エレン「ラッキースケベ属性を身につけたい」 アルミン「はぁ?」(101)

エレン「というわけで作戦よろしく」

アルミン「いきなり何言い出すんだよ、エレン?」

エレン「周りにこれだけ女の子いるんだからさ、こうね」

アルミン「こうね、じゃないよ!」

エレン「転んだ拍子に女の子の股間に顔を埋めてみたい」

アルミン「うわぁ・・・」

アルミン「そんなのミカサに頼めば良いじゃないか」

エレン「何でそこでミカサが出てくるんだよ?」

アルミン「彼女ならエレンが望めば、その・・・何だって許してくれると思うよ?」

エレン「やだよ」

アルミン「即答せずにちょっとは悩みなよ・・・」

エレン「だってアイツの腰って削った丸太みたいなんだぜ?」

アルミン「ああ、もう確認したんだ・・・」

エレン「転んだ拍子にな。スッゲー速度で受け止めにきて焦ったけど」

アルミン「ミサからしいね」

エレン「体勢直すふりして胸掴んだけど、岸壁登坂訓練を思い出した」

アルミン「うわぁ・・・」

エレン「というわけで、ミッション立案を頼みたい」

アルミン「無茶苦茶言うなぁ」

エレン「頼むよ」

アルミン「・・・。じゃあ、まずサシャから試してみたら?」

エレン「サシャか・・・天然系は狙いやすいような気がするな!」

アルミン「まずは餌付けして好感度を上げてみるとか」

エレン「くそ!フラグ立てからやんなきゃならねぇのか・・・!」

アルミン「もし失敗しても示談しやすそうだからね」

エレン「おー、サシャ。ちょっといいか?」

サシャ「何ですか?もうすぐ食事の時間だから手短にお願いしたいです」

エレン「だからさ、一緒に飯食おうぜ」

サシャ「ん。別に構いませんよ?」

エレン「おお。奇行さえなけりゃ、くっそ可愛いのになぁ」

サシャ「・・・そういうのは心の中で呟いてくれませんか」

エレン「聞かせるために言ったんだよ、可愛いなって」

サシャ「・・・っ!?もう!」

エレン「今日はベーコンとジャガイモのスープか」

サシャ「凄いですよ!ベーコンなんて貴重品!」

エレン「・・・明日の訓練で死人出るかもなー」

サシャ「おいしーっ!」

エレン「そうかそうか、俺の分も食うか?」

サシャ「!?」

ミカサ「・・・」

アルミン「ミ、ミカサ?」

ミカサ「どうしてエレンはいつもの席で食べないの?」

アルミン「エ、エレンだってたまにはみんなと一緒に食べる事もあるさ」

ミカサ「・・・」(ガタッ)

アルミン「ちょ、ちょちょ、ちょっと待ってよ!ミカサ!」

コニー「おー、ここ空いてんじゃん。邪魔するぜー」

ミカサ「ダメ。ここはエレンの席。あなたに座る資格はない」

コニー「えー。エレンなら向こうで食ってんじゃん」

ミカサ「・・・」

アルミン「うわわわ・・・」

コニー「丁度さ、ミカサに距離の出し方のコツ聞きたかったんだよ」

ミカサ「そこはエレンの席。あなたと話す事は出来ない」

コニー「だからさー。エレンなら向こうでサシャとイチャついてんじゃん」

ミカサ「・・・!」

アルミン「わー!わー!」

エレン「サシャ、美味いか?」

サシャ「はい!はい!美味しいです!」

エレン「パンも食うか?」

サシャ「よろこんで!」

コニー「うわああああああっ」

エレン「ん?」

どがしゃああああああああああん!

コニー「ぐおおお・・・」

エレン「ぐええ・・・」

サシャ「あいたたた・・・」

エレン「な、何でコニーが飛んでくるんだよ・・・」

コニー「俺にも分からん・・・」

エレン「つつ・・・とにかく・・・」

サシャ「・・・」

エレン「サシャの上からどかないと・・・」

サシャ「・・・ぅん」

コニー「あ、いいなーエレン。サシャのおっぱい鷲掴みじゃん!」

どがしゃあああああん!

ライナー「おおおぉぉ・・・っ」

ミカサ「・・・。エレン。何をしてるの?」

エレン「・・・お、お前が何してくれてるんだよ・・・?」

アルミン「エレン!ライナー!大丈b・・・」

サシャ「・・・っ。んっ・・・」

ジャン「おー、エレン!サシャと抱き合うなんて遂にミカサから乗り換えt」

どがしゃああああああああん!

アルミン「うわー!みんな!ミカサを取り押さえて!」

ベルトルト「いやだよ!死にたくないよ!」

アルミン「このままじゃみんな消去法で死んでいくよ!」

(う・・・うおおおおおおおおおお!)

ミカサ「・・・く!離せ!」

アルミン「落ち着いてミカサ!あれは事故だから!エレンに悪気はないから!」

ミカサ「は、離せえええええ!」

(死にたくなかったら死ぬ気で離すなー!)
(あの血の滲むような訓練を思い出せー!)

