【安価】エレン「今日はミカサの誕生日」(66)

安価は初めてなので色々とおかしなところがあると思いますが、よろしくお願いします。

エレン「おめでとう、ミカサ」

ミカサ「ありがとう、エレン」

エレン「誕生日プレゼント……と言いたいところだが、何をあげればいいか分からなかった」

ミカサ「私はエレンが欲しい」

エレン「なに馬鹿なこと言ってんだ?」

ミカサ「馬鹿ではない」

エレン「……まぁとにかく、代わりにと言っちゃあなんだけど」

ミカサ「?」

エレン「10個だけ、ミカサの言った通りのことをしてやる」

ミカサ「それは……例えば『ハグをしてほしい』と言えばエレンは私にハグをしてくれるの?」

エレン「おう」

ミカサ「『キスをしてほしい』と言えばエレンは私にキスをしてくれるの?」

エレン「もちろんだ」

ミカサ「それは……素晴らしい」キラキラ

エレン「喜んでもらえたみたいで良かったぜ」

ミカサ「えぇ、エレン。私はとても嬉しい」

エレン「じゃあまあ早速だけど1個目を言え」

ミカサ「え、えぇと……」

エレン「あ、先に言っとくけど、あまりに変なものはスルーするからな」

ミカサ「え、えぇ。わかった」

エレン「じゃあ1個目は?」

ミカサ「それでは、まず>>5

一緒に紅蓮の弓矢を歌う

ミカサ「一緒に紅蓮の弓矢を歌ってほしい」

エレン「え……そんなことで良いのか?」

ミカサ「えぇ。昔、エレンとよく一緒に歌を歌った。それがとても楽しかった。ので、一緒に歌おう」

エレン「けど……歌うのは恥ずかしくないか?」

ミカサ「ミュージック、スタート」

エレン「おい! 勝手に始めんなよ! そしてシカトすんな!」

ミカサ「ほら、エレン。マイクを持って」

エレン「マイクなんていつの間に……」

ミカサ「ほら……始まる」

ミカサエレン「「Seid ihr das Essen? Nein, wir sind der Jager!」」

ミカサ「ハッハッハッハッ」
エレン「ハッハッハッハッ」

ミカサ「ふまっれったはっなっのー、なーまっえっもしっらっずっにー」
エレン「ちーにおっちったとっりっはー、かーぜをっまっちっわっびっるー」

ミカサ「いーのぉったとっこっろっでー、なーにもっかっわっらっなっいー」
エレン「いーまをっかっえっるっのっはー、たーたかっうっかっくっごっだー」

ミカサ「しーかばねふーみこえてー」
エレン「すーすむ!いーしを!わーらう!ぶーたよ!」

ミカサ「かーちくのあんねい!」
エレン「きょぎのはんえい!」
ミカサ「しーせるのがろうの」
エレン「じゆーうを!!」

ミカサ「とらわれったーくつじょくっはーはんげきーのこーぅしっだー」
エレン「じょうへきーのーそのかなーたーえものをーほふるー」
ミカサエレン「「イェーガー!!」」

