ちなつ「あかりちゃんの『いい子』っぷりってちょっと怖い」(188)

ちなつ「あれほど卑屈なくらい『いい子』なのって絶対おかしい。幼少の頃にトラウマとかあるんじゃないかしら」

(ノ∀`)アチャー

続きはよ

あかり「嫌な思いさせてごめんねぇ」

ちなつ「ほらそういうところとか」

あかり「!?」

ちなつ「ちょっとくらい怒ってもいいんじゃない?正直気持ち悪いの」

あかり「…グスッ」

ちなつ「なんでそんなすぐ泣くの?」

あかり「?」グスッ

ちなつ「泣いてる私可愛いとか思ってるの?」

あかり「ご、ごめんね、そんなつもりなかったんだけど…」ゴシゴシ

ちなつ「また謝ってる」

あかり「…」

これは期待

ちなつ「あかりちゃんのそういう態度、いつも不快だったんだ」

あかり「…」

ちなつ「出来ればやめてほしいなーって思ってたり」

ちなつ「まあ私は大人だから強制はしないけど」

あかり「わ、わかったよ、やめるね。今までごめんね」

ちなつ「やめれてないじゃん」

あかり「うぅ…」ウルッ

数日後

京子「ねえちなつちゃん」

ちなつ「なんですか?」

京子「最近ずっとあかりが学校に来ないんだけど何か知ってる?」

ちなつ「さぁ?」

京子「そう…」

結衣(あかりが来なくなってから京子元気ないなぁ)

京子「今日ちょっとあかりの家に様子見に行くか…」

ちなつ「それはやめたほうがいいですよ」

京子「なんで?」

ちなつ「あかりちゃんにはあかりちゃんの事情があると思います。無理に探るのは良くないと思いますよ」

京子「そっか…」

支援(´∀`)age

 
京子「…」テクテク

京子(ちなつちゃんにああ言われたけど、結局あかりの家まで来ちゃった)

京子(あかり迷惑かな…でも心配だし……)

ピンポーン

ガチャッ

あかね「あら、京子ちゃん。こんな時間にどうしたのかしら」

京子「あ、えっと、あかりどうしてるかなーって」

あかね「……ちょっとあかりに聞いてくるわね」

京子「はい…」

あかね「あかり」

あかり「なに…?」

あかね「お友達がお見舞いに来てくれたみたいだけど」

あかり「…誰?」

あかね「京子ちゃんひとりよ」

あかり「……ここまで呼んでほしいな」

あかね「わかったわ」

あかね「京子ちゃん」

京子「あ、はい!」

あかね「あかりが部屋まで来てほしいって」

京子「そうですか。ありがとうございます」

京子(わざわざ確認したってことは来てほしくない人とかいるのかな…)

京子(まあでもあかりに限ってそんなことはないか)

京子「あかりー」コンコン

あかり「京子ちゃん…」

京子「元気?…って元気なわけ無いか」

あかり「…」

京子「部屋入れてくれない?」

あかり「京子ちゃんはあかりの味方だよね?」

京子「えっ?」

あかり「あかりのこと嫌いになったりしないよね?」

京子「何いってんだよ…」

京子「私があかりを嫌いになるわけないじゃん。いきなりどうしたんだよ」

あかり「…ありがとう京子ちゃん」

カチャッ

京子(鍵開けてくれたのかな…)

京子「あかりー?」ガチャッ

あかり「京子ちゃん…」

京子「!」

京子(あかり…髪もぼさぼさで顔もやつれてる…)

