メリー「さて仕事だ・・・・・・」 (216)

初オリジナルです。

いろいろと中途半端なので所々に不愉快になるものがあるかもしれません。

遅筆なので急に振られても対応できません。

R-15くらいの表現がありますご注意ください。

たまにストーリーの整合性が無くなるかもしれませんがご容赦ください。

良ければたまにレスしてやってください。

ではよろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392127726


メリー「やっぱりキャラ作りが大事よね、こう相手に安心感与えるような・・・・・・」

メリー「スナイパーだし、よし!メリー(13)でいこう!これなら一流のスナイパーっぽいものね!括弧つければ格好もつくし!なんちゃって!」

携帯「プルプルプルプル」

携帯「ガチャ」

メリー「もしもし、私はメリー、今貴様の背後600mにいる」

男「そんなバカな・・・・・・いたずら電話か?」

メリー「振り向くんじゃない!」ズドン

男「(壁に穴が)!?」ビクッ

メリー「振り向いた瞬間貴様の脳髄が潰れたトマトのようになると思え」

男「なんなんだよ!お前は!」

メリー「良いか?良く聞け、今から絶対に部屋を出るな、絶対にだ」

男「出たらどうなるんだ?」ビクビク

メリー「良いから絶対に出るんじゃないぞ分かったな」ツーツーツー

男「き・・・切れた・・・・・・一体何なんだ・・・・・・」

ピーンポーンピーンポーン

男「ん?誰か来たのか?」

―――――良いから絶対に出るんじゃないぞ分かったな

男(出られない・・・・・・何かヤバい予感がする・・・・・・)

ピーンポーンピーンポーン

男(早く帰れ!今出られないんだ!)

ピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーン

ピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーン

ピーンポピーンポピーンポピーンポ

ピンポピンポピピピピピピピピピピピピピピピピンポーン

男(何だ!?何なんだよ!!)ビクビク

??「アレ?中にいるよね?どこにも出かけてないもんね?どうしたんだろう?」

男(誰だ?女性の声?でも出たら潰れたトマトに・・・・・・)

??「寝てるのかな?じゃあかってに入っちゃおう」ガチャ

男(鍵はかけてあったはずなんだが!?何故だ!?大丈夫だ落ちつけ・・・・・・チェーンがある)

??「あれれ?チェーンがかかってる?やっぱり中にいるんじゃない、男くーん?中にいるんでしょ?開けてよー?」ガチャガチャ

男(誰だ!?一体誰なんだ!?)

??「私彼女なんだけど?あれ?あれれ?ほんとに寝てるのかな?さっき電話で誰かと話してたよね?あれ?あれれ?」ガチャガチャ

男(彼女なんて居ない!俺は彼女いない歴=年齢の純童貞120%だ!)

??「中で倒れてるのかも!?すごい音してたし!これはチェーンを切って中に入るしか!今行くよ!男君!」ガチャガチャ ブチンッ

男(中に入ってきた!?鍵を閉めなきゃ!)カチャ....

携帯「プルプルプルプル」

男(携帯が!?)

携帯「ガチャ」

男「もしもし?」コソコソ

メリー「ドアから離れて頭を下げていろ、来るぞ」

??「」ガチャガチャ

??「あれれ?鍵こっちにこかかってる?しょうがないなぁ・・・・・・防犯意識が高いのは良い事だけど・・・・・・」ガチャリ

??「なぁんだぁ起きてるんじゃない!なんで出てきてくれなかったのなんで?なんで?なんで?なんで?なんで?」

なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?

なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?

なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?

なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?

なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?

なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?

なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?

なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?

??「なんで?」

男「か・・・・・・頭が上下逆に・・・・・・お前は・・・何だ!誰なんだ!ひ・・・・・・人じゃない!何なんだよ!」

??「えー酷いなぁ・・・・・・彼女だよ?貴方の?確かに妖怪だから人じゃないけど・・・・・・」

妖怪「でも愛さえあれば種族の違いなんt」ズドンッ

男「ヒィ!」

メリー「終わったぞ」

男「アンタ一体何なんだ!それにコイツ・・・・・・消え・・・・・・た?」

メリー「ソイツは妖怪『喪変女堕露(モヘンジョダロ)』だ、数日前から貴様に取りついていた。私は・・・・・・メリー(13)だ」

男「メリー・・・・・・サーティーン・・・・・・13歳なのか?」

メリー「いや、今年で251歳だ」

男「思ったより行ってr」ズドンッ

男「あばばばばばば」

メリー「誰が年増で精液まみれのアバズレビッチダッチワイフなのぉ?お兄ちゃん?」ニタァ

男「キャラ変わってんぞ!第一そこまで行ってn」ズドンッ

メリー「次に変なこと言ったらぁ・・・・・・そのドタマぶちぬくぞゴルァ!!」

男「ごめんなさい」ガクガク

男「ところでこの状況はどうなってるんですか?」ガクガク

メリー「少し待て・・・・・・」ツーツーツー

男「一体何が起こったって言うんだ・・・・・・俺は普通の大学生なのに・・・・・」

携帯「プルプルプルプル」

携帯「ガチャ」

男「もしもし?」

メリー「もしもし、私はメリー(13)、今貴様の部屋の前にいる」ツーツーツー

男「え!?」

男「これってまさか・・・・・・あの都市伝説の・・・・・・」

携帯「プルプルプルプル」

携帯「ガチャ」

男「もしもし?」

メリー「もしもし、私はメリー(13)、今貴様の後ろにいる」ツーツーツー

男「・・・・・・・や・・・・・・・助けて・・・・・・・」

メリー「振り向くんじゃない!」

男「はいぃぃぃぃ!」

メリー「危なかったな、貴様、あと数センチでたんぱく質と脂質とその他の塊になっていたぞ」

男「なんでこんな事に・・・・・・」

メリー「案ずるな、喪変女堕露は既に破壊した。だが安心はできん」

男「どういうことですか?」

メリー「喪変女堕露は死の間際に吐露衣(トロイ)を残した。これを辿って少なくとももう一匹厄介なのが来るぞ」

男「え・・・・・・・じゃあまだこの部屋から出られないんですか!?」

メリー「安心しろ、このメリー(13)がターゲットにしたが最後、何もすることができずあの世のような感じの場所的な所に送ってやる」

男「ずいぶん抽象的だ・・・・・・」

メリー「仕方ないじゃん!だって妖怪ってあの世とか地獄とかそういうの行けるとか分からないんだもん!!」プンスカ

男「そっちが素なのか・・・・・」

メリー「う・・・・・・うるさいな!良いでしょべちゅ・・・・・・別に!!///」ズドンッ

男「ヒィウィィ!!撃つな!ライフルをこんな所で撃つな!兆弾するだろ!ズドンデレとか流行らねぇよ!」

メリー「アンタがいけないんでしょ!変な事言ってると守ってあげないわよ!」

男「え・・・・・・?って言うかメリーさん?」

メリー「何よ?」

男「メリーさんってあの都市伝説の?」

メリー「そうよ!悪い!」ガチャッ

男「いや!止めて!撃たないで!だってイメージと違うから。だんだん近づいてきて最後殺されちゃうっていう・・・・・・・」

メリー「ああ、まだ腕が未熟だったころにすぐ背後まで行ってから敵を撃とうとして・・・・・・何人かヤっちゃった、テヘッ☆」

男「ヤっちゃったらダメだろ!目的が変わっちゃってるじゃねぇか!」

メリー「案ずるな、彼らもあの世のような感じの場所的な所で幸せに暮らしているだろう」

男「駄目じゃねぇか!解決してねぇ!それに俺もそいつ等と同じ運命だったかもしれないだろうが!」

メリー「今では70%ほどになっているから気にするな」

男「30%ミスってんじゃねぇか!ふざけんな!狙撃なんかしようとすんじゃねぇ!危ないな!」

メリー「成功率は30%だ!」

男「なお悪いわ!」

メリー「だってぇ・・・・・・みんな怖がって動いちゃうんだもん!私悪くないもん!」

男「そりゃ動くだろ・・・・・・で?」

メリー「?」

男「いつになったらそっち向いて良いんだよ?」


男「いつになったらそっち向いて良いんだよ?」

メリー「ああ、別に特に意味はなかったよ?」

男「意味がないならやらせんじゃねぇよ!」クルッ

メリー「見たね?私の姿・・・・・・見ちゃったね?」

男「や・・・・・・やっぱりころされr」

メリー「無傷で私の事見てくれた人初めてだよぉ///」プルンッ

男「30%も嘘じゃねぇのか!?」

男(っていうか何だコイツ!?見た目は130cm前後なのに・・・・・・なんだこのチョモランマは!?って言うかメリーさんにしては全体的にデカイ!)

男(E・・・・・・いやFカップはあるか!?俺の童貞力でも見抜けないほどのバインバインじゃないか!?そして女子力1500だと!?このロリ巨乳出来る!)ニタァ

メリー「どうしたn・・・・・・・///」ガチャッ

男「やめて!撃たないで!」

メリー「この変態!ロリコン!おっぱい魔人!童貞!スルメスメル!」ズドンッ ズドンッ ズドンッ ズドンッ ズドンッ

男「ギャァァァァァァァァァァァァ!!」ガクッ

メリー「え!?ま・・・・・・またヤっちゃった!?ちょっと!ねぇ!起きてよぉ」ガクンガクンガクンガクン

男「    」シーン

メリー「ふぇーん!」


―――――――――――


男(長い夢を見ていた気がする・・・・・・)ガクンガクン

男(変なロリ巨乳がメリー(13)とか名乗ってライフルを撃ちまくってきた・・・・・・)ガクンガクン

男(ああ、俺死んだのかな・・・・・・)ガクンガクン

男(なんか息も苦しいし・・・・・・・死んでも苦しいんだな・・・・・・)ガクンガクン

メリー「いい加減おきてよぉ・・・・・・」ブルンブルン

ほほう

男「フゴォ!?」

メリー「あ!良かったぁ・・・・・・一時はどうなるかと思ったよぉ」

男(なんだ!?このふかふかプルプルは!?)

メリー「あれ?まだ気分悪い?どっか怪我しちゃった?」

男(こ れ は !  おっぱい様か!?おっぱい様なのか!?)

メリー「ほら、見て上げるから起き上がってよ」グイグイ

男「フヒッ」ムニュ

メリー「あん///」

男「楽園じゃぁ・・・・・・」スリスリ

メリー「      」プルプル

男「ついに俺はヴァルハラにたどり着いたぁ」モミモミ

メリー「死にたいようね」ガチャ

男「はっ!?俺は一体!?」


――――――――――

男「ズビバゼン・・・・・・も゙ゔじま゙ぜん゙」

メリー「よろしい、次にやったら・・・・・・タマタマ取っちゃうゾ☆」

男「それで・・・・・・この後はどうすればよろしいのでしょうか?」

メリー「喪変女堕露の吐露衣を何とかする、死ぬか、私に頼みこむかすれば?」ツーン

男「お願いします助けてください」

メリー「私は・・・・・・それがどんな権力だろうと、特定の相手を顧客に持つ気はないわ・・・・・・」

男「そこを何とか・・・・・・」

メリー「私は・・・・・・それg」

男「それが言いたいだけじゃねぇか!」

メリー「しょうがないわね、20万ドルで受けてあげるわ」

男「今日本円しかねぇよ!せめて円にしてくれ!」

メリー「甲斐性がないわね・・・・・・じゃあ2万ヒュードロで受けてあげる」

男「ああ、そのくらいなら・・・・・・・ってヒュードロってなんだよどこの国の通貨だよ!だから円換算してくれよ!」

メリー「200円よ!」

男「思ったより俺の命の値段が安い件について」

メリー「出すの出さないの!」

男「出すよ!出させて下さい!」チャリッ...

メリー「しかたがないわねぇ、お兄ちゃんは私が居ないとナニも出来ないんだからぁ」

男「わざとやってるよね?って言うか別に2000万でも良かったんだが」

メリー「何が?」

男「もう良いよ・・・・・・なんかごめん」

メリー「とりあえず貴方についてる吐露衣だけどおそらくFake Alertの亜種ね」

男「フェイクアラートって・・・・・・マルウェアかよ・・・・・・」

メリー「その認識で間違ってないわ」

男「間違ってないのか・・・・・・」

メリー「たいていウィルスだもの、吸血鬼が良い例よ?噛まれた所に吐露衣と罰苦弩亜《バックドア》を作られて意のままに操られるって訳」

メリー「喪変女堕露は男に相手にされなかった女の妖怪だから粘着質でしつこいのよね」

メリー「私を見てくれないなら男に掘られてしまいなさい!みたいな」

男「みたいなじゃねぇよ!俺の肛門様大ピンチじゃねぇか!」

男「ん?じゃあメリーは一体どんな妖怪なんだ?」

メリー「所謂九十九神よ?もしくはロー○ンメイデン」

男「方向性が違うじゃねぇか!なにアリスゲーム始めようとしてんだよ大体、第何ドールなんだよお前は」

メリー「第零ドール、減李畏《メリィ》よ!」キリッ

男「完璧な少女の前に呪いの人形作っちゃったのかよお父様・・・・・・」

メリー「とにかく貴方は今大ピンチなのよ?分かってる?」

男「ああ、前門の虎、後門の狼状態だな、肛門だけに」

メリー「    」ウワァ...

男「うわぁ・・・・・・みたいな目で見るな!」

メリー「うわぁ・・・・・・」

男「口に出すなよ!」

メリー「とにかくお金を受け取った以上出来るだけ守るよ私はハンターだからな!」

男「全力で守ってくれよ・・・・・・っていつの間にハンター試験通ったんだよ・・・・・・元ネタ誰なんだかわからないし」

メリー「Be mine!私の名は本能の共犯者!」キリッ

男「絶対に裏切れない生命活動の源よ!じゃねぇよ!」

メリー「It's mine!あらがえないぃぃぃぃぃ!欲望にkiss and cry!」

男「ああもう良いよ!勝手に征服実行しててくれ・・・・・・」

メリー「世界征服!謀略のじゅう゛ぃじゅだぁ!・・・・・・・じゅう゛ぃじゅだぁ!・・・・・・・・」(´・ω・`)

男「ズヴィズダー」

メリー「!?」グヌヌ

男「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」

メリー「我らがじゅう゛ぃじゅだぁの光を、あまねく世界に!」(´・ω・`)

男「アレだよ逆にヴィニ○イラ様っぽいから!かわいいから大丈夫!」

メリー「」(´・ω・`)

男「なぁ、元気出せよチュッパチャップス的な飴あげるから」

メリー「ほんとぉ?」(´・ω・`)

男「ああ、これでお前もヴィ○エイラ様だ!」

メリー「んん~」ジュップジュップ

男(なんか効果音がエロい・・・・・・)

メリー「なんか元気出てきた」ジュップジュップ

男「そりゃ良かった」

メリー「でね?んっ・・・・・・貴方の状況だけど・・・・・・んっ」ジュップジュップ

男(目を閉じればそこには桃源郷が見えるぜ!俺の童貞力が上がっていく!)

メリー「吐露衣を埋め込まれてるから居場所はバレバレで・・・・・・」ジュップジュップ

メリー「どこでナニをしててもぉ・・・・・・」ジュップジュップ

メリー「襲われちゃうから気をつけてね?」ジュップペロペロ

男「どうすりゃいいんだよ?」

メリー「まぁ、現れた敵が吐露衣を回収したところで脳髄をブチまけさせればそれで終わり」

男「掃除が大変そうだ・・・・・・って言うかどうしてメリーさんはこういう事してんの?」

メリー「んー、妖怪とか化物とかの世界ってね今食糧難なのね?」

男「うん」

メリー「で、下手をすると人間食べるタイプの妖怪は人間食べつくしちゃうから勝手に食べちゃいけないって言うルールがあって」ベロンベロン

男「うん」

メリー「その違反者の脳髄を吹き飛ばす仕事をしてるから」ジュッポンジュッポン

男「他にもその違反者を取り締まる人はいるの?」

メリー「居るわよ?イギリス担当の切り裂きジャックとか、アメリカ担当のジェイソンとかタイ担当のガスーゥとか」ペロリン

男「ちょっと待て!ガスーゥってなんだ!非常に弱そうなんだけど!」

メリー「ペナンガランとも言うわね、この業界では歳弱クラスね、頭と内臓だけの女の妖怪だし」ジュップペロペロ

男「そんな奴に守れんのかよ・・・・・・」

メリー「まあこの業界始めたばかりだから最初はしょうがないわよ」ジュップガリガリ

男「タイ大丈夫かよ・・・・・・」

メリー「この業界長い人だと鞍馬天狗様とかは世界中にヘルプに行ってるわよ?空飛べるから」ボリボリ

男「吸血鬼とかはいないのか?」

メリー「ああ、人によってはやってることがあるわよ?串刺し公はこっちの味方だし」ガリガリ

男「仲間だと心強そうだって言うか敵の親玉とか居ないのか?」

メリー「テューポーンのクソ野郎よ」ゴックン

男「世界最強競えるクラスの奴じゃねぇか・・・・・・」

メリー「もともとテューポーンのゴミカスとゼウス様の喧嘩が発端だし」

男「そんな事の為に・・・・・・そっちで決着付けてくれよ・・・・・・」

メリー「大丈夫よ?だって人食べる怪物の方が圧倒的に少ないんだもの」

男「ああ、なら大丈夫か!」

メリー「人殺す奴もあっち側だから戦力は五分五分だけど」

男「ダメじゃん!」

メリー「大丈夫一番厄介なクアチル・ウタアトは今日本にいない事を確認済みだから」

男「クアチル・ウタアト?」

メリー「遭遇したら死ぬから覚えなくていいわ」

男「厄介過ぎる・・・・・・」

メリー「大丈夫よ大丈夫wそんなにビビらなくても動かなければ私が無傷で助けてあげるから」

男「動いたら脳髄ブチまけちゃうって事かよ!勘弁してよ!」

メリー「最悪の場合は最近妖怪の仲間入りしたスタープラチナ君呼ぶから平気よ」

男「最初から無敵のスタープラチナで何とかして下さいよぉ!」

メリー「知名度は抜群なんだけど、まだ日が浅いから半人前なのよね、想像上の物って言う人がやっぱり多いし」

男「あたりまえじゃねぇか!元ネタ漫画だろうが!」

メリー「時間をかければ創作妖怪も本物になるのよ?がしゃ髑髏とか良い例」

男「え!?アイツって創作物なの!?」

メリー「ほらね?狂骨や火間虫入道なんかもそうよ?だから厨二病も百年二百年で本物になるわ」

男「本物の厨二病ってただ超能力者なんじゃ・・・・・・」

メリー「いいえ、厨二病という病気が出来るのよ」

男「なにそれこわい」

メリー「それに日本には大先輩の雪女さんや飛縁魔さん、毛倡妓さんもいるし大丈夫よ!妖怪女子会メンバーは最強クラスよ!?」

男「なんだよ妖怪女子会って・・・・・・」

メリー「あ!じゃあ件さんは?あの人マジすごいよ!すぐ死んじゃうけど!」

男「じゃあダメじゃねぇか!」

メリー「ちょっと待ってて!」pi pi pi.......

