たまこ「すてるすまーけっと」(116)
たまこ「うーん、最近なんだかおもちが売れないなぁ。何が原因なんだろう」
もち蔵「時期が悪いんじゃないのか?」
たまこ「そうかなぁ? でももち蔵のお店は繁盛してるよね」
もち蔵「き、気のせいだろ! じゃあ俺店の手伝いあるから」
たまこ「あ! ちょっともち蔵! なんだよぅ・・・」
たまこ「とにかく原因を調べないと。ググってみよう」
すてま!
たまこ「ただいまー!」
福「おぉ、たまこおかえり」
たまこ「今日もお餅売れないねぇ」
福「まあそういうときもあるさ」
たまこ「でも! これがいつまでも続いたら!」
豆大「バカ言ってんじゃねえ! そんなことあってたまるかってんだ!」
たまこ「お父さん・・・」
豆大「ふん、ちょっくら出かけてくる」
福「たまこ、気にしなくていいからね」
たまこ「うん・・・」
もち蔵「あぶねーあぶねー、危うくたまこにバレるとこだったぜ。たまこ、俺がこんなことやってると知ったら幻滅するだろうな」
たまこの部屋
たまこ「早く原因を突き止めてなんとかしないと、一家離散の危機だよ↑」
たまこ「検索ワードはとりあえずうちのお店の名前でいいかな? ん?関連五句が出てきたよ」カチカチ
たまこ「えっ!? なんだよこれ!?」
たまや 不味い 食中毒
たまや 鶏 不衛生
たまや 嫁殺し コーラン燃やした
たまや 娘 かわいい
タリバンに通報した
はやくしろ
たまこがいんたーねっとなんかするわけがない
不衛生なのは確かだよな
たまや 鳥インフルエンザ
コーラン焼いたって何?
サジェスト汚染じゃん
たまこ「なにこれ! なにかの間違いだよ! ぐるなびなら!」
評価 ★☆☆☆☆
店構えだけは老舗の風格ですが、味は全く伴っていません。
鳥を店内で放し飼いにしたり、小さな子供に手伝いをさせたり、いつ食中毒が起こってもおかしくない程に衛生面は最悪です。
これからは向かいのハイカラでお洒落なRICE CAKE Oh!ZEEを利用しようと思います。
もっちー(10代・男性)
ワロス
もっちーってまんまやんけ
おいwwwwwwwwwwwwwwwwステルスしてねえぞwwwwwwwwwwwww
ステマっつーかネガキャンだな
>>16
ネガキャンもステマに入るってさ
たまこ「ほかには・・・・」
評価 ★☆☆☆☆
近くを通りかかったので入ってみることにしたのですが最悪でした。
うるさい鳥が飛び回り店内はほこりだらけ、店員さんも注意しないで放置していて唖然としてしまいました。
小さなお店に入って何も買わないで出て行くのも気まずいのでまめ大福を購入しましたが、気持ち悪くて食べる気になれずに処分してみました。
皆様も気をつけてください
グリーン(10代・女性)
たまこ「」
(あの家パソコンあったんだ)
グリーンってまんまやんけ
せめて年齢は偽れよwwwwwwww
>>17
そうなんか
そりゃ失礼
たまこ「ひどいよ! あんまりだよ!」
チョイ「大きな声を出してどうしたのだ、たまこ?」
たまこ「チョイちゃん! 実はね、こういうわけで・・・・・・」
チョイ「ふむふむ・・・・・・」
チョイ「これはステルスマーケットの一種ではないか?」
たまこ「すてるすまーけっと?」
まさか三芝?
おいでさーにーうわああああああああああああああああああ!!!
