千秋「ハルカ姉さま。あいつです。あの大男こそ、カレーの妖精です」(200)

スーパー

千秋(今日は好きなものを買ってきてもいいと言われたが……。何にしようか……。やっぱり、肉かな)

保坂「ふむ。時期は違うが、トマトも悪くない」

千秋「おぉ。カレーの妖精」

保坂「そうだ。今日は鶏肉が買得だった。よし。ならば、導き出せる解答は一つしかあるまい」

千秋「なんだ?」

保坂「トマトと鶏肉の煮込み。煮込むだけの料理故に単純であり、奥深いわけだ」

千秋「……」

保坂「じっくり煮込むことで、肉もトマトもとろけるほどに柔らかくなり、味も染みこんでいく。出来上がったそれを口に入れると、噛む作業は必要とせず、味覚に幸福を残し体を温める」

千秋「うむ」

保坂「そう。トマトには人の心を蕩けさせ、温める作用もあるわけだ。それは優しさといえよう。……トマト、頂こう」

千秋「優しさか……。トマト、頂こう。鶏肉はどこだろう?」

はよ

まとめに載ったら読む

ヒトミはまだか

少し期待

どうでも良いけどトマト食うと体温下がるよね

冬樹

カレーといったらこれ思い出した
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19870791

なんでニコニコなんだよ

待っとるで

別の日

内田「るんたったーるんたったー」

内田「おー。お菓子が安い。買っちゃおうかなぁー。ひとつならお母さんもいいって言ってたしなぁ」

保坂「豆腐だな」

内田「え?」

保坂「豆腐は万能食材だ。どんな場所にも馴染むことができる。しかし、決して自分の役割を忘れるわけではない」

内田「……」

保坂「栄養価もある。何をしても豆腐は優れた食材だ」

内田「そうなんですか。でも、豆腐だけじゃ……」

保坂「そう。豆腐ハンバーグもいい。そうすることで食事を彩る主役にもなれるわけだ。大根おろしも必要だろう」

保坂「和食にして洋食。そして低カロリーであり、そのボリュームは追随を許さない。豆腐、頂こう」

内田「……私も豆腐にしよっと。大根おろしはどこにあるのかなぁ?」

妖精保坂つぇえww

別の日

吉野「えーと……牛乳と……あとは……」

保坂「オレの愛はどこにあるのか!! この人参のように濃く、かぼちゃのように硬いオレの愛はどこにあるのか!!」

吉野(なんだろう?)

保坂「分からない。悩む。今日のオレの愛は一体、どんな形をしているだ。白菜か? 茄子か? それとも、しらたきか!?」

吉野「……」

保坂「あぁ……違う!! どれも違う!! オレの愛はどこにあるのか……」

吉野(あの人は何をしているんだろう。謎ですね)

保坂「はっ!! そうか。これしかない。じゃがいもだ」

保坂「今日は肉が買得だった。ならば……肉じゃがしかない。うむ。この形、今のオレの愛を体現しているといっていい。それでも、まだ僅かに表現しきれていない」

保坂「だからこそ、皮をむき、温め、程よく柔らかくするわけだ!! 煮崩れせぬように、オレの愛を煮崩れさせないようにしなければっ!!!」

保坂「ジャガイモ、頂こう」

吉野「あ。私もジャガイモ買わなきゃいけなかったんだ。危なかった」

妖精ワロタ

すべては内田のターメリック

>>15
スカトロはちょっと

南家

夏奈「最近さー、チアキが野菜を良く食べるようになったんだよね」

内田「そうなんだー。えらいねー」

千秋「なんだと? お前に言われると腹が立つ」

吉野「何かきっかけでもあったの?」

千秋「うーむ……。やはり、アレだろうな」

内田「アレって?」

夏奈「うちで贔屓にしているスーパーがあるんだけど、そこで頻繁にカレーの妖精を見るらしい」

吉野「カレーの妖精? 魔法でもかけてくれるの?」

夏奈「ある意味、正解だ。なんでも野菜の素晴らしさを説いて回っているらしいからね」

内田「あ! 私も豆腐の妖精はみたよー!! なんか妖精さんの独り言を聞いてるうちに豆腐ハンバーグが食べたくなっちゃって、その日はお母さんに豆腐ハンバーグ作ってもらっちゃった」

吉野「私もこの前、ジャガイモのことを愛している人見たけど、あれは妖精だったのかな?」

千秋「世の中には色々な妖精がいるようだな」

夏奈「内田、その妖精はどこで見たの?」

内田「あっちのスーパー。お菓子も安いし、行き着けのお店だから」

千秋「なんだと。一緒じゃないか。それは大男だったか?」

内田「うん。こーんなにおっきな人だったよ」

千秋「間違いないな。それはカレーの妖精だ」

内田「でも、豆腐にも詳しかったよ? 豆腐の妖精じゃないの?」

千秋「いやいや。内田、カレーの歌を歌っていたから。あれはカレーの妖精だ」

内田「カレーの歌って?」

千秋「うむ。すべてはーあいのターメリック、ハラハーラハラペーニョー」

内田「……」

夏奈「しかし、私も買いに行くがそんな奴見たことがなんだよね。ハルカも無いって言ってたし」

吉野「私も割とあのスーパー利用するけど、今までに二回ぐらいしかないかな」

夏奈「ハルカもね、その妖精に感謝しているし、私も妹の野菜嫌いを緩和させてくれたお礼に一度挨拶しておきたいんだけど」

吉野「でも、あまり近づかないほうがいいような気もするけど」

夏奈「そうなの?」

千秋「でもあーしたがあるもんっ。シナモン、カルダモンっ。おいしーカレーのできあーがりっ」

内田「おー。私、今日はカレーにしてもらうよ、チアキ」

千秋かわいい

内田が1番http://i.imgur.com/zWGrQOV.jpg

>>20
これかわいい

夏奈「まー、内田、吉野。また目撃したら教えてくれ」

内田「うんっ。いいよー」

吉野「うん」

夏奈「よーし。情報網は広がりつつあるな」

吉野「でも、チアキが一番見ているんじゃないの?」

千秋「いや、見かける頻度はそこまで高くない。月に4度ほどだ」

吉野「毎週見ているの?」

千秋「個人的にはあと4度ほど見てもいいと思っているぐらいだ。新しい発見が常にあるからな」

夏奈「あと見たことある奴っていないのか?」

吉野「この辺りに住んでいるなら、あのスーパー絶対に行くよね」

内田「うんっ。お菓子安いからね」

吉野「マコトくんも知ってそう。最近、ハルカちゃんのために料理練習しているって言ってたし」

内田「そうなの!?」

吉野「うん。内田は知らなかった?」

千秋「なんだあいつ、益々男らしくなくなっていくなぁ。というか、何でハルカ姉さまのためなんだ。おかしいだろ。まぁ、マコトを家に呼びことはないが」

バイト終わったら読む
それまで頑張れ

追いついた
ほしy

小学校

マコト「カレーの妖精だって?」

内田「うん。昨日、チアキの家でそういう話になって。マコトくんなら知ってるんじゃないかなって、吉野が」

マコト「カレーの妖精なんてしらないなぁ。なんか、臭いがきつそうだな」

吉野「背の高い人なんだけど」

マコト「背が高いって、どれくらいだ?」

内田「こーれくらい」

マコト「こーれくらいか! あ、もしかして!」

千秋「知っているのか?」

マコト「この前、魚売り場でなんか鮭がオレの全てだ!! 明日は鮭弁当だ!!って叫んでた人がいたな。その人かもしれない」

吉野「きっとその人だね」

内田「マコトくん、良く見かけるの?」

マコト「ああ。最近、ほぼ毎日行ってるからな!! あのスーパー!!」

吉野「そうなんだ。今度、チアキの家に来るときにご馳走してくれたら嬉しいな」

千秋「吉野。私は今後、マコトを招待する予定は一切ないぞ」

吉野「でも、よく来てるし……。一昨日も来てたよね?」

千秋「え?」

内田「吉野。それは、マコちゃんだよ」

吉野「あ。そっか。そっか」

千秋「マコちゃんとマコトを混合するなっていつもいってるだろ、吉野。こんなバカ野郎と比べるなんてマコちゃんに失礼だ」

マコト「うぅ……」

吉野「そうだねぇ……」

マコト「あ……あの……」

吉野「ごめんっ。チアキ、気をつけるね」

千秋「うむ」

マコト「はぁ……」

内田「えっと。マコトくんはいつ見かけるの? その妖精さん」

マコト「え? えーと、そうだなぁ……。日曜日の昼過ぎとかは割りとよくいるかもな!」

千秋「何故だ?」

マコト「いや……なんとなく……だけど、ごめん」

あれ俺この吉野知ってる気がする

はよ

中学校

夏奈「ケイコもあのスーパー良く行くんだ」

ケイコ「うん。ちょっとした筆記用具とかだったらあそこで買ったほうが安いし」

夏奈「ちゃんと文房具屋で買えよ!!」

ケイコ「なんでよぉ……」

夏奈「なら、話は早い。ケイコはカレーの妖精を見かけたことある?」

ケイコ「カレーの妖精? それってなに? 人、なんだよね?」

夏奈「こーんなにでかい、人だ」

ケイコ「そーんなに大きな人なんだ。あ、でも……この前……。ボールペンを買おうとしたとき……」

ケイコ「このペンで愛を綴り、ラブレターにするのはどうだろうか?とか自問自答している人はみかけたよ?」

夏奈「へえ……。それはカレーの妖精なのか?」

ケイコ「さぁ……。でも、その人もかなり背の高い人だったから」

夏奈「なるほど。妖精かもしれないな」

ケイコ「あれだけの身長があればバスケットボールとかバレーボールとかやってそう」

夏奈「バレーボールの妖精か? いつもバンザイしているあれだったのか?」

そう言えば保坂のポジションってなんだろう

高校

アツコ「カレーの妖精? それってよくチアキちゃんがスーパーで見かけるっていう?」

春香「そうそう。先日もね、ピーマンやトマトの良い所を教えてもらったからって、チアキがいっぱい食べてたの。人参もカレーやクリームシチューに入っているなら食べてくれるようになったし」

春香「どんな人なのか興味出ちゃって」

アツコ「そうなんだ……。でも、私はあまりあのスーパー行かないから……」

春香「そう……。私もね、よく行っているほうなんだけど、まだ一度も見かけたことがなくて」

アツコ「毎日行っててもダメなの?」

春香「うん。それらしい人は見たことないわ。チアキと一緒に行ったりしているから、顔が分からないってことはないんだけど……。不思議とね」

アツコ「そういうのってあるよね。真剣に探している人ほど見つからないんだよね」

春香「まぁ、私も必死になっているわけじゃないから。見れるなら見たいなぁってぐらいだし」

マキ「ハルカ!! ハルカ!!」

春香「どうしたの?」

マキ「ハルカの机の上にこんなものが!!!」

春香「これって……手紙……?」

マキ「ラブレターってやつじゃ、ないですかね?」

このスレ気持ち悪い

保坂ついに告白か

春香「ラブっ……!? えぇ……」

マキ「読んでみたら?」

春香「で、でも……」

アツコ「マキ、ハルカだけにしてあげようよ。本当にラブレターなら、見ないほうがいいし」

マキ「でも、内容は気になるでしょ!? 気にならないなんてウソだ!!」

アツコ「だ、だから……」

春香「きっと、そういうのじゃないと思うけど……」ペラッ

マキ「んー? どれどれ?」

アツコ「マ、マキ、だめだってば」

春香「……何も書いてない」

マキ「真っ白だね。なんだこれ?」

アツコ「なんだろうね」

春香「……悪戯かな。捨ててくるわ」

マキ「なんだー、悪戯かぁー」

アツコ「でも、だれがハルカに悪戯なんて……」

春香可愛いよ春香

>>32
違う
きもちわるい

保坂「南ハルカは今頃、オレの愛のメッセージを閲覧している頃だろうか」

速水「保坂ー、何の話?」

保坂「速水か。先日購入したこのペンで、オレは南ハルカへの愛を綴った」

速水「え……」

保坂「そして今朝、誰もいない教室に入り、南ハルカの机の上に置いたわけだ」

速水「それって……それって……」

速水(保坂にそんな勇気があったなんて!! すこし侮っていたわ!! でもね、保坂。内容によってはもうハルカちゃんをバレー部に引き込めなくなるのよ!?)

速水「それで、なんて書いたの?」

保坂「みるか?」

速水「どういうこと? 下書きがあるわけ?」

保坂「いや。清書ものだ。――これだ」

速水「なんで大学ノートが三冊も?」ペラッ

速水(これは……!! ハルカちゃんに対するきもちわる……いや、愛情が綴られた文章……じゃない、小説!! これ、保坂とハルカちゃんが出てくる恋愛小説になっているわ!!)

速水「こ、これをラブレターにしたわけ?」

保坂「それは無理だ。だから、恋文にはそのノートに書き溜めた想いを込めた。オレの愛は真っ白な紙に宿り、南ハルカはその愛を心で感じるわけだ。少し、表現が直情的になったが……これでいい」

ちょっとみなみけ買ってくる

きもちわるい

速水「ハルカちゃーん!!」

春香「速水先輩、どうしたんですか?」

速水「体調に変化はない? 今まで頭にすら浮かんでこなかった人物のことをふと考えてしまようなことはない?」

春香「いえ。特に」

速水「そう……よかったわ……」

春香「あー、でも、最近は気になる人が」

速水「な、なんですって!? 誰!?」

春香「妹がスーパーで見かける人です。あったことないんですけど」

速水「ああ、なんだ。それならいいのよ」

春香「どうかしたんですか?」

速水「いやね。もし、おかしな人物を思っていたら、私が目を覚まさせてあげないといけないところだったから」

春香「どうしてですが?」

速水「いやぁ……多分、ハルカちゃんにとって恐怖体験をすることになるから。今のままではね」

春香「そうなんですか?」

速水(そうなのよ。保坂は既に目的を見失ってる。あれではハルカちゃんを不幸にするだけだから……)

みなみけの単行本って何巻でてる?

カレー食いたくなってきた

>>41
1巻から10巻まで出てるぞーバカヤロー

保坂ってそんなに大きかったっけ?

