佐天「下着の詳細を表示する能力かぁ」(79)

初春「佐天さん、レベルが上がったって本当ですか」

佐天「マジマジ!ってもLv1だけどね。見てみて!」

初春飾利
E:さくらんぼ柄(白) 1000円

初春「わっ、頭の上に字が・・・何ですかこれ」

佐天「初春の今履いてるパンツだよ」

初春「えっ」

初春「パン・・・ちょっとやめてくださいよ!」

佐天「あはは、ゴメンゴメン」

初春「でも良かったですね、能力が発現して」

佐天「でもなんでこんな能力なんだろ」

初春「ぴったりじゃないですか・・・」

佐天「まあ、確かに便利なんだけど・・・」バッ

初春「わっ!また!めくらないでください!」

佐天「おー本当だ当たってる!すごい」

初春「わざわざめくって確認しなくていいです!」

佐天「・・・さってさ、やっぱ直接めくって見てこそじゃない、パンツってのは」

初春「知りませんよそんなの・・・」

佐天「それに、横に値段が出るのもちょっとどうかなあ」

初春「情報は多いほうがいいんじゃないんですか?」

佐天「だってお酒飲む時に、アルコールが何%でカロリーが幾らでって
    細かに表示されてたら、なんか興ざめするじゃん?」

初春「佐天さんにとって私のパンツを見ることはお酒飲むのと同じなんですか?」

佐天「うん、そんな感じ」

初春(危ない・・・)

美琴「おはよー、佐天さん初春さん」

黒子「ごきげんよう、佐天さんレベルが上がってたんですって?」

佐天「そうなんですよ」

御坂美琴
E:ゲコ太のアップリケ(白) 680円

白井黒子
E:紐パン(紫) 5800円

黒子「何ですのこれは・・・」

佐天「下着の詳細を表示する能力です」

美琴「なっちょっ・・・うそ!」

黒子「まじですの!?これで毎日お姉さまの下着をチェッ・・・
    いえ、そうでなくて、何なんですかこの能力は」

初春「まさに佐天さんのパーソナルリアリティですね」

美琴「ちょっと佐天さん!消して!消してこれ!」

佐天「あはは、すいません・・・あれっ」

初春「どうしたんですか?」

佐天「消し方わかんない」

佐天「どっどうしよう・・・」

黒子「とりあえず、むやみに発動してはいけませんわよ、それ・・・」

佐天「それが、私と目が合うと自動的に出るみたいで」

初春(無駄に高性能だ)

美琴「・・・わかった、ひとつ心当たりがあるわ」

――上条宅

全員「おじゃましまーす」

上条「うおっ、何だお前らいきなり」

インデックス「お客さんなんだよ」

上条当麻
E:トランクス(青) 33円

インデックス
E:無地(白) 280円

上条「何だこりゃ!?」

佐天「下着の内容を表示する能力です」

美琴「あ、あんた33円って安すぎでしょ」

初春「えらく半端な数字ですね」

上条「いや、100円で3枚セットだから・・・」

インデックス「わたしのパンツ280円だったの?とうま」

黒子「もうちょっとマシなものをあげたらどうですの?」

上条「うるせー!自分のより高いの買ってんだからいいだろ!
    つーか何!?なんで俺いきなり下着の内容見られて
    しかも文句つけられてるの?