件『もしもし?なに?』

メリー「あ!どうも御無沙汰してます!あのー吐露衣を仕込まれた男の人の予言を賜りたいんですけど・・・・・・」

件『良いわよ、ちょっと待ちなさい・・・・・・・・・・グハァァァァァァァ!!イダイィィィィィィィィ!!死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!』

件『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

男「だ・・・・・・大丈夫なのか・・・・・・!?」

メリー「良いから黙ってて!」

件『出ました。その男死ぬわよ!』

男(し・・・・・・死ぬのか・・・・・・)

メリー「どうすれば回避できますか?」

件『土下座をすれば良い』

メリー「土下座ですね?あと・・・・・出来れば例の物もメールで送ってください」

件『分かったわ』

メリー「ありがとうございました!」pi

携帯「メールだお!メールだお!めーr」

メリー「あ、来た!アンタに送ってあげるから感謝しなさい!」

男「ん?なんだ?画像?」

男「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!頭は細○○子で体完全に牛!!キモイ!キモイ!削除!削除しなきゃ!」

メリー「止めなさい!それ魔よけになるの!待ちうけにしときなさい!」

男「いやだよこんなキモイの!」

メリー「うるさいわね!死にたいの!」ガチャッ

男「ワカリマシタ、マチウケニシマス」

メリー「初めからそうしなさいよ」

男「そういえば土下座って何?」

メリー「身に危険が迫った時に土下座しとけばいいんじゃない?たぶん・・・・・・」

男「曖昧で余計に不安になった・・・・・・」

メリー「大丈夫よ、件さんの予言は100%当たるから」

男「余計に不安になった!じゃあ死んじゃうんじゃないか俺!」

メリー「そこで土下座の出番よ!どこかのタイミングで土下座さえしておけば助かるわ!」

男「もう良い・・・・・・なんか飲むか?」

メリー「バーボンを、ストレートで」キリッ

男「ほんとに持ってきて良いんだな?」

メリー「ごめんなさいお茶でも水でもお茶ノ水でもなんでも良いです」

男「お茶ノ水は地名だ。待ってろ」トコトコ バタン

メリー「あ、そうだ応援呼んでおこう・・・・・・」pi pi pi.......

メリー「もしもしメリーです、そうです、あの男性一名吐露衣持ちなので応援お願いします」


―――――― 居間

男「まったく今日はなんて日だ!」(Ψ゜口゜)Ψクイッ

男「もしかしてだけど・・・・・・」

??「もしかしてだけど!」

男「・・・・・・・もしかしてだけど」

??「もしかしてだけど!」

男「オイラの今日の運勢」

??・男「最悪なんじゃないのぉぅ!」

男「・・・・・・誰だテメェは!!」

??「ふっふっふっ・・・・・・気付かれたようでございますね!」ニタァ

??「Be mine!私の名は本能の共犯者!」

男「そのくだりはもう良いんだよ!名を名乗れ!」

雪女「わたくしの名は雪女!そう!伝説の妖怪雪女にございます」ドーン

男「雪女やだ・・・・・・だが!」

男(この女・・・・・・身長156㎝B:T80.5U63DカップW58H85と見た・・・・・・着物が似合う美人だ!)

雪女「どうかいたしまして?」

男(俺の童貞力をフル活用した所この女・・・・・・処女か!?女子力500・・・5000・・・5万まだ上がっていくだと!?)

雪女「もし?」

男「いやいやすみませんレディ、ちょっと取り乱しましてHA HA HA」

男(しかしこの女子力・・・・・・並みの妖怪じゃない・・・・・・)

男(メリーの女子力が1500だったことを鑑みるに格の違う女子ということだ)

男「つかぬ事をお聞きしますが雪女って何人もいらっしゃるので?」

雪女「当然でございます、妖怪の中でも特に人に近く、古来より人と交わってまいりました。いえ目合って参りましたと言うべきでしょうか?」クスクス

男(ええい!山奥の白い奴は化物か!!清純さの中にぶっこんでくる下ネタなど聞いたことがない!)

雪女「しかしあなた様・・・・・・厄介な物を仕込まれて御出でですねぇ、胤を仕込む側ですのに」クスクス

男「いやはや情けない限りですよ」

雪女「いえいえ、そういう事を解決するのがわたくしどもの生業でございますので、抜いて差し上げましょうか?もちろんあなた様の御魔羅様からですが」クスクス

男(くっHなお姉さんは大好物だ畜生!!女子力の高さに加えこのエロさ・・・・・・)

男「もしかしてだけど・・・・・・」

雪女「もしかしてだけど!」

男「・・・・・・・もしかしてだけど」

雪女「もしかしてだけど!」

男「俺に出会ったことで」

雪女・男「欲情してんじゃないのぉぅ!」

雪女「そういうことです!」ジャーン

男「・・・・・・え!?マジで!?」

雪女「冗談ですよ、欲情はしておりませんがあなた様の潔さには少し惹かれております」クスクス

男「ついに俺にも春が!?」

雪女「この場合は冬ですけれどね、雪女だけに」

メリー「ねえ?まだ?・・・・・・って雪女さん!?もうお着きになったのですか?」

雪女「あらメリー、殿方がお困りとあっては地球の裏側からでもエベレストの山頂からでも10秒で馳せ参じます、

    ところであなたこの殿方のお妾さんになったのかしら?」クスクス

メリー「んな!?違います!コイツは依頼人です!どうも清姫の亜種、喪変女堕露に憑かれていたので排除したら・・・・・・」

雪女「吐露衣を仕込まれたという訳ですか。やはり人間の牝は仏様になられると性質が悪くなられますねお岩もそうでしたし」

男「え?二人は知り合い?っていうか呼んだの?」

メリー「さすがに一人だと不安だし基本的には頼りになる先輩だから」

雪女「良く女子会を催しております、もちろん性欲も催しておりますが」クスクス

メリー「何かがおかしい」

男「ええっとこういう時どんな顔をすれば良いかわからない」

雪女「微笑んで戴ければ幸いですわ、ところであなた様のお名前は?」

男「ああ、そういえばまだ名乗っていませんでした、男と言います」

メリー(へぇ・・・・・・男って言うんだ・・・・・・)

雪女「男様・・・・・・なんて漢らしいお名前でしょう、そちらの御魔羅様も漢らしいです」ジュルッ

男「あの・・・・・・どうして俺と話す時だけ息をするかのように下ネタを?」

雪女「大変失礼いたしました。手前共はレッドデータリストに載るほど数が減少しておりまして、

   男性をみたら誘惑なさいと教え込まれてきた物ですから、

   それはもう調教同然で。ああ、御心配なさらずともわたくしは清い体でございますので一晩御褥などいかがでございますか?」

男「いや、ええっと、長ゼリフでだいぶ直球勝負で来た・・・・・・・」

雪女「わたくしのような800歳にも満たない小娘ではご不満でしょうか?房中術ならば御国の物から西洋の物まで一通り学んでおりますので」ムニュン

男「おっぱいが!!スウィートフルプティングが!!」

雪女「認知しろなどと申しません!もう仕込んでいただければ結構でございます!男様にご面倒はおかけしませんのでどうかお恵みを!」モミモミ

男「マイエクスカリヴァーがエレクトしちゃう!ポケットモンスターが暴れ出しちゃう!」

メリー「ストップ!そこまでです雪女さん!そういうのは後にしてください!」

雪女「確かに、今は一大事、つまり危険が迫っております。という事は本能的に子孫を残そうと御慈悲をくださるはず!」

男「差し迫った危機では無いのでそれほどではありません」

雪女「では明晩にでもお願い致しますね」

男「約束は出来かねます」

メリー「今は吐露衣でおびき出されてくる奴の脳髄ぶちまける事だけ考えてよ」

男「そんな気持ち悪い事考えたくない。これから夕飯食べるし」

雪女「では!御夕食は是非このわたくしに御任せ下さいませ、男様を満足させられる女であることを証明いたします」

雪女(媚薬と精力剤を致死量ギリギリまで仕込んで男様に子胤を仕込んでいただきます)フフフフフ

雪女(そしてついに御里で唯一元服過ぎても処女の汚名を雪がせていただきます、真っ白な御慈悲をたくさんいただいて)フフフフフフフフ

男「いえ、嫌な予感がするので結構です。それに昨日作ったベフストロガノフと自家製バゲットがまだ残ってるんで」

メリー・雪女(なんかプロっぽい!?)

男「私の職業は大学生兼料理人兼童貞です」ドーン

雪女「そしてわたくしの素敵な旦那様ですね分かります」

男「違います」

雪女「なぜですか!?処女なので少しだけほんの少しだけ面倒ですが浮気は致しませんよ!?人間の牝と違ってたった一人だけを愛し続けますよ!?」

男「それは関係ありません」

メリー(処女より性格が面倒そう・・・・・・)ボインッ

雪女「はっ!?まさか!?メリーのようなロリ巨乳がよろしいのですか!?

    確かにこれと比べられては私の乳房は豊満さにかけますがですが!

    感度は自信があります!弄んでいただくだけで果ててしまうほどですよ!?」

男「子作り優先の女性はちょっと・・・・・・」

雪女「違います!子作りでは無く!純粋にあなた様と床を共にしたいのです!

    わたくしを雪女と知っても怯えるそぶりも見せなかった胆力に惚れたのです!」

男「出会って1年未満の女性と床を共にする気はありません」

雪女「ちょこっとホントにちょこっとだけで良いのです。軽い気持ちで孕ませていただいて結構でございますので大丈夫痛くありませんから!」

男「このバカ者がぁぁぁぁぁ!!」

雪女・メリー「!?」ビクゥッ

男「軽い気持ちで子供を作るなど言語道断!子供の気持ちはどうなる!あなたは軽い気持ちで作っただけなのよなんて言われたどう思うと思っている!」

雪女「そ・・・・・・それは・・・・・・」

男「それに父親が居ない子供は不幸だ!与えられるべき幸福を!受け取るべき愛情を!生まれる前から受け取れないなど、本人がどうであれ不幸なことなんだ!」

男「決めつけるなと人はいう、だがそれらのほとんどが両親が健在な者で元から失っていない、知らない者たちなのだ!」

男「意図して片親にするなどこの俺が許さん!童貞の名にかけてこの俺が許さない!」ドーン

男「俺は童貞としてはまだひよっこだ・・・・・・だが偉大なる童帝の先人たちは言った・・・・・・」

男「不幸をばら撒くセクースより虚構であってもオナニーをすれば良いと!」

男「それが――――――童貞道だ!オナニズムの名のもとに!この世の人間活動全てはオナニーであると!」

男「SSを書き投稿するのは公開オナニー、社畜として働くのはドMオナニー!全てがソロプレイ!」

男「そう・・・・・・我々はオナニーをするために生まれてきた!リア充など交尾の獣、リア獣は敵だ!煩悩をその身の内に飼い殺せ!」

男「私の名はオナニーの共犯者!征服実行ぉぉぉぉ!」ドーン

雪女「私が間違っていました・・・・・・」

メリー「途中まではまともだったのに、ちょっとカッコいいと思ってしまった私の気持ちを返して!」

男「それでいい、俺の言葉ですら全てはオナニーなのだ」

男「童貞 is Freedom!処女 is Justice!」

雪女「で・・・・・・でもじゃあどうやって絶滅を防げばいいんですか!私たちはこのまま滅びるしかないんでしょうか!?」

男「童貞道は神に反逆する人間の意地だ。妖怪が妖怪らしく生きる事を俺は許そう。だが、無理やりはいけない」

いるけど投下中のコメントは控えたいからROMってる

雪女「男様・・・・・・やはり私にはあなた様しかおりません!」

男「努力せよオナニスト!擦れば道は開かれん!」

メリー「余裕ね、死の予言が出ているのに・・・・・・」

男「俺は死なないさ、お前が守ってくれるのだろう?」

メリー「と・・・・・・当然じゃない!」ドキッ

??「ほぉ・・・・・・童貞なのか」ジュルッ

メリー「誰!?」

河童「吾の名は河童、人のしりこだまを喰らう物」

男「しりこだまはいやぁぁぁぁぁぁ!!」

河童「童貞のしりこだま良いものだ。極上ののど越しをする・・・・・・さあ吾の第三の足でしりこだまを引きずり出してくれる!」ギンギン

メリー「なんで効かないのよ!!」ズドンッ ズドンッ ズドンッ ズドンッ ズドンッ

河童「金剛石すら削り、黄金より柔軟な吾等の甲羅は無敵ぞ」キンッキンッキンッキンッキンッ

男「メリー止めてくれ!兆弾がすごい!!」

河童「だが分が悪いのも事実、退散させてもらおう」

メリー「待ちなさいこのホモ野郎!ケツ穴に鉛玉ブチ込んで脳髄ぶちまけてやるんだから!」

河童「フハハハハハ河童界の桂小五郎とまで呼ばれたこの吾に逃げられぬ場所は無し!必ずその男のしりこだまと童貞はいただくぞ!」タタタタ

メリー「・・・・・・まさか窓から逃げるなんて・・・・・・」

雪女「河童はそう簡単には死にません、予期せぬことがあってもあの甲羅を使えば着地は容易でしょう」

男「どうするんだよ・・・・・・あんなの反則じゃないか・・・・・・」

メリー「大丈夫よ、勝負は」

雪女「勝負はぁぁぁぁぁ!」

メリー・雪女「いただき!」ニヤリ

男「ノりで何とかしようとするな!もうこれ以上やったら『Be mine!の巧妙なステマ』とか言われちゃう!」

メリー「どちらかというと『どぶろっく』の巧妙なステマね」

男「自宅でゴロゴロしていたら 突然妖怪が現れて 子種寄こせと言い寄って来たんだ!」

男「もしかしてだけどぉぅ!」

メリー・雪女「もしかしてだけどおぅ!」

男「もしかしてだけどぉぅ!」

メリー・雪女「もしかしてだけどおぅ!」

男「それってオイラの」

男・メリー・雪女「貞操の危機じゃないのぉぅ!」

男「そういうこと、じゃねぇよ!」

雪女「あなたの童貞が」

メリー・雪女「欲しいぃぃぃぃ!欲しいぃぃぃぃ!欲しいぃぃぃぃ!」

雪女「出来ればそのまま子供が」

メリー・雪女「欲しいぃぃぃぃ!ラララァァラァァラララァァァァァァァ!」

男「メジャーじゃない方を歌うなよ!一瞬なんだかわかんなかったろ!」

雪女「あなたの現状を簡潔に伝えられたかと存じ上げます」

男「嘘つけ最後願望だったじゃねぇか!」

メリー「私はそんな願望ありません!」プンスカ

男「じゃあなんでノったんだよ!!」

メリー「その場の流れを壊さず読み切り命中させるのがスナイパーだからです!」キリッ

男「何をスナイプしたんだよ!命中どころか的外れも良いところだろうが!」

雪女「では男様は私に命中させてください」

男「何が『では』なのさ!こちとら河童の件でいっぱいいっぱいだよ!」

メリー「とにかく狙いははっきりしたので貴方はしりこだまと童貞を守ってください」

雪女「ここはむしろ私に童貞を預けていただいて、しかるべき時まで保管というのがよろしいかと」

男「預けて無いよね!完全に奪われちゃってるよね!保管も何も出来ないよね!」

雪女「きゅうりの方もわたくしがきゅうりケースを都合よく持っておりますのでその中に入れていただければなお安心できるかと」

男「何にも変わってないよね?あれ?俺の言い方が悪かったかな?」

メリー「アンタが何より守らなきゃいけない物は童貞じゃなくてしりこだまよ、童貞はなくても死なないけどしりこだまないと死んじゃうんだから」

男「嫌だ!童貞がない俺なんてコーヒーと牛乳が入ってないコーヒー牛乳だ!」

メリー「砂糖が残るだけましでしょ」

男「童貞って言うのは魂みたいなもんなんだよ!ある意味心より大事なものだ!」

雪女「分かりました。そこまで言うのでしたら男様のお好きにどうぞ!いずれ本能のままにわたくしを貪っていただきますので」

男「前提がおかしいけど良しとしよう。何もしなければ死ぬだけだ、まずは昨日残りの俺のストロガノフとバゲットのフレンチトーストを食べようじゃないか」

雪女「御夕飯ですね、分かりましたお手伝いを・・・・・・」

男「要らん!厨房は戦場だ!女子供が入って良い場所じゃない!」

メリー「台所は女の戦場というのでは?」

男「台所では無くここは厨房だ!間違えるな小娘!」

メリー「どう違うのよ?」

男「調理器具の種類!火力!そして何よりコンセントが家庭用では無く業務用だ!」ドーン

メリー「でも民家の中にあるんだから厨房じゃなくて台所じゃないの?」

男「では真の違いを教えよう・・・・・・それは・・・・・・」

メリー「それは?」

男「毎日裸エプロンで食事を作ってくれる嫁がいるか居ないかの違いだァァァァァ!」

メリー「ほとんどの家庭が台所では無く厨房な訳ね」

男「ほとんどの家庭は台所だよ何を言ってるんだ?可愛い奥さんがいるから家やマンションを購入したんだろ?」

メリー「え?」

男「え?」

雪女「男様僭越ながら申し上げますと世の中の奥様はほぼ裸エプロンなどしておりません」

男「なん・・・・・・だと・・・・・・!?」

メリー「アンタお母さんが裸エプロンしてんの見た事あるわけ?」

男「え?うちの母親冬場以外はほとんど毎日裸エプロンだったけど?」

メリー「え!?」

男「え!?」

雪女「それは男様のご家庭が特別だったのです」

見とるで
>>37
チラッチラッは止めたほうが無難だぞ。叩かれかねんし

男「マジかよ・・・・・・ああ、確かに友達のお母さんは裸エプロンして無かった気がする・・・・・・」

メリー「アンタ男で良かったわね、女の子が影響されてたら大変だったわよ?」

男「うーん、じゃあお姉ちゃんと妹で2アウトか、あと一つでチェンジだな」

メリー「え!?」

雪女「え!?」

男「え!?」

雪女「男様は御姉妹がいらっしゃるのですか!?」

男「うん姉俺妹の3姉弟」

メリー「お姉さんたちは不思議に思わなかったの!?」

男「お姉ちゃんも妹も普通に裸エプロンだったけど?」

メリー(なんてこった・・・・・・変態的なやり取りが多々入るのにはこんな影響が・・・・・・)

