隊長「命令は3つ」リンドウ「はい!」(131)

支部長室

ヨハネス「君たちが新しい適合者…か」

ツバキ「はい!雨宮ツバキです!よろしくお願いします!!」

ヨハネス「硬くならなくていい。楽にしたまえ」

ツバキ「はい!」

ヨハネス「なかなかいい返事だ、ところで…もう一人」

リンドウ「……」

ツバキ「こら、リンドウ!あいさつしろ!!」バシン

リンドウ「…うっす」

ヨハネス「いや、いい。仕事さえこなしてくれれば文句はない」

ツバキ「でも…」

ヨハネス「君らは新型神機の適合者でもあるから期待している」

ツバキ「は、はい!」

ヨハネス「ツバキくんはアサルトだったね。ゲン中尉につくといい」

ツバキ「はい!」

ヨハネス「君は……」

リンドウ「…雨宮リンドウ、ロングブレードっす…」

ヨハネス「わかった、リンドウ君だな、よろしく」

リンドウ「…」

ツバキ「リンドウ!」

リンドウ「…よろしく」

ヨハネス「…君は、彼についてもらおう」クス

リンドウ「…彼?」

ヨハネス「第一部隊…討伐班隊長の…」ガチャ

隊長「いよーう!ヨッハネッス支部長!新人の顔見に来たぜー!」

ヨハネス「ノックくらいしてくれないか?」

隊長「そんなこというなって、俺とお前のなかだろ?」

ヨハネス「私にも威厳と言うものがあってね」

隊長「おおっと、こりゃ失礼」ニヤニヤ

ツバキ「あ、あの」オズオズ

ヨハネス「ん、ああ、すまない彼が…」

隊長「フェンリル極東支部第一部隊隊長の…って堅苦しいのはいいか、隊長って呼んでくれ」

ヨハネス「おいおい…それだとゲン中尉も隊長だろう」クスクス

隊長「さすが細かいな、ヨハネス支部長」

ヨハネス「君にはリンドウ君の教育係をしてもらう」

隊長「リンドウ…花のような綺麗なこの子か」

ツバキ「え、いえそんな私は」カァァァ

ヨハネス「違う、そちらのお嬢さんはツバキくんだ」

隊長「え、そうなの?名前の通り真っ赤になっちゃって…じゃ、おまえか、よろしくな!」

リンドウ「…うっす」

ツバキ「リンドウ!もうっ!!」ハァ

エントランス

隊長「じゃあ、ツバキちゃんがんばってね!この人鬼だから…」

ゲン「誰が鬼だ!糞ガキが!!」

ツバキ「よ、よろしきゅおねがいします!!」ペコリ

隊長「噛ませるなよ」

ゲン「フン、お前よりも優秀そうなやつが来てくれてよかったわ」

隊長「いうなよ師匠」

リンドウ「…俺は」

隊長「お前はこっち」グイ

ゲン「はっ、お前も悪運だけは強いからな、せいぜい新人を殺すなよ?」

隊長「あんたは新人に優しすぎるんだよ」

ゲン「言ってろ、ツバキ二等兵!来い!!」ザッ

ツバキ「はい!」タッ

リンドウ「…ねぇちゃん」

ツバキ「…リンドウ?」

リンドウ「…がんばれよ」

ツバキ「リンドウもね」

訓練場通路

隊長「姉さん思いなんだな」カツカツ

リンドウ「…」カツカツ

隊長「しかし、お前みたいなガキがゴッドイーター(GE)にねぇ…世も末d」ガッ

リンドウ「俺はもうガキじゃねぇ!!」

隊長(ほう…)

リンドウ「あっ…すんません」

隊長「…気にするな訓練時間が延びるだけさ」カツカツ

リンドウ「…はい」カツカツ

訓練場

隊長「よっし、神機は接続したな?」

リンドウ「…」ガチャ

隊長「さすがに新型はでけぇなー俺のより二周りもでかい」

リンドウ「…あんたの武器は」

隊長「俺のもロングブレード系だが…これじゃナイフだな…お前の半分の長さもない」

リンドウ(弱そうだな…)