女の子から見れば180以上は巨人じゃね

近所に超美味いカレー屋さんがあるんだけど今から行ってくる

この台詞の間にも保坂脱いでるんだと思うと
きもちわるい

保坂「もう昼休みか。そろそろ南ハルカがオレのところに来るはずだが……。道に迷っている可能性もあるわけだ」

保坂「ならば、オレが三日間の構想をへて作り上げた特製鮭弁当を持って、迎えに行こうではないか」

保坂「彼女はきっと茨の迷宮でオレを待っている」


春香『ここはどこ……? 私は……行かなければならないのに……』

春香『いたっ! 茨の棘で足を……。このままじゃあ……あの人に会えない……そんなの……いや……』

保坂『――ここにいたのか』

春香『私の心の恋人!! 迎えにきてくれたのですね!!』

保坂『待たせたな。さあ、オレが君を抱えていこう。そしてこの迷宮を出よう』ギュッ

春香『はい。でも、私を抱っこする所為で汗が……。今、拭きます』フキフキ

保坂『ありがとう。あとで娘たちも迎えに行こう』

春香『結婚してください』


保坂「これだっ!!!」

保坂「……よし。行くか」

保坂「ふふふ……」

>>43

>>43
ミス
ありがとうチアキー全部買ってくるよ

きもちわるい

ナツキ「ハルカ先輩。うっす」

春香「あら、ナツキくん。どうかしたの?」

ナツキ「いつも妹がお世話になっているので、そのお礼にこれを」

春香「なに、これ?」

ナツキ「いい鮭フレークが手に入ったんで、良かったらご飯のお供にどうぞ」

春香「いいの? これってあの有名なやつだけど」

ナツキ「うっす。妹が世話になっているので」

春香「ありがとう、ナツキくん。嬉しいわっ」

ナツキ「……っ」

春香「でも、気にしなくていいのよ? 冬馬はもう家族みたいなものだし」

ナツキ「か、家族……!?」

春香「え?」

ナツキ「い、いえ!! 失礼します!!」

春香「あ、ナツキくん」

春香(何か気に触ること言っちゃったかしら?)

支援

マキ「ハルカぁー、どうかしたのー? 早く、お昼にしよーよー」

春香「うん。みて、これ美味しい鮭フレークよ。ナツキくんに貰っちゃったぁ」

アツコ「それ知ってる。それだけでご飯何杯もいけちゃうんだよね」

春香「うん。でも、他の料理でも使おうかしら」

マキ「料理上手な人はいいよね。応用ができるから」

春香「そんなことないわよ。マキだって練習すればできるようになるわ」

マキ「カレーぐらいならつくれますぅー」

春香「この鮭フレーク、どうしようかなぁ……」

アツコ「今から晩御飯が楽しみだね」

春香「うん」


保坂「なんてことだ……。南ハルカの今日の夕食には鮭フレークが主役なのか……」

保坂「ならば、オレの鮭弁当は彼女の楽しみを奪ってしまうことになる。1日でもっとも幸福を得られるのは夕食なのに!!!」

保坂「ここでオレが弁当を渡してしまえば、南ハルカは鮭の二重苦にあうわけだ!! オレが彼女の幸せを奪うことになる!! それだけはあってはならない!!」

保坂「……今日も二人前を頂こう」

しえん

保坂頑張れー

保坂はまあ、奇行はあるけど悪い奴じゃないしなぁ

保坂(また新しいレシピを考えなくては……。今日はあのスーパーに行こう……。今日は牛肉が買得のようだ)

速水「保坂ぁ。スーパーのチラシ見て、なにしてるのー?」

保坂「良質なものでも安く手に入る店が存在している。オレの愛のために、それを手に入れる」

速水「ふぅん。あ、手紙の件だけどぉ」

保坂「なんだ?」

速水「伝わってないみたいよ。残念だったわねぇ」

保坂「オレの愛は宇宙よりも広い。理解するまでには時間がかかる。そう、2ヶ月は様子をみる」

速水「ああ、そう。なら、何も言わないわ」

保坂「ふっ」

速水「それにしても、この鮭弁当美味しいじゃない」モグモグ

保坂「当然だ。睡眠時間を削ってまで考えたものだからな。……食べちゃダメじゃないか」

速水「え? 食べちゃった」

保坂「食べちゃダメじゃないか」

速水「ごちそうさま」

保坂「……まぁ、いい」

南家

夏奈「よう、チアキ。妖精の情報は手に入ったか?」

千秋「ああ。信憑性は低いが日曜日の昼過ぎに現れることが多いらしい」

夏奈「日曜日か……。なるほど」

千秋「そういうお前はどうなんだ?」

夏奈「ラブレターを書く予定があるらしいことは聞いた」

千秋「随分と妖精のプライベートに迫ったな。どういうことだ」

夏奈「ペンを持って、愛がどうのこうの言っているところをケイコが目撃したらしい」

千秋「ふぅん。それは、察するにカレーに対する感謝の念をしたためているのかもしれないな」

夏奈「なるほど」

千秋「妖精の愛は宇宙の如く広いはずだ」

夏奈(チアキの中で妖精は神に近いのかもしれないな)

千秋「それはそうと、今日は牛肉が安いらしいぞ」

夏奈「へぇ。ヨーシ。私が行ってこよう!! チアキは休んでていいからね!!」

千秋「元々お前の当番だろバカ野郎」

支援

       ∧_∧   ♪
     (´・ω・ ∩))   
    (((⌒つ  ノ        
     ,ノ    ⌒i  ♪支援
    (_ノ⌒(_)゙,, 

  ♪    ∧_∧   
    ((∩ ・ω・`)   支援

      ヽ ⊂⌒)     
  ♪   i⌒   ヽ
    ,,゙(_)⌒ヽ,__)

スーパー

夏奈「牛肉、牛肉っと……」

夏奈「でも、牛肉となると今晩のメニューはどうなるんだ? この買い物リストを見ても……色んな可能性があるな……」

夏奈「こんなとき、妖精が現れてくれれば……」

保坂「すまない。その牛肉をオレの手に取らせてほしい」

夏奈「ん? はい、どうぞ」

保坂「助かった」

夏奈「まだあるしね」

保坂「君も牛肉を求めたのか」

夏奈「そうだけど?」

保坂「そのメモは?」

夏奈「買い物リストに決まっているだろ。ほら」

保坂「ビーフストロガノフか。なるほど。オレもそれにしよう」

夏奈「なに?」

保坂「オレはそうだな……。しいたけの代わりにエリンギを使おう……。うむ……」

>>1は料理好きそう

>>57
その奇行がout側に振り切ってるのだけが唯一の欠点

あれって、春香に注意されただけで治る代物じゃないかな
問題は接点がないところだけど

南家

春香「カナー、妖精には会えたのー?」

夏奈「ダメだったね。背が高い男に話しかけられただけだ」

春香「そう。でも、日曜日に行けば会えるみたいだし、今から楽しみだわ」

夏奈「しかし、ハルカ。それも絶対じゃないらしいよ。なんと言っても、あのマコトの情報だしね」

春香「絶対に見たいってわけじゃないから。いや、でも、やっぱり気になっちゃうわね。チアキの野菜嫌いを直してくれた人なんだし」

夏奈「ハルカはその妖精に会ったとして、何を話すつもりだい?」

春香「うーん。きっと、料理好き……ううん、料理が上手な人だと思うから、料理について話してみたいかなぁ」

夏奈「ふぅん。それだけか?」

春香「どういうこと?」

夏奈「妖精は男だ。無論、妖精だから性別など超越しているだろうけど、それでも見た目は男なんだよ。つまり、話しているうちに恋に落ちたり……」

春香「そんなこと……」

夏奈「ないっていえる? わからないでしょー?」

春香「お、おかしなこと言わないの! ほら、カナもお皿とか用意して。もうすぐビーフストロガノフができあるから」

夏奈(あの男が言ったとおりのメニューだな……。うーん……まさか……あいつだったのか……? でも、妖精っぽくはなかったし、違うか)

お腹すいた

黙っていればかっこいいのに

千秋「ハルカ姉さまのビーフンストロンガー美味しいです」

春香「おかわりもあるからね」

夏奈「おかわりっ!!」

春香「はーい」

夏奈「……時に、チアキ。妖精の話だが」

千秋「どうした? 顔と頭に似合わず真剣な声を出して」

夏奈「恐らくいつかはハルカと妖精は出会うことになるでしょうね。ハルカと妖精はうら若き男女だ」

千秋「……何がいいたい?」

夏奈「ハルカが妖精に惚れる可能性もあるわけだ」

千秋「なっ……!?」

夏奈「そうなったとき、チアキ。妖精を兄様と呼べるかい?」

千秋「……妖精になら、ハルカ姉さまを任せててもいいかもしれない。ハルカ姉さまを任せられるフォルダに入っているし」

夏奈「今、入れたでしょ!!」

千秋「そういうカナはどう思ってるんだ?」

夏奈「いや、まぁ、私もハルカと妖精が手を組めば、毎日が楽しい食卓になるんじゃないかと、思っているが……」

ビーフンストロンガーだと!?