雪女「それだけ御姉弟がいらっしゃって良く一人暮らしが出来ますねしかも一軒家で」

男「ここは俺の他界したグランパの家さ、貸すのもいわく付きだし売るのも忍びないしで生前贈与で貰った」

メリー「贈与税は一体どこから・・・・・・」

男「裏の山二つあるじゃん?あの向こうまでじーじの土地だったんだけど半分物納して払った」

雪女「今はどこまでなんですか?」

男「裏の山見えてる所全部」

メリー「アンタのお爺様お金持ちね・・・・・・この日本家屋も納得だわ・・・・・・」

男「戦後すぐの食糧難前に米を大量にかき集めておいて売っぱらったお金がかなり有ったんだってさ、うちのパパーンが今シャッチョサンなんだけど」

雪女「しれっとおぼっちゃまアピールですか!勝ち組ですか!私はまだ茅葺屋根だっていうのに!不公平です!せめて童貞くださいませ!」





>>47 御忠告ありがとうございます。あまりに誰もいなかったら休憩がてらスノボとホッケーを見て来ようかと思いまして聞いてみました。

男「俺は職業料理人兼童貞を通したいからマイシスターズのどっちかが継ぐんじゃない?」

メリー「って言うかアンタ固定資産税とかどうしてるのよ?」

男「ん?FXと株の併用で稼いだお金切り崩してるけど?まあ後50年くらいは遊んで暮らせる額が残ってると思うけど?」

男「食費は肉以外裏の畑だし、省エネファームと太陽電池と蓄電池付けたから電気代もそれほど高くないし、水道は井戸だし」

メリー「半自給自足してんのね・・・・・・っていうか20万ドルくらい払えたじゃないの詐欺よ!」

男「だから日本円しか持ち合わせないって言ったろ!それを勝手に2万ヒュードロとか言い出したんだろうが!」

メリー「言葉遊びとは卑怯な・・・・・・」グヌヌ

雪女「学校はいってらっしゃらないの?」

男「大学生だよ?ああ、学費に関してはファーザーが『学業にかかる金は全て俺が出す!ドンッ』って言って全額出してくれた」

メリー「え?ドンってまさか・・・・・・・」

男「え?そりゃ諭吉さん達置いた音でしょ?」

雪女・メリー「え!?」

男「え!?」

雪女「僭越ながら男様、諭吉さんを子供に渡す時の効果音は精々ペラッが良いところです」

男「またまたご冗談をwwww」

メリー「アンタの家どうなってんの!?この不景気全盛の時代にあってなんでそんなに繁栄してんの!?」

雪女「座敷わらしでもいるんじゃないでしょうか?」

男「うーん座敷わらしか・・・・・・今まで信じてなかったけどやっぱり爺さまの言う通り居るのかな?」

雪女・メリー「え!?」

男「え!?」

メリー「そんな!なんでもっと早く言わないの!?って言うか座敷わらし居るの!?」

男「俺は見た事ないけどあっちの客間に常に子供用のおもちゃとお菓子、飲み物は切らさず置いておくように言われて今でも続けてるけど?」

雪女「ここですか?」

男「そこです」

メリー「ジュースとかお菓子はどうなってんの?回収してんの?」

男「え?中身がなくて分別されて置いてあるからゴミの日に捨ててるけど」

メリー「確実に居るじゃない!!なんなのそれ!もっと違和感持ちなさいよ!」

男「お姉ちゃんか妹が悪戯してんのかなって思ってたんだけど?」

メリー「ダメだコイツ・・・・・・早くなんとかしないと・・・・・・」

雪女「とりあえず開けてみましょうか?」

メリー「そうしましょう」

男「なんでそんなに警戒してんの?」

メリー「座敷わらしだったら良いけど、他の奴だったらどうする訳?」

男「家にいると良い妖怪って他にもいるの?」

雪女「金霊とか竜宮童子でしょうか?どちらにしても悪いものではありませんが、警戒をしておいて損はありません」

男「なるほど」

メリー「開くわよ」スーッ

座敷わらし?「  」ビクッ

雪女「あら可愛らしい」

座敷わらし?「いじめる?」ビクビク

メリー「いじめるかいじめないかは貴方次第よ、貴方は何者?」

座敷「座敷わらし・・・・・・」ビクビク

男「座敷わらしなのか」

座敷「うん・・・・・・あの・・・・・・」ビクビク

雪女「何かしら?」

座敷「いじめる?」ビクビク

メリー「いじめないわ、貴方悪い妖怪じゃないんでしょ?」

座敷「うん、たぶん・・・・・・」ビクビク

メリー「たぶん?」

座敷「ずっと前に居た家・・・・・・出てきたら・・・・・・・その家燃えちゃった・・・・・・・」シューン

雪女「座敷わらしが出て行ったら悪いことが起こるものですからね、気にしなくていいんですよ?」

男「じゃあ家から出ていかれたらアウトか・・・・・・」

座敷「あの・・・・・・お爺ちゃんと・・・・・・約束した・・・・・・ここに・・・・・・ずっといる・・・・・・」ビクビク

男「お菓子食べてたのか、やっぱり」

座敷「最近・・・・・・お菓子の種類変わった?・・・・・・お爺ちゃんは?」ビクビク

男「ああ、ジっちゃんなら亡くなったよ?もう3年くらい前」

座敷「でも・・・・・・お菓子・・・・・・毎日あった・・・・・・」ビクビク

男「爺様の遺言でな、毎日お菓子をお供えしとけ、彼女出来るぞと騙されて毎日おいてた」

座敷「そう・・・・・・お爺ちゃん・・・・・・死んじゃった?・・・・・・私もうここに居ちゃダメ?」ビクビク

男「どうせ使ってないし好きなだけ居ると良いよ、爺ちゃまがボケなかった理由は話し相手になってくれてたとかだろ?」

座敷「毎日お砂糖のやつとか、きんつば?とか持ってきてくれた」ビクビク

男「ありがとうな、俺の爺ちゃんもきっと毎日楽しかったと思うよ、婆さんに先立たれた後も」

座敷「そう・・・・・・お爺ちゃん幸せ?」ビクビク

男「ああ、きっと幸せだったと思う」

座敷「よかった・・・・・・・棲む所くれた・・・・・・恩返し・・・・・・出来た・・・・・・」ホッ

メリー「良い子ね、怖がらせてごめんね」

座敷「うん・・・・・・だいじょうぶ・・・・・・私強い子だから・・・・・・」

座敷「」ジー

男「ん?何?」

座敷「お名前は?」

男「俺は男だ!田んぼの力と書いて男、業深きオナニーの共犯者にして童貞を生業にするただの紳士さ」フッ

メリー「『ふっ』じゃないわよ!アンタこんな小さい子の前でナニさらっと口走ってんだゴルァ!」

座敷「男?・・・・・・オナニーってなに?」

メリー「ほら!覚えちゃったじゃないの!まだ知らなくて良いのよ、大きくなったら分かるからね?」

座敷「?」

男「なんだよお前、座敷わらしちゃんのお母さんかよ、正しい性知識くらい与えないとダメだろ!」

メリー「何言ってんのよアンタ!バカじゃないの!座敷わらしちゃんにはまだ早いわ!」

雪女「完全に夫婦の会話ですねわかります」グヌヌ

座敷「ケンカ・・・・・・ダメ・・・・・・だよ?」

男「ああ、ごめんね、うるさい女だね」ナデナデ

座敷「んふふ♪~」

メリー「私が悪いみたいになってるし・・・・・・」

男「良く考えても見ろお前みたいなロリ巨乳が251歳つまりアラスリーなんだぞ?」

メリー「ちょっとまってまさかとは思うんだけど一応聞いて良いかしら?」

男「なんぞ?」

メリー「アラスリーって何よ?」

男「アラウンドスリーハンドレッド」

メリー「お兄ちゃん☆今度変な事したらタマタマ取っちゃうって言ったわよねぇ?」

メリー「約束通り~魂々盗っちゃうからぁ☆」

男「待て、話せばわかる!それに良いじゃないか!ほぼ不老不死じゃない!

  何歳になってもお肌すべすべツヤツヤブルンブルンで可愛くて綺麗じゃないか!」

メリー「そ・・・・・・そう?私綺麗?」

男「おう!それはもう人間とは思えない・・・・・・あ、人間じゃないのか・・・・・・」

メリー「・・・・・・」

男「そうさ!もうこの造形美って言うのか!?幼い顔立ちで尚且つ男を誘惑する小悪魔スタイル!良いよ!すごく良い!」

メリー「ホントかしら?」

男「ホントさ!KGBだかAK47だかモノクロだかモノリスだかのアイドルもどきグループなんて足元どころか影にも届かないよ!」

メリー「良いわ、今回は座敷わらしちゃんの手前、不問にしてあげる・・・・・・ただし、次ハ無ェゾ?」

雪女「ちょっとした事で痴話喧嘩しちゃう子育て中の夫婦ですね分かります」グヌヌ

メリー「ところで歳がどうかしたの?」

男「ああ、座敷わらしちゃん今いくつ?」

座敷「うーん・・・・・・100歳越えてから数えて無い・・・・・・」

男「ほら見ろ、PG12どころかR-18だって軽々みられちゃうぞ!」

メリー「だとしても精神年齢が低いから無効よ!」

男「雪女!」

雪女「はい!ここに!」

男「元服は何歳だ!」

雪女「恥ずかしながら・・・・・・私は結婚しておりませんでしたので・・・・・・18歳で」

男「ほれみろ!雪女も元服してるぞ!」

メリー「関係ないでしょ!?」

男「いいや!日本人は元服すればHな事しても良いんだもん!」

メリー「だからって・・・・・・・ニーは関係ないでしょ!」

男「え?なんだって?」

メリー「オナニーは関係ないって言ってんのよ!」ズドン

男「危ねぇなこのズドン人形!わらしちゃんに当たったらお前責任取れんのかコラ!」

メリー「アンタが避けたのが悪いんでしょ!」

座敷「け・・・・・・・喧嘩は・・・・・・喧嘩はダメー!!」

メリー・男「!?」

男「ごめんなわらしちゃん、喧嘩してたんじゃ無いんだよ?ちょっと議論が白熱しちゃっただけなんだ!」

メリー「そうよ!大丈夫よ!もう終わったからね!」

座敷「ほんと?」ジトー

メリー・男「本当だよ!」

男「ふたりは!」

メリー「なかよし!」

雪女「喧嘩して怒られて二人で逃げだしたのですね・・・・・・楽しい事は二人分で悲しい事は半分なのね、喧嘩したことを暗に認めているでしょうか?」

雪女「これを読んで懐かしいとか思った人・・・・・・歳がばれるわね」クスクス


―――――― 居間


男「昨日まで一人暮らしだったと思っていたのにまさか同居人がいたとは」

座敷「?」

男「気にしなくて良いよ、とりあえずこれを食すが良い!」

座敷「これは?」

男「ベフストロガノフとパンペルデュ」

メリー「パンペルデュ?」

男「ダメになったパンって意味のフランス語でフレンチトーストの事だ、昔は古くなって堅くなったパンを焼き直した物だったからな」

メリー「へー」

男「フランスでは本来これをデザートとして食べる、ブレッドプディングみたいなものだと思え」

雪女・座敷「いただきます!」

男「うむ存分に食せ」

メリー「で?」

男「なんだ?」

メリー「なんでそのフレンチトーストにチーズと焼いたベーコンが乗ってるの?しかもその上からシロップかかってるし」

男「騙されたと思って食すが良い、料理を不味く作ったりはしない、料理人のプライドだ」

雪女・座敷「おいしー!」

男「そうであろう、そうであろう」フハハハ

メリー「お・・・・・・おいしい」

男「そうであろう、そうであろう、我を褒め称えるが良いわフハハハハ」

座敷「男、男?」

男「ん?なんであるか?」

座敷「おかわり、大丈夫?」

男「一人では喰いきれぬ量があるから大丈夫だ好きなだけ喰らうが良いわフハハハ」

メリー「男が調子に乗ってる」グヌヌ

男「おかわりだ!食せ!」

メリー「しかし、お世辞抜きでおいしいわね・・・・・・良くこれだけの技術をその年齢で・・・・・・」

男「ママンは料理がてんでダメだったからな!小学一年生から俺が厨房を仕切ってきた、いわば花板だ」ドヤッ

雪女「男様・・・・・・?」

男「何事か?」

雪女「お恥ずかしい話なのですが、私も御替りの方を・・・・・・」

男「任せるが良い、ほーらたっぷり入れちゃうぞぉ!」

雪女「ああん!ダメです!そんなにたっぷり注がれては!わたくし・・・・・・食べ過ぎてしまいます!」

男「存分に食すが良い」コトッ

メリー「アンタ料理になると口調と性格変わるわよね・・・・・・おいしいけど」

男「他人に食べて貰うのは2週間ぶりだからな!テンションが少しおかしいフハハハハ」

メリー「2週間?」

男「先々週姉妹揃って俺の造りし、柳カレイのポアレ 温かいオマールのエスプーマー~ふきのとうを添えて~や、

  ラムフレンチラックのトマト煮込みブルゴーニュ風などを食して行ったからなフハハハ」

メリー「フレンチのフルコースでも作ったの!?」

男「いかにもタコにもスルメにも、イタリアン、フレンチ、和食、精進料理は既に極めた、今はテュルキエを研究中だ」

メリー・雪女「テュルキエ?」

座敷「てゅるきえ?」コテッ?

