上条「な、なんでこんなことをしたんだ!」結標「貴方のためよ!」 (69)

上条×結標です

超初心者ですのでどうか暖かい心で見てもらえると嬉しいです

上条と結標が幼なじみだったらというif設定です
他にも原作と異なる設定があるのでご了承ください

【設定】

上条当麻
とある高校1年
男子寮で一人暮らし

結標淡希
霧ヶ丘女学院3年
能力はレベル4の座標移動
風紀委員第117支部所属

他の設定も後々説明していきます
更新は不規則ですがよろしくお願いします







SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392470187

?何処かの公園?

男の子1「疫病神!近づくな!」

男の子2「そうだ、そうだ。近づいたら石投げるからな!」

当麻「う…何もしてないのに…」

周りの子たち「やべぇ、疫病神がいるぞ!」
「近寄らなほうがいいよ。逃げよう!」
「そうだね。アイツ気持ち悪いもんな笑」

?「こら、貴方たち!当麻の悪口はやめなさーい!」

男の子1「ん?やべ、またアイツが来た。逃げるぞー!」

周りの子たち ワー ニゲロー イソゲー ハッハッハ

当麻「あ、淡希ちゃん。ありがとう」ニコッ

淡希「ハウッ、ど、どういたしまして。当麻のためなら何でもするわ。」ズッキューン

当麻「淡希ちゃんだけだよ、僕と仲良くしてくれるのは。でも、僕は疫病神だから、淡希ちゃんも離れたほうがいいよ?」

淡希「いーの、私が好きでこうしてるんたがらそんなこと言わないで。私は当麻が大好きだから。だから、当麻、大きくなったら……」




?「……きて、当……きて、当麻起きて!!」

当麻「う、う?ん、ん?もう朝か?」

?「やっと起きたわね。ご飯出来てるから早くしなさーい。」

当麻「サンキュー、淡希。すぐ支度するから。」

淡希「うん。急いでね。」ニコッ

当麻が暮らしているのは男子寮である。普通ならここに女子がいるのは問題だ。では何故女子である淡希が当麻を起こしているのか?それは、

当麻「いつも、いつも起こしにきてもらって悪いな。」

結標「いいのよ。私が好きでこうしてるんだから。それに、何故か当麻のためだけなら自分自身も座標移動がたくさん出来るし♪リハビリになるわ。」

当麻「そうか、それならいいんだけど。あ、バター取って。」

淡希「はい、どうぞ。
でも、不思議よね、他の場合は2、3回出来るか出来ないかなのに。」

昔、淡希は演算のミスで大怪我を負い、自身の座標移動をすると体調不良になるのである。ただし、当麻に関すること以外で。

当麻「それは、本当でせうか?上条さんは信じられません。」モグモグ

淡希「本当よ!どうしていつも信じてくれないの?大体、当麻はいつもいつも…」グダクダ

当麻「やべ、急がないと遅刻だ!じゃ、またな、淡希。行ってきまーす!」ドタバタ

淡希「あ、こら待ちなさい!話はまだ終わってないわよ!もう!」

当麻は淡希の説教から逃れるために家を出ていった。




もう、当麻ったら。ハー、私も片付けたら家に帰って学校いかなきゃね。」

そう言って、淡希はいつものように片付けをして能力で家に帰っていった。

【淡希の部屋】
淡希「えっと、今日の予定は…あ、風紀委員か、まぁ、昨日は非番だったし当然よね。」ポチッ

と、言いながら淡希は携帯を取り出す。

淡希「きょ、今日も当麻の寝顔可愛かったなぁー。また、コレクションが増えたわ♪あ、学校行かなきゃ!」

淡希が見ていたのは、当麻の寝顔だ。彼女は毎日当麻の寝顔を撮影しているのである。寝顔だけでなく、様々な当麻の写真を保存していることは当麻本人も知らない。流石に隠しカメラを使って撮影はしていないが。