ミカサ「ほとばしーるーしょうどうにーそのみをーやきーながーらー」
エレン「たそがれーにーひをうがーつー」
ミカサエレン「「ぐれーんのーゆみやー!!」」

ミカサ「……やはり歌を歌うのは楽しい」

エレン「そうだな。歌ってるうちにテンション上がっちまったよ」

ミカサ「とてもいきいきとしていた」ナデナデ

エレン「頭撫でるな! 子供扱いするなよ!」

ミカサ「照れなくてもいいのに……」

エレン「照れてねぇよ! さっさと2個目を言え!」

ミカサ「次は>>10

私の髪を結んで欲しい

ミカサ「私の髪を結んでほしい」

エレン「おう……って、え?」

ミカサ「私の髪を結んでほしい」

エレン「いや、2回も言われなくても分かるんだけど……」

ミカサ「それなら早く結んでほしい」

エレン「けど、オレ髪結んだことないし……下手だぞ?」

ミカサ「それでも良い、エレンが結んでくれるなら」

エレン「……ならやってやるよ」

ミカサ「ありがとう」

エレン「で、どうやって結んだら良いんだ?」

ミカサ「まずはこのクシで髪をといて」

エレン「……こうか?」

ミカサ「えぇ。エレン、上手」

ミカサ(エレンに髪をといてもらっている……嬉しい)ドキドキ

エレン「けど、ミカサって意外と髪サラサラなんだな」

ミカサ「……意外と、とは失礼」

エレン「あぁ、悪い。ミカサって髪サラサラなんだな」

ミカサ「女は髪くらい綺麗にしていないといけない」

エレン「ふぅん……そんなもんなのか?」

ミカサ「えぇ、髪は女の命と言うから」

エレン「じゃあコニーとか教官は死んでるってことか?」

ミカサ「……二人とも男だから関係ない」

エレン「あぁ、そっか」

ミカサ「そろそろ髪を結んでほしい」

エレン「よし、頑張るぞ。どんな風に括れば良い?」

ミカサ「エレンが可愛いと思う髪型にしてほしい」

エレン「え、そうだなぁ……じゃあシンプルに二つ括りで良いか? 簡単そうだし」

ミカサ「エレンがそれを選んだならそれで構わない」

エレン「じゃあ括るぞ……けっこう難しいな」

ミカサ「エレン、あまり強く引っ張ると髪が抜けてしまいそう」

エレン「ん、悪い……っと、こんな感じで良いか?」

ミカサ「……エレン、この髪型、似合ってる?」

エレン「おう、似合ってるよ」

ミカサ「ありがとう」ニコッ

エレン(髪括ったら可愛いとか言えねー!)

ミカサ「エレン、どうしたの? 顔が赤くなっている……」

エレン「ななな、なんでもねーよ!」

ミカサ「熱があるんじゃ……?」

エレン「ねぇよ! すっげぇ元気!」

ミカサ「なら良いのだけれど」

エレン「よし! 3個目にいこう!」

ミカサ「それじゃあ……>>15

私の手料理を食べてほしい

ミカサ「私の手料理を食べてほしい」

エレン「ミカサの手料理……?」

ミカサ「男を掴むなら胃袋を掴めと言う、ので、エレンを掴むためにまずはエレンの胃袋を掴もうと思う」

エレン「いきなり何を言い出すだよ……」

エレン(今、髪括ってて可愛いし……、くそぉ、何を考えてるんだ、オレは!)

エレン「腹減ってきたし、早く作ってくれよ!」

ミカサ「じゃあ早速料理をしよう。出来上がるまで待っていて」

エレン「おう!」

エレン「というわけでミカサが料理を作り終わるのを待っているわけだが……」

エレン「暇だ…………」

エレン(しかし、髪を括ってるミカサはいつも雰囲気違って可愛いな……いつもより女っぽいし)

エレン(……って、なんでオレは一人になってまでミカサのことを考えてるんだ! せっかくミカサもいなくて一人になってんのに……)

エレン(あれ? よく考えると、普段いつもミカサやアルミンと一緒にいて、一人でいるなんてほとんどないな)

エレン(おー、良いな。一人っきりだ! 久しぶりに心置きなく羽を伸ばせる!)

エレン「fl?gel der Freiheit!」

エレン(嬉しい! すげぇ嬉しい! 一人で何しよう!?)