京子「なあ、あかり。なんで学校来ないんだよ」

あかり「…」

京子「あかりが来なくて京子ちゃん寂しいんだぞー」

あかり「…」

京子「……ごめん、誰にでも言いたくないことはあるよな」

あかり「…」

京子「…あかり?」

   : ;  .: /\ .ヾ/    : /              i |        .ヽ
\  ;   l   ヽ:    : / ./     .l ,       l .l         .l
 ヽ、  , !   /    / : /   ハ  .l. /、      l ハ  i : i .ハ |  .|
   .ゝ´    ,     .:: /   / l l /  、 i    l / ; .l::リ ; .l:: l  ||
   |     l     .|:: ; / ,  l /  ,ヽ.l    リ  l l l::: ; l:: ; :l .ノ|
   .|,'    .;l     l:: ;//┼─┼:- ´  ヾ l  l  ̄ .++-l:: l :::: : ;./.リ
   ./    ; l ,  i  l::; l/'__リ_、   .l., /.|./__ リ l.:; ;: : ; ./ !
  ,'     ; : ./:   | l  イ 心 : : マ    ソ  r .): :マ ̄ゞ / /
  l ハ  ハ .: ; : |  .l  、   弋: :- /       .匕 - : ノ ´ / /´
  |l 、 l: ; l | : ;  l 从     ̄ ̄          ̄ ̄./ : ".;´|
  リヽ l: ;、 .| | ; ;  : | ヾ  (//)      ,    (//),  /  l
    ヽ.ハ ソ l |.ヽ   lヽ                 ./: : :   l
     リ ヽ: ; 、| ;ヽ,  l ` 、      _      ノ : : ; ハ.l   あかり、もう笑えないよ…
       ヽ | ソゝ .∧ .l   ` 、        ., イ | ./i : ; /.リ
       .,/.三三ヽ..ヽ`、    ` ゝ -, - ´ .ハ/  |/ l ./
.     /三三三 :ヽ、 `     /v三` !/      ソ

    /三三三三三 \       V三三三` 、

>>31
かわいい

あかり「あかりね」

京子「うん…」

あかり「自分に自身がなくなっちゃったんだ」

京子「!?」

あかり「ある子に言われたんだ。あかりの性格が気持ち悪いし怖いって」

京子「は?なんだよそれ…」

あかり「それからその子に会うのが怖くなって…でもその子の言ったことももっともな気がして…」

京子「っ!そんなわけあるか!あかりは優しくていつも人のことを考えられる素晴らしい性格じゃん」

あかり「ありがとう京子ちゃん」

あかり「でもあかりそのことが頭から離れなくて、なんか学校にいけなくなっちゃった」

京子「そんなこと言ったの誰だよ!」

あかり「……」

京子「誰に言われたのか知らないけど、私はあかりの性格が気持ち悪いなんて全然思わない」

京子「あかりのそういうところ大好きなのに…なんで…」

あかり「…」

ちなつちゃんかわいい

京子「……ん?」

京子「これ、カッター…?」

あかり「!」

京子「っ!あかりちょっと腕見せてみろ」

あかり「や、やだ!」

京子「」グイ

あかり「うぅ…」グスッ

京子「なんだよ…これ」

あかり「…」

京子「…」

あかり「…ごめんなさい」

正直原作で空気ネタってまだ残ってるのかね
アニメは3期あったとしたらどうせ引っ張り続けるだろうけど

>>56
ほぼ残ってない
たまに思い出したように出てくる

京子「くそっ、なんであかりがこんな…」

あかり「あっ、あの」

京子「何?」

あかり「今見たものは、誰にも言わないでほしいな…」

京子「……わかった」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「また来てね」

京子「!」

あかり「京子ちゃんがいてくれたら、いつかまた学校に行けそうな気がするんだ…」

京子「…うん。わかった」

京子「必ず来るよ」

あかり「ありがとう。ただ」

京子「?」

あかり「ただ、一人で来てほしいな」

京子「!?」

京子宅


京子(あかりは…私が何とかしないといけないんだよな…)

京子(でもまさかあんなふうになってるなんて…)

京子(それにしても一人できてほしいってどういうことだろう)

京子(あかりは大人数が我慢できないくらい心を痛めてるのか?)

京子(…)

