俺と私の処女相談 (34)


 男「これから俺たちがいろんな人の相談を聞いていこうと思います」

 女「タイトル通り、
    処女に関してのことなのでこういう話が嫌な人は見ないほうがいいと思います」

 男「ちなみに俺は処女の女性じゃないと嫌な人間です」

 女「私はそんなことを気にする男性は嫌いです。
   てか、あなたが嫌いです。嫌いになりました。死んでください」

 男「…………。
   まあ、相談と言うか、
    その人の考えについて俺たちが意見を言っていくだけなんだけど……
    それを相談って言うのか?」

 女「私にはよく分かりません。
   辞書には『相談とは他人に意見を求めること』って書いてありました。
   と言うより、先日、同じような内容の話を書いたんだけどいいのかな?」

 男「こんな話ばっかり書いてると、
    こいつはいつもこんなことばっか考えながら生きているのか.
    とか思われそう……。
   まあ、いいか。」

 女「ま、似たような内容って言っても処女に関するって所だけなんだけどね」

 男「そこが問題なんだけど……。
   まだ二回目で、ルールは結構把握しましたがマナーはまだよく分かっていません。
   ご了承ください」

 女「指摘があれば直します」

 男「と言う訳で『俺と私の処女相談』始めます」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392098667


 一人目『私は今、結婚をしたいと思っている女性がいるんですが、
     実は私の前にも男性経験があり、そのことが気になっています。
     どうしたらいいでしょうか』

 男「結婚はやめて、別の人を探しましょう」

 女「早っ!?早速結論!?てか、結婚やめちゃうの!?」

 男「とりあえず理由は置いといて、迷いを感じるなら結婚なんてするもんじゃないです。
   あなたずっとそのことを気にしながら生きていくんですか?
   ずっと一緒にいるんですよ?」

 女「処女の話じゃなかったっけ!?」

 男「とりあえず結婚したとしても離婚するとき大変だ。
   嫌なことがあるなら結婚なんてやめるべき。
   お互い好き同士だから結婚するんでしょ?」

 女「いやいや、処女なんてたいしたことないです。
   すぐに気にならなくなります。
   始めは処女とか気にしていたとしても、すぐにどうでもよくなります。
   そんなことで結婚をやめるなんてありえません」

 男「同情で相手を好きになることなんて出来ません。
   ましてや結婚なんて……。
   それなら、あなたは不細工に生まれた人を哀れだと思い結婚しようとするんですか?」

 女「あなたは何で毎回、不細工を話しに出してくるんですか?
   不細工だからですか?」

 男「…………」


 女「周りの人を見てください、そんなこと言っている人がいますか?
   処女じゃないから……とか言っている人がいますか?
   普通に、常識的に考えてください」

 男「周りの人は関係ありません。
   それに普通、常識とはどこのことですか?
   あなたの周りだけですか?
   世界的に見れば貞操を重視している人のほうが多いと思います。
   日本人が、あなたの周りだけが貞操について疎いだけです」

 女「世界の貞操感なんて分からないでしょう。
   憶測でものを言わないでください。
   それに、私は日本人です。
   多分、相談してる彼も、結婚相手も日本人です」

 男「いや、そうじゃない。
   普通って言うなら何を普通って言うのかって話です。
   結局みなさんの言っている普通、周りの人って言うのは自分を中心としたことなんです」

 女「どこかの知らない民族まで普通に入れたら普通なんてなくなっちゃいます」

 男「それでいいんです。
   普通って言うのは自分の周りだけ、それが一般的です。
   それが普通です」

 女「じゃあいいじゃん、何言ってんの?」

 男「いや、だからそのことを理解していないからだめなんです。
   普通とは自分の周りだけ。
   決して全ての人の考えを普通に入れている人などいない。
   知らない民族の事などを普通に入れている人はいないんです。
   知らない民族じゃなかったとしても、あなたは自分の意見と異なっている人を
    普通じゃないと思うでしょう。
   普通は、あなたにとっての普通でしかないんです。
   なので、あなたの普通でないことも正しいことだってあるんです。
   普通が間違ってることだってあるんです」

 女「よく分かりません。
   普通と正しさは違います。
   それに普通と言うのは皆が言っていることです。
   皆が言っていたら正しいのは当たり前です」

 男「実際にそういうことはあると思います。
   間違っている多数派が正しい少数派を潰すこともあるでしょう。
   しかし、好みは勝手です。
   正しくある必要なんてない。
   そもそも間違っている好みなんてないんですから。
   好きな人を好きになりましょう」

 女「でも、おかしいと思います。間違っていると思います。
   と言うか一つの質問に対して長すぎです」

 男「だから、好みに正しさなんてありません。
   ……まあ、元々そんなに質問考えてないしね」

 女「で、結論は?てか、最初の質問の内容も忘れてるような気もする」

 男「俺は変わりません。迷いがあるなら結婚はやめましょう。
   処女の問題以外でもそれは同じです。
   あなたは一生悩んでいるんですか?
   結婚したいと思える人とめぐり合うまで待ってましょう。」

 女「私も変わりません。そんなことを気にするなんて普通じゃないです。
   周りの人の意見を聞いてみてください。
   それに、今まで一緒にいたんでしょう?
   そんなことで分かれようなんていわれると悲しいと思います
   結婚は惚れるより慣れろという人もいます。
   支え合って生きてください。
   もしかしたら、一生一人になっちゃうかもしれませんよ?」

