兄「結婚して!結婚して!」いもうと「えー」(1000)

兄「ねーねー妹きゅん!どうしてそんなに可愛いの?結婚して!」

いもうと「べつにかわいくないもん」

兄「ぎゃああああ!可愛いぃっぃ!結婚して!」

いもうと「…うるさいなー」

いもうと「おにいちゃんとはけっこんできないってきいたよ」

兄「それは都合の悪いことがあると子供には嘘をつく大人特有のアレだから!よし結婚だ!」

いもうと「おかあさんほんと?」

母「お兄ちゃんは嘘つきよ」

いもうと「やっぱり」

兄「嘘だぁ!こんな世の中嘘だぁ!」

兄「という訳でお兄ちゃんはお兄ちゃんをやめます」

いもうと「…へ? え?」

兄「さぁ勘当しやがれ腐れシングルマザー!」

母「…生きてこの家から出られると思うなよ」

兄「そ、そうきたか」

兄「うわぁぁん痛いよー痛いよー」

いもうと「だいじょうぶ?ばんそうこういる?」

兄「いつものおまじないしてくれないとお兄ちゃんしんじゃうー!」

いもうと「…いたいのいたいの」ナデナデ

いもうと「とんでゆけっ!」

兄「うっひょぉぉお!!癒されるぅぅ!!!」

いもうと「こんなにきくのはおにいちゃんぐらい」

兄「ねーねー、ぎゅってしていい?ぎゅってしていい?」

いもうと「えー」

兄「ぎゅーっ!妹きゅんぎゅーっ!」

いもうと「おかあさんたすけてー」

兄「合意なしの行為は罰せられる可能性があるようです」

いもうと「とうぜんです」

兄「なんでぎゅってしちゃだめなの?…ま、まさかお兄ちゃん嫌い?」

いもうと「…だってはずかしいもん」

兄「ぎぃゃぁぁぁぁあ!しぬぅぅぅぅぇ!可愛さに悶えしぬぅぅぅ!!」

いもうと「…うるさいなーもー」

兄「ホラー映画を借りてきました」

いもうと「…みるの?」

兄「お兄ちゃん一人だと怖くて泣いちゃうから、おてて繋いでくれる?」

いもうと「しょ、しょうがないなー」

兄「フヒヒッありがとう!」

母「あんたが怖いよ」

いもうと「……」ビクビク

兄「……」ニヤニヤ

吸血鬼『hahahahaー!』

いもうと「っ!」ビクッ

兄「ぎゃーこわ~い!」ギューッ

いもうと「だ、だいじょうぶ!おにいちゃんはまもるからっ!」ビクビク

兄「!!」バタッ

いもうと「お、おにいちゃん?」

兄「あんまり怖いからお兄ちゃん気絶しちゃったよ」フヒヒッ

いもうと「はなぢもでてたからしんぱいした…」

いもうと「こわいならみなきゃいいのに」

兄「明日は別の借りてくるよ」

母「いい加減にしなさい」

いもうと「いってきまーす」

兄「いってきますのちゅーして!ちゅー!」

いもうと「おにいちゃんもがっこうでしょ」

兄「そうです、毎日一緒に登校です。私立小学校の制服に身を包んだ妹きゅんが一緒です」

兄「毎日妹きゅんが電車で痴漢にあわないか心配で仕方ありません…」

いもうと「ちかんって?」

兄「勝手に触ってきたりする悪いやつだよ!敵だよ!」

いもうと「なんだ、おにいちゃんのことか」

兄「お、お兄ちゃんはいいの!」

女「おはよー兄、それに妹ちゃん!」

いもうと「おはようございます」

兄「ご機嫌麗しゅう、それでは失礼…」

女「いやいやいや、同じ道だから。スルーしようがないから」

兄「二人の大事な一時を邪魔されたくないという気持ちを悟って頂きたいものです」

女「…この酷いシスコンがなければ彼女の一人は出来るだろうにこいつは」

兄「俺の高校生活には妹きゅんさえいればいいの!ねー?」

いもうと「えー」

女「ちょっと待て、ついでに私も否定しよったな」

兄「そんなことはない!自慢する相手も必要です!」

女「私じゃなかったら助走つけて殴られるレベルだと思う」

いもうと「おにいちゃんごめんなさいは?」

女「なんだこの可愛い生き物」

兄「ごめんなさい!妹が可愛すぎてごめんなさい!」

女「まー、金髪癖っ毛の睫毛バサバサでお利口とくればシスコンになるのもわからなくはないか」

兄「でしょうでしょう?可愛すぎてごめんね!」

いもうと「おにいちゃんだって、きんぱつでしょ」

女「お兄ちゃんは頭がちょっとおかしい」

兄「あぁ神様!妹きゅんという天使を遣わしてくださってありがとうございます!」

女「じゃあ気をつけてね妹ちゃん」

いもうと「うん」

兄「それじゃー…」

女「あんたは私と同じでこっちだろ」

兄「やだやだ俺も小学校いくぅ!」

女「そういや、兄のところって母子家庭だったよね」

兄「あぁ、うん」

女「私立の小学校って結構お金かかるんじゃないのかなって思ったんだけど」

兄「あー、それは姉貴が払ってるから大丈夫」

女「へー、お姉さんが?いまいくつだっけ?」

兄「24ですね」

女「いい人だね紹介してよ」

女「たしか超美人だし、家族想いで最高なお姉さんじゃんかーいいなー」

兄「関わらない方がいいよ」

女「あれ?もしかしてお姉ちゃん子でもあるのか」

兄「ないよ。間違ってもそんなことないよ」

女「どうでもいいけど妹ちゃんいないとテンションやたら低いよね」

女「それでどうしてまたそんな見解に?」

兄「…小学生の頃に、裏山が火事になったの覚えてる?」

女「覚えてる覚えてる!結構派手に燃えててこわかったよね!」

兄「ヨガフレイムの会得に励む、うちの姉が原因でした」

女「さっきの話はなかったことに」

女友「兄さんは丁寧で成績優秀だし、なんていうか落ち着きあって憧れちゃうなぁ///」

兄「そんなことないよ」

女友「またまたぁ!」

女「あ、妹ちゃん!」

兄「どこどこ!?今日はお兄ちゃんと一緒にお風呂入ろー!!」

女友「えっ」

女「……こういう奴なんだよ」

いもうと「おふろひとりではいれるからいい」

兄「お兄ちゃんが頭洗ってあげるから!」

いもうと「しゃんぷーはっとあるし」

兄「ぎゃぁぁ可愛い!殺人的に可愛いぃっい!」

いもうと「…うるさいなー」

兄「夜勤で帰ってこない母が作り置きしてくれた晩御飯を二人っきりで食べる幸せな一時!」

いもうと「いつものことでしょ」

兄「これはブロッコリー…」

いもうと「すききらいしちゃいけないんだよ?」

兄「こればっかりは食べる奴の気が知れない……どこぞの戦闘民族思い出すし」

いもうと「はい、あーん」

兄「ず、ずるい!普段は頼んでもしてくれないのに!母か母の差し金かっ!ええぃ、ままよ!」パクッ

前に書いたSS思い出した、頑張ってね

プルルルルルル

兄「もしもし」ガチャッ

姉『なんだお前か、愛しのスイートハニーにかわってくれ』

兄「いません」ガチャン

いもうと「…だれだったの?」

兄「間違い電話だったよ!そんなことより今日はお兄ちゃんと一緒に寝ようね!」

いもうと「えー」

朝飯食べてくる

おなかが減ったけど食べるご飯が無い、ご飯食べたいけど時間が無い、そんなときに!
朝食代行で鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに朝食を食べてくれます!
モチロンご飯を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くでご飯を食べまくります!
1時間\1200~  24時間営業 年中無休!

        モシャ      モシャ

           モシャ     モシャ
         ._,,..,,,,_ ))  ._,,..,,,,_ 
  モシャ  ((. / ・ω・ヽ  ./・ω・ .ヽ ))
   モシャ  i , ', ´.-、i  i , ', .-、 i   モシャ
    _,,..,,,,_  '. 旦(,,■)  '旦(,,■)´  _,,..,,,,_ モシャ
  ((. /  ・ωヽ。゚・ -、       ・゚。/ω・  ヽ ))
   i      旦(,,■)     旦(,,■)      i
   `'ー---‐´_,,..,,,,_  -、    _,,..,,,,_`'ー---‐´
   モシャ ((. /    ・ヽ■) 旦/・   .ヽ )).          朝食代行では同時にスタッフも募集しています
    モシャ i      i    .i      i  モシャ        胃袋に自信のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
        `'ー---‐´    .`'ー---‐´    モシャ      朝ご飯を食べるだけの簡単なお仕事です!