【とある高校】
当麻「おはよー」

土御門「カミやん、おはようだにゃー。今日もあわきんに起こしてもらってたにゃー。」

当麻の挨拶にプラスアルファで応える土御門。

青ピ「なんやてー!あの美人で露出狂のお姉さんに起こしてもらえるなんて…このリア充が、モゲろ!」

当麻「土御門は一言多いんだよ!青ピ、朝から物騒だな!」

と、いつものようにデルタフォースで漫才のようなやり取りをしながら過ごしていく。


放課後

【風紀委員第117支部】

淡希「おつかれー、調子はどう?」

固法「お疲れ様、淡希先輩。何も問題ありませんよ。」

と、1年後輩の固法が言う。

初春「あ、結標先輩、こんにちは。問題といえば、まだ白井さんが来てませんよ?」

と、初春がそこまで大きくない問題を言う。
だが、

淡希「何ですって!またあの変態が?何回懲らしめれば済むのかしらね?」フフフ

と、暗い笑みを浮かべながらここにいない一人の後輩にどんな仕打ちをしようか、と考えだす。
同じ空間移動の能力を使う二人は同族嫌悪なのだ。


白井「少し遅れてしまいましたの。あの人はまだ来てませんよね?」

と、噂をしていると、白井がやってきた。

固法「白井さん、今日も遅刻?いくら御坂さんが好きだからといって、風紀委員の仕事まで影響を及ばされると困るわ。」

と、固法が注意する。
そこへ、

淡希「あの人って誰のことかしら?もしかして貴方の先輩である私のことではないでしょうね?」

白井「げっ、結標先輩いらっしゃいましたの。気づきませんでしたわ。」

淡希が現れて、ミスったという顔をする白井。

淡希「フフフ、この前のお仕置きは全然響いていないようね?もっとキツいヤツにしないと効き目がないようね。この変態には。」

白井「お仕置きなんて要りませんの。大体、ショタコンである結標先輩に変態だなんて言われたくありませんの。」

結標「だ、誰がショタコンよ!当麻はショタじゃないわ。貴女と違って私は変態でもないし、ショタコンでもない!貴女は正真正銘の変態じゃない。」

白井「何をおっしゃってますの。私はただ一人の淑女としてお姉様を愛しているだけですわ。それに、結標先輩は迷子を見つけたと言って小学生男児を支部までたくさん連れてきているではありませんの。」

淡希「そ、それは、気のせいよ!たまたま、男の子だっただけ!」

段々二人の言い争いは最初の論点から離れていく。

今日はここまで

これからもよろしくお願いします。

今日もゆっくり投下していきます

固法「淡希先輩も白井さんもいい加減にしなさい!!」ドドドドドッ

淡希「きゃっ、み、美偉、落ち着いて!私が悪かったわ。」ビクビク

白井「も、申し訳ありませんの。私としたことが、つい熱くなり過ぎましたの。」ヒッ

初春「今日も平和ですね?」ニコニコ

普段なら淡希のほうが固法よりも立場は上なのだが、白井がいる時だけ立場が逆転する。そんな第117支部は今日も平常運転である。

プルルルルッ

ガチャッ

初春「はい、こちら第117支部。どうされましたか?はい、はい、え、わ、わかりました。今すぐ風紀委員を向かわせます!」

そんな中、支部に通報がきた。

白井「初春?そんなに慌てててどうしましたの?」

慌てている初春に疑問を持った白井は声をかけた。

初春「えっと、いつもの第7学区の公園で能力者の喧嘩だそうです。」

初春が「いつもの」と付けたことには、とある理由がある。それは、

白井「いつものってことは…まさかですわよね?初春。」

初春「白井さん、そのまさかですよ。おそらく御坂さんです!」

白井「また、ですの!?お、お姉様ー!!」ウガーッ

淡希「今日もあの小娘?ってことは、初春。その喧嘩相手っていうのは…」

初春「上条さんで間違いありません!」ニコッ

淡希「アーッ!!今日も当麻はちょっかい掛けられているのね。あの小娘を排除しに行かなきゃ!」

白井「待ってくださいですの!私が行きますわ。結標先輩は支部に残って始末書でも書いていればいいですの。」

淡希「何ですって!?そういう貴女こそ支部に残っていればいいでしょ!大体、貴女はお姉様とかいう小娘に会いたいだけじゃない。」

白井「そういう結標先輩こそ、ただ上条さんに会いたいだけなのに決まってますの。」

と、また、論点がズレているが、第7学区の公園というのは、あの短パンを履いたお嬢様が自販機に蹴りを入れるあの公園である。

固法「そんなに言い争うなら二人で行きなさい!」

淡希「そうね、そうするわ。」ヒュン

白井「ま、待ってくださいですの!?私も行きますわ。」ヒュン

と、見かねた固法の発言により二人は能力で出ていった。

固法「はぁ、やっと静かになったわ。二人とも仲良くすればいいのに。」

初春「そうですね!あの二人がタッグを組めば怖いものなんてなくなりますよ!」

と、残された二人は空間移動者である二人の同僚のことを考える。

固法&初春(でも、なんで上条君(さん)に関わることにしか淡希(結標)先輩、能力使わないんだろう?)