 男「好みじゃない人と付き合うより、一生一人のほうがマシだと思います。
   相手の意見も関係ないんですよ。
   それに、さっきも言いましたが普通と言うのは」

 女「はい、結論が出たのお終いです。
   また長くなりそうなので、次の質問にいきます」


 一人目『さっき質問した者ですが、
     結果的に分かれたほうがいいみたいな話になったのですが
     やっぱり、今までの気持ちとかもあるし迷いがあります。
     けど、やっぱり処女ことが気になります。
     どうしたらいいでしょうか?』

 女「さっきの質問者が帰ってきました。
   こんなことってありなんですか?」

 男「知りません。
   てか、質問者さんは勝手にしてください。知りません」

 女「ん?急に冷たくなったね」

 男「優柔不断な人は何をしても後悔します。
   どうでもいいのでさっさと決断したほうがいいですよ」

 女「これ、相談だよね……?」
   結果がどうでもいいのでって……。
   まあ、質問者さんはウジウジ言ってないで格好よく決めちゃってください
   では、次の質問です」

 男「結局、再度の質問には答えなかったね……」


 二人目『処女、非処女とか、1か0ではなくて、
     何人までならいいけど、何人からは嫌だという人がいます。
     たとえば、二人まではいいけど、三人からは嫌だとか
     二桁行くと流石に無理とか言う人がいます。
     その違いってなんですか?』

 女「あれ?二人目で既に処女が関係なくなっちゃってるんですけど?
   タイトルをもっと考えればよかったですね」

 男「勢いだけで進めようとするからこうなるんですね。
   てか、相談と質問がごちゃごちゃになってるね」

 女「どうするんですか?」

 男「多分、決めてもまたごちゃごちゃになると思うので、
    特に設定せずに進めます。
   相談に答えます。」

 女「相談なんですか?質問ですか?
   タイトルは相談になってますけど……。
   ていうか、これは一体何の相談なんですか?」

 男「人数を気にする人は基本、
   何人以上は軽い人、何人までなら本気で愛し合っているだろうと考える人だと思います」

 女「意味が分かりません」

 男「だから、十人の男の人と経験して、
    その全ての人を本当に愛していたと言ったとしても、
    説得力に欠けると思います。
   今まで遊びまくっていて、自分も遊びなんじゃないかという気持ちになると思います」

 女「多くの人を愛することだって出来ます。
   本当に愛していたとしても結果はだめだった、
    それが十人も続いちゃったってだけです。
   大切なのは経験人数じゃなくてあなたの気持ちですよ」

 男「まあ、そういうこともあるんでしょうけど……。
   そして、少数、二人や三人の人は、ちょっと失敗しただけなんだと思われます」

 女「そんなに人数って関係ありますかね?
   正直、処女、非処女はまだ分からなくもなくなくないような気もしますけど、
    二人も十人も大差ないように感じますけどね。
   大切なのは愛でしょう?」

 男「大差ないと感じるのはあなただけです。
   まあ、でも俺もそれは同意見ですかね」

 女「二人も十人も愛し合ってれば関係ない?」

 男「たとえ愛し合っていたとしても経験すれば好みじゃない。
   二人も十人も関係ないです」

 女「…………」


 男「まあ、そういう人はちゃんとあなたとは一生一緒にいるって
    言えばいいんじゃないですか?
   信用されるかは別問題ですけど」

 女「信用しなさい。
   毎回、ちゃんと相手を愛してるんだから」

 男「だから、それを信じるのは相手次第。
   過去に失敗してる人は信用されづらくなるものです」

 女「過去を気にするなんて間違ってる」

 男「繰り返しになりますんでやめますね」

 女「何の話ですか?」

 男「まあ、1か0かを気にするんではなく、それ以上の経験人数を気にする人は、
    多分、信用問題だと思うんで、本気であなたのことが好きなんだと思わせてください。
   大切なのは信用です。
   がんばってください」

