上条「間違いない…インデックスはヤれる!!」(169)

禁書「ふんふふん~ふんふふん~ふんふんふ~ん♪」パタパタ

上条「えーっと、ただいま…」

禁書「ずっとこもえのお家か病院に居たからここは久しぶりって感じかも」

上条「あ、ああそうだな…俺が入院する前からだからな…」キョロキョロ

禁書「きょろきょろしてどうしたのとうま?」

上条「……いや、なんでもないよ」

禁書「…?」

上条(記憶を失ってから数日、ようやく退院出来た訳だが…)チラッ

禁書「なにとうま?」

上条「………なんでもない」

禁書「へんなの、なにやら妙にそわそわしているかも」

上条(…………一緒に住んでるのか、女の子と…)



上条(…………付き合ってんのかな…)

上条(……他になんか女の子と同棲してるシチュエーションなんて思いつかないし)ジッ

禁書「とうま?」

上条「ん、なんだよ?」

禁書「わたしの顔になにかついてるのかな?」

上条「いや?」

禁書「ふーん?」

上条(………付き合ってるかどうかの確認なんか出来ないよな…どっちに転んでもまずい事になりそうだし)

上条「…まあ良いか、とりあえず部屋に上がるか」スタスタ

禁書「うん」



上条(さて、自分の部屋といっても初見だからな…色々確認しねーと…)キョロキョロ




上条(…至って普通だな、こざっぱりとした男の部屋だ)スタスタ

禁書「えへへ」ゴロゴロ

上条(…くつろぐの早いなおい…やっぱり一緒に住んでるんだな間違いない)

上条(…………ベッドは一つ…か……一緒に寝ているんだろうか)ドキドキ

禁書「とうまとうま、ぼーっとしてどうしたのかな?」

上条(いやまて、枕は一つしかない…いやだが俺が腕枕している可能性もなきにしも…)

禁書「…?」

上条(……くそ…わからん、情報が足りなさ過ぎる!!)

禁書「とうまとうま」

上条「なんだインデックス?」

禁書「おなかへったかも!!」

上条「……えーと…ああもう昼過ぎか、わかったなんか作るから待ってろよ」

禁書「うん!!」

上条(家事は俺がしてるっぽいな…まあ料理が出来るようには見えないから予測はしていたが…)

禁書「ごっはん♪ごっはん、ごっはっん~♪」パタパタ
上条(……ちょっと女の子の手料理を期待していたんだが…まあ、いいか)

上条(……女の子用っぽい食器は無いな…やたら茶碗とか皿は大量にあるけど、大家族かよ)カチャ

禁書「とうまーまだー?」

上条「もうちょい、いいから待ってろって」

禁書「はっやっく♪はっやっく♪」ピタッ

上条「ぐっ!?」ギクッ

禁書「ふぇ?」

上条「あ、ああ危ないからちょっと離れてろってインデックス、こっちは食器運んでんだから!!」

禁書「だってはやくして欲しいんだよとうま」グイグイ
上条「ふぉ…?!」ガシャン!!

禁書「あ…ごめんなさいとうま…」

上条「いや…予備は大量にあるから大丈夫だけど…ほら、破片踏むから向こうで待ってろってば」

禁書「うん、ごめんねとうま…」

上条「いいってば、すぐ出来るから大人しく待っててくれ、な?」

禁書「うん、待ってるんだよ」トテトテ

上条「………」






上条(……ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ焦ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!)ドキドキバクバク

上条(いきなり抱きついて来やがったよあの子!?なんなのいっつもそんなにイチャイチャしてんの!?)

上条(零距離密着とか間違いない!!付き合ってる!!むしろ突き合ってるよきっと!!だって普通はそんなにくっついたりしないもの!!たぶん!!)

………

禁書「ごちそうさまなんだよ!!」

上条「お、おう…(やたら食うなおい…)」

禁書「えへへ」ニコニコ

上条(……幸せそうだな…そうか、一緒にいられるのが嬉しいのか、たぶん)

禁書「とうまとうま」

上条「なんだ?」

禁書「なんでもないかも♪」

上条「そ、そうか…」

上条(…バカップル!?バカップルなの!?俺も用も無いのに呼んだりするべきなのか!?)オロオロ

禁書「どうしたのとうま?」

上条「な、なんでもない…」フイッ

禁書「…?」キョトン

上条(……ムリっ!! 恋愛スキルがリセットされてる(たぶん)上条さんには難易度が高過ぎて恥ずかしいもの!!)