兄「今日は日曜日!さぁお兄ちゃんとお出かけしよっか!」

姉「帰ったぞー!今帰ったぞー!」

いもうと「おねぇちゃんおかえり」

兄「…ここはもはや貴女の家ではありません、お引き取り願います」

姉「ごめんよ妹たん!会社が遠いあまり休みの日しか会いにこれない姉を許しておくれ!」

いもうと「しょうがないでしょ」

姉「ぐひぁ!何という愛らしさ、天使か!」

兄「帰れ!帰れ!」

姉「なんだ、お前もいたのか。妹たんの前では全てが霞んで見えてしまってな」

兄「せっかくの休日を邪魔しないで頂きたい」

姉「普段からそばにいることのできる幸運を理解できぬお前には、一度絶望を味あわせたほうがよさそうだな…」ゴゴゴ

兄「いつか決着をつける必要があるとは思っていました」ゴゴゴゴ

いもうと「けんかしたら めっ」

姉「仲良くするっ!仲良くするから!」
兄「お兄ちゃんが悪かった!だからもう一回『めっ』してぇ!」

いもうと「にもつたくさん…おてつだいする」

姉「はぁんっ!なんて良い子なんだ!姉の顔が見てみたい!」

兄「ん?何これドキドキ…ハートアロー?」

いもうと「!!」

姉「いつも良い子な妹たんにお姉ちゃんからのプレゼント!」

いもうと「いいの?ほんとに?」キラキラ

姉「もちろんだよハニー!」

いもうと「ありがとうおねえちゃん!」

兄「ひ、卑怯だ!そんなの卑怯だ!」

姉「はっ!学生風情とは財力が違うんだよ財力が!」

兄「ずるいぞ貴様!」

姉「ほら、こっちはラブリーコミューンだぞぅ!」

いもうと「!!…おねえちゃんだいすき!」

兄「そんな……」

兄「」

姉「そこの脱け殻は放っておいて、お姉ちゃんとプリキュアごっこしよう!」

いもうと「えっと…」モジモジ

姉「どうしたんだいハニー?留まることを知らない可愛さににお姉ちゃんどうにかなりそう」

いもうと「は、はずかしいし…」

姉「いくぅっ!」

姉「な、なに、まだ小学生だし、恥ずかしがることなんてないよ」

いもうと「…う、うん」モジモジ

姉「お姉ちゃんなんて中学生の頃に八卦六十四掌の練習で指折ったりしたし!」

兄「不安にさせることを言ってどうするの?バカなの?」

姉「暴れろっ!お前の心の闇を解き放て!」


いもうと「そうはさせないっ!ゆうきのやいば!きゅあそーど!」

兄「ずるいっ可愛いすぎるぅぅっっ!」

いもうと「このきゅあそーどがあいのけんで、あなたのやぼうをたちきってみせるっ!」

兄「しゅてきっ!抱いてっ!」

いもうと「…おにいちゃん」

姉「邪魔だ消えろ」

兄「そんな!私めも一緒にっ!」

いもうと「えー…」

兄「いーれーてっ!いーれーてっ!」

姉「お前が言うと邪な何かを感じるんだけど」

兄「あろうことか追い出されてしまった、こんな不条理ってあるんですね」

兄「かくなる上は…!」

――――
―――

いもうと「たぁ!てぃ!」

姉「あひぃ///うひぃ///」

兄「ジコチュー!!」

いもうと「お、おにいちゃん?」

兄「ジコチュー!」

姉「……」

兄「はぁぁ…可愛いよ…可愛いよ…」

いもうと「うるさいなー」

姉「気が散るから黙ってろお前」

兄「口ではそんなこと言ってもお兄ちゃんが一番だよねっ!ツンツンしちゃって可愛い!」

姉「なにいってんの?お姉ちゃんのほうが好きにきまってるもんねー!」

兄「はっ!隠したつもりの暗黒面から腐敗臭漂ってるくせに!」

姉「お前など弟としても兄としても不適格な存在であることを思い知らさてくれよう…!」

いもうと「めっ」

姉「ごめんねっ!でもこいつとは決着をつけなきゃならないの」

兄「というわけでお兄ちゃんとお姉ちゃんどっちが好き?」

いもうと「えー…」

姉「深く考えなくていいから!フィーリングで!」

いもうと「おねえちゃんは――」

姉「うっしゃぁぁぁぁああああああ!!!!」
兄「ぃぃゃぁぁぁぁああああああ!!!!」

いもうと「ち、ちが――」

姉「今すぐ同性婚の認められるメリーランド州へ!!」

兄「これは陰謀だぁ!認めないい!」

姉「いえすうぃーきゃんwwいえすうぃーきゃんww」

いもうと「…うるさいなー」

兄「くそっ!世の中金だっていうのか!」

姉「それだけではない!お前とは覚悟が違う!私は妹たんが望むなら女になる覚悟ができている!」

いもうと「…なにいってるの?」

母「お兄ちゃん達の話は9割聞かなくていい話だから…」

兄「天にまします我らの願わくは御名を崇めさせたまえ…」

いもうと「おいのり?」

兄「我らに罪を犯すものを我らが許すがごとく我らの罪を許したまえ…」

母「……キリスト教は同性婚以前に近親婚も認めてないわよ」

兄「じーざす!」

いもうと「おねえちゃんこれ…」モジモジ

姉「…これは私の絵?」

いもうと「おかえし…おかねないから…」

姉「あああああ!なんていい子なんだ…お姉ちゃんは妹たんが大好きだー!」ギューッ

兄「ずるい!ずるい!」

姉「お前にはこれをやろう」

兄「デジカメ?」

姉「毎朝一枚とって私のパソコンに」

兄「NO!」

姉「だってだって、せっかく超可愛い制服なのに休みの日は来てくれないんだもん!」

兄「なんて不純な理由ですか」

姉「もちろんそれだけが理由じゃない」

兄「小学校受験の時の『おにいさま』『おねえさま』呼びの練習ですね」

姉「ああ」

兄「不純!卑怯者!変態!」

姉「あの時のDVDあるんだけどなー」

兄「お姉さま美人!理知的!」

兄「寒い日はあったかい格好してアイスに限るね!はいミルクアイスバー!」

いもうと「ありがとー」

いもうと「…………」ペロペロ

兄「…バニラが一番だよね」ハァハァ

いもうと「……うん」ペロペロ

兄「……」ハァハァ

いもうと「…? おにいちゃんのとけてるよ?」

兄「いいの!そんなことはいいの!」

いもうと「…よくないよ?」

兄「じゃんけんぽい!あっちむいてほい!→」

いもうと「またまけた…」

兄「じゃんけんぽいっ!あっちむいてほいっ!→」

いもうと「ぅ…」

兄「まだまだァ!じゃんけんぽいッ!あっちむいてほいッッ!→」

いもうと「ぅぅ…からだがかってに…わかってるのに…」

兄「可愛いよぉ!とっさに左向いちゃう妹きゅん可愛いよぉ!」

いもうと「いまからしゅうちゅうしてさぎょうするので、おへやにはいらないでください」

兄「そんな!お兄ちゃんも一緒にお願いします!」

いもうと「だめです」バタン

兄「ぐ…こうなったら外の窓から覗くしか!」

――――
―――

『いもうと「できた!これはすごいかもしれない」キラキラ』

兄「これはピタゴラ的装置!どきどきしながらなのが可愛い!混ざりたい!」

女「……通りかかったのが私じゃなければ通報物なんだけど」

女友「兄さんってどんな人がタイプなんですか?」

兄「別にこれといってないかな」

女友「すこしも? ほら、料理が上手みたいな」

兄「うーん、素直な子がいいかな。純粋で可愛くて賢くって優しくて思いやりがあって、精神的に大人びてるんだけど、やっぱり子供らしさが垣間見えることがあったりして」

女友「えっと…」

女「スイッチ入っちゃったか…」

兄「落ち着きがあって守ってあげたくなるような、ついついいじめたくなっちゃような感じで……そうそう頬っぺたプニプニ!」


兄「コスプレとかさせたくなっちゃうんだけど恥ずかしがりやさんだから中々やってくれなくて…あーもう可愛いなぁ!天使!地上に舞い降りた天使!!…あれ?」

女「もう行っちゃったから。ドン引きしてたから」

女「おはよー」

いもうと「おはようございます」

兄「あのね妹きゅん、お兄ちゃん何だか病気みたいだ…」

いもうと「ほんと?なんのびょうき?…むりしちゃだめだよ?」

兄「恋煩いっていう病気…妹きゅんとずっと一緒にいないと死んじゃいそう…」

女「一度病院で診てもらうことをすすめます」

女「あんたさー明日暇? 学園祭の衣装作り間に合わないから手伝ってくれない?」

兄「全然暇じゃないよ」

女「ためしに妹ちゃんの作ったら思いの外時間がかかって」

兄「しょうがないなー!友達の頼みだもんね!」

女「一度病院で診てもらうことを強くすすめます」

いもうと「おにいちゃんぬいものしてるの?」

兄「やってみる?お、教えやすいようにお膝に座って」

いもうと「うん」

兄「こ、こうやって一度通したところに…」

いもうと「うん」

兄「は、端まで出来たら危ないからここにおいて…ダメだ…っ可愛すぎるぅ!」ギュー

いもうと「…おかあさんにおしえてもらう」

兄「そんな!待って!ちゃんと教えるから待って!」

いもうと「なにしようかなー」

兄「そーだ!くすぐり対決しようか!」

母「だめ」

兄「じゃあお医者さんごっこ!」

母「あんたが患者やるのね」

兄「鉄拳制裁は恐ろしい!マリオカートやろうか!」

いもうと「うん」

兄「ほらほらァ!妹きゅんに亀をぶつけるなんてさせないぜぇ」

いもうと「きょうはかべにぶつかってない!うまくなったかも!」グググッ

兄「ついつい体ごと曲がって画面を横から見てる妹きゅん可愛いっ!」

いもうと「いちばんはじめてかも…あとちょっと…」

兄「あっ……」

いもうと「……あおいこうら…うぅ…」

兄「おにいちゃんが守ってあげれなくてごめんね!ギリギリゴール阻止されて泣きそうな妹きゅん抱きしめたい!」

いもうと「なきそうじゃないもん」

兄「もう一回やろ?今度はきっと大丈夫!」

いもうと「いいもん、あきたんだもん」

兄「拗ねちゃう妹きゅん可愛い!もんもん可愛い!」

兄「妹きゅん!好き好き!ちゅーしよちゅー!」

いもうと「やだ」

兄「お兄ちゃんはこんなに妹きゅん大好きなのに…お兄ちゃんのこと嫌い?」

いもうと「ううん」

兄「ということは好き!相思相愛!ちゅー!」

いもうと「じゃあやっぱりきらい」

兄「そんな!」

兄「妹きゅんに嫌われたらお兄ちゃん生きてる意味ない」

兄「……もう寝るね、ごめんね」

いもうと「え、えっと…」

――――
―――

いもうと「……おにいちゃんおきてる?」

いもうと「さ、さむいから きょうはさむいからいっしょに…」

いもうと「んしょ…」

兄「こんな幸せな朝が!ここは天国か!」

いもうと「んー…」

兄「あはようのちゅー!ちゅー!」

いもうと「んー…」

兄「こ、これは肯定ととってもいいよね!もう我慢できません!しません!ちゅー!」

いもうと「……なにしてるの」

兄「なにってちゅーを」

いもうと「もうこどもじゃないんだから」

兄「じゃあ大人のちゅーをしよう!」

いもうと「…なんかもっとやだ」

兄「優しくするよ!お兄ちゃんがリードするよ!」

母「……」

兄「待ってくださいこれには深い訳がですね」

いもうと「なぞなぞです」

いもうと「きゅうけつきがすきなのは、あかいちと、あおいちのどっち?」

姉「あお……全然わからない!正解をどうかこの愚昧な姉に教えておくれ」

いもうと「せいかいは…おおいち!」

いもうと「あーおいちっ だから」

姉「……メーデー!メーデー!規定値の100倍を超えるプリティポイントを計測!耐えられません!」

兄「吸って!お兄ちゃんの首をカプカプしてっ!」

兄「おーい、こんなところで寝てると風邪ひいちゃうよ?」

いもうと「んー…」

兄「し、しかたがないからお兄ちゃんが暖めて…」

いもうと「……はや…く…にげなきゃ…ぐどん…たべられちゃ…」ムニャムニャ

兄「グドン?」

いもうと「……おにいちゃん…ッ」ウルウル

兄「ど、どうしたの?まさか学校でいじめられたりした?」

兄「ぐっ!妹きゅんを泣かす奴はお兄ちゃんが物理的・社会的にやっつけて…!!」

いもうと「ううん……。ごんぎつねがね…いいこなの…いいこなのにね…かわいそう……」ウルウル

兄「うわぁん!妹きゅんが優しすぎてお兄ちゃんも涙出ちゃう!!」

脳内書きためを使いきった模様
その上もしもしでポチポチなので遅くなるかもごめんなさい

いもうと「がっこうでおてがみもらったけど、なんてかいてあるかわからないから、おにいちゃん…」

兄「いいとも! どれどれ!汚い字だけどなんとなくは…」

兄「なになに、初めて会った時から僕は……あぁ、そうか、うん」

いもうと「よめた?」

兄「この子とはどういう関係なの?」

いもうと「? あんまりしらないこ」

兄「…これはお兄ちゃん宛の手紙だったんだよ!何か聞かれたらお兄ちゃんがダメだって言ってたって伝えてね!」

いもうと「うん」

兄「なにやってるの?宿題?」

いもうと「うん」

兄「どれどれお兄ちゃんが手伝ってあげよう!」

いもうと「だ、だめ」

姉「じゃあお姉ちゃんが!」

いもうと「しゅ、しゅけだいはじぶんでやらないとだめだから」

兄「えらい、えらすぎる…」姉「妹たんはこれ以上賢くなってどうするのっ!」

妹「じゃ、じゃましないでください」

兄・姉「(怪しい……)」

姉「作戦決行は2205。いいな」

兄「まさか貴様と協力するとは…いや、監視者の陽動の手筈は整っているか?」

姉「抜かりない、奴はその時間はお気に入りの若手俳優主演のドラマに釘付けだ」

――――
―――

いもうと「……ん…」スースー

兄「こちらスネーク。妹きゅんの部屋に潜入成功。これより重要機密資料の捜索を開始する」

兄「目標とおぼしきプリントを発見、解読を試みr……これは!!」

    [かぞくしょうかい文]

―――
――

 ・お父さん




 ・お姉さん

わたしが学校でべんきょうするために、はたらいてくれてるすごい人です。
年がはなれてるけど、色んなそうだんにのってくれたり、色んなところにつれて行ってくれます。
きっとおしごと大へんなのに、いつもえがおでやさしくて、休みの日にしか会えないのが
ちょっとさびしいです。じまんのだいすきなおねえちゃん。


 ・お兄さん
かっこよくて大すきなお兄ちゃん。
いつもいっしょで、なんでもおしえてくれる、やさしいお兄ちゃんです。
お母さんがおしごとで夜おそくまではたらいていて、お父さんはいないけど、お兄ちゃんがずっと
いっしょにいてくれるので、まい日とても楽しいです。わたしのことを、いつもかわいいって言ってくれるけど、
はずかしくって、ありがとうって、言えなくてごめんね。本当はすごくうれしいです。――