 女「で、結局、経験人数の多い少ないの違いは?」

 男「信用されるか……されやすいかどうかじゃないですか?」

 女「みんな、本気で愛し合ってるんだ、信用しなさい」

 男「…………」 

 女「……ちなみに、1か0かを気にする人は?」

 男「あきらめてください」

 女「…………」

 男「では、次の質問にいきます」

 女「……1か0じゃないなら、
    まあ、馬鹿正直に本当のこと言わなくても、
    ちょっとごまかせば、いや、1か0でもどうにか」

 男「おい」


 三人目『処女、非処女とか小さいことを言ってる変態が
      たくさんいるらしいんですけど、
      ぶっちゃけそんなこと嘘吐いたらバレなくね?』

 女「これ何の相談?」

 男「とりあえず彼女は処女じゃないですね」

 女「まあ、そうでしょうけど……。
   ていうか今どき、ぶっちゃけって言う人いるんですかね?」

 男「知りません。
   数年前のギャルでしょう」

 女「ギャルって言葉も今どき使わないでしょう。
   ていうか、数年前のギャルだったら今は何なんですか?」

 男「……まあ、数年前の、ギャルでしょう」

 女「ああ、そういう……。」

 男「で、どうしましょう」

 女「まあ、実際、分からないでしょうね。
   あなたは分かるんですか」

 男「……俺はわかりません。
   分かるわけないでしょう」

 女「血が出るとか、そういうのはよく聞きますね」

 男「まあ、でも出ない人もいるらしいですし、
    適当な……適度に当てはまる嘘を吐かれたら、
    結局は相手のことを信用するしかないですよね」

 女「嘘を吐かれたら信じるしかないんですか?」

 男「まあ、そうでしょう」

 女「どんなに遊んでそうな人でも?
   ぶっちゃけとか言う人でも?」

 男「まあ、経験の有無は分からないでしょうね。
   別の理由で嫌いにはなるでしょうけど……」

 女「ふーん……」

 男「まあ、そういうのは相手の信用が著しく減るのでやめましょう。
   人間関係に一番大切なのは信用です」

 女「まあ、ぶっちゃけバレなければ信用がなくなる心配もないですね」

 男「……まあ、やめましょう。
   次の相談です……」


 四人目『極一部の男性が処女を好むのは構いませんが、
      だからといって非処女を批判するのは間違っていると思います』

 女「……あれ、相談じゃなかったっけ?
   こっちが意見を言うんじゃなかったっけ?
   なんか、意見を言われちゃってるんだけど?」

 男「まあ、どう思いますか?みたいな相談でしょう」

 女「ああ、そういう
   ていうか、極一部の男性とか言われてますよ。
   どう思いますか、極一部の男性?」

 男「……まあ、好みは人それぞれです」

 女「でも、どうなんでしょうね、経験があるだけで批判されるのも。
   ていうか、非処女にするのは男で、批判するのも男って
    何か、おかしいですよね。
   お前のせいだろ、みたいな」

 男「まあ、実際にやった男性と批判する男性は違うと思いますけどね。
   性別が男ってだけで一括りに扱われても困るでしょう」

 女「まあ、そうですかね」

 男「まあ、批判するのはおかしいとは思いますけどね。
   経験者は悪いと思っていないし、別に規則を破ったわけじゃないんだから」

 女「当たり前ですよ。何も悪いことなんてしていません。
   ただのそーゆー男達の嫉妬です」

 男「……まあ、嫉妬かどうかは置いておいて、
    遊びでやる人をどうかと思う人もいるでしょうけど、
    批判したってしょうがないでしょう」

 女「別に私たちは遊びじゃなくて本気で愛し合って」

 男「あなた達のことではなく、本当に遊んでる人たちね。
   それに、婚前交渉を悪く思う人たちだっていますしね」

 女「そんなの時代遅れです。
   いつの話をしてるんですか?」

 男「まあ、そういう人もいるってことだよ。
   しかも、まあ、どんなことを言うのかは自由だしね」

 女「人が傷つくことを言うのはいけません」

 男「まあ、そうだね。
   でも、ネットではそういうのは普通にやってる人もいるしね」

 女「あなたはどうなんですか?」

 男「……まあ、いるんだよ。
   だから、どっちが大人になるかだよ」

 女「私からの質問の答えをお願いします」

 男「要するに、今は貞操を守らない人が増えてるけど、
    まあ、仕方ない、そいつらのことは関係なく、
    俺らは自分の合う相手を探そうと思えるようにしたり」

 女「だからあなたはどうなんですか?」

 男「……ネットで変なことを言ってる人たちがいるけど、
    私たちは関係ないって思えるようにしたりするのがいいと思います」

 女「おい、聞けよ」

 男「だから、他人の批判なんて気にしないようにしましょう」

 女「聞けぇ!!」

 男「では、次の相談です」


 五人目『どんな理由があろうとも、
      掘り出し物だろうが、絶世の美女だろうが、
      他人の捨てた女を愛でるなんてそんなことは、俺のプライドがゆるさねぇ』

 女「……死んでください」

 男「なんですか、これ?
   相談ですか?え、何これ?
   なんかの台詞ですか?」

 女「分かりません。ていうか死んでください」

 男「え?俺が?」

 女「誰ですか?こんなこと言う人は?
   何か、いろいろあって死刑になるべきです」

 男「いろいろって何?
   まあ、こんなことを思ってる人はいないでしょ」

 女「女を物扱いしたりふざけてるし、
    プライドとか言って痛いですよ」

 男「掘り出し物とか言うんですかね?」

 女「捨てられたんじゃなくてこっちから捨ててやったんだっての。
   偉そうにするな、[ピーーー]」

 男「えっと、では、次の相談に……」

 女「まともな相談が全然来てる気がしない……」


 五人目『どんな理由があろうとも、
      掘り出し物だろうが、絶世の美女だろうが、
      他人の捨てた女を愛でるなんてそんなことは、俺のプライドがゆるさねぇ』

 女「……死んでください」

 男「なんですか、これ?
   相談ですか?え、何これ?
   なんかの台詞ですか?」

 女「分かりません。ていうか死んでください」

 男「え?俺が?」

 女「誰ですか?こんなこと言う人は?
   何か、いろいろあって死刑になるべきです」

 男「いろいろって何?
   まあ、こんなことを思ってる人はいないでしょ」

 女「女を物扱いしたりふざけてるし、
    プライドとか言って痛いですよ」

 男「掘り出し物とか言うんですかね?」

 女「捨てられたんじゃなくてこっちから捨ててやったんだっての。
   偉そうにするな、シネー」

 男「えっと、では、次の相談に……」

 女「まともな相談が全然来てる気がしない……」



 六人目『なぜ、処女を好みにすることだけがこんなにも批判されるんですか?』

 男「……まともな相談……なんですかね?
   質問……かな?」

 女「なんかもう質問と相談の違いが分からなくなってきたね……」

 男「まあいいです。
   これは俺も思います。
   好みは人それぞれなのに、何で批判されるのか。
   好きなものは好きでいいじゃないか。
   たとえ、二次元が好きでも、子供好きでも好みは人の自由だろ」

