男「青道高校いって甲子園めざす」 (8)

幼馴染「ねー、男」

男「なんだい幼馴染」

幼馴染「私を甲子園連れてけー」

男「いいけど」

幼馴染「やった!」

男「甲子園いくなら稲実だな。お前受かりそう?」

幼馴染「一般じゃ無理!青道いこうよ。名門だし、家から近いじゃん」

男「青道か……いいかもな、打線強いし。よし、青道いって甲子園めざすぞ!!」

幼馴染「おー!」

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ポジション>>3

ピッチャー

合格発表の日

幼馴染「そろそろじゃない?」

男「ネットで合否を確認できるっていい時代だよな」

幼馴染「うん。楽でいいよね」

男「あ、俺の番号あった。お前何番だっけ?」

幼馴染「1969」

男「1969……1969……あれ?」

幼馴染「どうしたの?」

男「いや、ないんだけど」

幼馴染「……え?な、なにが?男の髪のことかな?」

男「これ坊主だから。おしゃれ坊主だから。決してハゲではないから」

幼馴染「じゃ、じゃあ……」

男「ないのは幼馴染の番号。落ちてるわ、お前」

幼馴染「!!!」

男「どうすんだよ、幼馴染がいないとか大松転倒じゃねーか」

幼馴染「う、嘘だよね?からかってるんでしょ?」

男「まぁ、そうだね」

幼馴染「そんなぁ……私どうしたら…………え?」

男「……ぷっ」

幼馴染「……嘘、なの?」

男「ああ。ちゃんと受かってるよ。おめでとう」

幼馴染「や、やったああああああああああああ!!!と同時にドーン!!!!」ゴスッ

男「ぐああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?」

幼馴染「もう、男のあんぽんたん!!本当に落ちたと思ったじゃん!!」

男「おや?みぎうでのようすが……」

幼馴染「? どうしたの?」

男「右腕が動かぬ」

幼馴染「え?ちょっと叩いただけじゃん。そんなに痛かった?」

男「動かぬ」

幼馴染「……男って右投げだっけ?」

男「右投げの投手ですがなにか?」

幼馴染「」

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