高垣楓「どちらがお好みですか?」モバP「…」 (39)


モバマスの高垣楓メインのSSです。

相変わらず内容が無いような……どころか今回は内容が全くありません。

短いですが、最後まで目を通して頂ければ幸いです。

それでは投下いたします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392358273

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--ぱちっ……

楓(あれから結局寝付けなかったな……)

もぞもぞ……

P「……」ZZz

楓(お疲れプロデューサーの寝顔……あ、寝ぐせできてる…くすっ。相変わらずだなぁ。もう。)

楓「お寝坊さんには、イタズラしちゃいますよー。なんて……」なでなで

P「……」ZZz

楓(………)

楓(プロデューサー、いつも私のためにお仕事頑張ってくれてる……)

楓(私も期待に応えて恩返ししなくちゃ、ですね)

-------スッ……

楓(プロデューサーが頑張れるように、おまじないです……)

P「……」ZZz

楓「……ふふっ。」

楓「さて、と。私は朝ごはんの準備でもして、お寝坊さんを待ってましょうかね」

楓(んー。)コクッ

楓(今日のお味噌汁もカンペキ…ですね)

……ガチャ

楓(あ……)

P「おはようございます。楓さん」

楓「おはようございます。休日はお寝坊さんなんですね?」

P「いやー。面目ない……それよりも………」

P(今日は割烹着なんだ…エプロン姿もいいけど、これも……)

楓「?……考え事ですか?でも寝ぐせついた頭じゃ恰好つきませんよ?」

P「え、寝ぐせ付いてますか?…お恥ずかしい所を……」

楓「休日だからって、それじゃダメですよ。ほら、朝ごはんできてますので、早くシャワー浴びてきてください。ね」

P(なんかデジャヴするな……)

P「はい…でも何なら、俺を待たずにお先にご飯食べてもらっても構いませんよ」

楓「むー。」

P「!」

楓「ご飯は一緒に食べようって約束したじゃないですか。もー。」

P(………)

楓「私、待ってますから、早く済ませちゃって下さい。ね?」

P「わかりました……行ってきます。」

楓「あ、ちゃんと脱衣所に着替え用意しておきましたから」

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P「お待たせしてすみません。頂きましょうか」

楓「はい。どうぞ、召し上がれー。」

P「しかしすみませんね、結局休みの日は朝ごはん作ってもらう事になってしまって」

楓「私、言ったじゃないですか、迷惑じゃないですよって」

P「それは、そうですけど…」

楓「それに、私、好きなんです。プロデューサーと食べるごはん、おいしいですから…」

P「そうですね。ごはんは一人で食べるより、楓さんと一緒に食べた方がおいしいですね」

楓「ふふっ。だから、気にしないでください。ね」

P「えぇ。ありがたく頂きます」

ジャー……

楓「プロデューサー。別に洗い物手伝わなくてもよかったのに…」

P「いえ、おいしいごはんを食べさせて貰ってますから、これぐらいは」

楓「でも……」

P「それに楓さん、こうやって台所に二人で並ぶの好きなんですよね?」

楓「はい。なんだか、一緒に作業してるんだなーって感じがして…」

P「俺もなんだかいいなーと思ってましたから。一緒ですね」

楓「ふふっ。」

P「洗い物終わったら、コーヒー飲みましょうか?」

楓「そうですね。お湯も沸いてますし……」

ぽふっ

ぽふん

P(………)ズズッ

楓(………)コクコク

P・楓「はぁ~」

楓「ふふっ。お疲れ様です」

P「楓さんも、お疲れ様です」

楓(そうだ……)

楓「プロデューサー」

P「はい。どうしましたか?」

楓「私、クイズを考えたんですよ。ちょっと考えてもらえますか?」

P「クイズ……ですか。いいですよ。」

楓「ふふっ。さて問題です。今日は何の日でしょうか?」

P「今日は2月14日だから……」

楓(………)

P「煮干しの日ですかね?」

楓「へっ…」

P「だってほら、2『に』月1『ぼう』4『し』日で煮干しじゃないですか。」

楓「ふふ。何ですかそれー、ただのゴロ合わせじゃないですか。」

P「今朝楓さんが作ってくれたお味噌汁、煮干しの出汁がしっかり効いてておいしかったなーと考えてましたので……」

楓「私だんだんプロデューサーの好みがわかってきましたので……お出汁はしっかりと。が良いんですよね?」

P「はい。やっぱり味噌が濃いのよりは、出汁が効いている方が好きですね。」

楓「ふふっ。もうプロデューサーの好みは大抵知ってますから……って、そうではなくて、もっと他にもありませんか?」

P「そうですね、他に、ですか……俺と楓さんが久しぶりに休みが重なったことですかね。」

楓「それは、そうなんですけど、もっと他にありますでしょう?ほら。」

P「うーん……」

楓(………)

P(………)