なんか今日はもう頭がつかれたから誰か続き…

途中から乗っ取れる人はいつでも乗っ取っていいからね

翌日


結衣「京子、昨日どうだった?」

京子「んー?」

結衣「ほら、あかりのところ行ったんだろ?」

京子「あーまあまあ元気そうだったよ」

結衣「そっか、それならよかった」

京子「なあ結衣」

結衣「何?」

京子「結衣ってあかりに何か言った?」

結衣「何かって?」

京子「うーん…あかりが落ちこむようなこととか」

結衣「……あかりに何かあったのか?」

京子「い、いやそれとは別件だよ」

結衣「ふーん…別に私は言ってないつもりだけど」

京子「そうだよなぁ…」

結衣「…?」

あ、どうでもいいけど俺はいつもどういう展開にしようとか考えてないんだ
思いついたまま書いてるから、どういう展開にして…ってのは書き残せないや

部室

京子「ねえちなつちゃん」

ちなつ「何でしょうか」

京子「あかりがなんで休んでるのか本当に知らない?」

ちなつ「昨日も同じ事聞きませんでした?」

京子「ごめん…どうしても気になって」

ちなつ「……もしかしてあかりちゃんのところ行きました?」

京子「!」

ちなつ「あー行っちゃったんですね。私があれほど言ったのに」

京子「…あのさ、こう、考えたくはないんだけどさ」

ちなつ「はい」

京子「あかりが休んでるのって」

ちなつ「私が原因かもしれませんね」

京子「っ!」

京子「え、何?じゃああかりのこと気持ち悪いって言ったのは」

ちなつ「私です」

京子「…」

ちなつ「でも事実じゃないですか」

京子「はぁ?」

ちなつ「あかりちゃんなんて偽善者もいいとこですよ」

京子「っ!」グッ

ちなつ「殴るんですか?」

京子「……」

ちなつ「大人げないですね」

京子「あかりが今どういう状態か知ってるの?」

ちなつ「さぁ?病んでるんじゃないですか?」

京子「……ちなつちゃん、見損なったよ」

ちなつ「そうですか」

京子「」スタッ

ちなつ「あかりちゃんのところ、今日も行くんですか?」

京子「…ちなつちゃんには関係ない」

ちなつ「さようなら、お疲れ様です」

京子「…」ガラッ

ちなつ「……」


結衣「あれ、京子は来てないの?」ガララ

ちなつ「用事で帰っちゃいましたよ!今日は結衣先輩と私の二人っきりですね!」

結衣「う、うん」

京子「あかりー今日も来たよー」ガチャッ

あかり「っ!」サッ

京子「あか…り……何しようとしてたの?」

あかり「…」

京子「……リスカなんてしないでよ」ウルッ

あかり「…」

すぐにリスカしちゃうあかりちゃんかわいい

くっせえな(´・ω・`)
黙って書けよハゲ

京子「カッター貸して」

あかり「…」スッ

京子「もうこんなことしようとしないでね」

京子「もっと自分の体を大切にしてよ…」

あかり「ごめんね…」

京子「ずっと部屋の中にいると気分沈んでくるからさ、外歩きに行こうぜ」

あかり「でも…」

京子「大丈夫。私がずっと手握っててやるから」

京子「いつでも隣に私がいるからさ」

あかり「ありがとう…あかり頑張る」

あかり「えへへ…久しぶりに外の空気吸ったかも…」

京子「元気になれるだろ?」

あかり「少しだけ…」

京子「あかり」

あかり「何?」

京子「あかりが思ってるほどみんなはあかりのこと嫌だって思ってないよ」

あかり「そう…」

京子「あんなの一人が言ってるだけだから、そんなやつなんて放っておけばいいんだよ」

あかり「…」

京子「だってさ、本当に気持ち悪かったら幼馴染の私達が指摘するよ」

京子「一度だってあかりのこと気持ち悪いって言ったことないだろ?結衣も」

あかり「うん…」

京子「だからあかりは自分に自信持っていいんだよ」

京子「もしあかりが変わっちゃうのなら、私は悲しいよ」

あかり「…」

京子「あかり、明日学校行こうぜ」

あかり「…」

京子「何か嫌なことあったらいつでも私のところ来ればいいから」

あかり「……うん」

京子「よし!決まりだな」

ちなつ「こんなところでなにしてるんですか」

あかり「っ!」

京子「…ちなつちゃんこそ何してるの?」

ちなつ「私は今から家に帰るところですけど」

京子「ふーん」

ちなつ「手なんてつないで…気落ち悪い」ボソッ

あかり「!」サッ

京子「あっ…」

ちなつ「2人で楽しくラブラブやっててください。それでは」スタスタ

あかり「…京子ちゃん、もう帰ろう?」

京子「うん…」

あかり「京子ちゃんってもしかして…」

あかり「ちなつちゃんとあかりとのこと知ってるの?」

京子「…うん」

あかり「それでちなつちゃんに怒ってるの?」

京子「…」

あかり「…」

京子「なああかり。どうしても誰にもあかりのこと言っちゃダメ?」

あかり「!」

京子「結衣にも言ってほしくない?」

あかり「…結衣ちゃんならいいかも」

京子「わかった、ありがとう」

あかり「で、でもちなつちゃんを悪者にするのはやめてね」

京子「でもちなつちゃんは」

あかり「いいの。ちなつちゃんの言うことも間違ってないってあかり思うから」

京子「……そんなのおかしいよ」

 
結衣「…」

結衣(あの京子の感じからすると絶対あかりに何かあった)

結衣(でも何も言ってくれなかった…私に言えないことなのかな)