男「トルコ料理だ、しかる後に中華を極め、多国籍フルコースを完成させる予定だ」

メリー「インドは?」

男「インドはスパイシーすぎるからな、フルコースには向かない上、スパイスの調合を極めるには時間がかかるから分割して勉強しておる」

メリー「やだ、以外と真面目にやってる・・・・・・」

男「辛過ぎる物や匂いの強い物は先に出しても後に出しても嫌われるものだ、

  特にコースという性質上全てが調和していないといけない、

  カレーを出してしまえば全てがカレーに吸収されてしまう、ゆえに独自のスパイス調合が必要なのだ」

男「このベフストロガノフはロシア料理だが日本はかなり多くの影響を受けた国でもある。

 たとえばガルブツィー、サラート・オリヴィエ、ボルシチ、ピロジュキなどが有名だ」

メリー「ボルシチとピロシキは分かるけどガルブツィー?サラート・オリヴィエ?」

男「うむ、ガルブツィーはロールキャベッジ、サラート・オリヴィエはポテサラだな、

  ロールキャベッジに関しては本来はドルマという料理でトルコのアナトリアナ半島で食べられていたものが起源だ。

  いわばトルコ料理な訳だが、これが明治28年に日本に入ってきたことを考えるとロシア経由で有る可能性が高いということだ」

メリー「料理になると本当に饒舌ね・・・・・・これで変態じゃなければ」ボソボソ

雪女「それにしても男様はとても料理がお上手です、これは嫁として精進せねば!」

座敷「男好きー!」ギュッ

メリー・雪女「な!?」

男「よしよし、ちゃんとしたデザートを持ってきてやろうなー」ナデナデ

座敷「わーい!」

男「マスカルポーネとラズベリーのタルト~蜂蜜とギリシアヨーグルトを添えて~だ、食せ!」

座敷「いただきまーす!」

雪女「あの!男様!私も男様の事をお慕いしております!」

メリー「わ、私も嫌いじゃないわよ!」

男「みなまで言うな、ちゃんと用意してある、さあ食せ!」

座敷「おいしー!」

男「であるか!」ナデナデ

メリー「ホントにおいしいわ・・・・・・」

雪女「このようなもの御里では食べた事がありません」

男「女子は甘いものが好きであるからなフハハハハ」

メリー「もしかして男って料理できるし、なんだったら家事もしっかり出来てるみたいだから逆にモテないんじゃ?」ヒソヒソ

雪女「ああ、確かにここまでされるとさすがに女の子としての矜持が・・・・・・」ヒソヒソ

座敷「おかわりー!」

男「うむ、しばし待て」

メリー「あ、私も!」

雪女「私もお願いします」

座敷「お腹いっぱいー!ごちそうさまでした!」

男「お粗末であった」

メリー「それにしてもホントにすごかったわね」

雪女「ええ、旦那さんがダメならば、一層の事お嫁さんとして嫁いで頂く方が良いのかもしれません」

男「満足満足」テカテカ

メリー「食べて貰うことに喜び感じちゃってるし・・・・・・」

雪女「あ、男様御疲れでしょう?湯編みの準備はわたくしがいたしますのでお寛ぎ下さい」

男「ああ、良いよ。さっき沸かしておいたから先に3人で入ってくると良い」

メリー「いつの間に!?」

男「ああ、雪女は入れないのかな?溶けたりする?」

雪女「いえ、御先祖様は溶けて亡くなったと聞いておりますが、わたくしたちは人と交わったことで溶ける事は無くなりました」

男「なぜ溶けると分かってて入ったのか・・・・・・」

雪女「いつの時代も夫の背中を流したいの物なのでは?」

メリー「って言うか先に入りなさい、ここまでして貰ってその上先にお湯をいただくのは悪いわよ」

座敷「私男といっしょに入るー」

メリー・雪女「!?」

男「HAHAHA、お嬢さん今はな児童ポルノだかと言ってうるさいんだよ、100歳だと言ってもバカな政治家どもが屁理屈を言って禁止するんだ」

座敷「嫌!男と入る!大丈夫!男が意地悪されたらその政治家さん?の家に入って出てくるから!」ガシッ

男「すごい仕返しだな・・・・・・実は日本最強の妖怪って座敷わらしじゃないか?」

雪女「まぁまぁ、ここは間を取って私も御一緒に入りますので」

男「一体どの間を取ったんだ?百歩譲ってわらしちゃんと入るのは良しとしてもお前は無い、貞操の危機だ」

メリー「なんか私だけ除者って嫌だな・・・・・・」

男「おいおいお前まで、だから児童ポルノが!非実在青少年が!」

メリー「そんな事言う奴はこの私がシューティングしてやる大丈夫だ安心しろ、私はロリじゃない!」

雪女「わたくしもロリではございません」

座敷「私もー!」

男「お分かりいただけただろうか?明らかにロリが混ざっていた事に・・・・・・」

雪女「わたくしは違いますね」

男「はい」

メリー「私は違うわよ?」

男「いいえ」

座敷「お風呂ー」

男「だからぁ、ロリ二人は完全アウトだから」

メリー「私もアウトなの!?」

男「ホント嫌になるよね、政治家はバカしかいないから子供っぽい顔ってだけでロリ認定なんだよ」

メリー「私そんなに子供っぽいかしら?」

男「そうだねぇ、首から上だけだったら小学五年生って感じ、目がくりくりしてておでこが出っ張ってるし、ほっぺがぷにぷにしてるから全体的に子供っぽい印象」

メリー「なんか複雑かも・・・・・・小五とかも微妙なラインだし」

男「まあマシだよね、わらしちゃんに至っては童だからね、もう言い逃れ不可能なほど子供感出ちゃってるよね」

雪女「もしかしてだけどぉぅ!」

メリー「もしかしてだけどぉぅ!」

雪女「この人が実は」

メリー・雪女「ロリコンなんじゃないのぉぅ」

雪女「そういうことだろ!」ジャーン

男「違うっつってんだろ!俺はロリコンじゃない!発育の良い小学生から吉永小百合までストライクなだけだ!」

メリー「えらく広いストライクです事」

雪女「本当に・・・・・・三月で69歳ですよ・・・・・・アラサー、アラフォーどころじゃなくアラセブンですよ神セブンみたいな」

男「今でも面影あるけど昔から超綺麗だったんだぞ!このブロマイド見るが良い!」※参考画像は16歳の吉永小百合です、各々ググってください

男「どうだい、こうしてみるともう少し幼くしたらメリーに似てるな」

雪女「今だったら青少年健全育成条例に引っかかりそうなくらいお綺麗でしたね」

メリー「よくよく考えたら吉永小百合って182歳も年下だったわ」

雪女「わたくし798歳ですので729歳年下ですわね」

メリー「やだー、やっぱりロリコンじゃないですかぁ」

雪女「ロリコンが許されるのって小学生までだと思うんです」

男「そりゃ自分自身と同年代だからね小学生は!第一基準がおかしい!K点が800歳とか絶対におかしい」

メリー「発育の良い小学生は確実にアウト」

男「大丈夫だもん、セッ○スなんてしないから、俺はオナニストだから煩悩抑え込めちゃうんだもん」

座敷「ねーねーお風呂入ろうよ男ー」グイグイ

男「風呂ぐらい良いか、どうせア○○スもこんなSSまで見に来ないし」

メリー「通報しますた」

雪女「録画しました」

男「俺は来るもの拒まない」

雪女・メリー「yeah yeah yeah yeah」

雪女「もしかしてだけどぉぅ!」

メリー「もしかしてだけどぉぅ!」

雪女「わたくしたちがほしくて」

メリー・雪女「堪らないんじゃないのぉぅ!」

雪女「そういうことだろ!」ジャーン

男「勝手にそういう事にすんなよ!もう良い、わらしちゃん風呂行こう」

座敷「うん!」

―――――――――――― お風呂026

男「結局みんなで入るんじゃねぇか」

雪女「最初から入ると言っております」

座敷「おふろー!」

メリー「良いじゃない、煩悩は抑えときなさいよ!後こっちみんな」

男「へいへい」

ガラガラガラガラ

河童「先に入っているぞ」

ピシャッ

男「ぎゃあああああああああああああああああああ!!」

ガラガラガラガラ

河童「閉めるなよ、さびしいじゃないか。飛んで風呂に入る冬の童貞か、さあ童貞としりこだまを頂戴しよう」ギンギン

雪女「男様!」

メリー「死ねこのエロガッパ!」

河童「おっと、俺は女には興味がないんでね」ギンギン

男「わらしちゃんは見ちゃダメだよ、目が腐るからね」

座敷「何にも見えないー」

河童「ふっ丸腰の貴様らなどさらに取るに足らんわ!」ギンギン

男「そうだ!皿だ!雪女!皿を凍らせて割るんだ!」

河童「甘いわ!既に不凍液で対策済みよ!」ギンギン

男「ならばこれならばどうかな?」ニヤァ

男「熱湯シャワーフルバースト!」

河童「熱い!熱い!だがそれが良い!」ギンギン

男「今だ雪女!一気に冷却しろ!」

雪女「はい!」ヒュオー

河童「何を不凍液で対策済みだと何度言えば」

男「雪女!ストップだ!再び喰らえ!熱湯シャワーフルバースト!」

河童「熱い!熱い!だが!」ピシッ

河童「何ぃ!?」

男「雪女!」

雪女「はい!」ヒュオー

河童「!?」ピシピシッ

男「メリー今だ!奴の脳髄をぶちまけてやれ!」

河童「ヤメロォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

メリー「ガッテンガッテンガッテン」ズドンッズドンッズドンッ

河童「何故・・・・・・皿が割れたのだ・・・・・・甲羅と同じ材質の皿が・・・・・・」

男「熱変性って知ってるか?通常の熱湯だけでは起こせないが雪女急冷し、

  そこに熱湯をかけるこれを繰り返すことで割れるかもしれないと思ったさ、生物である以上冷凍解凍を繰り返せば劣化する!」ドンッ

河童「なんと・・・・・・」

男「完全な金属やプラスチックなら逆に強度が増したかもしれんが結果ひびが入った・・・・・・ヒビだけで十分だった・・・・・・」クルッ

河童「そうか・・・・・・」ニヤァ

男「これに懲りたら失せろ、まだ消えていない所を見ると致命傷は避けたんだろう?それに・・・・・・あっ!」

メリー「こっちみんなって・・・・・・言っただろうがァァァァァァァァ!!」ブルブル

河童「しりこだま貰ったぁ!!」

男(ヤバい・・・・・・死んだ・・・・・・終わったぜ・・・・・・前門のメリー)

男(肛門の河童・・・・・・終わった、グッバイ現世・・・・・ああ、携帯があんなところに落てる・・・・・・待ちうけ見たらみんなどう思うんだろう・・・・・・)

―――――土下座をすれば良い

男(○木○子!?そうか!土下座だァァァァァ!!)

男「ごめんなさいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」ドゲザァ

河童「    」ズドンッ

男「?」

メリー「な!?」

雪女「男様御怪我は!?」

男「生きてる・・・・・・生きてるぞぉぉぉぉぉ!!」

メリー「で?辞世の句はそれで良いのかしら?メリー(13)の名にかけて・・・・・・貴様を・・・・・・殺す・・・・・・」

男「まだ詰んでた!?しかもその設定忘れかけてたよ!?」

メリー「さようなら」

男「待ってくれ!大丈夫だ!妙に濃い湯気と謎の光で大事なところは一切見えてないから!青少年の健全な成長に配慮した形になってるから!」

メリー「・・・・・・ホントに?」

男「ああ、本当だ、だが男として恥をかかせてしまった事は謝る、明日の夕飯はメリーの好きな物を作ろう約束する」

メリー「え!?」

男「え!?」

メリー「これで・・・・・・仕事は終わりよ・・・・・・」

男「マジで?吐露衣とか言うのは取れたの?」

雪女「少し失礼いたします」ムニュン

男「背中に当たってる!ちょっといきなり何を!」

雪女「やはり駆除しきれていないようですね」

メリー「嘘!?本当・・・・・・残ってる・・・・・・」ピトッ

男「え!?じゃあまだあんなのが来るってこと!?」

メリー「しかたがないから、まだ一緒にいてあげるわよ!///」

男「ケツと童貞を守る日々が・・・・・・・」

座敷「くちゅんっ」

雪女「あら、冷えてしまいましたね、早く入ってしまいましょうか」


―――――――――――― ????

??「河童がやられたましたか、ですが河童は我ら妖怪四天王の中でも歳弱」

??「初めからあのハゲには荷が重すぎたんだよてめぇが行って来いよ、讃岐院」

讃岐院「私が出るまでも無い、貴様は面倒なだけだろう、酒呑童子」

酒呑「ああ、面倒だね」

??「しかたがありません、ここは私が行きましょう」

讃岐院「相すまぬ、頼まれてくれるか?」

??「河童とはいえ四天王を退けた男、気になっていますから」

申し訳無い、もう眠いから今日はここまでにしてください。

明日の夕方以降か今日くらいにまたはじめまうs

このメリーさんなんか可愛くてキュンとくるな


―――――――――――― 青少年に配慮した入浴後

男「って言うか現れた奴が吐露衣を回収した所で倒したら良いって言う話じゃなかったか?ほれ、フルーツ牛乳(自家製)」

メリー「普通は他の奴に狙わせないために吐露衣を回収してから攻撃するんだけどね、ありがとう」

雪女「何にしても大丈夫でしょう、何せ座敷わらしの棲家、雑魚は近づくこともできません。あ、ありがとうございます」

座敷「ぷっはっ!おいしい!」

男「じゃあもう強敵だらけってことじゃないか、ありがとう」ナデナデ

座敷「♪~」

メリー「近づく奴を片っ端からって訳じゃない分簡単じゃない」

雪女「それにこの周辺で強い妖怪などそうはいないはずです。河童がイレギュラー過ぎたのですよ」

男「他に吐露衣を取り除く方法ってないのか?ウィルスなんだろ?抗生物質とかアンチウィルスソフトみたいな」

雪女「それこそ強い妖怪か同じ種類の吐露衣を持っていないとできませんね」

男「強い妖怪って雪女ってメジャーな上に強くないか?」

雪女「私はそれほど強くはありません、もっと強くないとたとえば・・・・・・鞍馬天狗様とか」

男「段違いなのか・・・・・・神様クラスじゃないと何もできないって・・・・・・」

メリー「ま、とりあえず最強って言ったら名が上がるくらいの力がないと無理ね、鈴鹿御前や末廣大神様なんかに連絡取れると良いんだけど」

男「末廣大神様って?」

メリー「天狐様よ」

男「最強の狐か・・・・・・やっぱり無理じゃん!っていうかそもそも座敷わらしも強いとか思ったのに上に山ほど居るじゃん!」

??「ごめん下さーい!」

男「ん?こんな時間に来客か?」

雪女・メリー「!?」

座敷「?」

メリー「気をつけてください、微弱ですが妖怪の気配がします」

男「微弱なら大丈夫だろう、はーい」

―――――――――――― 玄関

ガラガラ

男「どなたですか?・・・・・・・って誰も居ねぇ!」

??「ココです!ここに居ます!」

男「声はすれども姿は見えず・・・・・・これが妖怪!?」キョロキョロ

メリー「足元よ、足元」

??「どうも!」

男「まさか・・・・・・コイツはツチノコ!ツチノコじゃないか!とっ捕まえていずれ開く店の看板ペットにすれば大繁盛だ!」

??「いえ、猫又です・・・・・」

男「なん・・・・・だと・・・・・!?」

猫又「不思議ですか?」

男「不思議に決まってるだろ!どう見たってそんな感じになってたら猫又なんて思うか!」

http://2ch-ita.net/upfiles/file11018.jpg

メリー「で?今日はどうしたの?」

猫又「天探女様より言付かって参りました。『四天王が動かない、心配するな』との事です」

男「四天王ってなんだか気になるけど問題なさそうじゃないか」

雪女「真逆です、何せ天邪鬼様ですから」

男「あめのぐさめって天邪鬼なんだ?」

雪女「ええ、日本最古のツンデレです」

男「最高神が引きこもりな時点で日本の神々が仕事してるのか気になってきた」

メリー「そんなの山ほどいるわよイザナミ様はヤンデレだし、スサノオはオレ様マザコンDQNだし」

男「神道の神々はもうダメかもしれない・・・・・・」

猫又「ではお伝えしましたので」

メリー「御苦労さま、寒いわね、中に入りましょう」

男「俺は日本性肌着のチョモランマを来ているからまったく寒くない」

雪女「わたくしも寒いです、中に早く戻りましょう」

男「雪女なのに!?」

―――――――― 居間

メリー「ああ、やっぱりこたつよね」

雪女「囲炉裏や火鉢なんかも風情があってよろしいかと」

座敷「ねむねむ・・・・・・」ウトウト

男「わらしちゃんお眠か?いつもはどこで寝てたんだ?」

座敷「眠くなったら畳で寝てた」

男「客間に布団敷いてくる」

メリー「お願いね」

雪女「子持ちの夫婦ですね分かります」グヌヌヌ

――――――――― 数分後
男「終わったぞー」

メリー「わらしちゃん、ちゃんとお布団で寝ましょうね?」

座敷「んーんー」グズグズ

男「ついでに二人の分も敷いておいたから好きに使いな」

雪女「わたくしは男様と御一緒いたします」

男「却下」

雪女「ですが!夜と言えば妖怪の時間!特に丑三時などは危険でございます、いつ敵が来るやも知れません故、

    ここはひとつわたくし雪女めが御側にて御身をお守りすべくこうして御提案している次第でございます!」

男「君も俺の貞操狙ってるから余計に危険」

雪女「男様をお守りするのが私の使命、いえ死命でございます!祝言の時まで男様には清いお身体でいていただかなければ困ります!

