佐天「仮面ライダーになれる能力かぁ…」(103)

はよ

黒子「仮面ライダーになる能力」

佐天「はい」

初春「よくわからない能力ですね
具体的には何ができるんです?」

佐天「んー、変身したり、バイクに乗れたり…」

御坂「佐天さん無免許じゃん」

佐天「あ」

黒子「……お仕事ですの」

佐天「わっ!ちょっ!まっ!乗ってないですから!まだ!」

御坂「とりあえず変身してみせてよ」

佐天「何か恥ずかしいなぁ…」

変身>>16

RX

佐天「わっ!とと…」

御坂「へ~!なかなかいいじゃない!」

佐天「何かすごいパワーが湧いてきます…」

黒子「若干顔が怖いですの」

初春「強そうですね~そこいらへんの悪党で試してみます?」

佐天「えっと…」

御坂「やろやろ!」

初春「つまり、別次元から別の可能性の自分を喚び出す…能力ですか?」

佐天「そうそう。たしか『仮想演技(イマジンプレイヤー)』とかいうのなんだよね」

御坂「!?」

佐天「能力制御に仮面ライダーの変身ベルトを利用してるから、喚び出す私が変身ヒーローばっかりになっちゃうんだよね」

初春「なんで変身ベルトを?」

佐天「科学者さんに貰った」

ヤンキー「あぁん?姉ちゃん、こんなとこ歩いてちゃ危ないぜ?」

御坂「ほら、あれやっちゃって」

佐天「何の罪も無い一般人じゃないですか!」

御坂「うるさい!私は常に正しい!私を信じなさい!」

黒子「お姉さまは最高ですの」

ヤンキー「ゴチャゴチャいってんじゃねぇ!」ガッシャーン

幼女「きゃっ」

初春「ほら、おあつらえ向きですよ佐天さん!」

佐天「しょうがないなぁ…変身!」

佐天「えーと、あ、あんた!暴れるのは勝手だけど女の子を怪我させるなんて許さないんだから!」

ヤンキー「う、うわああああ!ば、化け物ー!!」

御坂「追いなさい」

佐天「え、でも…」

初春「やっちゃってください!」

黒子「ああいうのは徹底的にやっとくのが一番ですの」

佐天「はぁ…なんでこんなことに…
こらまてー!」

ヤンキー「た、助けてええええええええええ」

佐天「あ、あの…痛いことしないから、ね?」

ヤンキー「う、うそだああああ!!おかあさああああん!!」

佐天「うわぁ…」

ヤンキー「こ、こうなったら!レベル2の実力見せてやらぁ!!」

黒子「く、車が浮きましたの」

初春「重力操作ってところでしょうね」

御坂「佐天さーん!そんなの必殺技でやっちゃってー!」

佐天「必殺」

御坂「ベルトから光の杖を取り出して!」

黒子「お姉さま…?」

佐天「こ、こうですか…?」

御坂「突き刺せぇー!!」ヒャッハー

ヤンキー「うわあああ!!」ブンッ

佐天「こ、このお!」

ズガアアアアアン!!!
ドォン!!
バラバラバラ…

ヤンキー「あ、あひゃ、あひ…」

黒子「すごい破壊力ですの!」

御坂「かーっこいー!」

佐天「あ…ははは…は」変身解除

アンチスキルA「ただいま通報場所に到着しました」

アンチスキルB「これは君がやったのかい?」

佐天「へ?」

ガシャーン

初春「佐天さん捕まっちゃいましたねぇ」

黒子「短い付き合いでしたの」

御坂「佐天さんのこと、忘れないよ」

佐天「何とかしてくださいよ~…」

黒子「そうですわねぇ…ではこういう脱出法はどうでしょう?
>>42

タトバ

御坂「おい佐天!これを使え!!」ブンッ

ビシビシッ

佐天「い、痛い!何するんですか御坂さん!!」

御坂「ハッ!こんなザマじゃ無能力に逆戻りだな!
さっさとそれで変身しろ!」

黒子「お姉さまが何かに取り憑かれましたのー」

初春「何だか楽しそうですねー」

佐天「と、とりあえず変身すればいいのね…
あれ?でも私、1つのライダーにしか変身できないんじゃないんですか?」

御坂「とりあえずやってみたら?
もしかしたらできるかもしれないし」

佐天「はい」

タカ!トラ!バッタ!
タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バ!

