禁書「なんだか料理がしたいかも」(153)

立ったら書く

上条「は?」

禁書「料理がしてみたい、って言ったんだよ」

上条「……………はぁ……」

禁書「?」

上条「インデックス……」 ポン

禁書「なに?」

上条「具合が悪いならどうしてすぐに言わないんだ!?」

禁書「」 ムカッ





\ギャアアアアアアア/

禁書「まったく!とうまはまったく!」 プンプン

上条「うぅ……暴力反対……」 ボロボロ

禁書「今回はとうまがわるいんだよ!とうまは私のことをなんだと思ってるの?」

上条「大飯食らいの居候……ってひぃっ!?噛みつくのはやめてくださいお願いします!」

禁書「まったく……話を戻すけど、私も自分で料理がしてみたいんだよ、とうま」

上条「それだよインデックスさん。なんでそんなことをいきなり?」

禁書「うーん……特に理由は無いかも。強いて言うなら、興味があるから?」

上条「おぉぅ……」

禁書「? なに変な声出してるのとうま?」

上条「いやはや、この上条当麻、感動しているんですよ!」

禁書「感動?」

上条「食べることにしか興味を示さなかったあのインデックスが、まさか自発的に料理をしたいだなんて……こんなに嬉しいことがありますか!?」

禁書「う、嬉しい?」

上条「おうとも!よーしよしそれなら僭越ながらこの私上条当麻! お手伝いさせて頂きますよ!」

禁書「え? 別に当麻に教えてもらわなくても良いんだよ」

上条「え?」

禁書「ん?」

上条「んんっ?」

禁書「……なんか凄くムカつくんだよとうま……」

上条「いやいやいやいや……えーっとつまり?俺ではなく、既に誰かに講師役を頼んでいると?」

禁書「? ううん、違うんだよ」

上条「…………」

禁書「…………?」

上条「……どういうことでしょうか?」

禁書「とうもこうも……私一人でやるから別に誰かに教わる必要なんてないんだよ」

上条「えっ」

禁書「え?」

上条「……インデックスが……一人で?」

禁書「うん」

上条「料理を…………一人で?」

禁書「うん」

上条「………………」

~~上条当麻の脳内~~

禁書『……? 電子レンジってどうやって使うのかな?』

禁書『うわっ!?卵が爆発したんだよ!』ビクッ


禁書『ふ、フライパンって……結構重いかも……うぅ……』

禁書『あーっ!?フライパンひっくり返しちゃったんだよ! ……せっかく作ったのに……』 グスッ


禁書『?あれ?なかなかお肉が切れないんだよ』

禁書『きゃあぁっ!?勢い余って指まで切っちゃったんだよ!』ブシャアァッ

~~妄想終了~~

上条「…………」

禁書「……? とうま? 急に黙っちゃってどうしたの?」

上条「インデックス……」 ポン

禁書「な、なに?」

上条「」 ガシッ

禁書「な、なんなのかなとうま?そ、そんな真剣な顔で見つめたりなんかして……」

上条「……頼むから、やめておいた方がイイぞ」 キリッ

禁書「(#^ω^)」






\ニギャァァアアアアアアア!!/

禁書「まったく!とうまは失礼すぎるかも!」 プンスカ

上条「いてて……いや待てってインデックス! お前が思ってるほど料理ってもんは簡単じゃないんだよ!」

禁書「そんなことはわかってるんだよ!」

上条「いーやわかってない!まず食材の選別!レシピ通りに作ること!調理器具の使い方!電化製品の使い方!他にもいろいろ……料理初心者であるお前にこれが全てこなせるか?」

