愛衣「愛衣ちゃん大勝利ぃぃぃぃ♪」鋭太「おい」(314)

真涼「今度の土曜日は遊井くんとですか…」

鋭太「ああ。たまには男友達と遊びたいからな」

真涼「遊園地ですか…」

鋭太「ああ。カオルがどうしても行きたいって言ってて」

真涼「私とは行ったことがないくせに…」

鋭太「そういうと思ったよ。お詫びに…ほらこれ」

真涼「チラシ?何かしら?」

鋭太「ほら、駅前のショッピングモールがあるだろ?あそこに新しく飯食うところがオープンするんだ。ここを奢ってやるよ」

真涼「…チャラチャラした…恋愛脳共が喜びそうなカフェね」

鋭太「そういうなって。ほらこのパスタとか美味しそうだろ?」

真涼「私、食事って言う行為は好きじゃないの。正直空腹さえ満たせれば何でもいいわ」

鋭太「そういえば、前にも言ってたな…仕方ない、別の何かを考えるよ」

真涼「え?」

鋭太「ん?」

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真涼「べ、べつに行かないとは言ってないわ」

鋭太「え?でも行きたくないんだろ?」

真涼「そうね。正直死にたくなるくらい行きたくないわね」

鋭太「だったら、無理しなくてもいいんだぜ」

真涼「で、でもたまには雰囲気の良い別のカフェもいいかな~って思わなくもないわけよ」

鋭太「…まさか…お前…俺と行きたいの?」



真涼「そんなわけないでしょ?そもそも誘ったのはあなたなのに」

鋭太「だ、だよな」


真涼「もうちょっと弄ってくれてもよかったのに…」ボソッ

鋭太「え?なに?」

田村ゆかり
33+4

http://uploda.cc/img/img514d9e8c7638d.jpg

>>13
お外走ってくる

真涼「では、週末の土曜日の夜でいいかしら?待ち合わせ場所は後日でいいわね」

鋭太「って、遊園地の日の夜に行くのかよ」

真涼「ええ。あなたが遊井クンと一夜をともにする可能性も考えられるから」

鋭太「ねーよ!!!」

>>17
はい?

>>21

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■遊園地当日

鋭太「カオル遅いな…って…なっ!?」



愛衣「ハァハァ…タッくん、ごめんね。遅れちゃって…その待った?」

鋭太「どうしてあーちゃんが?」

愛衣「もうタッくんたら。そこは『俺も今来たところだぜ』でしょ?」

鋭太「だから、どうしてあーちゃんが?」

愛衣「え?カオルから聞いてないの?」

>>25
やっふーーーーい

愛衣「カオルは風邪をひいていけなくなったって電話があったの」

鋭太「カオルが?昨日は元気だったのに…」

愛衣「今朝、電話があったの。まったく誘ってくれるならせめて前日がよかったわ」

鋭太「今朝!?準備大変だったろ?」

愛衣「うん。だから遅刻しちゃった。ごめんね」


鋭太「俺はいいけど…カオルのやつ、大丈夫かな。見舞いに行くべきか?」

愛衣「カオルから伝言があるんだけど」

カオル『僕の事なんて気にせずに、絶対に遊園地で楽しんできてね』

愛衣「だって。下手にお見舞いに行くと、カオルが気を使うかも」

鋭太「…そうだな。じゃあ中止にするか」

愛衣「え?」

鋭太「バレたら俺が真涼に殺されるしな」

愛衣「でも、それだとカオルが…」

鋭太「カオルには行ったって言っとけばいいだろう。それより勉強しようぜ」

愛衣「でも愛衣ちゃんせっかく楽しみにしてきたのに!タッくんの初デートだあ♪って!」

鋭太「デートなんてする気ねーよ」

>>42
タッくんの初デートだあ♪ → タッくんと初デートだあ♪

 

