輝子「トモチョコ」 (41)

シンデレラジオの外伝です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1391527964

輝子「チョコで…お菓子を作ってみた…」

輝子「チョコを溶かして…キノコの型にしただけだけど…フヒッ」

輝子「世間は…バ、バレンタインで…賑わってるからな…」

輝子「で、でも、これは、レンアイとかそういうアレでは…決してない…」

輝子「そう、トモチョコってヤツ…」

輝子「トモダチに渡すだけなら…何も、問題ない…何も…」

輝子「このキノコチョコを…事務所の…トモダチに、配るよ…」

輝子「無くなるまで…配れたら、わ、私も…トモダチ、沢山…フヒッ」

―STAGE1―

輝子「お、お隣さん…ちょっと、いいですか…」

乃々「あ、はい、なんでしょう…星さん」

輝子「フヒッ…そ、その…これを…」

乃々「えっと…チョコですか?」

輝子「その、バレンタインの…」

乃々「これを…私に?」

輝子「トモチョコってヤツ…フヒッ」

乃々「友チョコですか…ありがとうございます…」

乃々「今、代わりに渡せそうな物を持ってないですけど…」

輝子「だ、大丈夫…受け取ってくれるだけで…いい…フヒッ」

乃々「そうですか…でも、また今度、お礼をしますので…」

輝子「わ、分かった…楽しみにしてる…」

乃々「…はっ、この足音…!?すみません、もりくぼはこれで失礼しますけど…」ソソクサ

輝子(プロデューサーの足音、分かるのか…)