姉「どうした!」

兄「…うっ…うぅっ…」ピラッ

姉「家族紹介文?……………うぅっ…妹たん…グスンッ」

いもうと「んー…なにしてるの…?…あ!//」ガバッ

姉「寂しい思いさせて…うぅ…ごめんねっ…お姉ちゃんも大好きだよ…!」

いもうと「だっ/// それみちゃだめなのに!あぅ///」

兄「妹きゅん……可愛いよぉ!可愛いよぉ!」ポロポロ

兄「ありがとうはいらないよぉ!家族だから!みんな妹きゅん大好きだから!」ポロポロ

いもうと「……」ウルウル

兄「お兄ちゃんは妹きゅんのお兄ちゃんでよかった!お兄ちゃん最高!ほら一緒にっ!」

いもうと「…おにいちゃんたちがなくから…かなしくないし…もうこどもじゃないのに…ひっく…」ポロポロ

兄「妹きゅんぎゅーっ!大好きだからぎゅーっ!」

姉「お姉ちゃんもぎゅーっ!大好きだからぎゅーっ!」

いもうと「……うるさいなーもー」ギュッ

昼ごはん食べたいし、ネタもほぼ切れてるので休止ですごめんなさい

兄「――ということが、昨日あったんです。プリティポイントがオーバーフローして思い出しただけで脳内回路が焼ききれそうです」

女「よかったじゃない」

兄「朝なんて照れて目も合わせてくれないなんて大サービス…」

女「のろけ話はいいから、学園祭の準備手伝いなさいよ」

兄「はぁぁ…これが…恋か…」

女「はぁ…うちの劇では王子様なんだからせめて健常者に見えるように努力してよね…」

兄「はぁぁ昨日は可愛かったなぁ…」

いもうと「……」

兄「ねーねーお兄ちゃんのこと好き?」

いもうと「……」

兄「お兄ちゃん好き好き大好き?」

いもうと「…うるさいなーもー」

「~~~……」

兄「妹きゅんの部屋から声が聞こえるので、そっと聞き耳を立てることにします」

いもうと「~~♪」

兄「妹きゅん、ちゃんとお家で歌の練習してる…可愛い!真面目可愛いぃっ!!」

いもうと「!…じゃましないでください」

兄「お兄ちゃんもまぜて! あれ松虫がぁぁー鳴いているぅぅー!」チンチロチンチロチンチロリン

いもうと「…もー」

姉「あれ?お姉ちゃんがあげた下敷きなんで包装紙に入ったままなの?」

いもうと「……まだ、まえのがつかえるから」

姉「もしかして、好きじゃない奴だった?ごめんね!お姉ちゃん知らなくてごめんね!」

いもうと「ち、ちがう……よごれちゃったら、きゅあぴーすかわいそうだし……」

姉「ぎゃぁひぃぃっ!反則可愛い!ぴかりん可愛い!」

兄「妹きゅんってあんまり長いセリフ喋らないよねっ」

いもうと「うん」

兄「それってお兄ちゃんが喋り過ぎるからかな?バランスとってるのかな?」

いもうと「うん」

兄「たまにはお兄ちゃんよりも、たくさん喋ったりしないの?サービスしてくれないの?」

いもうと「……」

いもうと「ひとのおもいをふみにじるなんてゆるせないっ このきゅあだいやもんどが、あなたのあたまをひやしてあげるっ きらめきなさい!とぃんくるだいやもんど!」

お兄ちゃん「…しぬぅぅぅぅぇ!かわいすぎてきゅん死するぅぅぅぅ!!」

兄「お花見だよ!桜の木の下妹きゅんとお弁当を食べる幸せ!」

母「何かないと思ったら座布団忘れちゃったみたいね」

姉「それは仕方ない!全くもって不慮の事故だ!ともかく、お尻が痛い痛いになっちゃうから妹たんはお姉ちゃんのお膝おいで!」

兄「お兄ちゃんのお膝においで!お兄ちゃんのほうがおっきいから!」

姉「ひっこめ木偶の坊!うどのたいぼく!ほらほらお姉ちゃんのほうがふかふかしてて座り心地いいよ!」

いもうと「いいもん…おそとではずかしいし…」

姉・兄「可愛いぃぃっ!!ブロッサム可愛いぃぃっ!!」

母「あんた達うるさいからどっか行って」

いもうと「……」ピトッ

兄「あれ?これはどういうこと?何で天使が俺の腕にくっついてるの?」

いもうと「……きぶん」

兄「えっ?えっえっ?死ぬの?俺死ぬの?」

母「ほら、もう蜘蛛は外に逃がしたから大丈夫よ」

兄「蜘蛛が怖かったの?怖いの我慢してたの?」

いもうと「そういうきぶんだから」

兄「ゲームしよう!好きなところをたくさん言った方が勝ちゲーム!」

いもうと「えー」

兄「じゃあお兄ちゃんからね!」

兄「まず恥ずかしがり屋さんなところでしょ、それと白くてスベスベなお肌でしょ、おててがちっちゃくて可愛いとこでしょ」

いもうと「……」

兄「すっごく真面目なとこと、すぐに何でも信じちゃうとこも好きだし、そうだ!目薬上手に差せないのも可愛いよ!」

いもうと「……うるさいなー//」

兄「照れた!ぷりぷり可愛い!」

ネタがないです…何か書いといてくれたらそれで書くかもわからない

女の子「ねー、キンチョーする?」

いもうと「うん」

女の子「うちはお父さんくるんだー…。やだなー妹ちゃんは?」

いもうと「おかあさんがくるって」

女の子「そっか、もうきてたりする?」チラチラ

いもうと「まだみたい」

男の子「な、なぁ、あの手紙よんだ?」

いもうと「おてがみ?あ、おにいちゃんがだめだって」

先生「はーい、授業はじめますよー」

いもうと「きりつ、きをつけっ、れい」

『おねがいしますっ!!』

先生「今日は、この前宿題に出した家族紹介の発表をしてもらいます。出席番号順に前に――」

女の子「――これでわたしの家族紹介を終わります」

「よかったぞー!」

ワハハハ ガヤガヤ パチパチパチ

先生「次は妹さんの発表です」

いもうと「はいっ」

いもうと「わたしのかぞくしょうかい……」

いもうと「お母さん、私のお母さんは――」
いもうと(きゅうにおしごとはいっちゃったのかな…)

いもうと「――おとうさんがいなくても……」
いもうと(しかたない。しかたないもん)

いもうと「――おねえちゃんは……」
いもうと(へんだな、まえがみえないな…)

―――
――

いもうと「……」

先生「妹さん?どうしました?」

ガヤガヤ…

いもうと「……わたしのおにいちゃん」

いもうと「わたしのおにいちゃんはいつもいっしょで、なんでもおしえてくれるやさしいおにいちゃんです」

いもうと「――はずかしくっていつもはいえないけれど、そんなおにいちゃんがだいすきです」

いもうと「これでわたしのかぞくしょうかいをおわります」ペコッ

パチパチパチパチ

女の子「……いいなー。わたしもお兄ちゃんほしいなー」ヒソヒソ

いもうと「だめだよ、わたしのおにいちゃんだもん」ニコッ

ガラガラ!

兄「はぁはぁ…、すみません!2組ってここで間違いないですか?」

先生「は、はい」

兄「…あっ!妹きゅん!!お兄ちゃんきたよ!頑張って!お兄ちゃん超応援するから!」

いもうと「もうおわったからしずかにしてっ!//」

   \ ドッ! /

女の子「…おもしろいお兄ちゃんだねっ」ヒソヒソ

いもうと「…やっぱりあげる//」ヒソヒソ

兄「お母さん急にこれなくなっちゃったから代わりにお兄ちゃんがきました」

いもうと「えー」

兄「ごめんね!間に合わなくてごめんね!」

いもうと「しかたないでしょ」

兄「あっ、学校で自転車借りてきちゃったから返さないと…どうしよっか、妹きゅんは先に帰る?」

いもうと「…えー」

兄「仕方ない!後ろに乗るんだ!危ないからちゃんと掴まるんだよ!」

いもうと「うん」ギューッ

兄「ぎゃあ可愛いっ!お顔が見えないのが残念なお兄ちゃん号(仮)発進っ!」

兄「さぁプリティポイントを燃料にどこまでもっ!」

いもうと「うるさいなーもー」

女「で、間に合ったの?」

兄「残念な事に……でもいつもより機嫌が良くってニコニコだったよ!世界中のお兄ちゃん悶え死ぬレベル!」

女「いや、世界中にあんたみたいなのいたら困るから」

兄「たしかに…妹きゅんは俺だけの妹きゅんなのに!」

女「……はぁ。どうしてこんなのがいいんだろう」

兄「こんなのとはなんだ!この留まることをしらない愛の前には心に壁など存在しない!」

女「はいはい、そうですねー」

ちょっと弟きゅんあやしてくる

姉「――して、頼みというのは何だ?この弟風情が!」

兄「弟というのは罵る為の言葉だったとは…まことに恐縮です。貴重な有給を使って私めの学園祭に来ては頂けないでしょうか」

姉「え?やだよ」

兄「いや、だから妹きゅんを連れてですね」

姉「なら二人っきりで遊園地いくし」

兄「ぐ、こいつ――」

いもうと「おねえちゃんいいって?」

姉「もっちろん!妹たんたら優しい!お姉ちゃんはどこでもつれてったげる!」

兄「なんという変わり身の速さ」

いもうと「がくえんさいってなにするの?」

兄「うーん、可愛い服着て喫茶店したり映画作ったり、お化け屋敷があったり」

いもうと「…おばけいるの?」

兄「……いる!怖いのがいる!でも安心して!お兄ちゃんとちゅーすれば大丈夫!」

いもうと「……やっぱりいくのやめようかな」

兄「うそ!さっきのうそだから!おばけなんていない超安全な素敵空間だから!」

母「変わり身が早いどころか嘘平気でつくのはどうなの」

クオリティだだ下がりごめんなさい夕飯食べてくる

―学園祭―

女「なんとか間に合うもんだねー、今日は妹ちゃんくるの?」

兄「うっひょぉぉぃやっほい!!」

女「どういう返事だよ、わかる自分が怖いよ」

兄「ほら、格好いいなんて普段は言ってもらえそうな場面すらないから先の展開をシュミレートしてたらですね!顔が!顔が!」

女「完全に悪人顔ですね……しっかりしてよね、妹ちゃんにかっこいいとこ見せるなら本気で真面目にやりなさいよ」

兄「これは失礼いたした、しかし拙者は本気も本気。ただこういったことには不向きな性分でござる故に」

女「おいおい王子様どこいった」

姉「ほらほらはぐれたら危ないから!お姉ちゃんと、おてて繋ごうね!」

いもうと「うん」

姉「うひっ!」

いもうと「おにいちゃんとはれんらくとれないの?」

姉「うんうん!とれないしとらない!どうせ劇の開始時間は決まってるしそれまでお姉ちゃんと見て回ろ!」

いもうと「うん」

姉「じゃああのクレープお姉ちゃんと半分こして食べよっか!」

姉「クレープ1つください!」

男子生徒「えっ、あっ、あの… たくさんあるんで!もう一個サービスしますから!」カァァッ

姉「いらない!一個ください!」

いもうと「あっ、こんにちは」ペコッ

女「あー妹ちゃんだ!私服も可愛いねっ!えっと…」

姉「姉です!妹がお世話になってるそうで…」ペコッ

女「よ、よがふれ」

姉「はい?」

女「いやっ!女です、そんな大したことは……」

いもうと「おにいちゃんはどこですか?」

女「お兄ちゃん?もうすぐ始まるから待機してるよ。一緒に観よっか!」

姉「女さんはここにいていいの?」

女「あっはい、私は衣装や小道具担当だったので」

姉「そうなんだー」

女「あははははー(な、なんか怖いっ)」

ブーー---ッ

「これより開演します携帯等の音の出るものはマナーモードにご設定の上ご使用を控えて頂けるよう、ご協力下さい」


ナレーション「とある国に―――

妹「……」ワクワク

女(…楽しめてるみたいでよかったな)

姉「……」ハァハァ

女(劇じゃなくて妹ちゃんに夢中だ…いや、楽しめてるならいいのか…)