禁書「…………」

上条「な?だからここは大人しく俺とかそれが嫌なら小萌先生のか姫神ところにでも行って……」

禁書「……ふっふっふっふっふっ……とうまぁ……?」

上条「な、なんだその不敵な笑みは……?」

禁書「まさかこの私が……十万三千冊の魔道書を保有する魔道書図書館たるこのインデックスが……前準備もなしにこんなコトを言い出すとでも思ったのかな……?」

上条「な、なにっ……!? ま、まさかっ!?」

禁書「ふふふ……そう、そのまさかなんだよ……」

上条「ゴ、ゴクリ……」



禁書「毎日毎日この部屋でお料理番組を見続けてる私に死角は無いんだよ!」 ドヤッ



上条「…………」

禁書「」 フフン

上条「…………」

禁書「…………」

上条「…………」

禁書「……? とうま?」

ズビシッ

禁書「!? い、痛いんだよとうま!いきなり脳天チョップするなんて!」

上条「だまらっしゃいこの脳みそプリン体!お料理番組だけで料理が作れるようになったらこの世の料理人達は皆失業だっつーの!」

禁書「で、でも!私だってコックさん程じゃなくてもなにか作るぐらいはできるんだよ!」

上条「そりゃそうかもしれないが……だからって一人でなんて無茶だってーの!」

禁書「ぐぬぬ……」

上条「………………はぁ……わかった」

禁書「え?」

上条「今日だけ特別に一人でやってもいいぞ、料理」

禁書「ほ、ほんと!?」

上条「ただし!条件がある」 ビシッ

禁書「じょ、条件……?」

上条「まず一つ、俺がそばで見守ること。危ないと思ったらすぐに止めるからな」

禁書「う、うん」

上条「二つ、簡単な料理にすること。何事もまずは基本からだ。無理に難しい料理して失敗しても面白くないからな」

禁書「わ、わかったんだよ」

上条「三つ、いいか、これが一番大切だぞ」

禁書「」 ゴクリ

上条「絶対に怪我をしないことだ」 ギュ

禁書「ぁ…………」

上条「わかったか?」

禁書「……うん」 コクリ

上条「よし、じゃあやるか!」

禁書「うん!」

上条「まずは手を洗ってくるんだ!」

禁書「了解なんだよ!」

上条「さってと……冷蔵庫には何が余ってたか……」 ガチャ

上条「んー……お、人参と唐揚げの残りの鳥肉があるな……炊飯器の中はまだご飯もあるし……そうだな……」

禁書「洗ってきたんだよとうま!」

上条「おし、何を作るか決まったぞ!」

禁書「本当に?」 ワクワク

上条「おう、炒めて煮込んて簡単調理!その名もカレーです!」

禁書「…………」

上条「おや、不満げですねインデックスさん」

禁書「……普通」

上条「贅沢いうな。材料が余ってて丁度良かったんだよ」

禁書「むぅ~……ま、取り敢えず今日のところはそれで良いんだよ。何事も基本から、だよね?」

上条「おう。ちなみに作り方はわかるか?」

禁書「うん、大丈夫なんだよ。さっきとうまも言ってたとおり、炒めて煮込むだけだから」

上条「そうか。じゃあ取り敢えず任せるけど、わからなくなったら直ぐに聞いてくれよ」

禁書「うん、ありがとうとうま。楽しみにしてるといいかも」

上条「おう。期待してるぞ」

禁書「えへへ」

上条「じゃあ、上条さんは溜まった課題でも消化しますかねー」

禁書「~♪」

上条「(それにしても……あのインデックスがなぁ……)」

上条「(キッチンに来るといったらつまみ食いかご飯を急かすぐらいしかしなかったくせに……)」

上条「(いつの間にか大きくなって……ホロロ)」

上条「(キッチンに一人で立ってるインデックスってのも新鮮だし……それに……)」

上条「(あんま考えてなかったけどこうして見ると新婚さんみたいだなぁ)」

上条「(って俺はなに考えてんだー!)」

上条「…………宿題しよう……」



禁書「~♪」

禁書「(こもえの家ではたまにお皿洗ったりはしてたけど……お料理するのは初めてなんだよ)」

禁書「(初めてとうまに会った時も料理作ってもらって……あの時のとうまったら私からご飯を奪っちゃって……)」

禁書「(あれからずっと……とうまにはご飯作ってもらってたんだよね……)」

禁書「(…………あれ、私本当はすっごい迷惑かも……)」

禁書「(でもでも……とうまはここにいて良いって……それに私も……)」

禁書「(…………むぅ……)」

落ちます
書いてもらってもいいし明日残ってたら書きます

保守

上条「…………」 カリカリ

上条「…………」 カリカリ

上条「(……なんか……)」 カリ…

上条「(集中できないな……)」

上条「(やっぱり課題は後回しにしてインデックスの様子を……)」 チラッ

禁書「~♪」

上条「…………」

禁書「~♪ ~♪」

上条「…………」

禁書「~♪ ……」

上条「…………」

禁書「……と、とうま?」

上条「…………」

禁書「?……とうま?」

上条「はっ!? は、はいなんでしょう!?」 ビクッ

禁書「え、えっと、その……」

上条「ど、どうした? なんかわからないことでもあったか?」

禁書「そ、そうじゃなくて……そんなに見つめられてると……さすがに恥ずかしい、かも……」 モジモジ

上条「えっ!?」

禁書「な、なに?」

上条「お、俺……お前のことそんなに見つめてたか……?」

禁書「う、うん。顔に穴が空くかと思ったんだよ」

上条「え、えーっと……」

上条「(言えない!料理してる姿がなんかいつもと雰囲気が変わって綺麗で見惚れてたなんて言えない!)」

禁書「……とうま?」

上条「それはそのなんといいますですかね、あの、あれですよ」

禁書「アレ? アレって何かなとうま?」

上条「いやー、その……」

禁書「…………」 ジー

上条「あ、あはははははは……」

禁書「…………もうっ!」

上条「はいっ!?」 ビクッ

禁書「そんなに心配しなくてもイイんだよ! とうまは私のことちょっと舐めすぎなんじゃないかな?」

上条「あ……ああ……そ、そうだよ! 心配でハラハラしてたんだよ!」

禁書「な、なんで言い直すの!? もうわかったから別に大丈夫なんだよ!」

上条「いや、親心ってやつですかねぇ~。娘はいくつになっても危なっかしいモンですよ……」 ウンウン

禁書「むぅ~……」 プクー

上条「ははは……それはそれとして、どこまで進んだ?」

禁書「え? えーっと……」

上条「? どうした?」

落ちます
また夕方に来ます

禁書「じゅ、順調に進んでるから、心配しなくても い、いいんだよ」

上条「そうか、それならいいけど……」 ジー…

禁書「……な、なにかなとうま?」

上条「……本当に進んでんのか?」

禁書「……進んでる、かも」

上条「インデックスさん、それ神様に誓って言えますか?」

禁書「ひ、卑怯なんだよとうま!こんな時だけ主の威光を借りようとするなんて!」

上条「おやおやん?敬虔なる信徒であるインデックスさんは地下得ないんですかぁ~?」

禁書「誓えるもん!進んでるもん!」

上条「それなら見せてみろっ!」 バッ!

