QB「安価でマミを幸せにしてみせる」(151)

QB(僕がマミを魔法少女にしてから幾年も年がすぎた)

QB(その間に僕の中に芽生えた小さな物、それが)

マミ「QB、おりょうり出来たわよ!今日は特製のスープカレー!」

QB「ああ、ありがとうマミ、すぐ行くよ」

QB(この少女、巴マミを幸せに、大切にしたい、という気持ちだ)

マミ「はやくしないと冷めちゃうわよ~」

QB「ごめんごめん、考えごとをしていてね」

マミ「もうっ!いつもそればっかり!」

QB(僕の中にあるこの不可解かつイレギュラーなこの気持ち、でも、なぜか僕はこの気持ちを捨てたくはない)

マミ「どう?おいしい?」

QB「ああ、とても、とてもおいしいよ」

QB(でも僕は何をしたらいいかが分からない、この少女を幸せにしてあげたいけど、どうしたら幸せになってくれるか分からないんだ)

QB(……ああ、そうだ)

QB(人間のことは人間に聞いたらいい、>>5、ぼくはどうしたらいいんだい?)

さやかちゃん

QB(美樹さやか、確か彼女も他人を幸せにしたいから契約をしたんだっけ)

QB(うん、彼女ならいい情報を得ることができそうだ)

QB「マミ、ごちそうさま、申し訳ないけど少し出かけてくるよ」

マミ「そう、分かったわ、気をつけてね」

QB「うん、行ってくる、スープカレー、僕のために少し甘めにしてくれてありがとう」

マミ「ふふっ……ばれちゃった?」

QB「マミの料理を毎日食べてるんだから当然じゃないか、じゃあね」

マミ「いってらっしゃい」フリフリ

あ、言ってなかったけでQBのキャラ崩壊注意です

さやほーむ

さやか「んーやっぱりこっちの方がいい感じ」

キュプッ

QB「やあさやか」

さやか「わっ!QB!いきなりでてこないでよ!」

QB「ごめんね、ところで何をしていたんだい?」

さやか「本当に反省しているのか、まあいいよ、音楽のききくらべをしていたんだ」

QB「ききくらべ?」

さやか「うん、こんど恭介に渡すCDはなにがいいか決めるためにね」

QB「どうしてそんなことをするんだい?」

さやか「そりゃあ少しでも恭介に楽しんでもらうためだよ」

QB(楽しませる、幸せにさせると近い言葉だ)

QB「ねえさやか」

さやか「ん?なんだい?」

QB「どうすれば人は楽しんでくれるんだい?」

さやか「…………へ?」

QB「どうすれば人は楽しんでくれるんだい?」

さやか「…………なんでそんな事聞くのさ」

QB「それは…………」

さやか「それは?」

QB(……あれ?何でだろう?言いたくない)

QB「…………なんでもいいじゃないか」

さやか「…………ふーん」ニヤッ

さやか「いいよ、教えてあげる、どうすれば人は楽しんでくれるのか」

QB「本当かい!?」

さやか「いい?それはね>>20よ!」

QBを拳銃で撃つこと

さやか「アンタを殺すことだよ!拳銃とかでべしゃっとね!」ブンッ!

QB「っ!」ヒョイッ!

さやか「なにさ!何一人でのこのこそんなこと聞きにきて!そんなイヤミ言っても私は魔女にはならないよ?」ブォン!

QB「っ!違う!そんなつもりはっ!」ヒョイ!

さやか「うるさい!でてけ!」ドガッ!

QB「キュプっ!……わかったよ」

さやか「二度と来るな!」

街道

QB(……やれやれ、追い出されてしまったよ)

QB(さやか……言っていたな、僕を殺せば人はみんな楽しくなるって)

QB(人間はみんなそうなのかな?……マミですらも)

QB(……あれ?なにか、体じゃない、体のどこかが痛くなってきた……なんだろう、これ)

QB(……僕は何をしてるんだろう、止めてしまおうか、エネルギーも非行率的だ)

QB(……それはいやだな、それでも僕はマミを幸せにしてあげたい)

QB(……あれ?あそこにいるのは>>29じゃないか)

あんこ

QB「やあ杏子」

杏子「おうQB、なんか疲れた顔してんな、……ははっ!んなわけねーか!」

QB「杏子は何をしているんだい?」

杏子「あん?見てわかるだろ!バイトだよバイト」

QB「どうしてそんなことするんだい?お金なら魔法でいくらでも手に入るじゃないか」

杏子「あー、アタシ一人ならそうしてたな、でも、今はゆまがいるから」

QB「どうしてゆまがいるとそんなことするんだい?」

杏子「おおう、今日はやけにつっかかってくるじゃねーか」

QB「興味があるからね」

杏子「あー、その、さ、なんか意味が通らないかもしれないけどさ」

QB「うん」

杏子「そりゃあたしはゆまを大切に思ってるからじゃねーか?」

QB「大切?」

杏子「ああ、大切にしたいから犯罪で手に入れた金でゆまを育てたくはねぇ」

QB(大切にする、幸せにすると似た言葉だ、これならきっと……)

QB「ねえ、杏子」

杏子「あん?」

QB「人を大切に出来る行動って、どんなのがあるんだい?」

杏子「……は?」

QB「……?どうしたんだい?杏子」

杏子「いや、少したまげただけだ、いいぜ、答えてやるよ」

QB「本当かい!?」

杏子「いいか、その答えは、>>35することだ!」

kskst

杏子「そらゃ漫才だ漫才!漫才するのが一番だ!」

QB「漫才?コントをするのかい?」

杏子「ああ、それだ、しゃべって、しゃべって、わらいあう、それが大切にするってことじゃねぇのか?」

QB「しゃべって、わらいあう……」

杏子「ああ、そうすると、『もっとコイツと一緒にいたい』とか『コイツといて良かった』って思うんだ、あたしも、そして多分ゆまもな」

QB「いっしょにいたい……」

杏子「だからさ、相手のことを思って、冗談を話してやろうぜ、相手と、自分が笑いあう、それが『お互いを大切にしていること』じゃねえかと思うんだ」

QB「笑いあうこと……」

杏子「そうだよ、今だってそうだ」

QB「……?」

杏子「あたしがこうしてあんたを大切にして喋ってるのに、あんたは一つも笑いやしねぇ」

QB「……僕が大切?」

杏子「ああ、だからさ、さっきからしょぼくれた顔しないで笑えよ、あたし、おまえのあのきゅっぷいって顔、結構好きなんだぜ?」ニカッ!

QB「杏子……ありがとう!きゅっぷいっ!」きゅぷっ

杏子「おやくにたてたならよかった……ところでさ」

QB「なんだい?」

杏子「どうしてマミを大切にする方法とか聞きだしたんだよ」

QB「…………キュプッ?」

QB「き、杏子はどうしたんだい?僕はマミの事なんて一言も……」

杏子「いや、まるわかりだから、さっさと言えよ」

QB「ち、ちょっと用事を思い出したから僕はいくよ」

杏子「ちょっ!まてっ!」

QB「キュプッ!」

キュププププププッ!

杏子「ったく、いっちまいやがった」

ちとふろ
5分でもどる

5分と言いつつ時間がかかってしまった
すまん

街道

QB(……そうか、話をすること、そんなことが大切にすることだったのか)

QB(……あれ?ということは)

マミ「QB、おりょうり出来たわよ!今日は特製のスープカレー!」

マミ「どう?おいしい?」

マミ「いってらっしゃい」フリフリ

QB(ああ、僕は)

QB(マミにずっと大切にされてきたんだ)

QB(……あれ?)ポロッ

QB(これは……えっと、涙?)ポロポロ

QB(おかしいなあ、僕は別に目にうるおいを保つ必要なんてないのに)ポロポロ

QB(じゃあなんで、泣いているんだろう)ポロポロ

QB(……分かれ道、か)

QB(右に行けばまどかの家、左にいけばほむらの家)

QB(……どちらに行こうか)

1、右(まどか)
2、左(ほむら)