いもうとが妹に

―――
――

悪神「ガハハハハ!悪神たる我にかなうものなどおらぬわ!」

女友「このままでは世界は滅びてしまう!誰か!誰かいないの!」

兄「待て!悪神アンラ・マンユ!王子であるこの私が貴様の思い通りにはさせないっ!」

\キャーーー!/ \アニクーーン!/ \カッコイイー!/

いもうと「!…みて!おにいちゃんが!」キラキラ

女「そうだねっ」ニコッ


悪神「…貴様は――」

兄「――問答無用!悪神の言葉など聞くだけ無駄無駄ァ!!」シュババッ

悪神「ちょっ!やめっ!まてこら!話きけって!」

悪神「あ、悪竜アジ・ダハーカよ!今だ!」

女「がおーっ!!」

いもうと「へっ?」

>>240
あばば、いもうとに脳内変換してくれ

いもうと「お、おんなさん?」

女「がおーーっ!女とは貴様らを油断させる為の仮初めの姿に過ぎなかったのだ!我が名は悪竜アジ・ダハーカ!」

いもうと「うそだよね?げきだもんね?」

女「劇?それは一体なんのことだ?余計な口をきくと頭からボリボリ喰ってしまうぞ!」

いもうと「!」

悪神「よくやったアジ・ダハーカよ!さぁ王子、剣を捨てて大人しく負けを認めるのだ!」

兄「くっ!なんと卑怯で卑劣な!」

悪神「はっはっはーどうだ、どうだ!」デュクシ

兄「ぐはぁっ!」

悪神「ほれほれ!」ゲシゲシ

兄「ぐふっ」

いもうと「…お、おにいちゃんをいじめないでっ!」

悪神「お前から喰われたいのか?バカな奴だ、理解できん!」

兄「…お前にはわからないだろう悪神アンラ・マンユ…」

悪神「なんだと?」

兄「たとえ自分が酷い目にあおうとも、人の事を思う気持ちさえあれば耐えられる!」

兄「信じ、信じられる事で俺たちは強くなれる!」ピカーッ

悪神「な、なんだその光は!」

兄「そう!家族を想う気持ちは何よりも勝るんだ!必殺!クライシスコンプレックスフラッシュ!!」

悪神・女「ぐわーー!!やられたーー!!」

兄「もう大丈夫、お兄ちゃんが一緒だ!」

いもうと「うん!」

ナレーション「かくして世界の平和は守られたのでした」

ワーワーワーワー パチパチパチパチ

姉「うっ…なんていい話なんだ…」ホロホロ

女「あれ、全く予想だにしない反応」

女「びっくりさせてごめんねー」

いもうと「い、いいえ」

女「……がーっ!!」

いもうと「!」ビクッ

女「なんだこの可愛い生き物…ほんとに食べてしまおうか」

なんだこれアイス食べて頭冷やしてくる

兄「やっと終わったー!」

いもうと「お、おにいちゃん かっ…」

兄「うんうん今日も可愛いよぉ!」

いもうと「ちがっ、おにいちゃんが――」

モブ子A「兄くんかっこよかったよ!もう好きになっちゃったかも!」

兄「あっうん、ありがとう」

モブ子B「王子様やれるのなんて兄くんしかいないって思ってたけどやっぱり兄くんだったー!」

兄「ありがとう、でも買い被りすぎ…って」

いもうと「……」ギューッ

モブ子A「あれ?この子はさっきの子?」

いもうと「……」ギューッ

兄「妹きゅんは照れ屋さんだから」ハァハァ

女「あれ?妹ちゃんが兄の背中に張り付いてるなんて珍しい」

いもうと「……」ギューッ

兄「もうなんていうか幸せの背後霊可愛い」

女「やっぱり恥ずかしかったのかな?」

いもうと「……ちがうし」ギューッ

女「ん?」

いもうと「……さいしょにいったの…たしだもん」ギューッ

いもうと「……かっこい…って おにいちゃ…だもん…」ギューッ

兄「…かっこいい?お兄ちゃんかっこよかった?」

いもうと「……」ギューッ

兄「可愛いおぉぉぉっぉお!衛生兵!衛生兵!」

―――
――

女「もうなんか面白いぐらい鼻血出てそのままずっと保健室とか笑えたんだけど」

兄「もはや死んでも悔いはないです」

いもうと「………」スースー

女「あれからずっと顔くっ付けぱなしだったもんね。お兄ちゃんとられちゃうと思ったのかな」

兄「やめて!また鼻血出ちゃうからやめて!」

女「なんていうか、いいなぁ妹ちゃん」

兄「たとえ数少ない友人だからと言ってもやれんものはやれんです」

女「そうじゃなくてさ……いや、手はあるか」

兄「な、なに?」

女「私と君が結婚したら妹ちゃんは私の妹ちゃんにもなるわけだよ」

兄「えっ!いや、そんな!」

女「やだなー冗談だってばー。はぁ、私も疲れちゃったからちょっと寝かせてもらおっとー」

いもうと「……」

姉「有給とったのに呼び戻される職場なんて…ポイズン!」

兄「馬車馬の如く働かない貴様には何の価値もないということをちゃんと理解してるようで。よくやった。今回ばかりは褒めて遣わす」

姉「なんだと小わっぱ。そういえば恥ずかしい白タイツがよくにあってたじゃないか、どんな時であってもアレを思い出せば笑えるものだ、こちらこそありがとう!」

いもうと「……めっ」

兄「ねーねー!お兄ちゃんかっこいい?かっこいい?」

いもうと「……」

兄「ほらほら妹きゅんのピンチに颯爽と現れる王子さまだよ!かっこいい?かっこいい?」

いもうと「えー…」

兄「そんなぁっ!あの時の言葉は嘘だったの?幻なの?お兄ちゃんの夢なの?」

いもうと「…うるさいなー」

いもうと「おにいちゃんこれみていい?」キラキラ

兄「妹きゅんが望むならそれが何でも…それは!」

いもうと「かわいくて きになってた」

兄「それはだめっ!マミさんはプリキュアじゃないからだめっ!」

いもうと「えー?」

いもうと「ひっく」

兄「ひゃっくりしてる!可愛い!」

いもうと「ひっく」

兄「びっくりすると止まるっていうよ!」

いもうと「ひっく」

兄「水飲んだりするのもいいって!」

いもうと「ひっく」

兄「……」

いもうと「ひっく」

兄「可愛いぃっ!全然気にしてない可愛いぃっ!」

いもうと「ほっとけーきとぱんけーきってなにがちがうの?」

姉「うーん、パンツとパンティとショーツの違いと一緒かな!」

いもうと「そっか、なまえがちがうだけ」

兄「えっ!そうなの?」

兄「ひぃぃっゲジゲジ!逃げて!妹きゅん逃げて!」

姉「かかったな!それは再利用付け睫トラップだ!」

兄「なんたる奴!卑怯者めが!」

母「あんた達朝から仲良いわね」

姉・兄「「よくないから!」」

兄「ぐっ、日曜日なのに寝坊とはなんたる失態!」

兄「あー!プリキュアもうEDかー」

いもうと「……!」ビクッ

兄「踊ってた?踊ってたよね?」

いもうと「うるさいなー」

兄「お兄ちゃんとFFごっこしようか!」

いもうと「いっかいだけね」

兄「うーん何を教えてあげようかなー」

いもうと「いまじゃ! ぱわーを めておに!」

兄「いいですとも! …ッ!?なんで?なんで知ってるの!?」

いもうと「もうおしまい」

兄「一緒にポケモン言えるかな歌おう!ねっねっ!」

いもうと「うん」

兄「ピカチュウカイリュウ」
いもうと「みじゅまるーくるみる」

兄「ジェネレーションギャァァァップ!」

女「そういやなんで妹ちゃんはプリキュア好きなのかな?あれくらいの年だと離れてきそうなものだけど」

兄「たぶんだけど、可愛い格好しててかっこいいのがツボなんだと思うよ」

兄「そうだ、知ってる?プリキュアは昔は増えて3人だったのに今はたくさんいるのが普通なんだけど、ぶっちゃけあり得ないよね!」

女「わかった、お前のせいだ」

兄「お姉ちゃんと仲直りしたいから妹きゅんも手伝って!」

いもうと「なにするの?」

兄「お姉ちゃんが大好きな歌を歌ってあげる作戦!」ニヤッ

―――
――

兄「もいちど子供に戻ってみた~い♪」

いもうと「え~なんで~?」

姉「や、やめろ!その歌はダメだ!やめてくれぇっ!」

いもうと「おにいちゃん……」

兄「なんだい!キュアプリチー!」

いもうと「……おにいちゃんすきなひといるの?」

兄「もちろん大好きだよ妹きゅん!」

いもうと「…ちがうし」

兄「妹きゅん以外に誰が妹きゅんなの?妹きゅんが妹きゅんで妹きゅんきゅんだよ!!」

いもうと「きゅんきゅんうるさいなー」

兄「妹きゅん!ババ抜きしよババ抜き!」

いもうと「えー…ふたりで?」

―――
――

兄「さてどれを引こうかな…」

いもうと「……」ジーッ

兄(可愛いっ!おっきなおめめでじっとジョーカーみてるっ!反射して丸見え可愛いっッ!)

兄「妹きゅんはずるっこい手も使うことを覚えてもいいんだよ!可愛いから許されちゃうんだよ!」

いもうと「んー…」

―――
――

兄「くっ…たとえ妹きゅんでもジェンガだけは負けないお兄ちゃんの意地っ!」ソーッ

いもうと「……」

いもうと「…かっこいい」ボソッ

兄「なんだってぇ!今なんてぇ!」ドグシャァ!

いもうと「わたしのかち」

兄「いいから、そんなのいいから!さっきのもういっかい!」

いもうと「……」

おてて痛い痛いだしお兄ちゃんそろそろ寝るね

お兄ちゃん「オセロやろうオセロ!もしくはリバーシでも可!」

いもうと「おにいちゃんつよいからつまんない」

兄「大丈夫!今日は角っこ全部あげるから!」

いもうと「かどっこ…?」

―――
――

いもうと「やっぱりおにいちゃんとはやらない」

兄「ごめんね!上手に手加減出来ないダメお兄ちゃんでごめんね!」

明日まで保守?

オチをつけようとするとゆっくりになるし2度ほど終わりどころ失ったけどあまり期待しないで待っててくれるとうれしい

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

いもうと「あさごはんつくります」

兄「はい先生!今日のメニューはなんですか!」

いもうと「ふれんちとーすとです」

兄「牛乳に卵と砂糖を入れて適当にかき混ぜればいいんですね!」

いもうと「……170cc…えっと…さとうがおおさじさんばい…」

兄「可愛いです!今日も先生は几帳面可愛いです!」

いもうと「ぱんをひたしたらあとはやくだけです」

兄「換気おっけーです!」

いもうと「がすせんひらきました」

兄「点火します!点火おっけー!」

いもうと「それではじゅうぶんにちゅういして……」

兄「妹きゅんアウト!可愛すぎてアウト!」

いもうと「まじめに!」

兄「先生!オリーブオイルはつかいますか!」

いもうと「つかいません。ばたーをねっしたらぱんをやきます」

兄「先生!裏返すタイミングはいつですか!」

いもうと「……おいしそうだなーとおもったらです」

兄「美味しそう!妹きゅん超美味しそう!」

いもうと「ひのそばでふざけない」

兄「ついに完成ですね!」

いもうと「しあげにおこのみでここあぱうだーをふりかけます」

兄「……! オリーブオイルは!」

いもうと「つかいません。かんせいです」

兄「完成! ここで今日のレシピを簡単におさらいしましょう」

兄「まじめな妹きゅんにふりふりパジャマ、おっきいエプロン、ちっちゃなおててに砂糖を少々です!」

いもうと「えー…」

朝飯食べてくる

兄「妹きゅん抱っこ抱っこ!」

いもうと「できないよ」

兄「違う違う!お兄ちゃんが抱っこしてあげる!」

いもうと「えー……いいよー……」

兄「わーい妹きゅん抱っこ抱っこ!」ギュ-ッ

いもうと「っ! やらなくていいのいいよだもん!」ジタバタ

兄「いたたた! 幸せ!日本語が難しくてお兄ちゃん幸せ!」

いもうと「おにいちゃんのとくぎってなに?」

兄「妹きゅんを可愛がることかな!」

いもうと「えー…おねえちゃんは?」

姉「妹たんをいい子いい子すること!」

兄「それは俺の特技であって貴様のそれは特技とよべる程のものじゃないでしょうが」

姉「なに?覚悟は決まったの?私の妹愛の前に踏み潰される覚悟は決まった?」

兄「ダルシムが妹きゅん愛を語るとは片腹痛い!」

いもうと「めっ」

兄「なるほど、自分の特技を探してると」

姉「それなら可愛い事が特技であって正義だよね!」

いもうと「そういうのはいいから」

兄「ほら、料理上手なところとか」

姉「お歌が上手!算数が得意!」

兄「ピタゴラ的装置作れる!にゃんこ語が喋れる!」

姉「身体がやわらかい!頬っぺたもやわらかい!」

兄「お肌スベスベ!髪の毛つやつや!」

姉「可愛い!超可愛い!」

いもうと「やっぱりさんこうにならない」

女「それで私にききにきたと」

いもうと「はい、おんなさんのとくぎはなんですか?」

女「ん~、ピアノが弾けることかなぁ。後は一途なところ」

いもうと「いちず?」

女「決めたことは変えない、一直線に頑張る!って感じ」

女「特技なんて言ったもの勝ちだからね。胸張って言えるならそういうのありだと思うよ!」

  [私のとくぎ]