佐天「実はこれ消せなくなっちゃって・・・」

美琴「あんたに消してもらいたいのよ、これ」

上条「お、おう、わかったよ。頭に触ればいいのかな?」ポンッ

美琴「わっ///ちょっといきなり触らないでよ!!」

上条「え?どっちだよ・・・ん?」

初春「消えてないですね」

美琴「・・・あれ?」
    ちょっと、どうして消えないわけ!?」

上条「しらんがな、俺に言われても・・・」

―翌日

佐天「とりあえず、人と目を合わさないようにしなきゃ・・・」

美琴「さ、佐天さんおはよう」

黒子「おはようございますの」

佐天「あ、御坂さんに白井さんおはようございます」

御坂美琴
E:無地(白) 780円

白井黒子
E:Tバック 8950円

黒子「お姉さま・・・なるべく見られてもダメージの少ないものを履いてきましたわね」

美琴「わ、悪い!?あんたはもうちょっと見られること考えたらどうなのよ!」

黒子「私はいつでも臨戦態勢ですのよ!お姉さま!」

佐天「すいません、苦労かけちゃって・・・」

上条「よーお前ら、解決したのか?」

美琴「あ、あんた――あれ!?あんた表示消えてない?」

上条「ああ、気づいたら消えてたぞ」

美琴「うそ、あたしたちは昨日からずっと出たままなのに・・・」

上条当麻
トランクス(青) 33円

佐天「あ、目があったからまた出ちゃった」

黒子「何ででしょうね」

美琴「つーかあんた、昨日と同じじゃない、それ」

――佐天自宅

佐天「はあ、能力が目覚めたと思ったら
    便利どころか人の迷惑になる能力なんて・・・・」カチカチ

佐天「ん?何だろうこれ、レベルアッパー?簡単にレベルが上がるアイテム・・・!?」

佐天「そうだ、レベルが上がれば能力も制御できて、ちゃんとましな能力になるかも」

佐天「相手の目を見ただけで、強さや考えてることが解析できる能力とか・・・!カッコイイ!」
    よーし、さっそくダウンロードして・・・」

――また翌日

佐天「あ、御坂さん」

美琴「おはよう佐天さん!今日こそ解決法をみつけようねッ!!」

佐天「あ、はい、それなんですが・・・あ、御坂さんの表示が、変わって・・・」

美琴「え?」



御坂美琴
E:無地(水色) 1200円
E:タンポン




美琴「な、タッ・・・」

美琴「わーっ、ちょっと、何てものを!佐天さん!!」

佐天「うわ!すいません!?なんで?なにこれ!?」

佐天(まさか・・・昨日試したレベルアッパーでレベルが・・・!?)

美琴「どっどどどど、どうしよう!?」

佐天「とっとりあえず、人のいないところへ・・・!」

上条「お、ビリビリと、佐天さんじゃん、よく会うな」

美琴「!!!!!!!!」

美琴「バカ!!見るな!見るな!!」

上条「佐天さん、まだ能力治ってねーのか?」

佐天「あ、そうなんです、あ、上条さんもあたしと目を合わすとまた・・・」

上条「あー、まあいいよ、俺のはなぜか夜になったらいつの間にか消えてるし」



上条当麻
E:トランクス(青) 33円

12cm



佐天「?なんでしょう、12cmって」

上条「え?さあ、なんだろ?」

佐天「うう、御坂さんが本格的に家に引きこもってしまった」

佐天「友達を傷つけるくらいなら、いらないよこんな能力・・・!」

佐天「あれ、なんか、意識が・・・」バタッ

――――レベルアッパー使用者、昏倒騒ぎ発生―――

同時刻・常盤台女子寮

御坂美琴
E:キティちゃん(白) 780円

美琴「う・・・もう無地のパンツがないわ」

美琴「流石にそろそろ外に出ないとまずいかな」

美琴「とりあえずアレは止まったしね・・・」コソッ

ビリビリッ!

美琴「痛ッ――――――!?何!?」

食蜂「あら、御坂さんおはよう」

食蜂操祈
E:レース付き(白) 12800円

美琴「食蜂!?あんた心理掌握を――って、あれ?」

美琴「なんであんたに表示が?佐天さんに会ったの?」

食蜂「サテンサン?なんのことかしらぁ?」

食蜂「いやん☆ そっか、御坂さんには私の隠蔽力がきかないのねぇ」

食蜂「私の下着情報は心理掌握で周囲の視界から消してあるわ。御坂さんをのぞいてね」

食蜂「しゃべったら御坂さんでも許さないんだゾ☆」

美琴「どういう事・・・?」

食蜂「まったく、誰かしらねぇこんな迷惑なことしてるのは」

食蜂「・・・外は今大騒ぎよ」

ニュース『現在、各地でアンチスキルに逮捕された能力犯罪者が一斉に意識を失い、病院に搬送されています。』

ニュース『さらに各所で、住民の履いている下着の色や値段が頭の上に表示されているという現象が起き、
      これも超能力が要因であるとして、昏倒事件との関連性を――』


美琴「これは、佐天さんの能力が街中に――!?」

黒子「お姉さま!大変ですわ!!いま初春から連絡があって、佐天さんが倒れて病院に・・・!」

美琴「何ですって!?」

初春「佐天さん、レベルアッパーというものを使って、能力を制御できるようにって・・・」

黒子「病院に運ばれた人達も、そのレベルアッパーというものを使っていたそうですわ」

美琴「そうか、そのレベルアッパーとかいうのの影響で、こんな・・・」

美琴「何とかして、佐天さんを助けないと・・・!」

初春「御坂さん・・・」



御坂美琴
E:キティちゃん(白) 780円



黒子(お姉さま、そんなパンツでは決まるものも決まりませんわ)

――なんやかんやでvs木山戦

木山「だから・・・私はあの子達を救うために・・・」

木山「立ち止まるわけにはいかないんだ!!」



木山春生
E:なし



美琴(気になって話に集中できないわ・・・)

――なんやかんやでAIMバースト撃破


木山「私はあの子達を救うためなら手段を選ぶつもりはない」

木山「またいつでも邪魔しに来たまえ」

木山「それと、君にも限りない絶望の運命が――うんぬん」



木山春生
E:なし


美琴「だからあんた何よりもまず気にすることがあるでしょうが!」

美琴(能力の効果が消えてない!?)