ピロリン♪


鋭太「え?写メ?」

愛衣「タッくんがデートしてくれないなら、今からこの写メを夏川さんと千和に送っちゃうかも…」

愛衣「今からタッくんとデートって件名で…」

鋭太「やめてくれ!それは危険だ!」

愛衣「じゃあ…してくれる?」

鋭太「わかったわかった。そこのファミレスでデートしながら勉強しようぜ」

愛衣「えーと、『タッくんと遊園地デート楽しみだな~』…あとは送信を押して…」めるめる

鋭太「ごめんなさい!行きます!うわぁ~。ボク遊園地楽しみだな~」

愛衣「えへへ~。タッくんと遊園地嬉しいな~」

鋭太「…はぁ~」

あーちゃんと結婚したい

 
ガタンゴトンガタンゴトン



愛衣「ねえ?ねえ?今日の私、おかしくない?あまり時間掛けられなくて」

鋭太(恋愛脳で言うと、服装がどうのこうのってやつだろうな…)


鋭太(…腰にベルト巻いてるワンピか…こいつスタイルいいせいか…似合ってるな)

鋭太(あと春色…桜色の薄いカーディガンって言うのか?それを着てる)


鋭太「ま、まあ。似合ってるんじゃねーの?」


ギュウウウ


愛衣「えへへ~。タッくんたいちゅきー」

鋭太「おいっ抱きつくな!」

愛衣「だって、顔を赤くしてそっぽを向くタッくんが可愛いんだもん」

鋭太「ちぇっ」

たいちゅきーなんて言われてみたいな

愛衣「それに今日だけは…今日だけはタッくんは私の彼氏なんだもん!」

鋭太「はいはい。今日だけな」

愛衣「えへへ~」スリスリ



鋭太(電車の中だから周りの視線が痛い…)

鋭太(まあ、真涼で慣れたけどね。視線なんて)

