神「俺・・・聞こえるか俺よ・・・・」 俺「なんすか」(136)

神「お前がこの星の王に選ばれた、喜べ」

俺「え?あ、はい」

神「この星の全ての生物はお前に逆らえなくなった」

俺「まじすか」

神「よりよい国を作り理想郷を完成させるのだぞ」

俺「うぃ」

俺「なにからやっかな・・・」

俺「とりあえず街に出よう」


・・・・・


俺「特に変わった様子は・・・」

ガシャーン

強盗「オラ!どけどけどけー!」

俺「おわ!なんだお前やめろ!」

ピタ

強盗「はい、やめます」

俺「!」

俺「ほ、本物だ・・」

俺「ならやることは決まっているな」

俺「お前ら!今日は全裸で過ごせ!」

女子高生「分かりました」

小学生「分かりました」

サラリーマン「了解です」

大工「ガッテン」

ヌギヌギ

~国会議事堂~

俺「たしか神はより良い国がなんとかとか言ってたな」

俺「ならここしかあるまい」

警備員「なんだね君は、アポはとってるのか」

俺「通せ」

警備員「はい」

ツカツカ

俺「よく聞け無能ども、今日から俺が国をより良く導いてやる」

レンホー「なんです貴方は!はやく出て行きなさい!」

俺「お前は今日からアフガニスタンへ行け、10年はそこで暮らせ、行け!」

レンホー「わかりました」

ダッ

俺「お前らに今後の政策を発表する」

ザワザワ

俺「まずは少年法を廃止する、何歳だろうが実名顔写真住所電話番号家族情報全公開だ」

俺「また死刑などという愚かしい法律も廃止する」

俺「犯罪者とは言え人間だ!腕もあり!足もあり!角膜もあり!内蔵もある!」

俺「それを首を絞めて殺して燃やす?こんな馬鹿な法律があるか!!」

俺「犯罪者は己の全人生を被害者への償いに使う事を義務とする」

俺「具体的な内容はこれだ」

バサァ

ウイルスも生物だな…
風邪引いても「やめてください」で済むのかwwwwwww

俺「作物よ良く育てよ」 作物(おk)

一つ 犯罪者の肉体及び全財産は親族も含め全て国が没収する
一つ 血、肉、骨、全ての臓器を換金し被害者へ渡すことを義務とする
一つ 東京電力役員は原子炉の掃除(全裸)を義務化


俺「文句がある奴はいるか?」

議員「ありますよ!そもそも・・」

俺「いや!みなまで言うな、死ね」

議員「はい、舌を噛み切ります」

ブチィ

俺「他に文句がある奴はいないか?遠慮無く言ってくれ」

シーン

~1週間後~

キャスター「おはようございます。朝のニュースです」

キャスター「俺王様の素晴らしい政策により日本の犯罪率が1000分の1に減少いたしました」

キャスター「刑務所も全て取り壊され、裁判直後に解体工場へと送られる仕組みになり・・・」


俺「うむ、順調に進んでいるな」

秘書「俺王様、せめて解体した残りを返して欲しいと加害者遺族が来ておりますが・・」

俺「そうなのか、だが残りは潰して家畜の餌に加工したからなぁ」

俺「よし、俺が直接いくぞ」

ダッ

遺族「俺王様!お願いします!あの子はバカな真似をしましたが・・私にはたった一人のカワイイ息子だったんです!」

遺族「せめて・・一部でも墓の下で眠らせてください!!」

俺「えーと、資料ではそのカワイイ息子は強盗殺人強姦とあるな」

遺族「そ、それは罪としてもう償い許されたはずです!せめて遺体の一部を・・・」

俺「償った?許された?何を行ってるんだお前は?」

遺族「え?」

俺「お前許されるために償いがあると思ってるのか?償いなんてやって当然の行為だ、特別な事でもなんでもない」

俺「被害者遺族は金を受け取ったが殺された人間は帰ってこない、つまりお前の息子は許されるなんてことないんだよ」

俺「分かったら消えろ、ゴミを生んだ事を一生懺悔し続けろ」

遺族「わかりました!!!ああああああああ!!!私はなんであんなゴミを!!!うあああああああああ!!」

秘書「俺王様・・在日の連中に関してですが・・・」

俺「うむ、すっかり忘れるところだったな」

秘書「以前受けたご命令通り、北海道の隅にプレハブ小屋を立て電気ガス無しの自給自足生活をさせています」

俺「ほう、それでそれで?」

秘書「半数が凍死、もう半数は食料の奪い合いで死亡、全滅しました」

俺「そうかー!残念だなー!予想外だったわー!アチャー!」

秘書「それと生活保護は廃止、これまで受け取った分を返せない者も解体工場行きとなりました」

俺「寄生虫は早めに駆除せんとな」

秘書「それと・・・ニート対策に関してですが・・・」

俺「ああ、一定期間働かない者も解体工場行きだったな」

秘書「俺王様がご用意した職業一覧に不満があるらしく・・・」

俺「なんだと!20分も考えて出してやったんだぞ!これのなにが不満なんだ!!」

バサァ

外国派遣 : 軍隊にて実弾演習手伝い(的)
       : 素手による危険物撤去作業(地雷)
       : テロ組織の鎮圧作業(人間爆弾)
       : 原子炉掃除(全裸)

