【オリメダ募集】少年「メダリンピック?」 (974)


幼馴染「最強の小学生メダロッターチームを決める大会」

幼馴染「それがメダリンピック…メダリンピックよ!!」

少年「何で2回も言うんですか」

幼馴染「このギンジョウ小でも、明日学校代表を決めるための予選があるわ!」

少年「あなた、人の話聞いてませんですね?」

幼馴染「絶対優勝して宇宙旅行をもぎとってやるわよ~!!」フハハハハ

少年(完全に欲に目がくらんでますね、これ)

幼馴染「というわけであんたにはチームメイトとして協力してもらうから」

少年「え!?え~!!」

幼馴染「明日また学校でね!遅れたら承知しないわよ!!」

少年「いや、その…」

幼馴染「じゃーねー!!」ヒュン

少年「あ、行っちゃった」

少年「どうしよう」

少年「…私メダロット持ってないですのに」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1357201041


 メダロッターなら誰しも、『こんなメダロットがいたらなー』と夢想したことがあるでしょう。
 このスレではそんなみんなのとっておきのオリメダを使わせてもらって話を進めていこうと思います。
 オリメダ紹介は出来るだけ下記の形でお願いします。
 
 ①機体名(例:アークビートル)
 ②型式(例:KBT型)
 ③モチーフ(例:ヘラクレスオオカブト) 
 ④パーツ名(例:頭プロミネンス、右イグニッション、左エクスプロード、脚ファイヤーワーク)
 ⑤備考・要望(例:頭部はビーム、右腕はライフル、左腕はガトリング、脚部は二脚のパワー型射撃メダロット。貫通性能のある頭部のビームは、一発しか撃てないが威力はヤバい。できれば主役かライバルに使って欲しい)

 なお、ストーリーの展開上オリメダを敵が使うことになったり、噛ませ役のメダになってしまったり、そもそも登場させられなかったりする可能性もありますのでその辺はご了承ください。
 みんなの力を分けてくれ!!よろしく!!

 ①ルシフラー
 ②ADV型メダロット。男型
 ③小麦粉が名前の由来ですよ
 ④頭サタンボディ 右腕サタンハンド 左腕サタンアーム 脚部サタンレッグ
 ⑤頭部は復活、右腕はねらいうちデストロイ、左腕はがむしゃらサクリファイス、脚部は二脚の標準的な性能のメダロット
   パワー変形可能で、すると飛行タイプになりねらいうちはうつに、がむしゃらサクリファイスはなぐるメルトに変わって威力が下がるぞ! ドライブAはがむしゃらアサッシン

こんな感じでもいいですか!?

ひょっとして前にレトルトのやつ書いてた人か?

メダルの性能は2基準?3・4基準?5基準?メダリアはあるの?

>>3ありがとうございます!!
 ちなみにADV型はなんと読むのでしょうか?

>>4その人じゃないですね、すいません

>>5自分がナビまでしかちゃんとやってないので3.4基準でお願いします。
 完全に忘れてましたがメダリアとメダルまで指定するのもありってことで

あと>>2の項目にティンペットの性別も追加でお願いします

アークデビルです、メダルもメダリアもおまかせします、サルメダルで射撃ばっか行動してもかまいません


>>7グレインと同じ型!?
 …すいませんすぐ気づくべきでした
 
 ではそろそろ書いてきます
 しばらくは目立つようにage進行にします


ーー
ーーー

少年「メダロットか、まさか今さら関わることになるなんて驚きです」

?「おい!そこのお前!」

少年「はい?」

?「お前もメダリンピックに出るんだって?」

少年「うーん、どうなんでしょう」

?「なんじゃその態度、煮え切らないやつじゃな」

少年「…ところで貴女は誰です?」

?「ふん!よくぞ聞いたな!!」

リーダー「アタイは泣く子も黙るギンジョウ小の三人トリオ、クラッシャーズのリーダーじゃー!!」

リーダー「まったく!この学校に通っててアタイを知らないとは…お前さてはもぐりだな?」

子分1「もぐりじゃーもぐりじゃー」

子分2「もぐりなのじゃー」

少年「はあ」

リーダー「まったくしみったれた態度をとりよってからに」

リーダー「これを見んかい!!」

リーダー「メダロット!転送!!」

ギュインギュイン


1マザーマミー
2MTP(ミイラ型)
3女性のミイラ
4頭オイテケー、右ツレテケー、左カンオケー、脚ファーラオー
5女性型、できれば頭部は守る、腕は共にメルト、脚部は多脚でお願いします。その他はおまかせします。


少年「こ、これは」

リーダー「驚いたか?新型のADVタイプ、『ルシフラー』なのじゃ!!」

子分1「さすがじゃー」

子分2「強そうじゃー」

リーダー「うちは買ったばかりのこいつの性能が早く試したいんじゃ」

リーダー「お前も早く転送するんじゃ!」

少年「あ、すいません」

少年「私はメダロットを持ってないんです」

リーダー「は?」

子分1「メダロットを」

子分2「持ってない?」

少年「…」コクン


>>9ご馳走様です、使わせて頂きます

ーー
ーーー

リーダー「ぎゃっははは!!なんじゃなんじゃ!!」

リーダー「それじゃお前どうやってメダリンピックにでるんじゃ!?」

少年「だからそれを今考えてて」

リーダー「…悪いことは言わんからやめときな、そんなんじゃ恥かくだけじゃ」

子分1「そうじゃ」

子分2「そうじゃ」

少年「…やっぱりそう思います?」

リーダー「はー馬鹿馬鹿しい、解散じゃ解散じゃ」

リーダー「明日に備えて帰って寝るんじゃ」

子分1「へい」

子分2「ほい」

少年「…」

少年「そう、ですよね」


ーー
ーーー

おみくじ町

少年「今さらですよ、大体もう辞めるって決めて処分したんですから」

少年「パーツも、メダルも…」

少年「でも」

少年「メダリンピックか」

少年「確か、以前天領イッキが優勝したんでしたっけ」

少年「パーツは、コンビニで買って…」

少年「メダルは」

少年(…盗むか?)

少年「!!」

少年「いけないいけない、何を考えてるんですか私は」ブンブン

少年「とにかく、せっかくだし、やるだけやってみましょう」

少年「えーっと、最寄りのコンビニは…」

キャアアア

少年「!!」

メダロット原作やったことないけど案出してもいい?


>>13さん>>2の項目に沿ってくれればOKです

①アーサー
②DRG男型
③ドラゴン
④頭セイバーメット右エクスカリバー左アヴァロン脚セイバーアーマー
⑤頭は回避上昇能力、右はソード、左は光学系を2倍反射、脚は標準な二脚だけど戦闘中一度だけターボ移動できる
左右のパーツはメダフォース発動で性能が爆発的に上がる(この状態だと斬撃波みたいなの撃てる)

要するにfateのセイバーです。メダロットの設定無視してる所は省いたり、酷ければなかったことにww

>>15さんと殆ど同じようなもんだけど……


機体名:ブレイブナイト   WRI(ウォリアー)男型

勇者をモチーフとしている。

格パーツ
頭・ブレイブエンブレム(黒髪で人型の頭部。胴部分は、白を基調とし、青い装甲板が付き、鎧に
見える。額の部分に、Yの字を派手にした様なマークが付いている。頭部の効果を使うと黄色く輝く)
効果は全ステータスの一時的なUP。回数3。ただし、
3回目の終了後、反動で全ステータスが一時的にダウンする。

右・ユーシャブレード 青い肩当てに、白基調で装甲が青の
腕鎧と手甲。その手に青白く勇壮な雰囲気の剣を装備している。

左・ユーシャシールド 右手と同じように、肩当て・腕鎧・手甲に、青と白の
センスの良い盾を装備している。避けられない攻撃は、基本的にこちらで受けようとする。

足・ヒーローレッグ 二脚、バランス型。 白いズボンの様な装甲に、青い膝当てと、
茶色のブーツ型の装甲を履いている。


全体的にRPGツクール2000・2003の勇者なイメージ。あれは鎧グラじゃないけど

メダル・メダリオはお任せします。


既出な感じでしたら使ってもらわなくて結構です。


>>15任せんしゃい、ただちょっと能力は変えていいですよね?

ーー
ーーー

少年「どうかしましたか?」

女の人「と、突然メダロットが…」

メダロット「アー、アー」

少年「あれはMTP型メダロット、マザーマミーですね」

少年「あのメダロットがどうかしましたか?」

女の人「暴れ、だして」

少年「え?」

マミー「アーー!!」ブン

少年「うわ、危なっ!」ヒョイ

少年「まさか、メダロットが人間を!?」

マミー「アー」ススス

少年(まずい、追いつめられた)




>>16頂きました!被っててもOKですとも、バッチコイですとも

ーー
ーーー

少年(このままじゃ、やられ…)

?「いけ!!アーク!!」

ドンドンドン!!

マミー「ゴ!ガッ!ガ!」キャクブパーツハカイ

少年「!?」

?「彩りましょう、食卓を、みんなで防ごうつまみ食い」

?「常温保存で愛を包み込む、カレーなるメダロッター」

レトルト「快盗レトルトただいま参上!!」

レトルト「危ないところだった、大丈夫かい?」

少年「レト、ルト?」

レトルト「ん?君、どこかで」

少年「!」

少年「…」ウツムキ

レトルト「…まあいい、この当たりは危険だ、早く逃げなさい」

レトルト「何故か一部のメダロットが暴走しているらしくてね」

少年「暴走?どうして」

レトルト「そんなこと気にしてどうする、早く逃げるんだ」

レトルト「まだメダロポリスの方は安全らしいからそっちへ…」

マミー「アアア!!」ブン

レトルト「!?」






レトルト「ぐっ、油断したか」

マミー「アー!!」ブン

アーク「っ!」ヒダリウデキノウテイシ、ケイゾクダメージ

少年「だ、大丈夫ですか!?」

レトルト「あまり、余裕は、ないな」

少年「そんな」

レトルト「きみ、メダロットは?」

少年「…持ってないです」

レトルト「そうか、丁度いい」

少年「?」

レトルト「これを」スッ

少年「…」

少年「メダロッチ?」

レトルト「早く、メダロットを、転送、するんだ」ギュ

少年「わ、わかりましたよ」ピッ

少年「メダロット!!転送!!」

本日はここまでで

あと、このスレでは引き続き
カッコいいメダロットをお待ちしています
よろしくです

それと>>9さんマミーこんな感じですいません

では皆さんお休みなさい

乙ー
真面目に考えるのは結構恥ずかしい。本編にもあった星座型とかトランプ型とかなら一個作れば誰か便乗してくれるかも?

乙!てかアークを追い詰めてるだけでも十分っすよ。感涙!
・・・一人一機だけすか?

乙!
小学生の時メダロットのアニメ大好きだったなぁ


どんな猛者が作られてゆくのだろうな

機体名 ブレイブガードナ 型式 SPT型 男型 モチーフ 自衛隊パーツ名 頭ガードステルス 右ガードマシンガン 左ガードシールド 脚部ローラーダッシュ備考 頭部パーツはいんぺい(使用数3)右腕はうつガトリングだが、左腕はぜったいぼうぎょ(セントナース頭部等)を装備。そのぶん装甲は10と紙同然。車両型で、市街戦を目的に作られた。一方メダチェンジをするとイージス艦になり水中型に、ドライブAはミサイル、ドライブBはアンチエア、ドライブCはアンチシーになる(全部うつ)

できるならば主人公の友人、無理ならセレクト隊の次世代型で採用お願いします。2レスになってすんませんでした。

機体名:フィジッカ   PYS(フィジカル)型   男型・女型どちらも装備可能

物理学の問題がモチーフ

格パーツ
頭・シュレデイングキャット  箱型の頭と胴体。顔に簡略化されたネコの顔が描いてある。
受けるダメージ・状態異常・ステータス変動(-~+)が全てランダム

右・フレミング・ザ・ライト  白いグローブの右手(例:マスターハンド)。基本は
指差しの形で固定されている。腕ごと人差し指を向けた相手に、指先から電撃を放つ

左・オズマ・ズ・クエスチョン  手の部分が、左右を指した矢印の看板(右は青色、
左は赤色)のようになっている。自分に向けられた攻撃を、左か右のどちらかに逸らす効果を持つ

足・ニュートングラヴィット  大きく頑丈な台形の土台。瞬発的な反重力によるジャンプが可能(移動は
殆ど出来ない)。パーツの接続部が、360度回転可能になっており、向きの変更はその回転でする

メダル・メダリオは>>1さんにお任せでお願いします


使うも使わないも>>1さんの任意で


>>21やっぱオリメダを書き込むのは恥ずかしいのでしょうかね~
  でも、実在するメダの後継機とかなら確かに考えやすいかも!

>>22現在深刻なメダロット不足がこのスレでは問題になっています
  是非とも二機目、三機目の投下をよろしくお願いします

>>25ごっつぁんです、頂きました
  回数制限無しの完全防御とは…!
  これ序盤で出てきたら絶対左手出るまで粘りますね

>>27頂きますた!
  物理の先生とか、生徒会長とかが使ってきそうですね!


  すいません、ちょっと言い忘れていたのでここでルールというか方針の確認をさせてください

  唐突ですが>>1はスレ内で募集したオリメダの性能をなるべくゲーム基準寄りにしてから登場させようと考えています
  それはなぜかというと、オリメダが本来のメダロットの基準を大きく越えて、なんでもありになってしまうのを防ぐためです
  
  例えば蒸気を発生させて操る、というオリジナルのメダロットがいたとして
  そこに身を隠すなら隠ぺい、それを集めて相手に飛ばすならメルトやウイルスとして扱う、など
  ある程度自由度の高い設定のオリメダは>>1がゲームの設定に落とし込んでから物語に参加させていくつもりです   

  >>1も頂いたメダロットはなるべく手を加えずに登場させたいと考えていますが
  結果的にアイディアを出してくれた方の考えていたオリメダとは
  イメージの異なるメダロットになってしまうことがあるかもしれません
  今さらですが、どうかその辺はご了承ください

  あと基本的に>>1がアンカーでレスをするのは質問への返答かオリメダを受け取った時ということでオナシャス

  長くなってしまってすいません。

  
  それでは続きを始めます!  


①機体名:シルバーソウル
 ②型式:YSA(夜叉)
 ③モチーフ坂○銀時 
 ④パーツ名(頭テンパー、右トウヤコ、左アマイモノ、脚アナログスティック)
 ⑤備考・要望(頭部移動速度大幅上昇のやつ、右腕ソード(がむしゃら)、左腕ハンマー(がむしゃら)脚部二脚型メダロット。杉田voice。銀髪天パー、木刀装備、甘いものに目がない。下ネタとつっこみが多い


こういうタイプは大丈夫かわからんので自由度幅確認の為に。


ギュインギュイン

?「…」

?「…」キョロキョロ

少年(な、なんですかこの機体、こんなメダロット見たことない)

?「…」ピタ

少年(金と青を基調にしたカラーリング、雄々しい立ち姿…)

?「聞くが」

少年「え」

アーサー「お前が俺のマスターか?」

少年「それは、その…」アセアセ

アーサー「なんだ、違うのか?」

アーサー「まあいい」クルッ

マミー「?」

アーサー「邪魔だ」ズバン

マミー「ッ」

ぶおっ!ボカン!!

マミー「」トウブパーツハカイ キノウテイシ

少年「一撃!?」


少年「ちょっと、なんなんですか?このメダロット!!」

アーサー「…誰と話している」

少年「誰ってそこのレトルト…っていない!?」

レトルト「フアーッハッハッハ!!少年!そのメダロットは君に預けた!!大切にしたまえ」バッサバッサ

少年「な!なにー!!と、飛んでっちゃいましたし!!」ガビーン

アーサー「?よくわからんが、メダロッチの中は飽き飽きしていたところだ」

アーサー「お前」

少年「?」

アーサー「俺のマスターになれ」

>>29モチーフが漫画のキャラとかだと>>1がよく知らない場合適当になっちゃうかもですけど
  それでも良ければバッチコイっす
  

すみません。フィジッカの頭部パーツ・シュレデイングキャットですが、
名前をシュレディングキャットに修正でお願いします。


ーー
ーーー

自宅

少年「ええ、確かにあれは暴走でした、博士」

?『そうか、しかし解せんな、最近のメダロットはプロテクトの関係で用意に暴走などせんはずだが』

少年「何者かに仕組まれていたということですか?」

?『ふん、少なくともニュースでやっとるような電磁波による誤作動ではあるまい』

少年「…監獄にいても情報は入ってくるようですね」

?『カッカッカ、ワシほどの科学者になれば独房も自室も大差ないわ』

ママ「ミツオー!!御飯よー!!」

少年「はーい!今行くですよー!」

少年「…失礼、ママが呼んでいますので」

?『おう、こっちも丁度看守が見回りにきたところじゃ』

?『…またな、サラミ』

少年「!いい加減その名で呼ぶのは止めてください!博士」

ヘベレケ『ん?そうだったな、スマンスマン』

ヘベレケ『では失礼する』ピキュン

少年「…」


幹部……だと……?


少年「まったく、博士にも困ったものです」

少年「さて」

少年「結局つれて帰って来ちゃったですけど」

アーサー「…」

少年「そろそろメダロッチに戻ってもらえませんか?」

アーサー「嫌だ、あそこは飽き飽きだと言っただろうが」

少年(はあ、不良品掴まされたですかねえ)ジー

アーサー「どうした、腹でも減ったか?」

少年「なんでもないですよ」

少年(まあ、性能はいいみたいだし)

少年「貰い物に文句言ったら罰が当たりますね」

アーサー「?」

少年「下に行きましょう、きっともうママがカンカンです」

アーサー「ああ」


第一話「出会い」 終わり


ーー
ーーー

今回の獲得パーツ

①キングアーサー
②NIT型 男
③アーサー王
④頭セイバーメット :隠ぺい
 右インビジブルエア:ソード
 左アヴァロン   :反撃
 脚セイバーアーマー:二脚
 メダル クワガタ
⑤主人公機になるので結構いじらせていただきました、マジすいません
 メダルはキングにしようかクワガタにしようか今日一日迷った末
 やっぱ主役はカブトかクワガタだろ!
 ということでクワガタに…

 脚ファーラオー  :多脚
 マザーマミーの脚部、格闘用で装甲は高め。

>>33了解ですぞ~

ありがたや 乙


二話までやっちゃうつもりでしたが
睡魔がヤバいのでスイマセンが今日はここまでで

あとほんと厚かましいお願いなんですが
このままだと幼馴染が普通にブレザーマルチとか使う感じになっちゃうので
出来れば女性型のメダを親切なメダロッター様方にお願いしたいです

あ、あとマミーさんお疲れ様っした

ではでは

乙ー

乙!まさかサラミ来るとは・・・
手に入れたパーツのコーナーとかもいい味出してますねぇ、今後も期待!

①機体名:ホリデーリバース
 ②型式:IDL〈アイドル〉
 ③モチーフ:カッコカワイイ系アイドル 
 ④パーツ名:頭:イエスタディ右:ホライゾン、左:ワーカーホリック、脚:ビキャク
 ⑤備考・要望。頭部:反射、右腕:回復、左腕:復活、脚部は戦車。支援型メダロット。
メダチェンジで衣装のような部位がハデに。

ドライブAはアンチエア、ドライブBはアンチシー、ドライブCは反射

目立つ事を生き甲斐とする性格

機体名 ウォールゴレム
型式 GLT(ゴーレム型)男型
モチーフ 石の巨人
パーツ名 頭部ロックヘッド 右腕ゴーレムアーム 左腕ゴーレムハンド 脚部カタイイーシ
頭部はブースター(NAVI参考)右腕はなぐるハンマー左腕はがむしゃらハンマー、脚部は戦車型メダチェンジ後は巨大な壁のような見た目になり、ドライブAはふっかつドライブB・Cはまもるになり耐久型になる(浮翌遊型) 

後は1様にお任せします。

せっかくなんでもう一機
機体名 アイアンメイデン
型式 MTP(メイド型)
モチーフ 中世のメイド
パーツ名 頭ヘッドドレス 右腕フリルアーム 左腕カフスアーム 脚部シュクジョノタシナミ
再現きつそうですが、頭はホームシック右腕はてんとう左腕は単発クリア、脚部は二脚型。
・・・役立てるか?

45女性型です

①機体名:トフボーフー
②型式:TFG型(The Faceless God、無貌神型)
③モチーフ:ナイアーラトテップ
④パーツ名
・女性型ティンペット
頭:フェイスレス(回数の多い反射)
右:クローリング(フォース制御)
左:イノミナンダム(成功率が非常に高い混乱)
脚:ルルイエ(とても硬い二脚)
見た目:見た目は普通の少女型
     髪にもコードにも見える伸縮自在のパーツがあり、メダチェンジ時にはそれが無尽蔵に伸びて絡まり体を包み込む

・メダチェンジ後(多脚型)
A.回数の多い反射
B.フォース制御
C.成功率が非常に高い混乱
見た目:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/8c/803318a888d35c30f30491d1d2dd814d.jpg
     赤い頭部に本体が丸々埋まっており、サイズは非常に大きい

メダル:カオス(変化:のっぺらぼう→三つ眼→無数の眼と口)
メダフォース:自身への強力な隠蔽、全体混乱、そして相手チーム全体に回避不能と防御不能効果を付加
⑤備考・要望
自滅を狙うのが主な戦法。出来ればボスでお願いします

>>47のCは行動誘発で

あ、書き忘れてたが>>42は女性

1セーザーメイツ
2SBL(女子学生型)
3セーラーブレザー、そしてそれを着た女子学生
4頭ポニマゲ、右プリティソード、左キュアセイバー、脚スリットスカート
5女性型二脚。頭部は索敵、右腕はなぐる、左腕はがむしゃら。ソードの二刀流でお願いします

>>36
乙!主人公機にしてもらえただけで光栄です!

①機体名:アンタレス
②型式:SCP型(スコーピオン型)
③モチーフ:サソリ
④パーツ名
・男性型ティンペット
頭:スコープヘッド(レーザー)
右:スナイプテイル(ブレイク)
左:ブラストシザー(ナパーム)
脚:ルルイエ(重装甲の二脚)
見た目:メダチェンジ後の脚が背中にあり、メダフォース時には大きく開いて放熱する
     右手はサソリの尾、左はサソリのハサミ二つ

・メダチェンジ後(多脚型)
A.ブレイク
B.クロスファイア設置
C.クロスファイア発射
見た目:まんまサソリ。ドライブAは尻尾の針から。Bは両手のハサミを構え、Cで集中砲火

メダル:カブト
⑤備考・要望
火力で押すタイプ。キャラ付けするなら、気の利く好青年と破壊大好きヒャッハの二重人格

>>52の脚はサンドテイカーで


>>42アイドル型というとヨーヨーぶん回すアイツを思い出しますネ!
  脚部が戦車というのが意外っす、ちなみにチェンジ後の脚部タイプも戦車でよろしいでしょうか?

>>43ついに来ましたね重量級
  ガッツリ使わせていただくっす

>>45メイドーー!!メイドーー!!
  役立ちますとも!

>>47クトゥルーモチーフとは渋いっすね
  というか対策無しには勝てる気がしない
  ラスボスどころか隠しボスの風格
  …登場はずいぶん先になりそうです

>>50女子学生が刀をぶんぶん振りまわす
  そんな世界って、いいですよね

>>52サソリといえばメルト、自分の中のそんなイメージをいい意味で壊してくれました
  二面性のあるキャラって好きです

 さて、予想以上にたくさんメダロットが集まって狂喜乱舞しております
 女性方もモリモリ来たので結構悩みました
 ではそろそろ二話目をはじめようと思います 

ーー
ーーー


 数年前まで私は、悪の組織の幹部でした。

 
 第二話「VSクラッシャーズ」  


ーー
ーーー  


アーサー「…」ポチポチ

少年「いつまでやってるんですか、もう出ますよ」

アーサー「まて、まだセーブポイントがみつからないのだ」ピコピコ

少年「はあ、やれやれ」コードヲムンズト

ブツッ…ザーザー

アーサー「な!?」

少年「帰ったらまたやればいいでしょう、さあ行きましょう」

アーサー「お…」ワナワナ

少年「?」

アーサー「俺の二時間を返せーーーー!!!」ブンブン

少年「ちょ、危な!」

アーサー「かーえーせー」ブンブン

ーー
ーーー

少年「もう、いい加減に機嫌直してくださいよ」

アーサー「…」ツーン

少年(めんどくさいですねー、っていうかゲームするメダロットってどうなんでしょう)

幼馴染「あ!!いたいた、探したわよ、早くしないとエントリー終わっちゃうんだから」

少年「ごめんです」タッタッタ

アーサー「エントリー?なんのだ?」

少年「メダリンピック、平たく言えばロボトル大会ですよ」

アーサー「なっ…」

アーサー「なんだとーー!!」

少年「びくっ」





少年「あなたリアクション大きいですね、思わず口でびくって言っちゃいましたよ」

アーサー「そんなことより、何故大会のことを黙っていた!!」

少年「あれ、言ってませんでしたっけ?」

アーサー「言ってない!俺の誇りにかけて誓う!言ってない!」

少年「そうですか」

アーサー「ふふふ、大会か、しかもロボトル大会か…胸が高鳴るぞ」

少年(気のせいだと思うです)

「なんでよー!!」「いや、だから…」

少年「?なにか受付の方で揉めてますね」


幼馴染「あ、ミツオちょっと聞いてよこの石頭が」

体育教師「だれが石頭だ!何度も言うけどメダリンピックは三人一組が原則なんだ!二人じゃエントリーできないの!」

少年「え?誰か誘ってなかったのですか?」

幼馴染「う…だって」モジモジ

少年「誰か私以外に当てはいないんですか?」

幼馴染「うう…」ションボリ

少年「そうですか」

少年「それなら残念ですけど、今回は諦めますか」ハー

幼馴染「…わ、悪かったわね!!友達いなくて!!」プイ

少年「それは私も同じです、ていうか謝るか怒るかどっちかにしてください」

少年「さて、せっかくですし見学にでも」

アーサー「ちょーっと待った―!!」


アーサー「そんな簡単にあきらめるとは何事だ!!貴様それでも誉れ高き日本男児か!」

少年「ずいぶん難しい言葉知ってるんですね」

アーサー「ええい!!何か方法はないのか!!俺は大会に出たい!!」

アーサー「出たいぞー!!」バタバタ

少年「そんな駄々をこねられても…」

幼馴染「!」ハッ

幼馴染「方法なら、あるわ」

アーサー「何!?」ガバッ

少年「本当ですか?」

幼馴染「ええ、要は私たち以外の人間をもう一人用意すればいいだけのことでしょ?」

少年「簡単に言ってくれますが、友達のいない私たちがどうやって協力者を見つけるんです」

幼馴染「ふん、協力者なんていらないわ、ミツオ、来なさい」

少年「え?何故校舎裏の方に?」

幼馴染「いいから♪」

少年「何でちょっと楽しそうなんですか!!嫌だ!!嫌な予感がします!!」

少年「誰か、助け…」ズルズル

アーサー「…ミツオ」

アーサー「グッドラック!」

あっ、まさかそういう……


少年?「初めまして」

少年?「…ミツコです」ブルブル

幼馴染「さ、これで文句ないでしょ?」

体育教師「…」

少年?(いやいやいや!!絶対無理があるですよ!!バレるですよ!!」

体育教師「さっきの少年は?」

少年?(ほら来た!はいばれた!!これで明日から私の小学校生活は地獄に…)

幼馴染「もう先に会場入りしてるわ」

体育教師「そうか、ならいいが」

少年?(いいのですかーーー!!?)

体育教師「それにしても…」

少年?「?」キョトン

体育教師「可憐だ」ボソ

少年?「ひぃ!」ゾゾ

幼馴染「どうしたの?」

少年?「な、なんでもありませんですわ」アセアセ

アーサー「よくわからんが、これで俺たちは戦えるんだな?」

少年?「…ええ、大きな犠牲を払いましたですけどね」ゲッソリ

ーー
ーーー

ギンジョウ小学校
校庭

少年?「それにしても、どうしてあなたはこんなフリフリのワンピースを持っていたんですか?」

幼馴染「こんなこともあろうかと、ね」

少年?「説明になってないです、あとそろそろ着替えたいから私の服を返してください」

幼馴染「えー、面白いからそのままでいいじゃない」

少年?「嫌です、さっきから足がスースーするんです、落ち着きません」

幼馴染「そんなこと言ったって、もう一回戦始まるし、そんな暇無いわよ」

少年?「なんですと!?」

アーサー「まーいいではないか、そんな体を覆う布きれの種類など」

少年?(ひ、他人事だと思ってぇ…)


ヒュー……ドンドーン!!

?「ギンジョウ小学校の皆様ーーー!!お待たせいたしましたーー!!」


?「ただ今よりメダリンピックギンジョウ小学校代表選抜大会を始めます!!」

うるち「大会進行はロボトル協会公認レフェリーである、このミスターうるちが務めさせて頂きます!!」

 ピュー!ピュー!いいぞいいぞー!!よ、日本一!!

うるち「ご声援どうも、では一回戦を始めますのでエントリーチームは指定の位置についてください」

少年?「いよいよですね」

アーサー「ああ、腕が鳴る」

幼馴染「よし、メダロット転送!」

ギュインギュイン

幼馴染「行くわよ!セイザー」

セイザー「はい」

少年?(女子学生型メダロット、セイザーメイツ、速度タイプの格闘型ですか)

少年?(アーサーとの相性は悪くないですが、いかんせんチームで見たときの戦力のバランスが)

少年?(…ん?そういえばバランスとかっていう以前に)

うるち「あの~、もう一人の選手はどこにいらっしゃるのでしょうか?」

幼馴染「トイレです、待っていただくのも申し訳ないので始めてもらって結構です」

うるち「はあ、そういうことなら」

少年?(こっち二機しかいないじゃないですかーーーー!!)ガビーン


男子1「ふっふっふ、まさかひとり欠けたチームが相手とはな」

男子2「ついてますぜ、こりゃあ」

男子3「まずは一勝いただきでゲス」

男子1・2・3「メダロット!転送!」

少年?「くっ、アーサー!とりあえず始まったら最初に隠ぺいで回避を上げて様子を見るですよ!」

アーサー「わかった、数の差など問題では無いというところを見せてやる」

うるち「それではみなさん一斉にーー!!ロボトルーーファイトーー!!」

男子1・2・3「いっけー!!ドクタースタディ!!」バン

ーーー

ドクタースタディ
頭部 サーチレーダー  索敵

右腕 ポイントレーダー 索敵

左腕 カットレーダー  索敵

脚部 チェアリー    車両

ーーー

少年「あ、これ勝った」

全員それとかwwww

攻撃パーツさえあれば・・・

>>62名前間違ってました セイザー× セーザー○ です。
  ほんとすいませんした

ーー
ーーー

うるち「そこまで、勝者、エンタクノキシーズ!!」

少年?「なんですかその競走馬みたいなチーム名」

アーサー「俺が考えたのだ、カッコいいだろう?」エヘン

少年?「ノーコメントで」

うるち「では勝利チームは二回戦の位置へ移動をお願いします」

少年?「き、着替えの時間は…」

幼馴染「ないわね、いい加減あきらめたら?」

少年?「くそお、です」

セーザー「楽勝でしたね」

幼馴染「そりゃ、相手があれじゃあねえ」

男子1・2・3「攻撃パーツさえあればーー!!」

アーサー「次の敵はどこだ、どこにいる!!」

少年?「そんなに興奮するなですよ」

幼馴染「あ、もしかしてあれじゃない?次の相手」ユビサシ


賢そうなメガネの男子生徒「ふっ、楽勝でしたね、物理的に」

少年?「彼らですかー、なんだか強そうですね」

幼馴染「そう?真ん中のメガネ以外はモブ顔だし、問題無さそうだけど」

少年?「いえこっちは一機のハンデがあるんですし、油断は禁物です」

アーサー「当然だ、全力でいく」フンス

うるち「それでは二回戦を始めます、準備はいいですね?」

メガネの男子生徒「メダロット転送!物理的に!」

モブ男子「転送!」

モブ女子「転送!」

ギュインギュイン

少年?(後ろの二人はダッシュラプトルとマルシェですか、こちらは大丈夫そうですが問題は…)

フィジッカ「…」

少年?(フィジッカ、PYS型のメダロット、確か相当トリッキーな性能だった筈)

うるち「それではーー!!ロボトルーー!!ファイトーー!!」

幼馴染「先手必勝!!セーザー!!プリティソード!!」

セーザー「はい!」






メガネ「フィジッカ!オズマ・ズ・クエスチョン!」

フィジッカ「右かな?左かな?」グールグール

セーザー「えっと、こっち?」ザン

幼馴染「ちょっと、何やってんのよセーザー」

少年?「攻撃を受け流した!?いや違う、ターゲットを変更されたんだ!!」

メガネ「ふふふ、オズマ・ズ・クエスチョンがある限り、フィジッカに攻撃はとどかないよ!!物理的に!」

ボン!!

うるち「モブ女子選手のマルシェ、機能停止!!」

モブ女子「ああ、マルシェ!!」

メガネ「…」

少年?「…」

メガネ「か、科学の発展に犠牲はつきものです」

少年?「アーサー」

アーサー「ああ」

少年?「気にせずぶった切るです!!」

アーサー「了解だ!!」


うるち「モブ男子選手のダッシュラプトル、機能停止!!」

幼馴染「なんか拍子抜けしたわね」

セーザー「どうしますか?」

幼馴染「どうもこうも、このままほっとけば時間切れで勝ちじゃない」

幼馴染「あのメダロット、自分じゃほとんど動けないみたいだし」

セーザー「そーですねー」ポヤポヤ

メガネ「そうは問屋が(物理的に)卸さない!!」

メガネ「フィジッカ、フレミング・ザ・ライト!!」

フィジッカ「シテン!リキテン!!サヨウテ~ン♪」ビリビリ

セーザー「キャー」ビリビリ

幼馴染「ええ!?射撃のサンダーなんてあり!?」

メガネ「続いてシュレディングキャット!!」

フィジッカ「猫箱の中は開けてみるまで誰にもわからないんだぜ」グニャグニャ

少年(形状が変わっていく、変化形のパーツか!!)


メガネ「フィジッカの頭部パーツ、シュレディングキャットは他のあらゆるパーツになりえる可能性の塊!!」

メガネ「さあ!!僕にその可能性を示してくれ!!フィジッカ!!」

フィジッカ「変化完了!!」

フィジッカ「クラエ!!」ギュン


フィジッカ「サーチレーダー!!」※ドクタースタディの頭、索敵


ウィンウィンウィン


メガネ「…」

フィジッカ「…」ウィンウィンウィン

幼馴染「…」

セーザー「…」

少年?「アーサー」

アーサー「おお」

少年?「楽にしてやってくれです」

アーサー「ああ」ザン

ドクタースタディ大活躍だな!

ネタ要員いうな!カブト版だと貴重な索敵パーツだ・・・でもミサイルとか必中だしセーラー系も索敵あるしなぁ・・・

おぉ…!フィジッカ、使って下さってありがとうございますっ!!

エイリアン型の効果は自分でも考えてはいましたんで、納得です


うるち「勝者、エンタクノキシーズ!!」

少年?「まさか勝つたびにこの名前で呼ばれるのでしょうか」

アーサー「嬉しいだろう?」

少年?(…微妙)

幼馴染「勝った勝った、やっぱ学内予選なんてこんなもんかしらね」

少年?「変化先のパーツによっては危なかったですけどね」

セーザー「まだビリビリします~」ポヤポヤ

うるち「では続いて準決勝の試合を行います!!」

少年?「三回戦で準決勝ですか」

幼馴染「チーム戦だし、そこまで生徒が集まらなくても無理ないでしょ」

うるち「エンタクノキシーズ対…」

アーサー「次の相手はどんなだ!!」ワクワク

うるち「オオエドヨロズヤーズ!!」


テンパ「ジャンプ大好き」

チャイナ「アルアル」

めがね「…」

うるち「えー、チーム紹介によりますと、ヨロズヤーズさんたちはアニメ漫画が大好きで、コスプレが趣味の仲良し三人組なんだそうです」

少年?「…ええっと、そこのメガネの人、二回戦で戦いませんでしたっけ?」

めがね「ちっげえよ!!よく見ろよ!!僕の名前は平仮名だろ!?」

幼馴染「やっぱり愛機はドクタースタディ?」

めがね「そうだよォ!?そうですけどォォ!?何か悪いんですかアアアア!!?」

うるち「そ、それでは準決勝、ロボトルーファイトー!」

マジか…あ、アイドル機のチェンジ後も戦車でいいっす


カンカンカン!!

うるち「勝者、エンタクノキシーズ!!」

少年?「ふう、強敵だったです」

幼馴染「そうね、特にリーダー機のシルバーソウル」

アーサー「まさかあそこであんな攻撃をしてくるとは」

セーザー「びっくりしました~」

うるち「さて、メダリンピック選抜予選大会inギンジョウ小もついに決勝戦」

うるち「勝ち残ったのは美少女二人組、エンタクノキシーズ!!」

幼馴染「ねえ!聞いた聞いた!?美少女だって!!」

少年?(うれしくないです)

うるち「ちなみに私としては未だにトイレ中だという、もう一人の彼が心配でなりません」

 トイレ長いぞミツオー!!わはは!!くすくす…

少年?(これで明日からのあだ名はうんこマンで決定ですね)ハア

うるち「対するは並み居る敵を圧倒的な強さで退け続けた悪ガキ三人組!」

うるち「クラッシャーズ!!」

白熱の準決勝

①ハーミット
②LZD男型
③トカゲ
④頭ターゲットリザード右スコープライフル左アタックマイン脚ラピッドリザード
⑤頭は敵1体をハーミットの攻撃のみ回避不能にする。ただしハーミットが標的を途中で変えると解除される。右はねらいうちライフル、左は格闘トラップ、脚は二脚でややスピード重視

メダチェンジすると二輪のバイク型になる。ドライブAはビーム、Bはガトリング、Cはトラップクリア


うるち「えー、では決勝の前に、両チームのリーダーに今の気持ちなど聞いてみたいと思います」

うるち「ではエンタクノキシーズさん」ドウゾ

少年?「えっと…」

少年?「早く勝ってこんな服すぐに着替えたいです」

うるち「そ、そうですか?そのワンピース、きれいな金髪とあいまってとてもお似合いだと思いますけどねぇ」シミジミ

少年?(…誰か助けてです)

うるち「あー、ごほん、では次にクラッシャーズのリーダーさん」ドウゾ

リーダー「…」ボー

うるち「リーダーさん?」

子分1「リーダー」ツンツン

リーダー「え?…あ、ああ!誰が来ようと関係ない、あ、アタイらが最強なのじゃあ」アタフタ

うるち「?そうですか、力強いお言葉ですね」

幼馴染「どうしたのかしらね?アイツ、真っ赤な顔しちゃって」

少年?(風邪でも引いたですかね?)

うるち「それではコメントも頂いたところで、両チームとも準備をお願いします!」


>>76了解っす

>>76頂きました
  いいっすねバイク!
  …ミニハンドルメダとかに使っていいですか?


ーー
ーーー

クラッシャーズ「メダロット!!転送!!」

ギュインギュイン

ナイト「やってやるぜ!」

ガードナ「かかってこい!」

少年?(へー子分1・2はWRI型ブレイブナイトとSPT型ブレイブガードナですか、確か両機とも今年からセレクト隊の配備機体に選ばれた新型メダ、その性能は折り紙つきですね)

ルシフラー「…」

少年?(そしてリーダーのルシフラーは破壊力満点のADV新型機、攻守そろって隙のないチームですね)

少年?(そして対するこちらは格闘型のメダが二体)

少年?(あれ?この勝負…)


少年?(厳しすぎません?)ズガーン


幼馴染「さあ!いてこますわよー!!」

セーザー「いてこますですー」

少年?「ちょ、ちょっと!なんでそんな強気なんですか!こっち二体しかいないんですよ!?」

幼馴染「でも、今までだってなんとかなったし」

少年?「それは相手が…」

幼馴染「何?自分が倒してきた相手のこと馬鹿にしてるわけ?」

少年?「!」ハッ

少年?(そうだ、仮にも私は今決勝にいるんです、そう!今までの相手との戦いを思い出せば…)モヤモヤ

ーー

男子「そこだポイントレーダー!!」ウィンウィンウィン

ーー

フィジッカ「サーチレーダー!!」ウィンウィンウィン

ーー

めがね「カットレーダァァァァァァァァ!!!」ウィンウィンウィン

ーーー

少年?「…?」

少年?(索敵された記憶しかないですよおおおお!?)ガビーン

>>81
採用サンクス
お任せしますよー



アーサー「ここまできてごちゃごちゃ気にするな、ミツオ」

アーサー「俺に任せろ」バン

少年?「…そうですね」

少年?「今できることを、やるだけやってみましょう」

少年?「パーツ転送!」

ギュインギュイン

アーサー「これは?」

少年?「今できることその①です」

アーサー「なるほど」ニヤリ


うるち「さあ、メダリンピックギンジョウ小学校代表の座を得るのは一体どのチームなのか!?」

うるち「泣いても笑ってもこれが決勝戦!!」

うるち「それでは皆さんご一緒にーーーー!!」

うるち「ロボトルゥーーー!!ファイトォォーーーー!!」


子分1「よし!!ぶった切るのじゃー!ブレイブナイトー!!」

セ-ザー「キャー」

少年?「セーザーをアーサーの後ろに!!早くです!!」

幼馴染「へ?何でよ?」キョトン

少年?「いいから!!」

幼馴染「わかったわよ!セ-ザー!!」

セーザー「はーい」トテトテ

少年?「よし、今だアーサー!」

少年?「オズマ・ズ・クエスチョン!!」

子分1「な、なんじゃー!?」

アーサー「さあ、右か左か選ぶといい!!」

ナイト「!?こ、こっちだー!!」ズバ

ガードナ「っ!!」ボカン

うるち「ブレイブガードナ!左腕パーツ破壊!貫通!脚部にダメージ!」

子分2「僕ちんのガードナに何するんじゃ!!」

子分1「仕方ないだろ!まさかあんな効果のパーツだなんて!!」

少年?「よし、これでブレイブガードナーの完全防御(>>25参照)は崩れた!!」


少年(わざわざ反撃効果のあるアヴァロンに変えてオズマ・ズ・クエスチョンを使ったのは、ルシフラーのデストロイやサクリファイスを警戒してのことでしたけど…)※1

少年(リーダーのルシフラーが開幕から何も行動していないのはどういうことなんでしょうか?)

幼馴染「セーザー!ブレイブナイトにキュアセイバーよ!!」

セーザー「えいっ!!」ズバン

うるち「クリティカル!右腕パーツ破壊!貫通!頭部パーツ破壊!」

ナイト「」ボカン

うるち「ブレイブナイト、機能停止!!」

子分1「そんなー!!」


※1反撃や反射はダイレクト攻撃であるサクリファイスやデストロイには効果がないが、ターゲットの変更なら同士討ちを誘うことができる…ということにしておいて下さい


幼馴染「さあ、これで二対二、条件は同じね!」

リーダー「…」ボー

子分2「う、うう!!くそう!!リーダー!!なにをぼーっとしてるのじゃー!!」ユサユサ

リーダー「!」

リーダー「す、すまんのじゃ」

少年「アーサー!インビジブルエア!!」

アーサー「ハァッ!!」ブン

ガードナ「!?」

ズバッ!!

うるち「ブレイブガードナの脚部パーツ破壊!貫通!頭部パーツ破壊!」

うるち「機能停止!」

子分2「うわー、ガードナがやられちゃったのじゃー!!」

子分1「貫通する『なぐる』ソードなんて反則じゃー!!」

少年?「さあ、これであとはお前だけです!」ビシ

リーダー「…」ボー

少年?(な、なんかまたぼんやりしてるです)


ルシフラー「…」ボー

少年?(こ、攻撃していいのかな)

幼馴染「なあに遠慮してんのよ、セーザー!!やっちゃって!!」

セーザー「はーい」ズババ

ルシフラー「い、いたいよう」ナミダメ

幼馴染「そのまま、ガンガンいきなさーい!!」

セーザー「はーい」

ーー
ーーー

カンカンカン

うるち「そこまでっ!!エンタクノキシーズの勝利ぃ!!」

うるち「見事優勝を果たしたエンタクノキシーズリーダーのミツコさん、何か一言」

少年?「…なんか、腑に落ちないです」

うるち「はい!ありがとうございましたー!!」

うるち「では次回、メダロポリスの花園学園でお会いしましょう」

うるち「さよーならー」

幼馴染「やったわね!ミツオ!」

少年?「うーん、喜んでいいのか微妙です」

アーサー「確かにな、無抵抗の相手に勝っても誇る気にはならん」

幼馴染「んー確かにねー、クラッシャーズのあの子どういうつもりだったのかしら」


リーダー「おい」ムンズ

少年?「はい!?」

リーダー「ちょっと来い」

少年?「そんな、あ!引っ張らないで」ズルズル

リーダー「暴れるな!すぐ済むのじゃ!」

少年?「あーれー」ズルズル

アーサー「噂をすれば、だな」

幼馴染「腹いせにヤキ入れられるのかしら」

セーザー「ヤキ?」

少年?(…何で誰も止めてくれないんですかー?)

ーー
ーーー
校舎裏

少年?「それで、いったい私に何の用なんですか?」

リーダー「そ、それはだな…」モジモジ

少年?「文句があるならいくらでも聞くですが」

少年?「勝負は勝負、勝ったのが私たちということは覆りませんですよ!」ビシ

リーダー「…」

少年?(言ってやったです、今の私すごく男らしかったです!)

リーダー「違うのじゃ、そうじゃないのじゃー」

少年?「?…ではどうしてこんな所まで?」

リーダー「それは、その、こんな気持ち初めてだから、どうしていいかわからなくって」モジモジ

少年?「はい?」

リーダー「女の子同士でなんて、気持ち悪いと思われても無理はないけど」

リーダー「…この想いに蓋なんてできないんじゃ」

少年?(あれ、なんか今日一番の嫌な予感が…)

リーダー「アタイ、アタイは!」


リーダー「アンタのことが好きになってしまったんじゃーーーーー!!」


少年?(ええええええええ!!?)




 第二話「VSクラッシャーズ」 終わり


ーー
ーーー

今回の獲得パーツ

 脚  チェアリー        :車両
    ドクタースタディの脚部、推進が高い。

 左腕 オズマ・ズ・クエスチョン :ターゲット変更
    フィジッカの左腕、由来はおそらく「オズマ問題」から。

 頭  テンパー         :補助チャージ
    シルバーソウルの頭、冬場の静電気は天敵。

 左腕 ユーシャシールド     :未満防御
    ブレイブナイトの左腕、味方へのある程度のダメージを無効にする盾。


今日はここまでで
明日はバイトがあるので来れないかもです

今回もいろいろすいませんでした

獲得したパーツは機会があれば何かと使っていきたいです

それではまたいずれ

乙ー

乙!俺のブレイブガードナの弱点を見抜くこの1はデキる

乙!


キマシ

こんなスレができてるなんて・・・!おじさん懐かしくて涙がでてくるよ
とりあえずこんなのがでたらいいなーっての貼っておきますね。
だいぶ無茶ぶりだろうからムリしないでくださいね。
運用は全部丸投げ!まかせた!!



①ポップスマスター
②KOP型
③モチーフ:伝説のスーパースター
④パーツ名
   頭:ビーオーダブリュー
   右:スムース
   左:ビーリ
   脚:ムーンウォーカー(浮翌遊)
⑤備考・要望
   きらびやかな衣装を身にまとったアイドルのような人型メダロット。二本の足があり見た目は二脚型のようだが、
少しだけ空中に浮いており、歩いているような浮いているような、不思議な動きをする。
   混乱、行動誘発/禁止、回避/防御不能、急速/補助チャージ、索敵/隠蔽(クリア)、フォース制御など、
   なるべく、相手を傷つけないような行動を取るようにして欲しい。SSだから多分どうにかなる。
   それが難しいなら、カウントダウンとかならいいかも。歌って踊るところを相手に見せて、それがある程度貯まると
   試合を放棄(実質的な機能停止)しちゃうって感じで。
   ホールドも使えるかな。

1ドーキ・ユラ
2BPT 男型
3吸血鬼
4頭ブラッディーバイス 右シッコクノツメ 左ヴァンパイアーム 脚部ハクシャーク
5頭は敵に噛みついてのウイルス 右左はソードのスピード型の二脚
メダチェンジでコウモリ型になり、ドライブAはウェーブ、BはアンチエアでCは索敵と歴代のコウモリ型のよい部分を持っている(飛行型)

1 ウルフリュー
2 RKS型 男
3 力士
4 頭オオイチョウ(重力無効)右手ハリテー(なぐるハンマー)左手シロボシ(カウントアタック)脚シコフミ(二脚)
5 装甲が全体的に高め、脚部は装甲と防御と近接が高くそれ以外は低め
使用者は道場破り、メダルはキングメダル(チャンピオン気取り)でお願いします

今日来るかな

①機体名 アナトミック
 ②型式 MKY(模型)型 男
 ③モチーフ 人体解剖模型 
 ④パーツ名 頭:スカルトン、右:スキンスケア、左:フレッシュボーン、脚:ヒタステップ
 ⑤ 頭部うつレーザー 右腕ねらいうちスタティック 左腕がむしゃらアサッシン 脚部にきゃく
ロボトルリサーチ社の開発部社員研修用パーツだったが、装備したメダロットが夜中に活動していたところ
動く人体模型の怪談が発生。何度説明しても怖がる社員が後を絶たなかったため、いっそ怪談メダとして
市場に出してしまおうという経緯があった奇々怪々メダロット
有名になり、そういうメダロットがいると広く認識されたため、逆に学校の人体模型怪談が駆逐されてしまった


>>97頂きました
  支援や妨害タイプのメダとしていこうかと思います
  ポゥ!

>>98チェンジ後にコウモリになるって面白いですね!   
  ありがたく頂きます

>>99ごっつぁんです!
  なんとなくアニメのキン・タローを思い出しました

 それでは今日も始めていこうと思います!

ーー
ーーー


 そこはとても、楽しい場所でした。


 第三話 「復活のロボロボ団!?」


ーー
ーーー

 チュンチュン

少年「ふあ~、もう朝ですか」グシグシ

少年「おはようです、アーサー」

アーサー「おお」ピコピコ

少年「あなたも飽きませんね」

少年「そんなに面白いですか?ゲーム」

アーサー「面白いぞ」ピコピコ

少年「そうですか、私が朝御飯を食べ終えるまでにはセーブしておいてくださいね」

アーサー「いいだろう」ピコピコ

ーー
ーーー

待ってたロボ!


>>101アナトミックさんスゲー!!
怪談回のオチ要員として完璧な立ち位置ですね!
いただきです

ーー
ーーー
 
 たったったったった!!

少年「もう!!結局遅刻ギリギリじゃないですか!!」

アーサー「うっかり帰還用のアイテムを買い忘れていたのだ、仕方がなかろう」

少年「知りませんよそんなの、次からは置いていくですよ!」

少年「そもそもメダロットは学校に連れてきちゃダメなんですし」

アーサー「ふっ、見つからなければいいのだろう?」←頭部パーツが隠ぺい

少年「ほんと注意して下さいですよ?最近はいろいろと…」

幼馴染「おっはよー!アンタたちも寝坊?」タッタッタ

少年「一緒にしないで下さいです」ムス

幼馴染「あら、そ」ニヤリ

幼馴染「メダロット!転送!」

ギュインギュイン

少年「あ!?ヴェイパーレール!

少年「ってことは…」

幼馴染「おっさきー!」ギューン

少年「…やっぱりミニハンドル」

アーサー「ほお、あんなパーツがあるのか」

少年「…」

アーサー「ミツオは持っていないのか?」

少年「結構高価なんですよアレ、別途アイテムも必要だし」ハア

アーサー「そうか」

少年「でも結構便利だし、そのうち余裕ができたら買いたいですね」

ーー
ーーー


学校
休み時間

キーンコーンカーンコーン

少年「ひどいです、一人で先に行くなんて」

幼馴染「ごめんごめん、最近買ってもらったばっかりだから試してみたくて」テヘ

少年「まあ、別にいいですけど」

ガラガラガラ

リーダー「おらー!!邪魔するのじゃー!!」

少年「げえ!なんでアイツが!?です」

幼馴染「もしかしたら、ひょっとして…」

リーダー「おお!!いたいた、見つけたのじゃ!!」

少年「な、何しにきたですか」アタフタ

リーダー「そんなの決まってんだろ?ミツコちゃんを探しに来たのじゃー!!」バーン

幼馴染「やっぱり」

少年「し、知らないです、私は何も知らないですよ!」ガクガクブルブル

リーダー「あ?お前チームメイトなのに何も知らないってことはないじゃろ」ギロ

幼馴染「わ、私たちも昨日初めて会ったのよ、だからこの学校の生徒だってことしか知らないの」

リーダー「…そうなのかー、まあ彼女は奥ゆかしいからな、そういうこともあるか」ハア

少年(な、なんなんですかその納得の仕方は…?)

リーダー「昨日も走って帰ってしまったし、相当シャイなんだろうな」フフフ

少年(あなたが怖かったんですよ!!)

リーダー「それに才色兼備でスポーツ万能、大和撫子で石楠花牡丹だからなー」ウットリ

少年(どんどん美化されてる!?ていうか最後意味わからないですし!?)


リーダー「まあ、そういうことならアタイは校内をもっと探してみるのじゃ」

リーダー「お前らも何かわかったらすぐに教えるのじゃ!!いいな!?」

少年「は、はいです」

リーダー「分かればいいのじゃ」スタスタ

リーダー「邪魔したな」

ガラガラガラ

少年「いつまで誤魔化せるでしょうか」ブルブル

幼馴染「わからないけど、バレたら大変そうね、いろいろと」

少年「う、うう」

幼馴染「そういえば、話は変わるけど」

少年「なんですか?」

幼馴染「今日の放課後暇?」

少年「今日ですか?」

幼馴染「明日の花園学園での試合に備えて、敵情視察も兼ねてメダロポリスへ行こうと思うんだけど」

少年「うーん、そうですねー」

少年(アーサーのレベルも上げたいですし、ちょうどいいですね)

少年「別にいいで…」

幼馴染「なんか最近またロボロボ団がでるとかで、それも気になるのよねー」

少年「!!」

少年「それは本当ですか!?」


幼馴染「え、ええ、私の友達が見たって」

少年「でもロボロボは幹部がいないと機能しないはずです!」

幼馴染「さー、よく知らないけどさ、また復活したんじゃないの?幹部も一緒に」

少年(そんなバカな!?)

幼馴染「それで?行くの?行かないの?」ジー

少年「それは…」

ーー
ーーー

放課後
メダロポリス

少年(で、結局一人で来ることにしたのはいいですが…)

少年「そう都合よく団員に出くわしたりするわけないですよね」ハア

少年「それにしても一体どうして今さらロボロボ団が現れるなんて噂が…」

少年(スルメやシオカラは確か真面目に働いているはずですし)

少年(もしや、サケカース様が…?)

少年「」ブンブン

少年(…無駄なことを考えるのは止めるです、まだ本当にロボロボ団が復活したと確かめたわけでもないのですし)

?「うえーん、ぼくのメダロッチー!」

少年「ん?」


アーサー「子供が泣いているようだな」

少年「それは見ればわかるです」

子供「ママにおこられちゃうよー」ボロボロ

少年「こらボウズ、どうして道の真ん中で泣いているです」

子供「ひっく、お兄ちゃんだあれ?」キョトン

少年「そんなことはどうでもいいです、質問に答えるです」

子供「えっと、ぼく、メダロッチをなくしちゃって、それで」オロオロ

少年「なるほど、大体わかったです、それで?どこでなくしたかは覚えているですか?」

子供「えっと、たぶん、向うの公園で」

少年「…なら、一緒に探してやるから泣くなです」

子供「本当!?お兄ちゃん手伝ってくれるの!?」

アーサー「ほー、なんだミツオ、お前いい奴だったのか」

少年「困っている子供をほっとくほど冷血漢ではないですよ」フン

少年(まあ、ほんとはどうでもいいですけど、ロボロボ団が絡むとしたら、相手はこういう子供と相場が決まっているです)

少年「ほら、ぼーっとしてないで早くその公園に案内するです」

子供「う、うん」ニコ

ーー
ーーー

公園

?「さーて、今日ももう一仕事するロボよー」

少年「仕事ってなんです?」

?「遊んでる子供を捕まえて、メダロッチを借りるだけの簡単なお仕事ロボ!」

?「今日も朝から頑張って、一日のノルマ5個をすでに達成したロボ!」

少年「仕事熱心なんですね」

?「そうでもないロボ、そのうち一つはこの公園で拾ったものロボ、ラッキーロボ」

?「でも、運も実力のうちロボ!!」ロボロボロボロボ

少年(自分がこいつらの幹部だったと思うと泣けてくるですね)

子供「あ!ぼくのメダロッチ!!」

ロボロボ「ロボ!?な、なんの証拠があってそんなことを!!」

少年「さっき思いっきり自白してたです、聞きたいこともあるし、さっさと片付けるですよ」

ロボロボ「ロ、ロボ!?」

少年「いくですよ!アーサー!」

アーサー「おお!」


ロボロボ「メ、メダロット転送ロボ!!」

ギュインギュイン

>>98「やってやるロボ!!」

少年(ドーキ・ユラ!?平団員のくせになかなかいいメダを…!)

ロボロボ「ブラッディーバイスロボ!」

少年(頭部のウイルス!?食らったら不味いです!!)※ウイルスの症状を与えられたメダロットは行動、攻撃の成功率が極端に落ちます

少年「アーサー!セイバーメットで隠ぺいです!」

アーサー「わかった!」シャシャシャ

ドーキ「ふん!」スカッ

ロボロボ「は、外したロボ!?」

少年「どうやらそのメダロットのメダル、レベルはそこまで高くないようですね」

少年「アーサー、念のためにもう一回隠ぺいするです」

アーサー「慎重だな」シャシャシャ

少年「さて、これでまずそっちの攻撃は当たらないです」フッフッフ

ロボロボ「ひ、卑怯者の戦い方ロボ!」ガーン

さっそくの採用ありがとうございますロボ!
派手にやっちゃって下さいロボ!


>>111かたじけない、それでは遠慮なく

ーー
ーーー

少年「いけぇです!!アーサー!!」

アーサー「おお!!」ブン

ズバッ!!

ドーキ「!」キャクブハカイ カンツウ トウブハカイ

ボン!!

ドーキ「」キノウテイシ

ロボロボ「ど、ドーキィィィ!!」

少年「さて、お前には山ほど聞きたいことがあるです」

ロボロボ「ろ、ロボ!?」

少年「さあ!きりきり吐いてもらうですよ」

?「そーはいかないでしゅ!」バン

少年「いぃ!?」


?「まったく、あたちの部下をよくもひどい目に合わせてくれたでしゅね」

ロボロボ「お、おお!!サラミ様!!助けに来てくれたロボか!?」

サラミ?「当たり前でちゅ、部下のピンチに駆けつけてこそ真のかんぶでしゅ」

少年「な、な…」プルプル

サラミ?「ん?どうかしたでしゅか?」

少年「…ふ、ふっざけんなです!お前誰ですか!!」

サラミ?「フフフ、よくぞ聞いてくれたでしゅ、あたちこそ悪の秘密結社ロボロボ団、幼稚園生幹部の…」

サラミ?「サラミ様でしゅ!!」バン

少年「嘘つけです!!」ビシ

偽サラミ「な、なにを根拠にそんなことを言うでしゅか」タジタジ

少年「まず幼稚園って何ですか!?幼稚園って!!」

少年「ロボロボ団が解散してから何年経ってると思ってるですか!?」

偽サラミ「ほら、あたち悪だから、留年を…」

少年「幼稚園で留年なんかするかっ!!です!!」

少年「だいたいあんたどう見ても…」

少年「おっさんじゃないですか!!」

偽サラミ「!?」ズガーン

少年「驚くな!!なんで今驚いたですよ!?こっちがびっくりですよ!!そんな口髭生やして!!」

少年「そもそもその姿で『あたち』とか『でしゅ』とかいうなです!!せめてやるならシオカラの真似しろです!!おバカ!!」ガオー

偽サラミ「…そ、そこまで言わなくても」

少年「はあ、はあ」ゼーゼー

子供「お兄ちゃん大丈夫?」

少年「…精神が大分やられたです」


偽サラミ「ふ、ふふ、そこまで言うならば覚悟はできてるんでしゅよね?」

少年「まだ真似を続けるですかこの変態」

偽サラミ「へ、変態とか言うなでしゅ!!さすがに傷つくでしゅ…」シュン

ロボロボ「…そういう心に響く感じの悪口は止めて欲しいロボ」

少年(し、知るかーー!!です)

偽サラミ「生意気な小僧め、お前のメダロッチも奪い取ってやるでしゅ」バッ

偽サラミ「メダロット!!転送…でしゅ」

ギュインギュイン

少年「こ、このメダロットたちは…!?」

ランスロッド
KNT型 男
モチーフは円卓の騎士のランスロット

頭 ランスヘッド 右腕 ジャックランス 左腕 アロンダイト 脚部 サラブレッド

性能 頭は索敵、右腕は「うつ」のミサイル、左腕は「がむしゃら」のソード、脚部は多脚型
概要 「アーサー」の姉妹機として造られた円卓の騎士型メダロット
メダルはジャックで、メダリアは相性パーツ相性が合うように

主人公のライバル(親友)のパートナーとして使ってもらえたら幸いです


ゴクード「…」

チェンジガーゴー「…」

ジェントルハーツ「…」

少年(まさか…そんな…)

アーサー「ほう、なかなか骨のありそうな奴らではないか」

少年「…」

アーサー「どうした?ミツオ」

少年(全部、昔私の使っていた、メダロット?)

偽サラミ「いまさらビビっても遅いでしゅよ?さあ!ロボトルファイトでちゅ!!」

少年「…」ブツブツ

アーサー「ミツオ?」

偽サラミ「チェンジガーゴー!!ペトリフィで殴りつけるでしゅ!!」

ガーゴー「…」ドガッ

アーサー「ぐ!!」ヒダリウデ ダメ-ジ

アーサー「ミツオ!!」クワッ

少年「!」ハッ

少年(しまった!!指示が遅れた!!)

偽サラミ「ゴクード!追撃でしゅ!!」

ゴクード「…」ブン!

少年「アーサー!!」

アーサー「ぐああ!!」キャクブハカイ


偽サラミ「さあ、まだまだいくでしゅよ!!ジェントルハーツ!!ぶっ潰すでしゅ!!」

ジェントル「…」グワ!!

少年「アーサー!!アヴァロンで反撃!!」

アーサー「っく」トクシュコウドウ シッパイ

少年(行動に失敗した!?脚部を破壊されたからですか!くそ!)

ドガッ!!

アーサー「ぐあああ!!」ヒダリウデ ハカイ

少年「アーサー!!」

偽サラミ「トドメでしゅ!!チェンジ…」

?「スナイプテイル」

ギチギチギチ

ガーゴー「!?」クリティカル トウブハカイ

ボン!!

偽サラミ「な!?」

イケメン「次、ブラストシザー」

?「ハイ、マスター」

ドッゴン!!

ジェントル「」クリティカル ヒダリウデハカイ カンツウ トウブハカイ

ボン!!


偽サラミ「な、なにを!?お、お前誰でしゅ!?」

イケメン「悪いがお前らロボロボは問答無用で潰すことにしてんだ」

偽サラミ「!?」

イケメン「ま、もとから三対一の勝負だ、これくらいの横槍は許せよな」

イケメン「アンタレス、残りにレーザーかましてやれ」

>>52「ハイ、マスター」ビシュ

ビビビ!!

ゴクード「っ!」クルティカル キャクブハカイ カンツウ ミギウデハカイ

イケメン「ほら、あとは一人で勝てるだろ?」ポン

少年「え?」

イケメン「とどめを譲ってやるってんだよ」

少年「あ、ああ、アーサー!インビジブルエア!」

アーサー「ハッ!!」ズバ

ゴクード「」トウブハカイ

ボン!

偽サラミ「こ、この卑怯者ー!!覚えてるでしゅよ!!」ビュン

ロボロボ「待ってほしいロボ―!!」ビュン

イケメン「あ!!おい!待ちやがれ!!」

イケメン「ちっ、ほんと逃げ足だけは早い奴らだ」

>>115の脚部は二脚でお願いします
ジャックメダルはメダロット3の威力仕様のでお願いします


少年「ど、どうして助けてくれたです?」

イケメン「勘違いすんなよ、俺はちょっとあいつらに腹立ってるだけさ」

少年「そう、ですか」

アーサー「…」

イケメン「そんな辛気臭い顔すんなよ、明日は大会だろ?」

少年「え!?」

イケメン「ギンジョウ小代表のミツオってのお前だろ?」

少年「なんでそれを知ってるです?」

イケメン「そりゃ、自分の周りの学校の代表くらいチェックしてるっつーの」

少年「…ってことは、あなたは」

イケメン「おう、こう見えても花園学園代表、それもリーダーだ!よろしくな」

コウジポジか…トラップに気を付けなきゃな

地味にクロス攻撃持ちなのも辛いな。
てか、2機体で勝てる気がしないな

>>115ぬおお!円卓騎士がまさかのシリーズ化!?
いただきです!
いろいろ妄想する余地があって嬉しいです
あと、すいませんがライバルとはまた違う形で登場させていただこうと思います

ーー
ーーー

少年「よ、よろしくです」

イケメン「おう、それと一つ質問なんだが…」

少年「?」

イケメン「…あの女装は趣味なのか?」ボソッ

少年「な!?」カアア

少年「なわけあるかっ!!です!!」

イケメン「ははは、だよな、まあ明日はよろしくな!」

イケメン「…ほれ、これおまえのだろ?ボーズ」ヒョイ

子供「あ!ありがとう!!」キラキラ

イケメン「いいってことよ!じゃあな」バイバイ

少年「…」

アーサー「やつと、明日は戦うことになるのか」

少年「さあ、わかりませんよ、そんなこと…」

少年「…」ギリッ

少年(悔しい、こんな気持ちは、久しぶりです)

少年(でも、あいつに助けられなければ、私は負けていました)

少年(それに、あの私の偽物とロボロボ団は一体…?)

アーサー「…」

少年(今のままじゃダメです)

少年「…私はもっと、強くなりたい」





 第三話「復活のロボロボ団!?」終わり


ーー
ーーー

今回の獲得パーツ

 左腕 ヴァンパイアーム        :ソード
    ドーキ・ユラの左腕。素早いがむしゃらソード、威力は高いが隙も大きい。
    
 脚部 キーストーン          :浮遊
    チェンジガーゴーの脚部。地形に影響されない万能タイプ。

キーストーンは使えるよな


>>119了解っす

今日はここまででっす
一日一話はやっぱ結構きついので
これからは週一で一話くらいのペースになってくと思います

ドーキ・ユラはせめて変形させたかった…

それでは皆さんお休みなさい~

乙ー

①機体名:アダム
 ②型式aeo(ancestor始祖)型、男
 ③モチーフ世界最初の人間
 ④パーツ名 頭:エンブリョー、右:アップル、左:エデン、脚:ハッパ
 ⑤ 頭部:デストロイ 右腕:回復 左腕:フォースアップ 脚部:二脚

メダフォースA:ロボトル仕切り直し
メダフォースB:縦一線
メダフォースC:カウントダウン

ガウェイン
KIT型 男
太陽の騎士

頭部:サンライズ
右腕:セイントナンバー
左腕:ガラティーン
脚部:サンセット

頭部は加護、左腕はなぐるソード、脚部は二脚、右腕のパーツは特殊で、太陽の光を浴びている時は完全無効(3回まで)に、そうでない時は防御に性能が変化する

どこまでチート性能は許されるんでしょうか
ゲームにない性能を考えるのはNG?

あ、ガウェインも円卓の騎士です>>130

1レッドカープ
2COI(鯉)型 男型
3鯉
4頭イレグイー 右リッパナヒレ 左ミゴトナヒレ 脚部タキノボリー
5頭は火薬無効、左右はライフルの水中型。コレだけでは弱そうだが、鯉の滝登りのごとくメダチェンジ後は飛行型の竜になりドライブAはなぐるファイアードライブBはがむしゃらサンダーでドライブCはなぐるフリーズになる。

>>125ロボロボ団がつかうならば再登場させればどうでしょうか?

①機体名 カピタン・ペルリ
 ②型式 BSH(ブラックシップ)型 男
 ③モチーフ 黒船型 
 ④パーツ名 頭:アンバッサダー、右:コンフリクト、左:ストラテジー、脚:カルブレイス
 ⑤ 頭部さくてきクリア 右腕ねらいうちナパーム 左腕こんらん 脚部せんすい
ロボトルリサーチ社恒例の人型からかけ離れたデザインのメダロット
煙突からの煙幕で撹乱し、左の威嚇射撃で敵を混乱させたところを右のナパームで焼く、安定した戦法を持つ
黒塗りのボディは人気があるが、うるさい&煙たいので近所迷惑だと規制がかかりそうになっている
どうせ水中型なんてゲームでしか輝けない事くらいわかっとるわ!でも出しちゃう!

1ハンゾー
2NJC(ニンジャ型カスタム) 男型
3忍者
4頭アサシンヘッド 右ムラマサ 左シノビネット 足キリガクレ
5通常は右腕のなぐるソードで戦うが、敵が弱ると左腕のバキュームで後ろ向きの相手を引き寄せ、頭部のデストロイで破壊にかかるその姿はまさに伝説の忍びである服部半蔵を思い起こす脚部は地形を選ばない浮翌遊型だが、極端に速くまるで二脚型級のスピードを誇る

>>129うむむ、なんとなくボス機体っぽいですな
メダルからして特別製ってことでOKでつか?

>>130これで三騎士揃い踏みっすね
ゲームにない性能は完全に無しにするとつまらないので多少はありでいくつもりです
チートになっちゃうようなのは登場時に弱体化したりして調整される可能性が高いっす
でも基本面白ければなんでもOKです

>>132広島ファンにはたまらない機体ですね
ただ、どうあってもアンチ系にやられちゃうのが切ないっす

>>133ですね、ロボロボ団員の主力機としてこれからもちょいちょい活躍してもらうことにします

>>134か、輝かせてみせる!水中型を!輝かせてみせる!!…いずれ!!
     
>>135二脚並の浮翌遊ってやばいすね!
   イメージ的にはこう、[たぬき]のあれ、でいい感じですかね…え、違う?


 未消化のメダロットが溜まってしまって大変心苦しいですが
 今日明日はちょっと更新は無理っぽいです
 すいやせん

 あとこれはほんとついででいいんですが
 このスレに登場するキャラたちの名前を募集したいと思います
 
 メダロットの世界観で名前が幼馴染ちゃん、とかイケメン君とかは無いなーと
 今さらながら思ったもので…

 そんなもん自分で考えろ、とか言わずに知恵と勇気を貸していただけたら嬉しいです

 個人的にはお酒に関係ある名前がいいなーと思います

 頂いた名前は今いるキャラに使われなくても
 ストックしておいて新キャラが出たら使ったりとかしていきたいです
 
 それでは、お休みなさいです

アダムの扱いは任せますー。

名前は白鶴一升とか

>>136はい、[たぬき]みたいな感じでOKです。
名前案としては
姉御:ルーシー(ルシフェル)
子分A:ベル(ベルゼブブ)
子分B:デモン(デーモン)
で悪魔的な名前とか?

酒的なものなら、
テキーラ
ニホンシュ
ハイボール
リキュール
ワイン
ウイスキー博士
・・・あれ?ロボロボ団的なものしか思い浮かばない(笑)

幼馴染:オミキ アヤカ
リーダー:スミサケ マオ
子分1:ケンビシ
子分2:グルト
イケメン:クロキ エチゴ
アンタレス:タレス

???:ブライ アキシカ(出来ればチアキのメダロッターで)
トフボーフー:チアキ

①機体名:ダークセーラー
②型式:SBL(女子学生型)
③モチーフ:全体的に暗い制服を着た女子学生
④パーツ名
・女性型ティンペット
頭:カチューシャ(索敵)
右:クライムチェイン(がむしゃらサンダー)
左:イモータルボード(タイムアタック、硬い)
脚:タイツスカート(高機動二脚)
見た目:暗い制服に黒髪ロング
     右は鎖で電気を流す。左は盾型

・メダチェンジ後(浮翌遊型)
A.アサッシン
B.なぐるフリーズ
C.移動速度アップ
見た目:背中に光の翼(A、C)、盾から冷凍光線

メダル:ノース
⑤備考・要望
キャラ付けするならクールビューティー

>>136
なるほど性能も新たに考えていいのね
あと>>130なんですが、出来たらガウェインのマスターは高貴なお嬢様系の子でお願いします。

①機体名:ゴールデンガードナー
②型式:OOK型、男

③モチーフ:オウゴンオニクワガタ

④パーツ名
頭:ゴールデンシザース
右:ゴールデンハンマー
左:ゴールデンボンバー
脚:ゴールデンボール

⑤頭部:格闘トラップ
右腕:タイムアタック
左腕:ナパーム
脚部:戦車

メダフォースA:横一線
メダフォースB:全体束縛
メダフォースC:全体復活

メダチェンジ後
ドライブA:ビーム8回
ドライブB:完全防御
ドライブC:ブレイク
脚部:多脚

装甲値が各部200を誇る盾役機体。キャラデザインはほるまりんではなく藤岡建機風で。

>>141大人しい女子学生かと思いきや

   まさかの電流チェーン
   …これがギャップ萌えというやつですね

>>143ついに来ましたねクワガタ

   スレたてる前はKBTとKWGばっかになったらどうしよう
   と思ってましたが、全然そんな事はなかったんだぜ
   ていうかチェンジ後装甲800てヤバいすね、超固い

>>137>>138>>139>>140
頂きました!まじ感謝っす
   キャラ名は作中でしれっと出してくつもりです

   では、始めます。

ーー
ーーー

ヘベレケ『どれ、話してみろ』

ヘベレケ『ふんふん、そうか』

ヘベレケ『復活したロボロボ団が悪さをしている』

ヘベレケ『それに自分の偽物まで現れて、危うく負けるところだった』

ヘベレケ『わからないことだらけ?』

ヘベレケ『がっははは、そうでもあるまい』

ヘベレケ『まず今回の奴らの目的を考えろ』

ヘベレケ『一貫してガキどものメダロッチを狙っているとか言っておったが』

ヘベレケ『そこにヒントがあるじゃろ』

ヘベレケ『加えて組織の構成を変えず、過去のロボロボ団の形を維持している点も見過ごせん』

ヘベレケ『おかしいとは思わんか?わざわざ偽物を使ってまでそんな無駄なことを』

ヘベレケ『つまり?』

ヘベレケ『どういうことか?』

ヘベレケ『がっはっは!!』

ヘベレケ『わからん!!』

ヘベレケ『悩め悩め、それが結局、お前の糧となる日が来る』

ヘベレケ『サラミよ』

ーー
ーーー

少年「博士!!」クワッ

少年「っその名で呼ばないでといつも!!」ガバッ

ジリリリリリリリ

少年「ん?」

アーサー「おお、起きたか」ピコピコ

アーサー「今日はずいぶんゆっくりだったな」ティロリン♪

アーサー「ところで…」

アーサー「大会は、午後からなのか?」セーブカンリョウ

少年「ね…」

アーサー「?」

少年「寝坊したーーーーーー!!」


ーー
ーーー


 第四話「決戦!花園学園!」


ーー
ーーー


タッタッタッタ…


少年「…」ピピピ

少年(うう、ケータイの着信履歴が大変なことになってるです)

少年(メールは…17件)

少年「…」

少年(怖くてとても開けないです)ガクブル

少年(うう、それもこれも昨日のことをあれこれ悩んで眠れなかったせいです)

アーサー「それで、試合には間に合いそうなのか?」

少年「…下手したらもう、大会自体が終わってるころです」

アーサー「…」ジトー

少年「そ、そんな目でみるなです!大体、目覚ましなってるのにどうして起こしてくれなかったですか!?」

アーサー「ほう、責任転嫁か、いい性格をしているな」

少年「ぐ、ぐぐ」

少年(今日ばっかりは何も言い返せないです)

ーー
ーーー

花園学園
正門

少年「つ、ついたです」ゼーハー

アーサー「このくらいの距離で情けない」

少年「メダロットと一緒にするな、です」ハーハー

少年「それにしても、何かおかしいですね…」

アーサー「どうした?」

少年「人気が無さすぎます、門も閉まっていて中に入れませんし」

アーサー「…お前が遅刻したからだろう」ハア

少年「違うです!だいたい、今日は平日ですよ?」

少年「大会が終わればそのまま通常授業が行われる予定だったはずです」

アーサー「そうなのか」

少年「それが見たとこ、こうも人っ子一人いないなんて、おかしすぎです」

アーサー「何かあったということか?」

少年「そう考えるべきでしょうね」

少年「一応、裏門に回ってみるです」

少年「向こうは開いているかもしれませんし」

ーー
ーーー
裏門

少年「やっぱり変ですね、こっちも閉まってます」ガッシャガッシャ

アーサー「どうする?」

少年「うーん、とりあえず門を乗り越えて、校内に入ってみましょうか」

アーサー「いいのか?」

少年「良くはないですけど、しょうがないです」

少年「最悪で警備員さんにお説教されるくらいでしょうし」

少年「じゃ、いきま…」

?「ちょっとあなた!!」

少年「へ?」

?「何やってるんですの!?」

少年「いや、ただ、私は…」

少年(な、なんですか!?このお嬢さんは)

お嬢様「いいから、ちょっとこっちに来なさい!」

少年「ちょ、ちょっと」グイグイ


お嬢様「あなた、何考えてるんですの?」ギロ

少年「私はただ校内にはいろうと」

お嬢様「そんなことはわかってます」

お嬢様「ワタクシが言っているのは、あいつらに見つかったらどうするのか、ということです」

少年「あいつら?」

お嬢様「気づいていなかったのですか?ほら、あそこにいる、ロボロボうるさい連中のことです」ユビサシ

少年「!」

ーー

ロボロボ1「~~~」

ロボロボ2「~~~」

ーー

少年(あ、ほんとだ、校舎を見回るように歩いているです)

アーサー「あれは、昨日の連中か」

少年「ええ、でもロボロボ団が一体なんで花園学園に…?」

お嬢様「さあ、それはわかりませんが、学園が封鎖されているのと無関係ではないでしょうね」

お嬢様「それで、あなたはここで何をしていたんです?」

少年「えっと…」

少年「私は、その、ギンジョウ小の代表としてメダリンピックの大会に呼ばれて…」

お嬢様「あなたが?へえ、人は見かけによらないものですわね」

少年「」カチン

少年「だったらそっちはどうなんですか、こんな時間にこんな所で」

お嬢様「奇遇なことに、ワタクシも代表選手ですの、ジャクナン小のね」ファサ

少年(ジャクナン、ああ、あのお嬢様学校ですか、どおりで…ん?ってことは)

少年「もしかして、あなたも遅刻してきたんじゃ…」ジト

お嬢様「さあ、なんのことやら、それよりこれからどうするか話し合いませんこと?」

少年(ろ、露骨に話題を変えやがったです)ガビーン


少年「どうするも何も、セレクト隊に連絡して、後は任せるしかないですよ」

お嬢様「却下」

少年「ど、どうしてですか」

お嬢様「あんな無能連中に任せても事態を悪化させるだけですわ」

少年(酷い言われようですね…事実ですけど)

お嬢様「それに…」

少年「?」

お嬢様「テロリストに占拠された学校で、たまたま遅れてきた生徒が暗躍するというのは…」

お嬢様「とっても燃えるシチュだと思いませんこと!?」

少年「」ズガーン

お嬢様「どうです?」キラキラ

少年(この娘…)

少年(視線がダメな感じに力強くてこわいです)ガクブル

少年(っていうか遅れてきたって自分で認めましたね)

アーサー「おお!!確かにな!燃える!!」ゴゴゴ

少年(お前も同調するなっ!です)

少年「…」ハア

少年「それで?言い分はわかりましたけど、私たちに何ができるんです?」

お嬢様「だからそれを話し合おうと言っているのです」エヘン

少年(じ、自信満々にノープラン!?)ガーン


少年「…というわけでアーサー、お前の自慢の隠ぺいで身を隠しつつ、校内の様子を探ってくるです」

お嬢様「よろしくお願いしますわ」

アーサー「どういうわけかはわからんが、いいだろう、俺に任せておけ」バーン

ーー
ーーー

アーサー「ああ言い切った以上、失敗はできんな」シャシャシャ

アーサー「さて、まず校舎の方は」チラ


ロボロボ1「~~~」

ロボロボ2「~~~」


アーサー「下駄箱付近に見張りが二人か」

アーサー「奴らをなんとかしないと入るのは無理そうだな」ムム

アーサー「そして次は」チラ

アーサー「体育館か」テクテク

アーサー「む」

アーサー「普通に正面玄関が開いているではないか」

アーサー「罠、か?」ムム

アーサー「…」ススス

アーサー(入れた)

アーサー(ただの不用心か)ホッ

アーサー(館内の様子は…)キョロキョロ


ロボロボ「…」

生徒たち「…」


アーサー(ふむ、一カ所に生徒を集めて団員数名で監視しているのか)

アーサー(しかし、この人数では隅々まで監視の目はいき届くまい)

アーサー(どれ、見知った顔は…)

アーサー(!)