佐天「というわけで、迷惑をおかけしましたが、無事回復しました」


御坂美琴
ミッフィーちゃん(ピンク) 900円


美琴「能力も未だ健在ね・・・」


白井黒子
E:紐パン(黒) 8550円

黒子「もう開き直ったんですのねお姉さま」


初春飾利
E:縞々(白/水色)


初春「それどころか街中に広がったままですよ
    佐天さんが原因って知れたら・・・」

上条「おっす、お前ら」

初春「あ、上条さん」

美琴「な、何!?こんな状況なんだから女の子の前に何度も現れないでよね!」

上条「心外だな・・・今日はそのことでひとつ提案を持ってきたんだよ」

黒子「提案?」

上条「おう、佐天さん、ちょっと手を貸してくれ」

佐天「あ、はい」ギュッ

上条「俺と目を合わせてみてくれ」

佐天「はい――あ、表示が出ない・・・?」

上条「これでとりあえずこれ以上の拡大は防げると思う」

佐天「わあ、ホントですか!」

初春「これで食い止めてるあいだに解除方法を探しましょう!」

黒子「そうですわね、サテンさんはなるべく上条さんから離れないでくださいな」

佐天「はいっ!」ぎゅっ

美琴「さ、佐天さん?」

佐天「はい?」

美琴「ちょっとくっつきすぎじゃないかな?」

佐天「え?」

――その頃・路地裏

一方通行「チッ・・・クソ・・・」



一方通行
E:ブリーフ(白) 350円

4cm



一方通行「だあああ!誰だァ!?ふざけた能力使ってやがンのはァ!?」

一方通行「ンの野郎!こんな能力なんざ、跳ね返して・・・!」


行通方一
円053 (白)フーリブ:E

mc4


一方通行「クソァ!能力が意味不明すぎてベクトルがうまく操作できねえ!!」

御坂妹A「被験者と接触、これより本日の実験を開始します」

一方通行「てめェが今日の相手か、丁度いい、こちとらイラついてたところだ!!」

御坂妹A「それについて、この状況を利用して計画の変更があります
      ――とミサカはテコいれの報告をします」

一方通行「あァ!?テコ入れだ!?」



御坂妹A
E:バイブレーター(小型/ピンク) 3000円



一方通行「な、バッ・・・!?」

御坂妹A「さらに、履き物の表示がないことにお気づきでしょうか?
      ――とミサカはさらなるダメ押しを加えます」チラッ

一方通行「うあああ!めくンな!!!」

一時間後

一方通行「ハァ、ハァ、何なンだ一体・・・!!」

御坂妹D「被験者を発見、次の実験を開始します」



御坂妹D
E:■■■■(自主規制)



一方通行「来るんじゃねェェェェェ!!痴女どもがァァ!!」

――――――そして

上条「離れろよ・・・今すぐ御坂妹から離れろっつってんだ!
    聞こえねえのか三下ァ!!」

美琴「一方通行ッ・・・!!」

一方通行「うるせェェェ!!襲われてンのはコッチだっつーの!!」



佐天(あたしはなんでこんな所にいるんだろう・・・?)ギュッ

一方通行「どいつもこいつもフザケやがって・・・!全殺しだァ!!」

佐天「なんかあの人すごい怒ってません?」

上条「佐天さん、ここは危ないから離れてろ!」

佐天「あ、ハイ」パッ


上条当麻
トランクス(青) 33円

13cm



一方通行「クッソォォォ!テメェは絶対殺す!!」

一方通行「死ねェ!!」

上条「ぐわあああ!!」

一方通行「く・・・くく・・・ふざけた実験もあながち意味なしじゃなかったみてェだなァ」

一方通行「世界を掌握していく・・・この感覚!!」

一方通行「オレはすべてを支配できる!!

