律「あいつ私とムギのストラップ見てお~いお茶買うのやめやがった」(101)

律「ちょいまち」

『へっ?』

律「君今お~いお茶見てたよね?」

『え…あっ』

律「そんで2列に並んだお茶に私とムギのストラップがあるのを確認して買うのやめたよな?」

紬「そのまま別のコンビニにいって他の子のストラップを買うつもりなのね!?」

『まあ、はい』

紬「ひどいっ……!」

ムギちゃんストラップがついてるのは全部俺が買うから他の人は買わなくていい

16茶じゃないの?

りっちゃんは俺が買うから大丈夫

sssp://img.2ch.net/ico/anime_jien01.gif
濃い味のリラックママグネット可愛いぞ

『じゃあ僕はこれで……』

律「ええーちょっとちょっと買ってよー!」

『ええっ』

律「くそ…こうなったらムギ」

紬「がってん」

紬「あのぉ、どうしてもだめでしょうかぁ?」むぎゅ

『ひょっ!?』

いつからだっけ?
ピックほしい

澪が欲しいのに確かにムギと律ばっかだな
いまだに買えてない

>>7
もうでてる

ムギたそは俺が貰うから大丈夫だよ ニコッ

仙台駅で唯が大量に売れ残ってた

ストラップで可愛いのは間違いなく憂ムギ

律「ねえねえいいじゃぁーん買ってよぉ~」すりすり

『んほ…じゃあ買おうかな…』

律「おっお兄さんふとっぱらじゃん!」

『あっ奥からあずにゃんのストラップ出てきた。やりぃ!』

律紬「……」

ひょっ!?

やっとうちの近所にも入ってきたお( ^ω^)
とりあえず澪ちゃんだけGETしたお

むぎゅ←握撃

店員「ありがとうございました」

『よしっあとは唯だな』

律「なんだよもー」

紬「ぶーぶー」

店員「あんたたち売上に貢献してくれるのはいいんだけどさ…ちょっと邪魔」

紬「ごめんなさーい」

律「ごめんごめん。とりあえず店出るか」

紬「その前にからあげクン1つください!」

店員「そういえば徳島すだち味っていうのが…」

紬「えっ!?それください!」

店員「2年くらい前に出てたよ」

紬「ぷぅ」

           ,   ´        `    、          ┌── 、,'´ヽ
        ,  ´          、       ヽ         └== ノ弋ン
        /              ヽ        \      /¨| |   くΓ|   / ̄7
    /            |`ヽ        ヽ      、   ' ,  / / >  .}| | / ∠
   /           L_ン 、     ヽ     ' ,   ', ヽ_/ く  ノ.∟」 /   ヽ
   /           |、_.....ノ ヽ     ,       ',   ,      ` ´     / /|  レ、
  ,'  /  /ヽ        |    / ヽ   ',     ,   ',           /__/  L__,イ─- 、
  |  {  | }ヽ iヘ     |   /     ヽ  ',      ,    ,                ¨_ァ /
  {  !  |丿 }ヽ { \  | ∠____ . . . ヽ  ',     ',   ,                ´ー ′
  '  ∨ |ゝノ  ヾ  \{      : : : : : : ヽ ',     }   '
  ‘  ∨ | ー- 、          : : : : : : : : ヽ|      !   i
   ’  ∨|    /  '         : : : : : :    ',     |   |
    ’  ヽ| . . . /           ,.           ',    |   |
    ',  .}: : : : : :     /¨¨''‐{             ',   |   |
    ',  i!: : : : : : :    ′   `          ィi    |:.   |
.      ' 人: : : : :                ィ;::::::|    |:::.  ト、
       ' , ゝ、              ,.イ  ヽ、」    !::::.   ゝ、
       \  \‐-   ..____ , .ィ        / !:i  /::‐-...、  r-ミト、
        \  \.、   \::::_ノへ      / |:l  /::::::::::::::',   ヽ、 ヽ',
          \  \ヽ   ',:::::ヽ ` ‐-ァ≦=、|:l i::::::::::::::::::i     \!}
           \.  ,:´\ ',:::::::::\ 〃∥ヾ.冫i l::::::::::::::::::|        ',
             ヽ i::::::::::ヽ ',::::::::::::::《ノィ| ヾ|i:::| .|::::::::::::::::::|         ',
              ',ヾ:::::::::::} i:::::::::::::::::´::ヾ、 i!|::| /:::::::::::::::: |         ',