   然る後、男様の御寝所にてやや子を授かるのがよろしいかと存じておりますが、男様がどうしてもとおっしゃるのでしたら、

   婚前交渉もやぶさかではございませんが!しかしここはやはり二人で過ごす甘い新婚生活なる物を少しばかり長めに体験をいたしまして、

   その後、懐妊というのが理想ではございます!いえ御心配には及びません、避妊具や里に伝わる避妊薬等を用いましてお夜伽の方は

   毎晩お相手させていただきますので!ですが男様にお慈悲をいただくのにまさか動けとは申しません、

   男様はただ横たわっていただいてわたくしが全てお世話をさせていただきます。

   もちろんお暇を持て余すようでしたらわたくしの身体をお好きなように弄んでいただいて結構でございます。

   他にもご要望があれば何なりとお申し付けくださいませ、衛生面が気になる物や痛みが伴う物はあまり得意ではございませんが、

   男様の為でしたら幾らでも喜んで受け入れる次第ではございます!」

男「落ちつけ雪女、長過ぎて読み飛ばされるぞ?折角書いたというのに誰にも読んでもらえないのは悲しいだろうが」

雪女「書いた?読んでもらえない?何の事でございますか?」

男「こっちの話だ」

メリー「運んできたわよー」

男「御苦労であった」

メリー「雪女の言い分はは兎も角、夜の方が妖怪は盛んに動くものなのは確かよ?」

男「そうだとしても俺のオナニーサンクチュアリに女子を入れると言うのは・・・・・・興奮するな!」

メリー「黙りなさい!この猿!類人猿!」

男「しかしだな、雪女に限らずお前も朝、目が覚めたら栗の花の匂いを纏う事になるぞ?」

メリー「少しくらい我慢しなさい!」

男「しかし、プロの童貞としては一日の総括にオナニーをするのが正しい姿であって」

メリー「童貞にプロもアマチュアも無いでしょ!」

男「素人童貞、つまりアマチュア童貞という言葉があってだな」

雪女「意味合いが違います・・・・・・」

男「しかし偉大な事を成した人物にはプロの童貞も多く、彼のアイザック・ニュートンは言った。『それでも童貞は守ってる』とな!」

メリー「ニュートンバカにしてるわよね!そもそも地球が回ってたのはガリレオよ!」

男「さらにはプロの童貞にして世界で最も認められたロリコン、ルイス・キャロルは言った」

男「『誰もが人のおせっかいなんかせずに、自分のことをちゃんとヤってれば、世の中、今より、ずっと速くまわってるだろうに。』とな!」

男「さらには日本を代表する童帝、宮沢賢治は煩悩を喰らい尽くしオナニーすらしなくなった結果あの素晴らしい幻想的な物語を作りだしたと言われている」

雪女「銀河鉄道の夜好きですのに・・・・・・イメージが崩れて行きます・・・・・・・」

男「男三十童貞ならば魔法使いにだってなれるんだぜ?あの神がかった文章は魔法使いだったからかもしれんな」

雪女「※個人の見解です」

メリー「何にしろ童貞かどうかなんて、さほど問題じゃないと思うんだけど」

男「いや、童貞であるからこそ、その素晴らしい妄想力によって素晴らしい物語をだな」

メリー「お前は何なんだ!」

男「もちパンチ!」

メリー「ハルとボンスとか知ってる人が少ないんだよ!」

雪女「七色に光る気持ちよさ!」

男「炭酸飲んで土手走れ!」

雪女・男「ハルとボンスの時間だよ!」

雪女・男「みんなでイこう!イこうぜみんな!」

メリー「気になった人はツタヤさん的な所でGrasshoppa!を借りてね!」


――――――――――

メリー「とりあえず全員客間で寝るって事で決まり!」

雪女「私が男様と同じお布団で!」

男「布団は別で雪女、わらしちゃん、メリー、俺の順以外ではありえない」

メリー「なんで私があんたの隣なのよ!」

男「一番安全だから、俺が」

メリー「あっ」

雪女「そんな・・・・・・そんなにロリ巨乳が良いんですか!」グヌヌ

男「うん!」

雪女「そんな天真爛漫に・・・・・・」ギリギリッ

メリー「私に貞操の危機が迫ってるじゃないの!」

男「ロリ巨乳って言うか俺はメリーが好きかな」

雪女「男様がデレ期に!?なぜわたくしでは無いんですか!?」

メリー「そんなこと急に言われても・・・・・・///」

男「やっぱ俺はメリーが隣じゃないとな」

メリー「そ・・・・・アンタがどうしてもって言うなら、考えてあげなくも無いことも無い・・・・・・わよ?///」

男「お前でなら良いオナニーができる気がする」キリッ

メリー「永遠に寝てろ!それと私はロリじゃない!」ボコッバキッ

男「なズェダ・・・・・・」ドサッ

雪女「気絶されてますわ」ジュルリッ

メリー「いくらなんでも合意の上にしておいてください」

雪女「さすがに本番はしませんよ?・・・・・・本番は」ジュルリッ

メリー「それ以外もわらしちゃんの情操教育に悪いので止めてください」

――――――――――  寝言

男「いつも静かにオナっている、そういうものに私はなりたい」ムニュムニュ

メリー「アンタの右腕切り落とすわよ!」ムニャムニャ

座敷「おとこー、あいすー」ムニャムニャ

雪女「寝言で喧嘩とは器用ですね」ムニャムニャ

座敷「おとこー、おかわりー」ムニャムニャ

雪女「雪女が寒がりでも良いじゃないですか!男様が温めてくださいませ・・・・・」ムニャムニャ

男「だが断る・・・・・・」ムニャムニャ

メリー「いい加減にしなさいよ・・・・・・小さい子いるんだから・・・・・・」ムニャムニャ


――――――――――  閑話休題

座敷「男!朝!ごはん!」ユサユサ

男「ん?ああ、そうかもう朝か・・・・・・そういえば俺メリーに寝かしつけられたんだったな」

メリー「妙な発言してんじゃないわよタコ介!」

雪女「おはようございます、男様、まぁ!素晴らしいテントです事」

男「ちょっ!いやこれは生理現象なので!他意は無いので!銃口を向けないで!自分じゃどうしようもないの!」

メリー「早く何とかしてきなさいよ!」

座敷「ごはん・・・・・・」

男「分かった30秒だけ時間をくれ」

雪女「以外とお早いのですね?」

男「着替えるだけだよ!」

―――――――――― 居間でしょ

男「朝はご飯、みそ汁、焼き魚、ほうれん草のおひたし、きんぴらごぼうそして卵焼き!これで十分だ!」

メリー「晩御飯とは方向性が全く違うわね」

雪女「落ちつきますね、日本の朝です」

座敷「いただきます!」

男「喰らえ!俺の朝ごはん!」

座敷「おいしー!」

男「おーしおしおし」ナデナデ

メリー「日本の朝ごはんと言えば納豆じゃないの?」

男「あんなものは人間の喰い物じゃない」

雪女「男様にしては厳しいものいいですね」

メリー「そんなこと言って嫌いなだけでしょ?子供みたいね」ププッ

男「どう転んでも俺は納豆は喰えない、なぜなら裏にある蔵で作っている味噌が腐るからだ!」

メリー「言い訳がましいわね・・・・・・」

雪女「御存じないんですか?メリーさん?味噌や酒、酢などの麹菌を使った発酵食品を作る場所に、

    間違ってでも納豆菌を持ち込むと納豆になってしまうんですよ?」

メリー「え!?そうなのですか?」

男「ああ、基本的に納豆菌はその生命力で他の菌を圧倒してしまうから麹が全部死ぬ」

メリー「そうなんだ・・・・・・」

男「味噌を作っている俺としては正直避けたい、酒蔵では従業員に納豆禁止を言い渡している位だからな」

メリー「バカにしてごめんなさい」

男「いや良い、きらいなのも確かだからな」

メリー「って言うかお酢って麹菌使ってるのね」

男「簡単に言うと酒を作ってその中に種酢や発行の進んだもろみなんかを入れてアルコール発酵から酢酸発酵に切り替えるんだ」

メリー「詳しいわね、お酢も作ってるの?」

男「ああ、許可を取らないといけないから作って無い、役人が金欲しいだけで作る側にかけた税金何ぞ払ってやるものか」

メリー「でも結構な数のお酒はあるのよね見回すと」

男「料理に使うからある程度常備がいるな」

座敷「男?おかわり!」

男「ホントによく食べるね、嬉しいかぎりだよ」ナデナデ

座敷「♪~」

雪女「この小さな体のどこにこれらが消えて行くのでしょうか?」

男「いっぱい食べて大きくなるんだぞー・・・・・・って成長するのか?」

雪女「少しはするのではないでしょうか?」

男「という事は座敷わらしから座敷少女、そして座敷美女を経て座敷熟女に!?」

メリー「さすがにそれは無いでしょ、って言うか嫌でしょ?座敷熟女とか」

男「むしろアリだな」

メリー「アンタはホントにストライクしかないわね」

雪女「懐の深い殿方は大好きです」

――――――――――

メリー「とにかく昨日のアレを考えると、早急に対策考えないといけないわ」

男「何が?アレって?」

雪女「裏四天王が動いているって話ですよ?妖怪四天王の一人である河童を倒してしまったのがまずかったでしょうか」

男「あの変態が四天王なのか・・・・・・あの変態が」

メリー「あんなのとは思わなかったわよ、確かに妖怪の間でも恐れられてたけどたぶんアレが理由でしょうね」

座敷「してんのう?」

メリー「妖怪四天王、讃岐院、酒呑童子、河童、そして玉藻の前、本来なら一人として勝てる相手では無いわね」

男「そうか?酒呑童子なんて金太郎に倒される程度だろ?ちょっと強い武士にフルボッコにされる鬼なんてメリーがいれば楽勝だろ」

メリー「それは酒に酔って油断してたのよ、それに最近じゃそのことを教訓に酔拳を猛特訓したらしいわ、ジャッキーの映画で」

男「逆に弱くなりそうな事してんな・・・・・・って言うか表の四天王って?」

雪女「持国天、増長天、広目天、毘沙門天。つまり四天王の語源になった方々です」

男「その方々を呼べば解決なんじゃ?」

メリー「一尊一尊がスーパーロボットより大きいけどいいの?身長約3.6kmよ?」

男「デケェ!さすが仏様!段違いだぜ!」

雪女「とは言われますがあちらの世界は人の世界と時間の流れが大きく違いますので来ることも容易ではないのかと」

男「そうなのか・・・・」

座敷「してんのうお家に入れないようにすれば良い?」

男「え?出来るの?」

座敷「がんばるー!」

男「そうかそうか」ナデナデ

座敷「♪~」

雪女「限界はあるでしょうけれど、座敷わらしは本来、鬼を払い福を呼ぶ妖怪ですからね」

メリー「私よりスペック高いんじゃないの?・・・・・・」

座敷「座敷わらしは強い子!」フンス

男「おっと大学に行く時間だ、じゃあ家は任せたぜ!」

メリー「待ちなさいこの大虚け!話聞いてた?なんでわざわざ火中の栗を両手で鷲掴みしてんのよ!」

雪女「そうです!大学にはヤリサーなるものがあって、若い男女がいたしていると聞きます!危険です!」

男「そっちの心配は無いけど、確かに外で襲われるのは考えてなかったな・・・・・・でもパパンが出してくれた学費を無駄にする訳にも・・・・・・」

メリー「やっぱり変な所で真面目ね・・・・・」

男「ん?今日?土曜日?」

雪女「そうですね」

男「ああ、そうか休みじゃんwww危ない危ないwwwまた休日登校して図書館で時間をつぶす羽目になるところだったぜ」

メリー「ドジっ子なの!?またって・・・・・・」

男「失礼な、ドジっ子じゃないぜ、司書さんに『休日まで図書館で勉強とは感心だな、だが遊ぶのも大事だぞ』と言われるくらいだぞ!」

メリー「顔覚えられてるじゃないの!ほとんど毎日行ってないと覚えられないでしょ!」

男「ほとんど毎日いってるからな!」

メリー「ぼっちなの?」

男「あ!?ちげーしぼっちじゃねーし友達くらいるし?社交界デビューもしてるし?なんか文句あんのかよ!」

メリー「なんかごめん」

男「何を謝ってるのかさっぱりだな、いや本当に!マジで訳分かんない所で謝んなよ・・・・・・うぅ・・・・・・あれ?変だな?目から汗が・・・・・・」

雪女「貴方は今、泣いて良い」

男「うわあああああああん!」

座敷「男大丈夫?」ナデナデ

男「友達は少ないよ!居ないって訳じゃないけど大学違うから!だからってぼっちって言うこと無いじゃん!ふええええええん!」

雪女「大丈夫ですよ、大丈夫、男様には私が居ますからねー」ナデナデ


――――――――――

男「見苦しいところを見せたな」グスグス

メリー「まだ涙目じゃないの」

男「うるさい!また泣くぞ!」

メリー「ごめんて、ゆるしてにゃん」

男「・・・・・・・・・・」

雪女「・・・・・・・・・・」

座敷「にゃん♪」

メリー「わらしちゃんだけよーうわーん!」ギュッ

男「黙れおちょくってんのか、メリーズパンツ」

雪女「本当ですよ、さすがの私でもドン引きを通り越してドン挽きです」

メリー「心が折れそう・・・・・・」

男「自業自得だバカ者め」

雪女「このまま何事も無く終われば良いのですが、そうもいかないでしょうから、そのくらいにしてあげてください男様」

男「しかたがないか」

メリー「うぅ・・・・・・」ギュッ

座敷「めりー苦しい・・・・・・」

メリー「あ、ごめん」

座敷「・・・・・・・・・・・」

メリー「わらしちゃん?」

座敷「なんか来た・・・・・・悪い人」

雪女「早々にいらっしゃいましたか、どんな人だか分かります?」

座敷「女の人」

メリー「玉藻の前かしら・・・・・・分が悪いどころの騒ぎじゃないわね」

男「玉藻の前って殺生石にされたんじゃないの?」

雪女「近年で殺生石で鳥が死んだというニュース聞いたことございますか?」

男「アレは硫化物がどうたらこうたらで死んだんじゃないの?」

雪女「いいえ、玉藻の前が封印から出てきたので殺生石自体が無くなっているのです」

男「つまり絶世の美女が家に来ると・・・・・・もてなしの準備をしなければ!」

メリー「バカなの!?逃げる準備にしときなさい、さすがのわらしちゃんでもそう長くは持たないから」

雪女「相手は中国、インドそしてこの国と三国にまたがるヤリ○ン・・・・・・お気を付け下さい」

男「そういう話だっけ!?あと○の中に入るのは『チ』じゃないよね?ね?」

メリー「変な妄想してないで逃げましょう、あの女狐と関わるとロクな事にならないから」

??「誰と関わるとロクことにならないのかしら?」

男「うしろから!?」

雪女「この売女!なにを人の家に勝手に上がり込んでいるの!」

男「雪女も勝手に上がってたよね・・・・・・」

メリー「帰りなさい玉藻の前!ここは貴方の居て良い場所じゃない!」

玉藻「良いじゃないの、河童を倒した男、その男を調教して服従させる妾、ゾクゾクするわぁ!ちょっと入るのに苦労したけどその価値はありそうね」

座敷「むぅ・・・・・・」

男「そうか・・・・・・だがごめん被る、思ってたような美人じゃない!雪女のが美人だしメリーの方が可愛い!さらに言うならわらしちゃんのが万倍可愛い!」

玉藻「妾が思ってたほど美人じゃない?」

男「好意的に取るな!『思ってたような美人じゃない』っていうのは不細工だって言ってんだよ!このドブス!何が傾国の美女だよ」

メリー・雪女(それは美的感覚が今と違うから(です)でしょ・・・・・・)

玉藻「ではどういう姿が良いのか妾に見せてみなさい!」

男「良し待ってろドブス今持ってきてやる」

―――――――――

男「オラ!これが俺のトレジャーだ!困り眉!垂れ目!あどけない口元!桜色の頬!

  そして何より顔に釣り合わぬPAIOTSU!くびれたKOSHI!吊り上がったSIRI!パーフェクトだ!

  瓜実顔なんて今日日流行らねぇんだよババァ!一昨日と言わず1000年前に来やがれ」

メリー「間違い無く1000年前には日本に居たけどね」

玉藻「なるほどこれがイマドキの美人というものか・・・・・・ふむ・・・・・・」

ボンッ

玉藻「これでどうか?美人で有ろう?」

男「一目見たときから貴方に決めてました」

メリー「速効で籠絡されてんじゃないわよ!このバカ!」

雪女「男様を奪おうと言うのねこの女狐!男様!ダメです!エキノコックスとか寄生虫山ほどいるんですよ狐には!そもそもコイツが寄生虫です!」

座敷「男、だめ、コイツ悪い奴!」

男「だってぇあんなワガママボディの幼顔に勝てるわけ無いじゃん?オナニストとしてはさぁもうオナペットが本から出てきちゃった感じじゃん?」

メリー「バカか!喰い殺されるわよ!逃げるって言ってんの!」

男「しかしだな、家を明け渡すわけにもいかない、ここは爺ちゃんの建てた家で、今は俺の家でわらしちゃんの家でもある!そう簡単に引けるか!」

座敷「男のお家、大事!」

雪女「わたくしと男様の愛の巣を放棄しておいそれと逃げ出すわけには参りません」

男「いや、誰も結婚するとは言って無いしそれを言うなら俺とわらしちゃんの巣だし」

メリー「って言ってもどうする訳?」

男「大体お前の目的は何なんだ?この国のトップに用があるなら総理の所へ行け、って言うか本来そういう国の中枢に入り込むのがおまえだろ?」

玉藻「良いのよ、それより君の方が面白そうだもの、ほら妾の乳房に釘付けね」

男「くっ・・・・・・これが・・・・・・おっぱいの魔力・・・・・・スゲェ・・・・・・オラ、ムラムラすっぞ!」

雪女「!?ほら男様!着物から見えるうなじですよ!襟の隙間から見える谷間ですよ!裾からちらりと覗く踝ですよ!」

男「なんと!?」

玉藻「見なさい少年!これが九尾の尻尾よ!モフモフしたいでしょ?あの人もモフモフするのがお気に入りだったのよ?」

男「あの人のように?・・・・・・・上皇のことか、鳥羽上皇のことかーーーーーーーーっ!!」

雪女「男様!?」

男「今のテメェだけは許さねぇ・・・・・・」

玉藻「な・・・・・・なんなのよ・・・・・・・」

男「とっくに御存じなんだろ?激しい性欲によって目覚めた戦士、超童帝、男だぁぁぁぁ!」

玉藻「な・・・・・・性欲!?」

男「うらぁぁぁぁぁ!!もちパンチ!!」ブンッ

玉藻「きゃっ・・・・・・あれ?」スカッ

男「今のを避けるとはさすがだな!まだこの程度じゃ済まさんぞ!もちパンチ!!もちパンチ!!もちパンチ!!もちパンチ!!もちパンチ!!」ブンッブンッブンッブンッブンッ

玉藻「・・・・・・・・・」スカッスカッスカッスカッスカッ

男「このくらいで勘弁してやるぜ」ゼーゼー

メリー「一発もかすりもして無いから!超童帝とかなんだったのよ!」

男「ハッタリだ!」ドヤッ

雪女「潔いですね・・・・・・何も解決しませんが・・・・・・」

玉藻「ふ・・・・・・ふんっ!ずいぶん驚かせてくれたじゃないの!」

男「黙れ中古狐!略して中狐!こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッー!!こんなビッチには出会ったことがねえほどなァーッ」

玉藻「ちがっ・・・・・・違う!人間が悪いのだ!妾を悪にした人間が悪r」

男「人間のせいでビッチになっただと?ちがうねッ!!こいつは生まれついてのビッチだッ!」

男「メリーさん早えとこ警察に渡しちまいな!」

メリー「百歩譲ってもビッチを取り締まる法律が無いわよ・・・・・・」

男「なん・・・・・・だと・・・・・・!?ええい!日本政府は何をしている!早くビッチ・ヤリチン取り締まり法案を提出するんだ!手遅れになるぞ!!」

男「婚姻関係の無い複数人の異性と肉体的関係を結んだ場合、禁固50年または1億円以下の罰金に処すんだ!」

男「こうして浮気や不倫が無くなり、日本の出生率が上がるって寸法だ、しかし日本政府により吉原をはじめとする遊郭だけは対象外とする」

男「さらに複数人の子供をもうけた場合、免税処置が取られるものとしよう、これで夫婦がハッスルすること間違いなし、少子高齢化も喰いとめられる」

男「ああ、そうだ不倫および浮気禁止法も作ろう、不倫または浮気をした場合は死刑!何があろうと死刑!」

玉藻「ずいぶん勝手な言い草ね!愛してくれない男が悪い事だってあるでしょ!」

男「無いね!あり得ないね!黙れクソビッチ!『愛してもらえない』んじゃなく『愛される努力』をして無いだけだ!そういう外道は極刑だ!万死に値する!」

玉藻「じゃあ妾はどうすればよかったのだ・・・・・・良き妻で有ろうと努力した・・・・・・そうする度に男たちは妾に贈り物をしてきた・・・・・・それで国が傾いた」

玉藻「そしてそれを全て妾のせいにした!人間が憎い!滅ぼしてしまいたいほど憎い!

    人で無かったことがそれほど悪いのか!人でなければならん理由があるのか!」

男「お前は確かに悪くない」

玉藻「やはり人が悪いのではないか!」

男「いいや、違うね人間も悪くない」

玉藻「では何が悪かったのだ!神か!仏か!世界か!」

男「強いて言うならば、それは・・・・・・」

玉藻「それは!?」

男「『運が悪かった』んだろうさ」

玉藻「妾の半生を・・・・・・運が悪かったで片づけるのか!どこまで愚弄すれば気が済むのだ!人間風情が!」

男「それだよ・・・・・・」

玉藻「どれだ!」

男「お前は人のはるか上を行く力を持ってしまった、運悪くな、だから人を下に見てしまう。矮小で虚弱な生き物として見てしまう」

玉藻「・・・・・・」

男「狐としても生きられず、人に馴染む事も出来ない。お前の不運の元凶は、お前の生き方を狂わせたのは他ならぬその力なんだよ」

玉藻「だからなんだと言うのだ!その力があったから妬まれ疎まれたとでもいうつもりか!」

男「そう言っているだろ?他ならぬお前自身が人と自分は別のものだと線を引いて、壁を作ったのだろう?」

男「最初から自分は違うのだと、だから何をしても良いと『思い込んで』しまったんじゃないか?」

玉藻「では妾の居場所はどこにある!狐でもなく人でもなく神でもない妾は一体どこに安寧を求めればよいのだ!」

男「たしか阿部晴明の母親は狐だったな、他にもお稲荷様の使いになった者だっている。今の生き方を選んだのはテメェだろうが!」

男「安寧なんて望むんじゃねぇ!悪とよばれる道を選んだのはテメェだ!それなら貫け!反逆しろ!」

男「世の真理は之全て自慰!オナニーだ!反逆し自らを貫きオナニストになるのだ!全てを己が内で喰らえ!全てを許せ!」

男「ロードオブオナニー、童貞道・・・・・・オナニズムの名のもとに!自らを慰め、他者を、自分を許せ!」

玉藻「・・・・・・・」

男「邁進せよオナニスト!擦れば道は開かれん!」

メリー「ちょっと良く分からない・・・・・・」

雪女「途中までは格好良かったのですがね、運が悪かった位までは・・・・・・」

座敷(オナニーってなんだろう?)