一方通行「くけこきくこかかこきくくけか――――――ッ!!!!」

美琴「何なの、これ・・・やつの能力が強くなっていってる・・・!!」

上条「くそォ・・・近づけない!!」

一方通行「そォうだッ!!大気、土、水、炎、ありとあらゆるものは俺の手中ッ!!」



一方通行
E:ブリーフ(白) 350円
4cm



一方通行「この能力だって・・・何のことは無ェ、簡単じゃねェか、こんなモン!!」

一方通行「ワカったぜ!この能力、蓋を開けてみりゃ大したことは無ェ」

一方通行「この能力は対象者の下着が発生源になっている!!」

一方通行「したがってそこを解析すればオレの自由自在だァ!!」

上条「何ッ!?下着が・・・!?」

一方通行「所詮三下のゴミ能力、オレの敵じゃねェんだよ!ヒャハハハ!!」


一方通行
ブーメランパンツ(黒) 39800円
20cm



佐天「あ!データ改竄してる!」

佐天「そうか、上条さんの表示だけその日の夜に消えていたのは」

上条「風呂に入るとき、右手でパンツを脱いでいたからか!」

美琴「な、何てことなの・・・」

一方通行「死ねェェェェェ!!」



上条「・・・いいぜ、お前がどんな下着でも思い通りに出来るってなら――

   
    ――――――まずはそのふざけた幻想をぶち殺す」


上条「うおおおおおおお!!」



バキッ!!!
一方通行「ッ!!!!??????」




佐天「こ、股間に・・・」

一方通行「グハッ・・・・・!ァ・・・・!?・・・ッ」バタッ

佐天「あ・・・表示が消えた」

上条「ハァ、ハァ・・・・」

美琴「これで・・・終わったのね・・・何もかも」

――――後日・学園都市内

黄泉川「ハーイ、下着の表示を消したい人はこっちのテントに並ぶじゃん!」

上条「はい、次の方どうぞー・・・」

――――――

佐天「つーわけで、上条さんが下着に触れば解除されることがわかりました」

佐天「ついでにあたしの方も、なんか一方通行って人に演算の干渉を受けたせいで
    よくわかんないけど能力が制御できるようになりました」

初春「よかったですね佐天さん」

黒子「一時はどうなることかと・・・」

御坂美琴
E:プーさん(白) 900円



黒子「あら?お姉さままだ解除してもらってませんの?」

美琴「えっ!?いや、その」

黒子「あの類人猿がお姉様に触れるというのはいささか憤慨ですけど」

初春「別にスカートの上からでいいそうですよ、腰辺りに軽くタッチしてもらえば」

黒子「ま、わたくしとしては今のままでいてくれた方が好都合ですけど、色々と!」


美琴「いや、だって、その・・・なんか、ねえ?」

上条「う~~っす・・・」グッタリ

佐天「あ、上条さんお疲れ様です」

黒子「学園都市じゅうの婦女子の下半身に触れられるなんて、幸せ者ですこと」

上条「同じ数の男にもな・・・」

上条「なんつーか、最初は俺もそういうこと考えなかったわけじゃないけど」

上条「だんだん人間の股がゲシュタルト崩壊してくるっていうか・・・」

上条「学校の健康診断に来る医者って、うらやましい野郎だなって思ってたけど」

上条「実は辛い仕事なんだな・・・」

上条「病み上がりにはきついぜ」

御坂美琴
E:プーさん(白) 900円


上条「あれ、御坂お前まだ解除してなかったのか
    もう100人から先は誰が来たのか覚えてなかったぜ」

美琴「え、いや、あたしは――――」

上条「もうサッサと終わらせて帰りたいからさ、ホレ」スッ

美琴「な!ちょっ、アンタ、そんなムードもクソも・・・」

上条「は?なんだよムードって、早くケツ向けろよ」

美琴「なッ・・・」

美琴「さ・・・触るな変態があああああ!!!!」

ビリビリビリビリビリビリ

上条「ぐああああああっ!?」バタッ

美琴「うわああああああん!!」ダダダダダ



黒子「・・・もう打ち消す体力も残ってませんでしたわね」

上条「ぐふっ・・・・」

佐天「あ、力尽きた」









上条「ふ・・・不幸だ・・・」


終わり

くぅ~疲れましたw これにて完結です!

実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした

本当は話のネタなかったのですが←

ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw

以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと! 私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ほむら「・・・ありがと」ファサ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」



まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

読んでくれてありがとう
dat落ちも怖いし、徹夜がてらにえらく遅い時間に立ててしまった
書き溜めとかしとくべきですね

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