隊長「だが…」ヒュ

リンドウ「…く!!」ガキィン

隊長「ヒュー、なかなかやるじゃん!」ヒュヒュ

リンドウ「…なにをすr!!く!!」ガッガッ

隊長「こんな風に使い易いんだよねーー!!」ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュンヒュン

リンドウ「……くっ!!!」ガッガッガッガッビシュビッガッチィン

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
隊長「俺の勝ち」ニッヒッヒッ

リンドウ「…ハーッ!!…ゼハーッ!!…」ゴロン

隊長「立てるか?」

リンドウ「…あんた…強いな」ハァ

隊長「まぁな」

リンドウ「俺の親も…友達も…荒神に殺された…」

隊長「…」

リンドウ「ねぇちゃんも…同じだ…」

隊長「…」

リンドウ「俺も…あんたみたく強くなれるか?」

隊長「…あぁ、引っ張り上げてやる…それと、俺のことは隊長って呼べ」

リンドウ「……はい、隊長」

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隊長「やみくもに振るな!集中しろ!!」ヒュン

リンドウ「…」ガッ

隊長「返事!!」ヒュヒュン

リンドウ「…はい!!」ビシュガッ
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隊長「お前のは盾つきなんだ!ヒットアンドアウェイを心掛けろ!」

リンドウ「はい!」
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隊長「IE(インパルスエッジ)を有効に使え!新型の特権だぞ!!」ガッ

リンドウ「はい!!」ヒュンパァンヒュン
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一ヶ月後 贖罪の街
隊長「今日はお前の初陣だな」

リンドウ「はい、隊長」

隊長「命令は3つ」

リンドウ「はい!」

隊長「死ぬな、死にそうになったら逃げろ、そんで俺の後ろに隠れろ!そしたら守ってやる」

リンドウ「隠れろって…」

隊長「お前はまだまだ弱い、背中が預けられるまでにはまだまだだからな」

リンドウ「…うっす」

隊長「目標は街に蔓延るオウガテイルの排除」

リンドウ「はい!」

隊長「ツーマンセルで戦うのが基本だ!これは訓練でしてねぇから体で覚えろ!いいな?」

リンドウ「はい!」

隊長「…それでは13:00、作戦を開始する。行くぞ」

リンドウ「…はい!!」

隊長「…そんな硬くなるな。この一ヶ月でのようにやれば大丈夫さ」

リンドウ「はい!」

(IEって使えないんだ)

(IEの設定無視して下さい。お願いします。盾ありと剣が大きくなったのが新型の特権です)

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隊長「オウガテイルの尻尾は強力だぞ!」

リンドウ「はい!」
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隊長「とげはステップでかわすのは難しい!!防御しろ」ヒュンヒュン

リンドウ「はい!!」ガチャコン

オウガテイル<ガァァァ
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隊長「よっし、終わりだな捕食モードでコアを食うんだ。こんなふうに」メキメキ

リンドウ「…」ハァハァ

隊長「これがゴッドイーターだ」グワシャ

新人区画 リンドウの部屋
(隊長「今日は訓練なし!ゆっくり休め」)

