雪乃猫「にゃあ」結衣犬「わん!」小町狸「きゅう!」彩加兎「ぷう」沙希狐「こん」 (192)

八幡「なんだこの動物たちは」

家に帰ると犬猫狸兎狐が俺を出迎えた

結衣「わん!」(ヒッキー!どうしよう!犬になっちゃった!)

雪乃「にゃあ」(比企谷のことだからゾンビに化けたのかと不安だったのよ、あなただけ人間なのは不愉快なのだけれど、しばらくお世話になるわ)

小町「きゅー!」(お兄ちゃーん!狸だけど小町だよ!気付いて!)

彩加「ぷう!」(ボク、兎になっちゃったよ!草食系だけどこれはやりすぎだよ!)

沙希「こん」(あんた、狐って好き?)

八幡「・・・」

OK、落ち着け八幡、何をどうしたら俺の家が安っぽい動物園になっているのか考えてみよう

八幡「・・・」

雪乃「にゃあー」(何をぼさっとしているの、お腹が空いたのだけれど)

結衣「わん!わん!」(ねえ!おすわりとかお手とか言ってみて!)

小町「きゅー!」(何かあり得ない状況でついてけないよ!)

彩加「ぷう!」(八幡、大きいねー!)

沙希「こん!」(あたしを無視するな!)

八幡「好き放題鳴きやがって・・・」

カマクラ「にゃあ?」(おい下僕、浮気かコラ?)

八幡「おいカマクラ、こいつらはお前が連れてきたのか?」

カマクラ「にゃー」(知るかボケ、そこのキレイなレディにしか興味ねえや)

雪乃「にゃ・・・」(身の危険を感じるわね・・・)

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八幡「はあ、まあいいや、なつくやついないかなー」キョロキョロ

彩加「ぷう!」(はちまーん!撫でてー!)スリスリ

八幡「おー、お前が一番人懐っこいのか」ナデナデ

結衣「わん!」(彩ちゃんばっかズルい!)ペロペロ

八幡「どっかのアホ犬を思い出すな」ナデナデ

小町「きゅー!」(と、とりあえず甘えてみる!)ヨジヨジ

八幡「狸ってこんなになつっこいのか」ナデナデ

沙希「こん」(あんた、あたしを捨てたら承知しないよ)チョコン

八幡「人馴れしてる狐だな」ナデナデ

雪乃「にゃー」(不本意ではあるのだけれど、甘えてあげるわ)ヒシッ

八幡「猫ってこんな甘え方だったか?」ナデナデ

八幡「名前はなんにするかなー」

雪乃「にゃー」(雪乃でいいわよ)

八幡「まあ、おいおい決めるか」

小町「きゅー!」(小町だよおおおお!気づいてくださーーーい!)

沙希「こん?」(狐って何食べたらいいの?)

彩加「ぷう?」(何か、みんなこの状況に馴れてきてない?)

結衣「わん!」(もう!お手とかおすわりとか出来るのに!)

八幡「さて、保健所に通報するのもなんだしなぁ」

雪乃「にゃー」(保健所に通報なんかすれば化けて出るわよ)

小町「きゅーーー!」(妹をそんなとこに入れないでよね!)

沙希「こん?」(これ、元に戻れるの?)

彩加「ぷう」(分からないよ)

結衣「わん!」(撫でてー!)

八幡「んー、とりあえず飼い方
をググるか」

八幡「兎は・・・なるほど、狐は?・・・ふーん。狸はどうなんだ・・・こうするのか」フンフン

雪乃「にゃー」(カリカリは嫌よ)

彩加「ぷう」(出来たらニンジンが食べたいな)

小町「きゅー!」(美味しそうならなんでもいいよ!)

沙希「こん」(ネギは嫌だ)

結衣「わん!」(サブレのエサ食べてみたい!)

八幡「えー、キャットフードとドッグフードと野菜でエサの心配はなさそうだな」

八幡「カマクラー、こいつらも今日から家族だからー」

カマクラ「にゃーーー!」(おい!誰がいいっつったんだボケ!)

八幡「エサ買ってくるわ」

ガチャ、バタン

雪乃「さて、私たちは何故か動物になったのだけれど」

小町「お兄ちゃんは見事に気付いてませんでしたね」

彩加「仕方ないよ」

沙希「あいつ、ちゃんと面倒見てくれるんだろうね」

結衣「結構楽しいね!」

雪乃「あなただけ楽しんでいるわね・・・」

カマクラ「よお新入り共」

雪乃「今日からお世話になるわ、よろしく」

結衣「よろしくね!」

彩加「ごめんね?急に押し掛けて」

沙希「あたし、猫アレルギーなんだけど」

カマクラ「知るか!お前らさっきから好き勝手言いやがって!小町の嬢ちゃんと八幡の野郎はしゃあねえが、他は俺より下だからな!」

小町「かーくん?意地悪言わないの!」

カマクラ「けっ、分かりましたよー」

雪乃「見事に飼い主に似ているわね」

沙希「アレルギーも動物の姿なら平気みたいだ」

結衣「知りたくないペットの本音を聞いちゃったよー・・・」

彩加「カマクラ君は僕たちの言葉が分かるんだね」

カマクラ「分かるよ、お前らがこないだまで人間だったのもな」

雪乃「そうなの?」

カマクラ「匂いでな」

全員「匂い?」

カマクラ「そうだ、なんつーか、飼われているとかそんなレベルじゃねえ人間の匂いだからな、ピンときたぜ」

沙希「つまり、他の動物でも分かるの?」

カマクラ「何分八幡の野郎と同じく出不精でな、他の猫とはまともに出くわしたことがねえから分からん」

雪乃「飼い主にそっくりね・・・」

小町「かーくん・・・」

沙希「飼い猫までぼっちなのか」

彩加「大丈夫だよ!僕たちがいるでしょ?」

カマクラ「お、お前・・・」ジーン

結衣「そーだよ!ぼっちでも生きてるんだから!へーきだよ!」

カマクラ「てめえ!」シャーーーーーーー!

結衣「何で怒るし!?」ビクッ

雪乃「とにかく、私たちは比企谷君無しでは生きられないのだから、そこは弁えましょう」

結衣「えー、さっきカリカリは嫌とか言ってたのに?」

雪乃「それとこれとは話が別よ、そうよね?カマクラくん?」

カマクラ「エサに関しちゃ同意だな」

結衣「んー、ドッグフード美味しいといいなぁ」

沙希「ネギ系とかにんにく以外なら食べられる気がするよ」

小町「お兄ちゃんも動物には優しいからそこは安心なんですけどねー」

彩加「そう?八幡はいつも優しいよ?」

小町「それは戸塚さんにだけです!」

雪乃「動物は基本的に好きなようだから問題ないわ、あとはどれほど私たちの意見を察してくれるかよね」

カマクラ「意外とたくましいやつらだな・・・」


一方八幡は

八幡(さて、ペットショップなら大体揃うだろ)

猫缶まとめて買えば三割引!

犬缶まとめて(ry

八幡(安売りか、あいつらいつまでいるのか分からんが、由比ヶ浜とかカマクラとかいるからエサの処分には困らんよな、買っとくか)

八幡「ん?」

兎用フード

八幡(意外と高いのな、まあ買うけど。あとはタヌキ用の柿と鶏肉とアジを飼いに行くか。・・・キツネってホントに油揚げ食うのかな・・・?お湯で油抜きして食わせてみるか。おっと、ウサギ用にレタスとかも買っとくか)

買い物終了

八幡(重い)ズッシリ

八幡(初期費用だから、今回だけだからいいか)

陽乃「あれ?比企谷君?」

八幡(会いたくない人に出会った)「なんすか?」

陽乃「ひどーい!せっかく義弟に挨拶する健気な義姉にそんな事言うなんてー!」

八幡「誰が義弟ですか誰が」

陽乃「すごい荷物だね、夜逃げ?駆け落ち?」

八幡「するか!単に必要だから買ったものですよ」

陽乃「ふーん・・・」ジロジロ

八幡「んじゃ帰りますんで」

陽乃「ストップ、何でそんなにペットフードばっかりなのかな?」

八幡「安売りセールだからです」

陽乃「ふーん、だけど全部動物の体に優しそうだねー?」

八幡「別にいいでしょ、帰るんで」

陽乃「あたしも手伝ってあげる!重いでしょ?」

八幡「あー、女の人に力仕事はさせるつもりないんで」

陽乃「あれえ?いつもより紳士なんだねー?おっかしいなぁー」

八幡「俺はいつも紳士です、空気を読み、和を乱さず、人間関係を取り持つんですから」

陽乃「まあまあ!先輩として手伝ったげるから!遠慮せずに!ね!」ヒョイ
八幡「返してください」
陽乃「家まで届けたらねー、ほんと重いね」ズッシリ
八幡(面倒なことになったなおい)ハァ

なんで八幡由比ヶ浜認識してるんだ?