ミカサ「エレン、出来た」

エレン「」

ミカサ「エレン?」

エレン(オレの一人の時間……)ガクリ

ミカサ「召し上がれ」

エレン「おおおおお! 美味そう!! シチューだ!」

ミカサ「エレン、食べる前はいただきますと言わないと行儀が悪い」

エレン「いただきます!」パクパク

ミカサ「エ、エレン。その……美味しいだろうか?」

エレン「もちろん! すげー美味い! しかもこれ肉が入ってるじゃねーか!!」

ミカサ「その肉はサシャが食料庫から盜んだもの」

エレン「何でそれをミカサが持ってるんだよ」

ミカサ「3日間夕食のパンをあげると言ったら渋々ながらも肉をくれた」

エレン「おい……ミカサもちゃんとパン食わねぇとダメだろ?」

ミカサ「大丈夫。どうせ夕食の後は訓練は無く、眠るだけだから。パン一つ食べなくても問題はない」

エレン「……ったく、じゃあオレのパン半分やるから」

ミカサ「駄目、エレンはちゃんと食べないといけない」

エレン「どうせ夕食の後は訓練はないからパン食わなくても大丈夫ってさっきお前言っただろ!?」

ミカサ「私は大丈夫でもエレンは大丈夫ではない」

エレン「意味わかんねぇよ……」

ミカサ「とにかく今はシチューを食べて」

エレン「どうせならミカサも食えよ」

ミカサ「エレンの分がなくなってしまうから私はいらない」

エレン「そんな大きな鍋にたくさん作っておいて、それをオレ一人に食べさせるつもりか?」

ミカサ「えぇ、たくさん食べないといけない」

エレン「さすがにこんなに食えねぇよ……だからミカサも食えよ」

ミカサ「でも」

エレン「それに、一緒に食べた方が美味しく感じるだろ?」

ミカサ「……分かった。じゃあ私も食べよう」

エレン「おう!」

エレン「はー……お腹いっぱいだ……」

ミカサ「エレン、とても良い食べっぷりだった。私はとても嬉しい」

エレン「ミカサは料理上手だなー、また今度作ってくれよ」

ミカサ「エレンがそういうなら私は毎日でも料理を作ろう」

エレン「さすがに毎日は……訓練でそんな時間ないだろうし。休みの日にたまに作ってくれたら良いよ」

ミカサ「なら、そうしよう」

エレン「ありがとな。じゃあ、4個目いくか」

ミカサ「次は>>24

>>24自分でふんでしまったので>>26

昔みたいにきんたまくらをしてほしい

ミカサ「昔みたいにきんたまくらをしてほしい」

エレン「は?」

ミカサ「昔みたいにきんた――」

エレン「何言ってるんだよ! ミカサ!! そんなことしたことねぇよ!!」

ミカサ「ハッ……! そうだった……それは私の妄想だった……」

エレン「は!? お前そんな妄想してんのか!?」

ミカサ「あああああ、いや、その、違う!! いいいいい今のは忘れて!! 忘れて!! 今のを忘れてっていうのが言うこときくやつの5個目で良いから忘れて!!」

エレン「わわわわわ分かったよ!! だから落ち着けって!!」

ミカサ「スーハースーハー……エレン、さっきの忘れた?」

エレン「あ、あぁ……忘れたよ」

ミカサ「それは良かった……」

エレン「じゃ、じゃあ……4個目と5個目は終わったから……次が6個目だな」

ミカサ(あぁ……もったいないことをしてしまった……次はちゃんとしたことを言わないと)

ミカサ「>>30

その…昔みたいに抱きしめて欲しい…

ミカサ「その…昔みたいに」

エレン(またきんたまくらか!?)

ミカサ「抱きしめてほしい……」

エレン(きんたまくらじゃなくて良かった……)ホッ

ミカサ「駄目だろうか?」

エレン「駄目なわけねーだろ!」

ミカサ「!」

エレン「ほら! これで良いんだろ!?」ギュッ

ミカサ「……エレン」

エレン「なんだ?」

ミカサ「エレンの匂いがする」

エレン「どんな匂いだよ……」

ミカサ「とてもいい匂い……この匂いを嗅いでいたら心が落ち着く」

エレン「そうか」

ミカサ「エレン、もっと強く抱きしめてほしい」

エレン「……ん」ギュー

ミカサ「エレン」

エレン「なんだよ」

ミカサ「私は今とても幸せ」

エレン「……そうか」

ミカサ「もう放してもらって良い」

エレン「…うん」

ミカサ「エレン、可愛い」

エレン「何言ってんだよ!」

ミカサ「本当のことを言っただけ」

エレン「……ほら、次! 7個目な!」

ミカサ「うん。じゃあ……>>35

私の膝をまくらにして寝てほしい

ミカサ「私の膝を枕にして寝てほしい」

エレン「膝枕か……」

エレン(さっきからきんたまくらとか膝枕とか……ミカサは枕が好きなんだな。誕生日プレゼントは枕にした方が良かったのか?)

ミカサ「さぁ、早く」

エレン「よいしょっと……」

ミカサ「私の膝の寝心地はどうだろうか?」

エレン「ん……良いよ」

ミカサ「それは良かった」

エレン「……何か、母さんに膝枕してもらった時のこと思い出したよ」

ミカサ「……エレン、その……ごめんなさい」

エレン「何で謝るんだよ」

ミカサ「……カルラおばさんのこと、思い出させてしまったから」

エレン「……別に、良いよ。てか、逆に、母さんの膝枕みたいで、何か嬉しいし。母さんに膝枕してもらってるみたいだ」

ミカサ「エレン……」ナデナデ

エレン「ん……なんか眠くなってきたな」

ミカサ「このまま眠っても構わない。むしろ膝枕した状態でエレンの寝顔を眺めていたい」

エレン「……」スースー

ミカサ(本当に眠ってしまった……)

ミカサ(エレンの寝顔、久しぶりに見た。けど、昔と変わっていない)

ミカサ(エレン……)