禁書「あっ!だ、だめっ!」

禁書「…………」

上条「…………インデックスさん?」

禁書「……なにか用かなとうま」

上条「全然進んでないってか……野菜スティックみたいに見るも無残なコレはなんでせう?」

禁書「……人参以外の何物でもないんだよ?」

上条「ほう……じゃあこっちのらっきょみたいな白い丸いのは?」

禁書「……玉ねぎなんだよ」

上条「このサイコロみたいなのは?」

禁書「……ジャガイモなんだよ」

上条「…………」

禁書「だって上手く皮が剥けなかったんだもん!」

上条「…………」

禁書「こんなの魔術か科学かの技術を使わなきゃ絶対無理なんだよ!」

上条「……インデックス、これを見ろ」

禁書「なに!? 」

上条「…………」

禁書「……なにそれ?」

上条「これはな、ピーラーという物だ」

禁書「ぴーらー?」

上条「そうだ」

上条「イギリス生まれのお前ならわかるよな?peelという言葉の意味が」

禁書「ま、まさか……」 ガクガク

上条「いいか、ここにまだ皮むき前の人参がある……これをだな……」 スッ

しゅーっピッ

禁書「ぁ…………ぁあ……っ……」 ガクガクガクガク

上条「こうして、野菜の硬い皮をむくんだ」

禁書「そ、そんな……私の時間と労力は……全て無駄っだったの……?」 ガクッ…

上条「いや、そんなことはないぜインデックス」 ポン

禁書「と、とうま……」


上条「なんせお前は……このピーラーのことを知らないがために、無駄な時間を過ごしたんだからな」 キリッ


禁書「」

なんか迷走
ちょっと離席

上条「うぅ……さっきからおんなじところばっかり噛みやがって……」 ヒリヒリ

禁書「」 ツーン

上条「とにかく……わかんないことがあったら聞けって言ったろ?」

禁書「……テレビでは包丁でしゅーっとぱーっとやってたんだもん……」 ムスッ

上条「そりゃ料理を一日中作ってるような人たちはな……」

禁書「とうまだってこの前大根の皮するするーってやってた!」

上条「アレは桂剥きっつってああいう切り方なの!」

禁書「ぐぬぬぅ」

上条「まったく……」

上条「それに玉ねぎも……みーんなむいちまってどうすんだよ」

禁書「だって剥けるから……」

上条「茶色のとこだけで良いんだよ……じゃがいももこんなにちっさくなって……」

禁書「だって、芽は取らなきゃダメって……」

上条「それもピーラーのここ使えば簡単にできるっての。ほら」

禁書「ぅう~……」

上条「肉に至っては解凍もしてないし……」

禁書「自然解凍が一番だって……」

上条「時間が無駄にかかるから却下。電子レンジ使え」 ピッ

禁書「ぅう…………私は自分の無知と無力を思い知ったかも……」

上条「あやぁ? ここに来てリタイアですかインデックスさん」

禁書「そんなことはないけど……」

上条「……大丈夫だ」 ポン

禁書「…………」

上条「お前ならきっと上手く作れるよ、インデックス」 ナデナデ

禁書「……うんっ」

上条「よし、そんじゃあ」

禁書「カレー作り、再開なんだよ!」

上・禁「おーっ!」

~~
禁書「うぅ……タマネギがぁー……とうまぁ……」

上条「ん?」←鼻にティッシュ詰めてる

禁書「!?」

~~
上条「ぎゃーっ!なに包丁振り回してんだインデックス!?」

禁書「え?だってとうまが乱切りって……」

上条「乱切りってのは不規則に適度な大きさで切り分けるってことですよ!」

~~
禁書「ふぎぎ……じゃがいもっ……硬いんだよ……!」 プルプル

上条「」 ハラハラ

~~
上条「よし、炒め終わったなー」

禁書「既に美味しそうなんだよ……」 ジュルリ

~~
禁書「とうまー!どんどん出て来て止まらないんだよー!!」

上条「灰汁は適度に取れたらそれでいいぞー」

~~

上条「運び終わったかー?」

禁書「完璧……じゃなかった。福神漬けが無いんだよとうま!」

上条「ああはいはい。今持って行きますよー」

禁書「早く!早く!」

上条「そんなに急かすなって……インデックスは牛乳?麦茶?」

禁書「カレーには牛乳!それ以外は邪道かも!」

上条「はいはい……よっと、それじゃあコレで……」

上・禁「かーんせーい!!」

つーわけでカレー食って来る
しばらく離席

禁書「思ったより上手くできたんだよ」

上条「ああ、予想以上でビックリだ」

禁書「ふふふ、もっと敬うといいんだよ」

上条「ま、細っこい人参やらサイコロポテトにらっきょ型タマネギも見えてるけどな」

禁書「うぐ……」

上条「……まあ、それにしても上出来だよ」

禁書「むぅ……」

上条「よくやったな、インデックス」 ナデナデ

禁書「っ……ほ、褒めるのは食べてからにして欲しいかもっ!」 パッ

上条「おっと、それもそうだな。そんじゃあ、食材の皆さん農家と酪農家の皆さん、そして天地の恵みに感謝して……」

上・禁「いただきまーす!」

禁書「」 パクッ

上条「」 パクッ

禁書「んっ……!?」 モグッ

上条「こ、コレはっ……!」

禁書「ぅ……」

上条「うまーいっ!!」

禁書「えっ?」

上条「ん?どうしたインデックス」 モグモグ

禁書「お、美味しい?」

上条「おう、美味いぞ?」

>禁書「」
>上条「」
これって気絶してるとか死んでるとか思考停止とか、そういう意識がない的な表現じゃないの?

