亜美「にーちゃ!」 真美「にいちゃー!」(107)

ドンガンガンドン

P「んが……zzz」

ピンポーン、ピピピンピンポーン

P「んん……誰だよこんな朝っぱらから……ったく」

P「うるさいな、新聞なら間に合って……」ムクリ

ガチャ

亜美「にーちゃ、あそぼ→ぜ!」

真美「にーちゃ、あそぼうよ!」

P「……」

バタン

亜美「こら→! ちめるとはなにごとだ→!」

真美「あけろ→! ここにいることはわかってるんだぞ→!」

ガンガンガンガン

P「だーっ! うっさいわ!」ガチャ

P「近所迷惑になるだろうが! 大体なんだよ、まだ朝の7時だぞ」

亜美「だっておかーさんがいないんだよ」

真美「だっておかーさんがにーちゃのとこにいけって」

P「小鳥さんが……?」

亜美「はい、てがみ」

P「……」ペラ

小鳥『大事な用があるので行ってきます。今日1日うちの子たちをよろしくね♪  のヮの』

真美「なんかちっちゃいくるまもっていったよ」

P「乙女カートか……コミケだな……」

亜美「よ→し、とつげきだまみたいいん!」

真美「よーそろ→!」

P「あっこら」

亜美「うわ、きったな→い!」

真美「あっ、でぃーえすだ!」

亜美「たいせんちようぜ!」

真美「もんはんもってくる!」

P「ああもう、大人しくテレビでも見てろ」

真美「ねえにーちゃ、なんでこのおねえさん、はだかんぼなの?」

亜美「おふろ?」

P「ちょっ、君たち」

真美「あっ、ちがうよあみ、おかーさんがいってたえっちなほんだよ」

亜美「おとこのひとはみんなもってるんだよね!」

P「五歳の娘に何を教えてるんだあの人……」

P「つーか勝手に人のもんをさばくるな!」

亜美「にーちゃ、おなかすいた→」

真美「まみも→」

P「はいはい、パンでいいな」

P「コーヒーは……まだ飲めないか」

亜美「こーひーってなに?」

P「大人の飲み物だ」

真美「じゃあまみ、こーひーのめるよ!」

真美「もうおとなだもん!」

P「おっ、じゃあ飲むか」

真美「うん!」

亜美「あみはぎゅうにゅうがいい!」

チーン

P「いただきまーす」

亜美「いただきま→す!」

真美「これがこーひー……くろくてあつい」

P「悪魔のように黒く、地獄のように熱いのがカフェだ」

真美「あちち……」ゴク

真美「うぁ……にがくてまずい」ウェ

P「真美はまだ子供だなー」

真美「まみこどもじゃないもん!」

亜美「ぎゅうにゅうのほうがおいちいよ」ゴクゴク

真美「ねえにーちゃ、きょうはなにちてあそぶ?」

P「遊ばない。寝るんだよ俺は」

P「昨日飲みすぎて二日酔いなんだよ」

亜美「え→!」

P「えー、じゃねぇよ。ほら、朝飯食ったら帰れ」

真美「やだ→!」

ピンポーン

P「はいよ」ガチャ

響「あ、おはようだぞ!」

P「響か、おはよう」

亜美「ひびきねーちゃ!」トテトテ

真美「ねーちゃ!」ダキッ

響「おー、よーしよし」ナデナデ

響「うちのちび達がお邪魔してる、って聞いたんだ」

P「ああ、ぜひ持って帰ってくれ」

響「朝ごはんまで……ありがとな!」

響「ほら、帰るぞ二人とも。Pさんに迷惑かけちゃだめだぞ!」

真美「やーだ→!」

亜美「にーちゃとあそぶ→!」

響「わがまま言うんじゃないぞ!」

真美「う……」ジワ