知らない間に外堀が埋まっていくな

保坂と南春香はくっつくべきだ
そうなると速水は…

実際保坂は優良物件だよな

速水先輩は保坂大好きだからね

千秋「つまり、賛成か」

夏奈「しかし、ハルカと妖精が良い感じになり、家に帰ってこなくなる日が増えるんじゃないかという心配もしている」

千秋「そ、そんなことありえない。あのハルカ姉さまに限って……」

夏奈「でもね、ハルカだってお年頃だ。どうなるかは分からない」

千秋「たしかにな……。今まで私たちのために我慢してくれていたところもあるだろうしな……」

夏奈「そうなったとき、私たちの食事はどうなるのか!! 考えただけでも恐ろしいぞ!! チアキ!!」

千秋「いや、そうなったら、お前が作れよ。私が食べても満足する料理をつくりなさいよ」

夏奈「なんだよ! チアキが作ってくれたらいいでしょー!!」

千秋「私はお前と違って勉強に忙しいんだ。お前の面倒までみていられるか」

夏奈「なんだとぉー!!」

千秋「私の姉であり、ハルカ姉さまと同じ血が混じっているならやれるだろう」

夏奈「お前はあの地獄のクリームシチューをもう一度味わいたいってことか!?」

千秋「練習しろよ、バカ野郎」

夏奈「バカとはなんだ、このやろう!!」

春香「――喧嘩?」

保坂は結局何も伝えられず、結婚した春香の式場でシェフとして最後の料理を振舞って
南春香が笑顔でいられるならそれでいいって去っていきそうだわ

春香は結構そういうの察するんじゃないだろうか

千秋「め、滅相もありません……」

夏奈「やめてよぉ……」

春香「はい、カナ。食事中に喧嘩はダメよ」

千秋「わかっています」

夏奈「うんうん」

春香「ならいいんだけど」

千秋「……あの、ハルカ姉さま?」

春香「どうしたの?」

千秋「ハルカ姉さまは妖精のことをどう思っているのですか?」

春香「どうって言われても、まだ顔も見たことないし……」

夏奈「知り得たイメージからでも、なんか思うところあるでしょう?」

春香「うーん。長身で食材に詳しくて、料理が上手で……チアキが一目見て気に入ったってことは、藤岡くんみたいな感じ……? それだったら……」

千秋「ハルカ姉さま……」

夏奈「ちょっと、考えるんじゃないの?」

春香「ないない。変なこと言ってないで、早く食べなさい」

寝室

夏奈「チアキ様。やはり、ここは妖精のことを調べるべきではないでしょうか」

千秋「調べるってどうやって?」

夏奈「チアキの周りにも妖精を目撃している奴はいるわけでしょ?」

千秋「ああ、そうだな」

夏奈「そいつらに頼んで、妖精の人間性を調べるんだ。勿論、私たちでも調べるけどね」

千秋「調べてどうする」

夏奈「ハルカに相応しいかどうか調べるにきまってるでしょー?」

千秋「信頼に足る人物だと思うが」

夏奈「そうは言っても、その妖精が料理以外は何もできないやつだったらどうする?」

千秋「な……。私の目を疑うのか?」

夏奈「チアキの目は半分閉じているからね。本質も半分しか見えていないんじゃない?」

千秋「そんなこと……」

夏奈「もし料理を作り作られる関係になったとたん、ハルカが妖精の暴力に怯える日々になってしまったらどーする!! チアキ!! そうなってからじゃ遅いでしょ!?」

千秋「むむ……!」

しえんぬ

それぞれのキャラの特徴が出てる
読み込んでおるな

最近vipにはコハルが息抜きにss書きにきていると有名

>>82
マジでか?クソ叩かれる場合もあるだろうに
良く心折れないわ

夏奈「妖精のことがわかるまでは、ハルカと会わせることはできないね!! ハルカが不幸になるかもしれないのに!!!」

千秋「確かに……確かにカナの言うとおりだ。私は妖精のことを何もしらないからな……」

夏奈「そうでしょう? だからね、チアキ。私たちで調べるんだ、その妖精を。そして、本当にできる妖精だったら、ハルカとお見合いさせよう」

千秋「お見合いか」

夏奈「ああ。お見合いだ。私たちが太鼓判を押せば、ハルカだって安心してくれるだろうし」

千秋「よし。そういうことなら、乗ってやろう」

夏奈「そうと決まったら、まずは兵を集めなくてはなりませんね、チアキ様」

千秋「うむ、そうじゃな。とりあえず、内田と吉野、あとマコトは即戦力になるだろう。妖精の顔を知っている」

夏奈「私はケイコに頼んでみるか。あと、機動力も欲しいから藤岡とトウマにも協力してもらうか」

千秋「それがいいな。機動力があれば……機動力は必要か?」

夏奈「チアキ! 明日からやるよ!! あのスーパーに住み着く勢いでね!!」

千秋「わ、わかった。お前がそこまで本気なのは珍しいな」

夏奈「全てはハルカの幸せのためだからね」

千秋「そうか。美味い飯のためじゃないんだな」

夏奈「それもあるけど、まずはハルカのためだ、うん」

サンキューコハル

翌日 スーパー

吉野「いるかなぁ、妖精さん」

内田「どうだろうねー? あ、新発売のポテチでてるよ! ねえねえ、カナちゃん、ほらほら!! ポテチっポテチっ」

夏奈「お前たち、真剣にやれよ! ポテチはあとでだ!」

内田「えぇー?」

冬馬「妖精か……。アイツか? 背はでかいぞ」

千秋「全然違う。お前の目はバカ野郎か」

冬馬「顔しらねーんだから、仕方ないだろ!!」

藤岡「こら、トウマ。女の子に手を上げるって言ってるだろ」

冬馬「いや……」

吉野「でも、カナちゃん。見つけたとして、どう声をかけるの?」

夏奈「え?」

吉野「もしかして、その妖精さんの後をつけたりするの? それだったら、こんなに大勢だとすぐバレちゃうと思うけど……」

夏奈「そうか……。それは考えてなかったな」

マコト「おーい! 魚売り場にはいなかったよ!!」

