【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第29位【アラフォーマーズ】 (1000)

・京太郎主人公

・安価スレ

・某掲示板ネタ

・原作本編の8年後。京太郎はプロになってる

・基本ギャグ仕立て時々しんみりシリアス

・でも腹パンとか川落ちとか関係ない

・京太郎は麻雀ガチ勢(ランキング13位)

・でもドラマに出たり(松実宥とゲスト同士共演)、料理番組を持ってたり

・異名は「オカルトスレイヤー」。堅実な技術を持つオールラウンダー。闘牌時は非常に獰猛

・でも上位ランカーのオカルト持ちと打つと、ミンチより酷い状態になる。プロ以外なら初見の魔物もルール次第で。イカサマ相手だとランク以上に強くなる

・高校生の頃の恋人は高鴨穏乃。進学などの関係により、破局している

・大学時代、晴絵に息抜きとして連れていかれた先で鷺森灼と出会い、そして恋仲になる。

・なお、関係は切れている。灼が京太郎をフッた(身を退いた)

・同じ大学(T大)なのは、江崎仁美・辻垣内智葉・弘世菫・小瀬川白望(2年上級生)
 鹿倉胡桃(浪人)・臼沢塞(浪人)・荒川憩(1年上級生)、原村和・新子憧(同級生)

・カリス……ではなく、一とは高校時代に一緒にゲーセン行ったり、夏祭り行ったり、バッセン行く程度の仲

・脚力がヤバイ。女子サッカー日本代表にPK対決で勝利

・オカルトスレイヤーの愛称は、出演ドラマから
 超能力ヒーロー学園ものドラマ。超能力者に対抗する、唯一の魔法使い(物理)

・戦闘スタイルは完全にシャコさん

・大学2年時に、オカルトを暴走させた夢乃マホと対局し、敗北

・男友達はちゃんといるよ

・ムエタイの達人。パルクール(フリーラン)を習得

・バイク大好き。愛車には話しかけたりする

・ちょい熱い高校生→陰りのある大学生→三枚目の社会人、へと進化

・カピバラとは死別。死因は細菌性の消化器潰瘍。ピロリ菌。ゴキブリ殺す

・高校時代の最終成績は男子インターハイ個人戦2位

・Bパート(Bは暴のB)は嘘喰い仕様

・T大の皆は仲良しでほのぼの

・チームメイトは、小走やえ・弘世菫・南浦数絵・清水谷竜華である

・マホの暴走を止められてたら穏乃と結婚して奈良で教師をやってた。なお憧はお察し


    須賀 京太郎 日[ ● ]本

   23歳 ♂ 184cm 76Kg
  『M.A.R.S.ランキング』 13位
    M.O.手術 〝昆虫型″
    ━サバクトビバッタ━


※有志の方のありがたいまとめwiki

http://www54.atwiki.jp/ocltslyrkyo/pages/1.html

※ネタ拾って気軽に編集してくれると嬉しい所存ー



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1391513849

※前スレ
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 Part.2
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【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第13位【アラフォーマーズ】
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【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第14位【アラフォーマーズ】
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【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第15位【アラフォーマーズ】
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【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第16位【アラフォーマーズ】
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【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第19位【アラフォーマーズ】
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【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第20位【アラフォーマーズ】
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383752033/)

【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第21位【アラフォーマーズ】
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1384350934/)
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第22位【アラフォーマーズ】
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第22位【アラフォーマーズ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385036684/)
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第23位【アラフォーマーズ】
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第23位【アラフォーマーズ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385990078/)
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第24位【アラフォーマーズ】
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第24位【アラフォーマーズ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386945958/)
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第25位【アラフォーマーズ】
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第25位【アラフォーマーズ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387738236/)

【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第26位【アラフォーマーズ】
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第26位【アラフォーマーズ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389447788/)
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第27位【アラフォーマーズ】
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第27位【アラフォーマーズ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390010291/)
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第28位【アラフォーマーズ】
【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第28位【アラフォーマーズ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390664910/)

・安価を出して、安価先の内容を基に、
 そういう「そういう事があった」「そういうトピックのスレッドが立ってる」としてそれに絡めた話を書きます
 例えば安価先が【小鍛治健夜結婚】なら


引用元:【リアルババ抜き】 小鍛治健夜、結婚 【ターンエンド】

1 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ソースはブログ。すこやんが男の手料理を食べたとかなんとか

2 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
すこやんみたいな干物が手料理をごちそうになる……これは結婚ですなぁ

3 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
やっとすこやんにも春が来たんだね……遅すぎるとしても

4 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
釣りかと思ったらマジだった

5 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
【悲報】ついに人柱がささげられる

6 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
勇者ありがとう。お似合いだよ……どんな人かはしらんけど

7 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
おめでとうすこやん!これで俺も安心できる

8 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
なんだこれは……たまげたなぁ

9 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
しつぼうしました。うえのさんのふぁんになります

10 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ん、でもこれさ……この背景……スッガが出てる料理番組じゃないか……?

11 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
糸冬 了

12 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
やっぱりそんな都合がいい話がすこやんにあるはずがなかった


・と言う感じで、これならその番組ですこやんで絡んだシーンとか

・開始時の人間関係はフラットです。安価で人間関係が決まります

・安価についても、明示された部分以外にはキュゥべえ理論展開されたり

・いちゃいちゃとかルートとかコンマで闘牌とか今のところ予定はない。今のところ

安価でお題を3つくらい募集
お題については以下

①いつもの掲示板形式
②掲示板によらない京太郎のオフの日の話
③高校・大学時代の話とか、作中で触れられたけどキンクリされた話(淡ラキスケ、やえタッグ)とか


一応のルールとか

【見出し系】
・基本、恋愛&マイナス結果確定系はNG
 状況なら確定系は可。
 例えば、『須賀プロ、○○プロと路上で口論』。
 但し、『須賀プロ、○○プロと路上で口論。その後、暴行』はNG
 同様に『○○プロ、須賀プロと共演。須賀プロを激怒させる』

・状況確定系でも恋愛関係確定はNG
 『恋人の○○と~』は駄目。
 『恋人と噂される○○と~』はギリOK
 あんまり恋人と噂が多いとなんか悪いこと起こるかもね

・順位確定系もアウト
 『須賀京太郎、M.A.R.S.ランキング2位に』みたいのは駄目

・暴行&下衆&鬱&エログロネタはNG
 AVデビューとかいじめ、強姦被害とか自殺とか薬物中毒とか元風俗嬢など。
 不良に絡まれたとかならまあよし

【ファンスレッド系】
・「○○プロ応援スレ」など
・一般人についてはNG

【質問、目撃スレ】
・「スッガと話したけど質問ある?」のような
・恋愛関係確定系はNG(彼女・元彼女など)


これ+同一IDの連続取得については再安価とします
なお、ズレて取得になった場合もこれにカウント

好感度

★13★
大星淡:やたら絡んでくるアホの子ライバル。麻雀人生をやってもいいよ。……えっ、あ、なんだ、お前は協力してなかったのね

★11
ハギヨシ:師匠にして友人にして悪友にして戦友。この人抜きじゃ生きていけない。ほ、ほら……俺が傍に居ますから!

★9
弘世菫:菫さんは最高です! 菫さんのおかげで戦えるんです! 菫さんを目標に大学決めました! だからこの人普段は頼りになる人だって何度も……

★8
宮永照:強大な目標。勝負事では頼りになる人。なんか放っとけない。次こそは、勝つ……! 花田さんを番組に呼びたい……だと……
宮永咲:気のおけない幼馴染み。絶対の目標にして憧憬を覚えさせた存在。ったく、仕方ねーなぁ……咲は。お前を守るためなら……!

★7
辻垣内智葉:姐さん、一生ついてきます! 姐さんがいたからあの大学に……! 正直俺も調子に乗りました
松実玄:おっきくてやわらかい。軽く残念な人。結婚したいんだけど、その場合俺はどうしたらいいんだろうな

★6
小走やえ:頼りになる小走先輩だけど、やっぱ相棒としてやえさんのフォローもしないと……
赤土晴絵:師匠! 師匠がいなかったら俺は……。何でそう、一々ツボに入る事いうんですか?
新子憧:高校大学と、本当に世話になった女友達。いい女。何年後かで、フリーなら結婚したい。ファン1号。あんまり酷いと押し倒すぞ?
松実宥:なんでも共演。寒がり大変そう。正直おもちあるし結婚したい。その場合、二人とも須賀プロになるのか?松実プロになるのか?

★5
姉帯豊音:大きな小動物可愛い。大天使豊音。酔うとやばいよこの人
天江衣:ころたんいえーい。あの、ハギヨシさんのことを苛めないで下さい。俺の大事な人なんです。甘え衣かぁ……かわいいなぁ……(庇護欲的な意味で)
鷺森灼:天の道を往き、総てを灼きつくす女。色々かわいい。バーニングこけしカワイイヤッター
高鴨穏乃:元恋人。ありがとう……穏乃、本当にありがとう……。お前以外と付き合ってたら、多分俺はこうはなれなかったよ
国広一:一さんといると落ち着くんだよなぁ……僕っ娘いいよな。一本取られた。会いたいなぁ……

★4
鶴田姫子:立てばセクハラ、座ればビッチ。歩く姿は猥褻物。でもなんか助けられたような気が……
竹井久:部長がくれたあの言葉――俺は覚えてます。……悪癖も貰っちゃったけど。なんか部長に会いたいな。あんとき、俺に蜂の巣撤去させるのかと思ってました

★3
三尋木咏:流石の火力っすね……三尋木プロは。ごめんなさい、俺もやりすぎました
小瀬川白望:シロさん、元気そうでよかったなぁ。思えば昔は色々あったよな
原村和:初恋……だったんだ。まあ、いい思い出って奴だよなぁ
東横桃子:消えても追える。俺たち、バスケなら世界狙えたんじゃねーの?
池田華菜:KMG(華菜ちゃんマジゴッド)。正直男前過ぎて今すぐ告白したい。あ、あれから全部1位……ハハハ

★2
亦野誠子:お互い大変っすよねー……今度、海釣り行きましょうよ!
片岡優希:いい女になったな
龍門渕透華:すっげえスポンサー
対木もこ:小動物可愛い
夢乃マホ:可愛い可愛い後輩。何かあったら、今度こそは俺が止める
渋谷尭深:大学時代紹介されたし、おもちあるしおしとやかでタイプ……なのになんだか寒気する
荒川憩:先輩のおかげで、俺、かなり体もいいとこまで行きました! 先輩笑顔可愛い、癒される!
江崎仁美:先輩の適当さに、結構俺って癒されてたんですよ? 政界、おめでとうございます!
愛宕洋榎:当意即妙。いや、流石にお笑いはやりませんから……
花田煌:聖人。デートの約束ですよね?
清水谷竜華:おもちもちもち。頼りになるチームメイト。その眼はヤバイ。結婚したい
南浦数絵:一緒に戦う仲間。大丈夫だって、前に言ったよな? その辛辣キャラはなんなんだよ……
エイスリン・ウィッシュアート:ニンジャはいない。いいね?

★1
佐々野いちご
瑞原はやり
小鍛治健夜
愛宕絹恵
野依理沙
染谷まこ
加治木ゆみ
新免那岐
福路美穂子
白水哩
薄墨初美
石戸霞
滝見春
狩宿巴
戒能良子
江口セーラ
上重漫
鹿倉胡桃
臼沢塞

13位「オカルトスレイヤー」 須賀 京太郎
ベーススタイル:『技術昇華』

攻撃力:40/40 防御力:40/40 速度:40/40
技術:60/60 幸運:10/10 気力:80/80

★麻雀スキル
・『情報(0)』
・『分析(0)』
・『対策(0)』
・『オカルトスレイヤー(10)』
・『最古の害虫(10)』
・『偽・闇を裂く雷神(10)』
・『偽・神眼の拳闘家(10)』
・『偽・悪魔の天敵(10)』
・『偽・天上の荒武者(10)』


☆スキル
>『爽やかな笑顔』
>女性キャラと(ゲーム的には初登場)遭遇時の判定について
>内容や判定に正の補正が加わります

>『プロ並のシュートセンス』
>スポーツや運動関連の判定について
>内容や判定への正の補正が加わります

>『愚行権』
>彼は本当の意味での凡人だ
>運があろうが実力があろうが、とにかく分かりやすい華はない
>因縁めいた偶然なんて存在しない
>物語の補正なんてのは、ない
>だからこそ、普通と違う誰かには、もの珍しく映ったり……
>【……思考が常識離れしている相手の好感度に影響】

>『反響定位』
>舌打ち音の反響により、無視界でも通常通りの活動が可能
>音感関連の判定や『反響定位』が活用可能な判定について
>内容や判定への正の補正が加わります

>『マッハ!!!!!』
>大学時代限度ギリギリまで打ち込んだ古式ムエタイの成果
>立っている人間の肩を足場に走れる、肘でヘルメットを割れる等々……
>タイってスゲー。仏像や象さんに手を出すのはやめよう
>格闘やアクション判定について
>内容や判定に正の補正が加わります

>『舌使いが上手い』
>種を残して食べたサクランボを舌で結べる程度には舌の使い方が上手く、繊細で精密
>味覚を用いた判定や舌を使用する判定について
>内容や判定への正の補正が加わります


?位 「???」 宮永 照
ベーススタイル:『技術昇華+運+オカルト』

攻撃力:30+?/60 防御力:30+?/60 速度:30+?/60
技術:45/60 幸運:30+?/60 気力:60/60

・『照魔鏡(0)』
・『黄金回転の連続和了(0)』
・『黄金回転の連続和了Act.2(10)』
・『連続和了Act.3(10)』
・『連続和了Act.4(10)』
・『神砂嵐(20)』


3位 「赤き腕を持つ帝王」 荒川 憩
ベーススタイル:『技術昇華+オカルト』

攻撃力:50/60 防御力:60/60 速度:35/60 
技術:45/60 幸運:50/60 気力:60/60
※(35+45)/2+50=90 コンマ10以上にて聴牌
※50×(50+45/2)=3650 これをコンマ一桁倍

・『赤き腕を持つ帝王(0)』
・『赤き腕を持つ帝王(10)』


5位「爆ぜる報仇の女王」 宮永咲
ベーススタイル:『技術昇華+運+オカルト』

攻撃力:55/60 防御力:40/60 速度:40/60
技術:40/60 幸運:50/60 気力:60/60
※(40+40)/2+50=90 コンマ10以上でテンパイ
※55×(50+40/2)=3850 これをコンマ一桁倍

・『爆ぜる報仇の女王(0)』
・『爆ぜる報仇の女王(5)』
・『怒れる大天使の鉄槌(10)』
・『???』


7位「退くことなき双剣の騎士」 小走 やえ
ベーススタイル:『技術昇華+運+不運』

攻撃力:45/60 防御力:45/60 速度:40/60
技術:55/60 幸運:35/60 気力:60/60
※(40+55)/2+35=83 コンマ17以上で聴牌
※45×(35+55/2)=2835 これをコンマ一桁倍

・『退くことなき双剣の騎士(0)』
・『退くことなき双剣の騎士(10)』


8位「神眼の拳闘家」 清水谷 竜華
ベーススタイル:『技術昇華+運』

攻撃力:60/60 防御力:45/60 速度:35/60
技術:55/60 幸運:40/60 気力:60/60
※(35+55)/2+40=85 コンマ15以上にて聴牌
※60×(40+55/2)=4050 これをコンマ一桁倍

・『神眼の拳闘家(0)』
・『神眼の拳闘家(10)』
・『神眼の拳闘家(15)』


9位 「悪魔の天敵」 辻垣内 智葉
ベーススタイル:『技術昇華+運』

攻撃力:40/60 防御力:40/60 速度:60/60
技術:50/60 幸運:40/60 気力:60/60
※(60+50)/2+40=95 コンマ5以上にて聴牌
※40×(40+50/2)=2600 これをコンマ一桁倍

・『悪魔の天敵(15)』
・『神速(0)』


10位「夢を盗む天使」 エイスリン・ウィッシュアート
ベーススタイル:『技術昇華+オカルト』

攻撃力:30/50 防御力:35/50 速度:35/50
技術:40/50 幸運:40/50 気力:60/60
※(35+40)/2+45=78 コンマ22以上にて聴牌
※30×(45+40/2)=1950 これをコンマ一桁倍

・『夢を盗む天使(0)』
・『夢を盗む天使(10)』


12位「天上の荒武者」 弘世 菫
ベーススタイル:『技術昇華+運』

攻撃力:30/50 防御力:40/50 速度:40/50
技術:50/50 幸運:40/50 気力:60/60
※(40+50)/2+40=85 コンマ15以上にて聴牌
※30×(40+50/2)=1950 これをコンマ一桁倍

・『天上の荒武者(0)』
・『シャープシュート Mk.Ⅱ改 トランジスタ・スライダーICBM(5)』


13位「オカルトスレイヤー」 須賀 京太郎
ベーススタイル:『技術昇華』

攻撃力:40/40 防御力:40/40 速度:40/40
技術:60/60 幸運:10/10 気力:80/80
※(40+60)/2+10=60 コンマ40以上にて聴牌
※40×(10+60/2)=1600 これをコンマ一桁倍

・『オカルトスレイヤー(10)』
・『最古の害虫(10)』
・『偽・闇を裂く雷神(10)』
・『偽・神眼の拳闘家(10)』
・『偽・悪魔の天敵(10)』
・『偽・天上の荒武者(10)』


15位「視えざる空の支配者」 南浦 数絵
スタイル:『技術昇華+オカルト』

攻撃力:40/50 防御力:40/50 速度:35/50
技術:50/50 幸運:40/50 気力:60/60
※(35+50)/2+40=83 コンマ17以上にて聴牌
※40×(40+50/2)=2600 これをコンマ一桁倍

・『視えざる空の支配者(0)』
・『視えざる空の支配者(10)』


44位「蒼い血の死神」 大星 淡
ベーススタイル:『オカルト』
攻撃力:20/60 防御力:20/60 速度:30/60
技術:20/60 幸運:60/60 気力:60/60
※(30+20)/2+60=85 コンマ15以上にて聴牌
※20×(60+20/2)=1400 これをコンマ一桁倍

・『蒼い血の死神(0)』
・『蒼い血の死神(5)』
・『蒼い血の死神(10)』
・『???』

一応の時系列

告白(穏乃)
 ↓
バッドインシデント・パッドアクシデント
 ↓
離別(灼)
 ↓
プロローグ
 ↓
天江衣、新人女流王
 ↓
(オカルトスレイヤーKYO)
 ↓
松実宥ふぁんすれっど
 ↓
SUGA'sキッチン
 ↓
大星淡に三倍満直撃
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熱愛発覚。飯屋で遭遇
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VS照・透華・玄
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MOCO's キッチン
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孤独じゃないグルメ
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プールに浮かぶ水死体
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やえさんとタッグフォース
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突撃、隣の辻垣内組
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PK勝負
 ↓
写真集発売
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夏休み麻雀教室
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インハイ解説
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ワールドイズマイン/君の知らない物語
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VS照・憩・智葉
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人為変態戦士マーズレッド
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同然だった自分の隣に&彼に同行、女の子
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須賀プロ執事体験
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鹿児島、行こう
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ギャルゲ主人公&コードマーズ
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YOU's キッチン
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(キンクリ・桃子とバスケ)
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ブランコを漕いだ日/積乱雲グラフィティ&真夏の夜の16ポンド&酒の席
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(キンクリ・淡の家で勉強会したり)
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この世界における麻雀プロ制度について
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10/27 愛に気付いてください(咲ちゃん誕生日ネタ)
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Saki's キッチン
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VS WEAPON 対人兵器
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(秋)咲ちゃんファンスレ
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12/15 マシンガントーク/みゅーじっく・あわあわー
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12/20 アノニマスに花束を/夢乃マホは電気鰻の夢を見るか
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12/24 メリー・ゴーアラウンド・クリスマス
 ↓
12/31~1/1 大晦日とお正月

何故埋めた(憤怒)

これはアワイ=サンのケジメ案件でしょう


京太郎(なんで初恋の相手の前で、別の女の子と二人っきりでカラオケ行った話しなきゃなんねーんだよ)

和「……」 ワクワク

京太郎(でも……あんな顔してる和には勝てないんだよな、俺)

京太郎「その……普段、あんな感じだけど……」

京太郎「お互い酔ってたし、もういい歳の男女だし……二人っきりで、明かり暗かったし……」

京太郎「その……」

京太郎「なんだかんだ、憧って可愛い方だからさ……あのさ……」

京太郎「……」

和「須賀くん」

京太郎「いや……」

和「続きを」

京太郎「……はい」

京太郎「こう……なんていうか……」

京太郎「どっちから言う感じでもなく、キス……する感じになったんだよ。なんとなく」

和「なるほど……」

和「ちなみに酒に酔わせて行為に及んだら、準強姦罪になりますね。準強制わいせつ罪なんかも」

京太郎「今聞きたくないな、それ……」


和「それで! そのあとどうなったんですか! その後、二人は!」

京太郎「お、おう……」

和「結ばれた、結ばれないのどっちなんですか?」

京太郎「のどっちで」

和「は?」

京太郎「いや……」

和「……」

京太郎「……」

和(……中々面白いですね。今度使いましょうか)

京太郎(うわ……すっげえ冷たい目で見られた……)


京太郎「まあ……こう……」

京太郎「なんとなく、憧がフラついて肩に寄りかかって来たとき――――相手が憧なんだけど、ドキッとしちまって」

和「上目づかいに落とされた、と」

京太郎「いや、未遂だった」

和「ちなみに未遂だとしても量刑が減刑されない罪もありますね」

京太郎「へー」

和「って、話を逸らさないでください! ズルいですよ、須賀くん!」

京太郎「オレェ?」

和「他に須賀くんがいますか?」

京太郎「アッハイ」


京太郎「で、こう……なんとなく身体を捻って、憧の方に向かい合ってさ」

京太郎「気が付いたら、肩に手を添えてたんだよ」

和「な、なるほどなるほど」

京太郎「さすがに――――やっべえ、憧にやっちったと思って……手をすぐに離そうとしたら」

和「まあ、普段が普段ですから……」

京太郎「アイツ、いきなり目を閉じてさ」

京太郎「こう、震えながら……なんだけど……。オッケー、みたいな感じになって……」

和「勇気を出しましたね、憧」

京太郎「なんか……そう思ったら、俺も……『可愛いな』って――その、外見だけじゃなくて――思って」

京太郎「確認とるのも野暮かなって、キスしようとしたんだよ」

和「し、知り合い同士のそういう話って……緊張しますね」

京太郎「……なら、なんで聞いた?」

和「面白そうだったので……」

京太郎「……」

和「面白そうだったので……」

京太郎「大丈夫、聞こえてるから」


京太郎「……で」

京太郎「いざキスするってなった――その瞬間に、憧が噎せてさ」

和「……」

京太郎「おつまみで頼んでた枝豆が喉に引っ掛かってたんだろうなぁ……。枝豆、咳と一緒に顔にぶつけられた」

京太郎「もう、ムードもなにもないよな? 憧は恥ずかしがってその辺のものを投げてくるし、泣くし……」

和「あー」

京太郎「挙げ句、なんか泣き疲れて寝ちゃったから……ずっと一人で歌ってたよ」

和「憧……」

京太郎「そっから、朝起きたら起きたで混乱して騒ぐわ暴れるわで……散々だったよ」

和「……お疲れさまです」


和「それにしても、中々面白い話でした」

京太郎「そうか? ならよかったけど……」

和(こんな話をしてくれるなんて、やっぱり須賀くんは私のことを変に意識はしてないようで……)

京太郎(こんな話を聞いてくるなんて、やっぱり和は俺のことを異性として意識してないんだよな……)

和(性別の壁に関わらない、異性の友人と思っていて下さって嬉しいです)

京太郎(絶対俺のことを、同じ高校の友人って思ってる感じで……悲しいぜ)



カンッ!

大学生編はいわゆるFate/zeroや、フローラを選んだ後にレムール城の回想入るようなもんだから仕方ないね

なお、例えライダーの世界に行こうが麻雀プロじゃない世界に行こうが未来に行こうがのどっちとフラグは立たない

じゃあ続きいこうかー


京太郎「沢村さん……あのー」

智紀「今見たものは忘れて……なんでもするから」

京太郎「あー」

京太郎「なんでもはしなくてもいいんで……ひとつ」

智紀「?」

京太郎「あんま落ち込まないでください。その手の画像、時々ネットで見掛けるんで」

京太郎「逆に、あー」

京太郎「なんていうか腹立たしいんだけど……自分でも、『これ上手く合成してるな』って逆に物凄く笑っちゃうのとかもあるんで……」

京太郎「大丈夫っすよ」

智紀「須賀くん……」


純「おうおう、家の弟分が女口説いてるねー」

一「そうだねー、いやー、お姉ちゃんは寂しいなー」

ハギヨシ「ふふ……」

京太郎「茶化さんでくださいよ! もう!」



智紀「はい、じゃあこれ」

京太郎「今度は……はい。ありがとうございます、牌譜ですね」

京太郎「最近、本当にやばかったからなぁ……一局ごとに疲れるわ疲れるわ、で」

智紀「力になれたなら、嬉しいけど」

京太郎「いや、ほんっと助かりますよ!」


純「なあ、アイツのスタイルって……」

一「ああ。相手の打ち方を予め分析してから、その情報を元に戦うスタイルだね」

純「それ無しで大丈夫だったのか?」

純「……いや」

純「それ無しでできるぐらい、アイツも成長したのか? なら、やったな!」

一「……」

純「国広君?」

一「……いや、それは無理だよ」

一「京太郎くんは……これ以上、成長することはできないから」


一「ただ、馴れることはできるからね」

純「どういうことなんだ?」

一「例えば――――純くんは、ボールを的に向かって投げるときはさ。大体、こうすればここに行くって思うよね?」

純「普通、そうだろ」

一「ただ、言うなれば京太郎くんは……腕の角度や力の入れ具合から、ボールの形状や空気の密度まで計算してたんだよね」

純「は?」

一「他のランカーと違って運がないから……曖昧な運を、良くも悪くも理論として頼りにできないから、そうするしかないんだよね」

純「ふーん」

一「それをいくらかは省略はできるようになったし、簡略化もできる」

一「でも、対戦相手だってプロ同士強い人たちで戦うから、成長してる。それがあるし、運の問題もあるから――結局計算は捨てられない」

一「そこが限界なんだよ。京太郎くんの」

純「……判るような、判らんような」

一「まあ、それこそ上位ランカー以外になら問題ないだろうけどさ」


智紀「これがオススメ……」

京太郎「これは……」

京太郎「『須賀プロが各アニメの戦闘シーンに乱入した動画集』?」

智紀「オカスレやマーズレッド、この間のドッキリで素材には困らないみたい」

京太郎「マジっすか……」


 画面を見る。

 「お前、それでいいのかよ」とお説教していた少年の顔面に「男なら拳で語れ」とハイキックをかましていた。

 色々酷い。しかも拳で語ってない。


 その他……。

 なんか、侍か浪人らしき多数の人物が出逢え出逢えしていた。上様か御老公を取り囲もうというのだろうか。

 そこで画面が切り替わる。

 京太郎『悪いな。ファンならサインは後にしてくれ』

 拳で語るんじゃなかったでしたっけ。おもっくそ爆薬使ってますが。


京太郎「……」


 主人公と並走。暴走する怪人のバイクが、交差点に進入しようとする。

 そこで現れる須賀京太郎。

 京太郎『よう。そんなに飛ばして、地獄でダンスパーティでもあるのか?』

 飛び膝蹴りのシーン。後に、怪人が爆発する場面に。

 やっぱり拳で語ってない。もろに膝使ってるよ。

 しかも怪人、ダンスパーティに行けない。だって爆発で着ぐるみの手足飛んでるんだもん。

 壁の花っていうか、机に花が置かれるわ。


智紀「恥ずかしながら、私もいくつか……」

京太郎「えっ」

智紀「これとか……」

京太郎「……」

京太郎「……気にするなとは言いましたけど、好きにしろとは言ってません」


 きにするな。すきにしろ。

 何となく音的には近いものがあるが、パワポケとパワプロくらいに隔たりがあるだろう。

 ちなみに京太郎は広川武美が好きだった。

レストラン(ボソッ


智紀「ちなみにネットでは鬱フラグブレイカーとして扱われてる」

京太郎「マジっすか」

智紀「後は魔法系のアニメのMADに、『(物理)』要因として」

京太郎「へっ」

智紀「最強スレだと、光速の1300京倍の回避性能を持ってる」

京太郎「なにがあったんですか……」


 番組の中のオカルトスレイヤーって、そこまで無茶苦茶なキャラクターじゃなかった筈なんだけどな。ピンチも多かったし。

 印象とかあるのだろうか。麻雀のスタイルみたいに。

 ネット上で面白おかしく扱われるとか、変な気分だ。


智紀「ちなみに、須賀京太郎もランキング入りしてる」

京太郎「……よくわからないけど、フィクションキャラの強さ比べなんですよね」

智紀「長所:ノースタントノーワイヤーノー早回しなので出演キャラの特徴・設定・考察が全て適用される」

智紀「短所:ただし麻雀ではミンチにされる」

京太郎「うおォい!」

SUMOUで朝青龍が地球切断するみたいな編集だな


智紀「あと、『オカルトスレイヤーの設定利用で三次多元全能までの異能までには確定勝利。ただし麻雀を除く』とか」

智紀「『備考:オカスレなのでキザな言動でフラグを立てる。ただし異能戦闘がない現実だと残念扱い』とか」

京太郎「うおォい!?」


 ……。

 ネットの評価が、一般の評価ではないと思いたい。思わなきゃやってられない。

 運が平凡でも、誰にでも習得できる技術を集めて磨けば――――運があるならそこまでしなくても――――オカルトと渡り合える。

 そういうつもりでやってるんだけど……。果たして、伝わってるんだろうか。

 ちょっと悲しい。





衣「……」 ソーッ


衣「……ふ、フハハハ! よく来たな、オカルトスレイヤー!」

京太郎「あ、お邪魔してます」

衣「ノってくれない――――!?」

京太郎「すみません。そんな敵キャラ、オカスレで見た覚えが……」

衣「14話のアバンに居たぞ! この台詞だけで膝蹴り一発だったけど!」


 おおう。よく見てるなぁ、この人。

 自分が出ていた作品をそこまで詳しく研究されるなんて、なんとも嬉しいような恥ずかしいような……面映ゆい。

 ……いや。

 それだと――――


京太郎「それ、どのみち衣さんに飛び膝入れることになるから、駄目です」

衣「そうだった!」


 こりゃ盲点と、額に手を当てる。リボンが揺れた。

 これで年上とか、軽く信じられない。軽くどころではなく。……軽いのは彼女の体重だけだ。

 まあ、歳不相応だが――かつての三尋木プロぐらいの年齢――可愛い。

 娘が出来たら、子供の頃はこう素直で可愛らしいと嬉しい。金髪なら、尚。自分譲りの長所をあげたい。


智紀「……」

京太郎「……なにしてるんですか?」

智紀「てっきり、もう胸部の脂肪には興味がなくなったのかと」

京太郎「だからって、視界の端で揺らさないでください。気になりますから」

アラフォーマーの一人のはずのうたたんはロリ扱いしてたな
一体どこまでがこども扱いする相手なんだ


京太郎「やめてくださいよ。……智紀さん美人なんですから、そういうことされたら困りますよ。いくらなんでも」

智紀「あ、ああ……うん。ご、ごめん……」

京太郎「……」

京太郎「まー」

京太郎「久しぶりで距離感掴めないのは、俺の方も一緒ですけどね」

智紀「……ふふ」


 言外に御互い様なので気にしないでくれと伝えたら、沢村智紀は小さく笑った。

 よかった。

 下着ドロ疑惑事件のわだかまりは完全に払拭されたと考えてよさそうだ。

 というか八年も前のことを引きずられていたら堪らない。結局誤解は解けたからいいけど。

 思えば、あれで国広一に手錠拘束監視されたりしたなぁ……と、妙な気持ちになる。 


衣「キョータロー、遊ぼう!」

京太郎「いいですね……何にします?」

衣「麻雀!」

京太郎「え゛」

衣「どうしたんだ、そんな豆が鳩鉄砲喰らったような顔して」

京太郎「……鳩鉄砲喰らったらそりゃ驚きますね」


 どんな鉄砲だよ、鳩鉄砲。

 豆が何をしたって言うんだ。下着拾ってポケットにでも詰めたのかよ。


透華「ハギヨシ! ハギヨシは居ます!?」

透華「この服とこの服のどちらが目立つかしら――」

京太郎「あ、お邪魔してます」

透華「そう。いらっしゃいまし」

透華「ハギヨ――――」

透華「……」

透華「………………………………」

透華「到着しちゃってますわ!? すでに!?」

寝落ちすまんち

今の須賀プロを暖かく迎えてくれるのは誰、若しくは何処だ


透華「……なんで家主に挨拶もせずに、平然と溶け込んでますの?」

京太郎「あー、そのー、すみません」

透華「まっっったく! 本当ですわ! これじゃあ、貴方の友人であるハギヨシの品位まで疑われるのでしょうに!」

京太郎「申し訳ありません」


 実際のところ――。

 須賀京太郎は到着予定時間を連絡してはいたし、到着した際も連絡した。

 ただ、萩原曰く彼女はおめかし中(親しいものや対抗心を懐く相手を招くときはそうらしい。原村和とか)であるそうだった。

 勿論、着替え中に突入するという真似は論外であり――――然りとて急かしたり急がせたところで余計に着替えに手間取ることは想定内だったので、

 彼女の仕度が整うのを待って、それから向かおう――――と考えていた。


 まあ、余計な気遣いかもしれないが……。

 以前、馬鹿正直に訪ねたら「女性には時間がかかるとわかりませんの?」と叱られてしまったので、どうせ怒られるなら彼女の身支度が整ってから、と考えた。

 結果は、まあ……見ての通りだが。


透華「ですから、そういう品位が……聞いてますの!?」

京太郎「はい。しっかり」

透華「……もう」

透華「なんだか、ハギヨシを相手にしてるような態度で……」

京太郎「え、俺、今、ハギヨシさんっぽかったですか!?」

透華「だからなんでそこでかつて見たことがないぐらいの笑顔を出すんですの!?」


 だって……それは……。


純「京太郎はヨッシー大好きだからなー」

衣「衣も鼻が高いぞ!」

京太郎「だって……ハギヨシさん、最高だから……」

ハギヨシ「まったく……貴方という人は……」

智紀「……」 ジュルリ

一「……ともきー、よだれ」

腐ってない眼鏡はいないのか(困惑)

ちょっと待って欲しい、照が腐った原因は咲じゃなかった?