原作でも愛衣ちゃん大勝利?
大勝利なら買おうかな

 
……………………………………………………………………………

真涼「さて、今日は鋭太が遊井くんと遊園地に行く日ね」

真涼「実を言うと、私もたまたま、とてもたまたま、遊園地に恋愛脳狩りに行こうと思っていた日でもあるわ」

真涼「だから、偶然鋭太と会っても仕方ないわね。たまたま行くだし」

真涼「それに鋭太の為にお弁当もお用意したわ」

真涼「今度はお惣菜物を詰めたから、大丈夫なはず」


真涼「…」

真涼「これはあくまで、私達が恋人同士を演じるための物!」

真涼「ラブラブっぷりを遊井くんに見せつけてやれば…」

真涼「学校で噂になり、鋭太に近寄る新しい虫は完全にいなくなるはず!」





真涼「鋭太、お弁当喜んでくれるかしら…」

37は嘘だろwww

33+4……

キャーキャーガヤガヤ


真涼「これだから恋愛脳共が…」イラッ

真涼「私だって鋭太がいれば…」イライラ




真涼「それにしても広いし人が多いわね…鋭太見つかるかしら」

>>64
真涼「だから、偶然鋭太と会っても仕方ないわね。たまたま行くだし」
↓↓↓
真涼「だから、偶然鋭太と会っても仕方ないわね。たまたま行くだけだし」

37・・・嘘じゃなかった・・・

 
……………………………………………………………………………



愛衣「タッくんタッくん!どれにする?どれにしよっか?」

鋭太「俺修羅ランドか…改めて聞くとすげー名前だよな」

愛衣「手始めに『俺の立ち乗りジェットコースターと、座り乗りコースターが修羅場すぎる』に乗らない?」

鋭太「さ、最初はコーヒーカップとかどうだ?」

鋭太「ほ、ほら『俺の高速コーヒーカップと、低速コーヒーカップが修羅場すぎる』とか」

愛衣「あー…もしかして、タッくんってジェットコースターとかダメな人なの?」

鋭太「そっそそそそんな事ないぞ!全然楽勝さ!怖くなんかないぞ!」

愛衣「じゃあ、ジェットコースター制覇するわよ!タッくんと一緒にね♪」

鋭太「ハハハハハハハハハハハ。ラクショウだぜ」

 
……………………………………………………………………………




鋭太「何で立って乗るんだよ。危ない危ない危ないだろ」

愛衣「大丈夫よ。さっきの人たちも楽しそうだったでしょ?」

鋭太「ぐっ!これだから恋愛脳は!」

愛衣「…それは関係ないでしょ?」

鋭太「落ちたらあそこに捕まる。落ちたらあそこに捕まる」ブツブツ

愛衣「大丈夫よ。あと、途中の中継地点で、座り乗りのコースターに乗り換えになるらしいわ」

鋭太「座ってもヤバイ。立つのはもっとヤバイ」ブツブツ


ギュウウウ


鋭太「え?」

愛衣「タッくんたら怖がりさんなんだから…仕方ないから手を繋いであげるね」

愛衣「どう?少しは怖くなくなった?」

鋭太「怖くなんかねーけど…ありがとうな」

愛衣「ふふん。彼氏がこれだと先が思いやられるわ」

鋭太「うるせえ。今日だけ限定のくせに」


愛衣「あっ、動き出したわ」



鋭太「ギャーーーーーー死ぬーーーーー」

愛衣「キャーーーーーー♪」

 
……………………………………………………………………………


愛衣「これでジェットコースター全部制覇ね♪」

鋭太「鬼!この鬼女!てめーなんか人間じゃねーよ」


愛衣「もう!そんなことじゃあ将来子供に『お父さん、ジェットコースター乗れないの?』ってバカにされるよ?」

鋭太「うっせえ!将来、遊園地なんて来てやるか!」

愛衣「でも、私は遊園地好きだしな~」

鋭太「なんで俺とあーちゃんの子供的な話になってるの!?」

愛衣「ところで、そろそろランチにしない?」

鋭太「俺の話を聞いてくれよ…あーちゃん」

愛衣「えーと、『俺のラーメンとメガネが修羅場すぎる』と『アメリカン食堂 本場アメリカン』とか…ほかにもいろいろあるわね」

鋭太「何か長い名前が多いな」

まだだ
まだ他の奴らは来ちゃいけない

 
……………………………………………………………………………



モグモグ


鋭太「千和じゃないけどさ、やっぱりこういう所では肉だよな」

愛衣「私はパスタね。あまり期待してなかったけど美味しいわ」


鋭太(あーちゃん…食べ方も綺麗だよな。女子力が高いって言うの?)

鋭太(他のメンバーだったら…)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

千和『にっくーにっくっー♪』

鋭太『おい、静かに綺麗に食えよ』

あーちゃん理想の子すぎる

姫香『これは邪竜族(ワイバーン)の肉…これをエイタが食する事により、エイタの竜闘気(ドラゴニックオーラ)がさらに高まる』

鋭太『邪竜族(ワイバーン)の肉って…食欲なくすような事はやめてくれ』


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

真涼『あそこの恋愛脳カップルに、ちょっと水を掛けてくるわね』

鋭太『いってらっしゃい…とでも言うと思ったかゴラアアアアアアア!』


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


鋭太(へへ。どうせこんな感じで落ちつかないんだろうな)

愛衣「タッくん?何笑ってるの?まさか他の女の事を考えてるんじゃ…」

鋭太「違うって、あーちゃんと一緒だと落ちつくなって」

愛衣「わ、私の事を考えてニヤニヤしてたの!?」

鋭太「ち、違うぞ!違わないけど違うぞ!」

絢辻おばさんもいるだろ(激怒)

>>100
字を間違えるな。

あと、肩幅と言えば富山の狂犬だろう。ほかにも当たり役は多い。このアニメはそうでもないけど。

>>105
合ってるよ(憤慨)