リンドウ「…ふぅ」

コンコン

リンドウ「どうぞ」

ツバキ「リンドウ、お疲れ様」

リンドウ「ねぇちゃんか…どうしたの?」

ツバキ「今日が初めての出撃だったんだろ?どうだった?」

リンドウ「どうだったって…生きてるよ」

ツバキ「違う、空気と言うか…何というか」

リンドウ「…まだ、よくわからないな、隊長に助けてもらってばっかりだった」

ツバキ「そうか…」

リンドウ「ねぇちゃんはまだだっけ?」

ツバキ「うん…少し、怖いな」

リンドウ「遠距離だから前線には出ないよ。大丈夫さ」

リンドウ「ゲン中尉はやっぱり厳しいのか?」

ツバキ「あはは、隊長になにか言われたのか?」

リンドウ「そういうわけじゃないけどさ」

ツバキ「なかなか絞られてるよ、とくに神機の接続なしで狙えるようにするのがきつい」

リンドウ「接続なしって…さすが鬼だな」

ツバキ「私の出撃はもう少し先らしい…精進だな」

リンドウ「ねぇちゃんが出なくてもいいくらいに俺が頑張るさ」

ツバキ「期待してるぞ」クス

ベテラン区画 ゲンの部屋
隊長「いいよなー!師匠はあんなかわいい子の担当で!!」ゴクゴク

ゲン「フン、芯のあるやつだ、あいつは伸びるぞ」

隊長「ああん?やっぱり女には甘いんだな」

ゲン「おまえより真面目だからな、教えたことをどんどん吸収してくれる」

隊長「はぁー…随分入れ込んでるようで」

ゲン「お前のとこのもなかなかいいじゃねぇか、初陣で死ななかっただけでも見どころがある」

隊長「…まぁね、期待はしてますよ」グビ

ゲン「おい、酔わないからって飲みすぎだぞ」

隊長「いいのいいの!それにしても新型ってのはいいなぁ…俺も盾が欲しいよ」

ゲン「…一気に戦い方が変わるがな」

隊長「楠のおっさんもどっからあの神機持って来たんだか」

ゲン「技術の革新だろう。荒神の進化についてけなきゃやられるのはこっちなんだからな」

隊長「開発部のやつらも大変だーなっと」カシュ

ゲン「おい!俺のビールを!」

隊長「今日は俺も疲れたんだからいいでしょー」グビグビ

ゲン「この糞ガキーーーー!!」

支部長室
ヨハネス「…きたか、久しぶりだなベイラー」

サカキ「力を貸してほしいなんて言ったのはそっちじゃないか」

ヨハネス「そうだな…」

サカキ「…仕事の話の前にアイーシャの墓参りがしたいんだが…」

ヨハネス「墓はないさ、忘れ形見があるだけだ」

サカキ「…そうか」

ヨハネス「気に病むことはない、君がいなければ私は死んでいた」

サカキ「そうだね」

ヨハネス「それでは仕事の話をしよう」

サカキ「…君が送ってきたのはこの子の…」

ヨハネス「そう…ソーマのデータだ」

サカキ「見たときは驚いたよ…こんな詳しいp73偏食因子の人体メカニズムや神機制御のデータが送られてくるんだ」

ヨハネス「君が強化型神機の設計図を送ってきたときの方が驚いたがね」

サカキ「…僕にできる償いはこれくらいだからね」

ヨハネス「ではマーナガルム計画にものって…」

サカキ「…それはできないよヨハン。僕はスターゲイザー、この星の行く末は僕が決めるものでもない」

ヨハネス「…そうか」

サカキ「でも、この子には興味があるよ」

ヨハネス「ソーマか…」

サカキ「あぁ、先天性のp73偏食因子だなんて…興味がわかないはずがない」

ヨハネス「それは研究者としてかな?」

サカキ「友人の忘れ形見を守るためさ…」

ヨハネス「…」

サカキ「それに、神機開発のアイディアもあるからね」

一ヶ月後 嘆きの平原
リンドウ「よし!これで!!」ザシュ

アイアンメイデン<キュアーーー

隊長「稲刈り完了っと」

リンドウ「お疲れ様です」

隊長「あいよ、あーこちら第一部隊これより帰t…」

リンドウ「どうしたんですk」

コンゴウ<うおぉぉぉお

隊長「ありゃま、団体さんのお着きみたいだ」

訂正

アイアンメイデン→コクーンメイデン

リンドウ「あ、あれって」

隊長「お猿さんがお仲間を呼んでるな」

リンドウ「や、やばいだろ、」

隊長「なにびびってんだよ」

リンドウ「なにって、多勢に無勢ですよ」

隊長「こちら第一部隊、コンゴウの群れを発見これより殲滅する」

リンドウ「なにやってるんですか!!」

隊長「この頃しごいてなかったかなって」

リンドウ「それとこれとは違うでしょ!」

隊長「まあがんばれ」

リンドウ「俺が一人でですか!?」

隊長「あ、命令だかんね?これ」

リンドウ「そんな!」

隊長「あと死ぬなよ?」

リンドウ「簡単に言わないでくださいよ」

隊長「ま、おしゃべりもそれくらいにしとけ、来るぞ」

コンゴウ<ウホ ウホ

リンドウ「くそ!!」

隊長「命令は覚えてるなー?やばくなったら呼べよー!」

リンドウ「わかりましたよ!!」

コンゴウ<ガァァァア

リンドウ「うおおぉぉぉぉおおおおお!!!!」

リンドウ(右!左!!)ヒュンヒュン

リンドウ「うおぉぉぉお!」ザシュ
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リンドウ「くそ…体力が…」ザシュ
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リンドウ(これで…何体だ…)ハァハァ
ーーーーーーーーーーーー
リンドウ(目の前が…くら)

コンゴウ<ウガァァア ゴォ

リンドウ「し…ぬ…」

「だらしねーなぁ」ガキィン

隊長「まだまだ背中はあずけれーな」ハァ

リンドウ「隊…長…」

隊長「命令、俺の後ろに隠れとけ」

リンドウ「でも、一人じゃ…」

隊長「俺は大丈夫さ」

リンドウ(んな…わけ…)バタ

隊長「…ふぅー、おれもそろそろ本気出さないと体がなまるんでな」

コンゴウ群れ<ウホほ?