>>24
エサが余ってもアホの子にあげるつもりです

比企谷家

八幡「ありがとうございました」

陽乃「気にしないでよ、本当に重そうだったから手伝っただけだし。だけど、ちょっと休ませてくれないかな?」

八幡(動物だらけなんだが)「・・・すぐ帰ってくださいね」

陽乃「ん、ありがとう」

ガチャ!

雪乃「にゃあ」(帰ってきたわね)

結衣「わん!」(ヒッキー!おかえりー!)

彩加「ぷう」(ごめんね、わざわざ買い物に出てもらって)

沙希「こん」(そういや、油揚げってのを狐のうちに食べてみたいんだけど)

小町「きゅー」(お帰りーお兄ちゃん)

八幡「なんか、帰って来たらいた連中です」

カマクラ「にゃー」(おう八幡、中々のプレイボーイじゃねえか)

陽乃「・・・」ポカーン

陽乃「なるほどねー」

八幡「まあ、面倒をしばらくは見るつもりなんであんなに買い込んでたわけです」

陽乃「あれ、この子雪乃ちゃんに似てる気がしない?」

雪乃「にゃあ」(相変わらず鋭いわね)

結衣「くぅん・・・」(うう・・・この人怖いよぉ・・・)

彩加「ぷう」(雪ノ下さんのお姉さん、キレイな人だねー)

沙希「こん」(何かいけすかない女だね)

小町「きゅー!!」(これはお兄ちゃんの嫁候補ってことですね!!)

陽乃「この子はガハマちゃんに似てるし、このうさちゃんは戸塚ちゃん?だっけ、あの子に似てるし、たぬきちゃんは妹ちゃんに似てない?このきつねの子は川・・・なんとかちゃん!ほら、学祭の時見かけた!」

八幡「んなアホな・・・」

小町「きゅー!」(エスパーだ!エスパーがおる!)

雪乃「にゃあ」(もはや神業の域ね)

沙希「こん?」(この女、あたしだけ名前覚えてないよ、喧嘩売ってんの?)

彩加「ぷう!」(この人なら八幡に僕たちのこと伝えてくれそうだよ!)

結衣「わん!」(それだよ彩ちゃん!)

べネット…死んだはず( ry

>>30どこで俺だと分かった?

彩加「ぷう!」(お姉さん!僕、本当に戸塚彩加です!)ペシペシ

雪乃「にゃー」(姉さん私よ、雪乃よ)テシテシ

陽乃「あらあら、なつかれちゃった。雪乃ちゃんもこんなだったらいいのになぁ」ヨシヨシ

八幡「猫パンチは聞きますけど、ウサギもパンチするんですね」

カマクラ「にゃあ」(諦めろ、人間には伝わらねえ)

結衣「わん!」(諦めたら終わりだよ!)

小町「きゅー?」(お兄ちゃん、陽乃さんと付き合ってるの?ねえ?)

沙希「こん」(こんな女に媚びる意味はないね)

八幡「賑やかだなぁ、近所迷惑になりかねんぞ・・・」

陽乃「そんなに大きな鳴き声でもないし大丈夫じゃないかな?」ナデナデ

彩加「ぷう・・・」(ダメだよ、伝わらないよ)

雪乃「にゃあ」(姉さんも人間だったということね)

結衣「わん!」(ヒッキー!陽乃さんと仲良すぎ!あたしと遊んで!)ゴロン

八幡「腹見せやがった、つくづくアホ犬を思い出すな」ナデナデ

結衣「くぅーーーん♪」(あ、これすごくいい)

陽乃「人間でも犬でもガハマちゃんによくなつかれるねー」ヨシヨシ

八幡「冗談キツいですよ」ナデナデ

彩加「ぷう」(どうやったら伝わるんだろう)

雪乃「にゃあ・・・」(久しぶりに姉さんとべったり・・・ふふふ)

沙希「こん・・・」(大志勉強してるかな・・・)

小町「きゅー!」(良いですね!ペットをカップルで仲良く愛でてるようにしか見えません!)

陽乃「この子達、名前あるの?」ナデナデ

八幡「そういや未定ですね」

陽乃「猫は雪乃ちゃん、犬はガハマちゃん、タヌキは小町ちゃん、キツネは川・・・崎!そうだよ!川崎だよ!だから沙希ちゃん!で、ウサギは

八幡「ウサギは彩加ですね!」

全員「・・・」(そこだけ早っ!)

八幡「おお、いきなり静かになったな」

陽乃「ねえ、比企谷君、ひょっとしてアッチ系の人?」

八幡「え」

陽乃「確か戸塚ちゃん、男の子だったよね?見えないけど」

八幡「戸塚は戸塚です、それ以上でも以下でもありません!」キリッ

陽乃「雪乃ちゃんも苦労しそうだなぁ・・・」

八幡「そろそろ帰ってくださいよ」

陽乃「んー、どうしよっかなー」

雪乃「にゃあ」(ふふふ・・・姉さんの膝、とても暖かいわ・・・)ゴロゴロ

彩加「ぷう!」(雪ノ下さん!目的目的!)

小町 「きゅー!」(お兄ちゃんのバカ!送ってあげなよ!)

沙希「こん」(そういう、問題じゃないよ)

結衣「わん!」(あたしの散歩のついでに陽乃さん送ればいいんじゃないかな!)シッポブンブン

八幡「猫になつかれ倒してますね」

雪乃「にゃあ」(姉さんの膝、とても良いの)ゴロゴロ

陽乃「比企谷君は犬になつかれちゃって」

結衣「わん!」(なついてませんよ!遊び相手になってあげてるんです!)シッポブンブン

バカ野郎、糞することを受け入れてこそ男の器の見せどころだろうが

陽乃「雪乃ちゃん♪」ナデナデ

雪乃「にゃあ」(猫って、良いわね)ゴロゴロゴロゴロ

彩加「ぷう!」(雪ノ下さん!帰ってきて!)

八幡「八月のセレナーデ・・・」ナデナデ

結衣「くぅーーん♪」(もっと撫でてー♪)シッポブンブン

陽乃「スガシカオ?」ナデナデ

八幡「ええ、フレーズに『猫やイモムシになってしまったら』ってのを思い出して」ナデナデ

陽乃「泣くけどそのうち笑い話にしちゃうってやつ?」ナデナデ

八幡「そうです、雪ノ下さんが自分の妹の名前を猫につけたもんだから、思い出しましたよ」ナデナデ

陽乃「そっか、じゃあ散歩に行こっか!」

八幡「ははは、月の光で大抵のことが美しく見えるからですね」

沙希「こん」(なに乳繰り合ってんだこら)

小町「きゅう!」(おお!いよいよいい感じに盛り上がって参りました!)

陽乃「そゆこと♪ね、ホントに行かないかな?」

八幡「行きません」

陽乃「さすがの即答だなぁ」

雪乃「にゃあ・・・」(ふふふ、比企谷君、あなたが猫になったら膝の上に乗せてあげるわ・・・)ゴロゴロ

カマクラ「にゃー」(ダメだこりゃ)

陽乃「すぐだからさ、お願い?」ジッ・・・

八幡(あざといのにズルいな、この人は)「わくわくアニマルマーチするには遅すぎますから、二人でなら構いませんよ」

結衣「わん!わん!わん!」(ダメー!絶対ダメ!あたしも行く!)

陽乃「そのほうがいいね、決定ね!」

八幡「そんじゃ出ますか」

陽乃「はーい」

お外

八幡「あいつら、なんでいたんですかね?」

陽乃「さすがにあたしも比企谷君の家の事情は知らないよ」

八幡「そりゃそうですよね」

陽乃「だけど、あたしには好都合かな?」

八幡「?」

陽乃「比企谷君に、会う口実が出来るじゃない♪」

八幡「人をオモチャにしないでくださいよ・・・」

陽乃「月が綺麗ですね」

八幡「・・・?」

陽乃「/////」ガバッ!

八幡「」

雪ノ下さんに抱き締められていた、いい匂いするし、なんなの?

八幡「ゆ、雪ノ下さん?」//////

陽乃「月が綺麗ですね」/////
八幡「・・・そういう、意味じゃないですよね?」//////
陽乃「逃げようとしてもいいけど、絶っっっっっっ対逃がさない/////」ギュッ!