今日ちょうど買ってきたよ ムギの奴

律とかいらねぇからえるたその出してくれよ

店員「はいからあげクンレギュラー」

紬「ありがと~」

律「よし行くか。じゃなー」

紬「またね~」

店員「バイバイ」


律「……さて、このゆゆしき問題をどうすればいいと思う?」

紬「まずは原因の究明が急務かと。はいあーん」

律「サンキュー、あむ……うめえ。原因か…まあ原因はそのまま私達の人気が少ないんじゃないか?」

紬「そんなっ……もぐもぐ」

律「人気にはいくつかの指標がある」

律「例えばキャラソンの売り上げとか人気投票とか……というかさっきの状況そのものが…」

紬「待ってりっちゃん!キャラソンは曲に左右されると思うの!」

紬「例えば唯ちゃんや澪ちゃんのキャラソンはアップテンポでキャッチーな曲だし歌もうまいし」

律「それを言うならムギの2期のキャラソンだってアップテンポだし歌もうまいだろう」

紬「やだりっちゃんたらぁそんなにうまくないよぉ///」

律「売り上げは私より下だったけどな」

紬「……」

紬「それを言うなら1期は私の方がちょっとだけ売れてたわ!」

律「初動は私が勝ってたぞ!」

紬「……ねえ」

律「ああ、不毛な争いはやめよう」

紬「そうだね。梓ちゃんなんて難しい歌でも私達より上にいってたもんね」

律「あいつはジャケット写真で肩と背中出してたからな……卑怯なやつめ」

紬「りっちゃんだっておっぱい出してたじゃない」

律「出してねーし」

紬「そうなの!?」

律「私のジャケット写真よく見ろ、ありゃ膝だ。……でも遠くから見るとまじで胸に見えるな」

ローソン名誉店長「あなたたちの気持ちは痛いほどよくわかるわ」

たぶんUCMあたりなんだろうけどこんな話は書いてほしくなかった

律「そんなことはおいといてだな、とにかく澪唯梓に追いつくにはどうすればいいかなんだが」

紬「うん」

律「私わかっちゃったんだよね、何で私らの人気がちょっと下なのか」

紬「えっ!?」

律「それはな…」

紬「うん…!」

律「……靴下の色なんだよ!!」

ムギの頭なでたい

紬「……え?」

律「いいかムギ、今日学校で澪と梓と唯は何色の靴下をはいていた?」

紬「えっと……澪ちゃんは黒、梓ちゃんも黒、唯ちゃんは黒タイツよね……ハッ!?」

律「そうだ。ちなみに唯も靴下は黒派だ。そして私とムギの今はいてる靴下の色は?」

紬「白だわ……っ!」

律「そういうことだ」

紬「なんてこと……こんなに簡単なことに今まで気が付かなかったなんて!」

律「よーし早速靴下買いに行こうぜぇ!」

紬「Yes Yes!」

ひさしぶりに割りとまともなけいおんを見た希ガス
このどーでもいい会話が懐かしく心地よいよい

一週間後

店員「いらっしゃいませー。あ」

律「おーす」

紬「こんにちは~」

店員「冷やかしはやめてよね」

律「邪魔はしないって。えーとお~いお茶はどうなって……」

紬「うっ…また私とりっちゃんが最前列にいる」

律「いやたまたまだろ。奥に澪とかがあるんだって」ガパッ

律「あれまた私だ」ゴソゴソ

律「あれ…あれ……」

紬「どうして……ちゃんと黒ソックスはいてたのに」

あしたローソンでまどマギのサイダーとけいおんのお茶買うわ。
澪のストラップあったらだけど。

律「そんな…この作戦はしっぱいだったとでもいうのか!?」

紬「そういえば和ちゃんと憂ちゃんと純ちゃんも靴下の色は……」

律「確か白、白、黒じゃなかったか?……あっ人気関係ない」

紬「違ったのね…」

律「考えてみたらノーサンキューの制服コスチュームの時にも黒ソックスはいてたわ」

紬「ねえりっちゃん、私も考えてみたの。そして思ったんだけど」

律「なんだ?」

紬「………まゆげとおデコ」

律「ッ!?」

紬はまだいい
律はいらない

最近思ったんだけどさあ、
薫ってムギの下位互換じゃね?