隊長「いい弟子をもつと辛いな、師匠」カチャ

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リンドウ「う…ううん」

隊長「気がついたか?」

リンドウ「は…はい」

隊長「まぁやすめ、リンクエイドしたては辛いからな」

リンドウ「…!!隊長、こいつら」

隊長「心配しなさんな、もう喰ってる」

リンドウ「…何体いたんですか?」

隊長「うーん20までは数えてたんだがなぁ…」ポリポリ

ちょっと休憩

リンドウの部屋

リンドウ「ってことがあったんだよ」

ツバキ「隊長って…化け物か?」

リンドウ「あぁ、コンゴウって言ったら…あー…」

ツバキ「俊敏な動きで力が強い、群れる習性がある。複数の個体が同時に活性化した場合は一時撤退のこと」

リンドウ「さすが姉上」

ツバキ「勉強不足だな」

リンドウ「実戦ばっかだからな隊長は」

リンドウ「ねぇさんは次の出撃予定は?」

ツバキ「私は防衛班だから、明後日だな」

リンドウ「明後日か…今日も出たのか?」

ツバキ「あぁ、ゲンさんはすごいぞ?的確な指示を出してくれて動きやすい」

リンドウ「…ゲンさん?」ポカン

ツバキ「あ、いや、これは」カァァァ

リンドウ「…」クス

支部長室

ヨハネス「…今日のことはさすがに目に余ったぞ?」フゥ

隊長「そういうなよヨハン、あいつの実力を確かめたかっただけさ」

サカキ「しかし、君も一度にコンゴウ32体相手だなんて…」

隊長「開発局長さま、見くびらないでくださいよ」

サカキ「その呼び方はやめてくださいよ」フフ

隊長「はは、わりぃわりぃサカキ」

ヨハネス「…お前は三日間出撃禁止だ」

隊長「えぇ!?なんで」

ヨハネス「君のおかげで大切な戦力、もとい貴重なデータをなくすとこだったんだがな」ギロ

隊長「はっはっは、そこまであいつは弱くねぇよ」

サカキ「しかし二ヶ月であそこまでなるとは…」

隊長「…まぁ、俺が教えてるからな」

ヨハネス「よく言う、頭が痛くなるな」フゥ

サカキ(腕輪との適合性が高いのか…あるいは…)

隊長「まぁ、貴重な休日だし楠のおっさんのとこにでもいって神機いじりかな」

サカキ「君も好きですねぇ、僕もご一緒しますよ」

明後日
隊長「と、言うことで師匠に任せます」

リンドウ「はぁ」

ゲン「無茶するからだ糞ガキ」

ツバキ「一緒の出撃だなリンドウ」

リンドウ「そうだな」

ツバキ「へまするなよ?」

リンドウ「わかってるよ」

ゲン「ほら、私語を慎め行くぞ」

居住区外
ゲン「今回の標的はあれだ」

リンドウ「綺麗な荒神ですね…」

ゲン「サリエルだ…とんだ毒蝶だから気をつけろ、ツバキ」

ツバキ「はっ、誘導をかけます」キリキリ

ゲン「それでは作戦開始!いくぞ新入り」ダッ

リンドウ「はい!!」ダッ

サリエル<ラーー

ゲン「新入り!俺が気を引く!お前は隙を見て切りつけろ!」パンパン

リンドウ「はい!」ダダダ

ツバキ<バラララララ

リンドウ(すごいなゲン中尉の何十倍の銃なんだ?)

ゲン「気を抜くな新入り!」

リンドウ「はい!」

ゲン「もう少しで堕ちる!ツバキ!でかいのくらわせてやれ!」

ツバキ「バレット変更!ガトリング撃ちます!!」ダダダダダダダ

サリエル<アーァー とさ

ゲン「堕ちたぞ新入り!やれ!!」

リンドウ「うおおお!!」ザシュザシュ

ゲン(速い!…糞ガキにしてはなかなかやるじゃねぇか…)ニカ

リンドウ「おら!はぁ!!」ザシュザス

ゲン「そろそろ離れろ!」

リンドウ「うおおお!」

ゲン「!?」

リンドウ「はぁ!!」ザシュ

ゲン「ばかやろう!欲を出すな!!」

リンドウ「まだやれる!」ザシュ

サリエル<カッ

ゲン「みろ!とびあがt」

サリエル<ズアァァァア

リンドウ「!!」ガチャコン

ゲン(!!盾か!こんな無茶な戦い方を…!)

