ロリコン「生まれ変わっても…」 幼女「また恋人になろーね…」 (66)

警察「いたぞー!!ロリコンだ!!殺せ!!」

幼女「だめーっ!!」バッ

パーンッ

幼女「うっ…げほっ…ろりこんの…おにい…ちゃん…」

ドサッ…ガクッ…

警察「クソっ!!ロリコンめ…幼女を盾にするとは卑怯な奴…」

ロリコン「ウオオオオアアアアアアッ!!!」

警察「撃てー!!」

パンパン

ロリコン「幼女…ちゃん…」ドサッ…

――



ゴキブリ幼女「はっ!!…そうだ私は…」

ゴキブリ幼女「ろりこんのおにいちゃんを探さなきゃ!!」

ゴキブリ幼女「どこ!?ロリコンのお兄ちゃんどこっ!?」カサカサ

男「ぐぅ…ぐぅ…zzz」

ゴキブリ幼女「なんだか…懐かしい匂いがする…」カサカサ

男「ぐぅ…ぐぅ…zzz」

ゴキブリ幼女「もしかして…!!ロリコンのお兄ちゃん!!?」カサカサ

ゴキブリ幼女「お兄ちゃん!!起きて起きて!!私だよ!!」カサカサ

ゴキブリ幼女「また会えたよ!!お兄ちゃん!!」カサカサ

男「むにゃ…はむ…zzz」

ゴキブリ幼女「きゃぅっ!?お、お兄ちゃんそんないきなりぺろぺろしちゃダメだよぉっ///」カサカサ

ゴキブリ幼女「およよっと…ふぅ危なかったぁ…」カサカサ

ゴキブリ幼女「でもなんでこんなに大きさ違うんだろ…?」カサカサ

男「んあっ…?ふぁぁ…」

ゴキブリ幼女「お兄ちゃん!!」カサカサ

男「うおっ!?」

ゴキブリ幼女「お兄ちゃん!!また会えたんだよ!!私だよ!!」カサカサ

男「こ、こっち来るな!!」バンバン

ゴキブリ幼女「きゃぁっ!?お兄ちゃん何するの!?」カサカサ

ゴキブリ幼女「やめてっ!!叩いちゃやだよぉっ!!」カサカサ

男「くそっ!!当たらない!!」

ゴキブリ幼女「もぉー…そんなことするロリコンのお兄ちゃんには…」

ゴキブリ幼女「ぎゅーって抱きつき攻撃するもーんっ♪」ブワーッ

男「ウオオオオオオオアアアアアア!?!?!?!」

男「来るなぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ベシッ

ゴキブリ幼女「ふぁっ!?」ボト…

ゴキブリ幼女「お兄ちゃん…なん…で…?」ピクピク…

ガクッ…

男「動かなくなったか…よし、ティッシュで包んで…」ポイッ

――



ピクピク…

ゴキブリ幼女「んっ…痛てて…」ピクピク

ゴキブリ幼女「私確か…お兄ちゃんに叩かれて…」

ゴキブリ幼女「ぐすっ…ロリコンのお兄ちゃん…約束…忘れちゃったの…?」

――



男「それでさー、今日朝からゴキブリ出てさー」

男友「うええ…お前の部屋どんだけ散らかってるんだよwww」

男「いやあー…そんなに散らかっても無いと思うんだけどなー」

男友「そんで?殺したの?」

男「ああ、こっち向かって飛んで来やがったからさ」

男「バシっと一発で仕留めたわ」

男友「飛んできたとかこええwww」

幼馴染「何話してるのー?」

男友「こいつ朝からゴキブリと戦ったんだって」

幼馴染「えーっ!?この前部屋の掃除やってあげたばっかじゃん!!」

幼馴染「もう散らかしたのー!?」

男「いやー…散らかして無いんだけどなぁ…」

幼馴染「はぁー…今日学校終わったら掃除しに行ってあげる」

男「わ、悪いな…」

男友「人前でイチャイチャしてんじゃねーよwww」

幼馴染「なっ…///」

男「ち、違うって!!///」

男友「はいはいwww」

――



キーンコーンカーンコーン

幼馴染「ほら、男!!帰って掃除だよっ!!」

男「お、おう」