禁書「そ、そう……?」

上条「おう!」 モグモグ

禁書「そ、そっか……」

上条「お、そろそろニュースの時間だな。どれどれ明日の天気は……」 ピッ

禁書「…………」 モグモグ

上条「おお、明日は晴れだってさ」

禁書「へー」 パクッ

上条「久々に布団干せるなー」

禁書「うん」 モグ…

禁書「…………」 モグモグ

禁書「(……やっぱり、美味しい……けど……)」

禁書「…………」 パク

禁書「(……別に普通のカレーライスなんだよ……)」 モグ…

禁書「…………」 カチャ…

禁書「(……やっぱりとうま……私に気を遣って……?)」

上条「? どうしたインデックス」

禁書「えっ?」 ビク

上条「食べてる途中でスプーン置くなんて珍しいな。食欲無いのか?」

禁書「あっ、べ、別になんでもないんだよ!ちょっと考え事を……」 アセアセ

上条「そうか? それならいいけど……」

禁書「そ、そうなんだよ!」

上条「ふーん。何考えてたんだ?」

禁書「え……えっ!?」

上条「いや、普段食べることに関しては他の追随を許さない程熱心なインデックスが、それを差し置いてまで何を考えてたのかなって……」

禁書「え、えと、えと……」

上条「?」

禁書「(な、なんかハッキリとは言いづらいんだよ……)」

上条「」

禁書「」

上条「」

途中送信済まぬ

上条「そうか? それならいいけど……」

禁書「そ、そうなんだよ!」

上条「ふーん。何考えてたんだ?」

禁書「え……えっ!?」

上条「いや、普段食べることに関しては他の追随を許さない程熱心なインデックスが、それを差し置いてまで何を考えてたのかなって……」

禁書「え、えと、えと……」

上条「?」

禁書「(な、なんかハッキリとは言いづらいんだよ……)」

上条「?」

禁書「れ、レディーにそんな質問するなんてとうまはとんだ無礼者かも!」

上条「な、なんだよ……別にいいけどさ……」

ごめん待って
>>99もギャグパートで白目剥いてんの?