数に差はあれど誰からも好かれる人なんていない

紬「心当たりあるよね」

律「そりゃあ、まあ」

紬「私…まゆげ剃ってみようかなぁ」

律「えっ!?」

紬「もうそれしか残されてない気がするの」

律「…なら私も前髪下ろしてみるかぁ」

律紬「……」

律「…じゃあ、明日学校でな」

紬「…うん、私達生まれ変わるのね」

コンビニにりっちゃんムギちゃんいたら持ち帰るわ

>>35
お前は誰からも好かれないけどな

これピックなん?
タッチペンってどーやって使うんだ。

帰り道


律「うん……大丈夫……おかしくねーし」

澪「何言ってるんだ?」

律「おわあ!?何だ澪かおどかすなよ」

澪「おどかしてないけど……ムギとどこ行ってたんだ?」

律「ちょっとな。……ところでさ」

澪「ん?」

律「もし私が前髪下ろしたらどう思う?」

澪「どうって……変に見えるかも」

律「んなっ!?」

かわいいは正義
裏を返せばかわいくない者達は悪でありいくら虐げられても何も文句は言えないのだ

律「くっそー!どうせ私は澪みたいにはなれませんよーだ!」

澪「な、何言ってるんだよ」

律「髪下ろしても変って…じゃあどんな髪型にしろって言うんだよ!」

澪「ごめんごめん、私にとっては律と言ったらそのデコ出しスタイルだからさ」

澪「何年も律のそれを見てきたのに急に変わったら…な。でも前髪下ろすのも悪くないかもな」

律「そうか…澪は今までずっとカチューシャつけてた私を見てたから……あ!」

澪「おわっ」

律「そうだった!大事なことを忘れてた!ありがとな澪!」

澪「え、ちょっどこ行くんだよりつー!」

髪上げてない律は鳥肉がない焼き鳥に等しい。

おい、こんな思い出来るなら買わないかなって思っちまったぞ

これは梓のステマ

律「私としたことが……!」

ピッ プルルルル

紬『もしもし?』

律「ムギっ!まだ眉毛剃ってないよな!?」

紬『ええ、まだ家に帰ってないし』

律「よかった…あのなムギ、よく聞いてくれ」

律「私達は間違っていたんだ。前髪下ろしたり眉毛剃って、それで人気が出たとして」

律「そしたら今まで応援してくれてた、今までの私達が好きなファンはどうなるんだ?」

紬『あっ……!』

さっき立ちよったローソンは梓ばっかりだった

大学のパイナカさんの方が見た目は好きな俺ガイル

あれってピックとしてもちゃんと使えんの?

律「私の知ってるバンドの話をしよう」

律「そのバンドはイマイチ売れてなかった。だがしかし一発当ててCDはスマッシュヒットして知名度も一気にあがった」

律「それが15年位前の話」

律「そのバンドはな、デビューしてから今まで時代の波と逆行してもずっと同じ音楽をやってた」

律「よくあるだろ、ニーズに合わせた売れそうな曲を作ったりっていう話」

律「ニーズに合わせたらそら売れるだろうさ。でも昔からの、下積み時代を支えてくれたファンはついてくるのか?」

紬『……離れる、よね』

律「ああ。それにそんな付け焼刃で増やしたファンが長持ちするとも思えない」

律「だから…何て言ったらいいのかな…うまく言えないんだけどさ」

律「時代だとか流行だとかよく解んねぇけど…要はカッコ良けりゃそれでいいんじゃねぇの?」

ピックついとん?
映画の特典もピックにすればよかったのにな。

紬『……うん、うん。私もそう思う!』

律「そっか」

紬『ありがとうりっちゃん、私大事なこと忘れてたのかもしれない』

律「ああ!」

紬『りっちゃんかっこいい!素敵!』

律「だろ?まあどうしても差は出来るけどそこは気持ちの問題だよね気持ちの」

紬『そうよね。あのねりっちゃん…』

律「うん?」

紬『私りっちゃんのおでこ好きよ』

律「ははっ私もムギのまゆげ好きだぞー」

紬『うんっ』

ブスの慰めあいワロタ

紬『ねえりっちゃん!』

律「どうした?」

紬『私何だかすごく…どうしよう!』

律「なーに盛り上がってるんだよ」

紬『だってだって…そうだ!今日りっちゃんのお家に泊まってもいいかしら!?』

律「おーそれいいな!こいこい!」

紬『準備したらすぐ行くわ!』

律「じゃ駅まで迎えに行くわ」

紬『ありがとうりっちゃん!』

                                    |  i  | / へ. {\  iヘ ,   |
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                        / /:::, '⌒ヽ__::ハ  V\ フ´!:::::|'  /

1時間後


紬「お待たせ~」

律「おーう」

紬「突然ごめんね」

律「気にすんなよ。私もムギとお泊りしたかったし」

紬「えへへ」

律「ついでにコンビニでお菓子とか買ってこーぜ。さっきと違うコンビニだし私らのストラップ売り切れてるかもしれないぜーなんてな」

紬「うん!」

コンビニ


律「どれどれ…あ」

紬「…ダブルりっちゃん」

律「くっ…2本買うわ。私が品薄になって後から残念がっても遅いんだからなー!」

紬「うふふ、気持ちの問題って言ってたじゃな……い」

律「奥からダブルムギが…」

紬「私も2本買うわ」

けいおんオタってニワカばっかだから人気とかどうでもいい気がする

律「……お菓子買うか」

紬「……そうね」

「おーやっとあずにゃん発見!おいとなり澪だぞ」

「まじかよこれで目標達成だわー」

律「いくか」

紬「ええ」



律の部屋


律「んじゃどうやったら私達の人気出るか会議を始めます」

紬「はい」

律はリーダーでムギはベテランやろ?
十分だと思うが?