イケメン「…」

アーサー(いるではないか)

アーサー(ちょうどいいのが)


ああー中途半端すぎるけど
今日はここまでで
お休みなさいです

乙ー

①機体名:ハイドプレーン

②型式:pln型、女

③モチーフ:ステルス機爆撃機

④パーツ名
頭:サンカクヘッド
右:ブチコメミサイル
左:カザアナアケタル
脚:アップブースター

⑤頭部:隠蔽
右腕:ミサイル
左腕:アンチエア
脚部:浮翌遊

メダチェンジ後
ドライブA:全体隠蔽
ドライブB:ナパーム
ドライブC:アンチエア
脚部:飛行

かぜのつばさ要員。チェンジ後はステルス機に変形。


>>154頂きました

   やはり飛行機型といえば女性型ですよね
   …いやスカイカーゴさんも好きですけどね

ーー
ーーー


アーサー「…」チョンチョン

イケメン「?」

アーサー「俺だ」ボソ

イケメン「!?」

アーサー「騒ぐな、昨日は頼んでもいないのに助太刀ご苦労だったな」ボソボソ

イケメン「ああ、なんだ、お前昨日のメダロットか」ボソ

イケメン「…」チラ

イケメン「姿が見えないが、隠ぺいパーツか?」ボソボソ

アーサー「そうだ、現在花園学園解放の為に情報収集をしている」ボソボソ

イケメン「なるほどな、ならまずは人質の救出を最優先に頼みたい」ヒソヒソ

アーサー「…人質というと、お前たちのことか?」

イケメン「バカ言え、今体育館にいるのは仮にも各小学校の代表選手たちだぞ?」ヒソヒソ

イケメン「校舎内の生徒や先生がロボロボの連中に捕まってんだ」ヒソヒソ

イケメン「それさえ何とかしてくれれば、俺たちも好きに動ける」ヒソヒソ

アーサー「なるほど、お前らがやられっぱなしなのはそのせいか」ボソボソ

イケメン「まあな、自慢じゃないがロボロボ団なんざ、普通なら何匹こようが遅れはとらねえよ」フフン

アーサー「大した自信だ…」ヤレヤレ

アーサー「そうだ、そういえば大会はどうなった?」

イケメン「開会式の途中で奴らに中断されたよ」

アーサー「そうか」

アーサー(好都合だな)

アーサー「状況は大体わかった、校舎内の人質をなんとかすればいいのだな?」

イケメン「ああ、それと」

アーサー「?」

イケメン「実は俺も奴らにメダロッチを取り上げられちまってな、それも取り返してきて欲しい」

アーサー「なんだ、それでは結局お前も人質と変わらんではないか」

イケメン「ぐ、まあな」

イケメン「…俺が言えるのはそのくらいだ、頼んだぜ」

アーサー「任せておけ、このアーサーにな」ドヤ

イケメン「ぷっ、変なメダロットだな、お前」」

アーサー「お前ではない、アーサーだ!」

イケメン「わかったからあんまりデカい声出すなよ」ヒソヒソ

イケメン「俺はイッショウ、ハクツルイッショウだ」

イッショウ「ミツオってやつにもよろしく言っといてくれ」

アーサー「いいだろう、伝えておく」


――
―――

ミツオ「なるほど、人質ですか」

アーサー「ああ、イッショウはそう言っていた」

お嬢様「ならまずは校舎の様子を探ってみないといけませんわね」

ミツオ「でも確か入り口には見張りがいたはずです」

アーサー「ああ、それも二人だ」

ミツオ「そうなると一人を力技でなんとかしても、もう一人に仲間を呼ばれてしまいますです」

お嬢様「ならば、ワタクシが一肌脱ぎますわ」

アーサー「どうするのだ?」

お嬢様「ワタクシが少しの間注目を集めます」

お嬢様「あなた方はその隙に校舎に忍び込むなり、見張りを気絶させるなりすればよろしいわ」

ミツオ「それはいいですけど、注目を集めるって、どうやってです?」

お嬢様「それはあなた方が気にすることではありませんわ」

お嬢様「ほら、お急ぎなさい」シッシッ

ミツオ「な、なら任せますですけど」

お嬢様「ええ、行ってらっしゃい」ニコ

ミツオ(ふ、不安だ)


――
―――

校舎入り口

ロボロボ1「…」

ロボロボ2「…」

ミツオ(さて、どうにか近くまで忍び寄ったですけど)

アーサー「…」←隠ぺい状態

ミツオ(まだ何も起きる気配はないですね)

ミツオ「…」

 …ザー、ザー

ロボロボ1「?」

ロボロボ2「?」

ミツオ「?」

ミツオ(何の音ですか?)

?「あ、あー、マイクテストマイクテスト」ボッボッ

?「よし!」ニカッ

?「今日もワタシの歌を聞きに来てくれたみんなーー」

?「さんきゅうーーー!!愛してるよーーー!!」ブンブン

ロボロボ1「!」

ロボロボ2「!」

ミツオ「!?」

ミツオ(ちゅ、注目を集めるって、まさか…)

>>42「じゃ、時間もないし、早速はっじめちゃうゾ!!」キラッ

ロボロボ1「…な、なにが始まるロボ!?」

ロボロボ2「わ、わからんロボ!!」

ホリデー「一曲目は、カバー曲『やっぱり君が好き!』」

 ~~♪

ミツオ(前奏が流れ出した…?)

ミツオ(いやどこから!?どこから流れてるですか!!)

ホリデー「え~が~おに♪な~れる~日も♪」

ロボロボ1「…と、とりあえず様子を見に行ってくるロボ!」

ロボロボ2「いや、ここは俺が行くロボ」グイ

ロボロボ1「いやいや、俺が行くロボ!」グイグイ

ミツオ(隙だらけですけど…)

ミツオ(ど、どうしようです)ガビーン


ロボロボ1「いい加減にするロボよ!!お前そんなにあのメダロットが気になるロボか!?」グイグイ

ロボロボ2「そっちこそむきになって怪しいロボ!ほんとはあーいうのが好きなんだろロボ!!」グイグイ

ロボロボ1「べ、別にそんなんじゃないロボ!ただちょっとアレなだけロボ!」アセアセ

ズビシ!

ロボロボ2「…」バタン

ロボロボ1「?」

ロボロボ1「どうしたロボ?」

ズビシ!!

ロボロボ「っが…」バタッ

アーサー「安心しろ、ミネウチだ」フッ

ミツオ「な、なんとかなったですね…」

ミツオ「しかし…」チラ

ホリデー「し~ん~じて~♪たたか~うよ♪」

ミツオ(他にもっと方法があった気がしてならないです)ズーン

ワロタww


ミツオ「とりあえずスーツを脱がせて」ゴソゴソ

アーサー「ふむ」

ミツオ「着るです」ゴソゴソ

アーサー「ふむ」

ミツオ「どうですか?これで怪しまれずに中をうろつけるです」ジャーン

アーサー「そうか」

ミツオ「…」

ミツオ(団員の体温が少し残っていて、ちょっと気持ち悪いですね)

 プルルルル

ミツオ「!」

アーサー「どうした?」

ミツオ「ケータイです、どうやら団員同士で連絡を取り合っていたようです」

アーサー「でるのか?」

ミツオ「ええ、怪しまれてしまいますし」ピッ

ミツオ「もしもし…ロボ」

ロボロボ『定時連絡ロボ、まず合言葉を確認するロボ』

ミツオ「!わかったロボ」

ミツオ(合言葉、確か以前は…)

アーサー「大丈夫なのか?」

ミツオ「…」コク

ロボロボ『行くロボよ、【変わった】』

ミツオ「【川だなー】」

ロボロボ『【山に行きたいのは】』

ミツオ「【やまやまだ】」

ロボロボ『よし、OKロボ』

ミツオ(お間抜けなところは変わってないですね)ホッ


ロボロボ『ところで外で騒いでるアレは何ロボ?』

ミツオ「今相棒が調べに行ってるロボ」

ロボロボ『あんまり目立つことをされるとまずいロボ』

ミツオ「こっちで言い聞かせて大人しくさせるから安心して欲しいロボ」

ロボロボ『頼むロボよ、ちゃんと時間を稼がないとシオカラ様に怒られてしまうロボ」

ミツオ「!シオカラ!?」

ロボロボ『どうしたロボ?』

ミツオ「な、何でもないロボ」

ロボロボ『?そうロボか、また時間になったら連絡するロボ』

ミツオ「了解ロボ」

 プツ…ツーツー

ミツオ(シオカラがここにいる?)

ミツオ(まさか、です…)


お嬢様「よくロボロボ団の合言葉なんて知っていらしたわね」

ミツオ「わ!…脅かさないでくださいです」

お嬢様「御冗談を、そっちが勝手に驚いたのでしょうに」

ミツオ「…いつからいたんですか」

お嬢様「あなたが着替え始めたところあたりからですわ」

お嬢様「そう、丁度ホリデーちゃんの撮影がひと段落したところで」

ミツオ「あなた何やってるんですか」ズーン

ミツオ「…っていうか、あのやかましいメダロットはあなたのってことでいいんですよね?」

ホリデー「おい」

ホリデー「やかましいとはなんだよ!」プンプン

ミツオ「うわ、いるし」ガビーン

アーサー「…」

ホリデー「しかしお前らラッキーだったな」ニヤニヤ

ホリデー「タダで私のライブが観れるなんて」フフン

ホリデー「もっとこう、鼻血流して喜んでもいいんだぜ?」

アーサー「くだらん、ミツオ、早くいくぞ」

ホリデー「ああ!!こら!無視すんなよな!」ムキー

お嬢様「怒ったホリデーちゃんも可憐ですわ」ウットリ

ミツオ(なんか、頭痛くなってきたです)


――
―――

校舎内

ミツオ「とりあえず今アーサーが各教室を見回ってくれているですが」

ミツオ「お嬢さん…」

ミツオ「どうしても着たくないのですか?」

お嬢様「当り前ですわ!そんな緑色の服、ワタクシは絶対着ませんことよ!」

ミツオ「はあ、じゃあ他の団員に見つかったら、あなたは私が外で捕まえた生徒ってことでお願いしますですよ」

お嬢様「分かりましたわ」

ホリデー「なあ、私はいつ歌えばいい?」キラキラ

ミツオ「もう結構ですから、頼むから大人しくしていてください」

ホリデー「ちぇー」

アーサー「…ミツオ、いたぞ」スタスタ

ミツオ「どんな感じでしたか?」

アーサー「一つの教室に2~3クラス分の生徒を押し込んで監視していた」

アーサー「おそらく団員の数が足りなかったのだろう」

アーサー「各教室に監視は一人だ」

ミツオ「それなら何とかなりそうですね」ニヤリ


――
―――

校舎内
教室
1年1組

ガラガラ

ミツオ「お疲れ様ロボー」

ロボロボ「?」

ミツオ「見張りの交代に来たロボ」

ロボロボ「そんな話は聞いてないロボよ?」

ミツオ「?おっかしいロボね、ちょっと確認してみて欲しいロボ」

ロボロボ「わかったロボ、今電話して…」スッ

ヒョイッ

ミツオ「もーらい、ロボ」
 
ロボロボ「!?」

ロボロボ「何するロボ!!返すロボ!!」

ミツオ「これで連絡は取れないですね」ニコ

ロボロボ「!?」

ミツオ「アーサー、出番ですよ」

アーサー「さて、大会前の準備運動といくか」

ロボロボ「ろ、ロボーー!?」


ボン!

ドーキ・ユラ「」キノウテイシ

ロボロボ「きゅー」

ミツオ「さ、もう安心ですよ」

 わー!!

生徒「ありがとー、いいロボロボ団もいるんだね」

ミツオ「いや、私はロボロボ団では…」

ミツオ(ってこんな服着てたら説得力ゼロですね)

生徒「?」

ミツオ「ま、いいかです」

ミツオ「人質を全員解放したらまた来るですから、それまではここで大人しくしていて欲しいです」

ミツオ「わかったですね?」

生徒達「「はーい」」

ミツオ「いい返事です」ピ

ミツオ「…もしもし、そっちはどうですか」

お嬢様『ワタクシを誰だとお思いですの?』

お嬢様『もう3クラスは解放しましたわ』

ミツオ「そうですか」

ミツオ(やっぱり別行動にして正解だったです)


――
―――

校舎内
教室
6年3組


ボン!

ドーキ・ユラ「」キノウテイシ

ミツオ「はい、私の勝利です」

ロボロボ「お、お前一体何者ロボ!?」

ミツオ「質問をするのはこちらです」

ロボロボ「!?」

ミツオ「この教室で最後ですから一応聞いておくです」

ミツオ「生徒から集めたメダロッチはどこにあるですか?」

ロボロボ「し、知らないロボ」

ミツオ「全校生徒+代表選手分のメダロッチです」

ミツオ「そうそうどこにでも隠したりできる量ではないはず」

ミツオ「教室はすべて調べたので、残るは…」

ロボロボ「」ゴクリ

ミツオ「職員室?」

ロボロボ「…」

ミツオ「理科室?」

ロボロボ「…」

ミツオ「ひょっとして…」

ミツオ「校長室ですか?」

ロボロボ「…」ギク

ミツオ「わかりました、ありがとうです」

ミツオ「アーサー」

アーサー「おう」

ロボロボ「な、何をするロボか!?」

アーサー「安心しろ」

ロボロボ「?」

アーサー「ミネウチだ」

ロボロボ「ロボーー!?」


――
―――

校長室前

ミツオ(もう抜けたとはいえ、かつての部下を相手にするのはやはり心苦しいですね)ハア

お嬢様「あ!やっぱりあなたもここまで辿り着きましたのね」

ミツオ「ええ、ここにメダロッチが集められているそうですね」

お嬢様「そう、そして幹部も一緒に」

ミツオ「幹部?」

お嬢様「あら、団員からお聞きになりませんでしたの?」

お嬢様「全校生徒から集められたメダロッチのデータを幹部がチェックしているそうですわ」

ミツオ「どうやってそこまで…」

お嬢様「それは企業秘密ですわ」

ミツオ「まあなんでもいいですけど」

ホリデー「いえーい!一番乗りーー!!」バタン

ミツオ「あ!ちょっと!」

アーサー「協調性のない奴だ」

お嬢様「ホリデーちゃんったら…」

お嬢様「お茶目さん」ホクホク

ミツオ「あーもー、です」


――
―――

校長室

ミツオ「こ、これは…」

 ゴチャゴチャ

ミツオ「校長室が、メダロッチで…」

ミツオ「ごちゃごちゃしているです!!」バーン

?「…」キョトン

ミツオ「そして!」

ミツオ「お前は一体!!」

ミツオ「誰なんですか!?」


?「あー」ポリポリ


ミツオ「…」


?「…」ボー


?「シオカラ?」


ミツオ「何で疑問形なんですかーーー!!」ウガー

シオカラ?「…」ポリポリ

ミツオ「そして例のごとくぜんっぜん似て無いですし!」

ミツオ「シオカラは、老人幹部なんですよ!?あなたどう見ても小学生ですよね!?」

ミツオ「どうせならお前がサラミ役やれよ、です!!」

シオカラ?「…」ポカーン

ミツオ「わかった!!もうわかったです!!お前たち、前の幹部に見た目を似せる気ゼロなんですね!今わかりましたですよおー!!」ガオー

ミツオ「はあっはあっ」

ホリデー「…なあ、あいつなんであんなに怒ってんの?」

アーサー「さあな」


シオカラ?「まあ、なんだ落ち着いて」

ミツオ「これが落ち着いていられるかです!!」

シオカラ?「あと少しで全部見終わるから」

ミツオ「知るかです!!お前からはいろいろと聞き出してやろうと思ってましたけど」

ミツオ「問答無用でぶっ飛ばすです!!」

ミツオ「アーサー!!」

アーサー「おお」

ミツオ「ロボトルです!!」

アーサー「任せろ」

シオカラ?「!!」

シオカラ?「…アー、サー?」

シオカラ?「そいつは…」ブルブル

ミツオ「え?」

シオカラ?「…くく」

アーサー「なんだ?」

シオカラ?「くはは、っははっははははは!!」

ミツオ「ひっ」ゾク

シオカラ?「なんだ!なんだよ!探す手間が省けたな!!」

お嬢様「な、なんなんですのいきなり!?」

シオカラ?「はははははは!!」

シオカラ?「いいぜ、ロボトルでも何でもしてやるさ」

シオカラ?「ただし…」

シオカラ?「俺が勝ったらそいつは返してもらう」

シオカラ?「メダロット、転送」

ギュインギュイン

>>130「…」

>>115「…」

シオカラ?「さあ、ガウェイン、ランスロッド…お兄さんに遊んでもらえ」


今日はここまででー
お休みっすー

乙ー

乙ッテンマイヤー

乙!ここで三騎士揃うとは意外だった

①ブラックドラゴン
②DRG女型
③黒龍
④頭:ブラックメット
右:ブラックカリバー
左:ブラックアヴァロン
脚:ブラックアーマー
⑤頭:ミサイル
右:反射
左:ガトリング
脚:二脚

後々のブラック要員。あえてBKみたいに同じ攻撃ではなく反対にしてみた。クールドライな毒舌娘
破壊好き
チェンジ後
パワー変形、姿はまんま黒龍
ドライブA:二回行動可能に(但し自分以外にしかターゲット不可)
ドライブB:クロス攻撃セット
ドライブC:クロス攻撃ファイア
脚:二脚

メダフォースA一斉射撃
メダフォースB全体転倒

>>174名前余りにもひねりないからちょい変えてブラックドラグーンで。他に何かカッコイイのあったらそっちでお願いします
①ブロウビートル
②KBT男型
③カブトムシ
④頭:オーボエホーン
右:ハーモニカハンド
左:ホルンアーム
脚:トロンボーンローラー
⑤頭:ファーストエイド
右:プラス症状
左:フォースプラント
脚:車輪


全体的に緑。頭の角には穴が幾つか空いており、楽器になる。また、腕パーツの一部のハーモニカを吹いて鳥を呼び寄せ会話する。
脚は二本だが、足の裏にボールが嵌め込まれており横にも斜めにも走れる変わったローラースケート。

雪降ってたから・・
機体名マリー・スノウ
SNT型 女
雪の女王
頭ツメタイヒトミ(ふっかつ) 右ダイカンパ(フリーズ) 左ゼッタイレイド(フリーズ) 脚部サムイサムイ(二脚)
性格は、他人を寄せ付けない冷たい性格
しかし、友と認めた者に対しては優しい表情も見せる
クイーンメダルで基本は格闘中心でお願いします。

>>130
>>130
>>130

>>174 3のブラック機体には散々泣かされました

    果たしてこのSSではどうなるのか…
    登場が楽しみです

>>175 初カブト頂きました
    KBTで援護機体ってのも珍しくていいですね

>>176 寒かったっすね

    雪をみてると無印アニメのフラッペを思い出します
    それにつけても女性型にフリーズは正義

>>177 すいません、誤爆しました

    では続きをば…

――
―――

アーサー「なんだ、こいつらは」

ミツオ「このメダロットたちは…!?」チラ

アーサー「?」

ミツオ(アーサーにそっくりです、おそらく同系統の機体…)

ミツオ(しかし、それを何故こいつが?)

ホリデー「お、ロボトルか?燃えてきたぜ!!」

お嬢様「いい度胸ですわね、相手になりますわ」

アーサー「ミツオ、ぼけっとするな、昨日のような戦いはもうごめんだぞ」

ミツオ「あ、ああ、わかってるです」

ミツオ「アーサー、まずは隠ぺいです!」

アーサー「おお」シャシャシャ

シオカラ「ランスロッド、ジャックランス!」

ランス「…」ドッキュン

アーサー「っぐ」ヒダリウデニダメージ

ミツオ(ミサイル!?これじゃ隠ぺいした意味がないです)※1

お嬢様「ホリデーちゃん!ホライゾン!」

ホリデー「OK!」キュインキュイン

アーサー「おお、これは」ヒダリウデカイフク

お嬢様「ダメージはこちらで回復します」

お嬢様「あなた方は攻撃に専念なさって」

ミツオ「ありがたいです!アーサー、インビジブルエア!」

アーサー「任せろ!」ブン

※1 火薬系(ミサイル、ナパーム)の攻撃は必ず命中します

シオカラ「ガウェイン!セイントナンバー!」

ガウェイン「…」ガキイン

アーサー「む!」

ミツオ(攻撃を防がれた、見たところ、あれは未満防御でしょうか)

シオカラ「ま、室内の照明ではこんなとこか」

シオカラ「さて、性能のチェックもまあまあ終わったし」

シオカラ「悪いが、遊びはこの辺までだ」

ミツオ「?」

シオカラ「ランスロッド!!メダフォース発動!!」

ランス「!!!」ゴオオオ

ミツオ「はあ!?ためてる時間なんてなかったはずですよ?そんないきなり使えるわけが…」

シオカラ「遠隔地雷!!」※2


グボワッッ!!


ホリデー「きゃああ!!」

ぼん

ホリデー「」キノウテイシ

お嬢様「ほ、ホリデーちゃん!?」

※2 自分か自分と同列のメダロットを必ず機能停止させる凶悪なメダフォース
   1~3の種類があり、数字が増えるほど相手を倒す成功率とフォースの消費量が上がる
   ちなみにランスロッドが使ったのは3で成功確率は9割だが、使用するには本来行動6回分のフォースをためる必要がある

ミツオ「ばかな!!フォースアップやプラントを使ったわけでもないのに遠隔地雷なんて!」

シオカラ「そうムキになるなよ、代償がないってわけでもないし」

ミツオ「え?」

ランス「」シュー

シオカラ「力を前借したツケでね、しばらく行動不能になるんだ」

ミツオ「そ、そんなメダロット、聞いたことが」

シオカラ「そう、普通のメダルじゃないんだな、こいつらは」

シオカラ「そして、そいつも…」ジー

アーサー「…」

シオカラ「悪いことは言わない、そいつを俺に返すんだ」

シオカラ「そのメダロットといる限り、こういう俺みたいなおかしな連中に付きまとわれることになる」

ミツオ「…」

シオカラ「どういう経緯でお前がそれを手に入れたかは知らないが、全部忘れろ、そうしたら普段通りの…」

ミツオ「ふ」

シオカラ「?」

ミツオ「ふ、ふふ」

シオカラ「どうした?」

ミツオ「ふっざけんなです!!」

シオカラ「!」


ミツオ「お前は知らないでしょうけど、私には昔いろいろあったんです!」

ミツオ「それで、もうメダロットは辞めようって決めて…」

ミツオ「でもやっぱり忘れられなくて」

ミツオ「そんな時出会ったのがこいつです!」

アーサー「…ミツオ」

ミツオ「生意気で、いつも皮肉ばっかり言ってるけど、なんだかんだで面倒見は良くて…」

ミツオ「そんなこいつとなら、また二人でやっていけるんじゃないかって」

ミツオ「そう思えたばっかりなんです」

ミツオ「以前アーサーが誰の所にいたかなんてしりません、でも…」

ミツオ「もう、こいつは私のパートナーなんです!!」

ミツオ「お前なんかに渡してたまるか!!です!!」

シオカラ「勝手なことを…」

ミツオ「それはお互い様です」

ミツオ「アーサー!」

アーサー「おお」

ミツオ「まだ負けたわけじゃないんです、目にもの見せてやるですよ!」

アーサー「もちろんだ!!」グオオオ

シオカラ「!?」

シオカラ(この光は…!)バッ

ガウェイン「!!!」ゴゴゴゴ

シオカラ(やはり、共鳴している!!)

シオカラ「ちっ、面倒なことに…」

ミツオ「いっけー!!アーサー!!」

アーサー「おおおお!!」

アーサー「エクス…」グググ

アーサー「カリバーー!!」


ズッバアアーーー!!


ガウェイン「…」ゼンパーツニダメージ 

ミツオ「いや、今のただの縦一閃ですよね?」

アーサー「こういうのは気分が大切なのだ」

シオカラ「…」

お嬢様「驚きましたわ、ためなしにいきなりメダフォースが撃てるなんて、出鱈目ですね」

アーサー「うむ、さすがは俺」

シオカラ(何てことだ、使用後の反動もない、それに共鳴の度合いもどんどん増している…!)

ガウェイン「…」ゴゴゴゴゴゴゴ

シオカラ「ガウェイン!」

シオカラ「ここは引くぞ!」

ミツオ「な、逃げる気ですか!?」

シオカラ「お互いの為だ、このままだと学校ごと吹き飛ぶぞ」

ミツオ「!?」

シオカラ「メダロット転送!」

ギュインギュイン

シオカラ「いいか、後悔するなよ?お前らはこれから先、常に誰かに狙われることになるだろう…」

シオカラ「俺は忠告はしたからな」

バタン!

シオカラ「じゃあな…」バッサバッサ

お嬢様「窓から、飛んで行ってしまいましたわね」

ミツオ「…」

お嬢様「学校が吹き飛ぶとか、冗談でも大げさなことを」


ミツオ「嘘を言っているようには、思えなかったです」

アーサー「ミツオ」

ミツオ「そんな声出すなですよ」

ミツオ「お前は私が貰ったんです」

ミツオ「貰ったものは私のものです」フン

アーサー「どこのガキ大将だ、お前は」

ミツオ「とにかく、今はこのメダロッチを持主の元に返してあげるのが先です」

ミツオ「考えるのは後にしましょう」

アーサー「…」

アーサー「そうだな」フッ

ミツオ(とはいえ…)

ミツオ(あり得ないことが起きすぎです)

ミツオ(絶対に頼るまいと思っていましたが…)

ミツオ(相談してみるべきかもしれませんね)

ミツオ(あの人に)


――
―――

体育館

幼馴染「ミーツーオー!!」ゲシ

ミツオ「ぽぎゃ!?」

幼馴染「なーに遅刻してんのよ!!あんたは!!」

ミツオ「あ、アヤカ!?結果的にみんな助かったんだからいいじゃないですか!」

アヤカ「よくない!今度なにか奢りなさいよ!」

ミツオ「な、横暴ですよ!」

アヤカ「うっさい」

リーダー「まあまあ落ち着けよ」

リーダー「ミツオの言う通り、今回は結果オーライってやつじゃー」

アヤカ「むう、そうかもしれないけど」ムッスー

ミツオ「?あれ、ちょっと待ってです」

リーダー「どうした?」

ミツオ「なんであなたがここにいるです?」

リーダー「なんだ、随分冷たいのじゃー、チームメイトにむかって」

ミツオ「え?」

アヤカ「あたしが呼んだのよ、この先二人じゃ厳しいでしょ?」

リーダー「ま、そういうことだ」ポン

リーダー「よろしくな」

ミツオ「え」



ミツオ「えええええーーーー!?」





  第四話「決戦!花園学園!」前編  終わり


ーー
ーーー

今回の獲得パーツ

 頭  ブラッディーバイス        :ウイルス × 4
    ドーキ・ユラの頭部。鋭い牙から獲物に毒を流し込む。

 右腕 シッコクノツメ          :ソード  × 3
    ドーキ・ユラの左腕。素早いなぐるソード、隙が小さく扱い易い。

 左腕 ヴァンパイアーム         :ソード  × 1
    ドーキ・ユラの左腕。素早いがむしゃらソード、威力は高いが隙も大きい。

 脚  ハクシャーク           :二脚   × 7
    ドーキ・ユラの脚部。格闘用の素早い二脚。

気付いたら一式揃ってる!


やっと幼馴染の名前が出せました
彼女の名前は『オミキ アヤカ』さんです
自分のセンスじゃ絶対出てこない良い名前を頂きました
ごっつぁんです!

じゃあ今日はここまでっすー
お休みなさいー

乙ー

乙。次を楽しみにしとる

乙!

機体名 シェーン・マオ
型式 PND(パンダ)型 女
モチーフ パンダ
パーツ名 頭パパンダー(チャージ) 右パパンパンダー(回復) 左パンパンパンダ(防御) 脚部ササタベタイ(浮翌遊)
要望 基本は子守等をする、家庭用メダ
しかし、イジメなどを見つけるとメダチェンジをしてチャイナ服を着た二脚型になり、イジメっ子を倒しにかかる。
なお、メダチェンジ後はドライブAはサンダードライブBはハンマーでドライブCはソードになる。

機体名シェーン・マオ
型式PND(パンダ)型 女
モチーフ パンダ
パーツ名 頭パパンダー(チャージ) 右パパンパンダー(回復) 左パンパンパンダ(防御) 脚部ササタベタイ(浮翌遊)
要望 普段は子供と遊んだり、子守をする心優しいメダロット
しかし、イジメなどを見つけるとメダチェンジをしてチャイナ服を着た二脚型になり、成敗しにかかる
メダチェンジ後はドライブAがサンダー、ドライブBがハンマー、ドライブCがソードに変わり完全に格闘中心の攻撃的な機体になる
性格もヤンキー風になり、柄が悪くなる

すいません、訂正のため無駄にレスうちました


>>192
 パンダの中から美少女が!?
 これだからメダチェンジはやめられませんな~
 あと、この世に無駄なレスなんてない!!とか言ってみたり

 では今日もちょっとだけ続きを

――
―――

昨日放課後

リーダー「オミキーー!!ミツコちゃんは一体全体、どこにいるんじゃーー!!」ユッサユッサ

アヤカ「…だからー、いくら聞かれたって、知らないものはしらないのよー」ウンザリ

リーダー「そ、それじゃお前ら次の試合はどうするつもりなのじゃー!!」クワッ

アヤカ「う」

リーダー「ミツコちゃん無しで、この先まともに戦えるわけないのじゃー!!」

アヤカ「確かにそうなのよねー」ウーン

リーダー「だから、もっと必死になってミツコちゃんを探すのじゃ!アタイも協力は惜しまないのじゃ!」

アヤカ「!」ハッ

アヤカ「…それよ」

リーダー「?」

アヤカ「そう、あんたがうちのチームに入ってくれればいいのよ!」

リーダー「ど、どうしたらそんな話になるんじゃ」ガビーン

アヤカ「あら、今協力は惜しまないって言ったわよね?」

リーダー「いやそれは…」

アヤカ「あんたがチームに入ってくれるなら、こちらも協力は惜しまないわ」

リーダー「ほ、ほんとか?」

アヤカ「ええ、それに」

アヤカ「彼女、確か強いメダロッターが好きって言ってたし」

アヤカ「メダリンピックで勝ち進めば、そうとうポイント稼げると思うんだけどなー」

リーダー「…その話」

リーダー「乗った!!」

アヤカ「交渉成立ね」ニヤリ



アヤカ「…以上、回想終わり」

ミツオ「悪魔ですか、お前は」



――――
――――


 第五話「決戦!花園学園!」後編


――――
――――


やっべ眠い
ここまででー


お嬢様「へえ、この方たちがあなたのチームメイトですのね」

アヤカ「…ちょっとミツオ、だれよこの子」ジトー

ミツオ「え?えっと」アセアセ

お嬢様「そういえば申し遅れていましたわね」

お嬢様「ワタクシはジャクナン小代表の、スミサケマオと申します」ペコリ

アヤカ「…ふうん、ご丁寧にどうも」

アヤカ「あれ?でもジャクナン小ってこの地区の小学校じゃなくない?」

マオ「ええ、けどメダロポリスには父の会社があるので、よく遊びにきますの」

マオ「今日花園学園に来たのもそのついででしたのよ」

アヤカ「会社?それでスミサケって言ったら…もしかして、あのスミサケ財閥の!?」

マオ「ええ、そのスミサケ家ですわ」

ミツオ「有名なんですか?」

アヤカ「あったりまえじゃない!あんたって学校の勉強はできるくせに、何にも知らないのね!」

ミツオ「うう、小学生が世間知らずなのは当たり前です」

マオ「さて、そういうわけでワタクシもそろそろ観覧席に移動しますわ」

マオ「その、ミツオさん」

ミツオ「はい?」

マオ「き、今日は楽しかったですわ、ですからその…」モジモジ

ミツオ「?」

マオ「頑張ってくださいね」ポッ

アヤカ「!?」

ミツオ「はい!頑張るですよ」

マオ「それでは、ごきげんよう」

待ってたロボ!


アヤカ「なによ、金持ちだからって偉そうに」

ミツオ「そうですか?別にそんな風には…」

アヤカ「あんたはニブちんだから気づかないだけなの!」

ミツオ「そ、そうですか?」

アヤカ「そーよ」プイ

ミツオ「はあ」

ミツオ「!」ゾクッ

ミツオ(この悪寒はっ!)

リーダー「ふひひ」

ミツオ(やはりお前ですか…)

リーダー「あの子もなかなか可愛かったのじゃー」ハフウ

ミツオ(こいつ…実は誰でもいいんじゃ?)ズーン

イッショウ「お!いたいた!探したぜミツオ!アーサー!」

ミツオ「あ、お前は」

アーサー「約束は守ったぞ」

イッショウ「ああ、おかげで助かった、礼を言わせてくれ」

ミツオ「か、勘違いするなです!別にお前のためにやったことじゃないです」

イッショウ「なんだそりゃ、ツンデレか?」

ミツオ「ちがう!」

イッショウ「まあいいや、とりあえずそれだけ言いたくてな」

イッショウ「そんじゃ、お互い勝ち残ったらまた会おうぜ」

ミツオ「…」

アヤカ「へー、結構いい男だったわね」

ミツオ「ふん、いけ好かない奴です」

ミツオ(ハクツルイッショウ…か)

ミツオ(アイツには絶対勝つですよ)メラメラ

――
―――

うるち「レディーース!エーーーンド!ジェントルメン!」

うるち「お待たせいたしました!」

うるち「少々トラブルもありましたが、メダリンピックメダロポリス周辺地区ブロック予選を、これより開催いたします!」

わーわー

うるち「それでは第一試合、ギンジョウ小学校代表『エンタクノキシーズ』対…」

うるち「シノビック小学校代表『ニンジャーズ』の勝負を行います!」

ミツオ「シノビック小?」

リーダー「聞いたことないのじゃ」

アヤカ「ってゆーかどこにいるのよ、そいつら」

うるち「え?」

ミツオ「確かに、そんなチーム影も形もないです」

リーダー「やったー、不戦勝なのじゃー」

うるち「ちょ、ちょっと待ってください、そんなはずは…」

?「ふん、これだから素人は…」

ボボン!

ミツオ(な、なんか爆発したですよ!?)

じゃああの機体がでるロボか


忍者1「われらこそは現代に生きる忍びの末裔」

忍者2「古よりの技術の伝承者」

忍者3「私立シノビック小学校、最強チーム」

忍者1・2・3「ニンジャーズなり!!」

ぼっばーん!!

うるち「おお!素晴らしい!爆発と共にチームニンジャーズ入場です!」

ミツオ(ぜ、全然忍んでねえ…です)

忍者1「さて、シノビック小学校のことを貴様らが知らぬのも無理はない」

忍者2・3「…」コクコク

リーダー「おい、なんか語りだしたぞ、どうする?」ヒソヒソ

ミツオ「知らないですよ」ヒソヒソ

忍者1「なにせシノ小はその存在自体が秘密でゴザルからな」フフフ

リーダー「どんな小学校だよ」ヒソヒソ

ミツオ「だから私に聞かれても知らないですよ」ヒソヒソ

忍者1「そして戦うからには、我らに敗北の2文字は無い」

忍者1「メダロット、転送!」

>>135「にんにん」

忍者1「さあ、始めるでゴザル」

今日はここまででーゴザル

全然時間とれなくて申し訳ない
それではー

乙でゴザール

それ猿や

乙でゴザル

乙で御座る

機体名 ドリームマスター
型式 GDT型(ゴッドタイプ)
モチーフ 神
パーツ名 頭ジュクスイ 右腕ヨイネムリ 左アンミン 脚部ヤスラカー
備考・要望 頭はかつてブラックメイルだけが持っていたゴースト 右腕は破壊力抜群のナパーム 左腕は貫通効果も持つビーム 脚部は多脚
全部のパーツが威力中心で、メガファントの腕でさえ一撃で破壊する
ただし、充電にかかる時間と放熱にかかる時間が多いという弱点を持つ
ロボロボ団により、ビーストマスターを超えるというコンセプトで設計されたものの、安定感に欠けるなどといった理由で開発されなかった幻のメダロット
名前の由来も、世界征服という夢を叶えることが出来る究極のメダロットというところからきている

男型です

>>210
 ビーストマスターの系譜はやっぱボスって感じがしますね
 それにしても懐かしいっす、ゴースト


 それでは続きをば

――
―――

忍者2・3「メダロット、転送」

ギュインギュイン

ミツオ(ニンニンジャ、ゲットレディ、ハンゾー…どれも忍者型のメダロットですか)

アーサー「渋いな」

リーダー「古臭い機体ばっかりなのじゃー」

忍者1「ふん、すぐにそんな口はきけなくなるでござろうよ」

アヤカ「よーし、頑張るわよ!セーザー!」

セーザー「はーい」

うるち「両チームとも準備ができたようですね、それでは…」

うるち「ロボトルウウウウ!!ファイトオオ!!」


ミツオ「アーサー、とりあえず隠ぺいで様子見するです」

アーサー「またか…」シャシャシャ

忍者1「ハンゾー、まずは挨拶代りでゴザル」

ハンゾー「ショウチシタ」

ハンゾー「コヨイノムラマサハ、チニウエテオル」

ザン

アーサー「ぐ」 ヒダリウデ ダメージ

ミツオ(普通に当ててきた、メダルがよく育ててあるようですね)

アーサー「ミツオ、こいつらできるぞ!」

ミツオ「ええ、ゲットレディのナパームはどうせかわせませんし、もうこれ以上隠ぺいはしないでこっちも…」

リーダー「オーミキィ!!索敵じゃーー!!」

アヤカ「はぁ!?ちょっと!私に命令しないでくれる!?」

リーダー「いいからさっさとするのじゃーーー!!」ウガー

アヤカ「もう…わかったわよ!セーザー、ポニマゲ!」

セーザー「はい、アヤカちゃん」キュインキュイン

リーダー「よーしよし、いい子なのじゃー」

セーザー「えへへ」

アヤカ「で?どうするつもりなのよ」

リーダー「まあ見てるのじゃ」

リーダー「ベアちゃん!!サタンアーーーーム!!」

ルシフラー「えい!」


ゲットレディ「きゃっ」

グワッシャー!!

うるち「右腕パーツ破壊、貫通!左腕パーツ破壊、貫通!頭部パーツ破壊!」

ボン!

ゲットレディ「」

うるち「機能停止!」

忍者3「ああ!ゲットレディ!」

忍者2「な、なんて威力でゴザル!」

アヤカ「へー、やるじゃない」

ルシフラー「うう、痛いよう」ボン

うるち「攻撃の反動で左腕パーツ破壊!」

ミツオ(ルシフラーのがむしゃらサクリファイス、自分のパーツと引き換えの破壊力…)

リーダー「踏ん張るのじゃ!ベアちゃん!」

ルシフラー「うん」

忍者2「く!ニンニンジャ!かたき討ちでゴザル!」

ニンニン「破!」ブン

ズバ!

ルシフラー「うわああ」

うるち「クリティカル!脚部パーツ破壊!」

リーダー「ああ!ベアちゃん!!」

ミツオ(あの一発は魅力的ですが、やはり代償は大きいですね)

つえー


リーダー「よくもやってくれたのじゃー!この旧式がー!」

リーダー「ベアちゃん!!サタンハンドなのじゃー!!」

ルシフラー「えーい!」

ドギャギャ!!

ニンニン「!?」

うるち「脚部に破壊効果!貫通!右腕に破壊効果!貫通!頭部に破壊効果!」

ボン!

ニンニン「」

うるち「機能停止!」

アヤカ「な!?」

ミツオ(右腕のデストロイまでこの威力!?)

リーダー「ざまーないのじゃー!!ははは」

アヤカ「…この子が本気だったら私たち校内予選で負けてたわね」

ミツオ「それは言わない約束です」


忍者1「ハンゾー、アサシンヘッドでゴザル」

ハンゾー「ムン!」

ルシフラー「え?」

ドギャギャ!

うるち「クリティカル!頭部に破壊効果!」

ボン!

ルシフラー「きゅー」

うるち「機能停止!」

リーダー「あ、ああ!アタイのベアちゃんが…」

忍者1「油断大敵でゴザル」

リーダー「こ、この野郎」

アヤカ「セーザー、プリティソード!」

セーザー「はーい」

スカッ

セーザー「あれ?」

ハンゾー「…オソイ」

忍者1「ハンゾー!シノビネットでゴザル」

ガシッ

セーザー「あーれー」

アヤカ「セーザーが、引き寄せられてる!」

忍者1「弐体目頂きでゴザル、ハンゾー!」

ハンゾー「ム!」

ミツオ「させるかです!アーサー!」

アーサー「おお!!」


ガキン!!

アーサー「いい!いいぞ!サムライ!俺をもっと楽しませろ」グググ

ハンゾー「ワレハ、シノビダ!!」グググ

セーザー「はー、すごい鍔迫り合いですねー」

アーサー「…!」グググ

ハンゾー「…!」グググ


ミツオ(この勝負…)ゴクリ

忍者1(先に動いた方が)

ミツオ・忍者1((負ける…!))


アヤカ「…」ジー

アヤカ「セーザー」クイッ

セーザー「はーい」

ズババ

ボン!

ハンゾー「」

うるち「機能停止!」

うるち「勝者!エンタクノキシーズ!」

忍者1「…」ガーン

忍者1「う、後ろから斬りつけるなんて卑怯でゴザルーーー!!」

リーダー「お前が言うな!!」

ロマンがわからぬやつめー

いや俺でも[ピーーー]けど

では今日はここまででー

乙!

乙!


忍者1「まさか我々が一回戦で敗れることになろうとは…」ガックリ

アヤカ「ま、相手が悪かったわね」フフン

ミツオ(…結構ギリギリでしたけど)

忍者1「うう、これではメダリンピックで優勝してシノビック小の知名度を上げる作戦が台無しでゴザル」

ミツオ「そんな目的で出場していたのですか」

アヤカ「さっき存在自体が秘密、とかなんとか言ってなかった?」

忍者2「この少子化の時代にそんな事言っていられるか!!でゴザル!!」

忍者3「そうよ!!シノ小は今、生徒不足で廃校寸前なのよ!!」グイグイ

アヤカ「わ、わかったからそんな近づいて来ないで」

ミツオ「うーん、必死ですねー」

忍者1「くっ、かくなる上は…」

忍者1「お主、たしかミツオ殿と言ったか」

ミツオ「?」

忍者1「恥を承知で頼みたいことがあるでござる」

ミツオ「なんですか?」

忍者1「実は…」ゴニョゴニョ

ミツオ「えー、嫌ですよ」

忍者1「そこをなんとか」ヒシッ

ミツオ「だって、ただでさえアレなのに」

忍者1「武士の情けで!」

リーダー「なーにごちゃごちゃやってるのじゃ、ミツオ」

子分1「そうじゃそうじゃ」

子分2「僕ちんたちにも聞かせるのじゃー」


ミツオ「ん?いつの間に子分を引き連れて…」

リーダー「はっはっは、驚いたか?なのじゃー」

子分1「結果が気になって授業を抜けてきたのじゃ」

子分2「僕ちんたちの忠誠心をなめんな!なのじゃ」

ミツオ(確かにキャラ作りのために普段から語尾を統一してるのは恐れ入るです)

アヤカ「いっけないんだー、あとで先生に言ってやろー」

リーダー「うるさいのじゃー、それでミツオ、そいつらとなんの話をしてたのじゃー?」

ミツオ「それが…」ゴニョゴニョ

リーダー「ほう」

リーダー「…面白いのじゃ」ニヤリ

ミツオ「ええ!?」

リーダー「可哀想だし、それくらいの頼み、聞いてやるのじゃ」

忍者1「かたじけないでゴザル!!」

ミツオ「ちょ、ちょっと、本気ですか!?」

リーダー「ああ、大マジなのじゃ」

リーダー「じゃ、ちょっくら大会運営に頼んでくるのじゃ」

リーダー「行くのじゃ!お前たち!」

子分1・2「はいなのじゃー」

ミツオ「行っちゃったです」ハア

忍者1「ミツオ殿」

ミツオ「あーはいはい、なんですか?」

忍者1「お礼と言ってはなんでゴザルが、これを…」スッ

ミツオ「?」

ミツオ「えっと…シノビックパークの、ペアチケット?」

忍者1「ナウなヤングにバカ受けのテーマパークでゴザル」

忍者2「好いた女子をデートに誘えば、二人の仲は進展間違いなしでゴザル」

忍者3「よっ!色男!」

ミツオ(なんか、バカにされている気がするです)

シノビックパークなついなww


忍者1「それでは拙者たちはこれにて失礼するでゴザル」

ハンゾー「ニンニン」

ドロン!

ミツオ(き、消えた!)ガーン

アーサー「シノビか、また手合せしたいものだ」ムムム

アヤカ「それにしても…」チラ

アヤカ「ペアチケットなんて、得したわね」

ミツオ「そうですね」

アヤカ「…」

アヤカ「私、今週末なら暇なんだけどー」チラ

ミツオ「へー、そうなんですか」

アヤカ「…」

ミツオ「…」

アヤカ「」プルプル

ガスッ

ミツオ「痛っ、いきなり何するんですか!?」

アヤカ「うるさい!ばーか!」

ミツオ「り、理不尽です!」

ぎゃーぎゃー

アーサー「…よくわからんな、人間は」

セーザー「ですねー」


――
―――

最近更新多めで嬉しい


うるち「ロボトルが始ます!二回戦に進出したチームは指定の位置についてください」

アヤカ「次の試合が始まるわね」

リーダー「よーし!頑張るのじゃ!ベアちゃん!」

ルシフラー「うん!」

ミツオ「…ちょっと待つです!」ガシ

リーダー「んー?なんじゃー?」

ミツオ「すっかり忘れてましたが、さっきのシノビック小の件はどうなったんですか?」

リーダー「余裕でオッケーだったのじゃ」ドヤ

リーダー「なんせメンバーの変更が許されるくらいだし、あれくらいどうってことないのじゃー」

ミツオ「…なんて適当な」

アヤカ「何の話?」

ミツオ「ああ、それはですね、シノビック小の宣伝の為に私たちのチーム名を変更してほしいと頼まれて…」

うるち「それでは二回戦!マーマン男子学院代表シードラゴンズ対ギンジョウ小学校代表」

うるち「?えっと…」マジマジ


うるち「エンタクノニンジャークラッシャーズ」


ミツオ「って名前ながー!?」ガビーン


アーサー「ミツオ…これは、どういうことだ?」ゴゴゴゴ

ミツオ「私に聞かれてもこまるですよ!」

アヤカ「ちょっと、何ちゃっかり自分たちのチーム名入れてんのよ」

リーダー「貢献度で考えればこのくらいは当然なのじゃ」フフン

アーサー「ふざけるな!これでは何がなんだかわからんではないか!」

リーダー「へ、お情けで一部を残してやっただけ感謝するのじゃー」

アーサー「貴っ様ーー!!このエクスカリバ―の錆にしてくれる!!」ゴゴゴゴゴゴ

ミツオ「ちょっ!メダフォース漏れてるですよ!?おまえどんだけキレてるですか!」ガシッ

アーサー「はなせミツオー」ジタバタ

うるち「あのー、そろそろ始めてもよろしいでしょうか?」

リーダー「もちろんじゃ!バッチこいなのじゃー」

アーサー「あいつだけはー」ジタバタ

うるち「…はあ、それでは合意ということでよろしいですね」

うるち「えへん」

うるち「ッロボトルゥーーーー!ファイトーーー!!」

これは買ったチームの名前が足されてってどんどん長くなるフラグっ!!


ミツオ「ああ!!始まっちゃったですよ」

アーサー「チッ!仕方ない、まずは目の前の相手だ!」

マーマン男子1「この野郎!ふざけたチーム名しやがって、それ行け>>132

レッドカープ「今年こそ!」ドドド

スカッ

アーサー「そんな攻撃当たるか!」

ミツオ「いいですよ!そのまま切り込むです!」

アーサー「うおお!!」

レッドカープ「…」ヒョイ

アーサー「っく、避けられたか!」

ミツオ(流石に潜水型、機動が高いですね)

リーダー「おいっ!オミキ!」

アヤカ「わかってるわよ!セーザー!」

セーザー「はーい」キュインキュイン

リーダー「よーしよし、索敵ご苦労なのじゃー!」

リーダー「ベアちゃん!」

ルシフラー「えーい」


マーマン男子2「 >>134 アンバッサダー!」

カピタン「カイコクカイコクゥゥー!!」キュルルル

スカッ

ルシフラー「はずれちゃった」エヘヘ

ミツオ「索敵クリア!?」※1

アーサー「なんと厄介な!」

マーマン男子3「オールドカープ、防御不能だ!」

オールド「ふん!」バシィ

セーザー「きゃ」

マーマン男子2「そこだ!コンフリクト!!」ドッキュン

ボッバーン!

うるち「セーザーメイツ、左腕パーツ破壊!貫通!脚部にダメージ!」

セーザー「あーうー」

ミツオ(防御不能にしてからのナパーム!?隠ぺいも意味が無いし…これはまずいですよ)

はっ!気が付けばこんな時間
お休みでござるー

乙ー

乙!

乙です

①シックレーゾン
②sml型女
③サルモネラ菌
④頭:バクテリア
右:カンセン
左:ムシバミ
脚:ハライタ
⑤頭:メルト
右:マイナス症状
左:ウイルス
脚:車輪

強力なマイナスをつけてくる正に病原菌。
脚部が車椅子、目の下に隈、病弱、虚弱なメダロットがいたら正にこんな感じ、な印象を受けるビジュアル。
しかし実際の中身は高笑いしながら高速走行、壁も走る程アクティブ。

クレイジーお姉さんな性格

チェンジ後
実際にサルモネラ菌を顕微鏡で見た時のような姿に

ドライブA:ウイルス
ドライブB:ホールド
ドライブC:ホームシック 脚:潜水

あと名前。そのまま酒の名前、もじったり、無理矢理日本語にしてみたり。
四谷薔薇(よつがやばら)、久保田万寿、浦霞禅・シーバス・リーガル、ジョニー・ウォーカー、鞍馬貞(あんばさだ)、佐藤丸碁(さとうまるご)

訂正。右:ウイルス、左:マイナス症状

>>238
 症状って玄人っぽくていいですよねー
 あと、サルモネラ菌で画像検索したら
 なんかうにょうにょしたのが出てきて怖かったんだぜ

 キャラが増えてきたから名前の候補は超ありがたいっす
 それとできたら久保田万寿と浦霞禅の読み仮名プリーズ

 そんなこんなで始まるよー

――
―――

※1 索敵によって上がった成功値を減少させる行動。


リーダー「まずは攻撃が当たらないと話にならないのじゃ!オミキ!」

アヤカ「わかってるわよ!もう!」

アヤカ「セーザー!もう一度索敵よ!」

マーマン男子2「なんの!索敵クリア!」

アヤカ「もう一回!」

マーマン男子2「まだまだ!」

アヤカ「索敵!」

マーマン男子2「クリア!」

アヤカ「索敵!」

マーマン男子2「クリアー!」


セーザー「えいえーい」キュインキュインキュインキュインキュインキュインキュインキュイン

カピタン「カイコクー!」キュルルル キュルルル キュルルル キュルルル キュルルル


ミツオ(な、なんて微妙な戦い)ガビーン


アヤカ「さーくてきー!!」

マーマン男子2「クーリアー!!」

カピタン「マ、マスター!」

マーマン男子2「?どうしたペルリ」

カピタン「と、頭部の回数がもう」

マーマン男子2「なんだとゥ!?」

アヤカ「チャンスよ!セーザー!!」

セーザー「はーい」キュインキュイン

リーダー「いよっしゃー!!ベアちゃん!」

ルシフラー「えーい!」

グワッシャー

オールド「」ボカン

うるち「脚部破壊!貫通!右腕破壊!貫通!左腕破壊!貫通!頭部破壊!」

うるち「オールドカープ!機能停止!」

マーマン男子1「4パーツ抜きだと!?」

マーマン男子2「なんだそのインチキ!!」

マーマン男子3「俺のオールドカープがああ!!」

ルシフラー「いたひ」ボン

うるち「ルシフラー!反動で左腕破壊!」

リーダー「ナイスじゃ!ベアちゃん」

久保田万寿(くぼたまんじゅ)
浦霞禅(うらがすみぜん)


マーマン男子2「こーなったら!ペルリ!ストラテジーだ!」

カピタン「カーイーコークー!」ボッ

ミツオ(あれは!まずいです!)

ぐにゃん

アーサー「!」

アーサー「?俺は…何を…?」

アヤカ「まさか、混乱!?」※2

マーマン男子2「そのまさかだ!味方同士で潰しあえ!」

アーサー「おおお!!チーム名の恨みいい!!」

ズバッ

ルシフラー「あう!」

うるち「ルシフラー!脚部破壊!貫通!右腕にダメージ!」

ミツオ「おのれ!混乱とは卑怯な真似を!です」

リーダー「ちょっと待て!今の一撃どう見ても意識ばっちりあったじゃろ!!」

アーサー「新入りのくせに!!」

ズババ

ルシフラー「うわーん」

うるち「頭部にダメージ!」

リーダー「って、コラーー!!」

マーマン男子2「ははは、ざまーねー!」

リーダー「調子に、乗るななのじゃーー!!」

ルシフラー「わーー!!」

ドギャギャ!

カピタン「!?」

うるち「カピタン・ペルリ!右腕に破壊効果!貫通!頭部に破壊効果!」

ボン!

カピタン「」

うるち「機能停止!」

マーマン男子2「ペルリーーー!!」


>>242 ありがたく頂戴いたしまする

――
―――

※2 相手の行動内容・行動対象を選べなくする症状。

アヤカ「なんだかんだであと一機ね」

リーダー「確か弱そうな鯉型だったな」

マーマン男子1「なめるなよ!レッドカープ!メダッチェーーンジ!」


ダダンダダーン!!


アーサー「メダ…チェンジ?」

ミツオ(しまった、パワー変形だから目立たないように今までフォースを貯めていたですか!)※3

マーマン男子1「いけ!レッドカープ!!怒りのサンダー!!」

レッドP変形「ヲオオ!!」

ザッシャー!!

セーザー「きゃあ!!」

アヤカ「セーザー!」

うるち「セーザーメイツ脚部破壊!貫通!頭部破壊!」

ボン!

セーザー「」

うるち「機能停止!」

アヤカ「そんなー!」


※3 メダチェンジにはフォースを消費するパワー変形と、
   フォースを必要としないシフト変形の2種類があり、
   一般的に前者の方が強力な能力を持つ場合が多い。


ミツオ(なかなかの威力、これはいけそうですね)

ミツオ「アーサー、あれ、いきますよ」

アーサー「おお」

マーマン男子1「どうせもうチェンジしていられる時間も残り少ないんだ!ペルリ!リーダー機を狙え!」

レッドP変形「ヴォオ!!」

ミツオ「アヴァロン!」

アーサー「ハァ!!」

ピキーーン

マーマン男子1「は、反撃かよ!」

レッドP変形「」ビリビリ

うるち「レッドカープにダメージ、マイナス症状!停止!」※4

ミツオ「アーサー!とどめです!」

アーサー「うおおお!!」

ザン!!

うるち「クリティカル!レッドカープ、頭部破壊!」

ボン!

レッドP変形「」

うるち「機能停止!」


カンカンカン!


うるち「勝者!エンタクノニンジャークラッシャーズ!」

機体名 ラ・フレシア
型式 BFT(ビッグフラワータイプ) 女型
モチーフ 世界一臭い花であるラフレシア
パーツ名
頭イイニオイ
右フトイツル
左ナガイツル
脚ネッコー
備考
頭パーツは強烈な臭いによる混乱
右はツルを振ってのハンマー(がむしゃら)
左はツルを振ってのソード(なぐる)
脚は多脚
メダチェンジをすると、花から女性の上半身が現れる
それに伴いドライブAはフォースプラントに、ドライブBはふっかつドライブCはきゅうそくチャージとなる(多脚のまま)
メダルはプラントで

そういえば、バトルって何のバージョン基準ですか?
いや、3ならばフィールド効果あるしナビは最大5対5だし。


>>247
 メダロットが混乱するほどの臭い…ゴクリ
 それにしてもチェンジ前と後で戦術が変わるメダって面白いですよね

>>248
 バトルはどのバージョンが基準ってことはないです
 ルールとか性能とか大まかな所は大体4寄りかな、とも思いますが
 ゴーストとかバキュームとか、固有の行動を広い範囲で拾っていきたいので
 バージョンをコレって一つに決めないでいくつもりでした
 ゲームの性能のメダロット達がアニメみたいに戦ってる、そんなイメージで読んでもらえたら嬉しいです
 ちなみに上記のように大変いい加減な設定なのでやろうと思えば5体5も9対9も100対100のロボトルも
 このスレでは可能ということになります(多分やらないけど)
 あと地形効果についてですが、例えば山地なら岩肌に身を隠せる、森林なら木によじ登って頭上から攻撃できる、とか
 なんとなく普通に納得できるような、単なる地形の違いという形で表現していこうかと今の所考えています
 もちろんパーツによって誘発された地形効果はもっと派手な効果になると思います
 なんとなく明言してなかった部分でしたが
 本来初めに注意書きしておくべきだったかな、と反省しております

 それでは今日もちょっとだけ


――
―――

※4 サンダー、フリーズを受け、停止状態になったメダロットはしばらくの間、移動ができず、回避、防御もできなくなる


アーサー「成功したのは初めてだな、反撃」

ミツオ(いつも先に隠ぺいして、そもそも被弾しないようにしてきましたしね)

マーマン男子1「ちっ、負けちまった、流石にここまで勝ち残ってきただけのことはあるか」

アーサー「ふん、お前たちもなかなかだったぞ」

マーマン男子1「メダロットのくせに生意気言いやがる」

ミツオ「まったくです」

アーサー「なんだと?」ジロ

マーマン男子1「まっ、無駄だろうけど精々頑張れよ」

ミツオ「どういう意味です?」

マーマン男子1「だってよ、次の相手は…」


うるち「勝者!花園学園代表、コル・スコルピイズ!!」

イッショウ「~~!」ピース


アーサー「あいつ!」

ミツオ「奴も勝ち上がっていたですか」

つまり機体はアレか…


マーマン男子1「アイツら小学生じゃ敵無しって話だ」

アヤカ「へえ、あのルックスでロボトルも強いんだ~」

リーダー「男に興味はないのじゃ~」

ミツオ「…」

マーマン男子2「しっかし、まさか優勝する気はなかったけどよ~こんなとこで敗退なんてな~」ハア

マーマン男子3「せめてあと一勝できてさえいれば…」

マーマン男子1「よせよ、俺たちは負けたんだ」

マーマン男子1「お前ミツオとか言ったな」

ミツオ「なんですか?」

マーマン男子1「ほれ」パーツテンソウ

ギュインギュイン

ミツオ「これは…?」

マーマン男子1「レッドカープの頭部だ、多少の対策にはなんだろ」

ミツオ「あ、ありがとうです」

マーマン男子1「まっ、どうせ無駄だろうけどな」

ミツオ「な!」


スタスタ


アーサー「…一言多い奴だったな」

アヤカ「いいじゃない、なんにせよ得したわ」

ミツオ「うう、納得いかんです」


忍者1「決勝進出おめでとうでゴザル」ボソ

ミツオ「うわっ!後ろから突然話しかけるな!です」

忍者1「これは失礼した、なんせ拙者忍び故」

ミツオ(さっきは爆発しながら現れたくせに)

ミツオ「…で、なんの用です?」

リーダー「チーム名ならもう変えたぜ?」

忍者1「その件ではどうも有難うでゴザル、拙者たち感謝してもしきれない恩をあなた方に感じているのでゴザル」フカブカ

ミツオ「はあ」

忍者1「そこで拙者、ミツオ殿の役に立ちたいと思って、こんな物を用意したでゴザル」

アヤカ「なになに?」ワクワク

ミツオ「またですか」

ミツオ(なんか今日はよく物を渡されるです)

スッ

ミツオ「…これは、巻物ですか?」

アヤカ「へえ、よくできてるじゃない」

忍者1「中を見てほしいでゴザル」

ミツオ「何々…花園学園代表、コル・スコルピイズは火力担当リーダー機の>>52を、防御担当の>>43と妨害担当の>>45が援護するバランスの良いチーム…ってこれ」

忍者1「ミツオ殿がこのまま勝ち進めば、我らシノ小の知名度もさらに上がることでゴザろう」ウンウン

忍者1「奴らの強さは本物でゴザル、それを参考にして作戦を練るでゴザルよ」

ドロン!

ミツオ「!」

ミツオ「ま、また消えたです…」

ここまででーす

やっと追いついた乙!

機体名 ベルセルク

形式 SLD(ソルジャー)男型

モチーフ 北欧神話の戦士

パーツ名 
頭 スクイーズ
右 ハンドキャノン
左 ギガントバルカン
脚 トランプル

備考
頭は発動中、一定確率で相手のターンの前に自分のターンを割り込ませる能力を持つ
右はミサイル
左は装甲が高いガトリング
脚は二脚型
バーサークモード(分類としてはメダチェンジ)があり、機体の色が赤く変色する。ドライブAはソード、Bはハンマー、Cはサクリファイスの近接型になり、機動力が格段に上昇する奥の手だが、攻撃するたびに自分にもダメージを負い、使用後機体はもちろんメダルにすら強烈な負担がかかる。
性格は基本戦闘狂だが、義理堅い兄貴分な一面もある。

要望
元々のメダロッターは病弱な少女で、薬を買ってあげるために賞金目当てで、自爆覚悟で大会に参加するとかいった経緯があったら嬉しいな。

機体名 ディアン
型式 DRT 男型
モチーフ 医療の神ディアン・ケヒト
パーツ名 頭オペレーション
右腕キセキノウデ
左腕ヒーリング
脚部ハクイズボン
備考 頭は貫通効果を持つ強力な回復
右腕は壊れたパーツすべてを耐久10ほどで復活させるふっかつ
左腕は頭ほどではないものの、強い回復
脚部は二脚
メダフォースは全体復活と生命ドレインでお願いします

>>255
 おお!でっかい剣ブンブン振り回してそう
 メダチェンジで色が変わるって斬新すね
 設定云々はちょっと変わるかもだけど大目に見て欲しいっす 

>>256
 男性型で強力な回復は貴重ですな
 いっぺんに復活も強力だけど使いどころが難しそうかも
 あとなんか、発動したらライフが1000くらいは回復しそうなモチーフっすね


 では今日もちょっとだけ…

――
―――

ミツオ「それにしても、この情報が事実だとすると…」

リーダー「余裕だな」

アヤカ「そうね」

ミツオ「って何でやねん!!です」クワッ

アヤカ「な、なによ~、だってそうじゃない」

リーダー「そうじゃそうじゃ、この中じゃ、せいぜい注意すんのはイッショウって奴くらいなのじゃー」

ミツオ「お、お、お前らの目は節穴ですか!?」

ミツオ「攻撃、防御、妨害、しっかり役割分担ができてるこのチーム相手に、このまま私たちがぶつかったって万に一つも勝ち目なんかないですよ!」

アヤカ「えー、そんなことないと思うけどー?」

リーダー「ベアちゃんの火力なら相手がどんな奴だろうと問題ないのじゃ」エヘン

ミツオ(なんという無駄な自信)クラッ

ミツオ「ちょ、ちょっとでいいから、対策を考えるですよ!」

アヤカ「えー」

リーダー「めんどいのじゃー」

ミツオ「あんたら勝ちたくないんですかーー!?」

アヤカ「そういうわけじゃないけど」

ミツオ「なら黙って聞くです!いいですか?まず…」ゴニョゴニョ
 
――
―――


アーサー「…おい、ミツオ」

ミツオ「なんですか?」

アーサー「なんだ、これは」プルプル

――
アーサー     :クワガタメダル

頭イレグイー   :火薬無効
右インビジブルエア:ソード
左ユーシャシールド:未満防御
脚ファーラオー  :多脚

――

ミツオ「なにって、相手に合わせてパーツを組み替えただけですけど」

アーサー「そ、そうはいってもだな」プルプル

アヤカ「あはは、似合ってるじゃない」

リーダー「うぷぷ、その防御パーツでしっかりベアちゃんを守るのじゃぞ」ニヤニヤ

アーサー「笑うなー!!」

ミツオ「普通メダロットなんてバラして組み上げるものなんだから、そんなに気にするなですよ」

アーサー「しかしだな…」

ミツオ「急ごしらえの私たちのチームが勝つには、現時点で突出した面で押し切るしかないんですよ」

アーサー「で、その突出した面とやらが何故コイツなのだ」ビシ

ルシフラー「えへへ」

ミツオ「悔しいでしょうが、ルシフラーはお前と比べてもずば抜けた火力を持っているです」

ミツオ「ルシフラー無しに奴らに勝つことはありえん!です」

アーサー「それで俺が防御役か、つまらん」

ミツオ「そう言うなですよ、ほら、そろそろ始まるです…」


あー5話が終わらないー
今日はここまででーお休みっすー

乙っす

乙!


うるち「さあ!メダリンピックメダロポリス周辺地区ブロック予選もいよいよ大詰め!本日の最終試合を行います!」

 ワーワー!!

うるち「まずはここまで圧倒的な強さで勝ち上がってきた花園学園代表、コル・スコルピイズ!!」

 ハクツルく~ん!!キャー!素敵~!!

イッショウ「なんつーか、照れるな」

花園代表男子「き、緊張してきたでゴワス」

花園代表女子「…」

うるち「対するはメンバー交代、チーム名変更、大会ルールの隙間をついて、やりたい放題の問題チーム!!ギンジョウ小学校代表…」


うるち「エンタクノキシーズwithニンジャークラッシャーズ!!」
 

ミツオ「また名前が変わってるです」

アーサー「あれがギリギリの妥協案だったのだ」

アヤカ「っていうかひどい言われようじゃない?」

リーダー「まったくなのじゃー」

ミツオ「…流石、二人とも面の皮の厚さは大したものです」

うるち「勝負の前に、両チームとも何か言いたいことはありますか?」

ミツオ「…えっと、特にないです」

うるち「スコルピイズさんの方は?」

イッショウ「じゃ、俺から一言いいかな?」

うるち「はい、どうぞ」マイク

待っていたよぅ!


イッショウ「あ、あー、よし」ボッボッ

イッショウ「なんつーか、試合の前に俺は一言、ギンジョウ小代表のサラミツオ選手に礼を言いたい」

ミツオ「!」

イッショウ「何故ならみんなも知ってのとおり、ロボロボ連中に乗っ取られたこの学園を救ってくれたのは、そこのミツオ選手だからだ」

イッショウ「さっき個人的には済ませたんだが、今度はこの場を借りて、花園学園の代表として言わせてほしい」

イッショウ「みんなを助けてくれて、ありがとう」

 いいぞー!イッショウ!ありがとー!ギンジョウ小代表!!

イッショウ「…ただそれと試合とは別だ、全力でいくからな、覚悟しろよ?」

 わはは!ピューピュー!当たり前だー!やっちまえー!

イッショウ「と、俺からは以上です」

ミツオ(なんていうか、食えない奴ですね)

うるち「はい、ありがとうございました、それでは両者とも位置についてください」

花園代表女子「…目立ちたがり」ボソ

イッショウ「はは、そう言うなよ」

花園代表男子「うむ、これから戦う相手への素直な感謝の言葉、実に男らしかったでゴワスよ」

うるち「では、両チームとも準備はよろしいですね?」

ミツオ「大丈夫です」

イッショウ「ああ、ばっちりだ」

うるち「それでは皆様お待たせしました、これが本日の最終試合です!」


うるち「ッロボトルーーーー!!ファイトーーーー!!」


イッショウ「アンタレス、まずはスナイプテイルだ」

アンタレス「ハイ、マスター」ギチギチ

ミツオ「アーサー!」

アーサー「おお!」

バシュウ!!

イッショウ「受け止められた!未満防御か」

ミツオ(よし、ユーシャシールドならしばらくは時間が稼げそうですね、あとは…)チラ

リーダー「ベアちゃん!ぶちかますのじゃあああ!!」

ミツオ(ルシフラーの攻撃が決まれば…)

花園代表女子「…フリルアーム」

アイアンメイデン「はい」ポイ

つるん!

ルシフラー「あいたっ!」ゴツン

ルシフラー「???僕、何してたんだっけ?」

リーダー「べ、ベアちゃーん!!」

ミツオ(やっぱり転倒!こっちのダメージソースが完全に見破られてるです!)※5

アヤカ「なーにやってんのよ!セーザー!索敵」」

セーザー「はーい」キュインキュイン

花園代表男子「ゴレム!メダチェンジでゴワス!!」

ダダンダダーン!

ウォールゴレムS変形「ふん!」

ミツオ(く、変形後のウォールゴレムは防御型、これで付け入る隙が一つ減ったです)


※5 転倒…対象メダロットを転ばせて命令を忘れさせる妨害行動

――
―――

イッショウ「その盾があるんじゃちまちまやってても無駄だな、アンタレス」

イッショウ「メダチェンジだ」

アンタレス「ハイ、マスター!」

ダダンダダーン!!

アンタレスS変形「…」

アンタレスS変形「ひっさしぶりだなァ!イッショウ!変形なんてよォ!」

イッショウ「それだけの相手だってことだ、かますぞ、アンタレス!」

アンタレスS変形「ヒャハハハハ!!そりゃいいぜ!!」

アヤカ「な、なんか急に感じ変わったわね」

ミツオ「二重人格ってやつかもです」

リーダー「のんきなこと言ってる場合じゃないのじゃー!!ベアちゃん、サタン…」

花園代表女子「メイデン」

メイデン「はい」

ボカッ

ルシフラー「あう」

ミツオ「あ、あの攻撃は…!」

ルシフラー「…」ジワッ

ルシフラー「ひっぐ、えっぐ…」

ルシフラー「マスター!なでなでしてー!」ウワーン

リーダー「戻って来ちゃだめじゃー!ベアちゃーん!」

ミツオ(や、やっぱりホームシックだーーー!!)ガーン ※6


※6 症状ホームシックを与える格闘攻撃
   症状を受けた機体はさみしくなって時々マスターの元へ帰ってしまう

――
―――

アヤカ「もう、頼りになんないんだから!セーザー、キュアセイバー!」

セーザー「はーい」

ズババッ

メイデン「っく」

うるち「アイアンメイデン!左腕パーツ破壊!貫通!右腕パーツ破壊!」

ミツオ「チャンスです!アーサー!」

アーサー「おお!」

花園代表男子「ゴレム!防御でゴワス!」

ガキイイン

ゴレム「ふん!」

アーサー「む!」

うるち「ウォールゴレムにダメージ!」

ミツオ(流石に硬い、これじゃ普通に攻撃しててもらちがあかないです)

イッショウ「アンタレス!クロス攻撃セットだ!」※7

アンタレス「いいーぜえええ!!砲門設置ーーー!!」ガションガション

ミツオ(もたもたしてたらアレがくる、けど…)

ミツオ「っ!ルシフラーもチェンジを!!」

リーダー「わかってんだよ!ベアちゃん!」

ルシフラー「うん!」

ダダンダダーン

ルシフラーS変形「がんばるよー」


※7 クロス攻撃…強力だが、発射するまでに準備する時間が必要な攻撃
         セットで設置し、ファイアで放つ

――
―――

イッショウ「そういやルシフラーって変形すんだったな、すげー!初めて見た」

リーダー「余裕かましてんじゃねえ!ベアちゃん!ドライブCじゃー!」

ルシフラーS変形「やー!」

メチョ!!

ゴレム「!!」ジュー

うるち「ウォールゴレムにダメージ!マイナス症状!継続!」

花園代表男子「なるほど、メルトの継続ダメージでゴレムの装甲を削るつもりでゴワスか!」※8

リーダー「今頃気づいたっておせーよ!ベアちゃん!もう一発じゃー」

花園代表男子「しかし、そんな悠長なことではとても…」

リーダー「あ?」

イッショウ「俺らには勝てねーよ」

アンタレス「キタキタキタキタキッタアアアアア!!」

ルシフラー「!?」

アンタレス「アンタレス!!イッキマーーース!!」

ドドドドドドド!!

ルシフラー「!」

ボン!!

うるち「ルシフラー!機能停止!」

リーダー「べ、ベアちゃん!?」

アンタレス「ヒャハハハハハ!!装甲ウッスイナー!!」

ミツオ(まさか、これほどの威力だなんて…)

メダ7だとCFクソ技になってたがな


※8 メルト…継続のマイナス症状を与える格闘攻撃
       継続症状になった機体はしばらくの間ダメージを受け続ける

――
―――

アヤカ「セーザー!キュアセイバー!」

セーザー「えい!」ズババ

ゴレム「むん」

ガキイン

うるち「ウォールゴレムにダメージ!」

アヤカ「もう!硬すぎ!」

花園代表男子「ゴレム、ドライブAでゴワス!」

ゴレム「ふん!」

キュワキュワ

メイデン「…」パアア

うるち「アイアンメイデン!左腕パーツ復活!」

アヤカ「げ、復活!?」

ミツオ「くそ!アーサー、インビジブルエアです!」

アーサー「おお!」

花園代表女子「…カフスアーム」

メイデン「はい」ポイ

ボヨン

アーサー「ちっ!」

ミツオ(攻撃が防がれた、単発クリアか!)※9

イッショウ「アンタレス、ドライブA!」

アンタレス「ヒャア!」

ギチギチギチ

セーザー「!」

うるち「クリティカル!頭部パーツ破壊!」

ボン!

セーザー「」

うるち「セーザーメイツ!機能停止!」

アヤカ「え?ウソ!?」


※9 相手の攻撃を一回だけ防ぐトラップ

――
―――

イッショウ「なんつうか、勝負ありって感じだな」

ミツオ「!まだです!アーサー!」

アーサー「うおお!!」

ズババ!!

うるち「アンタレスにダメージ!」

アンタレス「っつ!イイゼエ!獲物は活きがヨクネートなァ!」

花園代表男子「最後まで諦めんとは漢でゴワスな…ゴレム!」

ゴレム「ふん!」キュワワ

メイデン「…」パアア

うるち「アイアンメイデン!右腕パーツ復活!」

花園代表女子「メイデン」

メイデン「はい」ポイ

ボヨン

リーダー「残り一機だってのに、パーツ全部復活させて、単発クリアまで…」

アヤカ「ミツオ…」

イッショウ「アンタレス、クロス攻撃セットだ」

アンタレス「ヒャハ、次でとどめダナ!」


ミツオ(く、もう流石にこれじゃ…)

アーサー「ミツオ」

ミツオ「え?」

アーサー「お前まさか、もうだめだ、なんて思ってはいないだろうな…?」

ミツオ「な…?」ポカーン

ミツオ「まったく…」ヤレヤレ

ミツオ「今どういう状況かわかってるんですか?」

アーサー「ああ」

ミツオ「はあ…お前といいアヤカ達といい、どうして私の周りはみんなそんなに強気なんですかねえ」

アーサー「ミツオ」

ミツオ「…わかってますよ、ロボトルの勝敗を決めるもの、それはパーツの性能でも、機体数でもない、そう…」


アーサー・ミツオ「熱い魂だ!」


アーサー「おおおおおお!!」ゴゴゴゴゴ


花園代表男子「な、なんでゴワスか!?」

花園代表女子「…!」

イッショウ「へえ」


アーサー「おおおおおお!!」

アーサー「エクス…」

アーサー「カリバーーーーー!!」


ズッバアアーーー!!

出たーただの縦一閃


もくもく

アーサー「ど、どうだ…」

うるち「アンタレスにダメージ!」

ミツオ「!」

ミツオ「削り、きれなかった、ですか」

イッショウ「アンタレス」

アンタレス「オオ!!ビックリさせやがって!!」

アンタレス「クラエ!!」

ドドドドドドド!!

アーサー「うあああ!!」

うるち「アーサー!右腕パーツ破壊!貫通!左腕パーツ破壊!貫通!頭部破壊!」

ボン!

アーサー「」

うるち「キングアーサー!機能停止!」


ミツオ「ま…」

ミツオ「負けちゃった、です」




  第五話「決戦!花園学園!」後編  終わり



ーー
ーーー

今回の獲得パーツ

 脚  キリガクレ        :浮遊
    ハンゾーの脚部、浮遊型とは思えない程に推進が高い。
 脚  カルブレイス       :潜水
    カピタン・ペルリの脚部、どっしりとしたフォルムで航海を進める。
 頭  イレグイー        :火薬無効
    レッドカープの頭、ミサイル・ナパームバッチコイ!

