丹生谷「最近、中坊とソフィアが仲良すぎる」 (23)



ソフィア「やっほぉー、凸守」
凸「おぉ、ソフィア遅かったデースね」
ソフィア「実はここのセキュリティーが凄くてねぇ、少し手間取ったけど
この魔王魔法少女ソフィアちゃんにとっては朝飯前よニーハッハッハッ」
凸「てことで、例の件考えてきてくれたデスか?」


丹生谷「………なんかムカつくわね」



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ソフィア「大丈夫よ、ちゃんとモリサマー召還の方法を見つけてきたから」

凸「感謝するデース
お前が一番、モリサマー様との接触期間が長いからきっとやってくれると信じていたデース」

ソフィア「ニーハッハッハッ、魔王魔法少女ソフィアちゃんに不可能は無いのよぉ」

凸「早速、方法を聞かせるデース」ワクワクワ

ソフィア「ただし、貴方の望むような
関係にはならない覚悟は出来てるかしら?」

凸「モリサマー様を見られるなら、どれだけの代償も恐くないデース」


ソフィア「なら、もう一つ
代償として、マビノギオンを失うけど大丈夫?」

凸「まっ…マビノギオンをデースか?」

ソフィア「そう、モリサマー召還の供物としてマビノギオンは必須アイテムなの」

凸「もっモリサマー様に会えるなら、マビノギオンの一つや二つくれてやるデース!!」

ソフィア「よく、言った
では、今からモリサマー召還の儀式を執り行う」

凸「」ゴクリ




ソフィア「まず、モリサマーにマビノギオンを詠唱して貰う」

凸「ちょっ、待つデース
その肝心のモリサマー様を召還しようとしてるんデスよねぇ?」

ソフィア「んっそうだよぉ?」

凸「どうやって、モリサマー様にマビノギオンを詠唱して貰うんデスか?」

ソフィア「…………あっ
間違えたわ偽モリサマーよ」

凸「何故偽物にマビノギオンを詠唱させるデースか?」

ソフィア「偽モリサマーには、モリサマー償還の生贄となって貰うのよ」




凸「さすがは、偽物ざまー見やがれデスー」

凸「偽モリサマー……」ボソリ

ソフィア「何か言った?」

凸「べっべつに言ってないデース!!」

ソフィア「なら、良いわ
そうすると、偽モリサマーはきっとモリサマーになっちゃうのよ」

凸「素晴らしい作戦デース」

ソフィア「てことで、頑張ってね凸守
如何にして、偽モリサマーにマビノギオンを詠唱させるかが成功の鍵だからね?」

凸「こっ心得たデース」


凸「………トイヤァ」ズザザー


丹生谷「いったぁー、いきなりスライディングってまさか」

凸「油断大敵デスよ、この偽物」

丹生谷「……………」プイッ

凸「でこぉ?
偽物、この凸守を無視するとわ良い度胸デースね」ガシッ

丹生谷「…………邪魔よ」パシッ

凸「」ポカーン

丹生谷「」テクテク

凸「グスッ」

丹生谷「」ピクッ




凸「偽物は、やっはぃ…凸守嫌いなんれすね?」グスグス

丹生谷「えっ、あの中坊どうしたのよぉ」アセアセ

凸「偽物は凸が嫌い……あんまりだぁー」

丹生谷「ぶっ不気味な物を感じるわね」

丹生谷「じゃなかった、もぅ」ダキシメー

凸「でこぉ、何のつもりれすか?
偽モリサマー、今更こんな事したって遅いデースよ」

丹生谷「はぁー、アンタがいきなり泣くからでしょ?
大丈夫よ、私はアンタの事不思議と嫌いじゃないわよ」ナデナデ

凸「……偽モリサマー」

丹生谷「今だけよ?
モリサマーって読んでも許してあげるのは」


凸「ある、条件を満たしてくれたら
マビノギオンをくれてやるデース」

丹生谷「デコちゃん、本当に?」

凸「気持ち悪い呼び方をするなデース」

凸「もっと、呼んで欲しいデス」ボソリ

丹生谷「でっ、条件は何なの?」

凸「条件はふっ2つ……
一つはマビノギオンを詠唱する事
もう、一つは」

凸(嘘でも良い、この一時だけでもそのこ言葉を口にしてくれるなら、それで満足できる
たとへ、モリサマー様に会えなくても)

凸「凸守の事を大好きって言えデス」



丹生谷「凸守……大好きよ」ギューナデナデ

凸「……嬉しいデース//」

頬を伝う喜びの涙はとてもとても美しく零れ落ちた

丹生谷「言っておくけど、嘘じゃないからね?」

凸「……うっ嘘デース
凸守は騙されないデース」

丹生谷「本当よ、じゃぁ詠唱だけど第一章からで良いの?」

凸「えーと、第9章からお願いするデース」

丹生谷「マビノギオン 第9章
愛が呼ぶ奇跡」

丹生谷(普段なら悶え転がる所だけれども、マビノギオンを、取り返す為なら大丈夫よ)

凸「凄いデース
まるで、本物のモリサマーみたいデース」

丹生谷(あー、でも恥ずかしいわね…あれ?
そういえば、何時から私は中2病を卒業したんだっけ?)

