木胡桃「マリーさんお菓子買ってー!!」(69)

魔梨威「陽気も良いし、お参りにでも行って来ようかな」

手寅「あら珍しい」

魔梨威「私だってたまにゃそういう心持ちになるの」

丸京「ん?どっか行くのか?」

魔梨威「お参りだよ」

苦来「マリーさんったらヤンキー」

魔梨威「そういうお礼参りじゃねぇよ!!」

木胡桃「マリーさんお買いものー??」

          i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/l;;;/l;ソ;;/ |;;;;;;/| l;;l゙ヾ;;;ト、;;;;;;;;;;;;;i
          |;;、;;;;;;;;// /,'' / l/  |/|/   ゙l  ヾ、゙i;;;;;;::::/
          /ヾ;;/ソ       ,  ,      ヽ l;;l"゙l 
          '、 (ヾ,,===;;;;;;;,,,,,_`il,i゙__,,,,;;;;;=== ,/|lヽ l  構わん、続けろ。

            ヽ、`||ヾi;'(:::::゙'゙:::/;;i=i;;;ヽ:::゙'゙::::)゙i;/ |l'ノ/
           /ヽ|l、 ゙i::;;;;/⌒⌒).ヾ..;;;;;;;;;;..ノノ/l.,/\
          /;;;/::ミヾ、./ / / )     '゙ /ミ"i;;;;;;;;\_

       _,.-;;'";;;;;;;;r‐ ミ/゙ ,/ /  /_!/`   /,,l;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;~\
  _,、-‐;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / /  /   /.__,,,..-/ヽ /;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;,,、_
‐'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ノ / .ノ  / ,,, /  ノ/';;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙'';;;,,、_

くれぐれも言っておくが、ウザンヌ出すなよ

言いたくはないけど一応言っておくわ

ウザンヌが出る

魔梨威「買い物じゃねーよ」

木胡桃「でも外へ行くんでしょ??」

魔梨威「あぁ」

木胡桃「連れってってー!!」

魔梨威「えぇー・・・」

手寅「嫌がることないじゃない」

魔梨威「だって、キグうるせぇんだもん」

木胡桃「うるさくないよ!!」

魔梨威「もううるせーよ」

丸京「小さいなぁマリーさんは」

魔梨威「何だと!?」

苦来「気持ちが小さい」

丸京「胸も小さい」

魔梨威「お前らぁ~!い、言わせておけば調子に乗りやがってぇっ」

手寅「そして態度は大きい」

魔梨威「ぐぬぬ」

木胡桃「マリーさんお願い~!一緒に行きたいー!!」

手寅「良いじゃないキグちゃんと一緒に行ったら」

苦来「何故キグちゃんと行きたくないの?」

魔梨威「キグと一緒だと金が無くなるんだよ」

丸京「元々無いだろ」

魔梨威「それもそうだけど!自分で言うのも悲しいけどさっ」

手寅「どうしてキグちゃんと一緒だとお金が無くなるの?」

魔梨威「アレ買ってコレ買ってねだるんだよ」

丸京「ちょっとぐらい買ってやれよ」

魔梨威「塵も積もれば山となるんだよ!」

苦来「具体的に何をねだってるの?キグちゃん?」

木胡桃「お菓子ーっ♪」

この職業儲からないのか

手寅「たかがお菓子じゃない」

魔梨威「たかがお菓子だと!?」

丸京「一個100円ちょっとだろ?二つ目なんだからそんぐらい奢ってやれよ」

魔梨威「100円なら構わないよ!でもコイツは値が張る菓子ばっかり選ぶんだよ!」

苦来「例えば?」

魔梨威「ハーゲンダッツとか期間限定のお高めなポテチとか!」

手寅「あぁー。ハーゲンダッツはちょい厳しいかも」

苦来「アレは自分へのご褒美としても買うのにやや躊躇する」

マリーさんのお菓子(意味深)
ねだられると断りきれない(意味深)