今回奪われたパーツ
 
 脚  ファーラオー       :多脚
    マザーマミーの脚部、格闘用で装甲は高め。
 


やっぱり支援機体がいると違いますネ!
お休みなさーい

乙!

機体名 ル・キューレ
型式 GWT 女型
モチーフ 北欧神話のオーディンの娘のワルキューレ
パーツ名
頭イクサオトメ
右腕トキノカギ
左腕ヒカリノタテ
脚部テンノメグミ
備考・要望 頭はターゲットを気迫で遠くへ押しやるショック
右は貫通効果を持つ殴るソード
左は自分の体を太陽光で隠すいんぺい
脚部は浮翌遊
メダチェンジをする事で地に足をつけて二脚となり、右腕がサムライのような剣からのビーム
左腕が反射になる
メダフォースのほうはロボトル最初の状態に時を戻すものと、横一線
慈愛に満ちた性格でお願いします!

①機体名:シックスゲイツ
②型式NJA(ニンジャ)
③モチーフ:ニンジャスレイヤーよりバンディット
④パーツ名(頭:メンポ、右:カラテ、左:スリケン、脚:サンバイ)
⑤備考・要望(頭部:移動速度上昇 右腕:アサッシン(がむしゃら)、左腕ライフル(ねらいうち) 
  高機動の二脚型メダロット。左手から手裏剣を発射し、右手のチョップで相手を仕留める。
  強いハズなのだが対戦相手が格上ばかりで良く負ける為、サンシタ扱いされる事が多い。
  ヤムチャポジション。

「グワーッ!?」
「シ、シックスゲイツーッ!!」

ポジか
味方に一人いると良いなw


>>280
 貴重な女性型、頂きました
 これは、綺麗なお姉さんに使ってもらいたいですね

>>282
 ま、まさかのニンジャスレイヤーさんですか
 このキャラは重宝しそうっす、ご馳走様です  

 そして唐突ですが確認の意味を込めて…あらすじ&所持パーツの確認を行いまーっす!

―――

 ここまでのあらすじ

 数年ぶりに開催が決まったメダリンピック。
 元ロボロボ団幹部『サラミツオ』は幼馴染の強引な誘いで無理やり大会に出場することに。
 しかし、ロボトルから身を引いていたミツオに、パートナーメダロットは既にいなかった。
 そんな中、おみくじ町で原因不明のメダロット暴走事件が発生。
 事件に巻き込まれたミツオは、自分を庇って怪我をした快盗レトルトに謎の新型メダロット『アーサー』を託される。
 サラミツオ12才、この出会いが彼の物語の始まりであった。

 パートナーを手にした翌日、ミツオは悪ガキ三人組『クラッシャーズ』を下し、ギンジョウ小学校代表チームの座を勝ち取ることに成功。
 さらに次の日、花園学園代表『ハクツルイッショウ』の助けを借りて偽サラミを撃破。
 そしてあくる日、メダロポリス周辺地区予選当日には、ロボロボ団によって占拠された花園学園をジャクナン小学校代表『スミサケマオ』と共に解放し、一躍ヒーローとなる。
 しかしミツオ達の活躍によって無事開催された大会では、シノビック小学校代表『ニンジャーズ』、マーマン男子学院代表『シードラゴンズ』はなんとか倒すも、決勝戦で花園学園代表『コル・スコルピイズ』に敗北してしまう。

 …まだメダリンピックは序盤も序盤、こんな所で敗れてしまったミツオの運命やいかに。

―――

 現在の所持パーツ

頭  イレグイー        :火薬無効
   レッドカープの頭、ミサイル・ナパームバッチコイ!
頭  セイバーメット      :隠ぺい
   キングアーサーの頭、威風堂々物陰に隠れる。
頭  テンパー         :補助チャージ
   シルバーソウルの頭、冬場の静電気は天敵。
頭  ブラッディーバイス    :ウイルス × 4
   ドーキ・ユラの頭部。鋭い牙から獲物に毒を流し込む。

右腕 インビジブルエア     :ソード
   キングアーサーの右腕。見えない刃で敵を斬る…。アサシンじゃないよ?
右腕 シッコクノツメ      :ソード  × 3
   ドーキ・ユラの左腕。素早いなぐるソード、隙が小さく扱い易い。

左腕 アヴァロン        :反撃
   キングアーサーの左腕。相手の攻撃を跳ね返す、剣より大事な鞘。 
左腕 ヴァンパイアーム     :ソード
   ドーキ・ユラの左腕。素早いがむしゃらソード、威力は高いが隙も大きい。
左腕 オズマ・ズ・クエスチョン :ターゲット変更
   フィジッカの左腕、由来はおそらく「オズマ問題」から。
左腕 ユーシャシールド     :未満防御
   ブレイブナイトの左腕、味方へのある程度のダメージを無効にする盾。

脚  カルブレイス       :潜水
   カピタン・ペルリの脚部、どっしりとしたフォルムで航海を進める。  
脚  キーストーン       :浮遊
   チェンジガーゴーの脚部。地形に影響されない万能タイプ。
脚  キリガクレ        :浮遊
   ハンゾーの脚部、浮遊型とは思えない程に推進が高い。
脚  セイバーアーマー     :二脚
   キングアーサーの脚部。格闘用のバランスの良い二脚。
脚  チェアリー        :車両
   ドクタースタディの脚部、推進が高い。
脚  ハクシャーク       :二脚   × 7
   ドーキ・ユラの脚部。格闘用の素早い二脚。 

―――

 まとめとかないと忘れちゃいそうなので
 こんな感じで、だいたい五話にいっぺん位のペースでコレやってこうと思います
 えー、それでは本編、ちょっとだけ…



――――
――――

 でも今は、後悔しています。


 第六話「過去」


――――
――――


教室
放課後

ミツオ「はあ」ドンヨリ

アヤカ「何?あいつ昨日からずっとこんな感じなワケ?」ヒソヒソ

アーサー「ああ、呆れたことにな」

アヤカ「過ぎたことで、くよくよしててもしょうがないでしょうに」ヤレヤレ

アーサー「まったくだ」

アヤカ「だいたいずっと『私、大会なんて興味ないですよ~』みたいに言ってたくせに、一度負けたぐらいであんなに落ち込むなんて、どう思う?」

アーサー「甘ったれた奴だ」

アヤカ「でしょー?昔っからそういうとこあんのよ、ミツオは」

ミツオ「…そこ、さっきから聞こえてますよ?」ジロ

アヤカ「そりゃ嫌味だもの、聞こえるように言わなくちゃ」フン

ミツオ「さらっとキツいことを…」

アヤカ「とにかく、そんな風に落ち込んでる暇があるなら特訓よ!」

ミツオ「はい?今さらそんな事して何になるんですか」ドヨーン

アヤカ「だからー、弱っちかったら強くなればいいのよ!あのイッショウって奴、見返したくないの!?」

ミツオ「私だって、悔しいですよ…」

アヤカ「だったら今日の放課後、付き合いなさい!これ見て!」ジャーン

ミツオ「なんですか?それ」

アヤカ「メダロット道場のチラシ!昨日新聞の折込で見つけたの!この近くにあるんですって」

アーサー「道場だと!?」クワッ!

ミツオ「…」

ミツオ「悪いけど、今日はちょっと用事があるですよ、それに強くなったってもう…」

アヤカ「?…ミツオ、もしかしてあんた」

ミツオ「ほらアーサー、行くですよ」

スタスタ

アヤカ「あ、ちょっと」

アヤカ「もう!」

――
―――


――
―――

メダロット研究所
入り口受付

ミツオ「こんにちは」

研究員「はいどうも」

研究員「って…おや、坊や一人かい?」

ミツオ「はい、アキハバラさんに会いに来ました」

研究員「アキハバラ?ああ、メダロット博士ね、ところで坊や、お名前は?」

ミツオ「サラ、ミツオです」

研究員「!」

研究員「そうか、君が例の…」

ミツオ「えっと、博士は?」

研究員「あ、ああ!待ってな、今呼んでくるよ」

タッタッタ

アーサー「随分と殺風景なところだな、気が滅入る」

ミツオ「ええ、そうですね」

ミツオ「私もここは、あまり好きじゃないです」

おやすみっすー

乙っすー

荵吶Ο繝懊?

①コジョピーオ
②OJO型男
③オコジョ
④頭:シアワ
右:セソウ
左:ノオコ
脚:ジョサン
⑤頭:ステルス(使用後防御を掻い潜り、攻撃が本来の指定機体に当たるようになる)
右:ソード(がむしゃら)
左:キャンセラー(がむしゃら)最後に攻撃があたったパーツを使用不可にする。
脚:二脚

頭に緑の葉っぱを一枚乗せた、後ろ足で立っているような風貌のやんちゃな白いオコジョ型機体。

①シーフェアリー
②QRN型
③クリオネ
④頭:グワバッ
右:フヨフヨ
左:フワフワ
脚:ゼリーテイル
⑤頭:ホールド(なぐる)
右:フォースアップ
左:リペア
脚:潜水

透明感のあるクリオネ型機体。頭パーツを使用すると頭が開いて中から牙が飛び出し相手機体に噛みつく

①クロジャック
②DCR型
③某モグリの天才外科医
④頭:シロクロヘッド
右:ヒカルメスナゲ
左:クロマント
脚:アッチョンブリケ

⑤頭:レベルドレイン
右:ソード(うつ)
左:リペア
脚:二脚

メダチェンジ後、

ドライブA:復活(貫通型)
ドライブB:フルリペア(一パーツ完全回復)
ドライブC:リバース(倒れた機体を全パーツ装甲値四分の一で生き返らせるやつ)
メダフォースA:全体回復
メダフォースB:全体復活

白と黒の少年誌主人公髪型に大きな傷を顔に持つ。

長い黒マントをはおり、足元に幼女がまとわりついているビジュアルで、メダチェンジ後は手術服になる。

メダロットだけではなく人間も治療可能な病院でも重宝される医療メダロット

①機体名:グッドルーザー
②型式:GKR型
③モチーフ:男子学生型
④パーツ名
・男性型ティンペット
頭:オールフィクション(回数99のデストロイ)
右:プラスクリュー(パーツ復活。なぜかここだけすごく硬い)
左:マイナスクリュー(サクリファイス)
脚:ノットギルティ(紙装甲超高速の二脚型)
見た目:『やだなあ、もうわかってるくせにさ』
・メダチェンジ後(二脚型)
A.ウィルス
B.回復行動
C.カウントダウン
見た目:『ぶっちゃけあんまり変わってない』

メダル:「」(括弧メダルこと、ブラケットメダル)
メダフォースA:自分含めた全体の熟練度を0にする
メダフォースB:機能停止した味方の復活
メダフォースC:経過ターンはそのままに、ロボトルを開始状態に戻す
⑤備考・要望
『パクリ過ぎだって?』 『僕は悪くない』

①機体名:ムシャ
②型式:SAM型
③モチーフ:侍
④パーツ名
・男性型ティンペット
頭:ムシャクシャ(反射)
右:バクネツ(がむしゃらソード。日本刀)
左:ゴウライ(なぐるソード。日本刀)
脚:ムチャクチャ(装甲超高速の二脚型)
見た目:仮面を付けた若武者
・メダチェンジ後(二脚型)
A.反射
B.なぐるソード(最終的威力はチェンジ前の右腕パーツをも超える)
C.威力強化
見た目:刀二本を腰の鞘に収め、背中の大太刀を抜刀するパワー変形

メダル:クワガタ
⑤備考・要望
寡黙過ぎて、隠蔽パーツを使ったのではないかと疑われるほどに目立たない
喋らせると結構軽い性格なのが伺える

①コラァカン
②CLA型N(男女問わず)
③缶コーラ

頭:コカヘッド
右:コカテープ
左:コカシールド
脚:コカン


頭:対地制御
右:フォース制御
左:未満防御
脚:浮遊

見た目缶コーラから手足が生えたメダロット。

雑魚。

今更ながら気づいた
リーダーってアニメでイワノイをチャーリーベアでボコボコにしてたあの園児か


>>290
 オコジョさん型ですか、可愛らしいですなー
 パーツを付けた方がティンペットだけの時より小さくなってたりして

>>291
 クリオネの捕食シーンは怖いっすよね
 きっとこのメダもデザインからは考えられない動きをするんでしょう

>>292
 腕は確かでもその後求められる報酬が恐ろしい
 周りをついて回るピノ…幼女がどういう扱いになるかは悩みどころになりそうです
 
>>293
 戯言シリーズなら昔読んだんですけど
 めだかボックスはちゃんと読んだことがなかったので

 これを機会に今度目を通してみようかなー、と思います 
 
>>294

 サムライといえばビーム
 そんな間違った常識を打ち破った意欲作
 確かに頂きました  

>>295
 メダロットのサイズだとコーラというかドラム缶みたいに見えそうですね
 能力的にわらわらたくさん出てきたら厄介かも


 では、こんな時間ですが続きを始めまっす


――
―――

アキハバラ「久しぶりじゃな、ミツオ君」

ミツオ「どうもです」

アキハバラ「しかし、しばらく見んうちに随分大きくなったのう」

ミツオ「そうでしょうか?」

アキハバラ「そうとも、自分の事は意外とわからんものじゃよ」

アキハバラ「さて、こんなところで立ち話もなんだし、ワシの研究室にこんか?」

ミツオ「はい」

アキハバラ「いい返事じゃ」チラ

アキハバラ「あー、君、ナエに何か飲み物を持ってきてくれるよう伝えてくれんか?」

研究員「え、ええ、わかりました」

アキハバラ「うむ、スマンな」

アキハバラ「では行こうか、ミツオ君」

ミツオ「はい」

アキハバラ「…ところで学校の方はどうじゃ?なにせ君の事情は特別だったから、少し気になっておってな」

ミツオ「おかげさまで楽しく通えていますですよ」

アキハバラ「そうか、それはよかった」

ミツオ「私がこうして普通の小学生として生活できているのは、博士のおかげです、本当に感謝を…」

アキハバラ「こらこら、何度も言ったが、ワシは別に大したことはしとらんよ」

アキハバラ「礼ならそう、ヘベレケの奴にでも言ってやるといい」

ミツオ「この話題になると、あの人にもいつも同じことを言われるです」

アキハバラ「そうか、はっはっは!まったく科学者というのは、どいつもこいつも素直じゃないからのう」

ミツオ「まったくです」

アキハバラ「そうそう、さっきから気になっておったんじゃが」

アキハバラ「そのメダロットは君のパートナーかね?」


ミツオ「ええ、アーサーっていいます」

ミツオ「実は、今日はこいつの事を博士に相談しにきたんです」

アーサー「俺は話すことなどないがな」

アキハバラ「ふむ」

ガチャ

アキハバラ「狭苦しいところじゃが、まあ入ってくれ」

ミツオ「すいません」

アーサー「…」

アキハバラ「む、ナエはまだ来とらんようじゃな」

アキハバラ「では、こうして腰も落ち着けた所で、詳しく話を聞かせてもらおうか」

ミツオ「そうですね…」

ミツオ「一連の騒動は、私がこないだのメダロット暴走事件に巻き込まれた事から始まりました」

――
――― 

アキハバラ「なるほどな、するとアーサーは今もロボロボ団に狙われているというわけか」

ミツオ「はい、どうもコイツ得体が知れなくて」

アーサー「悪かったな」

アキハバラ「…よし事情は大体把握した」

アキハバラ「とりあえずワシの方からはセレクト隊に連絡して、この近辺のパトロールを強化するように指示しておこう」

ミツオ「ありがとうございます、博士」

アーサー「ふん」

アキハバラ「うーむ、それにしても面白いのう、ロボロボ団に狙われる謎のメダロットか」

アキハバラ「メダフォースを突然生み出すというのも理由がわからんし」

アキハバラ「どうじゃろう、よければ2~3日ほどアーサーをここに預けてはくれんか?メダルやパーツを解析すれば何かわかるかもしれん」

ミツオ「えっと」チラ

アーサー「お断りだ、こんな所にいつまでもいられるか」

ミツオ「まあお前ならそう言うと思ってましたよ」ハア

アキハバラ「それは残念じゃのー」

アキハバラ「!そうじゃ、メダロッチ内のデータだけでも見せてはくれんか?」

ミツオ「いいですけど、たぶん役には立たないと思うです」

アキハバラ「どういうことじゃ?」

ミツオ「これなんですけど…」

しえん


アキハバラ「…なるほど、見事に文字化けしておるな」

ミツオ「アーサー以外のメダルやパーツの画面は普通なんですけど」

アキハバラ「どれ、おそらく既製品のメダロッチに無理に独自開発のデータを転送したせいじゃろう」ピッピッ

アキハバラ「どこのどいつが作ったメダロットかは知らんが、ここを、こうして、こうすれば…」

ミツオ「…」

アーサー「何も変わってないようだが?」

アキハバラ「う、うーむ、どうやら外部に情報が漏れんように意図的にデータが隠されとるようじゃの」

ミツオ「?」

アキハバラ「アーサーには、何か秘密があるのかもしれんのー」

ミツオ「秘密ですか?」

アキハバラ「うむ、例えばメダルやパーツの性能に、何か画期的な新技術が施されている、だとか」

アーサー「…」

ミツオ(レトルトは一体、どこからアーサーを手に入れたんでしょう)

アキハバラ「とにかく、あまりむやみにアーサーの機能を使うべきではないじゃろうな、何が起こるかわからん」

アーサー「な!それでは!」

アキハバラ「待て待て何もロボトルするなとは言わん」

アキハバラ「ただ、突然メダフォースを生み出す、なんていう未知の機能を使用することは、今後控えるように」

アーサー「…」

ミツオ「分かりましたです」

アキハバラ「それとアーサーのことはこちらも調査しておくから、決して自分達だけで調べようなんてことはするんじゃないぞ?」

ミツオ「わかりましたです、それにしても…」

アキハバラ「なんじゃ?」

ミツオ「いえ、なんだかまた迷惑をおかけしてしまって」

アキハバラ「なーにいっとる、わしを誰だとおもっとるんじゃ」

ミツオ「メダロットの権威、メダロット博士…ですよね」

アキハバラ「そうじゃ!この件は大船に乗ったつもりでわしに任せるといい」

ミツオ「ありがとう、ございますです」

ミツオ「…では私はそろそろ」

アキハバラ「おお、もうこんな時間か、気を付けて帰るんじゃぞ」

ミツオ「はい、失礼しますです」


ガチャ…バタン


アキハバラ「ふう…」

そういやこのスレ、イッキ編から何年後くらいなんだっけ

最近のメダでキクヒメとかがかなりいい年とかになっててビックリしたが

今何やってんだろ

コンビニ店員……


アキハバラ「彼が持主だと、もうばれてしまったか」

アキハバラ「…予想より随分早かったのう」

「ええ」

アキハバラ「しかし、彼がメダリンピックに参加するつもりだったとは…」

アキハバラ「なんというか、間が悪かったのう」

「ですが今の所、連中に動きはありません、てっきり今頃無理にでも回収しに来るかと考えていたのですが」

アキハバラ「奴らめ、何か企んでおるようじゃな」

「どうせろくでもないことでしょう」

アキハバラ「いざというときは全力で彼らを守るようにな、レトルトよ」

「はい、お任せください」

アキハバラ「…」

アキハバラ「なりゆきとはいえ…」

アキハバラ「また、子供たちを巻き込んでしまうことになるとはのう」

――
―――

あ、イッキ、アリカ、以外。

職的な意味では他皆とかはどうしたんかなっと


個性的なオリメダがたくさん頂けて嬉しい反面
なかなか登場させられなくて歯がゆいです

そんなこんなで今日はここまでですー

おやすみんさーい

乙ー

このレトルトってまさか


>>296
 そうです、イワノイをボコボコにしたあのクラッシャーズです
 完全なオリジナルキャラではないので名前を付けていいか悩んでおります
 っていうか>>1が知らないだけで名前あったりして?
 …誰か詳しい人いたら教えて欲しいっす

>>301
 大体6~7年後位のイメージでやってますが
 後々矛盾してくる所が出てくるかもしれません
 そうなったらパラレルってことで許して下され

 では今日も張り切ってちょっとだけ

――
―――
おみくじ町
路地

アーサー「随分とあの博士を信頼しているようだな」

ミツオ「そんなふうに、見えてましたか」

アーサー「?ああ」

ミツオ「…まあ感謝してるのは本当ですけど、信頼してるかと言われると、ちょっと微妙ですね」

アーサー「そうなのか」

ミツオ「そうなんですよ」

アーサー「…」テクテク

ミツオ「…」テクテク

アーサー「ミツオ」ピタ

ミツオ「ええ、わかってます」

ミツオ「もうこの辺でいいでしょう」クルッ

ミツオ「私に何か用ですか?」


偽サラミ「ほう、あたちの尾行に気付くとは、なかなかやりましゅね」

ミツオ「げ、またお前ですかヘンタイ」

偽サラミ「へ、変態って言うなでしゅ!」

アーサー「で?何の用だヘンタイ」

ミツオ「あんまりしつこいとセレクト隊を呼びますよヘンタイ」

偽サラミ「くうう!!言わせておけばこのガキ!あたちだって仕事だから我慢ちてやっているというのに!!」

ミツオ「転職をおすすめするです」

偽サラミ「うるさい!大人にはね!いろいろあるんでちゅ!!」

偽サラミ「それよりも、セレクト隊なんか呼んだら、果たして困るのはどっちでしゅかねえ?」ニヤリ

アーサー「?」

ミツオ「…どういう意味です」

偽サラミ「サラミツオ」

偽サラミ「いや、元ロボロボ団幼稚園幹部…サラミ!」

アーサー「!」

ミツオ「!」

偽サラミ「まったく驚いたでしゅよ、前に偶然出会っていたお前がまさか元幹部だったとは」

ミツオ「どうして、それを…」

偽サラミ「ロボロボ団の情報網をなめるなでしゅ」

偽サラミ「お前も引退して平穏に暮らしたかったのなら、大会に出場するなんて目立つことは避けるべきでちたね」

偽サラミ「しかもご丁寧に本名で参加なんて、平和ボケにもほどがあるでしゅよ、ふっふっふっふっふ」

ミツオ「何を勝ち誇っているんだか」

偽サラミ「…何ぃ?」

ミツオ「その程度のことで脅しのつもりとは、片腹痛いと言ったんです」

ミツオ「私がロボロボ団だったのは過去のことです、今さら誰にとやかく言われる筋合いもありません」

偽サラミ「…」フー

偽サラミ「確かにそうでしゅね、別にあなたが昔ロボロボ団の幹部だったからどうしたの?って感じでしゅよね、それなら…」

偽サラミ「つい口が滑って、あなたのクラスメートにあなたの正体がばれてしまっても、別に構わないでしゅよね~?」ニヤニヤ

ミツオ「!?」


偽サラミ「あなたがいつも一緒にいるあの子、オミキアヤカとかいいましたっけ?」

偽サラミ「仲良し面していますけど、よくよく調べてみればあの子の両親が以前巻き込まれたあの事故…」

ミツオ「黙れっ!!それ以上言うな!!」

偽サラミ「おや?どうしたんでしゅか?顔色が悪いでしゅよ?」

ミツオ「…お前はアーサーを奪いにきたのですね」

偽サラミ「奪う?」クックック

偽サラミ「いいえ~?私が受けた指示はたった一つ…」

偽サラミ「『そいつをぶっ壊せ』でしゅ」

ミツオ「!?」

偽サラミ「メダロット転送!!」

偽サラミ「行け!>>143ゴールデンガードナー!」


ギュインギュイン


ゴールデン「ゴオオ!!」

アーサー「来るぞ!!ぼさっとするな、ミツオ!!」

ミツオ「わ、わかってるです」

アーサー「ならさっさと指示を出せ!」

ミツオ「よし、アーサー!先手必勝です!」

ミツオ「インビジブルエア!!」

アーサー「おお!!」ブン

ここまでです

乙ー
本人と知っても姿をかえない恐るべき精神攻撃

乙。初めてKWG出た気がす

①機体名:パワードラゴンナス
②型式:WYV型
③モチーフ:ワイバーン
④パーツ名
・女性型ティンペット
頭:ゴンブレス(ねらいうち タイムアタック)
右:ドラクロー(なぐる ホールド)
左:ドラブロー(うつ アンチエア)
脚:スカイクロー(二脚型)
見た目:青い飛竜の衣装を着た女の子
・メダチェンジ後(飛行型)
A.ねらいうち タイムアタック(口からバーストストリーム)
B.うつ ファイヤー(口から火炎)
C.うつ フリーズ(口から冷気)
見た目:青いワイバーン

メダル:ワイバーン
⑤備考・要望
ヘタレっ娘

機体名 ゴー・エモン
型式 SFT(盗人型) 男型
モチーフ 石川五右衛門(江戸の義賊のほう)
パーツ名 頭テヤンデイ
右オウゴンキセル
左カギアケ
脚部ワラジー
備考 頭パーツはいんぺい
右腕は持っているキセルで殴りかかるハンマー
左腕はトラップ解除
脚部は動きの速い二脚
メダチェンジをすると釜茹でになっているかのような見た目に
ドライブAは射撃トラップ
ドライブBは格闘トラップ
ドライブCはフォースプラントのせっち
となり飛行型になる
実は、忍者型になるはずだったのでは?という噂を持つ機体
出来れば持ち主は忍者で、曲がったことは大嫌いな性格でお願いします

①機体名:グレンオーガ
②型式:OGE型、男

③モチーフ:泣いた赤鬼

④パーツ名
頭:オーガティア
右:コンゴウメイス
左:クリムゾンアーム
脚:タイガーツンパ

⑤頭部:威力2倍(自チームの機体のどれか1パーツの威力を2倍)
右腕:ハンマー
左腕:ショック(3式に合わせて、相手機体がどの位置に居ても命令エリアに押し戻す)
脚部:二脚


荒々しい赤鬼の風貌をした剛毅で豪快な性格。

右の金棒、左の剛腕で敵を蹴散らし、逞しい両足は冷却と充填が早い瞬発力に優れた機体。

でも、涙がでちゃう。だって赤鬼さんだもん(泣)←やりたかっただけ

>>316
 頂きました
 攻撃的な性能のパーツに包まれた可憐な心…
 実にイイ!!ですね

>>317
 空飛ぶ大釜って…
 想像したらシュール過ぎて笑えました
 忍者機体が増えてきて忍びの里は賑やかになりそうです

>>318
 強面で剛毅で豪快、きっと誤解されやすいタイプに違いありませんね
 イメージ的に野良メダっぽいかも?


 では、今日もちょっとだけ

――
―――

ガキイイン!!

ゴールデン「…」ミギウデニダメージ

アーサー「この!」ブンブン

ガキン!ガキイイン!

ゴールデン「…」ミギウデニダメージミギウデニダメージ

アーサー「うおおお!!」ブンブンブンブン

ガキイ!ガキイン!ガキン!ガキイイン!!

ゴールデン「…」ミギウデニダメージミギウデニダメージミギウデニダメージミギウデニダメージ

ゴールデン「…」シュウウ

アーサー「な…」

ミツオ「なんて硬さですか!?」

偽サラミ「ふっふっふっふ!!ばかめ!」

偽サラミ「そんな程度の攻撃では、このゴールデンガードナーには傷ひとつ付けられないでしゅよ!」

偽サラミ「なにせコイツはあまりの装甲の高さから販売が見送られ、さっきまでメダロット研究所の倉庫に保管されていた代物でちゅ」エッヘン

ミツオ(…コイツ、さては盗んで来やがったですね)

偽サラミ「さあ、いくでしゅ!!ゴールデンボンバー!!」

ゴールデン「ゴオ!」ドッキュン

ボッバ!

アーサー「!」キャクブニダメージ

ミツオ「よりによってナパームですか」

アーサー「ちっ!やってくれる」

ミツオ(見たところ幸い威力は低いようですが、そうそう何度もくらってはいられないです)

ミツオ「アーサー!ナパームはまずいです!まず左腕から狙っていくですよ!」

アーサー「…簡単に言ってくれるな」ブン

ガキイン!!

ゴールデン「…」キャクブニダメージ

偽サラミ「ふふふ、そうそう狙ったパーツに当てられるものか!でちゅ」

偽サラミ「ゴールデンガードナー!!ガンガンいくでしゅ!!」

ゴールデン「ゴアア!」


ボッバア!

アーサー「っく」ヒダリウデニダメージ

アーサー「うおおお!!」ブンブン

ガキン!ガッキイン!!

ゴールデン「…」キャクブニダメージヒダリウデニダメージ

偽サラミ「無駄無駄!コイツの装甲は破れないですよ!」

ゴールデン「ゴアアア!!」ドッキュン

ボッバアア!!

アーサー「ぐわっ!」ミギウデニダメージ

ミツオ「アーサー!!」

偽サラミ「いいザマでしゅね、このままスラフシステムでも修復不可能なほどボロボロにしてやるでちゅ」

ミツオ「あ、あ…」

アーサー「ぐ、ミツオ、このままでは不味いぞ」

ミツオ「…」

アーサー「ミツオ?」

ミツオ(このままじゃ…また、負けてしまう)

ミツオ(アーサーが壊される…?)

ミツオ(嫌です、もう…)

ミツオ(居場所を失うのは、嫌です)

アーサー「おい!ミツオ!」

ミツオ「…」ブツブツ

ミツオ(こんなことになるなら大会なんて出るんじゃなかった)

ミツオ(ヒーロー気取りでロボロボ団と戦ったりするんじゃなかった)

ミツオ(私なんかが天領イッキのようになれるかもだなんて、ちょっとでも考えるんじゃなかった)

ミツオ(こんなことなら、こんなことなら…)

アーサー「返事をしろ!!」ブン

ごーん!

ミツオ「痛っ~~!」

アーサー「目が覚めたか?」

ミツオ「な、何をするです!!」

アーサー「それはこっちのセリフだ、ミツオ!貴様は毎度毎度、ロボトル中にぼ~っとし過ぎだぞ!!」

ミツオ「あ…」

ミツオ「ごめんです」

アーサー「謝ってる暇があったら何か指示を出せ!いくら豆鉄砲でもこう何度も当てられると流石にツラい」

ボッバア!!

アーサー「ぐわ!」ヒダリウデニダメージ

偽サラミ「なーにをやってるんだか、でしゅ」

偽サラミ「例の計画の機体だというから随分用心してきたというのに」

偽サラミ「これじゃあたちがバカみたいでちゅ」


偽サラミ「ほらほら、シオカラをビビらせたとかいう機能でも使ってみるでしゅよ」カモーン

アーサー「…」カチン

アーサー「いいだろう、そんなに見たければ見せてやる」ゴゴゴゴゴ

ミツオ「!」ハッ

ミツオ「アーサー!待つです!」

アーサー「何故止める?まさかあのアキハバラとかいう奴が使うなと言っていたからか?」ギロ

ミツオ「違うですよ」

アーサー「なら…」

ミツオ「お前のアレはただの縦一閃です」

アーサー「!」

ミツオ「普通の相手ならともかく、あのメダロット相手に撃っても大した効果は期待できないです」

アーサー「ならどうするというのだ!」

ミツオ「こうなったら、一か八かですが…」

ミツオ「アーサー」

ミツオ「メダチェンジしてみろ、です」

アーサー「…」

アーサー「なん、だと?」

メダチェンジできたんや…


アーサー「どういうことだ?」

ミツオ「私も今気づいたんですが」

ミツオ「コマンド画面にメダチェンジの表示が出ているんです」

アーサー「なぜ今まで気づかなかった…」

ミツオ「昨日まではこんなもの無かったです、おそらくさっきメダロット博士が設定をいじったせいだと思うです」

アーサー「そうか」

ミツオ「このままじゃどうせジリ貧です、だから…」

アーサー「わかった」

アーサー「賭けてみるぞ」

ミツオ「よし!いくですよ!!アーサー!!」

アーサー「おお!」

ミツオ「メダッ!チェーーーンジ!!」


ダダンダダーーン!!


偽サラミ「な!?」

偽サラミ「これは!!」


アーサーP変形「…」


ミツオ「…」

ミツオ「アーサー、お前…」


ミツオ「どこが変わったんです?」


アーサーP変形「…」

アーサーP変形「剣が…」


アーサーP変形「両手持ちになったようだ」


偽サラミ「ぷっ」

偽サラミ「はっはっはっはっは」

偽サラミ「笑わせてくれるでしゅ!ゴールデンガードナー!構わず撃ちまくるでしゅ!」

ゴールデン「ゴッガー!」ドッキュン

ボッバア!

アーサーP変形「くっ」トウブニダメージ

ミツオ「お前何なんですかそれ!!そんなんでほんとに変形したって言えるんですか!?」

アーサーP変形「知るか!指示画面はどうなってる!?」

ミツオ「一応ドライブに変わってますけど」※1

アーサーP変形「ならメダチェンジ成功だろう!なんでもいいから試してみろ!」

ミツオ「よ、よし!アーサー!ドライブAです!」

アーサー「おおおお!!」ゴゴゴ

偽サラミ「むむ!」


ぷすん…


アーサーP変形「…?」


コウドウシッパイ コノパーツハ
ソウビシテイルダケデ コウカヲハッキシマス。

無効系かね

威力アップとも取れる


ミツオ(よ、よりによって装備系のパーツ!?)※2

ミツオ「お前、攻撃パーツついてるんでしょうね!?」

アーサーP変形「だから知らんと言ってるだろうが!!」

ゴールデン「…」

偽サラミ「お前らなめてるでちゅか?」

ミツオ「う、うるさい!!です」

偽サラミ「…」ハア

偽サラミ「ゴールデンガードナー、撃て」

ゴールデン「ゴアアアア!!」ビギギギギギ

アーサーP変形「!」ヒョイッ


ボッガーーーーン!!!!


ミツオ(これは、タイムアタック!?)

アーサーP変形「こんな攻撃を隠していたか」

偽サラミ「ちっ、なに外してるでしゅ、しっかり狙えでちゅ」

ゴールデン「…」ショボン

ミツオ(あの威力…当たったらひとたまりもないです)

ミツオ(もし変形後の行動が隙の多いものだったら)ゴクリ

アーサーP変形「…ミツオ」

アーサーP変形「ビビるな」

ミツオ「アーサーお前…」

アーサーP変形「次、試すぞ」

ミツオ「…」コクリ


ミツオ「いけえ!ドライブB!!」


アーサー「ハアアアア!!」キイイイイン



フウインノカイジョニ セイコウシマシタ


偽サラミ「封印解除!?」※3


ゴウッ!!


ミツオ(アーサーの剣から、風が吹いた)

ミツオ(それに、透明だった刀身が金色に輝いて…)


アーサーP変形「なるほど、これが俺の武器の」

アーサーP変形「本当の姿か」


偽サラミ「ゴ、ゴールデンガードナー!!撃て!!撃て―――!!!!」

ゴールデン「ゴアア!!」ビギギギギギ

アーサーP変形「…」ヒョイ

偽サラミ「馬鹿!馬鹿!外すなでしゅ!!」


アーサーP変形「悪いが、試し斬りさせてもらうぞ」


偽サラミ「ひっ」


ミツオ「アーサー!!」

アーサーP変形「…」コクリ


ミツオ「ドライブC!!」



ミツオ「封印武器ッ!!」




アーサーP変形「ゥオオオオオオオオオオ!!!!」




ズッババァァーーー!!!!


ゴールデン「ごっががががが」ミギウデパーツハカイ カンツウ ヒダリウデパーツ カンツウ トウブハカイ


ぼん!


ゴールデン「」キノウテイシ


偽サラミ「ふ、ふん…使えないメダロットだったでしゅ」

偽サラミ「お前も、調子に乗るんじゃないでしゅよ」

偽サラミ「あたちたちはいつでも何度でもお前たちを狙っているんでしゅからね」


スタコラサッサ


アーサー「…」

ミツオ「…」

アーサー「あいつ、小便漏らしていたな」

ミツオ「言ってやるなですよ」

アーサー「っう」ガクン

ミツオ「!どうしたです」

アーサー「パーツに、力が入らん」

ミツオ「きっとメダルの力を使いすぎたんですね」

ミツオ「家に帰ってゆっくり休みましょう」

アーサー「そうだな」

アーサー「…」

何か代償でもあるのか


アーサー「おい、ミツオ」

ミツオ「なんですか?」

アーサー「お前は昨日、俺の過去なんてどうでもいいと言ったな」

ミツオ「?まあ、そんなようなこと言いましたですね」

アーサー「俺だって同じだ」

アーサー「お前が以前どこで何をしていようが、そんなことは関係無い」

アーサー「だから、そんなに怯えるな」

アーサー「俺とお前は、パートナーだろうが」

ミツオ「…」

ミツオ「ありがとう、アーサー」



  第六話「過去」  終わり



――
―――

今回の獲得パーツ

 頭  『ゴールデンシザース』         :格闘トラップ
     ゴールデンガードナーの頭。ビックリする程、高い装甲。


※1 メダチェンジ後はパーツの代わりに3パターンの行動で指示を出すようになります。
※2 装備しているだけで効果を発揮するパーツ。
※3 封印解除…プラス症状を対象メダに与えて封印武器を使用可能にする行動。
   封印武器…封印解除状態の時に使用できる強力な攻撃。

ここまでです。

アーサーのメダチェンジは、主人公機だから
…ということで許してください

決してゴールデンさんに勝つ方法が思いつかなかったからではありません
ええ、ありませんとも

ちなみに能力は

ドライブA:敵影感知 ←他のパーツの威力・成功がアップ&格闘攻撃が敵を選択できるようになる。
ドライブB:封印解除
ドライブC:封印武器

です。

お休みなさいでーす。

主人公機なら仕方ないな
乙ー

ラスボスあたりがもう一つの封印武器を使ってきそうね

改めて乙

乙。封印なんてあったっけ。忘れたが

ゴールデンさん活躍させてくれてありがとう

チェンジしなかったのは変形されたら多分アーサーじゃ勝てなかったからかww

①機体名:フューチャーブレイン
②型式:COM型
③モチーフ:コンピューター
④パーツ名
・女性型ティンペット
頭:エーアイ(準備時間が短くなる)
右:エクスプローラ(索敵)
左:ファイアウォール(まもる行動)
脚:ネットサーフィン(浮翌遊型)
⑤備考・要望
顔はサーバーのような部品で隠れている
誰かに頼られるのが嬉しい健気っ娘

①機体名:サイレンモンキー
②型式:PIP型
③モチーフ:ピポサル
④パーツ名
・男性型ティンペット
頭:ピポヘル(索敵)
右:ムキキー(がむしゃらハンマー。棍棒)
左:ウキャキャ(転倒。バナナの皮)
脚:イエローパンツ(パンツ一丁の二脚型)
⑤備考・要望
この頭パーツを装備すると猿語しか喋れなくなる謎仕様付き

①ブラッディノーブル
②VPR型
③吸血鬼+貴族(某STGのカリスマ(?)吸血鬼)
④パーツ名
・女性型
頭:スカーレットキッス(フォースドレイン。噛み付く)
右:カズグルベイ(なぐるソード。傘)
左:スレイブバット(なぐるウィルス。コウモリ型の小型メカ)
脚:クリムゾンドレス(二脚。動き難そうなスカート)

動き難そうなドレスを模したパーツで身を包む。一見すれば鑑賞用のパーツにしか見えないような可憐な少女型。
攻撃翌力も低く、装甲も並以下。

・パワー変形
ドライブA:常時充填
ドライブB:敵影感知
ドライブC:がむしゃらビーム(大型ランスを構えての突撃)
脚:飛行

パーツの大部分が格納され、スマートな外見になり、背部から飛行用のウィングが展開される。一部のパーツは傘へと装着され、大型ランス形態へとなる。
高速移動からの一撃必殺を得意とする高機動メダロット。
一説ではメダチェンジ形態こそが本来想定された姿とも。

メダフォース:パワードレイン
⑤見掛けによらず武人気質。どんな相手も全身全霊を以て叩き潰す。

もう吸血鬼型がでてるけどキニシナイ(

①機体名:ジ・サタン
②型式:LOR型
③モチーフ:魔王
④パーツ名
・男性型
頭:ラグナロク(がむしゃらブレイク。見た目は暗黒弾)
右:レーヴァテイン(なぐるナパーム。紫の炎を纏って殴る)
左:ヨルムンガンド(スタティック。貫手)
脚:アースガルド(二脚型)
見た目:ステレオタイプな魔王。マッチョ

メダル:Bキング
フォース1:せんめつはどう(パーツで全体攻撃。消費MFが多い。フルパワーデスボール)
フォース2:いふうどうどう(次の行動まで攻撃無効化。MF消費0なのでパーツのように使う)
フォース3:ラストフォルム(自分の基礎攻撃翌力を上昇させる)
⑤備考・要望
悪役レスラーみたいなノリで話す人
正義の敵である事が誇り

機体名 デュラー・ハン
型式 NNN(ノーネックナイト)型 男
モチーフ 首無し騎士
パーツ名 頭ノーネック(装備してるだけでパーツ強化)
右 キシノホコリ(がむしゃらソード)
左 クサリカケ(がむしゃらホールド)
脚部 クロキヨロイ(格闘特化の装甲高めの二脚、そのぶんスピードはない)
見た目 頭パーツは無く、胴体が頭パーツの役割をしている
右腕に剣を構え、左腕に鎖を巻いている
メダチェンジ後(多脚型)
ドライブA 装備しているだけでパーツ強化
ドライブB  なぐるソード
ドライブC うつミサイル
メダチェンジ後は、相棒の馬に乗ることで弱点であるスピードを完全にカバー
それに伴い、鎖で相棒を操るためドライブCは相棒の馬の口から放たれるミサイルとなる

>>342
どうでもいいことだけどデュラハン型は原作にDHN型で存在する。
それはおいとくとしてもNNNだとNo Neck Night=首の無い夜になる
騎士のナイトの綴りはKnight

>>338
 健気っ娘ひゃっほい!
 援護機体は大切ですよね

>>339
 サルゲッチュ!懐かしい!
 ダッシュフープが好きでした

>>340
 シューティングゲームは疎くて
 …元ネタわからないや、ゴメンネ!テヘペロ
 チェンジ後、敵影感知付のがむしゃらビームってなんか凄い! 

>>341
 紫の炎で殴る、マッチョ、魔王…
 なんとなくゼル伝のあの人を思い出しました

>>342
 そういえばサケカースがデュラハン型使ってましたね
 …まさか、後継機!?


 では今日もちょっとだけ

――
―――

アヤカ「あー、やっとみつけた」

ミツオ「アヤカ?」

ミツオ「どうしてここに」

アヤカ「どうしても何も、あんたが話の途中で帰っちゃったから追いかけてきたんじゃない」

ミツオ「?メダロット道場がなんとか、って話ですか?それなら断ったはずですけど」

アヤカ「そうじゃなくて、あんたの勘違いについてよ!」

ミツオ「勘違い?」

アヤカ「そうよ!あんた…」

アヤカ「もうメダリンピックに敗退した気でいるでしょ!」

ミツオ「へ?」

アヤカ「だから、まだあたし達は失格になったわけじゃないって言ってるの!」

ミツオ「だ、だって昨日花園代表に負け…」

アヤカ「負けてもいいの!メダロポリス周辺地区の代表は、2チームまで次の地区予選に進めるの!」

ミツオ「な!?」

ミツオ「なんですとーー!?」ガーン

アヤカ「…はあ、やっぱりね、どうりで変な落ち込み方してると思った」ヤレヤレ

ミツオ「そ、そんな話聞いてないですよ?」

アヤカ「開会式で説明があったのよ、あんたは遅れてきたから知らなかったでしょうけど」

ミツオ「も、もっと早く教えて下さいよ!」

アヤカ「いろいろあったから忘れてたのよ!っていうか寝坊したあんたの自業自得でしょ?」

ミツオ「うう、なんてこったです」

ミツオ「すっかり勘違いしていた自分が恥ずかしいです」ガーン

アヤカ「バカね、今さら何を恥ずかしがることがあるのよ」

アヤカ「あんたのことなんて、全部お見通しなんだから」フン

ミツオ「アヤカ…」

―あなたがいつも一緒にいるあの子、オミキアヤカとかいいましたっけ?

ミツオ「っ!」ズキ

―仲良し面していますけど、よくよく調べてみればあの子の両親が以前巻き込まれたあの事故…

ミツオ(違う!アレは、私のせいじゃ)ブンブン

アヤカ「?」

アヤカ「何よ、急に変な顔して」

ミツオ「な、なんでも、ないです」

アヤカ「…ならいいけど、明日は遅刻しないでよ」

ミツオ「明日?まさかもう試合があるんですか?場所はどこで?」

アヤカ「次の試合の会場はね…」

待ってたぜ!心配してたぞ




―――
―――


 第七話「出現!ブラックアーサー!」


――
――


 
翌日
早朝

ミツオ「だーかーらー、お前のメダチェンジは全然実戦的じゃないんですって」テクテク

アーサー「何だと?俺の聖剣エクスカリバ―の何が不満だというのだ」テクテク

ミツオ「聖剣て…メダロットのくせに、どうしてお前はそう発言が中2なんだか」ハア

アーサー「うるさい、いいからどこが不満なのか答えろ」ガー

ミツオ「不満っていうか、まず準備に時間がかかり過ぎるんですよ」

アーサー「む」

ミツオ「パワー変形だからチェンジするためにはメダフォースを溜めなきゃならないし」

アーサー「むむ」

ミツオ「その後も封印武器を使うためには封印の解除が必要ですし」

アーサー「むむむ」

ミツオ「ようやく封印武器が撃てたと思ったらフォース切れですぐに変形解除しちゃうですし」

ミツオ「お前の自慢のエクスカリバ―は、効率が悪すぎるんですよ」

アーサー「そんなことくらい!当たれば一撃で勝負が決まるのだから!安いものだろう」


ミツオ「まあ、確かに威力は凄まじいものがありましたけど」

ミツオ「敵だってこっちの準備が終わるまで黙って待っててくれるわけじゃないんですよ?」

アーサー「ぐぬ…」

ミツオ「反射や完全防御だって天敵だし、流石に大会で通用する攻撃じゃないですよ」 

アーサー「むう…納得いかん」

ミツオ「…」チラ

ミツオ(本音を言うと、やり方によっては使えないこともないのですが)

ミツオ(…あまり多用したくないんですよね、あの機能)

ミツオ(メダロット博士じゃないですけど、怪し過ぎます、なんだかメダルにも負担がかかるみたいですし)

ミツオ「ま、無理に変形になんか頼らなくったって、お前は十分良いメダロットってことですよ」

アーサー「!」

アーサー「…ま、まあ言われてみれば、確かにそうだな」テレ

ミツオ(単純で助かるです)

リーダー「お!ミツオとアーサー、おはようなのじゃ」

アーサー「おう」

ミツオ「おはようです…ってあれ、いつもの子分達は一緒じゃないんですか?」

リーダー「あいつらなら一番いい席を取るんだ、ってとっくに始発で現地に向かったのじゃ」

ミツオ「下っ端の鑑ですね」

アーサー「筋金入りだな」

リーダー「ったく、今日は向こうで一泊して、試合はまだ明日だってちゃんと伝えたのに」

リーダー「…たまにあいつらの本気が怖いのじゃー」

ミツオ(私はあなたの性癖の方が怖いですけどね)

アヤカ「おっはよー」

ミツオ「おはようです」

アヤカ「よしよし、今日はちゃんと時間通り来たわね」

ミツオ「流石に二度も遅刻はしないですよ、場所も場所ですし」

アヤカ「おみくじ町からじゃ結構遠いし、今日遅れてきたら迷わず置いてくとこだったわ」

ミツオ「少しくらいは躊躇してくれても、です」

リーダー「それにしても楽しみなのじゃー」ワクワク

リーダー「大会のために一般開放されるなんてツイてたのじゃ」

アヤカ「そうね、実験開発もひと段落したって聞くけど、未だになかなか行く機会ないものね、あそこ」

ミツオ「あ、そろそろリニアの発車時刻ですよ」

アヤカ「えーと…あ、ほんと急がなきゃ」

リーダー「ふんふーん♪楽しみなのじゃー」

ミツオ「鼻歌歌うほどですか」

―間もなく、当駅発のリニアが発射いたします。
―黄色い線まで、お下がりください。


リーダー「前から一度行って見たかったのじゃ」

リーダー「アースモール」


一話丸々書き溜めてから投下しようと計画してみたけど
予想以上に時間がかかりそうだったので結局途中で投下することに…

というわけで今日はここまでで~

>>347
 嬉しいこといってくれるぜ
 おやすみー

乙!気長に待ってるロボ

乙!結構オリメダ増えて来たねー

①機体名:ウォードッグ
②型式:SLD型(兵士型)
③モチーフ:スコープドッグ
④パーツ名
・男性型ティンペット
頭:スリーアイ(索敵)
右:ヘビィマシンガン(ねらいうち ライフル。威力は非常に高くて貫通もするが、ろくに当たらない)
左:アームパンチ(うつ ハンマー。威力も装甲も低い)
脚:ローラーダッシュ(二脚と見せかけた車型)
見た目:完全にスコープドッグ

⑤備考・要望
雑魚キャラが大量に使うけどろくに活躍できない量産型扱いで
射撃の熟練度100越えのメダルが使った時だけ強いかも

①ブラッディキャット
②CAT型、女

③モチーフ:黒猫


頭:ミミピアス
右:スタンガンガン
左:バッテリハンマ
脚:シナヤカ

⑤頭部:体勢破壊
右腕:サンダー(狙い打ち、貫通)
左腕:サンダー(なぐる)
脚部:二脚

返り血浴びすぎて赤黒くなったようなボディカラーで全体的にシャープ。俊敏でキクヒメのペッパーキャットなバトルスタイル。姉御な性格。キャットシリーズ最新機

①ハウンドドッグ
②DOG型、男
③猟犬

頭:ハンティングスコープ
右:ハンティングガン
左:ハンティングトラップ
脚:ハンティングブーツ

⑤頭部:次回絶対必中
右腕:ヘビーライフル(狙い打ち、貫通)
左腕:脚部トラップ
脚部:二脚

ドッグシリーズ最新作。シアンドッグ、ブルースドッグの流れを汲むバランス型機体。

凶悪な罠を仕掛け、射撃で止めを刺すハンター。

①ブランクタートル
②trl型、男
③ワニ亀

頭:ガップリ
右:ドッシリ
左:ビッシリ
脚:シックリ

⑤頭部:ハイパービーム
右腕:チャージビーム(メダフォースが50%、100%で威力が上がる)
左腕:チャージビーム(メダフォースが50%、100%で威力が上がる)
脚部:戦車

タートルシリーズ最新作。全体的に四角いデザイン。高火力を誇る光学系特化型。

>>356
 はるばるボトムズからの参戦お疲れ様っす!
 このスレのオリメダ達も随分カオスな品ぞろえになってきて嬉しいかぎりです

>>357
 血のように赤いネコ型ロボット…ゴクリ
 それにしても体制破壊は強いですよね
 初めて食らったときは仰天したものです 

>>358
 おお、姉御に続きイワノイの系譜の新メダが!
 堅実に戦ってくれそうっすね!

>>359
 ワニ亀がモチーフ
 …従来より好戦的なフォルムになってそうなイメージ
 というわけで悪ガキ御用達メダがついに三体揃いました
 やったね!


 それでは今日も始めます


――
―――

待ってたロボ!


アースモール
駅構内

ミツオ「うっぷ」

アヤカ「大丈夫?」

ミツオ「少し休めばおそらく…」

アヤカ「もっと早く言えば酔い止めもあったのに」

リーダー「やせ我慢するからじゃー」

ミツオ「…前来た時は平気だったので、油断してたです」

アヤカ「もう、あたし飲み物買ってくるから、そこで座ってなさいよ」

ミツオ「うう、面目ない」

リーダー「あ!アタイもいくのじゃー」

タッタッタ

ミツオ「…」

アーサー「あのくらいの加速度で、情けない」

ミツオ「うるさいですね、わかってますよ」

ミツオ「うう、気持ち悪い」

???「キミ具合悪そうだけど、乗り物酔いかい?」

ミツオ「ええ」

???「へー、珍しいね、揺れの少ないリニアとジオプレインで」

アーサー「うむ、情けない奴だ」

ミツオ「ほっといてくださいよ…」

???「そういう訳にもいかないんだよねー、こっちも仕事だし」

ミツオ「?どういうことですか、というかあなたは…?」

???「ああ、自己紹介が遅れたね」

???「僕は君らがアースモール滞在中、世話をするよう言われてる者さ」

???「立場的にはそう、研究員のアルバイトってとこかな」

ミツオ「そんなこと聞いてないですけど」

バイト「あれ?おかしいな、話は通ってるはずなんだけど…」

バイト「まあいいや、とにかくよろしくね」

ミツオ「はあ…」


リーダー「みーつーおー!!」ダッシュ

ミツオ「うわ!なんですか」

リーダー「ちょっと見ない間に、誰じゃ!その綺麗なお姉さんは!?」

ミツオ(コイツ、年上まで守備範囲なのかよ、です)

ミツオ「ん?…っていうかお姉さんって?」

バイト「あちゃー、やっぱり最近すぐばれちゃうなー、別に隠してるわけじゃないけど」

ミツオ「ええ!?もしかして」

バイト「そう、こんな口調だから間違われやすいけど僕は…」

リーダー「っひゃあああ!!僕っ娘おおお!!」

ミツオ「ちょっとおまえ黙ってろですよ」

バイト「はは、面白い子だね」

アヤカ「ちょっと可哀想な子なんです、どうぞ笑ってあげてください」

ミツオ「あ、アヤカ!滞在中の御世話役とかって話…」

アヤカ「ああそうそう、それも言うの忘れてた、流石に小学生だけで一泊なんて無理だし」

アヤカ「メダロット協会から保護者役の人が付くって、連絡があったわ」

ミツオ「もう少し早く教えてほしかったです…」

バイト「良かった、分かってもらえたようだね」

バイト「観光案内なんかも頼まれてるから、行きたい所があったら遠慮なく言ってよ」

アヤカ「はい、よろしくお願いします」

バイト「こちらこそ」

バイト「さて、とりあえずホテルのチェックインだけ済ませに行こうか」


――
―――

アースモール
ホテル入り口前

バイト「よし、これで手続きはOK」

バイト「君たち、どこか行きたい所はあるかい?」

ミツオ「ええっと、アースモールって何が有名なんでしたっけ」

アヤカ「ここで観光って言ったら野菜の栽培施設とか、地熱発電所とかじゃない?」

リーダー「おお、なんか面白そうなのじゃ」

バイト「そうだね、じゃあその辺のからみて回ろうか」

バイト「あ!いけない」

ミツオ「どうかしましたか?」

バイト「5分後に雨だ、そこのコンビニでちょっと雨宿りして行こう」

リーダー「?」

バイト「この街の気象は完全に人間の管理下にあるんだ」

バイト「だから天気予報は絶対に外れない」

リーダー「なるほどーなのじゃー」

――
―――

僕っ娘……ダメだ、佐々木かカモメしか思いつかね


コンビニ店内


ザーザー

リーダー「おお!本当に降ってきたのじゃ」

ミツオ「これ、いつやむんですか?」

バイト「もうすぐだよ、見ててごらん」

ザー…



リーダー「おおお!!ホントにすぐやんだのじゃー」

バイト「決められてることだからね」

バイト「アースモールは地下にあるから、空はスクリーンに映し出された映像だし」

バイト「当然だけど雨も雪も人工的に作り出されたものなんだよ」

アヤカ「空はわかるけど、雨とか雪とかって面倒な物、わざわざ再現する必要あるのかしら」

バイト「どっちも最初は実験用の機能だったらしいけど、データを取るうちにみんな気づいたんだよ」

アヤカ「何にですか?」

バイト「さあ、なんだろうね」ニコ

アヤカ「えー」

バイト「よし!雨もやんだし、そろそろ発電所に向かおうか」

――
―――


地熱発電所

バイト「ここがアースモールの消費電力の6割を生み出している地熱発電所だよ」

リーダー「おお!!」

ミツオ「驚いてるですけど、ホントに何がすごいか分かってるですか?」

リーダー「全然」

アヤカ「きっぱりと言い切ったわね」

バイト「はは、ここは地熱としての発電量が国内で最大なんだ」

リーダー「おお!!日本一!!」

バイト「なにせ街が地下にあるからね、いろいろと条件は良いよ」

アヤカ「それでもア-スモール全部の電力を賄うことは出来ないんですね」

バイト「ああ、都市計画初期の段階だと完全な自給自足を目指していたらしいんだけどね」

バイト「エネルギー供給の柱として建設された、メダル増殖炉施設が暴走する事故があってさ」

バイト「それをきっかけに急遽地熱発電に方向転換したらしいんだ」

ミツオ「へ、へー」

アヤカ「?」

ミツオ(増殖炉の暴走って…確か、ロボロボ団のせいだったです)ドキドキ

バイト「でも、ここは都市を維持するエネルギーだけでも莫大な電力が必要でね」

バイト「結局アースモールだけでの自給自足っていう計画は夢に終わっちゃったんだって」

アヤカ「じゃあ今は地上から電力を?」

バイト「そう、分けてもらってるんだ」

バイト「まあ完全な自給自足、なんてことができていたら都市の一般開放なんてまだまだ先の話だっただろうね」

バイト「正直僕はそんな閉鎖的な環境にならなくて良かったと思ってるよ」

ミツオ「そ、そうですか、は、はは」

ミツオ(ちょっと安心したです)


バイト「つまらない話をしちゃったかな?」

リーダー「そんなことないのじゃー面白かったのじゃー!」

バイト「そう?嬉しいな」

バイト「ここを一通り見終わったら、次はメダロットが栽培をしている農園を見に行こうか」

アヤカ「はーい」

バイト「そうそう、ホントは発電所内は立ち入り禁止なんだけど、君たちが招待選手だって言ったら特別に見学の許可が下りたよ」

リーダー「おお!!ラッキーなのじゃー」

バイト「じゃあ、所内に出発だね!」

リーダー「了解なのじゃーー!!」

ミツオ「…」

ミツオ(それにしても、以前来た時と随分街の雰囲気が変わったですね)キョロキョロ

ミツオ(無機質で閉鎖的なイメージをあまり感じないです)

ミツオ(やっぱり、外から人が来るようになったことが…)

コソコソ

ミツオ「ん?」

ロボロボ「…」コソコソ

ミツオ(ロボロボ団!?)

ロボロボ「…」サッ

ミツオ(!路地裏に消えた!?)

ミツオ「…怪しすぎるです」


タッタッタ


バイト「あれ、そういえばミツオ君はどこかな」

アヤカ「え?さっきまでそこに」

アヤカ「…いないわね」

リーダー「まったく、しょうがないやつじゃなー」

――
―――

ロボロボ「…」コソコソ

ミツオ(ロボロボあるところに事件あり…)

ミツオ(別に今さら善人ぶるつもりはないですが、大会に支障がでる可能性は潰しておかないとです)

ミツオ(それにしても…)

ロボロボ「…」コソコソ

ミツオ(どんどん人気の無いところに向かっているです)

ミツオ(コイツの目的地は一体)

ロボロボ「…」ピタ

ミツオ(ここは、行き止まり?一体なんのつもりで)

ロボロボ「…」

ミツオ「…」ゴクリ

ロボロボ「いっけね、道間違えたロボ」テヘ

ミツオ「っておい!!」ガビーン

ロボロボ「ろ、ロボ!?お前何者ロボ!?」

ミツオ「お前、もうめんどくさいからロボトルで負けたら企んでること全部吐けです」

ロボロボ「ど、どういうこロボーー!?」

――
―――

今日はここまででー

乙ー

乙!

次回も期待ロボ

機体名 イ・セービ
形式 ISP型 男
モチーフ 伊勢海老
パーツ名 頭イセレーザー(うつレーザー)
右 イセバサミ(うつレーザー)
左 イセノツメ(ねらいうちレーザー)
脚部 エビゾリ(車両型)
メダチェンジ後
ドライブAうつ ぼうぎょシール(当たった相手を防御不能に)
ドライブBまもる かくとうガード(なぐる、がむしゃらの攻撃を無効に)
ドライブCまもる アンチシー
備考・要望
通常の見た目はロールスター系の見た目を彷彿させるものだが、メダチェンジ後は伊勢海老の船盛りのような見た目になり水中型となる
防御不能にさせた相手に的確にレーザーを狙い撃つ戦法が得意
金持ちなメダロッターによりオーダーメイドで作られたメダロット

①ビクトリア
②BTF型、女
③アレクサンドラアゲハ

頭:ヒラリヒラリト
右:マイアソブ
左:ヨウニスガタ
脚:ミセタアゲハチョウ

⑤頭部:支援無効(装備系。相手、自分側機体からのまもる、応援の攻撃、行動を受けた時、当該行動の効果とダメージを受けない)
右腕:格闘無効(装備系。相手機体からのなぐる、がむしゃらの攻撃無効)
左腕:射撃無効(装備系。相手機体からのうつ、狙い撃ちの攻撃無効)
脚部:飛行

アレクサンドラアゲハの美しい模様の大きな羽がある機体。

その孤高さ故に彼女には彼女を傷つける刃も彼女を応援する声も届かない

パーツの特性に相応しく、高飛車、ナルシストな性格だといいかもしれない


>>375
 船盛り!?
 お金持ちの考えることはよくわかりませんね…
 性能は堅実な感じで戦ってくれそうですね 

>>376
 夏の夜の真ん中、月の下…
 これは一個でもパーツが手に入れば凄い便利っすね
 欲しい!!


 なんだかんだで時間が無くて
 久しぶりの更新であります
 では今日も少しだけ…

待ってました


ボン!

>>295「」キノウテイシ

ロボロボ「こ、コラァカーーーン!!」

アーサー「他愛ない」

ミツオ「前から聞きたかったんですけど、攻撃パーツ無しのメダロットでロボトルするメダロッターって何考えてるんですかね」

ミツオ「…もしかして、無抵抗主義とか?」

ロボロボ「いきなりロボトルしかけといて散々な言いようロボね!?」ガーン

ミツオ「まあなんでもいいですけど、ほらっ!ちゃきちゃき吐きやがれですよ」

アーサー「ふふふ、どれだけ耐えられるか見物だな」ギラン

ロボロボ「怖っ!?い、一体何する気ロボ!!」

ミツオ「埋められるか沈められるかくらいは選ばせてやるです」

ロボロボ「こ、この人ヤル気満々ロボォ!!」ガーン

ロボロボ「ちくしょー!!俺が何したって言うロボかーー!!」ダッシュ

アーサー「む、逃げたな」

ミツオ「追いますよ」


――
―――


アースモール
北部

アーサー「いないな」

ミツオ「そうですね」

アーサー「見失ったか」

ミツオ「う~ん、確かにこっちに逃げてったはずなんですけど」

アーサー「どこか建物に逃げ込んだのではないか?」

ミツオ「って言ってもこの辺に隠れられそうな建物なんて…」

アーサー「あそこはどうだ?」

ミツオ「ん?あそこは…メダル発電所跡地、ですか」

ミツオ(増殖炉暴走事件の後はずっと放置されているって話ですが)

ミツオ「一応調べてみますか」

アーサー「うむ」

???「あー、ちょっと待った」

ミツオ「あ!お前は…」

ミツオ「シオカラ!(偽)」

偽シオカラ「…」ポリポリ

…ポリポリ?

待ってたんだぜ


ミツオ「どうしてお前がここにいるです!!」

ミツオ「ひょっとして、またアーサーを狙って…」

偽シオカラ「悪いが」

偽シオカラ「こっちにもいろいろ予定がある」

ミツオ「はあ?」

偽シオカラ「だから、余計なことはしてくれるな」

ミツオ「何を言って…」

偽シオカラ「メダロット転送」

ミツオ「って人の話聞けです!」


ギュインギュイン


アーサー「コイツは!?」

ミツオ「え…?」

ミツオ「黒い、アーサー?」

>>174「…」

偽シオカラ「DRG型、ブラックドラグーンだ」

偽シオカラ「科学者どもめ、前回は近すぎて失敗したから、対になる存在を用意したそうだ」

ミツオ「アーサーと…対の存在?」

偽シオカラ「少々予定外だが、コイツの相手をしてもらうぞ」

ドラグ「アーサー王は、二人もいらないわ」

アーサー「ふん、同感だ」

ミツオ「あー!もう!よくわからんですが、やってやるです!」

偽シオカラ「行くぞ!」

>>381
 ありがとう
 ポリポリは頭掻いてるってことでヨロシク

――
―――

偽シオカラ「ブラックメット!」

ドラグ「はっ!!」ドキュン

ミツオ「ミサイル!?」

ボッガン!!

もくもく…

ドラグ「やったか!?」

ズバッ!!

ドラグ「う」キャクブパーツニダメージ

アーサー「ふっ!『秘技、自販機の裏に隠れる』の術だ」キラーン

ドラグ「な、なんだとー!?」

ミツオ「ナ、ナイスですよ、アーサー」プルプル

ミツオ(あっちゃあ、自販機がエライことに…さっさと終わらせて逃げないとまずいです)

ミツオ「アーサー!そのままガンガンいくですよ!」

アーサー「おう!」

ズババ!

ドラグ「く」ミギウデパーツニダメージ

アーサー「どうした!俺の対と言ってもその程度か!」

ドラグ「調子に…乗るなぁぁ!!」

ドドドッドドド!!

アーサー「ぐあ!」キャクブパーツハカイ

ミツオ「アーサー!」

ミツオ(左腕のガトリング!?なんていうか、反則チックな威力です)

プレイ当時なんで同じ攻撃法なのにこんなに威力クソ高けぇの?って涙目だったなぁ……
ブラック機体マジチートだった


ドラグ「さあ、このまま終わらせて…」

偽シオカラ「ドラグ、メダチェンジだ」

ドラグ「?そんな事をしなくてもこのまま」

偽シオカラ「聞こえなかったか?」ギロ

ドラグ「っ、わかった」

ダダンダダーーン

ミツオ「変形した!あの姿は」

アーサー「…ドラゴンか」

ドラグP変形「さあ、もう逃がさんぞ、粉々にしてやる」

アーサー「粉々?貴様は三原則も知らんのか」

ドラグP変形「う、うるさい!言葉のあやだ!!

アーサー「ふん、無知め」

ミツオ「こら!わざわざ挑発すんな!です」

偽シオカラ「ドラグ、ドライブA」

ドラグP変形「があああ!!」ギャンギャン

アーサー「何をする気だ?」

ミツオ「…」

ミツオ(アイツ、アーサーの対になるメダロットとか言ってましたです)

ミツオ(確かに変形前の行動はミサイル、ガトリングと、格闘型であるアーサーと逆の性能でした)

ミツオ(ということは、もしや変形後の行動は…)

ミツオ「アーサー!アヴァロンを構えるです!!」

アーサー「む!?」

ミツオ「刻印武器が来るですよ!!」


偽シオカラ「ふっ」ニヤリ

偽シオカラ「ドライブB・C連続行動」


ドラグ「はああ!」

コクインノフカニ セイコウシマシタ 


偽シオカラ「…撃て」


ドラグ「っがああああああ!!!!」

ズッガアアアアア!!

アーサー「っおおおおお!!」

ぴきーーーん!


ボガン!!


ドラグ「…っが!ああっ」トウブニダメージ


ミツオ「…ふう」

ミツオ(な、なんとか反撃が間に合って良かったです)ホッ

ミツオ「アーサー!!インヴィジブルエア!!」

アーサー「おお!!」

ズババ!!

ボン!

ドラグ「」キノウテイシ


ミツオ「か、勝った」

偽シオカラ「…」

偽シオカラ「なんで、お前なんだろうな」

ミツオ「?」

偽シオカラ「まあいい、せいぜい何も知らずに踊っていろ」

ミツオ「あ、ちょ…」

偽シオカラ「そうだ、頼むから明日は大人しくしていてくれよ、じゃあな」バッサバッサ

ミツオ「全くなんなんですかアイツは…って、ん?」

ドラグ「…」

ミツオ(なんでこの子、まだここにいるんしょうか?)

ドラグ「負けた」

ミツオ「へ?」

ドラグ「完敗だ」

ミツオ「はあ」

ドラグ「どうやら私は、アーサー王の器ではなかったらしい」

アーサー「ふん、ようやく分かったか」

ドラグ「ああ、こうなれば私のとるべき道は一つしかない」

アーサー「?」

ドラグ「不束者ですが」

アーサー「??」

ドラグ「私を、お嫁さんにしてください」


アーサー「…」


アーサー「は?」



  第七話「出現!ブラックアーサー!」  終わり



――
―――

今回の獲得パーツ

頭   『ブラックメット 』       :ミサイル
     洒落にならない高火力。女性型。

右腕  『ブラックカリバー』       :ガトリング
     精度も威力もトップクラスの射撃。女性型。

右腕  『コカテープ』          :フォース制御
     コラァカンの右腕。男女問わず装着が可能。

左腕  『ブラックアヴァロン』      :反射
     回数制限の無い反射、ただし成功は低い。女性型。

脚部  『ブラックアーマー』       :二脚
     非常にバランスの良い二脚。女性型。


またまたやっちまいました

・性能改変

 ブラックドラグーン
 ドライブB クロス攻撃セット
 ドライブC クロス攻撃ファイア
  ↓
 ドライブB 刻印付加
 ドライブC 刻印武器

※ 刻印武器は封印武器の真逆の攻撃で、刻印付加のマイナス症状が付いているメダロットが使用できる強力な射撃攻撃です

なんていうか、その、ブラック機体だからってことで…
っていうか>>174さんもアーサーが封印武器使うってわかってたら絶対ドラグーンの変形後は刻印武器にしてたと思うんですよ
…つまり後付けした自分のせいですね、ハイ

というわけで今日はここまでです
すんませんっした

乙BD出したの俺だけど大丈夫。問題ないロボむしろやってくれてよかった

まさかのヒロイン爆誕である(笑)これから仲間も増えるだろうか…

こーなってたらよかったのになーってのをよく再現してくれるわ

おつさまですー。次回も期待ロボ!

①スイートプリンセス
②SWS型
③お菓子
④パーツ名
・女性型
頭:ショコラティアラ(索敵)
右:キャンディロッド(回復)
左:ドーナツリボン(マイナス症状クリア)
脚:スカートケーキ(二脚)

チョコ色の装甲に身を包むお姫様。デザイン重視のためかパーツ性能は低め

⑤SWS(スイーツ)シリーズ第一弾、援護型。女性に人気が出そうな可愛らしいデザインをコンセプトに製作されたメダロット。

乙ロボ!
このペースだと幼なじみやリーダーにも新型追加ロボ?


>>390
 お子さんや女性にも安心してお使いいただけるメダロットですね
 第一弾ということなので続報に期待!

>>391
 予定は未定でございますロボ

 
 では今日も少しだけ…


――
―――


ドラグ「さあ、勝者の特権だ、私を好きにするといい」

アーサー「な、何をわけのわからんことを!」

ドラグ「何がわからないというのか、さっきから何度も言っているではないか」

ドラグ「この身は貴方に捧げると…」

ドラグ「なあダーリン」

アーサー「ダーリン!?」

ドラグ「そう、そして結婚だ」

アーサー「結婚!?」

アーサー「ミツオ!!こいつを何とかしろ!まるで話にならん!」

ミツオ「あー?いいんじゃないですか?(どうでも)」

アーサー「き、貴様ぁ!!他人事だと思って!!」

ドラグ「よし!ではマスターの許しも出たところで早速…」

アーサー「って何をするつもりだ!?やめろ!!俺に近づくなぁぁ!!」

ミツオ「…」ハア

ミツオ(こいつらを見てたら、なんかいろいろどうでもよくなってきました)チラ

自販機「」シュー

ミツオ(完全に壊れてますね、これ)

ミツオ「…人が来る前にさっさとずらがりましょうか」


―――
―――


 第八話「目覚める悪夢」


―――
―――


アースモール
ホテル入り口

アヤカ「あー!あんたこんな時間までどこ行ってたのよ!!」

ミツオ「えっと、ちょっと道に迷ってしまって」

リーダー「まったくドジなやつなのじゃー」

アヤカ「まったく!連絡くらいしなさいよね!」

ミツオ「悪かったですよ」

バイト「ミツオ君」

ミツオ「…はい」

バイト「だめだろう?一人で勝手な行動をしちゃ」

ミツオ「ごめんなさい」

バイト「もう、何のために僕が保護者役になってるのか、もうちょっと考えて欲しかったな」

バイト「今回は何もなかったからいいけど、最近ロボロボ連中のせいで治安も悪くなってるし」

ミツオ「!ロボロボ団ってそんなに前から出没してるんですか!?」

バイト「ん?まあ見かけるようになったのは半年前くらいだけど、急に数が増え出したのはここ一週間くらいかな」

ミツオ(最近急に数が増えだした…?)

バイト「ってこら、関係ない話で誤魔化さない!全く、君を見てるとなんだか昔の兄さんを思い出すよ」

バイト「…さて、夕食の時間になったら呼びに行くからそれまでは三人とも部屋でゆっくりしてるといいよ」

バイト「はい、これが部屋のカギ」

ミツオ「ありがとうございます」

バイト「オートロックだから気を付けてね」

バイト「じゃ、時間まで解散!」

リーダー「はーいなのじゃー」

――
―――


アヤカ「…珍しいわね」

ミツオ「何がです?」

アヤカ「アーサーよ、一緒にいないってことはメダロッチの中ってことでしょ、あんなに嫌がってたのに」

アーサー『だめだ!ミツオ!やっぱり出せ!』

アヤカ「?」

ミツオ「ああはいはい、メダロット転送」

ギュインギュイン

アーサー「くっ!メダロッチの中ならあるいはと思ったが、無駄だった!」

ギュインギュイン

ドラグ「何もそこまで嫌がることはないだろう?流石に傷つくぞ」

アーサー「ミツオ!頼むからこいつを外に出すな!」

ミツオ「いや、それが無理なんですよ」

アーサー「何故だ!メダルもパーツもお前のメダロッチに一式揃っているのだろう!?」

ミツオ「命令出来ないんですって、コマンド画面が出ないんですよ」

アーサー「なんだと!?どういうことだ!?」

ミツオ「私に聞かれても」

ドラグ「これが…愛の力」フフフ

アーサー「絶対に違う!!」

そういえば頑張ればメダロット同士でも子供って作れんのかな

漫画版だとマザーがいたが


アヤカ「えっと、どういうこと?」

ミツオ「ただのラップルですよ」 ※ ラブラブカップルの略

アーサー「いい加減なことをぬかすな!」

アーサー「もういい!!俺はしばらく旅に出る!!」

ドラグ「お供しよう」

アーサー「いらん!!」ダッシュ

ドラグ「逃がすか!!」ダッシュ


アヤカ「…なんていうか」

アヤカ「あんたってホント変なメダロット好きねー」

ミツオ「別に私が選んでるわけじゃ」

アヤカ「ってことは、また貰い物?」

ミツオ「というより、押し付けられました」

アヤカ「ふーん、気をつけなさいよ、新手の詐欺かも」

ミツオ「なるほど、巧妙な手口ですね」

アヤカ「そうね」

アヤカ「私部屋で少し休むけどどうする?」

ミツオ「私もそうしますです」

アヤカ「三バカはお土産買いに行ってるみたいだけど」

ミツオ「荷物になるし、それは明日でいいです」

アヤカ「そ、じゃまた後でね」

――
―――


ホテル
301号室

ミツオ「一人一部屋とは、贅沢ですねー」ゴロン

ミツオ「綺麗なベッドを蹂躙してやるですよー」ゴロゴロ

ミツオ「…」

ミツオ「むなしい」

ミツオ「テレビでもつけますか」ピ


テレビ『リゾートはやっぱりカラサワギ!夏の思い出を…』ピ

テレビ『まさか!お前は死んだはずだぞ!?ニンニンジャ!まさ…』ピ

テレビ『今日はアンダーシェルで大ブームの手作りルアーを…』ピ


―プツン―


ミツオ「つまらんです」

ミツオ「…」

ミツオ「暇ですね」

ミツオ「…」

ミツオ「よし」

ミツオ「っうおおお!!ローリンローリン!!」ゴロゴロ

ミツオ「転がるだけに飽き足らず跳ねてやるですー!」ピョンピョン

ミツオ「ほーらほーら!」ピョンピョン

アーサー「…何をやっているのだ、お前は」

ミツオ「!」

ミツオ「…これはちょっと、その、旅先でテンションが上がっちゃう現象で」

アーサー「まあそんなことはどうでもいい」キョロキョロ

アーサー「どうやら撒けたようだな」フウ

ミツオ「外に置いてきたですか、可哀想に」

アーサー「うるさい、他にどうしろというのだ!」


あー眠いー
今日はここまででー

乙ロボ


アーサー「一体何なんだアイツは!突然現れて急に俺に付きまとって…」

アーサー「怪しすぎるぞ!!」

ミツオ「お前が言うですか」

アーサー「状況が違うだろう!アイツは元々ロボロボ団が連れてきた機体だ!」

ミツオ「…」

ミツオ(あのシオカラを名乗る少年は、アーサーと同系統の機体を何体も持っていました)

ミツオ(それに、アーサーを見た時、『そいつを返せ』とも)

ミツオ(であれば、元々の所有者という意味では、アーサー、きっとお前も…)

アーサー「どうした、急に黙り込んで」

ミツオ「いや、何でもないです」

アーサー「それにしても、あのシオカラとかいう奴はなにを考えているんだろうな」

ミツオ「…そうですね、何故ドラグを私に渡すような真似をしたのか」

アーサー「会うたびにおかしなことを言うし」

ミツオ「今日のロボトルだって、わざわざ変形して隙の多い行動なんて、とらなくてもよかったはずです」

ミツオ「…」

ミツオ「実は良い奴だったりして」

アーサー「そんなわけあるか」

ヴーヴー

ミツオ「あ、メール、アヤカからですか」

ピ、ピピ

ミツオ「…そういえばそろそろ夕食の時間でしたか」

ミツオ「一階ホールに行きますよ、アーサー」

――
―――

キタァロボォォ


ホテル
1F広間

アヤカ「それで、アーサーはまだ部屋に籠ってるわけ?」

ミツオ「奴がいつ戻ってくるともわからん!俺はここに残る!…とか言ってましたです」

リーダー「うーん、自分に好意を持ってる相手をなんでそう避けるのか、アタイにはわからんのじゃー」

ミツオ(あなたのおかげで、私は今なんとなく理解できましたよ)

バイト「メダロットの恋、か」

アヤカ「響きはロマンチックなのにねー」モグモグ

ミツオ「現実はストーカー事件一歩手前って感じです」ムシャムシャ

リーダー「お、この炒め物、結構いけるのじゃ」ガツガツ

バイト「そういえば忘れてたけどキミ達、明日の試合に向けて練習とかしなくていいのかい?」

ミツオ「あ」

アヤカ「そういえば」

リーダー「完全に忘れてたのじゃ」

バイト「あのね、別に脅かすわけじゃないけど」

バイト「アースモール地区代表のツチノエ小学校チームはかなりの腕前だって話だよ」

ミツオ「そ、そうなんですか?」

バイト「何でもファンクラブができるほどだとか」

アヤカ「まあここまで勝ち上がってて弱いわけはないわよねー」モグモグ

リーダー「どうせベアちゃんがいれば楽勝なのじゃ」ガツガツ

ミツオ「お前ら!前回の敗戦から何も学んでないですね!?」ガビーン



ヴ…ヴ、プツン!