と、二人は心の中で同時に考えた。疑問には思うが二人は声には出さない。その理由は本人さえもわかっていないからである。

【補足】

この話の現時刻は、7月19日です。
魔術は禁書目録を救うことしか出さない予定です。

上条当麻
淡希の幼なじみ
淡希のことはお姉ちゃん的な存在だと考えている
淡希と出会ったのは学園都市に来る前
淡希よりも家事スキルは高い
両親健在

結標淡希
当麻の幼なじみ
当麻のことは愛している、病んではいない
当麻と出会ったのは学園都市に来る前
学園都市に来た理由は、当麻が行くことになったため
両親健在
白井は苦手
第117支部では一番の古株である

土御門元春
当麻の親友でありクラスメイト
能力は原作通り
義妹の舞夏を溺愛している
当麻の隣部屋
当麻が毎日淡希に起こしてもらっていることを知っている
淡希とは会ったら話をする程度の関係
二重スパイであるが、この話ではあまり関係ない

青髪ピアス
当麻の親友でありクラスメイト
原作通りによくわからないヤツ
当麻と淡希の関係を羨ましく思っている
淡希とは会ったら話をする程度の関係

白井黒子
常盤台中学1年
能力は原作通り
風紀委員第117支部所属
淡希が苦手
上条のことはそこまで悪く思っていない

初春飾利
柵川中学1年
能力は原作通り
風紀委員第117支部所属
淡希のことは先輩として尊敬している
上条のことは良い人くらいにしか思っていない

固法美偉
高校2年
風紀委員第117支部所属
能力は原作通り
淡希のことは先輩として尊敬している
上条のことは淡希から相談されるほどには知っている

今まで出てきた人物の大まかな設定です
他の人物や細かい設定は後々説明していきます

>>27
原作<この話<上条くらいです

比較対象に上条さん入れると比較にならないんじゃないですかね…?

ちょっと休憩

>>30
あ、そうですか?
勢いでバンバン書いていたので多々表現がおかしくなっているのは見逃してくださいm(__)m

こういう設定で記憶があるとなるとみさきちとかの扱いが気になるな

>>34
この話では、食蜂は出しません
ついでに言っておきますが
スクール、アイテム 、魔術師(土御門、インデックス、神裂、ステイル以外)、新約以降のキャラなどほとんどのキャラが出しません、というか自分の表現力では不可能です

それでもいいという人はよろしくお願いします

【第7学区のとある公園】

《数分前》

当麻「不幸だ…帰りに小萌先生に呼ばれたかと思ったら勘違いだったのに、上条ちゃん、そんなに補習したいんですかー?それなら明日しましょうねー♪って言われるなんて…くそっ、明日は土御門たちと遊ぶ予定だったのに!」