何故眼鏡は腐扱いされるんだ(憤慨)
一番腐ってるのはすこやんの羊水だろ(憤死)

アナ三人(四人)が出ないのは、さすがに結婚してるんじゃねと思ってたりするので
なお、アラフォ(ry

かおりんの実力だと上位ランカーは無理なんじゃないかね。多分


佳織「さ、智美ちゃん……これ、学校の焼却場に落ちてたんだけど……なにかな?」

智美「ワハハ、ゴミを勝手に拾っちゃ駄目だろ」


佳織「智美ちゃん、BLってなに?」

智美「佳織は知らなくていいぞー」


佳織「ねえ……なんでナルトとサスケが裸、なのかな……?」

智美「暑かったんじゃないのかー?」


多分こんなことがあるから大丈夫なんじゃないかな(未定)

アラフォーマーとコンビ組んでたアナが須賀プロとトークしたら執拗に当時の相方を推してきそう

みはるん腐女子化はたかみーが原因です
巴さん腐女子化はたかみーが原因です

たかみー腐女子化は京太郎が原因です
てるてる腐女子化は京太郎が原因です

ともきーはもともと腐ってます


始めようかー


みはるんの場合


未春「プロ雀士カード、文堂さんが集めてるんだよね……なにか協力できないかな」

未春「うーん」

未春「……インターネットだよね、やっぱり」

未春「『山手線各駅停車シブヤ』……?」

未春「大沼プロと、南浦プロに……それにこれ、確か清澄の……!?」

未春「うわぁ……」

未春「本人に知らせた方が……」

未春「でも、もうちょっと……確かめてみてからでも……」

腐った果実は周りの果実を腐らせる、早急、火急、迅速に駆逐せねばなるまい
そしてアナウンサー組を諦めない


ともえさん、まぁ、見てる


巴「須賀京太郎くんか……いい子だったな」

巴「……」

巴「……麻雀部によっては、HPに写真乗せてたりしますよね」

巴「……」

巴「須・賀・京・太・郎、っと」

巴「まさか、出るわけ……って、『山手線各駅停車シブヤ』?」

巴「なんだろう、京太郎くんのブログとか……」


 以下、同じ


たかみーの場合


尭深(駄目だ。なにもする気が起きない)

尭深(……こうなったら、せめて江口セーラのTSでも書いてうさを晴らそう)

尭深(相手は…………大沼プロや南浦プロだとシチュエーションが限定されちゃうから、あんまり)

尭深(できれば同年代……だけど、モデルが……)

尭深(うーん)


京太郎「部長ー、買ってきましたよこれー!」

久「あら、ありがとう。須賀くん」

まこ「すまんの、京太郎」

京太郎「いやいや、お役に立てて何よりです! 俺も清澄麻雀部の一員ですから!」

久「嬉しいこと言ってくれるじゃない。なら、もうちょっとお使いを……」

まこ「こら、久。わりゃあ……調子に乗りすぎじゃ! 馬鹿もん」

久「冗談よ、冗談よ。やーねー」

まこ「それに京太郎……あんたも雑用なんてしとらんで、東京見物せんでいいのか?」

京太郎「俺っすか?」

京太郎「いやー、俺、予選で敗退しちゃったんで……なにもできなかったし、せめてこういう形でぐらい皆の力になりたいんですよ」

まこ「京太郎……」

久「須賀くん……」

京太郎「なーんて!」

京太郎「来年は自力で来るんで、そんとき改めて楽しみますから!」

まこ「おう、その意気じゃ! よく言った!」

久「大会終わったら、バシバシ鍛えちゃうからねー」

京太郎「……御手柔らかにお願いします」

まこ「なにか食ってこーかの」

久「あら、まこの驕り? ご馳走さまー」

まこ「おい」

京太郎「あ、じゃあ俺が出しましょうか?」

まこ「あほう。あんたの分は、わしが出したるけぇの」


尭深(……須賀京太郎くんか)

尭深(中々の好青年。爽やか、明るい、気遣いができるのは今の会話からでも判る)

尭深(清澄……は女子だけかと思ってたけど、男の子もいるんだなぁ)

尭深(……)

尭深(試しに今の子で考えてみるかな。試しに)


 以下、現在へ

ヒッサは男たぶらかして触れる事も許さずポイしそう(興奮)

あわあわが虚ろな笑みを浮かべて涙を流しながら乱れた服装で入水してる画像をください(足立区の方言で始めます)

読み返したら、怜も腐ってた。忘れてたよ
んじゃあ、やろうか

ひょっとしてイッチ、あの白糸台スレのイッチと同一人物・・・ではないよね。

>>130
あのスレに貼られた菫さんAAに腹パンって書いたのがきっかけで久と京太郎の麻雀解説スレが立つことになった
なんやかんや麻雀解説じゃなくて、ほのぼの小ネタを書くスレになった
その内の小ネタでオカルトスレイヤーを書き、やえさんとコンビ、エピローグで部長を差し置いてやえさんとプロになったよで〆

淡の「きょーたろー」呼びと、淡は望まぬ妊娠が似合う確信とを心に刻み付けられた
まあ、スレチなんでここまで


 萩原の素晴らしさを語らせたら、正に一晩かかっても足りないだろう。

 まず、長野県予選のあのタコスの手助けから始まる。

 それから、タコスの手解き――お陰様で料理が好きになり自信が持てたのだ――それ以前はあんまりな料理しか作れなかった。

 穏乃との遠距離恋愛のためのバイトの相談。

 穏乃にフラれた後の気分転換に、更には進路の相談。

 視力低下で焦っていた自分が、訳も判らず色々な道を模索すること。夢乃マホに破れたあとの静かなる殺人(緩慢な自殺)の件。

 とにかく――――須賀京太郎は、萩原に数えきれないほどの恩があった。


 彼の為なら身体を張ることも、命を張ることも受け入れられるほど。

 それほどまでに感謝していたし、それほどまでに信頼し、彼を敬愛していた。

 萩原に危機が訪れたのなら――彼は拒否するだろうが――何を捨てても、その場に駆け出すだろう。


透華「まったく……こんなのだから、貴方たち二人は――」

京太郎「俺たちが、どうかしたんですか?」

透華「え゛」

透華「い、いや……その……」

透華「……」

透華「あとで、大事な話がありますわ」

京太郎「大事な話……ですか」


 なんだろうかと、首を捻ってみる。

 まさか――――彼女が自分に結婚を申し込むとかはあり得まい。それはもう絶対に。

 色々釣り合わないし、もうちょっとセクシーなお姉さんをお願いしたい。冗談だが。


透華「……む」

透華「なにか、失礼なことを考えてまして?」

京太郎「心当たりがありません」

透華「そう……?」

透華「ま、いいとして――――それより!」


京太郎「なんですか?」

透華「あのときの……あの打ち方ですわ! あのあれ!」


 あのあれ、とか……。

 おい、夫婦でもなきゃわからねーよ。

 若しくは、MOTHER大好きな奴か。あのあれって言ったら、台所に出るあのあれだ。

 またの名を「ごきげんよう、お久しぶり」。せせらぎと言う名前なら嫌われなかったのではないかと、本屋大賞常連の作家が書いているあれ。


京太郎「あー、国麻の三回戦の半荘二回目の南二局ですか?」

透華「判ってるなら、話は早い!」

透華「というか……それなら、自らの迂闊さに気付いているでしょう! いますわね! いますとも!」

京太郎「アッハイ」

透華「なんで、あのとき――――あんな、自分でも迂闊だと思う打ち回しをしてらして?」

京太郎「あー」

透華「即答!」

京太郎「はい」

京太郎「あのときの山の状況から、真っ直ぐ行ったら俺の待ちは山に1枚。だったら、役を決め打って副露や抱え込みを可能な方を……」

透華「言い訳は求めてませんわ!」


 ええー。


一「とーかは京太郎くんのファンだからねー」

智紀「牌譜も毎回取り寄せて分析してる」

純「こりゃ、オレたちが京太郎を旦那様って呼ぶ日も近いかもな」

衣「そうなったら、ハギヨシも重畳だろう?」

ハギヨシ「…………。はい、衣様」

衣「ハギヨシ……?」

透華「ええい、お黙りなさい!」

京太郎「ハハハ」


 友人――恩人にそう扱われるって、なんだか悲しいものがある。

 なんのかんのと、絶対にしがらみが生まれるはずだし――――それから身を潜めくぐり抜けられるほど、自分が器用だとは思えない。

 萩原も、同じ気持ちだったのだろう。


透華「須賀京太郎! 貴方は、色々なメディアに出てますわね? 旅番組とかバラエティーとかドラマとか……」

京太郎「その節はどうも」

透華「続編の脚本は鋭意制作中ですわ……で・な・く・て!」

透華「話を逸らそうだなんて、味な真似を……!」


 ええー。


透華「貴方は、目立ってる! 目立ってる麻雀プロなんですわ!」

京太郎「お茶の間以外だと、ステルスですけどね」

透華「黙らっしゃい!」

残念須賀プロは何があっても結婚できない!


 このハイテンションというかハイパワーっぷり。

 近頃、普段回りにはいないタイプなので、かなり圧倒されてしまう。

 高校時代は片岡優希――――あるいは、高鴨穏乃か。

 大学時代は、新子憧がややそれにあたるか。

 今なら、順当に池田華菜。ないしは――若干異なるが、大星淡や姉帯豊音やエイスリン・ウィッシュアートが該当と言えなくもない。


透華「つまり、貴方は今日本で一番目立っている麻雀プロ……」

京太郎「残念ながら、麻雀以外でですけど」

透華「……それも含めて」


 と、一拍置かれた。


透華「貴方は目立っている! つまりは私のライバル! ですわ!」

京太郎「いや、その理屈は……」

透華「私がライバルと認めたら、ライバル! 地球が丸いよりも自然なこと!」


 スゲーこと言ったよ、この人。


透華「そのライバルが……私のライバルが……」

透華「いいこと? 衆目に無様を晒す様なんて堪えられませんわ! 無理難題!」

透華「だから、そんな解説されなきゃ判らないような打ち方をするのはどう……と言う話で」


一「とーか、この間それを『凡百には理解できませんわね……ふふ、研究が足りないんじゃなくて』とか言ってたよね」

智紀「凄い含み笑いだった」

ハギヨシ「ええ。実にお楽しそうで……」

純「ハギヨシがこう言うんだから相当だぜ」

透華「ええい、黙らっしゃい!」

新番組、漆黒の童帝スガと思ったがもう刺し穿ってた
好感度とおもちを兼ね備えた素直で気立てが良い人いないかな

全てのコンマがゾロ目になる改造が出来たらな……カオスじゃん


 頭の後れ毛というか癖っ毛が、主人の怒声に合わせて背筋を伸ばす。


透華「そんな貴方がむざむざやられる様なんて、見たくありませんわ!」

透華「ですから……提案です!」

透華「ただでさえ忙しい貴方の、情報の分析を――こちらで肩代わりしますわ」

京太郎「肩代わり?」

透華「ええ」

透華「M.A.R.S.ランキングは、まだ年若いランキング。属しているものも……その大会自体も……」

透華「だから、その頂点である――幹に当たる、言わば幹部クラスは尚更一筋縄ではいかない」

透華「そのへんの大会ならいざ知らず、一度分析してもそれがいつまでも使えない」

透華「ここまではよろしくて?」

京太郎「はい、まあ……」


 分析しても、対処が困難な相手。

 分析されたことに、対応してくる相手。

 逆にこちらを分析してくる相手。

 それがひしめき合っているのが――――M.A.R.S.ランキング。特に顕著なのが上位ランカー。


 だから、龍門渕透華の言うように……。

 昨日のものが、今日も当てはまるとは言えない。

 そんなアマチュアと比べられるほど、M.A.R.S.ランキングは甘くない。

 そもそもM.A.R.S.ランキングだアマチュアだに関わらず、麻雀というのはそういう面があるが……。

 それでも、特に。


透華「ですから……普段が忙しく、近頃では十分であっても完全ではない貴方の為に」

透華「龍門渕が! この龍門渕透華が直々に、貴方のバックアップをすると提案してるのですわ!」

京太郎「……天江。衣さんは?」

透華「それは――」

衣「衣は――――それで面白くなるなら、賛成だ」

衣「魑魅魍魎が巣食う異界でも、漫然と立ち向かえるキョータローが、更なる牙を手に入れるなら」

衣「それを、望まぬ訳がない」

透華「――という訳ですわね」

透華「衣もこう言う以上、なんの遠慮の必要もないのではなくて?」

京太郎「俺は一度行ったレストランは二度といかない、何故なら俺の方が旨い飯を作れるからだ」

こんな感じで断ると予想


 彼女の提案からは、何の裏もなく――須賀京太郎を思いやる気持ちが溢れていた。

 ここで、そこまでしてもらうのは悪いと言えば……。

 その言葉の方が余程悪であり、彼女たちを思いやっていないことを意味するだろう。


 もしも万が一――。

 友人だという好意を差し置いて、ただ気遣いという一点に主眼を置いて――失礼な考えをしたとして――。

 気遣いをするのであれば、尚更受けるべきだ。

 ただ、そこまで他人の真心をある意味冷たく突き放すような対応はしたくない。

 彼女たちに気を遣うか否かではなく……。

 彼女たちの好意をどう受け止めるか/受け止めたいのかが、一番重要で必要な話なのだから。


京太郎「……透華さん」

透華「……なんですの」

京太郎「――ありがとうございます。嬉しいです」


 或いはそんなに堅苦しく考えずに、ただどう思った。どうしたいでいい。

 これはきっと、シンプルな話なんだから。

 そういう、シンプルな話が成り立つ間柄なのだから。


京太郎「でも……受けられません」

透華「……」

京太郎「お気持ちは嬉しいんですけど――やっぱり、それって俺がやらなきゃいけないことなんですよ」

京太郎「牌譜を集めて貰うまではいいとしても……」

京太郎「そこから何を読み解くか、何を見出だすのかは――――きっと、俺がやらなきゃ駄目なんだ」

京太郎「そうじゃなきゃ、『俺が俺だ』って胸を張れなくなる。『俺が俺だ』って、アイツらの目を見れなくなる」

京太郎「彼女たちの目を、真っ直ぐ見られなくなる。自分をこれだと誇れなくなる」

京太郎「なにも、プライドとか拘りそんな話じゃなくて――それもありますけど――、最後まで突き詰めたら、覚悟と意地の張り合いなんです」

京太郎「そこできっと俺は……負けてしまう。いくら追い詰めても、一歩届かなくなる。ネットに当たって弾かれたボールは向こうに行ってしまう」

京太郎「アイツらに、胸を張れないと――――俺が俺でいられないと、勝てないんだ」

京太郎「そうしたら……きっと、『納得』できない」

京太郎「勝つためには、与えられるだけじゃ駄目なんです」

京太郎「もっと……気高く飢えないと……」

京太郎「俺が飢えて、掴みとらなければ……与えられたものに甘えてるだけじゃ……駄目なんです」


 思えばこれまで、覚悟で負けている部分があった。

 約束に自縄自縛になり、変に気負い、無駄に悩み、或いは目まぐるしく変わった環境や怒濤の如く流される日常に戸惑い――無理をしていた。

 覚悟はあった。

 でも、それが真実最後まで振るい続けられる刃かと言えば、どうだったのだろう。

 事実、投げ出したくもなっていたのだから。


 でも――――今は。


京太郎「いや……それが俺のやりたいことなんです」

京太郎「やらなきゃ駄目だし――――やりたいこと」

京太郎「だから、お気持ちだけお受けします。本当にありがとうございます」


 気が変わればなんとやらと、かつての師匠――最初の師匠は言っていたけど。

 最近は、一方的な負けもなくなってきた。

 読み勝てなかったり、上回られたり、圧倒されることはあっても。

 それでも、また笑って立ち上がれるようになった。

 そう言えば再会の後、高鴨穏乃が言っていたっけ。

 確か――。


穏乃『なーんかさ、京太郎が鋼の心って言われても違和感があるんだよなぁ』

京太郎『どういう意味だよ』

穏乃『鋼って言うと、何をされても傷付かないし壊れないって感じでしょ?』

京太郎『ハードボイルドだよな、うん』

穏乃『でも――きっと元々はそういう意味なのかもしれないけど――』

穏乃『京太郎は、傷付くし痛がるし挫けそうになるし、やっぱりめげるよ』

京太郎『……』

穏乃『仕方ないって。だって、人間なんだから』

京太郎『……まあ、な。実際結構追い詰められもしたし』

穏乃『でも――どんな辛いことがあったとしても――』

穏乃『また立ち上がって、笑って前を向ける』

穏乃『それが京太郎なんだって、私は思う!』

 


 惚れ惚れするほどいい笑顔を見せた彼女に、言葉を奪われた。

 それから須賀京太郎は、確か、小さく笑ったんだったか。


穏乃『だから……とりあえず、色々置いといて、京太郎のファン1号として応援は止めないからな!』

京太郎『……なあ、穏乃』

穏乃『え、なに?』

京太郎『ファン1号は憧な。ちなみに』

穏乃『なんとぉ――――!?』

京太郎『まあ、2号にするから……こう、技の1号・力の2号みたいでちょうどいいと思うぜ。打ち方的にも』

穏乃『人をそんな、脳味噌まで筋肉まで出来てるみたいに言わなくても……』

京太郎『だよなぁ』

京太郎『筋肉さんにだって、ストッパーはあるからさ』

穏乃『そっち!? ちょっと酷くない!?』


 うん。

 あれは、ツーリングしたその日だったか。

 まあ、とにかく……意地があるのだ。一応は。

 プロとアマチュアの違いは――――そのプライドに金と期待をかけられるか、だと思うしな。


京太郎「とにかく……すみません」

透華「……はぁ」


透華「やはり……でしたわね、皆」

一「だから言ったでしょ?」

純「こりゃ、賭けとけばよかったか?」

智紀「賭け出したけど、成立しなかったはず」

衣「満場一致だったもんなー」

ハギヨシ「まあ、判りきってはいましたので」


 ……あ。

 この答え、折り込み済みですかい。

信頼感maxだ!よかったね須賀プロ、ある意味アットホームな空間だ


透華「やはり、それでこそ……私のライバルですわ!」

京太郎「……あ、はい」

京太郎「その……」

京太郎「もし俺が受けてたら……どうしたんですか?」

透華「そのときは、普通に全力でバックアップしましたわ」

透華「意地を捨ててまで勝ちたいと思い詰めているから……尚更ケアが必要でしょうし」

京太郎「……どっちにしても、俺の人物像は覆らないんですか」


 正直買い被りすぎじゃないか――と、思うけど。

 やっぱり、こうも期待されると……希望を持たれると、それに答えたくなってしまう。

 或いはそんな、ある種お調子者の性格まで見抜かれているんだろうか。


 なんて、考えていたら……龍門渕透華は胸を張って、


透華「モチのロン、ですわ! そんな信用できない人間を、屋敷に通い続けさせると思いまして?」


 なんてあまりに堂々と笑顔で答えるものだから、いよいよ須賀京太郎は言葉を失った。

 この女性の――龍門渕透華のこういうところが、やはり、友人たちが主人と仰ぐように、魅力的なのだろう。

 もう、生涯麻雀と決めてしまったから無理だけど……。

 それこそこの屋敷で彼女に仕えて、一生を共にするのも悪くない――なんて思ってしまうぐらいに。

 やっぱりこの場所は、いい場所だった。













透華「……ところで」

京太郎「なんですか?」

透華「智紀を連れて行きませんこと?」


 ファッ!?


京太郎「え、いや……今……」

透華「ええ」

京太郎「俺、分析は自分でやるって……」

透華「ええ」

京太郎「それに、皆そう言うと思ってたって……」

透華「判ってますわ! ほら、ちょっとこっちに……」

京太郎「は、はい……」


透華「……こほん。ここなら大丈夫ですわね」

京太郎「は、はあ……」

透華「分析は確かに貴方がやるにしても、牌譜や映像の収集は別の誰かがやってもいいでしょう?」

京太郎「ええ……まあ、実際沢村さんに頼りましたし」

透華「宜しい」

透華「それに……マネージャーがいないから、スケジューリングにも無駄が見られる」

透華「整理する人間が居ても、困りませんわね?」

京太郎「確かに……まあ」


京太郎「でも……あの人がサイバー関連やらITやデータやら何やら、やっているんじゃあ……」

透華「歩も、覚えてきてくれてますわ」

京太郎「歩さんも……ああ、なるほど。それはいいですけど……」

京太郎「沢村さんの意思は? 下着ドロ疑惑のあととか、みょーな感じだったんだけど……」

透華「なにをみょんなことを! あれは8年も前で、しかも誤解とその場で判ったでしょう?」

透華「智紀も、京太郎を気に入ってますわ。だから、何も問題ないのではなくて?」

京太郎「はあ」

透華「……」

京太郎「……」

透華「……」

京太郎「……何がありました?」

透華「う゛」

透華「あ、あの……」

透華「その……あの、ですわ……」


 頬を赤らめて、普段の覇気もどこへやら。

 嫌にもじもじして、上目遣いでこちらを見上げる龍門渕透華がそこにはいた。


透華「……で、……を……して?」

京太郎「は?」



透華「――受けとか攻めとかタチとかネコとかを御存知でして!?」


 あっ(察し)。


透華「こ、こんなことを大声で言わされるなんて……辱しめもいいとこですわ」

京太郎「……すみません」

透華「い、いえ……」

京太郎「……」

透華「……」

京太郎「……」

透華「……」

京太郎「……何があったんですか?」

京太郎「あ、言える範囲で構わないので…………その……」

透華「……はい」


 整理するとこうだ。

 ある日、天江衣が唐突に「キョータローとハギヨシはホモなのか」と聞いた。

 引き吊った笑いで流そうとした。偶々言葉を知ってしまっただけだと思おうとした。

 が、なんと意味も知っているらしい。

 萩原がマジ切れした。

 当然家族会議になった。

 パソコンが調べられた。沢村智紀のパソコンから、多数のBL画像が見つかった。部屋からはウキヨエも見つかった。

 処分された。

 どうやら、また集めているらしい。(←今ここ)


透華「その……ああいう趣味の人間がいるとは、聞いてはいましたわ」

透華「あの……」

透華「私も女である以上、まるで全く興味が欠片もないとは言いませんけど……」

京太郎(そのりくつはおかしい)

透華「でも……」

透華「正直、戸惑ってしまうと言いますか……衣の教育に悪いと言いますか……」

透華「かといって、趣味を認めない主人というのも狭量でして……智紀も、落ち込みようが凄まじくて……」

透華「その……」


 つまりは……。


京太郎「ほとぼりが冷めるまで、沢村さんを外に出して起きたい……と」

透華「ええ……そうなりますわ」


 体のいい厄介払いである。

 まあ、それは悪く言えば――という話であり、実際それほどそんな意図だけではないだろう。

 多分、須賀京太郎にマネージャーが必要だと考えたのも本当。

 そんな形で手助けしたいと思ってくれてるのも、真実である。

 実際、天江衣の手の届かない場所にデータや本を移してしまえば、ことは済むのだから。


 そんな解決をしなかったというのはつまり――。

 それを口実にして、さほど不自然のない形(十分人には言えないが)で建前をつけて、須賀京太郎のサポートを行うため。

 急に沢村智紀を貸し出すと言われても、京太郎は断るだろうが。

 こう言われたら、まあ、受けても仕方ないなと思ってしまう。

 そんな風に、向こうなりに気を使ってくれたのだろう。多分。きっと。恐らく。メイビー。パーハップス。


京太郎「判りました。そういうことなら――お願いします」

京太郎「俺も、そろそろちょっとはマネージャー欲しいかもって思ってましたので」

透華「! ――そう言ってくださいまして!?」

京太郎「はい。俺としても、ありがたいです」


 流石に……。

 流石に沢村智紀が、ガチで萩原と須賀京太郎で同性愛的なことを考えている訳ではないだろう。

 知り合いで――しかも、自分にとっても遠くもない人間で――その手の妄想をしたとあっては、龍門渕透華も烈火の如く怒りを顕にするに違いない。

 だから多分、色々行き違いがあった。

 でも、わだかまりのようなものが残ってしまったから――きっと、ほとぼりが冷めるまでなんだろう。


京太郎「まあ、俺としても美人の秘書さんが付くなんて嬉しいです」

透華「……むっ」

京太郎「……透華さん?」

透華「なんでもありませんわっ」


 そのまま、肩を怒らせて進む龍門渕透華。

 まさか、巨乳ヤッターと僅かながらに思ったのを察知されてしまったのか。

 そうなら、流石は龍門渕透華。伊達じゃない。


透華「では、智紀……くれぐれも須賀京太郎に失礼のないように」

智紀「……大丈夫」

智紀「もう、下着収集してると間違えて生ゴミを見るような目はしない」

透華「よろしい」


 生ゴミを見るような目というか、ありゃ生ゴミを貪ってる脂ぎったオタクの浮浪者を見る目だった。

 お陰でどこかストッパーがかかり、調子に乗った態度には出られない。

 『いえーい、おもちー』とか『結婚してください』だなんて言えない。前者を口にしたことなんて一度もないが。


智紀「それじゃあ、よろしく」

京太郎「よろしくお願いします、沢村さん」

智紀「……智紀でいい」

京太郎「じゃあ、改めて俺は……京太郎で」

智紀「判った」


 これにて、一件落着だろう。

 須賀京太郎は龍門渕家を再び訪ね、国広一を初めとする皆と、語り合えたのだから。(なお杉乃歩とは昔からタイミング悪くあまり顔を合わせられていない)

 更には、忙しかったスケジュールの管理を行ってくれる凄腕の美人が、秘書になってくれたのだから……。

 もう、一件落着では足りない。

 ここは百件落着と言うべきだろう。百件落着と。










透華「では、智紀……くれぐれも、お願いしますわ」

智紀「わかってるから、安心して」


 ……落着したんだよね。不時着じゃないよね。


【ハギヨシの好感度が上昇しました!】

【国広一の好感度が上昇しました!】

【井上純の好感度が上昇しました!】

【沢村智紀の好感度が上昇しました!】

【天江衣の好感度が上昇しました!】

【龍門渕透華の好感度が上昇しました!】

【高鴨穏乃の好感度が上昇しました!】


寝落ちすまんち
昨晩の内にお題安価とりたかったのに悔しいのう


お題
・【栄光の】須賀氏、新作TVドラマにてスタントなしでのバイクアクションを披露【プロ雀士】

・南の島に漂流

・【牌の】小走・須賀両プロがにわか共に送る新作映画評論【…なんだこの人達】

>>1000なら椿野美幸と神戸を巡る旅番組で共演

・【果たして】スッガ、逃走中に出演【捕まえられるのか】

・昔の照、咲、京太郎の日々

・仕事帰りにエレベーターの中に淡と一緒に閉じ込められる

・憧とツーリングに

・雷帝、戦闘態勢。 (VS 小鍛治健夜)

・プロ麻雀せんべいの写真撮影

・マッサージでチームメイトの女体を極楽に誘う

・あらたそキッチン(おゆはん編)

・全国プロアマタッグ開催。なお小走先輩は別の人と組む模様……な須賀京太郎の元に「オカルトスレイヤー・グレート」を名乗る人物が

・レジェンドとか先輩とかとの師弟対決

>>1000なら親戚の結婚式に出たら相手の身内に淡がいた

今夜もまた昨日と同じぐらいに始めるで、そんとき次のお題決定しますゆえ

ともきーとの間に性的にも恋愛的にもフラグはないよ
だっておもちだもん

あわあわがアザだらけの顔で乱れた着衣を直さずに壁に寄りかかってる画像ください(足立区の方言でこんにちは)

例によって範囲反転で夜安価とるけど、そんときのお題は以下となります
まあ、ご一考を


①【summer/少年時代】(照過去編。シリアス要素なし)

②南の島で、逃走中(メンバーを安価)

③【牌の】小走・須賀両プロがにわか共に送る新作映画評論【…なんだこの人達】

④あらたそキッチン

⑤あたらしドライブ

⑥ニセ彼女/ニセ恋(エレベーターの中にいる俺たち(ラブコメorヒロイン度上昇)&結婚式とか)

⑦写真撮影しようか(登場人物安価)

⑧木偶人形とハート様(マッサージ)

焦げあとの残る脚を投げ出して仰向けで虚ろな瞳で天井を見上げる淡の画像をください(足立区の方言でこんばんは)

あと20分後、安価から始めますゆえよろしゅうー

ヒラコー元ネタやね
あと、京リチャの可能性を是非模索したい

昨日の、「ネットに当たって弾かれたボールは向こうに行ってしまう」は
ネットに当たって弾かれたボール(に関するポイント)は向こうに行ってしまうと脳内保管してください。こっちに落ちるだと、語感が悪かったんで


じゃあ、始めますゆえー


①【summer/少年時代】(照過去編。シリアス要素なし)

②南の島で、逃走中(メンバーを安価)

③【牌の】小走・須賀両プロがにわか共に送る新作映画評論【…なんだこの人達】

④あらたそキッチン

⑤あたらしドライブ

⑥ニセ彼女/ニセ恋(エレベーターの中にいる俺たち(ラブコメorヒロイン度上昇)&結婚式とか)

⑦写真撮影しようか(登場人物安価)

⑧木偶人形とハート様(マッサージ)


が、選択肢となります
範囲安価&反転コンマが一番高いののお題で始めますんで……まあ、次安価いくでー

①【summer/少年時代】(照過去編。シリアス要素なし)

②南の島で、逃走中(メンバーを安価)

③【牌の】小走・須賀両プロがにわか共に送る新作映画評論【…なんだこの人達】

④あらたそキッチン

⑤あたらしドライブ

⑥ニセ彼女(エレベーターの中にいる俺たち(ラブコメorヒロイン度上昇)&結婚式とか)

⑦写真撮影しようか(登場人物安価)

⑧木偶人形とハート様(マッサージ)


↓3~9 反転コンマ

99wwwww
こりゃなんとしても湖にプール遊びに行かせないと(使命感)


で、折角最高値のゾロ目だしてくれたから聞きたいんだけど、エレベーターに関してはヒロイン度アップするのとラブコメするのどっちがいい?