一同「!」

ミツオ「?なんでしょう、急に照明が…」

アヤカ「停電?」モグモグ

バイト「珍しいな、アースモールでこんなこと」

リーダー「何かあったのか?」ガツガツ

バイト「心配しなくてもすぐに復旧するよ」


チカ…チカ、ピカー


バイト「ほらね」

リーダー「ほんとなのじゃー」ガツガツ

アヤカ「流石は科学の街」モグモグ

ミツオ「ビックリしたです…」

ミツオ「れれ?」

バイト「どうしたの?」

ミツオ「最後にとっておいたはずの私のハンバーグが、無くなってるです」

アヤカ「なにそれー、こわーい」モグモグ

リーダー「きっとお化けのせいなのじゃー」ガツガツ

ミツオ「…」

ミツオ「きっさまらー!!そこになおれー!!ですよおお!!」ゴゴゴゴ

バイト「あの、練習は…?」

アヤカ「なによー疑ってんのー?」モグモグ

リーダー「証拠を出すのじゃ証拠を」ガツガツ

ミツオ「やかましい!他にこんなことする奴がいるかー!!です」

バイト「…」

バイト「ま、いっか」


――
―――


ホテル
自室
消灯時間

ミツオ「ふうー、いい湯だったですー」ホカホカ

ミツオ「流石、地底都市だけあって、浴場も源泉かけ流しだったです」ツヤツヤ

ミツオ「アーサー、戻ったですよー」ガチャ

ミツオ「ん?いない、おかしいですね」

ミツオ「!机の上に手紙が」

―ダーリンとデートに行ってきます、探さないでください―

ミツオ「…捕まったか」ガッショウ

ミツオ「さて、することもないし、明日に備えてさっさと寝ますか」

ピンポーン

ミツオ「…って誰ですか、こんな時間に」

ミツオ「は~い」ガチャ

アヤカ「…」

ミツオ「アヤカ?何の用ですか」

アヤカ「やっほ、寝てた?」

ミツオ「いえ、まだですけど」

アヤカ「そっか、じゃあさ、さっきのお詫びにお菓子持ってきたから」

アヤカ「一緒に食べない?」

ミツオ「…いいですけど」

アヤカ「決まりね、お邪魔しまーす」

ミツオ(こいつ…)

ミツオ(何を企んでいるです?)ゴゴゴゴ


アヤカ「…」モグモグ

ミツオ「…」ムシャムシャ

ミツオ(な、なんで沈黙が続いているのでしょう…?)

ミツオ「…」

ミツオ(き、気まずいです)

アヤカ「ふう、食べた食べた」ゲフウ

ミツオ(よし、これでやっと解放されるです)

アヤカ「じゃ、歯磨いて寝ましょうか」

ミツオ「そうですね…え?」

アヤカ「何?」

ミツオ「寝るって、この部屋でですか?」

アヤカ「そうだけど」

ミツオ「何故にですか!?」

アヤカ「鍵置いたままお風呂行ったら締め出されちゃったのよ」

ミツオ「…オートロックだから気を付けてって言われてましたよね?」

アヤカ「うっさい、洗面所借りるわよ」

ミツオ「え、えー」

ほほう?


――
―――

ミツオ「じゃ、電気消すですよ」

アヤカ「ん」

パチ

ミツオ「…」モゾモゾ

アヤカ「…」

ミツオ「どうしてアヤカがベッドで私がソファーなんです?」

アヤカ「世の中そういうもんよ」

ミツオ「納得いかんです」

アヤカ「…」

ミツオ「…」

アヤカ「ごめんね」

ミツオ「もういいですよ、寝れなくもないですし」

アヤカ「そうじゃなくて」

ミツオ「?」

アヤカ「むりやり、メダリンピックに誘ったこと」

ミツオ「そんなこと、気にしてたんですか」

アヤカ「前は頑なにメダロットは持たない主義だって言ってたのに」

ミツオ「それを知ってて誘う所が流石ですよね」

アヤカ「だって、しょうがないじゃない、行きたかったんだもん…宇宙」

ミツオ「分かってますよ」

アヤカ「無理してない?」

ミツオ「…」

アヤカ「嫌なら嫌って言って」

ミツオ「嫌じゃなかったですよ、初めから」

アヤカ「ホントに?」

ミツオ「実を言うと、憧れだったんです」

ミツオ「メダリンピックに出場すること」


ミツオ「本当は嬉しかったんです、アヤカが誘ってくれた時」

アヤカ「…」

ミツオ「その後も、勝ち進めて凄く嬉しかったし」

ミツオ「イッショウに負けた時も、真剣に悔しかったんです」

アヤカ「…」

ミツオ「その、なんていうか」

ミツオ「いつもアヤカが引っ張っていってくれるから、私は前に進めるんです」

アヤカ「…」

ミツオ「だから、アヤカがそんな風に悩むようなことは全然」

アヤカ「…」

ミツオ「って…」

アヤカ「…」

ミツオ「起きてます?」

アヤカ「…」グーグー

ミツオ「はあ」ガックシ

ミツオ「そんなことだろうと思いましたよ」ヤレヤレ

ミツオ「お休みなさい」

ミツオ「…」スースー


アヤカ「…」ゴロン

アヤカ「もう、恥ずかしい奴なんだから」カアア

アヤカ「おやすみ、ミツオ」ボソ

今日はここまでっす
うっすうっす

乙ッすロボ

乙ですロボ!

①つっちー
②UMA型、N
③ツチノコ

頭:モリニイルカモ:フィールドチェンジ(使用回数3、フィールドを森に変える)
右:ソンザイシナイカモ:ステルス(味方機体全てに強力な隠蔽、敵側機体の防御をすり抜け効果付与)
左:ミツケタイカモ:急速チャージ
脚:ショウキンスゴイシ(二脚)



メダチェンジ(シフト)

ドライブA:逃走(この機能を使用するといかなる戦況でも関係なく降伏し、ロボトルを強制終了する。その代わり、この機能を使用したロボトル終了時にパーツもメダルもお金もとられない※但しパーツ、メダル、お金は減らない代わりに友達は減ります)

ドライブB:全額奪取(この機能を使用したロボトルに勝利した場合、相手側の現在の所持金全てを貰える。※但しお金は増えても友達は減ります)

ドライブC:2パーツ奪取(この機能を使用してロボトルに勝利した場合、相手側から貰うパーツを2つ選択し、貰う事ができる。※但しパーツは増えても友達は減ります)

脚:浮遊

ゴーグルをつけた探検家のような見た目。

蛇の頭を2つに分けたような手とメタリックでスマートな脚(がに股)を持つ。

メダチェンジ後はデフォルメされたぷりちーなツチノコ。装甲値がかなり低く、すぐやられる。

メダチェンジ後の機能のあまりの陰険さにこの機体を使用するメダロッターは白い目で見られる。故によく捨てられる哀戦士

今更だけど対ならドラグは反射じゃなくて体勢破壊にするべきだったと後悔。

①シルバーキャノン
②KBT型 男
③ゾウカブトムシ

頭:シルバーホーン
右:シルバーランチャー
左:シルバーマグナム
脚:シルバーシート

⑤頭部:ミサイル→ナパーム→ビーム→右腕の行動へ(回数1)
右腕:ガトリング→ヘビーガトリング→左腕の行動へ
左腕:ライフル→ヘビーライフル
脚部:戦車

ゴールデンガードナーの対で、あまりのエグい性能故にお蔵入りになった白銀に輝く超重量級KBT。

1回のみ頭3回行動→左2回行動→右2回行動の鬼畜掃射が可能な動く火薬庫。充填、冷却は遅い。

反射系や射撃トラップに死ぬ程弱い。装甲値はオール80


>>416
 つっちーさえあればめんどくさい雑魚戦もなんのそのっすね
 狙ったパーツも手に入るし、クリア後に真価を発揮するメダかも

>>417
 鬼畜ってレベルじゃねーぞ!?でござる
 なお、本編出演の際には大幅な規制は免れない模様

 というわけで今日もちょっとだけ


――
―――

待ってました!ロボ!


ホテル
自室
翌朝

ピピピ!ピピピ!

ミツオ「…ふああ、よく寝たです」

アヤカ「んん、あと五時間」

忍者1「それ試合終わってるでゴザルよ」

ミツオ「そうですよアヤカ、早く起きて支度を…」

ミツオ「ん?」

忍者1「やあ、おはようでゴザル、ミツオ殿」

ミツオ「って!お前誰ですか!?」

忍者1「…誰とはまた酷いでゴザル、拙者たち花園学園で熱いロボトルを繰り広げた仲ではござらんか」ショボン

ミツオ「?ああ、そういえばあなた、ニンジャーズの…」

アーサー「俺の命の恩人だ」

ミツオ「恩人?というかアーサーお前いつの間に戻ってきたですか」

忍者1「何やら助けを求めていたので拙者が救出したのでゴザル」

アーサー「本当に危ないところだった」

ミツオ「それは、どうも」

ミツオ(どういう状況だったかちょっと気になるですね)


ミツオ「まあアーサーが助けてもらったのは感謝しますけど、人の部屋に勝手に入って来るのはちょっと遠慮して欲しかったですね」

忍者1「む、これは失礼したでゴザル、お二人の大事な時間を…」ポ

ミツオ「いや、そういうんじゃないですけど」

アヤカ「んん…?なんで忍者がいるわけ?」

ミツオ「アヤカはもうちょっと寝てていいですよ」

アヤカ「んん、わかった」ムニャムニャ

忍者1「ミツオ殿」

ミツオ「はい?」

忍者1「拙者ミツオ殿にお見せしたいものがあったゆえ、無礼を承知でここまできたのでゴザルよ」

ミツオ「見せたいもの?」

忍者1「これでゴザル」スッ

ミツオ「この巻物、前にも見たような…もしかして」シュルシュル

ミツオ「なになに、ツチノエ小学校代表チームの傾向と対策」

ミツオ「…やっぱり相手チームの情報ですか」

忍者1「しっかり読んで、ばっちり勝って欲しいでゴザル」

ミツオ「ううん、気持ちは嬉しいですけど、なんかこういうの卑怯な感じが」

忍者1「データは全て公式戦の記録でゴザル、見ようと思えば誰でも閲覧できるものなのだから何も問題ないでゴザルよ」

ハンゾー「モンダイナイ!」

ミツオ「まあ、そこまで言うなら」

忍者1「拙者は、エンタクノキシーズwithニンジャークラッシャーズが勝ち進むためなら協力は惜しまないつもりでゴザルよ」


――
―――


アースモール
競技用ドーム
特設ステージ

バイト「じゃ、僕が一緒にいられるのはここまでだね」

リーダー「なんじゃ、試合を見ていってはくれんのか?」

バイト「ごめんね、これから別の仕事があって」

バイト「でも、離れてても応援はしてるからさ」

リーダー「うおお!残念なのじゃー!でも頑張るのじゃ!」

リーダー「ミツコちゃんの為に!」キリッ

バイト「?誰それ、まあいいや、じゃあ後で迎えにくるから、がんばってね!」

リーダー「はーいなのじゃー」

ミツオ「…」

ミツオ(チッ!あいつ、まだミツコなんて覚えてやがったですか、てっきりもう忘れてるかと思ってたですのに)

アヤカ「…彼女には、いずれまた登場してもらうことになりそうね」ボソ

ミツオ(い、いやですよ)ガクブルガクブル

子分1「リーダー!!」ブンブン

リーダー「おお!!お前たち!!」

子分2「応援してるのじゃー!ファイトなのじゃー!」ブンブン

アヤカ「最前列とは」

ミツオ「さすがですね」

いまだに名前ないんだよな…ホロリ


???「みーつーおー殿ー!」

ミツオ「この声は!」

アヤカ「ああ、朝の忍者ね」

忍者1「頑張るでーゴザルよー!」

ミツオ「…」

アヤカ「…」

リーダー「アイツはなんで天井に張り付いてるのじゃ?」

ミツオ「私に聞くなですよ」


うるち「レディースエーーンド!ジェントルメーン!!」

うるち「エーーンド!ボーイズアンドガールズ!!」

うるち「大変長らくお待たせしました!」

うるち「ただ今よりメダリンピック地区予選試合を始めさせていただきます!!」

ピューピュー

うるち「まずは今大会最長のチーム名を誇る、ギンジョウ小学校代表…」

うるち「エンタクノキシーズwithニンジャークラッシャーズ」

子分1・2「「リーーーーダーーーーー!!」」

リーダー「聞いたか?アタイらが最長なのじゃ!」

ミツオ「全然誇れることじゃないと思うです」

うるち「対するは人気急上昇、愛と平和は世界を救う!?ツチノエ小学校代表…」

うるち「ラヴ&ピースズ!!」

>>97「ポウ!」

きゃーーー!!素敵ーーー!!

アヤカ「何あのメダロット?なんかキラキラしてるけど」

ミツオ「ポップスマスター、さっき教えた奴ですよ」

リーダー「確か攻撃パーツが一切ないんじゃったな」

ミツオ「ええ、情報によればあとの二機体、>>175ブロウビートルと>>338フューチャーブレイン にも攻撃パーツはありませんです」

アヤカ「へー」

リーダー「変なやつらなのじゃー」


やっとマ○ケルだせたー
今日はここまででー

乙ー

乙ーあの悲報だけは聞きたくなかったなー…

乙ロボ

①スズキさん
②OSN(おっさん)型 男
③工事現場のおっちゃん

頭:キイロメット
右:ショベルアーム
左:クレーンアーム
脚:サギョーズボン


頭部:コマンダー(真メダロットのサンジューロの頭と同じ)
右腕:ショック
左腕:ホールド
脚部:二脚

メダチェンジ後

ドライブA:リーダーチェンジ(相手側のリーダー機を他相手側機とランダムで入れ換える)

ドライブB:ショック(殴る)

ドライブC:レーザー(成功率高い。うつ)

脚部:戦車

黄色いメットを被り、右腕がショベルカーのアーム、左腕がクレーン車のアームで足は作業着な見た目。メダチェンジ後は武装ショベルカーに

若手にためになる説教をし、自分の仕事はしっかりこなす。休憩時間は弁当。
休日はもっぱら酒飲みながら相撲見て、新聞読みながらラジオで競馬中継聞いてます

①イブ
②EVE型 女
③世界で二番目に産まれた人間

頭:カミヨ、ナゼ
右:ワタシタチヲ
左:ミステタ
脚:ノデスカ。


頭部:フォース制御
右腕:フォースアップ
左腕:フォースドレイン
脚部:二脚

メダチェンジ(シフト)

ドライブA:融合(>>129のアダムが自分側におり、且つアダムとイヴがメダフォース100%たまっている時のみ使用可能。合体して一つになる)
ドライブB:ファイア(殴る)
ドライブC:サンダー(殴る)

アダムのつがい。金髪ロングで白い布を巻き付けたようなデザインの服を着たふつくしい女性。まんま人間。

メダチェンジ後はアダムの肋骨に。旧約聖書に準えた機体であり、融合後は『神そのもの』になるとか。


>>429
 普通に工事現場にいそうですね、スズキさん
 能力がちゃんと戦闘向きで吹いたのは内緒なんだぜ

>>430
 合体てそういえば珍しいですよね
 ロボット物なのに
 アニメの魂くらいでしたっけ?

 では今日もちょっぴり

――
―――

待ってました!ロボ!


ミツオ「なんだか懐かしいです」

アヤカ「え?」

ミツオ「あ!いえ、なんでもないです」

ミツオ(幹部時代にここで『ロボロボ―ズ』として出場した、なんて誰にも言えないですね)

リーダー「それで、アタイらは普通に戦えばいいんだったな?ミツオ」

ミツオ「はい、どうせ作戦なんて立ててもこのチームでは無駄ですし」

アヤカ「どういう意味よ」

ミツオ「そのまんまです」

リーダー「よし、頑張るのじゃ!ベアちゃん」

ルシフラー「うん」

アヤカ「かますわよ!セーザー!」

セーザー「はーい」

ミツオ「焦らずいきますよ、アーサー」

アーサー「おお」


うるち「それでは…」

うるち「ロボトルーーー!!ファイトオオオ!!」


ツチノエ男子1「ポップス!スムースだ」

ボップス「ポウ!」ヒュインヒュイン

うるち「ポップスマスターのフォースアップ!ブロウビートルのメダフォースが上昇しました」

アヤカ「フォースアップ?」

ミツオ「ええ、彼らは攻撃パーツが無い分を強力なメダフォースで補っているのでしょう」

リーダー「ふん、溜めてる間に終わらせてやるのじゃ、オミキ!」

アヤカ「はいはい、セーザーやったげて」

セーザー「えい」キュインキュイン

リーダー「ナイス索敵、ベアちゃん出番じゃー!」

ルシフラー「えいえいとー!」

グワッシャー!

うるち「フューチャーブレインの左腕にダメージ!」

フューチャー「び、びっくりしました」ドキドキ

ルシフラー「いたひ」ボン

うるち「ルシフラー!反動で左腕破壊!」

リーダー「な、ベアちゃんのサタンアームに耐えるじゃと!?」

ミツオ(フューチャーブレインの左腕は防御行動のファイヤーウォール、まさかここまで硬いとは)

ツチノエ男子2「ブロウ!メダフォース!」

ミツオ(来た!)

ミツオ「アーサー!今です!」

アーサー「おお!」

ミツオ「コカテープ!」

おお、コーラのパーツきた


アーサー「はああ!」ティロティロ

うるち「アーサーのフォース制御!しばらくメダフォースは使用できません!」

ツチノエ男子2「な、なんだってー!?」

ブロウ「発動失敗や」

ツチノエ女子「まるでこっちの作戦を見越してたみたいね」

ツチノエ男子1「僕らも戦術を研究されるほど有名になってきたってことか」

ミツオ(ちょっと罪悪感…)

ツチノエ男子1「だけど、こっちだって対策が無いわけじゃあない!」

ツチノエ男子1「ポップス!ビーリだ!」

ポップス「ポウ!」ティロティロ

うるち「ポップスのフォース制御!メダフォースが使用できます!」

ミツオ「まあ、やっぱりそう来ますよね」

ミツオ(この勝負、フォース制御の撃ちあいになることはわかっていました)

アーサー「タイミングの勝負になるな」

ミツオ「です」


ツチノエ女子「ブレイン!キャンディロット!」

ブレイン「頑張ります!」キュインキュイン

うるち「フューチャーブレインの回復、自身の左腕を回復しました」

ミツオ(回復?…多少情報と違うパーツも装備しているみたいですね、ですが…)

ミツオ「向こうの攻撃手段はメダフォースしかありません、フォース制御でアーサーが封じてる間にガンガン攻めてください」

アヤカ「言われなくても、セーザー!」

セーザー「はーい!」ズババ

うるち「クリティカル!ブロウビートルの右腕パーツ破壊!」

ブロウ「いてて、かなわんなー」

リーダー「ベアちゃん、サタンボディじゃ!」

ルシフラー「ふう」キュインキュイン

うるち「ルシフラーの復活、右腕パーツが復活しました」

アヤカ「ちょっと!あんた話聞いてた!?」

リーダー「やかましい!あいつらなかなか後ろを見せんのじゃ、特にあいつ!」

ポップス「ポウ?」スリスリ

アヤカ「そ、そうね…」

ミツオ(ムーンウォークにそんな効果が!?)※1


※1 デストロイは後ろ向きの相手にしか効果がありません

そぉ来たかwwww


ツチノエ男子2「ブロウ!メダフォースだ!」

ブロウ「いくでー」ゴゴゴ

ミツオ(来るか…)チラ

ツチノエ男子1「…」

ミツオ(さて、このまま何もしなければメダフォースは通ってしまうわけですから、当然相手は私がフォース制御をしてくると考えるはず)チラ

ツチノエ男子1「…」

ミツオ(…だから、こちらがフォース制御をするようなそぶりを見せれば、その動きに合わせてポップスマスターのフォース制御でそれを妨害しようとしてくるに違いない筈です)

ミツオ「アーサー!コカッ…」チラ

ミツオ(さあ!自分で自分の首を絞めろ!です!)


ツチノエ男子1「…」

ミツオ「…あれ?」


ブロウ「おりゃー」

ギャンギャンギャン

セーザー「きゃー」


ミツオ「あ」


うるち「ブロウビートルの生命ドレイン!セーザーメイツの脚部破壊!貫通!左腕破壊!貫通!頭部にダメージ!」

アヤカ「ちょっと!何やってんのよ!」

ミツオ「よ、読みあいに負けたです」ガーン

リーダー「むう、頼りにならん奴なのじゃー」


ミツオ「ええい!こうなったら突撃です!アーサー!」

アーサー「お、おお!」

ツチノエ女子「ブレイン!ファイアウォールよ!」

ブレイン「まっかせてください!」エヘヘ

ザン!!

ブレイン「あう」

うるち「フューチャーブレインの左腕破壊!貫通!頭部破壊!」

ブレイン「」ボン

うるち「機能停止!」

ツチノエ女子「な!?」

ミツオ「よし!流石ですよー!アーサー!」

アーサー「ふん、当然だ」

リーダー「って、ベアちゃんが削っておいたからじゃろーが!」

ミツオ「何の話ですかー?」シレッ


ツチノエ男子1「ポップス!ビーオーダブリューだ!」

ポップス「ポウ!」ウィンウィン

アーサー「む!?」

うるち「行動誘発!アーサーはしばらく頭部しか使えません!」

ツチノエ男子1「これで、フォース制御はもう使えない!」

ミツオ「しまったです!」

ツチノエ男子2「よし!ブロウ!ホルンアーム !」

ブロウ「いきまっせー」ガチガチ

うるち「フォースプラント設置!行動するたびメダフォースが増えます」

ツチノエ男子1「さあ!反撃開始だあ!」

リーダー「ばーかなのじゃー」

ツチノエ男子1「何!?」

リーダー「さっきの生命ドレインでベアちゃんを倒せなかった時点で、お前らの負けは確定なのじゃー」

リーダー「ベアちゃん!サタンアームじゃー!」

ルシフラー「えい!」

グワッシャー!

うるち「ポップスマスターの脚部破壊!貫通!右腕破壊!貫通!頭部破壊!」

ポップス「」ボン

うるち「ポップスマスター機能停止!」



うるち「リーダーが機能停止したので、エンタクノキシーズwithニンジャークラッシャーズの勝利です!」


リーダー「よっしゃー!勝ったのじゃー!」

アヤカ「ふう、誰かさんのおかげで一時はどうなるかと思ったけど」

ミツオ「うう、結果オーライということにしてほしいです」


うるち「では次回メダリンピック予選は!灼熱の砂漠を越え、ジャクナン小学校でお会いしましょう!」

うるち「それでは!!みなさん!またお会いしましょう!」


ミツオ「…」

ミツオ(ジャクナンと言うと、やっぱりあの子と戦うことになるのでしょうか)

アヤカ「ちょっと!なにニヤニヤしてるのよ!」

ミツオ「な、そんな顔してないですよ」

アヤカ「どうだか、そうせろくでもないことでも考えてたんでしょ」ジロ

ミツオ「い、言いがかりは…」

ツチノエ男子1「おい!!」

ミツオ「?」

ミツオ「なんですか?」

ツチノエ男子1「もう試合は終わっただろ!アイツを何とかしろよ!!」

ミツオ「へ?」

リーダー「や、やめるのじゃ!ベアちゃん!な、何してるのじゃ!!」

ミツオ「!?」


ルシフラー「えへへ」

ゴッシャ!ゴッシャ!

ポップス「」

ミツオ(き、機能停止したメダロットに…)

ツチノエ男子1「なんで、なんでこんな酷いことするんだよ!頼むよ!このままじゃアイツが…」

リーダー「ち、違うのじゃ!ベアちゃんはこんなことする子じゃ」

アヤカ「よくわかんないけど、セーザー!ルシフラーを止めて!!」

セーザー「…」

アヤカ「セーザー?」

セーザー「はい、アヤカちゃん」

ズババ

ボン!

ブロウ「」キノウテイシ

ツチノエ男子2「な、お前ら!ブロウまで!!」

アヤカ「え?え!?ちが、そんな…」

ミツオ(一体なにが起こってるんです!?)

シュタッ

忍者「ミツオ殿!無事でゴザルか!?」

ミツオ「な、何とか」

忍者「今街は大変なことになってるでゴザル」

ミツオ「大変って…?」

忍者「突然、アースモール中のメダロットが、暴走を始めたでござるよ」

ミツオ「そんな…」

アーサー「暴走だと?」

ミツオ「!」

ミツオ「アーサー!お前、大丈夫なんですか!?」

おお


アーサー「ああ、何も問題はない」

ミツオ「そうですか」

ミツオ(良かった)ホッ

ミツオ「で、暴走ってどういうことなんですか!?」

忍者「拙者も、見たままを言っただけでござる」

忍者「この会場も含めて、メダロット達が勝手に暴れまわっているのでゴザルよ」

忍者「そう拙者の、ハンゾーも…」

ミツオ「…」

ミツオ(メダロットの暴走、この前の事件と何か関係が?)

アヤカ「ミツオ、セーザーが!」

ミツオ「!」

ミツオ「アーサー、とりあえずセーザーとルシフラーを止めるです!」

アーサー「分かった!」

アーサー「うおお」ズババ

ボン!

セーザー「」キノウテイシ

アヤカ「セーザー」

ミツオ(なんで、急にこんな…)

リーダー「あ!駄目じゃ!ベアちゃん」

アーサー「!」

ルシフラー「えーい」

ミツオ「アーサー!」


ドドド!

ボン!


ルシフラー「」キノウテイシ

リーダー「ベアちゃん」

バイト「…よし、いい子だ、ハーミット」

>>79「がう」

ミツオ「!あなたは…」

バイト「乗って、ミツオ君」


バイト「話はそれからだ」





 第八話「目覚める悪夢」 終わり



――
―――

今回の獲得パーツ

右腕  『スムース』       :フォースアップ
     非常にきらびやかなパーツ、盗難に注意。

ハーミットも前から出したくて仕方なかったんだぜー
おやすみなさーい

乙。

乙!

もうすぐバイクメダを颯爽と乗り回す騎士王が見れるんですね、わかります。

①ブレザーグラス
②MJK(眼鏡っ娘女子高校生)型 女
③JK

頭:ショートボブ
右:スクールバック
左:スマートフォン
脚:ローファー


頭部:必中効果付与(この行動をした機体の行動が3回終了するまで、味方側全機の攻撃行動は必ず命中する)
右腕:防御(装甲値高め)
左腕:バグ(なぐる、相手機体の行動前に当たれば、その機体が次に行う行動は必ず失敗)
脚部:二脚

メダチェンジ(シフト)

ドライブA:バキューム(敵味方問わず自分の回りに引き寄せる。行動前なら即行動、後なら次行動が遅くなる)
ドライブB:ハンマー(がむしゃら)
ドライブC:継続リペア
脚部:潜水
女学生系シリーズ最新作。若干背が低く、オサレなボブカットにアンダーリムタイプ眼鏡のブレザーのようなデザインボディ。

チェンジ後はビキニにビーチボールを持った姿に。
ふんわりのんびりマイペースな性格(好きに改変してもらっていいです)で、巨乳(重要)
オミキさんの新型とかにでも

 ①機体名 アークマシュラ
 ②型式 MSR型
 ③モチーフ マシュラ(マシュランボー) 
 ④パーツ名

頭:キンノワッカ フォースプラント、回数3 
右:ブチキレタゼ 成功高めのハンマー
左:ブチキレール 威力高めのハンマー
脚:センターエゴー 二脚、近接高め

メダチェンジ(パワー)

ドライブA:強化
ドライブB:ソード(なぐる、成功と威力が少し高い)
ドライブC:ファイヤー (がむしゃら、高威力)
脚部:浮翌遊 推進高め

 ⑤備考・要望
ボンボンつながりでマシュラを出してみた
使用者はマシュラ似の男の子、メダルは設置メダリア付きビーストでお願いします。


>>450
 脱いだらスゴイメガネっ子とは、まったくけしからんですね、まったく!
 …あと頭部の必中はこのままだと強すぎる気がするので
 味方一人へのプラス症状ってことでどうでせう?

>>451
 メダチェンジすると大人になるんですね分かります
 懐かしいですなあ、アニメしか観たことないけど… 
 ところで、ボンボンのコミックスがどこの古本屋にも売ってないのは何故なんだぜ?

 では今日もほんのり


――
―――


アースモール
市街

ギュルルルル!

バイト「今アースモール中いたるところでメダルとの共振を引き起こす電波が飛び交ってるんだ」

ミツオ「それは、一種の催眠状態を引き起こすようなものですか?」

バイト「へえ、やっぱりレゾナンスシステムを知ってるんだね」

ミツオ「では、やはりこの暴走は」

バイト「ああ、間違いない、ロボロボ団の仕業だよ」

ミツオ「そうですか」

バイト「しかし今回の事件は、すでに一般のメダロットまで広範囲に影響を与えているという点で、オロチのそれよりも遥かに質が悪いね」

ミツオ「…」

バイト「暴走したメダロット達を統率する存在もないし、一体何が狙いなのか」

ミツオ「あの」

バイト「なんだい?」

ミツオ「どうしてあなたのメダロットは、暴走を免れているんですか?」

バイト「…」

ミツオ「それに、どうしてそんなに落ち着いているんです?」

ミツオ「…まるで以前から、こんなことが起こることを想定していたみたいです」

バイト「ふう、まあこうなった以上隠す必要もないか」

ミツオ「…」

バイト「僕はロボロボ団の悪事を未然に防ぐためにメダロット社から派遣された監視役なんだよ」

バイト「ここ最近、アースモールでの団員目撃例が増えてたし、ここで研究員の真似ごとをしながら探りを入れてたんだ」

バイト「そう、君が来るまではね」

おお、待ってたぜ



―――
―――


 第九話「地底都市を走れ!」


―――
―――

お好きにどーぞー

きたか


ミツオ「!」

バイト「さっき君はなぜ僕のハーミットが暴走を免れているのかって聞いたね?」

バイト「それはこんな事態に備えてパーツの外装に特殊な塗料が使用されているからだよ」

バイト「さて僕からも質問だ」

バイト「どうして君のアーサーは暴走していないのかな?」

ミツオ「それは…」

バイト「…」

ミツオ「…」

バイト「なんてね、わかってるさ、君たちがこの事件に関係がないことくらい」

ミツオ「!」

バイト「君のアーサーが特殊な機体だってことはメダロット博士から聞いてるよ」

ミツオ「博士と知り合いだったんですか」

バイト「ああ、週2でメールするほどの仲さ」

ミツオ(メル友?)

バイト「だから君には数少ない戦力として僕に協力して欲しいんだ」

ミツオ「そういうことなら」

バイト「よし、じゃあ早速情報の共有だ」

バイト「いいかい?観測の結果、ここアースモールには最低でも6箇所の発信源が設置されているのがわかってる」

バイト「そのすべてを停止させないかぎりメダロット達の暴走は止まらない」

ミツオ「その場所の特定はできてるんですか?」

バイト「大まかにはね」

ミツオ「…はっきりとはわからないってことですか」

バイト「ああ、一つずつ潰していくのじゃ時間がかかり過ぎる」

バイト「ドームにこもるよう指示してきた君の仲間たちも含め、今やアースモール中が危険な状態だ」

バイト「一刻も早く事態を収める必要があるね」

ミツオ「何か、方法はないんですか?」

バイト「…」

キキイーッ!

ミツオ「!」

バイト「着いたよ、ここが答えだ」


アースモール
地熱発電所

ミツオ「答えって、ここはただの発電所じゃ…ってまさか」

バイト「お邪魔しまーす」

スタスタ

作業員「な、なんだキミは」

バイト「ちょっとお願いがありまして」

作業員「悪いけど後にしてくれるかな!今作業用メダロットが暴走して大変なんだ、このままじゃ電力が供給できなくなる可能性も」

バイト「それですよ」

作業員「なんだって?」

バイト「止めて下さい、電気」

作業員「は?」

ミツオ(や、やっぱりーー!!)

バイト「地上からの供給も間もなくストップさせます」

ミツオ「ちょ、待ってください、もしかして元から電力を絶って共振電波の発信を妨害するつもりですか?」

バイト「そうだよ」

ミツオ「なにさらっと肯定してるんですか!できるわけないじゃないですかそんなこと!」

作業員「そうだ!医療関係や交通機関への影響を考えれば、死人がでてもおかしくない!」

バイト「大丈夫ですよ、公共交通機関は既に止めてあるし、病院もしばらくは自家発電所で持つでしょう」

作業員「な!だいたいそんな滅茶苦茶!許可が出るわけが…」

バイト「でてるはずですよ、確認してください」

作業員「…ウソだろ」

ミツオ「え?」

バイト「じゃ、お願いしますね」

ミツオ「えーーー!?」


作業員「くそ!どうなっても知らねえぞ!!」

ミツオ「マジで止めちゃうんですか!?」

バイト「非常時だからね」

アーサー「血が騒ぐな」

ミツオ「って勝手にメダロッチから出るなですよ!」


作業員「…はい、そうです、ええ」

作業員「カウントいきます、5」

作業員「4」

作業員「3」

作業員「2、1…」

カチ

ミツオ「…」

アーサー「…」

バイト「…」


ドドドド!!

作業員「ひっ!」

ミツオ「な、何です!?」

>>356ウォードッグ「所、所、所内は関係者以外立ち入り禁止ですすすすすすす」

作業員「な、なんてこった、あんなに大人しい奴だったのに」

アーサー「ふん、こいつか、暴走した作業用メダロットというのは」

ウォードッグ「は、は、排除ししししまししまします」

ミツオ「完全に制御を失ってるようですね、アーサー!とりあえず応戦するですよ!」

アーサー「おお!」


バイト「…おかしい、どうして暴走が止まらないんだ」

バイト「ねえ、ここの発電所の供給は完全に止まっているんですよね!?」

作業員「あ、ああ、もう稼働もしてない、街に電気は行ってないはずだ」

バイト「じゃあ、どうして…」

作業員「あ!いや!おかしいぞ!」

バイト「?」

作業員「どこからか電力が流れ込んでる、というか元々こっちからの送電は流れてないぞ、こりゃ!」

バイト「どういうことです!?」



ボン!

ウォードッグ「」キノウテイシ


ミツオ「ふう」

アーサー「他愛もない」

ミツオ「それで、どうして暴走が止まらないんです?」

作業員「おそらく送電システムが書き換えられて、この発電所以外の場所から各地に電機が送られているんだろう」

バイト「機能の停電はその切り替えのせいだったんだろうね」

ミツオ「じゃあ、どうするんですか」

バイト「仕方ない、電波の発信源を一つずつ探していくしかない」

バイト「時間はかかるだろうけど」

ミツオ「…」

アーサー「ミツオ」

ミツオ「ええ、わかってるです」

バイト「?」

ミツオ「心当たりがあるです、ここ以外の発電施設」


――
―――

アースモール
メダル増殖炉跡


バイト「なるほど、盲点だったよ」

バイト「廃炉になった増殖炉を利用していたのか」

ミツオ「ええ、今思えば昨日のロボロボ団もアジトにしていたここに逃げ込もうとしていたんでしょう」

バイト「ふーん、昨日いなくなったのはそういうことだったんだね」

ミツオ「あう、と、ともかくここが奴らの本拠地に間違いないですよ」

タッタッタッタ

バイト「あ、ちょっと!」

ミツオ「急ぐですよ、アーサー、みんながいつまでも無事とはかぎらないです」

アーサー「おお」

タッタッタ

???「とう!」

シュタッ!

ミツオ「うわ!」

???「久しぶりだな、少年」

ミツオ「あ、お前は…」

ミツオ「快盗レトルト!」

レトルト「はーっはっはっはっは!」

レトルト「自力で暴走の元凶にたどりつけたことは褒めてやってもいい、だが…」

バイト「こらー!ミツオ君!一人で先走っちゃ…」

レトルト「ってカモメちゃん!?」

バイト「え?」

バイト「もしかして君…」

レトルト「わー!わー!」

ミツオ「?知り合いですか?」

レトルト「そそ、そんなことはどうでもいい!!」

レトルト「少年、この先は危険だ、ここは私に任せて…」

ミツオ「行くですよ!!アーサー」

アーサー「おお!」

レトルト「って、無視されてるー!?」

レトルト「…なんだかなあ」

>なんだかなぁ

イッキさんチース


うーん誤字が酷いですね訂正はしないけど
それでは今日はここまででーす

乙ー
カモメちゃん4以降なにやってたんだろう

毎回ネタが細かいな(笑)
乙ロボ!

乙ロボ! 怪盗レトルト……一体何者なんだ……

①テディクッキー
②SWS型
③お菓子
④パーツ名
・女性型
頭:マシュマロベア(完全防御/回数1)
右:キャラメルハンド(未満防御)
左:クラッカーハンド(防御)
脚:ビスケットメイデン(戦車)

愛嬌のあるクマの着ぐるみのようなデザイン。

⑤SWS(スイーツ)シリーズ第二弾、防御型。スイートプリンセスから得られたデータを元にデザインと実用性を目指した機体だが、デザインはともかくも性能はまだまだ低め。装甲のみ標準以上の仕様化に成功している

①メダアーマー
②PST型 N
③量産型自律稼働搭乗式パワードスーツ

頭:ポジトロライフル
右:ガトリンガン
左:ロケラン
脚:セツココレメダヤナイヘイキヤ


頭部:ハイパービーム(狙い撃ち、貫通)
右腕:ガトリング(撃つ、貫通)
左腕:ミサイル(撃つ)
脚部:多脚

メダチェンジ(シフト)
ドライブA:ハイパービーム(撃つ)
ドライブB:サクリファイス(狙い撃ち、パーツ状態ではないので壊れない)
ドライブC:カウントアタック(がむしゃら)
脚部:二脚

全体的に鈍い銀色。簡素な多脚に戦車の砲台部分が取り付けられたような見た目。メダチェンジ後は埴輪顔の細身な人型に。
 メダルのエネルギー、知能、メダロット技術を某国軍事関係者が技術を悪用した兵器。子供でも戦争に参加できるよう開発された。初の『人間が着れるメダロット』

無粋な大人が子供の玩具で遊ぶとこうなる典型例。

①クワジーロ
②KWG型
③コクワガタ

頭:みにあご
右:べびーぶろー
左:じゅうでぱーん
脚:せっせか

頭:ミサイル(撃つ)
右:プレス(撃つ)
左:スタティック(撃つ)
脚:潜水

緑一色。何か全体的にちっさい。小さいクワガタのアゴ帽子をかぶり、足がスクリュー

①機体名:ハントウォーリア
②型式:WRA型
③モチーフ:戦士
④パーツ名
・男性型ティンペット
頭:ブライボーグ(補助チャージ)
右:ブライランス(アンチシー)
左:ブライスピア(アンチエア)
脚:ライトニング(推進力とスピードに特化した二脚)
見た目:
二槍使いの戦士

メダル:クワガタ
⑤備考・要望
一撃翌離脱戦法を取り、リスクを顧みない戦闘狂
人情家


>>466
 来ましたね、スウィーツシリーズ第二弾
 徐々に性能も上がっているようで楽しみですね
 防御型って何気に貴重なので感謝っす

>>467
 主導権は中の人間が握っているから三原則を無視して戦えるって感じなんですかね
 まあ本気で軍事利用する気で作ったならリミッターくらいとっくに外されてそうですが

>>468
 潜水タイプのKWGとは珍しい
 それにしても、なんかちっちゃいクワガタっていうとバイザンを思い出しますね

>>469
 戦闘狂にして人情家とは…
 なんかもう戦いたくて戦いたくてしょうがないんでしょうなー
 格闘のアンチシーとアンチエアってのも渋いっすなあ


 それでは今日も行けるとこまで

――
―――

キタァロボー


メダル増殖炉
内部

タッタッタッタ

ミツオ「増殖炉の核になっているプリミティーベビーさえ止めれば発電はストップするはずです」

アーサー「それでこの騒ぎは収まるわけか」

ミツオ「それは分かりません、ですがやるだけのことはやっておかないと…」

アーサー「?」

ミツオ「後になって後悔するのだけはごめんです」

アーサー「そうだな」

ロボロボ「そこまでだロボ!」

アーサー「む、出たな」

ミツオ「やっぱりここがアジトでしたか」

ロボロボ「これ以上先には行かせないロボ!メダロット転送」

ギュインギュイン

マザーマミー「ロボ!」

ミツオ「マザーマミーですか」

ミツオ「アーサー、速攻で倒すですよ!」

アーサー「おお!」


ロボロボ2「そうはさせないロボ!」

ミツオ「!?」

ギュインギュイン

ドーキ・ユラ「ロボロボロボ!」

アーサー「新手か!」

ロボロボ3「こっちにもいるロボよー」

ギュインギュイン

コラァカン「ロボっ!」

ミツオ「げ!」

アーサー「三体一か」

ロボロボ4「その程度ですむと思うなロボよ!」

ギュインギュイン

ロボロボ5「我々全員でお相手するロボ!」

ギュインギュイン

ロボロボ6「たっぷり可愛がってやるロボ!」

ギュインギュイン

ミツオ「ちょ、一体何人いるですか!?」

ロボロボ7「そんなこと数えたことないからわからないロボ」

ギュインギュイン

ミツオ(さ、流石に不味いです)

ミツオ「アーサー、いったん逃げ…」

ロボロボ「隙あり!行け!マザーマミー!!」

アーサー「!」


ギュルルル!

バイト「ハーミット!」

ハーミット「がう!」

ドドド

マミー「ロボ!?」

ドドド

ロボロボ「イタッ!痛いロボ!」

ボン!

マミー「」キノウテイシ

ロボロボ「な!何するロボ!我々だって生きているロボよ!」

バイト「ミツオ君!乗って!」

ミツオ「か、カモメさん」

カモメ「早く早く!一気に突っ切るよ!」

ロボロボ2「させるかロボ!ドーキ!ブラッディ…」

レトルト「イグニッション!」

アーク「ッ!!」

ドッ!!

ドーキ「ぐえ!」

レトルト「ここは私に任せたまえ!」

アーサー「!」

ミツオ「そんな!無茶です!この人数相手に一人でなんて…」

カモメ「ミツオ君」チョイチョイ

ミツオ「っなんですか!」クルッ

カモメ「喋ってると舌噛むよ?」

ミツオ「へ?」

ギュルルルルルルルr!!

ミツオ「っわあああああ!!」

カモメ「彼なら大丈夫さ」

カモメ「僕らは最深部に向かおう」

――
―――

メダル増殖炉
発電室

カモメ「ここだ!ハーミット、止まって」

ハーミット「がう」

キキィッー!!

カモメ「さて、あとは動力源を止めれば、ん?」

ミツオ「…」ゲッソリ

カモメ「大丈夫かい?ミツオ君」

ミツオ「うう、死ぬかと思ったです」

カモメ「ごめんね、ちょっと荒っぽい運転だったかな」

アーサー「いや、俺は気に入ったぞ!中々のスピードだった、なあ、ミラクルバードよ」

ハーミット「がう?」

ミツオ「…人のメダロットに勝手に名前をつけるなです」

カモメ「あはは、って冗談言ってる場合じゃないってば」

カモメ「早く電力を供給してるメダロットを止めないと」

ミツオ「えっと、さっき見かけた見取り図によるとこの扉の先に動力源のベビーがいるはずです」

アーサー「腕が鳴るな」

ミツオ「別に戦う必要はないですよ、機械をストップさせればいいだけなんですから」

ミツオ「じゃ、開けますよ」

ピ…


ウィイイイイン


???「ほう」

???「まさかこの状況でここまで来るとは」

ミツオ「な!あなたは、まさか…」

アーサー「?」

ミツオ「サケカース様!」


サケカース「久しぶりだな、サラミよ」

ほ、本人かロボ?!


ミツオ「う、あ」

アーサー「どうした、ミツオ」

サケカース「なるほど、今はただの小学生、サラミツオというわけか」

ミツオ「わ、私は」

サケカース「ふん、言い訳などいらん、裏切者め」

ミツオ「っ!」

アーサー「ミツオ…」

サケカース「オロチがあのガキにやられた以後、ロボロボ団は解散し、もはや復活の道は閉ざされたかと思われた」

サケカース「だが…」

サケカース「天は俺様を見離さなかった!!」

サケカース「見ろ!!こいつを!!」

バッ!!


???「オオオオオオオオ!!」


アーサー「デカい!?何だコイツは!?」

カモメ「電力を吸って巨大化してるんだ!まさか動力源がベビーじゃないなんて」

ミツオ「あのメダロットは、まさか…!」

サケカース「そォおだぁあ!!こいつがっ!コイツこそがッ!!」

サケカース「我々ロボロボ団の再起の象徴にして、野望を具現化するための!悪夢へと続く架け橋!」

サケカース「…ドリームマスターだ」


>>210「オオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

ぐぶう眠い…
おやすみなさいー

乙ロボー

ドリームマスター採用ありがとうございましたロボ!
ドーキ・ユラの敵はとってくれロボ!

機体名 ウッディースケア
形式KKC (かかし)型
モチーフ スケアクロウ(かかし)
パーツ名 頭 ムギワラボー(単発クリア)
右 ヨッテクンナヨ(殴るショック)
左 コッチクンナー(がむしゃらショック)
脚部 イッポーン(浮翌遊)
メダチェンジ (パワー)(多脚)
ドライブA(貫通効果をもつ復活)
ドライブB(格闘トラップ)
ドライブC(かなり威力の高いアンチエア)
備考・要望
カラス型や鳥型の野良メダロットに困る農家の為、作られたメダロット
普段は畑に埋まっているが、畑に襲撃されると同時に浮翌遊、戦闘を開始する
基本的に畑を守り野良メダを遠くに押しやるだけだが、あまりにもしつこいとメダチェンジをして巨大な大木になる
大木となったら畑に根を下ろし、アンチエアで敵を殲滅後に格闘トラップを設置し敵に備えた後、復活能力で襲われた作物の再生に取りかかる
だが、基本的に親切で畑仕事の手伝いとかもやってくれる
持ち主は、畑仕事に疲れたおじいちゃんを手伝っている娘さんとかがいいなぁ

忘れてた、性別は男型です

機体名 ラージン
型式 MGN型 男
モチーフ ランプの魔神
パーツ名 頭ターバン(完全防御)
右 ドリーム(殴るハンマー)
左 アブラカタブラ(地形制御)
脚部 ゴールドランプ(浮翌遊)
メダチェンジ後(浮翌遊)(シフト)
ドライブA へんか(威力)
ドライブB へんか(たすける)
ドライブC へんか(ぼうがい)
備考・要望
砂漠のとある若者が持つメダロット
普段は地形制御を利用して、砂漠地帯にオアシスを作り上げ水を出したりしている
メダチェンジ後は、ランプに入った状態となりランプの中から様々な攻撃を繰り出して戦う

機体名 イタマエー
型式 SYT型 男
モチーフ 板前
パーツ名 頭 ショクニンキシツ(サンダー)
右 サシミボーチョ(スタティック)
左 ニギルウデ(急速チャージ)
足 カウンター(戦車)
備考・要望
寿司屋で板前として働いているメダロット
普段は、バイト連中に活を入れたりする厳しい性格
だがそれもバイトを思ってのことで、基本的に優しい為、たまに個人的に出張して幼稚園や小学校の子供達に寿司を振る舞うときもある
その際、脚部パーツをカウンター席として利用する
持ち主は、板前の親父に店を継ぐように言われた見習いとかならいいかも?

①初音ムク
②BLD型 女
③緑髪のネギ好きボーカロイド

頭:ヤゴヤゴボイス
右:マイクスタンド
左:ネギ
脚:ミニスカニーハイ

頭:ダブルシール(撃つ、防御、回避をできなくさせる)
右:メルト(殴る)
左:ソード(がむしゃら)
脚:二脚

メダチェンジ後(シフト)

ドライブA:標的集中(相手機体の行動対象はこの行動をした機体のみになる)
ドライブB:ビーム(撃つ)
ドライブC:ウェーブ(撃つ、相手の動きを遅くする。ホールドより早く行動できる)
脚:ランダム変化した衣装に合わせて変わる

某ボーカロイド。やたらリアルで人間ぽい。リクエストすると色々歌ってくれます

チェンジ後はランダムで様々な衣装に変わり、ドライブBは☆型のビームが飛ぶ。ドライブCは歌うと相手機体が観客席でよくあるウェーブやってしまう

①ギターナ
②GTR型 女
③ギタリスト

頭:ロックヘアー
右:ギッタギタ
左:ベース
脚:アンプ

頭:威力アップ
右:トルネード(撃つ)
左:ブレイク(狙い撃ち)
脚:二脚

右手側でギターを弾き、左手側でベースを弾くピアスだらけでロッカーなおねーさん。

①ビートドラム
②DRM型 女
③ドラマー

頭:ドッドッドドッド
右:ダダスタダダスタ
左:シャーン
脚: ボボボ

頭:パニック(撃つ当たった機体はランダムで行動)
右:カウンター(味方側機体に、相手側機体からの殴る、がむしゃらの行動対象になった時代わりに受け無効化、1,5倍の威力で返す)
左: アサッシン
脚:戦車

頭にバンダナを巻き、グラサン。カウンター時はスティックで目を刺す

まだかな?


>>482
 農家さんに重宝されそうなメダですね
 チェンジ後に大木になるというとミストラルを思い出しますね
 そういえばあれもチェンジ前は案山子っぽいかも 

>>484
 地形制御でオアシスを作るとは、画期的ですな
 チェンジ後の思い切った感じも素敵です 

>>485
 バイトを思っての厳しい態度、渋いっす
 きっとスズキさんはこの店の常連に違いない!

>>486
 ついにミクさん参戦!
 ネギとマイクの二刀流は一体どれほどの威力を秘めているのか… 

>>487
 ギタリストとドラマー頂きました
 すぐにでもバンドが結成できそうです
 そういえば関係ないけどアニメに「ロッカーズ」なんてチームもありましたね


――
―――

 なんだかんだで時間が取れず、久々の更新です
 それでは今日も少しだけ


ミツオ「嘘です!!ドリームマスターは計画段階で破棄されたはずですよ!!」

サケカース「ならお前の目の前にいるこいつはなーんだというのだ!?」

ミツオ「くっ」

カモメ「ミツオ君、君はあの機体のことを知っているのかい?」

ミツオ「…ええ、あいつはビーストマスターの後継になるはずだったメダロットです」

ミツオ「安定性がイマイチだったので結局製造は見送られたはずだったのですが」

カモメ「なぜかアースモールで増殖炉の媒体になっていたってわけか」

アーサー「ふん、そんな古臭い奴など俺の敵ではないな」

ミツオ「バカ!もしあいつが本当にドリームマスターだとしたら!!」

サケカース「ええーい!うるっさーい!おしゃべりはそこまでだ!」

サケカース「行け!悪夢の王よ!」

ミツオ「!」

ドリーム「オオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

ビガアアア!!


ッドオオオオオオン!!


シュウウウウ…

カモメ「床に穴が…」

ミツオ(まさか室内で撃ってくるなんて)

ミツオ「大丈夫ですか!?アーサー」

アーサー「…なんとかかわしたが、とんでもない威力だな」

サケカース「バカめ、今のはわざと外してやったのがわからんか?」

アーサー「何だと?」

サケカース「サラミよ、聡いお前ならわかっただろう」

サケカース「この圧倒的な戦力差が」

ミツオ「…」

サケカース「どうだ、今なら俺様の新生ロボロボ団に幹部として迎えてやらんこともないぞ?」

ミツオ「…」

サケカース「んん?どうした?迷っているのか?ならば俺様の計画を聞かせてやろう!」

サケカース「まずはここ、アースモールをこのまま混乱に乗じて占拠する」

サケカース「そしたら次はアンダーシェルだ!」

サケカース「そうやって外部から隔離された、電波の効き目が高い都市を順に支配し、領土を拡大していく!」

サケカース「恐れ入ったか?」

ミツオ「…」

サケカース「そう、洗脳電波とドリームマスターさえあれば、世界征服も時間の問題なのだ!」

サケカース「でゃーっはっはっはっはっはっは!!」

今更ながら、3仕様とはいえ、語尾に~ロボがつかない幹部達に違和感ww



ドラグ、アーサーの反射、反撃があれば実はあっさり勝てるんじゃなかろうか


ミツオ「いつまで…」

ミツオ「いつまでそんな夢みたいなことを言っているんですか、あなたは」

サケカース「あ?」

ミツオ「寝言は寝て言え、って言ってんですよ!!」

ミツオ「アーサー!!」

アーサー「おお!任せておけ!あんな奴など俺の聖剣で…」

ミツオ「逃げますよ」

サケカース「な!?」

アーサー「何だと!?」

ミツオ「あんな全長10メートル位はありそうなの相手に勝てるわけ無いじゃないですか」

ミツオ「とりあえず発電を止めるのが目的なんだから、その辺の機械を壊しながら逃げるんですよ」

アーサー「し、しかしだな」

サケカース「バァカが!そう簡単に逃がすか!ドリームマスター!!」

ドリーム「オオオオオ!!」

ボッバ!ボッバ!

ミツオ「アーサー!アヴァロンで反撃!」

アーサー「おお!!」

ピキーン

アーサー「ぐあああ」ヒダリウデニダメージ

ドッゴオオン!!

ミツオ「アーサー!!」

ミツオ(くそ!反撃には成功したのに、こっちがダメージを受けるなんて!)

カモメ「サイズと威力に差があり過ぎるんだ」

カモメ「あんな規格外のナパームやビーム、普通のパーツじゃ反射なんてできっこない」


ミツオ(まずいです、このままだと逃げるどころじゃ…)

サケカース「大人しく俺様に従っていればいいものを!!」

サケカース「このまま潰してくれるわ!!」

サケカース「いけ!!ドリームマスター!!」

ドリーム「…」

サケカース「どうした?早くナパームの雨を奴らに…」

ドリーム「グルオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

サケカース「んな!?」

ボッバ!ボッバ!ビガアアア!!

サケカース「ど、どこを狙っているのだ!目標は…」

ロボロボ「サケカース様ァ!!たたた大変ロボ!!」

サケカース「何だ!!このくそ忙しい時に!!」

ロボロボ「先ほどどこからか飛んできたナパーム弾によって、この施設内の暴走電波を中和する為の装置が破壊されてしまったロボ!」

サケカース「?どういうことだ」

ロボロボ「つまり、このままでは我々のメダロット達も暴走してしまうロボ」

サケカース「我々の、ということは…」

サケカース「アイツもか?」

ドリーム「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

ロボロボ「ヒイイイイ!バッチリ暴走してるロボォォ!!」


ボッバ!ボッバ!ビガアアア!!ビガアアア!!

ッドオオオオオオン!!

サケカース「ううむ、こうなっては仕方ない、また次の作戦を考えるとするか」スタスタ

カモメ「!待て、このままあのメダロットを放っておくつもりなのか!?」

サケカース「ん~?そうだな、残念だがもう我々にはどうすることもできん」

サケカース「それではさらば!生きていたらまた会おう」ダッシュ

ロボロボ「ちょ、置いてかないでほしいロボ!!」ダッシュ

カモメ「あ!こら!」

アーサー「なんて無責任な奴らだ」

ドリーム「オオオオオオオオオオオ!!」

ミツオ「と、とにかくここはヤバいです、早く逃げましょう」

カモメ「そうだね、乗って!」

ハーミット「がう」

ミツオ「はい」

カモメ「いっくよー!」

ギュルルルルル!!


――
―――

アースモール
北部

ミツオ「な、なんとか脱出できたですね」

カモメ「よしよし、いい子だ、ハーミット」ナデナデ

ハーミット「がう」

アーサー「!見ろ、建物が崩れるぞ!」

ガラガラガラガラ!!

ミツオ「ふう、これでひとまず一件落着ですね」

カモメ「そうだね、発電がストップすれば暴走も…」

ドリーム「グルオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

ミツオ「!」

カモメ「そんな!まさかあんな状態でまだ増殖炉が稼働しているのか!?」

レトルト「いや、すでに暴走電波は止まっている」

ミツオ「レトルト!?無事だったんですか」

レトルト「もちろん、あの程度の連中に後れを取る私ではない」フッ

カモメ「でも、なら何故あのメダロットはまだ…」

レトルト「おそらく体内にエネルギーを蓄え過ぎていて、元々暴走寸前の状態だったのだろう」

レトルト「以前にもベビーが暴走した例がある」

レトルト「…ああなると、停止させるのは困難だぞ」

レトルト(今回は、泣いてる子供ってわけでもないしな)


ドリーム「オオオオオオオオオオ!!」

ミツオ「!あの方向は、市街地に向かっているです!!」

アーサー「なんだと!?」

レトルト「…仕方がないな」

カモメ「どうするつもりなの?」

レトルト「奴を倒す」

カモメ「無茶だよ!」

レトルト「無茶でもやるしかないだろう」

カモメ「そんな」

レトルト「しばらくは私が奴をひきつける」

レトルト「その間に逃げろ、駅までいけばジオプレインで地上に出られるはずだ」

カモメ「もう、いつだって君はそうやって一人で」

レトルト「アーク!」

アーク「…」コク

レトルト「行くぞ!」シュタ


カモメ「もう、あんな服着てるからって、かっこつけてさ」プンプン

ミツオ「…」

ミツオ「その、カモメさんは、知ってたんですね」

カモメ「?」

ミツオ「…あの、私が」

カモメ「ああ、君が元幹部だったってこと?」

ミツオ「はい」

カモメ「そうだね、知ってたよ」

ミツオ「やっぱり」

カモメ「でもさ、それは昔の話だよ、大事なのは今どうするかだと僕は思うよ」

ミツオ「…」

カモメ「それでさ、君は今どうするの、逃げる?」

ミツオ「私は…」

アーサー「ミツオ」

ミツオ「戦います!」

カモメ「よく言った!」バシ

カモメ「男の子だね!」グッ

――
―――


レトルト「アーク!撃て!」

アーク「…!」ドッキュン

バシ!

ドリーム「?」

レトルト(やっぱり、イグニッション程度じゃまるでダメージがない)

ドリーム「オオオオ!!」

レトルト「!避けろ」

ビガアアア!!

アーク「…」ヒョイ

レトルト(かといって、エクスプロードじゃ隙が大きすぎる)

レトルト(やっぱり、郊外まで引き連れてから、プロミネンスで決めるしかない)

ドリーム「オオオオ!!」

レトルト「また来るぞ!気を付けろ!」

ボッバ!ボッバ!

アーク「?」

レトルト「なんだ?どこを狙って」

ドッグオオオ!!ガラガラ!!

レトルト(向かい合うビルの上部…?しまった)

レトルト「瓦礫で退路を塞がれた!」

ドリーム「オオオオオ!!」キイイイン

レトルト(やられる…!!)

ギュウルルルルル!!

アーサー「そこだ!!デンジャラスヴァイパー!!」

ハーミット「がう!!」ドドド

ガッ!ガッ!

ドリーム「?」

キキーッ!

アーサー「格好つけた割にはピンチのようだったな、快盗」

レトルト「最近のメダロットはバイクに乗るのが流行りなのかい?」

アーサー「ふん、コイツを乗りこなせるのは俺だけだ!なあ?イリュージョンストライク」

ハーミット「がう」

レトルト「名前変わってるぞ」


アーサー「とにかく、俺たちもアイツと戦うからな」

レトルト「わかった、もう、逃げろとは言わないよ」

ミツオ『アーサー!レトルトとは合流できたんですか?』

アーサー「おお、たった今助けてやったところだ」

ミツオ『そうですか、こっちもメダロッチの命令圏外にならないように追いかけますから、そこで頑張って耐えてください!』

ドリーム「オオオオ!!」

レトルト「悪いが、ゆっくりしてる暇は無い、陸と空の二手に分かれて奴を市街地から引き離すぞ!」バッサバッサ

ミツオ『え!?』

アーサー「だそうだ、頑張ってついて来い、ミツオ」ギュルルルル!

ミツオ『ちょ、そんな!』

ボッバ!ボッバ!

ドッゴオオン!!

レトルト(奴の狙いが甘いのが救いだな、これなら何とか時間が稼げそうだ)

アーサー「飛ばせーーー!!」

ハーミット「がうがう!」

ギュルルルル!!

――
―――


アースモール
郊外

アーサー「ここまで来てもまだ我慢か?快盗!」ギュルル

レトルト「いや、もういいだろう」バッサバッサ

レトルト「ここでけりをつけよう」

ドリーム「オオオオオオオ!!」

ビガアアア!!

アーサー「当たるか!」ギュン

レトルト「アーサー、一つ頼みがあるんだが」

アーサー「何だ?」

レトルト「しばらくそうやって囮になっていてくれ、これを外すと後が無いんだ」

アーサー「…ふん、いいだろう」ギュルルル

レトルト「アーク!」

アーク「…」コク

ドリーム「オオオオオオオオオオ!」

アーサー「お前の相手は俺だ!」ドドド

ッガ!ッガ!

ドリーム「オオオ!!」

レトルト「よし!今だ!!」

レトルト「食らえ!!太陽の洗礼!!」

レトルト「プロミネンス!!」


ビッガアアアア!!


ドッゴオオオ!!

もくもく

アーサー「やったか!?」

レトルト「っく!」

アーサー「!?」

ドリーム「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

レトルト「左腕で防御された!奴はまだ動く!」

ボッバ!ボッバ!

ドッゴオ!

アーク「!!」ヒダリウデパーツハカイ

レトルト(爆風がかすっただけでこの威力か!!)

レトルト「逃げろ!もう奴を倒す手段は…」

ミツオ「まだです!!」

レトルト「君は、なぜこんなに近くまで!早く逃げ…」

カモメ「ハーミット!ドライブA!」

ハーミット「がう!」ビギー

バシュウ!!

ドリーム「オオオオオ!!」

レトルト「!カモメちゃんまで」

ミツオ「アーサー!メダチェンジ!!」

アーサー「おお!」

ダダンダダーン!

レトルト「メダチェンジ!?アーサーにそんな機能があったなんて」

ミツオ「アーサーの奥の手を使うです、手伝ってください!!」

アニメのアークビートルのプロミネンスはよかったねぇ……


アーサーにもエクス↑カリバー→以外にも掛け声?があるといいかもなぁ


レトルト「…フッ」

レトルト「良いだろう!それで、私はどうすればいい?」

ミツオ「アーサーの準備が整うまで、奴の注意を引きつけて欲しいです」

レトルト「今度は私が時間を稼ぐ番というわけだな、了解した!」

レトルト「アーク!撃て!」

アーク「!」ドッ

ミツオ「アーサー!今のうちに!ドライブBです」

アーサー「ハアアアア!!」

フウインノカイジョニ セイコウシマシタ

レトルト「!?なんて珍しい行動を…」

レトルト(でも、確かに封印武器の威力なら…)

ドリーム「オオオオオオオオオオオオオオオ!!」

ボッバ!ボッバ!

レトルト「させるか!撃ち落とせ!アーク!」

アーク「!」ドッ!

ドッゴア!

ミツオ「いける!アーサー!」

アーサー「おお!!」


ミツオ「アーサー!!ドライブC!!」

アーサー「くらえぇーーー!!」

ドリーム「…」

ミツオ(急に、静かになった?)

ドリーム「…」ギギギギ

ミツオ(そういえば、奴の、ドリームマスターの頭部は…)

ミツオ「!!」

ミツオ「駄目です!!アーサー!近づくのは…」

アーサー「おおおおおおおお!!」

ドリーム「…」カチッ


ミツオ(ゴースト攻撃が!!来る!!)

バッ!!

ドラグ「ダーリン、危ない!」

アーサー「ドラグ!?」


ドグジャアアアアアアアアアア!!


ドラグ「良かっ…間にあ…」

ボン!


アーサー「あ?」

アーサー「あああああああ!!」



ズッババァァーーー!!!!


アーサー「おい!おい!しっかりしろ」ユサユサ

ドラグ「」

アーサー「なんでこんなこと、おい!」

ミツオ(酷い、右腕から胸部にかけて、ティンペットごとえぐれて…)

アーサー「ミツオ!大丈夫だよな!?スラフシステムがあれば!」

ミツオ「落ち着くです、メダルさえ無事なら、パーツやティンペットがいくら傷ついても」

アーサー「!そうだったな、よし」

「グルオオオオ…」

アーサー「あ?」

ドリーム「オオオオオオオオオオオオオオ!!」

ミツオ「そんな」

ボッバ!ボッバ!

ハーミット「」トウブハカイキノウテイシ

ボン!

カモメ「ハーミット!!」

アーサー「!!ッこの野郎おおお!!」

ガクン

アーサー「…?」

フォースガタリマセン ヘンケイヲカイジョシマス

アーサー「な、に?」

ミツオ「アーサー!!」

ドリーム「オオオオオオオオオオオ!!」


レトルト「メダロット!転送!」

ギュインギュイン

レトルト「ピー!ティレル!カモメちゃんとミツオ君を抱えて逃げろ!!」

ミツオ「まだアーサーが!!」

レトルト「メダロッチに戻せ!」

ミツオ「できたらやってますよ!!」

レトルト「何だって!?」


アーサー「ゆる、さん」ガクガク

ドリーム「オオオオオオオオオオオオオオオ!!」


ミツオ「いかないと…」

ミツオ「あいつの隣には、私がいないと!」

レトルト「だめだ!ミツオ君!!」

ボッバ!ボッバ!


アーサー「う、おお」

ミツオ「アーサー!!」


ドッゴオオオン!!


???「ガードナ部隊、防御!!」

ガードナ部隊「「はっ!」」

ミツオ「…」

ミツオ(あれ、生きてる)

???「大丈夫ですか?すいませんねえ、遅くなってしまって」

ミツオ「セレクト隊…?」

トックリ「ええ、もう安心ですよ」

ミツオ「そんな、セレクト隊なんかじゃ、あいつは…」

トックリ「う~ん、信用無いですね、無理もないですけど」

ミツオ「…すいませんです」

トックリ「いえいえ、気にしないでください、それにほら」

セレクト隊員「ナイト部隊!索敵であります!」

ナイト部隊「「はっ!」」キュインキュイン

セレクト隊員「スズキさん部隊!ドライブC!」

>>429部隊「「はっ」」

ビッガアア!!ビッガアア!!
ビッガアア!!ビッガアア!!

ズッガアアアン!!

ドリーム「」トウブハカイ

ボン!

ミツオ「こんな、あっさり…」

トックリ「まあ、あなた方がずいぶん弱らせておいてくれましたからねぇ」

ミツオ「!」

ミツオ「そうだ!アーサーは?」


トックリ「ああ、あなたのパートナーならそこに」

アーサー「…」

ミツオ「アーサー、よかった」

アーサー「ミツオ、ドラグが」

ミツオ「え?」

アーサー「メダルに、ヒビが」

ミツオ「そんな」

アーサー「あいつ、俺を庇って、こんな」

ミツオ「だ、大丈夫ですよ!このくらいの傷なら」

レトルト「その通りだ!とうっ!」パシッ

ミツオ「あ!」

アーサー「貴様、ドラグのメダルをどうする気だ」

レトルト「心配はいらない!必ずこの娘は助けて見せる」

レトルト「必ずだ!」

セレクト隊員「!もしやアイツは快盗レトルトでは!?」

セレクト隊員2「本当であります!しかもメダル窃盗の現行犯であります!!」

レトルト「さらばだ」バッサバッサ

セレクト隊員「追うでありますー!!」

アーサー「ドラグを、返せ」ガク

ミツオ「あ、ほら、無理するなですよ」

ミツオ「ドラグのことならきっと大丈夫ですよ、あの快盗を信じましょう」

アーサー「むう」

――
―――


レトルト「とう」シュタ

レトルト「さて、早く研究所に戻って、博士にメダルを診てもらわなきゃ」

カモメ「ちょっとイッキ君」

レトルト「!」

レトルト「ハーッハッハ、私はイッキなどという者では…」

カモメ「まあ、この際それはいいや」

レトルト「…」

カモメ「どうして君がそんなことしてるかは聞かないでおくよ」

カモメ「ただ、僕が気になってるのはさ…」

カモメ「いくらドリームマスターが強いっていっても、君がああも一方的にやられる程、強くはなかったんじゃないかってことなんだけど」

レトルト「…」

カモメ「ねえ」

レトルト「何を言っているのかわからないな、きっと君の人違いだろう」

レトルト「失礼する」バッサバッサ

カモメ「あ…」

カモメ「いっちゃった」

――
―――

アースモール
駅構内

ミツオ「お世話になりましたです」

カモメ「はは、どういたしまして」

リーダー「うう、カモメさーん、さみしいのじゃー」

カモメ「泣かないでよ、またいつでも会えるだろ?」

アヤカ「でも、アースモールはやっぱり遠いですよ」

カモメ「そんなことないさ、それに僕だってずっとここにいるわけじゃないし」

リーダー「!ひょっとして、おみくじ町にきてくれるのか?」

子分1「リーダー、流石にいくらなんでも…」

カモメ「それもいいかもね」

ミツオ「!」

アヤカ「!」

リーダー「ほんとなのじゃ!?」

カモメ「…なんてね、先の事はまだわからないよ」

リーダー「そんなー」

カモメ「はは、ほらほらジオプレインが来たよ」

プシュー

リーダー「また絶対会いましょう!なのじゃー!!」

アヤカ「さようなら!」

ミツオ「またいつか、です」

カモメ「意外に、すぐ会えるかもね」ボソ

ミツオ「え?」

カモメ「何でもないよ、さようならミツオ君」

プシュー

ミツオ(カモメさん、不思議な人だったです)

アーサー「…」

ミツオ「ほら、お前も手を振るですよ、アーサー」

アーサー「ああ」




 第九話「地底都市を走れ!」 終わり



――
―――

今回の獲得パーツ

左腕  『アームパンチ』       :ハンマー
     ウォードッグの左腕、うつハンマー、性能はあまり高くない。

頭   『ジュクスイ』        :ゴースト
    ロボロボ団の最終兵器、公式なロボトルでは使えない。


今日はここまででー

乙ロボ

乙ロボ

乙!かなり熱かったんだぜ

やっと追いついたぜ…

①機体名:トランプマスター
②型式:GCD型
③モチーフ:ギャンブルで行われるトランプゲームをネタにしてみました。
姿はトランプの鎧をかぶったアレキサンダー大王(クラブのキングの元ネタ。wiki参照)
馬に乗ってるので多脚
④パーツ名
頭:ポーカー 回数ドレイン
右腕:ブラックジャック 威力が低く命中は高めのサンダー
左腕:バカラ へんか(威力)
脚部:オール 馬に乗ってるので速め。装甲は普通。
⑤備考・要望:雑魚でもなんでもやっぱりギャンブル関連の奴に使ってほしいなぁ…

>>516
型式間違えた…
ギャンブルカードゲームなのでGCG型です…

>>516
また忘れてた…
ティンペットの性別は男で

①シマッタァー
②STR型 N
③シャッター

頭:ガラガラガー
右:ピシャッ
左:ガラッ
脚:ガッーガッガッノイジー

頭:完全防御
右:防御
左:未満防御
脚:飛行


元とあるシャッター会社のマスコットメダ。社のマスコット変えによりお払い箱に。盾役機体。ロボロボにどぞ

機体名 アーマスクワイア
型式 NIT型 男
モチーフ 騎士見習い
パーツ名 頭 クリアプレート(症状クリア)
右 ナイトプレート(単発クリア)
左 グレートプレート(防御)
脚部 ソロイモクバ(車両)
備考・要望
防御行動阻害対策を施したが、肝心の防御がややおろそかになってしまってる感がある
先輩騎士達のように活躍する日が来るかは……

まだかねー

機体名 トリプルシグナル
型式 SNG型 男
モチーフ 信号機
パーツ名
頭 ススメー (急速チャージ)
右腕 キヲツケロー (防御)
左腕 トマレー (サンダー)
脚部 ミンナデワタレバ (車両)
備考・要望
メダシティやメダロポリスでのミニハンドルによる事故防止に作られたメダ
頭部が青、右腕が黄色、左腕が赤で合図をだし衝突を防ぐ
赤信号でも渡るものには左腕のサンダーで殴りかかり動きを止める、だが威力は少なく足止めを目的としたパーツになっている
あくまでも信号機としての役割が第一なので、装甲も推進も高いのに戦闘力はほぼ皆無である

待ってるぜ

自分は待つだけであります!

いったいいつになったら>>1のフォースチャージが終わるんだ!
プラント設置するから早く続きを頼む!

オリメダをくれたみんな
すまぬ…すまぬ…
仕事が一段落するまで
もうしばらく待っていただきたい

生存報告があるだけでも嬉しいです

>>1殿の生存祝いロボ!
機体名 グレートビッパー
形式 VIP型 >>1に合わせた性別
モチーフ VIP作家の>>1
パーツ名 頭 ヒラメキズノー(未満防御)
右腕 クリックマウス(ブレイク)
左腕 ハヤウチ(サンダー)
脚部 アシナガナガ(二脚)
備考・要望
見た目は>>1殿に合わせています
頭は、我々の意見をしっかり受け止めるところから
右腕は我々の心を打ち砕く展開から
左腕は我々の心に響くオリメダの扱い方から
脚部は二脚
是非とも>>1殿用にどうぞ、無理ならばネット好きのメダロッター用に


>>516
 正直自分、ギャンブルというと顎と鼻の尖った人たちとか
 某スタンド使いの兄弟くらいしか思いつかないッス!
 …そういえば3のトランプ型達は強敵でしたね

>>519
 か、可哀想すぎる!
 でもそれがイイ!!

>>520
 パーツの組み替え甲斐のありそうなメダですね
 モチーフが自分の失いかけた少年心を震わすッス

>>522
 ありそうでなかったですね
 メダロットが信号機
 暴走したら大変なことになりそうです

>>528
 こ、これはつまり…
 作中に作者が登場できるという、伝説のアレですか!?
 ミルキーとか!白玉さん的な!?


 さて、皆さんお久しぶりです
 なんとか時間が作れるようになったので
 今日もちょっとだけ進めます


――
―――

ついに来たロボか…!ガタッ



真っ暗な部屋


???「アースモールの制圧及び、検体1号の破壊に失敗したそうだな、サケカースよ」

サケカース「も、申し訳ありません、まさかドリームマスターが暴走するとは…」

???「…」

サラミ「ふふん、言い訳は見苦しいでしゅよ」

サケカース「なんだとこの髭面!!」

サラミ「ひ、髭は今関係ないでしょうが!」

サケカース「ぷぷっ、だいたい何だお前、おっさんのくせしてその口調、恥ずかしくないのか?」

サラミ「むきー!もー怒ったでしゅよ!」

サラミ「あたちだってねえ!あたちだってねえ!」

シオカラ「…」

シオカラ(気にしてたのか)

サラミ「首領様!次こそはこのサラミがあのメダロットを破壊してみせます!」

首領「…」

サケカース「そう言ってお前は何回負けたんだ?ん?」

サラミ「ぐっ」

???「首領様、次は私に任せていただけませんか?」

サラミ「!」

サケカース「!」

首領「スルメか、ふむ…」

首領「よかろう」

首領「好きにするがいい」

スルメ「は、ありがたきお言葉ですわ」

シオカラ「…」

シオカラ(まったく、茶番だな)


――
―――


―――
―――


 第十話「道場へ行こう」


―――
―――


ギンジョウ小学校
教室

ざわざわ

男の子1「すっげーな!また勝ったんだって!?お前ら」

ミツオ「ええ」

男の子2「ミツオがロボトル強かったなんてかなり意外かも!」

ミツオ「そうですか?」

男の子2「そーだよ、お前メダロットはやらないって言ってたじゃん」

男の子1「そうそう、てっきりメダロット嫌いなんだと思ってた」

ミツオ(言われてみれば、そう思われてても無理ないですね)

男の子1「なあ、あのアーサーってメダ見せてくれよ!」

男の子2「あ、俺にも俺にも!」

ミツオ「いいですよ、放課後にでも…」

きゃーーー!!

ミツオ「?」

男の子1「なんだよ、うるせーな」

男の子2「アイツら何騒いでんだ」


女の子1「ねえねえ、それで、ミツオ君とはどうなの?」キャッキャッ

女の子2「付き合ってるの?」

アヤカ「そ、そんなわけないじゃない!」

女の子1「またまたー」

女の子2「そういえば前から仲良かったよね、二人」

アヤカ「ほんとに何でもないってば」アセアセ


男の子1「はあ、やだやだ、女ってすぐそっちに話持ってくよな」

男の子2「あーあ、くだらね」

女の子1「…ちょっと、聞こえたわよ!」

男の子1「げ、地獄耳」

女の子1「アンタたちだって本当は気になってるくせに!」

女の子2「そーよそーよ!」

男の子1「はあ?一緒にすんなし」

女の子1「なによー」

ミツオ「まあまあ、落ち着くですよ」

ミツオ「だいたいですね…」

ミツオ「私とアヤカが付き合うなんてことあるわけないじゃないですか」

女の子1「えー」

女の子2「そーなの?」

ミツオ「そうですよ」

ミツオ「だいたいアヤカはいい加減だし」

ミツオ「可愛げが無いし」

ミツオ「昔っから面倒なことは全部私に…」

男の子1「お、おいミツオ」

男の子2「後ろ…」

ミツオ「へ?」

アヤカ「悪かったわね、可愛げが無くって!」

ゴン!!

ミツオ「へぶあ!」

アヤカ「ふん」

アヤカ「ばーか」スタスタ

ミツオ「…」ピクピク


男の子1「…オミキは、怒らせないほうがいいな」

男の子2「お、おう」


女の子1「やっぱり…」ヒソヒソ

女の子2「ねー」ヒソヒソ

待っていたロボォォォォ!!!!!!