 女「とりあえず、通報しときますね」

 男「だから、それがおかしいんですって。
   確かに子供に手を出したりしたら犯罪ですけど、好いてるだけだったらいいでしょう」

 女「処女はともかく、子供は……ロリコンは犯罪でしょう」

 男「実際に手を出さなくても?好いてるだけでも?」

 女「物陰から見てたら、逮捕されそうですけどね」

 男「……まあ、納得しませんが今回はこのことではありません」

 女「何に納得してないんですか?
   ロリについてですか?
   え?ロリコンなんですか?」

 男「まあ、現代は集団でいることが絶対です。
   たった一人で生きていくことなんてできません」

 女「ロリコンを隠すために話を大きくしましたね」

 男「だから、他人から嫌われるような好み、
    処女とか、二次元のキャラを好きになったりすることとか」

 女「ロリコンとか」

 男「……まあ、好みは人の勝手ですが、他人から嫌われると生きていくのがつらいです。
   だから、何を好きになるのかは勝手ですが、嫌われないようにしましょう。
   本音と建前は使い分けましょう」

 女「まあ、そうですね。
   馬鹿正直に喋るほうが悪いって思いますね」

 男「まあ、好みは勝手なんですけどね。
   仕方ないですね。
   あと、批判されるのも気にしないようにしましょう。
   本音と建前を使い分ければ、批判されるのはネットだけ、
    ネットの意見なんて気にしないようにしましょう」

 女「これもネットのことですよね」

 男「これも気にしなくていいですよ
   俺が何を言ったか関係なく、あなたの好きに生きてください
   俺はただ自分の意見を言うだけですよ。
   どうするかはあなたが決めることです」

 女「……まあ、きれいに終えようとしてるところ悪いんですけど、
    ロリコンについてお願いします」

 男「……次の相談です」

 女「おい」


 七人目『処女とか気にする人って元彼と比べられたくないからじゃないんですか?
     あと、経験がなくってテクに不安があったりとか。
     結局、そういうことを気にする人って自分に自信がない人なんですよ。
     そう思いませんか?』

 女「……どうなんですか?」

 男「違います。ただの好みです」

 女「ふーん、でも実際そういう人もいるんでしょうね」

 男「まあ、いなくはないでしょうね。
   彼女の元彼にお金持ちがいたとしたら嫌だと思ったりするんでしょうね」

 女「ああ、金持ちの元彼はお高い財布とかプレゼントしてくれたとか?」

 男「まあ、そうでしょうね。
   しかも、思い出っていうのは大抵美化されるものですから、
    たとえ、前の彼と同じことをしたとしても、
    物足りなく感じる人もいるんじゃないですか?」

 女「じゃあ、元彼の何倍も俺が満足させてやるって思えばいいんじゃないんですか?」

 男「自信がないとか?
   まあ、その人にも出来ることと出来ないことがありますしね、
    出来ないことを要求されても困りますしね」

 女「大丈夫です。男が本気になれば女は幸せになります」

 男「……そうですか」

 女「で、次はテクですけど……」

 男「……知りません」

 女「どうなんですか?気にしたりしてます?」

 男「俺は、正直全く。てか、そんなこと考えたこともない」

 女「まあ、気にする人は気にする、か。
   まあ、経験豊富な女性とやったあとで自信をつけた後っていうのも嫌ですけどね」

 男「でも、女性は初めての男は嫌だとか言う人もいますよね?」

 女「私は関係ないと思います。
   経験豊富だったら上手いって言うわけでもないと思いますし、
    そもそも、優しいかどうかは相手の性格しだいですし」

 男「詳しいですね」

 女「詳しくないですよ。なんとなく私が思った、私個人の考えです。
   結局は相手次第って言うありきたりな答えです」

 男「で、最後は自信がないですか」

 女「いや、今までも自信についての答えですけどね」

 男「まあ、やっぱひとそれぞれでしょ。
   自信があったらいいってわけでもないでしょうに」

 女「まあ、そうですね。
   変な自信があっても迷惑なだけですね。正直、ウザいです」

 男「……あれ?君、非処女派じゃなかったっけ?」

 女「まあ、そういうの関係なしで、普通に人それぞれで。
   処女だから楽にで来るってわけじゃないから、
    初心者でも大丈夫なんて思わないでくださいね。
   むしろ処女だと現実を見れてなくて夢見心地で、
    理想が高くなってるかもしれませんから。
   その点、非処女っていいですよね?
   現実が見れてるんですから」

 男「まあ、経験の有無っていうか、付き合ったことの有無でしたが、
    付き合ったことがなく、夢見心地の女性、元彼のせいで理想が高くなった女性。
   どっちも嫌だ……。まあ、そうじゃない人もいますしね。
   気長に気の会う相手を見つけましょう」


 八人目『非処女ってだけで人を判断する人は、
      その人の内面を見ていないと思います』

 女「だ、そうです。
   そんなことで判断せず、内面も見てあげましょう。
   大事なのはそこじゃないですよ」

 男「まあ、どこを大事に思うのかは人によりますけどね。
   それにどっかのイケメンが、
   外見がよくなければ内面を見ようとはしない
   って言ってたんですよ」