玉藻「悪を貫き通した先に何があると言うの?」

男「それは分からん、休まず擦り続けた者だけが絶頂を迎え、悟るものだ。そして心理を知るだろう」

玉藻「お前はどんな心理を見たらそうなったというのだ・・・・・・」

男「夢にも似た賢者タイムの中で俺が垣間見たのは、争うことなどむなしい事、許せぬ事は悲しい事、裏切るのは浅ましい事ただそれだけだ・・・・・・」

玉藻「そうか、その賢者タイムとやら・・・・・・妾にも何か得るものがあるだろうか・・・・・・」

男「あるさ、お前だけの答えがな」

玉藻「どうすれば良いのだ?その答えを知るには?」

男「それは・・・・・・」

玉藻「それは?」

男「分からん」

玉藻「なぜだ!そこまで熱く語っておいて分からんとは!」

男「女性のオナニーすら分からんのに狐のオナニーを聞かれても、童貞の俺にはさっぱり分からん、とにかくオナってイって楽になれ」

玉藻「オナ!?・・・・・・・///何の例えでもなく純粋なじ・・・・・・自慰行為の話だったとでもいうのか!?///」

雪女「気付くのが遅すぎです、女狐」

メリー「途中までカッコいい事言ってるから気付かない人は気付かないのかもね、何かの例えかもって」

座敷「ねーねーオナニーってなあに!」

メリー「わらしちゃんはまだ知らなくて良いんだよ?」

座敷「オナニーって何!オナニーって何!オナニーって何!」

メリー「あのね・・・・・・ああそうだ!チョコレート食べる?」

座敷「・・・・・・たべるー!」モシャモシャ

メリー「はいどうぞ!いっぱい食べて大きくなったら分かるからねー?」

座敷「うん!」モグモグ

男「危なく倫理委員会的な所に審議請求されるところであった・・・・・・危なかったぜ」

メリー「アンタが悪いんでしょうが!」

雪女「相変わらず危機を目の前にしても余裕ですね男様は」

男「ところで玉藻の前」

玉藻「なんだ?」

男「戦う気が完全に失せたんだがどうか?ここは休戦、いや互いに不可侵条約を結ぶというのは?」

玉藻「このようなことでおめおめ戻るようならば妾は殺されて仕舞いだ。だが少年を殺す気も無くなった、いや毒気を抜かれた」

男「つまり戦わない?もう俺に襲いかからない?」

玉藻「良かろう、だが条件がある」

男「聞こう」

玉藻「妾は帰る場所を失った、後は分かるな?」

男「ん?つまりアレか?ホテルとか旅館とか借りれば良いか?この辺にはビジネスホテルか民宿くらいしかないからな、狭い部屋ならすg」

玉藻「帰る家が無いと言っておろうがこのバカ!一時しのぎの宿ではなくここに住まわせろと言っている!」

雪女「ダメです、さあ男様!闘いましょう徹底的に!この女狐を今度こそ滅ぼしましょう」

玉藻「なぜお前が決める?妾は男に聞いておる」

雪女「私は男様の妻(予定)です!貴方のような女狐が居たら安心して夜もおいそれとしけ込めません!」

男「いや、妻(予定)じゃないだろ部屋もあるし、わらしちゃんが良いなら良いよ」

玉藻「わらしちゃん?」

座敷「私ー!」

玉藻「なぜ座敷わらしに許可を?」

男「俺よりも前から住んでるし、これからも確実にこの家に住む子だから」

座敷「んー・・・・・・んーと・・・・・・」

雪女「わらしちゃん!騙されちゃダメですよ!悪い奴なんですから!」

座敷「悪い?」

玉藻「約束しよう、決して危害は加えないと」

座敷「?????」

玉藻「悪い事はしないという意味だ」

座敷「わかった良いよ!」

雪女「なんでー!!どうしてわたくしと男様の甘い新婚生活にこんなのが割り込んでくるんですか!!」

男「良く考えて!結婚なんてしてないから!新婚も何も事実無根だから!」

メリー「アンタそれで良いわけ?実際のところボスクラスだったのよ?何があるか見当もつかないし」

玉藻「ではまずは証拠として少年の吐露衣を取ろう」

男「あ、すっかり忘れてた・・・・・・」

玉藻「しばし目を閉じてくれ・・・・・・恥ずかしいからな・・・・・・・///」

男「ああ」

玉藻「では・・・・・・///」ンー

雪女「ちょっと待て!!何しようとしてんのよこの女狐!!」グイッ

玉藻「接吻に決まって居ろうが!邪魔をするで無い!」

雪女「他に方法は無いわけ!?どさくさに紛れて既成事実作ろうって魂胆でしょ!下心丸出しじゃないの!」

玉藻「下心など・・・・・・・///」

雪女「はい!言い淀んだー!嘘ついたわね!嘘つきは泥棒のはじまり!ひいては悪事よ!」

玉藻「何を言うか!下心が全くないという事は無いが!本来ここまで強い吐露衣は体ごと喰ってしまうものなのだぞ!」

雪女「だったらわたくしにやり方教えなさいよ!わたくしがやります!正妻として!」

男「いや、とりあえず意味が分からない」

座敷「喧嘩はだめ・・・・・・だよ?」

玉藻「くっ」

雪女「やーい怒られたー」

メリー「貴方もですよ・・・・・・九尾、本当に他の方法は無いの?」

玉藻「吐露衣とはウィルスのような呪詛、それを除くとなれば口より直に吸い出すか、より徳の高い者に祓わせるかだが」

雪女「ほら!あるじゃないですか!男様、こういう奴なんですよ?ビッチだから誰にでも股開いて!その点私は綺麗な体ですよ?」

男「とりあえずこのままだと大学も行けないし買い物にも出られないよな・・・・・・」

玉藻「徳の高い者がこの中に居るか?座敷わらし程度では話にもならんぞ?もうひとつ方法が無いわけではないが・・・・・・」

男「それは?」

玉藻「簡単に言えば馬鍬って出してしまえばよい、接吻して吸い出すのと同じ事だ」

男「童貞を対価にするのはさすがに・・・・・・」

メリー「アンタの中でどれだけ重いのよ童貞って・・・・・・」

男「ビーフカレーの香辛料程度かな」

メリー「そこまで!?」

玉藻「では接吻は?」

男「んー電話の*キーくらいかな」

メリー「初期設定以外の使い道無いのね・・・・・・」

玉藻「では覚悟を決めて!」ンーチュッ

男「んお!?」チューッ

雪女「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

メリー「んな!?」

男「いきなり何を!?」

玉藻「少年の吐露衣は全て吸い出しました」

雪女「男様が・・・・・・男様が汚された・・・・・・」

男「これで一安心か、納得言って無い奴らもいるみたいだが・・・・・・」

雪女「このアマァ!!殺す殺す殺す殺す!!」

メリー「男になんて事・・・・・・・・・・子供の前で何してんのよ!!」

玉藻「大変おいしゅうございました」

雪女「死ねぇ!!」ヒュオー

男「うぉ!寒い!!」

メリー「悪霊退散悪霊退散!!」ズドンッズドンッ

座敷「ああ・・・・・・・ケンカダメだからぁ・・・・・・」オロオロ

玉藻「良いじゃないですか減るもんじゃないし」

雪女「男様の初めてが無くなったろうが!」

男「ん?俺初めてじゃないぞ?」

メリー「え!?」

雪女「えぇ!?」

玉藻「え!?」

男「え!?」

雪女「いつ!?どこで!?誰と!?何時!?何分!?何秒!?地球が何回回った日!?」

男「そんな事細かく覚えてないし、とりあえずお姉ちゃんと実家で」

雪女「どうせ子供の頃とかに一回みたいなのでしょう!?家族ですしノーカンです!」

男「実家に居る時はほぼ毎日だったけど朝起こされてすぐ」

メリー「新婚の夫婦みたいな・・・・・ってされてない日があるのね」

男「妹が起こしに来たときとか寝坊したときとかな」

メリー「さすがにノーカウントは厳しいでしょうね・・・・・・妹とはしてないのよね?」

男「いや?たまにしてたけど?」

雪女「どんな家族ですか!うらやまs・・・・・・けしからんですね!まったく!」

男「え?家族なんだからベロチューくらいするだろ?」

玉藻「そうだな」

雪女・メリー「しません!」

玉藻・男「え!?」

玉藻「兄妹で結婚などざらであったしそのくらい・・・・・・」

メリー「貴方も常識欠如組ですか!爛れた性生活を送っているかそうなるのです!」

雪女「そうです!現代日本で姉兄や兄妹で結婚どころかキスなんてありえません!」

男「その言い方だと俺まで爛れた性生活を送っているみたいじゃないか!童貞なのに!」

メリー「うるさい!」

雪女「男様は黙っててください!」

ダマリナサイコノメギツネ! ワラワハナニモワルクナカロウ! スベテノゲンキョウハモウアナタヨ!

男「しょぼん・・・・・・」

座敷「男ーお腹空いた・・・・・・」

男「お昼にしよっか?」

座敷「うん!」



―――――――――――― ????

讃岐院「よもや玉藻の前が裏切るとはな」

酒呑「もう放っておいた方が良いんじゃないか?正直アイツの相手は結構つらいぜ?」

讃岐院「しかし此方にも体面というものがある、この短期間に四天王二席、その男侮れんかもしれん」

酒呑「大丈夫だって人間なんざすぐ死ぬさ」

讃岐院「だと良いがな・・・・・・そう簡単に死なぬものよ人というのは浅ましく滑稽なもの故」

―――――――――――― 居間

男「さあラーメンだぞ!食せ!」ドンッ

座敷「いただきますっ!」

男「おう!」

メリー「な!何お昼にしてんのよ!」

雪女「そうです薄情です!私たちは男様の為に!」

玉藻「うまそうだな?ラーメンか、妾にも作って」

男「しばし待て」

―――――――――――― 

男「ほれ、らうめんだ!」ドンッ

玉藻「おお!本格的なのだな!」

メリー「あ・・・・・・あのー?」

男「まったく、喧嘩してるからだぞ」ドンッ

メリー「あ、ありがとう」

雪女「  」ソワソワ

男「そわそわしてないで席につけ、麺が伸びる」ドンッ

雪女「は!はい!ありがとうございます!」パァァァ!

男「お前らが喧嘩してる間に俺とわらしちゃんで決めた事がある」

メリー「ふぁんふぇふか?」ズルズル

男「食いながら喋るな、黙って聞け」

男「喧嘩したらメシ、抜き!」

メリー・雪女「!?」

男「って言っても今日の番飯が最後だからあんまり意味無いだろうが」

メリー「え!?」

雪女「え!?」

男「え!?」

メリー「アンタいくらんでもそれは無いでしょ・・・・・・」

雪女「そうですよ?四天王二席を退けた以上向こうだってムキになって男様を殺しに来ますよ?」

玉藻「次はおそらく酒呑童子でしょうね、私がいれば敵ではないけど」ズルズル

メリー「だとすると讃岐院も同時に出てくる可能性がありますね」ズルズル

雪女「この国で最も強い怨霊と言っても過言ではないですからね、あ、怨霊の中ででは無く妖怪全体で一番ですよ?」ズルズル

男「讃岐院ってのは誰なんだ?良く分からないんだが?」

玉藻「崇徳天皇と言えば分かるか?白河法皇の子と鳥羽上皇の女御の子供で、第七十五代天皇よ?」ズルズル

男「知らないな・・・・・どんな人?」

玉藻「強いて言うなら不幸な男だったわ、完全に傀儡の天皇、なのにクーデターを計画しているなんて汚名を被らされて、人への恨みは妾以上でしょう」

男「天皇家も苦労が絶えないんだな・・・・・・」

玉藻「名目上は鳥羽上皇の子供だったんだけどね」

男「なんでそんなこと知ってんの?」

玉藻「だって妊娠した女御、私の知り合いだもの」

男「初めて妖怪なんだなって思った、って言うかにょうごってなんぞ?」

玉藻「女御って言うのは所謂大奥の御殿女中みたいなものよ、

   実際はもっと性質が悪くて天皇や上皇専用のハーレムみたいなものね、その中から皇后を選ぶのその後も孕ませ祭りよ」

男「すげぇ話だ・・・・・・」

玉藻「妾も女官時代何度もそこに入れと言われたけどさすがに断ったわ」

男「そんだけなら怨霊って言っても大したことなさそうなんだけどな」

玉藻「他にもいろいろあって引きこもってるうちに天狗になったのよ、根はすごく良い奴なんだけどその分反動が大きかったんでしょうね」

男「ああ、普段怒らない奴ほどキレるとヤヴェからな」

雪女「『瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ』ってたしか・・・・・」ズルズル

玉藻「そうよ、顕仁ちゃん」

男「ああ、もう色々とおかしい・・・・・・」

玉藻「誰が悪いって白河のジジイよ!バイセクシャルでそれはもう派手に遊んでたんだから」

男「俺の天皇像が崩れて行く・・・・・・」

玉藻「今上天皇陛下に合った事は無いけれどあのクソジジィなんかの子孫とは思えないほどまともな人だと思うわ、というよりあのエロジジィが特別なんでしょうけど」

雪女「そんなに酷かったんですか?」ズルズル

玉藻「何度も私に対してセクハラ繰り返してきやがって!あのハゲ!今でも腹が立つわ!」ダンッ

男「もともとそういう役回りだろお前は・・・・・・」

玉藻「だからって43歳が見た目年齢15歳に手を出すなんて!今で言ったら淫行条例違反よ!」

男「二十歳で年増の時代なんだからまあ15歳なら大丈夫だろ」

メリー「でもいくらなんでも好きでも無い人に体触られるとか正直気持ち悪い」

玉藻「でしょ!?抱かれるなんてもっての外よ!」

男「っていうかそういう恨みつらみは俺の居ない所でやってくれ今は讃岐院の話だ」

玉藻「ああ、そうだったわね讃岐院こと崇徳天皇は自分の命を依り代にして天皇家を呪って死んだ訳だけれどその呪いの力が日本全土に及ぶほど凄いのよ」

男「格が違うな・・・・・・お前ですら地域が限界だって言うのに・・・・・・」

玉藻「神として祭られているから半神半鬼ね、人から鬼へそして神にまでなったという面では破格に強いのも頷けるわ」

男「天神様みたいだな」

玉藻「あっちは自分を貶めた奴以外には普通の神様だけど、顕仁ちゃんは日本に絶望したからね、どちらかというとイザナミのそれに近いかも」

男「ヤンデレなのか・・・・・・デレは一体どこに!?」

玉藻「とにかく必要なのは圧倒的な武力に対抗するための力よ!数を揃えて奇策を練るか・・・・・・どうしたって正攻法じゃ勝てない訳だし」

男「手持ちの武器は・・・・・・ロリ巨乳、神々しいハラペコ幼女、処女ビッチ、神聖ビッチ、それと童貞か・・・・・・心もとないな」

メリー「誰がロリよ!いい加減にしてよ!それっぽく言ってんじゃないわよ!第一武力関係無いじゃない!」

男「お前だろロリ巨乳?世の男を苦しめるのはいつだって性欲だ、その性欲を煽る武器をだな」

メリー「雪女先生!童貞は武器に入りますか!」グヌヌ

雪女「とても強力な武器です!特に行き遅れの女狐は童貞に弱いです!」

玉藻「何よ!蜘蛛の巣張ってる処女のくせに!」

雪女「行き遅れよりマシですー、処女は人気あるんですー!」

座敷「幼女私?」ズルズル プッハッ

男「言ってみるとなかなか・・・・・・オナホのパッケージみたいで良いな!神々しいハラペコ幼女~貴方の白いの食べさせて~とか!」

メリー「無益な事考えてないでツッコミの需給不足を何とかして!需要と供給があって無い!」

座敷「・・・・・・・なんでやねん!」ビシッ

男「・・・・・・何この可愛い生物、すげぇ癒されるんだけど」

メリー「すっごく可愛いわ!写真機!写真機を!デジカメじゃない奴!フィルムじゃないと私たち映らないから!」

雪女「!?・・・・・・な・・・・・・なんでやねん?」ビシッ

男「あ、間に合ってます」

雪女「なんで私だけ!なんで私だけ!!」

メリー「良く分からず言っている幼女が良いのであって狙ってやっても残念な子にしか見えないんです」

雪女「わたくし・・・・・・残念な子・・・・・・」ガーン

玉藻「さて!残念処女も黙った所でどうするべきかしらね?」

男「どうするも何も援軍は?敵のボスクラス相手にするなら呼べるだろ?」

メリー「各支部手いっぱいですよ、雪女様がたまたま空いてただけで今は特に妖怪が血気盛んな時期だから」

男「支部制だったのか・・・・・・」

メリー「居たとしても戦力にならない正直雑魚が多いしスタープラチナ君も今は目撃例増やしてる最中でザ・ワールドも大して役に立たなそうだし」

男「俺たちのスタープラチナがぁぁぁぁぁぁ!」

メリー「GER君は最近妖怪化の兆候見せ始めた位だし・・・・・・」

男「やはりここは俺の息子に矢を刺してチェリープラチナ・ザ・オナニー・レクイエムact2を覚醒させるしか・・・・・・」

メリー「チェリープラチナ・・・・・・語呂が良すぎて突っ込みづらいボケをかますな!しかも何ちゃっかりact2になってんのよ!」

男「俺がオナって放つ精子に回転を加えることでライフル並みの姦通力を持つというスタンドだ!息子が勃つだけに!十発撃ったらまた精子がたまるまでお預けだ!」

雪女・玉藻「上手い!」

メリー「上手く無いよ!言ってること全てただの下ネタよ!」

男「そして俺はオナニーの世界に入門を果たしている」

メリー「広げんな!だから小さい子の前で下ネタを連発するな!」

座敷「チェリープラチナ!」

メリー「そんなこと女の子が言っちゃダメよ?」

座敷「なんで?」

メリー「良い子だから、ね?」

座敷「うーん・・・・・・分かった!」

男「ちぇr」

メリー「今言おうとした事を続ければ貴様は死ぬ・・・・・・」ガチャッ

男「理解した」

メリー「よろしい」

雪女「現実的な策はありませんね・・・・・・」

男「ここはもう対抗なんかしないでもてなすというのも一つの策かもしれん」

玉藻「というと?」

男「ここは俺のスタンド、キッチンを使って料理を作り話し合うのが得策、決裂すれば日を改めて戦う方向だ」

メリー「そんなに上手くいくのかしら、第一日を改めてくれれば良いけど」

男「そこはアレだ、1か月ありゃ、俺はお前なんか倒すほど強くなってみせるのになぁ。この俺が強くならないうちに、殺してしまった方があんたにとっていいよねぇって!」

メリー「そんな事言ったらあっさり殺されるわよ、堕ちてなお天皇、出る杭は打つし、芽は摘むわ」

玉藻「とりあえず話し合いに応じないほど悪い人物ではないけど問題は酒呑童子ね、バカだから暴れる事しか能がない」

座敷「あのね男?」

男「ん?」

座敷「おかわり!」

男「ああ、ごめんね話に夢中で」ナデナデ


―――――――――――― 

男「とにかく、交渉は玉藻に任せる!って言うか酒呑童子さえ何とかすれば崇徳天皇の方は話が通じる気がする!」

玉藻「まぁ、何もしないで殺されるの待つよりは良いわね、準備して乗り込んでくるのを待つわけだけど」

男「いや、こっちから打って出る!」

メリー「アンタバカなの!?誰が行くにしろ殺されるわよ!」

男「さっきググったら手紙突っ返されてブッチンしたって書いてあったからな!ここは招待状を書き招くべきだ!」

雪女「書状は書けるにしてもどこに送れば?」

男「宮内庁にでも問い合わせれば良いんじゃないの?」

メリー「現宮内庁が崇徳天皇の居場所を把握してる訳ないでしょ」

玉藻「私が持って参りましょう」

男「だが、殺されるかも知れんぞ!?」

玉藻「腐ってもこの九尾、幾度となく逃げ遂せた実力は伊達では無いのよ?」

男「では書状を・・・・・・誰が書くかだなぁ・・・・・・」

メリー「あんたが描くのが普通でしょ」

男「しかし野郎からの手紙よりも女性空の手紙のがうれしいんでは無かろうか?」

雪女「私は男様の手紙なら!文字と匂いが消えるまでペロペロします!」

男「体に悪いから止めとけ」

玉藻「こういう場合は招く家の主が書くのが普通で礼儀よ?」

男「仕方ない、現代語で通じるかどうかは分からんが書いてみよう・・・・・・」

~~~~~~~~

崇徳天皇様∧☆

晩御飯レヽッUょレニ食∧〃ませωヵゝぁ↑?

手米斗王里作ッτ待ッτますッ!☆ミ

☆★☆★☆★男∋り☆★☆★☆★

~~~~~~~~

男「良し!完璧!」

メリー「アンタ自殺志願者でしょ!そうなんでしょ!?現代語ってイマドキ誰も使わないようなギャル文字かよ!」

雪女「それにしても毛筆で器用に書かれてますわね・・・・・」

男「えーなんで?女の子が手料理作って待ってるわっしょい!って勘違いしてくれるかもじゃん!」

メリー「あるわけないでしょ!いきなり切り殺されるわ!」

男「しょうがないな・・・・」

~~~~~~~~

崇徳天皇陛下

お初にお眼にかかる

男と申すもとでござる

今宵は夕餉にお招きしたいで次第にてふみを送り候

候ろしけらば都合のよき日をお達し願い申し上げ候



~~~~~~~~


男「今度こそどうよ?」

メリー「アンタそれっぽく書いただけでしょ!」

玉藻「なぜ普通に書かないの?」

男「普通か、仕方ない」

~~~~~~~~

崇徳天皇陛下

本日夕刻我が家に手待つ

御一人で来られたし



~~~~~~~~

メリー「果たし状かよ!真面目にやってよ!」

~~~~~~~~

崇徳天皇陛下

拝啓

突然のお手紙で失礼いたします。

世の中大変寒くなりましたがお風邪などお召しになっては居りませんでしょうか?

本日は夕食にお招きしたく筆を執った次第でございます。

つきましては都合のよい日などございましたら御一報ください

敬具

~~~~~~~~

男「会心の一筆」

メリー「ようやくまともになったわね・・・・・・」

雪女「後はこれを女狐が届けて殺されれば完璧ですね!」

玉藻「死んでやるものですか!」

男「さてこれを届けて参れ!」

玉藻「確かに」


―――――――――――― 玄関

玉藻「じゃあいってくるわねー」

座敷「らっしゃい!」

メリー「『いってらっしゃい』でしょ?」

座敷「いってらっしゃい!」

雪女「逝ってらっしゃい」

男「じゃあ頼むぜ、俺は準備をするぜ!」

玉藻「はいはい」

ガラガラガラ

讃岐院「その必要は無し」

男「!?」

讃岐院「次に仕向けるのは酒呑童子だとでも思ったか?」

男「ようこそおいで下さいました讃岐院、いや崇徳天皇陛下」ペコッ

讃岐院「お前が男か」

男「はい」

讃岐院「面を上げろ」

男「はは」

男(自信を持て俺!童貞道は誰にでも通じる道!目の前の天皇にもチンコは付いてるんだ!)ゴクリ

讃岐院「最低限の礼節はあるようだ、そして度胸もある我らの仲間になる気は無いか?」

男「私は今童貞と料理を極める為に忙しい身、御無礼を承知でお断りいたします」

讃岐院「童貞を極めるとはこれいかに、中々に面白い奴よ」

男「光栄の至り」

男(しかし道程では無い人間に童貞道は通用するのか!?いや、何が何でも丸めこむんだ!)