マーケティングだったけどいいよね
チョイ「そうだ。ステルスマーケティング(英: stealth marketing)とは、消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること[1]。略称はステマ。
アンダーカバー・マーケティング(英: Undercover marketing)とも呼ばれる。
「ステルスマーケティング」という表現自体は比較的新しいものである。だが、このような手法自体がまったく新しいものかというとそういうわけではなく、これは従来、日本で「サクラ」や「やらせ」と呼ばれていた手法と類似している手法である。
ただし現代の「ステルスマーケティング」は、現代流のマーケティングの手法が併せて用いられており、現代の消費者の情報収集行動を狙っている。
規模はさまざまであるが、大規模なものになると宣伝業務に特化している広告代理店などがチームでその作戦を練り、組織だって大量の人員が動員されて行われていることがある。」
たまこ「よくわからないけど風評被害ってことだね!」
チョイ(あながち間違っていない部分もあるがな)
Wikipediaコピペするなwww
たまこ「それで、どうすればいいのかなぁ?↑」
チョイ「サジェスト汚染はわたしがなんとかしよう。たまこはぐるなびのレビューを書いてくれ」
たまこ「れびゅー?」
チョイ「そうだ。目には目を、歯には歯をだ。散り合えず複数の端末でアカウントを作って☆は5つ、内容は有名料理店のレビューをコピーして少し改変するだけでいい」
たまこ「わかったよ、チョイちゃん!頑張るよ!」
チョイちゃんぐろーばるだな
チョイちゃんは賢いなぁ
チョイちゃんのチョイちゃんをちょいちょいしたい
もち蔵「あー暇だな、たまこも店の手伝いだかで全然相手してくれねーし。早くあんな店潰れちまえよ」prrrrrr
もち蔵「ん? 常磐から電話か。珍しいな」
みどり『もしもし!? ちょっとアンタアレ見た!?』
もち蔵「なんだよ大きな声出して。少し落ちつけよ。ていうかアレってなんのことだ?」
みどり『いいから早くぐるなび見なさいよ!』
もち蔵「わかったよ・・・・・・えーっとぐ、る、な、びっと」カタカタ
もち蔵「はぁ!?」
たまや 総合評価 4.35
評価 ★★★★★
私は異国から来たのだがこんなに美味いものは食べたことがない。
特におすすめは豆大福であり、私の体重を3倍にしてしまった重罪人である。
更に形容しがたい美しさを持つ鳥がおり、それだけで兎やま商店街に来た価値があると思わせられる程だ。
不衛生などと書かれているがそれは頭がおかしい奴の戯言に過ぎないので是非一度足を運んでみて欲しい
鳳凰(10代・男性)
何でみどりまでグルなんだよw
ふぇぇ、ステルスになってないよぉ><
評価 ★★★★★
たまやのおもちはおいしいよ!
たまやの子(10代・女性)
評価 ★★★★★
こんなに美味い餅は食ったことがねぇ。兎やま商店街にきたらよって見るべきだな。
豆大好き(40代・男性)
評価 ★★★★★
昔から変わらない製法で作り続けてるからねぇ。美味しいよ。
福ちゃん(70代・男性)
みてる
みてない
グリーンwwwwwwwwwwwwww
やっぱステマって糞だわ
みてる
久しぶりのいぬまるスレだと思った俺のワクワクをこねくりまわして饅頭にして鼻の穴の中にねじ込んでやる
マダー?
ステマのステマスレ
クソワロス
もち蔵「なんだよこれ・・・1.3まで下げた評価がここまで回復しているなんておかしいだろ! しかもうちの店の評価まで下がってるなんてありえねぇよ!」
みどり『ありえてるんでしょうが! 店がなくなればたまこと遊べる時間が増えるって言われたから協力してやってるんだから、あんたもしっかりやりなさいよね!』ガチャ
もち蔵「くっそ・・・なんでこうなるんだよ」
クズしかいねえ
ィ
´ ̄ ̄ ̄` 、 /:.´ ̄ ̄)
,. ´ ∨ / ̄ヽ`ヽ
r 、 / 〈 ノ:.ノ
| i ,. ,
/ .i .´ ′
/ / / r―v―y- 、 ⌒', } んほおおおぉぉ!!