夏奈「よし、マコト。次は文房具コーナーに行って来い」

マコト「わかった!! レジの近くにあったはずだ!!」ダダダッ

藤岡「南、オレはチアキちゃんとぐるっと回ってみる」

夏奈「よろしく頼む」

藤岡「行こうか、チアキちゃん」

千秋「ああ」

夏奈「私たちはお惣菜コーナーを見に行くぞ」

内田「はぁーい」

吉野「いいけど、見つけたときの対応を決めておかないと……」

冬馬「どうするんだよ、カナ?」

夏奈「とにかく、話してみるんだよ!! 料理以外の話を聞いて人間性を読み取るんだ!!」

冬馬「そんなの誰ができるんだ?」

夏奈「吉野ならできるっ!!」

吉野「できないよ」

内田「がんばって、よしのっ!!」

保坂は良い男なんだがな

ただすこしきもちわるいだけだな

きもかっこゲイだからな、仕方ないね

藤岡「あの人かな?」

千秋「いや、違うな。身長はあれぐらいだが、もっと精悍な顔をしている」

藤岡「そうなんだ。それにしても、南があんなに真剣になるなんて。オレも興味があるよ、その妖精に」

千秋「ぁえ? 何故だ?」

藤岡「だって、南のお義兄さんになるかもしれない人なら、やっぱり、気になるよ」

千秋「そうか」

藤岡「チアキちゃんだって、あまりにおかしな人が家族になったら、嫌じゃないかな?」

千秋「まぁ、そうだな。藤岡なら大歓迎だが」

藤岡「え……!? あ、そ、それは……!?」

千秋「どうした? 何を動揺している?」

藤岡(チアキちゃんはただの感想を言っただけだ……。深い意味なんてないんだ……!! 落ち着け、オレ!!!)

マコト「おーい!! いたいたー!!」

千秋「なに!? いたのか!?」

マコト「やっと見つけた。どうしてオレが戻ってくるまで待っててくれないんだ。探したじゃないか、チアキ!!」

千秋「いたって私のことかよ。このバカ野郎。紛らわしいんだよ」

マコトと千秋はもう夫婦のレベルだな

脳内再生が余裕過ぎてにやつきが止まらない

マコト「なんだと!? 迷子になったと思って心配したんだからな!!」

千秋「こんな近所のスーパーで迷子になるのは、お前クラスのバカ野郎だけだ」

マコト「バカ野郎っていうな!!」

千秋「なら、バカな子供」

マコト「やめろー!!」

藤岡「二人とも、仲いいよね。学校でもよく遊んでるの?」

マコト「はいっ!!」

千秋「ウソをつくなぁー!!」ゴンッ

マコト「あぁーっ!!」

藤岡「でも、これに参加したってことはマコトくんも心配なんだよね?」

マコト「え!? いや、オレはハルカさんに悪い虫がつかないようにと思って!! ほら、オレには母親譲りの虫除け効果があるから!!」

千秋「何を言っている?」

マコト「とにかく!! ハルカさんには指一本触れさせない!! チアキだって、オレと同じ気持ちだろ!?」

千秋「いや、ハルカ姉さまに相応しいなら、引き合わせたいと思っている」

マコト「なんだってぇー!?! じゃあ、オレは敵に塩を送るために動いていたのかぁー!?」

ナツキ可哀想だよぉ

藤岡「マコトくんは元気だね」

マコト「うぅ……でも、もう元気がなくなってきた……」

千秋「しっかりしろよ。あくまでも相応しければの話だ。相応しくなければ、お前の虫除け効果にも期待させてもらうからな」

マコト「……チアキ!!」

千秋「まあ、そういうことだ。私だって、ハルカ姉さまをどこの馬の骨とも分からない奴に渡そうとは思っていない」

藤岡(チアキちゃんに権限があるんだ……)

マコト「そうだったのか!! よぉーし!! まかせろぉ!! 向こうがどんなに迫ってきても、オレがばっちりチアキとハルカさんを守るから!!」

千秋「期待はしないが、期待してやろう」

マコト「それは期待してないのか? 期待しているのか?」

千秋「そんな小さいことに拘っているから、お前は男らしくないんだ」

マコト「そうか!! じゃあ、気にしない!!」

千秋「うむ」

藤岡(チアキちゃんとマコトくん、息があってるな……。オレも南とこんな関係になれたら……)

千秋「む? あ、おい、藤岡。あいつだ。あの大男だ」

藤岡「え? どこ?」

支援するぞー。このおおばかやろう!

マコトの台詞が秀逸過ぎて俺の表情筋がマッハでやばい

>>97死ね

くそこてしね

目くそ鼻くそ

冬馬「で、どんなやつなんだよ、その妖精って。話を聞く限りじゃ料理好きのでかいやつってことしかわからねえぞ」

内田「でも、第一印象はそれぐらいしかないし」

吉野「そうだね。あと、きも――」

冬馬「きも?」

吉野「……肝が据わってそう」

冬馬「へえ。男らしいってことか。なるほどな。そういうのは顔にでるからな」

内田「良く分からないけど、そうなの?」

冬馬「ああ。オレはずっと兄貴たちを見てきたからな。自然と分かってくる」

内田「トウマのお兄さんたちは男らしいってこと?」

冬馬「いや、逆だよ。男らしくない顔を見慣れているから、男らしい奴の顔つきっていうのには敏感なんだ」

内田「そうなんだ」

冬馬「アキラはいつも何かに怯えてるし、ナツキは顔のつくりが怖いだけだし、ハルオはバカ面だし。すぐに分かるぜ」

夏奈「吉野、あいつは?」

吉野「うーん。違うみたい」

夏奈「ちっ。今日はいないのか?」

>>83
お前心綺麗過ぎるわ

かわいい

ここまで完成度高いSSはなかなか見ないな

みなみけSSはホントクオリティ高いの多いよな
ありがたやありがたや

ほさか中心のは何か珍しいな、なんとなく難しそう

僕は内田ユカちゃん!

冬馬「でも、カナ。ここまで必死になることなのか? とりあえずハルカと会わせてみたらいいんじゃないか? 妖精がすげー良い奴でも、ハルカの性格とはあわないこともあるだろうし」

夏奈「トウマ、お忘れか。野生の勘が一番冴えているのは、南家さん家の次女だよ?」

冬馬「初耳だな」

夏奈「ハルカでは感じ取れない相手の本性を私なら一発で看破できる!!」

内田「おぉー。じゃあ、私の本性を当ててみてー」

夏奈「内田は……頭が弱い」

内田「それ本性とは関係ないよっ!!!」

吉野「私は?」

夏奈「吉野は……良い子だ」

冬馬「カナ、本当に見えてるのか?」

夏奈「いいから、探せよ。内田と吉野しか顔知らないんだから」

吉野「うん。でも、カナちゃん。どうして――」

内田「いた!! カナちゃん!! カナちゃん!! いた!!」

夏奈「どうした、内田!? どこか怪我でもしたのか!?」

内田「そうじゃないよ!! いたの!! 豆腐ハンバーグカレーの妖精!! あそこ!! 冷凍食品コーナーのところ!!」

ゴクリ…

きたか…

保坂「ふむ。冷凍食品か。今まで目を向けることはなかったが、この冷たくなった料理にも、魂が篭っている。故に温めるだけで、その熱さが目を覚ます」

保坂「弁当箱に出来てしまった隙間を埋めるときにも熱き心を持った冷凍食品は大いに活躍してくることだろう」

保坂「ひとつ、頂いておこう」


夏奈「内田、あいつで間違いないのか?」

内田「うん! 私が見たのはあの人!!」

吉野「あ、私が見たのもあの人だよ」

夏奈「間違いないわけか」

冬馬「あ、チアキたちもいるぞ。オレたちと一緒で様子を見ているんだな」

夏奈「サインを送ってみるか」


マコト「チアキ、カナが手を必死に動かしてるけど?」

千秋「合図なんて決めてない。無視しろ」

マコト「分かったよ!」

藤岡「チアキちゃん、どうする? 思い切って話しかけてみる?」

千秋「いや……。なんていうか、なんて声をかければいいんだ? 何も考えてなかった」

脱いだ

豆腐ハンバーグカレーって何気に旨そうなんだが

夏奈「くそ、チアキめ。無視か!」

吉野「どうする? いっちゃうよ?」

内田「話、きくんでしょ?」

夏奈「しかし、なんて声をかければいいんだ? こんにちは!か?」

冬馬「それぐらい考えとけよ。さっきまでの時間はなんだよ!!」

夏奈「ブレーンのケイコが居てくれればまた違ったんだけどね……」

内田「あ、動き出したよ!!」

夏奈「よ、よし、あとを……」

吉野「カナちゃん」

夏奈「な、なんだ、吉野!?」

吉野「こんなことしても意味ないよね?」

夏奈「え?」

冬馬「吉野?」

吉野「だって、ハルカちゃんはよくここに来るんでしょ? いつかはあの人とも会うよ。それにカナちゃんたちがダメだって思っても、ハルカちゃんがどう思うかは分からないし」

夏奈「そ、それは……」

流石吉野

藤岡「……チアキちゃん、間違っているかもしれないけど、南もチアキちゃんもあの人が怖いんじゃないかな?」

千秋「え?」

マコト「藤岡さん?」

藤岡「あの妖精がこのスーパーを利用する以上、いつかハルカさんはあの人が妖精だって気がつくはずだし、オレたちが調べたところであまり意味がない」

藤岡「きっとハルカさんならいい人かどうか見分けられると思うからね」

マコト「そ、そうだな。あのハルカさんが、チアキたちに嫌われるような人を選ぶとは思えない」

千秋「それは……」

藤岡「ハルカさんがいなくなるかもしれないって、考えたんじゃないかな?」

千秋「あ……」

マコト「チアキ……そうなのか……?」

千秋「口にはださなかったが……たぶん、カナも同じことを考えている……」

マコト「チアキ、ハルカさんがそんなことするわけないだろ!! なにいってんだ!!」

千秋「そんなのお前に分かるわけないだろ、バカ野郎!!」

マコト「わかる!!! いつだってハルカさんはチアキやカナのことを一番に考えてるじゃないか!!! それぐらいオレにだってわかるぞ!!」

千秋「お前、殆ど私の家にきたことないくせに、偉そうだな」

しえ

マコト「あ……それは……」

藤岡「でも、マコトくんは正しいよ。その通りだ」

マコト「ど、どうも」

千秋「でも!!」

藤岡「……オレが名前を聞いてくるよ」

千秋「ふ、藤岡……」

藤岡「名前だけでも分かれば、色んなことがわかると思う」

千秋「いや……」

藤岡「意味はないって言ったけど、先に知っておくのは悪いことじゃないかもしれない。本当におかしな人だったら、最初から近づくなって言えば良いしね」

藤岡「まぁ、そんな人にハルカさんが近づくわけないけど」

千秋「うん」

マコト「藤岡さんの言うとおりだ!!」

千秋「お前は黙ってろ」

藤岡「待ってて」

千秋「あ、ま、まて、私もいく」

名前はあかん事になる

保坂「ふむ。来週は和で統一するとして、再来週は中華でいこうか……それとも……」

保坂「南ハルカは一体、オレに何を求めているのか……」

冬馬「よう!」

保坂「ん? なんだ?」

冬馬「お前がジャガイモ豆腐ハンバーグカレー妖精の文房具なんだろ?」

保坂「君がそういう認識なら、そういうことになる」

冬馬「そうか」

藤岡「トウマ!」

冬馬「藤岡、お前も来たのか。てっきり、様子見だけと思ったけど」

藤岡「チアキちゃんが覚悟を決めたからね」

冬馬「へえ」

千秋「な、なんだ?」

冬馬「カナはまだビビッてる。チアキのほうが上だな」

千秋「と、当然だろ。それに私は妖精とは面識もあるんだ。何をビビることがある」

保坂「オレも焼きが回ったか。誰一人として顔を知らないとは。なんて無様。これでは本当の愛を見つけられるわけもない。オレの瞳は曇りきっているというわけか。ふっ。いいだろう」

藤岡「あ、あの。いいですか」

保坂「許可しよう」

藤岡「貴方の名前は?」

保坂「何故、そんなことを聞く? バレーボールに興味があるのか?」

藤岡「いえ、サッカー一筋です」

保坂「サッカーか。確かにサッカーはいいものだな。道は違えど、目指すところは同じだ。スポーツの世界に身を置く者だからな」

藤岡「は、はい」

保坂「さらばだ」

冬馬「まてよ!! ――って、良く見ると、それ……ナツキと同じ制服だな……」

保坂「ナツキ? ナツキを知っているのか?」

冬馬「オレの兄貴だ」

保坂「なるほど。そうか、君がナツキの弟か」

冬馬「あ、まあ、そうだ」

保坂「ナツキにはいつも世話になっている。よろしく言っておいてくれ。さらばだ」

千秋「ま、まってくれ!! 妖精、話があるんだ!!」

123

> 保坂「なるほど。そうか、君がナツキの弟か」

初対面で弟認定される冬馬カワイソス

藤岡の手前認めざるをえない冬馬カワイソス

>>126
まあ『オレ』って言ってるしな

>>126
どうやらまだ保坂の目は曇っているようだ

コハル先生っ!

内田のおしっこで炊いた米で飯がうまー・w・
とかいってすいません!!!
でも、これが僕の愛の形なんです。許してください
内田愛してる内田可愛い内田大好き!

保坂「話? 君の目には覚悟があるようだ。オレも真剣に聞かなくてはならないか」

千秋「すまない」

藤岡(チアキちゃんと目線をあわせて……。この人……)

冬馬(ナツキと知り合いなら、ハルカのことも知ってるんじゃ……)

千秋「私は南チアキだ。おま……いや、あなたのおかげで野菜が多少食べられるようになった。感謝している」

保坂「オレは何もしていない。それは君自らが克服しただけだ。自身の功績を他人に譲渡しても損をするだけだ」

千秋「そ、そうか……。わかった」

保坂「他には?」

千秋「じ、実は、お前に興味を持っている人がいるんだ。私の尊敬する姉なんだ」

保坂「ほう?」

千秋「だから、お前が私の姉に相応しい相手かどうか、調べようと思っている」

保坂「なるほど。そういうことか。では、オレはどうすればいい?」

千秋「……正直、分からない。でも、あなたのことを見ていれば何かがわかるかもしれない」

保坂「そうか。オレは見られて困るような生き方はしていないつもりだ。いくらでも監視してくれて構わない。ただ、それをする前に確認しておく。君の姉はそれを望んでいるのか? 実の妹に」

千秋「え……」

あれ・・・きもちわるいのに正論格好いいぞ、この保坂

問題は、保坂自身、春香が望んでいないだろうに、弁当云々

見られて困るだろ

本人は困らない
本人は

彼はその引き締まった肉体を見せびらかせてしまうからなぁ・・・、鮭抱いたりするし

保坂「君の姉は美人なのだろう。外見だけでなく、心も。でなければ、妹から尊敬されるなんて並大抵の努力ではまず手に入らない」

千秋「ああ……」

保坂「妹のために全てを投げ打つことのできる女性であることは、容易に想像できる。会ったことはないが、それは確信を持っていえる」

藤岡(すごい。全てを見透かしているようだ)

冬馬(そこまでわかるなら、オレが女だって気づけよ)

保坂「素晴らしい女性を姉をもつ君が心から羨ましい」

千秋「そ、そうか。ありがとう」

保坂「それで、君の姉は妹が赤の他人を監視するようなことを望んでいると思うか?」

千秋「いや、思わない。そんなことをすれば、怒られる」

保坂「同感だ。オレもそう思う。しないほうがいい。お姉さんも悲しむはずだ」

千秋「うむ」

保坂「それでいい。それではオレはもういく」

千秋「あ、待ってくれ。私の姉と会ってみてくれないか?」

保坂「すまない。オレには心に決めた女性がいる。故に、会わないほうがお互いのためだ」

千秋「そ、そうですか……」

あちゃー

保坂手強い

保坂には速水がいるから

千秋の自己紹介と、姉の事を話す内容で春香姉さまに繋がらない辺り保坂も抜けてるなぁ・・・
いやぁ一途っちゃ一途なんだが

>>136
抱いてたの鱈じゃなかった?

このすれ違い感がたまらん

冬馬「待ってくれよ、名前だけでも聞かせてくれ。ナツキにどういえばいいかわかんねーし」

保坂「……保坂だ。ナツキによろしく」

冬馬「ホサカか。わかった」

藤岡「色々、ありがとうございました」

保坂「……そうだ。思い出した」

千秋「なんだ?」

保坂「カレーは美味しく出来たか?」

千秋「……は、はいっ! とても美味しかったです!!」

保坂「そうか。ならいい。さらばだ」

千秋「さ、さようなら」

藤岡「なんだか、別の世界に生きているような人だったね」

冬馬「そうだな。ああいうのを、天才っていうのか?」

藤岡「だと思うよ。あの人、数年後にはテレビで見ることができるかもしれない」

冬馬「バレーボールやってるみたいだし、オリンピックとかかもな。サイン貰っておけばよかったかな?」

千秋(うむ。あの人ならハルカ姉さまも幸せになれただろうに……。あんな素晴らしい人の心を奪ったのも、天使のような女性なんだろうな……。ハルカ姉さまと同格、といったところか)

>>142
鱈だっけ?原作読み直すかアニメ見直すかねぇ

たまには保坂が報われるような事もあっていいだろう、そう思うんだけど
報われないからこその保坂だという風潮もあって
なんだか自分がひどく理解のない人間に思えてきて辛い
思い込みや独りよがりでも、あれだけ自分を研鑽できる人間なら、少しは報われてもいいと思うんだよなあ

マコト「チアキ! 話し合いは終わったのか!?」

千秋「ああ。終わった。全部な」

冬馬「カナー。もういいぞ」

夏奈「そ、そうなの? で、なんて?」

千秋「心に決めた人がいると言われた」

夏奈「な、なんだ、そうだったのか」

吉野「よかったね、カナちゃん」

内田「ハルカちゃんが遠くにいくかもしれないから寂しかったんでしょ?」

夏奈「そんなことないって!! 何いってんだぁ!!! 内田ぁー!! この口かぁー!?」グニッ

内田「なんふぇわたふぃだふぇなふぉー!?」

千秋「だが、カナ。あの人にならハルカ姉さまを任せてもいい」

夏奈「そうなのか?」

千秋「うむ。それははっきりわかったが、もうこの話はここで終わりだ。残念だが」

夏奈「そっか……。チアキにそう言わしめるなんて。本物だったのか。それは確かに少し勿体無かったな」

千秋「いや。あんな人に出会えただけでも良かった。さあ、帰ろうか、カナ」

折角いい話風になっても保坂が報われるときもちわるい話にかわりそう

報われてほしいな、保坂も

南家

冬馬「ただいまー」

ナツキ「トウマ、何やってたんだ。風呂掃除はどうした。風呂掃除は。遊ぶなら風呂掃除をしてからだっていつもいってるだろーが」

冬馬「するって。悪かったよ」

ナツキ「早くしろよ。オレはちょっと早めに入るつもりなんだからな」

冬馬「はいはい。あ、そうだ、ナツキ。ホサカって奴知ってるよな?」

ナツキ「保坂先輩がどうした?」

冬馬「ナツキから見て、どんな奴だ?」

ナツキ「保坂先輩か……。オレが逆立ちしても敵わない人だな」

冬馬「そいつが誰かに惚れるとしたら、それってどんなやつだと思う!?」

ナツキ「そうだな。多分、一寸の隙もない完璧な女性だろうな。イメージでは、年上が好きそうだが」

冬馬「なんだ、そうなのか。てっきりハルカに惚れてるんじゃないかって思ってたけど、年上が好きなら、違うな」

ナツキ「トウマ、保坂先輩とはどこで会ったんだ?」

冬馬「向こうのスーパー。そこで色々と話したんだ。あいつ、卒業した相手でも追いかけてるのかなー。わかんねーけど。風呂掃除するか」

ナツキ(そうか……。保坂先輩、がんばってください)

トウマやるじゃん

すばらしい

南家

春香「そ、そんなにすごい人だったの!?」

千秋「はい。もう完璧な人でした。私が出会った男の中では群を抜いています」

春香「チアキがそこまでいうなら、本当なんでしょうね……」

夏奈「いや、チアキは好きになった相手には盲目になるところもあるからね。でも、藤岡もトウマも似たようなこと言ってたから、間違いないと思うね」

春香「ますます会いたくなっちゃった。その人の名前は?」

千秋「いえ、その人はもう心に決めた人がいるらしいですから」

春香「えぇ?」

夏奈「だからね、会ってしまってハルカが惚れたら可哀相だから、言えないんだ。ごめんよ」

春香「そんなぁ……私も話してみたいのにぃ……」

千秋「ごめんなさい」

夏奈「我慢してくれ」

春香「えぇー!?」

夏奈「仕方ないだろ。相手だって困るだろうし」

千秋(でも……)

言え

良い感じ

翌日 小学校

千秋「おはよう」

内田「あ、おはよう! チアキ!」

吉野「昨日はあれからどうなったの?」

千秋「ハルカ姉さまに全てを話した。会ってはならないということもハルカ姉さまは納得してくれた」

マコト「チアキー!! 今の話は本当かー!?」

千秋「本当だ。それがどうした?」

マコト「いや、だって、チアキが認めるぐらいの人だから、ハルカさんが……ああ、いや、なんでない」

千秋「なんだ、お前。ハルカ姉さまのファンか」

マコト「そ、そうだな!!」

千秋「男らしくないくせにハルカ姉さまのファンを名乗るなんておこがましいな。……だが、まあ、私とハルカ姉さまを守ると啖呵を切ったのは評価してやる。言ったからにはしっかり守れよ」

マコト「まかせろ!!!」

内田「マコトくん!! チアキが認めてくれたよ!!! よかったね!!」

吉野「すごいね、マコトくん。男の子にあんなこといったのマコトくんだけじゃないかな?」

マコト「え? なに? よくわからないけど、オレ、なんか言われたのか?」

マコトも頑張れ

中学校

夏奈「ケイコが来てくれたらもう少しスムーズだったのにぃー!!」

ケイコ「だから、塾でいけないって言ったじゃない……」

夏奈「勉強と親友、どっちが大事なんだぁー!!!」

ケイコ「えー?」

藤岡「南、おはよう」

夏奈「藤岡からもいってやれって!! こいつは謀反だ!!」

ケイコ「そこまで言われなきゃいけないの?」

藤岡「結果論だけど、誰がいなくてもよかったと思う。あの人がハルカさんと付き合ったとしても、誰も悲しまないはずだし」

夏奈「まぁ、そうだろうけど」

ケイコ「そんなにすごい人だったの? ペンの妖精」

藤岡「うん。オレもあの人を見習わないとって思ったぐらいだから」

夏奈「あーあ……美味い料理が飛んでいってしまったなぁ……」

ケイコ「カナ、結局そっちなの?」

藤岡(オレもカナを好きで居続けよう。そうすればきっと、いつか、絶対に……!!)

藤岡の保坂化が加速する・・・

高校 昼休み

マキ「え? カレーの妖精って惚れた相手がいるんだ。インド人とか?」

春香「さぁ。名前も顔もわからないし」

アツコ「長身で料理が上手なんだっけ?」

春香「私が知っているのはそれぐらいね」

マキ「ふぅん……。あ、それって保さ――」

春香「え?」

マキ「あ、ううん! なんでもない。そんなわけないし。チアキちゃんが絶賛するってことはありえないからね」

春香「なによぉ。心当たりがあるならいってみてよ」

マキ「ダメです!! この名前は絶対に違うから言いませんっ!!」

春香「もう、意地悪ぅ」

アツコ(もしそれが保坂先輩だとしたら……。流石に可哀相な気も……)

マキ「ハルカにはもっといい相手が現れるよ、きっと」

春香「そうかなぁ?」

アツコ(でも、違うってことも考えられるし、そんな無責任なこといえない……)

惨すぎる
でもこれが大多数が保坂に求めるモノなんだろうなぁ

保坂「今週最後の和食で彩った弁当だ。ワンポイントはこの済みにある冷凍食品だ」

速水「手抜き?」

保坂「速水、弁当箱を俯瞰して見るんだ。色の調和がとれているだろう?」

速水「よくわかんない」

保坂「そうか。では、南ハルカにオレの愛の和を届けてくるとしよう!!!」

速水「もういい加減、別の方法を考えろよー」

保坂「別の方法だと?」

速水「弁当に手紙を添えて机に置いておくとか」

保坂「愚かな。手紙は既に渡してある。オレの愛は既に南ハルカの心にじわりじわりと入り込んでいるはずだ。だから、教室へ行けば……」


春香『保坂先輩! 来てくれたのですね!』

保坂『この茨の迷宮から出よう。そして、オレたちだけの楽園を築くんだ!!!』

春香『はいっ!! 結婚してください!!』


保坂「――いいぞ。完璧な作戦だ。行こうか」

速水「保坂……貴方はどこへ行きたいの……」

保坂はこれくらい不運でも満足を感じてそうな気がする

>>162
保坂「今週最後の和食で彩った弁当だ。ワンポイントはこの済みにある冷凍食品だ」

保坂「今週最後の和食で彩った弁当だ。ワンポイントはこの隅にある冷凍食品だ」

藤岡はタケルに近づいてる気がしないでもない

保坂「さて、南ハルカは……」


春香「アツコの美味しそう、すこし交換しない?」

アツコ「いいよ。はい」

春香「うん。おいしい、これ。なに?」

アツコ「実は今日、少し寝坊しちゃって、冷凍食品なんだ」

春香「そうなの? 今、こんなに美味しいのあるんだ」

アツコ「うん。だからって甘えるわけには行かないんだけど」

春香「そうよねー。楽だけど……。でも……おいしー」

マキ「すいませんね。私のは全品、冷凍食品で」


保坂「そうか……。南ハルカは冷凍食品の味を求めていたのか……!!!」

保坂「では、こんなワンポイントの具では彼女を満足させることなどできない!!!」

保坂「やり直しだ。一から始めよう」

保坂「まずは冷凍食品の味を完全再現できるかどうかだ……」

保坂「うむ……まずはあらゆる冷凍食品を吟味しなくては……。ふっ。忙しくなるな」

二次創作でぐらい保坂が報われてもいいと思うの

保坂の相手は速水なのかマキなのかアツコなのか

保坂だったら冷凍食品を超えた冷凍食品を作れると思うの

保坂ぐらいしか春香姉さまを安心して任せられる男はおらんやろ

日曜日 スーパー

春香「晩御飯、何にしようか?」

千秋「そうですね。ハルカ姉さまのなら、なんでも美味しいので迷ってしまいます」

春香「ありがとう」

千秋「いえ。――あ」


天使千秋『――カナには申し訳ないですが、ここはやはりハルカ姉さまの幸せを願いましょう』

悪魔千秋『でも、いいの? カナに相談しなくて』

天使千秋『カナもハルカ姉さまの幸せを願っているはずです。ハルカ姉さまを幸せにできるのはあの人だけです』

悪魔千秋『なら、あれだね。つい口が滑ったってことにするといいよ。それならカナも責められないはず』


春香「チアキ? ねえ、何を見てるの?」

千秋(すまない、カナ。でも……口が滑ったんだ。許してくれ)


千秋「ハルカ姉さま。あいつです。あの大男こそ、カレーの妖精です」


おしまい。


たまには保坂が報われても良いよね


続きみたいなぁ

乙 保坂報われろ

乙 続き見てぇお


妄想捗るところで止めてくれやがって

保坂には報われてほしい、ハルカ姉さまの為にも
正直、保坂と一緒になって不幸に成る未来なんて想像できないしな
ハルカ姉さまはなんかこのままじゃタケルおじさん似の優しいけど駄目な男に捕まりそうな不安がある

保坂には報われて欲しいけど報われたで謎の不安がでる

報われたらみなみけらしさは死にそうだから最終回周辺かSSで報われてくれ


ああ続きが読みたい

一期だったらマキ
三期だったらアツコ
今期だったら速水

保坂もフラグはあるという

保坂とアツコは意外に上手くいきそう

にわかはナツキが最も春香姉さまに近い男だと思っていそうだがそれは違う
可哀相だがナツキは春香姉さまに中学生時代散々フラグを立てられて、ごめんなさいされてきた多くの勘違いしちゃった系男子の一人にしか過ぎない
と思う

良SSだった

うわー締め方うまいな乙乙

アツコは保坂に対して苦手意識がある(よく突然現れるから)
マキは保坂を生理的に受け付けられない
速水は保坂を玩具にしてる

クラスの女子にもイケメン認定ではあるけど変人扱いだからなぁ保坂

男性陣はマコト以外男友達いるかどうかが怪しい
藤岡はクラスメイトと談笑したりしてたような気がするけど

先週のアニメ見た時は速水が保坂を好きな人物に見えたが速水はアレだよな
自分の楽しい事と欲しい物を保坂とか他人を使って手に入れるある意味みなみけ中で最も自己中なキャラだよな

藤岡は本当にサッカー頑張ってるのか分からんぐらい女に夢中すぎるよな

>>194
保坂も一度、速水が春香に作ってもらった弁当を力ずくで強奪しようとしたりしたけどなw

サッカーも恋も一生懸命なんだよ
進研ゼミの漫画の主人公みたいなもんだ

ナツキは元ヤンだし友達といえる友達は少ないだろう
ハルオはまあそつなくなんでもこなせそうな見た目だし交友関係は狭くもなさそう
藤岡、アキラは普通に交友関係広そう
保坂は後輩は多そう

藤岡は夏奈に呼ばれたら飛んで来ているような描写が多々あるから
部活を抜け出してるんじゃないかと思ってる

保坂はあのきもちわるさからして、先輩からは敬遠されるタイプだな

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom