両義式「呪怨? なんだそれ?」 (25)

燈子「簡単に言えば。つよい恨みを抱いて死んだモノの呪いだ。」

式「なんだそりゃ、呪いってのは皆そういうモノなんじゃないのか」

燈子「厳密に言うと違う。 本来の『呪い』というのは、対象を定め、その相手に呪いが下ればそこで終わる物だ。
だが呪怨には終わりがない。 死んだモノが生前に接していた場所に蓄積され、「業」となる。 その呪いに触れたモノは命を失い、新たな呪いが生まれる。 螺旋のように無限に続いて行くんだよ。」

式「ふーん。 で、それがオレに何の関係があるんだよ」

燈子「今は関係ないだろうさ。 だがお前は二重存在者や存在不適合者といった『あちら側』の存在とどうも引かれ会うようだからな、私からの忠告といった所だよ」

式「忠告?」

燈子「もしお前がソレと関わり合いになったらってことさ。 ーーー悪いことは言わない、それに立ち向かおうだとか殺そうだとか思うな。」

式「…それじゃあどうしろって言うんだ」

燈子「絶対に関わるなーー。 としか言えないな」

式「なんだよそれ、解決になってないじゃないか。 だいたい、関わり合いになったらだとか、関わるなだとかどっちなんだ?」

燈子「解決法なんてないってことさ。 せいぜい予防策ぐらいだ。 いくらお前に直死の魔眼があるといえ、お前の枠組みが人間である以上絶対に勝てない、いや、そもそも勝つだとか殺せるだとかそういう問題じゃないものは確かに存在する。 それをしっかり肝に銘じておけ」

式「…ふん」



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空の境界は残虐な描写も多いけど期待するのはいつも式と幹也のラブラブっぷりだな
というわけでイチャイチャをオナシャス

>>3
そんなこと言われても伽?子たんとのイチャイチャしか書けないっす…

伽耶子vs式の戦いは興味深いな、霊体の霧絵さん倒してるし良い勝負になると思うけど

鮮花「燈子さん。 それって具体的にどんなことが出来るんですか?」

燈子「知らん」

鮮花・式「えっ?「は?」」

燈子「言っただろう。 関わるなと、私もそういうモノがあると知ってるだけで詳しくは知らない。 いや、知ろうとはしない」

式「知ろうとはしない?」

燈子「あぁ、私もソレを詳しく知ろうと思えばすぐにでも調べれる。 だが、私がソレのことを把握した途端、ソレに狙われるだろうな」

鮮花「知っただけでもアウトってことなんですか!?」

燈子「『呪怨』というのはそういうモノなんだ。 憎いから呪う、じゃない。『呪えるから呪う』。 ほんの少しの関係性でもソレにとっては呪うにあたいするものなんだ」

式「……」

燈子「まぁお前は引かれやすい分そういうのには敏感だ。 自分から近づこうとしない限り大丈夫だろうさ」

鮮花「でも…ほんの少しの関係性でも呪われるってことは、呪いにあった人と関係を持ったらその人にも呪いが行くということじゃないですか?」

燈子「そうなるな」

鮮花「それはもう呪いというよりインフルエンザやペスト…いえ、「現象」というモノになるんじゃないでしょうか?」

燈子「現象ね…確かにそうだな。 『ウィルス』みたいなモノか。 根絶出来るとしたらそれが一番良いんだけどね」

式「…」

すまんがちょっとここまで

呪怨はかなり前に見たきりなので、wikiとか見ながら書いてます

>>5
一応バトルは入れようかなーとは思ってるんだけど、伽?子たんってガイアとかアラヤ並にヤバイ存在みたいなんだよね…どうすっかな

・呪いの家+旧小林宅に入った人物は死亡確定(全作)
・呪いの家に入った人に関わった人物も死ぬ(Vシネ前編、劇場版2他)
・行動範囲は呪いの家(旧小林宅)に関わった人物に依存(リメイク版2では呪いの家に入った後に海外へ帰国した少女の住むアパートにまで呪いが蔓延)
・自分だけではなく他の人も瞬間移動させる事が可能(劇場版1、劇場版2)
・瞬間移動先の制限はなし(例:劇場版1の布団の中・リメイク版2の着ているパーカーの中)
・幻覚や過去の出来事を追体験させる事もできる(劇場版1、リメイク版)
・増殖もできる(Vシネ後編)
・髪の毛が伸縮自在(劇場版2)
・物理攻撃も得意(リメイク版3)
・霊能力者相手でも完封(Vシネ後編)
・電子機器に自由に干渉できる(Vシネ前編、劇場版)
・変身もできる(リメイク版2)
・呪いの家が無くなっても行動可能(リメイク版2)
・殺した相手の操作もできる(劇場版1)
・憑依もできる(劇場版1、リメイク版)
・意思疎通が出来たのは俊雄と小林俊介のみ(Vシネ前編)

開く前は

幹也「怖い映画だったね、式」ニコニコ

式「...おいコクトーぉ...今日は泊まってけよな」ガクブル

って感じのイチャラブかと思った

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