はい、りょーかーい

ちょっと淡に過去が追加されるけど原作と違ってもだが私は謝らないので、まあ、よろしく




   【ニセ彼女/ニセ恋】



 年末調整という言葉もある。年度末調整という言葉も。

 忙しくて猫の手も借りたいという言葉もある。猫には前肢があっても手はないのは言うまでもないだろうが――多分、忙しさに荒んだ心を肉球で癒されたいという意味なのだろう。

 須賀京太郎は断然カピバラ派であるが、猫も好きだ。

 犬も嫌いではないのだが……まあ、猫のあのこちらを素気無く袖にする癖に、向こうの好きな時期に手慰みとばかりにじゃれついてくる有り様が、なんとも好ましい。


 古来より、猫は女性的と聞く。

 つまり、猫が好きな須賀京太郎は断じて同性愛者ではない。

 ちなみに弘世菫は犬が好きで、辻垣内智葉は猫が好き。新子憧は動物全般が好き。

 余談だが、猫を相手にしたときの辻垣内智葉は凄い。滅茶滅茶、猫撫で声を出す。

 猫を撫でてるときに出るから猫撫で声とは、昔の人は上手く言ったものだ。

 映画などでギャングのボスが猫を膝に乗せてるのは、やっぱ現実でもそうなんだろうな――なんて思った。


 ……さて。

 年末調整である。つまりは色々忙しかったのである。

 師走である。師匠である小走やえも走っているのである。

 クリスマスである。

 小走やえからプレゼントを貰い一緒に夕飯を食べて、それから仕事で呼び出されてしまったのである。

 イブももうイブでなくなる時間である。


京太郎(うわ……)

淡「!」

淡「…………」


 で、オンボロビルのエレベーターにて。

 大星淡と乗り合わせてしまったのだ。クリスマスイブ(もうすぐ終わるが)なのに、大星淡と。

 なんていうか、やっぱり神様は自分のことが嫌いなんだろうか。


京太郎(なんていうんだろうな……こう、なんて言うんだ?)

京太郎(……)

京太郎(……気まずい)


 大星淡の誕生日以来なので――九日ぶりだろうか。

 そう、大体九日ぶり。時間に直したらどれぐらいか……知らないし興味もない。

 ただ、再び出会うまでとこれから別れるまでのどっちが体感的に長いかと言われたら――――こっちである。

 だって、前に別れたとき……別れ際に……。


京太郎(キスされたんだよな、こいつに)


 のである。


 何となく淡の唇を目線で追いそうになりつつ、なにか察したか彼女の目が動く――目が合う前に待避。視線を切ることに成功。

 ありがとうウスランガの仮面(振動式忍者刀)、ありがとう小走やえ。

 あのまま終わってればベストなイブだったのに――――上手くはいかないものだ。

 大概のハッピーエンドはそこで終わってのには理由がある。だって、こんな風に蛇足が起こるからだ。


 流石に、女に口付けされて意識しないほど須賀京太郎は男をやめてはいない。それが美人なら尚更。

 大星淡は、見た目だけなら美形だ。可愛い系とも美人系とも言えるお得な外見である。

 で、本人曰く素っぴん。なんだそりゃという感じだ。感じではあるが――。

 性格があまりにも憎たらしいので例外。

 温厚と名高い須賀京太郎を、ここまで辛辣にさせるのは精々が彼女と鶴田姫子だけであろう。

 どっちも、ドッキリで京太郎にハメられたフリをしながらハメてくれた人間である。腹立たしい。


 ……まあ、とにかく。


 意識はするのだ。意識は。

 ただ、相手に深い意図や特別な意識がないと思ったら、それをやめるだけである。

 犬や猫に唇を舐められたからと言って、まさか犬や猫を意識する人間はおるまい。それと一緒だ。

 相手がどういう意図によってそれをしたのかによって、京太郎も意識を変える。

 例えば、酔えば逆セクハラ魔になる新子憧しかり。

 ドキッとしないとか、役得と思わないかと言われたら嘘になるが――まあ、あんまり気にし過ぎないぐらいの気持ちになる。


 例えば昔知り合った外国人留学生なんかは、キスが当たり前の国の人かつキス魔だったので……。

 次第に喜びや戸惑いよりも、そんなもんかという意識が強くなった。

 ……余談だが。

 思えば、最初も最初の新子憧は、酔ったら泣き上戸というか普段に比べて明るさや快活さが薄れるタイプだったのに、いつの間にああなったんだろう。

 そのときの態度だったらきっと須賀京太郎も勘違いをして、彼女と一夜を共にしたかもしれない。

 なんて思うと、あのセクハラにはある意味救われたのか。

 何が彼女をそうさせたのだろう。男を知ったのだろうか。


 まあ、なんてことはいい。

 それよりも、早く下に到着してくれないかな――なんて考えてたら。


京太郎「……ん?」


 エレベーターが停止した。唐突に。


京太郎「おいおい……」


 まあ、こういうときは大人しく復旧を待てばいい。

 それか、それで駄目なら非常用の回線で連絡すればいいだろう。別に変に慌てる必要はない。

 なんて考えていたら……。


京太郎「……うわ。電気が」


 切れた。雷でも、落ちたのか。

 それとも――まあ、なんかは知らないが、配電や配線に異常が出たのか。

 こうなると、自然な復旧は見込めない。見込めるが、いつになるのか分からない。

 エマージェンシーコールをすれば、まあ、なにもしないよりマシかという程度だが……しないよりはいい。というかしない理由がない。


 早くこの場を離れたかったのに、なんともツイていない。

 思えば、小走やえとの後に更に仕事が入り、更には携帯を忘れて再びこのビルに入ったのが運の尽きである。

 やっぱり、神様には嫌われているのかな――――なんて思ったそのときだ。


淡「ひっ……」


 大星淡が、聞いたこともないような悲鳴を漏らしたのは。


京太郎「……大星?」

淡「や、やだ……暗いのは……」

京太郎「……は?」

淡「うぅ……う、うう……」


京太郎「……あー、その、大丈夫か?」

淡「揺らさないでよ!」


 手を伸ばして、先ほど見た彼女の元へと向かおうとしたが――その前に拒絶の声。

 流石に判る。

 これは、マジだ。この声はマジのそれだ。


京太郎(……いや、でも、プラネタリウムは平気だったよな)


 暗所恐怖症という疾患があるというのは知っているが――以前の様子では、そのような兆候は見られなかった。

 ならば、何故。これは不可解だ。

 まさかつい最近にトラウマが追加される――なんて、そんな都合がいいことはあるまい。


淡「う、うぅ……」

京太郎「……チッ」

淡「ひっ」


 クリック音の反響にて把握――。

 大星淡は、エレベーターの隅で屈んでいる。恐らくは、自分自身を腕に抱いて。

 典型的なパニック症状と言ってもいいだろう。

 となると、今のクリック音――舌打ち――は、ものの見事に失策だ。彼女のパニックを加速させてしまう。

 心的外傷ストレスか。

 何が、彼女をここまで追い詰めたのかと考えつつ――努めて、落ち着けた声色を出す。


京太郎「落ち着け、大星」

淡「……ううっ」

京太郎「落ち着いて、ゆっくり、深呼吸しろ」


 声はなるべく低くなりすぎない程度に下げて、語りかける。

 というのも、声が齎す印象と――それに由来する心理効果による。

 高音は、明朗さや快活さを出す反面、穏やかであるとは言えず、少なからず相手の心を揺さぶる。

 かといって低音の人間は初対面で頑固さなどの印象を与えてしまい、引いては緊張させてしまう。

 どちらにも近付けないように、穏やかに。

 できる限りペースを落として、区切り区切り話しかける。


 パニック症状を起こした人間に話しかけることには諸説あるが……。

 少なくとも、完全なる暗闇は拙い。

 五感が制限されるがゆえに、人の意識は内向きに――或いは過敏に外向きになり、恐怖を加速させる。

 このまま、放っておくのが得策とは思えない。


京太郎「そのまま、ゆっくり、息を吐け。吸うんじゃなくて、吐くんだ。それから、一拍置いて、静かに吸え」


 人間の心理状態は動作に表れるが、同様に、動作が心理にも影響を及ぼす。

 緊張やパニックにより、人の呼吸のペースは速まる。そして今度は速まった呼吸のペースが心を急かし、更なる緊張を生む。

 心を落ち着けるためには、まずは呼吸を落ち着ける必要があるのだ。

 動作が、心理をコントロールする。

 これは、スローダウンさせた京太郎の言葉の速度も同じ。人間はどうしても、対話する相手から影響を受ける。

 大星淡の呼吸にテンポを合わせつつ、京太郎が声に出して少しずつその速度を変化させることで淡の呼吸もそれにつられる。

 性急な判断を迫るセールスマンが、言葉を捲し立てるのもこれと同じだ。逆の方向で用いたが。


京太郎(ここらへん、俺がオカルト持ちじゃなくて良かった)


 これは、大学で――教育などに必要だからと――学んだ、心理学に由来する。

 そんな、大本は麻雀とは別方面の技術を麻雀に利用している。

 だから、このような活用法は容易であった。


 逆に言うなら、こういう本来の活用法ができてこそ――相手の思考の先読み、台詞の先読みができるのだ。

 つまり、この程度は、朝飯前だった。もう夕飯食べたあとだけど。


京太郎「なあ、大星」

淡「な、なに……?」

京太郎「怖かったなら、なんで怖かったのか教えてくれないか?」

淡「こ、こういう……暗くて、狭いのは……私……」


 そりゃ、見れば判る。

 なんて思っても言うつもりはない。流石に、弱っている相手に辛く当たるほど鬼畜ではない。

 逆なら何度か受けたことがあるが。


京太郎「そうか、でも……大丈夫だ。お前は、大丈夫だからな」

淡「う……」

京太郎「それより、なんでそれが怖かったのか……説明してくれるか」


 根拠を敢えて説明しないことで、相手の意識に響かせるテクニック。

 軽く流すことで、大したことではないと思わせるテクニック。

 一人称を用いないことで須賀京太郎に対する意識を薄れさせ、他人と居るという緊張を緩和させるテクニック。

 総動員だった。

 まあ、相手が平常なる精神状態ではないからこそ、然したる手間もなく実施が可能だった。


淡「子供の頃、私……家に居たくなくて……」

京太郎「子供の頃、か」

淡「それで……外でよく、遊んでたんだけどね……?」

京太郎「外で、か」

淡「私……隠れんぼしてたんだけど、さ」

京太郎「隠れんぼしてたのか」

淡「そのとき……車に、車に……」

京太郎「大丈夫だ。落ち着いてくれ」


 淡の言葉を反復追従して、彼女に対しての理解や共感を伝える。――肝心なところは、また、別として。

 それにしても、なんだか雲行きが怪しい。

 まさか虐待、或いは誘拐や暴行を受けたのだろうか。

 ……。

 そうなったら、どうすればいいのだろうか。

 多少心得はあると言っても――――専門家ではない。どちらかと言えば、攻撃に用いる方が多いのだから。


淡「車に……さ。私、車のトランクに……」

京太郎「ああ」

淡「車のトランクに隠れたら、そのまま……発車されちゃって」


 アッハイ。

 そっすか。それは大変だったっすね。



 そのまま、訥々と語り続ける大星淡さん。

 なんでも、中から開けられなくて怖かったとか。

 息苦しくて、寒くて大変だったとか。

 揺れるので、嫌になるぐらい揺さぶられたとか。

 だから、暗いのや狭いのが単体ならともかく――――組合わさると、しかも不安定な場所なら、非常に嫌だとか。

 そんなことを何やら話していた。


 ……。

 ……確かにそれも、本人からしたら大変であるし、やはりこうして弱っている女の子を放ってはおけないとは思うが。

 目を覆うほど痛ましいことではなくて、なんだか拍子抜けした。

 この分では、殆ど――こんな偶発的な事故さえなければ、問題ないだろう。

 別に、恒常的に閉所恐怖症でなければ暗所恐怖症でもない。車自体がトラウマかと言えば、そうでもない。

 日常的な影響は、ほぼ皆無と言ってもよい。

 なら――笑い話には到底できないが、こちらまで深刻になってしまう必要はなさそうだった。


京太郎「なあ」

淡「なに……?」

京太郎「携帯、明かりにならないのか?」

淡「あっ」


 こいつ、バカだ。


淡「……電池切れてる」

京太郎「……そうですか」


 バカだ。繰り返すが、バカだ。

 このアホの子め。


淡「きょ……す、須賀は?」

京太郎「俺のもだな。悪いけどさ、充電する時間がなかったんだ」

淡「ばか。肝心なときで、使えないじゃん」


 揺らしたろか、このアマ。

 働きづめで充電が切れ、携帯外部バッテリーを使用して使い果たし、携帯充電器は電池が切れた。

 で、この、電波の悪いオンボロビルに置き去りにしてた。

 電波さんを探して必死になる携帯さんは、顔を真っ赤にするどころか残りバッテリー表示を真っ赤にしていたのだ。


淡「なんで、こーゆーときに気が利かないかなー」

京太郎「知らねーってーの。ここのビルに置いといて時間たったんだから、仕方ないだろ」

淡「……須賀も?」

京太郎「……お前も、かよ」


 うわ、屈辱。マジか。

 こんなバカと同じことをして、結果二人ともエレベーターに取り残されるとか、どんな冗談だ。


淡「ばかだよねー。須賀のばーか」

京太郎「うっせえ、これでも喰らってろ」

淡「痛っ、な、なにするのよ!」

京太郎「黙って、チョコでも食ってろ」


 何かを口に含むことで落ち着く……という心理効果もある。

 彼女の震えが収まらないようならと、宮永照用のお菓子を手の内に潜ませていた。お菓子係の名は伊達じゃない。

 お腹が空いたらすぐお菓子。宮永照の要求はシンプルである。


 ……。


 明るそうに振る舞おうとしてるけど、その声はまだ緊張している。

 暗がりに怖がるとか、そんな儚げやしおらしさは似合わない。

 今も、僅かながらに不安そうにしている様など――――須賀京太郎が知っている、大星淡ではない。

 チョコやるから、さっさと笑えばいいのだ。こんな奴。


淡「あっ、おいしっ」

京太郎「……どういたしまして」

淡「ね、もっとないの?」

京太郎「……」


 バカだった。やっぱり。



 ……。


京太郎「……はぁ」

京太郎「大星、無理すんな」

淡「…………へっ?」

淡「な、なんのこと? ちょっと、言ってる意味が――」

京太郎「――悪い。揺らすぞ」

淡「へ?」


 彼女の了承を待たずに、そのまま一歩を踏み出した。

 格闘の要領で、腰を落として重心をブラさず、可能な限り上下左右に正中線が揺れないように。


淡「だめっ、だめだってば! 動いちゃだめっ! やだよっ、動かないでっ」

京太郎「……大人しくしてろって。あんまり、声出すなよ」

淡「ううっ、やだっ! 揺らさないでよぉ……動いちゃ、だめだってば! だめっ、やだよっ」

京太郎「騒がないで、大人しくしてろって。お前の方が勝手に動いてるんだよ」


 そのまま、やれやれと彼女の隣に腰を下ろす。細心の注意を払って。

 まあ、大星淡が無駄に騒ぐ所為でその身体が揺れて、またそれに騒いだのに比べたら――まったく揺れてないと言っても過言ではない。

 そのまま、淡の頭を胸に抱いた。


京太郎「俺が持ってるお菓子が誰用かなんて、お前一番判ってるよな」

淡「……」

京太郎「なのに――いくら状況が状況だっつっても、そう幾つも求めないだろ?」

京太郎「そんな風に、変に明るく振る舞おうとかするなよ。無理にそんなこと、しなくていいんだからな」

淡「……」

淡「……別に。違うから」

京太郎「そっか。じゃあ、勝手にそう思っとく」


 そう言いつつも胸元のシャツを握る手には力が入り、くしゃっと乱れる。

 仕方がないな、と改めて溜め息が漏れる。


京太郎「なあ、ほら、安心しろって。暗闇なんて別に怖くはないから」

淡「須賀はそうだとしても……私はっ」

京太郎「だから、怖くないんだって。お前も、大丈夫なんだよ」

淡「?」

淡「現に、嫌だと思ってんのが……判んないの?」

京太郎「大丈夫だよ」

淡「どして……なんで言い切るのよ」

京太郎「俺が居るから」

淡「は?」

京太郎「俺が、お前の傍に居てやるからじゃ――駄目か?」

淡「――」


淡「……。……何言ってんの?」

京太郎「一人ぼっちじゃないなら、暗闇は怖くないだろ?」

淡「……確かに、私一人よりはマシだけど」

京太郎「なら、これからは別に怖がらなくていい」

淡「は?」

京太郎「こんな状況になったら――そんときは、絶対に俺が隣にいる。隣に居てやるから」

淡「……」

京太郎「居なかったら、俺を呼べよ。呼んだら絶対に……そんときは、駆けつけてやるからさ」

京太郎「な?」

淡「……」

淡「……そんなん、言い切れないでしょ。ばか」



 「何だかんだ、お前と会うのって多いから大丈夫だろ」――と、続けようとした。

 事実、こうして会うのは果たして何度目だという話である。多いときは、一日六回顔を合わせたことがあるのだ。オフの日なのに。

 だけど……。


淡「ばか。ばーか」

淡「……」

淡「……………………でも、ありがと」


 京太郎の言葉を待たずに、こてんと淡が頭を預けた。

 勝手に憑き物が落ちたみたいに、落ち着いた声色で。

 京太郎のシャツを掴んで、一際大きく息を漏らした。


 ――人間、誰しも周期というのがある。


 ムードしかりタイミングしかり、あたかも周波数が合一するが如く波打って、ふとした拍子に則を越えることがある。

 そう。かつて、新子憧とカラオケで二人っきりになったように。

 京太郎は今、ふと――大星淡の肩を掴んで、唇を奪いそうになった。瞬間的に、そんな衝動に駆られた。


 ある種の直感と言おうか。

 何となく、今歯車が噛み合ったという確信めいた感覚は生まれるものだ。今なら、これならイケる――と。

 そうなったら、相手も同じく雰囲気に乗る。そうして火が点いて、男女の関係が発展するのは度々ある。

 きっと淡は拒まない。京太郎も、淡も、お互いに合意する。


 でも――。

 だけれども――。


京太郎(それは、駄目だろ。弱ってる大星相手に、それをやったら)


 なんというか。

 まるでそういう意識を抱かないと言ったら嘘になるし……。

 もし仮に平常なるとき彼女がそんな関係を求めるというなら――吝かではないし、そのときはそのときだけれど。

 なんては思うが……ただ、こうして、なんとなくのムードとか状況で。

 触れて抱き合って、キスをする――というのは大星淡相手には、相応しくないと思った。


 そうなったら、彼女との関係は暫く続くだろう。

 今までのいがみ合いが嘘のように交流を重ね、交遊を深め、交渉を連ねて行く。

 幸せな日々は続くだろうし、お互いに満足するパートナーとして、上手くやっていける。

 だけど、駄目だ。

 そうして作った関係は、近くなくとも――遠くない何時かに、区切れてしまう。途切れてしまう。

 そうとは限らないだろうけど……それは、嫌だった。

 勿体ないと思った。もっと深く、もっと長く付き合いたいと思ったのだ。大星淡と。


 それから、自分でも驚いた。

 まさか、大星淡に――新子憧に対して思っていることと同様のことを思うなど。

 いつのまにか、大星淡とも打ち解けてしまったらしい。

 意外である。


淡「ね……」

京太郎「ん?」

淡「なんで、そこまで言ってくれるの?」

京太郎「……」

京太郎「……ライバルだからだろ」

淡「……」

淡「……そっか。うん。私と須賀は、ライバルだもんね」

淡「……へへ」

京太郎「どうした?」

淡「なんでもなーいー♪」



淡「じゃあ、呼んだら助けに来てくれるよね?」

京太郎「ま、ライバルとしてな」

淡「ん♪」

淡「私も……須賀が『困ったピンチだー』って言うなら、助けたげるから」

京太郎「ライバルとしてか?」

淡「うん。ライバルとして」

京太郎「……」

淡「……~♪」


 しかし……。


京太郎「お前、なんか頼りになるのか?」

淡「んー?」

淡「んむむむむむ」

淡「んむむむむむむむむむむむむむむむむむむ」

淡「むむむ……」

京太郎「どうした?」

淡「例えば……例えばー、の話だけどっ!」

京太郎「ああ」


淡「お菓子作り過ぎちゃったり! 誰かにご飯を急ーに奢りたくなったり!」

淡「おいしそうなお店屋さん見付けたりー? 面白そうな映画見付けたりー?」

淡「あとはあとは、急に話し相手欲しくなったり! 急に遊び相手欲しくなったりー!」

淡「ケーキ食べたいけど、一人じゃ恥ずかしくてケーキ屋さんに入れなかったり!」

淡「ドーナツ屋さんに行ったら、いつも食べてるプレーンシュガー以外を出されちゃったり!」

淡「借りてきたDVDを一人で見るのは詰まらないって思ったり、ゲームの対戦相手が欲しくなったり!」


淡「――――そういう時は!」

淡「この淡ちゃんに連絡をとることを……須賀だけに、とーくーべーつーに! 許しちゃうからさ!」 ババーン



 ……やっすいピンチだな、オイ。


 まあ、確かにそういう人寂しいときはピンチといえばピンチだろうから。

 そのときは――――まあ、たまには、ピンチに助っ人を呼んでもいいのかもしれない。

 呼ばれてやっても、だ。

























 ……で。


淡「その……この人が、今お付き合いしてる人なのっ」

京太郎「どうも、よろしくお願いします」


 どうしてこうなったんだろうか。



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憧「」
玄「」

という訳で、前編のエレベーター編ヒロインバージョン

ラブコメというかギャグVERなら漏らしそうになったり、寒いからって抱き合ったらクンカクンカしちゃったり、ハプニングで淡が京太郎を押し倒したりムチューしたりしました
なお、オチ担当はあの人かあの人だった模様


投下中にいた、1にはその考えが及びもつかないぐう畜の人たちは、
これを入水中か、入水のきっかけになった行為中に回想してると思ったら幸せな気持ちになれるんじゃないですかね。まったく知らんけど

あ、言うまでもなく……

『“須賀京太郎”』が『大星淡と付き合ってると、誤解だろうと外部に漏れる』

ってことはないので、そこらへんは安心してほしい
そのボーダーは、好感度がいくつあろうが越えるつもりはないからね
まあ、これで察してください


京太郎→淡、京太郎→憧は『真剣に交際したいなら全力で応える』程度の好感度です
なお、ツンデレとデレツンデレアホに真剣な交際を言い出せることはない模様

そいじゃあ、おやすみー

乙ー

???「ニセ恋なら、本来私がヒロインやるべきじゃないの!?」
???「そこは1位だった私にお任せあれ!」

折労して作ったバレンタインチョコを京太郎に渡そうとしたら照とキスしている現場を見てしまって涙目になってる淡の画像をください(足立区の方言でこんばんは)

今夜中に終わらせて、次の安価をとりたい
飯食いながらなんで、ゆるりと始めます



 で、前年末にそんなことやあんなことがあった翌年。

 今年の運勢はどうなるかな――と引いた御神籤は小吉で、そのときにはまた例のごとく大星淡と一緒になっていて、そのあと流れでカラオケに行き、

 翌日、小走やえと改めて初詣に行って、夢乃マホに改めてプロの世界を説明して、龍門渕から形としてはスカウトした感じになったマネージャーと中野に行き、

 極めて有能なんだけど時々向けられる目線に生理的・根元的な恐怖を抱き、これって彼女の趣味が趣味だけに自意識過剰なんだろうかと悶々とし、

 まあ、色々あったある日。


京太郎「それじゃあ、行ってきます」

智紀「楽しんできて。あと、プロだってことは……」

京太郎「大丈夫ですよ。そもそも、普段の俺に気付くような人は居ませんから!」


 ステルス京の独壇場だ、とあの知り合いに乗っ取って言ってみる。


智紀「……次それ言ったら、生まれてきたことを後悔するぐらいの辱しめを与えるから」

京太郎「アッハイ」

智紀「尻に」

京太郎「……アッハイ」


 例のごとく、バイクに跨がりイグニッション。

 あんまりフォーマル過ぎても困ると言われたが、あんまりカジュアル過ぎても困ると言われた。

 取り合えずスーツも用意してはいるが、いつも通りの格好で良さそうだ。


京太郎「……さすがにライダースジャケットは不味いか」


 これじゃあ、間男や前の彼氏が花嫁を拐いに来た感じになってしまう。『卒業』みたいに。

 
 ・
 ・
 ・


京太郎「どうもです」


 親戚に――花嫁姿の女性とその両親に、頭を下げる。

 途中、包んで貰った花束も忘れずに。


「あ、京太郎くん……来てくれたんだ」

京太郎「そりゃあ、――姉さんの為なら、地球の裏側にだって」

「あはは……残念だったわね。もう、あの人一筋だから」

京太郎「それはよかったです」


 京太郎からそんな気障な台詞が飛び出すとは思ってはいなかったのだろう。

 二三度、目をしばたたかせて――それから悪戯っぽい笑みを浮かべた。

 それに、京太郎も小さく笑いを溢す。


「あらあら、すっかり京太郎ちゃんも大人っぽくなっちゃって」

京太郎「どうも、――叔母さん。――叔母さんも益々お綺麗で」


 新婦の母親が、あら嫌だと手を振った。

 それから隣に並ぶ新婦の父親に「聞きました? 綺麗ですって。あの京太郎ちゃんが」と、朗らかな笑顔を向ける。

 子供の頃から――厳めしくてどこか苦手だと思っていたその人は、相も変わらずの仏頂面を京太郎に向けて、


「その、元気でやってるようで……何よりだ」


 そんな風に、ぶっきらぼうな物言いをして、顔を背けた。

 新婦の母は、「もう、お父さん」と口を尖らせたあとに、新婦の父を置き去りに京太郎へと向き直ると、


「この人ね、京太郎ちゃんのファンなのよ。いっつも、京太郎ちゃんが打ってるところを見てるの」


 なんて、言った。

 彼女の父はそれに、居心地が悪そうに咳払いをしてそっぽを向いてしまう。

 意外なことはあるものだ――――と、それだけで、これまでの苦手意識が暖かい気持ちになっていくのを京太郎は噛み締めた。


 益々――――負けるわけにはいかないだろう。

 元より、たとえ世界中でたった一人になったとしても戦い続けるつもりであったが、こうして後ろに人がいるなら、尚更だ。

 幸いにして、手酷い負けというのは殆どなくなっていた。

 これからは、そんな風にファンを裏切ることも少ないだろう。ないのが、一番だが。


「……あ、京兄」

京太郎「よっ、元気か?」

「今度、レギュラーになるんだ。サッカー部の奴らには、京兄の親戚だって自慢してるよ」

京太郎「レギュラーか……頑張ったな!」

京太郎「なんなら、応援に行こうか? 差し入れかなんか持ってさ」

「本当!? でも……できれば、清水谷プロが一緒だと皆喜ぶかも」

京太郎「そりゃ、お前が自慢したいだけじゃないのか?」

「あちゃー、バレちゃった?」

京太郎「そりゃ、心理読みのプロだからな」


 新婦の弟が、気の抜けた笑いを漏らした。

 サッカー部に所属していて、親戚同士の集まりでは、京太郎と一緒に抜け出してサッカーに興じたりした。

 十以上歳の離れた姉弟で、彼らの間にいると、京太郎が次男のようなものだった。

 京太郎より新婦は三つ歳上で、弟は京太郎の八つ年下。

 あの時の小学生がこうも大きくなるなんてな……と、なんだか感慨深い。


京太郎「――姉、結婚か。寂しくなるな」

「……うん。まあ、それより京兄の結婚の方が心配かも。部でも、『須賀京太郎は麻雀と結婚してる』とか言われてるし」

京太郎「しようと思えばいつでもできるし、いいんだよ。それに……男は、アラサーからが本番なんだからさ」

「でも京兄、今、彼女いないんでしょ?」

京太郎「……」

「俺はいるけど」

京太郎「……負けた」

「へへっ、京兄に勝った!」


京太郎「……。どうせなら、サッカーで勝ってから言えよ」

「……そりゃ、うん。いつかは京兄に勝つからさ!」

京太郎「おう、その意気だぜ!」


 笑って、そこで別れる。

 皆に見せたいからと、写真を撮られた。一応は、SNSなどには流すな――その心配はないだろうが――と伝えて。

 それから、持っていた伊達眼鏡を取りだし、装着。

 ターコイズブルーのソフトフレーム。簡易的な変装用。


 元々、プロとしてのオーラがないと言われる。何故だか子供には、オカルトスレイヤー(番組)だとバレることはあっても。

 その状態ですら、知人でなければ気付かれない。

 更に眼鏡をかけてしまったら、須賀京太郎だと気付く人間は、親しい人間を除いてほぼ皆無。

 挙げ句、眼鏡前とも同一人物であると思われない時もある。

 ある意味、自分のこのステルス性は見上げたものだ。画面に映ってないとでも、言いたげなほどに。

 だから――まあ、スピーチの出番があるまで、こうしていればいいだろう。

 もし仮にでも、須賀京太郎だと露見して騒がれようものなら、式の主役に迷惑をかけてしまうのだから。


 ……。


 見知った――姉のような人が結婚とは、なんとも複雑な気分である。

 それこそ三つ上では、京太郎より一足先に中学に上がり、高校に上がった。

 少年の時分の京太郎が、そんな会う度に大人びていってしまう彼女に、どこか憧れのようなものを抱かなかったと言ったら嘘になる。

 年月とは、判らないものだ。


 ……まあ。

 取り合えず、普段の関係は抜きに、昔の――この懐かしい関係や空気に浸るのも、悪くないだろう。

 折角の休日なんだし――――。


淡「あ」


 ……あ。


淡「……なんで須賀がここにいるのよ」

京太郎「……そりゃ、俺の台詞だからな」


 しかも、関係者控え室の廊下の方に。

 新郎の知り合い――友人であるとは、俄には信じられない。

 なんだかんだと、そつなく人と付き合いそうな淡ではあるが……。

 懐いているのは旧白糸台メンバーくらいで、他は楽しく話すことはあっても、ここにくるぐらい親しくするとは思えない。

 昔の男――という筋は、なんだかんだありそうだ。

 そういう当て付けのようなことをやりかねないのが大星淡だと、須賀京太郎は思っている。実際はどうだか知らないが。


 まあ、あとは……。


京太郎「もしかして……」

淡「須賀も……」

京太郎「……親戚かよ」


 神様は、なにか須賀京太郎に恨みでもあるのか。

 そろそろ、前世からの因縁と言われてもおかしくないレベルに大星淡とエンカウントしている。

 仮面ライダーに於けるゴローちゃんの中の人が準レギュになっているのより、よく見かける。

 お祓いにいった方がいいのかもしれない。


淡「でも、まあ……」

京太郎「ん?」

淡「ちょーどよかった! ね、ね! お願いがあるんだけど――」

京太郎「……お断りします」

淡「まだ何も言ってないじゃん!」

京太郎「ジャック・クリスピン曰く……」

淡「んー、誰それ?」

京太郎「……。……小説に出てたんだ。咲の読んでた」

淡「ふーん?」


 まさか、そこに突っ込まれるとは思わなかった。

 言い切らせろよ、と思うが……自分に鷺森灼のような有無を言わさぬ迫力がないのが悪いのか。

 どちらにしても、阿呆相手にはお約束は通じないのだ。ある意味お約束のように、“偶然ばったり外で出会う”ということを繰り返しているが。

 多分もう、二十回を越える。天文学的確率だ。単純接触効果があるんなら、付き合っていてもおかしくない。


淡「小説とか、あんまきょーみないんだよね」

京太郎「読めよ。星新一とか面白いぞ?」

淡「んー、今度買い物に付き合ってくれる?」

京太郎「ああ、そうだな。予定あけとく」


京太郎「……で、なんの話してたんだったっけ」

淡「……あ」

淡「んー」

淡「ダーリン♪」 ダキッ


京太郎「は?」

淡「いいから、合わせてよ」


 パタパタと、足音が聞こえた。

 飛び出してきたのは、人の良さそうな女性。恰幅が良いというほどではないが、どこか丸みを帯びている。

 人が見ている場所で――しかもこんなところで、抱き付かれるなど論外であると引き剥がそうとするが……。

 それ以上に、腕に回された淡の力の方が強い。

 そのまま、腕に胸を押し付けられる。或いは、胸に腕を押し付けてしまっているのかは知らないが。

 こちらを見るなり、「淡ちゃん」とその女性は言った。

 つまり――――


京太郎(なあ、なんのつもりなんだ?)