亜美「あぅ……」ジワ

P「あ、やば」

真美「びゃーーーーー!」

亜美「うあーーーーー!」

響「ちょ、ちょっと」

P「子供の肺活量は恐ろしいな……」

響「ど、どうしよう!」オロオロ

P「わかったわかった、遊んでやるよ」ナデナデ

亜美「あぅぅ……」グス

真美「……ほんと?」グジ

P「あぁ、その代わりちゃんと兄ちゃんの言うこと聞けよ」

真美「うん!」グスッ

響「いいのか?」

P「いいよ別に、どうせ休みだし」

P「泣く子には勝てんしな」

響「ごめんな、貴重な休みの日に」

響「自分はアルバイトがあるからもう出ちゃうけどさ」

響「何かあったら連絡ちょうだい」

P「あぁ、でも俺、響の連絡先なんて」

響「そ、そうだ、よかったらPさんの携帯番号もついでに教えてくれないか?」

響「決して!ヨコシマな動機とかじゃないぞ!?」

P「お、おう、いいよ」

P「えっと、携帯携帯……」

響「え、えへへ……」

亜美「ひびきねーちゃ……」

真美「まみたちを『だし』にちたね?」

響「ち、違うぞっ!」

響「自分完璧なんだから! そんなことしないから!」

亜美「かおがあかいよー?」

真美「ねーちゃ、さくしだねえ」

響「違うってば!」

P「お、あったあった」

P「何が違うんだ?」

響「い、いや何も」

響「昼まで寝てるだろうけど、美希も家にいるから」

響「いざとなったらたたき起こしてくれていいぞ」

P「あぁ、そうするよ」

美希はよはよはよはよはよはよはよはよはよはよはよぅ

響「じゃあな! いい子にするんだぞ二人とも」

亜美「あみ、いつもいいこだよ!」

真美「まみも!」

P「気を付けろよ」

響「うん! ちび達をよろしく頼むな!」

バタン

P「さて、どうするかな」

亜美「かくれんぼ!」

真美「おにごっこ!」

P「どう考えてもアパートじゃ無理だろ」

亜美「ん……」モゾ

真美「ぷりきゅあ→!」

P「新星アイドル、ジュピター誕生……ほう」ペラ

亜美「に、にーちゃ」モゾモゾ

真美「いけ→! そこだ→!」

P「なんだよ、男かよ……男のアイドルなんぞ用はない」ペラ

P「最近ティンと来るアイドルいないなー」

亜美「にーちゃ!」

P「うおっ!?」

真美「あー! あぶないきゅあぶらっく→! うしろ→!」

P「な、なんだよビックリしたな」

P「大丈夫だよ、キュアホワイトが助けてくれるから」

亜美「ちがうよ!」

亜美「あ、あのね、お、おといれいきたい」

P「行けばいいだろ、場所知ってるんだから」

亜美「うー……」モゾモゾ

P「あっ、もしかして……怖いのか?」

亜美「!」

P「そうだよなー、うちの廊下なんか暗いもんなー」

P「でももう五歳になる亜美が怖いなんて知らなかったなー」

亜美「こ、こわくないもん!」

P「じゃあ一人で行けるよな?」ニヤニヤ

亜美「にーちゃのばか!」ダッ

P「あっおい」

>>24
美希のは半年くらい前に書いたお

亜美「うぅ……くらい」

ドア「ガタッ」

亜美「!?」ビクッ

亜美「お、おばけさん?」ソー

ドア「バタン!」

亜美「ひっ!?」ビクーン

P「おい、待てよ亜美」

亜美「あ……」チョロ

P「あ」

亜美「……」

P「ま、まぁ……ドンマイ」

亜美「うっ……う~……」

>>28
URLさんください!

