハメになってしまった┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    / ̄⌒⌒ ̄\  . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::::::::::::
   / ノノノ'⌒⌒'ヽヾ,ヽ .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::::::::::::

   ( ノ川::ノ :::ヽ、_川k, ) . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::::::::::::
   V  o゚⌒ ::: ⌒゚o:::V .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   |   (__人__)   | . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::::::::::::

   \   ` ⌒´  /
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ 

第5話 「契機」
 ヽ、人_人_人

、) 
`ヽ   _ヘ  /!/{  /
 _ /     ̄    <_   ,       ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  >         ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二   ┃ライク先生はアシさんの首根っこをつかんで、┃
/ ,        / ´`ヽ _  三,:三ー二  ┃優しく教育してあげました。.           ┃
 ̄/       ノヽ--/ ̄ ,   ` ̄ ̄ ̄  ┃流血沙汰になりましたが何とかセーフでした。┃

 /  へ彳 ,-,ミ }  ...|  /!          ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 レレi_,), ヾ 6 i }`ー‐し'ゝL _
    <' u レ.ン:ヘr--‐‐'´}    ;ー------
    ヒエフ   ゞ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
ン    rシ     i‐'" ヽ   ̄  ̄

)_,:   し-⌒\    ,:/ ~~\
 )ノ_     / ̄ ̄ ̄     \

第6話 「咆哮」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃いよいよ自分が壊れてしまったことに気付いたライク先生は、 ┃
┃珍妙な文面のFAXを編集部に送りつけ決別を伝えました。.   ┃
┃あとはアイデアを湯水のように出して、24時間決して王には  .┃
┃逆らわない奴隷がいる出版社を探すだけです。.         ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  |
  |    ┌──────────────┐
  |    │  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄./  │
  |    └ / ガッカンへの深い恨み /──┘

  |      / で、いつか傷害事件を / カタカタ...
  |     / 起こしそうで怖いから /
  |     / あと1年でやめます  /
  |   / で、お前らとは絶交  /

  |   / いつまでも馬鹿に   /
  |_/ してるんじゃねえぞ! /________ 
   / よろしくお願いします /
 /              /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

第7話 「交渉」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃そして長きに渡る連載も終わり、ライク先生は巣立ちのため原稿の   ┃
┃返却を要請しました。ところが数枚失くなっていると判明しました。   ┃
┃待っても見つからないようなので、とりあえず弁済金の交渉です。   ┃
┃ライク先生の気分は既に大御所なので、それなりの金額でないと納得┃
┃しないつもりです。低額=ナメられてる=我慢ならん、という論法です。┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

        / ̄ ̄\
      /    u  \   /⌒⌒ ̄ ̄\  
      |::::::      u |  (ノ⌒⌒\ミ  |
     . |:::::::::::     |  | (a) (∂)Wヾ., | 
       |:::::::::::u:    | ( 〔_ _〕   レ6)| <で、俺は優しい王様なんだから
     .  |::::::::::::::  u  }  ( ∑ (    )   当然、30倍返しぐらいしてくれるよな?
     .  ヽ::::::::::::::    }   ヽ____ノソ丶 
        ヽ::::::::::  ノ     /        \
        /:::::::::::: く     / ガッシュ |__|

-―――――|:::::::::::::::: \――┴―――――┴-┴――  
         |:::::::::::::::|ヽ、二⌒)

第8話 「兇行」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃やはりというか、ついに交渉は決裂し、ライク先生は訴訟を決意します。    ┃
┃そして冒頭の離脱宣言で注目を浴びていたブログ上で訴状を公開しました。. ┃
┃その内容は実にセンセーショナルでした。たまりたまった鬱憤を晴らすため、 ┃
┃歴代担当者の実名はおろか、紛失に関係のない人の名前を晒したり、売れ ┃
┃ない弟子を巻き込んだり、あずみを利用しようとしたり、師匠に見捨てられて. ┃
┃いることを誤魔化したりと、そんな前代未聞の内容を書き殴った挙げ句に、  ┃
┃「漫画家の地位向上」「漫画原稿の美術的価値向上」などと言い張ってます。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
                __          ____