リンドウ「ぐぅぅう」ガガガガ

サリエル<アー

リンドウ「…」スチャ

ゲン「新入り!!」パン

リンドウ「堕ちろぉぉぉぉぉおおお!!!」ザザシュ

サリエル<アアアアァァァァアアアア

フェンリル開発室
隊長「よう楠のおっさん、どうだい?俺の相棒は」

楠「おまえさんか」

リッカ「おとーさーん…って、あー!!めいわくなひと!!」

隊長「リッカちゃん!ここは危ないからって来ちゃダメだって言ってるだろー?」

リッカ「いいの!おとーさんのお手伝いだもん!」

隊長「おいおいおっさん、自分の子供連れてくるとかどうなのよ…」

楠「…ふん、好きにすればいい」

隊長「責任ねぇな…怪我してもしらねぇぞ?」

楠「おまえさんに言われたくないな」

リッカ「そうそう!またこんなに神機に無茶させて!!」プンスカ

隊長「リッカちゃんわかるの?」

リッカ「こんなにガタガタしてるもん。わかるよ」

隊長「おっさんの娘だなぁ」

楠「…ふん」

隊長「ところでさ、今日はゲストがいるぜ」

サカキ「どうもはじめまして、ベイラー・榊と申します」

リッカ「…」ササ

サカキ「あらら、驚かせちゃいましたかね?」

楠「…気にするな、人見知りでな」

サカキ「どうも楠さん、お噂は聞いてます。極東には腕のいい人がいると」

楠「ありがとよ。リッカ、隊長と遊んでもらえ。俺はこの方と話がある」

サカキ「私もです。楠さん」

リッカ「…」プクゥ

隊長「…ふくれっ面はかわいくなくなるぞ?」プカー

リッカ「…煙草は体に悪いんだよ?」

隊長「俺は大人だからいいの」プカー

リッカ「…もっと神機大事にしないとだめだよ?かわいそうだから」

隊長「はいはい、できるだけ…な?」プカー

リッカ「…おとーさんなに話してんのかなぁ…」ハァ

隊長「…なにかいじるか」プカー

リッカ「!!手伝う!」パァァァ

隊長(…性格だけは楠のおっさんそっくりだわ)プカー

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リンドウ「…ふぅ」

ゲン「…」

ツバキ「リンドウ!大丈夫だったか!?」

リンドウ「あぁ、このとーり」プラプラ

ゲン「…馬鹿野郎!!!!!!!!!!」

ツバキ・リンドウ「!」ビク

ゲン「なにが大丈夫だ!命令違反もいいとこだ!死んだらどうする!?」

ゲン「サリエルとの戦闘は初めてのくせに無茶しやがって!糞ガキが増えた気分だ!」

リンドウ「す、すんません」

ゲン「ゴッドイーターは荒神を殺すのが仕事だがその前に生き残ることを肝に入れろ!」

ゲン「結果的には被害が最小限にとどまったがあんな戦い方では命がいくつあっても足らんぞ!!」

リンドウ「…はい」

ゲン「…け、まだケツの青い若造が…!お前のようなやつから死んで行くんだ!もう少し自分を大切にしろ!!」

リンドウ「…はい」

ゲン「ツバキ!周囲を警戒しろ!俺は本部と連絡をとる」

ツバキ「はっ!」

リンドウ「…」

ツバキ「…ゲンさんの言うとおりだぞ」

リンドウ「…あぁ」

ツバキ「もう、私にはおまえしかいないんだ…無茶はするな」

リンドウ「…わかってる」

ツバキ「だが…」

リンドウ「…」

ツバキ「無事で、ほっとした…」

リンドウ「…すまん」

開発局長室
サカキ「これをファイルをみてください」

楠「これは…神機ですか?」ペラ

サカキ「はい、私の実験結果から新たに考えだされた新型」

楠「しかし、これほどの刀身は…振り廻せるのがいませんぜ」

サカキ「それは問題ないでしょう。新しいp53アームドインプラントができれば軽々扱えますよ」

楠「新しい腕輪!?そんなものまで」

サカキ「開発局はこれまで以上に忙しくなりますよ。…荒神の手も借りたいくらいにね」

エントランス 
隊長「おかえりー、どうだった」

ゲン「…」ズカズカ

隊長「…え?」

ゲン「…ふん!!」ドカ

隊長「げふぅ!!なにすんだ師匠!」

ゲン「おまえはこいつになにを教えていた!?」

隊長「な、なんだと」

ゲン「詳しいことは本人の口から聞きな糞ガキ、ツバキ行くぞ!」

ツバキ「は、はっ」

隊長「…なにやったんだ?お前」

リンドウ「…」

隊長「ま、ここじゃ離しにくいか…着替えたら俺の部屋に来い」

リンドウ「…」

隊長「返事」

リンドウ「…はい」

訂正
離しにくい→話しにくい

エレベーター
ゲン「…弟を怒鳴って、わるかったな」

ツバキ「え?」

ゲン「驚くか?俺だってあいつの気持ちがわからないでもない」

ツバキ「…私が甘やかしていたせいです」

ゲン「…そうは言ってないが」

ツバキ「いえ…」

ゲン「まぁいい、俺も頭を冷やす。今日はよくやった、バレットの交換時の速さと正確さも申し分なかった」

ツバキ「…ありがとうございます」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
隊長の部屋
隊長「…なるほどな師匠の言うことが正しい」

リンドウ「すんません」

隊長「…ゴッドイーターは慣れてくると死ぬやつが増える」

リンドウ「…」

隊長「師匠はそういうのをたくさん見てきたんだ。食べ残しのこの世界で」

リンドウ「…」

隊長「…誰よりも人が死ぬのを嫌ってるのはあの人だからなぁ…まぁ、くみ取ってやれ」

リンドウ「…は”い”」グス

隊長「…おまえ、酒を飲んだことは?」

リンドウ「…ないです」グス

隊長「付き合え」

リンドウ「え?」

隊長「飲むぞ」

リンドウ「でも…」

隊長「命令だ」

リンドウ「はい」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リンドウ「…うっぷ」クラクラ

隊長「ひゃっひゃっひゃ!べろんべろんじゃねぇか」

リンドウ「てーちょーは、へーきなんれすね」フラフラ

隊長「え?だって腕輪(こいつ)がついてるからな…」

リンドウ「…腕輪?」

隊長「おまえもそのうち酔えなくなるからな!!ほれほれ、飲め飲め」

リンドウ「そんら、もう…無…理…」バタン

隊長「あらら」

リンドウ「…」スースー

隊長「…」

リンドウ「…」スー

隊長「飲んで忘れて、次の日にはそれを糧にして…」

リンドウ「…ん」

隊長「…強くしてやるからな、リンドウ」

リンドウ「…」スースー

支部長室
ヨハネス「神機の開発はどうだ」

サカキ「順調だよ。ここの技術班は腕がいい」

ヨハネス「そうか…」

サカキ「新しいp53アームドインプラントもこの分だと一年でできるかな」

ヨハネス「腕輪よりも神機だ」

サカキ「ヨハン…そうはいっても……まさか」

ヨハネス「…あぁ、ソーマのためだ」

サカキ「だがまだ10歳になったばかりじゃ…」

ヨハネス「…私も親でな」

ヨハネス「自分で戦う力ぐらい与えてやりたいんだ」

サカキ「…そうかい」

ヨハネス「だから期待している」

サカキ「添えるようがんばるよ。それじゃ、新型神機バスターブレードの開発をメインに進めるよ」

ヨハネス「頼む」

ヨハネス(私の計画のため…にもな)

1年半後

オペレーター「緊急連絡!鉄塔の森に中型の荒神多数!!応戦願います」

隊長「第一部隊は暇だぜ?」

オペレーター「ではお願いします」

リンドウ「標的は?」

オペレーター「コンゴウの堕天種が2、オウガテイルが5…それと」

隊長「…ヴァジュラか、この頃多くなったな」

リンドウ「ですけど、目じゃないですよ」

隊長「対策はあるがな、あの子猫ちゃんは苦手なんだよな」

リンドウ「何言ってるんですか、この前もおんなじこと言ってたくせに」

隊長「ま、お仕事がんばりますか」

リンドウ「あ、ツバキ」

ツバキ「リンドウ、これからか?」

リンドウ「あぁ、いってくる」

ツバキ「無茶するなよ?」

隊長「ツバキちゃーん!俺もがんばってくるねー!」

ツバキ「はいはい」

ゲン「ツバキ、こっちも出るぞ」

ツバキ「はっ!」

隊長「…ツバキちゃんも凛々しくなったな」

リンドウ「そうっすね…おねぇちゃんなんていったら怒られますよ」

隊長「ほうー」

オペレーター「第一部隊!急いで下さい!」

隊長「はいはい、いまいっきまっすよっと」

(休憩&書きためします)

鉄塔の森

隊長「じゃあ、頼むわ」

リンドウ「まかせてください!」

隊長「…」

隊長(強くなった…本当に)

隊長「また独り身かな…」フゥ

隊長「…ん?」

ピカ

隊長「遠くでなんか光ったような…」

リンドウ「ほれほれ!」ズバ

オウガテイル<ぐぎゃ

リンドウ「その筒はがしてやる!!」ズバ

コンゴウ堕天<がぁぁあ

リンドウ「…ふぅ、さぁてメインディッシュはっと」

ヴァジュラ<グルルルル

リンドウ「待たせちまったな猫野郎」ガチャ

ヴァジュラ<ガァァァァ

居住区外

ゲン「くっ…」パンパン

ツバキ「後衛につきます」ダンダン

ゲン「頼む!」パン

ザイゴート<プルルルァァァ

ツバキ「逃がすか!!」バァン

ゲン(俺も…そろそろ潮時か…)パンパン

ツバキ「目標排除!」

支部長室
ヨハネス「まだできないのか…」

サカキ「…現時点では難しいね、理論はあってるはずなんだが」

ヨハネス「なにが足りない」

サカキ「巨大な荒神の素材だね…プロトタイプでいいなら出来てはいるが…」

ヨハネス「そんな確実性の無いものではダメだ」

サカキ「わかっているよ。あの子のためなんだろう?」

ヨハネス「…ああ」

ヨハネス(さらに新しい計画の礎でもある…ソーマは失えないからな…)