真美「にーちゃ、ぷりきゅあごっこしよ→ぜ!」

P「ええー、どうせ俺が敵だろ?」

亜美「あたりまえだよ→、ぷりきゅあはおんなのこじゃないとだめなんだよ」

真美「にーちゃ、そんなこともちらないの→?」

P「バカ、おっさんでも夢を諦めなけりゃプリキュアになれるんだよ」

亜美「いいから、にーちゃがてきね!」

真美「まみたちがぷりきゅあ!」

P「ククク……果たしてお前らごときに俺が倒せるかな?」

亜美「なにお→!」

真美「くらえー、き→っく!」ペチ

亜美「ぱ→んち!」ポコ

P「フフハハ! 効かんなぁ!」

P「さーて、どうしてくれようか?」

亜美「ぴ、ぴんちだよまみ」

真美「どうちよう……」

>>31
あい

http://blog.livedoor.jp/ikaros73-sss/archives/54228463.html


すまん、SSまとめサイトしか知らない

P「捕まえてくすぐりの刑にしてくれるわ!」ワキワキ

亜美「!」

真美「にげろ→!」

P「ゲヒャヒャヒャヒャ! 逃げても無駄だー!」

亜美「あうっ」コケッ

真美「あみ→!」

P「さーて、お楽しみの時間だぜ?」ガシッ

亜美「まみ……わたちをおいてさきにいって!」

真美「あみ……ぜったいもどってくるよ!」ダッ

P「くらえ! P奥義・くすぐりディザイア!」

亜美「ぎゃー! たすけて→! おかされる→!」

P「ほーれ、ここか、ここがええのんか?」コチョコチョコチョ

亜美「あはははははひは! やめてーーー!」

亜美「あひゃっ、ひ、あははははは!」

亜美「あひはははは! やははああはあははー!」

P「ふん、今日はこのくらいにしておいてやろう」

亜美「あひ……は……ぅ」ピクピク

真美「くっそ→、まみのかたき!」

真美「くらえ! らいだーきっく!」ヘモ

P「そっちからやられに来るとはご苦労なことだ……」

真美「な、なんだって→!」

P「オラー! 大人しくしろー!」ガバッ

真美「あっだめぇ!」

P「真美は脇の下が弱いんだったな……ククク、覚悟しろ」

P「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

真美「きゃははははははははは! あははははは→!」

P「ボラーレ・ヴィーア!(飛んで行きな)」

真美「あへ……くひゃ……」ピクピク

P「ふっ……闘いの後はいつも虚しい……」

ピンポーン

P「はいはーい」

早苗「失礼、警察ですが」

P「   」

早苗「女児の悲鳴が聞こえると連絡をいただいたのですが……」

早苗「とりあえず開けていただけますか?」

P「今は……ちょっと、待ってください!」

早苗「?」

P「あっ、そうだ、今パンツ一枚でして!」

早苗「大丈夫ですよー、トカレフやマグナムは見慣れてますから」

P「いやそういう問題じゃないでしょおまわりさん!」

P「とても女性には見せられないようなコルトガバメントが今にもはみ出そうで!」

早苗「……パンツ一枚?」

P(ヤバい! 逆効果や!)