愛衣「じ、じぇっとこーすたー」

鋭太「はぁ!?」

愛衣「愛衣ちゃんジェットコースターたくさん乗ってくるーーーーー!」

ガシッ


鋭太「ダメだ!落ちつけあーちゃん。たくさん乗っただろッ!」

愛衣「そんなあ!じゃあなにに乗ればいいの!?」

鋭太「とりあえず、飯な!飯!まだ食べ終わってないだろ?」

愛衣「う、うん」

愛衣「ねえ?」

鋭太「ん?なに?」


愛衣「はい、あーん」

鋭太「なっ!」

愛衣「もうタッくんたら照れ屋さんなんだからっ♪」

鋭太「お、俺はしないぞ!」

愛衣「じゃあ、ずっとここにいる?タッくんがしてくれるまで私帰らないから」

鋭太「ぐ、ぐぅ…」

鋭太「わかったよ」

愛衣「はい、あーん」

パクッ

鋭太「…」もぐもぐ

愛衣「どう?美味しい?」


鋭太「ああ!すげーうまい!ここ美味しいな!」

愛衣「私の愛も詰まってるのよ?」

鋭太「はいはい。そうですか」

愛衣「うふふふふ♪」

なごむわ

愛衣「次はお化け屋敷に行くわよ」

鋭太「やだ。お前抱きつく気だろ?」

愛衣「む~っ。いいもん!だったら今抱きつくもん!」


ダキッ


鋭太「おい。コラ!」

愛衣「えへへ~。この胸板が将来、愛衣ちゃんの物に…えへえへ」

鋭太「あっ、石毛先輩。こんにちは」

愛衣「季堂くん!遊園地だからって、はしゃぎすぎたらダメよ!私達はまだ高校生なんだからねっ!」

愛衣「って、石毛先輩いらしたんですね!こんにち…あれ?…いない?」

鋭太「嘘だよウソ。ほら次に行こうぜ」

愛衣「もうっ。タッくんたらっ」



鋭太(ヤバイ…いつものあーちゃんも可愛いけど、今日のあーちゃんはさらに可愛すぎる)

■夕方

鋭太「今日は遊んだ遊んだ。楽しかったな」

愛衣「ええ。そうね」

鋭太「おっ、ここは夕日を見る場所なんだって。へぇ~、結構きれいなもんだな」

愛衣「そうね…」


鋭太「どうかしたのか?さっきから元気ないみたいだけど」

愛衣「…その、そのね…タッくん。お願いがあるの」

夕方まで無事すんでよかった(´ι_` )
原作最後はルート別に1巻ずつ出して欲しいな

鋭太「はぁ~」

愛衣「な、なによ!その反応」

鋭太「まったくこっちはカオルの病気がうつったのかな?って心配してたんだぞ」

鋭太「言ってみろよ。今日限定の彼氏だし、聞いてやるよ」

愛衣「ありがとうタッくん…そのね」

鋭太「うん」



愛衣「キスして…ほしい、かなって」

鋭太「ハァ?」

愛衣「その…出来れば高校三年間我慢する思い出が欲しいかなって」

愛衣「無理だってわかってるんだけどね…でもね」

愛衣「十年間我慢してきた分の…これからも我慢できる思い出が欲しいの!!」



鋭太「あーちゃん。ごめん。それはできない」

愛衣「そっかー。そうよね。えへへ。わかってたんだけどなー」


鋭太「俺には夏川真涼って彼女がいるから」

鋭太「俺はあいつを裏切る事なんてできない」

愛衣「うん。タッくんにはあの女が…」


鋭太「あいつは超迷惑毒舌クソ女だけど、結構いいところもあってさ…」

愛衣「へぇ…」

鋭太「例えば---------------」

山本「ンーッ」

くっそ

鋭太「って感じなんだよ。へへっ」

愛衣「…ふぅん」

愛衣「タッくんってさ、幼稚園では私に夢中で。小学生では大人のお姉さんに夢中で。中学ではアニメ・漫画。高校では勉強に夢中なんだね」

鋭太「おい、幼稚園と小学校は捏造だろう」

愛衣「だって、千和が言ってたよ?」

鋭太「違う!断じて違う!」

愛衣「わかったわ。次は愛衣ちゃんに夢中にさせてあげるんだからね」

鋭太「わかってねーよ。…って、え?」

愛衣「ふふん。絶対にもっともっといい女になって、愛衣ちゃんを振り向かずには入られないようにしてあげるんだから!」

鋭太「はいはい。頑張ってね。あーちゃん」


愛衣「うん♪」


鋭太(もう十分いい女だと思うけど)