アルミン「みんな!外に運び出して!」

(うおおおおおおおお!)

ミカサ「離せ!離せえええええええ!」

エレン(・・・)

エレン(・・・。柔らかい・・・)

エレン(それに・・・冷たくて、気持ちいい・・・)

エレン「・・・ん」(ゴロン)

クリスタ「ひゃ!?」

エレン「・・・え?クリスタ?」

クリスタ「あ、気がついた?」

エレン「膝枕、してくれてたんだ」

クリスタ「エレン、なかなか目を覚まさないから」

エレン「・・・あれからどうなった?」

クリスタ「・・・」

エレン「クリスタ?」

クリスタ「リヴァイ兵長って人が来てミカサ連れて行ったみたい・・・」

エレン「うわぁ・・・」

エレン「・・・」

クリスタ「・・・」

エレン「・・・」

クリスタ「・・・」

エレン「あの、さ」

クリスタ「ん?」

エレン「目が覚めたなら早くどけ、とか言わないの?」

クリスタ「どうして?」

エレン「いや、クリスタがそれで良いなら、俺はこのままでいい・・・」

クリスタ「うん、もう少し休んでて良いよ?」(なでなで)

エレン「クリスタの足ってさー、柔らかくて冷たくて、気持ちいい」

クリスタ「えぇ!?急に何言い出すのエレンっ」

エレン「何って、率直な感想なんだけど」

クリスタ「もうっ。エレンのばか」

エレン「はは・・・」

どごおっ!

エレン「うげえ!?」

ユミル「わりい、足が滑った」

クリスタ「ユミル!」

ユミル「しょうがないじゃん、コイツが芋虫みたいに足元転がってるんだからさ」

エレン「みぞおちにトゥーキックじゃねえか!?」

どごん!

エレン「ぶば!?」

ユミル「あ、わりい。手頃な頭蓋骨落ちてるもんだからまた足が滑った」

クリスタ「ユミル!!」

ぐりぐりぐりぐり

クリスタ「ユミル!足をどけなさい!」

ユミル「いやー、最近腰の調子が悪くってさー。丁度いい踏み心地なんだわ」

エレン「・・・」

クリスタ「エレンも黙ってないで何か言って!」

エレン「お前ってわりと綺麗な形の股してんのな」

ユミル「死ね!!」

どぎゃんっ!

エレン「いてて・・・あの女思いっきりアタマ蹴りやがって・・・まだ首がいてえ」

エレン「ていうか、何で誰も俺と組んでくれないんだよ?」

エレン「ミカサも帰ってこないし、これじゃ格闘訓練できやしない」

エレン「ん?あそこで一人フラフラしてるのは・・・」

エレン「アニ!相手いないんなら一緒にやろうぜ」

アニ「・・・チッ」

エレン「お前に教わった蹴り技な、大分物にしたぜ?」

アニ「へえ?じゃあ見てあげるからかかって来なよ」

エレン「は!以前までの俺とは違うってところ見せてやるy」

どさ!

エレン「・・・」

アニ「全然ダメ。視線でどこ狙ってるかバレバレじゃん」

エレン「おっかしいなー、もう一度頼む」

アニ「いいよ、気が済むまで見てあげる」

どさ!

エレン「・・・」

アニ「・・・」

エレン「これは違うんだ。もう一度やれば・・・」

アニ「アンタね、間合い詰めすぎ」

エレン「そ、そうか?」

アニ「それじゃ蹴りだしても絡まって倒れるだけだよ」

エレン「いや、そんなつもりは」

アニ「それに屈みすぎ。それじゃ相手の腰に頭ぶつけるよ」

エレン「そ、そうか」

アニ「まったく・・・手本見てるからもう一度学習しな」

エレン「ちょ、まっ」

ぶおん!がすん!

エレン「ぐあえ!」

アニ「と、まぁこんな感じ。相手の踏み込みを蹴り崩すんだから距離詰める必要ないんだよ」

エレン「もっともです・・・」

アニ「頭も下げすぎない。自分から次の動作制限して何したいのさ?」

エレン「あの、もうその辺で勘弁してください」

アニ「ほら、立ちな。もう一度」

エレン「っと。悪い」

アニ「・・・」

エレン「・・・」

アニ「・・・いつまで手握ってんの」

エレン「あ、いや。わりい。強いのに綺麗な指だなーって・・・」

アニ「・・・っ!?バッカじゃないの!」

がすん!

エレン「うぼあ!」

アニ「さっさと立つ!と・く・べ・つ・に・徹底的に鍛えなおしてあげる」

ミカサ「・・・」

アルミン「・・・」

ミカサ「・・・」

アルミン「あ、あのさ、ミカサ・・・」

ミカサ「エレン」

アルミン「ひっ」

ミカサ「最近、どうしてエレンは一緒に食事しないの?」

アルミン「そっそれは・・・っ」

コニー「おー、ここ空いてんじゃん。邪魔するぜー」

ミカサ「ダメ。ここはエレンの席。あなたに座る資格はない」

コニー「えー。エレンなら向こうで食ってんじゃん」

ミカサ「・・・」

アルミン「うわわわ・・・」

コニー「丁度さ、ミカサに撃ち返しのコツ聞きたかったんだよ」

ミカサ「そこはエレンの席。あなたと話す事は出来ない」

コニー「だからさー。エレンなら向こうでアニとイチャついてんじゃん」

ミカサ「・・・!」

アルミン「わー!わー!」

どがしゃああああん!