携帯「ぷるっるるるっる」

結衣「電話…京子からか」

結衣「もしもし」

結衣「ああ、うん」

結衣「えっ…」

結衣「うん…」

結衣「うん……」

結衣「……」

翌日

結衣「…」

ちなつ「結衣先輩こんにちはー!」

結衣「…」

ちなつ「? 結衣先輩今日かしこまった顔してますね」

結衣「…」スタッ

ちなつ「!?」

結衣「……」バシッ

ちなつ「痛っ」

結衣「……」バシッ

ちなつ「ちょっと結衣せんぱ…」

結衣「……」バシッ

ちなつ「…」

結衣「……」バシッ

ちなつ「…どういうつもりですか」

結衣「わかってるでしょ?」

ちなつ「何のことですか?」

結衣「京子から全部聞いたよ」

ちなつ「何をですか?」

結衣「……ちなつちゃんがあかりを追い詰めたこと」

ちなつ「やだなぁ私そんなことしてませんよ」

結衣「…」

ちなつ「あかりちゃんは京子先輩のせいで家にこもってるんですよ」

結衣「えっ?」

ちなつ「あかりちゃんが休んでから京子先輩そわそわしてたじゃないですか。あれは自分が追い詰めたっていう罪悪感の表れなんですよ」

結衣「本当に?」

ちなつ「本当ですよ」

結衣「京子の言ってたことと随分違うようだけど」

ちなつ「自分が不利な事実を話すわけないじゃないですか」

結衣「でもそれならちなつちゃんも一緒だよね」

ちなつ「…まあ誰を信じるかは結衣先輩の自由です」

結衣「……」

結衣「ちなつちゃんは最低だね」

ちなつ「…」

結衣「そんな性格だなんて知らなかったよ」

ちなつ「結衣先輩は私よりも京子先輩のことを信じるんですね」

結衣「うん」

ちなつ「…結衣先輩は京子先輩の言うことを盲信してる」

結衣「それでもちなつちゃんよりはいろんなことが見えてるよ」

結衣「少なくとも私には、あかりが気持ち悪くは見えない」

ちなつ「そうですか」

ちなつ「私ごらく部やめます」

結衣「そう…」

ちなつ「ちょうどよかったです飽き飽きしてたので。いいきっかけでした」

結衣「それはよかった」

ちなつ「さようなら結衣先輩」ガララ

結衣「…」

結衣「京子、出てきていいよ」

京子「…」ガラッ

京子「これでよかったのかな…」

結衣「まあ、いいんじゃない」

京子「…」

結衣「…」

あかり「遅くなってゴメンね。久しぶりの部活だよぉ」ガラッ

あかり「あれ、ちなつちゃん先に言ってたと思うんだけど…」

京子「あ、それなんだけど…」

結衣「ちなつちゃんはやめたよ」

あかり「……えっ」

結衣「ちなつちゃん、ごらく部やめたよ」

あかり「え、なんで」

結衣「聞いたよ。ちなつちゃんがあかりに嫌なこと言ったんだよね」

あかり「そう…だけど……」

結衣「それをちなつちゃんに問い詰めたら、ちなつちゃんが部活やめた」

あかり「なんで…」

結衣「?」

あかり「ちなつちゃんを悪者扱いしないでって言ったのに…」

あかり「京子ちゃんに言ったよね?」

京子「うん…ごめん、結衣には伝えてなかった…」

結衣「…」

あかり「どうして…」

あかり「…………そっか」

あかり「……元はといえばあかりがこんな性格だからダメだったんだ」

あかり「あかりがちゃんとした性格だったらちなつちゃんも不快にならずに済んだし、あかりも落ち込まなかっただろうし、京子ちゃんも心配しなかっただろうし、結衣ちゃんも怒ることはなかったよね」

あかり「あかりがこんなだからみんなに迷惑かけて…」

あかり「……やっぱりちなつちゃんの言うことが正しかったんだよ」

あかり「あかりなんて最初からいなければ誰も傷つかずに…」

京子(あの日からあかりは再び学校に来なくなった)

京子(私や結衣が訪れてもあかりは全く相手にしてくれないようになった)

京子(ごらく部は2人の部活になった後自然消滅して今は何でもない毎日を過ごしている)

京子(ちなつちゃんは今どうしてるだろうか)

京子(……そんなことは今の私にはどうでもいいことかもしれない)



おわり

糞スレにしてスマン
疲れたのでもう寝ます

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