P「亜美! 真美! 起きてくれ!」

亜美「あ゛ー……」ヘタ

真美「う゛ー……」ゴロ

P「ダメだ……このままじゃ大人の階段より先に犯罪者への階段を登ってしまう!」

早苗「あやしい……シメる!」ドカーン

P「うぉっ!? おまわりさんがドアを蹴破るなよ!」

早苗「むっ、ロリコンっぽい大人とアヘ顔で転がる幼女ふたり……」

早苗「タイホだあぁぁぁぁ!」

P「ちょっ、違うから! あとロリコンっぽいって余計なお世話だ!」

早苗「状況証拠は充分よ! 大人しくしなさい性犯罪者!」ガシッ

P「あいたっ、いってえ! なにこのおまわりさん超強い!」ギリギリ

美希「なんなの……朝から騒々しいの」ゴシゴシ

P「美希ー! たっけてーみっきー!」

美希「おまわりさん……? ハニー、いつかはと思ったけどとうとういけないことを……」

早苗「この男は幼女ふたりに非道を行ったのよ!」

P「やってねーっつーの!」

美希「幼女?」

美希「あ、亜美に真美、いないと思ったらここにいたの?」

亜美「みきねーちゃ……」

早苗「あ、あれ?」

美希「亜美と真美はミキの妹だよ。ハニーはよく面倒を見てくれるの」

早苗「ごめーんね♪」

P「腕ひしぎ十字固めなんて漫画だけの技だと思ってた……」コキコキ

P「ほら、ここなんかもう90度曲がる」

美希「そこは肘なの」

P「あ、ホントだ。じゃあ大丈夫」

早苗「でも君も悪いんですよ、疑われるようなこと言うから」

早苗「あ、ドアの修理費は警察に請求しといてくださいね♪」

P「清々しすぎて文句も湧かない……」

美希「ドアが折れてる……おまわりさんすごいの……」プラー

亜美「おまわりさんのねーちゃ、もういっちゃうの?」

早苗「うん、お姉さんは街の平和を守るのがお仕事だからね」

真美「がんばってね!」

早苗「うわっ……」

早苗「なにこの子たち超かわいい」

美希「ミキの妹だもん、当然だよ!」

亜美「みきねーちゃ!」グイグイ

真美「だっこー!」ヨジヨジ

美希「はいはい」ダキッ

早苗「じゃあ、失礼しました。戸締まりには気を付けて!」

P「あんたじゃなきゃ泥棒でもドアは破らんよ」

早苗「じゃあねー」

美希「すごいおまわりさんだったね」

P「……さて、まずはありがとう美希」

美希「いいよ、ハニーがおちびちゃん達襲うわけないし」

美希「襲うならミキが先だもんね!」

P「襲わねーっつーの」

P「いやまあ、社会的に死ぬところだったからな、なんか礼するよ」

美希「じゃあおにぎり!」

P「ああ、また買ってくるよ」

美希「それじゃ、ミキこれから遊びに行くから」

P「ああ、またな」

美希「亜美、真美、ハニーの言うことちゃんと聞くんだよ!」

亜美「うん!」

Pは従兄弟的なポジか?

バタン

P「いやー、相変わらず美希はグラマーだな」

真美「ぐらま?」

P「ぼいんぼいんってことだ」

P「あのはち切れそうな尻と乳……素晴らしい」

亜美「おっぱい……」ツル

真美「おちり……」ペタ

亜美「とうっ」ゲシッ

真美「えいっ」ペチッ

P「いってぇ!?」

>>48
一応、隣に住む面倒見のいいにーちゃんみたいな感じでオナシャス

亜美「……ということがあったのだよ」

貴音「やはり男性はせくしぃな体型が好みなのでしょう」

貴音「……わたくしもだいえっとしましょうか」サワサワ

真美「うあ→、このままだとみきねーちゃににーちゃとられちゃうよ!」

亜美「たかねーちゃ、なにちたらいいかな?」

真美「おとこのひとをおとすには、いろじかけがいいっておかーさんがいってた!」

亜美「いろじかけ?」

貴音「あなた様……わたくし、あなた様のためなららぁめんも捨てられ……ます……?」ブツブツ

真美「そうだ、このあいだかったみずぎ!」

亜美「あれきていけばいちころだね!」

真美「たかねーちゃもいこ!」

貴音「はい?」

亜美「さんにんでいけばかてるよ!」グイグイ

貴音「ちょ、ちょっと待つのです!」

P「……」

亜美「じゃ→ん!」ウフーン

真美「いえ→い!」アハーン

貴音「う、うぅ……」///

P「なにこれ、なんで水着で俺の部屋に?」

亜美「にーちゃに『いろじかけ』しにきたんだよ!」

真美「にーちゃ、まみたちのみりょくにめろめろ?」

P「あぁうん、かわいいぞー」ナデナデ

P(見事にぺったんこだけど)