メリー「ちゃんと敬語使ってるくせになんでそういう方向なのよ」ボソボソ

雪女「めりー、男様に任せなさい」ボソボソ

讃岐院「して、なぜ我らに抗う?人は妖かしの餌となる物、喰われるのが当然であろう?」

男「是非も無し、しかし童貞を極めるとはすなわち童貞道の極致に至る事、天の真意に反目し、神の意思に反逆する者、それが私、オナニストでございます」

讃岐院「神に抗うか、人の身でありながら」

男「人の身で神に抗い、欲を、煩悩を自らの内に飼い殺す事こそ童貞の務めなれば」

讃岐院「ならばここで我に殺されるか?」

男「事ここに至りましても、覚悟などはございません、ですが何故に貴方は人を屠るのですか?」

讃岐院「人が憎いからよ、邪なる物の元凶が人である故に人を屠る」

男「何故に邪な物が人であると申されるのです?」

讃岐院「人は我欲の怪物、権力を握り、全てを飲み込まんとする強欲の坩堝、これが邪なものでは無くなんとする?」

男「人は我欲の怪物ばかりではございません、毛皮を捨て、二足でたったいわば可能性の獣でございます」

讃岐院「可能性の獣だと?笑わせる、では善き者もいると?」

男「善くも無く、悪くも無く、欲も無く、唯只管に生きている者も居りましょう、どう生きるかは一人よがりなのです、どう生きたかは独り善がりなのです」

男「全ての人が我田引水ならば、全ての田畑が潤いましょう?」

讃岐院「なるほど然り、誠然り、無用の親切故に独善か!愉快なことを申す」

メリー(男の方が押してる・・・・・・童貞道恐るべし・・・・・・)

玉藻(言ってる事はまともじゃないのに洗脳的な説得力があるわよね、童貞道)

男「世のため人の為と嘯くより、自らの為のみに生きると大言壮語を吐く潔さこそ誉と致します。世は無一物なれば己が内にのみ全てがありましょう」

讃岐院「無一物中無尽蔵と言う事か、その若さでよくそこまで悟った物だ」

男「全ては童帝が進みし童貞道の道程に記された事、童貞道は賢者へと至る道でございます」

讃岐院「童貞道とは斯も素晴らしき道か」

男「童貞道は我欲を喰らい、煩悩を飼い殺す術なればこそ、我欲に塗れ、煩悩に塗れ、無様に這いずる道でございます、素晴らしい者ではございません」

讃岐院「毒を持って毒を制すと言う事か、気に入ったぞ小童」

男「恐悦扱く」

讃岐院「我に何か用があったようだが?」

男「ここではなんでございます、狭苦しいところではございますがどうぞ中へ」

男(成功したったwwwww)

メリー(あんな暴論で・・・・・・・)

玉藻(どうしてこうなった・・・・・・・)

雪女(男様はやはり素敵です・・・・・・・)

座敷(お腹空いた・・・・・・)

―――――――――――― 居間

男「口をぬらす程度でございますが」

讃岐院「うむ、では話を聞こう」

男(ここからが本番だ・・・・・・焦って膣に出す前にゴムをつけるべきか・・・・・・クッソ!偉大なる童帝達!我に力を与えたまえ!)

男「ここで一つ、手打ちにしてはいただけませんでしょうか?」

讃岐院「手打ちと?しかし我らの仲間、河童は汝らに殺されておるが之は何とする?」

男(まだ あわてるような時間じゃない)

男「それはあの河童を見逃そうとした時、不運にも起こった事故なのでございます」

讃岐院「事故とな?」

男「ではこちらをご覧ください、雪女、お前あの時ホントに録画してたろ?出せオラ」

雪女「ば・・・・・・ばれていましたか・・・・・・はい」

~~~~~~~~~~~テレビ

河童「しりこだま貰ったぁ!!」

男「ごめんなさいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」ドゲザァ

河童「    」ズドンッ

男「?」

メリー「な!?」

雪女「男様御怪我は!?」

男「生きてる・・・・・・生きてるぞぉぉぉぉぉ!!」

~~~~~~~~~~~


男「と言う訳です」

讃岐院「よもやこのような事が起こっていようとは・・・・・・それにしても河童め、見苦しい真似をしおって」

男「全ては天命だったのかも知れません」

男(件によって捻じ曲げられた天命だがな)

讃岐院「事情は相分かった、これも小童が童貞道で積み重ねた徳のなせる技で有ろう」

メリー(煩悩の塊!気付いて!その男徳じゃなくて欲積み上げてます!)ボソボソ

雪女(どっちの味方なんですか!)ボソボソ

メリー(突っ込まずにはいられなくて・・・・・・)ボソボソ

男「すべては童貞道、の賜物、私など何もしてはおりません」

讃岐院「そういうな、手打ちの件承った。今後我々が小童に手を出す事は無し」

男「出来るなら一つお願いがございます」

讃岐院「聞こう」

男「人を、世の中を許してはいただけませんか?」

讃岐院「逝く千年の時を経て溜った怒りを無しにしろと?」

男「はい」

讃岐院「無茶を言う、幾ら小童の頼みとはいえそれはおいそれと出来るものではない」

男「自らを慰め、他者を、自分を許すのが童貞道でございます、許していただけるのならば、この私心ばかりではございますがお食事を用意いたします」

讃岐院「童貞と共に料理を極めているのであったな、小童」

男「どちらも道半ばではございますが」

讃岐院「機会を与えよう、小童の料理で我を動かして見せよ!」

男「はは、しばしの御猶予を頂戴いたします」

讃岐院「うむ、苦しゅうない」

男「その間玉藻御前が退屈しのぎのお相手をさせていただきます」

玉藻「え!?妾!?」

男「良いからやっとけ!」

讃岐院「玉藻よ、少し話がある、近こう参れ」

玉藻「は・・・・・・はい・・・・・・」

――――――――――― 厨房

男「いざ・・・・・・尋常に勝負!」



――――――――――― 居間

讃岐院「何故お前があの男の所に居着いたか分かった気がする」

玉藻「讃岐院・・・・・・」

讃岐院「日の元の国でまだあのような虚けが残っていようとはな、実に快い」

玉藻「は、はぁ・・・・・・」

讃岐院「全ての民が、全ての人があの男の様であったなら、世界はどれ程穏やかであろうな」

讃岐院「許せると言うのは強さだ、人を許す事が出来る者は強い、故に莫迦を見る」

玉藻「それは・・・・・・」

讃岐院「我を見ているようだ、人を許そうと全てを捨てようとして大事なものまで捨ててしまった我も、あのように生きる道があったのかもしれん」

玉藻「讃岐院・・・・・・いえ崇徳天皇」

讃岐院「よせ、我は既に天皇に非ず」

玉藻「はい・・・・・・」

讃岐院「汝は許せそうか?人を、人の世を」

玉藻「あの男は馬鹿で何かと言えば下ネタばかり、ですが不思議と許せるような気がします」

讃岐院「そうであるか、我も同じである。もっと早くあの男に出会いたかった」

玉藻「本当に・・・・・・」

讃岐院「違うな、あの男に出会う為、我らは冥府魔道に堕ちたのかそう思えばこの恨みも無駄では無かったな」

玉藻「はい・・・・・・」

讃岐院「ところで・・・・・・・」

玉藻「はい?」


ヒャフォォォォォォゥ!! チワキニクオドルゼナッシィィィィ!! オットニゲヨウトスンナヨコブタチャンヨォナッシィィィィ!! オイシクアゲテヤルカラヨォォォナッシィィィィ!!


讃岐院「あれは本当に料理を作っておるのか?何か呪術を行っているのではないだろうな?」

玉藻「アレは・・・・・・呪術ではありませんが・・・・・・料理をしているのかは疑わしいです・・・・・・」


――――――――――― 居間

男「お待たせ致しました」

讃岐院「う・・・・・・うむ・・・・・・・之は?実に赤き実であるが・・・・・毒では無いのか?」

男「これはトマトでございます。トマトと豆腐のカプレーゼポンズジュレでございます」

讃岐院「悪魔の果実では無かろうな・・・・・・」

男「誓って毒などいれておりません、料理人として」

讃岐院「・・・・・・南無三!・・・・・・・・・・美味いではないか!なんだこの実は!いや驚いた」

男「南蛮渡来の果実でございますが野菜のように食べるのが一般的でございます」

讃岐院「なるほど、果実と言うほどの甘みではないが豆腐との相性も良い」

男「続きましてはこちらでございます、豚とアサリの生姜スープ」

讃岐院「豚とな?」

男「はい、植物もみな生きております、人は生き物を喰らわねば生きられぬ業を持っております故に、

  果物で有ろうが草で有ろうが殺生ならば全てに感謝し喰らうのが私の矜持でございます」

讃岐院「なるほど、確かに、ならば我もその矜持受けようぞ・・・・・・・・・なんだこれは!!」

男(しまった辛すぎたか!?コショウも無かっただろうから少なくしたんだが!?)

讃岐院「美味い!ここまでで臭みの無いアサリは喰った事が無いわ!これはどこで採れたものか?」

男「千葉でございます」

讃岐院「愛知とな?」

男「ええっと・・・・・・」

玉藻「武蔵国ですよ」

讃岐院「武蔵かなるほど銚子沖の物は美味い物が多いと聞く、四足などと思っていたが豚も美味い!」

男(なるほど目黒のさんま的な)

男「それでは次にこちらを」

讃岐院「これは?」

男「牛フィレステーキでございます。こちらは仙台の和牛を使用しております」

讃岐院「うむ、仙台と言うのは蝦夷の方であるな、大変寒さ厳しい土地と聞く」

男「その厳しい自然にて鍛えられた牛をどうぞご賞味ください」

讃岐院「なんだこれは・・・・・・このような物を今の民は口にしておるのか!?」

男「おそらく今上天皇陛下もお召し上がりになっているかと」

讃岐院「民と官が同じものを・・・・・・世は移ろうものだ・・・・・・・」

男「人と人が分け隔てなく均しく満腹で居られる今の世はとても幸せな事です」

讃岐院「なるほど・・・・・・なるほど・・・・・・空腹は嫌なものだ、小童は凄いな、たったそれだけの事で人を幸せにできるのだから、我のなんと無様な事か・・・・・・」

男「これも全てはこの国で生きたすべての御先祖様のお陰でございます。食うに困る事はないこの国を作ってくださったのは他ならぬ貴方方でございます」

讃岐院「我らは何もしておらぬよ、これは全て小童達、後に続いた名も無き者たちの名跡に他ならない。

     感謝をしよう、国とは人である事を思い出させてくれたこの料理に」

男「次で最後でございます、これは真似事でございますが皇居で行われる晩さん会の最後に必ず出る物だそうです」

讃岐院「これは?」

男「富士山を模したアイスクリームでございます」

讃岐院「霊峰を模した物か、どれ・・・・・・冷たい・・・・・・そして甘い・・・・・・」

男「日本が誇る霊峰を喰らうなど不遜な事ではございますが、これが今の宮中で出されている物とほぼ同じものです」

讃岐院「そうか、宮中で出される物を民も食う事が出来るか・・・・・・平和とはこれほど良い物か」

男「はい」

讃岐院「小童よ、この国は好きか?」

男「はい、官僚はきらいですがね」

讃岐院「ははは、正直で結構。我はこの国が嫌いだった、自らの事しか考えぬ官、虐げられる民、どこを見ても嫌な気分にしかならなかった」

男「・・・・・・・・・」

讃岐院「だが許そう、今一度この国を確とこの眼で見てみよう、我らの子孫が如何なる物かをな」

男「ありがとうございます・・・・・・」

讃岐院「実を言えば、我も・・・・・・そろそろ恨むのに疲れてきたところだ」

男「は・・・・・・はははははは」

讃岐院「はーはははははは愉快愉快!これほどまでに清々しい気分はいつ以来であろうか!

     小童よ、我はいつでもお主に手を貸そう、行き詰まったならいつでも讃岐に来なさい」

男「いえ、私は反逆者、神々の手を借りてはルール違反でしょう」

讃岐院「そうであった、そうであったな!思う存分道を極めるが良いわ!」

男「当然です」

――――――――――― 玄関

讃岐院「では我は讃岐に帰る、玉藻よ」

玉藻「はい?」

讃岐院「この小童落すのは難しいぞ?娶りたくば縛りあげでもせんとな!はーはっはっはっは!」

玉藻「いえ///あの・・・・・・///妾は・・・・・・///」

讃岐院「隠さずとも良い!さすがの我もここまで完敗では悔しいわ!奴の童貞なぞ切ってしまえ!我が許す!はーはっはっはっは!」

男「え!?て・・・・・・貞操の危機が!?」

讃岐院「そこの雪女と九十九神も好きにするが良い!我が許す!はーはっはっはっは!」

雪女「はい!神様のお墨付きですよ!男様!」

メリー「私は・・・・・・その・・・・・・///」モジモジ

讃岐院「・・・・・・そうそう客間で座敷わらしが腹を空かせておるぞ?飯を作ってやれ・・・・・・ではな!」スーッ

男「ホントに人間じゃないんだな・・・・・・消えるとか・・・・・・」

メリー「アンタ大したもんよ///凄かったわよ!ちょっと感動した」

玉藻「一時はどうなるかと思ったけど、料理で日本最凶の妖怪を退けるなんて凄いことよ」

雪女「さあ男様!神様の言う通りに!ベッドインです!さあ!」

ズズズズズズズ

男「しないから・・・・・・」

ズズズズズズズ

男「なんだこの音?」

ズズズズズズズ

??「お゙ーどーごー・・・・・・お゙ーどーごー・・・・・・」

雪女「今度は何ですか!?」

メリー「ここは忘れられかけてたメリー(13)の出番ね!」

ズズズズズズズ

男「な・・・・・・何が!?なんか怖い!」

??「お゙ーどーごー・・・・・・」グイッ

男「うぎゃあああああああ!!・・・・・・お?」

座敷「お゙ーどーごー・・・・・・お腹・・・・・・空いた・・・・・・」パタン

男「わらしちゃん!?今!今すぐ作るからね!メリー雪女玉藻任せた!」タタタタタタ

玉藻「ずいぶんとまた・・・・・・そんなに食べなくても大丈夫でしょうに妖怪なんだから」

座敷「お な か す い た !」

メリー「はいはい、今男が作ってるからね?もう少しよ?」

座敷「うん・・・・・・」

雪女「寒いし戻りましょうか?」

座敷「うん・・・・・・」


――――――――――― 居間

男「作ると言ってもさっき一緒に作っちゃったしとりあえずこれ食べてな、今日は面倒だから自分で持ってって」

メリー「はいはい、って言うか私の好きな物作ってくれるって言わなかったけ?」

男「ああそっか、何が良い?」

メリー「私との子供とか?・・・・・・///」

男「何を言ってるんだお前はだからロリなんだよ」

メリー「う・・・・・・うるさいバーカバーカ!!」

メリー(私をロリ扱いするこの男をどうしてくれようか・・・・・・)グヌヌ

男「なんだよやっぱりお前が子供かよ」

メリー「私はメリー(13)貴方のハートを狙い撃っちゃうんだから!」

おわr

男「そんな強引にロリー(13)引っ張って来ても読者は詐欺だって言うぞ?そんな終わり認めないって言うぞ?」

メリー「誰がロリーよ!ちょっとこっち来なさい!」

男「なんだよ」

メリー「・・・・・・・・チュッ・・・・・・・///これで少しは狙い撃てたかな?」

男「ま・・・・・・まあ的外れでは無かったな・・・・・・」

雪女「あぁぁぁぁぁぁ!!完全にダークホースです!ずるいじゃないですか!!」

座敷「うー・・・・・・ごはん・・・・・・」

男「あ、ごめん・・・・・・はいどうぞ」

座敷「いただきます!」パァァ

座敷「おかわり!」

男「早いよ・・・・・・ゆっくり食べな?」

座敷「うん!」

雪女「男様!私とも熱いベーゼを!」

男「はいはいまた今度、いつかな」

雪女「いつですか!雪女にそんなに冷たくしなくても良いじゃないですか!氷漬けにして里に持ち帰っちゃいますよ!!」

男「怖えぇよ!とにかく今は飯を喰らうが良いわ」

雪女「今度絶対して貰いますからね!」

男「ああ、童貞道に二言は無い」

メリー「結局童貞道っていったい何なの?」

男「ああ、その場凌ぎに言ってみただけ」

メリー・雪女・玉藻「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」


――――――――――― 讃岐

讃岐院「さて、童貞道などと言う虚言は笑えたが、本当に良い奴だったな」

酒呑「それで良いなら良いさ、アンタの好きにしてくれ、俺は酒飲んで寝る」

讃岐院「出番なしで良かったのか?」

酒呑「良いんだよ、血生臭せぇのは面倒なだけだからな」

讃岐院「汝も童貞だろう?折角なのだから童貞道を極めてあの小童と戦うのはどうか?」

酒呑「ごめんだよそんな新興宗教にもならない虚言なんざ!」



おわり

誰か居るかな?
保険でR-15とか言ってたけど
河童以外そんな事は無かったな


後日談って需要あるだろうか?