律「今までは外見のことばっかり考えてきたけどもしかして中身の問題なのかもしれん」

紬「りっちゃんの良さが分からない人なんていません!」

律「私もそう思っていたがひょっとしたらそうでないのかもしれん」

律「まあ私達は女だからな。どうしたって可愛かったり美人の方が人気でるさ。そしてそれは中身にも言えること」

紬「わたしもっとシャキシャキした方がいいのかなぁ…」

律「それを言ったら唯だってぽんやりしてるぞ」

紬「そっか…」

律「私はまあ…おしとやかにすれば…うへえめんどくさくなってきた」

律「やっぱり私達は私達!オンリーワンだろう!?」

紬「………………………そ、そうよねっ!」

律「別の方向から探ってみよう」

唯だって、というか正直ムギちゃん唯と被り気味ですよね

ピックって普通に買ったら200円とかするだろ。

律はえるたそとか呼ばれてチヤホヤされてんじゃん

>>16
ワロタw

これセブンイレブンでも売ってんの?

ちゃんとりっちゃんのはどけてむぎちゃん買ったよ

律「一番重要なのはお~いお茶とかクリアファイルを均等に捌けさせることだ。あ、一番で思い出したけど一番くじでも残りたくないな」

紬「一番くじは運だけどね」

律「こういうのはどうだ?キャラ単品じゃなくて二人一組にするとか」

紬「おおっ!!それはいい考えね!りっちゃんすごい!」

律「もっと褒めるといい!」

紬「例えばりっちゃんと澪ちゃんで一組とか?」

律「そうだ。それなら売れ残らないし万が一売れ残っていたとしても『売れ残っている感』が出ない!」

紬「すごいわっ!」

紬「じゃあ私は……ゆ、唯ちゃんかな?でも…」

律「じゃあこうしよう。ムギと澪のセット、私と唯のセット、梓と憂ちゃんでどうだ。唯憂、律梓でもいけるか」

紬「すごい……完璧な布陣だわ」

素晴らしい友情

紬「でもコストが2倍になりそうな…」

律「フィギュアは流石にきついだろうけどピックの絵だったら大丈夫だろ」

紬「確かに。……あれ、これって他にも応用できるんじゃないかしら?」

律「ほう」

紬「例えばキャラソンに」

律「ッ!!」

紬「そう!デュエットするのよ!」

紬「鉄板の組み合わせでもいいし今までの売上データから算出して均等になりそうに組ませるのでもいいと思うわ」

紬「よさそうじゃない?ていうか楽しそう!」

律「それは盲点だった!!てか今からでもそれで出そうぜ!!!」

これが抱き合わせ商法である

大丈夫、ムギちゃんは俺がしこたま買うから

これ確かファミコンがやって違法になりましたよね

メタルにこける

雰囲気がいいSSだな

律「誰と組もうかな~やっぱ澪か?いやでも9人いるしな…」

紬「梓ちゃんと純ちゃん、唯ちゃんと憂ちゃん、澪ちゃんと和ちゃんとか」

律「もしくは後輩3人は一緒にするとか」

紬「それなら私は…迷うわ…」

律「うーん…」

紬「……」

律「……なあムギ」

紬「なぁに?」

律「私と組もうぜ」

紬「……私もりっちゃんと組みたいと思ってたところよ」

こらあかん

ムギちゃんとセクロスしてぇ

律「やっぱり澪達と組んで売れても意味がねえ。自分達の力で掴み取らなくちゃな」

紬「そうよ!それに私とりっちゃんっていいコンビだと思わない?」

律「ベストコンビと言っても差し支えない。当然だろう?」

紬「そ、そうよねっ!」

紬(やった…やった…///)

律「それに今なら勝てそうな気がする」

律「キャラソンの売上は1期の唯と澪が5.5万枚、2期で4万くらい売れてる。つまりあいつら売れてるけど1.5万枚も売上落ちてるんだぜ!」

紬「1.5万枚……1純ちゃんね!」

律「それに比べて私達は5千枚しか落としてない。澪達の三分の一だ!売上枚数は差し控えるけど」

紬「今の私達なら勝てる!」

律「だろう!?澪はさわちゃんと組んでデスデビルしてればいいんだよ!」

紬(それはそれで面白そう)