淡(っ、耳もとで喋んないでよっ! ばかっ)


 ああ、そういえばコイツもそうだっけ。新子憧もそうだったけど。

 まあ、程度の差はあれ、耳元が得意である人間などいないだろう。かく言う京太郎も、鷺森灼に弄られたクチである。

 まあ、ともかく――、


淡「その……この人が、今お付き合いしてる人なのっ」

京太郎「どうも、よろしくお願いします」


 取り合えず、頭を下げた。

 事情は、判るような判らないような……一応、合わせて置けば良いだろう。

 須賀京太郎が、須賀京太郎だと気付かれることは殆どあり得ないのだから。


 ほら。


「あら、そうなの! その、あなた……お名前は……?」


 現に、こうなったのだから。


京太郎「あー……」

京太郎「みなみ……いや、鏡光太郎です」


 東横桃子と一緒に、ストリートバスケをしたときに名乗った偽名だ。

 その辺に落ちてた鏡を見てインスピレーション。あとは、昔憧れていたヒーローの名前。

 掲示板でのバッタ変身コラには、実は静かに胸を踊らせていたりするのだ。

 他にも、偽名としては須賀田三四郎とか須走良太郎とか須川翔太郎とか須賀原承太郎とか色々。


「あらあら、こんな人が……」


 値踏みされるように――というより、完全に値踏みされていた。

 職業柄それが多いから平然と受け止められるが、されてあまり気分がいい目線ではない。

 この、淡の知人であろう中年女性が初対面で、大星淡が隣にいて、その手の目線に京太郎が慣れていなければ、苦笑の一つでも溢すほど。

 あんまり、得意なタイプではない。


「淡ちゃんとは、どこで?」

淡「仕事上でですよ……ね?」

「っていうと、メディア関係の方かしら?」

京太郎「あー、一応教員免許を持ってます」


 このままだと根掘り葉掘り聞かれそうなので、京太郎が舵を取った。

 嘘を吐くときのポイントは四つ。

 『吐くことで得られる利益とバレた時の不利益を考慮しろ』。

 『嘘を吐くな。バレにくい嘘を吐け。本当を言わずに誤解させろ』。

 『嘘の数は最小限か、突拍子もないぐらいの最大限を』。

 『バレなきゃ嘘じゃない』。

 ――と、かつての師匠・竹井久は言っていた。全く、碌でもない。


「あらあら、先生なの!?」

京太郎「教えるのが、好きでしてね」

「じゃあ……仕事上って、淡ちゃんとはどこで?」

京太郎「子供向けの麻雀教室を、淡さんもやっていますね」


 別に嘘は一つも言ってない。


 京太郎はただ事実を呟いているだけで、真実を答えてはいない。

 一応、職業の方に突っ込まれても問題はないのだが。憧から、色々と話は聞いているのだから。

 淡の突拍子もないあの行動の裏も――まあ、読めた。

 人の心理や行動パターンを読むのは得意なのだ。

 だから、そちらの知識が十分整っているからというだけでなく――教師という“手堅いイメージの職業”を選択した。


「淡ちゃん、いい子でしょう? 淡ちゃんの、どんなところが気に入ったの?」

京太郎「ええ……まあ、その……」

京太郎「まず、明るいところですね。一緒に居て、こっちも元気づけられるところとか」

京太郎「でも、ただ明るいだけじゃなくて――仕事にも熱心というか、何事にも真剣でそれを楽しみながらできる人なんだなって」

京太郎「淡さんは思いの外博識で、一緒に遊びに行くと勉強になることも多いですね。そういうのも、楽しかったり」

京太郎「あとは、意外に甘えたがりで繊細なところとか。可愛いと思います」

京太郎「甘いものが好きだったり、そういうところも女の子らしくて可愛いと思いますね」

京太郎「それと、彼女といると落ち着くんですよね。お互いの間柄がはっきり判っているというか……食事の趣味なんかも、一緒なのがいいです」

京太郎「他には――」

「あ、あらそう……その、あ、淡ちゃんとは中々、いいお付き合いしているみたいね」


 捲し立てる京太郎の熱意に圧されたのであろう。そのまま、そそくさと立ち去って行った。

 ああいう手合いを追い払うには、逆に圧倒すればいいのだ。相手の土俵で。

 実にシンプルである。

 この程度の読みなど、実に容易い。伊達や酔狂で、運もないのにオカルトスレイヤーなどと嘯いてはいないのだ。


京太郎「……よし、もう行ったぞ」

淡「――」

京太郎「淡――――いや、大星?」

淡「う、うっさいばか! ばか須賀!」


 ……何故、怒られたんだろうか。

 この追い払い方が――まあ、後々彼女にとって面倒を呼ぶこともありえるので――――そのときは、それに関しては済まないと思う。

 でも、助けたのにこの扱いは酷くないだろうか……。




京太郎「ほい。これでよかったか?」

淡「うん。ありがと」


 カップのコーヒーを手渡す。

 冬だけど、ちゃんとアイスに。大星淡は猫舌なのである。

 ちゃんと、砂糖とミルクの量も、彼女好みに。伊達に何度も顔を合わせてはいない。この程度は掌握済みである。


淡「親戚の人なんだけどさ……」

京太郎「……ああ、さっきの人」

淡「やれ、恋人がどーとか……結婚がどーとか……仕舞いには、お見合いがどーとか言っちゃってたし」

京太郎「……いるよなー、そういう人って」

淡「一応、無視しちゃうって訳にもいかないし……」


 面倒だったと、両手をカップに当てて大星淡が呟いた。

 ソファに腰を下ろした淡のウェーブがかった金髪は、今日は密編みに。更には、赤いフレームの眼鏡が。

 どうやら、須賀京太郎と違って今日はお忍びモードらしい。


淡「いちおーは、判ってるから恋人がいるとか言いふらさないとは思うけど……」

淡「すっごく、面倒だったんだよね。本当」

京太郎「……っぽいなぁ」

淡「……」

淡「ね、須賀」

京太郎「どうした?」

淡「その、さ……」

淡「……」

淡「あとで、なんでもしたげるから……。ね……?」

淡「今日だけ――――私の、恋人のフリ、してくれない?」



京太郎「おう、判った」

淡「軽っ!?」




淡「……ねー。なんか、軽くない?」

京太郎「さっきの人に色々言われるのが面倒だから……だよな?」

淡「うん」

京太郎「じゃ、仕方ないんじゃないのか? 俺も…………悪いけど、ちょっと『うっ』ってなったし」

京太郎「オフくらい、静かにしたいよな?」

淡「……うん」

京太郎「じゃあ、任せとけって! 伊達にドラマに出てねーからな!」


淡(うー)

淡(なんかコイツ……手慣れてる感じがして、モヤモヤする。別に須賀が手慣れてようが何しようが私にはぜんっっっぜん関係ないし!)

淡(どーせこいつバカだから、恋人のフリとかもてきとーに考えてるっていうかあの手の奴のしつこさを知らないっていうかお気楽だし)

淡(それに、私の緊張も――――って、別に緊張してないからっ! なんで須賀相手にきんちょーなんてしなきゃいけないっての!)

淡(ふん。このスケベ男! どーせ、女から恋人のフリして欲しいって言われたら、誰彼構わずやっちゃうんでしょ! けーはく! しきじょーま! ばか須賀!)

淡(ううう……べ、別に須賀が女相手にすぐ恋人のフリをする奴だからって、私には関係ない! そんなの知らない! だってコイツ、バカなんだからっ)

淡(……で、でもやっぱりムカつくよねっ。須賀のくせにちょーしに乗って、余裕ーって顔してくれましてからに)

淡(そうだ! 懲らしめてやる!)

淡(簡単に恋人のフリだなんて引き受けると、すっごい恥ずかしいことになるって教えてやるんだからっ! だって、コイツが余裕なんて癪だよねっ!)

淡(確かにー、助かったよ? やっぱあーいう感じにすぐにフォローとかしてくれるとこは流石に頼りになるって……頼りにならなくもなくもなくもないかなって思ってあげなくもないけど!)

淡(でーもー、やっぱなんかムカつくっ! ムカつくのっ!)

淡(だーかーらー、二度とこーゆーことしないように辱しめたげるからっ! 別にいいよね?)

淡(だって、確かにムカつくけど……こーゆーことしてたら、いつか須賀が大変なことになるかもしんないし――――って違う! 違うから!)

淡(須賀がやっぱムカつくから、私が懲らしめてやるんだから! それで終わりっ!)

淡(……で、でもでもここまでしてくれたのに、なんかそれって須賀に失礼っていうか恩知らずみたいだし)

淡(さっき言ってくれたのって、演技っぽくなかったし本気なのかな? だ、だったら少しくらい手加減してあげても――――って、別に言われても嬉しい訳ないじゃん!)

淡(うー)

淡(と、とにかく負けないからっ! その余裕そうな顔、いつまでも保ってられるとか思わない方がいいよー?)

淡(こっからは、私も本気で恋人のフリ、しちゃうからっ)



 恋人のフリ、所謂ニセのコイビトか。

 懐かしいなと、京太郎は……黙りこくり悩んだり怒ったり笑ったり怒ったり悩んだりの百面相を晒す大星淡を眺めつつ思う。

 前にも、こういうことがあった。


京太郎(懐かしいな。望さん、元気にしてるのか?)

京太郎(憧のことが心配で様子を見に来て――で、憧は姉に心配をかけたくないからって、恋人のフリを頼まれたんだよなぁ)

京太郎(色々――いや、かなり色々あったよな。あのとき)

京太郎(『男がいないって主張すると、逆に姉に見せられないような変な男に引っ掛かってると思っちゃうかもしれないから』……だったっけ)

京太郎(うーん、懐かしい)

京太郎(あのときみたいに……まあ、無理なく自然な恋人の感じにすればいいよな?)

京太郎(結局……やりきれなくて、バレたけど……)

京太郎(よし! 今回は、もっと完璧にやってやるぞ! あのときみたいに、バレても大丈夫とは限らないからな!)



 この後――――なんやかんや色々あったり、色々あったりした末に、ウェディングドレス姿の大星淡と写真をとることになるとは……。

 神ならぬ二人には、気付けない。



【大星淡の好感度が上昇しました!】

【沢村智紀の好感度が上昇しました!】


好感度

★13+1★
大星淡:やたら絡んでくるアホの子ライバル。麻雀人生をやってもいいよ。……いや、あの、その、か、可愛いんじゃないのか?

★12
ハギヨシ:師匠にして友人にして悪友にして戦友。この人抜きじゃ生きていけない。大丈夫です! ハギヨシさんのためなら……俺……!

★9
弘世菫:菫さんは最高です! 菫さんのおかげで戦えるんです! 菫さんを目標に大学決めました! だからこの人普段は頼りになる人だって何度も……

★8
宮永照:強大な目標。勝負事では頼りになる人。なんか放っとけない。次こそは、勝つ……! 花田さんを番組に呼びたい……だと……
宮永咲:気のおけない幼馴染み。絶対の目標にして憧憬を覚えさせた存在。ったく、仕方ねーなぁ……咲は。お前を守るためなら……!

★7
辻垣内智葉:姐さん、一生ついてきます! 姐さんがいたからあの大学に……! 正直俺も調子に乗りました
松実玄:おっきくてやわらかい。軽く残念な人。結婚したいんだけど、その場合俺はどうしたらいいんだろうな

★6
小走やえ:頼りになる小走先輩だけど、やっぱ相棒としてやえさんのフォローもしないと……
赤土晴絵:師匠! 師匠がいなかったら俺は……。何でそう、一々ツボに入る事いうんですか?
新子憧:高校大学と、本当に世話になった女友達。いい女。何年後かで、フリーなら結婚したい。ファン1号。あんまり酷いと押し倒すぞ?
松実宥:なんでも共演。寒がり大変そう。正直おもちあるし結婚したい。その場合、二人とも須賀プロになるのか?松実プロになるのか?
天江衣:ころたんいえーい。駄目です、そっちの道は!
高鴨穏乃:元恋人。ありがとう……穏乃、本当にありがとう……。お前以外と付き合ってたら、多分俺はこうはなれなかったよ。ファン2号
国広一:一さんといると落ち着くんだよなぁ……僕っ娘いいよな。俺としては、一さんがマネージャーになってくれても……って、なんでもないです

★5
姉帯豊音:大きな小動物可愛い。大天使豊音。酔うとやばいよこの人
鷺森灼:天の道を往き、総てを灼きつくす女。色々かわいい。バーニングこけしカワイイヤッター

★4
鶴田姫子:立てばセクハラ、座ればビッチ。歩く姿は猥褻物。でもなんか助けられたような気が……
竹井久:部長がくれたあの言葉――俺は覚えてます。……悪癖も貰っちゃったけど。なんか部長に会いたいな。あんとき、俺に蜂の巣撤去させるのかと思ってました

★3
三尋木咏:流石の火力っすね……三尋木プロは。ごめんなさい、俺もやりすぎました
小瀬川白望:シロさん、元気そうでよかったなぁ。思えば昔は色々あったよな
原村和:初恋……だったんだ。まあ、いい思い出って奴だよなぁ
東横桃子:消えても追える。俺たち、バスケなら世界狙えたんじゃねーの?
池田華菜:KMG(華菜ちゃんマジゴッド)。正直男前過ぎて今すぐ告白したい。あ、あれから全部1位……ハハハ
龍門渕透華:すっげえスポンサー。結構めんどくさ可愛いし、いい人。あのー……智紀さんからの提示連絡とレポートって一体……


★2
亦野誠子:お互い大変っすよねー……今度、海釣り行きましょうよ!
片岡優希:いい女になったな
対木もこ:小動物可愛い
夢乃マホ:可愛い可愛い後輩。何かあったら、今度こそは俺が止める
渋谷尭深:大学時代紹介されたし、おもちあるしおしとやかでタイプ……なのになんだか寒気する
荒川憩:先輩のおかげで、俺、かなり体もいいとこまで行きました! 先輩笑顔可愛い、癒される!
江崎仁美:先輩の適当さに、結構俺って癒されてたんですよ? 政界、おめでとうございます!
愛宕洋榎:当意即妙。いや、流石にお笑いはやりませんから……
花田煌:聖人。デートの約束ですよね?
清水谷竜華:おもちもちもち。頼りになるチームメイト。その眼はヤバイ。結婚したい
南浦数絵:一緒に戦う仲間。大丈夫だって、前に言ったよな? その辛辣キャラはなんなんだよ……
エイスリン・ウィッシュアート:ニンジャはいない。いいね?
沢村智紀:巨乳メイドマネージャー。でもなんか寒気がする……。その、変な笑いを浮かべながらなんのレポートを……?

★1
佐々野いちご
瑞原はやり
小鍛治健夜
愛宕絹恵
野依理沙
染谷まこ
加治木ゆみ
新免那岐
福路美穂子
白水哩
薄墨初美
石戸霞
滝見春
狩宿巴
戒能良子
江口セーラ
上重漫
鹿倉胡桃
臼沢塞
井上純

好感度は13位になぞらえて、13+余分という形ですね
13に達したら、まあ、END書く候補に入ります。どっかで
増えたら、その分さらに登場した=その話によってENDの形が変化って感じです

つまり、ハギヨシさんENDまであと僅か。きゅふふふふ


じゃあ、次のお題安価だすでー

お題
・【栄光の】須賀氏、新作TVドラマにてスタントなしでのバイクアクションを披露【プロ雀士】

・南の島に漂流

・【牌の】小走・須賀両プロがにわか共に送る新作映画評論【…なんだこの人達】

>>1000なら椿野美幸と神戸を巡る旅番組で共演

・【果たして】スッガ、逃走中に出演【捕まえられるのか】

・昔の照、咲、京太郎の日々

・憧とツーリングに

・雷帝、戦闘態勢。 (VS 小鍛治健夜)

・プロ麻雀せんべいの写真撮影

・マッサージでチームメイトの女体を極楽に誘う

・あらたそキッチン(おゆはん編)

・全国プロアマタッグ開催。なお小走先輩は別の人と組む模様……な須賀京太郎の元に「オカルトスレイヤー・グレート」を名乗る人物が

・レジェンドとか先輩とかとの師弟対決


①【summer/少年時代】(照過去編。シリアス要素なし)

②南の島で、逃走中(メンバーを安価)

③【牌の】小走・須賀両プロがにわか共に送る新作映画評論【…なんだこの人達】

④あらたそキッチン

⑤あたらしドライブ

⑥プロ麻雀チップスの写真撮影しようか(登場人物安価)

⑦木偶人形とハート様(マッサージ)

⑧全国プロアマタッグ(&VS 師匠)


こうなりました

次、安価出すゆえ――――


①【summer/少年時代】(照過去編。シリアス要素なし)

②南の島で、逃走中(メンバーを安価)

③【牌の】小走・須賀両プロがにわか共に送る新作映画評論【…なんだこの人達】

④あらたそキッチン

⑤あたらしドライブ

⑥写真撮影しようか(登場人物安価)

⑦木偶人形とハート様(マッサージ)

⑧全国プロアマタッグ(&VS 師匠)


↓3~11 コンマ反転

という訳で、②やなー

うん、次安価だすから
範囲安価で、コンマが高い順に5人
ただし、プロ・メディア関係者に限るとさせていただきますゆえ

ほい安価ー


↓3~14

松実はメディア露出してるけど関係者じゃないから(憤慨)

エイスリン・ウィッシュアート
松実玄
鶴田姫子
宮永照
大星淡
(辻垣内智葉(松実次第))

うーんこの……
あ、選ばれてないキャラハンターで出たりします

まあ、この元ネタの番組は人数多いので、本来なら人数揃えるべきなんだろうけど……長くなるからな
今回は、スポットが当たるのがこの5人(京太郎含めて6人)ってことで


次は【南の島で逃走中~アラフォーマーズ~】やねー

おやっすみー

改めてオカスレ読んでおもったけど


竜田(龍田早苗)
・先行なら嶺上開花ツモ場風自風ドラ4、おっかけ後発ならリーチ一発場風自風ドラ4の倍満確定能力
・風牌が完全に他家の手に入らないため、四喜和・役牌・国士無双が不可能
。混一色・チャンタがやりづらくなる

下足(九頭竜琉生)
・ツモ平常18牌(17牌)のうち、それまでかかった局数×1の無駄ヅモをさせる
・本来なら、副露も封じるような支配力
・累計局数が18回を超えると、天和・地和で和了する


よくこんなのに初見で京太郎勝てたな
何よりも、他の京太郎よりランク上な上位ランカーならあんまり苦戦しないで勝てるというのがヤバいけど


灼 「言い訳とかさせちゃダメでしょ。研いてきた努力は全額きっちり実らせないと……」

灼「京太郎って馬鹿だから……。ちょっと時間持たせとくとすぐ、くだらないことで悩んじゃし……」

穏乃 「いや~、ほんと京太郎は普通の人間扱いしちゃダメですね! 寂しがりやの犬かなんか可愛い動物だと思って、ちゃんと一緒にいてあげないと……」

穏乃「京太郎もそれで喜んでる訳だし、遊びに行こうって言えば、まず大抵は笑いますもんね」

灼「そ。ちょっと油断するとすぐ付け上がってずっと一緒に居たいとか言いだすから……甘やかすの禁物」

灼「まったく、京太郎みたいな麻雀馬鹿が10年後も麻雀捨てて黙って普通の仕事できるかって……。身の程わきまえて欲し……ね?」

穏乃 「別れる時も……ホント辛いですよね。その辺灼さん巧いから羨ましいですよ! 私も見習わなきゃなーっと」

穏乃「お?」


淡「ねえ……その話、聞かせてよ」


穏乃 「あれ、大星さん? プロが夜遊びはよくないんじゃ……」

灼「誰……知り合い?」

穏乃 「い、いや……」


なんかふと思った。あと、そろそろダークなネタ書きたい欲が溜まってきた。腹パンとか懐かしいね
1430あたりから始めて、そのまま終わらせて向こうに行きたい

おまたせをばー
はじめるでー






       【南の島で逃走中~AROUFOURMARS~】






引用元:【果たして】スッガ、逃走中に出演【捕まえられるのか】


38 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
麻雀界最強の男、参戦

39 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
×麻雀界最強の男、参戦
○人類最強の男、参戦

40 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
今日はプロ雀士ばっかだっけ

41 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
それも、M.A.R.S.ランキング上位

42 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ってことは、女だらけやないですかね

43 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
誰が出るの?

44 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガ
愛宕ネキ
パネキ
あわあわ
咲ちゃん
てるてる
SSSさん
ナースさん
姉帯さん
エイちゃん
ころたん
舞姫の性的な方

テレビ欄的にはこんなんで、他いろいろ、って感じ

45 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
>>舞姫の性的な方
どっちなんですかねぇ……(困惑)

46 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
これ、スッガ一強じゃねえか

47 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガとかいう燈し火

48 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
人類の希望はスッガに託された

49 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガと姉帯さん、てるてるぐらいか。後は次点で愛宕ネキ

50 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
あわあわも、スッガに発勁食らわせてたから侮れない

51 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
実際、MARSランカーっていろいろ規格外だからなぁ……

52 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
アラフィフの参戦はまだですか?(小声)

53 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
やめとけ。さすがに死者を出すのはまずい


54 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:sukoyA50
アラフィフじゃないよ、アラフォーだよ!

55 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kituiA50
はやりんはお肌もピッチピチなんじゃないかな☆

56 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NIKEnazca
どっちにしろ同じだ。アラフォーでもアラサーでも

57 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:WOLFanSPC
麻雀、プロ……?

58 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:semaitoko
そこに突っ込んだら負けよ?

59 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
何でも今回は南の島でやるらしい

60 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ってことは、水着か

61 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガの水着が見れるんですね……!(歓喜)

62 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
あややややややややややややややや、す、須賀プロの水着……!?

63 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
なんでホモが沸いてるんですかねぇ…(困惑)

64 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TAKEMEEE
ホモと聞いて

65 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MIHspring
加速装置で

66 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:eomotRev
駆けつけました

67 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:shrutupyou
うるさい、ホモ!



京太郎(南の島か……これが、このままバカンスならよかったんだけどなぁ)

京太郎(っていうか、ボウリングの優勝賞品って話だったのに……結局、撮影ですかい)

京太郎(まあ、慣れっこだからいいけどさ)

京太郎(あと……ちょっと、こういうのは楽しみだったり……!)


照「須賀プロ」

京太郎「あ、はい。何でしょうか」

照「おかし」

京太郎「……」

照「おかし」

京太郎「……」

照「早く。暴走しそう」

京太郎「……」

照「私が暴走したらすぐおかし。そういう約束だったはず」

京太郎「……あ、ハイ」

淡「あっ」

淡「何食べてるのー? 私にもちょーだい!」

照「うん」



京太郎「……」

玄「あ、あはは……宮永さんって、あんな人なんだね……」

京太郎「あー、もしかしてあっちのぽんこつバージョン見るのは初めてでした?」

京太郎「いや、前に泊まりにいったときに……」

玄「うん。知ってるけど……」

玄「久しぶりだし、この間のボウリングの時はあんまり喋れなかったから……驚いちゃって」

京太郎「ああ、なるほど……」

玄「それにしても、なんだか……プロばっかりでテレビの中にいるみたい……」

京太郎「よかったんですか? メディア露出しちゃって」

玄「うん。もう何回か……出てるから」

玄「それに……」

京太郎「それに?」

玄「おうちの宣伝になるから、頑張るよ!」 フンス


京太郎(かわいい)

京太郎(あんまり、タチが悪い奴が行かなきゃいいけど……って思うけど、姉の宥さんのファンとか平穏だしな)

京太郎(それに、いいところだから……宣伝になるなら、いいよな)

京太郎(……よし)

京太郎(なんとしても俺が――この人を、守る!)

京太郎(……っと、咲の奴がどこにいるのかも把握しとかなきゃな。衣さんもそうだし、あとは――――)


 ――皆さん! ごきげんよう!


照「……」 モグモグ

淡「ふぉひふぇんひょう?」 モガモガ

エイスリン「アイサツ! ダイジ!」

姫子「ごきげんよかとねー」


 ――あの服は、着込んで貰えまして?




89 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
水着じゃないんですかーやだー

90 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
え……おにーさんの水着は……?

91 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NIKEnazca
おい、天江プロの水着……!

92 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:HAgi4424
……



京太郎(このインナーか……)

京太郎(上に服を着てるんだけど……なんなんだ、このインナー?)

京太郎(運動用とも言えなくもない。実際俺も、アンダーアーマーをちゃんと持ってるし……)

京太郎(でも、それだけじゃないような――)


 ――そのアーマーに、攻撃が触れると僅かながらに電気が流れる仕組みですわ!

 ――といっても、微弱なもの! 命や身体に別状はありませんので、心配なさらずとも大・丈・夫ですわ!

 ――水などに入っていても、問題なし! 製品の保障はちゃーんとしていますのでご安心を!


京太郎(……?)

京太郎(これ、つかまったらアウトって形式のゲームだよな?)

京太郎(攻撃って……。それに、なんか、いやな予感が――――)


 瞬間、壁が砕けた。

 そこから割りいってきたのは、棍棒を持った黒人――原人を思わせる男。

 無機質な顔。どこまでも冷酷で、ただ黒いだけの双眸。

 須賀京太郎は、こいつを知っている。

 こいつの名前は――――


京太郎「まだ……」

京太郎「説明が、終わってねーじゃねえかよ~~~~~~~~ッ!!」


 ――――アラフォーマー!



106 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ああ、マーズレッドの敵役

107 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
特殊スーツらしいな。着てても、普段並みの動きができる

108 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
説明の途中に乱入とか、エンターテイメントがわかっていらっしゃる

109 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
なるほど、これは中に女性が入っていても動きやすいようにしてるのか。胸とか揺れないように

110 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
あー、ルールが追加されてくんだよなぁ……この手の番組

111 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ミッションとかな。俺は深夜帯のほうが好きだった

112 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
アラフォーマーから攻撃を食らってもアウト。ただし、アラフォーマーにも専用の装備を使えば攻撃オッケーか

113 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
装備見つけたなら、やり返しアリになってるのな

114 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
まあ、女性ばっかだししゃーない

115 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
逆にこれ、いつまでたってもスッガが捕まらなさそうだから、遠距離攻撃ありにしたのかね

116 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
おにーさんがかっこよければなんでもいい



京太郎「……ッ」


 思ったそばから、飛び出していた。

 列の中心、ハンター――この場合はアラフォーマーのその前に。


京太郎「今のうちに逃げてください!」

京太郎「ここは、俺が……避け――続ける!」


京太郎(たしか、元のルールなら……ハンター――この場合はアラフォーマー――は一度に一人しか相手にできない)

京太郎(実際、そうやって……足の遅い女の人だって逃げ切ったりした)

京太郎(だったら、とにかく俺に引き付けて――思いっきり引き付けて)

京太郎(この場で、ただひたすら躱し続ければ……みんなは逃げられる、そのはずだ……!)


ハンター「じょう、じ」

ハンター「じょ、じょう」

ハンター「じ、じょう」


京太郎(や、やりたくねーッ!)

京太郎(六体相手に引き付けたまま捕まらずに避け続けるとか、マジな話やばいんじゃないですかね、コレェ!?)

京太郎(でも……玄さん、咲、衣さん……みんな居るのに……)

京太郎(逃げ切るゲームだからって、ここで一目散に逃げたら男が廃るぜ……!)



128 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
さすがのイケメン

129 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
こやつ、ナチュラルに前にでおったわ

130 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
六人のアラフォーの中に飛び込むスッガ(意味深)

131 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
のよりん、カツ丼さん、アラフィフ、キツイ人、うたたん……あと誰が居るよ?