     _ イ-ツ//、_  〈〈〈〈 ヽ        /   -、-、\
    、ソ:       :ッ  〈⊃  }       /   ,,-'::::::)(∠卜、|
    /:  ノノノ⌒⌒ヾ,ヽ:ゝ. |   |       i /三 `- ●-´u |ミ
    ! ノノノ (6)、 (a) ヾ: : |   |       | | /\  |   /
     l: (6   〔_ _〕-、 |ノ ノ   |   、   ヽ | |    ̄ ̄/ ̄・∵ '
    |     )  つ ::ノ/   /!,   ,,・_   \ ヽ(二二二)__  ,: ∴: 
   _\____/}   /  l l,`,∴ ・  ,┗━━━( t )━´

  / __      ノ /    / / 、;・ ∵ /  / ____\  \
  (___)     /    //     / ./| | 丶   ノ | |\ .\

第9話 「呼応」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ライク先生の悲痛な叫びにより、漫画ばかり読んでる落ちこぼれや ┃
┃考える力の弱い真性ゆとりがたくさん釣れました。              ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
     ||  |!       /          /
     ||  |      /         /
         ガッシュッ! ,-‐-、  /   /

   ,. - ─- 、        |_!_!ュ }    /
  /  ノノクズハ       `'}‐┴、     ガッシュッ!!
  i ,-、_{___ l'  ,. -─- 、 { ̄`{          /
  } | r} ` / -' | |`i /  ,ヘr^、 | }_,  ,! -‐- 、    /
  { 'ァ'  `ー'/,_ )!/リノ底辺jノノ`i, /   ニート i       
 ,-ソ 、   ノ/ニ| `i//  - r {⌒ / |__∠__,へ / ̄ ̄ヽ  ,-rrr、
/#\  、   `='ノ iニij   ,ニ゙ | `i /| r、/__,| ̄/   ノノノij iっ,!,!,!
\#i\    ̄,ノ`i ヽ   |r┼-、 i'  v{_ (__ハ_!  | _ノ^i'_フ'i,!  `i  {
  \i#|\==|/`|\\`ー| ´|ニ、ヽ  | i ` ,.-i{   }、|-   ,-'i   |\_|>
   \|ヽ } ノ  i \ | 〉' `ー'/  ,<j   二ノ  /ソ  ヽ._`ファ-ァr{`ー-1
      O|/    |l/ i ノ´|  / /_ノ\\ "{ヽ /i「|i、rr、/|ヘ! /ノ   |
       |    リ /∧  V_i/   ヽ_|\ノ|ヘ !| !|.| | |/ 低 |-── '
       |0`    | /  ヽ_/|\   、   `| {|   |゛゛| 知 |
       |      |    /ノ |  \ リ     | ノ  ri  ノ 能|

第10話 「便乗」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

┃この盛り上がりに応えて超大物漫画家たち(?)が続々と参戦しました。        ┃
┃こうしてゆと、、ではなく疑うことを知らない子供達(精神年齢換算)の間では、  ┃
┃小学館=絶対悪という図式が成立しました。                         ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

「))))
L⊂ノ ■■■■■■

WW| ■■■■■■■ 
WW|■■√ === |                /><\
WW■■√~ミ ノノノ彡|              /      \

WW■√  ´囗ー囗 ヽ              /    |∥ヾベ ヽ
WW■ ∵ (● ●)∴|              |   丿∥(゚) (゚) | |
WW■   ノ■■■( | ガッカンは悪だ!   |  .∥ * )●(*ノ
WW■   ■ 〇 ■ | ポアせよ!!!    | ∥    ▽  / えっちな漫画を無理矢理に描かされました
WW■■ ■■ ■■ ■             ∥ |\ __U/

WW■■■■■■■■■              <l {⌒(^^)(^^) j
WWW■■■直木賞■■W               ゝ _( _人_ )ノ
WWWW■■■■■■■WW              ▽/  ハ ノ\