放課後

アヤカ「さて、じゃあ今日こそ例のメダロット道場に行くけど」

アヤカ「何か文句ある?」ニコリ

ミツオ「あ、ありませんです、サー」

アヤカ「よろしい」

アヤカ「そういえば、アーサーはまだ元気ないの?」

ミツオ「ええ、やっぱりドラグの一件が尾を引いてるようです」

アヤカ「前はあんなに嫌がってたメダロッチの中に籠りっきりなんて」

アヤカ「よっぽどショックだったのね」

ミツオ「ええ」

アヤカ「でも大丈夫よ、メダロット道場に行けばきっと調子も戻るわ」

ミツオ「まあ確かにアイツそういうの好きそうですけど」

ミツオ「胡散臭くないですか?メダロットの道場、なんて」

アヤカ「バカね!そこがいいんじゃない」

アヤカ「ああ、たまんないわ!どんな滅茶苦茶な道場なのかしら」

アヤカ「期待で胸が張り裂けそうよ!」ゾクゾク

ミツオ「そうですか」

ミツオ(相変わらず常人には理解できん趣味をしているです)

アヤカ「さ!行くわよ!」


おみくじ町

ミツオ「ここですか、意外と近かったですね」

アヤカ「そうね」

ミツオ(それにしても…)


『有限会社 東方見聞録』
『バー うさおちゃんⅡ』
『真のメダロッターを創る メダロット道場』


ミツオ(…不安がすごいです)

ミツオ「あの、アヤカさん、私の中で今不安がすごいんですけど」

アヤカ「?なんで?」

ミツオ「なんでって、貸しビルの一室にある道場って…ありえないですよ」

アヤカ「アタシはわくわくしてきたけど」

ミツオ「あなたは戦闘民族かなにかで?」

アヤカ「たーのもー」ガチャ

ミツオ「ってお願いだから人の話を聞いてくれです!!」


道場内

ミツオ(板張りの床、そこそこ広いスペース、壁には防音シート)

ミツオ(なんか、ちゃんと道場っぽいかも)

ミツオ「意外に良さそうな施設ですね、アヤカ」

アヤカ「そうね」チッ

ミツオ(なんで残念そうな顔してるんですか、あなたは)

ミツオ「それにしても」

ガラーン…

ミツオ「誰もいませんね」

アヤカ「そうね」

ミツオ「不用心です」

アヤカ「まったくだわ、道場破りが来たらどうするのかしら」

ミツオ「いや、それは流石に」ハハハ


???「ったあああーーーーのもおおおーーー!!」


ミツオ・アヤカ「!?」


???「俺の名前はマルゴ!サトウマルゴだ!!」

マルゴ「そこの二人!ここの道場の看板を賭けて!俺とロボトルしてもらおうか!!」

>>99ウルフリュー「してもらおうか!!」

ミツオ(ほ、ほんとにきたーー!)ガーン

ミツオ(機体はRKS型ウルフリュー、高い装甲と防御力で戦う格闘型メダロット、中々の強メダです)

ミツオ「どうします?何か勘違いされてるみたいですけど、ちゃんと説明すれば…」

アヤカ「望むところよ」バーン

ミツオ「ってコラァ!!」

アヤカ「…何よ」

ミツオ「どうして今来たばかりの道場の看板を背負って戦おうとしているんですか!!あなたは!」

アヤカ「いいじゃない、負けたってよく知らない道場の看板が持ってかれるだけなんだし」

ミツオ「無責任の極み!?」

アヤカ「それに、せっかく買った新しいパーツも試してみたいしね」

ミツオ「え?」

アヤカ「行くわよ!メダロット転送!」

アヤカ「セーザー改め…グラス!!」

ギュインギュイン

>>450ブレザーグラス「こんにちはー」

ミツオ「い、何時の間に」

アヤカ「さあ、行くのよグラス!眼鏡っ娘の破壊力を見せつけてやりなさい!!」

グラス「はーい」ポワポワ

今日はここまででー

乙ー

乙ロボ!

乙ロボー

グラスキター


次回はいつか……楽しみすぐる

乙!待ってたぞ!

機体名 ジ・アース
形式 ERH型 男でも女でも
モチーフ 地球
パーツ名 頭部 アオキホシ(貫通効果を持つ強力な復活)
右腕 ヒトノツクリシレキシ(デストロイ)
左腕 セイメイノユリカゴ(破壊されたメダロットを全パーツ耐久力10で復活)
脚部 ダイウチュウ(浮翌遊 但し、宇宙では驚異的な推進力を誇る)
備考・要望
地球上の歴史のデータベースとなっているメダロット
あらゆるデータをため込むことで、人類が滅びようともその歴史を他の生命に伝えられる事を第一に考えられ、製造された
そのため、並のパーツでは傷一つ付けられることはない。(そのぶん、スピードはまるでない)
人口知能を搭載、マスター無しでも十分に行動可能(メダロット・ナビの「ナビ」のような感じ)

機体名 ムーンラビット
型式 MOO型 女
モチーフ 月+兎
パーツ名 頭部 クレーター(単発クリア)
右腕 モチツキギネ(がむしゃらハンマー)
左腕 ツキノウデ(変化・回復系)
脚部 マンマルオツキサン(浮翌遊 ただし、宇宙ではより驚異的な性能になる)
メダチェンジ後
ドライブA(いんぺい)
ドライブB(脚部トラップ)
ドライブC(ねらいうちライフル)
浮翌遊(宇宙能力高め)のまま
備考・要望
ジ・アースのサポート用に作られたメダロット
通常の見た目は月の上に、ウサギのぬいぐるみが乗っているような見た目だが、メダチェンジ後はかぐや姫のような人型になる
それに伴い、通常は格闘中心の所が距離を取った戦闘法に切り替わる
ジ・アース同様、人工知能が搭載されているもの、普段はお調子者
メダチェンジ後は人が変わったかのようにお淑やかになる

機体名 オータムリーフ
型式 AKB型 男
モチーフ 秋葉原のオタク
パーツ名
頭 ヒトミシリ(次の攻撃を完全回避)
右腕 ロングポスター(なぐるソード)
左腕 グッズバック(がむしゃらハンマー)
脚部 ジーパン(速度重視の二脚)
備考・要望
 日本にきた外国人向けに作られたもの、何故か日本での人気のほうが高くなってしまったメダロット
 パーツを装備したメダが途端に中二病に目覚めた、一部の知識が突然増えたなどの情報もある
 全体的に装甲は30にも満たないもの、速度だけを見るとKWG型などにも引けを取らない高性能なパーツであり、秋葉原の玄人メダロッターに好まれる


>>545
 大自然の厳しさを体現したようなメダですね
 人類が滅びてもジ・アースがいれば安心!

>>546
 マスター無しで行動が可能なメダって
 量産できたらかなりの脅威ですね
 さて、果たしてミツオは宇宙まで辿りつけるのか…


>>547
 オタクのくせに強そう!?
 そういやナビに完全隠ぺいとかありましたね
 グッズバッグの威力が気になるところ



 では今日もちょっとだけ

――
―――


マルゴ「なんだ、相手はお前一人か」

マルゴ「二人まとめてかかってきても構わんのだぞ?」

アヤカ「!」ムッ

アヤカ「バカにしないでよね、アンタの相手くらいアタシだけで十分よ」

マルゴ「ほう、随分強気だな」

ウルフリュー「がっはっは!気に入った!何ならワシの弟子にしてやってもいいぞ!」

アヤカ「な!何様よ」カチン

アヤカ「グラス、速攻で片付けるからね!!」

グラス「はい、アヤカちゃん」

ミツオ「…あーもー、どうなっても知りませんよ」


ミツオ「ん?」

ギュインギュイン

アーサー「…」キョロキョロ

アーサー「ミツオ、さっき道場破りがどうとか聞こえたが…」

ミツオ(またメダロッチから勝手にでてるです)

アーサー「俺の聞き間違いか?」

ミツオ「…いえ、聞いた通りですよ」

アーサー「ほほう」

ミツオ「今日はメダロット道場の見学に来たのですが」

ミツオ「どういう訳かアヤカが道場破りと戦うことになったですよ」

アーサー「なるほど、素晴らしい」ソワソワ

ミツオ「まったく、お前も大概変なメダロットですねえ」ハア

アーサー「おい、相手はあの相撲取りか?」

ミツオ「ええ」

アーサー「なるほど、貫録のある風貌をしている」

ミツオ「…」

ミツオ(まあ、これで少しは元気になってくれるといいんですけど)


マルゴ「さあ、どこからでもかかってこい!」

アヤカ「言われなくても!」

アーサー「始まったな」

ミツオ「ええ」

ミツオ(…それにしてもアヤカの奴、負けたらどうするつもりなんでしょうか)

アヤカ「グラス!スマートフォン!」

グラス「えい!」ブン

ペシッ!

ウルフリュ「?」

ウルフリュ「がっはっは!何だその攻撃は!まるで威力がないぞ!」

マルゴ「所詮は女子供ということか」

マルゴ「ウルフリュー、ハリテーだ!くれぐれも優しくな!」


ウルフリュ「おう!わかっておる!」ブン!

スカッ

ウルフリュ「む?」

アーサー「はずしたか」

ミツオ「…」

ウルフリュ「ほう、お主中々素早いではないか」

グラス「?」

マルゴ「おいおい、加減しろとは言ったが、なにも避けさせることはないだろう?」

ウルフリュ「がっはっは!わかっておる!今のは小手調べじゃ」

ウルフリュ「それ!これでどうじゃ!!」ブン!

スカッ

ウルフリュ「!?」

マルゴ「お、おい!」

ブンッ!ブン!

スカッ!スカッ!

ウルフリュ「おかしい、何故当たらん!?」

ミツオ(…なるほど)


アヤカ「さてグラス、たたみかけるわよ!」

グラス「はーい」ブンブン

ペシ!ペシ!

ウルフリュ「や、やめ…」

ペシ!ペシ!

マルゴ「ちょ、ちょま!タンマタンマ!一瞬待って!一瞬!」

アヤカ「今さら何言ってんのよ!」

アヤカ「遠慮なくガンガン行きなさい!」

グラス「はい、アヤカちゃん」

ペシペシ!

アーサー「これはどういうことだ?ミツオ」

ウルフリュ「ひー」

ミツオ「変動のマイナス症状ですよ」

アーサー「?」

ミツオ「ウィルスやバグなどの格闘攻撃には、相手の行動成功率を下げる症状を与える効果があるんです」

アーサー「ふむ」

ミツオ「グラスの左腕パーツの攻撃はバグ」

ミツオ「威力こそ低いですが、強力な変動症状をウルフリューに与えることで、一方的に攻撃し続けていられるんですよ」

アーサー「なるほど」

ミツオ「それにしてもスマホで攻撃って、結構シュールですね」

アーサー「そうだな」


ヒョイ
ガス!
ヒョイ
ガス!

ボン!

―ウルフリュー機能停止―

マルゴ「…」

アヤカ「で、何かいうことは?」

マルゴ「お…」

マルゴ「おみそれしましたアアア!!」


――
――― 


マルゴ「というわけで、半年ほど前から自分とウルフリューは全国を回って武者修行中なんですよ、姐さん」

アヤカ「誰が姐さんよ」

アーサー「満更でもなさそうだが」

ミツオ「武者修行って、学校は大丈夫なんですか?」

ミツオ「どうみても私たちと同い年くらいですよね、あなた」

マルゴ「問題無い、忍者の学びは常に実践の中にあるからな」

ミツオ「ってお前もシノ小生かよ!です」

マルゴ「ほう、小僧、貴様どこでシノ小を知った?」

ミツオ「どこって」

パンパン(手拍子)

シュタッ!

忍者1「お呼びでゴザルか?ミツオ殿」

ミツオ「以前コイツに勝ったです」

忍者1「ん?お主は確か…」

マルゴ「せ…」

マルゴ「せんぱあああああい!?」

地味にエグいwwww

まだ隠蔽無いだけましだな

――
――― 

マルゴ「重ね重ねのご無礼お許しいただきたい、ミツオ殿…いや」

マルゴ「兄貴!」

ミツオ「誰が兄貴ですか」

アヤカ「ちょっと顔にやけてるわよ」

アーサー「人間はわからん」

忍者1「拙者の後輩が失礼をしたでゴザルよ、ミツオ殿」

ミツオ「いや、別に私は何も」

アヤカ「ほんと、世間は広いようで狭いわね」


???「あれ?誰だい君たち?」


ミツオ「あ、えーと、私たちは…」

ミツオ(ここの道場の人でしょうか)

???「もしかして、入門希望かな?」

ミツオ「そういう訳ではなくですね、まずは見学を…」

アヤカ「道場破りです」

ミツオ「!?」

???「え?道場破り?」

ミツオ「な、何言ってるんですかー!!」

アヤカ「だって、別に入門する気なんてないし、だったらそう言った方が面白いじゃない?」

マルゴ「流石っす!姐さん」

???「…」

???「っぷ、ははは!面白いね、君たち」

???「いいよ、俺に勝ったらここの看板でも何でも持ってきな」

アヤカ「へー、話せるわね」

マルゴ「自分もお供しますよ!姐さん」

アヤカ「今度はミツオも協力しなさいよ!」

ミツオ「えー」

アーサー「よし!その看板、貰い受ける!」

ミツオ「そんなもん手に入れてどうするんですか」


???「久しぶりに腕が鳴るなあ」

???「メダロット転送!」


ギュインギュイン


???「行け、ウィンドクラップ」


――
―――

まさか…主人公史上唯一のメガネの「彼」か!?

グランビートル使えよ!ダンッ

一応あれは借り物だしなぁ…


その夜
自宅

ミツオ「それで、そこの師範代って人がとんでもなく強くて」

ヘベレケ『ほう』

ミツオ「3対1だったのに一方的に負けちゃったんですよ」

ミツオ「相手は何の変哲もないパーツのメダロットだったのに、おかしいですよね?」

ヘベレケ『ガハハハ!良い経験になったではないか』

ヘベレケ『パーツの性能だけがロボトルの勝敗を決めるわけではないからな』

ミツオ「うう、納得いかないです」

ヘベレケ『おそらく相手は相当に鍛えられたメダロットとメダロッターだったんじゃろ』

ヘベレケ『潔く受け止めろ、実力の差じゃ』

ミツオ「はあ、次の試合も近いのに、自信なくすです」

ヘベレケ『…そういえば、アースモールで騒ぎがあったそうじゃな』

ミツオ「え、ええ、メダロットの暴走事件があったらしいですね」

ミツオ「私たちはドームにいたので関係ありませんでしたが」

ヘベレケ『そうか、ならいいが』


ミツオ「…」

ミツオ(レトルトと協力してドリームマスターを倒したとか、気まずくて言えないです)

ヘベレケ『さて、最近は監視が厳しくてな、次はいつ通信できるかわからん』

ミツオ「そうですか」

ヘベレケ『そんな顔をするでない、いいかサラミ』

ヘベレケ『いつだって勝つのは笑ってる奴なんじゃ』

ヘベレケ『それを忘れるな』

ミツオ「だからその名前は…」

ヘベレケ『じゃあな』

プツン

ミツオ「まったく、勝手なこと言ってくれるです」

ミツオ「…」

ミツオ(まったく、こんなんでこの先勝ち進んでいけるんでしょうか)





 第九話「地底都市を走れ!」 終わり



――
―――

今回の獲得パーツ (アヤカから貰った)

左腕  『シロボシ』       :カウントアタック
     ウルフリューの左腕、当てた数だけ威力が増えるツッパリ。


 今回ミツオ負けましたが、
 相手の好意でパーツのやり取りは無しでした。

 今日はここまでです、ではでは。

乙ロボ

皆やさしっ


 ま、間違えた!

 第十話「道場へ行こう」終わり

 です!すいやせん!

乙ロボ!次回大会編か?

乙ロボ

そろそろ海底都市編かもしれないし…マーマン男子とか、セルリさん用のとか

①オルカ
②KWL型 男
③シャチ

頭:パンダアイ
右:フカヒレ
左:エイヒレ
脚:ブラックテール

頭:混乱誘発
右:ウェーブ(うつ)
左:回避アップ
脚:潜水

チェンジ(シフト)

A:デストロイ
B:次回絶対回避
C:次回絶対必中
脚:潜水

昔、某大自然の映像映画で見れる、『海の殺し屋』の顔のシャチを観たらガクブルした。シャチ関連の情報見てもガクブルした。そんな思い出から作りました(研究者談)

白と黒のツートンカラー。無印メダロットアニメの海中戦得意だったイルカ型メダのように戦う

チェンジ後はでっかいシャチに。水の中を威風堂々、自在に泳ぎ、ハイジャンプしたり。

ドライブAは実際のシャチが陸上の獲物を襲うように敵メダを襲う。

①スクアーロ
②SRK型 男
③鮫

頭:ゔお゙お゙い
右:ゔお゙お゙お゙お゙い
左:ゔお゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙い
脚:うお゙お゙お゙っゲホ、エホッ

頭:地形変更(海中)
右:ソード(うつ)
左:ソード(狙い撃ち)
脚:二脚

P変形

A:体勢破壊
B:ソード(殴る)
C:ソード(がむしゃら)
脚:潜水

金髪ロン毛の中二系黒コート、日本刀装備。

チェンジ後はサメに。ドライブB、Cは噛み付く

①シャーリー
②SLN型 女
③セイレーン(半人半魚の方で)

頭:レクイエム
右:プレリュード
左:セレナーデ
脚:ノクターン

頭:カウントダウン(6ターン後機能停止。)
右:トルネード(うつ)
左:フリーズ(がむしゃら)
脚:潜水

セイレーンの伝説から。上半身は魔物っぽいタイプの美女、下半身は魚(潜水)。歌が得意なメダ。

頭部行動を使用、6ターン後に敵が生き残ってしまうとセイレーンの逸話に基づき自分が機能停止する

機体名 ブラックニードル
型式 UNI型 男
モチーフ ウニ
パーツ名 頭部 トゲトゲ(うつミサイル)
右腕 チクチク(うつナパーム)
左腕 イガイガ(ねらいうちアンチシー)
脚部 ヤイタラウマイヨ(潜水)
メダチェンジ後
ドライブA(反射)
ドライブB(頭部パーツ強化)
ドライブC(頭部パーツ強化)
備考・要望
 普段の見た目は、ウニの殻の中に本体が収納されている。
 トゲのように見えるのは全て火薬庫であ り、遠距離攻撃を得意とする
 メダチェンジ後は浮翌遊型となり、殻にこもってウニそのものの見た目になる
 その際に火薬庫から防衛用のトゲが現れ、反射によるダメージをねらいにかかる
 性格は、普段は弱気だがメダチェンジ後にとても強気になる
 海女さんの女子高校生用にでもどうぞ

機体名 メダレイヤー
型式 KSP型 女
モチーフ コスプレイヤー
パーツ名
頭部 ドウガン(童顔)(混乱)
右腕 マジカルステッキ(ねらいうちビーム)
左腕 キラットハンド(殴るフラッシュ)
脚部 フワフワスカート(二脚)
備考・要望
 アキバの女性レイヤーがどうせならメダロットにも同じ格好させたい!と作ったハンドメイドメダロット
 可愛らしい顔で敵の戦意を減らし、フラッシュで回避と防御を不可能にしたところをビームで狙う戦法を得意とする
 やはり機動力を中心に設計されたメダロット
 オータムリーフとペアでの運用でお願いします!

機体名 ブラッククロウ
型式 KRS 男
モチーフ カラス
パーツ名
頭部 ツイバミー(がむしゃらブレイク)
右腕 アブラマミレ(うつ転倒)
左腕 クロイツバサ(なぐるウイルス)
脚部 カーカーカー(飛行)
備考・要望
 都会によく存在するメダロット
 身体に付着する油を敵にまいて、転倒させるほか、内蔵されているウイルスプログラムで、敵を攻撃する
 しかし、光り物を見つけると一目散に頭部で攻撃後、回収する
 持ち主が存在する例もあるが、野良の方が圧倒的に多く主婦に迷惑がられている
 

機体名 デザートサンド
型式 SDW型 男
モチーフ デザートサンド(砂漠の砂という意味と、デザートサンドイッチの二つの意味で)
パーツ名
頭部 アツイスナ(なぐるファイヤー)
右腕 ジャリジャリ(なぐるホールド)
左腕 パッサパサ(がむしゃらホールド)
脚部 スナジゴク(多脚)
メダチェンジ後(戦車)
ドライブA(格闘トラップ)
ドライブB(隠蔽)
ドライブC(索敵)
備考・要望
 砂漠地帯で使用されているメダロット
 脚部は砂と一体になっている形であり、山岳では他の多脚より動きが鈍いもの、砂漠では飛行型を上回るスピードを出せる
 敵の動きを砂で止め、砂の熱さで敵を焼く
 メダチェンジ後は皿に乗ったフルーツサンドイッチのような見た目となり、完全なる補助型になる
 なお、メダチェンジ後は砂漠対応で無いため普段この形態を利用するメダロッターはほとんどいない


>>570
 マ、マーマン男子は五話でもう敗退して…げふんごふん!
 まーでも海底編はね!あるかもしれないですし!
 あとアザラシで遊ぶシャチはマジ怖いですし!

>>571
 普通にパーツ名言っただけなのに
 周りから変な人扱いされてしまいそうなメダです
 っていうか最後むせてるし!?

>>572
 頭部は強力な分デメリットも大きいですね
 漁師さんには恐れられてそうなメダです

>>573
 子供のころは苦手でしたが最近は食べられるようになりました
 っていうか好物です、ウニ
 関係ないけど名前がブラックビートルに似てますね!

>>574
 色物っぽいのに普通に強い!?
 良いですよねー魔法少女
 そういえば魔法少年ていないけど、何でですかねー

>>575
 なんというヒールっぷり
 バッドハッカーと同じ匂いを感じます
 出番ですよ!スケアクロウさん!

>>576
 まさに砂漠専用といっても過言ではない
 局地戦特化型メダですね
 ネーミングが良くできてて面白いです
 できたらキャラ名の案も出し…げふん!ごふん!


 何だかんだでお久しぶりです。
 ではさっそく続きを…の前に、今までのおさらいです。


 ここまでのあらすじ

 数年ぶりに開催が決まったメダリンピック。
 幼馴染である『オミキアヤカ』の誘いで大会に出場することになってしまった元ロボロボ団幹部『サラミツオ』は、快盗レトルトから託された謎のメダロット『アーサー』と共に大会に出場することに。
 ミツオ達は校内予選、花園地区予選を勝ち残り、戦いの舞台は地底都市アースモールへと移る。
 攻撃パーツを使用しないツチノエ小学校代表『ラヴ&ピースズ』に苦戦しながらも勝利したミツオ達だったが、喜ぶ暇もなくメダロットの暴走事件が発生。
 原因はロボロボ団リーダー『サケカース』の作戦による、暴走電波の発信だった。
 サケカースの登場により動揺するミツオだったが、レトルト達の協力もあり、何とか騒ぎを治めることに成功。
 だがその際に『ドリームマスター』の一撃からアーサーを庇い、『ブラックドラグーン(ドラグ)』のメダルが大きなダメージを受けてしまう。
 ミツオは落ち込むアーサーを励まそうとアヤカに誘われるままメダロット道場へ足を運んだが、あまり効果は無かった様子。
 …メダリンピックはいよいよ中盤、お互い気持ちの噛み合わないミツオ達の運命やいかに。


現在の所持パーツ


頭  『イレグイー』        :火薬無効
   レッドカープの頭、ミサイル・ナパームバッチコイ!
頭  『ジュクスイ』         :ゴースト
   ロボロボ団の最終兵器、公式なロボトルでは使えない。
頭  『セイバーメット』      :隠ぺい
   キングアーサーの頭、威風堂々物陰に隠れる。
頭  『テンパー』         :補助チャージ
   シルバーソウルの頭、冬場の静電気は天敵。
頭  『ブラッディーバイス』    :ウイルス × 4
   ドーキ・ユラの頭部。鋭い牙から獲物に毒を流し込む。
頭  『ブラックメット 』☆     :ミサイル
   洒落にならない高火力。女性型。


右腕 『インビジブルエア』     :ソード
   キングアーサーの右腕。見えない刃で敵を斬る…。アサシンじゃないよ?
右腕 『スムース』       :フォースアップ
   非常にきらびやかなパーツ、盗難に注意。
右腕 『シッコクノツメ』      :ソード  × 3
   ドーキ・ユラの左腕。素早いなぐるソード、隙が小さく扱い易い。
右腕 『コカテープ』★       :フォース制御

   コラァカンの右腕。男女問わず装着が可能。
右腕 『ブラックカリバー』☆     :ガトリング
   精度も威力もトップクラスの射撃。女性型。



左腕 『アームパンチ』       :ハンマー
   ウォードッグの左腕、うつハンマー、性能はあまり高くない。
左腕 『アヴァロン』        :反撃
   キングアーサーの左腕。相手の攻撃を跳ね返す、剣より大事な鞘。
左腕 『ヴァンパイアーム』     :ソード
   ドーキ・ユラの左腕。素早いがむしゃらソード、威力は高いが隙も大きい。
左腕 『オズマ・ズ・クエスチョン』 :ターゲット変更
   フィジッカの左腕、由来はおそらく「オズマ問題」から。
左腕 『ユーシャシールド』     :未満防御
   ブレイブナイトの左腕、味方へのある程度のダメージを無効にする盾。

左腕 『ブラックアヴァロン』☆    :反射
   回数制限の無い反射、ただし成功は低い。女性型。


脚  『カルブレイス』       :潜水
   カピタン・ペルリの脚部、どっしりとしたフォルムで航海を進める。
脚  『キーストーン』       :浮遊
   チェンジガーゴーの脚部。地形に影響されない万能タ
脚  『キリガクレ』        :浮遊
   ハンゾーの脚部、浮遊型とは思えない程に推進が高い。
脚  『セイバーアーマー』     :二脚
   キングアーサーの脚部。格闘用のバランスの良い二脚。
脚  『チェアリー』        :車両
   ドクタースタディの脚部、推進が高い。
脚  『ハクシャーク』       :二脚   × 7
   ドーキ・ユラの脚部。格闘用の素早い二脚。

脚  『ブラックアーマー』☆    :二脚
   非常にバランスの良い二脚。女性型。


―――
―――


 第十一話「飛べ!アーサー」


―――
―――

来たー

所持パーツの☆マークは現装備、過去装備、他機体装備なのか


メダロット道場

 
ボン!

アーサー「」キノウテイシ

ミツオ「アーサー!!」

アヤカ「あーあ、また負けたの、なっさけなーい」

ミツオ「ぐ、自分は早々に諦めたくせに」

アヤカ「だってアタシここの門下生じゃないしー」

???「いやあ、ミツオ君が入門してくれて助かったよ」

???「教授からバイト料は出来高でって言われてたから」

???「あやうくタダ働きするところだった」

ミツオ「え?師範代、アルバイトだったんですか!?」

師範代「ああ、ゼミの教授に頼まれてさ、長期の旅行に行くからここの管理をして欲しいって」

ミツオ「じゃ、じゃあ、師範代はここで修行して強くなったわけじゃ」

師範代「うん、無いよ」

ミツオ「えー」

師範代「趣味でやってる道場だから、別に素人でも構わないって言われて引き受けたんだけど」

師範代「まさか門下生が一人もいないとは思わなかったね」

>>581
 あ、書き忘れたけど☆は女性型、★は無性別ってことでよろしくッス!


ミツオ「素人って…じゃあなんで師範代はそんなに強いんですか!?」

師範代「俺なんて大したことないよ、ミツオ君も頑張ればこのくらい戦えるようになるさ」

ミツオ「ほ、本当ですか?」

師範代「ああ、ここで修行すればすぐさ!」

ミツオ「おお!」

師範代「だから…やめないでね?」ガシ

ミツオ「は、はい」

ミツオ(目が必死です)

アヤカ「どうでもいいけど強くなるなら急がないとね」

ミツオ「?どうしてですか」

アヤカ「だって次の試合」

アヤカ「明後日だし」

ミツオ「…」

ミツオ「そういうことは、もっと早く言ってくれですよー!!」


――
―――


翌日

おみくじ小
正門前

アヤカ「じゃ、例のごとく今日中に現地に着いてから一泊」

アヤカ「試合自体は明日になるわ」

ミツオ「ええ、それは昨日聞きましたが」

ミツオ「どうやってジャクナン小学校までいくんですか?」

リーダー「そんなの電車かバスに決まってるのじゃ、確か交通費をもらってたはずじゃ」

アヤカ「ふっふっふ、甘い甘い、そんな普通の方法で行くよりも…」

アヤカ「メダロット、転送!」

>>154ハイドプレーン「どうもどうも」

リーダー「おお!風のつばさ!」

アヤカ「どう?この子で飛んでいけばすぐでしょ?」

ミツオ「…」

ミツオ「アヤカ、ハイドプレーンなんて持ってましたっけ?」

アヤカ「ん、まあ、買ったのよ」

ミツオ「こないだグラスも買ったばっかりですよね?」

アヤカ「そうね」

ミツオ「…」

ミツオ「ちなみに、交通費はどこに?」

アヤカ「さ!ぐずぐずしてると日が暮れちゃうわよ!」

ミツオ(…こいつ、貰った金使い込みやがったです)ガビーン


――
―――

一時間後

オアシス
カラサワギ

ミツオ「だから三人いっぺんに運ぶなんて無理だって言ったんですよ!!」

ハイド「」シュー

ミツオ「見てくださいよこの子!可哀想にオーバーヒートしちゃって、これじゃしばらく動けませんよ!?」

アヤカ「ごめんね、無理させちゃって」ナデナデ

ハイド「だいじょぶれすよー」シュー

リーダー「まあここまで来ればジャクナン町まではすぐなのじゃ」

リーダー「あとは歩いていけばいい」

ミツオ「そうですね」

アヤカ「…ごめん」ウツムキ


ドン!ドン!ドン!


リーダー「ん」

リーダー「花火?」

ミツオ「号砲ですね、祭りでもあるんでしょうか」

アヤカ「ホテルの方で何かやってるみたいね」ウズウズ

ミツオ「…」

アヤカ「…」ウズウズ

ミツオ「行きたいんですか?」

アヤカ「べ、別に」ソワソワ

ミツオ「はあ」

ミツオ(ちょっとは反省してるみたいですね)

ミツオ「どうせ時間的には余裕もありますし、オアシスで少し休んでから行きましょうか」

アヤカ「そ、そうね!そうしましょう!」


ミツオ「メダバード?」

受付嬢「はい、今日はその大会が行われます」

アヤカ「メダバードって言うと、メダロットがメダロットを投げ飛ばすアレですか?」

受付嬢「はい、目標地点に向かってメダロットを飛ばす、あの競技です」

受付嬢「よろしければ参加して行かれますか?」

リーダー「面白そうなのじゃー」

アヤカ「そうね」チラ

ミツオ「…はあ」

ミツオ「ちなみに、コースはなんですか?」

受付嬢「えっと、今現在選手枠が空いてるのはミドルだけです」

ミツオ「なら飛行パーツがないと話になりませんね」※1

ミツオ「アヤカのハイドは修理中ですし」

リーダー「アタイも飛行型の脚部は持ってないのじゃ」

アヤカ「…」

ミツオ「私もあいにく」

ミツオ「せっかくですが今回は…」


※1 メダバードは三体一組のメダロット達で行う、ゴルフと鳥人間コンテストを混ぜたような競技。
   目標地点のいかに近くに球代わりのメダロットを落とすことができるかを競う。(百点満点)
   三種類のコースがあり、そのうちショートコースだけは飛行型の脚部で滑空しなくても勢いだけで満点が狙える。
   基本的に投げられるメダロット自体は動くことができないが、メダフォースで勢いを調整することはできる。(ただし使うと、減点対象となる)

懐かしいな、メダ4であったっけ。即墜落してたな…

節子、滴やない。雫や

懐かしいな、自分は3対3のレースが好きだわ



ギュインギュイン


アーサー「待て、ミツオ」

ミツオ「あ、また勝手に」

アーサー「飛行型なら、確かたくさん余っていたあのパーツがあるだろう」

ミツオ「…あ、確かに」

ミツオ「すいません、やっぱり申込みをお願いしたいです」

受付嬢「はい、ではこの書類に記帳をお願いしますね」

リーダー「?」


――
―――

メダバード場

ミツオ「さて、本番まで時間もないですし、さっさと練習しますよ」

アーサー「おう」

ミツオ「メダロット、パーツ転送!」

ギュインギュイン

>>98ドーキ・ユラ(アーサー)「よし!」

リーダー「どういうことじゃ?」

ミツオ「まー見てるですよ」

ミツオ「メダチェーンジ!」

ダダンダダーン!

ドーキS変形(アーサー)「どうだ」バサバサ

アヤカ「あー、なるほどね」

ミツオ「この通り、ドーキのパーツなら変形後は飛行型になるです」

リーダー「おー、これならなんとかなりそうなのじゃー」


では今日はここまででー

あれチェンジもありだったっけ?忘れたが

乙ロボ! いよいよドーキがメダチェンジしてくれたか‥長かったな‥

チェンジも有りですよ
メダロポリスの1対1のレースもそうだったし

乙。


あっそうなんだ。そういや昔ミニハンドルのヴェイパーレール(だっけ?)で出た気がするわ


ミツオ「さっそく飛ばしてみるですよ」

アヤカ「OK!グラス、出番よ」

ギュインギュイン

グラス「はーい」

リーダー「ベアちゃんもおいでなのじゃ」

ギュインギュイン

ルシフラー「頑張るよお」

ミツオ「すいませーん、飛行の練習していいですか?」

係員「ええ、もちろん」

係員「浮島のメダロットが回収されたら合図をだすので、準備をおねがいします」

ミツオ「わかりました」

リーダー「よし、アーサーを持ち上げるのじゃ、ベアちゃん」

ルシフラー「うん!」

アヤカ「グラスも手伝ってあげて」

グラス「まかせて、アヤカちゃん」

ルシフラー「よいしょ!あれ、軽ーいよ」

グラス「ほんとー、軽ーい」

アーサー「飛行型だからな」

係員「次の方お願いしまーす!」

ミツオ「はーい!」

ミツオ「じゃ、行きますよ」

ミツオ「そんなに勢いつけなくても結構飛んできますから小走りくらいのペースでお願いしますよ?」

リーダー「了解なのじゃー!」

オミキ「まあ、とりあえずやってみないとね」

まさか連日で続きが見れるとわ。待っていた



テー♪テテテ♪テーテテテテー♪


タッタッタッタ!

アヤカ「ペースはこんな感じでいいの?」

ミツオ「風向きとかもあるので一概にはあれなんですけど、こんなもんでいいはずです」

アヤカ「ふーん」

リーダー「ベアちゃーん!頑張るのじゃー!」

タッタッタッタ!

ミツオ「お、そろそろリリースポイントですね」

ミツオ「私が合図したらメダロットに指示をしてください」

アヤカ「はいはい」

リーダー「了解じゃ」

タッタッタッタ!

ミツオ「!」

ミツオ「今です!」

アヤカ「グラス!」

リーダー「ベアちゃん!」

ブンッ!

ヒュー―!!

リーダー「おほー!!飛んだ飛んだー!すごいのじゃー!」

ミツオ「高度も速度も悪くないですね」スチャッ

アヤカ「あー!何よそのカッコイイの!ミツオだけずるい!」

ミツオ「ただの単眼鏡ですよ、欲しければさっきの受付のお姉さんに言えば貸してくれるです」

アヤカ「先に言いなさいよ」

ミツオ「いつものお返しです、と、そんなことより」

ミツオ「予想より向かい風が強いみたいです、このままじゃ池ポチャコースまっしぐらです」

リーダー「えー!」

ミツオ「こういうときは慌てず騒がず…」

ミツオ「アーサー、着水ギリギリでメダフォースです!」


キュイイイン

リーダー「おお!加速したのじゃ」

アヤカ「あんな遠いの良く見えるわね」

ミツオ「着地のタイミングはアーサーに任せるです」

デンッ!

リーダー「すごいのじゃ、旗の根元にぴったり着地したのじゃ」

ミツオ「結構フォースで調整しちゃいましたから、80点てところですね」

アヤカ「やるじゃないミツオ、見直したわ」

ミツオ「フッフッフ、メダバードは昔はまってた時期があって、ちょっと自信があるですよ」

???「あれで?嘘でしょ?」

ミツオ「!」

???「素人くさい飛ばしかた、ダサダサ」

???「弱めに投げて手前で調整なんて、一番面白くないの」

???「姉さんが気にしてるから、どんな奴かと思ったら、がっかり」

アヤカ「ちょっとあんた、何よいきなり」

???「メダバードっていうのは、こうやるの」

???「メダロット、転送」

ギュインギュイン

>>316パワードラゴンナス「あ、お呼びですか?」

???「ゴンちゃん、メダチェンジ」

パワー「は、はひ」

ダダンダダーン

???「お手本、見せてあげるの」


ミツオ「たいした自信ですね」

アヤカ「あの子何様なわけ!?偉そうに!」


テー♪テテテ♪テーテテテテー♪


スタタタタ!


ミツオ「!」

ミツオ(速い!かなりの加速です)

???「ゴンちゃん!」

スタタッ…ビューーーーン!!

ミツオ「リリースポイントのあんなに手前から飛んだ!?」


ヒューーー!!

デン!


ミツオ「…」

アヤカ「どうなったの?」

ミツオ「おそらく、90点以上は確実です」

???「ねえ、今日の大会、でるの?」

ミツオ「え、ええ」

???「やめといた方がいいよ」

???「恥かくから」

???「じゃーね」

アヤカ「…」ワナワナ

アヤカ「むっかつくーーー!!

アヤカ「いいの?許されるの!?あんな態度!!」

ミツオ「確かに腹が立つですね」

リーダー「ああいう子も中々」

ミツオ「お前はほんと見境ないですね」

キャラ名 航路時 桜花(コウロジ オウカ)
 元ネタは鬼ごろしという酒
 これを、鬼→オーガ→オウカ
     ごろし→ごうろし→コウロジ
としてみる

使っているメダ
機体名 ピーチナイト
型式 PAC型 男
モチーフ 桃太郎
パーツ名 
頭部 ニッポンイチ(敵影感知)
右腕 オニギリ(鬼切り)(なぐるソード)
左腕 キビダンゴ(急速チャージ)
脚部 モモカラウマレタ(格闘特化の二脚)
備考・要望
悪を許さず情に厚いメダ
イヌ型やサル型などとチームを組んで戦うことが多い
その場合、キビダンゴを味方に与えるといったサポートも忘れない

デザートの人ですが、名前コレしか思い浮かばなかった‥


――
―――

メダバード場
着地地点

ミツオ「お疲れです」

アーサー「おう、得点は79点だそうだ」

ミツオ「そうですか、どうでした?メダバード」

アーサー「いいものだな、空を飛ぶというのは」

ミツオ「なら良かったです」

ミツオ(たまに飛行を怖がるメダロットもいるらしいですが、アーサーは大丈夫みたいですね)

ドン!ドン!ドン!

放送『本日のメダバード大会にお集まりの皆様にお知らせです』

放送『間もなく開会式が行われるので、競技場前広場にお集まりください』

ミツオ「いよいよですね、行きましょうアーサー」

アーサー「ああ」

――
―――

メダバード場
競技前広場

偉い人『…であるからして、カラサワギの歴史は…』

アヤカ「絶対優勝して、さっきの奴にぎゃふんと言わせてやるわよ、ミツオ」ヒソヒソ

ミツオ「うーん、まあ頑張りますけど」ヒソヒソ

司会『…と、挨拶がすんだところで、本日の日程説明に…』

リーダー「勝ち進めばさっきの子にもう一度会えるだろうか、なのじゃ」ハフウ

ミツオ(恋多きやつですねえ)

司会『それでは最後に優勝者に贈られる賞品の紹介です!』

ジャジャジャーン!

司会『伝説のUMA型メダロット!>>416つっちー!!』

つっちー「にょろーん」

アヤカ「欲しい!!」

ミツオ「えー」

司会『それでは皆さん!優勝目指してーー』

司会『メダッバーーード!!』

司会『はい、ありがとうございました』

パチパチパチパチ


>>601
 キャラ名マジでありがてえっす!あざっす!
 桃太郎ってよく考えたらすごい名前ですね
 と、ピーチナイトを見てなんとなく感じました。


 今日はここまででです
 あと何度も言ってあれなんですが
 キャラ名の方も募集中なのでぜひよろしくお願いします
 特に女の子の名前が頂けたら嬉しいです

 それではまた!

メダバード・・・あったなこんなの・・・ww
傲慢な初投稿ながら
①ヴァヴィロニア
②WEA型 男
③モチーフ:音楽家、剣闘士
④パーツ名
頭:ヘルブルース(カウントダウン)
右:ラプソディ(がむしゃらソード また、モード変更によりウェーブに)
左:ヘルカンタビーレ(うつナパーム できれば高火力)
脚:アリア・アリア(何故かつま先立ちの二脚)
見た目:WEA型だが普通の人型、頭部は赤いバイザーの付いた悪魔のような顔。最大の特徴はバイオリンのような右腕で普通はバイオリンに弓が付いたソードであるが弓を取り外すことでウェーブの演奏が可能となる。

・メダチェンジ後(人型)
A.がむしゃらブレイク
B.クロスファイア設置
C.クロスファイア発射
見た目:剣闘士としての姿。バイザーも開き更に恐ろしく。Bはラプソディとカンタビーレを合体させ、Cで乱れ撃ち

メダル:カブト
⑤備考・要望
何事にも乱入してくる野良メダ。自惚れが強く、毎回街中でライブをしているが音量が小さい為全く人が来ない。(というか気付かれない)
WEA型だが人型であり人型のメダチェンジを持つ何かと謎が多いメダ。

パーツ設定とか色々おかしいし正直破綻してるかもしれないですが・・・・

メダロットいいね

キャラ名 高倉 珠恵(タカクラ タマエ)
元ネタはハイボール(ハイ→たかい→タカクラ)
(ボール→タマ)
メガネ女子、大人しい
チタンビートルをKBT型と思い購入した
なんだかんだで気に入って、良くロボトルをするようになる
使用機体
機体名 チタンビートル
型式 TIN型 男(titanium)
モチーフ コガネムシ
パーツ名
頭部 キンキラミサイル(低威力装填速めのミサイル)
右腕 メダツライフル(低威力装填速めのライフル)
左腕 ハデナマシンガン(高威力装填速め命中低めのマシンガン)
脚部 ウスミドリ(高速二脚)
備考・要望
KBT人気にあやかって作られた模造品
しかし、ベースがイヌ型なので低威力装填速めというコンセプトとは異なる機体になってしまったもの、結果的に差別化に成功したことで人気がでている

吉良 照美(キラ テルミ)
元ネタはテキーラ
小学生離れのナイスバディを持つ女子
基本的に大ざっぱで、細かい事は気にしない

河内 駿河(コウウチ スルガ)
元ネタはスコッチ
曲がった事は大嫌い!な委員長
しかし、女の子らしく可愛い物好きという一面もある
もちろん、他人には秘密だが

キャラ名
獅童 徹(シドウ トオル)
元ネタはシードルというリンゴからつくられた酒
 性別は男
普段はのんびり、ロボトルなんて大嫌い
しかし、仲間のピンチ時にはロボトルを拒まない
本気を出すと強いが普段はそんなこともない

キャラ名の案
富蘭 手鞠(フラン テマリ)
元ネタはブランデー
女子ですよ
飯山 詩庵(ハンザン シアン) 
元ネタはシャンパン
女子です

募集は名前だけだから>>1的にはキャラ(中身)はいらないんじゃ…

名前案

桜島 焼酎(さくらじましょうちゅう)

黒井佐 錦(くろいさ にしき)

御幣 無慮過(ごへい ムリョカ)

茉 莉花(まつ りか)

直球 勝負(ちょっきゅう しょうぶ)

鏡月(きょうげつ)

極 零(ごく ぜろ)

那由多 乃刻(なゆた のとき)

武骨 者(ぶこつ もん)

黒麹 黒錫(くろこうじ くろすず)

一応全部酒の名前


>>604
 ビーストマスターの系譜でありながら人型とは
 思い切ったコンセプトでありますな
 設定の方はどこまで生かせるかは分かりませんが頑張ってみます

>>606
 お母さん!これメタビーじゃなくてチタンビートルじゃん!
 全然違うよ!もう最悪だよ!
 とか言ってた子供が数日後には気に入ってる感じ、良いですね

>>601>>610
 たくさんのキャラ名いただきまして大変嬉しゅうございます
 ただ>>610さんの言う通り、自分としてはキャラの設定までは集めるつもりはありませんでした
 でもせっかくなので、設定付のキャラ名を使う場合は、その内容を多少なりとも意識した性格にしたいと思います
 説明不足ですんませんです


 では今日も、マジでちょっとだけ

最近本当に更新多くて嬉しいロボ!

禿どうロボ

そしてチタンビートルのやりとりクッソワロタwwwwロボwwww


放送『それでは選手の皆さんは、所定の位置についてください』

ミツオ「さて、一回戦の相手は…」

マルゴ「自分っす!兄貴!」

ミツオ「っておまえかよ!です」

リーダー「誰?」

アヤカ「ミイラ取りがミイラになった道場破りよ」

マルゴ「姐さんも兄貴も酷いっす!試合があるならあるって教えて欲しかったっす」

マルゴ「自分、地球の裏側からでも飛んできて応援するっすよ!」

ミツオ「…」

ミツオ(それが鬱陶しいから黙ってたわけですが)

マルゴ「まあそれは今はいいっす、それより…」

マルゴ「メダバードは自分、得意種目っす、ここでこの間の雪辱を晴らさせていただくっす」

アヤカ「えー、あんた舎弟なんだからわざと負けなさいよ」

マルゴ「いえ、勝負は勝負っす」

ミツオ(いつの間にそんな関係に)

マルゴ「ではお先に飛ばせていただくっすよ!」

マルゴ「メダロット、転送!」

ギュインギュイン


>>317ゴー・エモン「絶景かな、絶景かな」

アーサー「ほう、なかなかいい面構えの奴ではないか」

マルゴ「メダチェンジ!」

ダダンダダーン!

ゴエモンS変形「春の眺めは価千金とは小せえ、小せえ」ババンババンバンバン♪

アーサー「前言を撤回する」

マルゴ「GO!ゴー・エモン!」

タッタッタッタッタ

ゴエモンS変形「この五右衛門には」

マルゴ「飛べ!ゴエモーン!」

ゴエモンS変形「価万両よ!!」

ヒューーン!!

ミツオ「釜が飛んでくです」

リーダー「シュールじゃ」

アヤカ「っていうか茹でられてるけど大丈夫なわけ?」

まさかのここでかwwww

いいキャラしてんなゴエモン


ボチャン!

係員「コースアウトです」

マルゴ「ゴー!!エモーーーン!!」

リーダー「さっきメダバードは得意だとか言ってたような」

アヤカ「全国まわって武者修行して来たってのがどんどん嘘くさくなるわね」

ミツオ「あんまり言ってやるなですよ」

係員「次の方どうぞ」

アヤカ「とりあえず島に乗せれば勝ちね」

ミツオ「ええ、油断せずに行きましょう」

――
―――

マルゴ「流石兄貴たちっす!」

マルゴ「脱帽っす!改めてその偉大さに敬服するっす!」

ミツオ「いや、今お前は誰とやっても負けだったですよ」

マルゴ「そうだ!自分、先輩から兄貴にって、これを預かってたっす」ゴソゴソ

ミツオ「忍者一号から?って、この巻物は」

ミツオ「…ジャクナン小学校代表チームの傾向と対策」

アヤカ「いつものね」

リーダー「いつものなのじゃ」

マルゴ「流石にジャクナン小の内部までは忍び込めないので、マルゴにこれを託すでゴザル」

マルゴ「とのことっす」

ミツオ「まあ、対戦相手の情報はありがたくいただいておくですよ」

今日はここまでっすー

なぬぅ乙

ごえもぉぉぉん!!!乙!

①シロ
②WLE型 男
③モービーディック

頭:潮吹
右:雄大
左:裂帛
脚:恐怖

頭:味方全機に強力なフォースアップ
右:一時的に控えメダと入れ替わる
左:敵側機体からこのパーツ使用機体のみ次ターンまで攻撃対象にならない
脚:潜水


P変形

A:ビーム
B:ミサイル
C:アンチシー

白く、四角く、通常メダより大きい。
モービーディックのように耐久力が半端なく装甲値高い
チェンジ後は白鯨型潜水艇に。せんぼうきょう要員

機体名 ツインシーサー
型式 SSA型 男型と女型が存在する
モチーフ シーサー(沖縄のアレ)
パーツ名
頭部 カミノツカイ(ビーム)
右腕 タイヨウノツメ(ファイヤー)
左腕 フタリデヒトリ(男型はクロス攻撃ファイヤ、女型はクロス攻撃セット)
脚部 チンザー(鎮座)
備考・要望
 男型と女型型が存在する珍しいメダロット
 基本は太陽光を取り入れることで発射する  ビームや、夏の沖縄の暑さを蓄えた爪で攻撃する
 だが、この機体の本領が発揮されるのは夫婦となったときであり、繰り出されるコンビネーション攻撃は並みのメダロットでは対応できない
 出来れば南のほうの仲良しメダロッターにでも使ってもらいたい

男女共に二脚です


>>621
 クジラさんつえええ!
 せんぼうきょう要員なのに普通に戦えそうですね
 登場時は多少弱体化するかもしれませぬ

>>622
 メンソーレ!
 いそうでなかったシーサー型
 なんとなくコーマドッグを思い出しました


 それでは今日もちょっとだけ

お!来ましたね! では自分も少し
機体名 レジェンドワールド
型式 WRD型 
モチーフ 世界、四聖獣
パーツ名
頭部 ドラゴニック・シーワールド(うつハイパービーム)
右腕 グランドタイガ(がむしゃらビームソード)
左腕 メタリックタートル&スネイク(なぐるブレイク また高装甲)
脚部 スカイフェニックス(飛行)
備考・要望
最新技術を持たせた伝説のメダ。だが昔から存在していたありふれた一般機体が使用者によってどんどん改修されていったこのような機体となったと言われている。
当然この経歴の為世界に1つしかなく特殊能力といったものもないが、使用者との友情や腕によって極限までパワーを出せる。
できればチャンピオンとかそういうのが使う感じで。


――
―――

テーテテテテーテテテテー♪

タッタッタッタ

ヒューーーーン!

デッ!

係員「87点!」

係員「アーサー&ミツオチームの勝利です!」

アヤカ「やったあ!」

リーダー「なんか楽勝だったのじゃ」

ミツオ「次は決勝ですね」

アヤカ「相手はさっき喧嘩売ってきたアイツね!」

リーダー「楽しみなのじゃー」グヘヘ

ミツオ「では私はアーサーを迎えに行ってくるです」

――
―――


――
―――

メダバード場
着地地点

ミツオ「お疲れです」

アーサー「おう」

ミツオ「随分慣れてきましたね」

アーサー「やっと要領が掴めてきた、次は90以内を出してやる」

ミツオ「まあ決勝だし、それくらいは当然でしょうね」

アーサー「そうだな、だったら目指すのは満点だ」

ミツオ「はいはい」

ミツオ(良かった、アーサーの奴、いつもの調子にもどって来てるです)

ミツオ(大会に出て良かったです、このまま…)

???「いや!!離して!!」

ミツオ「!」

ァ-サー「!」

黒服1「いい加減にしてください!」

黒服2「さ、着いて来てもらいますよ!!」

???「離してって言ってるでしょ!」

ミツオ(女の子が怪しい奴らに絡まれてるです)


ミツオ「こらあ!ちょっと待つですよ!」

???「!?」

黒服1「?なんだこのガキ」

ミツオ「その子、嫌がってるじゃないですか」

黒服2「だからどうした、関係ないやつが口出しするな」

ミツオ「関係ないかどうかは私が自分で決めることです」

ミツオ「アーサー!」

アーサー「おお!女子供に手を出す輩は許せん!」

黒服1「なんだ、メダロットなんか出して」

ミツオ「私がロボトルで勝ったらその子を放してもらうです!」

黒服2「へ、生意気な」

黒服1「こういう子供には、身の程を教えてやらんとな」

ギュインギュイン

黒服1・2「「いけ!>>339サイレンモンキー!」」

モンキ「「ムッキャキャ」」

ミツオ「サイレンモンキー、中々厄介な相手ですね」

ミツオ「アーサー!まずは…」

アーサー「エクス…」

ミツオ「え?」


アーサー「カリバ―!!」

ゴオワアア!!

モンキ「「ウッキ―――!!」」

ボボン!

―サイレンモンキー機能停止― ×2

ミツオ(開幕早々メダフォース!?しかも今のは…)

黒服1「なんだ今の」

黒服2「あんなのありか?」

黒服1「!」

黒服1「おい!お嬢様がいないぞ!!」

黒服2「何だと!?くそ!」

黒服2「覚えてろよ!このガキ!」

タッタッタッタ

ミツオ「…」

ミツオ「アーサー、今のはどういうことですか」

アーサー「…」

アーサー「わからん、俺はただ、奴らを倒そうと…」

???「へえ、今のが溜め無しメダフォース?インチキ臭っ」

(確かに)


ミツオ「!ってお前よく見たらさっき競技場で会った、えっと…」

???「気づくの遅っ」

アーサー「貴様、助けてもらっておいてその態度はなんだ!」

???「えー、私は助けてなんて一言も言ってないの」

???「それに私の名前は貴様じゃなくて、スミサケキョウゲツ!」

キョウゲツ「まったく、あんな程度のことで恩着せがましいこと言わないでよね」

ピンポンパンポーン

アナウンス「間もなく、カラサワギメダバードコンテスト決勝戦を行います、選手の方は控室まで、おいで下さい」

キョウゲツ「あ、もうこんな時間」

キョウゲツ「早くいかないと棄権になっちゃうの」

キョウゲツ「そうそう、まぐれで勝ち残ったあなたたちに、私がホントの実力を教えてあげるの」

キョウゲツ「じゃあね、楽しみにしてて」

タッタッタッタ

アーサー「うおお!!せっかく助けてやったのに、なんて女だ!」

ミツオ「…それよりアーサー、メダルをみせるですよ」

アーサー「?どうしてだ」

ミツオ「いいから」グイ

キュピーン!

ミツオ「やっぱり」

アーサー「?」

ミツオ「さっきのがどうみても横一閃だったからもしかしてと思ったですけど」

アーサー「だから何の話だ?」

ミツオ「いつの間にか…」

ミツオ「メダルが進化してるですよ、お前」

アーサー「!?なんだと」


――
―――
メダバード場

係員「それではアーサー&ミツオチームさんからどうぞ」

ミツオ「いいですかアーサー、今は追い風が強いから慎重に」

アーサー「フッハッハッハ!!誰にモノを申している!ミツオ!」

アーサー「メダバードなんぞ、進化した俺様にかかればお茶の子さいさいよ!!」

アヤカ「ちょっと、急にどうしたのよ」

リーダー「何かあったのか?」

ミツオ「えーっと」

アーサー「何をぐずぐずしている!さあ飛ぶぞ!すぐ飛ぶぞ!」

ミツオ「はあ」

ミツオ(元気になったのはいいですが…)

アーサー「無限の彼方へ!さあ!行くぞ!!」


ヒュー―!!


ミツオ(ちょっと、調子乗り過ぎかもです)


…ぼちゃ!


ミツオ「あ」

バズぅぅう!


池ポチャしたwwww


――
―――

同日
夕刻
ジャクナン町付近

アヤカ「もう、決勝で落水なんて、恥もいいとこよ」

アーサー「面目ない」

リーダー「それにしてもあのキョウゲツって子、笑った顔も可愛かったのじゃ」

ミツオ(完全に嘲笑でしたけどね)

ミツオ「でも、今日初めてのメダバードで準優勝なら大したものだと思いますけどね」

アヤカ「そんなの!あの腹立つ女を見返せなきゃ意味ないでしょうが」

ミツオ「うーん、まあ、そうですね」

リーダー「そうじゃ!ミツオ、そういえば準優勝の賞品は何のパーツだったのじゃ?」

ミツオ「あ、そういえば中見てなかったです」

アヤカ「そんなのどうでもいいわ、あーあー、つっちー欲しかったなー」

リーダー「まあ、アタイもベアちゃん以外興味ないのじゃー」

ミツオ「じゃあ、私が貰っちゃいますよ、と」ガサゴソ

ミツオ「!パーツとティンペット、メダルまで入ってるです」

リーダー「へー、太っ腹なのじゃ」

アヤカ「良かったじゃない」


ミツオ「これで野良試合を申し込まれても多少は安心できるです」

アヤカ「確かに1体じゃ何かとね」

リーダー「お!あの角を曲がればジャクナン町なのじゃ」

アヤカ「はあ、やっと着いたわね、ほんと今日は疲れたわ」

ミツオ「誰のせいかはわかっていますね?」

アヤカ「うー、わかってるわよ、ごーめーんーなーさーいー!」

ミツオ「わかればよろしいです」

ミツオ「…」

ミツオ(そういえば、あの何かと突っかかってきた女の子)

ミツオ(スミサケキョウゲツとか言ってましたけど)

ミツオ(スミサケっていうと、もしかして…)






 第十一話「飛べ!アーサー」 終わり



――
―――

今回の獲得パーツ

左腕  『ウキャキャ』       :転倒
     サイレンモンキーの左腕、バナナの皮で転ばぬ者はいない。

機体名  アーマスクワイア
型式   NIT型 男
モチーフ 騎士見習い
パーツ名 頭  クリアプレート(症状クリア)
     右  ナイトプレート(単発クリア)
     左  グレートプレート(防御)
     脚部 ソロイモクバ(車両)
メダル  ナイト


今日はここまでどすー

乙ー。見習い騎士が仲間に加わったか。メダル、骨、パーツもくれるなんて太っ腹だ

ホリデーさんにまた近々お会いできるか

よく考えたら飛行型が必要だった

①テンペストーソ
②STM型 男
③竜巻

頭:バクフウ
右:シップウ
左:レップウ
脚:タツマキ

頭:トルネード(狙い撃ち)
右:加護(機動力・成功率を上昇させる)
左:直前選択(うつ、ねらいうち行動で一番近い敵を攻撃するように。成功と威力が上昇する)
脚:飛行

パッと見、荒れ狂うハリケーン。常に回転。頭のトルネードの威力は凶悪。


①ジャイロ
②ATG型 男
③オートジャイロ

頭:プリロレラル
右:パラルロリレ
左:ピルロリレラ
脚:ペレラルロリ

頭:レーダーサイト
右:ガトリング(うつ)
左:ガトリング(狙い撃ち)
脚:飛行

S変形

A:コマンダー
B:ガトリング
C:ミサイル

シャープな青色ボディで隻眼。変形後はオートジャイロに。この機体のパーツ名を噛まずに命令し続けられるメダロッターは尊敬される(違う意味で)


①フランソワーズ
②SLW型 女
③アマツバメ目アマツバメ科ハリオアマツバメ学名Hirundapuscaudacutus

頭:カザリバネ
右:カゼキリバネ
左:フェザー
脚:エンビ

頭:重力制御(自パーツの威力を全て味方全機の行動の充填・放熱に置き換える)
右:連続行動(次ターンの自分の順番を他機体に譲る)
左:症状クリア(症状にかからない)
脚:飛行

丸っこいフォルム、ふわっふわな抱き心地。慈愛に満ち、献身、人助けを積極的に行うお節介?。

ドラグとアーサーを取り合ったりする話が見てみたい。(この機体じゃなくてもいいです)

つい最近新装版メダロットを買った
見てみると、ロボロボ団の終盤の本気っぷりがいろんな意味ですごかった
って訳なので幹部用と団員用の機体を投稿


機体名 パールキーパー
型式 PAR型 女
モチーフ アコヤ貝(真珠貝)
パーツ名
頭部 アコヤカバー(未満防御)
右腕 パールアーム(うつビーム)
左腕 パールハンド(ねらいうちビーム)
脚部 シンジュー(潜水)
備考・要望
ロボロボ団幹部用メダ
頭部パーツは、真珠でできており背中に貝がついている
未満防御の際は貝にこもることで敵の攻撃から身を守る

機体名 グロービンチョ
型式 MAG型 男
モチーフ マグロ
パーツ名
頭部 マエシカミエナイ(がむしゃらハンマー)
右腕 エラコキュー(がむしゃらブレイク)
左腕 リュウセンケイ(がむしゃらソード)
脚部 トマレナーイ(機動中心、装甲紙な水中型)
備考・要望
 ぶっちゃけ、ユイチイタンじゃコストかかりすぎロボ!という団員の声を反映して作られたメダ
 コスト削減の為、装甲を極力減らしたことで恐るべきスピードを獲得。しかし、止まると狙い撃ちされ、破壊されやすい部分は皮肉にもモチーフと同じく、止まると死ぬという弱点になっている
 そのため、ならヒットアンドアウェイで攻めるロボ!と言った団員の声を参考に全てを破壊力高めに設定してある。
 しかし、がむしゃらの為敵に攻撃を仕掛けると反撃であっさり死んでしまうと言った弱点が出来てしまった

せっかくなので団員用をもう一つ
機体名 ダンゴーロ
型式 DNG型 男
モチーフ ダンゴムシ
パーツ名
頭部 チョウコウカク(完全防御) 
右腕 タクサンノアシ(うつライフル)
左腕 イッパイノアシ(ねらいうちライフル)
脚部 マルマール(多脚)
備考・要望
基本は仲間を守り、敵が減ると的確にライフルで狙い撃つメダ
防御の際は体を丸める
大勢で来ると厄介そうな‥ジェントルハーツとかとチーム組まれるとかなり厄介そうな‥気もするがまぁ、ゴーフバレットとか位としかチームを組めない可哀想な下っ端メダである

機体名 ガトリングリード
型式 GTR型 男型
モチーフ ガトリング
パーツ名
頭部 サマーレイン(メガガトリング)
右腕 ザンコクランシャ(ねらいうちガトリング)
左腕 マツリノサケ(うつガトリング+小チャージ)
脚部 バレルレッグ(普段は二脚だが実は三脚)

・メダチェンジ後(砲撃形態)
A.隠蔽クリア
B.クロスファイア設置
C.クロスファイア発射
反動が強い為三脚となり砲撃形態。胸にもあった砲門が開き全体砲撃形態。Cでフルバースト
備考・要望
ガトリングの全ての技術を詰め込んだ試験型であり完成されたメダ。
頭部もそのまんまガトリングであり肩であろうが肘であろうが膝であろうがあらゆる所にガトリングを組み込んでいる。その結果、瞬間火力「だけ」ではあらゆるものを超越した火力を出せている。
・・・が、暴発の可能性も十分にあり格闘戦にも対応できず、また要所要所で飛び出したガトリングのおかげで動きづらいという情けないデメリットもある。それでも基本性能は高く、圧倒的な弾幕はかなりの迫力である。 
味方か敵か正直迷っているポジションであります・・・

①ボルトペッパー
②SND型(電気型) 男
③モチーフ:電気
④パーツ名
頭:ヒャクオクボルト(高火力サンダー)
右:ヒライシン(反撃)
左:エレキボルテージ(カウントアタック)
脚:イカヅチ(飛行)
⑤備考・要望
雷のパワーを秘めたメダ。その力はエレクトラ以上の100億ボルトの電力を纏っており移動するだけで残像の形をした電撃が発生する(これは攻撃手段としても使える)また、電撃を利用した移動により速さもかなりのもの。
また、攻撃するほど自分の電量が増加していく機能、相手の攻撃を電撃に変換する機能があり、コレによってバトルが長引けば長引くほど力が増していく恐ろしい特性を持ったメダである。まさに電気が溜まれば文句なしに最強クラスのメダである。
しかし電気が分散する水辺や砂漠での戦いにはめっぽう弱い・・・
ロボロボ団に雇われた奴が使う感じかな・・・?

>>625
 おおう!なんか凄そうな機体を頂きました
 手が加えられすぎて元がどんな機体だったかわからないとか面白い

>>638
 一撃が重そうっすね
 砂漠だと速度も速いし手が付けられないかも?

>>639
 選ばれしメダロッター(早口言葉的な意味で)しか扱うことの出来ないメダロットですね
 性能は優秀なのに使用者は少ない、みたいな

>>640
 珍しい性能のパーツが多い機体ですね
 地味に症状クリアって便利だし
 それにしても、ドラグはいつ帰ってこれるんでしょうねえ(遠い目)

>>641
>>642
 団員メダは何かと入用なので助かります
 ロボロボ団ってそういえば悪の組織って設定でしたね
 4だともう完全に愉快ないたずら集団でしたが…
 ちなみに私事ですが、新装版がどこにも売ってなくて、ついに先日アマゾンで注文しました
 

>>643
 ザ・ガトリングって感じですね
 援護や補助役のメダと組めれば真価が発揮できそうです

>>644
 頂きました
 サンダーで高火力のメダってそんなにないですよねー
 関係ないけど3のボス戦のBGMはかなり好きでした


 みなさんどうもお久しぶりです
 今日も頑張って更新していこうと思います
 が、その前に前に一つ訂正です。
 
 新しくミツオが手に入れたアーマスクワイアのメダルは
 ナイトではなくマシンということでお願いします
 自分で言ったメダルは3,4基準というのをすっかり忘れてました、サーセン

 では今日も少しだけ

待っていたぞ少年!


ジャクナン町

リーダー「つ、ついたのじゃーー!」

ミツオ「オアシスから地味に距離がありましたね」

アヤカ「つっかれた、もうだめ、歩けない」

ミツオ「ちょ、座りこまないでくださいよ、こんな所で」

アヤカ「むりよ、もうむり」ヘター

ミツオ「頼むから宿舎まで我慢してくれです」

アヤカ「えー」

アーサー「おぶってやったらどうだ?」

アヤカ「それだ!」

ミツオ「ふざけんなです、おいてくですよ」

ミツオ「元はと言えばアヤカが…」

リーダー「おお!?なんなのじゃ!アレ!!」

ブロロロロ…

ミツオ「?」

ミツオ「何ってただの車…」

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…

ミツオ「って長っ!?黒くて長い!?」

アヤカ「はあ、ヤレヤレ」

ミツオ「何ですかその腹立つリアクション」

アヤカ「ミツオ、あれはリムジンってやつよ」

アヤカ「ま、あんたみたいな一般ピーポーには縁がないだろうから驚くのは無理ないでしょうけど」

ミツオ「まるで自分には縁があるみたいな言い方ですね」

ミツオ「っていうかそうじゃなくて、いくらなんでも長すぎって言ってるんですよ、電車じゃないんだから」

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…

キキィ!

ミツオ「ん?」

アヤカ「止まった、わね」

バタン!

リーダー「あ、あの子は!?」

マオ「お久しぶりですわね」

マオ「ミツオさん」


アヤカ「げ!」

ミツオ「あなたはいつかの…スミサケさん?」

マオ「マオでいいですわ、ワタクシ堅苦しいのは嫌いですの」

ホリデー「よ!元気してたか?」

ホリデー「感動の再会だ!興奮しすぎてぶっ倒れんなよ!?」ハハハ

アーサー「相変わらずやかましい奴だ」

ホリデー「かっちーん!お前そういうことばっか言ってるとモテないぞ」

アーサー「ふん」

マオ「喧嘩するホリデーちゃん!萌え!ハイこっち向いて!」パシャパシャ

ミツオ「えっと…」

アヤカ「ちょっと、何しに出て来たのよあんた」

マオ「おっといけませんわ、ワタクシホリデーちゃんのことになるともう夢中で」

マオ「さ、早くお乗りになって」

ミツオ・アヤカ・リーダー「?」

マオ「我が家にご招待いたしますわ」

ホリデー「マオんちはスゲーぞー、腰抜かすなよ?」

ミツオ「え?じゃあ私たちの今日の宿泊先って」

ホリデー「あら?ご存じありませんでしたの?」

ホリデー「ジャクナン町への招待選手はスミサケ家でおもてなしすることになっていましてよ」

ミツオ「それは、知らなかったです」チラ

アヤカ「わ、私だって聞いてないわよ」

リーダー「ひゃっほー!お泊りなのじゃー!」


――
―――

ジャクナン町
スミサケ邸

ブロロロロロロロロロロロロロロロロ…

バタン

執事「到着いたしました」

執事「お手をどうぞ」

アヤカ「ど、どうも」

執事「そちらの方も」

リーダー「あ、ありがとうなのじゃ」

マオ「さて、みなさん疲れているでしょうし、まずは客室でくつろぎになってください」

マオ「夕食の時間になったらお呼びしますわ」

スタスタ

ミツオ「…」

アヤカ「…」

リーダー「でっかい家なのじゃー」

ミツオ「車もすごかったですね」

アヤカ「ルームランナーあったものね」

ミツオ「何に使うんでしょう」

アヤカ「そりゃ、走るんじゃないの?」

ミツオ「金持ちって…」


――
―――

ジャクナン町
スミサケ邸
客室

ミツオ「普通に三人とも個室って、あり得ないですね」

アーサー「アースモールでもそうだったではないか」

ミツオ「あれはホテルだったからで、個人の住宅でこれは贅沢が過ぎるってものですよ」

アーサー「そういうものか」

ボヨヨーン!

ミツオ「!」

ミツオ(この音、隣の部屋からですね)

ス、スゴイノジャー!フッカフカナノジャー!

ボインボイン!

ミツオ「…」ハア

アーサー「お前はやらないのか?」

ミツオ「流石に恐れ多くて出来ませんよ」

コンコン

執事「お客様、お食事の準備ができました」

ミツオ「あ、はい!今行きますです!」

――
―――


スミサケ邸
ホール

ミツオ「…」

ミツオ(見たこともないような食べ物が並んでいるです)

マオ「さ、みなさん、遠慮しないで食べてください」

マオ「特にミツオさん、あなたはリーダーだそうですし、しっかり食べて、明日に備えてくださいね」

ミツオ「はあ、どうも」

モグモグ

ミツオ「!」

ミツオ(うんま!!)

ミツオ「」ガツガツ

マオ「あらあら、そんなにあわてなくても料理は逃げませんわよ」クスクス

ミツオ「う」

ミツオ(笑われたです、恥ずかしい)

リーダー「これ!おかわりなのじゃ!」ムシャムシャ

アヤカ「毎日こんなの食べてるわけ?腹立つわねー」バクバク

ミツオ(まあ、こいつらよりはマシなわけですが)


マオ「それにしても、不思議な気持ちですわ」

ミツオ「?」

マオ「花園学園で一度は共闘したあなたと、大会で戦うことになるなんて」

ミツオ「言われてみればそうですね」

マオ「あのロボロボ言う連中から学園を救うために奮闘するのは爽快でしたわね」ウットリ

ミツオ「こっちは振り回されて大変だったですよ」

マオ「ふふ、可愛かったですわー、ホリデーちゃん」

ミツオ(聞いてない!?)

マオ「それにしても、あのシオカラとかいう幹部の少年、どこかで見たことがあるような気がするのですが」

マオ「と、そんなことはどうでもいいですわね」

マオ「どんどんお食べになって」

ミツオ「ええ」モグモグ

ミツオ「そういえば」

マオ「なんですの?」

ミツオ「今日はご家族の方は誰もいないんですか?」

ホリデーさんとマオちゃんキャラいいなww


マオ「ええ、両親は忙しくて中々家にはいませんの」

マオ「それと妹が一人いるのですが、恥ずかしながら半分家出しているような状態で」

マオ「今もどこで何をしているのか」

ミツオ「…」

ミツオ「もしかして、その妹さんって」

ミツオ「キョウゲツって子ですか?」

マオ「え?キョウゲツのことをご存じですの!?」

アヤカ「ご存じも何も、今日カラサワギのメダバード大会で散々喧嘩売られたわよ」モグモグ

マオ「そうでしたの、ごめんなさいね、あの子少し口が悪くて」

リーダー「でも可愛かったから許すのじゃー」ムシャムシャ

マオ「それにしてもカラサワギって、あの子また一人であんな所まで」

ミツオ「なんか怪しい男達に追われてるみたいでしたけど」

ミツオ「黒いスーツの二人組で」

マオ「ああ、それはきっとうちの警備員ですわ」

マオ「フラフラしているキョウゲツを追っていただいていますの」

ミツオ「そ、そうだったんですか」

ミツオ(仕事の邪魔しちゃったみたいですね)


――
―――

スミサケ邸
客室

ミツオ「ふう、食べた食べた」ゲフー

アーサー「うむ、人のうちでよくもまああれだけ食べたものだ」

ミツオ「いいじゃないですか、こんな機会めったにないんだし」

アーサー「まあそれはいい、それよりお前何か忘れてはいないか?」

ミツオ「?なんですか」

アーサー「オアシスで手に入れたモノがあっただろう」

ミツオ「ああ、でもあのサル型メダのパーツはお前には…」

アーサー「違う!優勝商品の方だ!」

ミツオ「ははは、わかってますよ」

ミツオ「お前も仲間が増えて嬉しいんですね」

アーサー「俺はただ戦力の確認をだな…」

ミツオ「照れるなですよ、よし」ピッピ

ミツオ「メダロット、転送」

ギュインギュイン

>>520アーマスクワイア「…」

アーサー「おお」

ミツオ「初めまして私があなたのマスターになったミツオです」

アーサー「へっぽこだがな」

ミツオ「うるさいですよ」


アーマ「…ま、すたー?」

アーマ「はっ!」

アーマ「お初にお目にかかるッス!自分アーマと申しますッス!」

アーマ「好きな食べ物は…」

アーマ「はっ!」

アーマ「自分メダロットだから、何も食べれないッス」

アーサー「おう、そうか」

ミツオ「は、はは」

ミツオ(天然?)

アーマ「あ!もしかしてそこのあなたも騎士型ッスか?」

アーサー「もしかせずとも騎士型だ」

アーサー「騎士型メダロットは俺が完成させたといっても過言ではない」

ミツオ「何言ってんだか」

アーマ「か、かっけーッス!自分もいつかそんなこと言ってみたいッス」

アーサー「ふん、ならば精進するんだな」

アーマ「はい!」

アーマ「あの…」

アーサー「なんだ」

アーマ「先輩って、よんでいいいッスか?」

アーサー「…」

アーサー「よかろう」

アーマ「あざっす!」

アーマ「先輩!」

アーサー「おう」

アーマ「先輩!!」

アーサー「おう」

ミツオ「…」

ミツオ(なんていうか)

ミツオ(どうして私のメダロットはこう)

ミツオ(変な奴ばっかり集まるんでしょうか)ハア


――
―――

翌朝
ジャクナン小学校前

マオ「それでは皆さん、また後でお会いしましょう」

ミツオ「はいです」

ホリデー「ギッタンギッタンにしてっからなー」

アーサー「ふん、返り討ちにしてやる」

マオ「では、ごきげんよう」

ホリデー「じゃなー」

スタスタ

ミツオ「…さて、試合は午後からですが、それまでどうします?」

アヤカ「とりあえず今日の試合会場でも見に行きましょうか」

ミツオ「珍しくまともなことを」

アヤカ「何よそれー」ムカ

リーダー「それで、会場はどこなのじゃ?」

アヤカ「えーっとこの案内によると」ガサガサ

アヤカ「ここの体育館でやるみたいね」

ミツオ「そうですか、ではさっそく」

ジャクナン生徒「ちょっと待った!」

ミツオ「へ?」


ジャクナン生徒「我がジャクナン小は美しさを第一に重んじる!」

ミツオ「はあ、そうですか」

ジャクナン生徒「よって、美しいもの以外、この中へ入ることはまかりならん!」

アヤカ「じゃあ私たちは問題ないわね」テクテク

リーダー「そうみたいじゃなー」テクテク

ジャクナン生徒「ストーーーーーーーップ!!」

リーダー「な、何じゃ」

アヤカ「何か文句あんの?」

ジャクナン生徒「おおありだ!貴様ら!」

ジャクナン生徒「素材は悪くないが、何だそのファッションは!全くもってなってない!」

ジャクナン生徒「出直して来なさい!」

ミツオ「あの、私たちメダリンピックの招待選手なんですが」

ジャクナン生徒「気の毒に、このままだと試合に出れずに失格だな」

ミツオ「何たる横暴、です」

ジャクナン生徒「どうしても試合に出たいのならそこのブティックで服装を整えてくるといい」

ジャクナン生徒「ジャクナンの名前をだせば服の貸し出しをしてくれるはずだ」

アヤカ「失礼しちゃうわね」

リーダー「でも他に方法は無いみたいじゃな」

ミツオ「…」

ミツオ(それにしてもこの流れ…)

ミツオ(なんだか、嫌な予感がするです)

アヤカ「…」ニヤリ


―――
―――


 第十二話「ミツコSOS!」


―――
―――

では今日はここまででー

乙。ミツコ再登場でリーダー鼻血必至だなww

乙ロボ! そろそろミツコ来るか


ジャクナン町
ブティック

アヤカ「セーラー服とワンピース、浴衣も中々捨てがたかったけど」

アヤカ「やっぱりこれがベストだと思うのよ」

ミツオ「…」

ミツオ「いやです」

アヤカ「いいから」ズイ

ミツオ「いやほんと、今回は別に女装なんかしなくても普通にお洒落な格好すればいいんですから」

アヤカ「いや無理よ、素のアンタじゃいくら着飾ったって美しいなんて評価は得られないわよ」

ミツオ「いやいやそれはちょっと酷いですよ、私だって」

アヤカ「いーーーから!!黙って脱いで、黙って着替えなさい!!」グイグイ

ミツオ「や!やめるです!!引っ張らないで!!」

アヤカ「ほらほら!見たことのない自分になれるから!!」

ミツオ「何ですかそれ!」

ミツオ「ちょ!!」

ミツオ「うわー!!そんなものまで!?」

―――

数十分後

―――

ジャクナン小
校門

ミツコ「初めまして」

ミツコ「ミツコです」

ジャクナン生徒「驚いたわ」

ミツコ「?」

ジャクナン生徒「長いことここで門番をしているけど」

ジャクナン生徒「ここまで美しいと思える存在に出会ったのは初めてだわ」

ミツコ「はあ…」

ミツコ「えっと、じゃあ、通ってもいいですか?」

ジャクナン生徒「もちろん、あなたに美の女神の祝福のあらんことを」

ミツコ「よくわかりませんが、入らせてもらうです」

ジャクナン生徒「あとついでにそっちの子も…まあギリセーフだから通っていいわ」

アヤカ「なによそれ、腹立つわね」

――
―――


ジャクナン小
下駄箱

アヤカ「あ、いたいた」

リーダー「おう!オミキ達も入れたんじゃ…」

ミツコ「…」

リーダー「な…な、なああ!?」

ミツコ「うう」

リーダー「あ、うが、ああ」

ミツコ(こ、壊れた!?)