秘書「海外で使うのは良いのですが、戻ってくる可能性はほぼ0ですわ」

俺「戻ってくる必要がない職業を考えてやったんだから当たり前だろう」

秘書「・・・そうでしたか」

秘書「それと・・・政策が始まってから韓国や中国の反日活動が高まったらしく・・・」

俺「ああ、そうだったのか、いかん。俺としたことが・・・」

秘書「俺王様、対処して頂けるのですか、では会談の準備を・・」

俺「あーいい、電話一本で終わるから」

プルルルル

俺「あーオバマ?俺俺、俺だよ俺、あのさー」

俺「今日ちょっと核撃ってくれよ」

秘書「」

キャスター「おはようございます。ニュースの時間です」

キャスター「俺王様の素晴らしいご判断により、昨日地球上から韓国と中国が消滅致しました」

キャスター「もし生き残りを発見した場合はこちらの番号までご連絡を・・・」



俺「うーん、我ながら鮮やか」

秘書「あ・・あの、世界中から非難の声があがっております。どうか会見でご説明を・・」

俺「OKわかった、世界中のトップを集めろ」

~会見~

俺「あー俺だ、楽にしてくれ、今日は君たちの誤解を解こうと思ってきたんだ」

俺「俺はこの星を平和にするために頑張ってきた、多くの命が犠牲になった」

俺「それに対しては俺も心を痛めている!張り裂けそうで夜も眠れない!!」

秘書「朝に寝てますわよね」

俺「だから諸君らにも協力して欲しい!まずは手始めに」

俺「自国のブス女を全て隔離施設に送れ、美人は日本へ強制移住とする」

秘書「」

秘書「俺王様・・あの・・・この書類はなんでしょうか」

俺「これか、美しい国ネオ日本計画だ」

■ネオ日本計画
 ・一定容姿に満たない女性は隔離施設送りとする
 ・選別された女性には一般人以上の待遇を約束する
 ・選別者は全員全裸で生活を義務とする
 ・俺王が呼び出したら10秒以内に参上する
 ・俺王以外の男と触れたら隔離施設行きとする

秘書「・・・」

俺「さぁ美しい国になってきたなぁ」

俺「ウヒョォォォォォ!酒池肉林・・・いや、理想的日本の完成だ」

女「俺王様・・・と、どうぞ・・・抱いて・・・ください」

俺「えー、どうしよっかなー、でもでも自分から頼んでくるんじゃぁ」

俺「断れないよなぁ!(ルパンダイブ」


秘書「・・・」

~20年後~

俺「ふぃー、今日も100人の処女を相手にしたな・・」

秘書「俺王様、もう海外国の殆どが壊滅状態です・・日本への移住を求める声も多く・・・」

俺「あーだめだめ、汚れた者が来たら日本ばっちくなるじゃない、オートマトンで密入国者は処理しといてよ」

秘書「かしこまりました・・・・」

俺「子供が500人もできちゃったなぁ、男は堕ろさせたから全員女の子、そろそろ食べごろかなぁ」

秘書「俺王様・・もう国家予算が底を・・」

俺「ああそう、じゃあ海外から搾取する量を増やそうか、えーと30%アップな、よろしく」

秘書「」

~さらに10年後~

俺「ふぃー、食う、犯す、寝る、不摂生しすぎたなぁ・・」

秘書「俺王様・・・」

俺「なんだ?」

秘書「もう・・・人間が殆どおりません。土地も・・・日本の・・・この地域しか・・もうありません・・・」

俺「はぁ?何やってたんだよ。ちゃんとしてよねもー」

秘書「」

~さらにさらに10年後~

俺「おーい・・誰かいないのか・・・」

秘書「は、ここに」

俺「何だ全く、他のものはどうした、最近女がこないじゃないか」

秘書「おりません」

俺「え?」

秘書「もう・・・私と・・・俺王様の・・・二人だけなんです・・・」

俺「え?」

秘書「食料も・・・もう・・・」

俺「おいおい、普通に肉とかあったじゃん、まだ余裕あるんだろ?」

秘書「あれは・・俺王様が今まで抱いた女達の肉です・・・」

俺「は?」

秘書「俺王様に全てを捧げ御役目を真っ当致しました・・・」

俺「え?何?つまり?もう飯も無いし?なんもないってこと?」

秘書「はい」

俺「」

俺「あれ、何がどうしてこうなったんだ・・ウッ」

グギッ

俺「うお、太りすぎて全然起き上がれねぇ・・・どうなってんだこれ!秘書!鏡もってこい!」

秘書「こちらに」

スッ

俺「うわ、白髪だらけだしシワもやべーな・・・あれ?おい秘書」

秘書「なんでしょうか」

俺「お前なんで老けてないの?」

秘書「・・・」

俺「あれ、なんでこんな事に今まで気づかなかったんだ・・あれ??」

秘書「・・・」

俺「そいやお前気づいたらずっと俺のそばにいたよな・・いつからいたんだっけ・・あれ・・・」

秘書「・・・」

俺「俺・・・あれ・・・?」

秘書「俺王様・・そろそろお休みの時間ではありませんか、ベッドへ戻りましょう」

俺「は?こんな昼間になにを・・・ああ・・・そうだな」

スッ

俺「なんだ・・すげー眠いぞ・・・ねむい・・・ね・・・む・・・・」

秘書「ご苦労様でした」


神「これが最後の一匹か?」

秘書「はい」

神「作るのは良し、壊すのは禁止、面倒な掟だな」

秘書「自滅なら問題ないでしょう。これからは・・またこの星で?」

神「そうだな、今度は狭い区域に押し込んだ上で・・」

神「巨人に捕食させるルールでいくか」


-完-

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