/ / ; }: : : : : : : : :.ン ′ ;
/ 八 キュポキュポ | ´ | /
./ `ー- -------- ------シ / }′
ヽ i i i.:.:.., ミ ′ 、
マ  ̄ ‐ - 、──────ミ { `¨¨¨¨¨¨¨二ヽ
ゝ 〈 `、 .、 、 :, ー :.:¨¨¨¨ヽ
{ ノ ` 、 __ノ .\...} 入 :.:.:.ー< ̄ `
7` ‐ 、 丿 .{厂⌒¨¨ヽ ,. ´ \ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ
` 、 ` r-.´ .__// {ノ―‐ゝ-- ⌒¨¨¨´ 丶:.;,___ヽ ̄ ̄
`‐- ___ ! > 丿 .ーァ′
しぇ
ほっほ
もち蔵「とりあえずはレビューを継続・・・これでトントンだな」
吾平「おいどうしたもち蔵。ご近所迷惑になるだろうが」
もち蔵「親父・・・実はこういうことがあって・・・」
吾平「たまやもステマをやってるぅ? そんなんありえねぇだろ。向こうにはそんな頭の回る奴なんていねえよ」
もち蔵「でも実際こうなってるんだぜ!?」
吾平「仕方ねえな。奥の手を使うか」
もち蔵「そんなんあるなら最初っから使っておけよ!」
吾平「これだけは使いたくなかったんだよ。諸刃の剣だからな・・・・・・」
>>48
まだ早い
あんことかんなちゃんマダー?チンチン
し'^i:.:.:|:.:|
| 人
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イ::::::::::::ニ=云 γ⌒ヽ 云=ニ:::::::::::::i\ しおりっさん!
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ニュー速VIP ちょwwwwwwこのぐるなびステマすぎワロタwwwww
名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID: 5hey!
ここ2日で★5評価連発wwwwwwwwww
もち蔵「親父・・・・・・」
吾平「ふっ・・・・・・」
名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID: shiori
ちょwwwwこの餅屋知ってるんだがwwwwwwwwwwww
名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID: motizoo
これはあからさまなステマですね
名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID: anko
え・・・何かの間違いでしょ? そんなことするお店だと思わなかったよ?
ゲスい親子だなwww
しおりさんwwww
名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID: kanna
ふむ・・・これはRICE CAKE Oh!ZEEのネガキャンであるkanouseiga微レ存・・・・・・
吾平 もち蔵 !?
名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID: kanna
なんてね☆
吾平「勘のいい奴もいたもんだな」
もち蔵「あぶないあぶない・・・・・・ん?」
微レ存とか久々にみたな
名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID: yaobi
>>kanna 私もそう思っていたところだよ
名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID: shiori
>>yaobi kwsk
名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID: kannna
>>yaobi 理由は?
名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID: yaobi
レビューの日付が昔のものはほぼ☆1つ評価
頻出するRICE CAKE Oh!ZEEというワード
同時期のRICE CAKE Oh!ZEEの評価は☆5つばかり