・おりょうり
・おそうじ
・お兄ちゃんとお姉ちゃんの妹

――――

いもうと「これでいいかな…」

兄「妹きゅんお勉強しててえらい!しゅてきっ!」

いもうと「! もうおしまい!」

『―今日の運勢は最悪!ラッキーアイテムはピンクのリボン!』

いもうと「……」

兄「大丈夫!どうせ占いだから!妹きゅんは幸運の星の下に生まれてきてるから!」

いもうと「……きにしてないもん」

――――
―――

女「……さすがの私もピンクのリボンにはドン引きなんだけど、これは一体」

兄「恥ずかしがりやな妹きゅんのラッキーパーソンお兄ちゃんフォーム!」

女「あんたは少し羞恥心をわけてもらった方がいい」

姉「新しい髪留め買ってきた!はい、妹たん!」

いもうと「…ありがとう!」キラキラ

姉「実はお姉ちゃんとお揃い! つまり姉妹二人の愛の証!」

いもうと「……」ワタワタ

姉「あれ?そんな奥にしまっちゃうの?」

いもうと「だいじだから」

姉「あぁんっ!大事大事に使わないでしまっとく妹たんいじらしい可愛いっ!」

いもうと「こうのとりがあかちゃんはこんでくるの?」

兄「お兄ちゃんは見たことないけどきっとそう!」

兄「それと、こうのとりを呼ぶには必要な儀式があるんだけど…」

いもうと「うん」

兄「まず――」

姉「殺すぞ」

兄「ごめんなさい」

女の子「こうのとりはきっと嘘だよ。お母さんのお腹が大きくなって赤ちゃん産まれるんだもん」

女の子「…たぶんだけど、ちゅーしたら赤ちゃんが出来るんだよ」

いもうと「……ちっちゃいころ、おにいちゃんにもおねえちゃんにもされた」

女の子「それは子供の時だから大丈夫なの。私もお父さんにちゅーされたことあるし」

いもうと「いまはどうなのかな……」

女の子「わかんない……」

――――
―――

兄「妹きゅんちゅーしよちゅー!」

いもうと「あかちゃんできたらどうするの……?」

兄「へっ?」

兄「ということがですね。危うく無理矢理ちゅーするとこでした」

女「家族内スキンシップの域を越えるなよ変態」

女「まぁ、それにしてもこうのとり信じてるあたり可愛いね。私は親が何でも開けっ広げでさー」

兄「えっ?こうのとり運んでこないの?」

女「えっ?」

姉「今日は妹きゅんとお出かけ!」

兄「いつもはSuicaだからたまには切符を買ってみよう!」

いもうと「とどかない」

姉「可愛い!ちびっこ可愛い!」

兄「改札はタッチじゃなくてあそこに入れて、出てきたらとってね!」

いもうと「…ッ!」ビクッ

姉「可愛いっ!切符改札に入れるの慣れてない可愛いっ!」

―電車――

いもうと「……」モジモジ

姉「……今日は学校じゃないし空いてるから大丈夫」

いもうと「ひさしぶりだから」イソイソ

兄「可愛いっ!座席で靴を脱いで窓にかぶり付き可愛いっ!」

いもうと「どうぶつえんひさしぶり」ワクワク

兄「さぁお兄ちゃんと手を繋ごうね!」

いもうと「えー」

姉「お姉ちゃんと手を繋ごうね!」

いもうと「えー」

兄「あぁん待って妹きゅん!」

係員「カップルさまですか?記念撮影はいかがでしょう?」

兄・姉「はっ?」

兄「鳥類館かー」

いもうと「ちょっとみたいかも」

姉「鷹だって!格好ね!」

いもうと「めがすごくいいんだよね」

兄「しゅごい!妹きゅんは動物博士でもあったのか!新しい属性可愛い!」

いもうと「はずかしいからやめて」

姉「ほらほら虎だよ!怖い?」

いもうと「かわいい」

いもうと「でも、まえあしがすごくつよいんだよね」

兄「妹きゅんも可愛い!おてて強くないけど可愛い!」

いもうと「うるさいなー」

いもうと「さい、すごくおおきい」

姉「ねー妹たん!どうしてそんなに動物のこと知ってるの?博識なの?」

いもうと「……かめんらいだーでめだるでてきたから」

兄「さすが妹きゅんっ!日曜朝の天使可愛いっ!」

兄「うほっ、ゴリラだ!」

姉「ねー知ってる?ゴリラの学名ってゴリラ・ゴリラなんだよ!お姉ちゃんも博識!」

いもうと「がくめいってなに?」

姉「うっ……」

兄「歩いたらお腹空いたなー」

姉「妹たんお手製弁当超楽しみ」

兄「な、なにぃ!そんなものが!」

いもうと「みんなでつくったでしょ」

兄「そうでした。…そうだ!せっかくだし、この象さんの前で見ながら食べようよ!」

姉「たまにはいいこというな! そうしよっか!」

いもうと「ぞうさんのうんちくさいからやだ」

兄「なんという正論…!雰囲気に流されない可愛いっっ!」

姉「ごちそうさまでした、全く小学生にしてこれほどとは末恐ろしい可愛いさっ」

兄「プリティポイント上昇の余地がまだあるだと…これは観測者の命に関わりかねない!」

いもうと「……」ジーッ

姉「ん?なにしてるの?」

いもうと「ありさん、おとしたごはんひろっててかわいい」

兄「動物園にきてまで蟻さん目で追ってる可愛い! しぬぅ!妹きゅんが可愛くてしぬぅ!」

兄「くっそ、パンダめ!こんなに人がいては妹きゅんが見えないじゃないか」

いもうと「ひといっぱい…」

兄「こうなったら……合体!」ヒョイッ

いもうと「わっ!わわっ!」

姉「ぐぁぁ! スニーカーを履いてこなかったとは私としたことがー!」

兄「可愛い!肩車慣れなくてお兄ちゃんの目を全力で塞いでる妹きゅん見えない可愛い!」

いもうと「……!」

姉「ここがふれ合い広場!おさわりおっけーなんてハレンチな!」

兄「えっ!?たった100円で妹きゅん頬っぺたプニプニしていいんですか!?」

いもうと「うるさいなー」

姉「はぁぁ可愛かった…」

いもうと「うん」

兄「モルモット撫で撫でしてる妹きゅん可愛かった…」

いもうと「えー…」

姉「たくさん写真とったしもう幸せ」

いもうと「…ちょっとみせて」

兄「ほら、妹きゅんこんなに可愛くとれてる!」

いもうと「…わたしがとるから」

姉「そんな!それじゃあ誰が妹きゅんをとればいいの!」

いもうと「しらないもん」

兄「ほらペンギンだよ、可愛いね!」

いもうと「うん、ぺんぎんかわいいからすき」

姉「このペンギンめ!飛べない鳥類の分際で妹たんの寵愛を授かったと思ったら大間違いだぞ!」

兄「そうだそうだ! 所詮は憐れみと同じ感情であることを深く理解しろ!」

いもうと「うるさいなー」

兄「今日は楽しかったー」

姉「疲れたでしょ?タクシー乗ろっか?」

いもうと「いい……ちゃんとあるける」

兄「ならお兄ちゃんがおんぶしたげる!」

いもうと「もうおおきくなったからだいじょうぶ…」

姉「……どんなにおっきくなっても妹たんは私の妹なんだから変わらないよ」

ネタ切れにつき小休止

 

   【東京・基地外女教師】「早く食べなさいよ! 給食!」「バカ」「迷惑」「邪魔」「気持ち悪い」 小学校.女教師のヒステリック暴言事件を御存知ですか?

   その女性教師の顔写真(過去の教員卒アル)を緊急入手!消される前に保存して下さい。

       【  http://2.ht/picture20130424_image_001_jpg  】



 

 

   【東京・基地外女教師】「早く食べなさいよ! 給食!」「バカ」「迷惑」「邪魔」「気持ち悪い」 小学校.女教師のヒステリック暴言事件を御存知ですか?

   その女性教師の顔写真(過去の教員卒アル)を緊急入手!消される前に保存して下さい。

       【  http://2.ht/picture20130424_image_001_jpg  】



 

―カラオケ――

いもうと「せかいはまるで めりーごーらん♪」

兄「うっひょぉぉぉぉぉ!!かぁぃぃぃょぉぉぉお!」

女「ちょっと落ち着けお前」

いもうと「――はっぴー! らっきー! ぷりきゅッ…きどきだけが ぷりきゅあ♪」

兄「可愛いぃぃっ!()の中まで歌ってつっかえてる可愛いぃぃっ!」

いもうと「ぱそこんしてるの?」

兄「そうそう! パソコン超便利なんだよっ、でも危ないから気をつけなきゃいけないんだよ!」
いもうと「えんぴつのしんでこわれちゃうから?」

兄「うーん、そうじゃなくてですね……そうだ、このプリキュアの広告をクリックすると――」

『ギャァァァァァァァァ!!』

いもうと「っ!!!」

兄「とまぁ、こんな風に怖いイタズラされたり……」

いもうと「んっ!んっ!んっ!」ガシガシ

兄「痛い痛いっ!ごめんね!びっくりさすちゃってごめんね!」

お兄ちゃん噛んだった
さすちゃって×
させちゃった○

―プール―

いもうと「たのしい すいててたのしい」パシャパシャ

兄「ぎゃぁぃぃっ!可愛いぃぃっ!現代の人魚伝説可愛いっっ!」

女「へー以外! 妹ちゃんは泳ぐの上手だったんだね!」

女「で、何であんたは泳げないの?その塩素にやられたみたいな髪色のくせに?」

兄「地毛! ほら、体脂肪が変に低いからプカプカ浮かないっていうか」

女「一生沈んでろシスコン」

兄「あばばばばばば!!」

兄「人生ゲームしよっか!」

いもうと「うん」

兄「じゃあこの車に差してっと、…ほら妹きゅんも!」

いもうと「? おかあさんとやったときとちがう」

兄「お兄ちゃん以外との結婚は認めません!妹きゅんはお兄ちゃんの車にのってください!」

いもうと「えー…」

兄「さぁ新婚生活を満喫しよう!!ほらほらお膝に座って!」

いもうと「うるさいなー」

―図書室―

女の子「あー、大きなカブだ!お母さんに読んでもらったことある!」

いもうと「みんなでかぶたくさんたくさんたべるんだよね」

女の子「えー違うよー?」パラパラ

いもうと「んー…ほんとだ……」

いもうと「……おにいちゃん…!」

女の子「へ?何か言った?」

いもうと「んーん」

女「人間寝ながら、むにゃむにゃ言ってる時に話しかけると返事したりするらしい」

兄「それだ!」

女「なにがた」

―――
――

いもうと「んー…」ムニャムニャ

兄「…お兄ちゃん好き?お兄ちゃん大好き?」

いもうと「んー…」スースー

兄「しゅき?しゅきしゅきあいしてう?」

いもうと「……はずかしいから…いわ…ない……」スースー

兄(んんああああああああいいい!かぁぃぃぃょぉぉぉおお!!)

