少女「ジュプ…チュウゥゥ…チュク」 主人公「ンンッ!や、やめろ」 (18)

少女「プハァ…あー苦しかったぁ」

主人公「もうこんな事やめにしよう。こんなこと間違っている」

少女「んー?止めたらお兄さん死んじゃうよ?キスがご飯とか最高だと思うけどなあ」

主人公「倫理的に間違ってるんだよ…頼むから俺を家に帰してくれ」

少女「家ならあるじゃないですかあ」

そう言って、少女は畳を指で差した。

主人公「俺の家にだよ。君の親だって心配してる。いい加減にしてくれ」

少女「えぇー?おにいさん この前のセックスで赤ちゃんとかできてるんですけどー」ニコニコ

主人公「そのお腹・・・・・・」

少女「もうじき 赤ちゃんがたくさん生まれますからね」

少女「変なお兄さん、帰る家なんかここにしかないのに」

主人公「俺を誘拐してから一週間経つのに君は学校に行く気配がない。学校から疑われても知らないぞ」

少女「バレたら不味いのはお兄さんの方じゃないですかあ?私が襲われたって泣けば捕まるのはお兄さんですよ」

主人公「女尊男卑って奴か。男には辛いな。この世界は」

少女「そうそう♪だからお兄さんはずっと私に飼われてればいいんですよ」

少女「見たところお兄さんだって私とあまり歳変わりませんよね?高校生ですよね?」

主人公「まぁな。高校生になってから1ヶ月も経ってねーのに小学生に誘拐されるなんて夢にも思ってなかったぜ」

少女「嬉しいですよね」

主人公「両手を鎖で繋がれてなければ喜べたんだけどな。外してくれって言ったら?」

少女「ダメです♪だって外したら、お兄さん私を襲うでしょ」

主人公「襲わねえよ!むしろ襲われてるのは僕の方じゃねえか。なんだこの理不尽な始末は」

少女「私が襲っただなんて心外ですね。保護したと言い換えてください」

主人公「僕は絶滅危惧種認定なんてされてねーから保護なんかしなくていいよ。本当に物は言い様だな」

少女「んー、しかし困りましたね。連れてきたまではいいのですがやることが思いつきません」

主人公「そりゃあないだろ。大抵誘拐なんて身代金目的とかだし、だけど君の目的はそうじゃなさそうだしな」

少女「とりあえず裸にしてみますか。なんか面白そうですし」

主人公「やめろ!それは居酒屋のノリだ!そしてもしも今警察が駆け込んできても捕まるのは真っ先に僕だ」

少女「いいじゃないですか。まあいいですキスしましょう」

主人公「人の話を…ンッ!…ガァ!聞けって!」

少女「お兄さんの口の中温かくて気持ちいいです。体が不思議と熱くなってきました」

主人公「おい頼むから君は脱がないでくるよ。君が脱ぐなら僕が脱ぐわ…じゃなくて、なんで僕を誘拐なんてしたんだよ」

少女「単純に一目惚れですよ」

主人公「一目惚れって…最近は好意を寄せる相手にハンマーを降り下ろすのが普通なのかよ」

少女「あーいえいえ、単純に小学生なんか相手にしないんだろうなーって思ったのでならば連れていってしまおうと」

主人公「その勇気と判断力は褒められねえな。もっと別な方に力入れろよ」

少女「どこに力を入れたらいいのか分からないんですよね…雑談も飽きたので脱がしにかかります」

主人公「外見は美少女なのに頭の中はオッサンか!やめろ!」

ピンポーン

少女「あっ帰ってきた」
主人公「親か?だから止めて解放しろって僕は言ったのに」

少女「違いますよ。妹です」

主人公「あ?妹…?ちょっと待て。君って何歳なんだ?」

少女「女の子に年齢を聞くなんてデリカシーがありませんね。罰としてキスします」

主人公「分かった!分かった!聞かねえよ!これ以上されると理性が飛ぶから本当にやめろ。拐われたうえに逮捕までされるとかどんな悲惨な人生だ」

少女「ゆみーこっちこっち!」

幼女「お姉ちゃん抜け駆けなんてひどいっ!」

主人公「こりゃまた難儀な奴がきたなオイ!」

少女「私の妹かわいいですよね。あっ…でも浮気はダメですからね。私だけを見ててください」

主人公「無茶な要求すんなって…つーか今ならまだ間に合うぞ。君達が僕を家に返してくれるなら通報はやめるし」

幼女「お姉ちゃん、つーほーってなに?」

少女「お巡りさんに私たちをつき出すって事だよ」

幼女「お巡りさん怖い…フェ…」

主人公「い、いやなかないでくれよ。こっちだって別にしたくてするんじゃないんだから」

少女「したくてするんじゃないんならしなくてもいいですよね♪」

主人公「ウッ…」

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