もち蔵「おい・・・これやばいんじゃないか?」
吾平「だからやりたくなかったんだよ!」
すまんたまこがスネークしてきたオタクに殺される展開しか思いつかない
はよ
マスターやるなぁ
かんなちゃんならIP抜くぐらいの芸当はやってくれるはず
犯されてください
もち蔵「くっそ!どうすんだよ!?」
吾平「知るか!仕込みがあるからおれは行くぞ!」
もち蔵「なんなんだよ・・・・・・くそっ、なんとかしなくちゃ」カタカタカタ
「ねえ、何やってるの?」
鳥が不衛生なのは事実だろ
汚らしい
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
Y⌒ヽ
ハ
r{:¦ j
ヽ` (^ー′ __,ィァ..,─、 ./::\ィヘ ,,
> Ⅴ:::/ /::::::」 ,.-、|:::::_/.|::::〉
. ミ /:::::〉 レ'´ ー'.レ'_,.ィ ̄ ",勹
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:::.`ヽ/ ´`ヽ _ 三, :三ー 二 ,イ _」::::::::_;>‐'_/:::_::::::::|./´:::::_:::「
/ _ ...ノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄. /::'<:::_::::::Г __ .「:::::/ .|:::: l.レ'./:/|:::|
′ ´ .ミ } ...| /! /:::::_;.匕..|:::::| .「::::|レ'´ ._」:::::{ /:/ .|:/
| / }.._}`ー‐し'ゝL _ . レ'´ /::::| |:::::| .|:::/ ./::::_/ .レ′.´
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r ¨ ./ 八
¨マ´
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し /| / ..く j
し' し::::\ /¨
}〔 \.ノ
「ねえ、何やってるの?」
突然背後からかけられた声に背筋が凍り付くのを感じた。
動けない。蛇ににらまれたカエルの気分とは正にこういうものなのだろうか。
「こたえてよもち蔵」
うんともすんとも言わない俺に追撃が迫る。
逃げ出したり、侵入者を撃退する構えをとったりする必要はない。
なぜなら今自分の後ろに立っているであろう人物は最愛の人なのだからーーーーー
俺は呼吸を整え後ろを振り返る
「よお、どうしたたまこ?」
>>42
確かに、いるまるだしっでやりそうな話だな
振り返った俺の目の前にいたのは最愛の人。
いつものような天真爛漫さは消え失せ、どす黒い霧がたちこめているのではないかと錯覚させる程の負の感情に満ちていたが北白川たまこで間違いはなかった。その迫力に気圧されて声が震える。
「たまこ、お前どうしたんd」
直後、頭部に激痛が走る。目覚まし時計をたまこが投げたと気づくのに数秒かかった。
「質問しているのはわたしだよ?↑ ちゃんと答えないと
殺しちゃうよ?」
すまんオチが思い浮かばんので書き直すわ
落としてくれ
そうか、残念だ
たまこが殺すか殺されるかしかない
ィ
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,. ´ ∨ / ̄ヽ`ヽ
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マ  ̄ ‐ - 、──────ミ { `¨¨¨¨¨¨¨二ヽ
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嫁殺しとコーラン燃やしたが気になる 娘かわいいもちょっと気になる
>>78
娘かわいいを問いただして最終的にくっつくんですね
わかります
チョイ「争っている場合ではないぞ」
たまこ「チョイちゃん、どうしたの?」
チョイ「手紙が来ている…この国の厚生労働省からの通達だ」
たまこ「えーなになに?んーと…たまや、及びRICECAKEOh!ZEEの営業停止を通告する…!?
事由:たまやにて無許可で鶏を飼っていた事による衛生面の悪化の為だって…」
チョイ「すまない…私たちの国のせいでこんなことに…」