?「ちょ、ちょっとアンタ!」

当麻「っていうか明日は終業式だぞ?なんで上条さんだけ午後まで居残りしなきゃならないんでせうか?」ブツブツ

?「って、おーい、アンター、聞いてるー?」

当麻「アーッ!また淡希にぐちぐち言われるじゃねーか!」

?「って、聞けってつってんでしょうがー!!」ビリビリ

当麻「うわっ、な、なんだ…またビリビリか。いきなりビリビリするんじゃねーよビリビリ。」ハァー

御坂「だからっ、私には御坂美琴って名前があるって言ってんでしょうがーっ!」ビリビリ

当麻「うぉっ、危ねぇ、当たってたらただじゃ済まなかったぞ!」

御坂「ア、アンタが悪いんでしょうが!つーか、当たったってアンタなら平気でしょ?」イライラ

当麻「落ち着けビリビリ。俺はいいとして、周りの人たちに当たったらどうするんだよ。っていうか、上条さんに何の御用でせうか?」

周りの人たち「なんだ、なんだー?」
「能力者同士の喧嘩じゃね?」
「またかよ、最近この公園で喧嘩多くない?」

御坂「くっ、しょ、勝負よ!」

当麻「またでせうか?お前何時になったら勝負とやらは終わるんだ?それに、もうすぐ特売の時間だし、また今度な。」ジャーナー

御坂「ま、待ちなさい!」

淡希「風紀委員よ!待つのは貴女のほう、御坂美琴!」

当麻「あ?」

御坂「へ?」

白井「お待ちくださいですの!私と結標先輩の能力の差では私のほうが遅れるのは確実ですの!って、お姉様ーっ!通報され過ぎですのー!」ウガーッ

当麻「お、淡希、丁度いいところに。ビリビリから絡まれて困ってんだよ、助けてくれ。」

御坂「げっ、黒子!?結標さんまで…」

淡希「御坂美琴、貴女いい加減にしたらどう?何回通報されれば気が済むのかしら?大体、当麻にちょっかい出さないでくれるかしら。」

御坂「し、知らないわ!つーか、コイツにちょっかい出そうが出さないが結標さんには関係ないし!」

淡希「関係あるに決まっているでしょう?当麻は私のモノなのだから!」

当麻「え?上条さんは何時から淡希のモノになったんでせうか?」

御坂「モ、モノって何よ!?」

当麻「そうですか、無視ですか。」ブツブツ

白井「お姉様ー、私はお姉様のモノですのー!」



>>40
そのたびに補導されて、夜か翌日に釈放なんじゃね?仮にも第三位で学園都市の顔な訳だし。
所で黒子とかがいるのって177支部じゃなかったっけ?

御坂「うるさい、黒子っ!私は結標さんと話してるんだから、アンタもブツブツ言わないで黙ってなさい!」

当麻「う…不幸だ…」

淡希「貴女が当麻に指図するなんて、図々し過ぎるのにも程があるわ。それよりも今日こそは支部まで来てもらうわよ!いつもいつも逃げれるとは限らないわよ?」

御坂「ふん、そういって一度も捕まえたこともないくせに!まぁ、いいわ。今日のところは勘弁してあげる。ア、アンタ明日こそ勝負しなさいよ!」ダッ

淡希「待ちなさい!あの小娘逃げ足速すぎよ…白井さん、貴女が捕まえて来なさい!私は能力使えないから。」

白井「わかりましたの。それよりも結標先輩、ちゃんと支部まで戻るようにお願いしますの…」ジロー

淡希「あ、当たり前じゃない。何を言ってるのかしら?」ヨソミ

白井「ま、いいですの。私はお姉様を追いかけますので。(絶対戻りませんの。)それでは、上条さんごきげんよう。」ヒュン

当麻「おう!」

>>41
そうですね!思いっきり勘違いしてました

すいません、皆さん、脳内変換してくださいm(__)m

淡希「当麻、大丈夫?」

当麻「ああ、大丈夫。幻想殺しがなきゃ病院行きだったけど」ハァー

淡希「ただでさえ怪我多いんだから気を付けてよね?当麻が怪我する度に詩菜さんに連絡する私の気持ちわかってる?当麻は本当に…たグダクダ

当麻「あーっ!わかりました!上条さんが悪かったです。そ、それよりも淡希は風紀委員の仕事があるんだろ?」シライモイッテタシ

淡希「もー、当麻ったらいつも人の話をはぐらかして!え?風紀委員の仕事?」

当麻「そうだ。まだ残ってんだろ?今日は俺が夕食の当番だし、少しくらい遅くなってもかまわないしさ。」

淡希「…………決めたわ!」

当麻「何を?」

淡希「仕事は当麻の夕食作りを手伝うことよ!誰が何と言っても変わらないわ!」

当麻「おいっ!それでいいのかよ!?いつもそんな言い訳してねーか?」

淡希「気のせい、気のせい♪さ、特売に行って夕食作りましょう♪」ルンルン

当麻「まったく、はぁーっ、上条さんは知りません。支部で怒られても知らねーからな!」

淡希「大丈夫よ、当麻に捕まったって言えばなんとかなるし♪」

当麻「何ですと!?うぅっ、不幸だ…」

と言いつつも二人で並んでスーパーに向かう様子からは二人の仲の良さが伺える。二人の1日はこうして過ぎていく。

《その日の夜》

白井「黒子にはお姉様を捕まえるだなんて出来る訳がないですの。しかも、やはり結標先輩は戻ってきませんでしたわ。だからって何故黒子が変わりの仕事をしなければなりませんでしたのー!?ふ、不幸ですのーっ!!