魔梨威「しかも!コンビニで買うんだよ!」

丸京「スーパーでの値段と比べるとコンビニは・・・なぁ」

手寅「50円以上値段に差がある場合も多いしね」

苦来「その差はポイントカードで取り戻せるものじゃない」

木胡桃「うぅ~っ」

魔梨威「だからキグは連れてかねぇ」

木胡桃「何も欲しがらないからっ、ねぇ?お願い~!マリーさん?」ウルウル

キグの墓参りかと

魔梨威「買って買って言わないか?」

木胡桃「うん!」

魔梨威「本当か?」ジトー

木胡桃「本当だよぉっ!」

魔梨威「しゃあねぇな」ポリポリ

手寅「仲良く行ってきなさいね」

久しぶりのじょしらくSSと聞いて

結局おねだりフラグ

じょしらくSS久しぶりに見た気がする

魔梨威「じゃあ行ってくる」ガラ!!

木胡桃「行ってきまーす!」ペコッ

手寅「気をつけてねー」

丸京「結局一緒に行ったな」

手寅「マリーさん根が優しいから」

苦来「・・・・・・・・・」

丸京「どうした?ククル?」

苦来「キグちゃん・・・・・・一度も自分の鞄開いてない・・・よね?」

手寅「もしかして」

丸京「財布持って行かなかったな」



魔梨威「外フラフラすんのも悪くないねー」

木胡桃「そだねーっ」

魔梨威「何も買ってもらえないのにご機嫌だな」

木胡桃「だってマリーさんと一緒にいるの楽しいもんっ」

魔梨威「へぇそうかい」

木胡桃「あ!マリーさん!そこのパン屋の前でパンケーキ売ってるよ!?」

魔梨威「もう欲しがるのかい!?約束反故されるの早すぎやしないかい!?」

木胡桃「別に欲しいなんて言ってないもんっ」プゥー

魔梨威「じゃあどういうつもりで言ったんだい?」

木胡桃「マリーさんが生粋のパンケーキ好きかと思って・・・」

魔梨威「変な気のまわし方だなおい」

木胡桃「あっ!?マリーさん!KFCあるよ!」

魔梨威「標的が変わった!?見切り早いなっ」

木胡桃「ケンタだよケンタっ」

魔梨威「買わん」

木胡桃「買ってなんて言ってないもん。マリーさんがカーネルおじさんと一緒に写真撮りたいかもしれないって思っただけだもん!」

魔梨威「思わねーよ!」

木胡桃「ただ写真撮るのは忍びないからセットの一つ二つ頼まないと駄目だよ!マリーさん!」

魔梨威「セットで安くなっても買わん!ファーストフードにしては高いんだよ!」

木胡桃「むぅ~。じゃあ我慢する」テクテク

魔梨威「そうしろー」テクテク

15分後

魔梨威(ケーキ屋、クレープのトラック、回転寿司、全部素通りしたな)