兄「しりとり!」

いもうと「りす」

兄「すききらいしないでたべる可愛い!」

いもうと「……いぬ」

兄「ぬいぐるみとお話してる可愛い!」

いもうと「……いるか」

兄「神様も嫉妬しちゃう可愛い!」

いもうと「……いとこんにゃく」

兄「くしゃみが「へくちん」可愛い!」


いもうと「……いいかげんにしなさい」

兄「い、いかないで妹きゅん!」

いもうと「さかあがりおしえてください」

兄「丁寧可愛いぃっ!お兄ちゃんに任せて!」

女「心配だから私も手伝う!」

いもうと「どうしたらくるんってできる?」

兄「鉄棒と自分とをしっかりくっつけるのがポイント!」

女「おー、的確なアドバイス」

兄「当然! まず、お兄ちゃんを鉄棒だと思ってやってみよう!」

いもうと「うん」

女「ん?」

―公園前―

兄「……」

女「お、兄じゃん。そんな道の端っこで何して…ぐむっ!?」

兄「しーっ……」

女「……な、なによもうっ///」ヒソヒソ

兄「あれ」

――――
―――

猫「ミャーーン」

いもうと「にゃんにゃうにゃー」ナデナデ

いもうと「にゃんにゃにゃい?」

猫「ミャーー」スリスリ

昼飯ごめん

いもうと「にゃうにゃうにゃ…!」

女「変な人が見てるから私と一緒に帰ろっか!」

いもうと「……うぅ…」

兄「待ってぇ!お兄ちゃん置いてかにゃいでぇ!」

姉「…!! 制服に白い染みが…?」

いもうと「ごめんなさい…」

姉「何されたの?クラスの子?まさかお兄ちゃん!?」

いもうと「? ぎゅうにゅうぱっくたたむとき…」

姉「なんだー!それならそういってよー!」

いもうと「えー…」

兄「また貴様!あのポッキーは妹きゅんと俺がゲームをするためにとっておいたものだ!」

姉「はんっ!たかだかポッキー1つに小さい奴だ!それよりそんなゲームを私が許すと思っているのか下朗!」

いもうと「もー」

兄「きょうという日は許さん!」姉「望むところだ!」

いもうと「……なかなおりしておやつたべるひと、このゆびとーまれっ」

兄・姉「「はいっ!」」

いもうと「だめでしょけんかしちゃ。めっ」

兄「うわーん!許してぇ!お兄ちゃんが悪かった!お兄ちゃんが悪かったからぁ!」

いもうと「…しらないもん」プンプン

女「あれ?喧嘩なんて珍しいじゃん。どうしたの?」

兄「妹きゅんの部屋に突撃したらですね、妹きゅんの趣味であるピタゴラ装置をぐちゃぐちゃにしてしまいまして…」

女「…どうせその後怒った顔も可愛いなんていって誤魔化したんでしょ?」

兄「言いました、たしかに言いましたが、それは誤魔化しなどではなく本能的なものでして!」

兄「おはなししようよ!」

いもうと「おにいちゃんとはなしません」プンプン

ぬいぐるみ「じゃあボクとお話しようヨ」

いもうと「……」

ぬいぐるみ「怒ってばかりじゃご飯も美味しくないヨ! それともホントにお兄ちゃんのコト嫌いになっちゃったのカナ?」

いもうと「だっておにいちゃんが……」

ぬいぐるみ「お兄ちゃんもごめんなさいしてるし、許してあげてもいいんじゃないカナ。お兄ちゃんは君のコトが大好きなのは知ってるデショ?」

いもうと「……うん」

ぬいぐるみ「なら、君のコトをいじめたり困らせるつもりはなかったんじゃないカナ?…それとも君はお兄ちゃんを困らせたいのカナ?」

いもうと「……うん、なかなおりする」

兄「お兄ちゃんと契約してゾロアスター教徒になろうよ!」

いもうと「ぞろあすた?」

兄「そうそう! 正義の神々の下、破壊をばらまく悪神アンラ・マンユと戦うんだよ!」

いもうと「かっこいいかも」

兄「それでね! 神様はお兄ちゃんと結婚したほうがいいっていってるんだけど……」



※ゾロアスター教では近親婚は善行

ごめんいもうとな

>>498
小学生低学年をぐらいだとアバウトに考えといて
そして踏ん張っても何も出てこない

いもうと「……」グググッ

兄「大丈夫!?」

いもうと「うん……」

兄「はぁぁ…床にうつ伏せになってるからお兄ちゃんびっくりした!…何でそんな事してるの?」

いもうと「……うでたてふせってどうやればいいの?」

兄「可愛いよぉ!妹きゅん非力可愛いっ!」

おうちに帰ってきたものの全然頭が冴えないので弟きゅんとお昼寝ごめんなさい

いもうと「……」

兄「可愛いよっ!落ち込んでる妹きゅんも可愛いよっ!」

いもうと「……みんなばりちっちしらないって」

兄「ごめんねっ!お兄ちゃんの時代に流行った遺物でごめんねっ!」

いもうと「うんどうかいこれそう?」

母「うん、授業参観行けなかった分お母さんお弁当頑張る」

いもうと「おねえちゃんは?」

母「仕事お休みもらうって」

いもうと「たくさんがんばる」

兄「あれ?お兄ちゃんには?聞かないの?」

兄「今日のお兄ちゃんは先生です!」

いもうと「えー」

女「運動会の特訓やるんでしょ?頑張ってね!」

いもうと「うん」

女「……最近妹ちゃんが打ち解けてきてる気がする……うぅっ…ちくしょう可愛いぞっ…」

兄「ほらそこジタバタしなーい!」

兄「かけっこの練習だけでいいの?」

いもうと「うん」

兄「今の小学生って創作ダンスしないの?」

いもうと「? りずむたいそうのこと?」

兄「可愛いっ!妹きゅんの口から言うと何でも反則可愛いっ!」

女「でもダンスの類いは振り付け知らないと教えようがないよ」

いもうと「だいじょうぶ」

兄「そうだそうだ! 妹きゅんを誰だと思ってる!」

女「へ?」

いもうと「ぷりきゅあとくらべたらこどものあそび」

女「くっそう、こいつ可愛いな!」

兄「ではかけっこの練習です!」

いもうと「う…はい」

兄「まず、構える時は膝を良い感じに曲げるとスタートダッシュが上手くいきます」

いもうと「てはぐーですか?」

兄「パーの方が速そうな雰囲気が出ます。それと親指中にしまって握てて可愛いです」

兄「よーい、どん!のタイミングは先生によって違うので注意が必要です」

女「間が妙に長い人だとフライングしちゃうよね」

兄「それでは以上の事を踏まえて一度走ってみましょう!」

いもうと「う…はい」

兄「可愛いっ!ちゃんと生徒役やってくれてる可愛いっ!」

いもうと「ど、どうですか?」

兄「……お兄ちゃん先生はちょっと頭を冷水で冷やしてくるので女先生に聞いてください」

いもうと「?」

女「……お兄ちゃん先生は、あまりに妹ちゃんの走り方が可愛かったので直してしまうことを悔やんでるようですので私が教えましょう」

兄「ああ可愛いっ!前後じゃなくて上下に腕を振って走る妹きゅん可愛いっ!ポカポカ可愛いっ!」

女「そうそう、そんな感じ。目を瞑って走ったら危ないから。うん」

いもうと「は、はい」

兄「きゃー妹きゅん可愛いっ!頑張ってぇ!」

女「あごは引くんだけど、そんなに下向いたらやっぱり前が見えないから、もうちょっと顔を上げて…」

兄「可愛いっ!猪突猛進可愛いっ!」

いもうと「うるさいなー…」

兄「ねーねー妹きゅん!どうしてそんなに可愛いの?結婚して!」

うと「べつにかわいくないもん」

兄「ぎゃああああ!可愛いぃっぃ!結婚して!」

うと「…うるさいなー」

女「うん上手!今日の感じで走ればきっと大丈夫」

兄「今の走り方もプリキュアみたいで可愛いよ!精悍きりりっ可愛い!」

いもうと「ありがとうございました」ペコッ

女「そんなに丁寧にしなくていいよ!私も楽しかったし」

――――
―――

兄「あ、これ妹きゅんがこの前のお礼だって!妹きゅんクッキーを貰えるなんて国民栄誉賞もの!」

女「えっ?なに?私を惚れさせるつもりなの?そんな距離感の詰め方ありなの?」

姉「妹姫!ソフトクリームをどうぞ!」

いもうと「ちがうけどありがとう」

姉「……」ジーッ

いもうと「…!…!」

姉「妹たんソフトクリームかぷかぷ食べるよ可愛い!」

いもうと「…!……だってとけちゃうし」

姉「ちゃんとしたソフトクリームがコンビニで手に入るとはいい時代になったものだ」

いもうと「あー、あのおはなしのこと?」

姉「お話?」

いもうと「むかし~ばなしの~おうじょでもっ♪ 」

姉「違うけどそんなのどうでもいい可愛いっ!プリンセス可愛いっ!」

「ちょっといいかな駅は…」

いもうと「えっと、ここのさきを…」

兄「妹きゅん!……誰だあんた!」

「あの、道を…」

兄「! その手には乗らないからな!!」ダキッ

いもうと「えっ?へっ?」

兄「逃げるよっ!」

―――
――

いもうと「お、おにいちゃんもうおろして//」

兄「だめだよ!最近は物騒なんだから知らない人から声をかけられても!」

警察「ごめんねー、ちょっといいかな。さっき通報があったんだけど」

兄「な!」

アイス休憩することを心から謝罪します

兄「妹きゅんちゅーしよちゅー!」

いもうと「しません」

女「またやってるの?」

兄「挨拶だから!ちゅーなんて挨拶!」

いもうと「えー…ほんとうですか?」

女「えっ?ま、まぁ挨拶かな…挨拶だね!」

兄「ほらほらぁ!」

女「……!」チュッ

兄「!!」

いもうと「!」

女「が、外国では親しい間柄ではこんな風に挨拶するんだよ!//」

―――
――

いもうと「ねーおねえちゃん…なかよしだとちゅーするの?」

姉「えっ!お姉ちゃんとちゅーしたい?ちゅーしちゃうっ?」ギューッ

いもうと「ちがうけど、おにいちゃんとおんなさんが……」

姉「えっそうなの?…しかしあんなんでも彼女できるのかー…」

いもうと「かのじょって?」

姉「んー……。両思いで好きな人の事かな?その人が一番って約束すること?」

いもうと「……おにいちゃんはおんなさんがいちばんなの?」ウルウル

姉「あっ、いや、うーん…」

兄「きゃー!今日も妹きゅんはきゃあぷりちー可愛いっ!」

いもうと「……」

兄「あれれー?おっかしいなー?妹きゅんの元気が足りないぞー?」

いもうと「……ちゅー」

兄「うん?」

いもうと「ちゅーしてもいいよ」

兄「えっ?」

兄「えっえっ!照れちゃう妹きゅん可愛いの展開じゃなくて?ちゅーしていいのっ?」

いもうと「ん……//」

兄「ちゅー!妹きゅんの頬っぺたにちゅー!」チュッ

いもうと「……これでおにいちゃんのかのじょ?」

兄「はい?」

いもうと「いちばんのやくそく?」

兄「…ダメだ、もう死んだ」バタッ

てすてす

兄「彼女が出来ました」ボケーッ

女「えっ!うそっ!」

兄「それは一番の約束」ボケーッ

女「えっ!なにそれどういうこと!」ワタワタ

兄「はぁぁ…しゅてきすぎる…」

女「!」バシンッ

兄「ッ!?」

女「話して」

兄「は、はい」

女「なんだー、妹ちゃん勘違いしてるんじゃないの? あー、びっくりしたー」

男「あの、さすがにビンタは酷いんじゃないですかね」

女「あ、いやごめんっ。 ほ、ほら何処かに意識飛んじゃって帰ってこないんじゃないかと思って//」

女「よーし、私が妹ちゃんの誤解もろもろを解消してあげよう!」

兄「あぁ、そんな殺生な!」

―――
――
―女のへや―


女「……あーー!」ジタバタ

女「あんな純粋で小さい女の子相手に……自己嫌悪しかない……」

女「でも……いつかは……だし…」

『んー?どうした恋の悩みかー?』

女「うっさいくそ親父!//」

姉「兄!兄!」

兄「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」

いもうと『なかよし?』

姉「兄は優しいし格好から大好き!好き好き!」

兄「ちゅー!お姉ちゃんちゅー!」

いもうと『……どうしたの?』

姉「二人で動物園いこっか!」

兄「行く行く楽しみ!」

母「二人は仲良しね」

いもうと『わたしは?おねえちゃん?おにいちゃん?』

―――
――

いもうと「ん……」グスッ

いもうと「……っおにいちゃーん! おねえちゃーん!!」ポロポロ

兄「! どうしたの妹きゅん!」ガチャン!