楓(………)プクー

P「……そうですね。今日はバレンタインデーですよね。」

楓「もー。答えを出すのが遅すぎです。わかってるなら早く答えてくださいよぉ。」

P「すみません……答えを待っている楓さんがあまりにもかわいくって……それで、答えは合っていますかね?」

楓「はいっ。正解です」ニコ

楓「正解者のプロデューサーさんに私からチョコレートの贈呈です」

P「マジですか!ありがとうございます。」

楓「ふふっ。プロデューサーが帰ってきてすぐにお休みになられた後、ちょこっと徹夜して作ったんです。そのせいで少し寝不足気味なんですけども」テレテレ

P(照れてるときのダジャレだ……かわいい)

P「わざわざすみません……早速頂いてもいいですか?」

楓「はい。愛情をちょこっとではなく、たっぷり込めてお作りしましたから……味わって下さい。ね?」

P「では、……頂きます」

楓(………)

P「……うん。ちょっとほろ苦くて……でもその中にほんのりと甘みがあって……美味しいです。」

楓「ふふっ。お気に召したようでなによりです。」

P「ん……あれ?もしかしてこれお酒入ってますか?」

楓「ちょっぴりですけどね。日本酒が入ってますよ。お休みだからお酒入っていても大丈夫かな?と思いまして……。」

P「へぇ……。お洒落ですね。お酒だけに。」

楓「うーん。いまいちですよ。プロデューサー」

P「ははっ。手厳しいですね。……あっ、じゃあこれは?今日はお休みだし昼間から飲酒しても……?」

楓「!」

楓「いいんしゅよ。ふふっ。」

楓「ねぇ、プロデューサー?」

P「はい?」

楓「このチョコのようにちょっと苦いチョコと、甘いチョコ。どっちがお好みですか?」

P「え、あぁ……どちらも好きですよ。」

楓「ふふっ。もしよろしければ、甘~いチョコも召し上がってくれませんか?」

P「まさか、楓さん。これとはまた別にチョコ作ってくれたんですか?」

楓「いいえ。作っていませんよ?チョコはこれだけです。」

P「どういう事ですか?」

楓「このチョコにひと手間加えるんですよ。」

P「まさか作り直すんですか?時間掛かってしまうでしょうから、そこまではいいですって……。」

楓(………)

楓「……いえ……すぐに終わりますから……」

P「…すぐに?」

楓「こうして……」ずいっ

P(か、顔が近いっ!)

楓「こうすれば……」

--------チュー

楓「ね?甘くなってきたでしょう…///」

P「は、はい…甘くなってきました///」

楓「じゃあ、次はもっと甘く……」ヒョイ

楓「ふぃてあげまふから……」

ぎゅー

P「!」

--ちゅ……ん………んちゅ……

楓「ぷほっ」

P「ぷはっ」

楓「どうですか?これぐらいの甘さで……」

P「えぇ…すごくいいんですけど、俺は……」ヒョイ

P「これふぁいあまいふぉうが……」

ぎゅっ

楓(あっ………)

--ちゅう……ちゅうぅぅ………ちゅっちゅ……

P「ぷはっ」

楓「ぷほっ」

P「好きなんですよね……楓さんはどうですか?」

楓「……これぐらいの甘さも好きです///」

P「それじゃあこれぐらいの甘さで…残りも食べちゃいましょうか……///」

楓「は、はい///」

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P「二種類もチョコレート頂いちゃいましたし、お返しをしなきゃですね……。何でも言ってください」

楓「何でもいいんですか?」

P「えぇ。何でも大丈夫ですよ」

楓「じゃあ……」

ぎゅー

楓「あなたと一緒にもっと甘いもの食べたいなーと」

-----チュ

P「これで…いいんですか?」

楓「えぇ。あなたと一緒にいられるなら、私はそれだけで幸せですから………バレンタインデーですし、今日はあなたと結ばれていたんでーす。なんて///」

P「…楓さんのお願いなら、聞かない訳にはいきませんね。」

がばっ

楓(……///)

P「さて……まずはダジャレを言っちゃう口を塞いじゃいますね?」

楓「あっ……」


以上になります。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。相変わらず成長しません。それにチュッコラするだけって……劇場や甘美楓さんとも雰囲気違いますし。

今日が煮干しの日だなんて、最近知りました。教えてくれた友人は煮干しをご所望だったので、チョコ作らずに、煮干しを買ってあげましたとも。あぁ…話がそれました……。

批判、意見、感想、頂けましたら今後の参考にいたしますので、宜しければ書いて頂けると幸いです。

毎回お粗末な内容ですみません。今日も広い範囲で雪ですね。皆様お気をつけて…それでは失礼致します。

前作です。

・いろんな意味であまい。まったりと読めるよう心掛けたつもりです。

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高垣楓「朝食を抜いてると聞いてチョーショック」モバP「…」 - SSまとめ速報
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・李衣菜がバイクに乗ります。+チラ裏的な後書き。後書書きたかっただけか?ってぐらいグダウダと。そして病んでます。ぐぅ疲とは別次元のヤバさ。見ない方が賢明です。

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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392083554/)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年12月21日 (月) 15:12:21   ID: mQQ79d4k

洒落のシャは酒ではないんだよなぁ

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