八幡「逃げるもなにも、そんなのあり得ない

陽乃「あり得るよ」ギューーーーー

八幡「あ、え?」

陽乃「比企谷八幡のことが好き」////

八幡「・・・」

陽乃「あたし、しつこいから」

想定の遥か彼方からやってきたこの告白、童貞ぼっちには処理が難しく

陽乃「迷惑とか、知ったこっちゃない、絶対にあたしは君を捕まえるから、覚悟しててね?」チュッ

陽乃さんが俺の頬を優しくキスした

八幡「」ポカーン

陽乃「あっはっは!あたしが比企谷君の家に来たときみたいな顔してるー!」ケタケタ

八幡「////」ポケー

陽乃「うん、ダメージはちゃんとあるみたいだね?ホントにゲイならあたし泣いちゃうとこだったよー!」

八幡「あ、あの

陽乃「またね!比企谷君!」タッタッタッタッ!

告白されて、頬にキスされて、唖然としているうちに帰られた、全てあの人のペースだった。

小一時間、その場から動けなかった。

八幡(さあ、わけのわからん事態が起きたが、波乱の予感しかしねえ)

八幡「・・・帰ろ」

比企谷家

八幡「ただいま」

雪乃「にゃあ」(お帰りなさい、あなたの膝を借りるわね)ヨジヨジ

結衣「わん!」(お帰りヒッキー!撫でて!)ゴロン

小町「きゅー?」(お帰り、デートはどうなの?)

沙希「こん」(帰ったね、そんじゃあたしを構いな)スリスリ

彩加「ぷう!」(はちまーん!お帰り!)

カマクラ「にゃー」(よお色男、調子はどんなだ?)

八幡「にしてもやっぱなつっこいなー」ヨシヨシ

雪乃「にゃあ」(膝の上で撫でられるとえもいわれぬ心地よさね)ゴロゴロ

結衣「くぅーん♪」(お腹撫でられるのもいいよゆきのん♪)

小町「きゅー・・・」(見事にワイルドライフを堪能してますね・・・)

沙希「こん」(だけどこれはいいよ)

彩加「ぷう!」(八幡に甘えるの楽しいなぁ!)

カマクラ「にゃー!」(お前ら俺の下僕に好き放題しすぎだ!こいつはあくまで俺の下僕だからな!)スリスリ

八幡「おーカマクラ、やきもちか?」ナデナデ

カマクラ「にゃー」(そんなんじゃねえや、単に所有権をきっちりしてるだけだぜ)ゴロゴロ

雪乃「にゃあ」(説得力に欠けるわね)ゴロゴロ

結衣「くぅーん」(あー極楽極楽ー)シッポブンブン

彩加「ぷう」(気持ちいいよ八幡)

沙希「こん」(ホント、動物に見せる愛情を人間にも向けりゃいいのにね)

小町「きゅー」(捻デレなお兄ちゃんには難しいですねー)

八幡(告白、されたはいいが、あの人についていける気がしない・・・何とか白紙に戻せないか?)

雪乃「にゃあ」(比企谷君が猫になったら私が膝に乗せてあげるわね)ゴロゴロ

八幡の部屋

八幡(小町帰ってこねえな、大丈夫なのか?)

雪乃「にゃあ」(私たち、学校は休むしかなさそうね)

小町「きゅー」(お兄ちゃんには心配かけますけど仕方ないですよね)

彩加「ぷう」(人間に戻れたらなぁ)

結衣「わん!」(今を楽しもー!)

沙希「こん」(能天気なやつ)

八幡「・・・」グー

雪乃「にゃあ」(比企谷君は寝たようね)ヨジヨジゴロゴロフミフミ

結衣「わん!」(ゆきのんズルいー!)モゾモゾスリスリ

沙希「こん」(こいつ結構暖かいからね、あたしは頭の側で寝るよ)ゴソゴソ

小町「きゅー!」(小町もお兄ちゃんで暖を取りつつ寝ます!)

彩加「ぷう!」(僕も八幡と寝る!)

その夜、八幡はモテモテになった夢を見ていた。

翌朝

八幡「何か夢のような夢を見たな」

全員「・・・」zzzz

八幡「エサ用意して学校行くか」

リビング

八幡「小町ー」

シーン

八幡(いないのか、帰って来てないわけはないはずだが)

シーーーーーーーン

八幡(おかしい、何一つ家のものが動いてない)

シーン

八幡「とにかく、学校行って、帰ったら小町を探すか。大事じゃないといいんだが」

学校

八幡(由比ヶ浜は休みか、戸塚まで?)

厚木「席につけ」

ドヨドヨ

八幡(平塚先生はどうしたんだ?)

厚木「平塚先生は休みだ、今日の現国の授業は自習になる、騒がないようにな」

八幡(平静を装ってはいるが明かに不審だ、先生に何かあったと考えるのが妥当か?待てよ、小町、由比ヶ浜、戸塚、先生とくれば・・・)

放課後 奉仕部

八幡(雪ノ下も来てないだと・・・)

ダダダダダダダ!

八幡「はあ!はあ!はあ!はあ!」

比企谷家

バン!

静(熊)「グルルル!」(比企谷!助けてくれ!熊になってしまった!)

八幡「うわあああああ!」

静「グルルル」(怖いだろうな、だが)ガバッ!

八幡「クソ・・・あ?」

静「グルルル」(匿ってくれないと死ぬしかなくなる、敵ではないことは分かるか?)ギューーー

八幡「く、熊に抱き締められた・・・!?」

静「グルルル」(落ち着いて私を理解してくれ)スリスリ

雪乃「にゃあ」(先生まで動物になったのね)

結衣「わん!わん!」(凄いよ!熊だよ!先生が熊だよ!)

彩加「ぷう・・・」(僕、食べられるかと思ったよ・・・)

沙希「こん」(エライ迫力だね)

小町「きゅー・・・」(平塚先生だけ規格外ですよねー・・・)

八幡「何でこいつら平気なんだ!?」

静「グルルル」(雪ノ下達も目が覚めたら動物になっていたのか?)

雪乃「にゃあ」(全員そうみたいです)

八幡「おお・・・猫と熊が向かい合って、目と目で会話している・・・」

小町「きゅー」(これは食費がすごそうですねー)

戸塚「ぷう」(僕の十倍は食べそうだね)

沙希「こん」(下手すりゃあたしたちもエサだぞ、生態系で言えば)

八幡「ま、まあ実害がないならいいか、部屋も荒らされてないし、人懐っこいみたいだし」

ピンポーン!

八幡「んだよこんなタイミングで」

ヒャッハローー!

八幡「今日は厄日だわ!」

ガチャ

陽乃「比企谷君♪遊びに来たよ!」

八幡「すみません、今日は都合が悪くてですね・・・」オロオロ

陽乃「部活サボって早い時間に帰ってきたのに?」

八幡「それには事情がありまして・・・」

静「グルルル!」(いやー!ちょっとした動物園だな!わっはっはっ!)

陽乃「熊ぁ!?」

八幡「帰ってきたら増えてました・・・」

陽乃「猟友会とか呼ばなきゃ!」

静「グルルル!」(待て陽乃!私だ!)ペシッ

陽乃「痛・・・くない?え?手加減した?熊が?」

静「グルルル」(お前にもベアーハグをしてやろう)ギューーー

陽乃「・・・なんか、可愛い・・・」

八幡「補食される可能性大ですがね」

静「グルルル」(食わんよ、それよりも蜂蜜とかないかね?)

雪乃「にゃあ」(姉さんの適応力も凄まじいわよね)

結衣「わん!」(ねー!大物だね!)

彩加「ぷう」(先生、二メートルはあるよね)

沙希「こん」(比企谷を170センチとしてもそんくらいはあるね、あたしたち、今は数十センチの世界だからウルトラマンにとなんとか星人とかにしか見えないね)

小町「きゅー」(お兄ちゃんと陽乃さんの心の強さがありがたいです)

陽乃「とにかく、お邪魔して良いかな?」

八幡「どうぞ・・・」

静「グルルル♪」(持つべきは物分かりの良い教え子だな♪)

陽乃「・・・」

八幡「・・・」

ニャアニャア

ワンワン!

コンコン

プウプウ!

キューーー!

グルルルルルルァ!

八幡「・・・」

陽乃「賑やかだね・・・」

八幡「ええ本当に・・・」

陽乃「これ、収拾つくの?」

八幡「つくと思いますか?」

陽乃「難しいね」

:::::::::::.: .:. . ∧_∧ . . . .: ::::::::
:::::::: :.: . . /彡ミ゛ヽ;)ヽ、. ::: : ::
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ ̄

陽乃「まあ、何とかなるよ!大人しい動物達みたいだし、ね?」

八幡「そうですよね」

陽乃「あたしもこの子たちの面倒見るの手伝うし!二人なら何とか出来るよ!」

八幡「すみません迷惑掛けて・・・」

陽乃「気にしないの」

雪乃「にゃあ」(今日は比企谷君の膝の気分だわ)ヨジヨジゴロゴロフミフミ

由比ヶ浜「わん!」(あたしもヒッキーに撫でてほしい!)ゴロン

彩加「ぷう」(僕は雪ノ下さんのお姉さんがいいな)スリスリ

沙希「こん」(全く、どいつもこいつも・・・)

小町「きゅー?」(本音は?)