132 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
かいのーさんで

133 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:noWYNWDNO
ファッキュー

134 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
アラフォーじゃなくて、アラフィフなんじゃないですかね?(すっとぼけ)

135 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:shinobayu
しつれい!

136 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Ka2dondon
失礼だろ。他をあの二人と同列に扱うのは

137 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:catchamber
さすがにガチアラフォーと一緒にされてもねぃ

138 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kituiA50
潰すぞ☆

139 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:sukoyA50
アラフォーであってアラフィフじゃないよ!あと、赤土プロが居るから!

140 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:LegenDA30
えっ


京太郎「……ッ」

京太郎「ハハ、マジ……?」


京太郎(どっから連れてきたんだ……?)

京太郎(売れない陸上選手とか、そういう人間がハンター役やってるって話は聞いてたけど……)

京太郎(こいつらの中の人――相当、できる……!)

京太郎(さすがに……六人同時相手で、攻撃しちゃ駄目・思いっきり逃げちゃ駄目・触られちゃ駄目って)

京太郎(いくらなんでも、俺……調子に乗りすぎた……?)

京太郎(全員が全員そうってわけじゃないけど……なんていうか、やたらと鬼気迫る感じで手を伸ばしてくる奴も居るし……)

京太郎(まさかの、ここでリタイアかも……!)


 ――ちなみに、この船の中にも武器は隠してあるので! 使いたければご自由に!

 ――そのほかにも、ミッションで使ったりするので……持っておくと便利ですわよ! 捕まったら元も子もないですけど!


京太郎(武器、っつっても……)

京太郎(この状況でとりにいけないっての! さすがに!)

京太郎(元のゲームだったら、捕まった敗者復活ってのもあったけど……これ、捕まったりするのか? 敗者復活あるのか?)

京太郎(ごめんな、咲……! 玄さん……!)

京太郎(俺、ここまで――――)


玄「須賀プロ! これ、使って!」


京太郎「!?」

京太郎「これが、アナウンスで言ってた……武器か……」

京太郎「毒針って、なんだかそれっぽいって言うか……ハハ」

京太郎「……よし!」



172 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
松実△

173 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
スッガのピンチを救ってますわ

174 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:YOU908HTT
わぁ……

175 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:42noMount
うおー!すごいすごい!流石だよ!

176 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
よくやったと思……

177 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:niwakaOOO
ま、まぁ……いい仕事したんじゃないの?

178 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
これは結婚待ったなしですわ

179 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
へっ!?!?そ、そんなのずるいわよ!?

180 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
玄ちゃん流石だと思いました。あとかっこいいおにーさんの画像ください

181 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TOMOkiii
ちょい待ち


182 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TOMOkiii
ほい、(画像URL)

                                                     :::}:::::}:.、               ,,<(/

                                                      ハ/:::::ト、             /:>"´
                                                       〉、ノ:::}、___        ./:>"
                                                        >く::::}i-―― ≧s、_/:>" _____

                   . `゙<:\                            /:>"´ / >く〉、_ 。 。 ーヘく  .|       :|
              /     ,  .゙<:\ /  /   / /             |   |  :.  /:>" ..:., ' /( ̄ヽ. V  ・  ./ /ノハ ...:|          |
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|      /     ゙<:\/    '     |   |     |   |  i|/:>"|..   / i::::::::`ヽ.∧ V  ./ //::::::::i :|    日    |
 |    __l__    :|    イ        ' >ハ   /| l   |   |     |   | ]ゝく  | . {  {::::::::::::::::V}ik≦ ≧ト.{::::::::::} :|          |
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 |    ./ ‘,    :|   ' 〃         |;;;;  |;;: | |   ト,  :     /| /| /; ノ|  '  ∧   \:::::: ノ       V/ }  |          |
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 |    ノ 」 ヽ.   :|  {/ /   / /  / {  |  Ⅵ≧!、,|   | 、 |   _/ム斗七:;;;; i  /: /}  ∧   ((__       /∨   |          |
 |     ァ‐彡     |   '   ,イ / | { 从 | イ  {::しメ∧   l  Ⅵ   イ {::し刈 `ヽ'  ' }/ \  \  /´  ヽ __/ :i__,/|    産    |
 |    {三l三    :|  '  / /イ Ⅵ :.  Ⅵ:;;;  Vzり \  、 }  /  Vzり ´;;;;;;; }/  / ..  ∧   `ト、    >:<  ./:.: : /|          |
 |              |  /        | 从   | ク ̄ ̄     \ ∨/     ヘ ̄ ̄,  / . : : : : ∧、 ノ'/\   >:<  ./ : / :|          |
 |:   rl┐夂    :|         _∨∧ :./           ` \          \,:_ノ> 、≧ー―‐ ミr‐y^`ト _></ ∠ .-‐  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |:   l_!」 =|=     |   ,  <//////{/{{`∧           、              /  }}///////// :ヽ:)::::::( ̄ ̄ ̄: : : : :_: -/ /}: :}
 |:   ,_L. Τ     :|  ´//////////// l| ,∧               _      ∧  ||////////////////\: : :>'''”´ / : / 〉ハ
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183 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
ヤッター……って、コラのほうじゃないですかヤダー!

184 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KAMENride
かっこいい画像ですか?待っててください!

185 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
あ、あたしの持ってる画像のほうがかっこいいわよ!

186 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
ふーん?ま、一番かっこいいとこ知ってるのは私だけどねー?画像は見せないけどー

187 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MOKOTANN
どうせ大した画像じゃないんでしょ

188 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
待ってなよ。今用意するから。あと、あんたのことなんかムカつくってレベルじゃないんだけど

189 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MOKOTANN
それはこっちの台詞。前世からの因縁ってくらいに腹が立つ




京太郎「……なんで逃げなかったんですか?」

玄「だ、だって……」

玄「みんなを助けるために、あんな風に前に行った須賀プロを……置いては、いけないよ」

京太郎「……」

京太郎「……それでもし捕まってたら、世話ないじゃないですか」

京太郎「アラフォーマー――ハンターが、ここに居るのだけとは限らないのに」

京太郎「そうなったら、結局俺がやったことが無駄になるって思いませんか?」

玄「……はい」 シュン


京太郎「……まあ、その」

京太郎「助かり……ましたけどね。結果的には」

京太郎「あと、そんな風に思ってくれたのは――その、うれしいです」

京太郎「ありがとうございます、松実さん」

玄「う、うんっ!」



200 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
武器を持った途端一蹴するスッガは流石

201 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:42noMount
うわー、あんな顔するなんて珍しい

202 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
須賀プロのツンデレとか

203 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:niwakaOOO
あー

204 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
メディア露出はかなりレアじゃね?これは結婚待ったなしですわ

205 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
だ、だからそれずるいしその顔見たら結婚できるとかそんなのないからぁ!



姫子「あ、無事やった?」

京太郎「鶴田プロ……」

玄「ど、どうも初めまして! その節は大変失礼をっ!」

姫子「ん? って、ああ、インターハイで昔あたっとったね」

姫子「どうも、よろしくお願いするとです。松実さん」

玄「こちらこそ!」


213 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
お待たせ、ほい(画像URL)

                                                     :::}:::::}:.、               ,,<(/

                                                      ハ/:::::ト、             /:>"´
                                                       〉、ノ:::}、___        ./:>"
                                                        >く::::}i-―― ≧s、_/:>" _____

                  .`゙<:\                              /:>"´ / >く〉、_ 。 。 ーヘく  .|       :|
              /    ,  .゙<:\ /  /   // イソ     へヘ、 .|   |  :.  /:>" ..:., ' /( ̄ヽ. V  ・  ./ /ノハ ...:|          |
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|      /     ゙<:\/    '  ゝ(O).: : :.(O): i   .|   |  i|/:>"|..   / i::::::::`ヽ.∧ V  ./ //::::::::i :|    日    |
 |    __l__    :|    イ        ' >ハ   /|l  i ,.:.::r ― 、.:.:.,`  |   | ]ゝく  | . {  {::::::::::::::::V}ik≦ ≧ト.{::::::::::} :|          |
 |    .∧     |  // /      | \ ::{   ' :.i  ハ ::{::(O).:}:.イ   }   |  l;: ヘ   | . : .{  ∨:::::::::::::} ′     V:::::ノ  |    本    |
 |    ./ ‘,    :|   ' 〃         ハ;;  |;;: ||  λ乂__,イ丿   /| /| /; ノ|  '  ∧   \:::::: ノ       V/ }  |          |
 |              |  / / .'   ,:  ' Ⅵ .|(_' |;;: | |   | ヽイ.i´   ';;;;}/ }/:;;:イ  / .  ∧    ̄)/        〉 ′|  :原   |
 |    ノ 」 ヽ.   :|  {/ /   / /  / {  |  Ⅵ≧!、,|   |.:.;:;:;:|   _/ム斗七:;;;; i  /: /}  ∧   ((__       /∨  |          |
 |     ァ‐彡     |   '   ,イ / | { 从 | イ  {::しメ∧   l  Ⅵ   イ {::し刈 `ヽ'  ' }/ \  \  /´  ヽ __/ :i__,/|    産    |
 |    {三l三    :|  '  / /イ Ⅵ :.  Ⅵ:;;;  Vzり \  、 }  /  Vzり ´;;;;;;; }/  / ..  ∧   `ト、    >:<  ./:.: : /|          |
 |              |  /        | 从   | ク ̄ ̄     \ ∨/     ヘ ̄ ̄,  / . : : : : ∧、 ノ'/\   >:<  ./ : / :|          |
 |:   rl┐夂    :|         _∨∧ :./           ` \          \,:_ノ> 、≧ー―‐ ミr‐y^`ト _></ ∠ .-‐  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |:   l_!」 =|=     |   ,  <//////{/{{`∧           、              /  }}///////// :ヽ:)::::::( ̄ ̄ ̄: : : : :_: -/ /}: :}
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214 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
ありがとうござい……って、こっちもコラだよっ!?

215 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
よく見れば違うしー、それに、だって似合ってるんだから仕方ないじゃん。いつも以上にかっこいいし

216 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
いつも以上?

217 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
あわわ、し、知らないっ

218 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
プロ雀士カードでまたコラが生み出されるんだろうなぁ……

219 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:LeangleM1
プロ雀士カードと聞いて

220 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BooNDOOo
聞いて

221 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
公式で宮永プロに悪質なコラがされてる。バストサイズとか。フォトショで削るな

222 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
コラじゃないんだよなぁ……(絶望)

223 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
絶望が絶壁に見えた。訴訟





京太郎「……っと、これ、一定時間までしか使用できないのな」

京太郎「そのためには、薬(?)が必要で……」

玄「いくつか持ってきたけど……その、急いでたからこれ以上は持ってこれなかったんだ」

京太郎「ありがとうございます」

姫子「んー、そこに行ってみる?」

京太郎「行っときたいところっすね。倒す武器が手に入るってことは……アラフォーマーも多いってことなんで」

姫子「りょーかい」

京太郎「でも、他の人が気になりますし……」

姫子「うーん」


京太郎(これは、ハンターの数を減らせる冷却スプレーみたいなものだな。昔で言うところの)

京太郎(あれも、いろいろ条件がついてたし……薬ってのも、ボンベみたいなものか)

京太郎(倒される武器が置いてある――つまり、そういうつもりだったなら、ハンターはまだ居そうだ)

京太郎(この装備がどこまで置いてあるのか知らないけど……数によっては、もっと居そうだな、アラフォーマー)


京太郎「とりあえず――合流を前提にしましょう」

京太郎「このゲームのルールってのが、普段とは違いすぎるんで……無難な策を打っておくべきだ」

京太郎「多分、普段よりもゲーム性が高いから……動き回ることも、多そうですしね」

姫子「ん、りょーかい」

玄「うん! 私は、須賀プロに従うから!」

京太郎「……って」

京太郎「メールだ。脱落者の知らせか、それともミッションか……?」



230 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:HOKU10ki
ここでお知らせか

231 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:42noMount
うわー、どきどきするなー!

232 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChaliceH1
さーて、どうなるのかな?



照「……」

照「……淡、憩」

照「……」

照「……咲は、どうしたろう?」




264 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KAJYUYU3
バカな……幹部クラスが……こうもたやすく……?

265 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:PeachMMM
これ、麻雀じゃないっす。誤解っすよ

266 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:bomberMAN
須賀プロがいつも以上に張り切るから……>誤解

267 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MegeBara3
M.A.R.S.ランカーならリアルも強いという風潮

268 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
麻雀だけじゃなく使える感覚や技術もあるから、仕方ないな



エイスリン「逃ゲナキャ……」

エイスリン「……ウウ、憩、やえっ」

エイスリン「ワタシガ生キ残ッテ、ガンバッテ合流……ワカッタ」



269 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kituiA50
ざまー☆

270 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:sukoyA50
アラフィフを馬鹿にするからこうなるんだよ!

271 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:sukoyA50
って、アラフィフじゃないよアラフォーだよ!

272 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:catchamber
それ、自分で言ってて悲しくならないのかね?

273 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:sukoyA50
うるさいよ!そんなのわかってるんだよ!じゃあ娶ってよ!

274 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
お、おう……

275 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Guito893
捕まえたの、アラフォーでもなんでもないけどな

276 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
○スッガ
○愛宕ネキ
●パネキ
●あわあわ
○咲ちゃん
○てるてる
○SSSさん
●ナースさん
○姉帯さん
○エイちゃん
○ころたん
○舞姫の性的な方
○松実プロ
○松実プロの妹さん
○んぽさん
○かなちゃん

277 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
まとめ乙

278 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
>>○んぽさん
おいコラちょっとまて

279 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
エイちゃん「○んぽ元気出シテ! ○んぽスダンダップ!」

280 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
おい馬鹿やめろwww


281 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
>>●パネキ
スッガブチ切れ間違いなし

282 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
須賀プロ怒りの日本原産大雀蜂きちゃうー?

283 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
ちくわ大雀蜂

284 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
たーのーしーみー。んへへ

285 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
す、須賀プロの本気顔見れちゃうんだ……

286 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:42noMount
本気……本気……マジLOVE1000%?

287 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
あわわわわわわわわわ

288 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
ふきゅっ

289 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChachaNO
……こいつらチョウセンアサガオでも喰っとるの?

290 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NGLwaKiwi
イザナギダ……

291 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
しょ、しょーもな……



京太郎「……」

玄「……ど、どうしたの?」

京太郎「ああ……咲からです」

京太郎「咲は、天江プロと合流。エイスリンさんが、荒川プロ・小走プロと合流……」

玄「お、おねーちゃんは!?」

京太郎「……連絡はないです。ただ、ハンターにやられてはいないようですね」

玄「よかったぁ……」

京太郎「……」

姫子「きょーたろくん、きょーたろくん」

京太郎「はい?」

姫子「硬くするのはチン――」

京太郎「――――言わせねーよ!!」

玄「あう……」


京太郎「……何を言わせるんですかね、鶴田プロ」

姫子「ん? ほら、余計な緊張ばするのはやめて……リラックスしていった方がよかかと思っとって」

姫子「どげんこと思っとってん、うちらがやれることとやるべきことは少なかよ?」

姫子「ほーら、肩の力ば抜いて抜いて」

京太郎「……了解です」


玄(……これ、ゲームなんだけど)

玄(みんな、真剣なんだね……流石はプロ。負けるのが嫌なのかな?)

玄(……うん、そうだよね)

玄(やっぱり――負けたくないから、頑張るよっ)


京太郎「って、ハンターですね」

姫子「まるでアレみたいに黒光りしてー」

玄「うぅ……」

京太郎「……」

姫子「ん? どげんしょっとね?」

京太郎「鶴田プロ、お茶の間のことも考えてください。これは深夜ラジオじゃないんです」

姫子「ん、アレってのは台所に出るあのアレやけん」

姫子「にひひ、なんば想像しょっとーと?」

京太郎「……」

玄「……」


京太郎「……って!」

玄「それ、お茶の間はよくても台所がよくないよ!」

京太郎「お茶の間もよくないです!」

姫子「……バレた?」


姫子「そいで……どうすっと?」

京太郎「……薬のことを考えるなら、残り何体居るのかも判らないのに使うべきじゃない」

京太郎「使うにしても……さっきみたいに、まとめて倒せる状況の方がいい」

京太郎「だからここは――使わずに、やり過ごすのが懸命なんでしょうけど」

玄「けど?」

京太郎「残るみんなのためにも――ここで、倒したい。そう思います」

京太郎「正直、スポンサーと番組スタッフがどの程度仕掛けてるかわからないですんですけど」

姫子「りょーかい」

玄「うん!」


京太郎「で、鶴田プロは……何か武器を持ってますか?」

姫子「ん?」

姫子「何にも持ってなかかったけん、きょーたろくんと合流しとっとよ」

京太郎「そうですか……」

姫子「……」

玄「じゃあ、どうするの?」

京太郎「……」


京太郎「二人に、おとりになって貰っていいですか? ちょっと、注意を引いてくれればいいんですけど……」

京太郎「その間に俺が、奇襲を仕掛けます」

姫子「ん、判ったけん」

玄「おまかせあれ!」


 ――ハンターが、二人に気付いた。


ハンター「じょう、じ」

ハンター「じょ、じょう!」



310 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:RodRussia
他のプロだと網とかあったから……あれがあれば、もっと便利そうなんだけどな

311 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:mihoko913
あ、跳んだわね

312 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KO1SAIKYo9
この三次元的な動き……なんで麻雀プロやっとるんですかね

313 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SMSMHIMEko
須賀プロだから仕方なかよ

314 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Guito893
身体が軽くて、ある程度運動できてれば難しくもないだろ

315 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NOyoNOyo3
それを麻雀プロがやっちゃうから問題なのよー

316 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:mairuMMM
麻雀しとるから、まージャンプはうまかよ

317 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:YOU908HTT
ひぃ……

318 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ATGheroA
はは、なかなかおもろいなー



319 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MegeBara3
麻雀だけにマージャンプとかありえへんシャレですわ

320 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:bomberMAN
普通にないって、それは……

321 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:HOKU10ki
関西馬鹿にしとるん?

322 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:DragonEyE
ちょっと、フォローできひんわ

323 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NOyoNOyo3
ありえないのよー

324 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:k1nuEATG
あんたがホンマに関西人で身近にいたら縁切るわ

325 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SEraEgchi
そうか?俺は割りとおもろいとおもったけどなー

326 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ultraQhna
いや、普通にありえませんって

327 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ARKWbjDrK
(首)一本いっとくーぅ?

328 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ATGheroA
ん、あ、い、いやな?うちもツッコミ待ちやったんやで?ほら、流石にありえへんギャグやったからそれに乗っかろーと思って
せめてギャグっていうなら、「モスクワに行くとお腹がもーすくわ」ぐらい言ってくれんとな?

329 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:YOU908HTT


330 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:cyborg008ch
そのギャグでしかもモスクワって……二重の意味で寒いんですよー

331 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:RosenMaid
おい、うちの主人が冷えちまったんだけど



エイスリン「ハァ、ハァ、ハァ……」

照「……あ」

エイスリン「ア……」

照「確か……憩のチームの、外国人」

エイスリン「……」 バッ

照「……なるほど。『外人じゃなくてエイスリンって名前がある』……か」

照「どうしたの、こんなところで?」

エイスリン「……コレッ」 バッ

照「……」

照「『凄い早いのが居て、憩と小走プロが犠牲になった』……なるほど」

照「そっか。それで……二人に逃がしてもらったんだね」

エイスリン「……ウン」

照「判った。じゃあ、今度は私が守ってあげるから安心してほしいけど――――その前に」


照「これの使い方教えてくれる?」

エイスリン「……エ」

照「さっきから鳴ってるんだけど、どうしたらいいのか判らない」

エイスリン「……デンワ、ニガテ?」

照「……」

照「……だって、ボタンがどこにもない」

エイスリン「……」

エイスリン「……Smartphoneッテ、知ッテル?」

照「……」

照「知ってる。特定のコードを押すと、仮面ライダーに変身できる奴」

エイスリン「……」

照「……」


エイスリン「……デンワガハイッテル。アト、メールモ」

照「そう」

照「なんてあるの?」

エイスリン「……チョット待ッテ」 カキカキ

照「……」

照「……えっと」

照「『淡、憩、やえがリタイア』」

照「『ミッション:300体のアラフォーマーが現れようとしている。それを止めるためには……』か」

照「うん、判った」


照「……あ」

エイスリン「マタ、メールトデンワ」

エイスリン「ドウスル?」

照「電話の方で……」


京太郎『もしもし、照さんですか?』

照「うん、私。お菓子食べたい」

京太郎『……』

京太郎『……ご健勝そうで何よりっすね』

照「うん」

京太郎『で、本題に入っていいですか?』

照「うん」


京太郎『あの、300体のアラフォーマーには松実プロが向かってくれてるみたいです』

照「……わかった。私も行こうと思う」

照「須賀プロは?」

京太郎『俺も……合流したいんですけど、今、ちょっと厄介なことになってまして……』

照「厄介なこと?」

京太郎『明らかにデザインが違うアラフォーマーが二体居るんですけど……こいつら、動きがまるで別物で』

照「……」

京太郎『すでに、21位の池田華菜プロが犠牲になってしまいました』

照「……なるほど」

照「私の方は、ウィッシュアートプロと合流した」

エイスリン「ブジ!」

エイスリン「デモ、フタリガ……」


京太郎『そうですか……』

照「……だから、ウィッツ、ウィ、ウィ、ウィ」

京太郎『……』

照「……」

エイスリン「……」

照「エイスリンプロと合流してほしい。私は300体の方に向かう」

京太郎『……大丈夫ですか?』

照「私の強さを信じてほしい。人間は、アラフォーマーになんて負けない」

京太郎『了解です』




366 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Kananyanya
21位を強調する必要ねーし!わざわざ言う必要ないし!

367 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NOyoNOyo3
ある意味定番ネタなのよー

368 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Ka2dondon
まあなぁ……



京太郎「……って」

京太郎「やられてるじゃねーか!!!!」

玄「あはは」

姫子「怒鳴ってもしょうがなかとよー」


 メール着信、宮永照の捕獲を確認。

 思うに……まあ、多分、きっと、確実に糖分切れだ。

 多分妙に張り切りすぎたとか、そんなのが理由である。きっと、メイビー。

 それにしても、不可解以外の何者でもないが……。


姫子「……」


 それよりは、目の前のアレだ。

 力士みたいなアラフォーマー。通称力士フォーマー。

 あれはやばい。多分ヤバイ。確実にヤバイ。

 だって、21位の池田華菜が犠牲になってしまったのだからヤバイ。とにかくヤバイ。



はやり「じょうじ」

はやり『(ふふ……このスーツはちょっと特殊性で、なかなかやられないんだよね☆)』

はやり「じょうじ、じょう」

はやり『(須賀プロ見つけたら、捕まえるときにどこに触ってもいいって言われてるんだ☆)』

はやり「じょうじ、じょうじ」

はやり『(それにしても、このスーツ……どうしてボイスチェンジャーが、「じょう」しか言えなくなるのかな?)』


 スゴイヤバイ。そんな気配を感じる。

ちょっと中断します。駄目だ。頭が働かない
元ネタの逃走中に寄せるとシリアスになっちゃうし……それともギャグ全開で行くのかお悩み中


大体、30~1時間後に再開します


       ノ `     /:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...:.:.:.:..: ,{i _ ,l.;.,
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         .|  |:/:.:/:∧:.::::.:.:. Ⅳ::::::|':::::::::::::::::::::::::: -‐--- '´           '::::/i/                γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
             .|:/:.:/:/i:.:\:::.:.:.|:iム:::::::::::::::::::::::::/      、          イ:::/|                 |   そして、仇だよ…… 京ちゃん    |
             .|:.:./:/ .|:.:.:.:.\:.从_ムー---‐ ´                 .イ '!:/                   乂_______________ノ
             .|:/:./ .|:.:.:.:. 厂:´ト、. ヽ            _..     /:/ |′
             .|':./  |:.:.:.:∧:. /|:.:`¨¨へ          '´      ./ iル′              ∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ
             .|/'  |: / ∨: !、:.::/ |>o。_          /  .!-ー--  .._         .||   宮永 咲       日本    .||
           {.     |:./   ∨{. Y/ |:.:.:.:./i:.:¨7 T¨¨¨¨¨¨´    ^ー 、     ` ̄      ||  24歳 ♀     158cm ???   ||
                                                                ||  『M.A.R.S. ランキング』  5位  .||
                                                .             ||  M.O.手術  〝昆虫型"    ..||
                                                  .           ||   ━バクダンオオアリ━      .||
                                                           ヾ______________∥


この圧倒的ヒロインオーラ

ちょっと待っててなー。すぐ始めるゆえ


                 /:/:: : : : : : : : : :/: : : : : : : : /: : : : : : : :\: : : : :\
              / : /: : : : : : /: ://: : :/: : : : :./:| : : : : : : |: : :゚: : : : : : :.
                / : /: : : : : : /:.:/ / : :./: : : : :./:.:Ⅳ: : : :.:.:.|: : : :゚: : : : : :.:.
             ′/: : : : : //:_/__,/:_: :/: : : : :./: :.:| ゚: : : : :.:.|: : : : :゚: : : : : ::.
.             |: /.|: : : :.:/7´/ _」: : / : : : :.:/┼:┼ ゚: : : : :.l: : : : : :|: : : : : :|
.             |//:l: : : /| |:./   : :∧: : : : : ,」:.:.:|  ゚:.\:.リ: : : : : :|: : : : : :|
.             |/: :|: :./:.:| l/   l/ ‘: : : :.| 八: |  |: : /: :l: : : : :|: : : : : :|
          /: : :|::/: : | | ___--、  ‘: : :.|  ‘ |  |: /}: /: : : リリ: : : : :.:.|

         /: : : :从{: : ::|ァ´ ̄ ̄`ヾ   \{ __-‘__, |//:/: : : /::/ : : : ::| :|
        / : : : : : : : : : : |            ´ ̄ ̄`ヾ/ : : :/.:/ : : : : ::| :|
     __彡: : : : : : : : :/ : : : :| 〃〃   ′         ヘ、イ|: :/Χ : : : : : :| :|
    `ー------=彡ク: : : : : |/i   _      〃〃   |/´ ̄`∨: : : : :∨
           / : : : : :.く: :ノ   |   ̄`ヽ.   _        /: : : : :l: : \
          /: : : : : :/ / \:´:i}       /   ヽ: :` 、 __彡イ: : : : : :ト、: : :.\
         /_:_:_:_::彡   //l: :く: :/   `ー‐    i´ヽゞ : : :i}≦:|: : :.从 : : : 八  --- `
               l/ : : : :./`へ. _  _ハイ: :_ハ ヘ_ ノ:_:/|: : /  \: : : :\
                    八: :./  |´゙∧Τ .`´ .`´   {_ノ∧ l/     ` : : : \
    ´ ̄ ̄`          ノ ∨ j/ /´ |   __ -‐    \          ̄ ̄
 〃   ッ_    、     /,i  (乂 : 人:| | 斗─ ミ (三)   ///////≧=-  ___,            γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
 |!   '見′   V //////,\    `__/____  \    ////////////////             |   おっまたせ~ぇ       |
 |! . ,ト五      i|/////// `/ニ{{       \_ ヽ彡 ///////////////////             乂___________ノ
 |!   ! ロ    ⅱ////////ニニ从___     〃}、》\///////////////////
 |i    ゝ、    7//////ニ_/ ̄ ̄{%7 ̄ ー ミ%  \ \、////////////////      ∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ
 |!  ´_厶_     ii'//////ニ/ニ\__Ⅶ    〃 \  ヽ } 〉//////////////      .||   荒川 憩       日本    .||
 |!   ゝ、    i|<// ムイ゙ニニ/    \ %/    )   }//ニニ=‐   冖ミ /   .     ||  25歳 ♀     154cm ???   ||
 |!  ´_厶_   i|_ \/ /ニ/⌒ ー─ 彡'Yi!     {   / {          \//     ||  『M.A.R.S. ランキング』  3位  .||
八、        リニニ`X.厶イ     ̄ ̄  ||!          ',   ____      v      .  ||  M.O.手術  〝甲殻型"    ..||
ニニ\、 ? /ィ´/        厂\  {ハ            ', ∧ニニニ=─‐‐‐‐      ..|| ━タスマニアン・キング・クラブ━ ||
ニニニ≧= 彡{{′{   / ̄ x‐‐彡ニ{ r〉  ∨〉        ∨ニ}ニニニニニニニ      ヾ______________∥


本当はプロ麻雀チップスで使いたかったんだけど、そのときにAAが使えるか判らないので
じゃあ、始めようかー


京太郎「……で、あれどうします?」

姫子「全力でスルー」

玄「ええっ!?」

京太郎「俺もそれに同意したいところっすね。正直、アレの相手はしたくないです」

京太郎「それに……」


晴絵「じょうじ」

晴絵『(なんで私、こんなことしてるんだろう……)』

晴絵「じょう、じ」

晴絵『(凄く帰りたいんだけど……言い出せそうにないしなぁ……)』

晴絵「じ、じょう」

晴絵『(あーあ、せめて京太郎と玄と宥に見つからなきゃいいんだけどさ……)』


京太郎「なんか、もう一体よくわからないのが居ますからね」

玄「うん……」

京太郎「……薬が限られてるし、さっきの池田プロを見るに相当アイツは硬い」

京太郎「あの、力士みたいな方ですね」

玄「どういうこと?」

京太郎「これ、かなりゲーム性に富んでるから……多分、HPか防御力が高いんですよ。アレ」

京太郎「防御力かな? 見るからにごつくて、もう、ゴツイって風にしか形容できないですから」

京太郎「あとは……速度も、かなり」

姫子「……あれは、早かよ」

京太郎「運動が得意かどうか……って言われると、動きは素人そのものですけど……」

京太郎「スーツにフィジカルブーストがついてるのか、それとも凄まじい執念なのか……」

京太郎「とにかく、アレと追いかけっこはしたくないですね。絶対に」


405 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
そりゃ、捕まったら貞操の危機だもんな

406 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NIKEnazca
ぞっとしないな……

407 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
す、須賀プロの……て、貞操……ふきゅっ

408 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
むっ、絶対渡さないからっ

409 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
そうだよね。許せないよね

410 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
いや、渡さないて……



京太郎「とにかく、別ルートを探すか……それとも……」

姫子「誰かと合流した方がってことと?」

京太郎「はい」

玄「でも、今、おねーちゃんが……!」

京太郎「……」

京太郎「愛宕プロが一緒って連絡があったから……それこそ、信じるしかないですね」

京太郎「できる限り、素早く突破したいところだけど……」


姫子(……)

姫子(……堅か相手やと、うちの武器が通るかも判らん)

姫子(使えそうなら――と思ったけど、まだまだきょーたろくんと一緒に居た方がよかとね)


京太郎「……駄目だな」

京太郎「せめて……強力な武器を手に入れたって言ってた咲と合流したいけど……」

京太郎「……」

玄「……おねーちゃん」

京太郎「……ッ」

京太郎「すみません……なんとか、なんとかしたいんだけどさ……!」

玄「……ううん。私の方こそ、ごめん」


京太郎(……見事に、分断された形になる。相手の戦力が碌に判らないのに)

京太郎(この、アラフォーマーの配置は……自然を装ってるけど、着実にこちらを殺ぎに来ている)

京太郎(……いやらしい策だ。番組側も、本気ってことかよ)





久「じょうじ、ぎぎぎぎぎぎぎ」

久『(なーんて、今頃考えてたりしてー。だったら楽しいわねー)』

久「じょうじぃぃぃぃ、ぎぎぎぎ、じょうじ、じょうじ」

久『(いやー、かなりやりがいあるわね。この仕事は!)』




423 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChaliceH1
うわぁ

425 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NIKEnazca
うわぁ

426 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ATGheroA
うわぁ

427 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BooNDOOo
うわぁ

428 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TAKEMEEE
うわぁ

429 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
うわぁ

430 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:noWYNWDNO
ファッキュー

431 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:mihoko913
あら



 ――一方、宮永咲プロは。


咲「……ごめんね、京ちゃん」

咲「私、合流できそうにないや……」

咲「せめて京ちゃんは……逃げ切って、くれないかな……」

衣「……ぐぐぐ、こんな卑怯な奴らにっ」

衣「悔しい……衣は、悔しい……」


 ――そこには、謎の影が。


?「ふっふっふっ、まーさーかー、この私が本当は生きてるなんてだーれも思わないよねっ」

?「お菓子おいしい」

?「あ、おいしそう! 私にもちょーだい!」

?「……。……。…………。………………」

?「うん。喜んでどうぞ」

?「ありがとう、テルー!」



440 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
謎の影……一体、何星淡なんだ……?