 女「どこのイケメンですか?
   ……まあ、そうでしょう。
   見た目が悪かったら、仲良くなろうとも思わないですよね」

 男「でも、これって見た目が不細工ってだけで判断する人は、
    その人の内面を見ていないってことと同じじゃないですか?」

 女「……また不細工の話ですか。
   どんだけ好きなんですか?
   まあ、そうですね。
   でも、経験の有無は見た目じゃ分からないでしょう」

 男「でも、見た目悪かったら内面を見ようとはしないでしょう?
   内面を知ったら実は外見なんて気にしなくなるほどの人かもしれないじゃないですか?」

 女「年収十億円とか?」

 男「……いや、お金の話じゃなくて、性格の話で」

 女「いくら性格がよくたって見た目が悪くちゃだめでしょ」

 男「じゃあ、男の人も同じ考えだよ。
   いくら内面がよくたって経験がある人は嫌だっていうことだろ」

 女「男の人がみんなそういう考えってわけじゃないでしょ」

 男「ああ、そういう好みの人、ね。
   まあ結局、自分の気になるところがだめだったらそこで恋愛対象から外れるんだろうね」

 女「そんなことで判断されるなんて間違ってる」

 男「これも繰り返しになるんでやめます」

 女「経験の有無じゃなくて、その人のことをちゃんと見なさい。
   過去よりも現在のほうが大切です。
   あなたはいつを生きてるの?」

 男「何で判断しようがあなたの勝手です。
   自分がなっておく出来るようにしてください」

 女「……疲れました」

 男「じゃあ、相談を終わります。
   ありがとうございました」

 女「……男が小さいことを気にすんな」

 男「みなさんの自由に生きてください」


「俺の好みは処女」 「そんなことで人を判断するなんて間違ってる」

俺と私の処女相談 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392098667/)


 女「また来ました」

 男「そろそろ、本当にこんなことばかり考えてる人って思われて嫌われますね」

 女「それ、自虐ネタってあまり好かれないっていうか、嫌われるらしいですよ。
   自虐するなら最初から言うなよ、みたいな。
   ていうか、嫌われるも何も、あなたは誰にも意識されてないですから。
   安心してください。
   よかったですね。嫌われる心配がなくて」

 男「まあ、それも自虐ですけどね」

 女「自虐ばっかりしていて、Mなんですか?」

 男「……まあ、好みは人それぞれです」

 女「…………えっ?」

 男「では、次の相談です」

 女「ちょっと待ってください。
   えっ?どういうことですか?
   えっ?Mなんですか?マゾなんですか?」


 九人目『実際、処女云々は置いといて、男と別れた女っていい人がいないと思うんですよ。
     だって、魅力がないから捨てられたんでしょ?
     すごくいい女の人だったら、男の人も別れようと思わないと思うんですけど』

 女「初っ端から処女がどこかに置かれてしまいました。
   テーマがあやふやですよね」

 男「実際、最初に設定したテーマって忘れられるものでしょう」

 女「で、この質問です」

 男「相談です」

 女「まあ、どっちでもいいです。
   てか、こういうのを見るとよく思うんですけど、何で男の人って上からなんですか?
   何ですか?捨てられたとか、男の人も別れようと思わないとか。
   男が捨てられたんでしょ?女が別れようと思ったんでしょ?」

 男「まあ、性別関係なく人間は自分が上に立とうとするものですからね。
   女性だって自分のほうが上だと思う人もいるでしょうし。
   あなたみたいな」

 女「こういうことを言う男性がいるからいけないんです。
   てか、昔は男尊女卑社会で女の人は我慢してきたんだから、
    現代では男性が我慢するべきです」

 男「過去は関係ないんでしょう?
   それに、女性を卑下してきた男性と、現代の男性は違うんだから、
    今の男性は女性に気を使う必要はないでしょう
   現代は男女平等、我慢しなくてはいけない人はいません」

 女「……まあ、それはいいです。
   でも、今回の相談は男を上に見てるでしょう。
   何なんですか?」

 男「まあ、でも、男性とお付き合いして上手く行かなかった人は、
    何か問題がある人って思われるかもしれませんね。
   何かあるから別れたんだって」

 女「相手に問題があったから別れたんだってどうして思えないんですかね?」

 男「まあ、相手に問題があるなら、そもそも付き合うなよってことじゃないですか?」

 女「付き合ってから本性を出す汚い男もいるでしょう。
   釣った魚には餌をやらないとか、ふざけんな」


 九人目『実際、処女云々は置いといて、男と別れた女っていい人がいないと思うんですよ。
     だって、魅力がないから捨てられたんでしょ?
     すごくいい女の人だったら、男の人も別れようと思わないと思うんですけど』

 女「初っ端から処女がどこかに置かれてしまいました。
   テーマがあやふやですよね」

 男「実際、最初に設定したテーマって忘れられるものでしょう」

 女「で、この質問です」

 男「相談です」

 女「まあ、どっちでもいいです。
   てか、こういうのを見るとよく思うんですけど、何で男の人って上からなんですか?
   何ですか?捨てられたとか、男の人も別れようと思わないとか。
   男が捨てられたんでしょ?女が別れようと思ったんでしょ?」

 男「まあ、性別関係なく人間は自分が上に立とうとするものですからね。
   女性だって自分のほうが上だと思う人もいるでしょうし。
   あなたみたいな」

 女「こういうことを言う男性がいるからいけないんです。
   てか、昔は男尊女卑社会で女の人は我慢してきたんだから、
    現代では男性が我慢するべきです」

 男「過去は関係ないんでしょう?
   それに、女性を卑下してきた男性と、現代の男性は違うんだから、
    今の男性は女性に気を使う必要はないでしょう
   現代は男女平等、我慢しなくてはいけない人はいません」

 女「……まあ、それはいいです。
   でも、今回の相談は男を上に見てるでしょう。
   何なんですか?」

 男「まあ、でも、男性とお付き合いして上手く行かなかった人は、
    何か問題がある人って思われるかもしれませんね。
   何かあるから別れたんだって」

 女「相手に問題があったから別れたんだってどうして思えないんですかね?」

 男「まあ、相手に問題があるなら、そもそも付き合うなよってことじゃないですか?」

 女「付き合ってから本性を出す汚い男もいるでしょう。
   釣った魚には餌をやらないとか、ふざけんな」


 九人目『実際、処女云々は置いといて、男と別れた女っていい人がいないと思うんですよ。
     だって、魅力がないから捨てられたんでしょ?
     すごくいい女の人だったら、男の人も別れようと思わないと思うんですけど』

 女「初っ端から処女がどこかに置かれてしまいました。
   テーマがあやふやですよね」

 男「実際、最初に設定したテーマって忘れられるものでしょう」

 女「で、この質問です」

 男「相談です」

 女「まあ、どっちでもいいです。
   てか、こういうのを見るとよく思うんですけど、何で男の人って上からなんですか?
   何ですか?捨てられたとか、男の人も別れようと思わないとか。
   男が捨てられたんでしょ?女が別れようと思ったんでしょ?」

 男「まあ、性別関係なく人間は自分が上に立とうとするものですからね。
   女性だって自分のほうが上だと思う人もいるでしょうし。
   あなたみたいな」

 女「こういうことを言う男性がいるからいけないんです。
   てか、昔は男尊女卑社会で女の人は我慢してきたんだから、
    現代では男性が我慢するべきです」

 男「過去は関係ないんでしょう?
   それに、女性を卑下してきた男性と、現代の男性は違うんだから、
    今の男性は女性に気を使う必要はないでしょう
   現代は男女平等、我慢しなくてはいけない人はいません」

 女「……まあ、それはいいです。
   でも、今回の相談は男を上に見てるでしょう。
   何なんですか?」

 男「まあ、でも、男性とお付き合いして上手く行かなかった人は、
    何か問題がある人って思われるかもしれませんね。
   何かあるから別れたんだって」

 女「相手に問題があったから別れたんだってどうして思えないんですかね?」

 男「まあ、相手に問題があるなら、そもそも付き合うなよってことじゃないですか?」

 女「付き合ってから本性を出す汚い男もいるでしょう。
   釣った魚には餌をやらないとか、ふざけんな」


 すみません

 3回同じものをだしてしまいました


 男「まあ、それは男女共にもいえますけどね。
   結婚すると態度が変わるってよくいいますしね」

 女「てか、男性とお付き合いしたことがない女性も、
    それはそれで変な目で見られませんか?」

 男「あの人は魅力がないから今まで誰にも相手にされなかったんじゃないか、みたいな?」

 女「そうです。
   付き合って別れたらダメ。
   誰とも付き合わないのもダメ。
   どうしろと?」

 男「まあ、本当に魅力のあるんだったら若いうちから相手がいて、
    本当に魅力があるんだったら始めの相手とずっと続いていくんじゃないんですか?」

 女「付き合った相手が悪かったら?」

 男「魅力がある人だったら相手の人が変わるんじゃないんですか?
   ダメなところを直そう、とか」

 女「そう思わない人だったら?
   すぐに別れるとか言う人は?」

 男「本人が我慢する?」

 女「我慢できなかったら?」

 男「……別れる?」

 女「ダメじゃないですか。
   それにそうならない為に本当にいい人と付き合おうと思って、
    しかし、周りにはいい人がいなくてずっと付き合ったことがなかったら?」

 男「一人くらいはいい人はいるでしょう?」

 女「本当にいなかったら?
   いたとしても、別の人とくっついてたら?」

 男「別れて魅力のある人のところに行く?」

 女「そんな軽い人はいい人ではありません。
   誰もいなかったらどうするんですか?
   見た目もよくて、誰からも声を掛けられたりするのに、
    いい人がいなくてずっと一人だったら?」

 男「性格がとても悪い人だと思われそうですね」

 女「でしょう?
   付き合ったら別れるのはダメ。
   誰とも付き合わないのもダメ。
   周りにいい男もいない。
   ダメダメじゃないですか」

 男「いい男はいるんじゃないですか?」

 女「近年は草食系とか言うじゃないですか」

 男「ちょっと古い気がしますけどね。
   それに、美食系とか言うのも聞きましたけどね。
   いい女がいないから、付き合わないんだって。
   いい女がいるけど積極的になれないんじゃなくて、
    いい女がいないから積極的になれないんだって言う人が」

 女「だから、それが上から目線だって言ってるんです。
   なんですか、いい女って。
   そもそも、お前らはいい男なのかよってところですよね」


 男「まあ、女性もそうですしね。
   相手に理想を求めるのはしょうがないでしょう」

 女「で、結局はどうなんですか?
   以前付き合った人がいるとか、いないとかでは人のことは分からないということで」

 男「まあ、そうでしょう。
   最初に処女云々が置かれましたけど、付き合ったことがある人と、
    処女じゃない人は違いますからね。
   しっかりその人のことが分かってからする人もいますしね」

 女「現代は付き合ったらするのは普通です。
   それに結婚してから態度が変わる男もいるので判断は難しいです」

 男「結婚後に態度が変わるのは男性だけではないですよ?
   まあ、そうですね。
   結局他人のことなんて全てを把握できないんですから、
    何で判断するか、どう判断するかはあなたしだいで。
   結果、どうなったかも自己責任で。まあ、普通そうですよね」

 女「何で判断するかについて、過去で判断するなんて間違ってます。
   今を見ましょう。大切ですよ」

 男「あなたの好きにしてください」

 女「では、次の質問ですか?」

 男「いえ、もうありません。
   思いついたら、書けたら出します」

 女「そうですか、では」


 十人目『最近、少子化、生涯未婚率が高くなったと言いますけど、
      それって女性の貞操感が低くなったのが原因だと思いませんか?』

 女「はい、また悪いのは女の考えの人が来ました。
   女だけじゃないだろう、女がやってるんだったら、
    相手の男もいなくちゃおかしいだろ、
    なんで、女だけの貞操感のせいにするんですかね?」