………
……


ミカサ「ん……?」

エレン「あ、起きたか、ミカサ」

ミカサ「エレン……って!? 私、エレンの膝で眠っていた!!?」ガバッ

エレン「おう、目が覚めたらさ、ミカサも寝てたし、ずっと膝枕してもらってるなは悪いと思って、オレが膝枕してやってた」

ミカサ「ななななな」

ミカサ(エレンの膝枕……とても嬉しい、嬉しい、嬉しすぎて!!)プシュー

エレン「お、おい! ミカサ、大丈夫か!?」

ミカサ「え、えぇ。大丈夫、少し興奮しただけ……」

エレン「大丈夫かよ……もっと寝てた方が良いんじゃねぇか?」

ミカサ「いえ、大丈夫」

エレン「そうか? あんま無理すんなよ」

ミカサ「えぇ」

エレン「じゃあ……次は8個目だっけ?」

ミカサ「いえ、まだ3個目」

エレン「嘘吐くなよ」

ミカサ「……」

エレン「で、次は何をすれば良い?」

ミカサ「えっと……>>42

ナデナデ

ミカサ「ナデナデ」

エレン「ナデナデ? またオレの頭を撫でて子供扱いする気か?」

ミカサ「違う、今回はエレンが私をナデナデしてほしい」

エレン「……オレが?」

ミカサ「いつも私ばかり撫でている、ので、ナデナデしてほしい」

エレン「分かったよ」ナデナデ

ミカサ「ん……気持ちが良い」

エレン「そうか」ナデナデ

ミカサ「猫になった気分」

エレン「猫……」ナデナデ

ミカサ「とても良い気分だ」

エレン「それは良かったな」ナデナデ

ミカサ「……ニャー」

エレン「急にどうした?」

ミカサ「猫になりきってみようかと」

エレン「面白いなぁ」ハハハ

ミカサ「……私はエレンが笑っている顔を見ていると幸せ、ので、エレンにはずっと笑顔でいてほしい」

エレン「……だったら、ミカサも笑顔でいろよ。ミカサが笑顔だったら、オレも笑顔でいられるから」

ミカサ「わかった」ニコッ

エレン「……無理に笑おうとするとミカサって変なカオするよな」ハハハ

ミカサ「笑うとは失礼」ムッ

エレン「悪い悪い」ナデナデ

ミカサ「……エレン」

エレン「なんだ?」

ミカサ「……やっぱり何でもない」

エレン「で、次が9個目か……」

ミカサ「もう残り二つ……」

エレン「案外早く終わりそうだな」

ミカサ「少し残念」

エレン「まぁまだ終わってねーし。9個目は何だ?」

ミカサ「>>48

デートしたい

ミカサ「デートしたい」

エレン「デート!?」

ミカサ「えぇ、デート」

エレン「あのな、ミカサ。デートっていうのは恋人同士がするもののことを言うんだぞ? オレ達は恋人じゃねぇだろ?」

ミカサ「……えぇ、私達は家族。恋人ではない……」

エレン「だからデートは出来ない」

ミカサ「……そう」ショボーン

エレン「まったく……何を言い出すんだか」

ミカサ「デートしたい」

エレン「だから恋人同士じゃないから駄目なの!」

ミカサ「……」ショボーン

エレン「じゃあ10個目! 最後だからちゃんと考えて言えよ! デートとか言い出すなよ!」

ミカサ「……分かっている」

エレン「本当だろうな…。変なこと言うなよ……」

ミカサ「最後は>>55

一生一緒にいて

ミカサ「一生、一緒にいてほしい」

エレン「……また、そういうこと言って――」

ミカサ「ずっと傍にいてほしい」

エレン「……駄目――」

ミカサ「……っ!」

エレン「――って言っても、どうせミカサはオレの傍にずっといるんだろ?」

ミカサ「エレン……」

エレン「だから、ミカサがそうしたいんだったらそうして良いよ。傍にいたいんだったら、ずっとオレの傍にいろ」

ミカサ「……ありがとう、エレン」

エレン「……どういたしまして」

ミカサ「エレン、今日はとても楽しかった」

エレン「オレもだよ」

ミカサ「エレンと話したりご飯を食べたり昼寝をしたり笑い合ったり、言葉では言い表せないほど、とても楽しくて幸せだった」

エレン「……おう」

ミカサ「また、私の言うことをきいてほしい」

エレン「じゃあ来年の誕生日な」

ミカサ「……それまで待てない」

エレン「待っとけ」

ミカサ「一年も長過ぎる」

エレン「……じゃあ、今度の休み、街に行くか」

ミカサ「え……?」

エレン「デート…じゃねぇけど、二人で出掛けようぜ。それで良いだろ?」

ミカサ「エレン……! ありがとう!」ニコッ



     おわり

これでおわりです!
無事、ミカサの誕生日のうちに終わらすことが出来て良かった…!

このss書いてミカサがもっと好きになった。ミカサ可愛い。

安価、コメントくれた方ありがとうございました!

ミカサお誕生日おめでとう!!

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