男友「エロ本とか見つけてそのままエロいことすんなよーwww」

幼馴染「し、しないわよっ!!///」

男「も、持ってねーよ!!///」

幼馴染「はぁー…///なんで私達が付き合ってるみたいになってるわけ!?」テクテク

男「し、しらねーよ」テクテク

幼馴染「まったく…あ、そういえばほんとに持ってないの?」

男「何が?」

幼馴染「え、えっちな…その…本とか…///」

男「お前何度も俺の部屋来てるし、掃除だってしてるからわかるだろ!?///」

幼馴染「で、でも…私の知らないとこに隠してたりとか…」

男「か、隠してねーよ!!」

――



ゴキブリ幼女「はぁ…」カサカサ

ゴキブリ幼女「んっ?なにこれ…漫画…??」カサカサ

ゴキブリ幼女「ひ、ひゃぁっ///なにこれえっちぃ本だぁっ///」カサカサ

ゴキブリ幼女「お、お兄ちゃんのえっちぃぃぃぃっ!!///」カサカサ

ガチャッ

ゴキブリ幼女「あっ…お兄ちゃんかな…?」カサカサ

男「ほら、散らかってねーだろ?」

幼馴染「おーほんとだぁ…ちゃんと綺麗にしてるのね、偉い偉い」

ゴキブリ幼女「えっ…?」

男「掃除はしなくて良いだろ?」

幼馴染「うんうん、そだね」

ゴキブリ幼女「女の…人…」

男「どうする?帰る?」

幼馴染「帰れってことっ?」ムスッ

男「違うって、じゃ、じゃあ一緒にだらだらすっか」

幼馴染「うん」

ゴキブリ幼女「…そっか…お兄ちゃん違う女の人のこと…好きになっちゃったんだ…」カサカサ

ロリコン「生まれ変わっても…僕は君を愛したい」

幼女「私も…ロリコンのお兄ちゃんのことが大好きっ」





ゴキブリ幼女「ぐすっ…お兄ちゃん…また大好きだって…抱きしめて欲しかったよ…」カサカサ

男「でよー…」

幼馴染「えー、嘘でしょーwww」キャッキャ

ゴキブリ幼女「だけど…私、お兄ちゃんのこと大好きだから…」カサカサ

ゴキブリ幼女「お兄ちゃんが好きな人と幸せでいるなら…」カサカサ

ゴキブリ幼女「私…それで幸せだよ、ぐすっ…」カサカサ

ゴキブリ幼女「最後に一目見て…こっそりいなくなろう」カサカサ ヒョコッ

男「お、幼馴染…///」

幼馴染「…男///」

男「ん?ウオオオアアアアッ!?」

ゴキブリってやっぱ最低だな

幼馴染「ど、どうしたのっ!?」

男「で、出たっ!!ご、ゴキブリ!!」

ゴキブリ幼女「ふぇっ!?どこどこっ!?!?」カサカサ

幼馴染「うわっ!?ほ、ほんとだ!!」

男「くっそ…またかよ」

ゴキブリ幼女「お兄ちゃん!!私虫怖いよーっ!!」カサカサ

男「ウオオアアアアアッ!?」

幼馴染「なんでこっち来てるのぉぉっ!?」

ゴキブリ幼女「お兄ちゃーーん!!怖いよおおおおおっ!!」カサカサ

幼馴染「ああっ!!私のバッグ!!」グイッ

ポロッ… キラーン

幼馴染「ああっ…鏡が…!!」

ゴキブリ幼女「うあーーーーんっ!!」カサカサ

キラーン

ゴキブリ幼女「えっ…?」

幼馴染「ああーっ…私の鏡がぁぁ…もう使えないぃぃ…」

男「う、動きが止まった…今のうちに」クルクル

ゴキブリ幼女「嘘…ゴキブリは…私…?」

幼馴染「ああっ…もうほら早くやっちゃって!!」

男「お、おう…」グッ…

ゴキブリ幼女「そんな…こんなのって…こんなのってないよ…ぐすっ」

男「今だっ!!ウオオオオアアアアアアッ!!」



幼女「ロリコンのお兄ちゃん!!」ギュッ

ロリコン「くんかくんか…今日も良い匂いだね」

幼女「もぉー…お兄ちゃんのえっちぃ///」



男「ハッ!!」

幼馴染「ど、どうしたの…?」

男「なんだ今の…」

男「今…なんか…俺がロリコンで…幼い女の子と…イチャイチャしてて…」

幼馴染「はっ!?男ってロリコンだったの!?」

男「いや、違うそうじゃなくて!!…いやそうなのか!?」

ゴキブリ「…」

男「ゴキブリ…だよな…?」

幼馴染「ねぇ、ちょっとどういうこと!?」

男「だから…!!」



ゴキブリ幼女「ぐすっ…あんまりだよ…こんなの…」

ゴキブリ幼女「もう…どうしたらいいのかわかんないよおおおっ!!」カサカサ


幼馴染「あっ!!ゴキブリ逃げた!!」

男「…」

幼馴染「ちょ、ちょっと男っ!!」

男「…」

― 翌日

キーンコーンカーンコーン

男「ぼー…」

幼馴染「ちらっ…はぁ…」

男友「なあ、幼馴染、昨日男と何かあったのか?www(ヒソヒソ」

幼馴染「無いわよ、ばかっ!!///」

男友「だってよー、今日のお前ら何か変だぞ?(ヒソヒソ」

幼馴染「…実はね」

――



男友「男がロリコン?www」

幼馴染「そ、そんなに笑うことないでしょ!!」

男友「だって…ちらっ」

男「…はぁ」ボー…

男友「何?じゃああいつ今ロリコンで悩んでるってこと?www」

男友「よー!!ロリコン!!」バシバシ

男「痛てっ」

男友「そのくらいで悩むなよ!!」

男友「何を隠そう俺もロリコンだ!!」

男友「ドストライクは小学五年生くらいwww」

男友「可愛いよなー」ハァハァ

男「はっ?…あー幼馴染から聞いたんだな」

男「あの、別に俺がロリコンってわけじゃねーよ」

男友「えっ…?」

幼馴染「ち、違うのっ!?」

クラス女子「うわっwww男友ロリコンなの?wwwきもーいwww」

男友「ぐ、ぐぬ…」

男「ちょっと…話聞いてくれるか」

――



幼馴染「前世の…」

男友「記憶…?」

男「うん」

男「昨日、ゴキブリにトドメを刺そうとしたときにさ、頭の中に入って来たんだよ」

男「ロリコンな男と、幼女が本当に愛し合ってるシーンが…」

男「その後も何度か同じ様に頭の中にそういうのが流れてきてさ…」

男「順番を組み合わせていったんだけど…」

男「生まれ変わっても恋人になろうって約束して…死んじゃったんだよね」

男「ロリコンも、幼女も」

幼馴染「えっと…つまり、そのロリコンが男で…」

幼馴染「女の子が…」

男友「ゴキブリ…?」

男「うん」

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―’彡-i     |
  i  ,’i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三”―-―’ /    .|

   iイ | |’ ;’((   ,;/ ’~ ゛   ̄`;)” c ミ     i.
   .i i.| ‘ ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`’    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` ? -、` i    ノノ  ’i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  ‘ノ  .. i ))  ’?、_`7   ((   , ‘i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `?  ”    ))  ノ “”i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//?’”;;”  ,/ヽ、    ヾヽ

幼馴染「そんな…そんな話信じられないって」

男「だって普通ゴキブリって人から逃げるだろ?」

男「あのゴキブリは一昨日も、昨日も寄って来たんだぜ?」

男「俺に…」

男友「ま、まあ仮にそうだったとしてもだ」

男友「相手はゴキブリだぞ?」

男「ああ…うん」

男「そう…だよな、どうしようもないもんな…」

男友「そうそう、それにまあ99%気のせいだから!!w」

男「だよな…うん、ありがとな話聞いてくれて」

男友「おう」

男「そんじゃ、俺先に行くわ」スタタッ

幼馴染「…男」

男友「…心配すんなって、それとも幼馴染はゴキブリに負けるほど魅力が無いのか?www」

幼馴染「はっ!?な、何言ってんのっ!?それじゃまるで私がっ…///」

――



ガチャッ

男「ただいま…」

シーン…

男「…なにゴキブリに挨拶してんだろ、俺」

男「…姿は見えないな」キョロキョロ

男「ふぅ…気のせい…気のせいか…」



幼女「だめーっ!!」バッ

パーンッ

幼女「うっ…げほっ…ろりこんの…おにい…ちゃん…」

ドサッ…ガクッ…



男「幼女…ちゃん…」

男「…」

コンコン

男「はーい」

ガチャ

幼馴染「やっほっ」

男「幼馴染か」

幼馴染「浮かない顔してるね」

男「そうか?」

幼馴染「うん」

男「そうか…」

幼馴染「やっぱり…その…女の子のことが気になるんだ?」

男「…」

幼馴染「思い出して好きになっちゃった…?」

男「…」

幼馴染「前世だったとしても…それをいつまでも引きずったって仕方ないじゃない」

男「…お前にはわかんないよ」

幼馴染「なっ…何よっ!!」

男「大好きな相手がゴキブリになってた気持ちがお前にわかるかよ!!」

幼馴染「…っ!!」

男「ご、ごめん…」

幼馴染「…そっか、やっぱ…好きになっちゃったんだ…」

男「…」

幼馴染「…ぐすっ」

男「な、泣くことないだろ…」

幼馴染「私は男が好きだったんだもんっ!!」

男「えっ…」

幼馴染「ゴキブリに負けた女の子の気持ちなんかあんたにわかんないでしょっ!!」

幼馴染「この鈍感!!ロリコン!!」ダダダッ

男「幼馴染っ!!」

男「何やってんだ俺は…」

ガサッ

男「―っ!?」

ゴキブリ幼女「はぁ…はぁ…」カサカサ

男「ご、ゴキブリ…」

ゴキブリ幼女「お兄…ちゃん…?」カサカサ

男「やっぱり…この感覚…間違いない…幼女ちゃんだろ!?」

ゴキブリ幼女「えっ…?」

男「幼女ちゃんだよな?俺が大好きだった…あの幼女ちゃんなんだよな!?」

ゴキブリ幼女「お兄ちゃん…思い出して…くれたんだ…ぐすっ」カサカサ

男「幼女ちゃん!!…ごめん、気付かなくて…ぐすっ」

男「でも俺…思い出したよ…生まれ変わっても…恋人に…なりたい…だよな、ぐすっ」

ゴキブリ幼女「お兄ちゃん…ぐすっ」

男「人間とゴキブリじゃ…付き合うことはできないけど…せめて…抱きしめるから…ぐすっ」

男「おいで…」

ゴキブリ幼女「お、お兄ちゃぁぁぁんっ!!」カサカサ

ガチャ

母親「今、こっちにゴキブリ逃げて来たでしょ!?」

母親「あああっ!!いたっ!!死ねぇぇぇぇぇっ!!!」ビュッ

男「母さん!?待ってっ!!その子はっ…」

スパーンッ

母親「ふぅ…」

男「あっ…ああっ…嘘だ…嘘だろ…」

ゴキブリ「…」

母親「ザマぁ見ろゴキブリめ!!」

母親「男、それ捨てといてねー♪」スタスタ

男「幼女ちゃん…うあっ…ウオオオオアアアアアアッッッ!!」

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