沙希「こん・・・こん!」(比企谷に甘えたい・・・って、なに言わせんだ!)

小町「きゅー♪」(なるほどー、お兄ちゃんの嫁候補発見♪)

静「グルルル」(二人とも、私も構ってくれ、動物って意外とやることないんだ)

陽乃「なんか、更になつかれてるねー」ナデナデ

八幡「可愛いのは可愛いんですが・・・」ナデナデ

アニマルズ「♪」

陽乃「この熊も静ちゃんに似てるなぁ」

八幡「熊に化ける教師ってどんなですか」

陽乃「あたしのイメージ?」

静「グルルル」(陽乃はエスパーなのか?)

雪乃「にゃあ」(そのやりとりは昨日しました)

カマクラ「にゃー!」(また増えてやがる!)

八幡「さて、このエンゲル係数倍増生物のために買い出しに行きます」

陽乃「手伝うよ、熊の食べ物は一人じゃ難しいからね」

八幡「それだと雪ノ下さんを頼りっぱなしになるんですけど」

陽乃「いいんじゃない?あたしも都合良いし」

八幡「あ・・・」

陽乃「保留でも、今は許す♪」

八幡(答えはNOとか言えない!)

陽乃(どうせNOとか言うつもりなんだろうけど、熊ちゃんナイス!恩を売れば彼氏が出来る!この子の場合はそれが通じるのがありがたいや)ニコニコ

八幡「行きますか」

陽乃「だね」

ガチャ!バタン!

雪乃「先生のエサを買いにいくみたいね、膝に乗れないのが惜しいわ・・・」シュン

結衣「お腹撫でてもらえないのは寂しいな・・・」ショボン

静「すまんな、人生で熊になる時が来るとは思わなかった」

彩加「誰も動物になることは予想してないんじゃないですか?」

沙希「そりゃそうだ」

小町「たぬきってお兄ちゃん的にポイント高いんですかねー?」

彩加「え?八幡ってウサギ派でしょ?」

雪乃「カマクラ君がいるのだからネコ派よ」

カマクラ「よせやい、照れるじゃねえか、八幡の野郎の膝で甘えてやるか!しゃーねーなー!」

結衣「でもサブレ預かってくれたしイヌ派なんじゃないかな?」

沙希「案外珍しいところでキツネ派かもしれないよ」

静「あいつ、作文で熊になりたいとか書いてたから熊派だろう」

小町(多分動物全般好きなんですけどねー)


雪乃「ネコ派よ」

彩加「ウサギ派!」

静「熊派だろう」

結衣「犬派だし!」

沙希「狐派でしょ」

小町「狸派ですよ!」

雪乃「まあいいわ、彼が帰ってきたら白黒つくわ、どうせ猫派なのでしょうけど」

カマクラ「だな、雪乃の嬢ちゃんの言う通りだぜ」

結衣「ヒッキー覚悟するし!」

彩加「八幡、ぼく信じてるからね!」

沙希「狐じゃないならあのアホ毛をかじってやる」

小町「狸派ならポイント高いからね!お兄ちゃん!」

静「熊派じゃないならラストブリッドをお見舞いしてやる」

全員「死ぬからやめて!」

衝撃のファーストブリット(家に潜入)
撃滅のセカンドブリット(甘える)
抹殺のラストブリット(婚姻届)

ですかこれは死ねる

熊と既成事実はちょっと…

>>89
婚姻届はセーフなのか・・・(困惑)

スーパー

八幡「塩味なしの鮭って意外と置いてないんですね」

陽乃「確かに」

八幡「熊の飼育方法なんですけど、餌は鮭だけで良いんですかね?」

陽乃「当座はそれでいいんじゃない?、あとはハチミツとか?」

八幡「ハチミツですか」

陽乃「パンダなら笹なんだけどなぁ」

八幡「ほんとにパンだ来たらどうするんですかやめてください」

陽乃「ごめん・・・」

八幡「にしても、あいつらはなんで急に俺の家に押し掛けたのやら」

陽乃「さあ・・・」

八幡「雪ノ下さんもさすがに驚いてましたね」

陽乃「あれで驚かない生活してないからね!?」

八幡「でしょうね、俺なんか熊を見た瞬間死ぬと思いましたから」

陽乃「それはあたしも」

八幡「あ、そういやコタツ出さないと」

陽乃「急だねー」

八幡「寒くなってきましたからね、猫は喜ぶでしょう、他の生き物は謎ですが」

陽乃「石油ストーブとか憧れるなー」

八幡「豪邸に住んでると縁がないんですか?」

陽乃「なんか火事が怖いとかいって置いてないんだよねー、だからエアコンの暖房ばっかり」

八幡「給油の必要がないから良いと思うんどすけどね」

陽乃「餅とか焼いたり、お湯を沸かしてみたいの」

八幡「近くにおけば冬眠ができますよそのコンボ」

陽乃「冬眠はいいかな」

八幡「俺は冬眠どころかずっと寝ていたいです」

陽乃「相変わらずだね」

八幡「そりゃぁ変わりませんよ」

陽乃「苦労しそうだなぁ・・・」ボソッ

八幡「さて、二十キロも買ったらしばらくはもつでしょう、会計してきますよ」

陽乃「お金出したげるよ」つ三万円

八幡「いりませんよ」

陽乃「受け取らないと襲っちゃおっかなー」ジリジリ

八幡「襲わせませんし受けとりませんからね」

陽乃「じゃあ、そこのトイレに来なさい」ズルズル

八幡「待って!許してください!」

陽乃「じゃあ受けとる?」ニコニコ

八幡「はい・・・」

ありがとうございましたー

八幡陽乃「重い・・・」ズッッッッッシリ

八幡「結局ハチミツ入れて三十キロとか・・・」

陽乃「次からは熊ちゃんに買い出し行ってもらう?」

八幡「たちまち大パニックですよ」

陽乃「マメに買い出し行かないとねー」

八幡「仕方ないですね」

陽乃「一日の熊ちゃんの食べる量から計算してかないとハードだね」

八幡「明日の朝から観察しますよ」

陽乃「あたし、免許取ってるし車買って運転しようか?」

八幡「そこまでしてもらうのもあれなんでいいです」

陽乃「決定ね!」

八幡「話を聞け話を」

陽乃「車で旅行とか楽しそうじゃない?」

八幡「家が一番です」

陽乃「そうかな?」

八幡「俺にとっては」

陽乃「つれないなぁ」

比企谷家

八幡陽乃「ただいまー」

八幡「雪ノ下さんはただいまじゃないでしょう」ガサガサ

陽乃「細かいところは気にしないの」ガサガサ

ガチャ

八幡「ガチャ?」

ダダダダダダ!

静「ぐるるるる!?」(お帰り比企谷!君は熊派だよな!?)ズイッ

陽乃「」

雪乃「にゃあ、にゃあ?」(違うわよ、猫派よね?そうよね?)ペシペシ

カマクラ「にゃーー、にゃー!?」(猫派だよな、俺の下僕だしよ、な!?)ペシペシ

結衣「わん!わん!」(犬派だよね!そうだよね!)スリスリ

陽乃「比企谷君大人気だね・・・」

沙希「こん」(あんた、狐派じゃなかったらひどいよ)チョコン

彩加「ぷうーーー!」(こないだは兎って言ってたでしょ!)テシテシ

小町「きゅー!」(お兄ちゃんはシスコンだから小町が狸なら狸派ですー!)ヨジヨジ

八幡「おー、お前ら可愛いなー皆大好きだぞー」ナデナデ

雪乃「にゃあ・・・」(そう来られると困るわね・・・)ゴロゴロ

カマクラ「にゃー」(下僕の癖にとんだジゴロだぜ)ゴロゴロ

結衣「わん!」(あたしもヒッキー大好き!)ゴロン

小町「きゅー!」(それで許してあげる小町のポイントは高いよー!)ヨジヨジ

沙希「こん」(動物好きなのはいいことだよ)チョコン

彩加「ぷう!」(八幡らしいや!)

静「ぐるるるる!」(そうかー!熊も好きなら仕方ないなー!あっはっはっはっ!)ギュー!

陽乃「なつかれ方が尋常じゃない気がする・・・」

八幡「お前ら甘えん坊だなー、良い子だ」ヨシヨシ

アニマルズ「♪」

八幡「天国だった・・・」

陽乃「案外比企谷君を取り合ってるのかもねー」

カマクラ「にゃー」(おめえの忠誠心にゃ褒美をやらねえとな、感謝しろよ八幡)ゴロゴロフミフミ

雪乃「にゃあ」(あなたの好きな猫よ、喜びなさい)ゴロゴロフミフミ

結衣「わん!」(そろそろあたしも構って!)ゴロン

静「ぐるるるる?」(陽乃はなんで比企谷と行動してるんだ?)

彩加「ぷう」(僕も気になってました)

沙希「こん」(そんなのどうでもいいよ、狐好きなら甘えてやるよ)スリスリ

小町「きゅー」(妹で狸とかもう最強でしょ!ね!)ヨジヨジ

陽乃「可愛い子達だなぁ」ナデナデ

静「ぐるるるる」(君が私より大きいなら抱っこして欲しいんだがなぁ)ダキッ

八幡「熊ってこんなに可愛かったんですね」ナデナデ

陽乃「たぶんこの熊ちゃんだけじゃないかな?」

雪乃「にゃあ」(比企谷君の膝は私の特等席よ)ゴロゴロフミフミ

カマクラ「にゃー」(この暖かさがいいんだよな)ゴロゴロフミフミ

彩加「ぷう」(僕も乗るー)ノソノソ

沙希「こん」(あたしは頭に乗るよ)ピョン

小町「きゅー!」(小町は肩に!)ヨジヨジ

結衣「わん!」(あたしはお腹撫でてもらうのが一番だよ!)ゴロン

静「ぐるるるる」(いやー、人間に構ってもらえると楽しいものだな)ギュー

沙希「こん」(ヘドバンとかしたら承知しないよ)ペシペシ

彩加「ぷう・・・」(八幡の膝暖かいや・・・)

小町「きゅー!」(肩も良いですよ!)

雪乃「にゃあ・・・」(ふふふ・・・)ゴロゴロフミフミ

カマクラ「にゃー」(もっと構えー)ゴロゴロフミフミ

陽乃「・・・和むなぁ・・・」ポヤー

八幡「・・・」ウトウト

陽乃(あれ、寝そうだね、あたしも添い寝しちゃお)

静「ぐるるるるる」(可愛い奴だ)

沙希「こん」(このまま寝るのもいいね)

結衣「わん」(あたしも眠くなってきた)

小町「きゅう」(おやすみなさい皆さん)

彩加「ぷう」(おやすみなさい)

雪乃「にゃあ・・・」(ふふふ・・・比企谷君の膝・・・ふふふ・・・)ゴロゴロフミフミ

カマクラ「にゃー」(下僕の膝は最高だぜ)ゴロゴロフミフミ

陽乃「おっと、体が滑って比企谷君に抱きついちゃったー」ギュッ

八幡「グーグー」zzzz

陽乃「可愛い寝顔しちゃって」チュッ

沙希「こん」(何してんだこら)

小町「きゅう」(嫁候補なら仕方ないね)

その他「zzzzz」

陽乃「そうやって無防備なら襲っちゃおっかなー?」スリスリ

沙希「こん」(させるか)ペシペシ

陽乃「あれ?ヤキモチかな?」

小町「きゅう!」(さあブチュッといってください!)

八幡「グー」zzzz

陽乃「仕方ない、チャンスを待つよ」

沙希「こん」(分かればいいんだよ)プイ

小町「きゅー」(あらら、残念)

八幡「zzzz」グラッポスッ

陽乃「あれ、図らずも肘枕しちゃった♪」ナデナデ

八幡「・・・」zzzz

陽乃「おやすみ、比企谷君♪」

膝枕でした☆

八幡「・・・」

陽乃「クー」

アニマルズ「zzzz」

八幡(雪ノ下さんに膝枕されてる・・・だと!?)

陽乃「クー」

八幡「起きねえと」

陽乃「クー」ガシッ

八幡「うぎぎ・・・」ググググ

陽乃「クー」ググググ

八幡「寝たふりやめてください」

陽乃「クー」

八幡「実物がいるのに狸寝入りはあれですよ」

陽乃「バレた?」

八幡「すみません、寝てしまいました」

陽乃「よく寝てたねー」ナデナデ

八幡「そろそろ起きます」モゾモゾ

陽乃「ダメー」ググググ

八幡「起・き・ま・す」ググググ

陽乃「ダ・メ」ググググ

八幡「はあ・・・」ポスッ

陽乃「もう少しだけだから♪」ナデナデ

八幡「・・・///」

陽乃「あ、照れてる」ナデナデ

八幡「もう諦めましたよ」////

陽乃「あたしは諦めないけどねー」ナデナデ

八幡「・・・」

雪乃「にゃあ」(人の姉といちゃつくなんて鬼畜ね)テシテシ

カマクラ「にゃー」(お熱いこって)

彩加「ぷう」(八幡も春が来たんだね)

沙希「こん」(あたしは認めないよ)ペシペシ

静「ぐるるるるる・・・!」(リア充も今なら頭から食ってやれるな・・・!)

小町「きゅう!」(シャレになってませんよ!)

結衣「わん!」(あたしに構って!)ゴロン

陽乃「みんな起きたね」

八幡「おー、起きたか」ナデナデ

雪乃「にゃあ」(そうよ、私だけを見ていればいいの)ゴロゴロ

カマクラ「にゃー」(おめえさんも大した雄だぜ八幡)ゴロゴロ

結衣「くぅん」(お腹気持ちいいよー)

小町「きゅう」(遊んでくれるお兄ちゃんはポイント高いよ)

沙希「こん」(もっと構え、その女の百倍構え)

彩加「ぷう」(気持ちいいよ八幡)

静「ぐるるる」(全く、君は動物には優しい目をするんだな)

八幡「おーよしよし」ナデナデ

陽乃「甘えたちゃんばっかり」ヨシヨシ

八幡「熊が甘えるのは初耳ですがね」ナデナデ

静「ぐるるるるる」(暇だからな、構ってくれないと寂しいのだ)

陽乃「熊が哀愁を漂わせてる・・・」

八幡「さて雪ノ下さん、そろそろお茶漬けでも食べますか?」

陽乃「・・・つまり帰れってことかな?」

八幡「そういうことです」

陽乃「ひどいなぁ、あんなに手助けしたのに」ウルウル

八幡(良心を抉る!それも深く!)「・・・不健全じゃないですか」

陽乃「不健全?動物と戯れてるのが?」

八幡「それはそうなんですけどね」

陽乃「だったらもう少しいいでしょ?」ズズズズイ

八幡(近すぎる!)「あと三十分だけなら」

陽乃「そっかー、三十分かー」

八幡(分かってくれたみたいだ)ホッ

陽乃(・・・)「♪」

静「ぐるるるるる?」(コイツら喰っていいか?足から)

小町「きゅーー!」(やめてくださいお願いします!)

雪乃「にゃあ」(熊ね、もはや見も心も熊ね)

結衣「わん!」(それにヒッキー達食べたら先生が処分されますよ!)

カマクラ「にゃー」(家が汚れるからやめろ)

沙希「こん」(女の方だけならあたしはいいよ)

彩加「ぷう!」(ダメだってば!)

陽乃「それより比企谷君」

八幡「何ですか?」

陽乃「お茶漬けはとにかく、お腹減らない?」

八幡「そういえば」グー

陽乃「言い出しっぺだし、あたしが作ってもいいかな?」

八幡「三十分以内に?」

陽乃「それは難しいね」

八幡「なら却下です」

陽乃「そこは時間を少し伸ばすとかあるでしょ!?」

八幡「一度伸ばせばうまいこと煙に巻かれる気がするんでね、断固としてお断りします」

陽乃「比企谷君のケチ」

八幡「ケチでいいから駄目です」

陽乃「三万円」ボソッ

八幡「!」

陽乃「三十キロ」ボソッ

八幡「!!」

陽乃「膝枕」ボソッ

八幡「!!!」

陽乃「・・・で、ダメかな?」ニコニコ

八幡「料理を食べる時間を考えてプラス一時間半でどうですか?」ダラダラ←滝のような冷や汗

陽乃「んー、食べたいのが時間かかるからなぁ」

八幡「プラス二時間半」

陽乃「買い出しもあるし三時間半」ニコニコ

八幡「分かりました、手を打ちましょう」

陽乃「ありがとう♪」

八幡「さぁさっさと行きましょう」

陽乃「はーい」

アニマルズ(いってらっしゃい)

八幡「っと、エサを用意していくか」

エサを全員分用意して出掛けることにする

陽乃「♪」(携帯の天気予報図を見ている)

ワン!ニャーキューコンプウグルルルル!

八幡「ほれ、エサだぞー」

陽乃(なるほどー、あたしが帰る予定の時間に雨が降るのかー、雨かー)ルンルン

八幡「すぐ帰るからなー、いいこにしとけよー」

陽乃「行こっか♪」ウキウキ

八幡「???」

八幡陽乃「行ってきます」

バタン

八幡「だから雪ノ下さんは行ってきますじゃないでしょ」

陽乃「気にしないの♪」

スーパー

陽乃「今日はあの子達のエサは大丈夫なの?」

八幡「買うとしても熊の分のエサくらいですね、ほんの五キロ程度です」

陽乃「大体一日どのくらい食べるの?」

八幡「家に籠ってるからか少なくて、二、三キロってとこですね」

陽乃「そうなんだー」

八幡「売り場のほとんどを買い占めるのは結構楽しいですよ」

陽乃「かもねー」

八幡「そういや何を作るつもりなんですか?」

陽乃「定番メニュー♪」

八幡「・・・カレーですか?」

陽乃「惜しい!肉じゃが♪」

八幡「定番?」

陽乃「胃袋を掴むには定番じゃない?」

八幡「///////」

陽乃「他にも色々作るから楽しみにしててね」

八幡「はい・・・」/////

陽乃(効果てきめん!)

店の外

八幡「結構買いましたね」ズッシリ

陽乃「まあね」(毎日作ってあげるつもりだし、仕方ないよねー?)

八幡「・・・」スタスタ

陽乃「・・・」スタスタ

八幡「・・・」スタスタ

陽乃「あたしたち、新婚に見えるかもね」スタスタ

八幡「ぶっ!ななななな!?」//////

陽乃「あたしはそう見られたいなぁ」

八幡「ひ、人の目を気にしてたらぼっち出来ませんから分かりませんね」/////

陽乃「比企谷君はそうかもね」クスクス

スーパーの店員の会話

おばちゃん「それにしても、あのカップルなんであんなに鮭を買うんだろう?」

店長「さあ、売り上げ的にはすごく助かりますからありがたいですよ」

おばちゃん「そりゃそうだけどね、熊でも飼ってるんじゃないのかねえ?」

新人「まさかwwwあり得ないっしょwww」

店長「あの二人が来なくなると鮭の廃棄が増えそうですけどね」

おばちゃん「そこは客商売だからねえ」

新人「最悪臨時セールしましょうよwww」

店長「臨時はとにかく、セールはいいアイデアかもな」

比企谷家

陽乃八幡「ただいまー」

八幡「だか

陽乃「気にしない気にしない♪」

八幡「・・・」

ニャー!ワン!キュー!グルルル!コン!プウ!

八幡「ただいま、お前ら」

陽乃「じゃあキッチン借りるね」

八幡「どうぞ」

陽乃「♪」トントントントン

八幡「・・・」

雪乃「にゃあ」(お帰りなさい、鬼畜さん)ゴロゴロフミフミ

カマクラ「にゃー」(よおモテ男)ゴロゴロフミフミ

沙希「こん」(あんた、あの女とくっついたら承知しないよ)テシテシ

小町「きゅう!」(スーパーの店員さんにはそろそろカップルとか思われてるよ絶対!)ヨジヨジ

静「ぐるるる・・・」(カップルか・・・)ショボーン

結衣「わん!」(陽乃さんと付き合うとか嫌だからね!)カジカジ

彩加「ぷう!」(僕は応援するからね!)

八幡「相変わらず可愛いな」ナデナデ

陽乃(味噌汁よし、肉じゃがよし、きんぴらよし、西京焼きよし、サラダよし、ドレッシングよし!ゴマと醤油ベースだから大丈夫だよね♪お米もいい感じに炊けてるし完成!)

八幡(めちゃくちゃ良い匂いがする)

雪乃カマクラ「にゃっ!」(魚っ!)キュピーン!

静「ぐるるる」(君たちは私の鮭をやるから落ち着け、追い出されたらどうするんだ全く)つ鮭

カマクラ「にゃー!」(ヒャッハー鮭だー!)ガツガツ

雪乃「にゃあ」(頂きます平塚先生)ハグハグ

結衣「わん・・・」(ゆきのんのキャラじゃない・・・)

八幡「おー、猫に鮭やるなんてえらいぞ熊」ナデナデ

静「ぐるるる♪」(まあ先生だからな♪)

彩加「ぷう」(サラダいいなぁ)

沙希「こん」(あたしはあの味噌汁に入ってる揚げが気になるね)

結衣「わん!」(あたしは肉じゃがの肉!)

小町「きゅう」(小町的にはきんぴらですね)

陽乃「できたよー」

八幡「おお!」

雪乃「にゃあ」(美味しそうね)クシクシ

カマクラ「にゃー」(だけど腹一杯だ)クシクシ

静「ぐるるる」(全く)ヤレヤレ

陽乃(熊がヤレヤレと言わんばかりのポーズを!?)

結衣「わん!」(ヒッキー!お肉ちょうだい!)

彩加「ぷう」(僕もレタス食べたいな)

沙希「こん」(揚げをよこしな)

小町「きゅう!」(きんぴら!きんぴら!)

陽乃「この子たち、みんなおかず欲しそうだね」

八幡「大丈夫なんですかね?」

陽乃「ちょっとくらいなら平気じゃない?」

八幡「しゃあない、ほれ」つおかずたち

小町「きゅう!」(きんぴら!きんぴら!) ガツガツ

沙希「こん」(味噌味の揚げもアリだね)ムシャムシャ

彩加「ぷう!」(ありがとう八幡!)ワサワサ

静「ぐるるる」(あれか、君たちは畜生道と餓鬼道を渡り歩いているのか?)ハァ・・・

八幡(熊ってため息つくんだな)

陽乃「あたしたちも食べよっか」

八幡陽乃「いただきます」

八幡「・・・」モグモグ

陽乃「どう?美味しくなくても美味しいって言ってね?」モグモグ

八幡「・・・うめえ!」モグモグ

陽乃「良かった」も

八幡(うますぎる!)「風が語りかけます」モグモグ

陽乃「素直にうますぎるって言ってよ」モグモグ

八幡「うますぎます、百点」モグモグ

陽乃「そ、そう?ありがとう////」

小町「きゅう!」(美味しい!きんぴらすごい美味しい!)

静「ぐるるる」(ちょっとつまみ食い)ヒョイッパクッ

陽乃「さっきから熊ちゃん人間に近い気がするけど・・・」モグモグ

八幡「ため息つくわヤレヤレと言わんばかりのポーズをとるわつまみ食いはするわで確かに人間味溢れてますね」モグモグ

陽乃「だよね」

静「ぐるるるる」(確かにうまい、鮭のあてに欲しいよ)

雪乃「にゃあ」(サーモンの方なんですね)クシクシ

結衣「わう?」(どういう意味?)

カマクラ「にゃー」(ドランクの酒とサーモンの鮭でダジャレ言ってやがんだよ)クシクシ

沙希「こん」(由比ヶ浜は猫以下なのはわかった)

彩加「ぷう・・・」(由比ヶ浜さん・・・)

結衣「きゃん!」(バカにしすぎ!)

小町「きゅう!きゅう!」(きんぴら!きんぴら!)ガツガツ

八幡「それより、一心不乱にきんぴらを貪る狸も異常なんですが」

陽乃「確かに・・・」

結衣「わん!」(お肉美味しいよ!)バクバク

八幡「良い食べっぷりだな」

陽乃「自信作だしね」

雪乃「にゃあ」(姉さんの料理は天下一品よ)

カマクラ「にゃー」(そういうことなら熊の姉ちゃんの鮭、もうちょい遠慮しときゃよかったぜ)

静「ぐるるるる」(魚で我を忘れた君たちの方が悪い)

結衣「わん!」(小町ちゃんの方が我を忘れてない?)