たまこ「それは…チョイちゃんが悪いわけじゃないよ…」
もち蔵「ちょっと待て!なんでウチまで営業停止なんだよ!」
たまこ「えーと…鶏がRICECAKEOh!ZEEにも出入りしていたのが理由だってさ」
もち蔵「マジかよ…あんデブ鳥め!」
チョイ「まことに申し訳ないことを…」
もち蔵「謝って済む問題じゃねえだろ!」
たまこ「もち蔵!チョイちゃんを責めちゃだめだよ!責任はうちの店にあるんだし…」
もち蔵「あ?別にたまこが悪いわけじゃねーし…あのデブ鳥が悪いんだろ」
たまこ「…」
チョイさん可愛い
まぁ、今は鳥インフルが流行っているからな
たまこ「とにかく何とか対策を考えないと!たまやで作戦会議だよ!」
もち蔵「対策って言っても鳥を何とかするしかないだろ」
チョイ「それでは私が連れて帰ろう!今すぐ準備しよう」
たまこ「うん、でも今って鳥インフルエンザでそういう面は厳しいんじゃないかな」
チョイ「あ…そ、そうなのか…ショボーン」
たまこ「とにかくたまやに集まろうよ!」
デラ 「いよ~大勢でどうしたお前ら?それにチョイ様まで」
チョイ「デラ…お前は押し入れに入ってろ!!」
デラ 「は…はい!チョイ様!(今日はやたらと機嫌が悪いな)」
たまこ「それで…さっそく本題に入りたいんだけど…」
チョイ「うむ…デラの処遇だな」
たまこ「うん、もしかしたらデラちゃんには少し可哀そうな結果になるかもしれないけど」
チョイ「覚悟はしている」
もち蔵「今まで好き放題食っちゃ寝してた鳥なんか別に可哀そうじゃねーよ」
たまこ「養鶏場に預けとくのはどうかな?」
もち蔵「無理だろ…こんなご時世に得体の知れない鳥なんて引き取るはずがない」
あんこ「無駄にプライド高いから絶対迷惑かけちゃうよね」
たまこ「じゃあじゃあ、しばらくの間山の中に放しておくのは?」
あんこ「多分野生の動物に食べられちゃうんじゃ…」
たまこ「うーん…いい手が浮かばないね…」
チョイ「保健所という所があってそこで引き取ってくれるらしい、しかし…」
たまこ「おーそうなんだ!それじゃさっそく…」
チョイ「ただしその場合、デラは殺処分される」
デラが鳥でないことを証明すればよくね? 機械的な動作するところを見せるとか
みてる
たまこ「そんな…」
もち蔵「まあ仕方ないだろうな、このままだと店が潰れる」
チョイ「うむ、残酷な気もするがこのまま迷惑かけ続けるのも本意ではないし」
たまこ「うん…でも最後まで最善の策を考えようよ」
もち蔵「たまこがそこまで言うなら…」
あんこ「でもデラの食費もバカにならないんだよね、あんことチョイちゃんの分以上に食べてるし」
チョイ「…」
デラ 「ガクガクブルブル」
ピコーン ひらめいた
たまこ「よし!決めた!」
もち蔵「ん?保健所に任せるのか?」
たまこ「そんなことしないよ?見ず知らずの人にデラちゃんを殺させたりしない!」
あんこ「え?じゃあどうするの?」
チョイ「たまこ、無理な事はしなくていい、私は覚悟ができているし王子にも理由を言えばきっと理解していただけるはず」
たまこ「他に人なんかに殺させたりしない、それくらいなら私がデラちゃんを処分する!」
VIPでゴミアニメSSとは・・・
もち蔵「おい、処分って」
たまこ「そうだよ?せめて私ができるだけデラちゃんを楽に…」
チョイ「私も手伝おう、私にはその責任がある」
たまこ「あんこはおじいちゃんの所に行ってて」
あんこ「うん…そうさせてもらう…」
もち蔵「でもたまこ大丈夫なのか?」
たまこ「うん、デラちゃんずっと頭の上に乗ったりしてたし弱点だって知ってるよ?」
デラ 「ガクガクブルブル」
王子が子供のときから十年以上生きてるんだろ
ロボじゃねえのか?
映写機じゃねえのか
たまこ「ラプター」
かんな「ベールクト」
みどり「そっちのステルスじゃない」
たまこ「さ~て、デラちゃん出ておいで?おいしい豆大福だよ~」
デラ 「い、いやだやめてくれ!俺はまだ死にたくない!」
たまこ「仕方ないんだよ~そうしないとお店潰れちゃうし」
チョイ「往生際が悪いぞ!男なら覚悟を決めて出てこい!」
デラ 「い、いくらチョイ様でもそれだけはお断りします!いやだぁ~!死ぬのは嫌だ~!!」
もち蔵「少し鳥がかわいそうに思えてきたな…」
たまこ「え?何言ってるのもち蔵?ふざけたこと言ってるとさっきの続きだよ?」
もち蔵「ま、まあ仕方ないよな!店の為だし!アハハハハ…」
ほ
たまこ「んー…なかなか出てきてくれないねデラちゃん」