エントランス

オペレーター「ご苦労さまです」

リンドウ「なに、どうってことないよ」

隊長「ま、俺のおかげだがな」

リンドウ「な!今回は隊長の出番なかったじゃないですか!」

隊長「おまえの監督者はお・れ・だ」

リンドウ「はぁー…まぁたこれだ」

隊長「ま、配給ビールくれてやっから」

リンドウ「…たのみますよ」

ゲン「ふぅ…」

隊長「師匠!師匠もあがりですか?」

ゲン「あぁ、優秀な部下がいるからな」

隊長「いいなぁ、俺のところなんかまだまだひよっ子で」

リンドウ「…聞こえてますよ」

隊長「聞こえるように言ってるんだ」

リンドウ「耳が痛いなぁ」

ゲン「はは、まぁおまえもなかなか死なないからな」

エレベーター
サカキ(腕輪の完成が早まったのは助かった)

サカキ(これでもっと多くの適合者を探し出せれば荒神素材を集めやすくなる)

サカキ(しかし、バスターの素材は本当に見つからない…)

サカキ(もっと巨大な荒神がいるはずなんだが…)

<エントランスデス

サカキ「はぁ…こまt」


隊長「そういえば気になることもあったんだよ」

ゲン「気になること?」

隊長「作戦中にピカって光が見えたんだ」

ゲン「そんなのよくあるだろう」

隊長「でも光った方向はただの平原だぜ?」

サカキ「実に興味深い」

隊長「うおっ!!てサカキか」

サカキ「何もない平原に突如現れた光…なにかあるかもしれません」

ゲン「なにかってなんだ?」

サカキ「そう…天候を変えるほど大きなパワーを持つ荒神…とか」

オペレーター「報告ありがとうございます」

リンドウ「あぁ、まぁ隊長の見間違いだろうがな」

ツバキ「そうか?」

リンドウ「姉上、報告は終わったのかい?」ピッピッ

ツバキ「姉上と呼ぶなと言っているだろう。それに隊長の見間違いなんてあるのだろうか」

リンドウ「森から平原が光って見えるとかどれだけ目がいいんだよっと」ピピッ

ツバキ「あの何もない平原がか?」

リンドウ「コクーンメイデンでも大量発生して、頭から何か出したのかもな」ピッ

ツバキ「ふむ…」

隊長「リンドウ、ツバキちゃん、今日はここで解散!各自休むように」

リンドウ「え?」

ツバキ「…ゲンさん?」

ゲン「そういうことだ。休め」

ツバキ「わかりました」

サカキ「じゃあ、はやく続きを聞かせてくれないか?」

隊長「わかったわかった」


リンドウ「訓練しないのか」

ツバキ「久しぶりだな」

支部長室

ヨハネス「なるほど、調べてみる価値がありそうだ」

サカキ「そうだろうヨハン!」

ヨハネス「しかし、そこまでの力を持つ荒神など…大型などと呼べないな」

サカキ「あぁ、僕の計算では今確認している最大のヴァジュラよりも2倍、いや4倍は大きいかな」

隊長「しかし、そんな奴なら二人じゃきついな」

ゲン「四人なら行けそうだがな」

ヨハネス「そうだな…」

ヨハネス「ゲン中尉」

ゲン「おう」

ヨハネス「それと」

隊長「俺だな」

ヨハネス「あぁ、頼む。そして部下の雨宮たちに行ってもらいたい」

隊長「あぁ?なんでだよ」

ヨハネス「現時点で最高の実力者は雨宮ツバキ、次点でおまえ、そして雨宮リンドウにゲン中尉だ」

ゲン「…あぁ、そうだな。それが一番いいかもしれん」

次の日 エントランス

隊長「と、言うわけだ」

ツバキ「了解!」

リンドウ「了解」

ゲン「頼むぞリンドウ」

リンドウ「わかってますってゲンさん」

隊長「おい!師匠に対して失礼だぞ?」

ゲン「気にするな、もう実力は拮抗してるしな」

リンドウ「何言ってるんですか!まだまだゲンさんにはがんばってもらわないと」

ツバキ「リンドウ!行くぞ!」スタスタ

リンドウ「はいよ、ゲンさんと隊長は準備出来次第呼ぶんで!」

隊長「あぁ、わかった」

ゲン「……」

隊長「どうした、師匠」

ゲン「俺はこの任務が終わったら引退する」

隊長「…師匠」

ゲン「最後は有終の美ってのを飾りたいからな…頼むぞ」

嘆きの平原

ゴオオオオオォォォォオオォオオォオオォオオォオ
リンドウ「な、なんだこりゃ」

ツバキ「平原の真ん中に穴が!?」

隊長「…気流が安定しないな…パイロット!降りれるか」

パイロット「風は局所なので大丈夫です!!」

ゲン「じゃあ、あそこに何かいるってわけか…行くぞ」

全員「「「了解!!」」」

リンドウ「…」ザッ

ツバキ「なにも居ない…」

ゲン「こいつはおかしいぞ」

ツバキ「え?」

隊長「普通なら、コクーンメイデンが何体かいるはずだ…だが」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