小町「きゅう!」(美味しい!)ガツガツ

沙希「こん」(よく食べるね)

彩加「ぷう」(美味しいからね)

陽乃「作ったかいがあったねー」

八幡「マジでうまいですよ」モグモグ

陽乃「ふふふ・・・」ギラッ

カマクラ「!?」ブルッ

雪乃「にゃあ」(姉さんが何かを企んでいるわね)

静「ぐるるるる」(だな)

小町「きゅう・・・」(もうお腹いっぱい・・・)

彩加「ぷう」(何をする気なんだろう)

沙希「こん」(どうせろくなことじゃないよ)

八幡「ごちそうさまでした」

陽乃「お粗末様、全部食べたねー」

八幡「食べ過ぎました、うまくて」

陽乃「うれしい・・・」////

八幡「だけどそろそろ時間ですね」

陽乃「そうだね、だけどさ、外雨なんだよね」

八幡「そうなんですか?」チラッ

どしゃ降り

八幡「・・・」

陽乃「帰りたくないなぁ///」

八幡「・・・止むまでですからね」

陽乃(計画通り、もっと言えば朝まで振るよ)「ありがとう、比企谷君♪」

八幡「一応布団持ってきますよ」

陽乃「ん、ありがとうね」

アニマルズ「zzzz」

陽乃「よく寝てる・・・ちょうどいいや」

八幡「持ってきましたよ」つ布団

陽乃「ありがとう」

八幡「そんじゃ、俺は寝ますね」

陽乃「おやすみー」

八幡「おやすみなさい」

陽乃「♪」

八幡の部屋

八幡「グーグー」zzzz

陽乃(お邪魔しまーす)ゴソゴソ

八幡「んん・・・」zzzz

陽乃「比企谷君の匂いがする・・・」クンカクンカ

八幡「zzzzz」

陽乃「おやすみ、比企谷君」ギュッ

雪乃「比企谷君がいないわね」

静「そういえば」

小町「陽乃さんも見当たりませんね」

沙希「あの女はともかく、あいつはあいつの部屋でしょ」

戸塚「確かに」

結衣「くんくん・・・ヒッキーと陽乃さんの匂いが二階まで続いてるよ!」

雪乃沙希静「!?」

静「あいつの部屋で寝たい気分だなー」

雪乃「私も気が向いたから同じ気分ね」

沙希「あの女が一緒ってのが気に入らないね、邪魔してやるよ」

戸塚「邪魔しちゃ悪いよ・・・」

カマクラ「うるせえな、眠れねえだろ」

静「カマクラ君もこういってるし、今夜は比企谷の部屋で寝るとしようか」

戸塚「僕はいいです・・・」

沙希「あ?」

静「君も来るよな?」

雪乃「とにかく行くわよ」

結衣「ヒッキー、覚悟するし!」


八幡の部屋

八幡「zzzzz」モミモミ

陽乃(比企谷君の手をー♪あたしの胸にー♪あら不思議!比企谷君は朝にはあたしに逆らえなくなっちゃう♪)ムニュムニュ

八幡「zzzzz」モミモミ

陽乃「あっ・・・もー比企谷君のエッチ♪/////」ムニュムニュ

ガチャ!

陽乃「え!?」

静「ぐるるる」(やあ陽乃、比企谷と一緒に寝るてるところをすまんな)コテン

結衣「わん!」(陽乃さんにヒッキーは渡しませんー)フセフセ

雪乃「にゃあ」(比企谷君の胸の上で寝たくなったのよ、悪いわね、姉さん)ヨジヨジポスッ・・・ ゴロゴロゴロゴロフミフミフミフミ

彩加「ぷう」(僕は普通に寝るんでお構い無く)ポテッ

小町「きゅう!」(お兄ちゃんなんでそんなに大人しく寝てるの!押し倒さなきゃ!)

沙希「こん」(こいつと寝たいから借りるよ)スリスリ

陽乃「・・・何か、邪魔されてるような・・・」ウーン

八幡「zzzz」ムニュムニュ

陽乃(おお、視線を感じてたからもしやとは思ってたけどやっぱり巨乳好きだったんだね♪)

雪乃「・・・」ガブッ!

沙希「・・・」ペシペシ!

結衣「・・・」ペロペロ!

静「ぐるるる」(私だって、人間の頃なら陽乃に負けてないんだぞ)

八幡「うーん・・・カマクラ、噛むんじゃねえ・・・」zzzz

彩加「ぷう」(夢にカマクラ君が出るなんて八幡は優しいなぁ)

陽乃(まあいいや、朝になれば比企谷君はあたしに服従するだろうし、しなくても演技して責任をとらせよう♪)zzzz



八幡「んんん・・・」モミモミ

陽乃「zzzzzz」ムニュムニュ

雪乃「zzzzz」

結衣「zzzzz」

彩加「zzzzz」

静「zzzzz」

小町「zzzzz」

沙希「zzzzz」

八幡「!?」

陽乃「比企谷君のエッチ」////

八幡「いや、これは・・・てか何で俺の部屋に皆・・・」

陽乃「あたしはこっそり入ったけど、この子達は堂々と入ってたよ?」

八幡「そうですか・・・」

陽乃「あーあ、あたし、誰かに胸揉まれたこと無かったのになー」

八幡「ぐっ!」

陽乃「責任取ってもらわないとお嫁にいけないなー」

八幡「うぐっ!!」

陽乃「比企谷君、どうするの?」ニコニコ

雪乃「にゃあ」(姉さんが勝手にあなたの布団に入り込んだのだから気にしなくてもいいわ)チョンチョン

結衣「わん!」(そうだよ!ヒッキーは悪くないよ!)

静「ぐるるるる」(君もあれだな、厄介なやつに目をつけられたものだな)

沙希「こん」(あんたはあたしたちの世話してりゃいいんだよ)ペシペシ

彩加「ぷう」(こればっかりは八幡に責任はないと思うな)

小町「きゅう!」(責任はともかく、こんな美人さんと寝て手を出さないお兄ちゃんはおかしいよ!)

雪乃「にゃあ」(もう少し体を沈めて欲しいわ、フミフミ出来ないじゃない)ゴロゴロフミフミ

結衣「わん!」(あたしもヒッキーペロペロしたい!)ペロペロ

沙希「こん」(あたしも構うんだよ、早くしな)ペシペシ

彩加「ぷう」(みんな甘えん坊だなぁ)

小町「きゅう!」(お兄ちゃん、小町も構ってー!)ヨジヨジ

静「ぐるるるる」(なあ陽乃、比企谷にその手は通じんぞ)ポンポン

陽乃「中に人間入ってたりしないよね?この熊ちゃん」

静「ぐるるる」(中身は人間だな、魂が)

八幡「アホなこと言ってないで起きて下さい、雪ノ下さん」

陽乃「仕方ないなぁ」ノソノソ

雪乃「にゃあ」(比企谷君はもう少し寝ててちょうだい)ゴロゴロフミフミ

小町「きゅう」(お兄ちゃん、暖かくて気持ちいいよ)スリスリ

沙希「こん」(ほら、もっと構え)ペシペシ

結衣「わん!」(あたしのお腹撫でて!)ゴロン

彩加「ぷう」(僕とも遊んで!)ツンツン

静「ぐるるるる」(私もたまには構わないとかじるぞ)ポンポン

陽乃「人気だなー比企谷君」

八幡「なつかれるのは嬉しいですよ」ナデナデ

アニマルズ「♪」

陽乃「まあいいや、ご飯あたしが作ってあげるね」

八幡「え?ああ、はい」

陽乃「先に降りてるからー」バタン

八幡「帰る気配がない気がするぞ・・・」

アニマルズ「♪♪♪」

ベネット、html化依頼出してないのはわざとなのか?

>>153なんですかそれ?T.M.Revolutionの仲間ですか?

陽乃「はーい!当たり前のようにご飯を作るのはあたしにとって朝飯前でーす!」ニコニコ

雪乃「にゃあ」(少し姉さんが変だわ)

沙希「こん」(元々変だったんでしょ)

静「ぐるるる」(さすがは妹、よく気がつくな)

小町「きゅう」(お兄ちゃんの押し掛け妻って素晴らしいシチュエーションですよねー)

彩加「ぷう!」(頑張って八幡!)

カマクラ「にゃー」(いつものくれよーあれがないと死んじまうよー)

八幡(なぜこの生き物たちは整列してるんだろう)

陽乃(行儀いい子たちだなー)

八幡「お前らー、エサやるぞー」つエサ

アニマルズ(いただきます!)モグモグ!

八幡「どんどん食えよー」

陽乃「さ、あたしたちも食べよっ♪」

八幡「え、あ、はい」(なぜ自然に食卓に混ざれるのだろう?)