第11話 「連鎖」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃このカオスめいた状況に、オツムの弱い子達はますます釣られていきます。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ビシッ       / ̄ ̄ ̄ ̄\
    / ̄\.(  人____)
   ,┤    ト|ミ/  ー◎-◎-) そうかぁ!本当はえっちな漫画を描きたくなかったのか!!
  | \_/  ヽ    (_ _) ) 見直したぞ!見直したぞォォォ!!
  |  __( ̄ |∴ノ  3 ノ  ガッカン!容赦せんッ!

  |  ___)_ノ ヽ     ノ
  ヽ__) ノ    ))   ヽ

第12話 「英雄」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

┃こうしてライク先生はネットではまるでヒーローのような扱いとなりました。     ┃
┃本人もヒーロー気取りで「漫画家は敵ではありません」などと増長しています。  ┃
┃元同僚漫画家が批判したり、古参や重鎮の漫画家が全く応援してくれないのが.┃

┃微妙に気になりますが、ライク先生としては「してやったり」と言ったところです。. ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

         /三三ミシ⌒`ミミ、
       //::::/三ミ}:{三ミミヽ、\
      /::::::::/三ミシ^`´⌒ヽ}:;ヘ::\ヽ
      lシ/{:;:;::;:;;リ     :|i ゙ ::ミ ミ}i

       |:;:;;::;:::;:iiィ  ..   川:l|:トi i ミi
        {:;:;;::::リ _,ェェ、,  .._ェェヘヽヾ;:;:;:::|
      |:彡ソ -=・=ヽ ::‐・=-ベヽ;;::{

       |;;;| .:;:; `~ _:  _ `~  `};;:ト
        し.::..  / '‐、_,‐' ヽ....  ,ン 
        ヾ ::. 〈 '‐-ェェェ=‐-'`.  / ニヤリ
        ヽ;、 .:::. 、ー‐‐‐  .::: /
         j、: 、 _____,.,.,. ィ

         }`         {_

第13話 「狂乱」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃そんな加熱するネット世論とは裏腹に、世論はライク先生に冷めた空気が支配的でした。┃
┃しかしそのことに気付かないライク先生支持者の大半は、賛同者を増やす努力をせず  ┃
┃批判者粛正やイチャモン探しに地道を挙げるようになりました。要はカルト化です。.    ┃
┃支持者層が社会を知らない子供たちや、社会と接点がないニートや、漫画しか読まない ┃
┃落ちこぼればかりだったので、これは必然の結果だったのです。.               ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

       へ      ヘ         │           ヘ     へ 
      /ハ \_/ 八         │          /ハ\__/ハ\
     /_______)         │         /_______i
    {_____ゆとり_|         │        [__漫画命___ヾ
     |ミ/ ー―◎-◎-)         │       `///―"   `ー-丶丶
    (6     (_ _)  ) 冠乙.     │        |||  -・-  -・-  ||||
   ノ/| .∴ ノ  3 ノ イエーイ     │まとめWiki (   (●●)    6)

   ノ/ _\_____ノ__.         │よろしくね ( *∴ ii ∴* )  |
  ノ/ /  ) ガ ≡ ;;;; ) `__ノフ    │  イエーイ  \∵\二二/∵  /
  U |__|.  ッ ≡ ;;; )_/   ∈)   │         \_____/
    |  |  .シ ≡   ). ̄ ̄ ̄´    │ _∩      /\____ン\.
    ヽ  \ ュ      ).        │(S 〉    /  Winny大好き   \ 

第14話 「弾圧」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ライク先生の主張が単なる珍走隠しであることを見抜いた漫画家さんに至っては、  ┃
┃狂信的な支持者達にブログごと潰されてしまい、ついに壊れてしまいました。     ┃
┃言論弾圧とはまさにこのことです。こうして触らぬ神になんとやら、ということで、この. ┃
┃問題にマトモに取り合おうとする漫画家さんは一人もいなくなってしまいました。.    ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  ドッカン
       ドッカン
             ゴガギーン
                   ☆
 ━━━━━'), )=      /