リーダー「みみみみ…」

リーダー「ミツコちゃんじゃーーー!!」ヒャッホー

リーダー「どうしたんじゃ!?急に!!そういえばミツオの奴は?」

アヤカ「アイツは入れそうになかったから先に帰したわ」

ミツコ(さらっとむかつく言動を…)

リーダー「まあ、それはそうじゃな」

ミツコ(納得すんな!です)

リーダー「ん、んん…ごほん!」

ミツコ「?」

リーダー「久しぶりなのじゃ、ミツコちゃん」キラーン

ミツコ「え、ええ」

リーダー「あと、えっと…と、とても似合ってるのじゃ、その…」

リーダー「メイド服」

アヤカ「でしょ?」

リーダー「?なんでオミキが得意げなんじゃ?」

アヤカ「あ、あたしがお店で一緒に選んだのよ」

リーダー「そうか、中々いいセンスなのじゃ」

ミツコ(うう、もう帰りたい)

ちんちくりんなあのサラミが美少年とはにわかに信じがたいなww


ミツコ「それで、試合を行う体育館はどこにあるんですか?」

アヤカ「ええっと、どこだっけ?」

ミツコ「その辺の生徒に聞いてみましょうか」

ミツコ「すいませーん」

ジャクナン生徒1「なにかしら?」

ジャクナン生徒2「どうかしまして?」

ミツコ「ちょっと体育館がどこにあるか聞きたいんですけど」

ジャクナン生徒1「あなた、見かけない顔だけど、他校の生徒?」

ミツコ「はい、おみくじ町のメダリンピック代表です」

ジャクナン生徒1「へー」ジロジロ

ジャクナン生徒2「これは、なかなか」ジロジロ

ミツコ(何か、すごい見られてるです)

ミツコ(もしかして、女装がばれてるんじゃ?)

ジャクナン生徒1「別にそれくらい構わないわよ」

ミツコ「あ、ありがとうございます」

ジャクナン生徒1「ただし」

ミツコ「?」

ジャクナン生徒1「私たちと握手してもらいましょうか」

ミツコ「え?」

ジャクナン生徒2「写真もご一緒してもらいますわ」

ミツコ「はい?」

――
―――


ジャクナン小
体育館

ざわざわ

リーダー「はーい並んで並んで―なのじゃー」

アヤカ「握手は10円、写真は一枚500円になりまーす!」

ジャクナン生徒A「ちょっと、押さないでよ!順番でしょ!」

ジャクナン生徒B「そっちこそ割り込まないでよ!」

ワイワイ ガヤガヤ

ミツコ(何で…)

ミツコ(何でこんなことに)

リーダー「だいぶ儲かってのじゃ、流石ミツコちゃんなのじゃ」

アヤカ「これならまた新しいパーツ買えそうね」

ミツコ(こんな大勢の人に、こんな姿の自分が、記録に残る形で)

アヤカ「はい、次の人!」

ジャクナン生徒C「えっと、握手お願いします」

リーダー「1回10円になるのじゃー」

ぎゅっ

アヤカ「はい、次の人ー」

ミツコ(ていうか意味が分からな過ぎて、抵抗するタイミングを完全に逸してしまったです)

ジャクナン生徒D「握手2回、写真1枚で」

アヤカ「はい、520円ね、まいど」

ミツコ(だ、誰か助けてです)


マオ「こらーー!!何をしてますの!あなたたち!」

ジャクナン生徒α「せ、生徒会長、これはその」

ジャクナン生徒β「マオ様、これはほんのお遊びで…」

マオ「いーえ遊びでは済みませんわ、確かにここでいかがわしい行為が行われていると聞きましたわ」

マオ「まったく、あなたたちは可愛い子を見かけるとすぐそうやって…」

アヤカ「なに、あの子ここの生徒会長なんてやってたの」

リーダー「凛々しいのじゃ、マオちゃん」

ミツコ(た、助かったです)

マオ「って、あなたたちは!?」

ミツコ「あ、どうも」

アヤカ「さっきぶりね」

リーダー「ハローハローなのじゃー」

マオ「…もしかして騒ぎの元凶はあなたたちでしたの?」

ミツコ「えっと、まあ、そう言われると」

マオ「はっきりしませんわね、というか」

マオ「誰ですの!あなた!!」

ミツコ(あ、やっぱばれてなかったんですね)


ミツコ「私は、その」

アヤカ「ミツオが美しくなくて入れなかったから、その代理よ」

リーダー「アタイ的にはずっとミツコちゃんが代表の方がいいのじゃー」

マオ「へえ」ジロジロ

ミツオ(うう、視線が怖いです)

マオ「可愛い顔してますのね、あなた」

ミツコ「ど、どうも」

マオ「…まあお客様に罰を与えるわけにもいきませんし、今回の事は不問とします」

マオ「ですが、今後校内で金銭のやり取りを行った場合、相応の手段で対処をされることは覚悟していただきますわ」

アヤカ「はいはい」

リーダー「わかったのじゃ」

ミツコ「ありがとうございますです」

マオ「…別に、あなたに感謝されるいわれはありませんわ」

ミツコ「あ、すいません」

マオ「…」

マオ「私、ここジャクナン小のメダリンピック代表選手で、生徒会長をしているスミサケマオと申します」

ミツコ「はあ」

マオ「あなた、名前はなんとおっしゃるの?」

ミツコ「え、えっと、ミツコです」

マオ「…普通は名前を聞かれたらフルネームで答えるものですわ」

ミツコ「あ、その…」

ミツコ(そ、そんなの考えてないですよー!?)


ミツコ「あ、あらびき!アラビキミツコです!」

マオ「ふーん、アラビキさんね」

マオ「それであなた」

マオ「ミツオさんとはどういう関係で?」

ミツコ「…ど、どういうって」

ミツコ(本人なんですけど)

アヤカ「ちょっと、ミツコが困ってるじゃない、そんなのあんたに関係ないでしょ?」

マオ「いーえ、関係ありますわ」

マオ「くっ!」

マオ「まさかこんな美少女がミツオさんの知り合いにいたなんて、完全に油断していましたわ!」

アヤカ「なんか私、今間接的に侮辱されたような」

リーダー「心配しなくてもミツコちゃんはアタイが口説くから問題ないのじゃ」

ミツコ「ちょっとあなたは黙っててください」

マオ「で、どうなんですの?」

マオ「あなたはミツオさんとどういう関係ですの?」

ミツコ「…別に」

ミツコ「ただの友達ですよ」

マオ「そうですか」

マオ「今日の試合、楽しみにしていますわ」クスクス

スタスタ

ミツコ(こ、怖かったです)

アヤカ「なんか、あんた厄介なのに好かれたみたいね」

ミツコ「うう、だからなんでこんな事に」

モテモテですな

リーダーにバレた時、リーダーはどう反応するのか…


――
―――

同日
試合時刻
ジャクナン小
体育館

うるち「皆様方!大変長らくお待たせしましたーー!」

うるち「これより!メダリンピック地区予選試合を行わせていただきまーす!!」

わーわー

うるち「まずはおみくじ町代表!エンタクノキシーズwithニンジャークラッシャーズ!!」

ピューピュー、ミツコサマー!!

うるち「名前もメンバーもコロコロ変わるこのチームですが、その実力は折り紙つき、今敵地にありて堂々入場です!」

アヤカ「私たちも随分有名になったわね」

リーダー「このまま勝ち進んでミツコちゃんと宇宙でランデブーじゃ」

ミツコ「っていうか今誰か私の名前叫んでましたよね?」

アーサー「そんなこと気にしてる場合か、集中しろ」

ミツコ「むう」

うるち「さて、対するはジャクナン小代表…」

うるち「オール・ニード・イズ・ビューティーズ!!」

ワイワイ、マオサマー!!

うるち「こっちも中々審判泣かせの長いチーム名ですね」

うるち「ええと『我がオール・ニード・イズ・ビューティーズは、真に美しい者こそ、真に強い者である。をモットーに、日々ロボトルの腕を磨いてきました』とのことですが…」

うるち「ありゃ?」

うるち「ビューティーズさん達はまだですかー?」

――
―――


――
―――

同時刻
体育館
控室

マオ「まだあの子の場所が分かりませんの!?」

黒服「申し訳ありません、お嬢様、校舎内に入る所までは確認できたのですが」

マオ「そんなの試合に間に合わなければ意味がありませんわ!」

親衛隊長「マオ様、そろそろ入場しないと失格に」

マオ「分かっていますわ!でも、キョウゲツがまだ…」

マオ「!?」

――
―――

同時刻
体育館
ステージ

ミツコ「マオさん達、中々出てきませんね」

リーダー「気になるのじゃー」

アヤカ「このまま出てこなければ不戦勝ね」

アーサー「そんな勝ち方をしてもつまらん」

ピンポンパンポーン!

ミツコ「?」

アヤカ「何の放送?」

???『お集まりの皆さん、ごきげんよう』

???『大会中に申し訳ありませんが、大切なお知らせがあります』

教師1「おい!なんだこの放送は!!誰が喋っているんだ!?」

教師2「分かりません、こんな予定は…」

???『ジャクナン小学校代表のスミサケキョウゲツさんはワタクシロボロボ団幹部のスルメが預かりました』

ミツコ「ロボロボ団!?」

スルメ『彼女が返して欲しければ、今すぐ放送室まで来ること』

スルメ『おーっほっほっほっほー、ですわー』

教師「な、なんだとおお!?」

ジャクナン生徒「そんな、キョウゲツ様が!」

ミツコ(今度はスルメですか…)

ミツコ(相変わらず本物とは似ても似つかない声ですが)

ミツコ(でもどこかで聞いたことがあるような…)

アーサー「おい!」

ミツコ「…ええ、わかってますよ、すぐに放送室へ向かいましょう」

アヤカ「ちょ、な、なにこれ!!」

ミツコ「って、今度は一体なんですか?」

今日はここまでですー
お休みなさい

乙ースルメはどんな…

気になるとこでキレたな

乙ロボ! スルメ‥どうくるか‥‥

乙ロボ!
スルメか・・・・こっから強キャラも増えてくるしミツオ君どう出る!
ここで一つ投下を

機体名 ヴァイレーツ
型式 KZA型(パイレーツ型) 男
モチーフ 海賊(裏モチーフ:漁夫王)
パーツ名 頭 クロスボーン(継続リペア)
右 ヴァイキングザンバー(なぐるソード できれば高性能)
左 スカルアンカー(キャンセラー)
足 オオウナバラノオウ(二脚だが潜水モードに変更可能)
備考・要望
伝説の海賊として世界を賑わせた(自称)少々荒っぽい性格の海賊型野良メダ・・・・であるが現在は拾ってくれた好意からか寿司屋を手伝っている。また、海賊は辞めてもバトル好きは変わらなく近所の子供達とよく遊んでいる。
海賊経験のおかげからか魚の場所を知るのが得意であり、また海の戦いに備え自分の足に潜水機能を内蔵させている。
戦い方は左腕のアンカーで相手の身ぐるみを剥いでから高性能のザンバーで切り裂くという非常に海賊らしい戦法である。
実は海賊を始める以前の記憶が無く、アーサーの顔に見覚えがあるようだが・・・・?

ここはやっぱりお助けキャラか3機目でありたいところ・・・・
後レッドマッコウさんは関係ないロボ!

あんま要望設定盛るとそのキャラに合わせて話をつくらなきゃいけなくなるから>>1が困るんじゃ…

①ライトニング
②SPD型 N
③光速

頭:ソニック
右:シップージンライ
左:ハヤテノ
脚:ゴトク

頭:速度上昇(装備系。放熱、充填が1,5倍に。同系統の装備効果は重複し、+される)
右:速度上昇(装備系。放熱、充填が1,5倍に。同系統の装備効果は重複し、+される)
左:速度上昇(装備系。放熱、充填が1,5倍に。同系統の装備効果は重複し、+される)
脚:変化(地形に応じて、一番適切な脚部に換わる。例:森→二脚、海→潜水)

作った研究者、この機体とロボトルしたメダロッター、ライトニング装備したメダロットの感想:「「「早いだけだ――――!!!」」」

パーツ換装、メダフォースとかなら使えそうなメダ。

昔メダ3の時代に友達がめっちゃ移動早くなるパーツと成功率上昇パーツ、高火力でどんな相手も2ターンキルしてたのを思い出したwwww

うむむむぅ・・・設定は控えめにした方がよさ気ですかねぇ・・・(navi世代とかのもんだからどうしても設定盛っちゃいます) そこの所どうするかも傲慢ですが>>1氏に任せます
>>677のKZA型(パイレーツ型)はノリで書いちゃいましたがパイレーツ型を海賊型に訂正お願いします
それとアンカーで身ぐるみを剥ぐってのはキャンセラーとしては変だったので発射して巻きつける感じで

機体名 スラッシュシザース
型式 SSS型 男
モチーフ 切り裂きジャック
パーツ名
頭部 ヤミヨリー(いんぺい)
右腕 ブラッドナイフ(がむしゃらソード)
左腕 ウシロカラ(敵影感知)
脚部 ハイヨルカゲ(格闘重視の二脚)
備考・要望
ロボロボ団の強い団員用メダ
闇に紛れて敵リーダーを感知し、確実に自慢のソードで刺し貫く戦法を主に行う
基本的に物静か、ロボロボ言わない
弱点?攻撃される前に倒せば問題ないロボ!

機体名 ギルガメシュ
型式 QUN型 女
モチーフ 世界最古の英雄王

頭:バビロニア(特殊)
右:エンキドゥ(束縛/停止)
左:ゴールドリング(フォースアップ)
脚:キンピカヨロイ(装甲の高い二脚)

とある天才科学者が実験半分、遊び半分で造ったメダロット
頭部パーツにメダロッチと同等の機能を搭載することで、メダロッターを必要としない完全自立型メダロットとなる
そのため頭部パーツは「パーツ転送・操作」という特殊能力になっている
具体的な使用・攻撃方法としては、自らが所有している射撃系パーツを周囲の空間に転送・展開し一斉掃射するといった攻撃が可能
格闘系パーツもパーツごと射出することで攻撃可能だが、無茶苦茶な使用方法のため、この場合はパーツの使い捨てになる
なお、一度に展開できるパーツの数は発動時のフォースの量に比例する。
右腕は相手のレベルによって性能が変化する鎖を操る。弱ければ束縛程度だが、レベルの高い相手なら持続時間の長い停止になる。

メダチェンジすると装甲が薄くなり、ちょっとセクシーになる。ドライブAは蘇生、ドライブBは封印解除、ドライブCでエヌマ・エリシュ!!

天上天下唯我独尊の女王様。アーサーLOVE。というか、アーサーは私の嫁。今一番やってみたいことは、アーサーのエクスカリバーを全力で射出することだとか。趣味はアーサーウォッチング、アーサーにたかる雑種(女)の掃除などなど。ちょっとわがままだけど、好きな人には尽くすタイプだぞ!

主人公がアーサーということで友情?出演みたいなの考えたら、やっぱこの人だろ!ってなりました
見ての通りかなりオリジナル設定入ってるので、本編、戦闘にからめるのが難しかったら、なんかの時のネタにでも使ってもらえたら嬉しいですww

機体名 シールドランサー
型式 SRS型 男
モチーフ 矛盾
パーツ名
頭部 ツラヌケーン(装甲が異様に高い防御)
右腕 カタスギール(文字通り、堅すぎる防御)
左腕 ガッチリー(なかなかの威力の未満防御)
脚部 イギアリ(戦車)
メダチェンジ後(パワー変形)
ドライブA 格闘強化
ドライブB なぐるソード
ドライブC 格闘強化
脚部 高速の二脚
備考・要望
少し強いロボロボ団の団員用メダ
味方を守る最強の盾と、敵を貫く最強の矛を同時に装備するためにメダチェンジを利用した傑作
最初の見た目は盾を両手に構えた人型であり、メダチェンジで両手で矛を構える人型になる
変形すると、戦い方をガラッと変える必要があるため、なかなか使いにくいが、有効利用するとなかなかのもの
ただし、その特異性から、量産が出来ないという弱点を持つ

新作発表だ!楽しそうだがあいいうのは機体数がモノを言うのである!

機体名 ジャックジャスティ
型式 JDG型(裁判官型) 男
モチーフ 裁判官、本
パーツ名
頭部 オンリージャスティス(カウントダウン)
右腕 サバキノイカズチ(なぐるサンダー)
左腕 ロッポウゼンショ(加護)
脚部 ソビエタツモノ(二脚)
脚部 高速の二脚
備考・要望
何者かによって設計された裁判官型メダ。
全身が本を模しており袖のようなパーツですら本を模している。また正義感も恐ろしい程強く、小さい悪でも絶対に許さない相当硬い性格。そのせいなのか全身の装甲も結構固め。
右腕の雷は誰であろうが過去の罪を反省する程痛く、頭部のパーツを発動し判決が決まれば最後、メダロットは全員有罪である!
とりあえず悪役としてでも


>>677
 働く海賊さん頂きました
 寿司屋というと、まさかあの板前さんとこの!?
 過去が気になるところです

>>678
 プレイヤーに狩られるために存在するような機体ですな!
 メダスピードキングなら負けねえ!みたいな
 あと設定に関しては読むの楽しいので全然大丈夫ですよ
 ただ、それを作中で生かせるという保証はありませんが…テヘペロ

>>680
 スラッシュシザーズを手に入れて、君もワンランク上のロボロボ団になろう!
 という売り文句を思いつきました
 これで、変わらない日常にうんざりした団員達に大ヒット間違いなしですな!

>>681
 金ぴかさんまさかの女体化
 あ!アーサー男だからか!
 頭部パーツとか何気にチートですね
 登場はだいぶ先になりそうな予感がします 

>>682
 最強の盾と最強の矛を装備したロボロボ団に果たして打つ手はあるのか!
 …なんだろう、症状とかならいけるか?こう、搦め手で、ぬるっと

>>683
 こんな裁判官は嫌ですねー、なんでも有罪にされちゃいそうです
 異議あり!と颯爽と叫ぶ弁護士型メダの登場を待ちたい所
 新作はアクションゲーだそうで楽しみですね、この勢いで3.4リメイクとかしてくれないかなー


 では今日もちょっとだけ更新です


アヤカ「何やってるのよ、グラス」

グラス「か、体が勝手に」

リーダー「ベアちゃんも!どうしたのじゃ!」

ルシフラー「わ、わかんないけど」

うるち「こ、これは一体どういうことでしょう!?」

うるち「ロボロボ団からの放送が終わったあと一斉に、会場のメダロット達が…」

うるち「踊り始めました!!」

ホリデー「イエーーイ♪」ズンドコズンドコ

マオ「素敵!」パシャパシャ

ミツコ「あ、マオさん」

ミツコ「無事だったんですね、良かった」

マオ「む」

マオ「別にあなたに心配されるいわれはなくってよ」

ミツコ「そんなことより妹さんが」

マオ「ええ、まったくよりによってロボロボ連中に捕まるなんてあの子ったら」

マオ「すぐにお説教してあげたい気分ですけど、ホリデーちゃんがこの調子では…」

ホリデー「ふっふー♪」ズンチャカズンチャカ

リーダー「ホリデーちゃんどころか、会場中のメダロット達がこの調子なのじゃ」

アヤカ「無事なメダロットと言ったら」チラ

アーサー「それで、試合はまだ始まらんのか?」

ミツコ「こいつだけですね」


マオ「アーサーちゃん、やっぱりこの子はどこか特別なのですわね」

マオ「そういえば、アラビキさんがどうしてミツオさんのメダロットを?」

リーダー「あ、そういえばそうなのじゃ」

ミツコ「それは、えっと」

ミツコ「ミツオ君に、ちょっと借りてるんです」

マオ「へえ?」

アヤカ「ちょっと、そんなことより今はロボロボ団の問題の方が先でしょ!?」

アヤカ「あんた自分の妹が心配じゃないの?」

マオ「…それもそうですわね」

マオ「アラビキさん、どうやらこの状況をなんとかできるのはあなたしかいないようです」

マオ「妹をどうかよろしくお願いします」

ミツコ「ええ、任せてください」

ミツコ「行きますよ、アーサー」

アーサー「おお」

――
―――


ジャクナン小
渡り廊下

ミツコ「あのメダロット達の異変もやっぱり例の電波のせいなんですかねえ」

アーサー「そんなことはわからんが、タイミング的にロボロボ団と無関係なはずはないだろう」

ミツコ「そうですね」

>>519シマッタァー「」ジタバタ

???「こら!動くなロボ!上手く塗れないロボ!」

ミツコ「!このわざとらしい語尾は!!」

ロボロボ団員「ほら、良い子だから大人しくするロボ!」

アーサー「おい!」

ロボロボ団員「!?」

ミツコ「ここで何してるんだ」

ロボロボ団員「何って、暴走電波の影響を逃れるための塗料を…」

ミツコ「ああ、カモメさんが言ってたやつですか」

アーサー「そんなもの、なんで今さらになって塗り始めた」

ロボロボ団員「忘れてたロボ」

ミツコ「この面白集団め!」

ロボロボ団員「ちょっとあんた、何するつもりロボ!」

ミツコ「ロボトルですけど?」

ロボロボ団員「そんな、電波の影響で無抵抗の相手に…」

アーサー「元々そいつ攻撃パーツ持っていないのだし、大して変わらんだろう」

ミツコ「じゃ、いくですよアーサー」

アーサー「おお」

ロボロボ団員「ひ、酷いロボーーーー!!」

――
―――


シマッタァー「」キノウテイシ

ロボロボ団員「し、シマッタァーーー!!」

アーサー「またつまらぬものを斬ってしまった」

ミツコ「さて、とりあえず仲間の情報を吐いてもらおうかです」

ロボロボ団員「こ、この人外道ロボ!」

ミツコ「なんとでもいうですよ、で?放送室までにあと何人一般団員が配置されてるんですか?」

ロボロボ団員「あとはスルメ様だけロボ」

ミツコ「アーサー」

アーサー「了解」

ぐりぐりぐりぐり

ロボロボ団員「イタイイタイ痛ァいロボオオ!!やめて!みぞおちを指でぐりぐりするのやめてえロボ!!」

ミツコ「本当のことを言えばやめるです」

ロボロボ団員「嘘なんか言ってないロボよ!!」

ロボロボ団員「ここの警備は厳重だったから、スルメ様と俺で電波の発生装置を運び込むので精いっぱいだったんだロボ!!」

アーサー「どう思う?」

ミツコ「どうやら嘘ではなさそうですね」

ロボロボ団員「」グッタリ

ミツコ「それで、こんな事してお前らの目的は何なんですか?」


ロボロボ団員「そんなこと下っ端の俺が知るわけないロボ」

ミツコ「アーサー」

アーサー「おお」

ぐりぐりぐり

ロボロボ団員「ぃいたたたたたた!!う、嘘じゃないロボよーー!!」

ミツコ「いえ、今のはなんとなく腹がたったので」

ロボロボ団員「こ、このやろロボ!」

ミツコ「これ以上は情報を持ってなさそうですね」

ミツコ「とりあえず縛り上げて、その辺に放置しますか」

ロボロボ団員「扱いが雑すぎる!?」

――
―――

ミツオくんマジおにちく


ジャクナン小
放送室前

アーサー「さっきの奴はあそこに放っておいて良かったのか?」

ミツコ「一応身動きはとれないようにしておきましたし大丈夫でしょう」

アーサー「そうか」

ミツコ「あ、そういえば試してないことがあったです」

アーサー「?」

ミツコ「メダロット、転送!」

ギュインギュイン

アーマ「お呼びッスか?ってあれ?体が勝手に…」ズンドコズンドコ

ミツコ「やっぱりアーマも駄目でしたか」

アーマ「へ?」ズイズイズッコロバシゴマミソズイ

ミツコ「戻っていいですよ」

ギュインギュイン

ミツコ「ホントになんでお前だけ無事なんですかねー」

アーサー「知るか」

ミツコ「はあ、ですよね」

ミツコ「とりあえず、この先にいる偽スルメの顔を拝ませてもらいましょうか」

ガチャ

ミツコ「おらー!!」

ミツコ「言われた通り来てやったですよー、と」

スルメ「あらあら、どうもわざわざありがとうございます」

ミツコ「!?」

ミツコ(な、そんなバカな…)


スルメ「?どうかいたしましたか」ニコニコ

ミツコ「あ、うあ」

ミツコ(び…)

ミツコ(美人過ぎる!!)ドーン

ミツコ「あなたがスルメ、さんですか?」

スルメ「ええ、私こそが悪のロボロボ団女幹部、スルメですわ」ポワポワ

スルメ「おーっほっほっほ」

ミツコ「う、嘘です!本物のスルメはもっと、こう!ヒステリックで!厚化粧で!」

スルメ「?」ニコニコ

ミツコ「くっ」

ミツコ(予想外です、なんですかこれ!こんなんありですか!)ドキドキ

スルメ「あの」

ミツコ「はい!?」

スルメ「あなたがミツオさんで間違いありませんか?」

ミツコ「え?ええ、そうですが」

スルメ「そう、ミツオってお名前だから、てっきり男の子かと思っていたのですけど」

スルメ「こんなに可愛い女の子だったなんて」

ミツコ「!?」カアア

ミツコ「ち、違うです!これはちょっと事情があって」ヌギヌギ カツラ ポイッ

ミツオ「ほら!この通り」

スルメ「まあ、本当は男の子だったんですのね」ポワポワ

ミツオ「ええ!そうです」

アーサー「…何をやってるんだ、お前は」


ミツオ「は!」

ミツオ(い、いかんです!敵のペースに飲まれるなです!)

ミツオ「きょ、キョウゲツって子はどうしたです!!」

スルメ「あの子でしたら、機材置場で少し大人しくしてもらっていますわ」

ミツオ「無事なんでしょうね」

スルメ「今のところは」

ミツオ「メダロット達を踊らせたのもお前の仕業ですか?」

スルメ「ええ、暴れさせることができるなら踊ることも出来るんじゃないかって」

スルメ「素敵でしょう?」クスクス

ミツオ「な、何が目的でこんなことを」

スルメ「ごめんなさい、どうしても一度、あなたとロボトルがしてみたかったので」

ミツオ「え?」

スルメ「メダロット、転送!」

ギュインギュイン

スルメ「先生、お願いしますわ」

>>292クロジャック「高くつくぞ」

幼女「がんばゆのよさ」フンス

オメーかよぉぉぉwwwwwwww


ミツオ「DCR型クロジャック!?」

アーサー「強いのか?」

ミツオ「いえ、そういう訳ではなく」

ミツオ「あれは医療用に開発された、とんでもなく高価なメダロットなんですよ」

ミツオ「本来ロボトルなんかに使用する機体じゃないんです」

ミツオ「どうやって手に入れたんだか…」

アーサー「ほー、それは面白そうだ」

ミツオ(わかってないですね、コイツ)

クロ「どうした?こないならこちらからいくぞ」

クロ「それっ!」

ビュンビュン!

ミツオ「アーサー!!」

アーサー「おお!」ヒョイ

クロ「かわしたか」

幼女「せんせーがんばえー!」

スルメ「先生、頭部パーツを」

クロ「うむ」

グニャリ

アーサー「うっ」

ミツオ(レベルドレイン!?何度も食らったらまずいです!)


ミツオ「アーサー!一気にけりをつけるです!」

アーサー「おお!食らえ!!」ズバッ

ヒョイッ

クロ「若いな」

ミツオ(かわされた!)

スルメ「先生!」

クロ「ああ、わかっている」

クロ「はっ!」

ビュンビュン!

アーサー「ぐわ」ザク!ザク!

クロ「左腕の盾でなんとか受けたか、だが…」

クロ「次は確実に頭部を貫く」

ミツオ「…」

ミツオ「ふっふっふ」

クロ「何がおかしい?」

ミツオ「自分の足元をよく見てみるですよ」

クロ「?なんのこと…」

幼女「あーん、捕まっちゃったのよさー」

クロ「!!」

アーサー「あまりこんな手は使いたくなかったが」

クロ「貴様ら…!」

スルメ「あらあら」

めっさ卑怯だwwwwどっちが悪役なんだよww

あ、元悪役だった


ミツオ「さあ、こいつの命が惜しかったらさっさと降参するです」

クロ「卑怯者め」

スルメ「人質なんて、関心しませんわ」

ミツオ「うるさいですよ!ロボロボ団と、そのメダロットに何を言われたってちっとも気にならんです」

ミツオ「だいたい先にキョウゲツさんをさらっておいてよく言うですよ」

ミツオ「さあ、潔く降伏するです」

クロ「ぐぬぬ」

ミツオ「こいつがどうなってもいいんですか?」

アーサー「…」ズイ

幼女「せんせー」

スルメ「…確かに言われてみるとそうですわね」ポワポワ

クロ「お、おい!」

スルメ「でも、それじゃテストになりませんの」

ミツオ「何を…」

スルメ「メダロット、パーツ転送」

幼女「アッチョンプリケ!」

ギュインギュイン

アーサー「は!?」イナイ

スルメ「幼女ちゃんはオプションなので、いつでもメダロッチに戻せますの」

ミツオ「」


クロ「さあ、続きを始めるとするか」ゴゴゴゴ

ミツオ(やばい、めちゃめちゃ怒ってるです)

アーサー「だからこんな手は使いたくなかったんだ」

ミツオ「アーサー」

アーサー「?」

ミツオ「とりあえず隠ぺいで」

アーサー「おお」シャシャシャ

ミツオ「そしたら」

アーサー「おお」

ミツオ「逃げるです」ダッシュ

アーサー「って、またか!」ダッシュ

クロ「逃がすか!」ダッシュ

スルメ「あらあら」

――
―――


ジャクナン小
渡り廊下

クロ「あいつら!どこに隠れた」

スルメ「アーサーちゃんだけならともかく、ミツオさんも一緒だったのですからそんなに遠くには行けなかったはずですわ」

クロ「となると…」

クロ「ん?」

クロ(放送室の隣の教室、ドアが半開きになっているな)

ガラッ

クロ「…いないか」

クロ「てっきり入り口の死角に隠れて闇討ちしてくるものかと思ったが」

ガタッ

スルメ「今、あそこのロッカーから音が…」

クロ「…あからさまに罠だが、確かめてみるか」

スルメ「気を付けてください」

クロ「…」

バタン!!

ミツオ「残念!私でしたぁ!」

クロ「ちっ!」

ミツオ「アーサー!今です!」

クロ「!後ろか!!」クルッ

クロ「?」

クロ(何もないぞ?)

スルメ「先生!」

クロ「!」

アーサー「おおお!!」

ズバッ!!

クロ「…人間の後ろに、隠れて、いた、のか」

ボン!

クロ「」キノウテイシ


ミツオ「さあ、私たちの勝ちです」

ミツオ「まずはあの、メダロットを暴走させる装置を止めてもらうですよ」

ミツオ「あとあなたにはいろいろ聞きたいことがあるです」

ミツオ「セレクト隊に引き渡す前にちゃきちゃき喋ってもらうですよ」

スルメ「…」

スルメ「ミツオさん、あなたは」

ミツオ「はい、なんですか?」

スルメ「どうして、あんな戦い方をしたんですの?」

ミツオ「どうしてって、そりゃ」

ミツオ「どんな手を使ってでも勝つのが、私の信条だからです」

アーサー「俺はあんなやり方は嫌いだ」

ミツオ「ふん、公式なロボトルじゃあるまいし、綺麗ごとばっかり言ってられないですよ」

スルメ「だったらどうして、アーサーちゃんの溜め無しメダフォースや、メダチェンジを使いませんでしたの?」

ミツオ「…っ、それは」

スルメ「…」

スルメ「ふふふ」

スルメ「合格、ですわ」

ミツオ「は?」

スルメ「これからあなた達は、辛いこと、悲しいこと、やりきれないことをたくさん経験するでしょう」

スルメ「でも…」

スルメ「二人ならきっと乗り越えていける」

スルメ「私が保障しますわ」

ミツオ「だから、何を言って」

スルメ「装置はあと一時間もすれば自動で止まります」

スルメ「キョウゲツさんには、申し訳ありませんがミツオさんから申し訳ないことをしたとお伝えください」

スルメ「それではまた、近いうちにお会いしましょう」

ミツオ(!窓から、飛び降り…!?)

ギュインギュイン

バッサバッサ

スルメ「ごきげんようーですわー」

アーサー「風のつばさか」

ミツオ「なんか毎回このパターンで逃げられてるですね」


――
―――
ジャクナン小
放送室
機材置場

ミツオ「あ、いたいた」

キョウゲツ「んー、んー」

ミツオ「結構本格的に縛られてますね」

アーサー「さるぐつわも完璧だな」

スルスル

ミツオ「大丈夫ですか?ほら、もう安心ですよと」

キョウゲツ「…ひ、ひ」

ミツオ「ひ?」

キョウゲツ「ひーーーーーーーーん!!」

ミツオ「お、おわあ!」ガタン

キョウゲツ「怖かったのーーーーーーーーーーーー!!」グイグイ

キョウゲツ「暗くてーーーーー!!真っ暗でーーーーーーーー!!」グイグイ

ミツオ「あの、もう、大丈夫ですから、ね?」ポンポン

キョウゲツ「う、うわーーーーーーーん!!」

ミツオ「ど、どうしましたか?」

キョウゲツ「あ、安心したらっ!よっよけい、泣けてきた」グス

ミツオ「そ、そうですか」

キョウゲツ「…ぷっ」

ミツオ「今度はなんですか」

キョウゲツ「あんたなんでそんな女の子みたいな恰好してるの?」

ミツオ「ノーコメントです」

ミツオ「とりあえず私の上からどいてくれませんか?こんな所誰かに見られたら誤解…」

バタン!!

アヤカ「ミツコ!大丈夫!?」

マオ「アラビキさん!やっぱり心配でワタクシ達…も…」

キョウゲツ「あ、姉さん」

ミツオ「は、はは」


マオ「アラビキさん、いえ」

マオ「ミツオさん」

マオ「これはどういうことか、ご説明いただけますか?」

アヤカ「私も聞きたいわね、是非」

リーダー「…」

リーダー「そうじゃのう」

リーダー「聞かせてもらおうか」


リーダー「なあ、ミツオ?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


ミツオ(や…やっべー、です)





 第十二話「ミツコSOS!」 終わり



――
―――

今回の獲得パーツ

頭部  『ガラガラガー』       :完全防御
     シマッタァーの頭部、回数は1回で成功も低いが、装甲は中々。

右腕  『ヒカルメスナゲ 』     :ソード(うつ)
     クロジャックの右腕、いつまでも尽きることのないメスの乱舞。

といった所で、今日はここまでですー

乙ですロボ

今回も笑ったロボ

乙!
毎話完成度が高いから楽しみだ

だがこれでミツコちゃんとはお別れなのだろうか…

乙ロボ!
毎回、楽しませて貰っているロボ!



―――
―――


おまけ 12.5話「その頃のおみくじ町」


―――
―――


???「見て見てー!マンジュくーん!」

 私の名前はタカクラ タマエ。
 ギンジョウ小学校に通う普通の小学生です。
 周りからは大人しいとかマイペースとか言われることもあるけど、自分ではよくわかりません。

???「ああ?なんだよ、こっちがちょっとブルー入ってるときによお」

 こっちの気だるそうな男の子はクボタ マンジュ君。
 不良っぽいとか、柄が悪いとかたまに言われることもあるけど、本当は優しいってことを私は知っています。

たまえ「ブルーって、落ち込んでるってこと?」

マンジュ「そうだよ!ったりまえだろ!あーあー!俺も見に行きたかったなあ、ジャクナン小」

 ジャクナン小、確か砂漠の先にあるお嬢様学校のことだったはずです。

たまえ「どうして行きたかったの?」

マンジュ「メダリンピックだよ!メダリンピック!うちの代表が勝ち進んでることぐらいお前だって知ってんだろ!?」

たまえ「あー」

 すっかり忘れていました。
 最強の小学生メダロッターチームを決める大会、メダリンピックが今日本で開催中だということを。


マンジュ「いやしかしスゲーよな!うちの学校、マジでこのままだと優勝しちまうかもしんねーぞ!」

たまえ「むう」

 クラスメートがメダリンピックで優勝するかもしれない。
 確かにそれはすごいことだとは思いますが、所詮は他人事でしょう。
 マンジュ君はもっと自分の身の周りに意識を向けるべきだと思います、例えば…

たまえ「私とか!」

マンジュ「はぁ?」

 ふふん、そんな可哀想な子を見るような表情をしていられるのも今のうちです。
 なんたって私は手に入れたのだから…

たまえ「メダロット転送!」

 あの伝説のKBT初期型メダロット…メタルビートルを!

ギュインギュイン

たまえ「ほら!すごいでしょ!?」

マンジュ「…」

 ふふふ、マンジュ君たら、大きな口を開けて呆けています。
 私がメタビーを手に入れたことに、よほど驚いているのでしょう。

マンジュ「…あのよう」

 お?やっと口を開きましたね。
 何を言おうというのでしょうか。

マンジュ「そのチタンビートルがどうかしたか?」

たまえ「え?」




おまけ 12.5話「その頃のおみくじ町」 終わり


――
―――

あー、休みが無い
またちょっとしばらく更新できないかもしれませぬ
ではでは…

乙。おかーさーん!これメタビーじゃなくてチタビーやーん!

ジャンプ買ってきてって頼んだら赤丸の方買ってこられた的な

乙ロボ!
たまえチャンにも本編での出番は…あったらいいなぁ

乙ロボ 気長に続きを待ちます
やっぱり旧型でも人気と知名度あるんだろうなぁーメタビー

今回はちょっと特殊なのを
機体名 マボロシカゲロス
型式 FLY型 男
モチーフ カゲロウ、火の玉
パーツ名
頭部 ヤミヨノセンコウ(隠蔽クリア)
右腕 マボロシノトキ(特殊)
左腕 イジゲンバクダン(ねらいうちナパーム)
脚部 ナナイロノヒカリ(飛行)
備考・要望
ロボロボ団とは別組織の尖兵型蜻蛉メダ。尖兵ではあるが一機のみの自立型メダである。
冷酷な性格で暗闇の中突如メダに襲い掛かり自身の能力で混乱させてから爆撃、そのまま持ち去る謎のメダとしてメダロッター達からは恐れられている。
このメダ最大の特徴は右腕から出る閃光であり、この閃光を浴びたメダはパーツの一箇所が全く別のパーツに差し替えられている現象が起こる。(パーツはメダロッター所有の物に限る)これは陽炎や蜃気楼のメカニズムでメダロッターが所有している相手メダのパーツを映し出し、そのままそのパーツの幻を現実に固定する・・・という理屈で考えない方がいい現象である。
無論戦略は崩され、直前に選択したパーツが差し替えられている場合もある為とても厄介な能力である。
ここで混乱した相手にナパームでの爆撃を行えば大抵のメダはノックアウトさせられる。まさにとても厄介なメダである。

・・・正直この能力は分かりにくい・・・・ですよね
分かりにくかったら別の解釈や能力にして頂いても構いません。

乙ロボ!
無理せず、自分のペースで頑張って下さいですロボ!

ついでに投稿
機体名 アクアレディ 
型式 TAN型 女
モチーフ 戦車 
パーツ名
頭部 シレイトウ(いんぺい)
右腕 シュホウ(ミサイル)
左腕 レーダー(索敵)
脚部 キャタピラ(二脚)
メダチェンジ後
ドライブA うつミサイル
ドライブB うつアンチエア
ドライブC ねらいうちガトリング
備考・要望
 普段の見た目は、右腕で巨大なロケット砲を構えた金髪の軍人
 しかし、メダチェンジをするとロケット砲が装甲となり、背中に構えていたキャノンが主砲、足が回転しキャタピラとなり、戦車型になる
 しっかりとした性格で、娘さんのボディーガード兼友達としてプレゼントする親も多い
 なお、機体名の「アクア」はタンク=水槽から

>>714
 他人のメダロットを奪い去るとは、恐ろしいメダです
 そしてロボロボ団とは別の組織とは一体…
 固有の能力は、ちょっと調整させていただくかもしれません

>>715
 最近の彼氏はお父さんより先にアクアレディを倒さないといけないんですね、大変な時代です
 そういえば火薬系は隠ぺいが効かないからミツオ達にとっては天敵なんですよね
 まあ味方に防御機体が増えてきたので多少はマシになりましたが

 では今日も少しだけ

待ってたロボ!意外と早く来たのでとても嬉しいですロボ!


マオ「なるほど、メダリンピックに参加する為に仕方がなく女装をしていた、と」

ミツオ「はい、そうです」

マオ「ふむ…」

マオ「それはそうとキョウゲツ、いい加減ミツオさんの上からどきなさい」

キョウゲツ「えー」

キョウゲツ「無理」

キョウゲツ「今人肌の温もりから離されたら私、死んじゃうの」

アヤカ「…すぐそこに肉親がいるんだからそっちに抱き付きなさいよ」

キョウゲツ「むりー♪」

アヤカ「」イラッ

マオ「まあ、必要に駆られてだったなら仕方ありませんし」

マオ「ルール違反だなんだと、とやかく言うつもりはありませんわ」

マオ「だいたいうちの学校の決まりも正直どうかと思いますし」

キョウゲツ「私も助けてもらったし、気にしないの」

ミツオ「それは、助かるです」

マオ「ただ…」

ミツオ「?」

マオ「似合っているとはいえ、その、あまり褒められた趣味ではないので」

マオ「今後は少し自重していただけると嬉しいのですが」

ミツオ「だからこれは私の嗜好ではないですって!」ズーン


ミツオ(こっちのスミサケ姉妹は何とかなりそうですね)

ミツオ(問題は…)

リーダー「…」

リーダー「ミツオ」

ミツオ「はい」

リーダー「ずっと、騙してたのか」

ミツオ「…」

ミツオ「はい」

リーダー「…」

リーダー「そうか」

アヤカ「あのね、ミツオは悪くなくて、全部私が…」

リーダー「いや、いいのじゃ、別に怒ってるわけじゃない」

リーダー「そう、だから結局…」

リーダー「ミツコなんて娘はいなかったんだな?」

ミツオ「…」

ミツオ「はい」

リーダー「そうか」

リーダー「…」テクテク

アヤカ「あ、どこに…」

リーダー「ちょっと散歩じゃ、試合再会までには戻る」

ミツオ「…」

ミツオ「わかりました」


ミツオ「…」

アヤカ「悪いことしちゃったわね」

アヤカ「怒鳴られるくらいは覚悟してたけど」

アヤカ「まさかあんなに落ち込んじゃうなんて」

ミツオ「ええ、悪ふざけが過ぎました」

キョウゲツ「事情はよくわからないけど、もしかして私を助けたせいで喧嘩になっちゃったの?」

ミツオ「うーん、確かにそう言えなくもないですけど」

ミツオ「いずれはバレることだったでしょうし」

ミツオ「あの子を騙してた私達が悪いことには変わりないですよ」

ミツオ「だから、気にしないでください」

マオ「そうですか?正直あなた方に勝ちを譲ってもいいとワタクシは思っていますが」

ミツオ「いえ、そういうわけにはいきませんよ、勝負は勝負です」

ミツオ(そもそも奴らの狙いは私だったみたいですし)

キョウゲツ「いいの?そんなこと言ったら、勝っちゃうよ?私たち」

ミツオ「上等です!メダバード大会の借りはロボトルで返すですよ」

キョウゲツ「ふふ、わかったの、楽しみ」

セレクト隊員「あー、すいませんであります」

アヤカ「あ、セレクト隊」

セレクト隊員「通報を受けてやって来たであります」

セレクト隊員「少しお話を伺いたいのですが」

ミツオ「はい、構いませんですよ」


――
―――


ジャクナン小
体育館

うるち「えー!!皆さん!大変長らくお待たせ致しました!!」

うるち「ロボロボ団による妨害で、試合が開始前に中断されるというアクシデントがありましたが」

うるち「勇敢にして華麗な少女の活躍により、無事再会する運びとなりました」

 ミツコサマー!!アリガト―!

ミツコ(勘弁してくれです)

うるち「それでは改めまして、『エンタクノキシーズwithニンジャークラッシャーズ』対『オール・ニード・イズ・ビューティーズ』の試合を行います!!」

 ピュー!ピュー!

うるち「と、その前に…」

 ポチ!

うるち「今回のロボトルはジャクナン小が有する、特設ステージでの戦いとなります」

 ゴゴゴゴゴゴゴ!!

アヤカ「おー!床が開いて、フィールドがせり出してきた!」

ミツオ「初めて見ますけど、なんていうか、すごいですね」

アヤカ「ほんと、いくらかかってんのかしら、この仕掛け」

ミツオ「あ、提供スミサケ財閥って書いてあるです」

アヤカ「あー、どうりで」

リーダー「…」


 ガゴン!!


うるち「さて、準備ができたようですね」

うるち「…では、いざ尋常にぃぃぃ!!」


うるち「ロボトルー!!ファイトォォォーーーー!!」


―――
―――


 第十三話「砂漠の決闘」


―――
―――


ジャクナン小
砂漠ステージ

アーサー「素晴らしいな!ミツオ!わざわざ室内に砂漠を用意するとは!!」

ミツオ「興奮してる場合じゃないですよ」

キーン

アーサー「む!」

ミツオ「来た!」

キョウゲツ「ゴンちゃん!ドライブⅭ!フリーズ!!」

パワードラゴンナス「がおぉ!」ブフォー!!

ミツオ「アーサー!十分かわせますよ!」

アーサー「おお」

シュバッ!

キョウゲツ「へえ、面白い脚部持ってるね」

キョウゲツ「なら、これはどうかな?」

キョウゲツ「ゴンちゃん!」

パワー「はひ!」スウ

ミツオ「アーサー!おそらく広範囲のファイヤーが来るです!セイバーメットで隠ぺいです!」

アーサー「おう!」

パワー「がおう!」ブフォー!

ボッバー!!

シャッ!シャッ!

キョウゲツ「…ちぇ、これもかわすのかー」

ミツオ「よし!いいですよ!アーサー」

ミツオ(以前手に入れた>>135ハンゾーの脚部『キリガクレ』)

ミツオ(いけるです!飛行型相手にスピードで全く引けをとってない!)


ミツコ「反撃です!インビジブルエア!」

アーサー「ハァッ!!」ブン

ヒョイ

キョウゲツ「危ない危ない」

アーサー「空に逃げたか」

ミツコ「深追いは禁物です、降りてきた所を狙いましょう」

キョウゲツ「へっへーん、こっちに遠距離攻撃が無いとでも思った?」

キョウゲツ「ゴンちゃん!タイムアタック!」

パワーS変形「がうがうー」キイイン

ミツコ(かかった!)

ミツコ「今です!」

リーダー「ベアちゃん!」

ルシフラーS変形「ちぇい!!」ブン

メチョ!!

パワー「うう、熱いよー」

キョウゲツ「そっちにも飛行型が!」

リーダー「よし!追撃じゃ!ベアちゃん!」


マオ「飛行型なら好都合ですわ!ホリデーちゃん!」

ホリデーS変形「へいへーい!対空弾発射ァ!」

ミツオ(アンチエアか!)

ミツオ「アヤカ!」

アヤカ「おっけー!グラス!叩き落としちゃって!」

グラス「えいえい」ベシベシ

ミツオ(…スクールバッグでアンチエアを防ぐって、やっぱシュールですね)

ホリデーS変形「一般学生の分際でアイドルの邪魔するたー、いい度胸だな!」

グラス「えへへ、それほどでも」

アヤカ「グラス!褒められてないわよ!」

ミツオ「アーサー、リーダー機のホリデーを狙うです!」

アーサー「よし!」

アーサー「食らえ!!」

親衛隊長「>>576デザート!今よ!」

シャバッ!!

デザート「シッ!」ブフォー!

ミツオ「砂の中から現れた!?」

アーサー「ぐっ!」ボッバー

うるち「アーサーの左腕にダメージ!継続症状を受けました!」

アーサー「不意打ちとは卑怯な」

親衛隊長「気づかないほうが悪い、デザート!」

デザート「じゃりじゃり」ササササ

アーサー「ちっ、気味の悪い動きだな」

ミツオ「あれを捉えるのは厄介ですよ」


話の都合でルシフラーがシフト変形になっちゃってすいません
あとよく考えたらメダバードアーサーが飛ばなくてもルシフラーでオッケーでしたね
申し訳ないっす

では今日はここまででー

乙。こ、怖かったんだよルシフラーは…(震え)

乙ロボ! ルシフラーさんは、滞空時間が短めの格闘型だから仕方なかったロボ…(汗)

機体名 フォールエンゼル
型式 ANGーC型(エンジェル型カスタム)
モチーフ 堕天使 
パーツ名
頭部 ココロノヤミ(復活)
右腕 ギシンアンキ(とても高威力のサクリファイス)
左腕 ダマシダマサレ(混乱)
脚部 モウダレモシンジナイ(飛行)
備考・要望
違法改造によって製作されたメダロット
サポート要素もあるものの、元の機体の名残はまるでない 

性別書き忘れた、女型です

機体名 ジークフリート
型式 DRG型 男型
モチーフ ドラゴン、ジークフリート 
パーツ名
頭部 エイユウノアカシ(能力値が高い直前選択)
右腕 バルムンク(がむしゃらデストロイ 威力高め)
左腕 ニーベルング(チャージ&ブースター)
脚部 ダイコウテイ(二脚)
備考・要望
メダロッターの間で語り継がれている幻というべきか伝説のメダ。歴史の教科書にもちょっとだけだが載るほど有名。過去の英雄がメダロットになった姿だとか、宇宙から降ってきただとか、色々と噂が絶えない。普段は自分の正体を隠すため遊園地で使われそうな着ぐるみを着込んでいる(毎回着ぐるみの種類は変わる)
その性能は未知数というかハンパなく、高い装甲に加え各パーツの性能アップによって右腕の性能は極限まで高まっており、彼のバルムンクは一振りでメダを粉砕すると言われている。後継者を探しているらしく彼に認められたメダは彼の王冠を受け取る事が出来る。

所謂アーサーの強化用メダというべきか・・・ww それでも性能は高めにしました。

①シタッパボーン
②BON型
③白骨
④パーツ名
・男性型
頭:ホネミナアタマ(自己修復)
右:ホネミナミギウデ(回復)
左:ホネミナヒダリウデ(がむしゃらホールド)
脚:ホネミナアシ(二脚。鈍足)

数の暴力による鎮圧を目的として開発されたメダロット。
攻撃性能は低いものの、高い装甲と自己修復能力で動き続け、相手に精神的なプレッシャーを与える。
デザインがまんま白骨死体なので、能力と相まった視覚効果はともかくも
数を並べるとまんまホラーチックになるため、本来の鎮圧用としては不採用となった。


>>729
 何というか中二心をくすぐるメダですね
 天使というより最早悪魔のそれに近い性能は、
 かなり使い勝手が良さそうです

>>731
 最初はマザーマミーを一撃で屠ったアーサーの右腕も、
 最近は威力不足に感じる状況が増えてきました
 右か左か、どちらか入手するだけで戦術の幅がかなり広がりそうですね

>>732
 ワラワラと寄って来て、
 ダメージを与えてもすぐに回復、
 見た目は完全に骨って、
 …どう見てもホラーです、本当にありがとうございました。


 さて、暑過ぎて今にも逝きそうですが
 今日もちょっとだけ更新です


アヤカ「ミツオ、この状況」ボソ

ミツオ「ええ、わかってるです」

ミツオ(試合前に想定した流れとピタリです、あとは作戦通りにいければ…)

リーダー「…」

ミツオ(頼んだですよ、二人とも)

――
―――
試合前
控室

ミツオ「今回の試合はおそらく、局地戦になります」

アヤカ「そうなの?」

ミツオ「ええ、まず飛行型のパワードラゴンナスの相手ができるのはルシフラーしかいません」

アヤカ「まあそうね」

ミツオ「次に、グラスは空で戦うルシフラーを守るために、アンチエア持ちであるホリデーに付きっきりにならざるを得ません」

アヤカ「なるほど」

ミツオ「最後に、地上を素早く疾走するデザートサンドは、キリガクレを装備したアーサーしか対処するのは難しいでしょう」

アヤカ「うーん、あのさミツオ」

アヤカ「何もそんなことになる前に、一気にリーダーを叩いちゃえば良くない?」

ミツオ「駄目ですね、リーダー機のホリデーは戦車型で装甲が厚い上に、回復と復活が使えます」

ミツオ「初手で総攻撃をかけても、削り切れずに強烈な反撃を受けてこっちが負けてしまうです」

アヤカ「そんなことやってみないとわからないじゃない」

ミツオ「いえ、これは一応私なりに念を入れてシミュレートしてみた結果なので、ほぼ確実です」

アヤカ「何よそれー、怪しいー」


リーダー「…」

リーダー「まあ、お前が言うなら多分そうなのじゃろうが」

アヤカ「!」

リーダー「だからといって、お前の言う通り一対一で戦った場合なら勝算はあるのか?」

ミツオ「…」

ミツオ「正直言って、難しいですね」

アヤカ「えー」

ミツオ「マンツーマンで戦う場合、それぞれが相手を各個撃破できればもちろんそれが一番なのですが」

ミツオ「基本的に支援・防御型であるグラスでは、ルシフラーを庇いながらホリデーの装甲を突破するのは不可能に近いですし」

ミツオ「砂漠の地の利を最大に生かせるサンドデザートが相手では、アーサーも苦戦を強いられるでしょう」

ミツオ「そして、一対一で戦って勝てる可能性が最も高いのはルシフラーなのですが」

リーダー「…」

ミツオ「変形後のルシフラーは、デストロイを除けば速度重視の格闘タイプになるため、変形後のパワードラゴンナス相手に短期決戦は望めません」 ※1

アヤカ「何よ、それじゃ結局ジリ貧ってことじゃない」

ミツオ「ええ、ですからよく聞いてください、これから…」

アヤカ「?」

ミツオ「策を打ちます」


※1 デストロイは変形して装甲が一体化した相手には効果が無いため

――
――― 


ジャクナン小
砂漠ステージ
地上

マオ「ほらほらほら!いつまで受けきれますこと?」

ホリデーS変形「たーまやー!」ドッキュンドッキュン

グラス「えいっ!えいっ!」バシバシ

うるち「ブレザーグラス!アンチエアを防御!右腕にダメージ!」

アヤカ「頑張って!グラス!」

アヤカ「…」チラ

アヤカ(まだなの!このままじゃもうあんまり持たないわよ!?)


親衛隊長「デザート、ファイヤーだ!」

デザート「ジャリジャリ」ザザザザ

ミツオ「アーサー!来ますよ!回避です!」

アーサー「といっても、この速度では…」

ボッバアア!!

アーサー「ぐああ」

うるち「キングアーサー!脚部にダメージ!さらにマイナス症状、継続を受けました!」

ミツオ「アーサー!」

親衛隊長「追撃しろ!勝負を決めるんだ!」

デザート「じゃり!」

アーサー「ぐぐ…」

ミツオ「まずい!こうなったら!」

ミツオ「頼むです!ルシフラーの援護を!」


砂漠ステージ
上空

リーダー「っち!仕方ない!ベアちゃん!一旦地上に降りて、アーサーを援護するのじゃ」

ルシフラー「はいはーい」

キョウゲツ「あのね、そう簡単に行かせると思う?」

キョウゲツ「ゴンちゃん!フリーズ!」

パワー「があう」ブフォー

ルシフラー「」メチョ

ピキーン!!

リーダー「べ、ベアちゃんが、落ちる!」

ヒューーッ

キョウゲツ「あはは!可哀想だから、地面に落ちる前にとどめを刺してあげる!」

キョウゲツ「やっちゃうの!ゴンちゃん!」

パワー「や、やっつけます」

リーダー「くっ」

ルシフラー「おーちーるー」

パワー「待てー」


砂漠ステージ
地上

親衛隊長「いいぞ!デザート!!奴はお前のスピードについて来れていない!正面から叩き込め!」

デザート「ジャリジャリ」ザザザザ

アーサー「…」

アーサー「やれやれ」フウ

アーサー「俺も随分見くびられたものだな」ボソ

ミツオ「まあそういう作戦でしたからね」

ミツオ「じゃ、そろそろ仕掛けますよ」

アーサー「ああ」

親衛隊長「何?」

アーサー「はっ!」

デザート「!」ムギュ

ビュン!!

親衛隊長「!?」

親衛隊長「と、跳んだ!?デザートを踏み台にして!!」


パワー「く、くらってください」スウウ

ルシフラー「あー、落ちる―」ヒュー

キョウゲツ「待って!ゴンちゃん!これは罠よ!」

パワー「?」

アーサー「うおおおお!!」

パワー「な、なんか下からきた!?」

キョウゲツ(わざとフリーズを受けて、落下するルシフラーをゴンちゃんに追わせる)

キョウゲツ(あとは地上付近で待ち構えていたアーサーにそれを迎撃させようって魂胆ね!)

キョウゲツ「そんなの見え見えだっての!ゴンちゃん!上に逃げ…」

バシュッ!!

パワー「?」グイグイ

パワー「マスター!な、なななんか引っ張られて!!」グイグイ

キョウゲツ「ゴンちゃん!?」

キョウゲツ(この不自然な落下は、まさか!!)

グラスS変形「ウォンチュ!」

アヤカ「ナイスよ!グラス!」

キョウゲツ(バキュームで引き寄せられた!?)

ミツオ「いっけえ!アーサー!」

アーサー「おおおお!!」

ズバッ!!

パワー「」ボン

うるち「パワードラゴンナス、機能停止!」


キョウゲツ「ゴンちゃん!!」

親衛隊長「ドラゴンナス様が!!」

マオ(くっ、虚をつかれましたわ、ですが…)

マオ「変形してブレザーグラスの盾を捨てさせたのは失敗でしたわね!」

マオ「ホリデーちゃん!アンチエアでルシフラーを!」

ホリデー「おらぁ!!」ドッキュン

リーダー「ベアちゃん!変形解除!」

ダダンダダーン

ルシフラー「えっへん」

マオ「な!?停止しているハズなのに!」

キョウゲツ「なんで動けるんだよ!」

リーダー「そんなもの!!元から停止なんかしてなかったからに決まってるのじゃ!」

リーダー「オミキィ!」

アヤカ「はいはい」

アヤカ「グラス」

グラス「はーい」キュインキュイン

うるち「ルシフラーにプラス症状、絶対命中」

リーダー「さあ、ぶん殴ってやるのじゃ、ベアちゃん!」

親衛隊長(フリーズはくらったふりをしていただけか、くそ)

親衛隊長「デザート!距離をとれ!速度で追いつけなければ、必中も何もない!」

デザート「じゃ、ジャリジャリ」ザザザザ

リーダー「後ろを見せたな?」ニヤリ

親衛隊長「は!?」

リーダー「ベアちゃーーん!!デストローイなのじゃーーー!」

ルシフラー「えいえーい!!」

グワッシャー!!

うるち「ルシフラーのデストロイ!左腕に破壊効果、貫通!頭部に破壊効果!」

デザート「」ボン

うるち「デザートサンド!機能停止!」


親衛隊長「あ、ああ」

マオ「…」

マオ「最初から、狙いはドラゴンナスただ一体でしたのね」

ミツオ「…」

ミツオ「ええ、一番厄介でしたから」

マオ「フリーズは、メルトで相殺しましたのね」

ミツオ「気づいてましたか」

マオ「たった今ですけど」

ミツオ「さて、それじゃ」

アーサー「…まだやるか?」

ホリデー「けっ」

マオ「私たちの、負けですわ」

うるち「そこまで!!戦意喪失で、『エンタクノキシーズwithニンジャークラッシャーズ』の勝利ィー!!」

――
―――


同日
夕方
スミサケ邸前

キョウゲツ「もう行っちゃうの?もっとゆっくりしてけばいいのに」

ミツオ「そういう訳にもいきませんよ、明日も普通に学校ありますし」

キョウゲツ「さぼっちゃえば?」

ミツオ「いやいやいや」

マオ「キョウゲツ、あまりミツオさんを困らせてはいけませんわ」

キョウゲツ「だって、まだ全然お礼もできてないのに」

アヤカ「別にそんなの必要ないって何度も言ってるじゃない」

キョウゲツ「あなたには言ってないの」

アヤカ「なんですってー!」

ミツオ「まあともかく今日は帰るですよ、早くしないと母さんに叱られるです」

キョウゲツ「ムムゥ」

マオ「ほらほら、夏休みになればいつでも遊べるでしょう?」

マオ「ね?ミツオさん」

ミツオ「え?ええ、そうですね」

キョウゲツ「ほんと?遊びに来てくれるの?」

ミツオ「そうですね、夏休みなら」

キョウゲツ「わーい!わーい!」ピョーンピョーン

ミツオ「…なんか、初めて会った時と同一人物とは思えないです」

アヤカ「良かったわね、ちっこいのにも姉妹揃って懐かれて」フン

ミツオ「えっと?」

アヤカ「さっさと帰るわよ!」

ミツオ「へいへいです」

リーダー「…」


――
―――
おみくじ町
バス停

ミツオ「…」

アヤカ「…」

リーダー「…」

ミツオ「やっと着きましたか」

アヤカ「そうね」

リーダー「…」

ミツオ(うう、気まずいです)

ミツオ(帰りのバスの中でも、一言も喋らないし)

ミツオ(やっぱりまだ怒ってるんですかね、当たり前ですけど)

ミツオ「い、いやー、それにしてもすごかったですね、ルシフラーの演技」

アヤカ「そ、そうねー、あんなにばっちり騙せるとは思わなかったわー」

ミツオ「次回もこの調子で頑張りましょうね?」チラ

リーダー「…」プイ

ミツオ(目を逸らされた!?)ガーン

リーダー「こっち見るな、なのじゃ」ボソ

ミツオ「え?」

リーダー「ここ、こっちを向くなって、い、いってるのじゃ!」プルプル

ミツオ「ご、ごめんです」

リーダー「それと、アタイはもうチームから抜けるから、メンバーは他の奴を当って欲しいのじゃ」

ミツオ「!」

ミツオ「やっぱり、まだ怒って…」

リーダー「おお、怒ってないって言ってるじゃろー!!」ガオー

リーダ-「あ、あ、あと近寄るななのじゃ!頼むから!」プルプル

ミツオ「そんな」

ミツオ(か、顔を見るのも嫌ということですか…)ガーン


ミツオ「」ショック

リーダー「じゃ、じゃあ、そういうことだからアタイはもう帰るのじゃ」

ミツオ「!」

ミツオ「待ってです」

ガシッ

リーダー「!?」

ミツオ「もう一度!考え直してはくれないですか!?」

リーダー「」プルプル

リーダー「お…」

リーダー「お前の母ちゃんでーべそー!!」ダッシュ

タッタッタッタ

ミツオ「か、母さんは関係ないでしょうがー!!」

アヤカ「いや、そこは別に」

ミツオ「…はあ、やっぱりそう簡単には許して貰えないですよね」

アヤカ(許す許さないじゃなくて、別の問題が起きてるように見えたけど)

ミツオ「次の試合はまた二人で出場するしかないんでしょうか」

アヤカ「そうなるかしらね」

アヤカ「ま、そんなに心配しなくても、なんとかなるでしょ」

ミツオ「またそんな適当なこと」

ミツオ(せっかくここまで来たのに、全力で戦えないなんて)

ミツオ(…やっぱり悔しいですよ)





  第十三話「砂漠の決闘」終わり


――
―――

今回の獲得パーツ

右腕  『ジャリジャリ』       :ホールド
     デザートサンドの右腕、素早く相手の動きを封じる砂塵。


読み返したら
変形の表記がしてあったりしてなかったり…

あー!!マジ、すいませんです

では今日はここまでで

乙。今回のロボトルは良かったな、メダの機能や特徴をよく生かしてた。すばら。リーダーまさかの…


あえて合いの手レスしなかったがこっちのがいいのだろうか

乙ロボ!これはリーダー回来るか・・・!

そういえばリーダーって名前あったっけ?

乙ロボ!


>>748
 レス少ないと不安になるので
 合いの手あると非常に助かりますロボ
 できればこれからもオナシャス!
 
>>747
 彼女はリーダーである
 名前はまだない
 …近いうちにお披露目できると思います


 では今日も少しだけ



――
―――



ロボロボ団アジト


スルメ「申し訳ありません首領様、検体1号を逃がしてしまいました」

サラミ「だぁからアタチが行くって言ったんでちゅよ!」

サラミ「首領様!次こそはこのサラミが奴を…」

首領「よい」

サラミ「へ?」

首領「よいと言ったのだ」

首領「もはや奴をどうこうする必要はない」

首領「そんな段階は終わったのだ」

サラミ「し、しかし…」

サケカース「やかましいぞ髭!首領様はもうよいとおっしゃられているのだ!」

サラミ「ひ、髭っていうなです」

首領「…じきに、アレが完成する」

首領「その時こそ、ロボロボ団は真に復活したといえるだろう」

首領「ふ、ふふ」

首領「ふっははははは!!」

シオカラ「…」

――
―――


おみくじ町
メダロット道場


ミーンミンミンミンミーン


師範代「ウィンドクラップ、ブラストクロー!」

ウィンド「はい」

ドドド

ミツオ「アーマ!アーサーのガードを!」

アーマ「わ、わわ、わかったッス」アセアセ

アーマ「あ」

ドテッ!

アーマ「痛てて…」

アーサー「って、こら!転んでる場合か!」

ミツオ「アーサー!前、前!」

ドドド

アーサー「ぐ!」

師範代「とどめだ!ガストクロー!!」

ウィンド「はあ!」

ズバ!!

アーサー「っが!」

ボン

アーサー「」キノウテイシ

ミツオ「…ま、また負けたです」

師範代「さてと」

師範代「アーマはまだまだ熟練度が足りないみたいだね」

アーマ「申し訳ないっす」

師範代「アーサーはここ最近随分良い動きになってきたけど」チラ

師範代「チームプレイが苦手なところは相変わらずか」


師範代「まずは味方がミスをしてもあわてないこと」

師範代「むしろそういう時フォローにまわれるくらいにならないと、これからの試合は厳しくなるはずだよ」

アーサー「」シュー

ミツオ「えっと、後でよく言い聞かせとくです」

師範代「うん、それにしても」

ミツオ「なんですか」

師範代「すごいじゃないかミツオ君」

師範代「メダリンピックをここまで勝ち進むなんて」バーン

新聞《おみくじ町代表、4回戦進出!決勝出場なるか!?》 

ミツオ「いやぁ、それほどでも」テレ

師範代「次の試合はリュウトウ学園だってね」

ミツオ「ええ、謎の多いチームだって話です」

師範代「まあ、どんな相手でもやることは同じさ」

ミツオ「そうですか?」

師範代「ああ」

師範代「まずは相手をよく見て、考える」

師範代「そしたらパートナーを信じて、指示を出す」

師範代「試合中、メダロッターにできることなんてそう多くはないんだよ」

ミツオ「な、なるほど」

ミツオ「今の言葉、なんか深い感じがするです」

師範代「当たり前のことなんだけどね、それが意外と…あ!」

師範代「学校」

師範代「そろそろ行かないと、遅刻しちゃうんじゃない?」

ミツオ「おっと!もうこんな時間ですか」イソイソ

ミツオ「では、放課後もまた寄るのでご指導よろしくお願いしますです!」

師範代「はい、いってらっしゃい」


――
―――



―――
―――


 第十四話「ギンジョウ小の怪談」


―――
―――


ギンジョウ小学校
教室

アヤカ「またギリギリだったけど、今日も朝練?」

ミツオ「ええ、いつものようにやられてきました」

アヤカ「まあ、鍛えるのはいいんだけど、それよりも」

ミツオ「…三人目、ですか?」

アヤカ「そうそう、いい加減決めないとさ」

アヤカ「校内予選みたいに二人で戦うなんて流石に無理なんだし」

ミツオ「うーん、それは分かってますけど」チラ

ポスター《求む!三人目のメダロッター!私達と宇宙を目指そう!》

ミツオ「アレを張り出してもう三日ですか」

アヤカ「そうね」

ミツオ「給食の時間にメンバー募集の放送もしましたよね」

アヤカ「ええ」

ミツオ「…」

アヤカ「…」

ミツオ「まさかここまで勝ち進んだことがあだになるとはです」

アヤカ「みんな遠慮しちゃって出てくれないのよねー」ハア


ミツオ「まあ考えてみれば、そうホイホイあの子に匹敵するようなメダロッターがいるわけもないですし」

アヤカ「そうねー」

ミツオ「…」

アヤカ「…」

アヤカ「そういえばさ」

ミツオ「はい」

アヤカ「知ってる?オイテケ幽霊の噂」

ミツオ「…また随分話が飛びましたね」

ミツオ「というか友達いないのにどこからそういう話仕入れてくるんですか?あなた」

アヤカ「うっさい」デコピン

ミツオ「っ!暴力反対」スリスリ

アヤカ「とにかく、出たんだって、幽霊!」

ミツオ「…オイテケ幽霊っていうと、アレですか?昔おどろ山にでるって言われてた」

アヤカ「そうそう、それがさ、今度は学校にでるらしいのよ」

ミツオ「そんなの見たことありませんけど」

アヤカ「夜に出るらしいからね」

アヤカ「オイテケ―、オイテケ―、パーツオイテケ―って」ヒュードロドロ

アヤカ「私が話を聞いた子はパーツを渡したから助かったらしいけど」

アヤカ「渡さないと次元の狭間に引きずり込まれて二度と出てこれないんだって!」

マジで懐かしいなwwwwてことはアナト…さんが出るのかね?


ミツオ「…」

ミツオ「夜に出るって、どうしてそんな遅くまで何で生徒が残ってたんですか?」

アヤカ「さあ、忘れ物を取りに行った所だったとか、居残り勉強してたとか…」

ミツオ「引きずり込まれたら誰も帰ってこれないはずなのに、なんで幽霊の仕業ってわかるんですか?」

アヤカ「きっと、そのシーンを目撃してた生徒がいたのよ」

ミツオ「うちの学校で今まで行方不明者なんていませんよね?」

アヤカ「ぐぬぬ」

ミツオ「そもそも、幽霊がどうしてパーツを欲しがるんですか?」

アヤカ「…」

アヤカ「あー!!」ガタン

ミツオ「!?」ビク

アヤカ「もうっ!!夢がないわねー!!」

ミツオ「ええ!?」

アヤカ「何よ!いいじゃない!幽霊がいたって!」バンバン

アヤカ「それとも何?幽霊がいたらあんた困ることでもあるわけ!?」ビシ

ミツオ「いや、別にいたって構いませんけど」

アヤカ「でしょ!?じゃあいいじゃない!幽霊がいたって!」

ミツオ「私はただ疑問に思ったことを…」

アヤカ「というわけで、今日の夜九時、校門の前に集合だからね!」

ミツオ「どういうわけで!?」

アヤカ「授業が終わったら、私は三人目になってくれそうな子探してみるから」

アヤカ「あんたは道場で特訓するんだったわね」

ミツオ「ええと」

アヤカ「お互いに用事が終わったら、幽霊を見に行く」

アヤカ「はい決定!」

アヤカ「とりあえず、親には見つかんないように気を付けるように!」

アヤカ「わかった?」

ミツオ「…はぁ」

ミツオ「分かりましたよ」

てなとこで今日はここまでですー

なぬぅぅ乙

いやウイクラじゃなくてグラビかルミナ、カイゼルとか使えよメガネェェ!使ってくれよぉぉぉ!じゃなきゃクラスター事件からどうなったとかのエピを…フブキとかヒヨリ云々とか…

機体名 ディープアングラ 
型式 ANK(アンコウ)型 男
モチーフ 提灯アンコウ
パーツ名
頭部 チョーチン(さくてき)
右腕 フカーイ(殴るウェーブ)
左腕 カイテーイ(がむしゃらウェーブ)
脚部 ディープシー(装甲高めの水中)
備考・要望
 海底探査などに利用されるメダロット
 そのコミカルな見た目とは裏腹に、水中での波動によるウェーブ攻撃が強力
 ゆるーい動きで高い装甲とよくいる雑魚、しかし頭部の索敵が鬱陶しいので、倒したいのに高い装甲のせいで倒せず、更なるイライラにつながってしまう

機体名 グラビビーン 
型式 HOS(ウマ)型 男
モチーフ 重力、ウマ
パーツ名
頭部 ウマヅラビティ(重力無効)
右腕 ギャクテンノヒヅメ(がむしゃらデストロイ)
左腕 パカララカパ(防御不能)
脚部 ソラヲカケル(浮翌遊)

メダチェンジ後
ドライブA フォース制御
ドライブB うつアンチエア
ドライブC なぐるブレイク
備考・要望
何者かによって設計されたウマ型メダロット(ユニコーン型などではない!)陽気な馬面であるが逆さから見ると悪魔のような顔である。
大気圏内に限らず宇宙での使用も考慮されたメダでパーツには重力制御装置が組み込んである。
だが最大の利点は、この重力制御装置を搭載した腕で殴る事で相手のパーツを裏返しにして致命的なダメージを負わせられる事が可能である事。つまり防御してもかなり痛い攻撃を繰り出す事ができる。
メダチェンジ後は頭が反転、半人型に変形し、全身から重力制御装置が飛び出す。


>>760
 潜水型にウェーブとは、見るからに厄介なメダですね
 アンチシーがないとかなりイライラさせされること間違いありません

>>761
 ほのぼのした見た目とは裏腹に凶悪な一撃持ち
 何気にアンチエアもあるのが油断なりません


 では今日も少しだけ 


――
―――

放課後
メダロット道場

マルゴ「まったく兄貴ったら水臭いっすよ」

ミツオ「え?」

マルゴ「足りないんっすよね、メダリンピックのメンバー」

ミツオ「ええ、そうなんですけど、もしかして…」

マルゴ「自分で良ければ是非、エンタクノキシーズwithニンジャークラッシャーズの一員として戦わせてほしいっす」

ミツオ「ホントですか!?それはありがたいです」

忍者「いやいや!ちょっと待つでゴザル!」

マルゴ「先輩!いたんっすか」

忍者「もちろんでゴザルよ」キリ

忍者「マルゴ!メダリンピック四回戦はお前には荷が重すぎるでゴザル」

マルゴ「む」

忍者「ここはシノ小代表に選ばれた実績のある拙者が、三人目のメンバーとして出場する方が無難でゴザル」

マルゴ「いやいやいや、その代表選考をしていた時、自分は全国で武者修行をしていたんっすよ?」

マルゴ「だから代表に選ばれたからといって、先輩がシノ小最強というわけじゃないっす」

忍者「ほう、言うようになったでゴザルな、マルゴ」

マルゴ「いつまでも、昔の自分じゃないっすよ」

忍者「なるほど、そこまでいうならばロボトルで決着をつけるでゴザルよ」

マルゴ「上等っす!メダロット、転送!」

忍者「やってやるでゴザル!こっちもメダロット転送!」

ギュインギュイン

ミツオ「ええっと…」

ミツオ(まあ、この二人ならどっちが勝っても結構戦力になるしいっか、です)


――
―――

数十分後

ハンゾー「」キノウテイシ

ウルフリュー「」キノウテイシ

忍者「いい勝負でゴザった」

忍者「成長したでゴザルな、マルゴ」

マルゴ「いえ、自分なんかまだまだっす」

マルゴ「やっぱり代表は先輩が」

忍者「いやいや、勝負の結果は互角でござった」

忍者「ここは先に名乗りを上げたマルゴが出場するといいでゴザルよ」

マルゴ「いやいやいや」

忍者「いやいやいやいや」

ミツオ(なんか、予想外の展開です)

――
―――


――
――― 


ギンジョウ小
校門前

ホーホー

ミツオ「というわけで結局決まらなかったです」

アヤカ「こっちもダメ、町内で腕の立ちそうなメダロッターを当たってみたんだけど」

アヤカ「恥かきたくないって、全員に断られたわ」

ミツオ「そうですか…」

ミツオ「なら明日は二人で探してみるですよ」

アヤカ「そうね、こうなったらなりふり構ってらんないし」

アヤカ「最悪脅してでも…」ボソ

ミツオ「あんまり物騒なことを言うもんじゃないですよ」

ミツオ「じゃ、そういうことでまた明日」

アヤカ「はいはい、また明日ね~」

アヤカ「…」

アヤカ「って待てい」ガシ

ミツオ「ぐふ」

アヤカ「今日のメインは幽霊探しだって言ったでしょうが」

ミツオ(ノリでさらっと帰る作戦は失敗でしたか)

アヤカ「さ、行くわよ!」

ミツオ「うう」

――
―――


ギンジョウ小
二階
女子トイレ

ミツオ「鍵閉まってるのにどこから入るのかと思ったら」

アヤカ「ふふふ、ここの窓、金具が緩んじゃってて、どうやってもキチンと閉まらないのよ」

アヤカ「けっこう前から有名なんだけどね」

ミツオ「二階だからってたかをくくってたんでしょう」

アヤカ「えっと、三番目のドアを、3回ノックして」コンコンコン

ミツオ「…何してるんですか」

アヤカ「んー?実験」

アヤカ「花子さーん、遊びましょ!」

シーン

アヤカ「ちぇ、だめかぁ」

ミツオ「…あの、アヤカさん?」

ミツオ「今日は、オイテケ幽霊に会いに来たのではありませんでしたか?」

アヤカ「そうなんだけどさ、折角だから7不思議の方も試しとこうと思って」

ミツオ「うちの学校にもそんなのあったんですね」

アヤカ「そうそう、さっきのも噂の通りだと中から返事があるはずだったんだけど」パラパラ←メモ帳

アヤカ「…」

アヤカ「どうやらこれはガセだったみたいね」

ミツオ「当り前ですよ、そんな非科学的な」

アヤカ「じゃ、次の7不思議行くわよ、えーと」パラパラ

アヤカ「…ベートーベンの目が光る」

ミツオ「あ、ありえねえ、です」

アヤカ「さらにじっと見てると頬を染めたりもするらしいわ」テクテク

ミツオ「気持ち悪い怪談ですねえ」テクテク


バタン



シーン




ガタン!


???「…」


――
―――

ここまでっす

乙ロボ

乙ロボ! 次回も期待ロボー

①オーシャンギガント
②BSP型
③戦艦
④パーツ名
・女性型
頭:シュウヘンケイカイ(索敵)
右:ホキュウソウチ(回復)
左:セイビソウチ(継続リペア)
脚:カンパンブリッジ(潜水)

パワー変形
ドライブA:うつナパーム
ドライブB:うつミサイル
ドライブC:ねらいうちミサイル
戦車

超大型サイズのメダロット。市場に出回る通常メダロットの中では最大級の巨体を誇る。
また、変形後の姿の方が人型っぽくなる珍しいタイプ。 変形前→まんま戦艦 変形後→手足が戦艦からせり出す
女性型なのは実在兵器に女性の名前がつけられることが多いことから。

 乙ロボー( ^o^)ノ
 久々に更新されてたとは…相変わらず高いクオリティに安心して読めましたロボ
 今後もお仕事頑張りながら、余裕のある時でもおもしろい作品を書けるように応援してますロボ!