―STAGE2―

美玲「~♪」

美玲「…あ、これイイな…でも、ちょっと高いかな…」

輝子「あ、あの…」

美玲「うわッ!?」ビクッ

輝子「あ…あっ、ご、ごめん…」

美玲「い、いたんだ…気付かなかった…」

輝子「フヒ…さ、さっきからいましたよー…は、話しかけるタイミングを…フヒ」

美玲「普通に話しかけてくれればいいのに…」

美玲「で、ウチに何か用なの?」

輝子「あ…こ、これ…」

美玲「チョコ?…もしかして、バレンタインの?」

輝子「う、うん…トモチョコってヤツ…」

美玲「ん、そっか…ありがと。えっと…じゃあ、ポッキー食べる?」

輝子「あ…じゃ、じゃあ、1本……」

美玲「好きなだけ取っていいぞ?」

輝子「フヒ…じゃあ、もう1本…フヒヒッ…」ポリポリ

―STAGE3―

『各球団がキャンプインし、4月の開幕に備え厳しい練習を――』

友紀「うんうん、今年もキャッツはいい感じだね!優勝間違いなし!」

巴「去年もそんなこと言っとらんかったか?」

友紀「え、そうだっけ?」

巴「……」

友紀「ゴクゴク…プハァ!昼間から野球のニュース見ながら飲むビールは最高だなぁ!」

巴「こんなアイドルが存在して許されるんかの…」

輝子「あ…あの…」

友紀「あ、輝子ちゃーん!一緒に野球の話するー?」

巴「輝子は野球分からんじゃろ…。それで、どうしたんじゃ」

輝子「あ、あの…これを、どうぞー…」

友紀「わっ、チョコだ!くれるの?」

輝子「トモチョコってヤツです…フヒッ」

巴「そうか…わざわざすまんの。必ず礼はする」

友紀「ありがとー輝子ちゃん!ビールとチョコって合うのかな?」

巴「酒から離れんか!」

輝子「フヒヒ…」

―STAGE4―

仁奈「こ…こうでごぜーますか!?」

紗南「そうそう!仁奈ちゃん上手上手!」

仁奈「これで仁奈も杏おねーさんとゲームできますか!?」

紗南「できるできる!」

仁奈「ふふふ…野望に一歩前進ですよ!」

輝子「ふ、二人とも…ゲーム…?」

仁奈「あっ、輝子おねーさん、こんにちはですよ!」

紗南「仁奈ちゃんが、杏さんとゲームできるようになりたいんだって!」

輝子「な、なるほど……と、ところで…二人とも、チョコ食べる…?」

仁奈「チョコですか!?食いてーですよ!」

紗南「あっ、もしかして、バレンタインの?」

輝子「イ、イエス…トモチョコってヤツです…フヒッ」

紗南「ありがとー、輝子ちゃん!今度、何かお返しするね!」

仁奈「仁奈もお返しするですよ!」

輝子「う、うん…期待してるよ…フヒ」

―STAGE5―

こずえ「はるー…あそぼー…」

晴「ん?いいけど…何すんだ?」

こずえ「さっかー…」

晴「サッカーって…オレはいいけど、こずえサッカーできんのか?」

こずえ「さっかーって…どうやってやるのー…?」

晴「……」

輝子「お、お二人さん…ちょっと、いいかな…」

晴「あ、輝子ねーちゃん」

こずえ「どーしたのー…?」

輝子「こ、これ…あげるよ…フヒ」

晴「あ、チョコじゃん!くれんの?」

輝子「ど、どうぞどうぞ…トモチョコって…ヤツだからね…フヒッ」

晴「トモチョコ…?あー、アレか。オレには関係ねーイベントだと思ってたけど…まあ、ありがとな!」

こずえ「わーい…ちょこ…たべるー…」

晴「んー、お返しになるかわかんねーけど、ガムやるよ!」

こずえ「こずえも…がむ…あげるー…」

輝子「そ、そうか…ありがとう…フヒッ」

―STAGE6―

輝子「き、きらりさん…」

きらり「あ、輝子ちゃーん!おっつおっつ☆」

輝子「お、おっつ…おっつ…」

きらり「うぇへへ、合わせてくれてありがとー☆」

輝子「フヒヒ…」

きらり「輝子ちゃん、きらりんに何かご用~?」

輝子「こ、これを…渡したくて…」

きらり「にょわっ!チョコレートー!きらりんにくれるのー?」

輝子「トモチョコってヤツです…はい」

きらり「輝子ちゃんありがと~!きらりん、とーってもうれすぃ☆」ギュウ

輝子「フヒッ…ど、どういたしまして…フヒ…ヒ…」

きらり「今度、絶対ぜーったい、お返しすゆね☆」ギュウウ

輝子「た、楽しみに…してる…フヒ…く、苦し…」