書く気があるうちに書いたほうが好いんじゃない?
書いてくれるんなら読むし

>>177
ありがとう

後日談は空気化していたメリーさんメインで無駄な設定を生かしてみます

一応以下はR-18で

――――――――――― 翌日男家

男「そう言えばさ?」

メリー「ん?」

男「お前いつまで家にいんの?」

メリー「え!?」

男「え!?」

メリー「最近ようやくここの生活に慣れてきたのに出てけって言うの!?酷いわ!」

男「だって仕事終わったら出てくような感じだったじゃん最初の方とか」

メリー「良いじゃない家広いんだからちょっと位」

男「まあ良いんだけど」

雪女「そう言えばですね男様?」

男「ん?」

雪女「まだ私チューして貰って無いんですけど?いい加減にしないと私・・・・・・何スルカワカリマセンヨ?」

男「一両日中に!一両日中には必ず!!だって改まると恥ずかしいんだもん!」

雪女「そう言って男様はいつもいつも!やれ大学だの買い物だのと逃げ回るではないですか!今日と言う今日はするまで男様の上から退きませんからね!」

座敷「男ー」トテトテトテ

玉藻「お腹空いたってさ、なんか作ってあげなよ」

男「だって退いてよ雪女」

雪女「嫌です!御断りです!御免被r・・・・・・ンップ」

男「はいしたよ、これで良いだろ早く退いて、じゃないとわらしちゃんがお腹空き過ぎてまた倒れる」

雪女「エヘヘヘヘヘヘヘヘヘ///」

座敷「おーとーこー!」グイグイ

男「はいはい、オラ退けっつってんの!」ベシッ

雪女「痛っ!もう、照れ屋さんめ」

男「良いから早く退け」

雪女「・・・・・・はい」

男「今日は何にしようかね?」

座敷「ホットケーキ!」

男「はいはい」

メリー「アレ?私空気になってる・・・・・・・まあ良いや有耶無耶になったし、最近平和だから男のハートをゲットしてメリー(13)寿引退してやるんだから」

メリー「やっぱりキャラ作りが大事よね、こう相手に安心感与えるような?エンジェルメリーとか?魔法少女っぽいけど?」

メリー「当分はメリー(13)でいっか!」

男「おーい飯できたぞー」

メリー「はーい!よし!見てろよ男!今に私の物にしてやるんだから!」

――――――――――― 夜

男「さて・・・・・・自分の部屋が久しぶりな気がするぜ・・・・・・今日は疲れたし寝るか・・・・・・」ドサッ zzzzzzzzzz

メリー「さすがに疲れていたようね・・・・・・ギッチギチに縛ってやるわ・・・・・・ふふ・・・・・・ふふふふふふ・・・・・・・」

メリー「さあ私がロリじゃないところを見せてあげるわ・・・・・・日本を震撼させたメリーさんを舐めんじゃないわよ」


――――――――――― 

男「ん・・・・・・あれ?・・・・・・」ギチギチ

メリー「目が覚めたようね童貞」

男「これは!なんだこれ!お前やっぱり悪い妖怪だったのか!?解放しろ!」ギチギチ

メリー「黙れ童貞!安心しなさい、命は盗らないから」

男「じゃあ何なんだ!他のみんなは!?」ギチギチ

メリー「今頃夢の中よ?さぁ『大人』の私が『ガキ』のアンタを大人にしてあげるわ・・・・・・・ふふ・・・・・・ふふふふふふ・・・・・・・」

男「クソッ!離せ!大人を強調し過ぎるのは子供の証だ!!」ギチギチ

メリー「くっ・・・・・・童貞道はその場しのぎだったんでしょ?じゃあ童貞は私が貰ってあげるから感謝しなさい?」

男「止めろ!俺の童貞は結婚する女性にあげるんだ!離せこのロリ!」

メリー「またっ!!・・・・・・いいわ、もう許してあげないからね?態度を改めれば許してあげようと思ったけどもうアウトよ?」サワサワ

メリー(これで良いのよね?確かさっき見た本はこんな感じだったし)

男「止めろ!早まるな!」

メリー「早くおっきくしなさい?そう言えば最初から私の胸に釘付けだったわよね?見せてあげる」ボロンッ

男(なん・・・・・・だと・・・・・・!?女子力1500・・・15000・・・15万まだ上がっていくだと!?)

メリー「ほら、どうよ?私のバストは 『 G 』 カップです!///」バルンッバルンッ

メリー(は・・・・・・恥ずかしいぃぃぃぃ!!何これ!?こんなに恥ずかしい物なの!?)

男「ああ・・・・・・あああああああ・・・・・・・納まれマイサン!しかし・・・・・・目が離せない!?」

メリー「ほら、立派になったわよ?どうして欲しいか言ってごらん? ぼ う や ?」

男(落ちつけ、まだあわてるような時間じゃない・・・・・・)

メリー「分かってるんだよ?おっぱいで挟んで欲しいんでしょ?///」ツーッ

メリー(ゆっくり時間をかけるのよ!恥ずかしくっても暗くて見えないはず・・・・・・)

男「ハウアッ!」ビゥゥッ

メリー「ほら、ね?素直になればすぐに楽になれるんだよ?『僕のこれをおっぱいで挟んでください』って素直に言えないなら・・・・・・猿ぐつわして雪女さん呼んじゃうよ?」

男「お・・・・・・おっぱいになんか負けたりしない!」ビクビク

メリー「柔らかいのに弾力があってふわふわで・・・・・・女の子の身体使って出したくないの?こんなおっぱい二度と会えないのに?///」プルンッ

男(負ける・・・・・・のか・・・・・・こんな所で・・・・・・俺は・・・・・・おっぱいに屈するのか・・・・・・・・・)

メリー「黙ってないで何とか言ったら?」シコシコ

メリー(説得なんてさせる暇を与えないんだから・・・・・・考える間を与えたらダメ!)

男「!?手を!手を止めめめ!!」ビクンビクン

メリー「私テクニシャンでしょ?お人形だもん、何のお人形だったか聞きたい?」

男「ま・・・・・・まさか・・・・・・」

メリー「リアルドールよ」ボソボソ

メリー(リアルに作られた子供用の遊具だけどね・・・・・・まさかあんな人形もあるとは思わなかったけど・・・・・・)

男「まさか・・・・・・!?」

メリー「誰にも使われずに倉庫でデットストックになってたけどこういうことの為に作られたお人形なんだから・・・・・・素直になったら天国まで連れてってあげる」シコシコ

男「うぁああ!やめ!!出るうううう・・・・・・」ビクビク

メリー「出させるわけ無いじゃない」パッ

男「あ・・・・・・ああああああ・・・・・・・」

メリー「このままオカシクなるまで寸止め続けちゃおうかな?」

メリー(ふふふ・・・・・・なんか楽しくなってきたかも・・・・・・)

男「そ・・・・・・そういう事を女の子が!」

メリー「ダメダメ、すぐ余計な事言おうとするんだから・・・・・・ふふふ・・・・・・」シコシコ

男「いや!だ・・・・・・だめ!!」ビクンビクンッ

メリー「何がダメなの?ヌルヌルこんなに出しちゃって・・・・・・女の子より濡れちゃってるわよ?」シコシコ

メリー(なななな何これ!?なんなの!?男も濡れる物なの!?それとも精子!?)

男「そんな・・・・・・そんなことっ!」

メリー「じゃあこれなあに?まさかおしっこじゃないでしょ?それともお漏らししちゃってるのかな?」シコシコ

男(頭が変になる・・・・・・このままじゃ俺は・・・・・・パイズリ童貞喪失が妖怪相手になってしまう!)

メリー「落ちついたみたいね?じゃ、また始めるわよ?」シコシコ

男「たすk!!ああああああ!」ビクンビクンッ

メリー「一言だけ言ってくれれば楽になるわよ?ピュッピュッってしたいわよね?」

メリー「じゃあ3秒上げるから決めて?1・・・・・・・・・・・・2・・・・・・・・・・・・」

男(も・・・・・・もうだめぽ・・・・・・)

メリー「さーーー・・・・・・・」

男「・・・・・・・・・・・・て・・・・・・・・」

メリー「え?何?聞こえないよ?」

男「出させて!」

メリー「くださいは?」

メリー(何これ!凄い楽しい!なんか変な感じぃぃ///)

男「出させて下さい!」

メリー「何を?」

男「精子を出させて下さい!」

メリー「んーどうしよっかなぁ?あんなに反抗的だったしなぁ?」

メリー(その顔ゾクゾクしちゃう!かわいい!良い子になってきたわね・・・・・・)

男「このロリめ!!どうしたいんだ!」

メリー(そういう態度とるんだ・・・・・・)

メリー「そのロリにこんなにされちゃってるのは誰?」ギュッ

男「んくっ!」

メリー「誰なの?答えて」

男「お・・・・・・俺・・・・・・」

メリー「そうよね?ロリに弄ばれたって普通はこんなによだれ垂らして勃起させないわよね?つまりアンタロリコン?」

男「ちが・・・・・・違う!」

メリー「じゃあ私はロリなの?違うの?」

男「ロリじゃ・・・・・・・ない・・・・・・」

メリー「だよね?そうだよね?じゃあほらごめんなさいは?」

男「ご・・・・・・ごめんなさい・・・・・・」

メリー「うんうん、もう子供扱いしちゃダメだよ?」

男「ああ、分かった!だから!」

メリー「うん、じゃあもう戻るね明日の朝になったら解いてあげる」クスクス

男「そ・・・・・・そんな・・・・・・・」

メリー(良い!良いわよ!その顔!絶望感と羞恥心たっぷりのその顔!)

メリー「すぐ反抗的になるから、ちょっとオシオキしないとね?」

男「ごめんなさい!もう言いません!お願いします!お願いだから!!」

メリー「ふふふ・・・・・・・だから?」

男「おっぱいで挟んで射精させて下さい!」

メリー「良い子ね、最初からそう言ってればすぐに楽になれたのに・・・・・・」

メリー(ああ、もう可愛い!ちょっとお仕置きするつもりだったのに、こんなに楽しいなんて!)

メリー「じゃあ、お尻持ち上げて?」

男「あ、ああ」

メリー「んしょっと、ほら念願のおっぱいですよー?」パフッ

男(おっぱいには勝てなかったよ・・・・・・)

メリー「気持ち良い?これがおっぱいだよ?」ズリズリ

男「ああ!あああああああああ!!」ビクンビクン

男(すごい!なんだこれ!こんな!こんなぁぁぁぁぁ!)

メリー「すごい声ね!そんなに良いのね?どうなの?答えて?」ズリズリ

男「んんあああ!きも!気持ちいいですぅぅ!」ビクンビクン

メリー「そっかそっか、好きな時に出して良いんだよ?我慢しないで、だしな!さい!」ズリズリ

男「出る!出ます!出るぅぅぅぅぅ!!」ビュルッ

メリー「あ・・・・・・・・・・」

メリー(すごい匂い・・・・・・これが精液・・・・・・・・)

男「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」ビュルッビュルルッ

メリー(こんなに出る物なのね、それにしてもすごいだらし無い顔してるわね・・・・・・なんか一人で気持ち良くなってムカつくわね・・・・・・あれ?まだ大きい?)

男「ああ・・・・・・・完全に負けた・・・・・・」

メリー「どうする?本番する?」

メリー(私も気持ち良くなりたいのに・・・・・・・まだ大きいんだから出来るわよね?・・・・・・)

男「それは・・・・・・」

男(くっそ!なぜ収まらない!?)

雪女「そこまでです!」バーン

メリー「雪女さん!?なんで!?」

男「!?」

雪女「あれだけ大きな声出していれば気付きます!メリー、またも抜け駆けするとは言い度胸ですね!男様もです!私と言う物がありながら!」グヌヌ

男「いや!理由は意味分からないが俺は悪くない!それでも俺はヤッて無い!」

玉藻「女子のように喘いでいたではないか?たしか『出る!出ます!出るぅぅぅぅぅ!!』って」

男「     」

メリー「これは違うんです!コイツが子供扱いするから!ちょっとした仕返しのつもりで!」

雪女「お黙りなさい!男様の貴重な子種をそんなふうに胸にためている貴方に情状酌量の余地はありません!なんですか!?おっぱいでも妊娠させる気ですか!?」

玉藻「とりあえず解いてやろう」

男「あ、ああ・・・・・・」シュルッ

雪女「さて、解いたところで二人とも正座!早くしなさい!」

男・メリー「は・・・・・・はい!」

雪女「ではまず男様、ご言い分をどうぞ」

男「寝ていたら縛られてそれで・・・・・・」

雪女「それで?」

男「その・・・・・・誘惑に負けてぇ・・・・・・」

雪女「シャラップ!良い訳なんか聞きたくありません!」

男「理不尽!」

雪女「お黙りなさい!そもそもどうしてこうなる前にわたくしを呼ばなかったんですか!?」

男「・・・・・・・・・・・」

雪女「なんとか言ったらどうなんです!」バンッ

男「それはその・・・・・・」

雪女「お黙りなさい!」

男(一体どうすれば・・・・・・)

雪女「一体なぜ怒られているのか男様は理解していますか?」

男「えっと・・・・・・・」

雪女「あれだけ童貞童貞と騒いでいたくせにあっさり籠絡されたからです!わたくしの誘いは全てお断りになる癖に!」

男「いや、最初は抵抗した・・・・・・」

雪女「最後まで抵抗なさってください!おっぱいですか!おっぱいなら私にも付いております!さあどうぞ!」

男「なにが!?」


雪女「メリーには出来てわたくしには出来ないんですか!?どうなんです!?答えなさいよ!!」

男「いや、その・・・・・・」

雪女「そうやってわたくしを弄んで楽しいですか!そうやっていつもいつも気を揉ませて!!いっそうの事ちょん切ってしまいましょうか?」

男「切らないで!」

雪女「メリーはどうなんです?男様を一人占めして楽しかったですか?」

メリー「えっと・・・・・・」

雪女「はっきり言いなさい!」

メリー「楽しかったです!」

雪女「ええそうでしょうとも楽しかったでしょうとも、ですがやって良い事と悪い事くらいわかりますよね!こんな縛りあげて無理やりなんて羨ましい!!」

男(え・・・・・・・・)

玉藻「そのくらいにしておけ雪女、わらしが起きてしまう」

雪女「貴方はどうなんですか!?悔しくないんですか!?羨ましくないんですか!?」

玉藻「羨ましいとは思うが、男が誰とそうなろうが妾h」

雪女「そうですよね!羨ましいですよね!ほら見なさいメリー!自分ばっかりおいしい思いをして!おっぱいですか!このおっぱいが悪いんですかこのロリ巨乳!」

メリー「何なんですか!」

玉藻・男・雪女「!?」

メリー「みんなでそうやってロリロリって!私別にロリじゃない!」

雪女「そういう態度に出るのですか!」

メリー「顔は幼顔かもしれないけど!そうやってみんなして!私はロリじゃない!子供扱いすんな年増処女!」

雪女「な!?」

玉藻「男、何とかしなさい、収拾つかなくなるわよ?」

男「俺に死ねと!?」

玉藻「アレを止められる可能性に賭けるか、どちらかに無条件で殺されるかよ?」

男「ようし!パパ頑張っちゃうぞ!」

メリー「大体いつもいつも男に思いっきり振られてんじゃない!いい加減現実見ろよ!」

雪女「な!?違います!ちゃんと『男様から』接吻をしていただきました!貴方こそいつも自分から一方的にしているだけではありませんか!」

メリー「しつこいから一回だけお情けでして貰ったキスにご執心ですね!」

雪女「お情けとはなんですか!貴方こそ胸で釣らなきゃ気も引けないくせに!」

男「まぁまぁ二人とも、抑えて押さえて」

メリー「アンタは黙ってなさい!」

雪女「そうです!」

>>186>>187の間がなかった今さらだけど訂正



>>186

メリー(おしっこだったらどうしよう・・・・・・男っておしっこに粘り気があったり・・・・・・どうしよう!!)

男「ちがっ漏らしてなんか!!」ビクンビクン

男(考えがまとまらない!!このままじゃ・・・・・・このままじゃ!・・・・・・・待てよ?イク宣言しなければこのまま賢者タイムに!それだ!)

メリー「ふーん、じゃあこのヌルヌルはどうしちゃったのかな?」シコシコ

メリー(あ、なんかさっきより少し大きくなった・・・・・・出そう何だよね?丸分かりよ?ふふふふふ)

男「ん!!くっはああ!!」ビクンビクン

男(このまま一気に!!)

メリー「だーめ!」パッ

男「そ・・・・・・そんな・・・・・・!?」ハァハァ

メリー「勝手にイこうとしたって女の子みたいな声で喘いじゃってたらすぐわかっちゃうわよ?ね?」


>>187

>>198から


男「あ、アレ?」

メリー「大体誰のせいだと思ってんのよ!?アンタが悪いんでしょ!」

雪女「そうです!童貞がどうのこうの言って根性が無いだけでしょ!」

男「いや、その・・・・・・」

メリー「朴念仁のくせに何が童貞道よ!このヘタレ!」

雪女「ホントにチンコついてるんですか!情けない!」

メリー「ヒィヒィよがりまくって何が抵抗したよ!このオナニーバカ!」

雪女「そうやって自慰し過ぎてテクノブレイクして下さいこの自慰狂い!」

男「・・・・・・・・」

雪女「メリー行きましょう、この甲斐性なしはどうしようもありません!」

メリー「そうですね!助けなければ良かった!」

メリー・雪女「ふんっ!」

メリー「年増なんて言ってごめんなさい・・・・・・」

雪女「良いのよ、わたくしも子供扱いして、ごめんなさいね」

男「どうしてこうなった・・・・・・」

玉藻「よくあることよ」

男「謝った方が良いのかな?」

玉藻「今は逆効果だから明日の朝、朝ごはんといっしょに何とかしなさい」

男「お・・・・・・おう」

玉藻「じゃあ続きは妾がシてあげる♪」

メリー・雪女「な!?」

玉藻「二人は要らないんでしょ?じゃあ私が貰うわよ?」

メリー「ダメに決まってるでしょこの女狐!」

雪女「そうです!それとこれとは話が別です!」

男「いや、色々とおかしい」

雪女「どうするんですか!?男様がお決めになってください!」

メリー「そうよ!この女狐に言ってやりなさい!」

玉藻「ほれほれ、女の良さを教えてあげるわよー?」

男「いや、それはほら・・・・・・」

メリー・雪女・玉藻「私よね!?」

座敷「うるさいのー!!」ドドドドドドド

男・メリー・雪女・玉藻「!?」

座敷「静かにしなさい!」ギロッ

男「・・・・・・大人しく寝よう・・・・・・」

メリー「そうね・・・・・・」

雪女「わらしちゃんって怒ると怖いんですね・・・・・・」

玉藻「あそこまで怖い事は千年以上なかったかも・・・・・・」

――――――――――― 翌朝

男「わらしさんはホットケーキの御替りいりますか?」

座敷「いるー!」ニコニコ

メリー「わらしさん、私の苺も食べて良いですよ?」

座敷「ありがとー!」ニコニコ

雪女「わらしさん牛乳飲みますか?」

座敷「のむー!」ニコニコ

玉藻「わらしさん、顔についてるわよ?拭いてあげる」

座敷「んんん~ありがとう!」ニコニコ

座敷「みんな・・・・・・どうしたの?なんか変」

男「そ・・・・・・そんな事はありませんよ!?はい御替りどうぞ!」

座敷「・・・・・・?ありがとう!」

雪女「昨日の事は覚えて無いんですか?」

座敷「昨日?」コテッ

メリー「覚えて無いなら良いのよ!?問題無いから!」

玉藻「そうそう、いつも通りで良いんだよ!?」

男「うんうん今日も可愛い可愛い、ずっとこのままでいるんだよ~」ナデナデ

座敷「♪~」



後日談 おわり

折角やったのに凡ミスしてしまった

読みづらくなって申し訳ない

ふぅ・・・

お疲れ様。


おもしろかった

乙乙

一気に読んでしまった
乙なんだぜ

>>206 >>207 >>208 >>209 >>211

読んでいただいてありがとうございました!

>>212
おや?スルーされた?

>>213
申し訳無い、飛ばしてしまった
読んでくれてありがとうございました!

乙!

一気に読んだ!

>>215
ありがとうございました!

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