      ∧_∧ヽ\
     (   ) 〉 〉_ _ ____  _    ∧_∧
     / ⌒ ̄ / "'''"'|    | ̄   |  (Д`  )<おら!トーエー!出てこいや!
      |ゆ  | ̄l    |    |     |  /     \
.      |と  |  |     |    |     |   | | 池 /\ヽ
       |り  |  .|     |    |     ,へ //|沼 |  | |
      (   |  .|    .ロ|_∧゙!l''ヽ /,へ \|_  |   | |
       | .lヽ \ |    |◎3((;;;|ヽ\/ | \_ / ( )
      | .|  〉 .〉    |   つ|     .|     | |
     / / / / |     |  Y .. .|     .|     | |
     / / / / |     |__) .. |     .|     | |
    / /  / / └──┴──┘-- ̄     | |
   (_つ(_つ               ⊂ _)

第15話 「予感」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃このまま3ヶ月以上経過しましたが、肝心の裁判自体も裁判官からの和解勧告を ┃
┃受けて、途中経過は何も分かりません。こうなるとネット上では盛り下がる一方で、┃
┃さらには冷静になった人が増えたのか、批判派の意見が目立ち始めます。      ┃
┃なお同業者や関係者からの反応は何もなく、「ブログに用意された応援用画像を ┃
┃使う漫画関係者が誰一人として存在しない」.ということに狂信的な支持者達も薄々┃
┃嫌な予感を感じていたようですが、それは気にしないことにしました。         ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

      / ̄⌒⌒ ̄\
     / ノノノ'⌒⌒'ヽ,ヾ,ヽ
   |\ノ川::ノ :::::: ヽ、_川/|

   |/ ≪①>  <①≫ \|
   |     (__人__)     | < 納得の出来かねる和解だけはしたくありません。
    \、  ` ^^^^ ´  ,/   応援してくれている方々、もう少々お待ちください。
.   / ヾ  `ー‐" " ⌒ヽ.

   /       ヾ ,"      \
   |   r  ガッシュ  r\,"⌒ヽ

華「清麿!!!!!!!!!!!!!!!!」

清麿「誤解だってんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ガッシュ「ウヌ。お帰りなのだ清麿」

コルル「お帰り。また知らないちっちゃい女の子連れ込んできちゃったの?」

清麿「あぁ。それだけのことなのになんで怒られなきゃならんのだ」

ガッシュ「不思議だの」

コルル「不思議不思議」

清麿「ただこの女の子の○○○に俺の○○○を突っ込んで○○を○○○して成長を促すだけなのに」

ガッシュ「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

コルル「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

第16話 「歓喜」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃そして、訴訟から5ヶ月ほど経ったある日、「ライク先生255万ゴールドで和解」.   ┃
┃のニュースが飛び込みました。それを見た子供や支持者達は「ライク先生勝利!」┃

┃と大はしゃぎです。 しかし、その歓喜が.ほんの数時間で終わりを告げることに   ┃
┃なろうとは、このとき彼らは思いだにもしなかったのでした・・・・。               ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


               俺たちの   wwww

          ___   勝利!/     \      /ニYニヽ
おめでとう   /     \    /  (●) (●) \   /(。)(. ゚)ヽ
ございます /  ─   ─\   | ∵   ○  ∵ |  /::::⌒`´⌒::::\  ガッカンww
      /     ⌒  ⌒  ヽ. |   (__人__).   |  | ,-)トェェェェイ(-、| ざまあwwwwwwwwww
      |      ノ(、_, )ヽ   | \   u⌒´  /  | l  .|-┬-|  l |
      \     -=ニ=-   / /        \  \  `ー-'´υ/
     ノ            \              /          \

第17話 「暗転」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃和解の一報が届いた日の夜、ついにライク先生のブログが更新されました。.    ┃
┃内容は「内訳非公開の金255万と謝罪をゲット。その他の要求は却下」でした。.  ┃
┃要するに「金だけ掴まされて後は黙らされた」ということです。              ┃
┃あれだけ高らかに「漫画界のための聖戦」を喧伝していたライク先生ですが、   ┃
┃「勝手に漫画家代表になるな、と裁判官に言われたら諦めるしかないです」と.   ┃
┃無念を滲ませています。所詮は私怨,且つ味方もいない状況では当然の帰結なの.┃
┃ですが、ネットの野次馬達にとっては「納得できない和解はしない」と主張していた.┃
┃にも関わらず、徹底抗戦もせず、あっさりと白旗を掲げているこの情けない状況を.┃
┃見限るしかなく、ついに一斉にライク先生の叩き側に回りました。.              ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
                           ∧_∧
                へ          (´<_` )
      ≫⌒⌒ ̄ ̄\彡ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒    \

      彡ノ⌒⌒\ミ|)   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\       )  このヘタレ野郎がッ!
        | (a) (∂)Wヾ., |           |.      |
       ( 〔_ _〕 (( (;;-=- ̄=─ ̄ '⌒ヽ〉     | |
 ‘,'.∴・,‘・( ∑ (  ヽ-=_二__ ̄    \     | |
  ,'.・∵  ヽ_____ ノ        ̄\     / /
      (   )     ヽヽ          .\__/_丿
       |__| ガッシュ |_l         .|  |
       |  |       | |           |  |
       |  〉)      | |         |  |
       (_る~~~~~wv)         \ ヽ
          |::::::::::::/:::::::/                \ |
          |;;;;;;;;/;;;;;;;/              / ノ
         (__|)_|)

第18話 「喜劇」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

┃支持者達にとっては薄々と感じていた悪い予感が的中したと言ったところです。   ┃
┃さらに悪いことには「応援していたはずの漫画家どころか、それ以外の漫画家で  ┃
┃すら和解の件を一切無視」という、予想を遥かに超えた冷たい現実に「ジョーカー」.┃

┃とか「ドロ船」という扱いがライク先生には適当である、と認識させられたのです。  ┃
┃こうなるともはや悲惨すぎて、踊らされた支持者共々ギャグ漫画状態です。     ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

      /><\
    /      \
   /    |∥ヾベ ヽ

   |   丿∥(゚) (゚) | |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |  ∥ * )●(*ノ < ドロ船に乗る人は馬鹿なのです★
   | ∥    ▽  ノ   \______________
   ∥ |\ __U/

     イl { /ンヘ.「「l

    / _ァi〈ノレ'   (っレ)
   .// / |     个个
   / /   |   ,,|L_」
  ¬Τ ̄ ∟、_」

    '、____|
     | .|  \ \
     | .l   \ \
    (_ ̄_)   (_ ̄_)

~エピローグ~
そして和解の数日後、あのセンセーショナルな陳述書はというと・・・

:::::::::::/           ヽ::::::::::::
:::::::::::|  削  電  と  i::::::::::::
:::::::::::.ゝ 除  波   っ  ノ:::::::::::
:::::::::::./  し.  陳  と イ:::::::::::::
:::::::::::|  ろ.  述  と  ゙i ::::::
:::::::::::|  や。 書      ゙i ::::::
    \_    を     ,,-'
――--、..,ヽ__  _,,-''

:::::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、  ..    /⌒⌒ ̄ ̄\
/. ` ' ● ' ニ 、    (ノ⌒⌒\ミ  |

ニ __l___ノ      | (a) (∂)Wヾ., |
/ ̄ _  | i      ( 〔_ _〕   レ6)|
|( ̄`'  )/ / ,..    ( ∑ (    )
`ー---―' / '(__ )   ヽ____ノ

====( i)==::::/     ,/ニ>>
:/ 小学館ヽ:::i      /ガッシュ
  ↓
   /⌒⌒ ̄ ̄\
  (ノ⌒⌒\ミ  |
   | (a) (∂)Wヾ., |

   ( 〔_ _〕 u レ6)|<わかったよ・・・でも俺様をまた馬鹿にしたら今度は被害届を出すからな・・・・
   ( ∑ (  u )
   ヽ____ノ

   ,/ニ>>
   /ガッシュ

       __,.-----.,___
     r'~:::::_,,,_:::::::::::::::ヽ
     |:::r'~  ~"""''-、::|     ┌───────────┐

     |;;| ,へ、  ,.ヘ、.|::|    │へたれ らいくに まじに │
    r'レ'  .・ .::::::. ・  .'y^i    │なっちゃって どうするの │
    ゝ'、   '、___,'.  ,;'-'     └───────────┘
      '、  ----  .,;'                     、
       ';、     .,;'                    .!~二~7
         ̄ ̄ ̄                      _7^[_,i