魔梨威「まもなく神社だな。おっ!今日は屋台が出てるな」

木胡桃「桜咲いてるからかな?」

魔梨威「かもなー。店のおっちゃん達にとっちゃかきいれ時だろうな」

木胡桃「・・・・・・」ソワソワ

魔梨威「ん?どうした?寒いのか?」

木胡桃「マリーさん?」

魔梨威「なんだ?」

木胡桃「ここ最近、私良い子だよね?」

魔梨威「ここ最近っていうかここ15分くらいな」

木胡桃「良い子にしてたんだからさぁ?」

魔梨威「ずーっと良い子でいろー」

木胡桃「ご褒美ちょうだいよっ」

魔梨威「え?なんだって?」

しえ

木胡桃「聞こえてるでしょ!この距離で聞こえないわけないでしょ?!」

魔梨威「常に良い子だったら褒美の一つくらい買ってやるけど短いだろ!良い子期間が!」

木胡桃「買って買って買って~!!林檎飴買ってー!」

魔梨威「飴ごときで地団駄踏むんじゃねーよ!」

木胡桃「隠し芸魅せるから買ってー!」タタッタタッカツッカツ

魔梨威「タップ踏んでも駄目!」

木胡桃「買ってくれぇ!林檎飴!綿あめ焼そばセットでね!」

魔梨威「韻踏んでも駄目だ!」

タップワロタ

木胡桃「じゃあ何を踏めばいいの!?」

魔梨威「どこに執着みせてんだよ!?」

木胡桃「買って買って買ってー!!!」

魔梨威「あんまりデカイ声出すなって。周りの人が注目してるだろっ」アタフタ

木胡桃「300円の林檎飴買ってー!たった300円の林檎飴買ってー!飲まず食わずの私に買って―!」

魔梨威「そういう言い方するなっ!ていうかお前さっき楽屋で煎餅齧りつつ茶飲んでただろうが!」

木胡桃「死ぬまでに一度でいいから・・・林檎飴食べてみたいよぉ」グスッ

魔梨威「余命いくばくもないなんてことないだろお前!急な病弱キャラやめろよっ」

子「ママーあの人達なんだか可哀想」

母「見ては駄目よ」

魔梨威「しゃあねぇな。一個だけだぞ?」

木胡桃「あざーす」

>木胡桃「あざーす」

脳内再生楽勝でワロタ

支援

魔梨威「礼雑だなっ」

木胡桃「あんまり手間かけさせないで下さいよ」

魔梨威「なんだと~」ゴゴゴゴ

木胡桃「甘くておいしい~っ」ニコニコ

魔梨威「私も大甘だよ・・・ったく」

木胡桃「少し小さくなってきちゃった。ん~っ!」スルっ

魔梨威「器用に箸から抜いたな」

木胡桃「おいひぃ」ペロペロ

魔梨威「おいキグ。うまいのは結構だがちゃんと前見て歩けよ」

木胡桃「~♪」

魔梨威「ほらっ!そこ!水たまりがあるぞっ」

木胡桃「ふぇ?っっ!?」

魔梨威「馬鹿!言わんこっちゃっない!」ポカリ

木胡桃「うえーん!」グスグス

魔梨威「ちょっと頭叩いたくらいで泣くんじゃねーよっ」

木胡桃「痛いから泣いてるんじゃないもんっ」

魔梨威「じゃあ何で泣いてるんだい?」

木胡桃「林檎飴落っことしちゃったぁ~」グス

魔梨威「なんだって!?大丈夫だキグ!三秒ルール三秒ルール・・・?あれ?落ちてないぞ?どこに落としたんだ?」

木胡桃「お腹の中に落っことしちゃったっ」ニコッ



覆面「初天神というお話でした」

初天神にしては魔梨威さんが報われてない感が

>>32
ここで終わる場合も多いので見逃して下さい

楽屋

魔梨威「zzzzzzzz」スピー

ガラ!