 男「彼が男だからじゃないですか?
   だれしも、自分が悪いとは思いたくないでしょう」

 女「ふざけんな」

 男「まあ、実際、未婚率と貞操って結びついてるんですかね?」

 女「関係ないんじゃないですか?
   むしろ、やってる人のほうが多く結婚してそうだし、
    貞操とか言ってる人は一生独り身なんじゃないですか」

 男「まあ、重たいとか言われそうですしね」

 女「重たい人は嫌われますよね?」

 男「まあ、簡単には好かれずらいじゃないんですか?
   軽く付き合って、軽く別れるわけにはいかなそうですし」

 女「重たくない女は簡単に別れられるとか思わないでくださいね。
   好きな人と付き合って別れるのはみんなつらいんですよ。
   むしろ、軽いのは男でしょう。簡単に別れようとしやがって」

 男「軽い男に引っかかる方もどうかと思いますけどね」

 女「なんですか?その騙されるほうが悪いみたいな考え。
   騙したほうが悪いに決まってるじゃないですか。
   女は本気で愛してるんですよ。裏切るのは男です」

 男「いやいやいや、そんなわけはないでしょう。
   騙す男もいるでしょうけど、騙す女もいるでしょう。
   被害にあう女性もいれば、被害にあう男性もいるでしょう」

 女「女の方が弱いんですよ。
   優しくされたらクラッときちゃいそうになるときくらいあるんです」

 男「それは多分、弱い女じゃなくて軽い女……」

 女「弱いんです。
   女を弱らせたままにするのがいけないんです。
   女が悲しんでたり傷ついてたりしたら助けてあげてくださいね。
   女は男よりデリケートで傷つきやすいんです」


 男「それで他の男に優しくされたらコロっと……」

 女「コロっとじゃなくてクラッとです。
   そこまで軽くないです」

 男「あまり変わらないですよ……」

 女「てか、女と付き合ったらもっと優しくしろっていうんですよね。
   付き合う前は女に優しくしてたのに」

 男「それでコロッと……」

 女「クラッと。
   汚いですよね、男はみんな」

 男「そうじゃない男性もいるでしょうに」

 女「男がやろうとしなければ女もしなくてすむのにですね。
   やるだけやって、ですよ」

 男「まあ、そういうのをやっぱり軽いって思うんじゃないんですか?
   男性でも、女性でも結婚してからって言う人もやっぱりいるんでしょうし」

 女「時代遅れです。化石人間共め。
   それに、重い。そんなこと言ったら誰にも相手にされなくなっちゃいますよ」

 男「まあ、それは関係ないんだけどね。
   まあ、俺は重い人間の方が好きだし、他にも重いほうがいいって人もいるでしょうしね」

 女「極一部ですよ」

 男「逆にそんなにモテても意味無いでしょうに」

 女「モテたい、とは思いませんけど、あまり好かれないと相手がいなくなっちゃいますよ」

 男「それで適当な相手と付き合って捨てられる?」

 女「こっちが捨てたんですよ?」

 男「そうですか、まあ、知りませんけど。
   まあ、貞操とかそういうのも気にしない人もいるんでしょうけどね。
   風俗嬢でも結婚できますしね」

 女「そういう女性の過去を分かってくれる男性は素敵だと思います。
   てか、風俗嬢は職業なんだからいいじゃないですか。
   それって差別ですよね?」

 男「差別じゃないでしょ。
   風俗嬢だから汚いとか、軽い女だとか言うなら差別かもしれませんけど、
    好みは人の勝手でしょ?
   お医者さんと付き合いたいとか、プロ野球選手と付き合いたいとか、
    プロレスラーはやだとか、警察官はやだとかは、
    まあ、好みなら勝手でしょう」

 女「医者と野球選手は給料がいいからいいんだとして、
    プロレスラーと警察は何で嫌なんですか?」

 男「いや、なんとなく。
   プロレスラーは怪我しそうで、最悪死んじゃうこともあるんじゃないんですか?
   警察は……なんとなく?」

 女「そうですか。
   まあ、怪我はスポーツ選手だったら何でもそうでしょうけど、
    プロレスは特に危険そうでしょうね。
   警察は分かりませんけど」

 男「まあ、職業じゃなくて、子供のころ貞操の低かった人でも結婚してる人はいますしね」

 女「優しくされると仕方ないんです」


 男「それはあなたが軽いからです」

 女「やっぱり過去を気にしない人がいいですよね。
   仕方ないじゃん、と思えないんですかね。
   過去なんて関係ない、今のお前が好きだ、とか言われたいですよね」

 男「プロミングすればロボットやら、パソコンやらが言ってくれますよ」

 女「ふざけてます?」

 男「じゃあ九官鳥で」

 女「…………」

 男「じゃあ、七面鳥」

 女「……なんで急にボケるんですか?
   私、そんな上手いつっこみ出来ませんよ?」

 男「…………」

 女「まあ、貞操と結婚は関係ないんじゃないんですか?
   やってて結婚してる人もいるし、やってなくても結婚できない人もいるし」

 男「まあ、そういう人もいるって言うよりかは、
    あまりしなくなった原因はって言う話だと思うんですよね。
   やっぱり結婚って大切ですから過去を気にする人もいるんでしょう。
   過去を気にしないって言う人もいるけどっていう話なんじゃないんですか?」

 女「どっちが多いんですかね?
   過去を気にする男と気にしない男。
   なんで今だけを見れないんでしょうかね」

 男「気にするか気にしないかだったら気にする人のほうが多いでしょう。
   過去は未来を予測するためにあるから。
   過去もダメなら未来もダメって思うんでしょう。
   まあ、それでも一緒にいたいと思うか、
    妥協するか、勢いで結婚しちゃうかっていう人がいるんじゃないんですか>」