コニー「ぐえええ・・・」

ざわ・・ざわ・・

(ま、またコニーが飛んだぞ・・・!)
(くそ、もうかよ・・・早すぎるぜ・・・)

エレン「あいてて・・・」

ミカサ「・・・エレン」

アルミン「落ちついてよミカサ!」

ミカサ「今日は私もここで食事する」

アニ「・・・残念ね、このテーブルは満席よ」

アルミン「アニー!?」

(あ、お、俺はあっちの席で食べようかな!)
(わ、私ももうおなか一杯出しもう行こうかなー!)

がしゃん!

アニ「・・・満席だよね?」

(・・・はい)

ミカサ「問題ない。あなたがいなくなれば良いだけ」

アニ「私、まだ食事中なんだけど?」

ミカサ「・・・」

エレン「そんなにここで食いたいのか?じゃあ俺がどくよ」

ミカサ・アニ「エレンはそこに座ってて!」

エレン「っ、はい!」

アルミン(エレン!エレンってアニと付き合ってるの!?)

エレン(はぁ!?何でそうなるんだよ!)

アルミン(だってアニの様子見ればそう思うよ!)

エレン(俺は地道にフラグ管理してただけだっていうの!)

アルミン(エレンは馬鹿か!)

エレン(何でだよ!馬鹿っていうなよ!)

ライナー「お、お前らそこまでにしとけよ」

ミカサ「・・・」

アニ「・・・」

ベルトルト「アニも落ち着きなよ、ね?」

アニ「そうね。ミカサも席に戻れば?」

ミカサ「・・・」

アニ「・・・」

エレン「え、えーと・・・ごちそうさまでした」

ミカサ・アニ「!?」

アルミン「それで、あれから上手くいったの?」

エレン「ラッキースケベか?」

アルミン「そ、そのラッキー、スケベ」

エレン「あんまりなー、サシャの胸とかクリスタの生足とかは堪能したけど」

アルミン「そ、そう」

エレン「アニだけはなかなか攻略できないんだ」

アルミン「そもそもアニに手を出す方が間違ってる気がするよ」

エレン「何でか最近一緒に居る時間が多いから、そろそろイベント起きてもいいかなとは思うんだが」

アルミン「エレンってさぁ・・・」

エレン「ん?」

アルミン「命知らずだよね・・・」

エレン「そうか?」

がすん!

エレン「ぐえ」

アニ「アンタね、ちょっとは学習しなさいよ」

エレン「面目ない・・・」

アニ「そんなんじゃ調査兵団行ってもすぐに巨人の餌」

エレン「相手がお前じゃなきゃ上手くいくんだけど」

アニ「だから私の時は間合い詰めすぎ!頭下げすぎ!」

エレン「返す言葉もない」

エレン(くそ、フラグ硬ってぇなぁ・・・)

アニ「・・・、もう。アンタって見張ってないとホント・・・」

エレン「え?」

アニ「・・・っ。何でもない!」

エルヴィン「では今!ここにいる者を新たな調査兵団として迎え入れる!」

ミカサ「・・・」

アルミン「・・・。みんな・・・」

ジャン「あぁ・・・クソが・・・最悪だチクショウ・・・調査兵団なんて・・・」

サシャ「・・・う・・・嫌だよぉ・・・こわいぃ・・・村に帰りたい・・・」

コニー「あぁ・・・もうどうでもいいや・・・」

ライナー「・・・」

クリスタ「・・・っ」

ユミル「・・・泣くくらいならよしとけってんだよ」

ベルトルト「・・・」

アニ「・・・チッ」

ライナー「お前・・・憲兵団じゃないのか?」

アニ「・・・」

ベルトルト「アニは憲兵団に行くんだとばかり・・・どうして?」

アニ「・・・ちょっとした気まぐれだよ」

ライナー「アニ、お前っ」

ミカサ「今からでも配属変えてもらえると思うけど?」

アルミン「ミカサ!?」

アニ「必要ない。私の生きる道は、私が決める」

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタスレ立てたらレスついて引っ込みつかなくなったのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、エレン達のみんなへのメッセジをどぞ

エレン「みんな、見てくれてありがとう
ちょっとエロスなところも見えちゃったけど・・・気にすんなよ!」

サシャ「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

クリスタ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

アニ「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ミカサ「・・・ありがと」ファサ

では、

エレン、サシャ、クリスタ、アニ、ミカサ、俺「皆さんありがとうございました!」



エレン、サシャ、クリスタ、アニ、ミカサ「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

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