2 作者の都合により名無しです sage 2012/09/14(金) 15:48:41.63 ID:r+0oTJ/X0
▽ライク先生の珍述書
http://megalodon.jp/2008-0728-1232-39/88552772.at.webry.info/200806/article_2.html

▽ライク先生による、元師匠の新連載(当時)に対しての貴重なご意見
http://88552772.at.webry.info/200803/index.html


▽まいっちんぐライク先生

・深夜にFAXを送る → なぜすぐ返事を返さないのだ
・アイデアを出せ → 沢山出してもらえたけど、どれも使えないとこき下ろす
・(初代担当者)主人公のデザイン等も含め、ガッシュの立ち上げに多大な貢献 → まだマシなレベル扱い
・(後期担当者)初対面なので愛想良くする → にやにやするな
・(後期担当者)にやにやしない → ガンを飛ばしてきやがった
・特定の編集者を批判 → 実際は会った事もない
・アシスタントがミス → 頭を掴んで机に打ち付ける
・なんかイライラする → 机パンチして指を解放骨折


▽漫画サロン板より

189 :マロン名無しさん:2011/11/07(月) 04:52:30.15 ID:???

林先生亡くなったのは悔やまれるよなあ
ここ来るたびこれ見て思い出して笑うからいい思い出か?w

清麿「ティオ、起きろ」パンパン

ティオ「はっ!ここは…」

ガッシュ「ウヌ。こんにちはなのだ」

ティオ「!ガ…ガガガガガ…ガッシュー!!」ギュッ

ガッシュ「ウヌウ!!」

ティオ「まさかあんたがあいつのパートナーだなんてね…こんなとこに連れ込んで私をやっつけちゃおうってこと!?」ググググ

ガッシュ「グホォ…ヌゴゴゴゴ…首、首が…!!」

コルル「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

清麿「馬鹿いうな。俺達はもう仲間じゃないか…ティオ」

ティオ(はっ!たしか清麿!私を投げ飛ばした暴力魔!恵に近づく敵!)

清麿「これから俺達は共に力を合わせていくことになる。その日のためにティオにはあることをしてもらう」

ティオ「なによそれ…」

清麿「強くなるためのトレーニングだ。おれがティオにぴったりのメニューを考えてやるよ」

ティオ「なんであんたにそんなこと!」

清麿「…………」

ティオ「な、なによ…」

清麿「ガッシュ、コルル。ティオを抑えとけ」

ティオ「!?」

ガッシュ「」ガシッ

コルル「」ガシッ

ティオ「や、やめてよ!なにすんのよ!」

清麿「さぁ…リラックスして俺に身を任せるんだ…大丈夫大丈夫、痛いのは最初だけだ…」

ティオ「ひっ!」

ギニャー

休まず書き続けるならVIPで次スレ
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ガッシュ「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

コルル「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

ティオ「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

清麿(よし…今回も問題なくティオ達と友好関係を持てた)

清麿(恵さんはともかく、ティオには頻繁に会い、ガッシュやコルルと共に強化していく)

清麿(やはりはじめのうちから育てられるメリットはでかい。後に現れる大きな力にも十分に対抗しうる戦力になるだろう)

清麿(更に前回では救えなかったガッシュの仲間となってくれる魔物もきっと力になってくれるはずだ)

清麿(今のところは順調だな…ん?)

コォォ

清麿「本が…光ってる」

清麿「……そうか」

清麿「残りの魔物が70名になったか」

清麿「これからは今までのように甘い戦いばかりにはならないということだな…」

清麿「…へへ、なんだか燃えてきたぜ!」

清麿「ガッシュ!必ず王となれ!その為に俺がなんだってしてやる!」

ガッシュ「いや、もう結構なのだ!!清麿はもう何もせずともよいのだー!!」

清麿「遠慮するなガッシュ!!俺達の仲だろう!!さぁこっちこい!ツボを押してやる!!」

ガッシュ「ヌァァァァァァァァ!!助けてくれなのだぁぁぁぁあー!!」


清麿「よっしゃ、第一部完!」

おつ

一応酉
このスレではこれ以上は無理そうなので終わります

長々と支援保守ありがとうございました

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