陽乃八幡「いただきます」人

八幡「うめえ!」モグモグ

陽乃「よかった♪」

八幡「おかわりするかもしれませんね」モグモグ

陽乃「ふふふ」モグモグ

八幡「ごちそうさまでした」

陽乃「三倍もおかわりするなんてねー」

八幡「うまかったもんで」

雪乃「にゃあ」(比企谷君、フミフミさせてちょうだい)ヨジヨジゴロゴロフミフミ

結衣「わん!」(あたしも食べ過ぎたからお腹撫でて!)ゴロン

静「ぐるるる」(このハチミツは高いやつだな、私には分かる)

彩加「ぷう」(ニンジンがこんなに美味しいのははじめてだよ)

小町「きゅう」(下手に火を通すと美味しくないですよねー)

沙希「こん」(やっぱ動物だから栄養の有無で判断するんだろうね)

カマクラ「にゃー」(熊の姉ちゃんの鮭はうめぇな)クシクシ

陽乃「この子達も相変わらずだねー」

八幡「もうすっかり慣れました」ナデナデ

雪乃「にゃあ」(猫の生活も悪くないわ)ゴロゴロフミフミ

結衣「くぅん」(ヒッキーも優しいしねー)

小町「きゅう」(ただのデレですよねー)

沙希「こん」(なついてやってもいいね)スリスリ

彩加「ぷう」(はちまーん、遊んでー)テシテシ

静「ぐるるる」(そういえば、ゴミをまとめておいてやっておいたぞ)ツンツン

八幡「ん、あれ?雪ノ下さんゴミもまとめてくれました?」

陽乃「え?さすがにそこまでしてないよ?」

静「ぐるるる」(私がやっておいた)ドヤッ

八幡「この熊がやったのか?」

静「ぐるるる」(そうだ)コクコク

陽乃「そこまで出来るの!?」

雪乃「にゃあ」(比企谷君、もっと撫でなさい)ゴロゴロフミフミ

結衣「わん!」(あたしも!)ゴロン



八幡「熊ってすげえな」ナデナデ

陽乃「どっかのサーカスの熊とかじゃない?」

静「ぐるるる」(違うよ)フルフル

八幡「人語を分かっている・・・」

雪乃結衣「♪」スリスリ

カマクラ「にゃー!」(おっし八幡、俺も構え!)スリスリゴロゴロ

小町「きゅう」(かーくん甘えん坊だよねー)

彩加「ぷう」(可愛いよね)

沙希「こん」(甘えりゃいいってもんじゃないよ)

雪乃「にゃあ」(比企谷君も私の下僕ぶりが板についてきたわね)ゴロゴロフミフミ

結衣「わん!」(お腹気持ちいいよ!)ゴロンシッポブンブン!

陽乃「あたしも比企谷君に甘えていい?」スリスリ

八幡「ちょっ!」/////

陽乃「あたしも撫でてよ♪」ポスッ

八幡「ちょっとだけですよ//////」ナデナデ

陽乃「ありがと」/////

休日に更新すると言ったな?あれは嘘だ

八幡「////」ナデナデ

陽乃「////」モジモジ

雪乃「にゃあ?」(姉さん、顔が赤いわよ?)

沙希「こん」(どうでもいいよ)

静「ぐるるる?」(風邪でもひいたのか?)

陽乃「に」

彩加「ぷう?」(に?)

小町「きゅう!?」(ま、まさか!?)

結衣「くぅーん♪」(極楽極楽ー♪)

八幡「?」ナデナデ

陽乃「にゃあん・・・///////」スリスリ

全員「!!!!?!!??!?!?!?」

カマクラ「にゃー」(あー、こりゃ八幡の野郎堕ちたな)

雪乃「にゃあ!?」(姉さん大丈夫!?主に頭が!)ツンツン

結衣「わう・・・」(うわー反則だよー・・・)

沙希「こん!」(認めない!こんなの認めない!)

彩加「ぷう・・・」(雪ノ下さんのお姉さんもこんな一面があるんだね・・・)

小町「きゅうー」(これがギャップ萌えってやつですねー)シミジミ

静「ぐるるるる!?」(本当にお前は陽乃か!?)ペシペシ

八幡「随分デカイ猫ですね」ナデナデ

カマクラ「にゃー」(八幡の野郎、結構場馴れしてやがるな)

雪乃「にゃあ」(私も驚いたわ)

結衣「わん!」(さすがヒッキー!)

沙希「こん」(あたしは信じてたよ)

小町「きゅう?」(これはたぶん、あまりの出来事だったもんだから頭の中でなかったことにしてるんじゃないですかね?)

陽乃「ひ、比企谷君のバカーーーーーーー!」

陽乃「・・・」ツーン

八幡「あの・・・」

陽乃「ふんっだ!」プイッ

カマクラ「にゃー」(あーらら、こりゃ尻に敷かれるやつだ、八幡の奴なら当たりめえか)

雪乃「にゃあ」(姉さんよりも私を構いなさい)チョイチョイ

小町「きゅー!」(雪乃さんが嫉妬してる!)

沙希「こん」(あたしが尻に敷いてやるのに)

結衣「わん!」(ヒッキー!あたしともっと遊んでよ!)ゴロン

静「ぐるるる」(ハチミツうまい)ペロペロ

彩加「ぷう」(八幡は優しいからね)

八幡「その・・・まさかあんなことするとは思わなくて・・・」アセアセ

陽乃「・・・」ツーン

八幡「か、可愛かったですけど。正直びっくりしたといいますか・・・」

陽乃「!」ピクッ

八幡「なのでスルーしてしまったんです!ごめんなさい!」

陽乃「・・・ほんと?」

八幡「え?」

陽乃「あたし、比企谷君からみても可愛い?」

八幡「・・・もちろんです!雪ノ下さんが可愛くないなんて言うやつはホモかみっともない嫉妬をする女だけです!」

雪乃「にゃあ」(姉さん、素の状態だわ)

静「ぐるるる」(だな、なかなか拝めない貴重な場面だ。・・・ハチミツうまい)ペロペロ

小町「きゅー」(さすが長い付き合いツートップ)

彩加「ぷう」(八幡モテるんだね)

沙希「こん」(ふん、あたしにも愛してるとか言ったくせに)

陽乃「あ、ありがと・・・/////」

八幡「い、いえ・・・////」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年02月23日 (日) 18:21:52   ID: XbyDXLRJ

何このカオス。
だが許す。

2 :  SS好きの774さん   2014年02月27日 (木) 06:12:58   ID: SiL9i_zS

かきにげ(-_-;)

3 :  SS好きの774さん   2014年02月27日 (木) 20:12:21   ID: Skt0xLt5

陽乃さんendだったら、
それはとっても嬉しいなって

4 :  SS好きの774さん   2014年02月28日 (金) 13:06:09   ID: oCvYKtv_

出来たら後日談もお願いします

5 :  SS好きの774さん   2014年02月28日 (金) 14:49:31   ID: DRSpBhv0

SSVIPそのものが落ちてるから続きがみれん

6 :  SS好きの774さん   2014年03月31日 (月) 01:15:56   ID: 19RKr9F1

許せる!

7 :  SS好きの774さん   2014年04月22日 (火) 14:42:48   ID: d3PEZJbY

面白すぎて目と鼻から水が。

8 :  SS好きの774さん   2014年04月25日 (金) 00:34:22   ID: tRKq2p6-

熊静サイコー

9 :  SS好きの774さん   2014年04月27日 (日) 00:09:07   ID: rQSj6aQU

上に同じです!

10 :  SS好きの774さん   2014年08月20日 (水) 19:38:42   ID: wyPccsaP

続きはよ

11 :  SS好きの774さん   2014年08月21日 (木) 23:45:53   ID: gw2VvlYD

これはにげたな

12 :  SS好きの774さん   2014年09月14日 (日) 23:39:51   ID: cvZhhDe5

続きはよ

13 :  SS好きの774さん   2014年10月01日 (水) 16:42:21   ID: 7VOO8mCb

待ってるぞ




いつまでもな

14 :  SS好きの774さん   2014年10月09日 (木) 15:50:09   ID: brOrII6P

続きはよ

15 :  SS好きの774さん   2014年10月30日 (木) 19:10:01   ID: PWbhdz9a

期待

16 :  ミカエル   2014年11月03日 (月) 23:40:19   ID: njolTihh

早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く書きに来てよ。

17 :  サリエル   2014年11月11日 (火) 02:00:02   ID: R60luJiL

↑怖い。

18 :  SS好きの774さん   2014年12月20日 (土) 17:19:42   ID: OXVwHdVU

ガハマ犬可愛すぎて鼻血でたわ

19 :  SS好きの774さん   2015年01月16日 (金) 18:08:23   ID: CfbI4Mdj

ま、まだかね?

20 :  SS好きの774さん   2015年05月11日 (月) 21:45:21   ID: 0VTcN6XC

終わってないよね?ね?
逃げさせてたまるかぁ(´Д` )

21 :  SS好きの774さん   2015年07月02日 (木) 02:34:21   ID: TJslj6sQ

続きはよ!

22 :  SS好きの774さん   2015年09月08日 (火) 00:50:41   ID: YlPld5SU

お願いします.・゚゚(>ω<。人)

23 :  SS好きの774さん   2015年12月19日 (土) 07:23:21   ID: xrqWGkc2

元に戻れ無いのかな?

24 :  SS好きの774さん   2016年04月03日 (日) 16:52:53   ID: SK2HnlZm

頼むよ、続けてくれ

25 :  SS好きの774さん   2016年05月05日 (木) 21:18:02   ID: r3HPEB_0

もうどうにでもな~れ

   *゚゚・*+。
   |   ゚*。
  。∩∧∧  *
  + (・ω・`) *+゚
  *。ヽ  つ*゚*
  ゙・+。*・゚⊃ +゚
   ☆ ∪  。*゚
   ゙・+。*・゚

26 :  SS好きの774さん   2017年08月29日 (火) 22:40:18   ID: DoyDxqbu

またエタってやがる

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