姉「よしよし、怖い夢みたの? 大丈夫だからねっ」

兄「この、『ひとりぼっちの夢を見て怖くって、おててにぎにぎでオヤスミ妹きゅん可愛い事件』は、お兄ちゃん史に残る大事件でした」

女「そういえば妹ちゃんの運動会もうすぐだよね」

兄「あれ?少しも掘り下げてくれない? ともかく、ちょー張り切ってる可愛いです」

姉「一応聞くけど、もしうちの体育祭と被ってたらどうしたの?」

兄「そんなの休むに決まってるじゃないですか」

女「ですよねー」

―校庭――

女の子「妹ちゃん走るのはやくなったよね!」

いもうと「……うん」

女の子「お兄ちゃんと特訓なんていいなー!」

いもうと「………ん」

女の子「うちのお父さんはそういうこと全然してくれなくってさー…私もお兄ちゃんかお姉ちゃん欲しかったなー。って聞いてる?」

いもうと「……」バタッ

女の子「妹ちゃん?…せんせーっ! 妹ちゃんが!!妹ちゃんが!!」

少し練ったり寝たりするお暇を頂戴いたしま

新・保守時間目安表 (休日用)  
  00:00-02:00 10分以内  
  02:00-04:00 20分以内  
  04:00-09:00 40分以内  
  09:00-16:00 15分以内  
  16:00-19:00 10分以内  
  19:00-00:00 5分以内  

  新・保守時間の目安 (平日用)  
  00:00-02:00 15分以内  
  02:00-04:00 25分以内  
  04:00-09:00 45分以内  
  09:00-16:00 25分以内  
  16:00-19:00 15分以内  
  19:00-00:00 5分以内