あ、途中だったのね

禁書「もうっ」 パク、モグモグ

禁書「(だいたい、とうまが変な気を遣ったりするのが悪いんだよ! 普通に美味しい、で良いのにあんな大袈裟にするから!)」 モグモグ

禁書「(どう足掻いてもこんなの普通のカレーなんだよ! ていうかお店で普通に売ってるルーなんだから味なんてそもそもたいして変わらないかも!)」 モグモグモグ

禁書「(なにがそんなに美味しく……)」

禁書「あれ?とうまどうしたの?」

上条「ん? いやあんまり美味いからおかわりでもと思ってな」

禁書「…………」 ジー

上条「ど、どうした?」

禁書「……なんでもないんだよ。それよりとうま……」

上条「ん?なんだ?」

禁書「お皿かして」

上条「は?」

禁書「私がよそってきてあげるんだよ」

上条「え?いやいや、そのくらい自分でできるって」

禁書「いいから!今日は私が料理当番だから私に任せるといいかも!」

上条「そ、そうか? それなら頼むよ」

禁書「ちゃんと座って待っててね!」

上条「俺は子供か!」

禁書「…………」 テクテク

上条「…………」

上条「(なんか機嫌悪いなインデックスのやつ……俺なんかしちまったか?)」

上条「(うーむ……思い当たる節は無いけど……)」

上条「(でもカレー出来上がった頃はまだ楽しそうにしてたし……うーん……?)」

禁書「はい、もってきたんだよ」

上条「お、ありがとな」

禁書「…………」 スイッ

上条「え?」

禁書「……これからする質問にちゃんと答えてくれたら、渡してあげてもいいかも」

上条「質問?なんだ?」

禁書「…………」

禁書「(ぅう……なんか改まって聞くのは……でも……)」

上条「…………?」

禁書「…………とうま」

上条「なんだ?」

禁書「私の作ったカレー……本当に美味しかった?」

上条「…………」

禁書「(とうまは嘘つくのは得意じゃないから、一発でわかるんだよ!)」

禁書「(さあとうま!私のカレーが本当に美味しかったかそうじゃないか……はっきりさせるんだよ!)」

上条「ああ、凄く美味かったぞ?」 ケロッ

禁書「…………」

上条「?」

禁書「どのへんが美味しかったのかな?」

上条「え!?ど、どのへん!?え、えーっと……」

禁書「……もしかしてとうま、適当に言ったの?」

上条「そんなことないって!でも具体的にって言われるとなんというか……はい……」

禁書「…………」 ジトー…

上条「い、いやその……あ、そうだ!」

禁書「! なに!?」

上条「あ、愛情がいっぱいで美味しかったなー!な、なんて……」

禁書「ぁっ……あいじょっ……!?」 ポロ…


ベチャッ


上条「ぅあっちぃ!?」 ビクゥッ‼

禁書「あっ!?」

上条「ぎゃぁああああああっ!?おいもがっ!?あっつあつのお芋様が背中にいぃいいいっ!?」 ジタバタ

禁書「ご、ごめんとうま!わ、わざとじゃないんだよ!」 アタフタ

上条「うがぁぁあああああ!!」 ゴロゴロゴロゴロ

禁書「あわわ……と、取り敢えずお風呂に入ってくるといいかも!!」

上条「わ、わかった! うおっ!?動くほど芋が背中にゴロゴロ入り込んできやがるっ!?」バタバタ

禁書「ちゃんと頭も洗うんだよー!」

上条「だから俺は子供かっ!?」

禁書「……ふぅ……まったくとうまは……いきなり変なこと言うから思わずお皿落としちゃったんだよ……」

禁書「うわぁ……床にもカレーが……取り敢えず雑巾で……」 フキフキ