リンドウ「来るぞ!!」

隊長「なにも居ないとなると全部移動したか」

ウロボロス<コオオオォオオオォオオォオオォオ

隊長「……こいつに全部喰われたか」

ツバキ「お…大きい…」

リンドウ「…」ゴク

ゲン「こいつは…骨が折れそうだ」

隊長「…あぁ、なにが4倍だ、10倍はあるな」

ウロボロス<コォォォォォオ ギョロ

ゲン「見つかった!散開しろ!!」

リンドウ「はい!」

ウロボロス<ウオオオォォォォオオォオォ ドスン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
隊長「おら!」ヒュン

リンドウ「はぁぁ!」ビシュ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゲン「くそ触手か!!」ヒュ

ツバキ「あぁ!!」ガ

ウロボロス<ガァァァ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リンドウ「効いてるのか…こいつには」ハァハァ
ウロボロス<コォォォォォオォオォオ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ツバキ「くそ!弾切れか…!!」
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー

>>111>>112の間の会話

ゲン「リンドウは遊撃!ツバキは遠距離からレーザーで狙え!バレットは何でも構わん!」

リンドウ「はい!!」ダッ

ゲン「俺と糞ガキは近距離で行く!!」

隊長「おう!!」

ツバキ<バシュン!!

ゲン「足引っ張るなよ!!」パンパン

隊長「年寄りが無理しなさんな!!」ヒュンヒュンヒュン

ウロボロス<オオオオオォオオォオォオオ

リンドウ「ここまでタフなやつだとは…」ハァハァ

ツバキ「驚いたな…」ハァハァ

ゲン「…糞ガキ」

隊長「なんだ…」

ゲン「危なくなったら、俺を盾にして逃げろ」

隊長「危なくなったらな…」

ゲン「本気だからな?」

隊長「寝言は寝て言いなさんな」スチャ

ウロボロス<キラ ウオオオオォォオ

隊長(あれは)

(「遠くでなんか光ったような…」)

隊長(そこまで強い光をこんな至近距離で浴びたら)

ウロボロス<ウオゾゾゾオオオオオオオ

隊長「目を瞑れーーーー!!!」

リンドウ・ツバキ「え」

ゲン「!!」ガバ

バシュン!!!!

リンドウ「ぐわ!目が」

「師匠!撤退だ!!」

リンドウ「隊長!?」

「糞ガキ!何故お前が残るんだ」

「あんただと安心して逃げれねーんだよ!!」

リンドウ「まだだ!俺はまだ戦える!!」

「俺のことは放っておけ!!」

「立ち去れ!!早く!!」

リンドウ「隊長!!俺は!」

「覚悟ならしてきただろ!!」

リンドウ「隊長おおお!!」

「糞ガキ…」

「自分のケツは、自分で吹くさ!」

リンドウ「たいちょ…」ガバ

「行くぞリンドウ、撤退だ!」

「ここから逃げろ!!これは命令だ!!!」

リンドウ「…うわああぁぁぁああああ!」

………………………………………………………………………………

ここは、どこだ

「隊長!」

お前、誰だ?

「つれないねせっかくの再会なのに台無しじゃないか」

なんだ、今の

何だお前か

………………………………………………………………………………

………………………………………………………………………………
全く…あきれたやつだこんなところまできやがって…

おまえのでかい声聞こえてたぞ新入り

おっと、もう新入りじゃねぇな わりぃわりぃ

生きることから逃げるな…か、覚悟ができてなかったのは俺の方かもな

さーてと、早速生き抜くためにかっこわるくあがいてみっかぁ…

よぉ、リーダー 背中は預けたぞ
………………………………………………………to be continued

(俺の書くゲームSSはことごとく伸びない。改善点を知りたい)

あ、to be continued って書いてるけど続きはゲームで知ってください



最後はBURSTのラストかな

これから続くとして
リンドウはこの後から煙草を吸い始めます
ゲンさんは新型の戦力確保+引退で最終階級は大尉
ツバキは空いた隊長の代わりに第一、第二部隊の統括・指揮を命じられます
ソーマはこのウロボロス討伐で得た素材でバスターブレードをもらいます

隊長さんはウロボロスの討伐は完了しますが行方不明になります
設定ではスサノオになる予定です

>>128
そうです

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