―病院――

兄「はぁ…はぁ…っ!…っ倒れたって!」

母「ほら、落ち着いて。……軽い日射病だって。今は点滴うって寝てるから大丈夫」

いもうと「……」スースー

兄「…無理してたのかな」

母「前から陽射しには強くないし、ちょっと張り切りすぎちゃっただけよ」

兄「……明日の運動会は?」

母「お休み。お医者さんが家で寝てたほうがいいって」

―いもうとのへや――

いもうと「ん……」

兄「おはよう妹きゅん! 寝てても起きても可愛いよ!」

いもうと「……! うんどうかいは!?」

母「今日は寝てなきゃダメ。もうちょっと横になってなさい」

いもうと「……はい」グスッ

姉「ほらほら泣かないのっ!お姉ちゃんもいるから!」

母「はい、あーん」

いもうと「んっ」モグモグ

兄「あぁんっ!妹きゅんのおくち必要最低限しか開かない可愛いっ!」

姉「チェンジ!選手交替!お母さんに代わりましてお姉ちゃん!」

兄「次はお兄ちゃんでしょうが!誰がこのリンゴすりおろし作ったと思ってる!」

姉「この程度で作ったとか言っちゃう人って、インスタントで料理とか言っちゃいそうだよねー、はずかしー!」

母「あーん」

いもうと「んっ」モグモグ

兄「どうどう? 元気出てきた?」

いもうと「ごめんなさい…」

姉「えっ? どうして?」
いもうと「うんどうかい いけなくて……」

兄「謝ることなんてどこ探してもないよ!」

いもうと「……おねえちゃんもおにいちゃんもたのしみって」グスッ

姉「あばばばば! ごめんっ!期待膨らませすぎてごめんっ!」

兄「バカ!楽しみにしすぎてプレッシャーかけちゃうお兄ちゃんのバカバカ!」

兄「ともかく、お兄ちゃんたちは妹きゅんが元気なら何でもいいのです!」

姉「今日は妹たんのお部屋がリビングだ! おい弟!お茶菓子とテレビもってこいっ!」

兄「がってんだ!」

いもうと「へへっ……ッ!」

兄「わ、わらった? 妹きゅんが声に出して笑った…?」

姉「いま『へへっ』って言ったよね! 慌てて口抑えてたけど…へへっ!うへへへへっ!」

いもうと「いってないもん//」ボフッ

兄「可愛いっ!照れて枕で顔隠してる可愛いっ! 変じゃないからもっと聞かせて可愛い!」

いもうと「おへやにみんないると なんかへんなかんじ」ソワソワ

兄「お兄ちゃんはずっといてもいいよ!」

姉「お姉ちゃんは今日は妹きゅんの部屋で一緒に寝るー!」

兄「お、お兄ちゃんもっ!お兄ちゃんもっ!」

母「あんたたちうるさい、寝れないでしょ」

いもうと「……」スースー

姉「寝顔かわいー、たべちゃいたい」

兄「不本意ながら、右に同じ」

姉「そうだ、動物園の時の写真やいたから……えっと、はいこれ」

兄「ふふっ…ふひひひっ…可愛いすぎて大きな声が漏れそうになります……これは……」

姉「妹たんがカメラ持っていった後でコッソリ撮ってたんだね。ぜんぜん枠に収まってないし全部ローアングルだけど…」

兄「……自分の写真なんて撮らないし正直好きじゃないんだけど……これは……あー、なんか最近涙腺脆くなってきたっぽいです」ウルッ

姉「不本意ながら、左に同じ」グスッ

いもうと「……おにいちゃ……ねえちゃ……」ムニャムニャ

―――
――

兄「朝だよ!ほらほらパジャマ着替えて! いっそお兄ちゃんが脱がそうか!」

いもうと「んー……?」グシグシ

姉「遅刻しちゃうよ!お弁当はもうとっくに出来上がってるし!」

いもうと「へ? どこいくの?」

兄「運・動・会!」

―川沿い・グランド――

女「おっ体操服着てる! かわいー!」

いもうと「へ? おんなさん?」

女「どうもー、今日は来賓客ってことで!」

姉「ありがとねー、えっと」

女「縄とか使えそうなもの色々持ってきた次第です」

兄「ありがとう、なんていうか……」

女「……この貸しは、今度デートでも連れてってもらうってことで?」

兄「まかしとけー!」

母「え、えー、本日はお日柄もよく、恵まれた……えっと……省略! 選手一同頑張ってください」

姉「宣誓!私たちはスポーツマンシップにのっとり正々堂々妹たんとキャッキャッウフフすることをここに誓います!」

兄「誓います!」

女「第一競技、徒競走。 参加する選手は大きな声でお返事してください。妹ちゃん!」

いもうと「はい//」

女「兄くん」

兄「はぁいっ!」

女「なお、兄さんはハンデとして妹ちゃんの足の長さと同じになるように足を縛ってもらいます」

兄「そ、それはいくらなんでもきびしいんじゃ…あんっ!」

――――
―――
――

母「どうだった? 運動会楽しかった?」

いもうと「にゃー!」

兄「ぎゃぁぃぃっ! 超ご機嫌にゃんにゃんもーど可愛いっっぃっ!」

いもうと「おんなさんありがと」ギュッ

女「ういやつめー!このこのっ!」

いもうと「おかあさんもおべんとうありがと」ギュッ

母「それくらいはねー」ヨシヨシ

いもうと「おねちゃんもー」ギューッ

姉「可愛いすぎるぅっ!抱えて持って帰るぅっ!」ダッ

兄「ちょっと待ってお兄ちゃんの番きてないんだけど! 妹きゅん返してっ!」

兄「はぁぁ、なんだかんだ疲れたー。部活入ってないと全然ダメだなー」

いもうと「おにいちゃん あ、あのね?」

兄「妹きゅんも疲れたでしょ? 病み上がりなんだから、早く寝なきゃダメだよ! めっ!」

いもうと「うん……」

―――
――

―お兄ちゃんの部屋――

いもうと「おにいちゃんおきてる?」

兄「……」グーグー

いもうと「と、とくべつ きょうはとくべつ……」

いもうと「んしょ……」

いもうと「ねてる?」ジーッ

兄「……」グーグー

いもうと「れ、れんしゅう……」

いもうと「……」

いもうと「たまにはちゅーしてもいいよ……」

いもうと「……はずかしいけど……おにいちゃんすきだもん」チュッ


おしまい。

―遊園地――

兄「可愛いよっ!妹きゅんきゅあぷりちー可愛いっ!」

いもうと「まえみてあるかないとあぶないでしょ」

兄「優等生可愛いっ!クラスいいんちょ可愛いっ!」

姉「オチは読めてた。読めてたけどこれは酷い」

訂正

―遊園地――

兄「可愛いよっ!妹きゅんきゅあぷりちー可愛いっ!」

いもうと「まえみてあるかないとあぶないでしょ」

兄「優等生可愛いっ!クラスいいんちょ可愛いっ!」

女「オチは読めてた。読めてたけどこれは酷い」

キグルミ「~~♪」

ワーワー キャッキャッ

兄「おっきいうさぎさんいるよ!」

女「ほら、こっちに手を振ってる! 行っておいで!」

いもうと「こ、こわい」

兄「可愛いっ!出力200%でお兄ちゃんのズボン掴んでる可愛いっ!」

兄「ゴーカート!ゴーカート!」

女「ぐっ…久しぶりだからちょっとわくわくするぜ」

兄「妹きゅんはお兄ちゃんと一緒に乗ろうね!」

いもうと「ひとりでのれるもん」

女「それじゃー兄!私と一緒ね!」

兄「お、おうとも」

―――
――

いもうと「……もういっかい」ウルウル

女「ぐぁぁ! 私の良心がぁぁ!」

女「あのすっごいジェットコースター乗ろうよ! 私、絶叫系大好きなんだよね!」

いもうと「し、しんちょうがたりないから」

女「そっか、じゃああっちは?」

いもうと「え、えっと…」チラッ

兄「あれは水に濡れるだけで大したことないし、大丈夫大丈夫!」

―――
――

いもうと「んっ!んっ!んっ!」ガシガシ

兄「痛いっ!痛いっ!ごめんなさいっ!」

いもうと「……」

女「そ、そうだっ! 今度はメリーゴーランド乗ろうよ」

兄「ほら、乗馬って健康にいいしっ」

いもうと「……うん」

―――
――

兄「た、楽しい?」

いもうと「たのしい」

兄「も、もう5回目だけど楽しい?」

いもうと「たのしい」

女「ぴりかぴりらら世代のこの私が、この年でまさかプリキュアショーを観ることになるとは思わなんだ」

兄「可愛かった!おめめキラキラ妹きゅん可愛かった!」

女「本物のプリキュアにあえて良かったね!」

いもうと「? ほんものじゃないでしょ?」

兄「しゅてきっ!分別をつけて楽しんでる大人可愛いっっ!」

兄「乗り物の待ち時間が手持ちぶさたなので、ルイビックキューブ持ってきました」

いもうと「おにいちゃんぜんぶそろうからすごい…おんなさんはできますか?」カチャカチャ

女「ご、五面までなら揃えられるんだけどねーそれから先がねー」アセッ

いもうと「それでもすごい……」カチャカチャ

兄「ん?……五面?」

兄「じゅもん おもいだす」

いもうと「『みえはってごめんなさいっ!ご、ごめんだけに』」

姉「あの、ホントすみませんでした、もう勘弁してください」

兄「今日は楽しかったね!明日はもっと楽しくなるよね妹きゅん!」

いもうと「うん」

兄「そこはへけっ!でしょ!」

いもうと「えー」

思い付いたの足したけど、4コマ漫画みたいなもんだしオチとかどうでもいいよね!ね!
ここまできたら思いつく限りスレが残ってる限り投下するからお題くれくれ

―会社――

姉「やっと休憩かー」

同僚女「姉ちゃんお昼いこうぜー」

姉「ごめん、マックでもいい?」

同僚女「なになに、金欠?」

姉「いやいや、はっぴーセットが」

同僚女「おもちゃ目当てか」

いもうと「ぱめるくらるく らりろりぽっぷん」

兄「きゃひぃっ!お兄ちゃん恋の魔法かけてかけてっ!」

いもうと「おにいちゃんは だれがすきなの?」

兄「うーん……ププルン プルン ファミファミファーの瀬川おんぷちゃん!」

いもうと「あいどるかー……」

兄「! お兄ちゃんそんなの認めません!」

女「ねー、小学生の頃のあだなって覚えてる?」
兄「たしか天然記念物!……妹きゅんは、あだなあるの?」

いもうと「……だもん」

兄「えっ?なんて?」

いもうと「おねえちゃんは?」

姉「クリリンの嫁」

母「古いし容量かつかつだし携帯機種変したいんだけど、あんたちょっと調べといてよ」

兄「いいけど、なんで容量埋まってるの?」

母「ほれ」

兄「……! 寝顔!妹きゅんの寝顔写メだけで2ギガ!」

兄「デジタルフォトフレームなるものを買ってみました」

母「へー。こんなのあるんだ」

兄「スライドショー形式で撮った妹きゅんの写メや写真がずっと流れます」

母「あんたたちのも何枚かあるわよ」

兄「限りなくレアですね。偶然見たら良いことありそうなレベルですね」

兄「ちょっと聞きたいんですが」

女「なんでしょう?」

兄「……炭酸飲料を飲むコツってあるの?」

女「妹ちゃん飲めないのか」

―電車――

「よっと……」

いもうと「おにいちゃん、あのおじさん まつばつえついてる」

兄「! どうぞ座って下さい」

「ありがとう、若いのにしっかりしてるね!」

いもうと「おにいちゃんは すわってて」スック

兄「えっ、でも……」

いもうと「わたしがおにいちゃんのおひざにすわる」

「可愛い!お兄ちゃん子可愛い!」

女「うーん……」

いもうと「どうしたの?」

女「ちょっと手を出そうか悩んでる漫画がありまして……。妹ちゃんの今一番欲しいものってなに?」

いもうと「ほっとけーきがきれいにやける、つるつるのふらいぱん」

女「ぐっ!なんだその女子力たかすぎな回答は」

兄「プリティポイント継続不能!スカウター壊れる可愛い!」

夏祭りコンパクトに収められなさそうで逃げてごめんなさい夕飯タイム

いもうと「……」グスッ

兄「そんなに落ち込まないで!仕方なかったんだよっ!」

いもうと「ちゃんとおせわできなかったから……」グスッ

兄「もとはといえば貴様が悪い! 妹きゅんの事を考えればこうなることはわかっただろうに!この姉めがっ!」

姉「ごめんね!何にも考えずにたまごっち買ってきてごめんね!」

女「……高校生が授業中にたまごっちやるのはどうなの?」

兄「妹きゅんは学校に持っていけないから、その間に死んじゃってあまりに不憫で……」

姉「あ、それ時刻設定画面で放置すれば大丈夫だよ」

兄「見直した!女さん見直した!」

女「こんなところで見直される私って……」

兄「妹きゅん危機一髪!」

いもうと「それはきんし!」

女「なにそれ気になる」

兄「妹きゅんをつんつんするとピョンッ!ってして可愛い画期的なゲームです」

いもうと「だめ!めっ!」

いもうと「ねくたいってどうやってむすぶの?」

兄「えっ?おにいちゃんのネクタイ結んでくれるの?」

いもうと「ちがうけど」

兄「ま、毎朝首に腕を回して新妻さんみたいに!?」

いもうと「そうじゃなくて」

兄「うっひょぉぉぉぉ!可愛いぃぃっ!新妻さん可愛いぃぃっ!」

いもうと「うるさいなー」

いもうと「……」ソーッ

兄「……」

いもうと「……よし」

兄「可愛いぃぃっっ!カルピスの分量まで気にする妹きゅんまっくすはーと可愛いぃぃっ!」

いもうと「……うるさいなー」

―スーパーマーケット――

兄「妹きゅんとお買い物する幸せな一時!」

いもうと「いつものことでしょ」

いもうと「おにいちゃん、とうにゅうかっていい?」

兄「いいよいいよ! でもどうして?」

いもうと「だいずいそふらぼんが からだにいいんだって」

兄「可愛いっ!テレビに影響されちゃう可愛いっ!」

兄「妹きゅん!妹きゅん!一緒にねんねしよっか!」

いもうと「えー……」

姉「お兄ちゃんとお姉ちゃん、一緒に寝るならどっち?」

いもうと「おにいちゃん」

兄「うっしゃゃぁぁぁぁぁぁあああああ!!」
姉「ぎぃぃゃぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!」

姉「なんで!どうして!」

いもうと「おねえちゃんねぞうわるくて ずっとはなしてくれないんだもん」

兄「……おい貴様」

姉「ち、違う! 私は無実! 妹たんが可愛いすぎるのが罪!」

姉「今日は邪魔な奴もいないということでケーキ買ってきた!」

いもうと「いいの?」キラキラ

姉「もちろんだよハニー!」

―――
――

姉「美味しかったね! それじゃーこの後何しよっか?」

いもうと「くっきーつくりたい」

姉「可愛い!くいしんぼさん可愛い!」

いもうと「おかあさんと おにいちゃんのけーきないし」

姉「て、天使が! ここに天使がぁっ!」

いもうと「うるさいなー」

女「今の小学校って英語も勉強したりするんでしょ?」

いもうと「うん」

女「自己紹介とかって出来たりするの? 私聞きたいな」

いもうと「i have an elder brother and an elder sister.」

女「えっ」

もうだめだ眠いおやすみなさい

風呂に入ったからか代行のお陰か眠気さめたからもう少し頑張る
支払いは振込みでお願いします

姉「妹たんと休日にショッピングに繰り出す幸せ!」

いもうと「はなせれぶはかわいい けどたかい…」

姉「あんまりたくさん買っても持って帰るの大変だし、レジ済ましちゃおっか」

いもうと「うん」

姉「…あれっ?」

いもうと「……」

姉「知らないうちに、かごにバブルバス入浴剤が入ってる可愛いっ!」

兄「今日の晩御飯はからあげだ!」

いもうと「うん」

兄「妹きゅんって好き嫌いしないけど、本当はあんまり食べたくないのはあるの?」

いもうと「……すっぱいのとか」

兄「ごめんね!からあげに勝手にレモン絞ってごめんね!」

女「前から思ってたんだけど、テストが近付くとちょっとテンションあがってない? 好きなの?」

兄「テストは普通に好きじゃないですが、」

女「ですが?」

兄「ほら、テスト期間って早く帰れるし」

女「妹ちゃんと遊べるからが正解ですね、わかります」

―――
――

いもうと「……へくちんっ……ぅぅ」

女の子「い、今のくしゃみ?」

今度こそネタ切れ就寝タイム

枯渇してペースだだおちだけどポチポチ頑張る

いもうと「あ、てんてんむし」

女「えっ? それって、てんとうむむんっ!//」

兄「――だめだから、それ教えちゃだめなやつだから」グッ

いもうと「ななほしてんてん」

兄「可愛いよっ!てんてん虫と妹きゅん可愛いよっ!」

いもうと「あるごりずむこうしーん」

兄「!」姉「!」

いもうと「いっぽすすんで まえならえ♪」

兄「……」姉「……」

いもうと「いっぽすすんで えらいひと♪」
兄・姉「「一歩進んで前ならえ!!」」

いもうと「ひっくりかえって ぺこりん……」

姉「私が妹たんの後に続くから! お前の番はまだだから!むしろこないから!」

兄「妹きゅんの空気しゅっしゅっするの俺の役目だから! 空気を読むのが貴様の役目だから!」

いもうと「……うるさいなーもー」

いもうと「ここのひとたちは、なんでずっとここにいるの?」

兄「妹という存在に幻想を抱いている愚民どもだよ」

いもうと「?むづかしい~…」

いもうと「…かわいそうなひとってことなの?」

兄「そうだよ。さすが妹きゅん!」

ーーー

女「おっさんども、働け」

姉「右に同じ」

姉「ぎゃあああああ!!しいたけぇぇぇぇ!!」

いもうと「すききらいしちゃだめでしょ」

姉「やだやだー!! しいたけまずいからやだー!!」

いもうと「ちゃんとたべないとおおきくなれないでしょ、あーん」

姉「ぐむっ……おねえちゃんマリオじゃないしさ……」

兄「丁寧語の練習しよ!」

いもうと「ですますつけたり、おをつけたりですか?」

兄「そうです、それではお兄ちゃんの後に続いてください」

いもうと「わかりました」

兄「今日の晩御飯はハンバーグだお」

いもうと「……それちがうやつでしょ」

兄「かわいいお!妹きゅんお利口かわいいお!」

兄「問題です! 私は誰でしょう?」

女「またなんか始まった」

いもうと「おにいちゃん」

兄「正解ッ! では4年前の私は誰でしょう?」

いもうと「んー……にーに?」

兄「どーんっ!! プリティポイントどんどんどーんっ!!」

女「ついに壊れちゃったかー」

兄「可愛いぃぃっ!両手でコップ持ってる可愛いぃぃっ!」

いもうと「うるさいなー」

兄「どうしてそんなに可愛いのかな? なんで小指たっちゃうのかな?」

いもうと「うんめいのあかいいとでひっぱられてるの」

兄「……っ!……しんじゃうっ! 妹きゅん可愛い中毒でお兄ちゃんしんじゃうぅっ!!」

いもうと「うるさいなー」

母「ただいまー……っともう寝てるか」

母「もー、トイレの電気付けっぱだわ」カチッ

いもうと『あっ!やっ!ふぁぁっ!』

母「ごめんっ、入ってたの気付かなかった!」カチッ

女「ねー、妹ちゃんは好きな男の子いるの?」

兄「なにさらっと俺の心にマヒャドぶちこむ話題振ってるんですか?お兄ちゃんに決まってるじゃないですか」

いもうと「えー……」

兄「同年代の男子ってぇ、マジ子供っぽいっていうかぁ、恋愛対象としてはぶっちゃけありえないよねー!」

女「それ女子間の牽制であって本心は違うパターンもある」

兄「えっ!やだ!お兄ちゃん認めないから!お兄ちゃんの妹きゅんだから!」

いもうと「うるさいなー」

兄「はぁぁ…明日が楽しみすぎる…」

女「なにか予定あるの?」

兄「今日は金曜ロードショーがジブリです」

女「それで?」

兄「妹きゅんが夜更かしする珍しい日です」

女「うん」

兄「つまり、明日はあの貴重な生き物の観測日ということです!」

女「ごめん、さっぱりわからないから」

――――
―――

兄「妹きゅん朝だよー!」

いもむし「んー……」モゾモゾ

兄「ほらほら、ジュエルペット始まってるよー!」

いもむし「んーんー……」モゾモゾ

兄「可愛いぃっっ!妹きゅんお布団巻き巻きいもむし可愛いぃっ!」

いもむし「……るしゃいなー……」モゾモゾ

姉「私は帰ってきたー!!」

いもうと「おねえちゃんおかえり」

兄「ぐっ!今日は貴様とやりあってる暇もない!早々にそこをどけっ!」

姉「なんだと!」

いもうと「おにいちゃんどこいくの?」

兄「お、お兄ちゃんにも秘密はあるのです! それじゃあ妹きゅんきゅんいっきます!」

姉「さぁ今日もおねえちゃんと二人っきりで仲良しこよし!」

いもうと「うん……」

同僚女「なんだこいつ!可愛いすぎるんだけど!」

いもうと「こ、こんにちは」

同僚女「このご時世、写真より実物が可愛いなんて!! これ持って帰っていい!?」

姉「当店ではテイクアウトはございません」

同僚女「くぁぁっ…ちょっとこっちを警戒してるのが余計に可愛いぜっ…そうだ、着せ替えして遊んでいい?」

姉「人の妹で遊ぶなよ!そもそも、そのポジション私のだから!」

―駅前――

姉「……妹たんがお子さまランチ言えるようになっちゃった悲しい」

いもうと「おこさらま…っ…おこさまらんち もうそつぎょうしたもん」

姉「可愛いっ!やっぱりまだ言えなかった!可愛いっ!」

いもうと「うるさいなー」

女「はー疲れたっ、ちょっとどこか寄ってこうよ」兄「寄り道はいけないってばっちゃが」

いもうと「おにいちゃん?」

兄「あっ、妹きゅん!」

いもうと「おんなさんとあそんでたの?」

兄「う、うん! 妹きゅんはお買い物して帰るところ?」

いもうと「うん」

女「それじゃ、そこまで一緒に帰ろっか!」

いもうと「……うん」

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