亜美「やったぜ→!」

真美「やっぱりわたちたちはむてきだよあみ!」

P「で、貴音はなんで?」

貴音「い、いえ……おちびさんたちに無理やり……」///

P「五歳児に負けるなよ……」

貴音「よ、余計なお世話です!」

貴音「申し訳ございません……このような見苦しい恰好を」モジモジ

P「見苦しいもんか、充分すぎるぞ」

貴音「……はい?」

P「いやー、眼福眼福。貴音はやっぱり紫が似合うな」

亜美「あみは?」

真美「まみは?」

P「お前らはせめてあと10年経ってから来い」

亜美「なんだと→!」

真美「こんなにせくち→なのに!」

貴音「ふふ、うふふふ……」///

P「飯でも食いに行くかー」

亜美「あみ、はんばーぐがいい!」

真美「まみ、おむらいすがいい!」

P「でも俺、持ち合わせないんだよな……よし、作るか」

亜美「にーちゃ、はんばーぐつくれるの!?」

真美「おむらいすも!?」

P「ああ、そんなに難しいもんじゃないしな」

P「運よくひき肉と卵はあるし」

P「材料費くらい小鳥さんに請求しても罰は当たらんだろ」

亜美「にーちゃすごい!」キラキラ

真美「すごーい!」キラキラ

P「んじゃ材料買いに行くか」

亜美「おー!」

真美「やー!」

P「足りないのは……鶏肉とピーマン、人参」

亜美「えー! あみぴーまんきらい!」

真美「まみもー!」

P「何言ってんだ、好き嫌いすると大きくなれないぞ」

亜美「おおきく?」

真美「おっぱいも?」

P「あ? あ、あぁ……たぶんな」

真美「じゃあたべる!」

亜美「みきねーちゃよりおっぱいおおきくなる!」

真美「それでにーちゃをめろめろにする→!」

P「あー、楽しみにしてるよ」

真美「ねーあみ→」

亜美「ん?」

真美「わたちたちってそっくりだよね」

亜美「ふたごだもんね」

真美「おんなじかっこしたらにーちゃ、びっくりするかな?」

亜美「それおもしろそう!」

真美「さっそくじゅんびだぜ!」

亜美「お→!」

P「アイドル、結婚する方法……と」カチカチ

P「……」

P「うーむ、夢も希望もないな」

P「おっ、新人AV女優か……Fカップ……素晴らしい乳だ」カチカチ

P「ふふ、貴様もそう思うか息子よ」

P「いいだろう、久々に遊んでやろう」ゴソゴソ

亜美「にーちゃ!」

真美「にーちゃ!」

P「うわっ!?」ビク

亜美「なにやってんの?」

真美「わー、おっぱいおっきい→」

亜美「にーちゃ、おといれあっちだよ?」

真美「おちりみえてるよ」

P「な、なんだ、いきなり入ってくるな!」ゴソゴソ

亜美「じゃ→ん!」

真美「どうだ!」

P「……なにが?」

亜美「どっちがあみでしょ→か?」

真美「どっちがまみでしょ→か!」

P「ああ、それで同じ格好してんのか」

P「こっち真美」

真美「うっ」

P「こっち亜美」

亜美「ぐは→!」

P「ふん、プロデューサーアイは透視力だ。なめんな」

亜美「くそ→!」

真美「なんでわかったんだ!」

P「俺はお前らがオムツ着けてるときから知ってんだよ」

P「見間違えるかバカ」

真美「ばかとはなんだ→!」ポコポコ

亜美「ばかっていったほうがばかなんだぞ→!」ペチペチ

P「ははは、痒いな」ポリポリ

真美「亜美ー! 起きて起きて→!」ユサユサ

亜美「んー……?」ゴシゴシ

真美「真美たち大人になったよ!」

亜美「ほんとだ! おっぱいがある!」フヨフヨ

真美「おしりもでてる!」サワサワ

亜美「真美……とってもせくちーだよ」キリッ

真美「亜美も……すごくぷりちーだよ」キラッ

亜美「よ→し、にーちゃを落としに行こうZE!」

真美「よっしゃ→!」

亜美「にーちゃ!」

真美「にーちゃ!」

P「な、なんだ!? 美人が二人も!」

亜美「亜美たち大人になったんだYO!」

真美「これでケッコンできるZE!」

P「ほ、ほんとだ……これは結婚するしかないな」

亜美「やった→!」

真美「わ→い!」

亜美「ぐへへへ」

真美「うひひひ」

P「幼児とは思えん笑い方で寝てるなこいつら……」

亜美「うーん……」パチ

真美「……う?」パチ

P「おう、おはようさん」

亜美「あれ?」キョロキョロ

真美「おっぱい……ない」ペタ

P「お前らにおっぱいがあるわけないだろ」

亜美「なにおー!?」

真美「にーちゃ、けっこんしてくれるっていった!」

P「あん?」

P「……寝ぼけてるのか」

P「よく見ろ、貴様らのようなガキ共にナイスバディなど10年早い」

真美「かのじょのいないにーちゃにいわれたくないよ」

亜美「にーちゃ、どうていなの?」

P「んなっ!?」

真美「まみしってる! かのじょのいないおとこのひとをどうていっていうんだよね!」

亜美「あみもしってる! おかーさんがいってた!」

P「あの鳥類……子供になんてことを……」

真美「にーちゃ、どうていなの?」

P「どっ、どどどど童貞ちゃうわ!」

亜美「にーちゃ……かのじょいないんだね」

真美「さみちいね……」

P「うるさい……それ以上言うと泣くぞ」

亜美「だいじょ→ぶだよ、あみたちがおよめさんになってあげるから!」ポンポン

真美「だからないちゃだめだよ!」ナデナデ

P「そうかい……ありがとよ」

P「五歳児に慰められる俺……」

P「……泣きそう」グス

亜美「ゆ→!」

真美「えん!」

亜美真美「ち→!」

P「はぁ……」

P(どうせならこいつらの姉ちゃん達と行きたかった)