正直原作は愛衣ちゃん大勝利の可能性が一番低そうで困る

>>150
でも何らかの形で救いが必要だよな
勝利できなかったヒロいんたちの

愛衣「じゃあ、帰ろうか」

鋭太「ああ。だけどちょっとその前に」



チュッ


愛衣「ふぇっ//」

鋭太「ほら…思い出…ほっぺで悪いけど……俺には彼女もいるし」


愛衣「…」プルプル

鋭太「あ、あーちゃん?」

愛衣「やぁぁぁぁんもぉぉぉぉ最っっ高っっっ♪」

愛衣「愛衣ちゃん大勝利ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

             /    /                \
             .′ ,         ,
               /   , / , /      、        ',
               .′__彡   イ ,′′    ',   ',     、 i
             ,     `T抓 : .:_.:厶 ″    i ┼=ミ  .: ‘, |_
.            /   .   : |l:イ.:∨⌒|i     ;i| |i } }i;. .:   | |┐
             ′  i  : : l .:{∨{  |l    ノリ_,ハノ∨ハ: .: }: | ||
            ,     i|   .: !:{ {   └─‐ ´ ´ xァ宀ミ }: .:}: レ゙ ;
         ′    i|  .: .: Y xァ宀ミ            ,ノ.: .:,:厶イ
          , ;    :八{  .: .: {             ´ ´}__, イ_儿}|i
       , /}  . :′ \_____{ ´ ´    ′       ,__,ノー'ー八
.       / , ,′ . :,: .: .: .: .:| ーヘ.     r   ┐     八.:んハJ:  ,
      / / /  : : ′ .: .: .: |  .: .:丶.     `   ´   . 公イ んハJ:  ′
.     .′ ′ : : .: .: .: .: .: :i|  .: .: .: .:>: .,_       イ : |「 .: んハJ.:   ,
       ′  : : .: .: .: .: .: : i|   .: .: .: .: .: }Ξ≧ー   { : :| : .: んハJ.:   ′
     i i ¦ : : ,′ : .: .: .: i:|   .: i: .: /}ニ       {\| : .: んハJ.:   }
      | | | : :{: .; .: .: .: 斗|    .:|千 ∧         厂 | : .: |__ .: .:   ノ
    i| !! : : V: .: /  从    :| 「   ヘ.       '  , : :  厂 三≧く
.    八 ‘. ‘. : : \;′   }ハ   v「     、_/  /: :  / ー┐ 川ハ
      丶\ 、: :丶{       }ハ   \      /    /: :  /   八____人_j

fin

 


ブンブンブン


鋭太「あーちゃん、手が痛い!振り回さないでくれ!」

愛衣「愛衣ちゃんおそといっぱい!はしってくるううう!!」

鋭太「あーちゃん!?」


バタン


鋭太「あーちゃんが転んだ!?大丈夫か!?」

愛衣「タッくん~タッくん~だいちゅき~~~えへへ~~~//」

鋭太「目まわしてやがる…」

 
…………………………………………………………………………………

愛衣「ハッ!」

鋭太「大丈夫か?」

愛衣「きゃぁ!?何で!私が!タッくんの膝枕ーーーー!?」

ガバッ

鋭太「あーちゃんが意識をなくしてたから」

愛衣「ああああああぅぅぅぅぅ//」

愛衣「おそともっとたくさん!はしってくるーーーー!!」


ガシッ


鋭太「ダメだ」

愛衣「ふぇっ。今度は手…タッくんから手を握ってくれた//」

鋭太「ほら。もう帰るぞ…それに」



鋭太「今日だけの限定彼氏だろ?今日ぐらいは言うこと聞いてくれよ」

>>1とあーちゃんに会えてよかった

まくずはかわいい

 
…………………………………………………………………………………


愛衣「えへへ~」

鋭太「こらっ、引っ付くなって。歩きにくいだろ」

鋭太「それにもう電車降りたんだから、誰かに見られたらまずいだろ」

愛衣「だって、今日限定の彼女なんだもん♪」

鋭太「だからと言ってもな」

37歳は?

眠いけど寝れんな

愛衣「だって~。タッくんがだいちゅきなんだもん。仕方ないもん」

鋭太(あー、なんでこいつはいちいち可愛いんだよ。まったく」

愛衣「…え?タッくんが可愛いって?」

鋭太「しまった!思ってた事を口に出して…違うぞ!違うんだぞ!愛衣ちゃん!」


愛衣「わぁぁぁあああああああん//」プシュー

鋭太「あーちゃん!?あーちゃん!?」

鋭太「気絶してるのか!?」



真涼「お楽しみのようですね?鋭太くん?」

鋭太「…ぇ」

うっほ

>>真涼「お楽しみのようですね?鋭太くん?」
思わず「あっ」って言ってしまったw

真涼「まったく、嫌な予感がしてみたから来てみれば」

鋭太「その…あのだな…違うんだ…聞いてくれ!」

真涼「はい。私は聞きわけが良い彼女ですから聞いてあげます。そこの失神している今日限定彼女さんと違ってね」

鋭太(こ、怖ええええええ!なんて言い訳をする?なんて言い訳をする?どんな言い訳をする?)