御坂「カラフルねー、初春さんに負けてないよ」

初春「だから、何の話ですか?」

黒子「でもこれでどうやって脱出しますの?」

佐天「んーと…あ、腕に爪がついてる!」

御坂「よし!それで地面を掘って…」

佐天「コンクリートなんですけど…」

御坂「…………」

佐天「あ、でもこの仮面ライダー、何か目がよく見えます」

御坂「ふーん…」

佐天「えーと…あ、ここ崩れやすそう」カリカリカリ

初春「地道に爪で掘るなんて、地味ですね」

黒子「早く脱出してくださいまし
門限までもう時間がありませんの」

佐天「白井さん…」

佐天「はぁー、やっと脱出できたよ…」

黒子「じゃあ帰りますの」

初春「それじゃあ佐天さん、また明日」

佐天「はーい…」

御坂「気を付けてねー、ここいらへん変なの多いから」

黒子「あんな能力があるんですもの、心配要りませんわ」

ヤンキーA「へっへっへ…」

ヤンキーB「よう姉ちゃん」

佐天「マジかぁ…」

佐天「仕方無い、変身!」

佐天「あれ?」

ヤンキーA「変身!だってよ!バカかよ!」

佐天「じゃあ、えい!タカ!トラ!バッタ!」

佐天「………タトバ……」

ヤンキーB「何のおまじないかなぁ~?」

佐天「もしかして…一度なったライダーにはもうなれない!?」

ヤンキーB「ほら、こっちきなよ」

佐天「ちょっ…!」

佐天「こうなったら、いちかばちか別のライダーに!」


>>71

宇宙キター

佐天「宇宙キター!!」

ヤンキーA「う、うわあ!座薬お化けだ!」

佐天「ざ、座薬…」

ヤンキーB「おらぁ!」

佐天「え、えーと何かスイッチ」

ロケット オン

ヤンキーB「げふう!!」

佐天「わわわっ!止まらない!」

佐天「はぁ、びっくりした…」

ヤンキーA「死ねえ!」

ガトリング オン

ヤンキーA「ぶぶぶぶぶぶぶ」

佐天「……やっちゃったよ…」

佐天「それにしても何かこれ宇宙服みたいね」

佐天「ロケットとか付いてたし…」

佐天「も、もしかしてこれって、宇宙いけちゃう!?」

佐天「……まさかね~帰って寝よう」

佐天「でもこのライダー、これで終わりだよね…」

佐天「……………」

ロケット オン

佐天「す、すごーい!すごいすごい!夜景がきれーい!
本当にこのまま宇宙いけちゃうかも!!」

佐天「いっけえええ!!」

佐天「…………あ、あれ?」

佐天「限界?」

佐天「…………あ…」

佐天「ぎゃああああ!!!死ぬうううう!!!!」

御坂「まさか、佐天さんがね…」

黒子「やはり、転落死ということでしょうから自殺でしょうか…」

初春「佐天さんは…そんなことしません!きっと何者かの罠です!」

佐天さんどうなる?
>>97

ハイパークロックアップ

ハイパークロックアップ

佐天「ぎゃああああああ!!もうダメええええ!!!!」

ガシッ

佐天「え?誰!?」

死に佐天「」

佐天「ぎゃあああああああああ!!あたし死んでるうううう!!!このままじゃやっぱ死ぬんだああああ!!!」

佐天「まだ死ねないー!!」

パラシュート オン

佐天「はぁ…はぁ…良かった…死に物狂いになれて…」

死に佐天「」プラーン

佐天「どうしよう…あたしの死体…」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom