妹友「お兄さん…んっ…こんなの…駄目です……」(519)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 

 
 
  
 
 
空白かとおもうじゃん?

続き書くから待ってろ

あやせスレ

兄「そんな事言っても妹友ちゃんの腰、止まってないじゃん」パンパンパン

妹友「んっ…これは…ぁ…違います…体が…んっ…勝手にっ!」

兄「妹友ちゃんのそういう所、俺好きだよ」チュッ

妹友「ふぁぁ…///」

兄「っと、そろそろ妹も戻ってくるだろうし終わろっか」

妹友「だ…駄目ですっ…!誘ったからには最後までやってください…///」

兄「もう…仕方ないな…///」パンパンパンパン

妹友「ひゃっ!…い、良いですっ!…んっ!…すごく良いですお兄さんっ!!」

兄「あ…ああ、そろそろ出るっ!…抜くから待ってね…」

妹友「駄目ですっ…!最後までやってくれるって言ったじゃないですか///」ガシッ

兄「ああああ!!!」ドピュウウ

妹友「んんっ!いっぱいでてます………」

妹「大好きですよ…お兄さん…」

兄「………」

兄「俺も大好きだよ、妹友ちゃん…」

ガチャ

妹「ただいま~、お兄ちゃん!」

兄「おっ!お帰り~」

妹「あっ、妹友ちゃん来てたんだ!来るなら言ってよ~急いで帰ったのに~」

妹友「ううん、いいよ、それだと妹ちゃんに迷惑かかっちゃうし」ニコ

妹「ん、そっか…妹友ちゃんは本当優しいね~」

妹友「そんな事ないよ~」

妹「じゃっ!行こうか妹友ちゃんっ!」

妹友「うん!」

妹友「ではまた…お兄さん♪」ボソッ

兄「ああ…またな」

妹「でねっ!妹友ちゃんっ!」

妹友(……射精する時のお兄さん、可愛かったなぁ……)ボー

妹「妹友ちゃん?」

妹友「…っ!う、うん!?」

妹「どうしたの?ボーッとしてたよ?」

妹友「あ…ああ、ちょっと考え事してただけ」

妹「そっか!そういえば私次のテスト心配だな~」

妹「勉強教えてよ!」

妹友「うん、いいよ~」

妹「ありがとう!心の友よ~!!」

コンコン
「お兄ちゃん!入っていい~?」

兄「ん~、いいぞー」

ガチャ

妹「お兄ちゃん漫画貸してー!!」

兄「ん、好きなのとってけー、一回読んだ奴は全然読まないからお前が読んでくれた方が助かる」

妹「んー、じゃあコレ借りるねー」

兄「分かった、じゃあ読んでこいー」

妹「んー!…あっ…お兄ちゃん」

兄「ん?」

妹「んっ」チュッ

兄「んむ!?」

妹「じゃあねー」

バタン

兄「………」

兄「……な、なんだったんだよ…今の…」

兄「妹の唇……」

兄「………」ボー

兄「いかんいかん!」

兄「俺には妹友ちゃんが居て……だから……」

兄「もうめんどくさいっ!寝るっ!!!」
___________


兄「ふぁぁぁっ……」

友「どうしたんだよ兄、いつもは眠そうにしてないのに」

兄「いや…昨日寝過ぎただけだ……」

友「そうかい」

兄「……ああ、眠い……」

友「そのうち慣れるから我慢しろよ」

兄「いや、無理だ、俺は寝る」

ブウウウウ、ブウウウウ

友「携帯鳴ってるぞー」

兄「っ!」

件名:なし

お兄さん、今日も遊びに行っていいですか?
昨日からずっと気持ちが収まらなくて……

友「なんだよ、彼女からか?」

兄「そっ!そんなんじゃねえよ!」

友「まあそうだよなー、今まで何度も告白されてたのにことある事に断ってたもんな」

友「そら彼女なんてできてるはずが……いや、できてるから断ってるのか?」

友「おい!どうなんだよ!!」

兄「………」

兄「知らん!寝る!!」

友「にげんな、コラ!!」

妹友「オッケーしてくれて嬉しいです、お兄さん」

兄「まぁ、俺もちょっともやもやした事があるから丁度良いと思ってね」

妹友「そうですか、じゃあまずは何からしますか?」

兄「んー……」

兄「たまにはさ、エッチから離れてみない?」

兄「体だけの関係は好きじゃないからさ…初心に帰って、ね?」

妹友「ふふ、それも良いかもしれませんね、お兄さん」ニコ

妹友「何しましょうか?」

兄「ゲームとかってできる?」

妹友「あんまりやった事ないですね……」

兄「じゃあ教えるよ!さ、やろうやろう!」

>>8で既に妹出てきてるけどスルー?

>>28
しまった、ミス
妹友に変換しといてください

兄「ここはこうして…」

妹友(お兄さんの体、温かいなぁ…///)

兄「こうすれば、ね?簡単に進めるでしょ?」

妹友「あ、本当ですね!なかなかゲームも頭使うんですね~」

兄「うん、でもあんまり謎を解きながら進むゲームって俺好きじゃないんだよね」

妹友「なんでですか?」

兄「頭痛くなるし、全然強くならない、なんかやってる意味が分かんないんだよね」

兄「やっぱRPGとかだったらレベル上げる分後半楽できるような単純なゲームが好きだな」

妹友「じゃあなんでこのゲームは謎解き要素がはいってるんですか?」

兄「RPGとかだと1人用だからパーティ用には向いてないんだよ」

兄「それにこのゲーム、めんどくさくなって放置してた奴だしね」

兄「休日とかだったら、デートに誘ってたんだけどなぁ…」

兄「平日だとやっぱこういうゲームでしか遊べないんだよなぁ……」

妹友「でも私は好きですよ、こういうの」

兄「え?本当に?」

妹友「好きな人とだったらなんでも楽しいですよ、普通///」

兄「ははは、嬉しい事言ってくれるね!お世辞はいいんだよ?」

妹友「ふふ、本当の事ですもん」

ガチャ

妹「ただいま~」

兄(なっ!早いっ!なんでだ、普通はこの時間には帰ってこないのにっ!)

妹「あれ?女の子の靴があるよ?誰かいれてるのお兄ちゃんー?」

兄(リビングにしかテレビがないってどういう事だよ母さん!)

兄(どうしよう……考えろ俺、考えろ……)

妹「お兄ちゃんー?」

兄「う、うんー?」

妹「誰がいるのー?彼女ー?」

兄(あ…でも待てよ……これ、わざわざ隠す必要あるのか…?)

兄(ないよな…別に妹と肉体的な関係をしてる訳でもないし)

兄(むしろ、男と女の付き合いとしては健全だよな)

兄「ああー、紹介してなかったなー、来いよー妹ー」

妹友「ちょ…ちょっと、お兄さん?」コソコソ

兄「大丈夫、ここは俺に任せろ」

妹「彼女って誰ー?」

妹友「あ…あはは」

妹「………」

兄「まぁ…こういう訳だ」

兄「詳しい説明はしなくてもいいよな?」

妹「んー、大体分かった」

兄「あんまし驚かないんだな」

妹「まぁそんな気はしてたし」

妹「私と遊ぶのに私に何も言わず急いで私の家に行くのはおかしいなーと思ってた」

妹友「そ、そうだったんだ…」

妹「でも、妹友ちゃんだったら全然大丈夫だよ~」

妹「お兄ちゃん、どっか抜けてる所があるから丁度良いと思う」

妹「仲良くしてあげてね」ニコ

妹友「私…妹ちゃんの事騙してたのに…いいの?」

妹「うん!全然良いよ!気にしないでよ!」

妹友「ありがとう……」

妹「ふふ、私と妹友ちゃんの仲じゃないかー!」

妹「ん、それじゃ邪魔になっちゃいけないから私は部屋に行くねー」

兄「あ…ああ」

妹「それじゃーねー」

兄「………」

妹友「………」

兄「大分あっさりしてたな…アイツ」

妹友「そうですね、妹ちゃん…根は優しい子ですからどこかで悲しんでるんじゃないんでしょうか」

兄「いや、ブラコンじゃないんだからそれは無いんじゃないの?」

妹友「妹ちゃんに彼氏ができたらお兄さんちょっと寂しいでしょ?」

兄「うん…それは…まあ…」

妹友「それと同じですよ…そんな物だと思います…」

兄「そっか……」

妹友「じゃ、妹ちゃんの気持ちを受け取って!」

妹友「今日はいっぱい遊んじゃいましょうか!
        お兄さん♪」

______________

自室
兄「………」ペラ

兄「妹も悲しんでんのかなー……」ペラ

兄「そんな風には見え」

ガチャ

妹「失礼しまーす!」

兄「お、おう、どうした?」

妹「お兄ちゃん、キスしよっか」

妹「今度はちゃんと…大人のキスだよ」

兄「お前何言っt……んむっ!」

妹「はむっ…んちゅ…んっ……」

兄「なっ…やめ…ん……ろ……」

妹「どうして?」

兄「俺達は兄妹だろ!こんな事はしちゃいけないんだ…」

妹「その妹の友達とは普通にエッチしたのに?」

兄「なっ…なんで知ってるんだよ……」

妹「お兄ちゃん達のエッチが終わるまで家に入らないのって本当退屈だったなー」

妹「声ダダ漏れだったし、逆にバレテナイってのがおかしいとなんで気づかないの?」

妹「まあ表で知った事になったし…これからは普通に家に入れるんだけどね」

兄「……俺と妹友ちゃんの関係、応援してくれるんじゃなかったのかよ……」

妹「ん?そんな事は一言も言ってないよ?ただ、一瞬、お兄ちゃんが私の元から離れただけでしょ?」

妹「奪われたら奪い返せばいいじゃん……でもお兄ちゃん、妹友ちゃんが好きなんでしょ?」

兄「あ…ああ!」

妹「だったら問題ないよねー」ニコニコ

兄「……の、望むところだ!」

妹「お兄ちゃん、ちゃんと立場理解してる…?」

妹「妹友ちゃんとは学校終了後の数時間しか遊べない」

妹「でも私はお兄ちゃんが帰ってからずっと遊べるんだよ?」

妹「どれくらい耐えられるか見物だなー」

すいません…寝ます
保守してくれたら嬉しいです!
トリは残して置くので、残ってたら書くつもりです
本当すいません!
おやすみなさいー!

兄「耐えられるって何だよ……」

妹「さぁ? あ、それじゃね、お兄ちゃん?」


兄「……妹友ちゃんとの関係はあくまでも否定しないのか」

兄「何か考えがあるのか、それとも……」

――

翌日

妹友「……」

妹「おはよ!」

妹友「あ、い、妹ちゃん……」

妹「うん? どうかした?」

妹友「あ、えっと、その……」

妹「お兄ちゃんのこと?」

妹友「あ……うん」

妹「もしかして、私のこと気遣ってくれてる?」

妹友「……妹ちゃん、お兄さんのこと好きでしょ?」

妹「うん、好きだよ」

妹友「……それって、お兄さんとして?」

妹「さぁ? でも、ずーっと同じくらい好きでいたんだ。それは今も変わらない」

妹友「それなのに私たちのこと認めてくれるの?」

妹「うーん、まあ普通は変だよね。好きって言ってるのに、黙って譲るなんて」

妹「でも安心して? 普通に私たち、兄妹だから。そういう風に割り切った、っていうかさ」

妹友「そっか……」

妹「でもそのかわり! ちゃんと面倒見てあげて?」

妹友「う、うん! もちろん! て言っても、私の方こそ面倒みてもらう感じになっちゃうけどね」

妹「あはは、お兄ちゃん妹友ちゃんの前じゃそんなかっこつけてるんだ」

妹友「ううん、普通だよ? だから私も……ってごめん! 私ちょっと先生に呼ばれてるから!」


妹「あ、うん! またね! そっか、妹友ちゃんの前じゃ普通にかっこいいんだー」

妹「……へー」

――
兄「……はぁ」

兄(妹の言葉がたまに頭をよぎる……それに、あのキスも)

兄(……あいつがそんな風に想ってたなんて)

兄「考えるの疲れた……寝よ」

友「おっと、今日はそうはさせねぇぜ」

兄「……お前か」

友「お前かとはなんだ、そういうお前こそなんだ」

兄「いや、お前が話しかけてきたんだろ」

友「そんなことより、ため息なんてどうしちゃったんだよ。あれか、どうせ女で悩んでるんだろ?」

兄「……」

友「え? マジ? なんだよその贅沢な悩み」

兄「なぁ、お前って姉ちゃんいたよな」

友「え? あー、いるけどそれがどうしたんだよ」

兄「姉ちゃんと、キスできるか?」

友「ぶっ!!」

兄「うわ、きったね!」

友「お前いきなり何言い出すんだよ!!」

兄「だから例えばだろ!! どうなんだよ」

友「いや、どうって……どう考えても、無理……いや、絶対無理だわ」

兄「やっぱそういうもんだよなぁ」

友「……なんだよ」

兄「いや、なんでもない」

友「なんだよ、そんな気持ち悪い質問だけしといて」

兄「うるさい! 参考にはしといてやるから、しばらく放っておいてくれ!」

友「お、おい兄!」

――

自宅

兄(だめだ、頭がボーっとして……)

兄(……妹友ちゃんでも呼んで)

トントン

兄「うおっ!?」ビクッ

妹「お兄ちゃーん、入るよ?」

兄「い、い、妹!? あ、いや、えっと」

妹「この前借りた漫画、返しに来たー」

兄「あ、えっと……そ、そうだよな! うん、そうだ。サンキュー、そこ置いといてくれ」

妹「この辺でいい?」スッ

兄「おわっ……」

兄(い、いきなり妹との距離が……)

妹「どうかした?」

兄「……い、いやなんでもない。できればそっちの方に頼む」

妹「あ、わかった」

兄「……」

兄(なるほど、こいつはこうやって俺を誘惑しようとしてるわけだな……だがそんな手には……)

妹「……」スッ

兄「え? ちょ、妹……!!」


妹「――キス、されると思った?」

兄「……え?」

妹「今ののけぞり方、完璧によけようとしたでしょ」

兄「そ、そういうわけじゃ」

妹「私のこと、嫌い?」

兄「そりゃ、嫌いじゃないさ。ただ、やっぱり、さ……」

妹「……兄妹でこういうことは、よくない?」

兄「……あぁ」

妹「んーまあ、そう言われればそうだよね。きっとお母さんたちにもちゃんとは認めてもらえないだろうし」

妹「でも、ちょっと揺らいでた」

兄「……何がだよ」

妹「のけぞったけど倒れるまで逃げなかったし、私の事見てたもんね、お兄ちゃん」

兄「そ、それは……」

妹「ふふっ、可愛い。ごめんなさい、いじめて」

妹「でも、そんな中途半端な気持ちじゃ本当に取っちゃうよ?」

兄「……」

妹「……なんて、妹友ちゃんは私の親友だし。お兄ちゃんとは、実の兄妹。ってことはもう、協力するしかないなって」

妹「最後の確認っていうか、記念、みたいな」

兄「……」

妹「もー、何かしゃべってよお兄ちゃん!」

兄「あ、す、すまん」

妹「それで、妹友ちゃんだけど。エッチもいいけど、ちゃんと口で言ってあげなきゃダメだよ?」

兄「口でって、何を?」

妹「お兄ちゃんの気持ち。頻繁にエッチしてるだけじゃ、ごまかしになっちゃうでしょ?」

妹「何かすれ違っちゃったとき、フォローできなくなっちゃうかもしれないし、エッチの回数は決めた方がいいよ?」

兄「な、なるほど……」

妹「そういうわけだから、これからはもっと私を頼って? 妹友ちゃんのことなら、できるだけ協力するから!」

兄「……ありがとうな、妹」

妹「どういたしまして! でもそのかわり、ちゃんと優しくしてあげなきゃダメだよ?」

兄「あぁ、もちろんだ」

――

――

兄(……俺は馬鹿だ。妹も妹友ちゃんも女としか見てなかった)

兄(妹の言うとおりだ。このままずっと体を重ねていたら、妹友ちゃんに飽きられたら……もちろん俺自身も)

兄(もうちょっと外に出て、いろんなことを通して仲良くなって行った方がいいのかもな)

ブウウウウ、ブウウウウ

兄「……っと、早速」

件名:なし

お兄さん、明日会えますか?
この前しなかったので……できれば

兄「……こんなふうに誘われたら、普通は断れないんだけどなぁ」

兄「でも、妹友ちゃんのためでもあるし、たまには男らしく」

件名:なし

会うのは全然大丈夫
でも、明日は外に行かない?
たまにはどこかで遊んで、食事とかさ

兄「送信、っと」

兄「しっかし、俺もよく耐えられるようになった。まあ発情期は過ぎたし、がっついても印象がよろしくない」

兄「それにあんまりうるさいと妹にも悪いしな」

兄「妹……か」

――
翌日

兄「あ、久しぶり」

妹友「ど、どうも!」

兄「えっとそれじゃ……」

妹友「あの、お兄さん……」

兄「うん?」

チュッ

兄「……」

妹友「……せ、せめてこれくらいは」

兄「……うん。それじゃ、いこっか」

妹友「は、はい!」

――

妹友「本当、おいしかったです!」

兄「そう? それはよかった」

妹友「……」

兄「ん? どうかした?」

妹友「……その、メールに書いてあったことなんですけど」

兄「え?」

妹友「わ、私……その」

兄「……」

妹友「……す、すみません! なんでもないんです、えっと、それじゃまた!」

兄「あ、うん。それじゃ、また」

兄「……」

――
翌日

妹「あ、おはよ妹友ちゃん」

妹友「お、おはよ」

妹「……どうかした?」

妹友「……」

妹「あ、お兄ちゃんのことだ」

妹友「ど、どうして」

妹「そりゃ、ね?」

妹友「……私って、その」

妹「うん?」

妹友「……よ、欲求不満……なの、かな」カアァ

妹「欲求不満?」

妹友「ち、違うの! だから、その……本当はお兄さんと、もっと……したいって思うんだけど」

妹友「エッチな子だと思われたくなくて、それで昨日も……」

妹「なるほどね」

妹友「彼氏とそういうことがしたいって思うことは、私の中じゃ普通だと思ってて」

妹友「でも、お兄さんからは最近違う事をしよう、って言われてすごく不安になって……」

妹友「昨日の帰り、直接聞いてみようと思ったけど、やっぱり怖くて……」

妹「……」

妹友「妹ちゃん、私って……」

妹「妹友ちゃんは間違ってないと思うよ?」

妹友「ほ、ホント?」

妹「でも、お兄ちゃんってああいう人だから。変に優しかったりするんだよね」

妹「きっとお兄ちゃんもお兄ちゃんで、妹友ちゃんのこと考えてあげてるんだと思う」

妹友「私の、こと?」

妹「子供ができたら、とか思うんじゃない? あとはやっぱり、それだけの関係でいたくないとか」

妹「私が言うのも難だけど、女の方から誘ってそういう風に断ってくれるってすごい嬉しいけどな。想ってもらえてる、って感じがして」

妹友「お兄さんが……そっか」

妹「まあお兄ちゃんのことだから、案外何も考えてなくってただ気が乗らないだけかもしれないけど!」

妹友「……うん、わかった。ありがとう、妹ちゃん」

――
兄「……はぁ」

友「またかよ」

兄「……そっくりそのまま返してやるよ」

友「どうしてそこまで俺のことを邪険にするんだよ」

兄「じゃあお前は女で悩んでる時に野郎の顔が見たいと思うか?」

友「思わないね。むしろ殴りつけてやりたいくらいだ」

兄「動くの面倒だから自分で自分を殴っておいてくれ」

友「そんなことより、今度はなんだよ」

兄「……お前に話してなんとかなるものか」

友「9割方ならないが、話してみる価値はあるぞ」

兄「寝る」

友「あーもう、いちいち面倒なやつだな」

兄「……お前は彼女から誘われたら、断れるか?」

友「は?」

兄「……いや、なんでもない」

友「誘うって、デートか? それとも」

兄「相手のことを思って控えてるつもりなんだが、それが正しいのか……」

友「なるほどな。っていったって年下だろ? それくらいが普通なんじゃねぇの」

兄「だよなぁ」

友「結局お前、あれだろ。本当はヤりたいから俺の同意が欲しいんだろ」

兄「……は?」

友「図星だな、うん。学生なんだし下手に考え込むより本能の赴くまま、ってのもいいとは思うけどな」

兄「お前言ってることめちゃくちゃ。むしろ学生なんだから考えなきゃだろうが」

友「はいはい、ご希望のお答えが返せず申し訳ございませんでした~」

兄「……」

――
自室

兄「……腹立つが、あいつの言ってる通りなんだよなぁ」

兄「帰り際、きっとあのことを言ってたんだろうけど流石に俺からは言い出せなかったし……」

兄「……ムラムラしてきた」

トントン

妹「お兄ちゃん、入るよ?」

兄「あぁ……って、お前……」

妹「どうかした?」

兄「……」

兄(なんで風呂上りのそんな服装で入ってくるんだよ……って、俺は何を)

妹「そういえば妹友ちゃんとデートだったんだっけ」

兄「あ、あぁ」

妹「どうだった?」

兄「いい感じだ。お前の助言も合ってな」

妹「そっか」

兄「……ただ」

妹「ただ?」

兄「……いや、なんでもない」

妹「……ふーん」

妹「でもすごいじゃん、あれだけ猿みたいにエッチしてたのに、昨日はそのまま帰ってきてたんだ」

兄「さ、猿みたいってお前な……」

妹「次はいつの予定なの?」

兄「そういうこと聞くか普通」

妹「未定、ってこと?」

兄「それでいいよ、わざわざ言うことでもないだろ」

妹「まあ、確かにね。それじゃね」

兄「あぁ」

バタン

兄「……はぁ。なんだあいつ」

兄「未定……いや、できれば明日にでも」

兄「……ん?」

「ん、やっ…あっ……」

兄「……なんの声だ?」

「お…お、兄ちゃ……んっ!」

兄「……まさかあいつ」

「んっ、やっ、だ、だめぇ……ぁんっ!!」

兄「……なんでこんな時に」

「いいよ、きて、お兄ちゃん……あっ、んぅ!」

兄「くそ……妹……」シュッ

兄(さっきの映像が……まだ髪も湿って、妙に色っぽいあいつの体が目に焼き付いて……)

「あんっ!! んっ、ふぁ、やっ……」

兄「妹、妹……」シュッシュ

「い、イっちゃ……だめっ、お、お兄ちゃ……!!」

兄「い、妹……妹……」シュッシュ

「あ、あ……」

兄「……ぐっ」ビュッ

「……」

兄「はぁ、はぁ……」


兄「……何やってるんだよ、俺は」

――
翌日

妹友「妹ちゃん」

妹「あ、おはよ」

妹友「……この前のこと、考えたんだ」

妹「この前、あぁ」

妹友「妹ちゃんの言ってくれた通りだと思う。それに、そう思ったら私も嬉しくなってきて」

妹友「わかってるけど、やっぱりお兄さんって優しいって思ったらもっともっと好きになったから」

妹「うんうん」

妹友「それに……あ、あんまりエッチが好きだって思われるのも、やっぱり恥ずかしいかな、って」

妹「あはは、それは大丈夫だよきっと。でも、回数とかは決めておいた方がいいかもね」

妹友「そうだよね。うん、ありがと!」

妹「ううん、頑張って! これからもよろしく!」


妹「……」

――
兄「……」

兄(久々にどぎつい賢者タイムだった……そりゃ、そうだろうな……)

「ぁ、んっ…! お、兄ちゃ……やっ!!」

兄(ダメだダメだ……まだあの声と補正映像が頭の中をグルグルと)

兄(本当はそんな気分じゃないんだが、これを埋めるには……)

兄「……妹友ちゃん」

件名:なし

本文:今日か明日の夜、どうかな

兄「……今月分、ここで使ってしまおう。いや、別に月1なんて厳しくしなくても……」

ブウウウウ、ブウウウウ

兄「っと」

件名:なし

本文:今日と明日はちょっと、無理そうです…

兄「……まあ、そういう日もあるよな」

兄「……はぁ」

――
自室

兄「……」

兄「そういえば妹友ちゃんと付き合うようになってから、オナニーなんてしてなかったな」

兄「どこにしまったっけなぁ……」

トントン

兄「!!」ビクッ

妹「お兄ちゃん、入るね?」

兄「お、おう。何だ?」

妹「ん、なんとなく? ほら、妹友ちゃんとの進展とか」

兄「あ、そ、そうだな。特に変わりはないぞ! うん」

妹「……そう? ならいいんだけどね」

兄「う、うん」

妹「……どうかした?」

兄「え? いや、どうもしてないぞ?」

妹「そうだよね。うん、じゃおやすみ」

バタン

兄「……」

兄(ダメだ……昨日のあれのせいで、息子が……)

「……ぁん」

兄「!!!」ビクッ

兄「……いや、まさか」

「お、兄ちゃ……やぁ…ん、ふぁ……」

兄「……また」

「んっ、んぅ……ぁ、あっ…んぁっ!」

兄「……くそっ!!」シュッ

兄(なんで抜けるんだよ……妹だぞ? 実の妹の壁越しのオナニーをネタに、俺は……)

「お、お兄ちゃ……んっ……!」

兄(呼ぶな……なんで、俺の名前を呼ぶんだ、くそっ、くそっ!!)

「……」

兄「……あ、あれ?」

「……」

兄「……声が」

兄(さっきまであんなに激しく……どうしたんだ? 寝たのか?)

兄「……妹?」











妹「やっぱり」

兄「なっ!!!? い、い、妹……?」

妹「すごいことになってるね、お兄ちゃん」

兄「え? あ、い、いやこれはだな……」

妹「壁に耳を当てて、それ握りながら……何をしてたのかな」

兄「こ、これは、その……」

妹「私のオナニー、盗み聞きしてたんだよね?」

兄「……」

妹「それを、オカズにして」

兄「……あれだけ響いてたら、嫌でも聞こえるだろ」

妹「でも、お兄ちゃんには妹友ちゃんがいるでしょ?」

兄「……」

妹「どうしたの?」

兄「……なんでもない。出てってくれ」

妹「あ、ごめん。途中だったもんね」

兄「……」

妹「それじゃ……」




兄「……妹?」

妹「私だって、無理に中断してきたんだよ?」

妹「続きはこの部屋でしちゃおうかな、なんて?」

兄「何、言ってるんだよ」

妹「あれ? だって、お兄ちゃんもその方がいいんじゃない?」

兄「……そんなわけ」

妹「ふふっ……説得力ないね、それ」

兄「あ、いや……これは」

妹「でも、何もしてあげないよ?」

兄「……」

妹「……それじゃ私も限界だから、するね? ……ん」ヌプ

兄「……妹」

妹「あ……んぅ…やっ、お兄ちゃ……」

兄(どうして、俺の目の前で妹が……それを見て俺はギンギンに起たせているんだろう)

兄(とりあえず俺は、目の前のオカズをむさぼることを優先した)

兄「……妹」

妹「あっ、み、見てる……お兄ちゃんが、私の……あっ、やぁんっ!!」

兄「ぐっ……」シュッシュ

妹「あっ、だ、だめっ! お兄ちゃん!! お兄ちゃぁん!!」

兄「い、妹……妹……も、ダメだ……」シュッシュ

妹「んっ、あっ、い、イっちゃ……んっ!!!」ビクン

兄「……うっ!」ビュルッ

妹「あ、は、はぁ、はぁ……」

兄「……」

妹「え、えへへ……妹、オカズにしちゃったね」

兄「……」

妹「お兄ちゃんも一杯出して、気持ちよかったでしょ? それじゃ」

兄「あ、あぁ……」

妹「あ、お兄ちゃん」

兄「……何だ」

妹「……お兄ちゃんがその気になったら、いつでもしてあげるから」ボソッ

兄「なっ!!?」

妹「ふふっ、じゃあねお兄ちゃん? おやすみなさいっ」

バタン

兄「……」

兄「……なんだろうな、この」

兄「……」

---
翌日

兄(妹の言っていることがわかってきた気がする)

兄(妹友ちゃんとはたまにしか会えないのに、妹とは……)

「お兄ちゃんがその気になったら、いつでもしてあげるから」

兄「ぐっ……ダメだ、何考えてるんだよ俺は……」

兄(……流石に俺も欲求がなくなったわけでもなく、ただ耐えるのは辛いわけで)

兄(だからと言って妹友ちゃんとは明日以降……かといって自分から毎日どう?と聞くのはあれだし……)

兄「……」

兄「……妹」

---
妹「おはよー!」

妹友「あ、おはよう」

妹「どう?」

妹友「え?」

妹「ほら、お兄ちゃん」

妹友「あ、それが……」

妹「また何かあった感じだね~」

妹友「実は、誘われたの……多分、え、えっちのお誘い……かな」

妹「ほー」

妹友「でも、断っちゃったんだ。夜だけ来てって言われて、なんていうか……」

妹「やっぱり綺麗な関係でいたくなった?」

妹友「すごく今更なんだけど……そんな感じなのかなぁ」

妹「いいと思うよ? そんなに焦らなくていいんだよ! 二人は付き合ってるんだしさ!」


妹「ね?」

---
自室

兄「……テンションが上がらん」

兄(賢者タイムがひどいこともさながら、おとといよりはそれほどダメージがないというのが……)

兄(……何より妹に囁かれて、俺は……)

妹「したくなった?」

兄「うおっ!?」

妹「どうかした?」

兄「ど、どうもこうも……ノックくらいしろって!」

妹「えーしたよ? それより、何してたの?」

兄「な、何って別に……」

妹「きっとえっちなことだ」

兄「……」

妹「あれ、否定しないんだね。ということは……やっぱり」

妹「私のこと見て、興奮してるんだ」

兄「……そんな、わけ」

妹「今日もまた、ここでしてあげるよ?」

兄「……」

妹「でも、私からお兄ちゃんにはしない」

妹「我慢できなくなったら、お兄ちゃんのしたいこと、なんでもして?」

兄「なんで、お前……」

妹「簡単だよ、私はお兄ちゃんのことが好きだから」

妹「嫌いになった、なんて一言も言ってないし、私は妹友ちゃんとお兄ちゃんのこと、応援してるけど」

兄「……」

妹「それじゃ……」スルッ

兄「……ダメだ」

妹「何が?」

兄「ダメなんだよ……」

妹「だから何がダメなの? 言っておくけどやめろって言われても私は……きゃっ!!」

ドサッ…

兄「……もう、限界だ」

妹「お兄ちゃん……?」

兄「……いいんだろ、好きにして」

妹「えへへ、お兄ちゃん、必死になってて可愛い」

兄「お前がいけないんだ、あんな風に俺のことを……」

妹「私が勝手にしてたことだよ? でも、嬉しいな」

兄「……何が」

妹「お兄ちゃんが私のこと、選んでくれて」

兄「……」

兄(そうじゃない、別に妹友のことを裏切ったわけじゃないんだ……)

兄(このマセた妹に一度お灸を据える意味でも……なんて、ただヤりたいだけなんだろうなぁ)

妹「……いいよ? ほら、お兄ちゃんの好きにして?」

兄「本当に、いいのか……?」

妹「お兄ちゃんはダメだって言ってたけどね」クスッ

兄「この……生意気な妹め!!」ガバッ

妹「きゃっ!!」

兄「……妹」スッ

妹「こ、これでも……初めてなんだから」

妹「優しくしてくれなきゃ……やだよ?」

兄「……当たり前だ!!」

兄(俺たちはただ楽しんでいた。兄妹ってことも忘れて、いや忘れると言うか棚に置いたまま)

兄(お互いに煽りあって、猿みたいに行為に耽っていたのだが)

妹「あっ! お兄ちゃん!! いぃ、ふぁ……だめっ、あぁん!!」

兄「ぐっ……妹、妹……」

妹「も、もう私、あ…んっ!! んぅう!!」

兄「い、妹……俺も、って、あ、足……」

妹「やっ、あっ、あっ、ああぁん!!」

兄「く、くそっ……妹、妹……!!」パンパン

妹「いいよ、私、私の中に!! お、お兄ちゃぁん!!!」ビクン

兄「……ぐっ!!」ビュルルッ

妹「あ、あぁあん!!!  あ……は、ぁ……」クタッ

――
兄「……」

兄(まさか、直接してしまうとは……あはは、まさにアイツの思惑通りってところか……)

兄(でも……不思議と一人でしたときより罪悪感はないというか……)

トントン

兄「……」

妹「ふぅ、シャワー浴びてきた」

兄「お、おう」

妹「…どうかした?」

兄「どうかって、お前……」

妹「私はすごく気持ちよかったけどな」

兄「お、お前……普通そういうことは……」

妹「それじゃあお兄ちゃんは、もうしたくない?」

兄「なっ……」

妹「私はもっとしたいな。もっともっと、お兄ちゃんと」

兄「あ、いや……」

【レス抽出】
対象スレ:妹友「お兄さん…んっ…こんなの…駄目です……」
キーワード:あやせ
検索方法:マルチワード(OR)

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/05/10(金) 21:56:18.51 ID:/IgZfmQh0
あやせスレ



抽出レス数:1


>>6やるじゃん

妹「……なんて、冗談だよ?」

兄「……」

妹「するとしても、1日1回まで、わかった?」

兄「別に……」

妹「ふふっ、お兄ちゃんはまださっきのはちょっとした過ちだ、とかって思ってるかもしれないけど」

妹「私はもう、本気。もっとお兄ちゃんのことが好きになっちゃったから」

兄「……」

妹「それじゃ、おやすみなさい。あ、今日はもう声聞こえてこないと思うよ? ふふっ」

兄「……」

バタン

兄「……あー」

兄(なんて情けない……実の妹にあんな……)

兄(……でも、あいつとのセックスは普通じゃなかった。わかってはいたのに、やっぱり……)



兄「……寝よ」


――

妹「……お兄ちゃん。もうちょっとだね」

妹「私のこと、もっと見てほしい。だから、もうちょっとだけ待ってて」

妹「私との関係で辛くならないようになるまで、もうちょっとだけ……」


妹(お兄ちゃんはそのあとも、妹友ちゃんとはエッチをしてないみたい)

妹(別に私、二人の邪魔をするつもりはなかったんだけど、気が付いたらそんなふうになってて)

妹(悪魔のささやき、っていうのかな。見事に成功しちゃって、自分でも怖いくらい)

妹(でもやっぱり、自分の欲望には勝てないみたい。私って、最低な妹なのかな)

妹(……ね、お兄ちゃん)


妹「最近お兄ちゃんとはどう?」

妹友「え? あ、うーん……そういえばあんまり会ってないかも」

妹「そっか。そういえばお兄ちゃん、最近結構忙しそうにしてたよ? 家帰ってきてもすぐ寝る。って部屋に籠っちゃうし」

妹友「あ、そうなんだ……お兄さん、大丈夫かな」

妹「彼女と遊ぶくらいなら大丈夫じゃないかな? 元気でるかもしれないし」

なんで残ってるんだよ

放課後

晶「帰んのかよー、どうせ暇だろ健介ww」

健介「まぁ…」

晶「ちょっとこっち来いよ」

健介「勘弁してください」

晶「おっし、ここは滅多に誰も来ねーからさw」ヌギヌギ

健介「体育倉庫…いや、なんで脱いでるんですか」

晶「あー、勝負下着じゃねーけどお前だからいいだろww」

健介「意味が…」

晶「いーじゃねーかおめーも期待してたんだろwwwほれほれ、興奮してんだろ童貞ww」

健介「説明を…」

妹友「うーん、でも……」

妹「まあそんなに気にしなくていいと思うけどな。お兄ちゃんの事だし」

妹友「そっか……うん、いつもありがとね?」

妹「ううん気にしないで! 妹友ちゃんのためだし!」

--

兄「はぁ……何もやる気起きねぇ……」

ブウウウウ、ブウウウウ

兄「……」

本文:大丈夫ですか? 最近会えてないので少し心配になって……
もし何か私にできる事があれば遠慮なく言って下さい!

兄「……できる事、心配してくれてるのか。……何でだ?」

兄「いや、会わないことが続けば当たり前か。やっぱり俺が……」

兄「妹友ちゃんと……ダメだ。気が進まない……」

兄「……」

--
妹友「……あっ!」

件名:なし

本文:ごめん、心配してくれてありがとう
でも大丈夫だから。ありがとう

妹友「……どうして」

妹友「会いたいって……言ってくれないんだろう」

妹友「うん、きっと疲れてるんだよねお兄さん。だから私がわがまま言っちゃ……悪いもんね」

妹友「……お兄さん」

--

兄「……妹」

友「ついに家族にも手を出すようになったか? この色魔」

兄「……盗み聞きすんなよ」

友「いや、勝手に聞こえてきただけだし。それにしてもお前、見るたびに悪化してる気がするな」

兄「いちいち人の事情を詮索すんなっつーの」

友「事情っていうか、情事じゃね?」

兄「……寝る」

友「あーはいはい、どうせ俺はモブですよ」

兄「……妹」

友「……」

兄「……」

友「……妹」ボソッ

兄「そんなに死にたいか」

友「いやいやいや、勘弁してよお兄さん!」

兄「誰がお前の兄だ!!」

--
自室

兄「はぁ……ったくあいつのせいで余計な体力を……」

兄「……でもやっぱり妹となんて、普通じゃないことなんだよな」

兄「……よし」

トントン

妹「お兄ちゃん?」

兄「なんだ?」

妹「いつもの、だけど」

兄「あぁ、もう大丈夫だ」

妹「大丈夫って?」

兄「だから、お前とのそういうことはもう……」

ダッ

兄「えっ? ……妹?」

妹「……やだ」

兄「……いや、だからさ」

妹「私じゃもう、興奮しなくなったんだ」

兄「だ、だからそういうわけじゃない……っていうのもおかしい話で……」

妹「じゃあなんで?」

兄「……俺たちは兄妹なんだよ」

妹「……」

兄「だからこんなこと……」

妹「もう、遅いよ」

兄「……」

妹「遅いし、酷いよ。今頃、怖くなったってことでしょ?」

兄「それは……」

妹「私のこと、性欲処理機くらいにしか思ってなかったんだ」

兄「違う……」

妹「妹友ちゃんと会えない時の、気休めだったんだ」

兄「違うんだ……」

落ちないから書いたけどやっぱりもういらないんじゃないかって思うの

妹「じゃあ、証明して?」

兄「……」

妹「私は何だったの? お兄ちゃんの妹なのに、今まで毎日エッチをしてきたのに急にそんなこと言われて」

妹「気休めじゃないなら……やっぱり」

兄「違う!!」

妹「……違うなら、しよ?」

兄「……違うんだよ」

妹「難しいことなんて、考えないで。ね?」

兄「……妹」

妹「お兄ちゃん……」


妹(お兄ちゃんは、私のお兄ちゃん)

妹(それは私がどう思ってても変わる事のないことで、だからこそ私が心変わりしたとしても)

妹(……もうお兄ちゃんは、私のものだ)

---
兄(妹を抱く事に対して、毎回それ相応の背徳感があった)

兄(それでも、最中……それに終わった後は妙な満足感に包まれてしまってるせいで)

兄(一人で抜くときとまるで逆だ。し終わったらもう一度、欲しくなってしまう)

兄(きっとそれは俺が望めば、妹は受け入れてくれるんだろう。でも、俺の中の何かがそれを止めていた。……のに)

兄(妹に散々言われ、そして結局堕ちてしまった。誘惑に、嵌ってしまった)

兄(いや、もしかしたらもうずっと前から惚れてたのかも……なんて。最低な兄貴だが)

兄(……今はもう、ただ妹のことに夢中だった)

兄「……妹」

妹「ん……いいよ、お兄ちゃん……」

兄「……」

妹「あっ、んっ……えへへ、もう何回目、かなぁ……」

兄「いちいち……数えてられっかよ……」

妹「そう、だよね……あっ、ひゃ……んぅ……!!」

---

妹「ねぇ、お兄ちゃん」

兄「……なんだ?」

妹「これからは、お兄ちゃんが私の部屋に来て?」

兄「……え?」

妹「いい?」

兄「……あぁ。わかった」

妹「よし、それじゃ私お風呂入って……寝るね?」

兄「そうだな、もうこんな時間だし……」

妹「えへへ、明日起きれるかな。……いろんな意味で」

兄「……なんていうか」

妹「謝るのは無しだからね? ふふっ、それじゃおやすみなさい!」

バタン

兄「……おやすみ、妹」

兄「……寝よ」

埋めるなら埋めてくれ
書きたくなったらまた建てるし残ってたら書く

ID:zNr+49kM0がSSより面白い

.

おしまい

                          __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
      \     ヘ(^o^)ヘ  /                   \  ヘ(^o^)ヘ     /
      (/o^)...............;;;;;;;|∧;;;;;;;;::´                      ヽ.:;;;;;;;;;|∧;;;;;;........(^o\)
   .......;;( / ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙  /    .'                            ヽ  /    ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙\ );;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙ / く         /                           ゙:           >\ ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;.....(^o^) 三     ;゙               /              ゙;  三 (^o^) .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙ (\\ 三;;;;;.......;..ヘ(^o^)ヘ........   (^o^)/       ..ヘ(^o^)ヘ..........;....三 //);;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
        < \ 三 ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙|∧゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;/(  );;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙|∧゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙三 />

              ノi|lli; i /.;, 、    ./ / >       ` ; 、/ .; ´ ;,il||iγ
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                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´

7時まで残ってたら書くわ
そうじゃなきゃ埋めか落とすかしといて

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