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、インデックス達のみんなへのメッセジをどぞ

インデックス「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでほしいんだよ!」

美琴「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

神裂「見て頂けたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいですね・・・」

一方通行「見てくれありがとな!
正直、作中で言った俺の気持ちは本当だ」

打ち止め「ミサカハミサカハ」

では、

インデックス、美琴、神崎、一方通行、打ち止め「皆さんありがとうございました!」



インデックス、美琴、神裂、一方通行、打ち止め「って、なんで神崎さんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

上条「な、なんか暇になっちまったな、テレビでも見るか~」

禁書「てれび?」

上条「そ、暇なときはとりあえずテレビってな、ははは…」ピッ

禁書「ふーん?」

上条「さーて、なんかおもしろいもんは…あー、ワイドショーばっかだな」ピッピッピッ

禁書「……へぇ」マジマジ

上条「……インデックス?あんまり画面に張り付いちゃダメだぞ?目ぇ悪くなるし俺が見えない」

禁書「うん」ジッ

上条「………いや、だから見えないってば」

禁書「中に人が居るかも!!どんな術式を使っているのかな?」ジィィ

上条「……インデックスの後頭部しか見えない…」

禁書「うーん、よくわからないかも、術者は誰で式と必要な霊装はなにかとかぜんぜん見えてこないし」マジマジ

上条「……」

禁書「………どうなっているのかな、わたしの中の魔導書にも載っていない方式なんて…」ツンツン

上条「…………」

禁書「…ねぇとうま、このてれびっていうのはどんな事に使うものなのかな?」

上条(……四つん這いになっておしりをこっちに突きだしてるな、誘ってんだろうか)

禁書「とうま、きいてるかな?」

上条(……しかし妙に艶かしいなちくしょう尻の形がくっきりだよ間違いない誘ってやがるコイツ)


禁書「とうまってば、はなしを聞いて欲しいかも!!」

禁書「とうまってば!!」

上条「んん!?なんだ上条さん的には昼間っからってのはちょっとはしたないと思いますよ!?」

禁書「はしたない?」キョトン
上条「っ…?! い、いやなんでもない…」

禁書「わたしがきいているのはてれびというものはどんな事に使うかって事なんだよ」

上条「ん?いやそんなの見る為に決まってるだろ」

禁書「みる?なにを?」

上条「番組をだよ、あと映画とか色々」

禁書「……うー???」

上条(……あぶねぇ、危うく思考がバーストするとこだった…!!)ドキドキ

ごはんとおふろいってくるんだよ

ただいま

上条(落ち着け上条当麻、まだ勘違いの可能性も少なからず存在する、慎重に…慎重に行くんだ)

禁書「とうまとうま」

上条「な、ななななんでせう?」

禁書「帰ってきてから様子がおかしいかも、どうしたの?」

上条「っ!?」ビクッ

禁書「すごくそわそわしてて落ち着きがないかも」

上条「な、なんでもございませんの事よ!?」

禁書「………とうま?」ジィ
上条(やめてっ!!そんなに見つめないで恥ずか死ぬ!!)タジッ

禁書「む、何か言いづらい事でもあるのかな?」ジィ

上条「ないってば!?勘繰り過ぎだ!!」

禁書「…ほんとかな?」ジー

上条「ぐ…っ…」

禁書「………見習いだけれどシスターのわたしがとうまの懺悔を聞いてあげてもいいんだよ?」

上条「懺悔するほどの事なんてないから結構です」フイッ

禁書「むむっ、意固地になってる気がするかも」

上条(……いかん、そんなに態度に出てるのか俺?)