きらり「にょわわ!?輝子ちゃん大丈夫ー!?」

輝子「だ、大丈夫…問題ない…フヒヒ…」

―STAGE7―

菜々「ミミミン、ミミミン、ウーサミン♪」

輝子「あ…あの、菜々さん…」

菜々「あっ、輝子ちゃん、どうしました?」

輝子「な…何か、作ってるの…?」

菜々「はいっ、もうすぐバレンタインなので、皆さんにチョコをプレゼントしようかと!」

輝子「ど、どんなのを…作るの…?」

菜々「トリュフチョコを作る予定ですよ♪出来たら輝子ちゃんにもあげますね♪」

輝子「う、うん…ありがとう…」

菜々「あ、それで、ナナに何かご用でしたか?」

輝子「そ…その、私も…トモチョコ作ったから…菜々さんに…」

菜々「わぁっ、そうだったんですか?」

輝子「な、菜々さんみたいな…ちゃんとしたヤツじゃ…ないけど…」

菜々「見た目より、大事なのは気持ちですよ♪」

菜々「ありがとうございます、輝子ちゃん♪私のも楽しみにしてて下さいね♪」

輝子「わ、分かった…フヒ」

―STAGE8―

輝子「さ…幸子…い、今…大丈夫…?」

幸子「おや、輝子さん、どうしました?」

輝子「こ、これ…」

幸子「これは…チョコレート、ですか?」

輝子「ほ、ほら…その、バレンタイン的な…」

幸子「あぁ、そういうことでしたか!ボクにくれるんですか?」

輝子「トモチョコってヤツです…フヒッ」

幸子「ありがとうございます。これは…キノコの形、ですか?」

輝子「イエス…フヒッ」

幸子「輝子さんらしいですねぇ。では、ボクもお返しを用意しますね」

幸子「輝子さんがキノコチョコなら、ボクもなにかボクらしいチョコを作りましょうか!」

輝子「幸子らしい…チョコ……幸子チョコ…サチョコ?」

幸子「サチョコ!いいですね!カワイイカワイイボクの形をしたチョコですね!」

輝子「お、美味しそうだね…フヒッ」

幸子「…そ、それだと、なんだかボクが食べられるみたいですね」

幸子「何か別の形にした方がいいでしょうか…むむむ」

―STAGE9―

杏「ふわぁ…今日は暖かいなぁ…絶好のだらだら日和…」ダラダラ

輝子「あ、杏さん…」

杏「おー、輝子ー。一緒に昼寝するー?」

輝子「あ…そ、その…渡したいものが…あって…」

杏「渡したい物?なんぞなんぞー」

輝子「こ、これ…」

杏「おっ、チョコじゃーん。ありがとー」

輝子「ト、トモチョコってヤツ…フヒ」

杏「友チョコ?あー、そういえばバレンタインかぁ」パク

杏「んー、甘くてうまー」

輝子「そ、そうか…よかった…フヒ」

杏「じゃあ、杏からもこれを進呈しよー。ちょっとお高いバター飴ちゃん~」

輝子「フヒ…あ、ありがとう…」パク

杏「バレンタインは何もしなくてもチョコ貰えるからいいねぇ」

輝子「あ、杏さんは…誰かに…チョコ、あげないの…?」

杏「うーん、まぁなんか貰ったら、お返しに飴玉でもあげるよー」

輝子「そ、そうか…」

杏「ま、とにかくありがとねー」

輝子「どういたしまして…フヒッ」

―LAST STAGE―

輝子「小梅…ちょっと、いい…?」

小梅「あ、輝子さん…どうしたの…?」

輝子「そ、その…これを…」

小梅「あ…チョ、チョコレート…も、もしかして…バレンタインの…?」

輝子「う、うん…よかったら、どうぞ…」

小梅「ありがとう…輝子さん…えへへ…」

輝子「フヒ…ど、どういたしまして…」

小梅「わ、私もね…なにか、作って…皆に配ろうと思ってたんだ…」

輝子「そ、そうだったのか…」

小梅「う、うん…だから、出来たら…輝子さんにも、プレゼントするね…」

輝子「分かった…楽しみに、してる…」

小梅「えへへ…」

輝子「フヒ…フヒヒ…」

小梅「ほ、他の人にも…渡してるの…?」

輝子「う、うん…小梅でちょうど最後…全部、配れた…」

小梅「わぁ…よかったね…!」

輝子「売れ残らなくて…一安心…」

小梅「いくつぐらい…作ったの…?」

輝子「と、とりあえず…10個と…少し…。小梅のは…一番、綺麗に作れたやつ…フヒ」

小梅「そうだったんだ…あ、ありがとう…輝子さん…凄く、うれしい…えへへ」

輝子「う、うん…フヒ」

輝子「チョコ…全部、配れた…」