P(貴音とお化け屋敷……怖がる貴音、押し付けられる巨大メロン)

P(強がる響を無理やりジェットコースターに乗せて泣かす……)

P(美希と観覧車でまったり昼寝……)

P「デュフフwww」

亜美「にーちゃ! じぇっとこーすたー!」

真美「こーひーかっぷ!」

P「ああ、フリーパスあるから好きに乗れ」

・コーヒーカップ

亜美「あはははははは→!」グルングルン

真美「きゃははははは→!」グルングルン

P「ふおぉぉぉぉぉぉ!」

・ジェットコースター

亜美「うきゃーーーーー!」

真美「はやーーーーーい!」

P「んほあぉぁぁぁぁ!」

・フリーフォール

亜美「うあー! たかーーーい!」

真美「たのし→!」

P「ひぎいぃぃぃぃ!」

◆五時間後◆

亜美「つぎあれのる→!」

真美「いこ! にーちゃ!」

P「ちょ、ちょっと待って君たち……」ゼェハァ

亜美「はやくいこ!」グイグイ

真美「のりものにげちゃうよ!」グイグイ

P「このちっこい身体のどこにこんなパゥアーがあるんだ……」ハァハァ

P「せめてあんまり疲れない乗り物に……あ」

P「あれ行こうぜ、お化け屋敷」

亜美「あ、あみはやめとく」

真美「ま、まみもおなかいたいし……」

P「ははーん?」ニヤリ

P「もしかしてお前ら……怖いんだろ」

亜美「こっ、こわくないもん!」

真美「まみおとなだもん!」

P「そーかそーか、じゃあ行こうか」

亜美「うぅ……」ギュッ

真美「ひっ、なんかいる!」グイ

P「あの、両側から裾捕まれると動けないんですが」

おばけ「あ゛ー」

亜美「にゃああああああ!」ギュー

真美「ひゃああああああ!」ググググ

P「裾が! 裾がのびるぅ!」

おばけ「うらめしやー」

亜美「う……」ジワ

真美「あ……」ポロ

亜美「うゃーーーーー!」ビャー

真美「あーーーーー!」ボロボロ

P「裾がぁぁぁぁぁ!」ビローン

亜美「たか→い!」

真美「きれ→い!」

P「やっぱ締めは観覧車だろ」

真美「ねぇにーちゃ、こいびとはかんらんしゃでちゅ→するんだよね?」

P「いや……そんなベタなカップル見たことないけど」

亜美「えへ→、すきありっ!」

チュッ

P「  」

真美「あ→! あみずるい!」

真美「まみもする!」グイ

P「ちょっ、待っ」

チュッ

真美「これでにーちゃはまみたちのこいびとだね!」

P「お、お前ら……女の子が軽々しくチューするな」

真美「だいじょうぶだよ、まみ、にーちゃとけっこんするもん」

亜美「あみもだよ! にーちゃにしかしないよ」

P「……そうかい」

亜美「zzz……」クー

真美「zzz……」カー

P「力尽きたか……そりゃ一日中遊び回ればな」

P「こいつらでも寝てりゃ天使だよなぁ」

P「景色……キレイだな……」

P「……」

P「ファーストキス……」

P「……五歳児に取られた」

亜美「んがー……」

真美「にーひゃ……」

P「……」

P「ま、いいか……」

真美「にーちゃ!」

亜美「おはよ→!」

P「おう、今日も元気だな」

小鳥「おはようございます、Pさん」

P「小鳥さん、コミケはどうでした?」

小鳥「それはもう!お陰様で目当てのサークルの新刊をざっくざっくと……」

小鳥「ご、ごほん! 今日はそんな話をしに来たのではないんです」

小鳥「Pさん、いつもうちの子を見てくれてありがとね」ペコリ

P「いいですよ、もう慣れましたし」

小鳥「お礼に私から3000ピヨを進呈します!」

亜美「にーちゃすご→い!」

真美「うらやまし→!」

P「凄さがわからない……」

小鳥「はっ……もしかして身体で払えって言うんですか!?」

小鳥「私の熟れた身体を狙ってるんですね!?」