441 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
謎の影……一体、何永照なんだ……?

442 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
こいつら……一体、誰だ……?

443 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
おい、どうしてこの二人を組ませた

444 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:RodRussia
頭痛い……



照「ちょ、淡、名前を呼んだら……」

淡「しまった! 折角、番組側が盛り上げるために用意した企画が無駄になっちゃう!」

照「……」

淡「……」

照「まあ、いいか」

淡「うんうん。仕方ない仕方ない」

照「それにしてもまさか……」

淡「うん。てっきり配置されてるのは武器だけー、だんて思ったけど、まさか死亡偽装とかあるなんてねー」

照「製作側は絶対に意地が悪い。間違いない」

淡「しかもこのインナーって、武器使ったらこっちからも攻撃できるんだもんねー」

照「製作側は絶対に意地が悪い。間違いない」

淡「本当は逃げ切るゲームなのに……一体、なんでこうなっちゃったんだろうねー」

照「製作側は絶対に意地が悪い。間違いない」

淡「……」

照「……」

淡「無理して喋らないでもいいよ? お菓子食べててさ」

照「そうする」




450 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SHeepD4C
○スッガ
○愛宕ネキ
●パネキ(小走やえ)
○あわあわ
●咲ちゃん
○てるてる
○SSSさん
●ナースさん
○姉帯さん
○エイちゃん
●ころたん
○舞姫の性的な方
○松実プロ
○松実プロの妹さん
○んぽさん
●かなちゃん

ここまでのまとめ

451 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Daruidaly
どうなるんだろ……ダル

452 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MOKOTANN
須賀プロががんばってくれればそれでいい

453 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:42noMount
応援してる!



京太郎「……おいおい、咲がやられたって」

玄「えっ」

姫子「そんな……あの、宮永咲が……」

玄「うう……」

京太郎「……ま、仕方ないよな。だって方向音痴だしさ」

姫子「仕方なかと。麻雀とリアルが比例するなんて限らなかばってん」

玄「えっ」


京太郎「……ってなると、ますます」

姫子「あの、アラフォーマー300体がやばか感じになっとるねー」

玄「……うぅ」

京太郎「別ルートでいければいいのに……完全に、この場所に囲い込まれてますからね」

京太郎「せめて……何か、変化があったのなら――」


 ――そう考えた、瞬間だった。

 ――その瞬間、そいつは襲い掛かってきたのだ。

 ――完全なる奇襲。完全なる襲撃であった。


姫子「へっ」

玄「えっ」

京太郎「仕掛けるなら――このタイミングだと、思ってたぜ」


 ――この場に、須賀京太郎が居ないならの話だが。


?「じょう、じ」

?『(今の一撃で決めたかったのに――あいかわらず、厄介な奴っす!)』



京太郎(……念のために、探索かけといてよかったぜ)

京太郎(流石は透華さんと言おうか……完全に、麻雀プロの関係者で固めてきてる)

京太郎(となったら、絶対に……出てくるに決まってるもんな)


桃子「じょう、じ」

桃子『(人間離れしすぎっすよ……須賀っちさん。流石の私のステルスも、音関係はつらいっす)』


京太郎(躱せたし、これからも避けるだけなら問題ない――)

京太郎(問題ないけど……!)


はやり「じょうじ」

はやり『(須賀プロみーっけ☆)』


晴絵「じ」

晴絵『(今のって…………。うわぁ、一番見られたくない二人だぞ、これ)』


京太郎「……ッ!」

京太郎「三対一は……流石に……!」

京太郎「鶴田プロ! 松実さん! 逃げますしょう!」

玄「あの……」

京太郎「なんですか!?」

玄「鶴田さん……もう、逃げちゃってる……」

京太郎「はぁぁぁぁああああ!?」


姫子(もーちょっと付き合ってもよかったけど、流石にこの数は辛かって……)

姫子(二人が犠牲になるのは辛かばってん、その犠牲は無駄にはしない!)

姫子(というわけで、そいつらの相手ば頼んだけんねー!)




はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆)』

はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆)』

はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆)』


 



晴絵「じ」

晴絵『(はぁ……仕事だし、やるかぁ……)』

桃子「じょうじょ」

桃子『(この間は二人は絶妙の光と影だったっすけど……今日は、敵味方っすよ!)』


京太郎「うわぁもう、このあと酷いことされる未来しか見えないんだけど……」

玄「エロ同人みたいに?」

京太郎「どこでそんな言葉覚えた!?」

玄「さっき、鶴田さんが……」

京太郎「最低の置き土産残して逃げやがったなあの人!」

玄「ご、ごめん……」

京太郎「そんなことはいいっす! 今は、ここを切り抜けることが何よりも――」


はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆)』

はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆)』

はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆)』

はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆)』


京太郎「切り抜けないと、マジヤバイぞ……これッ!」

玄「うぅぅ……」


晴絵「じ……」

晴絵『(ちょっとこの力士怖いんだけど……)』

はやり「じょう」

はやり『(力士だなんて……はやり、怒っちゃうぞ☆)』

晴絵「じょ」

晴絵『(うわっ、い、痛い人の声が直接脳内に!?)』

桃子「じょう」

桃子『(大丈夫っす。これ、通信機能つきなんで……それですよ)』

晴絵「じ」

晴絵『(あ、なんだ。痛い人の電波受信したわけじゃないんだ)』

桃子「じじょうじ」

桃子『(大丈夫っす! 痛い人の電波受信した訳じゃないんで!)』

はやり「じょうッ」

はやり『(なんかはやりの扱いひどくない!?)』


京太郎「クッ、どうする――――!?」

玄「わ、私のことはいいから……逃げて!」

京太郎「そんなこと、できるわけがないでしょう!?」

京太郎「二人で――――絶対に、二人でここを切り抜けるんですよ!」

玄「で、でも……!」


はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆)』

はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆)』

はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆)』

はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆情事☆)』


京太郎「……ッ」

京太郎「すっげえ、プレッシャーだ……!」

玄「重そうだよ……あれ」

京太郎「そのデカさは伊達じゃない……って感じっすね」


はやり「じょう!?」

はやり『(はやり重くないよっ☆)』

晴絵「じょう……」

晴絵『(い、いや……ほら! 着ぐるみのせいですって! 着ぐるみ!)』

はやり「じょ……じょ?」

はやり『(本当!? はやり、重くない……?)』

桃子「じょう」

桃子『(そうっすよ! その、いい年こいて一人称自分のキャラ作りとか、そろそろ体重計とかどうにもならないんだろうって年齢とか)』

桃子「じょうじ」

桃子『(あとが無さそうだから、喰われたらもうどうにもならないぐらいに付き纏われそうとか……そういうことじゃなくて、着ぐるみのことっす!)』

晴絵「じょ、じょう!?」

晴絵『(お、おい! いくら本当のことだからってそんなこと言ったら……若さを妬まれて何をされるかわからないのか!?)』


はやり「……じょ」

はやり『(……流石の私でも凹むわ、そんなん)』

晴絵「……じょう」

晴絵『(す、すみません)』

桃子「……じじょうじょ」

桃子『(……申し訳ないっす)』



はやり「じょう」

はやり『(ま、まあいいや……ここははやりも気を取り直して、思う存分――)』

桃子「じょう」

桃子『(思う存分、何する気っすか?)』

はやり「じょじょ……」

はやり『(えっと……)』

はやり「じょうじじじょ?」

はやり『(手を……握ったり……?)』

桃子「じょうじ、じじじ」

桃子『(変なところでカマトトぶんなっす! さっきの自分の発言、よーく考えてみたほうがいいっすよ!?)』

晴絵「じょうじぃ、じぎぎ」

晴絵『(やめとけって……こういう人なんだから……)』


京太郎「……内輪もめ、してるのか?」

玄「もしかして……こっちのことを、怖がってたり……するのかな……?」

京太郎「……さぁ」

京太郎「まあ、今がチャンス――」


はやり「――じょうッ!」

はやり『(――そうだよね、これがチャンスだよね!)』


玄「ひっ」

京太郎「……ッ」

はやり「じょうじじょうじじょうじ、じょうッ!」

はやり『(そうそう、折角の若いエキスを吸い取れる機会なんだからここを逃すわけには行かない☆)』

はやり「じょうじッ! じょう!」

はやり『(だから……絶対に絶対に、逃がさないよ!☆)』


京太郎(――ッ、クソ、こいつ速い……!)

京太郎(ここで、迎え撃つしか……!)


?「――ニゲテ!」




562 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SAeKOshi
この声は――

563 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TOMOkiii
ほい、きた(画像URL)

                     _..  -‐……‐-  .._
                  ´             `丶、
                /                 、   \\
                            \  `、 ヽ
               /,     i    i、       `、  `、
           //   i  |    「\ \       ゙,   ゙, ;:.
.           .:'/ ,   i   |j     `、-‐…...イiミ.゙.   Wハ
        / ,′,′ i _  圦    、 ゙;:、 (.:_:ノ ハ    【_Vハ
.           ´ ;    ヽ``:、 \   \ }iハハi;j止_ハ;   Г)、}
       /   :;  ; i  ij jハ:ノノi  `  ‐-- ,㌢゙⌒¨ ,′  Г  \
     {{   ; iiⅱ jⅣ  `i:l __    ″  <:i /   ;     \
.     \   !iⅱi{ {い.:\  ,㌢⌒         ソ    ,゙    ;:.. `、
         ‘リ从W辷} }::} #  i:l         /     /     ;゙;::. ゙,
              》'´ ノ人__   〃    _,ノ  i     / ,!  }ii ; }}  }
              ,´ ,   厂}込、イ i:、    .:i  .::/ ,;゙| ,ハj   /
             ,゙ /   .::/. :√ ` ._;ァ=‐‐ ´! : ;゙_jWル1 },゙ /
         /  ; .゙i; .:::/{ : :{い ''7「    Vv  ,:.  :{ }トミ」|__/イ}             ∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ
        {ノ ;; ii ;:::;゙{_V゛   ;; |     Vv/^゙:、 ゙、]     ̄ミメ、            .||   エイスリン・ウィッシュアート      ニュージーランド  ||
         i ‘i八{::i{'ヤ ;、  ii |     ,氷   \`      ハ        .     ||    26歳 ♀            145cm ???  ||
         U ! \〈   ゙,  ⅱ|   /⌒^\  `  ‐- }   ハ            ||       『M.A.R.S. ランキング』  10位       ||
          __     /` ‐- }i 从|__/_____\/    ノ/  ,ハ    xzx_     ||      M.O.手術  〝植物型"         ||
       i毯i二二二二二二二二二|亠亠亠亠亠亠|二二二二二二二二二爬i     .||       ━ チョウセンアサガオ ━      . ||
       |[|「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]           「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||]|     ヾ___________________∥
       | || | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ===========  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |

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     , '´_.. ..__,ノ          ユメ                   <´_..   .._\
.    / '´ _..  ``>        幻覚は夜に見ろ            <_..   .._ `、
.   {  '´     .._>                               ど    __   }
.    !   ´  __,ノ                                 と___    }
       イ]「「|                                   |`Tハ  /
.      \__| || |                                   | || l/


564 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:shrutupyou
だから、何でコラなの!?

565 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Daruidaly
ダルイなぁ……

566 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ShingekiBIG
ちょーかっこいいよー

567 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NGLwaKiwi
――イザナギダ!

568 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NGLwaKiwi
――JUST 1 MINUTE 悪夢ハ見レタカヨ

569 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MOKOTANN
う、ふ、封印されし私の右目が……

570 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
――夢を盗む天使、降臨

571 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NIKEnazca
まあ、一応アリといえばありかも……

572 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ARKWbjDrK
なあ、エイちゃん……どんな幻覚を見てると思う?


 

というわけでここまで
はやりん(36)はどうしてこうなっちゃったんだろうね……




                  7 ..7  ./    ∥イ  ,ハ    ,i i i {    .,X:::::ハ,   ヘヘ  ハ  .::_!
.                  7 .|:  仆÷┤什トL ,7;:::ヘ    'i i;i;;{ : / .ヘ, }    ヘヘ ,};;ヘ,  !          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                  .{ .i   { {   川 ハ ;ヘ、 ヘ   'i i iY,     j }-‐ニ'二冂ニ;;、_i          |   そーそー その目……  その目だよ    |
                  {  {   .{ {   川{ :{,. {  `゛〟   i;i i| ,, ‐'_仁 }─二ニゞ;;}ゝ、}};  i         \__________________/
                 .{  :{   ハ;  {川-‐ヘ::{‐ 、、, ヘ\  ゛、ヘ"〃フ¨V//´ .,、 `V `ゝ}   i 
                  .{.  {   i .{  :.{Ⅵィ ´ ̄_≒ョヽヘ     ii;i.  "´ / {;{.  { }  .j¶ 从.  从  
                 {;  :{  .{ {   ,iii/ / ./´ ,、`ヽ,ゝ`,\  .ヾ      ヽ  `′ ノ ' ハ   {      ハ     γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
    γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄γ   {;   {::{  .{;;`i   V.ヾ {  { }  }     \  ヾ    ``‐-‐_ニ〃,;7;;l._イ  i    ノjliii、    |   やっぱ あんたって――――サイコーにイケてんじゃん!     |
    l   あはっ    l   ノ   { .{ .  {;;ト,  `{.ヽ.ヽ `′ノ      ヽ、;`ヽ     _,.'' ̄´,:;lili;/;;イ   i    il{:illilililii;,、   乂___________________________ノ
    ヽ、_____,/  /    {;: {   ヽ{iヽ, :ヘ _ ` ‐‐´       ヽi`ヽ`ヽ,イ_:iii._.;iliiliilili//:};|   }    il{:illlllllii;iiili:}
                / ;jil. ト, ト,  `、↑ヾ ヘiii`'´´;ji>   、              `,//;;7;|   i}   il{:illllllllllilllili
               丿 jlliiiil,ノイ{;;;{  .`i、ii;;{ヽ`-=-´.      `             //;;7;;;!  i }    il{:illililllillilii
              / l{:iili/ /;}iヘ;ヘ、,   ヘ;゛;;ヘ``;                    ,// /;;彳 li{il} i   `i{:ililliliil´
            /   ゙ィ´ ノ ;};;ハ;ヘヽ   ヽ゛;;ハ          _ -ー=ア      ;/'  /;∥i ,jl{:iilli}il   ヘi{:ilililli| 
.           / .;ィ´  /  イ∥ ヾ`ヾ   "ヾ、ヽ         r´--‐ ´      ;/´  /;∥;:;||{:iliilllill|   リ\i{ili}   ∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ
.         //イ  ./  /∥  ∧v∧  ; ヾ、;;`、                 :'  :/イ∥ i|{:ilillllllllil|    i  Y\  .||   大星 淡       日本    .||
        /〃 /_/ ,/ '∥  ./∥》!: ヽ   ヽヽ;;`;ヾ、,              / .7;;/;.:;;:.;;!i|{:illlllllili:}l   ii  \   ||  24歳 ♀     160cm ???   ||
     _ .//∥ ,7二ィ  _, ィ〃  /∥/iiii〉、:;∧.  ヘヘ!!.:.:.::.:}`ヽ.、       ; イ´  /;;/;;:;;:;ィ ! il{:illllllii:}li  イ    i  ||  『M.A.R.S. ランキング』  44位 ...||
  , ーニ-‐7/∥   {   , イ;;〃/  /∥ィ;/}`ヽ} 〉N;;;;;∨  ノ  7ハ !`ヽ ‐-;; ':    /;/ x'-‐; i .i{:ill:l   i  '     j  ||  M.O.手術  〝軟体動物型" . ||
//´   {;ハ∥   {. ,ィ;;;〃;ノ;;ii//ィィ ノilii∥`∨/ 入ヾ;\   ∥} ル´〉       /;ノ  ィ; 〉´;; i  { ノ          ||       ━ 豹紋蛸 ━        ||
                                                                       ヾ______________∥

二週続けて鎧武見逃すという死にたさMAX
誰か元になるガイトさんのAA作ってください。死にたさをAAにぶつけるんで

ちょっと時間置いてから少しだけ初めて夜には向こういきますゆえー

録画機材を持ってないしパソコンも持ってないんですよね、これが
プレイヤーはあってもレコーダーがないのですよハイ。もうどうしたらいいんだろうか

そんじゃあボチボチ始めるでー


エイスリン「静カニ……コッチ」

エイスリン「アバレンナヨ、アバレンナ」

京太郎「だからどこでそんな言葉教わるんだよ!?」


 この世界が信じられなくなりそうだった。

 天使の二つ名を持つエイスリン・ウィッシュアートであったが、堕天してしまったらしい。いや、腐天と言おうか。

 そういうのはネットでコリゴリだ。お腹いっぱいだ。


エイスリン「スガプロノナカ、イッパイ?」

京太郎「なんでそうなるんだ!?」

エイスリン「……ンート、スガプロノナカアッタカイナリ?」

京太郎「やめてくださいよ、いや、マジに!」


 幻覚(ユメ)でも見ているんだろうか。そういいたい。

 白人は外見がどうこう言われるが、須賀京太郎より年上のこの女性は、いまだ天使のような外見をしてらっしゃる。

 ……が、そんな夢は奪われた。

 人の夢と書いて儚いと読むと誰かが言った。友達が少ないのは関係ない。ありゃ登場人物全員に歯があるけど、はがないだ。


 話が逸れた――が、まあいい。

 ああ、なるほど。だから夢を盗む天使なのか。京太郎はひとつ賢くなった。


玄「えっと……なんの話をしてるの……?」

京太郎「松実さんはそのまま、綺麗なままで居てください」

玄「う、うん……」

エイスリン「実ハワタシニモ、サッパリ! サッパリ妖精!」

京太郎「なら、何で使ってるんですかね……あと、グルグル懐かしいなオイ」 




 なんて雑談はともかくとして。

 アラフォーマーたちの様子がおかしい。なんだかおかしい。


エイスリン「コレ!」 サッ

京太郎「えーっと……」

玄「ふーむ、なるほどなるほど」

京太郎「……理解してます?」

玄「……サッパリ妖精って懐かしいね」

京太郎「……」


 どうやら、あのアラフォーマーのスーツというのは最新のHUDを使用しており、その着ぐるみ越しでも平常と同じようにものを見れるらしい。

 で、エイスリン・ウィッシュアートが手に入れた道具というのは、そのHUDに干渉して“ありもしない画像”を見せるそうだ。

 ますます技術のムダ使い感が半端ない。流石龍門渕透華だ。

 というか、それがすべてのスーツに装備されていたらどれぐらいアクターが楽になるだろう。

 蛍光発色する、ライト搭載の仮面をつけたときとか、視界が皆無の機構であるため本当に何も見えなかった。エコーロケーションがあるから、そこまで困りはしなかったが。


京太郎「……で、その他に効果は?」

エイスリン「ホウットクト、アラフォーマーハ中毒死!」

京太郎「恐ろしいっすね、それ」


 なら、あの凄まじいガタイの奴ともやりあわなくていいらしい。

 見ればどうやら、混乱している。今度は大混乱の出番らしい。ここには大根はないが。



はやり「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」

はやり『(逃がさないぞー☆ どんなに抵抗しても、はやりには効かないんだからね!)』

晴絵「じょ、じょうじょうじょうじょ!?」

晴絵『(ちょ、やめろ京太郎……! アレは結局ドッキリでなんともなかったはずだろ!?)』

桃子「じょ、じょうじょうじょ!」

桃子『(せ、先輩がいっぱいっす……って、須賀っち! 邪魔っすよ!)』


 ……。

 ……二体からぼこられる赤土晴絵の命運を祈ろう。




667 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
ハルちゃんが死んだ!

668 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MOKOTANN
このひとでなし!

669 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:semaitoko
人でなしすぎるわね。信じられないわ……

670 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KUGYUUUU
40歳近いババアなのに無理するからこうなるんだ

671 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:LegenDA30
確かにそうかもしれないけど、赤土プロと瑞原プロを同列に語るのってどうなのさ

672 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kituiA50
だからやめないかな、そういうの



姫子「にっひっひ、これで無事に逃げ切ってあとは賞金ば手に入れたらうちのもんやね」

姫子「はぁ、買いたかもんいっぱいあるし……ここはなんとしても、最後まで逃げき――」


 ――シュバ、と音が聞こえると同時に。


姫子「へ?」

姫子「リ、リタイヤって……」


智葉「じょうじ」

智葉『(一人っきりで行動している奴に、碌な奴は居ないから……ここで先にやらせてもらった)』

智葉「じょうじ」

智葉『(憩とやえの奴はすでに倒したが……宮永照と大星淡は誰が倒したんだ? 清水谷か、それとも竹井アナ……は考えにくい)』

智葉「じょう」

智葉『(愛宕洋榎はさっきやったから――あとは京太郎、弘世、姉帯豊音ぐらいだな。手ごわそうなのは)』


姫子「……」

智葉「じょ」

智葉『(どうした? ショックなのはわかるが――ほら、ルールはルールだ。早く牢獄のほうへ)』

姫子「……こ、こげんは酷か! 酷かよ!」

智葉「じょ、じょうじ」

智葉『(おいおい、確かに武器を使うまでもなく終わったのは無念だろうけど……ルールはルールなんだから)』

姫子「タイキックは!? 棒は!? 平手は!?」

姫子「アウトになったら、そーいうことがあるんじゃなかとね!?」


智葉「……」

智葉『(……)』

智葉「じょう、じ」

智葉『(アウトなのはお前の頭の方だ)』




683 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:RosenMaid
それ、番組違うだろ

684 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:g.kasumi3
そっちは見てないのよね。年末は紅白見てるから……

685 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:cyborg008ch
紅白とかババアが見るもんですよー。うちでもそーいうババアがチャンネルを譲ってくれないから困り者なんですよー

686 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:g.kasumi3
ば、ババアじゃないもん!まだ二十代だもん!

687 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:sukoyA50
そう言っていられるのも今のうちだから

688 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kituiA50
そうそう。気付いたら結婚しないで30歳超えてるから

689 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NIKEnazca
人の旬は過ぎやすい……まさしく真理だな

690 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:g.kasumi3
そ、そんなことないわよ!だって私と結婚しようって言ってくれた人居たんだから!

691 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:cyborg008ch
からかわれてるだけですよー

692 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:sukoyA50
認めなよ。そんな王子様、居ないんだって

693 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kituiA50
いつまでもお姫様でいられないんだよ。身体のラインとか体重とかね

694 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:g.kasumi3
た、確かに身体はその……すこし人に比べてアレで服に困るかもしれないけど……こういう風なのが好きな人だってちゃんと居るはずよ!

695 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:cyborg008ch
体形気にしてる風にしてて、実は胸を気にしてて、その実自慢ですかー。乳牛滅びやがれですー

696 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:96chaDoRA
確かめるから画像を……

697 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:g.kasumi3
さすがに……う、牛みたいじゃないから!

698 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:cyborg008ch
流石にってなんですか?どーゆー意味ですか?自虐風自慢ですかー?死にやがれですー!
このホルスタイン!乳牛!搾乳仕様!ミルクタンク!男のオカズ!乳枕!スケベな身体!

699 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:96chaDoRA
あの、画像を……

700 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:g.kasumi3
ううっ、ぜ、絶対に許さないから!覚えてなさい!わたいsの知り合いにはスパーッハカーがいるんだから!

701 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:cyborg008ch
乳豚らしく醜い負け惜しみです。正義は勝つって奴ですよ!

702 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KUGYUUUU
巨乳殺すべし。慈悲はない

703 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NIKEnazca

大正義貧乳。ただしロリの巨乳は可

704 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:96chaDoRA
画像……

705 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:WOLFanSPC
大きくても困ることのほうが多いというのに……

706 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
その言葉宣戦布告と見做す。当方に迎撃の容易あり


 




照「……淡」

淡「判ってる、こいつ……ヤバイって」

照「薬は?」

淡「使ってる! あんまり使いたくなかったけど!」


竜華「……じょう」

竜華『(どうせなら、参加したかったんやけど……こういう形もええやろ)』

竜華「じょうじ」

竜華『(それにしても……あれ、明らかにカメラマンと音声さんおるから逆に大変やと思っとったけど……)』

竜華「じょう」

竜華『(カメラマンと音声なしでできるように無人操作機配備したって……りゅーもんさんとこの技術ってすごいんやなぁ)』

竜華「じ」

竜華『(麻雀やないけど、この二人相手なら……容赦なしで行こうか)』


 ――と、そこに割り入る一つの影が。


豊音「そこの目デカオバケ! やらせないんだよー!」

淡「あいつ……!」

照「……!」

竜華「じょうじ」

竜華『(あちゃあ……援軍来とるやん……)』

竜華「じょうじ」

竜華『(まあ、何人いても……ゾーンにさえ入れれば問題ないけど)』

竜華「じょう」

竜華『(問題は……麻雀みたいに、この状況でそれができるかって話やけど……)』


豊音「うう、やっと人とめぐり合えたよー」

豊音「って、二人とも死んだはずじゃ!?」

照「……」

淡「あー」

照「生き返った」

豊音「ええっ!?」

淡「そういう誤報を起こす道具があったってことですよ」

豊音「ええっ!?」


豊音「な、なんだかよくわからないけど……二人はやらせないからね!」

淡「テルー、これなら……!」

照「……」


竜華「じょう」

竜華『(ふー、えっと……こうして深呼吸をして――――)』

竜華「――――」

竜華『(――――)』

竜華「じ……!」

竜華『(それじゃあ――行くで)』



734 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KO1SAIKYo9
すんなりゾーンに入れてるな

735 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ultraQhna
まー、宮永プロも大星プロも姉帯プロも、ただの運動ならともかく……こーいう勝負事やと強敵ですからね

736 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SEraEgchi
ゾーンって……あのけったいなモードかぁ

737 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:HOKU10ki
日常生活でまで使えるなんてズルいなぁ……まあ、あのおっぱいと太もものせいでスポーツでは活かせへんけど

738 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:96chaDoRA
おもち!?



京太郎「松実さん、エイスリンさん……大丈夫ですか?」

玄「う、うん……!」

エイスリン「カガクノハッテンニギセイハツキモノダ!」

京太郎「……か、科学? 犠牲?」

京太郎「大丈夫ってことだと考えますんで――まあ、いいですけど」

京太郎「……それにしても」

京太郎「メールをしても、誰からも返信が来ないって……これ、相当不味い状況ですよね」

玄「……おねーちゃん」

エイスリン「……」


エイスリン「……!」

エイスリン「……」 カキカキ

エイスリン「……マツミサン!」

玄「へっ?」

玄「この絵……おねーちゃんの絵?」

玄「うん、似てるねよ。これ……おねーちゃんにそっくり」

玄「でも、どうして?」

エイスリン「クロガシンジテレバ、オネーサン、絵ミタイニブジ!」

玄「エイスリンさん……」



京太郎(……エイスリンさん)

京太郎(いい人だな……ときどき、ゲームなのかアニメなのか何なのかよく判らないこと言うけど……)

京太郎(外見と、あと片言のせいでどうにも幼く考えがちだけど……俺より、二つも年上だもんなぁ)

京太郎(流石、年上ってところだ。尊敬する)


 ちらりと眺めると、サムズアップをするエイスリン・ウィッシュアート。

 こちらも、サムズアップで返す。

 その装備といい、どうやら本当に頼りになりそうな仲間だ――、と。


淡「もう、なんなの、アイツ!」

照「……至近距離だと、分が悪すぎる」


 ――そこに現れたのは。


京太郎「お前らは……し、死んだはずの……!」

京太郎「宮永照ッ! 大星淡ッ!」

照「チッ、チッ、チッ」

淡「YES,I AM!」

照「……淡」

淡「なにかな、テルー!」

照「ここは、“I AM”ではなく“WE ARE”って言うべきだよ。私もいるんだから」

淡「そうだった!」


 なんて、暢気に話す馬鹿二人。

 死んだと思ってたのが生きてたなんて――まあ、一体何があったのか。

 ともあれ、今は二人が無事でいてくれたのは嬉しい限りだ。なんたって、戦力が――。


竜華「じょうじ」

竜華『(逃がして正解やったな。他のところに逃げてくれれば、一網打尽って具合になるし)』


 やっぱ嬉しくない。

 余計なものを連れてきやがった。これだからぽんこつは……。


 ――さらには。


はやり「じょうじじょうじじょうじ! じょうじぃぃい!」

はやり『(見つけたよ、京太郎君! もう逃がさないから☆)』

桃子「……じょう」

桃子『(さっきはよくもやってくれたっすね……こっからは、第二クォーターっすよ!)』


 ――前門の虎、後門の送り狼。

 ――のみならず。


智葉「じょうじ」

智葉『(ほう、ちょうどいい数が揃っているみたいだな)』


 ――更なる、襲撃者が。


京太郎「……」

玄「ど、どーしよう……」

エイスリン「ギセイニナッタノダ……」

淡「悪いけどさ、もう私たち武器ないんだよね」

照「あそこの、目が変なアラフォーマーに奪われた。速かった」


 静かに目を閉じる。

 向こうにいるのは――力士型アラフォーマー、ステルス仕様アラフォーマー、(エイスリンから事情を聞いた)加速型アラフォーマー、そして複眼アラフォーマー。

 こちらは五人いるが……うち三人は戦力になりそうにない。

 戦って生き残ろうとしても――必死。


 となれば、打てる手は一つだった。


京太郎「……仕方ない」

京太郎「松実プロの……300体を止めるミッションを優先してください」

京太郎「ここに来ては、単純に数の暴力がヤバイですから」

照「……それは判った。けど、須賀プロは?」

京太郎「喰い止めますよ――俺が、あれを全部」





エイスリン「Ocltslyr! ワタシモイッショニ……!」

京太郎「駄目です」

京太郎「今、戦えるのは俺たち二人しかいない。松実プロを手伝いに行くのに戦力が必要ですし――」

京太郎「――二人で戦っても、負けたらそこでおしまいだ」


 奇しくも、最初の船の中のような形となる。

 違うとしたら、相手の人数とこちらの人数。味方が、ずいぶんと減ってしまっていた。 

 ……まあ。

 幸いなのはこれがゲームだということだが、誰もそれを言い出そうとはしない。

 全員、やるからには真剣に取り組んでいるのだ。勝負師というのは、そういうものである。


エイスリン「――判ッタ! ガンバッテ!」

淡「……へぇ」

照「行くよ、淡」




786 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
なーんか大星プロ、喜んでるのか悪巧みしてるのかしらないけど……気になる笑いなのよね。女の勘的に

787 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TOMOkiii
ほい(画像URL)

                  7 ..7  ./    ∥イ  ,ハ    ,i i i {    .,X:::::ハ,   ヘヘ  ハ  .::_!
.                  7 .|:  仆÷┤什トL ,7;:::ヘ    'i i;i;;{ : / .ヘ, }    ヘヘ ,};;ヘ,  !
                  .{ .i   { {   川 ハ ;ヘ、 ヘ   'i i iY,     j }-‐ニ'二冂ニ;;、_i
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                 {;  :{  .{ {   ,iii/ / ./´ ,、`ヽ,ゝ`,\  .ヾ      ヽ  `′ ノ ' ハ   {      ハ
                 ,{;   {::{  .{;;`i   V.ヾ {  { }  }     \  ヾ    ``‐-‐_ニ〃,;7;;l._イ  i    ノjliii、
                  ノ   { .{ .  {;;ト,  `{.ヽ.ヽ `′ノ      ヽ、;`ヽ     _,.'' ̄´,:;lili;/;;イ   i    il{:illilililii;,、
                /    {;: {   ヽ{iヽ, :ヘ _ ` ‐‐´       ヽi`ヽ`ヽ,イ_:iii._.;iliiliilili//:};|   }    il{:illlllllii;iiili:}
                / ;jil. ト, ト,  `、↑ヾ ヘiii`'´´;ji>   、              `,//;;7;|   i}   il{:illllllllllilllili
               丿 jlliiiil,ノイ{;;;{  .`i、ii;;{ヽ`-=-´.      `             //;;7;;;!  i }    il{:illililllillilii
              / l{:iili/ /;}iヘ;ヘ、,   ヘ;゛;;ヘ``;                    ,// /;;彳 li{il} i   `i{:ililliliil´
            /   ゙ィ´ ノ ;};;ハ;ヘヽ   ヽ゛;;ハ          _ -ー=ア      ;/'  /;∥i ,jl{:iilli}il   ヘi{:ilililli| 
.           / .;ィ´  /  イ∥ ヾ`ヾ   "ヾ、ヽ         r´--‐ ´      ;/´  /;∥;:;||{:iliilllill|   リ\i{ili}   ∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ
.         //イ  ./  /∥  ∧v∧  ; ヾ、;;`、                 :'  :/イ∥ i|{:ilillllllllil|    i  Y\  .||   大星 淡       日本    .||
        /〃 /_/ ,/ '∥  ./∥》!: ヽ   ヽヽ;;`;ヾ、,              / .7;;/;.:;;:.;;!i|{:illlllllili:}l   ii  \   ||  24歳 ♀     160cm ???   ||
     _ .//∥ ,7二ィ  _, ィ〃  /∥/iiii〉、:;∧.  ヘヘ!!.:.:.::.:}`ヽ.、       ; イ´  /;;/;;:;;:;ィ ! il{:illllllii:}li  イ    i  ||  『M.A.R.S. ランキング』  44位 ...||
  , ーニ-‐7/∥   {   , イ;;〃/  /∥ィ;/}`ヽ} 〉N;;;;;∨  ノ  7ハ !`ヽ ‐-;; ':    /;/ x'-‐; i .i{:ill:l   i  '     j  ||  M.O.手術  〝軟体動物型" . ||
//´   {;ハ∥   {. ,ィ;;;〃;ノ;;ii//ィィ ノilii∥`∨/ 入ヾ;\   ∥} ル´〉       /;ノ  ィ; 〉´;; i  { ノ          ||       ━ 豹紋蛸 ━        ||
                                                                       ヾ______________∥

788 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:shrutupyou
またコラ! ってもうツッコむのダルイ……

789 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:10CAp01s
目立つ金髪。許せませんわ!

790 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:RodRussia
ははは……


791 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
この、ラスボスの風格……

792 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ほい、参考画像(画像URL)

       ノ `     /:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...:.:.:.:..: ,{i _ ,l.;.,
       {_ _}  /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.::マ_ _il .:.: ,
       〈、_ト. .:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::...::.:.ア__ア:...:.:.:.:゚。
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         く_ _i:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.::::./:.:.:.:.:.:. /:.:.:::::.:.: i:.:.:.:.:.:.:::.:....ネ__ム.:.:.:..:.::.:.゚
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             .|':./  |:.:.:.:∧:. /|:.:`¨¨へ          '´      ./ iル′              ∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ
             .|/'  |: / ∨: !、:.::/ |>o。_          /  .!-ー--  .._         .||   宮永 咲       日本    .||
           {.     |:./   ∨{. Y/ |:.:.:.:./i:.:¨7 T¨¨¨¨¨¨´    ^ー 、     ` ̄      ||  24歳 ♀     158cm ???   ||
                                                                ||  『M.A.R.S. ランキング』  5位  .||
                                                .             ||  M.O.手術  〝昆虫型"    ..||
                                                  .           ||   ━バクダンオオアリ━      .||
                                                           ヾ______________∥

793 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
こりゃラスボス頂上対決ですわ(白目)

794 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:LoveTrain
ちょっと!?

795 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ちょっとスッガの知り合いラスボス多すぎんよー

796 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
人柱スッガ

797 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:shrutupyou
もうツッコミ、ダルい

798 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Daruidaly
じゃあ、代わりに…………またコラ!?

799 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:shrutupyou
別の人がツッコんでくれた!?


 




京太郎「……で、どうして残ったんですか?」

玄「へへへ」

玄「だって、私が向こうに着いていっても……足手まといになっちゃうから」

京太郎「……」

玄「ど、どうせ捕まっちゃうなら……」

玄「頑張ってる須賀プロを最後まで応援したいなって思ったんだけど……」

玄「駄目、だった?」

京太郎「……」


京太郎「……駄目ですね。本当に駄目です」

玄「はうっ!?」

玄「ご、ごめんね! そうだよね、だって、私なんかがいたらそれこそ逆に須賀プロの足手まといになっちゃうもんね!」

玄「ごめんなさい! その、私――」


京太郎「――どうせ捕まるなんてこと、起こさせませんから」


玄「えっ」

京太郎「……確かに、俺がこの場に残って相手をするとは言いましたけど」

京太郎「一言も、ここでリタイヤするなんて言ってませんから」

玄「す、須賀プロ……」

京太郎「俺が――ここで全員倒して、あなたが捕まるなんてことを起こさせない」

玄「……あ」

京太郎「……離れていてください。近くにいると、巻き込んでしまうかもしれないから」

玄「う、うん……」

玄「がんばって、須賀プロ!」


京太郎「って訳で、観客は一人だけだけど――」

京太郎「――――さあ、ショータイムだ!」

てな訳でいったんここで区切りでー

ずるいよ松実、ずるいよ……いつの間にかヒロインになってるんだもん……
ずるいよ

明日と明後日はあっちやりたい所存
終わりが見えてるのに進ませらんないってなんなんだろうね

ちなみに名前関連で豆知識と言えば、金星のことを中国語では太白星と呼びますが、この“太”の棒を隣にズラすと大百星になります
どっかで見たことある感じになりましたね
ちなみに金星に纏わる逸話としては「まつろわぬ神霊(カガセオ・ルシファー)」「美の神(イシュタル・アフロディテ)」が上げられ、
コブラ(COBRA)に於いては、かつて宇宙海賊コブラは金星の美女たちと蜜のような時間を過ごしたとされている

つまりはビッチで裏切りものってことやねん!

ちなみに蛸の足の8本あるうちの1本は生殖器です。つまり劉さんは艦長にガチで触手プレイを行ってました。ホモォです
また、ちなみに道鏡という坊さんの足の3本あるうちの1本は生殖器です
三本目の足を駆使して国勢に取り入った怪僧で、ラスプーチンに並ぶとかぬ~べ~が言ってました。ラスプーチンは川に沈められました

ついでにたしか生殖器、ビーナスはゼウスの切り取られた○んぽが海にポイーされて生まれたものです。おそらくメイビー


要するに、入水は運命ってことやねん!(香霖堂店主風に)

実際、自分の手で淡が不幸になる話を書いたことがないのでいつかどっかで書きたい(足立区の方言でこんばんは)
多分、今まで書いたうちで不幸・不憫の回数が最多なのが憧で、ベクトルが最大なのが咲ちゃん。宥姉は純愛

今日は○んぽさんの誕生日でしたね
ガイトさんといい、ごめんなさいしないといけないよね

始めるでー



京太郎「一方的な試合になると思うなよ、ゴキブリども」


 素早く、薬剤をチャージ。

 両前腕に装着された毒針――――の装置が稼働。使用可能の機械音声が鳴る。

 よく出来た玩具だ。

 手が込んでいて、正直この為だけに作ったのは気前がいいというか、勿体ないというか……正直、馬鹿なんじゃないかと思える。

 ちなみに薬剤使用中は一撃死ではなく、インナーから電気が流れる仕組みとなっていて、ダメージの累積や致命傷によりリタイアらしい。

 つくづく、金かかった番組だと思う。流石は龍門渕透華。


桃子「じょう!」

桃子『(さっさとボコし倒すっすよ! アラフォーさん!)』

はやり「じょうじ!」

はやり『(はやりのこと、アラフォーって呼ばないで欲しいな☆)』

桃子「じょう」

桃子『(アラフィフさん)』

はやり「じぃぃぃい」

はやり『(酷いよっ)』


 前後から迫り来る、力士型アラフォーマーと甲冑型アラフォーマー。

 松実玄へと被害が及ばぬように注意を払いつつ、京太郎は一歩を踏み出した。

 無論、見過ごすアラフィフ……もとい、アラフォーマーではない。年齢は伊達ではない。年若い甲冑型はともかくとして。

 男に対する執念や、男体に対する執着は伊達ではないのだ。


 ――――が。


はやり「――」

はやり『(――え)』

桃子「――」

桃子『(――は)』


 その動きは、見えていた。

 否。“視界に納めること”はできた。京太郎が動いていたということも分かった。

 だけれども、“視えなかった”。

 反応がまるで追い付かないほどの自然さで、その両腕の毒針がアラフォーマーに打ち込まれた。

 拍子抜けするほど…………いや、拍子が無いと思えるほど。


 たゆまぬ鍛練の成果。

 武力を持つものとそうでないものの動きの速さには、あまりにも大きな隔たりがあるのだ。

 思い返そうとしても、記憶をすり抜けてしまうコマ落ちがごとき動き。

 時でも止められたかと錯覚するほどの、無から最大効果までのシームレスな遺憾。精密且つ、相応の速度を有するが故の行動。

 まさしく、須賀京太郎の努力の決勝であった。


玄「す、凄い!」

 

× まさしく、須賀京太郎の努力の決勝であった。
○ まさしく、須賀京太郎の努力の結晶であった。

 決勝 → 結晶

ライダーの方の淡とかそれこそ幸せなことしかないんじゃ……(コンマ操るし)



 ――が。


京太郎「……針、通じないか」

京太郎「判っちゃいたけど……いざそうなると、堪えるよな」

京太郎「……HPじゃなくて、防御力強化っぽいな。そのスーツは」


 ――毒針、刺さらず。


玄「ど、どうするの……?」

玄「やっぱり、須賀プロも逃げよう? ね? 逃げても、誰も責めないよ」

玄「攻撃できないんじゃ、仕方ないよ。ほら、だから……」

玄(攻撃ができなくても……そのときは、私が囮になればいいよね?)

玄(だって、私より、須賀プロが残った方がいいんだから……。そうだよ。皆のためにも……おねーちゃんのためにも)

玄(……ごめんね、おねーちゃん)


京太郎「嫌です」

玄「へっ?」

京太郎「二度も言わせないで下さい。嫌です」

玄「ど、どうして……」

京太郎「――だって、チャンスじゃないですか」

玄「えっ……チャ、チャンス?」

京太郎「はい」

京太郎「ここで、薬一回でこの数のハンターをブッ倒して――――」

京太郎「お茶の間の皆さんと――」

京太郎「松実さんに、カッコイイところを見せるチャンスです」

京太郎「ピンチなら、チャンスに変えるだけですよ」

京太郎「あなたの笑顔のためなら、そんな魔法を使いますから……大丈夫ですよ」

京太郎「ね?」

玄「――」




813 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:10CAp01s
むっきー!なんなんですの、この格好つけは!流石に目立てばいいという話じゃないでしょう!

814 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KUGYUUUU
流石にクサ過ぎだじぇ

815 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
魔法をかけて。恋の魔法を

816 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MOKOTANN


817 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:g.kasumi3
さ、流石にここまでじゃなくていいけど……一度は言われてみたいわね、こういうの

818 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:cyborg008ch
頭大丈夫ですかー?

819 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChaliceH1
これ、オカスレモードだね

820 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:LoveTrain
オカスレモードだよね

821 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:niwakaOOO
オカスレモードね

822 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:42noMount
オカスレモードって……

823 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:DragonEyE
オカルトスレイヤーって番組があって、須賀プロはその主演をやっとったんやけど……
一々演じようとするとどうにもその熱心感が違和感として出て上手くキャラクターを演じられなかったんやけどな?
ならいっそ、「違和感が出ないくらいポンポン気楽に気障なことを言えたらどうなんだ?」って考えて、それからなんかスイッチ入るとキザなかんじになるんや

824 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:42noMount
なるほど……ありがとうございます!

825 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
流石にこんな風なことを言わなくてもねー

826 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
ね。普段でじゅーぶんなのにさ

827 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Daruidaly
……普段?

828 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
なんでもないから

876 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
しょーもな

番号間違えた。正しくは以下で


829 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
しょーもな

最近、ネットでも性格が円光キャラの憧ちゃん見ないよね

まあ、円光キャラとかむしろホメ言葉だと思うし大好き過ぎて再び咲を読み直すきっかけになった身としては淋しいけど、流石に原作で否定されてるキャラ付けはできんよね

なので、照との遊び費用になるしいっかぐらいの軽い気持ちでホイホイついていったら相手が大勢居た&撮影機材を用意してて絶望する淡の画像下さい
(区民全員ハイエース検定1級の足立区の方言でこんばんは)


今夜中に終わらせて安価とってそのままあっち行きます

エプロンつけて料理してるところを後ろから抱き締めたら「煩わし…」って手をぺちんとはたくんだけど、
しょげてるとこを見たら「ほら」って正座して膝を叩いてそのままじっと見てくる灼ちゃんの画像下さい(台東区の方言で始めます)





はやり「じ」

はやり『(効かないよ☆)』

桃子「じょう」

桃子『(無駄っすよ!)』

京太郎「…………ッ」

玄「す、須賀プロ……!」


 二度目の邂逅。

 狙い済ました毒針の三連打――――ながらも、やはり装甲故に決定打にならず。

 攻め手を阻むことになりながらも、須賀京太郎からはダメージを与えられない。


玄「やっぱり、このままじゃ……」

京太郎「……なーに、まだ大丈夫ですよ。魔法使いは諦めが悪いんだ」

京太郎「この程度、あなたの笑顔を諦める理由になんてならない」

玄「……須賀プロ」


はやり「じょうじじょうじじょうじぃぃぃぃい!」

はやり『(はやりの目の前でラブい空気を出すとか、ちょっとお話ししようか☆)』

桃子「じょうじ!」

桃子『(挟み撃ちっすね!)』

はやり「じょうっ」

はやり『(敵討ちだよ☆)』

桃子「じょう!?」

桃子『(なんの!?)』

はやり「じ、じょう」

はやり『(はやりの青春☆)』

桃子「じ、じょうじ、じょう」

桃子『(ツッコミにくいボケはやめて欲しいっす! いくらアラフィフでもボケには早いって……ああ、更年期っすか?)』

はやり「じぃぃぃぃぃいぎぎぎぎぎ」

はやり『(あなたから先に壊してあげようか? あはははははは☆)』


 前後両方から迫る、アラフォーマー(うち一体はアラフィフ)。

 それを目の前にしても、須賀京太郎は動かない。ただ、両手をダラリと下げて佇むだけ。

 その目線は残る二体に注意を払いつつも――――玄に、しっかりと向けられた。

 逃げろ、とでも言うように。


はやり「じょうっ!」

はやり『(覚悟はいい? なら、ちょっと頭を冷やそうか――――)』

桃子「じ」

桃子『(頭冷やすのはアラフィフさんの方だと思うっすけど……まあ、これで殺った――――)』




850 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
あ、これは間違いない

851 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChaliceH1
あのパターンだね

852 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KUGYUUUU
どういうことだ?

853 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
よく判んなくてもー、とにかく須賀プロがかっこいいパターンってことでいいじゃん!

854 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KAMENride
須賀プロはいつでもかっこいいです!

855 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
須賀プロはいつでもかっこいいでしょ!

856 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SMSMHIMEko
須賀プロがあのブッといの入れるって決まっとるけん

857 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
ふきゅ

858 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:42noMount
うおお、ファイトぉぉぉお――――――!

859 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
ちくわ大明神

860 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:niwakaOOO
あんたら、これ……ガチの殺しあいとかじゃないんだかんな?



はやり「じ……」

はやり『(え……)』

桃子「じょ……う」

桃子『(バカな……っす)』


京太郎「……やれやれって感じだよな」

京太郎「あのアラフォーマーがいない……やられてるってことはつまり――」

京太郎「お前ら同士でも攻撃しあえるってことなんだからな」



866 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NGLwaKiwi
イザナギダ……

867 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:shrutupyou
それは違うから!

868 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
怒らせてこれを乱せ……だね

869 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChaliceH1
相手が勝ち誇ったとき、そいつはスデに敗北してるんだよ

870 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SBRSBRKH
すばらですっ

871 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:niwakaOOO
やったやった!やるじゃない、須賀プロ!

872 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:BurnKoke4
これはガチで殺しあいとかじゃないんだけど?

873 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:niwakaOOO
う……



玄「す、凄い! 凄いよ! 須賀プロ!」


 京太郎が行ったのは、実に単純なこと。

 前方から迫る力士型、後方から迫る甲冑型のアラフォーマー(うち一体はアラフィフ)の攻撃を往なして、対する相手にぶつけたのみ。

 装甲故に攻撃できないものが二体いるなら、その装甲を武器にすればいいだけのことである。


京太郎「さて、フィナーレだ」

京太郎「そのダメージ箇所――――使わせて貰うぜ」


 龍門渕透華が、ここまで無駄に手の込んだ技術を使っているなら――エンターテイメント性を重視しているなら。

 互いの装甲で傷付いたその箇所を、ヒビ割れていると評価して(恐るべきことに力士型は甲冑型よりも硬度が上だが)、防御力の値を変化させていてもおかしくない。

 そのまま――――完全に同一のポイント目掛けて、八連撃の正拳突き。

 勿論、本気の力で打ってはいない。

 如何に凄まじい技術と言えども、所詮強度は着ぐるみに毛が生えた程度。以前、番組の撮影で蹴り砕いてしまっているのだ。

 また、衝撃もよろしくない。

 力士型は知らないが、迷彩甲冑型の中には東横桃子がいるのだから、やり過ぎる訳にはいかない。


 どちらにしても、技術と身体能力は、大人と子供以上の差があるので――――


京太郎「……麻雀でもこれくらいやれたらなぁ」


 ――――力士型アラフォーマー、甲冑型アラフォーマー、ともに撃破確認。



京太郎「……さて」

京太郎「――――次、こい」


 何故、一度に四体で襲いかかって来なかったのか。

 やられそうになってる仲間の援護を行わなかったのか。

 そのことに疑問は残るが――――。


智葉「じょう」

智葉『(何だかんだ、血の気が多い血筋だから……サシの素手喧嘩が見たかったというのもあるし、番組としての視聴率もあるが)』

智葉「じょう」

智葉『(単純に……待っていたんだよ)』

智葉「じょう、じ」

智葉『(――――用意はこれでいいか? 竹井アナ)』


久「じょうじぃぃぃいぎぎぎぎぎ」

久『(んー、オッケーもオッケーよー!)』

久「じょうじ、じょうじじょうじ、ぎぎぎぎぃ、じょうじ」

久『(勝ったとか、波に乗ってる――――ってときに挫くのが、一番キくからねー)』



咏「じょうじ!」

咏『(いやー、こんだけゴツいマッチョな外見になれる着ぐるみなのに、普段通りに動けるとかどーなってるのかね? わっかんねー)』


 ――――プロレスパンツ装着の、力士よりも巨躯アラフォーマー。



理沙「じょうじ!」

理沙『(卑怯!)』 プンスコ


 ――――こちらもミットグローブがごとき腕の、巨体のアラフォーマー。



セーラ「じょう」

セーラ『(まー、運動には自信あるしなぁ)』


 ――――両足が肥大した、闘士型アラフォーマー。



久「じょうじ」

久『(さーらーにー)』

久「じょうじじょうじ!」

久『(300体のアラフォーマーも居るわよ!)』

久「じょうじぃい――――ぎぎぎぎぎ、じょうじじょうじ!」

久『(一つ片付けで、おまけに波に乗ってると思わせたところにこれって――――いくら須賀くんでもキツいんじゃないの?)』

久「じ、じょうじ! じょうじ!」

久『(最大戦力で、あなたを潰させて貰うわ! だって、一番厄介なんだから!)』





888 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChachaNO
おお……もう……

889 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NIKEnazca
流石にえげつない

890 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KUGYUUUU
流石だ……

891 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:LoveTrain
やっぱり、悪巧みだと一番だよね

892 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:WOLFanSPC
正直、一番敵に回したくないですね……

893 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:semaitoko
あ、あのー……流石に言い過ぎじゃないかしら?
きっと竹井アナも竹井アナなりに番組を盛り上げようと……

894 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KingCRMSN
いや、あんたの言いたいことも確かじゃが……これ明らかにノリノリで楽しんどる顔じゃしの

895 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:noWYNWDNO
ファッキューヒッサ。ファッキュー

896 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:semaitoko
ひどい



京太郎「……」

玄「……」

玄「300体って、おねーちゃんは……」

京太郎「……」

玄「……」

京太郎「いや、脱落メールが届いてないから……人手が足りないで断念ってこともあり得ます」

玄「……そう、かな?」

京太郎「はい」


京太郎「……それよりも、俺たちの方がヤバいですよ。この状況」

玄「……うん」

京太郎「……」

玄「……ここまで、なのかな」

玄「でも……須賀プロと一緒だったら、私……!」

京太郎「……」

京太郎「……いや」

京太郎「たったひとつだけ方法があります」

玄「あるの……!?」

京太郎「ええ……。こういうときにぴったりな方法が、たったひとつ……」


京太郎「それは――――」





913 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChaliceH1
これは……

914 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
うん

915 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
これはズバリ、須賀家に伝わる必勝法『逃げる』だな!



久「じょう」

久『(甘いわね、須賀くん)』

久「じょうじ」

久『(あれほど部室で、私とその漫画の話で盛り上がってたのを忘れちゃったのかしら?)』

久「じょじ、ぎぎぎ、じょう! じょうじ!」

久『(あなたは次に、「逃げるんだよぉ~~~~~~ッ!」と言うわ――――)


京太郎「――――動くやつを、全部ブチのめす! モーゼのように、ブチ壊し抜けるッ!」


久「……へっ」

玄「……えっ」

久「えっ」

久「えっ」

久「えっ」



920 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
えっ

921 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
……

922 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChaliceH1
あーあ、ちゃんと同じタイミングで言わないから……

923 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ultraQhna
相変わらず物理

924 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:RosenMaid
とんでもなく物理

925 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KO1SAIKYo9
まごうことなき物理

926 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TOMOkiii
それは、まぎれもなく、物理




京太郎「敵の主戦力が集まってるってことは……それを指揮する奴も、当然いる」

京太郎「ここまでやったんだから、相手としても成功させたいはずです」

京太郎「そして――慎重なタイプに見えるけどこれ、戦力が過剰すぎますよね?」

玄「う、うん……」

京太郎「つまり、司令官自体はそれほど強力な力がないってことだから――」


京太郎「狙うは対象首! そしてあの新型!」

京太郎「これは、敵の主戦力と司令官を潰せるチャンスですよ! この死地こそチャンスだ!」

京太郎「これより我らは修羅に入る――って奴です!」

玄「そ、そうなんだぁ……あはは」


久「えっ」

久「えっ」

久「えっ」



938 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
なんだろ……すっごい真剣な目で…………へんな気持ちになりそ……

939 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO


940 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ramenMGDV
カミカゼですカネ?

941 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NGLwaKiwi
ステガマリ!

942 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:cyborg008ch
鹿児島男子に相応しいんですよー

943 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:g.kasumi3
これはますます……やだ……

944 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:HiMe.DENO
なんて男らしいお方……

945 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:eomotRev
戦国武将は衆道……(小声)

946 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:cockToo3
黒糖おいてけ

×京太郎「狙うは対象首! そしてあの新型!」
○京太郎「狙うは大将首! そしてあの新型!」

 対象 → 大将

嘘だ足立区そんなに治安よくないぞ




















京太郎「……と、見せかけて」

京太郎「失礼」

玄「へっ」

玄「あ、や……これ、は、恥ずかしいよっ! ちょ、ちょっと!」

京太郎「優しくするって言いたいけど……すみません。ちょっと、激しくなりそうです」

玄「激しく!?」


玄(は、激しくとか……駄目だよ駄目だよ、わ、私のおもちっぽくないおもちがおもちじゃない癖に無駄にアピールしちゃうよ――じゃなくて)

玄(や、やだやだ……嬉しいし初めてだから優しくして欲しいし、もっとロマンチックな形で――じゃなくて)

玄(わ、私重くないかな!? 京太郎くんにだらしない体とかだらしないおもちとかだらしない女とか思われちゃったら、じゃなくてなくてぇっ!)

玄(し、心臓の音、うるさすぎないかな? こんな近くに京太郎くんの顔があると……真っ赤になった私の恥ずかしいところ、全部見られちゃうよ)

玄(うぅ……恥ずかしいよ)

玄(……)

玄(……でも、ちょっと嬉しいかな?)


京太郎(――――よし。逃げる)

京太郎(虚を突くにはこれしかなかったからな。玄さんには悪いことしたけど)

京太郎(震えてるけど、まあ、いきなりだとびっくりするもんだよなぁ……? あとで、謝らないと)

京太郎(とりあえず、さっさと逃げよう。パルクールの分、俺の方が逃走は有利……の筈だ。多分)



955 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
ズルいよ。おにーさんのお姫様抱っことか、一度しかない

956 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
このシチュなら大星プロの方が先だから、これ二番煎じー!著作権侵害ー!

957 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO




……ま、まあ、あたしもお姫様抱っこぐらいされたことありますし?

958 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Daruidaly
ダルいなぁ……




 ・
 ・
 ・


 その後、逃げた先で強力な電気を放つという設定の武器を手に入れて一網打尽にしたり――。

 松実玄を抱き抱えて走った反動で消耗してノーマルアラフォーマーに追い詰められかけたり――。

 仲間が助けにきてくれたり――。

 協力して皆でミッションをクリアしたり――。

 脱落擬装装置の使用と引き換えの条件のせいで裏切りものになった大星淡に背中から刺されたり――。

 その状態でも大軍相手に戦って、自爆したり――。


 結局、なんやかんや弘世菫が勝った。


 なお、最後のアラフォーマー、小鍛治健夜はと言うと……。


健夜(うう……うっかり転んで、駄目にしちゃったんだけど)

健夜(接触が悪くなっただけかなと思って、外してみたはいいんだけど……)

健夜(今度は直し方がわからないんだよね。どうしようかな、これ)


 皆が騒ぎあう舞台とは離れた場所で、一人寂しく銃型の装置をバラしていたとか。


【松実玄の好感度が上昇しました!】

【宮永照の好感度が上昇しました!】

【大星淡の好感度が上昇しました!】

【エイスリン・ウィッシュアートの好感度が上昇しました!】

【鶴田姫子の好感度が上昇しました!】

【瑞原はやりの好感度が上昇しました!】

【赤土晴絵の好感度が上昇しました!】

【竹井久の好感度が上昇しました!】

【宮永咲の好感度が上昇しました!】

【天江衣の好感度が上昇しました!】

【東横桃子の好感度が上昇しました!】

【辻垣内智葉の好感度が上昇しました!】

【清水谷竜華の好感度が上昇しました!】

【姉帯豊音の好感度が上昇しました!】




【三尋木咏の好感度が上昇しました!】

【野依理沙の好感度が上昇しました!】

【江口セーラの好感度が上昇しました!】

【小鍛治健夜の好感度が上昇しました!】

この手のイベントの好感度上昇はあくまで安価で選ばれたキャラ限定の方がいいんじゃね?

松実はずるい。ずるいよ

ちなみにお姫様抱っこ童貞については「宮永咲」「竹井久」「片岡優希」「高鴨穏乃」「新子憧」の誰かです


眠いから、好感度表の更新はあとにして次のお題安価とるけどええかー?

>>764
せやな。流石に多すぎてダルイ……
じゃあ、こっちで


【松実玄の好感度が上昇しました!】

【宮永照の好感度が上昇しました!】

【大星淡の好感度が上昇しました!】

【エイスリン・ウィッシュアートの好感度が上昇しました!】

【鶴田姫子の好感度が上昇しました!】

まあ、初っぱなからして選ばれた衣じゃなくて登場すらしてないちゃちゃのんだったんだけどね
とりあえず好感度に関しては、置いとこう。今までは基本台詞があったら増えるなんだけど、眠いから置いとこう


安価だすゆえ――

お題
・【栄光の】須賀氏、新作TVドラマにてスタントなしでのバイクアクションを披露【プロ雀士】

・【牌の】小走・須賀両プロがにわか共に送る新作映画評論【…なんだこの人達】

>>1000なら椿野美幸と神戸を巡る旅番組で共演

・昔の照、咲、京太郎の日々

・憧とツーリングに

・雷帝、戦闘態勢。 (VS 小鍛治健夜)

・プロ麻雀せんべい(チップス)の写真撮影

・マッサージでチームメイトの女体を極楽に誘う

・あらたそキッチン(おゆはん編)

・全国プロアマタッグ開催。なお小走先輩は別の人と組む模様……な須賀京太郎の元に「オカルトスレイヤー・グレート」を名乗る人物が

・レジェンドとか先輩とかとの師弟対決


順当に減ってきたよ

①【summer/少年時代】(照過去編。シリアス要素なし)

②【牌の】小走・須賀両プロがにわか共に送る新作映画評論【…なんだこの人達】

③あらたそキッチン

④あたらしドライブ

⑤写真撮影しようか(登場人物安価)

⑥木偶人形とハート様(マッサージ)

⑦全国プロアマタッグ(&VS 師匠)


ほい、次安価出します。例によって反転範囲安価を


↓3~9 反転コンマにて。番号を


灼「ぶい」



ちなみに、ほのぼのとしんみりとシリアスと闘牌混じりとどれがいい?