デラ 「冗談じゃない!俺はここから絶対に出ないからな!」
たまこ「このままだと押し入れの中が羽根だらけになっちゃうね、どうしよっか」
もち蔵「それどころか押し入れが壊れるぞ」
史織 「こんにちは…ずいぶん今日は騒がしいね」
たまこ「あ、いい所に来てくれたよ~史織ちゃん!デラちゃんが出てきてくれないんだよぉ」
デラ 「な、なにっ…史織さんだと?いや、これは罠だそうに違いない」
たまこ「ほらほらデラちゃん史織ちゃんだよ、早く出てこないと帰っちゃうよ?」
史織 「鳥の人が閉じこもってるの?どんな状況下イマイチ呑み込めないんだけど…」
たまこ「…というわけなんだよ」
史織 「そうなんだ…」
たまこ「ちょっと聞くけど史織ちゃんはこの件をどう思うかな」
もち蔵「それどころか押し入れが壊れるぞ」
史織 「うん…鳥の人を殺しちゃうのはかわいそうだけど…」
デラ 「キタコレ!これで俺は助かる!」
史織 「でも、このまま放置しておくのはよくないよね
仮に鳥インフルエンザにでもなったら営業停止くらいじゃ済まないだろうし
他の鳥にまで感染しちゃったら可哀そうだし…」
たまこ「というわけでデラちゃん!早く出てこないとごはんあげないよ?」
たまこ「もうこのまま押し入れに火をつけちゃおっかな~」
もち蔵「いや、さすがにそれはやめてくれ…」
デラ 「お前ら俺が何悪いことしたって言うんだ!」
史織 「えーと…やっぱり作業場に鳥が入るのは不衛生だと思うし…」
チョイ「生意気でオッサン臭いのも悪い点だな」
デラ 「そ…そんな…シクシク…」
もち蔵「ん?ずいぶん静かになったな」
たまこ「寝ちゃったのかな?開けてみるね」
観る
デラ 「ぐうぐう…すやすや…」
もち蔵「熟睡してるな」
たまこ「疲れて寝ちゃったんだろうね、まあおかげでうまく捕まえることができたわけだけど」
チョイ「まったく…手間かけさせおって」
もち蔵「こうやっておとなしく寝てるとかわいく見えるもんだな」
史織 「そうかなぁ…ちょっと太り過ぎ」
たまこ「さて、それじゃ始めよっか、ここじゃいろいろまずいから庭の方で」
これはいい。
たまこ「さーて準備オッケーだよ、ついでと油の用意もできてるよ」
チョイ「醤油みりんニンニク生姜ひとかけら…と、こっちも準備はできた」
もち蔵「本当にやるのか…」
史織 「なんかちょっと怖いかも」
たまこ「それじゃデラちゃんを起こそうか?デラちゃんごはんだよ~」
デラ 「……ん?な!な!なんだその刃物は!」
デラ 「い、いやだ!やめろやめてくれ!」
たまこ「人にものを頼むときは~それなりの言い方をしないとダメなんだよデラちゃん?」
デラ 「やめ…やめてください!すいませんでした!もーしません!」
たまこ「ん?何の話かなぁ~?それともデラちゃんは私たちに何かしてた覚えがあるのかな?」
たまこ「それに、この刃物で何かするなんてまだ一言も言ってないよ?」
デラ 「そ…それで俺を刺すんだろ!やめろ!お願いだからやめてください!」
たまこ「ブッブー!残念でしたー!この刃物でデラちゃんの首を切り落とすんだよ?
あーでもどこが首だかわからないねデラちゃんは」
もち蔵「たまこ…恐ろしいな…」
デラ 「史織さん!史織さんは私のこのか弱い姿を見て助けたくなってるはずですよね!」
史織 「あの…私太ってる人はちょっと…」
デラ 「そ…そんな…」
たまこ「さあ、高貴な鳥のデラちゃんも肉になっちゃえばただの鶏肉だよ~」
ほ
デラ 「本当に!本当にすみませんでした!どうか命ばかりはお助けを!」
たまこ「え?それ何に対して謝ってるのかな?ただ心もこもってないようなただただ謝るだけの謝り方なんてやめてほしいんだけど」
デラ 「つ…つまりアレだ!態度がデカかったり生意気な事言ったりしたのを謝ってるんですよ!」
たまこ「ふーん、でも私はそんなことを怒ってるんじゃないよ、デラちゃんしょせん鳥だし」
デラ 「で…では何を…?」
たまこ「お前のせいで店がつぶれそうになってる事を怒ってるんだよ!
私の生きがいはお餅と商店街の繁栄なんだよ!!」
グサッ・・・
だいたいもち蔵とみどりのせい
もちゾウてすごいなまえ
ステマは?
>>109
いやその2人は何も関係ないだろw
元はと言えばデラを飼うことに決めたたまこの責任だw
みてる
ほ
待ってる
唐揚げ早く
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