>>768
 大きいメダロットといえばブラックデビルが思い浮かびましたがあれは特別製ですし
 市場での最大サイズっていうとどのくらいなんでしょうね~


 お盆万歳!万歳!
 …というわけで今日も少しだけ


ギンジョウ小
三階
美術室

アヤカ「で、このラオコーンの胸像の脇腹をくすぐると笑いだすらしいわ」

ミツオ「へえ」

アヤカ「…」

ミツオ「…」

アヤカ「何やってんの?早くしてよ」

ミツオ「え!」

ミツオ「私がやるんですか?」

アヤカ「他に誰がいんのよ」

ミツオ「誰がって…」

ミツオ「だいたい石膏像が笑うわけないじゃないですか、嘘っぱちですよそんなの」

アヤカ「だから、それを確かめるんじゃない」

ミツオ「…」

アヤカ「…」

ミツオ「はあ」

ミツオ「全く、こんなことしたって…」コチョコチョ

ミツオ「…」コチョコチョ

胸像「…」

アヤカ「…」

ミツオ「…」

アヤカ「何も起きないわね」

ミツオ「そりゃそうですよ」ガックシ


ミツオ「いいですか?アヤカ」

ミツオ「いくら夜中だからって」

ミツオ「合わせ鏡の向こう側に連れていかれたり」

ミツオ「階段が一段増えたり」

ミツオ「プールから無数の腕が手招きしたり」

ミツオ「ベートーベンが頬を赤らめたりなんて」

ミツオ「しないんですよ!」

ミツオ「いい加減、納得してください」

アヤカ「…」

アヤカ「わかったわよ」プイ

ミツオ「ならもう…」

アヤカ「じゃあ、あと一カ所だけ回ったら帰りましょ」

ミツオ「…ホントに、最後なんでしょうね?」

アヤカ「ええ!だって次で七つ目だもの」

ミツオ「そういうことですか」


――
―――

一階
渡り廊下

アヤカ「最後の七不思議は…」パラパラ

アヤカ「動く人体模型よ!」バアン

ミツオ「>>101アナトミックじゃないんですか?それ」

アヤカ「なんと驚くべきことに、人体模型が理科室から夜な夜な抜け出しては、校舎内を徘徊しているらしいの」

ミツオ「いや、だからアナト…」

アヤカ「一説では数年前に交通事故で亡くなった生徒の霊が乗り移っているのではないかと言われているわ」

ミツオ「うちの小学校で事故死した生徒なんて聞いたことありませんけど」

アヤカ「とにかく、アンタみたいなロマンの無い奴のせいでほとんど淘汰されちゃった動く人体模型の噂が、まだこの学校には残ってんのよ!」

アヤカ「これってそう…」

アヤカ「奇跡だと思わない?」

ミツオ「別に」

アヤカ「でしょうね、でも行くわよ!真実を確かめに!」

ミツオ「はいはい」

ガタッ

ミツオ「?」

ミツオ「今何か音が」

アヤカ「キャ!」

ミツオ「アヤカ!?」

カツーン!

ミツオ(アヤカが何かに驚いて懐中電灯を落とした!?)

コロコロ…

ミツオ「!」

ミツオ(しかも衝撃でスイッチがオフになりやがったです!)

ミツオ(こんなことなら、自分用のライトを持ってくるべきでした)

ミツオ「大丈夫ですか!?アヤカ!!」

シーン

ミツオ(くそ!確かこの変に落ちたはず)

タッタッタッタ

ミツオ(誰かが走り去る音?真っ暗で何も見えないです)

ミツオ「!あった」

パチ!

ミツオ「アヤカ!」

ミツオ「…」

ミツオ「アヤ、カ?」

ミツオ「…」

ミツオ「いない」

野良メダなんかな


ミツオ(足音は向こうに向かったように聞こえましたが…)

ミツオ「あっちは…」

ミツオ「理科室、ですか」

ミツオ「…」

ミツオ「メダロット、転送」

ギュインギュイン

アーサー「どうした?」

ミツオ「アヤカがさらわれたです」

アーサー「そうか」

ミツオ「自業自得な感は否めませんが、一応追いかけるですよ」

アーサー「わかった」

ミツオ「…」

ミツオ「そういえばお前、さっきからずっとメダロッチの中にいましたけど、ひょっとして」

アーサー「怖くなどない!!」バン

ミツオ「まだ何も言ってませんよ」

アーサー「き、貴様こそ俺を転送したのは一人が耐え切れなかったからだろうが!」

ミツオ「な!私はただ、もしも相手が不審者だったりしたらと思って」

アーサー「そんな震える声で言っても説得力がないな」

ミツオ「い、言わせておけば」

アーサー「なんだ?図星を突かれ…」

ぴちょんっ

ミツオ・アーサー「「ひっ」」

ミツオ・アーサー「「…」」

ミツオ「た、ただの水滴の音ですよ」

アーサー「そ、そんなこと、もちろんわかっている」

ミツオ「…」

アーサー「…」

ミツオ「行きましょうか」

アーサー「おお」

――
―――


ギンジョウ小
一階
渡り廊下
理科室前

ミツオ「そもそも幽霊なんて九割が見間違いで、残りの一割はプラズマで説明できるんですよ」

アーサー「そうだな、その通りだ」

ミツオ「怖い怖いと思っているからありもしないモノを見たと錯覚してしまうのです!」

アーサー「全くもってお前の意見は正しい」

ミツオ「さて、では扉を開けますが、非科学的なことなど起こるはずもないので私はいたって冷静ですよ?」

アーサー「ああ、俺も完全に普段通りだが、なんとなくその扉はゆっくり開けた方がいいような気がするぞ」

ミツオ「奇遇ですね、私もちょうどそんな気分だったところです」

…カラ、カラカラ

ミツオ「し、失礼しまーす」

アーサー「…」シャシャシャ←隠蔽

ミツオ「あ!卑怯ですよ!自分だけ!!」

アーサー「う、うるさい、大きな声を出すな」

ミツオ「…」

アーサー「…」

ミツオ「パッと見誰もいませんね」

アーサー「そうだな」

ミツオ「確かにここに向かっていったように聞こえたんですが」

アーサー「…なあ」

ミツオ「はい?」

アーサー「もしかしてあそこにいるのではないか?」

ミツオ「あそこって」

・備品保管室

ミツオ「…」

アーサー「…」


ミツオ「嫌ですよ」

アーサー「…」

ミツオ「あそこって、カエルの標本とかいろいろ得体の知れないものがある所じゃないですか」

アーサー「そうだろうな」

ミツオ「あと、骨格標本とか、その、人体模型とかも」

アーサー「なら…」

アーサー「アヤカは放っておいて帰るか?」

ミツオ「…」

ミツオ「ああ!もう!」

ミツオ「嫌ですけど!しょうがない!」

ガラッ!

人体模型「…」

ミツオ「ひぃ!」

人体模型「…」

ミツオ「…」チョンチョン

ミツオ「ふう」

ミツオ「な、何てことなかったですね、当たり前ですけど」

アーサー「お、おお、そうだな」シャシャシャ

ミツオ(こいつ、隠蔽しすぎてほとんど透明になってやがるです)ガビーン

そういや、ふりいらいたって奴のメダのカメレオン型も…懐かしいな


ミツオ「さて、奥の方も見てみるですよ」ガサゴソ

アーサー「以外に奥行のある部屋だな」

ミツオ「うへえ、ホルマリン漬けがこんなに」

アーサー「壮観だな」

――
―――

10分後

ミツオ「うーん、これだけ探してもいないなんて」

アーサー「確かにこっちに逃げたのか?」

ミツオ「そのはずなんですけど」

ミツオ「別の場所も探してみましょうか」

アーサー「そうだな」

ミツオ「ん?」

アーサー「どうした?」

ミツオ「いや、えっとあれ?」

アーサー「なんだというんだ」

ミツオ「さっき、そこの入口のとこに、ありましたよね?人体模型」

アーサー「?ああ、そうだな」

ミツオ「…」

ミツオ「なくなってる」

アーサー「!?」

ミツオ「おかしいですよ!さっきまでそこにあったのに!」

アーサー「おおお落ち着け!ミツオ」

ミツオ「ひっ、ひっ!」

アーサー「こ、こんな時は素数を数えるんだ!」

ミツオ「う、嘘です!こんなのって!」

ポンポン

ミツオ「え?」クルッ

アナトミック「こんばんは」

ミツオ・アーサー「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!!」

ミツオ「…」

ミツオ「ってやっぱアナトミックじゃないですか!!」

アヤカ「あはははは」

ミツオ「アヤカ!!?」


アヤカ「あー、おっかしー」プークスクス

アヤカ「グラス、ナイスタイミングだったわよ」

アナトミック(グラス)「ほんとうアヤカちゃん?良かったー」ポワポワ

ミツオ「これは、どういう、ことですか?」

アヤカ「ほら、こないだジャクナン小で少し儲けたじゃない?」

アヤカ「そのお金で買ったのよ、アナトミックのパーツ」

ミツオ「はあ…」

アヤカ「で、せっかくだから誰か脅かしてみたいなあって」

ミツオ「…」

アーサー「ミツオ、斬っていいか?」

ミツオ「残念ながら三原則があるのでお前には無理です」

アーサー「そうか」

ミツオ「アヤカ、ちょっとそこに正座」

アヤカ「あれ?もしかして本気で怒ってる?」

ミツオ「当り前です」

アヤカ「ちょっとしたイタズラじゃない」

ミツオ「ふざけんなです、こっちがどんだけ心配したと思ってるんですか」

アヤカ「あ…」

アヤカ「ごめん」

ミツオ「まったく」

???「オイテケー」

ミツオ「いつもいつも!限度ってもんがあるんですよ!」

???「オイテケー」

ミツオ「そんなんだから友達できないんです!わかってるんですか!?」

???「オイテケー」

アヤカ「み、ミツオ」

ミツオ「ほら!ちゃんと人の話聞いてください!」

アヤカ「う、後ろ」

???「パーツオイテケー」

ミツオ「…え?」


バシッ…カランカラン

アヤカ「っ!懐中電灯が!」

???「オイテケー」

アヤカ「ほ、ホントにいたの!?オイテケ幽霊!」

アナト(グラス)「怖ーい」ポワポワ

ミツオ「そんなわけないですよ!」

ミツオ「さっきわずかに見えたシルエット、あれは確かにメダロットでした!」

ミツオ「アーサー」

アーサー「おお!ロボトルだな!」

ミツオ「いえ、これは…」

???「パーツ」

???「オイテケー!!」

ドドド!!

ミツオ「ダークロボトルです」

(ダークロボトルてなんやったっけ……!)

そういや、アニメの魂でダークメダロットにはメダフォース効いてなかったよな…
あん時はビビったよ

魂のはデスメダロットじゃなかったっけ?

あら?そうだったか…スマヌ…


アーサー「ふん!当たるかそんなあてずっぽう」ヒョイ

ミツオ「アーサー!暗闇でのロボトルは、位置の知られている方が圧倒的に不利です」

ミツオ「まずは動き回って身を隠すです!」

アーサー「わかった」タッタッタッタ

???「オイテケー!!」

ドッキュンドッキュン

ミツオ「ミサイル!?」

ボッガァン!!

アーサー「問題無い!暗闇では狙いが付けられんタイプのようだ」

ミツオ「そうですか」ホッ

ミツオ「アヤカ」

アヤカ「な、何!」

ミツオ「アナトミックの頭部のレーザーで、部屋の端から端へ敵を追いやるように撃ってくれです」

アヤカ「でも、スカルトンって、三回しか撃てないわよ」

ミツオ「三発もあれば十分居場所は絞り込めるですよ」

ミツオ「まあ、途中でレーザーが当たってくれればなおいいんですけど」

アヤカ「おっけー、グラス!」

アナト「はーい」

アナト「ウォンチュ!」

ビィィーー!!


>>783 ダークロボトル…メダロット4のミニゲームの一つ。
            暗闇でお互いの位置が分からない状態で行うロボトルのこと。

    ※で解説入れるべきでした、すいまそん。


アヤカ「今の軌道にはいなかったみたいね」

アヤカ「グラス!もう一発」

アナト「はーい」

ビィィーー!!

チラッ

???「…」

ミツオ「!アーサー、今の見ましたね!?」

アーサー「おお!バッチリな」

アーサー「そこぉ!!」

ズバッ

???「っ!!」キャクブニ ダメージ

ミツオ「ナイスですよ!アーサー」


???「…」

???「ヴォオオオオオ!!」


ダダンダダーン!!


ミツオ(メダチェンジ?いや違う、これは…)

ミツオ「バーサークモード!?」

>>255ベルセルク「…」


アーサー「正体が分かったか?」

ミツオ「ええ、あの機体はSLD型メダロット、ベルセルクです」

ミツオ「特殊なメダチェンジの方式を採用した結果、メダルへの大きすぎる負荷が生まれ、わずか一週間で販売が中止されたメダロット」

ミツオ「私も現物を見るのは初めてですが」

ベルセルク「…」シュー

アヤカ「ぼんやり赤く光ってるわね」

ミツオ「気を付けてください、あの状態になると推進・軌道が飛躍的に上昇するという話です」

ギュン

アーサー「来たか!」

ミツオ「アーサー!アヴァロンで反撃を…」

ベルセルク「…」ガクガク

アーサー「ん?」

ベルセルク「…」シュー

ベルセルク「パーツ、オイ…テケ…」

ボン!

ベルセルク「」キノウテイシ

アーサー「なんだと?」

アヤカ「?どういうことよ」

ミツオ「これは…」


――
―――


翌日
おみくじ町
病院

少女「ありがとう!お兄ちゃん」

ミツオ「良かったですね」

少女「うん、もう会えないかと思ってた」

少女「もう、どこか行っちゃ嫌だよ、ベル」ギュ

ベルセルク「スマナイ」

アヤカ「なるほどねー、この子の治療費を稼ぐ為にパーツを集めてたってわけ」

少女「そんなのベルが気にすることじゃないのに、こんなにボロボロになって…」グス

ミツオ「バーサークモードの多用で、あの時にはもうスラフシステムで回復できるダメージの限界値をとっくに越えていたのでしょう」

アヤカ「これがオイテケ幽霊の真相かー」

ミツオ「他の噂になっていた七不思議なんかも、きちんと調べれば納得がいく説明がつけられるのかもしれませんね」

アヤカ「それはなんか嫌かも」

ベルセルク「…」

ベルセルク「ワルカッタナ、メイワクヲカケタ」

ミツオ「いえ、気にしてませんから、大丈夫ですよ」

ベルセルク「キモチダ、ウケトレ」

パーツテンソウ

ミツオ「これは、ギガントバルカン…あなたの左腕じゃないですか」

ベルセルク「スペアダ、モンダイナイ」

ミツオ「そうですか、ならありがたくいただきます」

アーサー「今度また一対一で勝負するぞ」

ベルセルク「ノゾムトコロダ」


少女「!あなた…」

アーサー「なんだ?」

ミツオ「?どうかしましたか」

少女「チアキ…君?」

アーサー「っ!?」


ドクン!


ミツオ「誰ですか、それ」

少女「…」

少女「ううん、やっぱり何でもない、そんなわけないよね」

少女「アーサー君が昔同室だった男の子に似てるように思ったから、つい」

ミツオ「へえ、そんなこともあるんですね…って、アーサー?」

アーサー「…」ボー

ミツオ「アーサー!!」ユッサユサ

アーサー「!」ハッ

ミツオ「どうしたんですか、ぼうっとして」

アーサー「…ああ、少しな」


アーサー「なんだか、懐かしい気持ちになっていた」




  第十四話「ギンジョウ小の怪談」 終わり


――
―――

今回の獲得パーツ

左腕  『ギガントバルカン』       :ガトリング
     ベルセルクの左腕、装甲の高い射撃パーツ。

ここまでですー
おやすみんさい

乙ロボ!アーサーは一体何者なんだ…

乙ロボ!アーサー君の正体が気になるロボ・・・


機体名 ジェミニキッド
型式 JYG型(双子型) 男型
モチーフ 双子、玩具
パーツ名
頭部 ツインフェイス(反射)
右腕 クラール(レベルドレイン)
左腕 ヒキサカレ(うつスタティック)
脚部 フタツノカオ(高装甲二脚)

・メダチェンジ後(S変形)
A.なぐるハンマー(低威力)
B.チャージドレイン
C.加護
普段はこの形態。愛らしい姿である。

備考・要望
ロボロボ団とは別の組織が作った謎のメダ。普段は可愛らしい玩具のような変形後の姿である。が、元の姿に戻ると刺々しいヒール系のロボット姿をしたメダとなる。これを利用して変形後の姿でメダロッターと友情を結び、しばらくすると元の姿でメダロッターのパーツ等を奪う極悪メダである。(尚、変形前と変形後では記憶装置が別に設定されているらしい)
戦闘においても強力で、強力なパーツだったレベルドレインを搭載しており、まさに玩具箱の様に様々な攻撃を繰り出す事ができる。
何者かの命令で動いているらしいが・・・・?

リーダー辺りと友情を結んで欲しいロボ

乙ですロボ!

乙。まさかアーサーは元…


>>765
 二重の顔を持ち、仲良くなった人間からパーツを盗むとは
 こんなんされたら割とトラウマになりそうです
 そして果たしてこの先リーダーに出番はあるのか!?
 …答えは風に吹かれています


 では今日もちょっとだけ

――
―――


早朝
おみくじ町
ギンジョウ小学校
校門前


アヤカ「結局三人目が見つからないまま今日を迎えてしまったわね」

ミツオ「まさか自分たちにここまで人望がないとは思いませんでした」

アヤカ「確かに軽く凹むわね」

ミツオ「まあ愚痴っていても仕方ありません、バス停に向かいましょう」

アヤカ「そうね」


――
―――


物陰

忍者「…」

忍者(ふふふ、落ち込んでる落ち込んでる!でゴザル)

忍者(今拙者が出ていけば二人ともきっと驚くでござろうなぁ)

忍者(マルゴの手前、こないだは辞退しましたが、どうしても決まらないのであれば、ここはやはり拙者が)

忍者「おーい、ミツオど…」

マルゴ「こんな目立たないところで何をしてるんっすか?先輩」

忍者「!マルゴ」

忍者「お、お前こそこんな朝早くからどうして」

マルゴ「自分っすか?自分はちょっと散歩に」

忍者「そ、そうでゴザルか、拙者も似たようなものでゴザル、いやー奇遇奇遇」

マルゴ「そうっすね…ん?あそこにいるのはもしかして兄貴と姐さん?」

マルゴ「自分ちょっと挨拶してくるっす」スタスタ

ガシ!

忍者「ちょっと待つでゴザル」

マルゴ「なんっすか?」

忍者「お前ちょっとそれは白々し過ぎるでゴザルよ」グググ

マルゴ「先輩が何を言ってるか分かりませんが、この手を放してくれると助かるっす」グググ

忍者「いーや放さんでゴザル、お前こないだは先輩に代表は譲るとか言ってたくせに、男らしくないでゴザルよ」

マルゴ「それは先輩も同じっす」

マルゴ「っていうか自分ほんとそういうんじゃないっすから、ちょっと挨拶してくるだけっすから」

忍者「信じられるか!でゴザル!」

忍者「ここを通りたかったら拙者に勝ってからにするでゴザル!」

マルゴ「…上等っす、決着をつけるっす」


――
―――


ギンジョウ小学校
校門前

ドッキュン!

ズババババ

アヤカ「何か向こうが騒がしいわね」

ミツオ「そんなの気にしてる場合じゃないですよ、そろそろ出ないと間に合わな…え?」

アヤカ「なによ、素っ頓狂な声だして」

ミツオ「あ、あれ!」

アヤカ「え?」


バタバタバタバタバタバタバタバタバタ!!


アヤカ「ヘリ…?よね」

ミツオ「ええ、校庭に…降りようとしてるようにみえるです」


バタバタバタバタバタバタ…


アヤカ「と、停まった」


バタン

テクテクテク


ミツオ「誰か、降りてきてるですよ」

ミツオ「ってあの子は!」

アヤカ「げ!」


テクテクテク

ピタ…


マオ「ごきげんよう」

ミツオ「あ、ごきげんよう、です」

マオ「さて、さっそくですが…」

マオ「こないだの借りを返しにきましたわよ」

マオ「ミツオさん」

ホリデー「イエーイ♪」

ミツオ「は、はは」

アヤカ「…」ムウ


―――
―――


 第十五話「彼の正体」


―――
―――


移動中
自家用ヘリ内

マオ「まったくメンツが足りないなら、すぐに言って下さればいいのに」

ミツオ「でも、マオさん…」

マオ「マオ『さん』?」ギロ

ミツオ「ま、マオ…とは学校も違いますし」

マオ「そんなこと問題ありませんわ」ファサ

マオ「メダリンピックは、とにかく最終的に最強のチームが決まればいいんですもの」

マオ「大会中のメンバー交代はいつでも誰でも認められていますのよ」

ミツオ「そ、そうでしたね、すっかり忘れてたです」

アヤカ「…」

アヤカ「もう、よりによってなんでコイツなのよ」ブツブツ

マオ「何かおっしゃいまして?」

マオ「え~っと」

アヤカ「…オミキよ!オミキアヤカ」

マオ「失礼、オミキさん」

マオ「あなたがワタクシに何か不満をおっしゃいたいように見えましたので」

アヤカ「不満?別にぃ?一緒に出場してくれて感謝してるわよ?」

アヤカ「そのうえヘリまで出して貰っちゃって、ほーんと、どうもありがとうね」ニコ

マオ「礼にはおよびませんことよ」ニコ

マオ「先ほども言いましたが、これはワタクシなりの恩返しなのですから」

アヤカ「そう、義理堅いんだ」

マオ「これくらい、人として当然ですわ」

アヤカ「…」

マオ「…」

アヤカ「ふ、ふふふふ」

マオ「おほほほ」


バチバチ


ミツオ(な、なんだかわからないけど、とても雰囲気が悪い気がするです)


それでは今日はここまででー

乙。今日は短めかー。女の争いこえー

きょうび幼稚園児でも女の子って怖いけど

まさかのマオちゃんとホリデーさん参戦か…ルシフラーがいなくなった分火力不足が否めなくなったがどう戦略変更されるか楽しみだなー

乙ロボー。女は怖いロボ……


――
―――

ウミネコ海岸

ザザーン…ザザーン…

マオ「さて、着きましたわ」

ミツオ「あれ?ここは…」

アヤカ「ちょっと!ここウミネコ海岸じゃない、会場はリュウトウ学園のはずでしょ?」

アヤカ「なんで直接会場に行かないのよ!」

マオ「それはもちろん…」ニヤリ

マオ「特訓をする為に決まっていますわ!!」

アヤカ「はぁ?特訓~?」

アヤカ「あんた正気なの?試合は今日の午後からなのよ?」

アヤカ「今さらそんなことしたって意味なんかないわよ」

マオ「いーえ!そんなことはありません!」

マオ「ワタクシたちは今、1秒でも長く、チームプレイの練習をするべきなのです!

マオ「ぶっつけ本番で勝ち抜けるほど、メダリンピックは甘くないですわよ!」

ミツオ(い、今まで割とぶっつけでしたけど、それは…)

マオ「さあ!!試合開始まであと5時間、そこから移動時間と休憩時間を差し引けば、ざっとあと3時間半はチーム戦の特訓が可能ですわ!」

アヤカ「えー、時間ギリギリまでやるわけぇ?」

マオ「当然です!早速始めますわよ!」ヌギヌギ

ミツオ「い!?」

バサッ!

マオ「まずはコンビネーションの練習からです!!」バーン

ミツオ(ふ、服の下に水着!?)

アヤカ「もう、めんどくさいわねー」ヌギヌギ

バサ

アヤカ「やるわよ、グラス」

グラス「はい、アヤカちゃん」

ミツオ(ってこっちも!?)

アヤカ「ん?」

アヤカ「…」

アヤカ「何見てんのよ、スケベ」ゲシ

ミツオ「はぐ!」


ミツオ「いやいやいや、そうじゃなくて」

ミツオ「最初から特訓するつもりだったマオさ…マオはともかく」

ミツオ「なんでアヤカまで水着を着込んでるんですか」

アヤカ「だって、リュウトウ学園って海近いし、帰りに泳いでこうかなって」

ミツオ「試合の前にどんだけのんきなんですか、あなたは」

アヤカ「いいじゃない、別に」

マオ「あら?ミツオさんは水着をお持ちでないのですか?」

ミツオ「ええ、こんなことになるとは思わなかったので」

マオ「…」パンパン

執事「お呼びですか?お嬢様」

マオ「ミツオさんに水着を用意して」

執事「かしこまりました」

執事「五分ほどお待ちください」

ミツオ「そ、そんなすぐ持ってこれるんですか?」

マオ「スミサケ家の執事は超一流ですもの」エヘン

ミツオ「何故か嫌な予感がよぎるです」


――
―――


ザザーン…ザザーン…

アーサー「これが海か」

グラス「おっきいですねー」

アーサー「話には聞いていたがこれほどとは」

ホリデー「なんだー?お前ら海も見たことなかったのかよ」

グラス「はい、今日が初海ですー」

アーサー「…」ジー

ザザーン…ザザーン…

アーサー「まあな」

ホリデー「なんだよ、からかい甲斐のない奴らだな!」

グラス「えへへ」

アーサー「…」ジー

ザザーン…ザザーン…

ホリデー「そんなに珍しいか?海」

アーサー「…」

アーサー「いや、そうでもない」

ホリデー「じゃあなんで」

アーサー「ただ、この揺れる水面を見ていると」

アーサー「何かを思い出しそうな、そんな気持ちになる」

ホリデー「ふうん」

ホリデー「変な奴」


<ギャー!ヤッパリデスカ!ソンナキハ、シテタンデスヨ!

<ミツオ!フカコウリョクヨ!アキラメナサイ!

<フクガヌレテシマイマスワ!ミツオサン!ワタクシノオフルデスガ、ココハガマンシテクダサイ

<ス、スクミズダケハ、イヤデスーーーー!!


アーサー「そろそろ準備ができそうだな」

ホリデー「私の動きにちゃんとついてこいよ?」

アーサー「ふん、こっちのセリフだ」

グラス「頑張りますー」


――
―――

短いですがここまでで

お疲れさまですロボ!
少しずつでも楽しませてくれるなんて…ありがたいですロボォ!

乙!俺も海に行きたいロボ・・・

乙なわけよ


同時刻
おみくじ町
メダロット研究所
研究室

シュタッ

レトルト「博士、緊急の用件と伺いましたが一体…」

アキハバラ「おお来たかレトルトよ、まずはこれを見るがいい」

レトルト「これは、Bカブトメダル?ってことは…」

レトルト(!ドラグのメダルだ)

レトルト「もう治ったんですね!流石メダロット博士!」

アキハバラ「待て、確かにもう少しで修理は終わるが、まだ完全に治ってはおらん」

アキハバラ「それよりも、今はこのメダルの存在そのものが問題じゃ」

レトルト「どういうことですか?」

アキハバラ「これは、修理中に情報を解析した結果判明したことじゃがの」

アキハバラ「驚くべきことにこのメダルは…」

アキハバラ「人工的に作られたものなのじゃ」

レトルト「!?そんな」

レトルト「人間にはまだメダルは作れないって」

アキハバラ「うむ、世間では未だそういうことになっておるがの」

アキハバラ「実はメダルの製造は現代の技術を持ってすればそれほど不可能なことではない」

レトルト「そうなんですか!?」

アキハバラ「現に人工メダルはここに存在しておる」

アキハバラ「まあ、出力の不安定さや人格的な部分など、まだまだ問題はあるようじゃがな」


レトルト「一体誰が…」

アキハバラ「そうじゃな、こんなことができるのは世界でもおそらく三人」

アキハバラ「そしてそのうちワシを除くと、残るのはヘベレケの奴と…」

レトルト「オロチ学園長ですか?」

アキハバラ「ああ、そうじゃ」

レトルト「でもその二人はまだ服役中のはずですが」

アキハバラ「おそらく彼奴らが逮捕前に残した研究のフォーマットを継続させた人物、いや団体がいるとワシはにらんでおる」

レトルト「ヘベレケ博士たちの研究を受け継いだ存在…」

アキハバラ「そして気になるのが最近リュウトウ学園で、物と金に妙な動きがあるらしいことじゃ」

アキハバラ「あそこは元々教育機関というよりは研究施設の色合いが強かったが、ここ数日のそれは常軌を逸しておる」

レトルト「リュウトウ学園といえば、確か今日…」

アキハバラ「そうじゃ、彼奴らがメダリンピックの試合に合わせて何かを企んでいるのは明白」

アキハバラ「最も危惧するべきは、あの学園にまだヤミクモオロチの遺産である研究成果と設備が残っておるということじゃ」

アキハバラ「レトルトよ」

レトルト「はい」

アキハバラ「何かが起きてからでは遅い」

アキハバラ「向かってくれるか?リュウトウ学園に」

レトルト「…」

レトルト「わかりました」

――
―――


数時間後
ウミネコ海岸

マオ「ま、こんな所ですわね」

アヤカ「も、もうだめ、疲れたー」ゴロン

ミツオ「右に同じです…」ゼエゼエ

アーサー「なんだ、これくらいの特訓で情けない」

ミツオ「だから、お前と、一緒にすんな!ですよ…」ゼエハア

アヤカ「大体ロボトルの特訓なのに、なんでメダロッターまで走ったり泳いだりしなきゃなんないのよ!」

マオ「あらオミキさん、メダロッターとメダロットは一心同体」

マオ「これは基本ですわよ」

ミツオ「だからってここまでやらなくても…」

アヤカ「そうよ!もし今日の試合に支障がでたらどうすんのよ!!」

マオ「それだけ元気があれば問題ないでしょう?」

マオ「ほら、急がないと遅刻で失格ですわ」

――
―――


リュウトウ学園
2階オープンスペース

ワイワイ ガヤガヤ

アヤカ「ギリギリセーフね」

ミツオ「ええ、間に合ってよかったです、それにしても…」

ミツオ「すごい人ですね」

イッショウ「この試合に勝ったほうが決勝進出だからな、無理もねえさ」

ミツオ「そうですね…ん?」

ミツオ「ってお前は!」

イッショウ「よう、久しぶりだなミツオ」

アンタレス「お久しぶりです」ペコリ

アヤカ「あー!あんた花園学園んとこの代表選手じゃない」

ミツオ「な、なんでお前がここにいるんですか!」

イッショウ「なんでってそりゃ、次の試合の相手になるかもしれないチーム同士の試合だからな」

ミツオ「次の試合?」

アヤカ「え、じゃあもしかして…」

イッショウ「おお、悪いな、一足先に決勝進出だ」

アヤカ「えー!そうなの!?」

ミツオ「なるほど」


ミツオ「ちょうどいいです、ここでリュウトウを倒したら、次はお前らに借りを返すですよ」

イッショウ「そりゃありがたいな、お前らが勝つのを祈ってるよ、じゃな」

スタスタ

ミツオ「…あの野郎、です」

アーサー「おいミツオ、イッショウの別れ際の言葉、どういう意味だ?」

ミツオ「えーっとですねえ…」

ミツオ「つまり、私達の方がリュウトウ学園を相手するより楽だってことですよ」

アーサー「なんだと!」

アヤカ「こういうの、因縁っていうのかしらねー」

テクテク

マオ「ミツオさん、受付済ませてきましたわよ」

ミツオ「あ、ありがとうです」

マオ「先ほど誰かと話していらしたようですけど、何かありましたの?」

ミツオ「いえ、なんでもないですよ」

マオ「そう、でしたら急ぎましょう」

マオ「すぐに会場入りするように、とのことですわ」

ミツオ「分かりました、行きましょう」

――
―――


リュウトウ学園
試合会場

うるち「ご来場の皆々様!大変長らくお待たせいたしましたー!!」

うるち「これよりメダリンピック地区予選、最終試合を行います!!」

ピューピュー!!イヨッ!マッテマシター!!

うるち「ご存じの通り、この試合に勝利した方のチームが決勝戦に進出することとなります!」

うるち「さて、それでは早速、チームの入場です!!」

うるち「まずは今大会の生んだ、奇跡のダークホース!おみくじ町はギンジョウ小学校代表…」

うるち「『エンタクノキシーズwithオール・ニード・イズ・ビューティーニンジャークラッシャーズ』!!」

キャー!!マオサマー!!ステキ―!!


ミツオ「ま、また長くなってるです」

アヤカ「もうちょっと遠慮しなさいよ、あんた」

マオ「イイ女は自分を安売りしないものでしてよ」


うるち「…えー、ちなみに私、もうこのチームに限っては、名前が変わろうがメンバーが変わろうが気にしないことに決めています」

うるち「続きまして、こちらも毎回パーツやメダルを変える変幻自在のメダロッターチーム、リュウトウ学園代表…」

うるち「『ドラゴンヘッズ』!!」

うるち「では試合の前に両チームのリーダーから一言ずつ言葉をいただきます」

うるち「ギンジョウ小代表のサラミツオ選手からどうぞ」

ミツオ「…えーと、ここまできたらせっかくなので優勝をめざしたいと思っています」

ミツオ「それで、えーと、頑張ります」

うるち「はい、ありがとうございました」

うるち「続きましてリュウトウ学園代表、ブライアキシカ選手」

アキシカ「…」

うるち「アキシカさん、何か一言お願いします」

アキシカ「…あー」ポリポリ


アキシカ「正々堂々と?あー、戦います」ポリポリ

うるち「はい、どうもありがとうございました!」

うるち「さて、今回のロボトルですが、大会ルールに則り、リュウトウ学園の設備である特設ステージで行われます!」

うるち「ステージ!オープン!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

アーサー「おお!床が割れて、その下にプールが!!」

アヤカ「相変わらず金かかってそうねー、特設ステージって」

ミツオ「水場でのロボトルですか、さっきの特訓が早速役立ちそうですね、マオ」

マオ「…」

ミツオ「?どうかしましたか?」

マオ「思い、出しましたわ」

ミツオ「え?」

マオ「ブライ、アキシカ…そう、あいつですわ」

ミツオ「相手チームのリーダーがどうかしたのですか?」

マオ「どこかで見たことがあると思ったら、龍頭金属工業の御曹司だなんて、まったく何を考えているんだか」ブツブツ

ミツオ「えっと…」

マオ「まだわかりませんの?」

マオ「あのブライアキシカこそ、この間花園学園で騒ぎを起こしたロボロボ団幹部…」

マオ「シオカラの正体ですわ」

ミツオ「!な、なんだって!?」

な、なんだってー


ミツオ「それは確かなことなんですか!?」

マオ「ええ、間違いありませんわ」

ミツオ「ど、どうしましょう、とりあえずセレクト隊を…」

マオ「ミツオさん、落ち着いてください」

マオ「まだ証拠もありませんし、ここは少し様子をみるしかありませんわ」

マオ「ほら、今は目の前の試合に集中ですわ」

ミツオ「そ、そうですね」

ミツオ(せっかくここまで来たんです、何が目的かは知りませんが、こんな事くらいで動揺なんかしてやりませんよ!)


ゴゴゴゴゴ!ッゴン!


うるち「はい!フィールドの準備が整いました」

うるち「各選手は定位置に付き、メダロットを転送してください」

ミツオ(さてと、今回は忍者からの前情報はありませんし、しっかり相手を見極めませんと)

リュウトウ男子1・2「「メダロット転送」」ピピ

ギュインギュイン

ミツオ「…」

ミツオ(左右の二人は>>573ブラックニードルと>>570オルカ、読み通り潜水タイプのメダロットですね)

ミツオ(あいつは…?)


アキシカ「…転送」ピ


ギュインギュイン


>>47トフボーフー「…」


アキシカ「行くぞ、チアキ」

トフボ「…」コク

ここまでデスー

乙ロボ
ついにニャル様の登場か

乙ロボ!
いよいよラスボス候補きたか…

乙!謎は深まるな…

乙。今回は自滅誘導タイプなのか…!かーなり厄介じゃねーかwwwwこれは楽しみだなー

イッショウの言ってた事は間違いじゃないなwwwwこいつら相手にするくらいならまだサラミ達のがいいわwwww

乙ロボ!

トフボーフーの名前は単なる愛称なのか、それともやっぱり人口メダルの材料があれな感じなのか……

①レヴィ-アタン
②RVS型 女
③リヴァイアサン

頭:Divine
右:Aqua
左:Wave
脚:Tail

頭:威圧→ファイヤー(オリジナル。最初の頭部使用時のみ相手側メダ全機に強力なホームシック症状を与える。以降は威力のみビーム級のファイヤーに)
右:ビーム(狙い撃ち、高火力)
左:ウェーブ(うつ行動、強力な束縛症状付与)
脚:潜水、トルネード(混乱症状付与、威力高い狙い撃ち)


旧約聖書で神が創成5日目に創り出した海中に住む巨大な怪物として記述されているリヴァイアサンをモチーフにしたGM(ジャイアント-メダロット)。完全に「お前出るゲームまちごうとるぞ?!モンハンとかPSO2とかで出る奴やん!?」なメダ。

メダ7のGM戦と同じダメージ計算方式で、各パーツがメダロット1機と同じ。(例:レヴィの右腕にソードで攻撃→右腕頭部装甲値40、右腕右部装甲値40、右腕左部装甲値40、右腕脚部装甲値50だった場合→右腕脚部分に20ダメージ)

脚部も行動パーツ、回数制限なし。リヴァイアサンの伝説に基づいて弱いダメージは自動無効。リヴァイアサンについての詳細はWikipediaで。

バトル自体は9体VS9体方式でボスとしての登場がいいなー

①ベヒ-モス
②BMS型 男
③ベヒーモス

頭:Ivory
右:Quake
左:Grand
脚:Earth

頭:威圧→ハンマー(オリジナル。最初の頭部使用時のみ相手側メダ全機に強力なホームシック症状を与える。以降は高威力がむしゃらハンマー)
右:ブレイク(がむしゃら、地震の要領での攻撃法なために相手側メダの脚部のみダメージ、相手側全機に停止症状付与)
左:防御(高装甲値)
脚:多脚、フォースアップ

『旧約聖書』で、神が天地創造の5日目に創り出した陸に住む巨大な怪物として記述されているベヒーモスがモチーフになったGM。 レヴィ-アタンと二頭一対。巨大な黒いマンモスのような姿。

ベヒモスの詳細記述はWikipediaで。ボス級でのry


>>828
 なんていうか、こう…
 目指せ!メダロットスパロボ参戦!的な!
 関係ないけどアニメにもジャイアントメタビーとかいましたねー

>>829
 こんなボスどうやって倒せばいいんやー!!
 (…いや、待てよ?あいつがああして、そこで同時にあいつらのアレをああすれば…)
 いける!!…かも?

 
 では今日もちょっとだけ

――
―――


アヤカ「何?あのメダロット、あんた知ってる?」

ミツオ「いえ、私も見たことの無いメダロットです」

マオ「おそらく特注ですわね、見た目から察するに援護や妨害系のメダロットのようですが」

ミツオ「まあこれくらいは概ね予想の範疇です」

ミツオ「ここはやはり、特訓の通り行きましょう」

アヤカ「そうね、メダロット転送!」

ギュインギュイン

マオ「皆さん、ホリデーちゃんの盾役しっかりお願いしますわよ?」

マオ「メダロット転送ですわ!」

ギュインギュイン

ミツオ「アーサー!練習通りやれば勝てますよ!」

ミツオ「メダロット、転送!」

ギュインギュイン

グラス「頑張りまーす!」

ホリデー「やってやんよー!」

アーサー「さあ、どこからでもかかって来るがいい!」

ミツオ「…」

ミツオ(相手の能力が未知数というのはやっぱり不安ですが)

ミツオ(今はアーサー達を信じるしかありません)

更新多くて歓喜ロボ!


うるち「はい!どうやら皆さん準備は整ったようですね!」

うるち「それでは、メダリンピック予選、最終試合を始めます!」


うるち「…」スウッ


うるち「ッロボトルウウウウウウ!!」

うるち「ッファイットオオオオオオオオ!!」


ミツオ「さて…」

ミツオ(ステージは六角形で、そのうちのほとんどは水中)

ミツオ(私達がまともに動けるのは、各内角に接するように存在する六ヶ所の足場と…)チラ

ミツオ(フィールドの中央にある、直径五メートルほどの不安定そうな浮島だけ)

ミツオ(ここは作戦通り、チェンジ後にアンチシーを持つホリデーを守って戦うのがベストでしょうが)

ミツオ(相手がどう動くか…)


リュウトウ男子1「潜れ!」

ブラックニードル「うぃ」

ぼちょんっ

リュウトウ男子2「お前もだ」

オルカ「がぶがぶ」

バシャッ!…

スイィー…


ミツオ(やはりあの二機は水中を戦場に選びましたか)

ミツオ(…なら、話は早い!)

ミツオ「マオ!」

マオ「ええ、わかってますわ!ホリデーちゃん」

マオ「メダチェ…」

アヤカ「!」

アヤカ「ってミツオ!前!もう来てるわよ!敵!!」


スタッ…

トフボ「…」


ミツオ「っえ!?」

ミツオ(足場から足場へ、飛び移って来ていたのか!?)

ミツオ(このわずかな時間に!!)


トフボ「…」グニャア


アヤカ「何!?アレ!」

ミツオ(あのメダロットの左腕に、何か、黒いモノが集まっている…?)

更新ありがたいロボ!更新途中に申し訳ないロボですがアイデアは閃いた時に即、投入でございます・・・

機体名 スクアーセパレー
型式 SAK型 鮫
モチーフ 鮫、シュモクザメ、ノコギリザメ
パーツ名
頭部 ブルーマリン(格闘トラップ)
右腕 ノコギリデバイス(がむしゃらソード)
左腕 ユイチイデバイス(うつブレイク)
脚部 シャークガッタン(潜水)

メダチェンジ後
ドライブA なぐるブレイク×3
ドライブB うつアンチシー
ドライブC クロスファイト

備考・要望
何者かが研究していた技術を煮詰めて完成させた最新型メダ。ユイチイタンといった鮫型メダの技術に加え「分離ギミック」を逸早く確立させたメダである。最大の特徴は両腕に簡単なAIが搭載されている事であり、これによって分離攻撃が可能となっている。
メダチェンジ後は両腕が分離、本体含めて3体の鮫型に変形し、連続攻撃を繰り出すのだ!

大きい大会で戦う強敵とかに

うん、投下が終わってからでも書き込めるんじゃないかな


ミツオ(何だアレ?ひょっとして、攻撃…なのか!?)

ミツオ(くっ!すっかり見た目に騙されてたです!)

ミツオ「アーサー!ホリデーの防御を!!」

アーサー「任せろ!」ユーシャシールド

アヤカ「グラスも!スクールバッグ!」

グラス「はい!アヤカちゃん」


アキシカ「イノミナンダム」ボソ

トフボ「…」スッ


グニャリ…

アーサー「?」

グラス「?」


…ギュオンッ!!

ホリデー「!?」グラッ


アヤカ「そんなっ!」

ミツオ「…っ!」

ミツオ(あの攻撃、防御をすり抜けた!ダイレクト属性!?いや、これは…)


ホリデー「…ぁ」

マオ「ホリデーちゃん?」

ホリデー「…」キョロキョロ

ホリデー「あ、そうか」

ホリデー「病みながらも感覚のある一つの影が、手にあらざる手に捉えられて身をよじり、腐れ果てる被造物に満ちる凄惨な暗黒を、都市という糜爛によって死に絶えた世界の亡骸を、青ざめた星たちをかすめて弱弱しくまたたかせる死の風が、が、がががが…」


マオ「ホリデーちゃん!!」

ミツオ(チクショウ!混乱かよ!!)

ミツオ「アーサー!インビジブル…」


トフボ「…」フラフラ


ミツオ「!」ゾクッ

ミツオ(待て、おかしいですよ…!)

アーサー「っどうした!!ミツオ!?早く指示をっ!!」

ミツオ「…」

ミツオ(わざわざリーダー機単体で敵陣に突っ込んでくるなんて、何か理由が…)

アヤカ「グラス!!スマートフォンよ!!」

グラス「はい!」チャキ

ミツオ「!アヤカ、ちょっと待っ…」


アキシカ「フェイスレス」

トフボ「…」グニャリ


グラス「えい!!」ブン

キイィィィン!!

グラス「きゃあ!!」


うるち「トフボーフーの反射!ブレザーグラスにダメージ!マイナス症状!変動!」


ミツオ「!やっぱり反射ですか!!」

ミツオ(もし、こんな狭い場所で混乱と反射を使い分けられたら…っ!)ザワッ

ミツオ「アーサー、いったん隣の足場に移動するです!!」

アーサー「だがっ!」チラ


ホリデー「…不浄な神殿の柱という柱は、宇宙の下の名状しがたい岩場に土台を据え、光と闇の領域を超えて眩く虚空に向かって」ガクガク

マオ「ホリデーちゃん!!しっかりして!!」


ミツオ「迷っている暇は無いんですよ!!」

ミツオ「アーサー!!」

アーサー「くそ!!」ダッ

アヤカ「グラスも!急いで!」

グラス「は、はい…」ダッ

未だ沈黙を守るウニとシャチが怖いな

ホリちゃんのSAN値がやばい


バッ!

…スタッ!


グラス「あう」ヨロヨロ

アーサー「大丈夫か?」

グラス「はい、ちょっとフラフラなだけれす」


リュウトウ男子2「オルカ!撃て!」

オルカ「がーぶ」

ギィヨヨン!

ドガッ!

ホリデー「っ!」ブツブツ

うるち「オルカのウェーブ!ホリデーリバースの右腕を破壊!マイナス症状!束縛!」※1

リュウトウ男子1「やれ、ニードル」

ニードル「うにっ」ボッバ

ドッゴン!

うるち「ブラックニードルのナパーム!ホリデーリバースの左腕にダメージ!」

ホリデー「…ん、ぐるい」フラフラ

マオ「ホリデーちゃん!!」


ミツオ「…」

ミツオ(まさか、攻撃の起点になるはずだったホリデーが開始早々に…)

ミツオ「すいませんマオ、私の判断ミスでホリデーが」

マオ「…」

マオ「いえ、相手の性能がわからなかった以上、仕方ありませんわ」

マオ「それより、おかしいのは」

マオ「なぜアキシカがアーサーとグラスを見逃したかですわ」

マオ「あの状況なら、少なくともダメージを負っていたグラスは、追えば簡単に混乱させることができたはず」

マオ「こちらのチームに致命傷を与える絶好の機会だったというのに…」

ミツオ「…」

ミツオ「もしかしたら、確実に一体ずつ仕留めていくつもりなのかもしれません」

マオ「なるほど、あの強力な混乱があればこそ、ですか」

アヤカ「ね、ねえ、ミツオ」

アヤカ「ちょっと…あれ、おかしくない?」

ミツオ「え?」


オルカ「ガーブ」

ドゴッ!

うるち「ホリデーリバースにダメージ!」

ニードル「うにに」

ドッゴン!

うるち「ホリデーリバースにダメージ!」

オルカ「がぶがぶ」

グシャ!

うるち「ほ、ホリデーリバースにダメージ…」


アヤカ「…とっくに機能停止しててもおかしくない状況なのに」

ミツオ「まさか」

マオ「あ、あ…」


オルカ「がぶっ」メキョ

ブンブン…

ポーイッ!

バシャッ!

ホリデー「」ブツブツ

うるち「ほ、ホリデーリバースに…」

オルカ「ガブガブ♪」ギリリ

ブン!ブン!

ポーイッ!

バシャッ!

オルカ「♪」

ホリデー「」


ミツオ「あいつら…」


ミツオ「さっきからずっと、ホリデーを倒さずに」


ミツオ「弄んでたのか」ザワッ

こりゃホンマプッツンもんやでぇ


アーサー「潰す」

ミツオ「…」ハッ!

ミツオ「待て!待つですよ!アーサー!」

アーサー「止めるな、ミツオ」

アーサー「あいつらは許さん」

ミツオ「罠ですよ!あれはこちらを挑発しているんです!」

アーサー「そんなことはわかっている」

アーサー「だからどうした?」ギロ

アーサー「このまま黙っていろとでもいうのか!!?」

アーサー「さあ!俺の剣を使わせろ!!ミツオ!!」ゴゴゴゴゴゴッ

ミツオ「封印武器は使っちゃ駄目ですよ!!」

アーサー「何故だ!!」

ミツオ「反射されるからに決まってる!!」

アーサー「!」

ミツオ「アーサー、私だって腸煮えくり返ってるのは一緒なんですよ」

ミツオ「でも、それだけじゃダメなんです」

ミツオ「冷静にならないと、勝負には勝てないんですよ」

アーサー「…む」

ミツオ「まずは考えましょう、どうやって戦うか」

アヤカ「ごめん、ミツオ」

ミツオ「アヤカ?」

アヤカ「私、やっぱダメだわ」

アヤカ「パートナーメダロットがあんな風にされて、隣で泣いてる友達がいるのに…」

アヤカ「冷静でいられるほど、人間出来てないのよね」

マオ「…」グシグシ

ミツオ「!」


アヤカ「行くわよッ!グラス!!メダチェンジ!!」

グラス「はい!!アヤカちゃん!!」


ダダンダダーン

グラスS変形「変形完了!」

ミツオ「しょ、正気ですか!?グラスの変形後は潜水ですよ?つまり…」


リュウトウ男子1「ニードル、やれ」

ニードル「いがいが」


ドッキュ!ドッキュ!


アヤカ「アンチシー?そんなの…」

ミツオ「アーサー!ユーシャシールド!!」

アーサー「おお!!」


ガキィィン!!


うるち「キングアーサーの未満防御!弱い攻撃を無効にしました!」


アヤカ「あんたが守ってくれるでしょ?」

ミツオ「だからって、無茶です!!」

アヤカ「…無茶だろうがなんだろうが」

アヤカ「他にあいつを引きずり出す方法があるかってーの!!」

アヤカ「グラス!!ドライブA!!バキューム!!」

グラス「ウォンチュ!」

バシュッ!!


オルカ「!?」グイグイ

ザパアッ!


アヤカ「ほら!釣り上げたわよ!!」

ミツオ「!」

ミツオ「アーサー!!」

アーサー「おお!!」ブン

ズバッ!!

バキュームの便利さwwww一本釣りしたww


オルカ「っが!!」


うるち「クリティカル!オルカ!左腕パーツ破壊!貫通!脚部パーツにダメージ!」


ミツオ(やっぱり、仕留めきれなかった!!)

オルカ「ガブ」ギロ

グラス「!」

リュウトウ男子2「投げ込め、オルカ」

オルカ「ガーブ!!」ギリリ

グラス「あ」

アヤカ「グラス!!」

オルカ「…」ブンッ

ポーイッ

バシャッ!

ブクブク

リュウトウ男子1「撃て」

ニードル「いがいが」

ドッキュ!ドッキュ!

ボガン!ボガン!

うるち「ブレザーグラス!アンチシーのダメージにより!機能停止!」

アヤカ「グラ、ス…」


アヤカ「ごめん、私、余計なこと、したかな?」グスッ

マオ「そんなこと、そんなことありませんわ!!」グシグシ


オイナンダヨコノシアイ!キブンワリーナー!!

ブーブー!!

オンナノコナイテンジャン!カワイソウニ!


うるち「み、皆さん!ステージに物を投げ込まないで下さい!!」


アーサー「貴っ様らぁ!!絶対に…」ドクン

アーサー「」

アーサー「」シュー

ミツオ「アーサー?」

ミツオ「アーサー!おい!急にどうしたんですか!?」

ミツオ「アーサー!起きろ!アーサー!」

ミツオ「もうお前しかいないんですよ!!アーサー!!」


リュウトウ男子1・2「…」

アキシカ「ちっ、暴走の寸前でリミッターが作動したか、面倒だな」

アキシカ「仕方ない、チアキ」

アキシカ「試しにそこの壊れかけでも踏んでみろ」

トフボ「…」

ホリデー「」ブツブツ

トフボ「…」グシャ


ボン!


うるち「ほ、ホリデーリバース、機能停止」


チョッ!ナニヤッテンダコノヤロー!!

イイカゲンニシロー!!オマエラサイテーダー!!


うるち「で、ですから物を投げ込まないで下さいー!イテッ!」


アーサー「」ギギギ

アーサー「!」

ミツオ「アーサー」

アキシカ「よし、起きたか」

トフボ「…」

アーサー「お…」

アーサー「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


ミツオ(アーサーの機体から、光が吹き出してる)

ミツオ(これは、メダフォース?)

アキシカ「試してみろ」

リュウトウ男子2「はい」

リュウトウ男子2「オルカ、撃て」

オルカ「ガブ」

オルカ「ガッ…」

ドスッ

オルカ「?」

アーサー「…」

ブラン、ブラン…


ボン!


うるち「お、オルカ、機能停止!」


ミツオ(一瞬で、頭部に剣を突き刺した!)

アキシカ「次」

リュウトウ男子1「ニードル!」

ニードル「とげとげ」

ドッキュン!!

アーサー「…」

ドッゴア!!

オルカ「」シュー

アーサー「…」

ミツオ(機能停止した、オルカを盾にミサイルを防いだ…)

ミツオ(駄目だ、よくわからないですけど…)

ミツオ(このままじゃきっと、アーサーが駄目になってしまう!)


ミツオ「アーサー!!」


アキシカ「もう、お前の声は届かない」

ミツオ「アーサー!!」

アーサー「…」ゴゴゴゴゴゴ


アーサー「おおおおおおおおおおおおおおお!!」


うるち「キングアーサーの縦一閃!ブラックニードルの頭部破壊!」


ニードル「…」ボン


うるち「機能停止!!」


アキシカ「これでやっと、続きができるな」

アキシカ「メダロット、転送」

>>130ガウェイン 「…」

>>115ランスロッド 「…」


アキシカ「待ちわびたぞ」




  第十五話「彼の正体」終わり


――
―――

今回の獲得パーツ

・無し



※1 ウェーブ、ホールドを受けたメダロットは移動速度が遅くなる


 ここまでですー
 ウニとシャチ厄介すぎわろた
 おやすみんさい

乙ロボ!
リュウトウ試合捨ててきたか

乙ロボ!
この編成ゲームでこられたらレベル上げてもキツいわ(笑)

乙ロボ

乙ロボ!なんて緊迫感・・・
>>835
その点については思い上がったばかりに申し訳ありません・・・以降投下タイミングには気をつけます

①アクティブビートル
②KBT型 男
③ネプチューンオオカブト

頭:ラッシュホーン
右:ライフルポッド
左:セイバー
脚:アクセルホイール

頭:ショック(がむしゃら、貫通)
右:ヘビーライフル(狙い撃ち、貫通)
左:ソード(なぐる、貫通、束縛症状付与)
脚:二脚(装備系、放熱充填を1.8倍に)

S変形

A:ミサイル(うつ)
B:クロス攻撃セット
C:クロス攻撃ファイア
脚:車両

基本二脚だがアキレス腱部等からミニホイールが出現、背部からアフターバーナーによる加速での高速近接戦闘を得意とするKBT。

角でぶちかましによるショック、見た目砲身のある左手からの暗器式ソード、右手のミサイルポッドのような見た目からのライフルは凶悪。チェンジ後はグランビートルみたいな戦車系の見た目に

カ●ミさんの本気出す時の愛機候補で

乙ロボー。ニャルさまもまだ無傷だし、勝てるのかアーサー……


①バッドナイトメア
②BST型
③魔獣
④パーツ名
・男性型
頭:ハンプティ(フォースプラント)
右:バンダースナッチ(フォースアップ)
左:ジャバウォック(フォースドレイン)
脚:ダンプティ(浮翌遊)

浮翌遊する巨大卵。メダチェンジ用のメダフォースを集めるためだけの形態。

パワー変形
ドライブA:がむしゃら ホールド
ドライブB:なぐる ファイア
ドライブC:がむしゃら サンダー
多脚

卵を割るようにして姿を現す獣型メダロット。・

⑤WEA型メダロットと対になる型として製造されたメダロット。メダチェンジ形態こそが本来の姿。
 格闘戦で直接敵を屠る姿は、WEA型の火器による殲滅以上に生々しく荒々しい。
 超威力の攻撃に加え、状態異常も与えるがその代償として常時戦闘形態をとることができなくなった。

①ジェネラル・ルージュ
②GNL型 女
③軍の女将軍

頭:シレイカン
右:キリコミサーベル
左:サクセンA
脚:グンカ

頭:コマンダー
右:ソード(なぐる)
左:全員集合(味方全機を自分の回りに強制的に集める。行動前なら即行動、行動後なら)
脚:二脚(装備系、放熱充填を1.8倍に)

S変形

A:ミサイル(うつ)
B:ナパーム(うつ)
C:モビルブースト(味方全機の移動速度アップ)
脚:戦車

もしもフブキさんが出てきた時のために。

かつてフブキが被ってた帽子を被り、眼帯、カカシせんせーみたいな顔の下半分隠れるマスク。軍服のようなボディデザイン、片マント、サーベルを腰に。黒いヒールブーツ。

チェンジ後はてんとう虫型戦車に。蓋が開いて頭だけひょこっと顔を出したり命令したり

①コカコラトリス
②KKT型 男
③コカトリス、コーラ

頭:スプラッシュバード
右:コーラタール
左:ハイサワー
脚:ジャージーン

頭:メルト(うつ、貫通)
右:フリーズショット(狙い撃ち、フリーズ症状)
左:クーラー(味方全体の冷却性能アップ)
脚:二脚(放熱充填を2倍に)

⑤最高クラスの冷却作用を備えた爽やかメダ。しかし、相手に対してはシュワシュワ弾ける程のメルトを吹きかけたり相手の動きを固めてしまうなど、まさにコカトリスそのものである。


>>834
 両腕にそれぞれ意思があるというと、3のヘロケロベロスを思い出しますね
 サメさんは伝統的に厄介なのが多い気がします
 あと、オリメダ投下のタイミングは確かに悩みどころですが
 各々方の判断にお任せしたいと思います

>>855
 おお、やっぱKBTはかっちょいいですな!
 性能も実践的でグッドです!
 問題は誰が使うことになるのかですね(遠い目)

>>856
 メダチェンジ後に本気出すっていうと、やっぱナビのミストラルが思い浮かびますね
 変形後はまさにビーストって感じの性能です
 非常にボスっぽい

>>857
 フブキさんといえば、トレミーの精密射撃にはよくお世話になりました
 このメダを見ると、一兵卒だったあのころから、今は支持を出す側になったようですね
 うーむ、なんとか登場できたらいいなー

>>858
 コカトリスって調べたら、火を噴いたり石化させたり
 かなりいろんなことができる子なんですね
 素早く停止の状態異常を与えるのはけっこう強烈です


 では今日もちょっとだけー


―――
―――


おまけ 15.5話「続その頃のおみくじ町」


―――
―――


???「さあ!ロボトルだ!ロボトルするぞ!」

タマエ「わー、張り切ってますねー、ちーさん」

マンジュ「ったく、少しは相手させられるオレの身にもなれっての」

 こんにちは、タマエです。
 今日は学校帰りに公園に寄ってロボトルの特訓をしています。

タマエ「今日こそ勝たせてもらうんだから」

タマエ「ねー?ちーさん」

チタビー「おうよ、ギッタンギッタンにしてやるぜ」

 こっちのやる気満々のメダロットが私の相方、チタンビートルのちーさんです。
 実はメタルビートルと間違えて買っちゃったんですけど、丸くてかわいいし、今は中々気に入ってます。

マンジュ「ったく、昨日も散々負けたくせして、よくそんな台詞が言えるな」

 こっちの仏頂面の男の子はマンジュ君といって、私の友達です。
 彼はちーさんと違って、あんまりかわいくありません。

チタビー「昨日は昨日だ」

 流石はちーさん、とっても前向き。

マンジュ「はあ、だいたいよー、今はロボトルなんてしてる気分じゃないんだっつーの」

タマエ「またブルーな気分なの?」

マンジュ「まあな」

 唇を尖らせてそっぽを向くマンジュ君。
 今、彼が不機嫌な理由は一つしか考えられません。

タマエ「そんなにテルミちゃんが心配?」

マンジュ「ぶふっ!!」

分かっていたこととはいえ、飲みかけのラムネを噴き出すマンジュ君の反応を見ると、なんだか胸がモヤモヤします。

マンジュ「ば、ばっかじゃねーの!全然そんなんじゃねーから!!」

タマエ「ふーん?」

マンジュ「な、なんだよ」

 まあ幼稚園からの付き合いですし、彼のこんな態度も慣れっこですけど。

タマエ「確かにこないだからテルミちゃん元気ないもんね、私も心配だな~」

マンジュ「だから違うっつーのに」

 さて、これ以上つついても藪蛇になりそうなので、今日の所はもうこのことは追及しないでおきましょう。


???「あれ?二人ともいたの」

マンジュ「よう、遅かったなトオル!」

タマエ「こんにちはトオル君、今帰り?」

トオル「うん、図書委員の当番だったから」

 メガネを軽く押し上げながら返事をするのは同じクラスのシドウトオル君。
 実は彼とも幼稚園の頃から幼馴染だったりします。

マンジュ「そっかそっか、丁度良かった、実はお前に頼みがあんだけどさ」

トオル「やだ」

 マンジュ君が言い終わるや否やの即答。
 うん、付き合いの長さを感じますね。

マンジュ「お前な、せめて内容くらい聞けよ」

トオル「マンジュの頼みは大体ろくなことじゃない」

マンジュ「まあそう言うなよ、頼みってのはコイツの事でさ」

 そういうとマンジュ君はくいっと親指でこちらを指し示します。

トオル「タマエがどうかしたの?」

 意外そうな顔でこちらを見るトオル君。
 というかそんな顔で見られても、私だって何のことかわかりません。

マンジュ「こいつメダロット買ってから、毎日ロボトルロボトルうるさくてさ」

マンジュ「適当でいいから相手してやってくんね?」

 そ、そんな風に思われてたなんて。
 ちょっとショックです。

チタビー「なんだとこら!逃げんのか!?マンジュ!」

マンジュ「うっせ、つうか呼び捨てにすんじゃねえ!」

マンジュ「どうだよ、トオル?」

 ちーさんをあしらいながら、トオル君に問いかけるマンジュ君。

トオル「それくらいなら、別にいいけど」


マンジュ「サンキュ!助かったぜ」

タマエ「マンジュ君、そんなに私とロボトルしたくなかったの?」

 ちょっと怒ってみたり。

マンジュ「まあな」

 がーん。

マンジュ「トオル、コイツ負かすとすぐ拗ねるから気を付けろよ」

トオル「わかった」

タマエ「そ、そんなことないもん!」

 もう、二人とも女の子に対する態度がなってません。
 もっとこう、優しくしなきゃだめだと思います。

トオル「じゃ、メダロット転送」

 言葉と共にメダロッチから青白い光が伸びて、トオル君のメダロットが転送されます。

チタビー「!今日は別の奴が相手か、楽しみだ」

 こうして、強気なちーさんの声と共に、戦いの火蓋は切って落とされるのでした。


――
―――

 ちなみに、決着は五分で着きました。

 ボン!という爆発音と同時に倒れるちーさん。

チタビー「」
 
 はい、完全に機能停止です。

マンジュ「負けんの早っ!?」

タマエ「わー!ちーさーん!」

トオル「…メダルのレベルが低い、指示もお粗末」

トオル「それじゃあ、僕には勝てない」

 うう、トオル君はマンジュ君とは別の意味で容赦がありません。

マンジュ「まあなんだ、まずは空き缶でも撃って、地道に熟練度でも上げるこったな」

 く、悔しいです。
 思わず私が涙目で何か言い返そうとしたその時、突如彼らは現れました。

???「ちょっとーアンタたち、誰に断ってここでロボトルなんかしてるわけぇ?」

???「使いたきゃ、一時間一パーツだな」」

???「そーだそーだ!」

マンジュ「ああ?なんだお前ら」

トオル「…」

 突然現れた彼らの正体とは!?
 あ、ちーさんはまだ動いちゃだめですよ!



おまけ 15.5話「続その頃のおみくじ町」 終わり


――
―――

乙。ま、まさかいい年こいて小学生からカツアゲするスクリュー……


うるち「ちょ、ちょっとまだ試合中ですよ!?何を…」

アキシカ「どけ、邪魔だ」ドン

うるち「あいたー」

うるち「…」

うるち「あなた、レフェリーに手を出しましたねぇ?」ギラン

アキシカ「…」

うるち「大変なことになりますよお?」

アキシカ「…」

うるち「…」


シーン


うるち「あれ?」

アキシカ「いつまで審判気取りでいるんだ、バカが」

アキシカ「テラカドなんかとっくに制圧済みなんだよ」

うるち「え、えー!?」

アキシカ「わかったらさっさとそこの女二人を連れて消えろ」

アキシカ「死にたくなければな」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


うるち「な、なんとー!!ステージがさらに変形していきますー!!」

アヤカ「水が抜けて、底面がせり上がってく」

マオ「き、危険ですわ、早く退避を!」

ミツオ「…二人とも、グラスとホリデーをメダロッチに戻して、早く逃げるです」

マオ「二人って、ミツオさん、まさか」

ミツオ「さっきからアーサーが命令を受け付けないんです」

ミツオ「私だけ逃げるわけにはいきません」

マオ「そんな」

ミツオ「それに」

マオ「?」

ミツオ「あいつとは、今ここで決着をつけなければいけない」

アキシカ「…」

ミツオ「そんな気がするんです」


―――
―――


 第十六話「誰かが立ち上がれと叫ぶ前に」


―――
―――

テラカド君懐かしいな、初代ロボロボ団に吹き矢2回は撃ったっけ…


アキシカ「お前らも早く行け」

リュウトウ男子1「了解ロボ」

リュウトウ男子2「ご武運をお祈りしていますロボ」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


うるち「うわー!!が、外壁が持ち上がってます!このままでは…」

ミツオ「早く!閉じ込められますよ!」

アヤカ「もう、カッコつけてんじゃないわよ!バカ!」

バシッ!!

ミツオ「痛っ!」

アヤカ「絶対、勝ちなさいよ」

ミツオ「…」

ミツオ「ええ」

アヤカ「戻って!グラス」

マオ「ホリデーちゃんも!」

ギュインギュイン

うるち「それでは緊急事態につき!いったんこの場を離れます!!」

マオ「ミツオさん!気を付けて!」

アヤカ「根性見せんのよ!!」

ミツオ「任せろです」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


アキシカ「お別れは済んだか?」

ミツオ「…はい」

アキシカ「お前があの時、素直にアーサーを返していれば、こんな面倒なことをしなくて良かった」

ミツオ「…」

アキシカ「俺も、くだらない未練なんか断ち切れていたはずだったんだ」

アキシカ「覚悟しろよ、この先は地獄だ」

ミツオ「構いません、アーサーと一緒なら」

アキシカ「ちっ、いちいち癪に障る奴だな」

アキシカ「ガウェイン!ランスロッ…」


 バッ!!


「その勝負、ちょっと待ったぁぁ!!」


アキシカ「あ?」


ミツオ「お前!何やってんですか!?」

ミツオ「イッショウ!!」


イッショウ「へへ、ぎりぎりセーフだな」

ゴッドエンペラーはよ


ミツオ「お前バカなんですか!?なんでわざわざ」

イッショウ「おいおいせっかく人が助けにきてやったのに馬鹿はねえだろ」

ミツオ「だから、そうじゃなくて、何でここにきたんですか!?イッショウ!!」

イッショウ「お前には借りがあるからな、それで理由なんか十分だろ」

ミツオ「イッショウ、お前…」

イッショウ「それに、あんな胸糞悪いロボトル見せられちゃ、黙ってらんねーよ」

ミツオ(もしかして、さっき試合の途中で聞こえた野次って、コイツが叫んでたんじゃ)

イッショウ「やるぞ!アンタレス!あの反則野郎をぶっ飛ばす!」

アンタレス「はい、マスター」

イッショウ「やい!こらリュウトウ野郎!」

アキシカ「…」

イッショウ「お前が何を企んでるかなんて知らないけどな」

イッショウ「これから俺が、性根を叩き直してやる!覚悟しろ!」

アキシカ「…」ハア

アキシカ「ったく、ロボロボどもは何やってんだ」

アキシカ「誰も入れるなって言っておいたのに、これじゃノイズが混じるだろうが」ブツブツ

イッショウ「む、無視してんじゃねえ!!」

イッショウ「アンタレス!スコープヘッド!!」

アンタレス「はい、マスター」

ビシュウッ!!

アキシカ「ガウェイン、セイントナンバー」

ガウェイン「…」バッ

ギュワワッ…

イッショウ「!」

イッショウ「レーザーが打ち消された!?しまった光学無効か!」

ミツオ「いえ、おそらくあれは、未満防御です」

イッショウ「はあ!?バカ言うな、アンタレスのレーザーがそんなもんで止まるか!」

イッショウ「アンタレス!ブラストシザ…」


アキシカ「ァァァァアアッ!!っせーなあ!!」


イッショウ「!?」

アキシカ「雑魚は黙ってろよお!!マジでッ!!頼むからぁ!!」

アキシカ「ランスロッド!!かたしとけ、そのゴミ!!」

ランスロッド「…」

ズダッ!!!!

イッショウ「!」

イッショウ(突っ込んできた!?)

イッショウ(ソードか?回避、いや無理だ、速過ぎる)

イッショウ(やられ…)


ガキイイイン!!

ランスロッド「…」ギギギ

アーサー「…」ギギギ


イッショウ(剣で、剣を受け止めた、庇ってくれたのか?アーサーが)


ガキン!!ガキン!!ガキン!!

ランスロッド「…」ザン!ザン!

アーサー「…」ズバッ!ズバッ!


イッショウ(っそ、そのまま斬り合い始めやがった…)

イッショウ(ぐっ、あの無限に吹き上がるようなメダフォースの量はなんだ!?)

イッショウ(一太刀一太刀に込められた威力はなんだ!?)

イッショウ「なんなんだよ!?あのデタラメな動きは…」

イッショウ「おい、ミツオッ!…ミツオ?」

ミツオ「はあっ…はあっ…」

アキシカ「いい!!いいぞォォおおお!!そうだ!!もっと!もっとだああ!!」


イッショウ(こいつら、メダロッチで命令を出してさえいねえ…)

イッショウ(勝手に動いてるのか?メダロットが?)

イッショウ(いや、この感じは、違う…)


アキシカ「撃て!撃て!撃てぇえええ!!」

ランスロッド「…」ドッキュドッキュン!!

ミツオ「っはあ、はあ…墜とせ、アーサー」

アーサー「…」ズバババ!!

ボッバアアア!!


イッショウ(聞いたことがある、メダロッターとメダロットの信頼関係が限界を超えて高まれば)

イッショウ(理論上、意思の疎通にメダロッチを介する必要はなくなる、って)


アキシカ「そこだああ!!」

ランスロッド「…」ザンッ!!

アーサー「…」ヒョイッ!!

ミツオ「食らわせろォ!!アーサー!!」

アーサー「…」ブンッ!!

アキシカ「ガウェイイイン!!ゥ受け止めろオオオ!!」」

ガギギイイイン!!

ガウェイン「…」ギギギ

アーサー「…」ギギギ


イッショウ(な、わけねえ、これが信頼?絆?そんな綺麗なもんじゃねえだろ)

イッショウ(…だったら、今、何が起きてる?)

ライバル→解説役

まさにコウジ


ミツオ(全身に伝わってくる、この感覚…)

ミツオ(地を踏み、剣を握りしめ、相手に向かって振り下ろす、この感覚は)

ミツオ(アーサーのものに間違いないでしょうね)

ミツオ「…はあっ、はあっ」

ミツオ(理由は分からない、理屈も解らない、でも伝わってくる、流れ込んでくる)

ミツオ(アーサーから迸る、感情と共に)

ミツオ(今私とアーサーは、繋がっている)

ミツオ(きっと、こいつらも同じ状態なんでしょうね)

ガウェイン「…」

ランスロッド「…」

ミツオ(アーサーを含む、この場にいるメダロット達の持つエネルギーが、どんどん膨れ上がっていくのがわかる)

ミツオ(最終的にどうするつもりかはともかく、アキシカの狙いはこの力をとにかく高めることなのでしょうね)

ミツオ(でも、それがわかっていても、それでも私たちは引くわけにはいかない、いえ)

ミツオ(勝たなければ駄目です)

ミツオ「そうでしょう!?アーサー!!」

アーサー「…」


アーサー「オオオオオオオオオオ!!」


ズッバアアアア!!

ランスロッド「…」ミギウデハカイ カンツウ キャクブハカイ カンツウ トウブニダメージ

ガウェイン「…」ズバッ!!

アーサー「オオオオオオオオオオ!!」ブン!!

ザンッッ!!

ガウェイン「…」ヒダリウデハカイ カンツウ トウブハカイ

ぼん!


ガウェイン「」キノウテイシ


アキシカ「いいぞ!!そうだ!それだ!!それを待っていた!!」

アキシカ「ラアアアアアンスロオオオオオオッド!!」

ランスロッド「…」キュイイイイン!!


ミツオ(あの輝き…ついに来ますか!?)


ドッギャアアン!!


アーサー「…」

ミツオ(遠隔地雷!!)


ここまででース

乙ロボー

乙ロボ!

乙ロボ

①ジェナス
②KWG型 男
③アルキデスオオヒラタクワガタ

頭:ロージネック
右:カウンターシザース
左:シザースハンマー
脚:シッソー

頭:ターゲット吸収(使用後、再度頭部使用しない限り全ての行動を自分へ向けさせる。ダイレクト攻撃も吸収)
右:反撃
左:ハンマー(なぐる)orソード(がむしゃら)
脚:二脚(装備系、放熱充填を1.8倍に)

P変

A:フォース変換(オリジナル、メダフォースPを使用した分攻撃行動に威力を+できる)
B:ソード(がむしゃら)
C:ハンマー(がむしゃら)
脚:二脚

ドークス、ティレルビートル、ゾーリン、サンジューロ、ソニックスタッグの各々を足して2で割った感じな見た目。

左腕は鋏状の攻撃部位を開閉させる事でソードかハンマーに変えられる。モチーフのアルキデスクワガタを体現するかの如く高威力。

頭部使用後味方の攻撃も吸収してしまうので、タゲ吸収→反撃コンボをしてると味方まで全滅させかねない。上級者向け。

変形時のみ、ターン経過での自動メダフォースP消費とは別で任意でメダフォースPを消費して行動する事により威力、成功率アップさせられる。

一応●スミさんの愛機候補にでも。カブトだけだとアレだし。カブトも他の人でも全然いいんでー

①テクターレディ
②TCR型 女
③女教師

頭:モロコシヘアー
右:チューモクロッド
左:バインダー
脚:ガーターヒール

頭:リペアプラント(味方全機にけいぞくリペアの効果を産み出し続けるトラップ設置)
右:オールレストア(味方全機にレストアの効果。威力:小)
左:オールリペア(味方全機にリペアの効果。威力:中)
脚:浮翌遊

S変形

A:転倒(うつ)
B:キャンセラー(がむしゃら)
C:ダブルシール(狙い撃ち、防御、回避不可)


ヒヨリさんも出てくるかもしらんし…ヒヨリのオプチ(ブレザーメイツ、マルチ)の強化版後継機。~あの娘は先生になりました~

ベヨネッタみたいな髪型ヘッドパーツ、知的メガネ、スーツ姿。注目させる時に使う棒の先からナノマシン発射、復活させる魔法の杖(笑)。バインダーからも回復ナノマシンビーム撃ちます



ジェネラルルージュ訂正、×モビルブースト、○ドライブブースト

ジェナスチェンジ後→見た目あまり変わらず。バイザーが降りて目が隠れ、メダフォースを纏うくらい。


>>877
 アルキデスオオヒラタクワガタってどんなんやろーって調べてみたら
 ゴツイ!強そう!角短い!と、なんか変な感じに興奮してしまいました
 性能はターゲット吸収して反撃と、マジで鬼畜の所業
 こいつぁどんな感じの登場になるか楽しみですねー


 えー、そんな感じで今日もちょっぴり


――
―――


イッショウ「遠隔地雷!?あんなもん発動されたらどうしようもねえぞ!」

ミツオ「…」

ミツオ(違う、方法は…ある)

ミツオ「…」スウ

ミツオ「アーサー!!」

ミツオ「男見せろっ!!ですよおおおお!!」


アーサー「オオオオオオオオオオオオオオ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ


イッショウ「な!?」

イッショウ「なんつうフォースの量だよ」ゴクリ

イッショウ(立ち上った光が、天井まで伸びて柱みたくなってやがる…)

イッショウ「!」

イッショウ「アンタレス!!下がってろ!巻き込まれるぞ!!」

アンタレス「は!はい!」


アーサー「エ、クス…」グググ


ミツオ「いっけえええええ!!アーサァァーーー!!」


アーサー「カリバーーーーーーーー!!」


ズッバアアアアアアアアアアアア!!


ボボン!!


イッショウ「畜生!なんでもありかよ」

イッショウ(遠隔地雷を縦一閃で相殺しやがった!いやそれどころか…)


アーサー「オオオオオオオオオオオオ!!」


ザンッ!!


ランスロッド「…」


ボン!!


ランスロッド「」キノウテイシ


イッショウ(貫いて、ダメージまで通したか)

イッショウ「…」

イッショウ「は、はは、こりゃもう笑うしかねえな」


ミツオ「さあ、後はそいつだけです」

アキシカ「…」

ミツオ「きっちり倒したら、なんでこんなことをしたのか白状してもらいますよ」

アキシカ「それも、いいか…」

ミツオ「はい?」

アキシカ「来い、一対一、これで決着だ」

トフボ「…」

ミツオ「はい」

アーサー「…」


イッショウ(俺達もいるっつーのに)

アンタレス「…」


じゃり…

アキシカ「…」

アキシカ(来るな)

ミツオ「おおおおおおおお!!」

アーサー「オオオオオオオオオオ!!」


イッショウ「うお、いきなり突っ込んだ!」


アキシカ「チアキ!!」

トフボ「…」グニャア

ミツオ「効くかァ!!そんなもん!!」

アーサー「オオオオオオオオオ!!」ブン

グニャア…

ズバアッ!!

バシュウッ!


イッショウ「んな!」

イッショウ「じょ、状態異常を掻き消した!?」


アキシカ「だろうな」ニヤリ

アキシカ「チアキッ!」

トフボ「…」ブン!

バキイ!!

アーサー「っぐ!!」

ミツオ「っがぁ!!」


イッショウ「殴ったァ!?攻撃パーツもついてないってのに!!」

イッショウ(ってことは、纏わせたメダフォースの量だけで、あの威力を叩き出してんのかよ!?)


ミツオ「…っぐ、はあ、はあ」

ミツオ(やっぱり、痛みも、共有してるみたいですね)

ミツオ「…」チラ

アーサー「…」

ミツオ(アーサー、お前は今までこんな痛みに耐えて…)

ミツオ(なんて言ったら、怒られちゃいそうですね)

ミツオ(好きでやってることだ、って)

ミツオ「…い、行きますよ!アーサー」フラフラ

アーサー「…」

ミツオ(でも、今だけは…)

ミツオ(お前の痛み、分けて貰いますよ!!)

ミツオ「おおおおおおおお!!」

アーサー「オオオオオオオオオ!!」ブン!!

ガキイイイン!!

トフボ「…」グググ

ミツオ(受け止められた!!)

トフボ「…」ブン!!

バキイイ!!

アーサー「っ!!」メキメキ

ミツオ「っぐあ!!」

ミツオ「…まだまだァ!!」ギロ

アーサー「オオオオオオオオ!!」ズバッ!!

ザン!!

トフボ「!」ミシッ!!

アキシカ「っがァ!!」

アキシカ「ちっ!やって、くれるな…」ギリリ

この状態に名前をつけるならメダシンクロ、メダリンク、メダユナイト、人機一体……

あ、メダリンクとメダユナイトはもうあったわ


トフボ「…」ブンッ!!

バキイ!!

アーサー「…」ミシミシ!!

アーサー「オオオオオ!!」ブンッ!!

ズバッ!!

トフボ「…」ギギギ


アキシカ「ゼェ…ゼェ…」

ミツオ「はあっ…はあ」


イッショウ(至近距離での殴り合い、これじゃ援護さえできねえ)

イッショウ「くそ、見てることしかできないのかよ」

アンタレス「…」


ミツオ(このままじゃ、らちが明かない…)

ミツオ(こうなったら)

ミツオ「アーサー!!」

アーサー「…」

アーサー「オオオオオオオオオオ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ


イッショウ「!」

イッショウ「おお!さっきのメダフォースか!」


アキシカ「…ゼェ…ゼェ」

トフボ「…」



アーサー「エクス…」グググ


トフボ「!」




アーサー「カリバアアアアアアアアア!!」






ズッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!






ここまででィ―ス

乙ロボ

熱すぎてたまらんロボ
続きが気になるロボ

乙ロボォ!

①バグキーパー
②SKG型 男
③カメムシ

頭:バグキャノン
右:バグファイア
左:バグダイレクト
脚:キャタピラレッグ

頭:ハイパービーム(狙い撃ち)
右:チャージビーム(うつ)
左:デストロイ
脚:二脚

S変形

A:防御
B:チャージビーム(うつ)
C:ファーストエイド
脚:多脚

ゴウセツのバグスティンク、バグシールドの後継機。変形前の性能は光学系に併せデストロイを持つ。もう「盾にしか使えない」なんてオサラバだっ!

キャタピラを縦にしたようなデザインの二脚。頭部使用時は背中にしょった巨大なライフルが前にスライドして撃つ。両腕は砲身のみ。

変形後は4足歩行型戦車。高速移動する時のみ各足を折り曲げて、変形前はキャタピラだった部分で走る。キャタピラ意外に早いし


のせてなかったから…テクターさんの変形後は夜会とかの背中ばっくりな赤いドレス姿。片手にワイングラス。キャンセラー使う時はワインぶっかけて相手機体に浴びせます

①ヴィクトカッター
②HMY型 男
③オオエンマハンミョウ

頭:ジャスティスフード
右:コンヴィクトギロチン
左:エビルハンター
脚:ステップ

頭:デストロイ
右:サクリファイス
左:サクリファイス
脚:多脚

S変形

A:アンチツイン(オリジナル、アンチエアやアンチシーの二脚版。グラフィックイメージは熊用罠が地面からがぶっと)
B:アンチシー
C:アンチエア
脚:飛行

ミゾレのシックルカッター、サイズカッターとは別種。下半身蜘蛛上半身ヒトな形状、深い蒼のカラーリング、ゴツく、いかつく、刺々しい。名前は断罪=convictより。チェンジ後は戦闘機な見た目に。

相手機体と相性があえばとことん強いが、復活系パーツ持つ補助メダがいない、相手が二脚、飛行、潜水でない場合はもうほとんど死ぬしかないような短期決戦タイプ。

メダロッターはミゾレ(愛機の機種変更した)とか…カマキリ型じゃないからシドウくんとかでもいいかな

あとnaviの人達のロボトルはnavi方式がいいなと思うの

機体名 トイ・ボックス
型式 TOY型 男
モチーフ おもちゃ箱
パーツ名
頭部 ヒーローソフビ(なぐるハンマー)
右腕 プリティードール(おうえんチャージ 味方の充電時間短縮)
左腕 ラジアルマシーン(がむしゃらサンダー)
脚部 ベースボックス(浮翌遊)
備考・要望
 おもちゃ箱のような脚部を持つ、ちなみに各パーツは独立しておりそれぞれが意思を持つ
 頭部担当のヒーローのソフビ人形が敵を叩き、右腕担当の女の子人形が味方を応援、左腕担当ラジコンロボは敵に雷撃を喰らわせる
 なお、指示を脚部のおもちゃ箱が出しているため、脚部を破壊されると反応力がさがる
 普段は脚部のおもちゃ箱に各パーツが収納されている形になっている

機体名 ブラックリバース

型式 KRK型 男

モチーフ 黒子(歌舞伎やミュージカルの裏方さん)

パーツ名 
頭部 クロイヌノ(いんぺい)
右腕 メイクセット(自分の耐久力を他メダに分け与える)
左腕 オオドウグ(敵パーツを部位指定で使用不可に)
脚部 ブタイウラ(二脚)

備考・要望
味方の援護に徹底するメダロット
その外見上、あまり目立たないため回避性能も高い

機体名 Aスワット
型式 SWT型 男
モチーフ SWAT、パトカー
パーツ名
頭部 パトバイザー(コマンダー)
右腕 ロックオンソード(なぐるビームソード 成功値高)
左腕 ムラサメバルカン(ねらいうちメガガトリング チャージゲージが50%以上で貫通効果を持つ射撃攻撃 )
脚部 コウキドウタイ(二脚)

S変形
ドライブA:アンチエア
ドライブB:アンチシー
ドライブC:チャージバスター

備考・要望
セレクト隊の総隊長のみに与えられた精鋭型メダ。最新技術をしこたま積んでおり、高速のデータ処理能力と瞬発力、スピードを有しており一つ一つの武器の性能も高性能。また、変形後にはパトカーを模した装甲車型となり、この形態はアンチエアとアンチシーを兼ね備えたあらゆる局面にも対応できる形態である。
メダ自体も陽気で正義感の強い頼もしい性格であるが、急に隊長として配属された等謎もあるメダ。

7の武器多めメダ

名前 ホンマデッカー

型式 AKS型  性別 男性

モチーフ 出っ歯と警官

頭  マエバデッパー(索敵、回数が多い)
右腕 ミギテッポー(うつ サンダー、停止のマイナス症状になりやすいが威力が低い)
左腕 パーデンネン(単発クリア)
脚部 ゲンバヒャッカイ(二脚、素早いが不安定でたまにずっこける)

備考 メダチェンジ後は車両(パトカー)に変形
   ドライブA いんぺいクリア
   ドライブB さくてきクリア
   ドライブC 急速チャージ
   となり攻撃できなくなる

   例のお笑い芸人と警官を足して二で割ったメダロット、とっても気さく


>>878
 あのブレザーの似合う女の子が先生に!?
 時の流れは早いものですなー
 相変わらず表と裏がある感じなのがステキです

>>888
 カメムシさんの防御はマジ頼りがいありましたよね
 多分自分のデータだとヒヨリの次くらいの出撃率だったと思われます
 全体的に火力が上がってるのがいいですね、地味にファーストエイドがあるのも嬉しい

>>889
 そういえば5にアンチ二脚とかありましたね、滅多に使えなかったけど
 変形前の性能がもう、前のめりで潔いことこのうえないです
 このSS内での戦闘については、既に3・4とかよりはnaviに近い感じになってる気がしなくもないですが
 あと触れるとしたらAPとかジェネレーター関連ですかね、その辺に関係するパーツが出たらちょっと考えてみますん 

>>890
 名前の通りおもちゃ箱のような多彩な技を持つメダロット
 補助チャージからのサンダーは厄介そうな組み合わせです
 っていうか脚部が司令塔って…面白い!

>>891
 あえて黒子に徹するその姿勢、おいどん嫌いじゃないでゴワスよ
 回復じゃなく耐久値を分け与えるとか、使用不能とか
 地味だけど味があるメダですね

>>892
 おお!カッコいい!
 そういえばセレクト隊ってみんな同じメダロットを使ってて
 専用の機体って今まで無かったですね、新鮮!

>>893
 まさかのさ○まさん型
 警官ということは、このメダもセレクト隊の配備機体なのか!?
 まあスズキさんも配備されてるくらいだし、いっか


 そんなこんなで今日はゆっくり

――
―――



アキシカ「チアキィィイイイイ!!」

トフボ「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

トフボ「!」バッ!!


ググググググニィアアアアアアン!!


イッショウ「黒い…メダフォース!?」

イッショウ(まるでアーサーの縦一閃を包み込むように広がっていく…)

イッショウ「…」ゴクリ

イッショウ(なんつう禍々しさだよ)


ミツオ「押し切れ!!アーサー!!」

アーサー「!!」ググググ

アキシカ「飲み込め!!チアキ」

トフボ「ッ!!」グニャアアアン


!!!!!…プシュンッ


アーサー「…」ブルブル

アーサー「」ガクッ

イッショウ(!アーサーのメダフォースが、押しつぶされた!?)

ミツオ「っは…あ、うあ」ガクガク


イッショウ「!?」

イッショウ「おい!ミツオ!大丈夫か!!」

アンタレス「ま、マスター」

イッショウ「!アンタレス!?どうした」

アンタレス「は、早く、逃げてください」ブルブル

イッショウ「なんだと?」

アンタレス「に、に、にっげ…」

アンタレス「…」

アンタレス「そして宇宙のこの忌まわしい墓場には、くぐもった狂おしい太鼓の連打、冒涜的なフルートの単調な音色が…」

イッショウ(まさか…今のメダフォース…)

イッショウ「全体混乱か…!!」


イッショウ「おい!ミツオ!しっかりしろ!!」ユサユサ

ミツオ「…」

イッショウ「もうこんなのロボトルじゃねえ!さっさとこの場を離れるぞ!!」

イッショウ「ミツオ!!」

ザッ…

アキシカ「今さらそんなこと許すと思うか?」

イッショウ「ちっ!」

アキシカ「もう少し、もう少しだ」

アキシカ「あとほんの少しで、チアキが、帰ってくる」

トフボ「…」

アキシカ「アーサーが先に潰れたのは予想外だったが」チラ

アーサー「」

アキシカ「昂ぶりはもう十分だ、あとはきっかけがあればいい」チラ

アンタレス「…」ブツブツ

アキシカ「結果的にだが、お前がいてくれて助かった」

イッショウ「何を、言ってる?」

アキシカ「やれ、チアキ」

イッショウ「やめろ」

チアキ「…」

イッショウ「おい!」

チアキ「…」

アンタレス「…」

イッショウ「やめろ!!」

アンタレス「愚かしく踊っているのは、巨大にして陰惨な究極の神々だった。盲目にして声も心も持たない鬼面像であり、その化身こそナイア…」

チアキ「…」スッ


グシャ!!


イッショウ「やめろおおおおおお!!」


アンタレス「」

イッショウ「あ、アンタレス…」


トフボ「…」シュー

トフボ「」カッ!!


ギュウウオオオオオオオオオン!!


トフボ「…」

トフボ「?ここ、どこ…」キョトン


アキシカ「…」

アキシカ「ははは」

アキシカ「成った!成ったぞ!!これで!!これで!!」

アキシカ「これで!!」


パチパチパチ


アキシカ「あ?」


「いやあ、実にめでたい、本当にうれしい限りだよシオカラ君」


アキシカ「お前は…」

サケカース「では早速だが、完成した検体番号004、トフボーフーをこちらに献上してもらおうか」ニヤリ

アキシカ「!」

アキシカ「バカが、チアキが戻ってきたんだ!団員ごっこなんかもう終わりだ!!」

サケカース「んー?良く聞こえなかったなー?」

アキシカ「さっさと消えろ!これ以上、俺達に関わるな!」

サケカース「はっはっは、なるほどなるほど」

バキッ!

アキシカ「っぐあ!」

サケカース「そんな都合いい話があるか、ガキ!」

サケカース「おら、さっさとメダロッチをよこせ」グイグイ

アキシカ「放せっ、クソ…!」

アキシカ「チアキ!コイツを!」

トフボ「…」


トフボ「あなた、誰?」キョトン


アキシカ「!?」

アキシカ「な?え?そんな…」


サケカース「でゃっはっはっはっは!!」

サケカース「だーからそんな都合いい話なんか無いってさっき言ってやっただろうが!!」

サケカース「騙されてたんだよ、お前は…最初っから!!」


アキシカ「あ、あ…」

サケカース「ったくガキのくせにいつも飄々としてやがって、せーせーしたぞ」メダロッチソウチャク

ロボロボ団員「サケカース様、施設内の制圧、完了いたしましたロボ」

サケカース「ご苦労、四番も回収したし、もうここに用はないな」

「…ケカース、待つです」

サケカース「ん?」

ミツオ「なんで…こんな、こと」フラフラ

サケカース「おお!誰かと思えば元サラミではないか」

サケカース「良くやってくれた、お前がいなければこの計画の成功はなかった」ポンポン

ミツオ「…?」

サケカース「でももう用はないから引っ込んでていいぞ」ドンッ

ミツオ「痛っ!」

サケカース「おい!ガキどもを適当な部屋に押し込んどけ」

ロボロボ団員「了解しましたロボ」

サケカース「…おっと、一応メダロッチを回収するのを忘れるなよ?」

ロボロボ団員「はいですロボ」


サケカース「くくく、始まるぞ…」

サケカース「いよいよ本気の世界征服だ!!ザマーミロ!!」


サケカース「でゃーっはっはっはっはっは!!」


――
―――


同時刻
リュウトウ学園
校門前


???「もう、自分から誘ったくせに遅れてくるなんてどういうことなのよ!」

師範代「ゴメンゴメン、来る途中で産気づいた妊婦さんがいて、病院まで付き添ってたらこんな時間になっちゃったんだ」

???「そ、そんなことあるわけ…」

師範代「?」キョトン

???「~~~っ!!」プルプル

師範代「ヒヨリ?」

ヒヨリ「はぁ…」

ヒヨリ「でも、あんたのことだから本当なんでしょうね」

カスミ「?うん、嘘なんかついてどうするんだよ」ニッコリ

ヒヨリ「こ、の…」

ヒヨリ「お人よし!!」ガスッ

カスミ「ぐふっ」

カスミ「…だ、だからなんで殴るんだよ」プルプル

ヒヨリ「自分で考えなさい」

カスミ「…変わってないなあ」

ヒヨリ「どっちがよ!それよりあんたの弟子の、えっと…ミツオ君だっけ?」

カスミ「うん」

ヒヨリ「試合、もう終わっちゃってるんじゃない?」

カスミ「いや、急げばまだやってるかも!」

ヒヨリ「はあ、そうね、急ぎましょ…」

ヒヨリ「はっ!」

カスミ「どうしたの?」

ヒヨリ「そうよ!こんな時こそ、ラジオと双眼鏡の機能を兼ね揃えたこの【ミエルウエニキコエールくんDX】で会場の様子を…」

カスミ「またそんな怪しい通販グッズを」

ヒヨリ「え~と、ここのつまみを…」ジージー

カスミ(聞いてないな)


ザーザー…

ブツッ…

ヒヨリ「あ、繋がったわ!」


『…緊急速報です。本日正午過ぎ、メダリンピック予選開催中、ロボロボ団とみられる集団により、リュウトウ学園にて立てこもり事件が発生しました』


カスミ・ヒヨリ「!!」

navi組キター


ヒヨリ「ロボロボ団!?」

カスミ「立てこもりってことは今も中に!?」


『なお、先ほどお伝えした、セレクト隊本部襲撃事件の影響で、現地への隊員の派遣に大きな遅れがでているとのことです』


ヒヨリ「セレクト本部襲撃!?そんなことも起きてたの!?」

カスミ「このタイミング、きっと偶然じゃない」

ヒヨリ「そうね、だとするとおそらく本命はこっちか」

カスミ「ヒヨリはここで待ってて、何か嫌な予感がする」

ヒヨリ「冗談でしょ?私も行くわ」

カスミ「…」

カスミ「わかった」

カスミ(無事でいてくれよ、ミツオ君)



『…』


ピー…ガガガ…


『…事態の収拾に、政府は新設部隊の投入も検討中とのことです』


ザーザー…



  第十六話「誰かが立ち上がれと叫ぶ前に」前編 終わり


――
―――

今回の獲得パーツ

・無し

ひとまず乙ロボ!

そろそろ終わりが近いのかな
オリメダの募集はいつ頃まで受け付けてもらえるんでしょうか

乙ロボ
獲得パーツ無しが哀愁漂う・・・


機体名 スカイハイドロ
型式 HDR型 男
モチーフ 上昇気流(裏モチーフ:リゾート施設)
パーツ名
頭部 ツインウェザー(うつデストロイ 成功時のターン火薬ガードor格闘ガードのどちらかが発動)
右腕 スプラッシュタイフーン(なぐるショック)
左腕 フロウアトラクション(うつバキューム)
脚部 スカイダイビング(浮翌遊&潜水)
備考・要望
「水」と「風」、二つの特性を併せ持つ台風型メダ。ちなみに自立型。
頭部のパーツは竜巻と激流、二つの力を合わせ放つ攻撃で、直撃したメダのパーツは何処かへ吹き飛んでしまう程の高威力。また、コレにより発生する激流によって火薬が、竜巻によって格闘が遮られてしまうという厄介な効果もある。
また、両腕から発生する台風によってメダも自由な身動きが取れない。まさに戦闘を征する激流である。

終盤の強敵用に・・・


―――
―――


おまけ 16.5話「続々その頃のおみくじ町」


―――
―――

乙ロボ!サケカース様がいつになく悪ロボ!脳内再生余裕でしたロボ!


過去編「チアキ」、メダリンピック宇宙編、めちゃくちゃになったリュウトウ学園代表との再試合、イッショウと試合、ドラグ、ヒカルにーちゃんは今、イッk…今代レトルトのメタビーはどうなったのか、navi組、マンジュ達、リーダー、未登場オリメダ…

パッと思い付いただけでもこれだけの広げた風呂敷を閉じていかなきゃいけないわけなのでまだ終わりには暫くかかるんじゃ



 どうも、タマエです。
 今日は学校帰りにロボトルをしていただけなのに、何故か謎の三人組に因縁をつけられてしまいました。
 一時間につき一つパーツをよこせなんて、ひどすぎます。
 公園はみんなのものでしょう!?ねえちーさん!!
 …あ、ちーさんは今、機能停止中でした。
 と、とにかく、そんなの絶対従えません!!


???「ふん、アタシらを知らないなんて、アンタたちほんとにこの辺の小学生なわけぇ?」

 か、彼らはもしかして何か有名な人達だったのでしょうか?

???「まあいいわ、知らないのなら教えてあげる」

 そう高らかに宣言すると、真ん中のガラの悪い女の子を中心に、三人組が何やら規則的に動き出すではありませんか。


???「御簾のリカ!!」

???「扇風のクロスズ!!」

???「お盆のヨツガヤ!!」


ヨツガヤ「三人揃って…」

クロスズ「二代目スクリューズとは…」

リカ「あたしらのことよぉ!!」


タマエ「おお!!」


 バーン!!と謎の効果音が聞こえてきそうなほど美しい一連の動作に、気づいたらパチパチと彼らに拍手を送っている自分がいました。

マンジュ「あほか」ペシ

 痛っ!?女の子の頭を叩くなんて、しかも今あほって、今あほって言ったよね!?マンジュ君!!

マンジュ「あのな、お前らがスクリューズごっこすんのは別に構わねえけどよ、人様にまで迷惑かけてんじゃねーよ」

クロスズ「な!今ごっこって言ったな!」

マンジュ「大体二代目って…許可とってんのかよ?」

クロスズ「う、うるせー!!姉御!こいつら完全に俺らのこと舐めてますぜ!?」

リカ「そうみたいだねえ」

 そういってニヤリと笑うとガラの悪い女の子、リカちゃんはメダロッチをこちらに見せつけるようにして叫びました。

リカ「メダロット転送!!」

 それに続けて後ろの二人もメダロットを転送してきます。

リカ「さて、そんな生意気な口はアタシの>>357ブラッディキャットを倒してからきいてもらおうかしらぁ?」

クロスズ「へへ、俺の>>358ハウンドドッグもお相手するぜ」

ヨツガヤ「お前も頑張るんだぞ、>>359ブランクタートル」

 わ、わ、なんだか強そうなメダロット達です!!どうしよう!!

マンジュ「しかたねーな、やるぞトオル」

トオル「チームロボトルは久しぶりだな」

 ってわー、やる気満々ですね、二入とも。

マンジュ・トオル「メダロット!転送!」

 こうして戦いの火蓋は切って落とされたのでした。

――
―――


クロスズ「どうしたどうしたー!?口ほどにもねーなー!!」

マンジュ「野郎!!」

トオル「挑発に乗るなよ、マンジュ」

マンジュ「分かってるけどよお」

 勝負が始まって数分、華麗なコンビネーションで攻め立てる二代目スクリューズ相手に、マンジュ君たちは防戦一方です。
 っていうか三体二なんだから当たり前なんですが。

チタビー「…」シュー

タマエ「く、ちーさんさえ機能停止していなければあんな偽スクリューズなんかに!」

マンジュ「いや、それは関係ねえ」

 ひ、酷い!?

リカ「ブラッディキャット!バッテリハンマ!!」

マンジュ「!」

 その時、一瞬の隙を付いて、赤黒い猫型の機体がマンジュ君のメダロットに跳びかかって来ました。

トオル「!防御、駄目だ!間に合わない!」

マンジュ「くそ!」

 完璧な奇襲!
 誰もがやられると思ったその時。

ブラキャ「きゃっ!!」

 なんと、予期せぬ方向からデストロイが飛んできて、ブラッディキャットを襲いました。

リカ「だ、誰よぉ!勝負の邪魔をするのは!!」

???「へ…」

???「けちけちすんな、どうせ元から三体二の勝負なのじゃ」

???「一人増えても問題無いのじゃ」

 私は知っています、凛と周囲に響くその声の主は…!!

タマエ「て、テルミちゃん!?」

テルミ「おうタマエ、災難だったな」

 か、かっこいい…じゃなくて!!

タマエ「テルミちゃん、今日は気分が乗らないから帰るって…」

テルミ「なんとなくお前らの様子が気になってな」

テルミ「きっとこれが虫の知らせ、って奴なのじゃ」

 さ、流石テルミちゃん!理屈とかないんだね!


マンジュ「り、リーダーぁぁああ!!」

トオル「僕ちん、きっとリーダーは来てくれるって、信じてたのじゃー!!」

 あー、もう、なんでテルミちゃんと一緒だとこうなっちゃうのかな、この二人は。
 …いろいろと台無しです。

テルミ「こら!情けない声出すななのじゃ!それでもお前らクラッシャーズの一員か!?」

リカ「!?クラッシャーズって、お前らまさか!」

 テルミちゃんの言葉に、二代目スクリューズのリーダー、リカちゃんの表情が変わります。

テルミ「ふん、ようやく気付いたようじゃな!!このもぐりが!!」

テルミ「そう、アタイらこそ、泣く子も黙るギンジョウ小の三人トリオ」

テルミ「クラッシャーズなのじゃー!!」

リカ「な、なんですってぇー!?」

 リカちゃん、ナイスリアクションです。

テルミ「ちなみにアタイらはスクリューズに勝ったことがある」

リカ「な、なんですってー!?」

テルミ「それも二回」

リカ「な、なんですってー!?」

 リカちゃん、いいリアクションだけど、パターンはそんなにないんだね。

リカ「な、なによぉ!偉そうに、そんなの昔の話でしょお?」

リカ「アタシたち二代目スクリューズは、アンタたちなんかに負けないしぃ!!」

クロスズ「そうだそうだー!」

ヨツガヤ「お洋服が汚れても!!」

テルミ「なら、実力を証明して見せろなのじゃ!!」

リカ「言われなくても!!」

リカ「ブラッディキャット!!」

テルミ「ベアちゃん!!」


テルミ・リカ「いっけええええ!!」


 い、いったいこの勝負、どうなってしまうのでしょうか!?


おまけ 16.5話「続々その頃のおみくじ町」 終わり


――
―――

乙ロボ

腰巾着二人がキャラ崩壊ってlevelじゃねーぞwwwwお前ら初期の主人公系キャラどこに投げ捨てたwwww


今日はここまででーす

あと、予定より話膨らませすぎて>>905さんのご指摘通り、このスレでは物語が完結できません
なので、次の十七話が終わったら次スレをたてようと思います

それとオリメダの募集ですが、とりあえずこのスレ内ではここで締切にしたいと思います
あらすじやら手持ちのパーツなんかも次スレの最初に明記するつもりなのでよろしくッス

ではではまたまた

乙ロボ!
ゆっくりでいいので頑張って下さいですロボ!

>>910
それは失礼しました!今後とも応援してますロボ!

ひとまずこのスレでのオリメダ募集締め切りということで、集計してみたロボ!

投稿オリメダ数 135機

登場オリメダ数 48機

これからも楽しみにしてますロボ!


>>903
 現スレ最後のオリメダ、確かに頂きました
 ショックとバキュームの二刀流に頭部のデストロイ
 なるほどこいつは厄介な臭いがプンプンしやがるぜ!

>>913
 集計お疲れ様であります!!
 いつの間にか135機も頂いてたんすね、なんだか感慨深いです
 でも本編には半分も出せていないのか、ショック
 これからも時間ある時になるべく更新していくのでよろしくお願いしますッス


 今日はホントにちょっとだけ


――
―――


―――
―――


 第十七話「誰かが立ち上がれと叫ぶ前に」後編


―――
―――


リュウトウ学園
地下1階
物品倉庫

ミツオ「…」グッグッ

ミツオ(こんな所でじっとしている場合じゃないのに!)

ミツオ「っ」ギッギッ

ミツオ(くそ、無駄に硬く縛りやがって!)

イッショウ「やめとけ、怪我するぞ」

ミツオ「…イッショウ」

イッショウ「どうやら連中、大人しくしてればこっちに危害を加えるつもりはないらしい」

ミツオ「でも!」

イッショウ「わかってるよ、俺だってこのまま済ますつもりはねえ」

イッショウ「ただ、現状自力で脱出すんのは無理だって言ってんだ」

イッショウ「見張りが飯持って来た時とか、何かしら向うのアクションを待つしかねえ」

イッショウ「それよりも、だ」

ミツオ「?」

イッショウ「おい!いつまでだんまりなんだ?お前」

アキシカ「…」

イッショウ「さっきの感じじゃ仲間割れしてたみたいだけどよ」

イッショウ「お前のしたことは絶対許さねえからな」

イッショウ「こっからでたら覚えてろよ」

アキシカ「…」

アキシカ「すまな、かった」

イッショウ「あ?」

アキシカ「すまなかった、俺が馬鹿だった」

アキシカ「あんな奴らを信じた、いや、利用できると、下に見ていた、俺が」

イッショウ「い、今さら謝ったってなあ!」

ミツオ「イッショウ!」

イッショウ「なんだよ!?」

ミツオ「ここは話を聞きましょう」

ミツオ「どうせ今脱出できないなら、せめて情報を」

イッショウ「…わかったよ」

ミツオ「それで、えっと」チラ

アキシカ「…アキシカでいい」

ミツオ「アキシカ、あなたは一体、どうしてロボロボ団なんかに?」


アキシカ「…」


アキシカ「ある所に一人」

アキシカ「病弱な子供がいた」


アキシカ「そいつは生まれつき体が弱くてな、ずっと入退院を繰り返していた」

アキシカ「多分、家にいるより病院にいる時間の方が長かったんじゃないかな」

ミツオ「…」

アキシカ「そして、幸か不幸か、そいつの親はとんでもない金持ちだった」

アキシカ「自分の子供の為に、八方手を尽くして治療法を探した」

アキシカ「そのうちに財団を興して、子供の為に研究チームを作ったりもした」

イッショウ「つまり、そいつの親は、度を越えた親馬鹿だったと?」

イッショウ「で?それがロボロボ団となんの関係があるんだ?」

ミツオ「イッショウ」

イッショウ「わかってる」イライラ

アキシカ「…続けるぞ?」

アキシカ「その親は、病気の治療以外にもいろいろと子供の為に金を使っていた」

アキシカ「例えば…」

アキシカ「外で遊べないその子のために、仮の体を与える研究」

ミツオ「!」

イッショウ「まさか…!」

アキシカ「そう、メダロットだ」

アキシカ「人間の脳波を使って、メダロットを遠隔操作する試み」

アキシカ「メダルを半覚醒の状態に保ち、機体を動かすエネルギーとして利用しながらも、命令系統の主導権は完全に奪う」

アキシカ「実験は、成功だった」

アキシカ「その子も親も大層喜んだよ」

ミツオ「…」

イッショウ「そんな技術、聞いたことも…」

アキシカ「元々偶然の産物だったらしくてな、二度と再現することは出来ないだろうってことで、世間に公表はされなかった」

アキシカ「そして、その遠隔操作専用に調整された機体とメダルが、トフボーフーとカオスメダル」

アキシカ「当時トフボーフーを遠隔操縦していた子供の名前は…チアキ」

アキシカ「俺の弟だ」


アキシカ「俺がトフボーフーをチアキと呼ぶのはその時の名残でもある」

イッショウ「お前あの時、チアキが帰ってきただの何だの言ってたな」

アキシカ「ああ、そう信じていた」

ミツオ「それって、つまり」

アキシカ「ああ、弟は死んだ」

アキシカ「もう三年も前の話だ」

イッショウ「…」

アキシカ「本当ならそこで研究は終わるはずだった、だが…」

アキシカ「その成果を買い取ると言い出した連中がいた」

アキシカ「親父も茫然自失でな、二言返事で人材・設備、そっくり渡しちまった」

ミツオ「…」

アキシカ「そこからだな、本当の意味で狂っていったのは」

アキシカ「連中が始めた研究は、遠隔操作をすっ飛ばしてメダルに直接人間の人格を上書きすることだった」

ミツオ「メダルへの、人格の移植?」

アキシカ「ああ、そうだ、最悪の研究だ…」

アキシカ「だけどその時…施設の受け渡し時に、言われた」

アキシカ「『弟に、もう一度会いたくはないか?』って」

ミツオ「…」

アキシカ「俺は、奴らに協力することに決めた」


アキシカ「そしていつの頃からかロボロボ団が研究所を出入りするようになった」

アキシカ「思えば初めから繋がっていたんだろうが、俺は不審にも思わなかった」

アキシカ「アーサーを初めとする円卓シリーズの制作が始まったのもその頃からだ」

ミツオ「!」

アキシカ「連中、最初はどうにかして六角貨幣石にデータを植え付けようとしていたようだったがそれは無駄だった」※1

アキシカ「フォースの無いメダルに意思は宿らない」

アキシカ「結局普通のメダルの人格を消し去って、その上に人間の人格を定着させるしかなかったわけだ」

イッショウ「どっちにしろそんなことが、出来るわけ…」

アキシカ「ああ、当然凄まじい抵抗によって、ほとんどのメダルが廃棄された」

イッショウ「胸糞わりぃな」

アキシカ「…円卓シリーズのデザインは、元々はチアキの好きだったアニメキャラのデザインを模して、少しでも心理的抵抗を減らそうという試みだったんだ」

アキシカ「まあ、そんなのは焼石に水だったわけだが」

ミツオ「それで、実験は?」

アキシカ「そう、成功とはいえないが、一つの成果はでた」

アキシカ「それが、アーサーだ」

なんとなく予測してはいたとはいえ、ちゃんと聞くとスゲーよね


※1 六角貨幣石(ろっかくかへいせき)はスピリット(地球の生んだエネルギー体?)がメダルに宿る前のまっさらな状態のメダルの呼称。
   この状態のメダルにはメダロットを動かす力(いわゆるフォース)が無く、通常は研究目的以外に意味を持たない。

―――

アキシカ「移植手術に耐え切れず、ほとんどのメダルが人格崩壊を起こす中、唯一それに耐え抜いたのが、アーサーだった」

ミツオ「じゃあ!アイツの人格は…!」

アキシカ「違う、アーサーはチアキではなかった」

ミツオ「!」

イッショウ「?そりゃどういうことだ」

アキシカ「アーサーの人格はチアキのものでも、移植前のメダルのものでも無くなっていた」

アキシカ「一つのメダルに二つの人格が同時に存在することで、俺達の目には新しい人格が生まれたように見えている、とは推測されてる」

ミツオ「新しい、人格」

アキシカ「その後の実験でもシリーズは作られ続けるが、成功例は二体、ガウェインとランスロッドだけだった」

アキシカ「しかもその二体さえ、心は完全に破壊されていて、会話することさえできない」

アキシカ「アーサーは、あいつは特別だった」

アキシカ「元々の素体が非常に自我の強い特別種、いわゆるレアメダルだったかららしいが、どっから入手してきたんだか」

ミツオ「…」

アキシカ「そして、研究はここで行き詰った」

アキシカ「もうその頃の実験の方向は人格の移植よりも、人工メダルの作成や、遠隔操作の応用で広範囲のメダロットのコントロールを奪う実験にシフトし始めていた」

アキシカ「ミツオ、お前が現れるまではな」

ミツオ「私、ですか?」

アキシカ「そうだ、お前と俺が初めて出会いロボトルをしたあの日、アーサーとお前の共鳴率が異常な数値を示していたことで研究は再び動き出したんだ」


アキシカ「元々連中は、メダルとの共鳴率の高さを見込んで俺を計画に引き入れたわけだが、ミツオ」

アキシカ「お前のそれは、俺なんかとは比較にならないほどの数値を叩き出した」

ミツオ「!」

アキシカ「それを見た連中は俺だけでは実践不可能だったある方法を取ることに決めた」

イッショウ「…その方法ってのが、さっきの試合か?」

アキシカ「そう、本来はもっと周到な用意をして行うつもりだったようだけどな」

アキシカ「俺が独断で前倒しにしてやった、自由に動けるタイミングが、もうあまり残ってなかったから」

ミツオ「でも、共鳴率が高かったからなんだっていうんですか?」

ミツオ「今話を聞いた限り、それ以前の実験に関係があるようには思えないです」

アキシカ「…お前ら」

アキシカ「メダルのリミッターってものを知ってるか?」

ミツオ「?ええ」

ミツオ「メダロットが暴走しないように、発掘後の処理で施される制御回路のことでしょう?三原則とかの」

アキシカ「ああ、それが一つだ」

ミツオ「?」

アキシカ「実はリミッターには二つの種類がある」

アキシカ「人が施したものと」

アキシカ「元々施されているもの、だ」

ミツオ「え?」

イッショウ「なんだと?」


ミツオ「リミッターは強すぎるメダルの力を制御するために人が作り出したものなんですよ!?」

ミツオ「リミッターを外されたメダロットはメダフォースが最大値まで高まって、全ての機能が通常とはくらべものにならないくらい高まって、ヘベレケ博士にだって制御できない程に…!」

アキシカ「そうだ、その解放状態でもまだ『制御されている』状態なんだ、メダルっていうのは」

アキシカ「宇宙人によってな」

ミツオ「!?」

アキシカ「メダフォースをより多く生み出すには何が必要か分かるか?」

ミツオ「えっと」

イッショウ「メダロッターとメダロットの共鳴」

アキシカ「そうだ」

アキシカ「ならその共鳴状態を作り出すには何が必要だ」

ミツオ「パートナーとの、信頼?」

アキシカ「そう、信頼だ、それが鍵だ」

アキシカ「パートナーとメダロットの信頼関係、一体感」

アキシカ「それがもう一つのリミッター、メダルに施された原初の扉を開ける鍵なんだ」

アキシカ「アガタヒカル、テンリョウイッキ、彼らがかつてリミッターを解除された暴走メダロット達を打ち破れた理由は…」

アキシカ「彼らと彼らのメダロットもまた、暴走メダロットとは別のリミッターを解除した状態であったからだ」

アキシカ「かつてアンドロメダ星人が人類に課した宿題」

アキシカ「メダロットの真の力は、人間との信頼関係によって解放される」

アキシカ「はずだった」

ミツオ「!」

アキシカ「人格の移植、人間とメダロットの一体化はその枷を飛び越える」

アキシカ「実験に成功すればメダロットがそのまま人間になるんだ、信頼もくそもない」

アキシカ「人類は真のメダルの力を手にいれることができる」


アキシカ「奴らの研究の、今の目的はそれだ」

アキシカ「…」

アキシカ「もっとも、俺が知らされてる程度の情報だからな」

アキシカ「どこまで真実に近い情報かはわからないけど」

ミツオ「…」

アキシカ「ミツオ、高い共鳴率を持つ、お前と俺は呼び水だった」

アキシカ「より深い、メダルに眠る力を導き出すための」

アキシカ「俺達がぶつかり合い、リミッターを解除することで」

アキシカ「トフボーフーかアーサーに、メダルの意識の底に沈んだハズのチアキの人格が現れる」

アキシカ「俺は、そう教えられた」

アキシカ「だけど、違った、アレはチアキでは無かった」

アキシカ「結局、俺は踊らされていただけだったわけだ」

アキシカ「…」

アキシカ「俺に話せるのは、こんな所だ」

アキシカ「何か、まだ聞きたいことはあるか?」

ミツオ「…」

イッショウ「…」

ここここまででー

乙ロボー

乙ロボ。ならばトフボに現れた人格は…

むぅ、募集〆切か…


ミツオ「もしかしてロボロボ団が使ってるメダロットの暴走電波って…?」

アキシカ「ああ、チアキがトフボ―フーを遠隔操作していた時の技術を応用したものだ」

イッショウ「その技術は再現性がないってさっき言ってなかったか?」

アキシカ「別に今でも遠隔操作の再現は出来ちゃいない」

アキシカ「ただ、メダルに無理やり働きかけることで、暴走を誘発させたり、単純な行動を強制させたりすることができるだけだ」

ミツオ「それでも十分とんでもない技術だと思いますけど」

アキシカ「いや、待てよ…」

イッショウ「どうした?」

アキシカ「奴らの目的が完全な人格の移植だったとしたら、今回のトフボーフーの覚醒は失敗だった筈だ、アレは、チアキではなかったのだから」ブツブツ

イッショウ「おい?」

アキシカ「だとしたら、サケカースは何故…」ブツブツ

アキシカ「まさかっ!」

バタン!!

レトルト「見つけたぞ!君がブライアキシカ君だね」

ミツオ「レトルト!?」

イッショウ「快盗レトルト!?ほ、本物か!?」


レトルト「なんだ、君たちも一緒に捕まってたのか」

レトルト「アーク、手枷を解いてやってくれ」

アーク「…」ビッ ビッ

レトルト「ほら、とられてたメダロッチだ」

ミツオ「ありがとうです」

イッショウ「あ、あ、あの!俺、その!」

レトルト「?今ならロボロボ連中の警備も手薄だから君たちは早く逃げるんだ」

ミツオ「そういうわけにはいかないです!」

ミツオ「サケカース様、いえ!サケカースの企みは、私が止めなきゃいけないんです!」

レトルト「…」フッ

レトルト「君ならそういうと思ってたよ」

ミツオ「じゃあ!」

レトルト「ただし、危険を感じたらすぐに逃げるんだ、いいね?」

ミツオ「はい」

イッショウ「お、お前、快盗レトルトと知り合いだったのか…!?」

ミツオ「え?ええ、まあ知り合いっちゃ知り合いですが」

イッショウ「マジか!!うおお!!いいなあ!!」

イッショウ「なあ!!後でサインくれるように頼んでくれないか!?」

ミツオ「…そこにいるんだから自分で言えばいいじゃないですか」

イッショウ「バカ!!お前そんなこと恥ずかしくてできるわけないだろ!!」

ミツオ(変な奴…)

レトルト「アキシカ君、残念だけど君のメダロッチは取り返せなかった」

アキシカ「…」

レトルト「どうやら君のパートナー、トフボーフーは奴らの企みの鍵を握っているらしい」

アキシカ「やはりか…」ボソ

レトルト「…」

レトルト「ロボロボ団の計画を止めたい」

レトルト「君の力を貸してくれないか?」

アキシカ「…」

アキシカ「もし、奴らの行おうとしているのが、俺の考た通りの事だったとしたら」」

アキシカ「力を貸して貰わなければならないのは俺の方だ」

アキシカ「…頼む」

アキシカ「奴らを、止めてくれ!!」

――
―――


サケカース「ええい!!まだ解析は終わらんのか!!」

ロボロボ団員「現在急ピッチで作業は進行中ですロボ」

サケカース「もう予定より三十分以上遅れているではないか」

ロボロボ団員「なにぶんここまでメダルのガードが緩い状態になってるのは初めてだそうで…」

ロボロボ団員「次から次に新しい情報が出てくるおかげで、逆にお目当てのデータが見つからないそうですロボ」

サケカース「能書きはいい!研究員どものケツをひっぱたいて急がせろ!」

サケカース「何としても装置を完成させるのだ!!セレクト本部の連中が動く前にな!!」

ロボロボ団員「はいですロボ!!」

ロボロボ団員2「さ、サケカース様ぁああ!!」

サケカース「っなんだ騒々しい!!」

ロボロボ団員2「地下の物置に閉じ込めておいた子供たちに逃げられましたロボ!!」

サケカース「ああ!?なーにをしとるんだお前らは!!」

ロボロボ団員2「す、すみませんロボ」

サケカース「まったく、まあいい、どうせメダロッチなしでは何もできまい放っておけ」

ロボロボ団員2「それが…」

サケカース「ああ?」

ロボロボ団員2「快盗レトルトによって三人のうち二人のメダロッチは奪い返されたようでして」

サケカース「んなぁにい!?」

ロボロボ団員2「今見張りの団員を倒しながらこちらに進行中とのことですロボ」

サケカース「!!だったら、さっさと応援を回せ!!」

サケカース「試合会場にならまだ団員はいくらでもいるだろうが!!」

ロボロボ団員2「そ、それが…」

サケカース「?」

――
―――


リュウトウ学園
試合会場

ドッキュン

ボバババ!!

ボン!

ゴーフバレット「」キノウテイシ

ヒヨリ「あー、もう!まだ出てくる!これじゃきりがないじゃない!!」

カスミ「そうでもないみたいだよ」

ヒヨリ「え?」

カスミ「!」

カスミ「ソニックスタッグ!!そこだ!!」

ソニック「っ!!」ブン

ズバッ!!

ぼん!

グラッチェ「」キノウテイシ


ロボロボ団員甲「ま、またやられたロボ!!」

ロボロボ団員乙「一体全体、あいつ一人に何機やられたロボ!?」

ロボロボ団員丙「ば、ばけものロボ!!」


カスミ「ほら、見なよ」

ヒヨリ「…あ」


ロボロボ団員乙「ち、ちくしょー!怯むな!行けーロボー!!」

ワンホイール「うおお、ロボ!」


カスミ「最初はドーキ・ユラとか新型のメダロットばっかり出してきてたけど」

カスミ「だんだんグラッチェとかワンホイールみたいな旧式の機体を使い始めてる」

ヒヨリ「ってことは」

カスミ「そう、少しずつでも倒していけば、やっぱり効果はあるみたいだ」

アヤカ「師範代!」

アヤカ「こっちの観客は全員避難終わりました!」

マオ「こちらも同様ですわ!」

カスミ「よし」

カスミ「だったらもう、流れ弾を心配する必要はなくなったな」


ロボロボ団員「え?」


カスミ「メダロット!転送!」


――
―――

ううん短い、けどここまででーす

乙ですロボ!

乙ロボー

次回、真打ち登場に胸熱ロボ


リュウトウ学園
地下一階
渡り廊下

イッショウ「行けハント!!」

>>469ハントウォーリア「そらよっ!」

ドスッ!!

>>641グロービンチョ「ぐえっロボ」

ぼん!

グロービンチョ「」キノウテイシ

ロボロボ団員A「ぐ、グロービンチョーーー!!」

ハント「へへ、大漁大漁」

ロボロボ団員B「ちくしょうっダンゴーロ!!撃ちまくるロボ!!」

>>642ダンゴーロ「撃つロボ撃つロボ」ドドドッ

イッショウ「ちっ!まだいやがったか」

ミツオ「アーマ!グレートプレートです!」

アーマ「りょ、りょ了解ッス」アセアセ

アーマ「うおおお」

ガキンガキン

イッショウ「おお!」

ハント「サンキュっ」

ミツオ「ナイスですよアーマ!やればできるじゃないですか!」

アーマ「きょ、恐縮ッス!」テレテレ

レトルト「アーク!エクスプロード!」

アーク「!」ドドドッ

ダンゴーロ「ごっがっが」

ボン!

ダンゴーロ「」キノウテイシ

ロボロボ団員B「お、俺のダンゴーロがやられたロボォ!!」

レトルト「さて、これでこの辺りの団員はほとんど片付けたな」

キター

なんとなく今日来てくれそうな気がしてチラチラ見てたかいがあったロボ


ミツオ「…」

イッショウ「どうしたよ、押し黙って」

ミツオ「いや、ロボロボ団員がこの程度の人数しかいないとは思えなくて」

イッショウ「そうだな、考えられるとしたら…」

イッショウ「こちらが手負いであることによる慢心か」

イッショウ「何か不測の事態が起きて、俺らに構ってる場合じゃないか」

イッショウ「あるいは、罠か」

アキシカ「いや罠であることは無いだろう」

アキシカ「俺達が今向かってるのは奴らにとっての心臓部だ、わざと近づけさせるメリットがない」

イッショウ「お前の言うことが当てになればな」

アキシカ「…」

イッショウ「おい、言っとくが、もしアンタレスがこのまま回復しなかったら、俺はお前のことを許さねえからな」

アキシカ「…大丈夫だ」

アキシカ「お前のアンタレスも、ミツオのアーサーも、さっきの戦いの影響でメダルが一時的にショック状態にあるだけだ」

アキシカ「しばらくすれば元に戻る」

イッショウ「そんなこと…」

アキシカ「信じてくれとは言わない、ただ」

アキシカ「今は…今だけは、協力してほしい」

アキシカ「頼む」

イッショウ「…ちっ」

イッショウ「いいか?お前に協力するわけじゃねえぞ、俺はただ」

イッショウ「あのロボロボの奴らが気に食わないだけだ」プイ

ミツオ(素直じゃないやつ)

ミツオ「まあともかく急ぎましょう、連中がろくでもないことをしでかす前に…」


???「そぉはさせないでしゅよぉ!!」


ミツオ「!げぇっ、お前は…」

ミツオ「変態偽サラミ!」

偽サラミ「だからヘンタイっていうなでしゅ!!」


偽サラミ「こないだはちょびっとだけ油断してやられましたが、今度はそうはいかないでしゅよ!!」

イッショウ「なんだ、前に公園で会ったヘンタイか」

ミツオ「私はその後も一回会ってるですよ、迷惑なヘンタイです」

偽サラミ「むっきーー!!許さん!!ガキどもめ!!もう許さんでしゅよ!!」

偽サラミ「メダロット!!転送!!」

ギュインギュイン

>>143ゴールデンガードナー「ゴオオ」

偽サラミ「知ってるでしゅよ?」ニヤリ

偽サラミ「まだアーサーはさっきのバトルのダメージから回復していないはずでしゅ」

偽サラミ「あの封印武器さえなければあたちのゴールデンガードナーが負けるはずがないでしゅ」

ミツオ「…」

偽サラミ「さらにダメ押しでしゅ」

ギュインギュイン

>>417シルバーキャノン「ギイイ」

偽サラミ「こいつは発売禁止で倉庫に保管されていたシリーズその2、シルバーキャノンでしゅ」

偽サラミ「ひとたびこのシルバーキャノンが火を噴けば、怒涛の7連続攻撃によって辺りはたちまち地獄絵図でしゅよ?」

偽サラミ(まあ、発射するまでにめちゃめちゃ時間かかっちゃうんでしゅけどね)

偽サラミ「さあ!観念するでしゅよ!!」

ミツオ「くっ、この急いでるときにめんどくさい」

ミツオ「…」チラ

レトルト「ふう」

レトルト「仕方がない、ここはアークのプロミネンスで…」


???「お待ちなさい!!」


ミツオ「今度は誰ですか」

偽サラミ「お、お前は…」


偽スルメ「おーっほっほっほっほ!ですわ」


偽サラミ「スルメ!!」

偽サラミ「こいつらの始末はあたちが任されたハズでしゅよ!!」

偽サラミ「お前がどうしてここにいるでしゅ!!」


偽サラミ「何でここに!?お前は今試合会場で暴れてる例の奴の鎮圧を命じられてるはずでしゅよ!」

偽サラミ「!まさか、あたちの獲物を横取りするつもりでしゅか!?」

偽スルメ「あら、そんなつもりはありませんわ」

偽サラミ「そ、そうでしゅか」ホッ

偽スルメ「ふふふ、獲物を、横取りだなんて」クスクス

偽サラミ「な、何がおかしいでしゅ!?」

偽スルメ「とってもおかしいですわ、だって」

偽スルメ「私の獲物は、あなたなんですもの」

偽サラミ「は、はあ!?」

偽スルメ「ここは私が足止めします」

偽スルメ「ミツオさんたちは先に」

ミツオ「!?あなたは一体」

レトルト「!?」

レトルト(ちょっと待てよ、この声、まさか…!)

偽スルメ「メダロット、転送!!」

ギュインギュイン

>>292クロジャック「オペを始める」

幼女「はいなのよさ!」

ブレイブナース「了解です」

偽スルメ「行きますわよ!先生、ナースちゃん!」

偽サラミ「こ、この裏切者め!!制裁してやるでしゅ!!」

レトルト(や、やっぱりぃ!)

ミツオ「ど、どうしてあなたは私たちを…」

偽スルメ「ミツオさん」

偽スルメ「事態は一刻を争うと聞きましたわ…」フウ

偽スルメ「どうか私のことはお気になさらずに」

偽スルメ「ねっ!」ウィンク

ミツオ「!」ドキッ

ミツオ「は、はい!!」


――
―――

やはりカリンちゅわんだったか…


リュウトウ学園
地下2階
研究室前

レトルト「そういえばカリンちゃんって、昔からああいうコスプレ好きだったよな…」ブツブツ

ミツオ「うう、あんなのスルメじゃないです、スルメっていうのはもっとこう…」ブツブツ

アキシカ「なにを小声で言ってるんだ、お前ら…」

アキシカ「着いたぞ」

イッショウ「ここか、あいつらがこそこそなんかしてるっていう部屋は!」

アキシカ「今セキュリティカードを…」

レトルト「必要ない」

ミツオ「?」

レトルト「ティレル!!」

ティレルビートル「…!」ブン!

ゴシャッ!!

イッショウ「おお!!」

ミツオ(扉を無理やり…すごいパワーのメダロットです)

レトルト「出てこい!!サケカース」

レトルト「お前の悪巧みもここまでだ!!」

サケカース「まったく礼儀のなってないやつめ、ノックくらいしたらどうだ?」

ミツオ「サケカース…さま」

サケカース「ふん、サラミか…おっ!元シオカラもいるな」

アキシカ「…」

サケカース「ぞろぞろとまあご苦労なことだ」

サケカース「どいつもこいつも、よほどこの俺様に構って欲しいとみえる」

イッショウ(俺は無視かよ、この野郎)


サケカース「だっが!悪いが俺様はお前らと遊んでやる暇なんてぜーんぜんないのでゃー!!」

サケカース「おい!例のアレを出せ」

ロボロボ団員「はいですロボ」ポチ

ゴゴゴゴゴゴ!!

「キシャアアア!!」

ミツオ「!」

レトルト「こいつは!」

サケカース「さて、俺様は忙しいんでな、存分にそいつに可愛がってもらうがいい」

サケカース「でゃーっはっはっはっはっはっは」

ミツオ「!」

ミツオ「サケカースさ…!!」

「キシャアアアアアアアア!!」

ビシュウ!!

レトルト「危ない!!」ドン

ミツオ「うわ!!」

イッショウ「コイツ、躊躇なく人間を…」

レトルト「リミッターが解除され、そのうえで催眠状態にして操られている」

ミツオ「レゾナンスシステム…!」

レトルト「下手に動いちゃ駄目だ、標的にされるぞ」

イッショウ「くっ」

レトルト(オロチ学園長の遺産か、しかしよりによって…)

ゴッドエンペラー「キシャアアアアアア!!」

レトルト「またこいつの相手をすることになるなんてね」

ここまででやんす

乙。なんとなくメダロットのラスボスといえばゴッドエンペラーな気がww

カスミさんの真打ちはお預けか…

乙ー

乙ですロボ!

まだかな?そろそろ半月以上たってるぞ?

大丈夫、まだ慌てる時間じゃない。>>1が2か月書き込まないなんて事がない限り落ちない大丈夫だしまだ半月ちょいしか立ってない全然問題ないし俺が焦ったってしょうがないし

更新が滞ってて申し訳ない
来月には再開できると思うので
気長に待っていてくれたら嬉しいッス

乙把握。楽しみにフォースプラント設置してる

ミツオ「…」

ミツオ(ゴッドエンペラー、かつて夢破れたロボロボ団の過去を象徴するようなメダロットですね)

イッショウ「で、どうする?このまま睨み合ってる場合じゃないんだろ?」

ミツオ「…」

ミツオ「アーマの頭部は今>>519シマッタァーのガラガラガーです、つまり」

ミツオ「一度なら完全防御が使えます」

イッショウ「おお」

ミツオ「…アーマが構えているうちに、奴を倒せますか?」

レトルト「十分だ」

レトルト「ティレル!!」

ティレル「!!」ダッ

イッショウ「やるしかねーな!ハント!」

ハント「おうよ!!」ダッ

ゴッペラー「キシャアアアア!!」

ボッバボッバ!!

ミツオ「アーマ!!」

アーマ「う、うおおッスゥ!!」ダッ

シュワワッ…!!

ミツオ(よし!無効にした!!)

ティレル「!!」ガシッ

ギチギチギチ!!

ミツオ「!」

ミツオ(すごい、左右の腕でゴッドエンペラーを挟み込んだ)

ハント「一撃必滅!!」ブン

ドスッ!!

ゴッペラー「っ~~!!」

ミツオ(無防備な頭部に、ハントウォリアーの銛が深々と…!)

イッショウ「よっしゃ!」

ミツオ「すごい、アンチシーとは思えない威力です」

イッショウ「まあな、そのかわり対潜水の性能はそこまで高くねえけど」


アキシカ「…」

アキシカ「早くしないと、チアキが!!」タッタッタ

ミツオ「!」

ミツオ「ちょっとアキシカ!!」タッタッタ

イッショウ「あ!おい、待てよ!」

タッタッタ…

イッショウ「行っちまった」

イッショウ「ったくしょうがねえな」ヤレヤレ

レトルト「動くな!」

イッショウ「え?」ピタ

ゴッペラー「キシャアアアアアアアア!!」

イッショウ「こいつ、まだ動くのかよ」

ゴッペラーB「キシャアアアアアアアアア!!!」

イッショウ「な!?」

レトルト「…考えてみれば一体だけなわけがなかったか」


ゴッペラーC「キシャアアアアアアアアアアア!!」

ゴッペラーD「キシャアアアアアアア!!」

ゴッペラーE「キシャアアアアアアアアアアアア!!」


イッショウ「わ、ワラワラ湧いてきやがった」

レトルト(これじゃ下手に動くことも出来ない)

レトルト「不本意だがあとのことは先に行ったミツオ君たちに任せよう」

イッショウ「じゃ、もしかして俺達は…」

イッショウ「ここで時間稼ぎ?」

レトルト「そう」

ギュインギュイン

レトルト「正解だ」


――
―――

来たか…待ってたぜ!


リュウトウ学園
研究室
最奥

トフボーフー「…」

アキシカ「チアキ!!」

サケカース「チッ、もう追いついてきやがったのか、面倒な」

ミツオ「サケカース!!追いつめたですよ!!」

サケカース「やかましいぞサラミ」

ミツオ「わ、私はもうサラミではないです!!」

サケカース「そんなことはどっちでもいいが…」

サケカース「俺様の邪魔をするというのなら、容赦はせん」

サケカース「起きろ、トフボーフー」ユサユサ

トフボ「あ、あ?」

ロボロボ団員「さ、サケカース様検体4号はまだ…」

サケカース「なに、ちょっとゴミ掃除をするだけだ」

ロボロボ団員「しかし」

サケカース「ゥうるっさい!!どうせ解析はしばらく終わらんのだろう!?」

サケカース「電波発信前の準備運動だ!」

アキシカ「!」

アキシカ「やはり、チアキを利用するつもりか!!」

アキシカ「この周辺のメダロット達のコントロールを奪うつもりだな!!」

サケカース「この周辺?」キョトン

サケカース「…もしやリュウトウ町をってことかぁ?」

アキシカ「!」

サケカース「ククク、小さい小さい」

サケカース「俺様が狙っているのはな!」

サケカース「世界だ!!」

アキシカ「な!?」


サケカース「今のコイツの出力を最大限利用すれば、この洗脳電波は世界中に届く!!」

アキシカ「まさか、そこまで…」

サケカース「俺様は今日!全世界のメダロットの王となるのだあああ!!」

アキシカ「馬鹿な!!電波による遠隔操作が完璧なモノでなかったらどうする!?」

アキシカ「世界中のメダロットが暴走状態に陥るぞ!!」

ミツオ「それって…」

アキシカ「魔の十日間を繰り返す気か!!」

サケカース「だあから~、そんなことにならないように今必死こいてカオスメダルを解析しとるんだろうが」

アキシカ「正気か!?お前」

サケカース「もちろん正気だ」

サケカース「さあ~トフボーフー、そこのガキどもを丸めてポイしましょうね~、できるな~?」

トフボ「できるよ」

サケカース「よーし良い子だ~」

トフボ「えい」ヒュ

グワッ!!

グシャアアア!!

パラパラ…

ミツオ(か、壁が、抉れて…)

サケカース「ちょ!!どこを狙っているんだお前は!!ガキどもをやれっていっただろうが!!」

トフボ「だって」

サケカース「かるーくでいいんだ!かるーくで!!機械類を避けてちゃんと当てろ」

トフボ「…そんなの難しいよ」

サケカース「いいからやれ!命令だ!」

トフボ「ちぇっ」


サケカース「全く」

サケカース「設備が壊れたらどうするつもりだ!!」ドキドキ

ロボロボ団員「…だから言ったロボよ」

サケカース「ええい!やかましい」ゲシッ

ロボロボ団員「ぐえっ、ロボ」

アキシカ「ミツオ」ボソッ

ミツオ「?」

アキシカ「少しの時間でいい、チアキ、いやトフボーフーの注意を引きつけてくれるか」ボソボソ

ミツオ「構いませんけど、それでどうするつもりですか?」ボソボソ

アキシカ「サケカースを直接叩いてメダロッチを取り返す」ボソ

ミツオ「本気ですか?」

アキシカ「もうそれしかない」ボソボソ

ミツオ「だからって…」

サケカース「トフボーフー!!今度はよおうく狙うんだぞ!!」

トフボ「もう、めんどいなー」ギュギュギュ

ミツオ「!」

アキシカ「頼んだぞ…!」

ミツオ「あ!ちょっと」

トフボ「いっくぞー!」ズギュギュギュ

ミツオ「くっ!アーマ!!」

ミツオ「パーツ転送!!」

ギュインギュイン


ミツオ「撃て!ギガントバルカンです!」

アーマ「うおおおッスゥ!!」

ドドドド!!

キンキンキンキン!!

トフボ「効かないよー、そんなの」スタスタ

アーマ「だ、弾幕の中を普通に歩いて近寄って来てるッスよ!?」

ミツオ(異常なフォースの量に阻まれて、攻撃が通らない!?)

トフボ「はい混乱ドーン!」ヒュ

グニャリ

アーマ「う!」

サケカース「おおっ!!」

サケカース「いいぞ!!混乱させてしまえばもう勝ったようなもんだ!」

ミツオ「!」

ミツオ(かかった…!)

ミツオ「アーマ!至近距離でもう一発ぶち込んでやれです!!」

アーマ「りょ、了解ッス!!」

トフボ「え!?」

アーマ「おおおッスゥ!!」ドドド

ガン!ゴン!ガン!!

トフボ「うわわ!」

ドドドドド!!

もくもく…

アーマ「ど、どうッスか!?これだけ撃ちこめば流石に…」

ミツオ(いや…)

トフボ「…」

トフボ「もう、ビックリしたー、全然痛くはないけど」ケロッ


サケカース「ちっ、何かと思えばその頭部>>520、症状無効か、小賢しい」

サケカース「仕方ない、トフボーフー横着は無しだ、フォースできっちり仕留めろ」

トフボ「ほいほい」ギュギューン

グニャアリ!!

アーマ「う、うわああ」

ボン

アーマ「」キノウテイシ

ミツオ「アーマ!!」

サケカース「でゃーはっはっはっは!ようやくうるさいのが片付いたな」

ヒュッ!!

サケカース「ん?」

アキシカ「うおお!!」ドカッ

サケカース「お!?」

サケカース「ぐわっ、このガキ…!」

ロボロボ団員「さ、サケカース様大丈夫ロボか!?」

アキシカ「チアキを…返せ!」グググ

サケカース「ええい!離せ!コイツめ!」ブンブン

アキシカ「離す…ものかっ」

アキシカ「…くらえ!!」

ゴンッ!!

サケカース「っが!!?」

ミツオ(頭突き!?)

アキシカ「どうだ!!」

サケカース「う、あ…」

ゴロン…

アキシカ「!?」

サケカースの頭「…」

サケカースの体「…」

アキシカ「なん、だと?」

ミツオ「さ、サケカースの…!」

ロボロボ団員「サケカース様の頭が落ちちゃったロボォォ!!」

ホラーロボォォォォ!!!


サケカースの体「…」

サケカースの体「…全く、むちゃくちゃしやがって」

ロボロボ団員「って!!しゃ、喋ったロボオオオ!!」

サケカースの体「ええい!これくらいでうろたえるな!」

ロボロボ団員「これくらいって、あなた頭とれちゃってるロボよ!?」

サケカースの体「うるさい、頭なんか最初から飾りだ」

ロボロボ団員「ええ!?どういうことロボ!?」

アキシカ「お前、まさか」ゴクリ

アキシカ「メダロットだったのか」

偽サケカース「…」

偽サケカース「ちっ」

バサッ!

>>342デュラー・ハン(偽サケカース)「面倒なことをしてくれやがって」

ミツオ「…なるほど、デュラハン型ですか」

ミツオ(つまり、結局新しい幹部達はみんな偽者だったわけですね)

アキシカ「もしかしておまえも、人格移植実験を?」

デュラー「ふん、ばかめ」

デュラー「そんなこと敵にべらべらしゃべる奴がどこにいる」

デュラー「おら!!トフボーフー!!ぼさっとしてないでこいつらを潰せ!」


トフボ「えー」

デュラー「…俺様の命令が聞けないのか?」

トフボ「だって君もメダロットだったんでしょ?」

トフボ「だったら自分でやればいいじゃん」

デュラー「き、貴様…!」

トフボ「うるさいなあ」ギュギュギュ

デュラー「!?」

グニャン!!

デュラー「がっはぁぁ!!」

ミツオ「!」

アキシカ「!」

ロボロボ団員「さ、サケカース様ぁぁ!?」

トフボ「ふう、すっきりした」

トフボ「それじゃあさあ」チラ

ミツオ「…?」

トフボ「出してよ」ズイ

ミツオ「え?」

トフボ「ね、出してよ!知ってるんだよ!?」

トフボ「彼、君のメダロットなんでしょ?」

ミツオ「な、何のことですか?」

トフボ「とぼけないでよ!あのね、起きる前だったからぼんやりしか覚えてないけど」

トフボ「僕、もう一度彼とやりたいんだ」

ミツオ「…」ゴクリ

ミツオ「まさか彼って、アーサーのことですか?」

トフボ「へえ、アーサーっていうんだ!!カッコいい名前だね!」

トフボ「ほら、早く早く!」ワクワク

ミツオ「ちょ、あいつは今…」

ギュインギュイン

ミツオ「!?」

アーサー「どうやら、俺の出番のようだな」

ミツオ「アーサー!?」

ミツオ「お前、大丈夫なんですか!?」

アーサー「当然だ」

ミツオ「当然って…」

トフボ「わあ!!やったあ!また会えたね!!」

ミツオ「!」

アーサー「ああ、待たせたな」

アーサー「始めよう」

トフボ「うん!」


――
―――

デュラー「…」

デュラー「!」ハッ

デュラー「…痛てて、くそ、あの出来損ないめ」

ロボロボ団員「や、やっと起きてくれたロボね!サケカース様!!」

デュラー「…気分は最悪だがな」

デュラ「で、解析は終わったのか?」

ロボロボ団員「そんなこと言ってる場合じゃないロボ!」

デュラー「何?」

ロボロボ団員「あ、あいつら無茶苦茶ロボよ!!」


ドッゴオオオオオオオオオン!!!


ロボロボ団員「ヒィ!!」

デュラー「何の音だ?」

ロボロボ団員「検体一号と四号の暴れてる音に決まってるロボよ!!」

デュラー「あ!?アーサーはとても動ける状態ではなかったろうが!」

ロボロボ団員「そんなこと言われても、あいつらのせいでもう施設の半分以上が機能停止状態まで追い込まれてるロボ!!」

デュラー「な!!それでは…!」

ロボロボ団員「これじゃ世界中に向けて電波発信なんてもう不可能ロボよ」

デュラー「ぐぬぬぬ」

ロボロボ団員「それに、早く逃げないとセレクト隊が…」

「動くな!!であります!!」

デュラー「!」

ロボロボ団員「遅かったロボか…」

セレクト隊員「観念するであります、お前で最後でありますよ」

デュラー「仕方ない、また出直しだ」

ロボロボ団員「ロボ?」

デュラー「じゃあな」

ギュインギュイン

ロボロボ団員「さ、サケカース様ぁぁ!!置いてかないでロボ―!!」

セレクト隊員「サケカース?何を言っているのでありますか」

セレクト隊員Ⅱ「ひょっとして今転送されていったメダロットのことでは?」

セレクト隊員Ⅲ「意味不明な言動で我々を混乱させようとしても無駄であります」

ロボロボ団員「ロ、ロボー!!」


――
――― 

後日
おみくじ町

『○月×日、ロボロボ団によるリュウトウ学園とセレクト本部の同時襲撃事件はその始まりからおよそ三時間後に終息した。
 本部内のネットワーク機能を一時的に止められたことで事件開始当初こそ対応が後手に回ったセレクト隊だったが、今年度の春から段階的に増強してきた対犯罪組織鎮圧用メダロット部隊による活躍もあり、犠牲者の一人も出すことなく事件を終結に導いた。
 セレクト本部隊長トックリ氏は、「本部のセキュリティーには万全を期してきたつもりだったが、まだ脆弱な部分が残っていたことを思い知らされた。今後はこのようなことがないよう善処したい」と述べており、かねてから言われてきたセレクト隊の戦力強化について積極的な姿勢をみせた。』

バサッ!!

アヤカ「って、なによこれー!!私たちの活躍が全然載ってないじゃない!!」テクテク

ミツオ「そうですね…」テクテク

アヤカ「大体セレクト隊なんて最後にやってきてちょろっと残ったロボロボ団を捕まえてっただけじゃない!!腹立つわー!!」

ミツオ「そういえばアヤカは師範代と一緒に戦ってたんでしたっけ」

アヤカ「そうよ!人質を解放した後なんかもう八面六臂の大活躍だったんだから!」

ミツオ「それはお手柄でしたね」

アヤカ「何言ってんの、あんた達なんか敵のボスと一騎打ちだったんでしょ?アーサーに聞いたわ」

ミツオ「…」

ミツオ「あのお喋りめ、です」

アヤカ「ま、なんにしろよかったじゃない、ロボロボ団はほとんど壊滅したし」

アヤカ「これでもうあんたたちが狙われることもないでしょ」

ミツオ「…だといいんですけど、って!」

イッショウ「ようミツオ」

アンタレス「こんにちは」

アヤカ「あら」

ミツオ「げげっ」

イッショウ「…おいおい」

イッショウ「人の顔見て『げげ』はねえだろ」


イッショウ「一緒にロボロボと戦った仲だってのに」

ミツオ「お前となれ合う気はないですよ」プイ

イッショウ「うーん、まあ確かに、緊張感は大事だよな」ウンウン

イッショウ「ところでこの方向、お前らも研究所か?」

ミツオ「ええ、これからアーサーの奴を迎えに行くところです」

イッショウ「そうか、俺はアンタレスを受け取って来た帰りなわけだが」

イッショウ「なんつーか」

イッショウ「…お互い、この程度のダメージで済んで良かったな」

ミツオ「…」

ミツオ「ええ、そうですね」

イッショウ「…」

イッショウ「さて、無駄話はこのくらいにしとくか」

ミツオ「…」

イッショウ「次会うときは決勝戦だな」

ミツオ「はい」

ミツオ「…」


ミツオ「ヘブンズゲートでまた会いましょう」





  第十七話「誰かが立ち上がれと叫ぶ前に」後編 終わり


――
―――

今回の獲得パーツ

右腕 『タクサンノアシ』      :ライフル
   ダンゴーロの右腕。装甲と成功は高いが威力は今一つなライフル。

脚  『トマレナーイ』       :潜水
   グロービンチョの脚部。機動を重視した結果、装甲がペラペラに。

脚  『ルルイエ』☆        :二脚
   トフボーフーの脚部。装甲が高く隙の少ない二脚。女性型。


キングクリムゾン!!
いろいろ考えた結果、時には吹き飛んでもらいました。
っていうか意外とレス余ったな、失敗でござる。

全然更新できなくてほんと申し訳ないっす。
次スレは近いうちに立てるつもりなので見捨てないで頂きたいです。

あと折角ここまできたんでこのスレは雑談とかで埋めて貰えたら嬉しいです。

ではではまたまた!!

乙!
なんなら、番外編とかで埋めても良いのよ?(ゲス顔)


オリメダ索引

>>3 ルシフラー          >>9 マザーマミー 
>>15>>36>>334 キングアーサー(アーサー) >>16 ブレイブナイト

>>25 ブレイブガードナ >>27>>33 フィジッカ  
>>29 シルバーソウル   >>42>>49 ホリデーリバース
>>43 ウォールゴレム >>45 アイアンメイデン

>>47>>48 トフボーフー >>50 セーザーメイツ
>>52>>53 アンタレス >>79 ハーミット
>>97 ポップスマスター >>98 ドーキ・ユラ
>>99 ウルフリュー >>101 アナトミック
>>115>>119 ランスロッド >>129 アダム
>>130 ガウェイン >>132 レッドカープ
>>134 カピタン・ペルリ >>135 ハンゾー
>>141 ダークセーラー >>143 ゴールデンガードナー
>>154 ハイドプレーン >>174>>175>>388 ブラックドラグーン(ブラックドラゴン)
>>175 ブロウビートル >>176 マリー・スノウ
>>191>>192 シェーン・マオ >>210 ドリームマスター
>>238 シックレーゾン >>247 ラ・フレシア
>>255 ベルセルク >>256 ディアン
>>280 ル・キューレ >>281 シックスゲイツ
>>290 コジョピーオ >>291 シーフェアリー
>>292 クロジャック >>293 グッドルーザー
>>294 ムシャ >>295 コラァカン
>>316 パワードラゴンナス >>317 ゴー・エモン
>>318 グレンオーガ >>338 フューチャーブレイン
>>339 サイレンモンキー >>340 ブラッディノーブル
>>341 ジ・サタン >>342 デュラー・ハン
>>356 ウォードッグ >>357 ブラッディキャット
>>358 ハウンドドッグ >>359 ブランクタートル
>>375 イ・セービ >>376 ビクトリア
>>390 スイートプリンセス >>416 つっちー

>>417 シルバーキャノン >>429 スズキさん
>>430 イブ >>450 ブレザーグラス
>>451 アークマシュラ >>466 テディクッキー
>>467 メダアーマー >>468 クワジーロ
>>469 ハントウォーリア >>482 ウッディースケア
>>484 ラージン >>485 イタマエー
>>486 初音ムク >>487 ギターナ、ビートドラム
>>516>>517>>518 トランプマスター >>519 シマッタァー
>>520 アーマスクワイア >>522 トリプルシグナル
>>528 グレートビッパー >>545 ジ・アース
>>546 ムーンラビット >>547 オータムリーフ
>>570 オルカ >>571 スクアーロ
>>572 シャーリー >>573 ブラックニードル
>>574 メダレイヤー >>575 ブラッククロウ
>>576 デザートサンド >>601 ピーチナイト
>>604 ヴァヴィロニア >>606 チタンビートル
>>621 シロ >>622 ツインシーサー
>>625 レジェンドワールド >>638 テンペストーソ
>>639 ジャイロ >>640 フランソワーズ
>>641 パールキーパー 、グロービンチョ >>642 ダンゴーロ
>>643 ガトリングリード >>644 ボルトペッパー
>>677>>679 ヴァイレーツ >>678 ライトニング
>>680 スラッシュシザース >>681 ギルガメシュ
>>682 シールドランサー >>683 ジャックジャスティ
>>714 マボロシカゲロス >>715 アクアレディ 
>>729 フォールエンゼル >>731 ジークフリート

>>732 シタッパボーン >>760 ディープアングラ 
>>761 グラビビーン  >>769 オーシャンギガント
>>795 ジェミニキッド >>828 レヴィ-アタン

>>829 ベヒ-モス >>834 スクアーセパレー
>>855 アクティブビートル >>856 バッドナイトメア
>>857 ジェネラル・ルージュ >>858 コカコラトリス
>>877 ジェナス >>878 テクターレディ
>>888 バグキーパー >>889 ヴィクトカッター
>>890 トイ・ボックス >>891 ブラックリバース
>>892 Aスワット >>893 ホンマデッカー
>>903 スカイハイドロ


すっかり書くの忘れてましたが>>967>>968は、
あれーあのオリメダどこだっけー?
ってなった時に活用して貰えたら幸いです。

(本当はwikiを編集すればいいのかもですが、使い方わからないし)

ってなわけで今日はここまでっす!

乙ロボ!ラスボス戦んんんんん!!一番見所のラスボス戦んんんんん!!!

てか本当に>>1のオリメダの使いどころがうまいよなほんと。バキュームといい、今回のデュラハンといい…特徴、設定をよく生かしてると思う。


このスレで一番いい戦いって何かね?個人的には砂漠の決闘が一番よかったな

そういえば今度出るメダロットデュアルでキクヒメ出るみたいだな。なにしてんだろね今。

ついでにクワガタver,だとナビ声くぎみーらしいが


【オリメダ募集】メダロットS ~クワガタver~
【オリメダ募集】メダロットS ~クワガタver~ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385362637/#footer)

次スレたてたのでお願いしますです


 あとこれ向こうで忘れたのでこっちに貼っちゃいますッス

・現在の所持パーツ
 ☆…女性型専用
 ★…男女共用

頭 『イレグイー』      火薬無効   :レッドカープの頭。ミサイル・ナパームバッチコイ!
頭 『ガラガラガー』     完全防御   :シマッタァーの頭。回数は1回で成功も低いが、装甲は中々。
頭 『クリアプレート』      症状クリア :アーマスクワイアの頭。停止、変動バッチコイ!
頭 『ジュクスイ』      ゴースト   :ロボロボ団の最終兵器、公式なロボトルでは使えない。
頭 『セイバーメット』    隠ぺい   :キングアーサーの頭、威風堂々物陰に隠れる。
頭 『テンパー』       補助チャージ  :シルバーソウルの頭、冬場の静電気は天敵。
頭 『ブラックメット 』☆  ミサイル    :洒落にならない高火力。女性型。
頭 『ブラッディーバイス』  ウイルス    :ドーキ・ユラの頭。鋭い牙から獲物に毒を流し込む。×4

右腕『インビジブルエア』   ソード     :キングアーサーの右腕。見えない刃で敵を斬る…。アサシンじゃないよ?
右腕『コカテープ』★     フォース制御  :コラァカンの右腕。男女問わず装着が可能。
右腕『シッコクノツメ』    ソード     :ドーキ・ユラの左腕。素早いなぐるソード、隙が小さく扱い易い。×3
右腕『ジャリジャリ』     ホールド     :デザートサンドの右腕。素早く相手の動きを封じる砂塵。
右腕『スムース』       フォースアップ :非常にきらびやかなパーツ、盗難に注意。
右腕『タクサンノアシ』      ライフル   :ダンゴーロの右腕。装甲と成功は高いが威力は今一つなライフル。
右腕『ナイトプレート』      単発クリア   :アーマスクワイアの右腕。一度だけ攻撃を防ぐトラップ。

右腕『ヒカルメスナゲ 』   ソード(うつ) :クロジャックの右腕。いつまでも尽きることのないメスの乱舞。
右腕『ブラックカリバー』☆ ガトリング  :精度も威力もトップクラスの射撃。女性型。

左腕『アームパンチ』     ハンマー    :ウォードッグの左腕。うつハンマー、性能はあまり高くない。
左腕『アヴァロン』      反撃      :キングアーサーの左腕。相手の攻撃を跳ね返す、剣より大事な鞘。
左腕『ウキャキャ』    転倒  :サイレンモンキーの左腕。バナナの皮で転ばぬ者はいない。
左腕『ヴァンパイアーム』  ソード     :ドーキ・ユラの左腕。素早いがむしゃらソード、威力は高いが隙も大きい。
左腕『オズマ・ズ・クエスチョン』 ターゲット変更 :フィジッカの左腕。由来はおそらく「オズマ問題」から。

左腕『ギガントバルカン』      ガトリング   :ベルセルクの左腕。装甲の高い射撃パーツ。
左腕『グレートプレート』     防御      :アーマスクワイアの左腕。高い装甲で味方を守る。

左腕『シロボシ』        カウントアタック:ウルフリューの左腕。当てた数だけ威力が増えるツッパリ。
左腕『ブラックアヴァロン』☆    反射       :回数制限の無い反射。ただし成功は低い。女性型。
左腕『ユーシャシールド』     未満防御     :ブレイブナイトの左腕。味方へのある程度のダメージを無効にする盾。

脚 『カルブレイス』       潜水 :カピタン・ペルリの脚部。どっしりとしたフォルムで航海を進める。
脚 『キーストーン』       浮翌遊      :チェンジガーゴーの脚部。地形に影響されない万能タ
脚 『キリガクレ』        浮翌遊      :ハンゾーの脚部。浮翌遊型とは思えない程に推進が高い。
脚 『セイバーアーマー』     二脚      :キングアーサーの脚部。格闘用のバランスの良い二脚。
脚 『ソロイモクバ』       車両      :アーマスクワイアの脚部。推進、装甲共に高水準。ただし機動は低め。

脚 『チェアリー』        車両       :ドクタースタディの脚部。推進が高い。
脚 『トマレナーイ』      潜水   :グロービンチョの脚部。機動を重視した結果、装甲がペラペラに。
脚 『ハクシャーク』       二脚   :ドーキ・ユラの脚部。格闘用の素早い二脚。×7
脚 『ブラックアーマー』☆    二脚     :非常にバランスの良い二脚。女性型。
脚 『ルルイエ』☆        二脚       :トフボーフーの脚部。装甲が高く隙の少ない二脚。女性型。

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