禁書「…………」 フキフキ

禁書「(……それにしても、さっきの……)」


上条『愛情がいっぱいで美味しかったなー!』


禁書「…………ムヒュッ……」

禁書「……ハッ!? い、今相当気持ち悪い声出てたかも!?」

禁書「うがぁーっ!!それもこれもとうまのせいなんだよ!!とうまが変なこと言うから!」 フキフキフキフキ!

禁書「変なこと…………言うから……」 フキフキ

禁書「…………」 フキ…

インちゃん可愛い
http://i.imgur.com/pTHNMrp.jpg
http://i.imgur.com/jtJRnVH.jpg
http://i.imgur.com/WHna1ZN.jpg

コメント増えるの待ってんの?

禁書「ふぅ……」

禁書「…………」

禁書「ゆ、床も拭き終わったし、どうしようかなっ」

禁書「あ、そういえばまだ食べてる途中だったんだよ……ァムッ……」 モグモグ

禁書「…………」 モグモグ

禁書「(……とうまったらまたあんなこと言って……)」 モグモグ

禁書「(どうせ他の女の子にも言ってるに決まってるんだよ!)」 パク、モグモグ

禁書「(いつわとか、オルソラとか……)」 モグモグ

禁書「(まったく……とうまはまったく!)」 モグモグ

~~

禁書「ごちそうさまでした」

上条「お、丁度いいな。風呂上がったぞー」

禁書「あ、とうま大丈夫?火傷しなかった?」

上条「ん?ああ大丈夫大丈夫。まだちょっとだけヒリヒリするけどなー」

禁書「ホントに大丈夫なの?ちょっと見せて」 グイ、ギュ

上条「うぉっぷ」 ポフッ

禁書「んー……あ、ここ赤くなってるんだよ!」 ツンツン

上条「いや別にそこは痛くないし……大丈夫だろ」

禁書「本当に?本当に大丈夫なの?」 ズイッ

上条「だーっ!大丈夫だっての!」

禁書「…………?」 ジッ…

上条「……?どうしたインデックス?」

禁書「…………え? な、なにかいった?」

上条「いや、そんなに俺の顔見つめてどうかしたか?なんかついてる?」

禁書「べ、別になにもついてないんだよ」

上条「そうか?じゃあなんだ?」

禁書「いや……うーん……」 グニッ

上条「いひぇっ。ほっへはひっはるんひゃあいまへん」 グニーン

禁書「…………ねぇ、とうま?」 パッ

上条「ん? なんだ?」

禁書「その……何度もしつこいけど……」

上条「ん?」

禁書「カレー……本当に美味しかった……?」

上条「……なんでそんなに聞くんだ。別にどこもおかしくなかったぞ?」

禁書「私は正直……いつもと何も変わらないと思うんだよ。でもとうまは美味しい美味しいって言うし……」

上条「……俺がお前に気を遣ってるんじゃないか、ってことか?」

禁書「……うん」

上条「……なるほどな……」

禁書「…………」

上条「…………うん……インデックス」 ギュ

上条「」
禁書「」
上条「……」
禁書「……」

だけで気絶とか白目むいてるとか判断するやつどんだけ読めないんだよ

上条「もしかしたら、お前にとってはいつも通り、なんの変わりもない普通のカレーだったかもしれないな」

禁書「……うん」

上条「だけどな……今日のカレーは、俺にとって特別なカレーだったんだ」

禁書「……?」

上条「これ言ったらお前は怒るかもしれないけど……今までのインデックスはなんつーかその……洗濯とかは下着があるから別にしても……あんまり家事を手伝うとか考えてなかったろ?」