>>57

1

まどほーむ

まどか「んしょ、んしょ、出来た!」

QB「やあまどか」

まどか「ふぇ?QB?どうしたの?」

QB「ちょっとまどかとおしゃべりで漫才しに来たんだ」

まどか「お、おしゃべりで漫才?……なんでやねん」

QB「……」

まどか「……」

QB「……なんか、ごめん」

QB「で、まどかは何をしているのかい?」

まどか「あ、ほむらちゃんのお人形を作ってたんだ」

QB「ほむらの人形をかい?」

まどか「うん、私がほむらちゃんの人形を作って、ほむらちゃんが私の人形を作って、交換するんだ」

QB「交換?自分の物は自分で作ればいいじゃないか、なんで交換なんかするんだい?」

まどか「そ、それは、その、ね?」

QB「まどか?」

まどか「その、私の作ったぬいぐるみをほむらちゃんに渡せば、私がいない間も私がほむらちゃんのことが好きだってこと、伝えられるから」

QB「好きを、伝える?」

まどか「う、うん……恥ずかしいなあ」

QB「好きを伝える……なんで、好きを伝えるんだい?」

まどか「そ、それはね、好きって伝えると、二人ともとっても幸せな気持ちになるからかなって」

QB「好きを伝えると幸せになるのかい!?」

まどか「う、うん、私と、あとたぶんほむらちゃんは」

QB「まどか!」

まどか「どうしたの?QB?」

QB「相手に好きと伝えるにはどうしたらいいんだい!?」

まどか「ふぇ?いきなりどうして?」

QB「僕はある人を幸せにしたいんだ!おねがいだ!好きの伝え方をおしえてくれ!」

まどか「……ふふっ」

QB「笑うなんてひどいじゃないか!」

まどか「だってQBたら必死なんだもん、よっぽどマミさ……その人が大切なんだね」

QB「そうなんだ!僕の大切な人なんだ!」

まどか「ふふっ、その人はうらやましいなあ、いいよ、教えてあげる」

QB「本当かい!?」

まどか「相手に好きと伝えるには>>75したらいいんだよ」

素直に直球に告白のお手本をまどっちが見せる

まどか「でもQB、QBが私が言ったことをしたとして、その中の意味を理解することは出来るの?」

QB「……きゅぷい」ショボン

まどか「だ、大丈夫!大丈夫だよ!ついてきて!」

QB「どこにだい?」

まどか「公園、今からほむらちゃんにお人形渡しにいくんだ」

公園

QB「ついたようだね」

まどか「うん、あっ!もうほむらちゃんがいる!ほむらちゃーん!」

ほむら「あっ、まどか!」

まどか「ほむらちゃん、おまたせ!」

ほむら「いいえ、私も今来た所よ」

まどか「ティヒヒっならよかったよ、ほら、ほむらちゃんのお人形」

ほむら「ふふっ、私も、まどかのお人形」

まどか「……ねえ、ほむらちゃん」

ほむら「なに?まどか」

まどか「いまここで、もう一度告白してもいいですか?」

ほむら「ええ、もちろん、まどかの告白ならいつでも受け付けるわ」

まどか「ずっと私と一緒にいてくれたほむらちゃん、これからも、一緒にいてほしいです」

ほむら「当然、あなたのそばが私の居場所よ」

まどか「ずっと私を守ってくれたほむらちゃん、これからも私を見守っててほしいです」

ほむら「あなたとずっと共にいるから、あなたをずっとみつづけるわ」

まどか「ずっと、私の隣にいてくれたほむらちゃん、これからもわたしの隣にいてくれますか?」

ほむら「あなたの隣は誰にも渡さないわ」

まどか「わたしは、ほむらちゃんのことが好きです」

ほむら「わたしも、まどかのことが好きよ」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「まどか……」

チュ

街道

QB「はあっ!はあっ!」

QB(なんだろう、二人がキスを始めた瞬間に、とっさに逃げちゃったよ)

QB(……あれ?なにか、体が跳ねるような感じがする)

QB(キューって締め付けられるような感じで、心臓がドクンドクン動いて、苦しいけど、悪くない)

QB(なんなんだろう、この気持ちは)

QB(でも、好き……か)

QB(マミに言ってみたいけど、言いたくない、変な言葉だな……)

QB(ってあれ?ここは)

QB「マミと、僕の家だ、いつの間にか、帰ってきてたんだ」

まみほーむ

QB「ただいまー」

マミ「おかえりなさい、ご飯もQBのお風呂も準備出来てるわよ」

QB「うん、いつもありがとう」

マミ「ふぇ?ふふっ、変なQB」

QB「何かおかしいかい?」

マミ「普段のQBなら『いつもありがとう』なんて言わないわよ、あ、でも最近は優しくなったかな?」

QB「まあ、そんな時もあるのさ、マミに伝えたいこともちょうどあったしね」

マミ「私に伝えたいこと?」

QB「ああ、まあ、日常会話のつもりで聞いてほしい、僕は」

2 君がなによりも大切だ

3 君が誰よりも好きだ

>>106

4君が痩せた方が好きだ

QB「き、君はもう少し痩せた方が好みだな!」

マミ「……えっ!」

QB(ああ、ぼくは何を言ってるんだ、頭に思ったことと全然ちがうことを)

マミ「きゅ~~べぇ~~!!」

QB(あっヤバい)

QB「し、しーらないっ!とにかくもう少しダイエットしたほうがいいよ!!じゃあねっ!」キュップイダッシュ!