苦来「あら?まだマリーさん一人だけ?」

魔梨威「zzzzzzzzzz」

苦来「マリーさん熟睡ね」

魔梨威「うへへ。もう食べられないよぉ・・・zzzzz」ムニャムニャ

苦来「なんてベタすぎる寝言なのかしら・・・」

魔梨威「えへへへ」ニマニマ

苦来「笑ってる」

魔梨威「うぅ・・・」シクシク

苦来「泣き始めた」

なんなんだだ
しょ…初天神て

魔梨威「や、やめろぉ・・・お前の組織には・・・zzzzz」

苦来「急にストーリー性が出てきた」

魔梨威「地下・・・8階・・・裏の心臓部・・・zzzzz」

苦来「なんだかカッコイイ夢見てる」

魔梨威「通称・・・zzz」

苦来「通称?」

魔梨威「zzzzzz」グガー

苦来「あれ?続きは?通称何なの?」

魔梨威「お前・・秘密警察に・・・バラしたの・・・か?zzz」

苦来「何を!?」

魔梨威「やめろぉ・・・愚かな試みだ・・・博士は間違って・・・zzzz」

苦来「あぁ気になるっ!」

魔梨威「すべては・・・・・・の掌の上・・・だった・・・のか・・・zzzz」

苦来「誰!?誰の掌の上で踊らされてたの!?」

魔梨威「zzzzzz」クークー

苦来「あぁ終わっちゃった。ちょっとマリーさん、起きて」ガシガシ

魔梨威「ふわあぁっ。寝てたのか。おーすククル」

苦来「おはようマリーさん」

魔梨威「おう」

苦来「マリーさん?」

魔梨威「なんだ?」

苦来「凄い夢見てたようだけど」

魔梨威「夢?・・・見てたかな?」

苦来「えっ」

魔梨威「えっ?」

苦来「だから夢よ。壮大な夢見てたんでしょ?」

魔梨威「・・・・・・見てない」フルフル

苦来「そんなわけないじゃない。断片的に、そして肝心な部分が分からないように寝言言ってた」

魔梨威「つまんねーこと言うなよ。夢なんて見てねーよ」

苦来「見てた!」

魔梨威「何故お前が断言出来んだよ!?」

苦来「SF色の強い夢見てたでしょう!?」

魔梨威「知らねーよ!」

苦来「マリーさんの馬鹿っ」

魔梨威「なんだと!」

苦来「そうやって楽しい事一人占めしてっ!」

魔梨威「だから夢なんて見てねーって!」

苦来「魔梨威さんがそこまで意地悪するっていうなら」

魔梨威「なんだよ?」

苦来「舌噛み切って死んでやるぅ~っ」

魔梨威「そこまで!?そこまでするのかい!?ヒステリック起こさないでくれよっ」

苦来「死んでやるっ!マリーさんの目をガン見したまま死んでやるぅっ」

ガラ!!

手寅「おはよー。って何してるのよ!?」

ワロタ

苦来「マリーさんがっ、博士がっ、うぅ、裏社会と秘密警察がっ、うぅ~~っ!!!」グスグス

手寅「ごめんマリーさん。説明お願い」

魔梨威「くだらねーことだよ。ククルが私の夢の内容教えろってうるせーんだ」

手寅「その程度で喧嘩してたの?もう、教えてあげれば良いじゃない」

魔梨威「いや、夢見てたら教えてやるけどよ?夢見てないんだよ」

苦来「きっと魔梨威さんは組織に口止めされてるんだわ!そうよっ。そうに違いない」ガタガタ

手寅「大体事情は分かったわ。ククルちゃんは一旦病院行ってカウンセリング受けて来なさい。心を落ち着けてきて・・・ね?」

苦来「分かったぁ・・・」トボトボ

ガラ

魔梨威「サンキュ、手寅。助かったよ」

手寅「お礼なんていいって」

魔梨威「でもマジで助かったよ」フゥ

手寅「で、マリーさん、どんな夢見てたの?」

魔梨威「は?」

手寅「ククルちゃんには言えない夢だったんでしょ?」

魔梨威「いやいや、そもそも夢自体見てねーって!」

手寅「・・・・・・・またまたぁ」

魔梨威「本当に見てねーって!」

手寅「マリーさんのケチ」

魔梨威「ケチじゃねーよ!」

手寅「ご飯やお酒、お金ならともかく、自分の見た夢すら他人に分けてあげれないの!?」

支援

魔梨威「分ける元がねーよ!大体他人の夢の内容なんてどうでもいーだろ!」

手寅「どうでもいいなら教えなさいよ!」

魔梨威「だーかーらっ!見てねぇっつってんだろ!」

手寅「もしかして夢の中の登場人物に口止めでもされてるの?」

魔梨威「はぁ?」

手寅「ククルちゃんの話から察するに、マリーさんの脳内にチップが埋め込まれてる系の夢・・・情報漏洩が防がれてるのかしら?」

魔梨威「何納得してんだよ!?チップ!?何それ怖いっ」

手寅「怖がらせてごめんごめん。でも全ては夢の話なんだから怖がらずに話してよ?・・・ねっ?」

魔梨威「怖いよ!どんだけ興味あんだよぉっ」

手寅「教えなさいっ」

魔梨威「無理っ」

手寅「魔梨威さんのくせに、手ごわいっ」

魔梨威「失礼だなおい」

ガラ!!