輝子「全然渡せなかったら…どうしようと思ってたけど…」

輝子「み、みんな…喜んでくれてた…フヒ」

輝子「トモダチ同士のバレンタインなら…い、いいな…悪くない…」

輝子「ざ、材料は…まだ、余ってるし…」

輝子「もう少し作って…他の人にも…プレゼントしよう…フヒ…フヒヒ…」


EXTRA STAGE1~3

>>18-20
1レスにつき1人、被ったら繰り下げで

ニナチャーン

では>>19-21でいきますよ~イクイク
しばしお待ちを

EXTRA STAGE1

光「ライフゴーズオン本気出ーしてー戦うのーならー♪負ーける気ーしないはーずー♪」

輝子「あ…ひ、光…ちょっと、いい…?」

光「ん?あ、輝子さん!どうしたの?」

輝子「こ、これ…よかった…どうぞー…」

光「おぉっ、これはチョコレート!アタシにくれるの?」

輝子「う、うん…貰ってくれると…嬉しい…フヒ」

光「ありがとう!それじゃあ、ありがたくいただくことにするよ!」

光「それにしても、急にチョコレートなんてどうしたの?」

輝子「ほ、ほら、アレ…バレンタイン的な…トモチョコ的な…」

光「あっ…あー!そっか!すっかり忘れてた…!」

輝子「ひ、光は…誰かに…あげるのか?トモチョコ…」

光「んー、とりあえず、プロデューサーには渡そうかな!いつもお世話になってるからね!」

光「前は、関係ない話で盛り上がっちゃったからな…ははは」

光「あ、勿論輝子さんにもお返しするからね!」

輝子「か、関係ない…話…?」

光「水爆怪獣の話なんだけど…あ、水爆怪獣って言うのはね!」

輝子(あっ…これ、長くなるパターンだ…)

EXTRA STAGE2

愛海「あー、お山に触れたい…そろそろ禁断症状が…」

輝子「あ、愛海…」

愛海「あっ、輝子ちゃん!どうしたのー?」

輝子「こ、これ…よかったら…」

愛海「わーっ、チョコレートー!もしかして、バレンタインの?」

輝子「そ、そう…トモチョコってヤツ…フヒヒ」

愛海「ありがとう輝子ちゃん!今度お返しするね!」

輝子「わかった…フヒ」

愛海「あっ、それで輝子ちゃん、ちょーっとついでにお願いがあるというか…」

輝子「フヒ…お願い…?」

愛海「チョコのついでに、マシュマロも欲しいなー、なんて?」

輝子「マ、マシュマロ…?」

輝子(チョコフォンデュでもするのかな…)

愛海「そう、マシュマロ!輝子ちゃんが二つ持ってるマシュマロ…」

輝子「わ、私が…二つ持ってる…?」

愛海「あぁんっ、もうじれったい!輝子ちゃんのお山を触らせてって事ー!」

輝子「フヒッ!?…あ、あっ…清良さんと…真奈美さんだ…」

愛海「ぎゃー!?う、ウソですジョウダンですだからおしおきだけはー!?」ガクブル

輝子(い、今の内に逃げよう…)

EXTRA STAGE3

のあ「……」ペラ

輝子(の、のあさん…本を読んでる…。ほとんど、話した事無いけど…どうしよう…)

のあ「…どうしたの、輝子」

輝子「フヒッ!?」

輝子(な、何で気付いたんだ…こっち、見てないのに…)

のあ「私に…何か用があるのではないの?」

輝子「え…あ…えっと…こ、これ…」

のあ「それは…チョコレート、ね」

のあ「それと…貴方が戸惑っているのに、どの様な関係があるのかしら」

輝子「え、えっと…の、のあさんに…あ、あげます…」

のあ「……私に?」

輝子「ト、トモチョコって…ヤツです…フヒ」

のあ「そう…これを、私に」

輝子「あ…い、いらないなら…全然…」

のあ「いえ、貰うわ…ありがとう」

のあ「ほんの少しの勇気が…人を、属性を、大きく変化させることもあるのね」

輝子「えっ…?」

のあ「こちらの話よ…気にしないで。また、いつか…お礼はするわ」

輝子「あ…は、はい…お構いなく…フ、フヒヒ」

輝子「追加で作った分…渡すの、凄く疲れた…」

輝子「な、なんでだろうな…フヒ…」

輝子「と、とにかく…今回も…全部、渡せて…よかった…」

輝子「私…トモダチ、沢山…?フヒ…フヒヒ…」


おしり

のあさんのセリフでチカレタ…(小声)

見てくれた人ありがとう

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