マミ「まちなさーい!」

QB「じゃあねーーー!」

ピューーン!

マミ「全く!QBったらっ!」

マミ「……本当に言おうとしてたこと、聞きそびれたじゃない」

END

2や3書くと蛇足って叩く?

>>120
2or3

感謝
ksk

QB「マミ、僕はきみが、なによりも大切だ」

マミ「……へ?」

QB「やっと、分かったんだ、僕が何で君を幸せにしてあげたかったか」

マミ「ちょ……なにを、」

QB「マミ、僕は」

QB「君の家族になりたい」

マミ「か……ぞく……?」

QB「そう、家族さ」

マミ「……どうして?」

QB「マミは、性格もいいし美人だから友達がたくさんいたよね、でも、魔法少女の仕事を抱えた君はずっとひとりぼっちだった」

QB「でも、まどかやほむらのおかげで、ようやく本当の友達というものができた、彼女たちには感謝してるよ」

マミ「……ええ」

QB「でも僕は知っているよ、本当の友達が出来たことで、逆に君は、ひとりぼっちの時間に寂しさを覚えることが増えてしまった」

マミ「……」

QB「それに半分気づいた僕は、マミが何を悩んでいるかを気づくことはなく、ただマミを幸せにしたいと思って、行動を始めた」

QB「よく考えたら、単純なことだったんだ」

マミ「そうかもしれないわね、確かに私は、最近一人の時、あの日のドライブをよく思い出すわ」

QB「……」

マミ「確かに私は家族を欲しがっている、でも、QBを家族にするのは、いけないわ」

QB「……なぜだい?」

マミ「だって、私がQBを縛ってしまうもの」

QB「……縛る?」

マミ「だってQBは私の物じゃあない、魔法少女みんなのもの、それなのに私がQBをとってしまったら……」

QB「……マミ」

マミ「え?どうしたの?QB?」

QB「これが怒りという感情なんだね?」ゴゴゴゴゴ

マミ「……へ?」

QB「ねえマミ?」

マミ「は、はい」

QB「そこに正座しなさい!」

マミ「ヒッ!ハイっ!」

QB「ねえマミ?一つ大事なことを忘れてないかい?」

マミ「ごめんなさい!わかりません!なんでしょうか!」

QB「さっき縛るっていったよね?」

マミ「は、はい、言いました」

QB「それじゃあまるで、今まで僕がここにいたことさえも、マミが縛るからしょうがなくここにいたみたいじゃないか」

マミ「う……」

QB「僕はっ!自分から望んでっ!ここにいるんだっ!ほかの魔法少女なんか知るかっ!」

マミ「ひいいっ!」

QB「今言うべきは、マミは僕と家族になりたいか!なりたくないか!それだけだよ!」

マミ「……りたい」

QB「もっと大きく!」

マミ「きゅうべえとかぞくになりたいっ!」

QB「君の願いは僕に届いたっ!今日から僕とマミは家族だ!」

マミ「……いいの?」

QB「どんとこいだよ!」

マミ「……グスッ、きゅうべえっ!ヒック!グスッ!きゅうべぇ!!ずっと!ずっと!寂しかったよぉ~~~~びぇ~~~ん!!!」ギュ!!!

QB「ちょっとマミ、抱くのはいいけど力強すぎ、きゅグハアッ!」

それから

マミ「QB、お肉とお魚どっちがいい?」

QB「マミは煮魚が得意だからそれを食べたいなぁ」

マミ「それじゃあ今夜は煮魚にするわね!」

QB「そうだ、この前散歩してたらおっきい木イチゴの木を見つけたんだ、あとで一緒にサイクリングとかどうかな?風がきもちいいよ」

マミ「いいわね!じゃあ午後はサイクリングね!」

QB「じゃあ今のうちに用意をしておくよ」

マミ「……ねえQB」

QB「なんだい?」

マミ「私、幸せよ」

QB「僕もだよ」

マミ「ふふっ!私はQBが何よりも大切よ!」

家族END

なお

1 親友エンド 
2 家族エンド 
3 恋人エンド

4 アルティメットQBエンド 
5 バッドエンド
6 鬼畜エロエンド

でした

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ほむら「・・・ありがと」ファサ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」



まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

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