鋭太(いや、ダメだ。本当のことを言わないと、俺が嫌いな恋愛映画の修羅場シーンと同じになっちまう)

鋭太「悪かった!そのカオルが今日風邪をひいて、それで代わりに冬海が来て。それでそのあとせっかくだから二人で行くことになって!」

真涼「わかりました。許します」

鋭太「それで、その…って、はあ?」

真涼「許すと言ったのよ。鋭太」

鋭太「ほ、ほんとうか?」

真涼「まったく土下座までして、そんなに私のパンツが見たいのかしら?」

鋭太「…なに!?」

真涼「彼女に謝ってる最中に欲情したわね…この性欲の固まりの恋愛アンチ童貞」

鋭太「おい!それはないだろ!それにロングスカートだから、ぎりぎり太ももまでしか見えねーよ!」

真涼「だったら、土下座したまま見上げてないで、さっさと立ちあがりなさい」

鋭太「……………………………………そうだな」

真涼「十分堪能できたかしら?」

鋭太「うっせえ」

鋭太「…許してくれてありがとうな」

真涼「ええ。今日は色々あって機嫌がいいの」

鋭太「お前が珍しいな。何かあったのか?」

真涼「あら?気になるのかしら?」

鋭太「いや、別にいいや」



愛衣「…あれ?な…なつかわさん?」

真涼「あら?目が覚めましたか?泥棒ネコ…いえ、今さっきまでの限定された彼女さん?」

愛衣「何よ!ちょっとぐらい貰ってもいいじゃない!」

真涼「ちょっともそっともあげません。鋭太くんは私のものなんですから。ええ彼女の私のものなのよ」

鋭太「二人とも…ケンカは勘弁してくれ」



千和「あー。えーくんと愛衣発見!って夏川までいる!」

姫香「エイタたち楽しそう」

鋭太「げっ!」

千和「えーくん!どういうこと!?『季堂くんが三組の冬海さんと遊園地でデートしてたよ』ってメールが来たんだけど!」

鋭太「誰か知り合いがいたのか…」

姫香「マスター裏切ったの?」

愛衣「うっ」

千和「愛衣にはミッシェルがいるじゃん!浮気?浮気なの!?」

姫香「マスターが浮気…そんなぁ…」

鋭太「い、いや。それはだな…」

愛衣「あ、あのね」

いらない子は俺がもらってやるよ

真涼「今日は私と鋭太くん、冬海さんとミッシェルでWデートをしていたんです」

鋭太「え?」
千和「え?」
姫香「え?」
愛衣「なっ」

真涼「ただし、ミッシェルは風邪をひいて参加できませんでしたけどね」

真涼「春咲さんにメールした人は、たまたま私が席を外している所を目撃したんじゃないかしら?」

千和「そうだったんだ…ごめんね愛衣」

姫香「疑ってごめんなさい。許してマスター」

愛衣「う、ううん。いいのいいの」

チワワと姫かえれ!

鋭太「真涼…お前…ありがとうな」ボソッ

真涼「いいえ、これでも超迷惑毒舌クソ女ですから。ああついでに『結構いいところもある』だったかしら?」

鋭太「…え?」

真涼「まったく5分ぐらい私の話をして…冬海さんドン引きだったわよ」

鋭太「も、もももしかして、お前!あの時いたの!?」

真涼「さあ?」

姫香「二人で内緒話?」

千和「ちょっと!えーくん!あたしと遊園地に行こうよ!」

千和「夏川と愛衣だけってずるい!」

鋭太「あーもう!わかったわかった。今度はみんなで行こうな」

千和「いやっ!今度はあたしがえーくんと二人っきりでデートするの!」

真涼「いいえ。今度は私と鋭太くんの二人っきりです。誰にも邪魔をさせません」

姫香「マナも呼びたい。マナと3人でデートしたい」

愛衣「ちょっと!季堂くんは夏川さんの彼氏なんだからね。また私とWデートが一番よ!」



鋭太(俺は静かに勉強したいだけなのに…)