 女「人は変わります。
   それと、妥協とか言うならしないほうがいいですよ。
   相手に、女に失礼です。
   受け入れなさい」

 男「これも繰り返しになるんでやめときます。
   そして、受け入れられないから妥協するんです」

 女「まあ、貞操以外ではないんでしょうかね」


 男「あるでしょう。
   実際、貞操よりも他の原因のほうが大きいと思いますけどね」

 女「貞操は関係ない?」

 男「そうじゃないです。
   仕事とか、家事とかも原因の一つということでしょう。
   今では女性も普通に仕事をして収入を得ていて、
    独身で生きていけるようになった。
   家電が発達して忙しい中でも簡単に家事が出来るようになった。
   まあ、独りで生きていくのが簡単になったって言うことでしょう。
   昔は女性はあまり仕事が無くて独りでは生きていけない。
   男性も仕事をやっていたら独りではとても家事が出来ない、
    昔の家事は今みたいにボタン一つでは無理ですからね。
   だから、昔は生きていくためには結婚する必要があった。
   しかし今は結婚できないと言うよりかは、結婚する必要が無くなった……ですね。
   もちろん、それでも結婚したいと言う人もいるんでしょうけど」

 女「女性が強くなったってことですね」

 男「まあ……そうですか?そうなんですか?」

 女「独りで生きていけるなら独りで生きたほうがいいですか……」

 男「まあ、独りは自由ですからね。
   結婚は責任とかもありますし、
    独身よりはあまり自由には生きれないでしょう」

 女「みんなが結婚しなくなったから子供も産まれなくなった?」

 男「まあ、それもあるんでしょうけど。
   子供を育てるのにはたくさんのお金が必要ですしね。
   いま、あまりお金を持ってる人がいないからじゃないですか?
   子供を育てるより、自分が遊びたいから、みたいな?」

 女「そんな人いるんですかね?
   まあ、子供手当てとかなかったでしたっけ?」

 男「俺はニュースや新聞を見ないので政治のことについてはあまり分かりませんが、
    手当てがあったとしてもやっぱり親が負担しないといけない所は多いでしょうし、
    お金以外にも子育ては大変だからでしょうね」

 女「自分が楽できればそれでいいのか?」

 男「まあ、そういう人もいるでしょう。
   楽しんで、やって、好き勝手生きるって」

 女「ふざけてますね」


 男「いや、まあ、勝手ですよ。
   子供が欲しくても相手がいないとかもあるでしょうし」

 女「モテないから?」

 男「それもあるんでしょうけど、やっぱ理想の相手がいないとか、
    容姿、お金、過去、親戚関係とか理想に合う相手がいないとか。
   理想の相手がいないなら、独身の方がいいって人もいるんでしょう。
   まあ、あと、晩婚化とかですね」

 女「結婚するのが遅いと何かあるんですか?」

 男「あるでしょう。
   子供が出来づらくなったり、もう出来なくなってしまったり」

 女「昔はだいたい25で結婚してたんでしたっけ?」

 男「クリスマスケーキとか言ってたらしいですよ?
   女性は25過ぎたら価値が半減やら、なくなるやら。
   昭和45年、今から約45年前は初婚はだいたい25歳、
    今はだいたい30歳くらいですね」

 女「また女を変なもんにたとえやがって、なんだ価値が半減って、商品か。
   でも、5年くらいしか違わないんですね?
   そうでもなくないですか?」

 男「5年の差があったらだいたい赤ん坊と小学生くらいの差ですけどね。
   子供を生むのが危険になるのは35歳以上からだと言われていて、
   子供が出来なくなる、閉経する平均年齢は50歳、
    まあ個人差があって40~60以上の人もいるらしいです。
   晩婚化すれば、子供も産めなくなりますね」

 女「これ、何の話でしたっけ?
   なんか専門的な話になってきましたね……」

 男「まあ、やっぱ結局は子供を作りたいかどうかですかね?
   作りたくても出来ない人もいるんでしょうけど、
    やっぱり作ろうとする人が減ったんじゃないんですか?」

 女「そんな人たちのせいで少子化ですよ?
   どうするんですか?」

 男「知りませんけど……
   まあ、何とかなるんじゃないですか?
   日本では産まれてなくても世界的には平常でしょ」

 女「日本が潰れてしまうかも」


 男「平気だと思いますけど。
   そんな簡単に国って潰れるものなんですか?
   それに正直、日本潰れると困ることってあるんですか?
   外国の奴隷になるとかはないでしょうし」

 女「公用語が外国語になる。
   私、日本語以外出来ない」

 男「あー……。
   まあ、勉強してください
   ていうか、多分大丈夫です。
   そんな簡単に国は潰れないでしょう」

 女「彼氏彼女がいる人、すぐに結婚しなさい。
   結婚してる人、すぐに子供を作りなさい。
   日本が潰れますよ?公用語が外国語になりますよ?英語できるんですか?
   日本の為にがんばってください」

 男「人の勝手です。
   まあ、もっと政府が援助したらいいかもしれませんね」

 女「今の政治は知りませんけどぜんぜんないんですかね。
   政府が日本のこと考えてないいてどうなんですかね?」

 男「まあ、そんな簡単に国は潰れないでしょ。
   大丈夫ですよ」

 女「超不安」

 男「じゃあ、英語勉強しなさい」

 女「ちょっと勉強してきます」

 男「今から!?」

 女「とりあえずアルファベットを全て覚えよう」

 男「そこから!?」

 女「じゃあ、また……guddo bai?」

 男「…………ローマ字と英語の違いから」

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