丹生谷(そうだった、富樫君が止めた時からだったわね)


丹生谷(私の黒歴史モリサマーには、もう一つの設定があった)

丹生谷(それは、ダークフレイムマスターのサーヴァントと言う設定…私はソフィアを通じてダークフレイムマスターを知りダークフレイムマスターに恋をした)

丹生谷(でも、中学の後半に富樫君中2病止めちゃったから私も止めたの)

凸「モリサマーはまだデスかねー?」ワクワクワ

丹生谷(もっと近くで、富樫君を知るためにここまで来たけど小鳥遊さんが既に隣に居た……最近は富樫君も中2病がちらほら発病しているけど、2人の仲に私が入る余地は無い)

丹生谷(だから、私はダークフレイムマスターのサーブァントを諦め中2病をモリサマーという私を消したかった」

凸「そうだったんデスか偽モリ……モリサマー様」

モリサマー「えっ?
あっ、私何時から喋っていたのかしら?」

凸「隠された設定の所から喋っていたでーす」

モリサマー「…………////」カベパンチ

凸「あの、モリサマー様」

モリサマー「何よ」

凸「凸守じゃ、駄目デスか//」

モリサマー「はぁ?
アンタ一体何を言ってるの?」

凸「あのぉ、えっと
私をモリサマー様のサーヴァントにしてくださいデース///」

モリサマー「顔真っ赤じゃない//」

凸「モリサマー様だってそうデースよ///」

モリサマー「えっ嘘///」


誰か見てるのか、これ?
見てるか分かんないけどもぅ、寝ます

凸「でっどうなんデスか//」

モリサマー「………すぅー、ミョルニルハンマーの使い凸守よ我がサーヴァントとして契約を交わしてくれますか?」

凸「はいっ、交わすデース
でも、モリサマー様少し待ってくださいデス
今、凸守はちゃんとモリサマー様の顔が見えていないデース」ポロポロ

モリサマー「」ダキシメーナデナデ

凸「うわーん…やっとやっと
モリサマー様に会えて凸守は凸守は」ポロポロ

モリサマー「うん、うん」ナデナデ

モリサマー「凸守、大好きよ」

そっと凸守の頬にモリサマーの唇が当たる




でこぉ、ってのは鳴き声かなにか?


>>13
デコォは、大体凸が驚いた時に口走る言葉デス


凸「………///」

凸「嫌でーす、こっちじゃなきゃ嫌……でぇす」クチビルユビサシ

モリサマー「えっ、でもここじゃ不味いんじゃないかしら?
一応この学校の廊下だし」

凸「それを言うならば、さっきの頬キスはもちろんモリサマー様がモリサマー様だってとさえも皆に聞かれているデスよ?」

モブ「えっ、丹生谷さんモリサマーって?」

モブ「廊下で……大胆な人たちね」

モリサマー「………もういいわよ、中2病がバレたって」

凸「でも、それではモリサマー様の存在が闇の者にバレてしまいモリサマー様が狙われてしまうデース!!」

モリサマー「良いのよ、周りにどう思われてるかよりも貴方にどう思われてるのかが大切な事だって分かったから」チュッ



モリサマー(こうして、私達は学校公認のカップルとなった)

凸「モリサマー様何を、考えておられるのデスか?」

モリサマー(いつかは、終わってしまうかもしれない同性愛という関係)

モリサマー「もちろん凸ちゃんの事よ」ホホキス


凸「////」

凸「モリサマー様、あのキスは……//」

モリサマー「あぁそうだったわね」

モリサマー(でも、私達なら一生この関係のまま終われるはず……何故なら私は)

モリサマー「こっちだったわね」チュッ

凸「えへへ、そうデース//
大好きデースモリサマー様//」

モリサマー「私も大好きよ凸ちゃん//」

モリサマー(愛の伝道師モリサマーなのだから)



*おまけ*

ソフィア「ニーハッハッハッ、やっぱり想像通りだったよモリサマー」

ソフィア「モリサマーにマビノギオンを、詠唱させる事によりモリサマーが召還出来ると言えば凸守は、モリサマーにマビノギオンを返すという手を使わない訳がない」

ソフィア「そして、マビノギオンを取り戻す為にモリサマーは頑張るからねー
にしても、あんな事を口走るのは計算外だったよぉー」

ソフィア「だって、ソフィアちゃんの計画じゃ凸守は以前にモリサマーを本物のモリサマーと分かった……しかしマビノギオンによってまた偽物だと思い込んだ」

ソフィア「だから、モリサマーにマビノギオンを詠唱出来ると分かれば本物のモリサマーだという証拠になるという作戦だったのよニーハッハッハッ」

六花「勇太の膝の上で何をしている?」

ソフィア「あーら、天使じゃないここで決着をつけるの?」

六花「いや、まず勇太の膝(ry「ケルビム詠唱」

六花「ちょっ、待って別に戦わ「セラフィム降臨」

ソフィア「フィジカル・リンケージ」

六花「ちょっ、助けて勇太ぁーーー!!」



レズは害悪レズは害悪レズは害悪レズは害悪レズは害悪レズは害悪レズは害悪レズは害悪
レズは害悪レズは害悪レズは害悪レズは害悪レズは害悪レズは害悪レズは害悪レズは害悪


>>18

………いけませんか?

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