禁書「…………」 コクリ

上条「俺は正直それでもいいと思ってたんだよ。家事は別に嫌いじゃないし、俺のほうが多分年上だしな」

禁書「…………」

上条「でも、今日初めて……インデックスが自分から、料理をするって、言ってくれたんだ」

禁書「…………」

上条「それがなんか凄く嬉しくて……変な話だけどな」

禁書「…………」

上条「だから、このカレーは俺にとって……生まれて初めて食べたカレーだったんだよ」

上条「カレー作ってくれてありがとう、インデックス」 ポン

禁書「!」

上条「凄く、美味しかったぞ」 ナデナデ

禁書「ぁ…………」 キュ…

上条「ん?」

禁書「……おいし……かった……?」

上条「うん。今まで食べた中で一番だ」 ナデナデ

禁書「ほんとに?」

上条「ああ、本当に本当だ」 ナデナデ

禁書「…………」

上条「…………」 ナデナデ

禁書「…………えへっ……」 ニヘ

上条「ん」 ナデナデ

禁書「えへへっ……えへっ……♪」 ニヤニヤ

上条「ははっ」 ナデナデ

禁書「えへへ……な、なんか凄く恥ずかしいっていうか……うふっ♪……嬉しいっていうか……えへへ」 ニヤニヤ

上条「そうかそうか」 ナデナデ

禁書「うぅ~、顔赤くなってない?」 ニヤニヤ

上条「なってる。それにすごいニヤニヤしてる」

禁書「み、見ないで欲しいかも~」 ニヤニヤ

上条「いやいや、インデックスのにやけ顏なんてなかなか見れないレア顔ですから。たっぷり堪能させてもらいますよー」 ナデナデ

禁書「もうっ、とうまの変態!」 ペチペチ

上条「ははは、なんとでも言うがいい」 ナデナデ

禁書「ぅう~……お風呂入ってくる!」 パッ、タタタッ

上条「おー、いってこーい」 ヒラヒラ

禁書「覗いちゃダメだからね!」 ガチャ、バタン

上条「覗くかっての!!」

上条「…………ふぅ……」

上条「…………」

上条「……さてと」

禁書「とうまー、お風呂上がったんだよー」

上条「おう、さっぱりしたか?」

禁書「うん!」 トテトテ

ポスッ

上条「……あの……インデックスさん?」

禁書「なにかなとうま?」

上条「膝の上に座られると、テレビの画面が見えないんですが……」

禁書「んー?ふふふっ♪」

上条「はぁ……まあいいか……」

禁書「~♪」

上条「…………」

<続いてのニュースです、明日は…

禁書「…………」

上条「…………」

禁書「…………」 トン

上条「…………」

禁書「…………」 グリグリ

上条「……頭ぐりぐりされると苦しいんですが……」

禁書「…………」 グリグリ

上条「…………」 ポン

禁書「…………」

上条「…………」 ナデナデ

禁書「♪」

キリもいいしそろそろ落ちますわ
残ってたらまた書かせてもらうし乗っ取ってもらってもいいし
インデックスさんマジ可愛いよぉ

乙なんだよ!
ほのぼのかわいいなあ

前から思ってたけど何でインデックス人気無いん?原作見てても不思議でしょうがない

>>146
原作じゃインデックス視点の描写がほぼないから感情移入しにくいのかもしれん
インデックスかわいいよインデックス

誰か続きを…

上条(インデックスの体温が…いや意識するな…無心無心)

禁書「…とうま」

上条「ん?ど、どうした」

禁書「あのね。その…これからは料理とかお掃除とか教えてほしいかも」

上条「またなんでそんな…別に気を使う必要は」

禁書「ち、違うんだよ!」クルッ

禁書「少しずつしかできないかもしれないけど…」ゴニョゴニョ

禁書「と、とうまが喜んでくれるの嬉しいから…私、頑張りたい」

上条「……」
 
上条「…えっと…まず顔がものすごく近いのですが…」

禁書「ふぇ!?ご、ごめん!うぅぅ…」

上条「俺としてはその気持ちだけでも嬉しいんだけど…わかったよ。ちょっとずつな」ナデナデ

禁書「…うん。えへへ…」ニコニコ

上条(なんだこれヤバイ可愛すぎるだろそしていいにおいがするし柔らかいしかしこの場面で発情はダメな気がするぞ落ち着け俺ええ!!)
みたいなのはよ

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