上条(……ダメだ、ちょっと落ち着けマジで)スクッ

禁書「とうま、どこ行くの?」

上条「………………………………………トイレ」フイッ

禁書「あ、うん」


上条「………」スタスタ

…3分後


禁書「………」ゴロゴロ


禁書「なんでといれに行くだけなのにとうまは顔そらしたのかな?」


禁書「………恥ずかしいのかな?」パタパタ

…10分経過

禁書「………」ゴロゴロ




禁書「………とうまおそいかも」

…20分経過

禁書「………」


禁書「………とうま、おなか痛かったのかな?」


禁書「…しんぱいかも」

…30分経過


ガチャ

上条「………フゥ」

禁書「とうま、おなか痛かったの?」

上条「え、ああうん…」


禁書「だからそわそわしてたんだね、わたしはとうまが何か隠し事しているのかなって疑っちゃったかも」

上条「………」フイッ


禁書「とうま?」

上条「いや、まだちょっと腹痛くてな、うん」


上条(…………罪悪感がハンパなかった…ふぅ)

上条(つか…よく考えたら付き合ってるかなんてわかんねぇか、ただ預かってるだけの子った事かもしんないしな)

禁書「とうま、おなか大丈夫?」

上条「そんなに心配すんなよ、大丈夫だから」


禁書「………ん」サスサス

上条「はぅん!?」ビクン

禁書「え、とうま…おなか触られると痛いの?」サワサワ

上条(やめてよ!? 不意討ちで下腹部さするのやめて!!反応しちゃうっ!!)

禁書「……とうま大丈夫?」

上条「………もっかいトイレいってくる」ヒョコッ…ヒョコッ
禁書「前屈みで足元がおぼつかないんだよ…」

…10分経過

禁書「………」



禁書「………ずっと痛かったのかな?」


禁書「………」ウロウロ

…20分経過

禁書「………またおそいんだよ」トテトテ


禁書「とうま、へいきなのかな?」コンコン

「ぬっふぅっ!?いいいインデッくしゅ!?」

禁書「おそいから心配なんだよ、ホントに大丈夫なのとうま?」

「ぁ…っ、ああ大丈夫………っ…心配すんなってば……」

禁書「…とうま? なんか苦しそうかも」

「気のせい気のせい……………ん……っ…」


禁書「……?」


「………ふぅ、平気だって、ただの下痢だ下痢、普通普通」

禁書「……ホント?」


ジャー、ガチャ

上条「ホントホント、もうスッキリしたから平気平気、はははは」

上条(………危うくアブノーマルな性癖に目覚める所だった…ヤバい最中に話し掛けられんのはヤバい…)

禁書「……?」


上条(しかし、やっぱり微妙だな…もしかしたら付き合ってる訳じゃないのか?」

禁書「とうま、一応横になっていた方が良いかも」

上条「……そうか?まぁ、そうするか」

上条(ホントはまったく体調悪くないが辻褄合わせは必要か…)

………

上条「……で、インデックスが言うようにちょっと横になっていたんだがついウトウトとして昼寝しちまった訳だが」

禁書「……ん…zzZ」ギュ


上条(何故俺は抱き枕にされている!?)

上条(やっぱり付き合ってんだろこれやっぱり付き合ってんだろこれやっぱり付き合ってんだろこれ!!)

上条(預かっただけの子とかなら添い寝とかしないもん!!しかも向こうから自発的に!!」

上条(間違いない…インデックスはヤれる!!)クワワッ

禁書「……ん…zzZ」

禁書「……zzZ」

上条「…………」ゴクリ

禁書「……ん…zzZ」

上条(荒ぶる男子高校生と添い寝とかもうOKサインですよね!! 間違いなく襲われる…否ッッ、抱かれるの期待してますよねこれ!!)

禁書「……むにゅ…zzZ」

上条「………………………よし、それじゃ」ヌギヌギ


上条「………」パンッ

上条「いただきます」ペコリ

禁書「……zzZ」

上条「…ぐへへ…さぁてどこからむにむにしてやろぉかな~…ふへっふひひひひひ…」

禁書「……ん…zzZ」

上条「ぐへへへへへ…」

禁書「……zzZ」

上条「………」ドキドキ

禁書「……zzZ」

上条「………普通にいくか、ゲス口調やっても緊張ほぐれたりしねぇし…え、えーと…」ソワソワ


上条「よ…よよよし…おっぱいだ、おっぱい見るぞおっぱい…」スッ

上条「大丈夫だイケる、問題ない、目の前に幸せがあるんだ、掴まねぇなんて選択肢なんかあるわけないだろ…行くんだよ上条当麻、お前はその為に今ここに居るんだろ!!」ソワソワ