丸京「おはよー。って珍しく手寅が荒れてるな」

木胡桃「もうなにやってるの!早く謝りなさい!マリーさんっ」

魔梨威「わたしゃ何にも悪いことしてねーよっ」

手寅「マリーさんが隠すんだもんっ!」

丸京「金かっ!」クワッ

魔梨威「丸京まで食い付いたっ!?」

手寅「お金じゃないの。夢なのーっ」

丸京「夢?」

―説明中―

木胡桃「なるほど!」

丸京「そんなことで揉めるなよ」

手寅「だってぇ・・・」

丸京「だってもなにもないだろ。それにお前そろそろ高座だぞ」

手寅「はーい」ショボン

木胡桃「それでどんな夢見たのマリーさん!」

魔梨威「早速だなっ。見てないの!」

木胡桃「嘘だ!」クワッ

魔梨威「嘘じゃねーよ!あぁもう面倒臭ぇっ。お菓子買ってやるからこの話は忘れろ!」

木胡桃「本当!?やったーっ」

魔梨威「500円やるから買って来い」

木胡桃「わーい!儲けたぁー」ピュー

ガラ!

丸京「お疲れの様子だな」

魔梨威「ホントだよ」グッタリ

丸京「さっきは手寅も騒いで悪かったな。お詫びもかねて今日は飲みに行かないか?」

魔梨威「飲みたいけど・・・金が」

丸京「所詮安い店だ。奢るぞ?」

シエンタ

飲み屋

丸京「たまには二人で飲むのも一興だろう?」

魔梨威「そうだな。んじゃ御馳走になるぞっ」

丸京「すいませーん。生ビール二つ。つまみはどうする?」

魔梨威「つまみも良いのかい??」

丸京「あぁ。安い店なんだから遠慮すんなよ」

魔梨威「借りが出来ちゃったな。今度丸京が金困ったら食わしてやるよ」ニヒヒ

丸京「いいっていいって」

魔梨威「そうかい?」

丸京「あぁ。すいませーん。軟骨唐揚げと刺身五点盛とサラダと・・・」

魔梨威「玉子焼き!」

魔梨威「~~っ!!ぱぁ~っ!」プハー

丸京「いつからだろうなぁ。ビールが美味く感じ出したのって」

魔梨威「さぁな。気づいたら普通に飲んでた気がするよ」

丸京「思い出せないことって多いよな」

魔梨威「そうだなー」

丸京「すいませーん。八海山下さーい。冷で。あと芋焼酎とかもテキトーに」

魔梨威「疲れてるからかな?今日は酔いが早い・・・かも///」

丸京「まぁドンドン飲んどこうよ」

魔梨威「うえっへっへ。すすめられたらいくらでも飲むよ」

丸京「グイーッと」

魔梨威「美味いねぇっ。酒は素晴らしい。優しくなれる気がする。」

丸京「そうかいそうかい。すいませーん!赤ワインと白ワイン下さい。あっ、両方ともこっちの人です」

魔梨威「あぁそうだ、思い出した」

丸京「っ」ピクッ

魔梨威「喉だっ」

丸京「喉?」

魔梨威「喉で飲むようになってからビール、美味くなったような気がする。」

丸京「そっちか」チッ

支援

普通に酒飲んでるけど
1話で学校の制服着てたような気がするけど気のせいかな…

魔梨威「??」

丸京「今日はマリーさん楽屋入り早かったな」

魔梨威「あ、うん。目覚ましい時計セットする時間間違えてさぁ。早く起きちまって」

丸京「二度寝すると起きれないもんな」

魔梨威「結局楽屋で二度寝したけどなー」アハハ

丸京「そういえばそうだったな。あはは。そういえば」

魔梨威「畳みの上だったから背中が痛いよ」

丸京「そりゃそうだろう。あ、マリーさん知ってるか?」

魔梨威「何をー?」

>>55
キグ以外はみんな成人だよ
ちなみにマリーさんが一番年上

丸京「二度寝の時の夢って変わった夢が多いらしい」

魔梨威「へぇー・・・・・・・・・」

丸京「・・・・・・・・・」

魔梨威「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