律「私達を舐めてもらっちゃ困るぜー!」

紬「困るぜー!」

俺はムギちゃん単品のほうがいいな…

ムギちゃん は 可愛いなぁ

フィギュアに関してはこの二人恵まれてるよね
変化球のジャージ律とウエイトレス紬スゲー出来よかったし

可愛らしいな

律がえるたその声だしたらファン増える

翌朝


律「……おはよ」

紬「おはよーぅ……」

律「ふぁぁ……」

紬「……ぽぇ」

律「やっぱり私達は私達、オンリーワンだし今のファンを大事にしていきたいよな」

紬「そうよね」

律「でもストラップは売れてほしいわ」

紬「うん」

一週間後


唯「よーし今日はあずにゃんのピックで弾いちゃうぞ」

梓「お~いお茶についてたピックですか?でもちょっと固くないですか?」

唯「そこは愛でカバーだよ。それにギターソロのとこは弾きやすいよ」

梓「なるほど」

澪「このピックだとベースは割と弾きやすいぞ。私が元々ヘビー使ってたのもあるけど」

梓「それ律先輩のピックですね」

澪「律に押し付けられたんだ」

律「押しつけられたとは失礼な!」

紬「みんな~お茶が入ったわよ~」

澪人気あるな

あげ

ちゃんと使う澪はかわいい

唯「わーい!あれ、今日も日本茶?」

紬「え、ええ」

梓「最近和風な感じですよね」

律「い、いいだろ美味しいんだから!」

唯「ごくごく…ん?なんかこの味最近飲んだような……?」

紬「唯ちゃん!ようかん食べる?」

唯「あっ食べるー」

律紬「……ふぅ」

追いついた

唯「むぐむぐ……そういえばあずにゃんのピック買ったお店に私のがいっぱい余っててショックだったー」

梓「お店によってそういうこともありますよ」

唯「だけどりっちゃんとムギちゃんのピックはどのお店にもなかったんだよ。澪ちゃんとあずにゃんはあったんだけど」

澪「そうなのか…」

律「まあ私達の秘められたパワーが炸裂しちゃったって感じかなー!なっムギ?」

紬「そうねっ!」

唯「そっかー私も頑張らなきゃなー……そうだ!自分で買い占めちゃおっかな」

律「ははっやめろよそんなこと」

紬「そうよぉ。でもお茶って賞味期限長いから沢山あっても問題ないけどね」

唯「そうなんだぁ」

バッドエンドかよ

実際は律ムギが余ってるなんてことはない
映画公開から大分経ってる今でもけいおんグッズほしいなんて奴はコンプするから

危ない雰囲気が

律「まあなんだ、売れ残ってると焦る気持ちはわかるけどさ、唯は唯で私は私なわけだ」

紬「それぞれに素敵なファンがいてくれるんだからそれでいいのよ」

律「そういうことだ。そういうことなんだけど……気になるんだよなぁ」

澪「どっちだよ」

律「オンリーワンでいい時もあればナンバーワンになりたい時もあるの!」

紬「そうよ澪ちゃん!決してコロコロ意見を変えてるわけじゃないの!」

澪「う、うん…」

律「どうしても考えちゃうことがあるのっ。だって女子高生だもんっ」

梓「わぁ」

紬「悩み多きお年頃だもの!」

澪(あと一ヶ月は日本茶が続きそうだ…)

律「色々言ったけど私は今の私を好きでいてくれる人達がいればそれでいいや」

紬「私も。なんだかピックが余ってることを気にし過ぎたような気がするわ」

梓「実際は場所によってまちまちですし在庫がある=売れ残りということにはなりません。ていうかムギ先輩のは売りきれてたんじゃあ」

律「もうそういうのにとらわれるのはいいかげんやめようぜ」

紬「ええ、他の県なんてそもそも目に見えないものね」

澪(もう少しで日本茶が半年分になるところだったのか…)

唯「あっいい事考えた!」

唯「棚の奥にあるお茶が欲しい時は手前のお茶も全部買う!っていうのはどうかな?」

紬律「それ採用!!!!」

澪梓「やっぱり気にしてるーーー!!」



END


なごんだわ

乙 面白かった

乙乙

結論:大人買い

気付いた
縮小されたりっちゃんキャラソンのジャケ見るとおっぱいにハート型のニップレス貼ってるように見えるぞ!

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