鋭太「俺の彼女と幼なじみと元カノと婚約者が修羅場すぎる!!」



       終わり






おまけ準備中

■おまけ

真涼(今日の私はおかしいわ…)

真涼(鋭太は偽彼氏(フェイク)のはずなのに)

真涼(冬海さんと二人っきりの時は殺してやりたくなるほどに憎んでいたはず…)


真涼(でも、冬海さんがキスを要求したのに、鋭太が私の話をしてくれた時は…)

真涼(すべて許せる気持ちになってしまった)

真涼(…はぁ)



真涼(そういえば、お弁当…食べられなかったわね…)

真涼(せっかく鋭太の為に用意したのに…)

>>268 訂正
真涼(冬海さんと二人っきりの時は殺してやりたくなるほどに憎んでいたはず…)

真涼(冬海さんと二人っきりの時は殺してやりたくなるほどに憎んでいた…)


訂正多くてすまん

鋭太「なあ、その手に持ってるのって…弁当?」

真涼「ははあ。匂いで感知したのかしら?まるでメスに盛ってるハイエナのようね」

鋭太「バスケット持ってれば弁当だと思うだろうが!あと盛ってるは関係ねーし!」


真涼「その通り、お弁当よ。……鋭太と一緒に食べようと思って用意してきたの」

鋭太「じゃあ、今晩はそれ食べないか?」

真涼「え?」

鋭太「実は腹ぺこぺこでさ。カフェに行くのは、また今度ってことで…な?」

真涼「ふぅ~ん。そう。ええ。なるほど。わかりきったことだったけど」

真涼「鋭太は外食より私のお弁当がいいって事なのね?」



鋭太「…べつに」

真涼「ねえ、私の顔を見て答えて」

鋭太「はいはい。真涼さんのお弁当が食べたかっただけです」

真涼「ねえ。私の瞳を見て…答えて」

鋭太「ぐっ……あーもうわかったよ!彼氏として彼女のお弁当が食べたいだけです!」

真涼「まずかったとしても?」

鋭太「大丈夫だ!腹ぺこぺこだし。どんなものでも食べられるぜ!」

真涼「意識を失うとしても?」

鋭太「意識を失うの前提かよ!?」


真涼「ふふふ。冗談よ。お惣菜を詰めたから。鋭太の事を想ってね」

鋭太「ちぇっ、最後の一言は余計だっつの」

真涼「うふふ♪」

真涼「鋭太?」

鋭太「何だよ?」

真涼「好きよ」

鋭太「なっ//」


真涼「うそよ」

鋭太「なんだよ」

真涼「本当は大好きなの」

鋭太「はぁっ!?」


真涼「これも、うそ」

鋭太「なんだよ。おい」

真涼「本当は愛してるわ」

鋭太「ぐっ//」

真涼「ねえ。鋭太は私の事、好き?」

鋭太「…」

鋭太「ああ。俺もお前の事が好きだよ。大好きだ」

真涼「っ//」ボンッ

鋭太「おい!顔真っ赤にするくらいならこんな事させるなよ!!」

真涼「…」

真涼「ねえ、鋭太…私不覚だけど…ちょっとだけ、ちょっとだけ…こんな時間が…」

鋭太「ん?」

千和「二人で何を話してるの?あっお弁当だっ!」

真涼「これは私と鋭太くんの分だけです!どっかのチワワさんにあげる分はありません」

鋭太「はいはい。千和の分は俺が後で用意してやるからな」

千和「やったー。えーくん愛してるっ♪」ギュウウウ

鋭太「おい、抱きつくな」

真涼「鋭太くん…なんで顔がちょっとだけ嬉しそうなのかしら?彼女の前で!彼女の前で!彼女の前で!!!」

鋭太「そ、そんな事はないぞ!」

千和「へへーん。えーくんもようやくあたしの魅力に気付いたのかな?」

 



真涼(………ねえ、鋭太)

真涼(私、ちょっとだけこんな時間が続いて欲しいと感じてしまったの)

真涼(ほんとうにちょっとだけ…よ)



       本当に終わり

これで終わりになります。
こんな時間まで読んでくれてありがとうございました。
また、今晩機会があったらよろしくお願いします!

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