丸京「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マリーさ」

魔梨威「見てないよ!」クワッ

丸京「まだ言ってないだろっ」

魔梨威「分かるよ!言わなくても分かるよっ」

丸京「教えろよ!同じ二つ目同士じゃないか!様々なものを共有して芸を磨いて行こう!」

魔梨威「本音は?」

丸京「あの三人に売ろうと思ってる」

魔梨威「最低だな!」

丸京「最低だと!?夢を売って何が悪い!夢を一人頭3万で売ろうとして何が悪い!」

魔梨威「ロマンのありそうな言い方すんな!たけーよ!あいつらそんなに好奇心多盛なの!?」

丸京「たらふく食って飲んだろ!?話せよ!」

魔梨威「きったねー!結局金儲けのために飲みに誘ったな!?」

丸京「もう7000円も飲み食いしてるんだぞ!?もう引き返せ、ぬ!」

魔梨威「返せるよ!Uターン出来るよ!金なら今度返すよ!」

丸京「それじゃノーリターンじゃないかー!」

魔梨威「こんの強欲眼鏡!ぶっ飛ばしてやる」ブン!

丸京「甘いわ!」ドスン

魔梨威「はぅーっ」ヒューン


丸京のジョルドのライトクロスカウンターパンチによって魔梨威の体は宙に舞った

魔梨威「・・・・・・・はっ!?ここは何処だ?神社?」

ウザンヌ「気が付いたかな―?」

魔梨威「お前は・・・ウザンヌ!?」

ウザンヌ「ノンノン」チッチッチ

魔梨威「どう見てもウザンヌじゃないか!」

ウザンヌ「良く見ってっよ?私のプリチーフェイスをもぉっとよく見てよん?」

魔梨威「うぜぇ。・・・ん?鼻が長いな」

ウザンヌ「大正解ー!おめでとぅ!商品は~っ無し!なんちってー」テヘ

魔梨威「うぜぇ。何なんだよウザンヌ?」

ウザンヌ「ウザンヌじゃなくてウザ天狗」

魔梨威「ウザ天狗?」

出やがった

ウザンヌ「そうそうイエスイエスイエース」

魔梨威「分かった分かった。早く説明しておくれよ」

ウザンヌ「ここは東京都世田谷区にある宇山(うざん)稲荷神社!宇山のウザテングでやんす!」

魔梨威「うぜぇ」

ウザンヌ「あんたは夢の内容を問い詰められて眼鏡に殴られてここに飛ばされてきたんよ」

魔梨威「んよ。じゃねーよ。あいつのパンチ力どうなってんだ」

ウザンヌ「殴られても、酒を飲まされても口を割らなかった!あっぱれ!褒めてつかわす」

魔梨威「あぁそうかい」

ウザンヌ「自分の夢は自分の胸に留める。うんうんうんうん。大変結構」

魔梨威「おう」

ウザンヌ「聞きたいなんて皆さんいやしい根性ですよホント」

魔梨威「そうだな」

ウザンヌ「はじめメンヘラ女が聞きたがり、地味女が聞きたがり、腹黒チビ女が聞きたがり、暴力眼鏡は策をめぐらしてまで聞きたがった夢の話・・・・・・・ウザテングは聞きたくない!」

魔梨威「・・・・・・・」

ウザンヌ「聞きたくない!聞きたくないけども・・・っ!どうしてもって言うなら、聞いてあげないこともないよ???」

魔梨威「お前もかぁー!」

ウザンヌ「ほらほらほらほら!テングのおねえさんに話してごらん?ねぇねぇ?」

魔梨威「うぜぇーーーーーーーー!!!!!!」



魔梨威「・・・天狗が・・・世田谷の・・・天狗が・・・うざすぎ・・・zzzzzz」グーグー

苦来「マリーさん起きてっ」

魔梨威「ふわあぁっ。寝てたのか。おーすククル」

苦来「ねぇマリーさん?・・・・・・・どんな夢見てたの?」


覆面「天狗裁きというお噺でした」

面白いよ

無限ループって怖くね?

落語ってナンセンスな話が多いよね



くぅーw
疲れました

本当の本当に終わり

もっとネタぶち込んで欲しかった

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