とりあえずPart 1は終了です
日常編でした

次からはPart 2として
禁書目録編です

【御坂美琴】
常盤台中学2年
脳内は原作通り
当麻とは原作通り6月中旬に不良に絡まれているところで出会った
当麻とはすぐに勝負をしたがるが、いつも逃げられている(この話での、上条当麻は人のあしらいかたが上手い←淡希の説教のおかげ)
当麻に対して恋愛感情は持っていない(これからはまだ不明)
結標とは白井つながりで知り合った
厄介な相手と認識している


これからも不規則ですが、よろしくお願いします

脳内変換お願いします

>>26
現時刻7月19日→7月18日

【7月20日朝】

淡希「当麻ー、起きて!」

当麻「ぬあ?あ、淡希おはよー」ファー

淡希「当麻、今日から夏休みでしょ?風紀委員の仕事まで何処かに遊びに行かない?」

当麻「ん、ムリムリ。上条さんは昨日、終業式の後小萌先生によるマンツーマンの補習に加え、ビリビリに夜中まで追いかけられてボロボロですのことよ?」

淡希「またあの小娘かー!!今度会ったらただじゃ済まさないわ!」イライラ

当麻「落ち着けって!それよりご飯は?」

淡希「えーと、作ろうとしたんだけどね、冷蔵庫が止まってて食材は全滅よ?」

当麻「………な、なんですと!?ふ、不幸だ…」

プルルルルッ

二人が話していると、当麻の携帯に着信があった。

当麻「ん?こんな朝っぱらから誰だ?って小萌先生か、何かあったっけ?」ピッ

小萌「上条ちゃーん、バカだから補習ですー♪」

と、担任からのラブコール。

淡希「はぁ、今日は本当に無理みたいね、なら、また今度にするわ。それより当麻、今日は晴れみたいだから布団干しましょ?」

担任の声が意外と聞こえていたらしく、淡希はあっさり退く。

当麻「そうだな、久しぶりに干しますか。」ヨッコイセ

当麻はそんな淡希の指示に従い布団を持ち上げる。それを窓際に持っていき、器用に足で網戸を開けると、

当麻「?」

居た、確かにそれは存在していた。白い布団のようなものが。

当麻「はぁ!?」

と、当麻は思わず大声を挙げてしまう。当然、それは部屋の中で今日の朝食について考えていた淡希にも聞こえたわけで、

淡希「当麻?急に叫んでどうかしたの?」

と、言いながら淡希が近付いてくる。

当麻「い、いやー、布団干そうとしたんだけどさ、何故かもう干してあるんだけど…」

淡希「私そんなことしてないわ。あら、どうしてベランダに女の子が干してあるのかしら?」チラッ

淡希はチラッと見ただけでそれが女の子であることに気付く。

当麻「え?女の子?うわっ、マジでせうか?見間違いじゃないよな?つーか、どうすんだ!?」アワワ

淡希に言われてそれが布団ではなく、女の子であることに気づいた当麻はパニックになった。

淡希「落ち着いて、当麻!いろいろ突っ込みたいことはあるけどとりあえず話しかけてみましょ?」アワワ

そんな当麻につられて、淡希もパニックになる。

そんな二人の前でモゾモゾと女の子が動いた。

女の子「………おっ…」

二人「!?」ゴクリッ

女の子「……お……お」

何か言おうとする女の子に二人は息を呑む。

女の子「おなかへった。」グー

二人「……………………」

女の子「ごはん食べさせてくれるとうれしいな♪」

二人「…………はぁー!?」

と二人の叫び声が街中に響いた。

とりあえず今日はここまでです
今週からテストがあるので
1日に2、3レス進めていければ、と考えています


このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月06日 (木) 18:56:00   ID: Bk3KgUwF

これも失踪か…
やる気ないなら最初から書くなよ

2 :  SS好きの774さん   2015年06月03日 (水) 09:12:37   ID: kBpnIKWM

別に義務で書いているのではないのですし、文句いう筋合いではないのでは?  復活お待ちしております!

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