まどか「雪遊びしようよほむらちゃん」(245)

ほむら「暖房にする? ストーブにする? それともこ・た・つ?」

まどか「……寒いのは嫌なんだねほむらちゃん」

ほむら「ホットカーペットにする? 電気毛布にする? それともあ・ん・か?」

まどか「断固として外に出ないつもりだねほむらちゃん」

ほむら「お風呂にする? お風呂にする? それともお・ふ・ろ?」

まどか「一方的なごり押しは逆効果なんだよほむらちゃん」

まどか「ほーれwwwww雪合戦しようぜwwww」ビュッ!

ほむら「痛い!!」パーンッ!

さやか「wwwwww」

まどか「ねえ、遊ぼうよー」

ほむら「……わかったわ。まどかがそう言うなら……」

まどか「外に出る気になってくれた?」

ほむら「暖かくなったら遊びましょう」

まどか「それじゃ雪が溶けちゃうんだよほむらちゃん」

>>1より>>6の方が面白いじゃないか!

ほむら「外に出るよりも、冬にしかできない室内遊びはどう?」

まどか「冬にしかできないこと? 例えば?」

ほむら「……コタツでいちゃいちゃするのはどうかしら」

まどか「特に何も思いつかなかったんだねほむらちゃん」

まどか「じゃあいいよ、一人で遊んでくるから」

ほむら「待って。指先が冷えないように手袋を忘れずにね」

まどか「ほむらちゃんとお揃いで買った手袋をしてるよ」

ほむら「首元が寒くないようにマフラーも忘れないでね」

まどか「ほむらちゃんが編んでくれたマフラーを巻いてるよ」

ほむら「一人だとつまらないから、私を連れてくのも忘れないでね」

まどか「ふふ、信じてたんだよほむらちゃん」

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ほむら「・・・ありがと」ファサ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」



まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

ほむら「お待たせ。さあ行きましょう」

まどか「ほむらちゃん、厚着しすぎじゃない……?」

ほむら「寒いからしょうがないわ」

まどか「帽子とマフラーはともかく、コート重ね着はやりすぎじゃないかな」

ほむら「これはこれで体型が目立たなくていいのよ」

まどか「……えっと……」

ほむら「……」

まどか「自分で振っておいて拗ねないでよほむらちゃん」

まどか「あれ? なんで片手だけ手袋してないの?」

ほむら「まどかと直接手をつなぎたいから……」

まどか「手袋してても手はつなげるよ。それだと指が冷えちゃうでしょ?」

ほむら「まどかの温もりがあれば大丈夫よ」

まどか「無理しちゃダメだよほむらちゃん」ギュ

まどか「寒いときに限らず、ほむらちゃんってあんまり外出ないよね」

ほむら「そんなことないわ。これでも私はアウトドア派よ」

まどか「そういうイメージないけど……最初は何をしようか」

ほむら「かまくらを作りましょう。中は暖かいって言うし」

まどか「一直線にインドアに向かっちゃってるよほむらちゃん」

面白そう(´・ω・`)
支援

まどか「かまくら作るなら雪をいっぱい集めないと」

ほむら「私にいい考えがあるんだけど」

まどか「何? 簡単に雪を集める方法とか?」

ほむら「諦めて部屋に戻りましょう」ニコッ

まどか「ここまで来たら観念しようよほむらちゃん」

まどか「いいよー、私一人でもがんばって作るもん」

ほむら「安心して、私もちゃんと手伝うから」

まどか「……本当に?」

ほむら「ええ。一緒にスコップを持ちましょう」

まどか「分担作業しようよほむらちゃん」

ほむら「まどかがスコップで雪を集める役で、私はまどかを支える役ね」ギュー

まどか「邪魔だから離れてくれないかなほむらちゃん」

まどか「ほむらちゃんも周りから雪集めてきてよ」

ほむら「わかったわ。盾の中から道具を出すからちょっと離れててね」ヘンシン

まどか「え? ほむらちゃんの分のスコップはあるよ?」

ほむら「手っ取り早くブルドーザーを使おうかと思って」

まどか「横着しないで普通にやろうよ……」

ほむら「……そうね、作るのも楽しみの一つだもんね」

まどか「その前に無免許なのを忘れないでねほむらちゃん」

――――
――

まどか「やっとできたね。でも中ってそんなに温かくないんだ」

ほむら「火種がないからよ。七輪を用意してあるから、これで……」

まどか「あ、ついでにお餅も焼こうよ」

ほむら「やきもちならいつでも焼く準備はできてるわ」

まどか「いつまでも焼いてくれると嬉しいなほむらちゃん」

まどか「つきたてのお餅は美味しいんだよね。今度お餅つきしようか」

ほむら「ごめんなさい。餅つきは嫌いなの」

まどか「どうして? お餅嫌いじゃないよね?」

ほむら「ぺったんぺったんって人を馬鹿にした音を立てるから……」

まどか「被害妄想にも程があるよほむらちゃん」

ほむら「……ぺったんぺったん」サワサワ

まどか「かまくらごと埋められたいのかなほむらちゃん」

ほむら「寒いわ……」

まどか「暖まるまでもう少し時間がかかりそうだね」

ほむら「暖まるまでまどかに抱きついてるわ」ギュ

まどか「やんっ、もう///」

ほむら「……」ガタガタ

まどか「……本当に寒いから抱きついてるだけなんだねほむらちゃん」

ほむら「七輪のおかげでやっと暖かくなってきたわ……」

まどか「かまくらって何でこんなに暖かいんだろうね」

ほむら「それはね、こうして愛し合う二人が近くに寄り添うからよ」スリスリ

まどか「じゃあ私と一緒なら外にいても寒くないのかな」

ほむら「かまくらは狭い空間になるから、暖房効率が上がって暖かいのよ。外に出たら寒いわ」

まどか「嘘でもいいから肯定して欲しかったよほむらちゃん」

ほむら「ええ、もちろんまどかと一緒なら外だって寒くないわ」

まどか「本当? じゃあ外に……」

ほむら「……ごめんなさい、嘘をついたわ」

まどか「寒いと絶不調だねほむらちゃん」

まーた特定厨と特定されたいかまってちゃんかいな
萎えるでしかし(´・ω・`)

ほむら「かまくらを作ってて気づいたことがあるの」

まどか「なに?」

ほむら「身体を動かすと温かくなるわ」

まどか「それは作らなくても気づこうよ……」

ほむら「だから、温まるためにお部屋に戻って一緒に身体を動かしましょう」ハァハァ

まどか「健全に雪だるまでも作ろうねほむらちゃん」

まどか「せっかくだから大きい雪だるま作っちゃおう」

ほむら「私は小さいので……できたわ」

まどか「もう!? ……って、どこにあるの?」

ほむら「指の上よ。胴体は結晶3つ、頭は結晶1つ分」

まどか「作るのが面倒だからって適当すぎるよほむらちゃん」

まどか「それなら一緒に一つの雪だるま作ろうよ」

ほむら「いいわね。私が体を作るから、まどかは頭の方ね」

まどか「無理しなくてもいいよ? 私が大きい方作るから」

ほむら「大丈夫よ。まどかに重労働はさせられないわ」

まどか「かまくらはほとんど一人で作った気がするんだけどほむらちゃん」

まどか「……ほむらちゃん、それじゃ小さすぎだよ」

ほむら「そんなことないわよ。これくらいが普通よ」

まどか「違うよ、ほむらちゃんのは小さすぎるよ」

ほむら「……どうせ私のは小さいわよ……」

まどか「……雪玉の話だよね?」

ほむら「……他に何の話だというのかしら」

まどか「話が脱線した気がしただけだよほむらちゃん」

まどか「ほむらちゃんが作った雪玉を上に乗っけて……できた」

ほむら「私のがまどかの上に乗ってるのね」

まどか「ほむらちゃんが作った雪玉が小さかったからね」

ほむら「私もまどかの上に……」ハァハァ

まどか「肩車くらいなら考えてあげるよほむらちゃん」

まどか「雪だるま以外にも何か作ろうか」

ほむら「子どもがいいと思うわ」

まどか「小さな雪だるま?」

ほむら「いえ、本物の子どもを」ハァハァ

まどか「作りたいんじゃなくて過程を楽しみたいだけだよねほむらちゃん」

まどか「見て見て、雪ウサギ作ったよー」

ほむら「!」グシャ

まどか「え!? なんで潰しちゃうの!?」

ほむら「ごめんなさい、赤い目をした白い物体を見るとつい反射的に……」

まどか「……警察のお世話にならないように気をつけようねほむらちゃん」

まどか「ほむらちゃんも何か作らないの?」

ほむら「たくさん作ったわ。見て」

まどか「……なにこれ」

ほむら「お饅頭でしょ、お団子でしょ、ビリヤードの玉にピンポン玉に……」

まどか「やる気がカケラも感じられないよほむらちゃん」

まどか「えいっ」

ほむら「きゃっ!」ボスッ

まどか「ふふ、いっぱい雪玉があるから雪合戦だよ。えいっ」

ほむら「やったわね……えいっ」

まどか「……ほむらちゃん、全然違う方向に飛んでっちゃったよ?」

ほむら「当てようとはしてるんだけど、本能がまどかに当てるのを拒否してるのよ」

まどか「嬉しいけど遊びが成立しないねほむらちゃん」

ほむら「えいっ」

まどか「当たるどころかかすりもしないね」

ほむら「ええ。これでも狙ってるつもりなんだけど……」

まどか「じゃあ、私に当てたら一つだけ何でも言うこと聞いてあげ……」ボスッ

ほむら「当たったわ。なんでもいいのよね」

まどか「変わり身が早すぎるよほむらちゃん」

ほむら「何をお願いしようかしら……」ウフフ

まどか「あ、あんまり変なのはダメだよ?」

ほむら「決めたわ。まどかとえっちしたい」

まどか「直球すぎるよほむらちゃん」

ほむら「まどかとキャッキャウフフしたい」

まどか「変化球ならいいってわけじゃないんだよほむらちゃん」

ほむら「じゃあ外で遊ぶのはやめて、お家の中に……」

まどか「……」ニッコリ

ほむら「……というのは冗談で」

まどか「察してくれて嬉しいよほむらちゃん」

ほむら「すぐには決まらないから、お願いは後に取っておいてもいいかしら」

まどか「うん、いいよ。じゃあ次は何をしようか」

ほむら「そうね……遭難ごっこなんてどう?」

まどか「……なんかもうなんとなく想像できるけど、どういう遊びなの?」

ほむら「裸になってお互いに温めあうのよ」ハァハァ

まどか「さすがに外で裸になったら寒いよ」

ほむら「別に外じゃなくても……ベッドでもいいし」

まどか「遭難でもなんでもないねほむらちゃん」

まどか「さすがにここじゃ無理だけど、ウインタースポーツもいいよね」

ほむら「寒い時にわざわざ外でやるのが理解できないわ」

まどか「ほむらちゃんスキーとか似合いそうなのにね」

ほむら「! もう一回!」

まどか「? ほむらちゃんスキーとか似合いそうなのに」

ほむら「もう一回」

まどか「……ほむらちゃんスキー」

ほむら「……///」

まどか「空耳がそんなに嬉しいのかなほむらちゃん」

ほむら「やっぱりちゃんと空耳でなく聞きたいわ」

まどか「いつも言ってるのに?」

ほむら「何回聞いても嬉しいもの」

まどか「じゃあ後でね」

ほむら「……今は言ってくれないの?」

まどか「好きって言葉はちゃんと心を込めたいんだよほむらちゃん」

ほむら「これでまどかの『ほむらちゃん』回数が50回到達ね」

まどか「恥ずかしいから数えるのやめようよ……///」

ほむら「50回を記念して、100/1スケールまどかの雪像を作ることにしたわ」

まどか「100/1って100m超えちゃうよ!?」

ほむら「全身全霊を持って来年の札幌雪祭りで作製するわ」

まどか「本当にやりそうで怖いよほむらちゃん」

まどか「手袋してても指先が冷えてきちゃうね」

ほむら「放っておくとしもやけになるわよ。私が温めてあげる」

まどか「ありがとう。マッサージしてくれるの?」

ほむら「あーん」

まどか「なんで口をあけてるのかなほむらちゃん」

ほむら「口の中は温かいのに……」

まどか「……遠慮しておくよ」

ほむら「じゃ、じゃあ他にもう一ヵ所指を入れて温められるところがあるんだけど……///」

まどか「背中に手を突っ込んでもいいかなほむらちゃん」

ほむら「冗談はこれくらいにして、マッサージしてあげるわ」

まどか「本当に冗談だったのかなー」

ほむら「まどか、手を貸して」

まどか「はい、お願い」

ほむら「……」ペロペロ

まどか「マッサージはどこ行ったのかなほむらちゃん」

まどか「そろそろお家に入ろうか」

ほむら「雪遊びは満足した?」

まどか「うん……というか、ほむらちゃんずっと寒そうだから」

ほむら「私は全然平気だから、気にしなくていいのに」

まどか「そう? じゃあもう少し遊んでいようか」

ほむら「まどか、一度決めたことを撤回するのは良くないわ」

まどか「やっぱり寒かったんだねほむらちゃん」

ほむら「でも、いくら寒いとはいえ自分の不甲斐なさが嫌になるわ」

まどか「急にどうしたの?」

ほむら「だって犬は雪を見て喜んで駆け回るものでしょう?」

まどか「有名な歌詞があるよね」

ほむら「私はまどかの犬なのに、このザマなんて……」

まどか「誤解されちゃうから人に聞かれないようにしてねほむらちゃん」

ほむら「やっぱり家の中は暖かいわ……まどか、ちゃんと雪は払った?」

まどか「うん。でも思ったよりびしょびしょになっちゃったね」

ほむら「まどかはえっちだからしょうがないわよ」

まどか「下着の話じゃないんだよほむらちゃん」

ほむら「お風呂沸かしてあるから入るといいわ」

まどか「用意がいいんだね」

ほむら「まどかのお風呂チャンスを逃すほど私はダメ人間じゃないわ」

まどか「世間的にはそっちの方がダメな人だよほむらちゃん」

まどか「先に寒がりのほむらちゃんから入っていいよ」

ほむら「順番を決めるなんて愚かな行為だと思わない?」

まどか「……私が先に入っていいのかな」

ほむら「徒競走ですら手をつないで同時にゴールする時代よ。順番なんて……」

まどか「何が言いたいのかさっぱりわからないよほむらちゃん(棒)」

ほむら「時間とガスの節約を考えてるだけで、やましい気持ちは一切無いわ」

まどか「ほんとに? 嘘だったらおしおきだよ」

ほむら「それなら謹んでおしおきを受けるわ」

まどか「嘘だったのかおしおきされたいだけなのか判断付かないよ」

ほむら「嘘だったし、おしおきもされたいのよ」ファサ

まどか「なんで誇らしげなのかなほむらちゃん」

まどか「外が寒いから湯気がすごいねー」

ほむら「なんだかんだ言って一緒に入ってくれるのよね」ギュー

まどか「時間とガスの節約だよ」

ほむら「そう……」

まどか「なんでまじめに受け止めちゃうのほむらちゃん」

ほむら「……」ジー

まどか「……なんていうか遠慮がないよね、ほむらちゃん」

ほむら「それは間違いよ」

まどか「え?」

ほむら「遠慮してなかったら撮影機材を持ち込んでるわ」

まどか「倫理観のボーダーラインがおかしくなってるよほむらちゃん」

まどか「背中流してあげるね」

ほむら「ありがとう。私は前を流してあげるわ」

まどか「少しは自重しようよほむらちゃん」

まどか「お風呂もいいけど、雪を見ながらの温泉もいいよね」

ほむら「私はまどかを見ながらの温泉でいいわ」

まどか「ほむらちゃんは風情がないなぁ」

ほむら「じゃあ……雪を見ながらまどかと温泉でえっちしたいわ」

まどか「風情の代わりに羞恥心がなくなっちゃったねほむらちゃん」

まどか「ねえ、窓の外見て」

ほむら「何?」

まどか「真っ白だね」

ほむら「そうね」

まどか「明日には溶けちゃうかな」

ほむら「え? 雪の話だったの?」

まどか「……どこ見てしゃべってたのかなほむらちゃん」

まどか「私は窓の外を見てって言ったよね」

ほむら「ちゃんとまど(か)の(パンツの)外(から見えない場所)を見てたわ」

まどか「無理がありすぎてわけがわからないよほむらちゃん」

ほむら「いいお湯だったわ……」

まどか「身体が冷えてたからとっても気持ちよかったね」

ほむら「目の保養にもなったしね」

まどか「それはお互い様なんだよほむらちゃん///」

ほむら「湯冷めしないように少し厚着するといいわ」

まどか「うん、そうだね」

ほむら「服の下に私が入ると温かくていいと思うわ」

まどか「二人羽織は窮屈じゃないかなほむらちゃん」

ほむら「しばらくこたつでだらだらしましょう」

まどか「隣に座る? 向かい合わせに座る? それともお・ひ・ざ?」

ほむら「そうね……向かい合わせに座るわ」

まどか「私の膝の上で向かい合わせになるのは違うと思うなほむらちゃん」

ほむら「言われてみればおかしいわね」

まどか「座る前に気づいて欲しかったなって」

ほむら「まどかの負担を減らすために、私の膝の上にまどかが座るべきよね」

まどか「問題はそこじゃないんだよ」

ほむら「でもそうするとまどかがコタツに入れないかしら」

まどか「とりあえず膝から降りてくれないかなほむらちゃん」

ほむら「……足がしびれて動けないわ」

まどか「足がしびれてるのは私の方なんだよほむらちゃん」

ほむら「……」ツンツン

まどか「やんっ、だ、ダメだってば。本当にしびれ……ぁんっ」

ほむら「まどかの喘ぎ声で私もしびれるわ」ハァハァ

まどか「いいから降り……はぅ! ダメだってばほむらちゃ……んっ!」

まどか「コタツに入ってるとついみかんを食べ過ぎちゃうね」

ほむら「食べ過ぎない良い方法があるわ」

まどか「どんなの? 教えて」

ほむら「お互いに食べさせあえばペースも落ちてちょうどいいと思うの」

まどか「みかんに限らないと思うけど異論は無いよほむらちゃん」

まどか「指がほむらちゃんの唾液でべたべたになっちゃったよ」

ほむら「堪能したわ、ごちそうさま」

まどか「もう……ほむらちゃんは変態さんなんだから」ペロ

ほむら「まどか、指を舐めるのは行儀が悪いわ」

まどか「どの口が言ってるのかなほむらちゃん」

まどか「コタツに入ってるとトイレに立つのが嫌になっちゃうよね」

ほむら「そんなまどかのために尿瓶を用意しておいたわ」

まどか「……気持ちだけ受け取っておくよ」

ほむら「オムツもあるのだけど」

まどか「……気持ちだけでいいから」

ほむら「じゃあ私が……」

まどか「躊躇しないでトイレに行くことにするよほむらちゃん」

まどか「ところでなんでそんなもの持ってるの?」

ほむら「……トイレ行きたくても、コタツから出たくない時ってあるわよね……」

まどか「なんか遠い目をしてるけど、冗談だと思っておくよほむらちゃん」

ほむら「そういえばなんでも一つ言うことを聞いてくれ……」

まどか「聞く前に却下させてもらうよほむらちゃん」

まどか「ちょっと暑くなってきたね」

ほむら「少し温度下げましょうか。つまみは確かコタツの中に……」モゾモゾ

まどか「あ、お願い。少しでいいからね」

ほむら「…………」

まどか「どうしたの? まだつまみ見つからない?」

ほむら「三角形の白い布地を堪能してるだけだから気にしないで」

まどか「白いのが見たいなら、お外で好きなだけ雪を見てていいよほむらちゃん」

まどか「このままだらだらしててもいいけど、何かする?」

ほむら「寒いのはもう遠慮したいわ……」

まどか「じゃあお部屋の中でできる遊びにしようか」

ほむら「部屋には寝室も含まれるのかしら」

まどか「……ほむらちゃんにとって、あれは遊びだったんだ。ふーん」

ほむら「そ、そんなわけないわ! 私は本気で……!」

まどか「ふふ。わかってるよ、ほむらちゃん」

まどか「お部屋の中でする遊び……何がいいかなー」

ほむら「我慢大会にしましょう。あれなら寒くないわ」

まどか「寒くないって言うより暑いんじゃないかなほむらちゃん」

まどか「我慢大会は夏にやるものだよ」

ほむら「じゃあ趣向を変えて、まどかが裸で誘うのを私が我慢するゲームはどうかしら」ハァハァ

まどか「……我慢できるとは思えないんだけど」

ほむら「ゲームは勝つことだけが全てじゃないと思うの」

まどか「我慢する気さらさらないんだねほむらちゃん」

ほむら「30秒くらいは我慢できると思うの」

まどか「30秒後、私は無事でいられるのかな?」

ほむら「大丈夫、まどかを傷つけることは絶対しないわ」

まどか「……キズモノにはされちゃったけどね」

ほむら「責任を持って私がまどかをお嫁さんに貰うわ」

まどか「一生かけて責任とってくれないとダメなんだからねほむらちゃん」

まどか「その我慢大会は私は何を我慢すればいいのかな?」

ほむら「私に好き放題されるのを我慢すればいいと思うの」

まどか「それは我慢にならないんだよほむらちゃん」

ほむら「……早速やる?」

まどか「それはまた今度ね」

ほむら「じゃあこたつにもぐりこんでごろごろしながら寝てはいけない我慢大会を」

まどか「それもう我慢大会って言うより罰ゲームだよねほむらちゃん」

ほむら「開始よ」ゴロン

まどか「……ほむらちゃん、眠いんだね」

ほむら「昼間疲れたから……あ、今お願いいいかしら」

まどか「何かな?」

ほむら「この我慢大会はお互いに抱きしめあった状態でやろうと思うの」

まどか「そんなお願いでいいの?」

ほむら「そんなお願いがいいのよ」

まどか「こういう時は欲がないよねほむらちゃん」

ほむら「まどかの身体柔らかい……それにいい匂い」ギュ

まどか「そうやって言われると恥ずかしいな///」ギュ

ほむら「……胸はちょっと固めだけど」

まどか「……ほむらちゃんの身体柔らかーい」ギュウウウ

ほむら「痛い痛い痛い! 二の腕は、二の腕は許して!」

まどか「自業自得だから容赦しないんだよほむらちゃん」

まどか「もう、ほむらちゃんだって人のこと言えないくせに」

ほむら「ちょっとからかっただけじゃない……」ナミダメ

まどか「こうなるのわかってるのに反省しないよね」

ほむら「だって私Mだから、こんなのただのご褒美でしかないもの」

まどか「……」ギュウウウ

ほむら「嘘、嘘、ごめんなさい、反省した! 反省したから! 痛い痛い痛い!」

まどか(私はSかもしれないんだよほむらちゃん)ウェヒヒ

ほむら「……zzz」

まどか「我慢大会は私の勝ちだね、ほむらちゃん」ナデナデ

ほむら「……まどか……zzz」

まどか「ほむらちゃん、どんな夢を見てるのかな///」

ほむら「……まどかぁ……おしおきしてぇ……zzz」

まどか「……本当にどんな夢を見てるんだろうねほむらちゃん」

サービスのSですね

ほむら「……zzz」

まどか「……zzz」

ほむら「……zzz」

まどか「……zzz」

ほむら「……まどかぁ……zzz」

まどか「……ほむらちゃん……zzz」



ほむら「起きたらすっかり遅くなってしまったわね」

まどか「コタツの魔力って怖いねほむらちゃん」

ほむら「外はもう真っ暗ね……」

まどか「疲れてたからかな、二人ともぐっすりだったね」

ほむら「お義父様とお義母様に連絡しなくて大丈夫?」

まどか「発音じゃわからないけど、それは気が早いんじゃないかなほむらちゃん」

まどか「今日はほむらちゃんの家に泊まるって言って来たから大丈夫だよ」

ほむら「そう。じゃあ後で我慢大会ができるわね」

まどか「我慢大会は隠語じゃないんだよほむらちゃん」

お泊り!?(ガタッ

まどか「お腹すいたね。ご飯どうする?」

ほむら「今から買い物は面倒ね……何か買い置きの食材でできるかしら」

まどか「無かったらお買い物に行こうよ。お外でお食事でもいいけど」

ほむら「ダメよ。外は寒いもの、まどかが風邪引いたら大変よ」

まどか「そんなこと言って、本当はほむらちゃんが寒いの嫌なだけだよね」

ほむら「!?」

まどか「……なんでバレたのって顔されても反応に困るよほむらちゃん」

ほむら「晩御飯はお鍋でもいいかしら?」

まどか「うん、寒いからちょうどいいよね。何鍋にするの? すき焼き? 水炊き?」

ほむら「闇鍋なんてどうかしら」

まどか「闇鍋は料理の名前じゃないよ……」

ほむら「真っ暗な中でまどかと二人っきりで……」ハァハァ

まどか「晩御飯食べるつもりはあるのかなほむらちゃん」

ほむら「本当は材料の関係でしゃぶしゃぶよ」

まどか「うん、いいと思うよ。手間もかからなくていいよね」

ほむら「そうそう、しゃぶしゃぶを食べる時はパンツを履かないのがマナーらしいわ」

まどか「どこでそんな勘違いをしてくるか不思議だよほむらちゃん」

まどか「ぽん酢に紅葉おろしもいいけど……まずはごまだれにしようかな」

ほむら「ごまだれね、はい」

まどか「ありがとう。ほむらちゃんは何にするの?」

ほむら「まどかと同じのでいいわ」

まどか「ごまだれだね、はい」

ほむら「そうじゃなくて、まどかと同じので……」

まどか「ご飯のときくらいおとなしくしてようねほむらちゃん」

まどまど

ほむら「まどかに食べさせてもらうから私のは無くていいのよ」

まどか「私には食べさせてくれないのかなほむらちゃん」

まどか「はい、あーん」

ほむら「ちょ……ちょっと待ってくれる?」

まどか「食べないの?」

ほむら「違うの。猫舌だから、もう少し冷まして欲しいの」

まどか「あ、そうだったね。じゃあ少し時間を置いて……」

ほむら「まどかが口移しで食べさせてくれれば平気だと思うの」

まどか「ふーふーしてあげるからそれで我慢してねほむらちゃん」

まどか「美味しかったね」

ほむら「ええ、お腹いっぱいだし、温まったし、至福の時間ね」ゴロン

まどか「ダメだよほむらちゃん。食べてすぐ横になると牛になっちゃうんだよ」

ほむら「……牛みたいになれば胸も大きくなるかしら」

まどか「残念ながらそれで大きくなるのはお腹だけだよほむらちゃん」

ほむら「少ししたらもう一度お風呂に入りましょう」

まどか「ほむらちゃんってお風呂好きだよね」

ほむら「そうでもないわよ」

まどか「そう? でも一日何回も入ること多いよね」

ほむら「何回も入るのはまどかがいる時だけよ」

まどか「いくら洗っても煩悩は落ちないんだねほむらちゃん」

ほむら「まどかもお風呂好きよね」

まどか「え? 普通だと思うよ」

ほむら「だって、何回入っても一緒に入ってくれるじゃない」

まどか「それはね、好きなのはお風呂じゃないんだよほむらちゃん」

ほむら「……お湯が好きなの?」

まどか「そう来るとは思わなかったよほむらちゃん」

ほむら「脱ぐのが好きなのね」

まどか「まだ引っ張るんだねほむらちゃん」

まどか「私は、ほむらちゃんが好きだから一緒に入るんだよ///」

ほむら「私も、まどかが好きだから一緒に入るの///」

まどか「何回言っても好きって言葉は照れちゃうよねほむらちゃん///」

ああもう、このバカップルめ!(褒め言葉

ほむら「これで120回目の『ほむらちゃん』達成ね」

まどか「……100回じゃないの? なんで中途半端な回数なの?」

ほむら「120って綺麗な数字じゃない。3でも4でも5でも割り切れる数字って素敵よね」

まどか「……本当は忘れてたんだよね」

ほむら「まどかの声に聞き惚れてて、数えるのを忘れてしまったのよ」

まどか「ごまかし方がずるいよほむらちゃん///」

――――
――

ほむら「今日は疲れたわ……」

まどか「雪遊びって結構身体使うもんね」

ほむら「ベッドに入ったらもう何もしたくないわ……」

まどか「じゃあ我慢大会はおあずけだね」

ほむら「脱ぐのを手伝うわね」

まどか「早速我慢できてないよほむらちゃん」

まどか「……ほむらちゃん、それじゃ小さすぎだよ」

ほむら「そんなことないわよ。これくらいが普通よ」

まどか「違うよ、ほむらちゃんのは小さすぎるよ」

ほむら「……どうせ私のは小さいわよ……」

まどか「……雪玉の話だよね?」

ほむら「……他に何の話だというのかしら」

まどか「話が脱線した気がしただけだよほむらちゃん」

ほむら「……ベッドの中に入っちゃうの?」

まどか「裸だと寒いし、あんまり見られると恥ずかしいもん」

ほむら「じゃあ私も……」

まどか「ん……抱き合って寝ると温かいよね」ギュ

ほむら「我慢大会が始まったのかしら」

まどか「ふふ、我慢しなくてもいいんだよほむらちゃん」

まどか「寒いの苦手なのに、今日は一緒に遊んでくれてありがとうね」

ほむら「お礼なんていらないわ。まどかのいない暖かい場所より、まどかのいる寒い場所の方が私は好きだから」

まどか「嬉しいな、ほむらちゃん」

ほむら「まどかのいる暖かい場所が一番好きだけどね」

まどか「今日はどうしてもオチがついちゃうねほむらちゃん」

ほむら「雪でも何でも、まどかと一緒にいられるだけで私は満足よ」

まどか「じゃあ明日も雪で遊ぼうね、ほむらちゃん」

ほむら「……明日には晴れて全部溶けてるわ。そう願ってる」

まどか「本当に寒いのがダメなんだね」

ほむら「そうね。でも、まどかがいれば心が温かいから大丈夫よ」

まどか「私もほむらちゃんといると心が温かくなるよ」

ほむら「それは嬉しいわ。じゃあ、今から心だけじゃなくて身体も温めてあげる」

まどか「心も身体も、いっぱい温め合おうねほむらちゃん」





おしまい

乙でした

おつかれさまでした
支援ありがとうございました

若干時期がずれててごめんなさい

明後日飛行機乗るので、墜落したらこれが遺作かー(フラグ)


それでは皆様おやすみなさい。
またどこかのスレでお会いしましょう。

次は何を書こうかな。

また、このシリーズが読めることを願ってる

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