小鳥「ダメですよー? 人妻だからって私はエロ同人みたいに堕ちませんからね!」

P「ノーサンキューですから安心してください」

小鳥「むむ……中々乗ってくれませんね」

小鳥「冗談はここまでにして、本当にお礼しにきたんですよ」

P「そんな、いいですって」

小鳥「いいからいいから、お昼御飯ごちそうしますから食べていってください」

真美「にーちゃ、いっしょにごはんたべよ!」

P「小鳥さんの手料理か……実際どうなの、亜美先生、真美先生」

亜美「おいしくない」

真美「まずくない」

小鳥「ピヨッ!?」

P「……」

小鳥「それじゃ、待っててくださいね」

亜美「にーちゃ! なにしてあそぶ?」

真美「げーむしようよ!」

P「お前らは遊ぶことしか頭にないのか」

P「最近あったかくなってきたなぁ」

真美「はるっていうんだよね!」

亜美「あみ、はるだいすき!」

P「そうだなぁー、今年寒かったしな」

亜美「おはなみいこ!」

真美「さくらみにいこ!」

P「お花見か……そうか、そんな季節だよな」

P「……なぁ、亜美に真美」

亜美真美「?」

P「……」

P「……いや、なんでもない」

亜美「げーむとってくる!」

真美「たいせんちよ→ぜにーちゃ!」

タタタタタ

P「……ごめんな、二人とも」

P「しかし、こう暖かいと……睡魔が」

亜美「にーちゃ! ……あ」

P「zzz……」

真美「ねてる……」

P「ぐう……」

亜美「おーい」トテトテ

真美「にーちゃ?」ポフポフ

P「zzz」

亜美「おきないね……」

真美「どうする?」

………
……


小鳥「みんなー、できたわよー」

小鳥「小鳥さん特製ローストチキンが……あら」

亜美「ぐうー……」

真美「んにゃ……」

P「zzz……」

小鳥「あらあら、寄り添っちゃって仲のいいこと」

小鳥「亜美も真美もPさん大好きなのね」

小鳥「……とりあえず写真ね」パシャ

翌日

亜美「にーちゃ!」

真美「あそぼ→!」

ガチャ

ガラーン

亜美「あれ?」

真美「にーちゃ?」

響「おっ、どうしたんだ?」ヒョコ

美希「ハニーいるの?」

亜美「ひびきねーちゃ……」

真美「にーちゃがいない!」

美希「ホントだ、空っぽなの」

亜美「どろぼう?」

響「……あのな、三人とも」

響「Pさんはもういないんだぞ」

美希「え……?」

響「Pさんも大学卒業して就職するって、引っ越したんだよ?」

響「……聞いてなかったのか?」

美希「聞いてないの! なんなのそれ!」

亜美「にーちゃ、いつかえってくるの?」

真美「こんどいつあえる?」

響「たぶん、ここにはもう……帰ってこないよ」

響「二人と別れるのが辛くて、何も言わずに行ったんだと思うけど……」

真美「う……」ジワ

亜美「あ……」グス

美希「ふえ……」ポロ

真美「うぁーーーーー!」

亜美「びゃーーーーー!」

美希「ハニーのばかああああああ!」ビャー

響「うう……自分だって辛いよ……」

響「あっ、だめ、泣き虫が伝染りそう」ジワ

貴音「何の騒ぎです」

響「貴音……」グジ

貴音「ああ……知ってしまったのですね」

響「うわあああああああん! たかねええええええ!」ガバッ

亜美「あーーーーーー!」

真美「うえーーーーーー!」

美希「うえええええ……はに゛ぃぃぃぃ……」

貴音「存分に泣きなさい」

貴音「悲しいかな、人の世に別れは付き物なのです」

貴音「しかし……」

貴音「こんなに多くの女性を泣かせるなんて……」

貴音「やはりあなた様は、いけずです……」グス

P「……」ボー

律子「プロデューサー?」

P「んっ、あぁ……どうした律子」

律子「どうした、じゃないですよ。ぼーっとしちゃって」

P「あー……うん、悪い」

P「ちょっと、貴重な夢を見てな」

律子「プロデューサーは働きすぎなんですから、少しは休んでください」

P「そうだな、春香も千早もみんなSランクアイドルになったし」

P「ゆっくり温泉でも浸かりに行くかな……」

律子「……一気に老け込んだように見えますよ」

律子「確かに、長い道のりでしたからね」

P「俺がプロデューサー始めてもう七年近く経ったしなぁ……そりゃ老けるよな」

律子「あっ、あのっプロデューサー殿」

律子「その、温泉に行くならいい所があるんですけど、よかったら一緒に―――」

バタン!

高木「おはよう諸君!」

P「うわっ、びっくりした」

律子「社長……ドアは静かに開けてください」ブスッ

高木「それどころじゃないんだ、大ニュースだよキミィ!」

P「ニュース?」

高木「新しいアイドルが入ることになったんだよ」

律子「へぇ、久しぶりですね、新しいアイドルも」

高木「それもなんと二人もだ! さぁ、入りたまえ君たち」

ガチャ

亜美「にーちゃ!」

真美「ひさしぶり→!」

P「   」

律子「? どうしたんです、プロデューサー」

P「おっ、おまっ、お前ら」

真美「全く、こんな美少女を十年近く放っておくとは」

亜美「男のハナカミにも置けませんな!」

律子「風上ね」

高木「何だね、知り合いかね?」

亜美「亜美と真美はね、にーちゃの婚約者なんだYO!」

真美「にーちゃのお嫁さんになるって約束したもんNE!」

律子「こっ、こここ婚約者!?」

亜美「もうチュ→もちたもんね→」クネクネ

真美「にーちゃったら、あの時は激しかったな→」イヤン

律子「ぷっ、プロデューサー……」

律子「あれだけのアイドルに囲まれて無反応だったのは……」ワナワナ

高木「キミィ……」

P「違うから! おい、誤解を招くようなこと言うな!」

亜美「……お嫁さんにしてくれないの?」

真美「真美たち、ずっと待ってたんだよ?」

P「う……」

亜美「いきなり行方を眩ませて、亜美たちどれだけ悲しかったと思う?」

P「だっ、ダメだ! 大体アイドルやるならプロデューサーと恋愛なんて……」

真美「じゃあにーちゃ、真美たちをお嫁さんにしてくれる?」

P「そうだ、大体お前らまだ小学生かそこらだろ!」

亜美「あらあら、そんな言い訳が通用すると思ってんの→?」

真美「残念ながら愛に年齢なんて関係ないんですな→」

亜美「ここでにーちゃの考えをちゃんと聞くために亜美たち来たんだよ」

真美「聞くまでは、何があっても真美たち帰らないからね」

高木「はっはっは、キミの負けだね」

P「しゃ、社長……」

高木「年端もゆかない頃の約束を未だに覚えている程に想われているなんて、男冥利に尽きるじゃないか」

P「しかし……」

高木「私も彼女たちにアイドルをやって欲しいのは山々だ」

高木「だから、彼女たちが結婚出来る年齢になるまでに、キミがトップアイドルにしてやりなさい」

亜美「おっ、おっちゃんいいこと言うね→!」

真美「いいよ! 恋はオーガイがあるほど燃えるって言うしNE!」

高木「障害だね。私はこう見えてロマンチストなんだ」

P「……マジか」

亜美「亜美たちが二人そろってトップアイドルになったら」

真美「その時は今度こそ、真美たちのこともらってよね!」

P「今の日本に一夫多妻制はないんだぞ……」

亜美「そんなの関係ないYO!」

真美「愛に法律なんてないんだZE!」

亜美「大好き、にーちゃ!」

真美「大好き、にーちゃ!」


END

支援してくれた優しいお兄(C)方、ありがとう。

明日仕事なのでねるます。

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