夏梨「食べる?」冬獅郎「なんだそれ」 (7)

夏梨「饅頭。貰いもんだけどな」

冬獅郎「ほー。どれ」パク

冬獅郎「……なかなかうまいな」

夏梨「マジ?浦原さんって結構器用なんだなー。お菓子も作れんのか」

冬獅郎「」


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冬獅郎「ぐっ……がっ……」

夏梨「と、冬獅郎!大丈夫か!?」

冬獅郎「か、体が……」

夏梨「体!?ど、どうしよう……」

冬獅郎「と…とりあえず……浦原、を……」

夏梨「あんの野郎…変なもんよこしやがって!絶対とっちめ、て……冬獅郎?」

夏梨「と、冬獅郎?どこ行った冬獅郎!?」

夏梨「なんで服だけ……冬獅郎!とうし…ろ?」

冬獅郎(猫)「うう……」

夏梨「」

夏梨「え、えっと……」

夏梨「……」ツンツン

夏梨「……とーしろー?」

冬獅郎(猫)「ん……ああクソ……」

冬獅郎(猫)「やっとマシになってきやがった……あの野郎、ぜってぇ許さねえ」

冬獅郎(猫)「……あ?なんでオマエそんなでけえんだ」

夏梨「……ね」

冬獅郎(猫)「ね?」

夏梨「猫に……なってる」

冬獅郎(猫)「……は?」

夏梨「ほい」つ鏡

猫獅郎「……からかってんのか?」

夏梨「いや」

猫獅郎「……夢だな」

夏梨「現実だ」

猫獅郎「……」

夏梨「……」

冬獅郎「……なんじゃこりゃあああああ!?」

ミスった


猫獅郎「ふざけんな!!いますぐ乗り込んで……!!」

夏梨「お、おいとうし」

猫獅郎「うおっ!?」

猫獅郎「おっ…とっ…」ヨタヨタ

猫獅郎「…っと」ペタ

夏梨「……」

猫獅郎「……なんだよ」

夏梨「プッ」

猫獅郎「笑うな!!」

猫獅郎「くっ……こんな姿じゃまともに歩けねえぞ」

夏梨「どうしよう……」

猫獅郎「とりあえず浦原んとこに行くしかねえな……」

夏梨「私が抱えていこうか?一人じゃ無理だろ」

猫獅郎「悪いな」

夏梨「猫獅郎がいなきゃ私が猫になってたしな。ガッツリ文句いってやる」

猫獅郎「オイ待てなんだその猫獅郎てのは」

夏梨「猫の冬獅郎で猫獅郎」

猫獅郎「他人事だと思って……!!」

浦原「……」ズズズ…

浦原「」ハァ

浦原「……ヒマですねぇ」

ダダダ…

浦原「おやぁ?」

夏梨「オイコラ浦原ぁ!!」

浦原「やぁ!どうもどうも夏梨サン!お饅頭、どうでした?」

夏梨「どうしたもこうしたもねーよ!!これ見ろ!!」

猫獅郎「……」

浦原「ふむ……」

浦原「……ずいぶん目つきの悪い猫ですねぇ」

猫獅郎「日番谷冬獅郎だ!!ぶっとばすぞこの野郎!!」

浦原「……んん?」

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