恵美「ちょっと魔王?聞いてるの?」真奥「うっせえ、酔っ払い」(74)

真奥「ふふふふふ。まだ足りない。その程度では俺は満足せんぞ」

真奥「そうだ。もっともっと血肉を絞り出すがいい」

真奥「いいぞいいぞ。いい感じだ…ふふふふふ、はははははは、あはははははははは!」

真奥「ってルシフェル!勝手に食べるな!」

漆原「僕は火でちょっぴりあぶる程度がいいの」

芦屋「貴様!魔王様の肉を取るとはいい度胸をしているな!」

漆原「だって真奥ってば、喋ってばかりで全然食べないじゃん」

芦屋「だから、『様』をつけろと何度言えばわかるんだ!」

漆原「あっ、海老も焼けてるよ」

真奥「何だと!?」

鈴乃「まったく男性陣はうるさい」

恵美「本当ね。せっかく魔王城の庭でバーベキューって言うのに、静かに食べられないのかしら?」

千穂「でも、男の子は元気が一番って言いますし」

恵美「確かに精神年齢は『男の子』ね」」

鈴乃「そうだな」


千穂「え、えーと…」

千穂「あれ?鈴乃さんは何を飲んでるんですか?」

鈴乃「ん?日本酒だ」

恵美「へぇ~。お酒って美味しいんですか?」

鈴乃「ああ。自分に合うお酒を見つける事ができれば、この世で一番美味しい飲み物となる」

鈴乃「」グビグビ

鈴乃「ふぅ…」

鈴乃「しかも、少しの間だけだが嫌な事を全部忘れられるしな」


千穂「そ、そうなんですね」

恵美「ベルも疲れてるのね…」

千穂「『も』?」

恵美「う、ううん。何でもないの」

千穂「?」

真奥「おう。お前ら食ってるか!?」

ドンッ

千穂「わっわっわっ。たくさんのお肉!」

千穂「わざわざ持ってきてくれて、ありがとうございます!」

真奥「気にすんなって。今回の食材はちーちゃんがほとんど用意してくれたんだからさ」

千穂「お母さんが真奥さん達が夏バテしないようにって」

真奥「じゃあ、今度お礼を言いにいかないとな」

千穂「そんな、気にしないでください!」

恵美「私とベルも用意したんだけどね」

鈴乃「まったくだ」

 
………………………………………………………


芦屋「はっ!!」

鈴乃「やあっ!!」

ジュージュー

真奥「おお!すげー!」

漆原「やっぱり、バーベキューの締めは焼きそばだよね」

千穂「うっ…でも、私食べれそうにないです」

恵美「私はせっかくだから一口だけ」

真奥「なんなら持って帰れ。今日はタッパも用意したからな」

千穂「ありがとうございます!鈴乃さんと芦屋さんの焼きそば食べたかったんで!頂きます!」

恵美「…準備いいわね」


真奥「そういう細めな配慮も、上の者の役目だからな!」

恵美「細めな配慮ができる魔王って…」

真奥「ははははは。そう褒めるなって」

恵美「はぁー…」

 
………………………………………………………



芦屋「アルシエル!一発芸いっきまーす!大家さんを見たときの顔ーーー」


芦屋「゚д゚」


漆原「はははははは。いいぞもっとやれー」

鈴乃「ふんっ。私の方がもっとすごい事を…」

千穂「皆さん、ちょっと飲み過ぎじゃないですか?」

真奥「ったく…」

恵美「あら?機嫌よさそうね?」

真奥「ああ。こんな楽しい毎日が続けば…って思ってしまったんだよ」

恵美「へぇ~。悪魔を統べる魔王がね」

真奥「ふっ、今は悪魔だけだが、エンテ・イスラもこの世界も全部俺が征服してやるよ」

恵美「ふふふふ。じゃあ私は全力でそれを邪魔してあげるわ」

真奥「おう。全力で来いよ。なにせ俺はすごいんだからな」


恵美「…まったくあなたまで酔ってどうするのよ…」

真奥「俺が酒ごときに酔うわけないだろ?」


恵美「素直すぎるのよ」

真奥「そうか?今のお前の方がもっと素直だと思うが?」

恵美「バーカ。あなたに合わせてあげてるだけよ」

真奥「ったく…なんでそんな笑顔してんだよ」

恵美「へ?」

真奥「だから、何でそんな嬉しそうなんだよ」

恵美「え?あっ、別に聞こえてなかったわけじゃなくて、私ってそんなに笑顔だったかしら?」

真奥「ああ。それはすごく…ニコニコして…可愛」

千穂「ドーーーーーーーン」


真奥「ちーちゃん!?」

恵美「千穂ちゃん!?」

千穂「何で二人でいい雰囲気なんですか!真奥さん!私ともっとお喋りしてくださいよ!」ポロポロ

真奥「え?ちーちゃん…泣いてる!?…ま、まさか…」

恵美「酔ってる!?」

千穂「真奥さんともっといい雰囲気になったりするかなーって、ちょっぴり以上に期待してたんですよ!」

千穂「それなのに、真奥さんはみんなに優しくて…うぅ…優しいのはいい所なんでけど」

千穂「もっともっと私にだけ優しくしてくださいーーー」

千穂「うわぁぁん」ポロポロ

真奥「千穂ちゃん!?」


ギュウウウ


千穂「え?」

恵美「いいのよ。泣きたい時はたくさん泣いた方がいいわ」

千穂「遊佐さん…」

恵美「私の胸でいいなら、たくさん貸してあげるわ」

千穂「遊佐さあぁぁぁぁぁぁぁん」

恵美「ふっ」



真奥「うげぇ…あいつ酒に酔って、さらに自分に酔ってやがる…」

鈴乃「おい!魔王!二階で飲み直すぞ!」

真奥「そうだな。こんな時間にこれ以上騒ぐと近所迷惑だし…片付けすっか」

芦屋「それには及びません。もう全て片づけてあります」

真奥「おぉ!もう片付けたのか!?さすが芦屋!」

芦屋「はい。私の案により、クレスティアが全てを粉々に壊してくれました」

真奥「そうか壊して…………なんだと!?」

芦屋「そう!全ては私の案なんです!どうかお褒め下さい!このアルシエル、魔王様の激励のお言葉だけで後1500年は戦えます!」

真奥「おい…バーベキューセットは…?」

漆原「うん、すごかったよ。ベルがさー、もうドカーンって」

鈴乃「ふんっ。私の手にかかればあんな鉄の塊ごとき、砂のようにサラサラにできる!」

真奥「おい、あれ…貸し出し用だぞ…どうするんだ?」

漆原「仕方ないなー。僕が弁償するよ。はいカード」

真奥「それは俺のカードだ!」

鈴乃「ふんっ。男が細かい事をちまちまと…」

芦屋「魔王様あああああああ。どうかお褒めを!お褒めのお言葉をおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

真奥「うっせえええええええええ!酔っ払い共があああああああああ!!!」

 
…………………………………………………


真奥「はぁ~。酔っ払ったちーちゃんを家まで送ったけど…」

真奥「ちーちゃんのお母さん何も言わなかった。たぶん怒ってたよな…」

真奥「後日、また謝りに行こう」


ガララララ


真奥「おう。帰ったぞ」


ギュウウウ


真奥「うおっ!?」

恵美「お帰りなさい…あなた」

真奥「恵美!?な、何で急に抱きついて!?」

恵美「ご飯にする?お風呂?それとも、わ・た・し?」

真奥「お、おおおおおおお前!?なにを言ってるんだあああぁ!?

恵美「ふんっ!」

ゴスッ


真奥「おおおおおう、腹を…殴るな…ぐふっ」

鈴乃「ははははは。『ぐふっ』だと『ぐふっ』…はははははは」

恵美「なんで顔を真っ赤にしてるのよ!?」

恵美「察しなさいよ!!!罰ゲームよ罰ゲーム!」

漆原「遊佐も顔が真っ赤だよー」

恵美「ああああああああぁぁぁっ!?」

漆原「い、いえ。ごめんなさい」

真奥「お前も酔いすぎだろ…罰ゲームとは言え、こんな事するなんて…」

恵美「ふんっ。空気を読んだのよ。空気を」


真奥「あーはいはい。あれ?芦屋は?」

漆原「はーい。トイレからこんにちはー」

ガラッ

芦屋「魔王様ー…むにゃむにゃ」

真奥「お、おい!アルシエル!?便器を抱いて寝るな!便器を抱いて!」

芦屋「はいー。魔王様のご命令ならば、日雇いだろうが、靴磨きだろうがー、歯磨きだろうがー」

真奥「仕方ない…押し入れの中に入れてやるか…」

鈴乃「悪魔のくせに優しいなぁ~」

漆原「真奥は芦屋一筋だもんねーぴゅーぴゅー」

恵美「何よ!私には優しくない癖に」


真奥「茶化すな酔っ払い共」

 
…………………………………………………


真奥「ふー。ようやく芦屋を押し入れにいれたぞ」

真奥「じゃあ、仕切り直しだ!俺にも酒を入れろ!」

恵美「あぁ!?なんで私に命令してるのよ!?」

真奥「お前には言ってない。漆原!」


鈴乃「くー」
漆原「ぐー」


真奥「…寝てやがる」

恵美「しかも肩を寄り添ってね…写メを撮っておきましょうか?明日ベルが発狂しそうだけど」

真奥「いや、止めておけ」

恵美「やっぱり、カシスオレンジは美味しいわぁ~」

恵美「」グビグビ

恵美「ぷはー」

真奥「おい、未成年。何で普通に飲んでる?」

恵美「あぁ!?戸籍では成年ですけど?何か文句あるぅ!!?」

真奥「いや、お前がいいならいいんだ」


真奥「俺は…ふふふふふ。奮発して買ったテキーラ!」

恵美「なにそれ?」

真奥「ああ!度数が40度ある!魔王が飲むのにふさわしい酒だ!」

恵美「うええ。それ本当に飲み物?匂いが酷い…」

真奥「巷では割って飲むらしいが…そんなの邪道だ。俺はこのまま行く!」

恵美「へぇ~」

真奥「さあ飲むぞ!」

恵美「はいはい。勝手に飲みなさいよ」

真奥「」グビグビ

真奥「」

恵美「どう?美味しいの?」

真奥「~~~~~~~~っ!?」


恵美「ぷっ…あははははは。変な顔!最高ねあなた!」

真奥「う、うめぇ…うまい」

恵美「ふふふ。とても渋い顔してるわよ?」

真奥「うっせえ。まぁ、一度に飲むのは勿体ないから、冷蔵庫に入れておこう」

恵美「はいはい。強がりね」

真奥「ぐっ…俺は鈴乃の日本酒を貰うか」

 
…………………………………………………

真奥「それでさー芦屋が…」

恵美「へぇ~」


……………


真奥「…で、漆原が」

恵美「うんうん。それで?」


……………


真奥「…って、なって芦屋が…」

恵美「あははは。そうなんだ」

真奥「…」

恵美「…」


真奥(な、な!?)

真奥「おい、恵美?」

恵美「ん?なに?」


真奥「何で俺の隣にいる?」

恵美「仕方ないじゃない。魔王城は狭いし、ベルとルシフェルは寝てるし」

真奥「いや、そうだな。わりぃ」

恵美「ん。わかればよろしい」

真奥「…で、さ?」

恵美「なぁにぃ?」

真奥「何で俺に…その…スリスリしてるんだ?」

恵美「え?ああ。頬が痒くて、仕方ないからあなたの肩でかいてるの」

真奥「そうか…」

恵美「ええ」


真奥「…」

恵美「~♪」スリスリ

真奥「機嫌良さそうだな」

恵美「お酒飲んで機嫌悪くなるバカはいないわ」

真奥「そうだな」

恵美「ええ」



真奥「…」

恵美「~♪」スリスリ

真奥「恵美ってお酒、よく飲むのか?」

恵美「ねえ…エミリアって呼んで?」

真奥「え?」

恵美「本名で呼んでよ。本名がいいの」

真奥「あ、ああ。エミリア?」

恵美「なーに?」


真奥「っ!?」

真奥(こ、こいつ、何か子猫みたいに目をウルウルさせて…)

恵美「あっ、目線外した…何よ。そんなに私の事が嫌いなの?」

真奥「へ?」

恵美「ふんっ。どうせあなたにはあんなに可愛くて、その…大きい女子高生さんがいますもんねー」

真奥「…おい。ちーちゃんは関係ないだろう?」

恵美「ふーん。本当に?」

真奥「ああ。今は関係ない。信じろ」

恵美「えへへ~。魔王が言うなら信じる~」ニコッ


真奥「っ!?」

真奥(…………………や、ヤバい。こいつ…可愛い…?)

真奥(わ、話題!話題を変えるぞ!)

真奥「あ、あのそのだな。お酒よく飲むのか?」

恵美「誰が?」

真奥「…エミリアがだよ」

恵美「そうね。そんなには飲まないかな。たまに同僚の梨香に誘われるくらいで…」

真奥「そうなのか…」

恵美「うん、そうなの。…ねえ、もっと知りたい事ない?」

真奥「へ?」

恵美「私の事でもっと知りたい事ないの?」



真奥(ヤバイ、こいつヤバイ…酔っ払いすぎだ!)

鈴乃「」クー
漆原「」グー


真奥(そうだ!もう寝よう!こうなったら強制的に終わらせてやる!)

真奥「ふわぁ~。眠い…俺眠くなった」

恵美「…………」

真奥「俺寝るわ。じゃあ、お前も適当に寝ろよ」

恵美「…意気地なし」

真奥「うっせえ!おやすみ!」


真奥「ぐー」


恵美「寝たの?」

真奥「ぐーぐー」

恵美「…今日の私はどうかしてるわ…あんな事をこいつに言うなんて…」

真奥「ぐー」

恵美「お酒の飲みすぎね。酔っ払ったせいで………絶対にそれだけよ」

真奥「ぐー」

恵美「仕方ない私も寝ようっと。寝て全部忘れた方がいいわ」

真奥「ぐーぐー」

恵美「シラフの時に今日の事を思い出したら自殺するかも…はぁ~」

真奥「ぐー」

恵美「…」

真奥「…」

恵美「だから、最後にもう一回だけいいわよね?」

真奥「ぐー?」


ドーン


真奥「ぐっ!?」

恵美「えへへ~。こいつの胸の中で寝ちゃおう~。えへへ~。あったかーい」

真奥「…」

恵美「えへえへ。おやすみなさい」スリスリ

真奥「…」

恵美「…」


恵美「」クー

真奥「…」


真奥「…眠れねー」

 
…………………………………………………………………………


恵美「死ねえええええええええええええええええ!!!!」

真奥「痛ってえええええええええ!なんだ敵か!?敵襲か!?」

恵美「な、なんで、あんたが私に抱きついて寝てるのよ!?」

真奥「え?は?何を言ってるんだよ!お前が抱きついてきたんだろうが!」

恵美「あぁ!?そんな事あるわけないでしょうが!」


鈴乃「うぅ…なんなんだ…頭が割れそうだ」

漆原「もう朝?もうちょっと静かに起こしてよ」

芦屋「ぐおおおおお!頭が頭が!んん!?ここはどこだ!?真っ暗だと!?勇者の襲撃か!?」

漆原「芦屋、おちついて。そこは押し入れの中」

恵美「あなた…寝ている私に手をだそうとしたわね!?」

真奥「違う!寝ている俺にお前が手を出そうとしたんだよ!」

恵美「そんなわけあるか!死ねえええええええええええええ!」

真奥「もう、何なんだよお前は!!」


真奥「俺の事が好きなのか、嫌いなのか、はっきりしろーーー!」

恵美「なななななななななななななな!?」

真奥「あっ…すまん。今のは失言だ」

恵美「私とあなたは勇者と魔王で!そんな関係じゃない!」

真奥「そ、そうだよな」

恵美「それに昨夜の事は何の関係もない!あんなの酒の場の話!」

真奥「…え?」

恵美「あっ…」


真奥「お前…まさか…覚えて?」

恵美「ああああああああぅぅぅぅぅ」

恵美「そもそもあれは間違いで!」

恵美「私があなたの事なんて好きなわけあるわけわけわけないし?」

恵美「だから、勇者と魔王で…もうっ!とにかく関係ないの!わかった?」


真奥「ああ…その…なんだ…」

真奥「俺もお前の事、嫌いなわけじゃないんだぞ?」

恵美「ああああああああああああああああああああああああああああああ!」


恵美「…………………………………………………………」


真奥「…あれ?静かになりやがった…」

真奥「お、おーい、恵美さーん?エミリアー?」

恵美「死ぬ」

真奥「は?」

恵美「死んでやるーーーーーーーーー!!!」


真奥「お、おい!止めろ死ぬな!死ぬなって!」

恵美「じゃ、じゃあ、あなたが死ぬ?」

真奥「いや、俺はまだ死にたくない!」

恵美「じゃあどうすればいいのよ!」

真奥「はぁ~。ったく昨日言っただろうが…」

恵美「…」

真奥「俺がエンテ・イスラもこの世界も全部征服してやるって」

恵美「…だから、私はその邪魔をする」

真奥「ああ、だから死ぬな。俺の最大の壁になりやがれ」

真奥「そして、俺が絶対にお前を倒す日まで、絶対に死ぬな」

恵美「当たり前でしょう!あなたは私が倒すのよ!あなたこそ絶対に誰にも負けない事!」


真奥「ああ。これで俺達無敵だな」

恵美「へ?」

真奥「俺はお前以外には倒されない。お前は俺以外には倒されない。これは絶対な約束だ」

恵美「…悪魔が約束?何を言ってるのよ」


真奥「あっ、お前知らないのか?悪魔の契約は絶対なんだぞ?」

恵美「あーはいはい。わかったわよ。契約でも何でもやってやるわ!」


恵美「だから、あなたは絶対に負けない事!いいわね」

真奥「そう何度も言うなって。わかったわかった」



鈴乃「なんなんだ、これは?」

漆原「さあ?」

芦屋「頭が…痛い」

真奥「あっ、バイトの時間だ」

恵美「私も家に帰って着替えて出勤しないと」


芦屋「まおうさま…行ってらっしゃいませ」

真奥「おう。行ってくる。芦屋、あまり無理するなよ」

芦屋「うぅぅぅ。勿体なきお言葉」ポロポロ

漆原「うわぁ。マジ泣きしてるよ」


…………………………


恵美「じゃあ、私はこっちだから」

真奥「ああ、じゃあな」

真奥「あっ、おい!恵美!」

恵美「何?」

真奥「昨日は楽しかった。またみんなで飯を食おうな」

恵美「そうね」




恵美(私…今…一瞬だけ笑顔になっちゃった…)

恵美(なんでかしら…)

恵美(でも、真奥じゃないけど、こんな毎日が続けばいいわね)


恵美「よし!頑張って働くわよ!」






       終わり

これにて終わりになります。
支援&見てくれてありがとうございました!

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