了解ー


ちなみにしんみりだと、事後
シリアスだと、結ばれたとき
闘牌混じりだと、アラタソが京太郎を明確に意識したとき

と、なっておりました

まあ、何事も結ばれる前が楽しいよねとのことで、集に対するるりちゃんより外面的にはいくらかマシなデレをするアラタソをお楽しみ下さい


おやすみー

ごめん、こっちもあっちもちょっと更新できんかも
携帯の調子が悪い。押してもないアプリ開いたり、勝手に操作が左右に動く

さくさくについては把握

静電気抜きしても駄目で、まあ、液晶かセンサーがバグったのかもしれないっすね。何かにぶつけた訳でもないのに
騙し騙しは使えますが、まあ、ちょっと週末にショップに行こうと思うんで、今日から2~3週は平日の更新は際どいっぽいっすね

あっちについては週末漫喫ででも進めます

殴ったら直んのかなこれ

さすがに叩くのはやめといたよ。また、電子機器壊すのはアカン
まあ、週末ショップでも行って代替機を貰ってくるのでそれまで雑談でもしててください

好きなエピソードとかキャラとか挙げてくれると今後の参考になるかもです

さすがに叩くのはやめといたよ。また、電子機器壊すのはアカン
まあ、週末ショップでも行って代替機を貰ってくるのでそれまで雑談でもしててください

好きなエピソードとかキャラとか挙げてくれると今後の参考になるかもです

二重投稿とか、PSPってクソだわ……

金はあるけどネット環境諸々で、パソコン、買ってもね…うん

画面立ち上げて3分だけなら正気に戻る携帯。ネウロの春川教授の気分
一通り把握しました

金曜日はバレンタインネタ行こうかと思うんで、希望キャラ数人ガッツリか、それともそういう指定なく京太郎のバレンタインの一日というギャグでいくのか

或いはゴミ箱に“流星のダンク(メテオジャム)”か書いといてなー

ギャグ方向で、掲示板ネタも混ぜるのが一番いい感じやね。把握

更新止まって申し訳ないので、段々壊れていく刹那さん(携帯)で打ったあらたそキッチンをちょぼっと投下するでー




 【今夜なに食べる?/昨日なに食べた? ――あらたそキッチン・破戒編――】




灼「京太郎、今日のおゆはんなんだけど……」


 と、ボウリング場の方に顔を出す。

 以前に比べて彼は、言わずとも積極的に店番を勤めるようになっていた。

 いい傾向なんじゃないかな、と思う。


京太郎「あ、それじゃあすみません……」


 「ありがとうございます」と、黄色い歓声が上がる。

 近隣の女子中学生女子高生どもだ。女子校でもある。厄介なことに。

 どこからか聞き付けたのか、ボウリング場にイケメン店員がいる――という噂に、夏休みで時間が余った女学生どもが顔を出していた。

 流石に、入れ替わり立ち替わりというレベルではないのが幸いだ。

 それでも普段に比べて随分と店が華やいでいると、常連客の一人は嬉しそうに呟いた。私では不満か。くそう。

 また、中には小学生もいた。灼より身長は高かった。畜生。


 流石に、小学生にスタイルで負けは……負けは………………負けてはない。負けてはないはずだ。人生経験込みなら絶対負けてない。麻雀ありなら確実に勝つ。うん。

 別に胸が大きいだけが女ではない。

 家事・炊事・掃除・洗濯・裁縫は大得意だ。アライグマさんのアップリケを難なくエプロンにつけたりもしている。

 育児は……経験がないから判らない。

 松実玄にそう言ったら、「やっぱりおもちがないと駄目だよ」と言われ、「私もおもちがあればなぁ……」と言われた。

 ムカついたので、背中を叩きながらブラを外した。蹲っていた。ざまあ。



 閑話休題。漢和辞典。


 それにしても、まったく……。

 他にやることはないのか。そんなにひと夏の恋に憧れてるのか。アバズレどもめ。

 ボウリング場はボウリング球を転がしてピンを倒す場所であって、男の玉を転がしてピンとさせて押し倒される場所ではない。断じて。

 まあ、売り上げが増えているから多少は許そう。

 マナーが悪い客もあまりいないし、どうかと思う客には京太郎がそれとなく注意をしていたのでよしとしよう。

 ちなみに「そこがまたいい……」そうだ。馬鹿か。


 まあ、積極的に京太郎にアプローチをかけるものは殆どいないのが幸いだ。

 大概が、店番を勤める京太郎を横目で眺めながら「あの人かっこいいね」「彼女いるのかな」と見惚れる。

 次が、「メアド聞いてきなよ」「声聞きたくない?」と、やいのやいの仲間内だけで騒ぐタイプ。

 最後に、「じゃあ私行ってくるー」と仲間に得意気な顔をしたあと京太郎に話しかけて、それまでの強気はどこへやら――しおらしく、たどたどしくなる者。


 話しかけるときのタネと言っては大体ボウリングについてのことなので、

 京太郎は解説したりお手本を見せたりフォームチェックしたり――どれも灼の受け売りだ――穏和な態度で接している。

 その物腰の柔らかさに、彼女たちの険はとれてしまって、毒気を抜かれたように――

 「どうだった?」「優しくて親切で……声格好よかった」「いいなぁ」と、きて、

 「あと……」「ん?」「いい匂いだった」「……そ、そっか」「……うん」とか、そんな感じになっていた。


 あとは……。

 「睫毛……長かった……」とか。

 「指が長くて綺麗だった……」とか。

 「落ち着いてて、大人って感じだった……」とか。

 大体そんなんである。


 ちなみに大人と言ってもまだ二十歳にも届かぬ大学生であるが、女子高生女子中学生どもには十分大人らしい。

 がっついてたりガキっぽい同年代と比べたら、言うまでもなく京太郎に軍配が上がるのだ。

 彼の素や性格がどうあれ、店番をしている限りは「穏やか」で、「落ち着いていて」、「親切で」、「爽やかな」――――年上の店員なのだ。



灼(……まさか、京太郎がね)


 世の中の大半は見た目で騙される。だからなのかも知れない。

 こちらに小走りでよってくる須賀京太郎を眺めながら――首が痛い――息を漏らす。

 まったく、皆見た目に騙され過ぎだ。

 こう見えてこいつは軽薄でお調子者なところがあり、かと思えば青臭く生真面目なところがあり、思い詰めたり背負いたがりなところがあり、

 男らしいかと思えば妙に女々しいところがあり、でも暴力とは無縁そうながらも実は頼りになるところがあり、意外にも料理が上手なのだ。

 あとは、変に自分を過小評価――――或いは死にたがり“だった”ところとか。


 ……。

 まあ、そんな風に他人から見られということは、かなり持ち直してきたのだろう。

 京太郎にいい意味で余裕があるから、外にそれが滲み出ているのだ。


灼「……うん」

京太郎「え、どうしました?」

灼「なんでもな……」

京太郎「はあ……?」




 ……まあ。


 やっぱり所詮、男性経験がない思春期の女子だ。

 息巻いていても、いざ京太郎に近付くとボロが出る。指導で近くなっただけで、顔を真っ赤にしていたりする。

 その所為か、須賀京太郎の素性は愚か名前を知るものもいない。

 ある意味、森林限界を超えて咲く高嶺の花扱いされていた。だから店も至って平和である。

 京太郎はどことなく背景に溶け込んでいるような雰囲気を持つので、或いは皆、絵画のように眺めるだけで満足なのかもしれない。


 あの、ホストのような態度もしていない。

 元々、あまりガツガツいくキャラクターではなかったのか。それとも、ちゃんと灼の注意を受け入れたのか。

 或いは、女性客の多さに、流石にそれらが自分目当てで――態度次第では大変なことになると――察しているのかもしれない。


京太郎「あ」

京太郎「あのさ、灼さん」

灼「ん、……どうかした?」

京太郎「奈良の女の子って、凄いボウリング好きなんだな。かなり驚きましたよ、俺」


 ……。

 訂正。

 やっぱり、こいつはただの鈍感だった。


灼(しょーもな……)

ここまででー

とりあえず……暴れる→画面消す→立ち上げる→打つ→暴れる、で刹那さん頑張ってくれましたが限界です
アラタソはクーデレというかツンデレというかツンドラやねこれ

おやすみー

京太郎「五捨六入すれば30歳ですね」

やえ「なんで五捨六入した」

京太郎「いや……麻雀プロ……」


あるで

ちょっとお酒入ってますが、刹那さんの調子がいいので終わらせたい所存
誤字脱字あったら言ってくだちい



 まったく、本当に……なんでこんな男がモテるのだろうか判らない。

 まず、穏和と言えば聞こえはいいが、要するに自己主張が弱く流されやすいだけだ。

 あんまりガツガツオラオラ進める系の男はどうかと思うが、かといって自分の意見を言わないのはどうなのだろうか。

 夕飯が作りにくいったらありゃしない。


 次に顔。

 そりゃあ――確かに顔はいい。

 灼がこれまで出会った男の中でも上位である。京太郎というのを除けば、最上位と言っても良いかもしれない。

 でも、どこか女みたいな顔だ。具体的に言うと東北の方に髪の色が違うそっくりさんとか居そう。

 それってどうなのだ。

 まあ、成長すればより男らしくなるだろうが――――彼氏が美形とか、彼女の立場がなくなるではないか。

 いや、別に灼は京太郎の恋人になるつもりもそんな未来も毛ほどもないが、一応。

 しかもこれで肌の具合までよいとなると、いよいよ女の立場がない。

 灼も別に誰に見せる訳でもないので化粧などはしてないが――最近は年頃だし一応ちょっとはした方がいいのかなと思っている――それでもだ。


 それで……あとは。

 正直挙げればキリがないのである。それぐらい京太郎は欠点が多い。

 無駄にデカイせいで目を見て話すのも疲れるし、物腰が弱いのか強いのか判らないせいでどう接してやったらいいのか悩むし、

 男の癖に正直料理がおいしく作れる方だし、指は長いし、声はいいし、たまにする笑顔は男の癖に年下らしく無邪気そうで可愛いし、

 その癖やけにこっちにはぞんざいに接してきてなんだか腹立たしいし、変に悩みすぎて心配になることもあるし、

 馬鹿だし、生真面目かとお調子者っぽいところもあるし、馬鹿だし、悩みたがりなとこがあって一々気を払わなきゃいけないし――――。


 とにかく。


灼(この駄目男……)


 なのである。しょーもない。


京太郎「どうかしました?」

灼「なんでもな……」

京太郎「そっすか?」

灼「そ」






 そういう、須賀京太郎の面倒くさい面を知らずに外見だけに騒いでいる女学生を見れば、思うところはある。

 こいつが、一体どれほど無礼で面倒な馬鹿か知らないから、そうも騒いで居られるのだ。

 いい気なものだと思う。まったく……。


灼「……京太郎」

京太郎「はい?」

灼「希望がなければ、私が勝手に作るけど……」

京太郎「あ、じゃあそれでお願いします」

京太郎「灼さんの料理、どれも皆、いつまでも食べてたいくらい美味しいんで……なんでも問題ないっすよ!」

灼「……」

京太郎「灼さん?」

灼「別に……」


 こういうとこだ。こういうとこ。

 無神経である。

 無配慮である。

 無遠慮である。

 献立考えるのが一番面倒だってのは、料理する身なら判るだろう。


 まったく……。


京太郎「あ」

灼「なにか?」

京太郎「俺、猫舌なんで……その辺一応考慮してくれたらな、って」

灼「……」

灼「……そ」


 考慮ね。ああ、考慮ね。

 考慮するよ。考慮したらいいんだよね。

 考慮してあげようじゃないか。考慮してあげよう。


 ……いい方に考慮するとは、一言も言ってないから。


灼「……決めた」

京太郎「本当っすか?」

灼「うん。……二度も言わなきゃいけないなんて無駄だと思」

京太郎「それで、何を作るんですか?」

灼「……ヒミツ」

京太郎「ええー!? どうせ、すぐに食べるんだから言っても……」

京太郎「……まあ、灼さんの料理だし、楽しみにしときますね」

灼「そ」


 ……まあ、多少はいい方に考慮してやってあげてもいいかも。多少は。

寝落ちすまんち

キャストどうなるんだろうねー>テラフォアニメ化


さて、じゃあ頭の悪いバレンタインデーネタやってからあらたそキッチンの残りに行きます
前に、ちょっと次スレ立ててくるからまっとってなー

……の、前にアラフォーマーズ分の好感度変化


好感度

★13+2★
大星淡:やたら絡んでくるアホの子ライバル。麻雀人生をやってもいいよ。……いや、あの、その、か、可愛いんじゃないのか? 裏切り――やがったな

★13★
ハギヨシ:師匠にして友人にして悪友にして戦友。この人抜きじゃ生きていけない。大丈夫です! ハギヨシさんのためなら……俺……!

★9
弘世菫:菫さんは最高です! 菫さんのおかげで戦えるんです! 菫さんを目標に大学決めました! だからこの人普段は頼りになる人だって何度も……
宮永照:強大な目標。勝負事では頼りになる人。なんか放っとけない。次こそは、勝つ……! 花田さんを番組に呼びたい……だと……
宮永咲:気のおけない幼馴染み。絶対の目標にして憧憬を覚えさせた存在。ったく、仕方ねーなぁ……咲は。お前を守るためなら……!

★8
辻垣内智葉:姐さん、一生ついてきます! 姐さんがいたからあの大学に……! 正直俺も調子に乗りました
松実玄:おっきくてやわらかい。軽く残念な人。結婚したいんだけど、その場合俺はどうしたらいいんだろうな。見ててください、俺の変身……!

★7
赤土晴絵:師匠! 師匠がいなかったら俺は……。何でそう、一々ツボに入る事いうんですか?
天江衣:ころたんいえーい。駄目です、そっちの道は! どうでした? 楽しかったですか?

★6
小走やえ:頼りになる小走先輩だけど、やっぱ相棒としてやえさんのフォローもしないと……
新子憧:高校大学と、本当に世話になった女友達。いい女。何年後かで、フリーなら結婚したい。ファン1号。あんまり酷いと押し倒すぞ?
松実宥:なんでも共演。寒がり大変そう。正直おもちあるし結婚したい。その場合、二人とも須賀プロになるのか?松実プロになるのか?
高鴨穏乃:元恋人。ありがとう……穏乃、本当にありがとう……。お前以外と付き合ってたら、多分俺はこうはなれなかったよ。ファン2号
国広一:一さんといると落ち着くんだよなぁ……僕っ娘いいよな。俺としては、一さんがマネージャーになってくれても……って、なんでもないです
姉帯豊音:大きな小動物可愛い。大天使豊音。酔うとやばいよこの人

★5
鷺森灼:天の道を往き、総てを灼きつくす女。色々かわいい。バーニングこけしカワイイヤッター
鶴田姫子:立てばセクハラ、座ればビッチ。歩く姿は猥褻物。真面目なのか不真面目なのかわからん。でもなんか助けられたような気が……
竹井久:部長がくれたあの言葉――俺は覚えてます。……悪癖も貰っちゃったけど。ノリノリでしたね、部長……俺を苛めるの楽しいですか……?

★4
東横桃子:消えても追える。俺たち、バスケなら世界狙えたんじゃねーの? お前の場所判るからって、全力で急所狙ってくるなよ……
三尋木咏:流石の火力っすね……三尋木プロは。ごめんなさい、俺もやりすぎました。正直あのマッチョ型は怖すぎです

★3
小瀬川白望:シロさん、元気そうでよかったなぁ。思えば昔は色々あったよな
原村和:初恋……だったんだ。まあ、いい思い出って奴だよなぁ
池田華菜:KMG(華菜ちゃんマジゴッド)。正直男前過ぎて今すぐ告白したい。あ、あれから全部1位……ハハハ
龍門渕透華:すっげえスポンサー。結構めんどくさ可愛いし、いい人。あのー……智紀さんからの提示連絡とレポートって一体……
清水谷竜華:おもちもちもち。頼りになるチームメイト。その眼はヤバイ。結婚したい。その眼、スポーツでも使えるとか反則過ぎませんかね?
エイスリン・ウィッシュアート:ニンジャはいない。いいね? やっぱり、年上なんだなー
沢村智紀:巨乳メイドマネージャー。でもなんか寒気がする……。その、なんの……レポート……?

★2
亦野誠子:お互い大変っすよねー……今度、海釣り行きましょうよ!
片岡優希:いい女になったな
対木もこ:小動物可愛い
夢乃マホ:可愛い可愛い後輩。何かあったら、今度こそは俺が止める
渋谷尭深:大学時代紹介されたし、おもちあるしおしとやかでタイプ……なのになんだか寒気する
荒川憩:先輩のおかげで、俺、かなり体もいいとこまで行きました! 先輩笑顔可愛い、癒される!
江崎仁美:先輩の適当さに、結構俺って癒されてたんですよ? 政界、おめでとうございます!
愛宕洋榎:当意即妙。いや、流石にお笑いはやりませんから……
花田煌:聖人。デートの約束ですよね?
南浦数絵:一緒に戦う仲間。大丈夫だって、前に言ったよな? その辛辣キャラはなんなんだよ……
瑞原はやり:なんか目がマジな話怖い。光がないんだもん
小鍛治健夜:アハハ……ハハ……
野依理沙:怒って……ませんよね……?
江口セーラ:どう見ても女の人なのに……一体、なんで掲示板で……

★1
佐々野いちご
愛宕絹恵
染谷まこ
加治木ゆみ
新免那岐
福路美穂子
白水哩
薄墨初美
石戸霞
滝見春
狩宿巴
戒能良子
上重漫
鹿倉胡桃
臼沢塞
井上純

おまたせ次スレー

【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第30位【アラフォーマーズ】


投下中に埋まっちゃったら次スレにそのまんま行くので、お気になさらず歓談を
あと、>>1000ネタについてはIfネタでも可としますゆえ。エログロ暴力はスレには投下できないのでその辺は考慮を


んじゃ、始めようかー


はい、唐突に安価

誰がキッチンに出た?

↓5

エイちゃん了解
ただしバレンタインネタなので薄味になる模様(当社費)

txtならまあ、書いてもいいけど……書かない可能性もあるということを留意してね。疲れるし


引用元:【アイエエエエエエ】Aislinn's キッチン【ナンデ!?オカルトスレイヤーナンデ!?】



40 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
キーウィだしててグルジア人出さないのは差別だと思うから、お金ちょーだい

41 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
フランス人はどうでしょう?

42 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
中国人は駄目?

43 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
多国籍過ぎるスッガの人気

44 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
まあ、さすがに早々外人が書き込んでるわけがないだろ

45 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ramenMGDV
そうそう。早々にガイジンが書き込んでるわけないでしょウヨ

46 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
ひょっとして外人というのはあなたの脳内に(ry

47 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ARKWbjDrK
お薬出しとくからなーぁ

48 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
今日はバレンタインチョコですかい

49 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:cockToo3
黒糖?(難聴)

50 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:NOyoNOyo3
バレンタイン当日にチョコの作り方流しても遅いのよー

51 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MOKOTANN
バレンタインとかリア充死ね。死ね。今年は中止になるって言ったのになんで中止にならないんだよふざけんな死ね



京太郎「ドーモ、視聴者=サン。オカルトスレイヤーです」

エイスリン「AIEEEEEEEEEEEEEE!? WHY!? WHY OCLTSLYR!?」

エイスリン「ドーモ、OCLTSLYR=サン。Aislinn Wishartです」

京太郎「あ、はい、ど、ドーモ」

エイスリン「……!」 キラキラ

京太郎(めっちゃ目ェ輝かせてる……)

京太郎(なんか俺も……失敗できないっていう、正念場的アトモスフィア)


エイスリン「コノ番組、ワタシツクル。OCLTSLYRニインストラクション受ケル、OK?」

京太郎「あ、はい……そんな感じで……」

エイスリン「ジャア……New Zealandノ伝統的ナチョコレート」

京太郎「伝統的ですか。そりゃあ、ちょっと勉強になりますね」

エイスリン「ウン!」


エイスリン「――――スリケン・チョコ!」


京太郎「伝統もニュージーランドも関係ねーよ!?」


エイスリン「Why?」

エイスリン「スリケンハ古事記ニモカイテアル、モスト・伝統的ナ武器」

エイスリン「ツマリ、スリケンハ伝統的、チガウ?」

京太郎「……」

京太郎「まあ、手裏剣は……その、伝統的なものだとしましょう。しますね?」

エイスリン「スリケン」

京太郎「……」

エイスリン「スリケン」

京太郎「……」

エイスリン「スリケンは伝統的。いいね?」

京太郎「アッハイ」


京太郎「……で、スリケンとニュージーランドに、どんな関係が?」

エイスリン「New Zealand」

京太郎「……」

エイスリン「New Zealand」

京太郎「……」

エイスリン「発音ハNew Zealand。いいね?」

京太郎「アッハイ」

エイスリン「Go ahead!」

京太郎「New Zealand」

エイスリン「Say again!」

京太郎「New Zealand」

エイスリン「O.K.!」


京太郎「……」

京太郎「……で、New Zealandとスリケンにどんな関係が……?」

エイスリン「……Oh, GOD」

エイスリン「Unbelievable……You eat shit?」

京太郎「……あ、その、ごめんなさい」

スリケン・チョコとは
そもそも「スリケン」とは、漢の時代の料理人、周 理拳が開発した十字型をしたパンのことを指している。
周一族の一人がシルクロードからイギリスへ渡り、この料理を振る舞った際に、制作者の周理拳の名が料理の名前ととられ、以後この料理は「スリケン」と呼ばれるようになった。
その「スリケン」のレシピを知るイギリス人がニュージーランドへ移住したことで、「スリケン」はニュージーランドで大流行することとなった。その後様々な改良が成され、スリケンの形をしたチョコが最終的に人気となり、「スリケン・チョコ」はニュージーランドの人々に親しまれる料理となった。
またこのスリケンが日本へ渡り、今の忍者の武器として知られる「手裏剣」の形の元となったということはあまりにも有名である。
民明書房「バレンタイン対策~偽装チョコの作り方大全~」



エイスリン「……」 カキカキ

エイスリン「……コレ!」

京太郎「えーっと……」

京太郎(ニュージーランド人らしき人と、日本人が手を繋いでる……つまりは仲良しってことか)

京太郎「えっと、ニュージーランドと日本は仲良しってことですか……?」

エイスリン「New Zealand」

京太郎「……」

エイスリン「New Zealand」

京太郎「えーっと、New Zealandと日本は仲良しってことですかね?」

エイスリン「ウン!」 ニコニコ

京太郎「……」

エイスリン「……」 ニコニコ


京太郎「……あの」

エイスリン「……ナニ?」

京太郎「その……それと、スリケンチョコに何の関係が……?」

エイスリン「……」

エイスリン「……Oh」



114 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KAJYUYU3
その……実際、何の関係があるんだ?

115 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
さあ……

116 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:semaitoko
実は手裏剣ってニュージーランドが発祥なのよね。民明書房にも書いてあるわ

117 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KAJYUYU3
なんだって!?

118 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
それは本当か!?

119 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:semaitoko
いや、嘘だけど……

120 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KAJYUYU3
……

121 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:magicSSSS
おい

122 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
なんか先輩から変なメール来た

123 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
知り合いから変なメール来た

124 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:TAKEMEEE
同じく、先輩から……

125 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:RodRussia
こっちにも……

126 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:PeachMMM
奇遇っすね。私もっす

127 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:???
それもすべて薄汚いオルフェノクの仕業なんだ




エイスリン「日本トNew Zealandハ、ナカヨシ」

京太郎「はい」

エイスリン「スリケンハ、ニホンノ伝統」

京太郎「……はい」

エイスリン「ナラ、ナカヨシノNew Zealandノ伝統」

京太郎「そのりくつはおかしい」


エイスリン「ナンデ?」

京太郎「いや……だって、そんな盗人猛々しいことをNew Zealandの人が……」

エイスリン「ダッテ、イッテタ」

京太郎「言ってた? 誰がですか?」

エイスリン「エット……」

エイスリン「……」 カキカキ

エイスリン「……コノヒト!」



        / ̄ ̄ ̄ ̄\
        l ∨∨∨∨∨ l

        |   \()/   |
        (| (■■■■)|)       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        |    ⊂⊃   |     /
       | .| ⌒ \.l/ ⌒ | |  < お前のものは俺のもの

     / |. l + + + + ノ |\  \

    /   \_____/  \  \_________
  /                  \



京太郎「そいつの言葉を信じちゃ駄目ですよ!?」

エイスリン「ナンデ?」

京太郎「そいつは、新しくバットを買ったらそれで人の頭を殴ってバットの殴り具合を確かめるやつなんです!」

京太郎「生物に有害な広域無形公害汚染を、住宅街の空き地で行う奴なんです!」

京太郎「昆虫の抜け殻の入った料理を、同級生に無理やり食べさせる恐ろしい奴なんです!」

エイスリン「デモ、ヤサシイッテ……」

京太郎「ほかにも、法律の抜け道をくぐるような道具を使って女子小学生にいたずらしたり!」

京太郎「母親の財布から金を盗み出したり! 地球を滅亡させたり世界征服をたくらんだりしてるんですよ!」

エイスリン「……」 カタカタ

エイスリン「……トキドキヤサシイ、フダンコワイ。ヤクザ=サン?」

エイスリン「コワイ」




エイスリン「……ア」

エイスリン「須賀プロ、ヤクザ=サン……?」

京太郎「……」

京太郎「……なんでそう思ったんですか?」

エイスリン「エット……」

エイスリン「須賀プロノ先輩、ヤクザイル……」

京太郎(辻垣内先輩のことか?)

エイスリン「須賀プロ後輩……ツマリ、舎弟。ヤクザ=サンノナカマ」

京太郎(……舎弟になった覚えはないんだけどな)


エイスリン「――イタヨネ、清澄ニヤクザ=サン?」


エイスリン「眼鏡カケテ、パーマデ……パンチパーマデ……」

エイスリン「ヤクザガ先輩。後輩ノ須賀プロモ、ヤクザ=サン?」

京太郎「……」

京太郎「あの人、ヤクザじゃないです」

エイスリン「?」

エイスリン「広島弁――ツマリ、ヤクザジャナイノ?」

エイスリン「『わりゃあ、こン餓鬼ァ! 叔父貴に手ェ出そうとか、舐めとる真似しすぎじゃけえ!』」

エイスリン「『おう、サブ! チャカとヤッパもってこい! こン餓鬼ァ、膾じゃすまさけんのう!』」

エイスリン「『おうおう、おどれ、わしを誰だと思っとるんじゃい! そげに沈めて欲しいんかのぅ! おう!』」

エイスリン「広島弁、ヤクザ」

京太郎「……」

京太郎「……いや、それ、じゃあ、ちゃちゃのんさんはどうなるんですか?」

エイスリン「……」

エイスリン「ヤクザノジョーフ!」

京太郎「誰だこんな言葉教えたのは!?」





294 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KingCRMSN
パンチパーマって……パンチパーマって……

295 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ATGheroA
これだから広島は……

296 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:semaitoko
ヤクザの情婦って……しつぼうしましたちゃちゃのんのふぁんをやめます

297 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SMSMHIMEko
北九州より治安が悪いってしつぼうしましたちゃちゃのんのふぁんをやめます

298 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Guito893
ヤクザとかしつぼうしましたちゃちゃのんのふぁんをやめます

299 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:mihoko913
しつぼうしました。ちゃちゃのんのふぁんをやめて、たけいあなのふぁんになります

300 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChachaNO
ちゃちゃのんが……ちゃちゃのんがなにしたって言うんじゃ……

301 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:mihoko913
えっと、その、ごめんなさい……知り合いから、こういうのがネットでのマナーって聞いたのだけど……
ごめんなさい。やめておいた方がよかったのかしら?

302 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChachaNO
いや……うん、ええよ。須賀プロがミンチミンチ言われるような、ネット上の定型の流れやけん別に……

303 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ATGheroA
すっがをみんちっていうなんてしつぼうしました。ちゃちゃのんのふぁんをやめます

304 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:semaitoko
あら。なら、おことばにめんじてえんりょなくちゃちゃのんのふぁんをやめます

305 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChachaNO
ちゃちゃのんがなにしたって言うんじゃ!!!!!

306 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:semaitoko
真面目に言うと、一人称自分って時点で瑞原プロと同じような未来が見えるところ

307 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ChachaNO


308 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kituiA50
コラ☆殺すぞ☆



京太郎「――はい、まあ、誤解も解けたところで。本日のキッチンはこれまででしょうかね」

京太郎「全国のみんな、くれぐれも――ああ、今日だから遅いかもしれないけど――」


京太郎「『湯銭っていうのはチョコレートをお湯に溶かすことじゃない』」

京太郎「『湯銭っていうのはチョコレートを火にかけることじゃない』」

京太郎「『湯銭っていうのはチョコレートを蒸すことじゃない』」


京太郎「ここだけは、絶対に忘れないでくれよなー!」

エイスリン「I miss youー!」





エイスリン「……ア」

エイスリン「須賀プロ、ソノ……」

京太郎「なんですか?」

エイスリン「バレンタインニハハヤイケド……コレ、今日ノオレイ」

京太郎「いいんですか!?」

エイスリン「ウン」

京太郎「うおー、スリケン型チョコかー」

エイスリン「ウン」



886 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:MOKOTANN
おいふざけんなおいふざけんなてめえなにばんぐみって立場を利用して須賀プロにチョコ渡してるんだてめえふざけんなコラおいてめえ

887 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:KUGYUUUU
じぇえええええええええええええええええええええええええ!?

888 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:kayoiAYA
ずるいよ……

889 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Awaawaii
別に須賀がチョコレイトをどう貰おうが何しようがぜんぜんかまわないしまったく気にしないからいいんだけど……これはずるいよね

890 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Terr3Terr3
ずるい。須賀プロはチョコを独り占めしないで分けて食べるべき。宮永プロとかに分けるべき

891 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:HOKU10ki
そっちかい……

892 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:Kananyanya
実際、野郎がここまでチョコを作れるとか女の立場がなくなるし……

893 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:catchamber
ガトーショコラとか……いやー、実に多芸だねぃ

894 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:SEraEgchi
別に出来合いのものでもええやん?

895 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:ANGELAKO
別に須賀プロにどう渡そうがかまわないけど……これ、カメラ回ってるって判ってるのかしら?



エイスリン「ナゲテ」

京太郎「はい、いただきま…………え?」

エイスリン「ナゲテ」

京太郎「食べてではなく?」

エイスリン「ナゲテ。スリケン」


京太郎(……オ)

京太郎(オチつけやがったぁあぁぁぁぁぁぁあ――――――!? カメラ回ってるの判っててー!?)

京太郎(エイスリンさん……恐ろしい人……!)


エイスリン「~♪」

申し訳程度の掲示板要素。次から須賀プロのバレンタインの一日(ギャグ)が始まります

向こうでやろうと思うんで、こっちはうめちってくだせー

>>1000なら
キンクリされたロンハーの女10人を付き合いたい順に並べる企画の話

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