禁書「……ん……っzzZ」

禁書「……ん…とぉ……ま…」

上条「…ん?」


禁書「……あ………ぅ」


上条「……………」

禁書「…ご……………ぃ……zzZ」


上条「…………寝言、か」

禁書「……zzZ」


上条「………はぁ……」ゴソゴソ


上条「……不幸だ」

………

禁書「……う?」パチッ

上条「ん、起きたかインデックス」

禁書「……あ、とうまおはよう」

上条「昼寝だったからまだ夕方だけどな」

禁書「おなかもうへいき?」

上条「…ああ、大丈夫だよ」

禁書「よかった、元気になったんだねとうま」

上条「…一部もの凄く元気なままだけどな」

禁書「……?」

上条「つーかインデックス、あんまり人が寝てるとこに潜り込むのは感心しないぜ?」

禁書「ふぇ?なんで?」

上条「…………お前、俺が男ってわかってる?」

禁書「うん」

上条「…………インデックス、ちょっとこっち来て」

禁書「うん」モソモソ

上条「………なんちゃらほーるど」ギュッ

禁書「うみゃぁあっ?!?!」びっくぅ

上条(この反応…やっぱりか…)ガクッ

禁書「ぅ…////とうまのえっち!!!!」がぶっ

上条「ぎゃあああああああ!?」ビクンッ

上条(まったく男になれてないこの反応…!!間違いない…!!)ビックンビックン

上条(インデックスは…ただ単にお子様なだけだ…!!)

禁書「い、いきなり抱きついてくるのはだめかも!!」

上条「ああ、うんごめんなさい」

禁書「うぅ////」プルプル


上条(結局全部俺の勘違いか…インデックスはただ人に甘えたいだけなんだきっと)

禁書「とうまのばかっ!!」

上条「悪かったってば…はぁ…」


禁書「まったくもう…」

上条(なんで俺と一緒に居るかなんてわかんねぇしな今さら…ちょっとずつわかっていこう)

禁書「きいてるのかなとうま!?」プンスカ

上条「聞いてるよ、はぁ不幸だ」

上条「……まぁ、気にすんなよ」

禁書「むっ、それはひどいかもとうま!!いきなり抱きついてきておいて!!」

上条「ああそっちじゃないって、抱きついたのは反省してるよ」

禁書「そっちじゃない?」
上条「気にすんなってのは寝言にな」


禁書「ねごと?」キョトン

上条「もう居ない奴に代わって言っとかないとな」

禁書「…?」

上条(ありがとう、とごめんなさい、か…ホント、不幸だな)

上条「インデックス」

禁書「なにとうま?」

上条「………とりあえず、寝床をどうにかする相談しようか、ベッド一つしかないし」

禁書「なんで?」

上条「…………」


禁書「一緒に寝ないの?」

上条「…ね、寝ない…」フイッ

禁書「ふぇ?」

上条「……インデックスはもうちょい男の性に理解を深めような?」

禁書「さが?」キョトン

上条「大人になれってことだよちびっこシスターさんめ」

禁書「むぅ!!」

上条「とりあえず理解出来るまでは俺は風呂場辺りで寝るか…」

禁書「ばかにしてっ!!わたしはそこまで子供ではないというのに!!」

上条「だまらっしゃい!!そういうセリフを吐くのは半年早いんだよ英国産ロリータさんめが!!」

禁書「むっきぃぃぃぃっ!!」

ワーワーギャーギャー

……

…数ヵ月後

上条「こんな感じで最初はな、大変だった」

禁書「そっか…」

上条「………」

禁書「……とうまは…ずっと大変だったんだね」

上条「……まぁ、否定出来ないな」

禁書「………ありがとう」

禁書「………ごめんなさい」

上条「……気にすんなよ、それはもうずっと前に聞いてたんだからさ」

禁書「寝言で言っていただけなんだよ、ちゃんと言わないとダメかも」

上条「謝られても正直実感ねぇからよくわかんねーってのが本音かな、酷い言い方かもしれないけど、謝る相手も感謝する相手も別人って感覚だから」

禁書「………そっか」

禁書「でも、とうまはとうまだから」

上条「……インデックス」

禁書「………とうま」ギュッ

上条「………」


上条(…………記憶喪失から早数ヵ月…結局インデックスにはバレた訳だが)

禁書「……とうまはとうまだもん」

上条(…今なら確信が持てる、イケる、ヤれる、いちゃラブれる…!!)ソワソワ




上条(間違いない…インデックスはヤれる!!)


禁書「……?」キョトン


おわり

ゲス条さんが書けん病を患ったらしいから寝る

じゃーな

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