特攻隊員の遺書、世界記憶遺産に申請
「極限状況の中、残した真実の言葉」
2014.2.4 14:32 [歴史問題・昭和史]
鹿児島県南九州市は4日、市立知覧特攻平和会館に収蔵する特攻隊員の遺書など333点の
世界記憶遺産登録に向け、国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部に申請書を4日付で郵送す
ると発表した。平和会館は特攻隊員の遺書や写真約1万4千点を収蔵。うち本人名や部隊名が
書かれ、直筆と確認できた家族宛ての手紙などを申請する。
記者会見した霜出勘平市長は「明日、命はないという極限の状況で隊員が残した真実の言葉
を保存・継承し、世界に戦争の悲惨さを伝えたい」と話した。
世界記憶遺産は世界の人々の記憶にとどめておくべき重要な文書、絵画などの遺産の保護
と振興を目的にユネスコが創設。フランスの「人権宣言」やオランダの「アンネの日記」など299件が
登録されている。
文部科学省によると、2015年の登録に向け政府は京都・東寺に伝わる「東寺百合文書」
(国宝)の申請書提出の準備をしているほか、京都府舞鶴市は「シベリア抑留と引き揚げ関連
資料」も3月中旬までに申請書を提出する方針。
世界記憶遺産への登録申請について、記者会見する鹿児島県南九州市の霜出勘平市長
=4日午前、南九州市の知覧特攻平和会館
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