PP「あんまゆどもえを」ルキトレ「プロデュース!!」(113)

前回の続きです

前スレ
社長「うちでプロデューサをやってくれないかね?」モバP「」 -


あらすじ

Pである赤羽根が主力アイドルを引き抜いて移籍した上に 他のアイドルも脱退してしまい 
倒産寸前にまで追い込まれたモバイルプロダクション

モバプロの社長はこの危機に旧知の知り合いであるパッションプロデューサー(略PP)を新たなPとして雇い入れる

PPは再建計画として赤羽根に捨てられ引き篭もっていた3人のアイドル 村上巴 双葉杏 佐久間まゆを引き戻して
彼女たちのプロデュースが始まる

事務所

まゆ「おはようございます」ガチャ

PP「おはよう まゆちゃん」ニコニコ

まゆ「うわぁ 朝からなにニヤニヤしてるんですかぁ? 不愉快です」

PP「そりゃ嬉しいよ ついさっきまゆちゃんのお仕事が決まったから」

まゆ「そうですかぁ それでどんなお仕事なんですか?」

PP「ウジのめちゃくちゃヌケてるッ!! のテレビ出演ね」

ルキトレ「めちゃヌケですか!? 日曜8時の長寿番組じゃないですか!!」

PP「ちょっとレギュラーの1人にコネがあってね」

まゆ「口だけじゃなかったんですねぇ」

PP「口だけだよ それとルキトレちゃん 今日は杏ちゃんの家のお掃除をお願いします」

ルキトレ「はい!!」

車中

まゆ「ところでPPさん 今日のお仕事はどんな内容なんですか?」

PP「めちゃヌケレギュラーの1人とLIVE対決って内容なんだけど」

PP「別にそこまで気負わなくてもいいよ 失敗は成功の母っていうし」

まゆ「プロデューサーさんのためなのでそこまで気負ってはいませんけど」

PP「こういうテレビの仕事は始めて?」

まゆ「地方局の小さな番組なら幾つか」

PP「じゃあこういう舞台は初めてなわけか 楽しんでいこー!!」

まゆ「PPさん 車の中で叫ばないでください」

PP「はい」

楽屋

PP「メイクと衣装合わせが終わったら先輩たちに挨拶行こうか」

まゆ「普通はメイク前なんかに行くんじゃないんですかぁ?」

PP「芸人なんかならともかく アイドルはイメージがすべてだからね 競演するアイドルの素面姿なんて見たくないでしょ」

まゆ「だから早目に入ったんですか」

PP「イメージを出来るだけ上げた方がいいからね」

ガチャッ

???「あなたが今日 ボクの引き立て役になるアイドルですか?」

まゆ「PPさん こちらは……」

PP「この子が今回 まゆちゃんを推薦してくれた えっと……さそり座の女?」

???「いいえ 私はさそり座の女~~~♪ って違いますよ!!」

幸子「ボクは美川でも小林でもなく! 輿水幸子です!!」バンッ

PP「そうそう こちらの子がAランク芸人の輿石幸子ちゃん」

幸子「芸人ではなくアイドルです!! 全く! ボクが可愛いから弄りたい気持ちはわからないでもないですが」

PP「可愛いさっちゃん 今日は誘ってくれてありがとうね うちのまゆちゃんがお世話になります」

まゆ「よろしくお願いします」ペコリ

幸子「そこのあなたは幸運ですね!!」

まゆ「……?」

幸子「低ランクの内からボクの可愛さを拝めるなんて サインならいつでも受け付けてますよ!!」ドヤァッ

まゆ「それは結構です 精々まゆに負けないように頑張ってくださいねぇ」

幸子「ふふん PPさんの言うとおり闘志はばっちりというわけですね!!」

まゆ「」キッ

PP「僕 なにも知らない」

AD「幸子ちゃん まゆちゃん出番でーす!!」

幸子「勝負は舞台でつけましょう」

まゆ「えぇ」ニコリ

PP「仲良いなぁ」


岡部「輿石幸子のライブ対決~~~!!」

矢村「今日もやって参りましたねこのコーナー チャンピオンの調子はどうですか?」

幸子「ふふん 聞くまでもなくわかってるでしょう 今日もボクは可愛いです」ドヤァッ

岡部「別にお前可愛いないやろ!!」ベシッ

幸子「いたっ!? 岡部さん!! ボクの可愛さに嫉妬して叩くのは止めてください!!」

岡部「めちゃヌケマスコットの座は渡さんからな!!」フンッ

幸子「言われずとも!!」

矢村「身長同じやから岡部さんが2人いるみたいwwww」

矢村「それでは今日の挑戦者を紹介しましょう こちらでーす!!」

まゆ「」フリフリ

矢村「読者モデルやグラビアなどで活躍しているアイドル 佐久間まゆちゃんでーす!!」

矢村「今日の意気込みみたいなのはなにかありますか?」

まゆ「今日は憧れの幸子先輩との対決なので 胸を借りるつもりで頑張りますね」

矢村「はい! チャンピオン まゆちゃんはこう言ってますが?」

幸子「今日はボクの可愛さを存分に楽しんで帰ってくださいね!!」

岡部「貸すほどの胸もないしな」

幸子「岡部さん 後で覚えていてくださいね」

矢村「はい! 不穏な空気になりましたけど 今日の対決方法は……」

まゆ「対決方法?」

矢村「水中LIVEバトル対決ぅううううううううう!!」

まゆ「」

矢村「ルールを説明します お2人には酸素ボンベを背負ってプールの中に入ってもらい 歌を歌ってもらいます!!」

矢村「それを機械が判定して点数を出してもらい 点数が高い方が今回の勝者です!!」

幸子「」

岡部「おい幸子 顔真っ青やけどもしかして怖気づいとるんか?」

幸子「……はっ!? まさかこんな素晴らしい舞台を用意してくれるなんて!! ボクの可愛さは水中だろうと色褪せることないので問題ないですけどね!!」ドヤァッ

まゆ「」スタスタ

岡部「まゆちゃんはどこに行くんや? まさか逃げ……」ズイッ

まゆ「岡部さん ちょっとPPさんとお話があるので退いてくれませんか?」ニコニコ

岡部「あっ はいどうぞ」

矢村「岡部さん弱いwwwww」

まゆ「PPさぁん なんですかこれは?」

PP「水中対決 その昔 僕の母親がアイドルやってた時にこの対決で緑龍に負けてね」

PP「それから子供のPヘッドには高酸素マスクを取り付けるようにしたっていう感動話が――

まゆ「そういう話をしてるんじゃないです なんですかこの無茶苦茶な企画」

PP「無茶苦茶過ぎて志願するアイドルがいなくて取りやめ寸前の企画なんだけどね 他にもスカイダイビングとかライオンの檻の中とか」

まゆ「こういうのをアイドルに事前に知らせないのはどうかと思うんですけど?」

PP「知らせたらやらないでしょ?」

まゆ「当たり前ですよねぇ」

PP「この企画で視聴者の印象に残れば他の番組に推してもらえるかもしれないのにね」

PP「赤羽根くんにも近づくよ」

まゆ「そういえばまゆが動くと思ってませんか?」ギリギリ

PP「思ってるからやってるんでしょ 別に難しいことじゃないんだから頑張ってよ」

まゆ「覚えておいてくださいね うふふふふ」

矢村「さあ! 先攻はまゆちゃん 水に潜ってからのスタートになります!!」

まゆ「じゃあいきますよぉ」

ドボンッ

まゆ『んー! んんーーー!! んっ!?』ジタバタ

岡部「おっと! まだ10秒も歌ってませんがどうしたのでしょうか?」

まゆ「ごほっげほっ!? マスクしてるのに歌えるわけないですよねぇ」

観客「「あははははははっ!!」」

幸子「全く無様ですね ここは可愛いボクがみほ――えっ!?」

ドボーンッ

矢村「おぉっと! 幸子ちゃん プールに入ってなにしてはるんですか?」

幸子「だれか! 誰かに押されて……」

岡部「全く とんだ極悪人もおったもんやなぁ」

幸子「岡部さんでしょ!! ボクは見てましたからね!!」

幸子「まあプールに入った姿も可愛いんですけどね!!」ドヤァッ

岡部「幸子は楽勝なんやな?」

幸子「当然ですよ 無様を晒した彼女よりも可愛いってことを見せないと!!」

岡部「スタッフー! あれ持ってきて」

ゴロゴロ

岡部「余裕の幸子にはハンデとして5メートルの高台から飛び降りてもらうからな!!」

幸子「よ 余裕ですね!! これぐらいあってこそ ボクの可愛さが際立つというものです!!」

矢村「ちょっと幸子ちゃん引けんくなっとるwwww」

幸子「まゆさんもボクの雄姿をとくと見ておいてください!!」ビシッ

まゆ「……」

ビッターンッ チョットイマノスロースロー ウイテコナイヨー

PP「あははっ! 相変わらずさっちゃんは面白いなぁ」

まゆ「笑い事じゃないですよねぇ」ゲシッゲシッ

PP「車の座席後ろから蹴らないで 事故るから」

まゆ「……」

PP「ところでまゆちゃん 今回さっちゃんと無理してでも共演させたのには理由があるけどわかる?」

まゆ「あなたが楽しみたかっただけじゃないんですかぁ?」

PP「それもあるんだけど」

まゆ「」ゲシゲシ

PP「もう1つはね 輿石幸子ってアイドルとまゆちゃんが似てるからってところも」

まゆ「まゆはあんなに馬鹿じゃありません」ゲシッゲシッ

PP「そういう意味じゃないよ それと蹴るのやめて」

PP「まずはどちらも自分に自信があるってところ」

PP「さっちゃんは本気で自分を可愛いと思ってるしその努力は欠かさない」

PP「まゆちゃんだって赤羽根くんに見てもらうための努力は欠かさないでしょ」

まゆ「まあ……」

PP「さっちゃんは今ではそのキャラでバラエティでの露出も多いけど あれでドラマやモデルなんかも出来るからね」

PP「まゆちゃんもそっちの方向で売り出して行こうと思ってるから」

まゆ「まゆは世界で一番可愛いんですよぉ とかやればいいんですか?」

PP「まさか 方向性は同じでもタイプは違うから そこは今度レッスンでもやりながら教えてあげるよ」

まゆ「これセクハラで訴えられませんかねぇ」

PP「やめて」

あくる日

PP「杏ちゃんにお仕事だよ!! やったね杏ちゃん!!」

杏「今日は気分じゃないからパスで」

PP「今やってるアイドル戦隊 アイマスジャーで謎の怪人に連れ去られるニート役のお仕事だから!!」

杏「それセリフ覚えるんでしょ?」

PP「しょせんニートだからいつも通りで大丈夫だって」

杏「それが面倒なんだよ 杏今日は休業日」

ちひろ「ここはスタドリの出番ですか!?」ガタッ

PP「それは勘弁で 無理矢理車に突っ込んでいくんで」ガシッ

杏「人権侵害だー 訴えてやるー」

PP「ルキトレちゃんは事務所待機で」

ルキトレ「はい!!」

PP「杏ちゃん セリフ覚えたー?」

杏「むりー セリフ多すぎー」

PP「OK! 難しいならピンク辺りと絡んでればいいから」

杏「……ピンク?」

ニョワー

きらり「PPちゃーーーーーん!!」ダダッ

PP「きらりちゃん ぐぇっ!?」

きらり「きらりのことはきらりんって呼んで欲しいって言ってるでしょ? おっけーい?」

PP「お おっけー……きらりちゃんもハピハピしてた?」

きらり「きらりはいつでもハピハピしてるにぃ☆」

PP「はい!!」

きらり「にょわー!!」

バチンッ

PP・きらり「「イェーーーー☆」」

杏「なにこれ」

んな投下速度だとさる食らわないか

前回何故投げたし

きらり「PPちゃん 後ろの子は……」

PP「今日 きらりちゃんと共演するペットの杏ちゃん」

きらり「うわぁ ちっちゃくて可愛いにぃ 高い高いしてあげるぅ☆」ガシッ

杏「えっ? ちょっと……PP助けてー!!」

きらり「うぇーい☆」ブンッ

杏「ぎゃああああああああああ!?」

PP「仲良いなぁ」


杏「ねえ ここにゲームとかないの?」ポリポリ

怪人「ないでゲスよ」

監督「カーーーーーット!! いいねぇ杏ちゃん!! アイドルとは思えないニートぶりだよ!!」

杏「……はあ? 杏はいつも通りなんだけど」

監督「それに比べてきらりちゃんは……」

きらり「桃色パッション! アイドルきらりん☆」キラッ

監督「カーーーーット!! そこセリフ違うよきらりちゃん!! でも可愛いからOK!!」

杏「なんだこれ」

杏「ねえきらりはあの社畜にプロデュースしてもらってたんだよね」

きらり「うん PPちゃんと一緒で楽しかったよ☆」

杏「でも杏たちの事務所に移るためにそっちの事務所止めたんでしょ 捨てられたとか思わなかったの?」

きらり「う~ん PPちゃんがいなくてきらりも寂しいけど……でもPPちゃんはどこにいてもハピハピしてるから問題ないにぃ☆」

杏「意味わからん」

きらり「PPちゃんはきらりたちの心の中にいるから――にょわー!! 恥ずかしいにぃ☆」ギュウウウウウウ

杏「いたっ!? 〆るな痛い!!」ジタバタ

PP「2人とも仲良さそうだね」ニコニコ

杏「どこがだよ!?」

PP「杏ちゃんはやっぱりパッション系のアイドルと一緒だと映えるなぁ 今度からこっちの仕事一杯いれよっと」

杏「やめ――

事務所

PP「じゃあ今日も元気に行こう!!」

巴「ちょっと待てや」グイッ

PP「どうしたの巴ちゃん 仕事行けない」

巴「まゆと杏の仕事が増えたのはわかるけぇ なんでうちの仕事が全くないんや」

PP「えっ? 君には耳にタコが出来るまで僕があげた音楽を聴いているという仕事が……」

巴「あのな 確かにうちはおんしを信じとる じぇけぇ ここまで同じ事務所の2人に差をつけられると」

PP「……不安になっちゃうよね ごめんねー」ナデナデ

巴「餓鬼扱いするなや ////」バシッ

PP「じゃあちょっと進んだレッスンをしようか ルキトレちゃん!!」

ルキトレ「ついに私の出番が!?」ガタッ

PP「今日はもう帰っていいよー」

ルキトレ「」

ルキトレ「おかしいですよ! レッスンといえば私じゃないんですか!?」バンバン

PP「じゃあルキトレちゃんもついてくる?」

ルキトレ「それが普通なんです!!」

PP「じゃあ僕が送っていくよ」


車中

ルキトレ「それでどこのレッスン場に行くんですか?」

PP「うん? 僕の家だけど」

ルキトレ「……はい?」

PP「我がマイホーム ここから車で30分ぐらいの」

ルキトレ「降ろしてください!!」

PP「旅は道連れ世は情けでしょ」アハハ

ルキトレ「巴ちゃんもなにか! なにか言って!!」

巴「PPは口は軽いが覚悟はある男じゃけぇ 沈むか埋めるかの選択肢ぐらいはさせたるわ」

PP「あれ? どっちにしろ死ぬの?」

PP「はい到着したよー だからドスは仕舞って捕まるから」

ルキトレ「ここって」

PP「我が家のレッスン場 親父もプロデューサーだから その関係で作ってくれたんだ」

ルキトレ「PPさんのお父様って……」

PP「受付さーん!! 今日はボイスの部屋空いてる?」

受付「今は最後の1人がレッスン中ですね 残り5分ぐらいですけど」

PP「じゃあ行って待ってるよ はいみんなこっちー」スタスタ


留美「あら PPくんじゃない」

PP「和久井さん レッスンお疲れ様です 2人とも こちらがファンレターよりも婚姻届が カミソリよりも離婚届が届いてしまうAランクアイドル 和久井留美さんです」

留美「あなたは相変わらずね」ヒクヒク

PP「和久井さんも相変わらずでなによりです なによりなのが不憫というか可哀想というか」

留美「」ヒクヒク

CP「なんだ PPか」

PP「2人とも こちらがクールプロダクションのプロデューサーで和久井さんが絶賛アプローチ中のCPさんです」

留美「PPくん!?」

CP「和久井 ボイスレッスン後にあまり大きな声を出すな」

留美「ご ごめんなさい」

ルキトレ「なんか怖そうな人ね」ボソボソ

巴「うちじゃああいうのが普通じゃが」

ルキトレ「そりゃねえ」

CP「それでなんの用だ?」

PP「ちょっとこの子をみてもらえな――

CP「断る」

PP「じゃあ巴ちゃん 中に入って待ってもらえるかな」

巴「ええんか?」

PP「いいよいいよ」

おお、続ききてたか

PP「それで お願いお兄ちゃん」

CP「これも仕事だ 家族の感情を持ち出すな」

PP「ちょっと見てくれるだけでいいから ね?」

CP「……少しだけだぞ」

PP「流石兄ちゃん!!」


CP「村上 得意な歌は?」

巴「演歌じゃ!!」

CP「PP 音源は?」

PP「持ってきてるよ」スッ

CP「じゃあまずは歌ってみろ」

巴「うちの歌でその鉄仮面を剥いだるわ!!」

巴「つーがーるーかいきょー♪」グッ

CP「…………」

PP「どう?」

CP「なるほどな お前が入れ込むわけだ」

CP「お前のことだ 素直に演歌で売り出すわけじゃないだろう?」

PP「演歌はちょっと客層の関係であまり上までいけないからね」

PP「それに巴ちゃんはもっと大々的に売り出したいから」

CP「ロクでもないことを考えているな」

PP「家族に火の粉はかけないようにでしょ?」

CP「赤羽根の件で既に火の粉はかけられたがな」

PP「兄ちゃん 事務所ごと引き抜こうとしてたからね」

CP「完璧に横から掠め取られた」イライラ

PP「しょうがないよ 相手は業界最大手のプロダクションだし」

CP「ともかく 俺に迷惑はかけるな」

PP「うん わかってる」


CP「ところであの」

ルキトレ「ゆーるりーるるりららー」

CP「あの微妙に下手な奴はなんだ?」

PP「知らない人」

961プロ

PP「クロちゃん お久しぶりです いやぁ 会ってくれてありがとうございます」

黒井「なんのようだ三下 アポなしで来おってからに」

PP「アポとろうと思ってもとってくれないじゃないですかー」

黒井「当たり前だ 貴様と関わるとロクなことがない」

PP「で 今回は天下の961プロ社長にお願いがありまして」ヘコヘコ

黒井「一応聞いてやろう」

PP「実験的に うちのアイドルと961プロのアイドルで一時ユニットを組んで貰いたいなと」

黒井「ふん! 貴様にもなにか考えのあってのことだろう」

PP「これがこちらから出すアイドルとそちらのアイドルのリストです」

黒井「」プルプル

PP「とりあえず目処として3ヶ月ぐらいの限定ユニットで売り出そうかと思ってるんですけど」

黒井「ふざけるな!!」バンッ

PP「そんなに怒鳴らないでくださいよ」アハハ

黒井「これが怒鳴らずにいられるか!! こちらが出すのはAランクでなぜ貴様が出すのがEランクなんだ!!」

黒井「これでは抱き合わせだと叩かれるのが見えている!!」

PP「抱き合わせのなにが悪いんですか?」

黒井「開き直るな!! 実力あるアイドルに実力のないアイドルがついて来られるわけがないだろう!?」

PP「実力のあるアイドルが実力のないアイドルに……じゃあついてこられるって証明出来ればやってくれるんですね?」

黒井「う……それは……」

PP「いやあ 流石クロちゃんは優しいなぁ」

黒井「少しでも私が駄目だと思ったら直ぐにやめるぞ!!」

PP「どうぞ」

数ヵ月後 ライブハウス

PP「じゃあみんな準備はいい?」

巴「うちは数ヶ月前から準備完了じゃけぇ」

蘭子「ククク 夜の始まりね(頑張ろう~!!)」

輝子「ゴートゥヘーーールッ!!! フヒヒヒヒフハハッアッハッハ!! 宴だ!! ヒャッハーーーーッ!!」

春菜「このサングラス 素晴らしいです!!」

PP「はいはい じゃあ行っておいで」


黒井「次は我がプロダクションが誇るパンク系アイドルグループ 漆黒のつば――うげっ」

巴「邪魔じゃどけぇ!!」ゲシッ

ダレダアレ? センターランコチャンジャナイノカヨ

巴「うちがこのユニットを乗っ取った村上巴じゃあ!!」

フザケンナ キノコッ メガネッ

巴「黙れ!! ごちゃごちゃ抜かす前にまずはうちの歌を聞けぇ!!」

支援

PP「いや 流石巴ちゃん あの個性的なメンバーを纏められるなんて」

黒井「それ以上に凄いのは奴の圧倒的な声量だろう」

PP「演歌を聴いた時から思ってたけど 彼女の力を存分に出すのはバンドやパンクなんですよね」

PP「その上 こっちの客層は一度心を掴めばずっとファンでいてくれますから」

黒井「だが色が強すぎる 長期的なユニットは無理だな」

PP「彼女は度胸だけなら歴戦の勇士ですから その上 人を纏めるカリスマまである 問題は猛毒なんですけど」

PP「クロちゃんの言うとおり長期的は無理ですね CD2枚出して終わりでしょう」

黒井「それもうちから出すのだろう?」

PP「そういう契約ですから こっちが欲しいのはメディア露出ですし」

PP「あっ! それとあのお話 頼みますよ」

黒井「わかっている」フンッ

巴「PP!! うちはどうだったけぇ!?」

PP「いや良かったよ 往年のビーなんとかずを彷彿させそうな」

蘭子「PP やみに――

PP「蘭子ちゃん 闇に飲まれた!!」ビシッ

蘭子「――ッ!? 我が友PPよ 頬に鮮血が飛び散るぞ」テレテレ

PP(いつも闇に飲まれたって言うと照れるんだけど どんな意味なんだろうか)

輝子「テンション上げすぎてPPにドン引きされた……フヒヒ」イジイジ

PP「そのテンションの落差が面白いから自信もってよ」

春菜「……ふぅ 今日も眼鏡の布教活動完了です 見ましたか!? なんと! 会場の人たち全員が眼鏡をしてたんですよ!!」

PP「うん 売店で売ってたから」

巴「よし!! PPの許可も出たしこの調子で次のライブハウスにカチ込んだるかの」ボキボキ

PP「許可してないし意味わからないよ」

スレタイのどもえって?

またあくる日


ラジオ『本日は新しいメンバー 巴ちゃんを加えた漆黒の翼による……』

杏「最近 巴の歌よく聴くよね」

PP「羨ましい? もっと仕事したい?」

杏「んーん 社畜はレッスンも仕事も少なくしながら杏をトップアイドルにするんでしょ?」

PP「うんそうだよ 杏ちゃんは安心してダラけてればいいから」

杏「今日も仕事だって連れ出されたんだけど」

PP「座ってるだけの簡単な仕事だよ むしろ声出したら危険というかなんというか……ゴホッゲホッ」

杏「なにその意味深な言い方 変な仕事だったら本当に逃げ出すよ杏」

野球場

PP「今日は野球の解説の仕事だよ! やったね杏ちゃん!!」

杏「座ってるだけでいい仕事じゃないの? 杏 野球なんてパワプロぐらいしか知らないけど」

PP「座ってるだけでいいよ 解説は相方がやってくれるから」

杏「相方?」

PP「うん 僕がPaプロダクションにいた頃にプロデュースしてた子なんだけどね」

杏「もう既に嫌な予感しかしないんだけど きらりみたいな」

PP「いやいや きらりちゃん以上に元気のある子なんてそうそういないって」

杏「だよねー」ホッ

PP「まああの子よりタチ悪いけど」ボソッ

友紀「PPさん お久しぶり!!」

PP「今日も元気一杯だね友紀ちゃん」

友紀「もちろんですよ!! なんといっても今日はキャッツの解説なんですから!!」

PP「それはよかった それでこっちが今日の君の相方をしてくれる杏ちゃん」

友紀「君が今PPさんがプロデュースしてるアイドル? あたし姫川友紀 よろしく!!」

杏「社畜! この人抱きついたりしてこないぞ!!」

PP「だからきらりちゃんを基準に考えないで」

友紀「そっかぁ 君がきらりちゃんの言ってた杏ちゃんか」

杏「杏は杏だよ よろしく」

友紀「うん! 今日はいい応援が出来そうだよ」

PP「じゃあ僕は別のお仕事があるから 終わる頃に迎えに来るよ」

杏「ゆっくりしてきていいよー」グテー

PP「そんなに良い椅子なのかな? まあいいや じゃね」

バタンガチッ

友紀「さあ始まりました! キャッツ対宿敵スネークズ!! 先発は杉内です どうでしょうか杏ちゃん」

杏「いや 杉内とか……誰?」

友紀「さあ! 一回表!! 杉内選手頑張って!!」

杏「……」

数十分後

友紀「なにやっとんじゃあ杉内!! 1回から炎上してんじゃねえよコラ!!」

友紀「監督もはよ下げろや!! のさっとるだろうが!!」

杏「」

友紀「審判!? そこはストライクだろ! 明らかなスネークズ贔屓止めろって!!」

杏「友紀もキャッツ贔屓じゃ」

友紀「杏ちゃんももっと大きな声出して応援……また打たれた!? なにしてんだお前1人で終わらせる気か!!」ガンッガンッ

杏「窓殴っちゃ駄目だって もう帰ろう」ソロソロ

ガチャガチャ

杏「あれ? 開かない!? おい! 鍵閉めるなよ社畜!!」ガンガンッ

友紀「杏ちゃん! 早く戻って応援をしよう!!」ガシッ

杏「嫌だ! 杏は帰るんだ!!」ジタバタ

ネコキチやないか(震え声

試合終了

杏「」グデーン

PP「うわぁ 良い具合に死んでるね よしっ! 杏ちゃんを回収してっと」

友紀「PPさん! 杏ちゃんにもキャッツ魂 伝わりましたかね!!」

PP「伝わったんじゃない 僕スネークズのファンだからわからないけど」



杏「おい 社畜糞」

PP「あれ? なんか親愛度と共に呼び名もランクアップしてる?」

杏「なんだあれ? なんで野球の応援で部屋が滅茶苦茶になるんだよ」グテー

PP「凄い情熱でしょ Paプロでもトップクラスの駄目子だよ 共演NG芸能人がダントツで多いからね」

杏「見ればわかるよ」

PP「きらりちゃんも友紀ちゃんも僕が直接スカウトしたんだけどね」

杏「似てるよね あの基地度合いとか」

PP「きらりちゃんは人を幸せにしたいからアイドルになったんだ」

杏「杏は絶賛不幸だけど」

PP「友紀ちゃんは野球……キャッツが好きで他の人にもキャッツの魅力を伝えたくてアイドルになったし」

杏「杏はキャッツどころか野球が嫌いになりそうだよ」ゲッソリ

PP「2人ともアイドルの先にビジョンがある そこが杏ちゃんと似てるかなって思ったんだけど」

杏「似てないでしょ」

PP「大丈夫!! 後2人ぐらいは似たようなアイドルがいるから 近い内に共演させてあげる」

杏「お願いしますやめてください」

PP宅

まゆ「どうしてまゆはあなたの家に呼ばれてるんですかぁ?」

PP「まゆちゃんにもそろそろ”演技”を身に着けてもらおうと思って」

まゆ「演技 ですかぁ?」

PP「うん 性格はともかく 外見は読モをやってたこともあってテレビ受けするから そこから舞台俳優をね」

まゆ「それでなんで自分の家に?」ゲシッゲシッ

PP「だから蹴らないで!! それと今回は僕の姉ちゃんに指導してもらうつもりだから」

まゆ「PPさんのお姉さん? どうせ変態なんでしょう?」

PP「う~ん 言い辛いけど さっちゃんの担当プロデューサーだし」

Pa「PP こんなところでなにをしているのかしら」

PP「姉ちゃん!!」

Pa「違う!! なぜ! この! 美しい私の部屋の前でたむろしてるのかと聞いているのよ!!」ビシッ

PP「ねっ?」

まゆ「確かにあの女の担当みたいですねぇ」

PP「それで姉ちゃん 前から話してた演技指導なんだけど……」

Pa「この子が?」

PP「そうそう お願いできる?」

Pa「まずはこの台本を読みなさい」バサッ

まゆ「ロミオとジュリエットですかぁ?」

Pa「そのジュリエットのセリフだけを抜き出して」

まゆ「お――

Pa「違うわよ!!」バンッ

まゆ「まだなにも喋ってないんですけど」

Pa「あなたは今 なにを思って演技をしてたのかしら」

まゆ「それはジュリエットに成り切って」

Pa「そこが! 違う! の!!」バンバン

まゆ「」イラッ

Pa「観客はジュリエットを見に来てるの!? 違う! あなたが演じるジュリエットを見に来てるのよ!!」

まゆ「なにが違うんですかぁ?」イライラ

Pa「ジュリエットをあなたが演じるんじゃないの ジュリエットをあなたにしなさい」

まゆ「あなたがロミオさ――

Pa「違う! それじゃああなたがあなたを演じてるんでしょ!! それじゃあジュリエットどこ行っちゃったって話でしょ!!」

PP「キム・タコさんなんかは演じる気とかないけどね」

PP「お疲れ ようやく休憩がもらえた?」

まゆ「えぇ 疲れましたよ でもこのリボンでPPさんの首を絞めるぐらいは出来ますよぉ うふふふふふ」

PP「あはは それだけ元気があれば大丈夫 姉ちゃんの指導はどうだった?」

まゆ「抽象的過ぎて面倒です」

PP「だろうね だけど役を演じるのだって台本に書いてある文字を自分で想像して演じるんだから」

まゆ「……」

PP「前も言ったけどまゆちゃんは女優としても頑張ってもらおうって思ってるから それも――」

まゆ「プロデューサーに近づくため ですよねぇ」

PP「わかってるならなにより じゃあ後半も頑張って」

まゆ「うふふふふふふふふふふふ」

Pa「PP あなたの連れてくるアイドルってどうしてこう 面倒な子ばかりなのかしら」

PP「それは僕もわからないよ っていうか姉ちゃんも楽しそうにやってるでしょ」

Pa「それはね あの子には可愛さがあるわね でもその裏にとんでもなく冷たい面も持っているからよ」

PP「そこがさっちゃんとは決定的に違うんだよね うん」

Pa「あの年で面白い演技が出来るなら 化けるわね」

PP「でしょ? そのための舞台はもう用意してあるから」

翌日 事務所


ちひろ「PPさん……はいないですね」

まゆ「どうしたんですかぁ?」

ちひろ「事務所の前で知らない人にこれを渡されたんですよ」

まゆ「エロ本ですねぇ」

ちひろ「エロ本ですねぇ」

まゆ「捨てましょうかぁ シュレッダーにこう!!」

ガリガリ

PP「おはざーっす!! ちひろさん この近辺でエロ本持ってる怪しい紳士を見かけませんでしたか? 緊縛ものですよ! 緊縛!!」

ちひろ「それならここに……」

ズタズタなエロ本「」

PP「」

PP「」ズーン

巴「んなことがあったんか」

まゆ「あれだけ落ち込んでるPPさんを見るのは初めてです」

巴「おいPP! 元気出すんじゃ!! 裏モンならうちの若い衆に頼めば……」

PP「別に気にはしてないんだよ」ハァ

まゆ「全く男らしくないですねぇ たかだかエロ本一冊で」

PP「あーなーたーとーふーたーりーでーきんばくぅぅぅぅぅぅぅ」

社長「あの 少しいいかね」

まゆ「どうしたんですか社長」

社長「実はあのエロ本 とても大切なものかもしれないんだ」

社長「そうだね あれは昨日の夜 少し彼に飲みに誘われてね」

居酒屋

PP「社長 こっちですよ!!」

社長「もっとゆっくり歩いてくれないかね もう私は年で……」

PP「監督! お待たせしました!!」

監督「PPくん! 久しぶりだね!!」

PP「ご無沙汰してます」

社長「PPくん こちらの人は……」

PP「あぁ こちらがさの有名な映画監督です ほら前に話した緊縛趣味の」

社長「あれは冗談じゃなかったのかね!?」

PP「やだなぁ~ モノホンですよモノホン 本人も肯定してる事実ですし」

監督「ははは テレビなどで妻を緊縛していると言っても冗談にとられてしまうんだけどね」

社長「」

PP「ところで監督 今度昼ドラにも挑戦するとか そんな噂を知ったんですけど」

監督「全く 君はどこでそんな情報を仕入れてくるんだか」

PP「昼ドラってことは ドロドロの愛憎劇なんですか?」

監督「まあ 三角関係などはやってくれと言われてるよ」

PP「じゃあ旦那が16歳の女の子を孕ませちまう話とかどうです?」

監督「ほうほう」

PP「16歳の子の親や社会も含めての愛憎劇が繰り広げられますよ」

監督「面白い話だとは思うが……」

PP「そこでうちのアイドルですよ 佐久間まゆちゃんとかおススメです」

監督「でもねぇ……」

PP「ところで監督 実は僕 とある筋から更科短編集を手に入れられそうで」

監督「なに!?」ガタッ

社長「君 そのなんとか短編集というのは」ボソボソ

PP「ただのエロ本ですよ それで主演の件なんですけど」

監督「君は中々に狡賢いね」

PP「どうも」


社長「ということがあってね」

まゆ「」

社長「まあ私も事務所にエロ本を持ち込むのはどうかと思うんだが 彼の気持ちも汲んであげて欲しい」

まゆ「ちょっとまゆ行って来ます」ダッ

まゆ「PPさん」

PP「どうしたのまゆちゃん」

まゆ「すいませんでした!!」ペコリ

まゆ「まゆの身勝手でPPさんの大切なものを……」

PP「いいよ 気にしてないから それにまゆちゃんの実力ならこれからも仕事を取れるからさ」

まゆ「でも!!」

PP「いいって言ってるでしょ!!」バンッ

まゆ「」ビクッ

PP「あぁ! ごめんね大声出しちゃって」オロオロ

PP「アイドルに怒鳴るなんて 最低だよマジで」ズーン

まゆ「えっと……」

PP「……はぁ もう駄目かな」

まゆ「まゆに出来ることならなんでもしますから!!」

PP「なんでも……?」ピクッ

まゆ「あの……」

PP「PP復活!! 社長! 今の聞いてました!?」

社長「聞いてたけど 君こういうやり方は……」

PP「よかった 今度さっちゃんと一緒にデュオ組んでCD出してもらおうとしてたけどまゆちゃん嫌がりそうだったから よかったよかった」

まゆ「」

まゆ「どういうことですかぁ?」

PP「どういうこともなにも! まゆちゃんのCDデビューの話を……」

まゆ「エロ本の話ですよぉ」

PP「あぁ 昼ドラの話はまだ正式に決定してないけど 前向きに検討してくれるって話しだし」

まゆ「そうですか うふ そんなことのためにまゆを担いで うふふふふ」

PP「ところで社長 雑誌とかありませんか? 分厚い奴ならなおいいです なんか僕の担当アイドルが刃物をこっちにむけ――

とある日の事務所

ルキトレ「これは!? ちょっと皆さん注目!!」

巴「騒がしくするな 今杏とゲームしとるけぇ」ピコピコ

杏「巴 こっちは駄目だって」ピコピコ

ルキトレ「そんな場合じゃありませんって! PPさんの手帳を見つけたんですから!!」

みんな「「――――ッ!?」」ガタッ

まゆ「もしかしたらあのド畜生の弱点とか載ってるかもしれないですねぇ うふふふふ」

杏「これはチャンス!?」

巴「ほぅ プロデュースのことなんかが一杯に書いてあるのぅ ん? なんじゃこれは」


PP『村上巴っていうアイドルを一言で表すなら 才能溢れる少女だと思う』

PP『音楽方面の才能もさるものながら 姉ちゃんの演技指導に対してついていけるんだから子役なんかもいけるんじゃないだろうか』

PP『それにあの明るさにはいつも救われる』

ルキトレ「へぇ 良いこと書いてあるなぁ」

巴「そういうことを言われると恥ずかしいじゃろうが」カオマッカ

PP『ただ……』

PP『漆黒の翼(笑)関係でテレビの仕事が増えたからといって組の話題を出されるのは困る』

PP『いや 確かに隠さなくていいって言ったのは僕だけど』

PP『だからって村上組と萩原組の闘争とか 本当にどうでもいいよ』

PP『それと大物芸人に対して実家で見たことあるとか マジで肝を冷やすから勘弁して欲しい』

PP『あの年であれって 頭とか本当に大丈夫なのかな?』

PP『少しはヤ○クミを見習って欲しい(笑)』


巴「PPはどこじゃ! タマとったるわぁ!!」ブンッブンッ

ルキトレ「ちょっと巴ちゃん危ない!!」


PP『双葉杏に関しては言うまでもないだろう』

PP『サボることしか考えてない ゆとり教育が生み出した弊害としか思えない』

PP『でもあれで案外 素直で可愛いところがあったりするんだよねぇ』

PP『仕事嫌だって言ってる割に一度引き受けた仕事はちゃんとやってくれるし』

杏「社畜糞……」

PP『でも……』

支援

PP『あんずのうただけはない』

PP『珍しく自分から動いて詩を書いてきたっていうからなんとか歌を作ろうと作曲家の人と喫茶店で詰めたけど』

PP『替え玉大作戦ってなに? 人形に変わりに歌わせるじゃないよ 解読に朝までかかったよ』

PP『しかも本人ドヤ顔だしね 今度はきらりちゃんと友紀ちゃんとのトリオユニットでCD出させよう うんそうしよう』

杏「社畜糞 後で亡き者にする」


まゆ「私は……」

PP『まゆちゃん? うちのアイドルで一番年上の癖して精神年齢が一番餓鬼』

PP『直ぐに暴力 なにかあったら暴力 彼女は僕に恨みでもあるのだろうか?』

PP『赤羽根くんが逃げた気持ちが今になってわかる 彼女は駄目だわ(笑)』

まゆ「うふふふふ PPさんは私のことをこんなに想っていてくれたんですねぇ」

PP「おはよう みんな今日も一日頑張ろ――

巴「PP! 覚悟!!」

PP「あぶなっ!? 危ないよ!?」

杏「おい社畜糞」

PP「杏ちゃんはどうしてスタンガン持ってるの?」

まゆ「こうやって水に濡らしたリボンを首に巻いて……」

PP「ちょっとこれシャレになってな――


PP「容赦ないなぁみんな まあこれで親愛度は下がったみたいだしよしとしよう」

PP「みんなのランクは現在D もうそろそろ仕掛けようかな」

PP「みんな~~~」スタスタ

まゆ「なんですか気持ち悪い」

PP「いや みんな色々なアイドルの抱き合わせユニットに慣れて来たんじゃないかって思ってさ」

杏「杏は今すぐ解散したいけど」

PP「うん! それでそれを全部解散してこの3人でユニットを組みます!!」バンッ

巴「」

まゆ「」

杏「」

PP「あれ? なにこの反応」

まゆ「不安しか感じないんですけど」

PP「大丈夫だって!! 僕の見立てに間違いはない!!」

PP「それでね LIVEバトル一番最初の相手はニュージェネレーションズにしようと思ってるんだ」

杏「それって……」

PP「そう 赤羽根くん率いるAランクユニットだよ」

巴「じゃけぇ うちらはDランクユニット LIVEバトルをするにはお互いのランク差が1以内じゃないと駄目なんじゃろ?」

PP「うん そうだね」

杏「そうだねって……どうせ社畜糞のことなんだからなにかあるんでしょ」

PP「みんなにこれから魔法の言葉を教えるからさ それを色んな人に言って欲しいだ」

まゆ「魔法の言葉ですかぁ?」

赤羽根ぶっ倒せ

タ○リ「巴ちゃん 今度君がユニットを組むらしいね おめでとう!!」

巴「おう! 一番最初に倒すのはうちらの元先輩 ニュージェネレーションズじゃ!!」


監督「へぇ 彼がそんなことをねぇ」

まゆ「えぇ それで監督さんにも1つお願いが……」


杏「っていうわけなんだけど」

きらり「にょわー!! PPちゃん卑怯な手はメッだけど そんなPPちゃんにきゅんきゅんしちゃう☆」

友紀「PPさんのお願いならやってみるよ!!」

PP「最初は小さな火種でいい 僕たちが先輩アイドルであるニュージェネレーションズと戦いたいって」

PP「それをテレビや雑誌などで取り上げてもらって 僕が掲示板やSNSなんかで拡散させてく」

ルキトレ「PPさん! モバプロの掲示板が炎上してますよ!?」

PP「無視無視 どんどん拡散させていって……っと電話 ウジテレビさん? あの話ですね はい」

PP「ルキトレちゃん 兄ちゃんたちにも電話かけて これから忙しくなるよ」

ルキトレ「はい!!」ガチャガチャ

ほし

5年前

???「……はぁ 10社受けて全部不採用ってなんだよ」

???「お袋に無理いって東京に出てきた手前 帰れないしな」

PP「そこ行く若者よ」

???「……はぁ どうしよう」

PP「そこの君だよ!!」ビシッ

???「なんですか 俺今忙しいんですよ」

PP「なんかね ティンときた!!」

???「」サッ

PP「僕はゲイじゃないよ それで君は今 就活をしている しかも結果が伴わない」

???「それがなんですか!?」

PP「まだ説明してなかったね 僕はPaプロダクションのプロデューサーをしているPPだよ えっと君の名前は……」

???「あっ!? ちょっと俺の履歴書を勝手に……」

PP「赤羽根くんね これからよろしく!!」

427プロ 会議室


PP「久しぶり赤羽根くん 君がPaプロを去ってからだから3年ぶりだっけ」

赤羽根「そうですね先輩」

PP「元気にやってた? Pは資本なんだから身体を大切にしなくちゃ」

赤羽根「…………」

PP「なんで睨んでるの? 僕に親でも殺された?」

赤羽根「」ギロッ

PP「それとも……モバプロと合併しようとしたことを根に持ってるとか」

しえ

赤羽根「合併じゃなくて乗っ取りでしょう!!」

PP「言い方が悪いなぁ 僕と兄ちゃんと姉ちゃん 三社でモバプロのアイドルを引き取ってあげようとしてたのに」

赤羽根「それは凛たち一部のアイドルだけでしょう」

PP「当たり前でしょ こっちとしてもゴミみたいなアイドル雇う余裕なんてないんだし」

赤羽根「あの子達はゴミじゃない!!」

PP「ゴミだよ 残念ながらね」

PP「そもそもモバプロがあそこまで経営悪化に陥った原因に君がいることに気づいてた?」

赤羽根「それは……」

PP「昔から言ってたよね アイドルはセミみたいなものだって 幼虫の時間が長くて成虫になっても生きていられるのは少しの間だけ」

PP「幼虫の間に投資した分 以上を成虫になって稼いでもらわなくちゃいけないんだよ 馬鹿な君は10人も15人も一気に育てようとするから」

PP「かろうじてニュージェネがCランクでしょ そりゃ潰れるよ」

PP「それと僕たちが合併を考えてるって聞いて 合併自体をなくして残りのアイドルを助けるために移籍したのはいい手だよ」

PP「ニュージェネと君を連れてくることが移籍の条件だったんだろうしね」

赤羽根「……」

PP「自分が悪になってもアイドルを助ける 僕だって君の立場ならそうしただろうさ」

PP「でもね 君は他にも間違ってる 糞プロデューサーだよ」

バタンッ スタスタ 

凛「」バッチーン

赤羽根「凛!?」

凛「プロデューサーを悪く言わないで」

PP「渋谷凛か 叩かれるのは慣れてるけど痛いね」スッ

ほう

こうみると赤羽根側の奴らマジうっざいな

PP「赤羽根くん それに凛ちゃんも問題だ 最近活躍目覚しいAランクユニットニュージェネレーションズ そしてそのPである赤羽根くん ではなぜ赤羽根くんはモバプロの他のアイドルのランクを上げられなかったのでしょうか?」

赤羽根「それは……」

PP「あーみなまで言うな わかってる 君のことだからそれは自分が未熟だったから 凛たちが成功したのは彼女たちの実力だとか言いたいんでしょ 思い上がるなよ」

PP「君はアイドルの表側しか見ない アイドルは綺麗だと思ってる 盲目に!!」

赤羽根「それのなにが間違ってるんですか!?」

PP「君は巴ちゃんがあれで案外繊細なのを知ってるか? 気丈に振舞っていても心のどこかで誰かに支えてもらいたいって思ってるのは?」

PP「杏ちゃんのサボり癖がただ構って欲しいだけだっていうのは? あれで寂しがり屋だっていうのは?」

PP「まゆちゃんが子供っぽくて運命の人探しを本気でやってるのは?」

PP「昔に言ったと思うけど 僕たちは所詮 シンデレラに夢を与える魔法使いでしかない 王子様じゃないんだよ」

赤羽根「……」

PP「シンデレラが魔法使いに惚れたら興醒めだろう?」

PP「君はアイドルと距離をとって付き合う僕のやり方についていけなかったんだよね」

PP「だったらここで雌雄を決しようよ 僕のユニットとニュージェネの一騎打ち」

赤羽根「俺たちが勝ちますよ」

PP「やってみればいい 時期は1ヵ月後 場所は追って知らせるよ」スタスタ

バタン

凛「なにあの人」

赤羽根「俺の先輩だった人だよ 少し……いや かなり意地悪な」

しえ

LIVEバトル当日


PP「みんな準備はいい? なんかテレビ中継までついちゃって豪華だけど」

まゆ「今までのプロデュースに比べたら」

杏「屁でもないんじゃない」

巴「それにうちらにはうちらを信じてくれとるPPやファンのみんながおる!!」

PP「あっ! 赤羽根くんじゃん これから出番?」

赤羽根「そうですよ それとやってくれましたね」ヒクヒク

PP「いや なんかウジの人達がスポンサーになってくれて舞台やらテレビ中継なんか気合を入れてくれてね」

PP「こんな所で低ランクアイドルに負けたりでもしたら 君のクビは免れないってわけだ いや この業界から追放かな」

赤羽根「容赦はしないってことですね」

PP「そうだね ところで後ろの子たちになにか言ってあげることはないですか?」

赤羽根「みんな……」

まゆ「まゆが勝ってプロデューサーを解放してあげますから うふふふふ」

杏「早くLIVE始めようよ 帰りたいし」

巴「ま そういうことじゃけぇ 誰に喧嘩売ったんか教えてやるからの」

PP「みんなさっぱりしてるね じゃあ正々堂々お互い頑張ろう」

赤羽根「えぇ 正々堂々ですね」


PP「ニュージェネが先攻か」

まゆ「PPさん どうですかぁ?」

PP「まあうちの負けかな」

どうでもいいけどPaPをPPって略すのは珍しい

ほし

熱い展開だ…

赤羽根「お疲れ!! みんな良かったぞ!!」

凛「」ハァハァ

赤羽根「今までで最高のLIVEだった!!」

PP「うん 僕もそう思うよ」

赤羽根「先輩はさり気なくこの輪に混ざらないでください」

PP「せっかくだからさ ここで僕たちのユニット シンデレラガールズの歌を見ようと思って」

赤羽根「……別にいいですけど 一曲目はあんずのうたですか」

PP「ごめん! その演奏順っていうか演奏 全部直前に変えちゃった」

赤羽根「……なに考えてるんですか?」
 
PP「彼女たちの希望でね 歌いたい曲があるんだって ほら 始まるよ」

さるってた

巴「ねえ 今 見つめているよ 離れてても」

まゆ「ラブ フォーユー 心はずっと傍にいるよ」

杏「もう涙を拭って笑って 一人じゃないどんな時だって」

三人「「夢見ることは生きること 悲しみを超えるちから」」


赤羽根「これは約束」

PP「765プロの如月千早復活ライブで歌われた歌だよ」

赤羽根「どうしてこの曲を……」

凛「プロデューサー 泣いてるの?」

赤羽根「えっ? 俺 どうして涙が……」ゴシゴシ

巴「歩こう~果てない道」

赤羽根『お願いします! 絶対に巴さんをトップアイドルにするので!!』ゼンラー

まゆ「歌おう~空を越えて」

赤羽根『ねえ君 俺と一緒にトップアイドルを目指さないか?』

杏「想いが~届くように」

赤羽根『杏! ゲームするぞ!!』

三人「「約束するよ~夢を叶えるThank You For Smile」」


PP「彼女たちは誰一人として赤羽根くんを恨んでなんていなかった むしろ感謝してたんだよ 夢を見させてくれた君に 笑顔をありがとうってね」

赤羽根「俺は……」

PP「これでも僕たちは勝てない そこで僕たちには奥の手があるんだけど」

PP「――――」

凛「それは……」

PP「卑怯とか言わないでね こんな出来レースみたいな真似して悪かったとは思ってるんだから」

PP「赤羽根くん 君はこのままだと僕たちに完全敗北した上に業界から永久追放確定だけど 僕の温情でクビレベルにまで落とすことは出来る どうする?」

赤羽根「わかりました 先輩の言うとおりにしてください」

凛「プロデューサー!?」

赤羽根「みんなごめん でも……」

PP「懸命な判断だね さあこれからが魔法使いの本領発揮だよ」

支援

ファン1「これでLIVEも終わりか」

ファン2「やっぱりニュージェネレーションが凄かったよな」

ファン3「シンデレラも頑張ったと思うけど……おっ! 凛ちゃんだ!!」

凛「みんな今日は私たちのLIVEバトルに来てくれてありがとう!!」

ファン「「おぉおおおおおおおお!!」」

凛「ここで皆さんに重大なお知らせがあります!!」

凛「本日を持ちまして!! ニュージェネレーションズは解散します!!」

ファン「「えぇえええええええええええ!?」」

凛「そしてその代わりに……事務所の垣根を越えたユニット シンデレラガールズを結成します!!」

巴「アイムレディーアイムレディーはーじめよー」

蘭子「やれば出来る きっと」

まゆ「ぜったいー」

幸子「私ナンバーワン!!」

ファン1「あれ蘭子ちゃんじゃないか!?」

ファン2「あっちには和久井さんもいるぞ!!」

支援

CP「ふむ 中々映えるな」

PC「幸子! あなたが一番輝いてるわよ!!」

黒井「蘭子!! うぉおおおおおおおお!!」

赤羽根「これが先輩のやりたかったことですか?」

PP「そう シンデレラガールズプロジェクト 高ランクアイドルたちの夢のようなユニットの結成」

PP「このユニットが凄いのは人数だけじゃない アメーバのように分離してそれぞれが個々のユニットとして活動出来ること」

PP「例えば巴ちゃんと凛ちゃんの2人で演歌ユニットとか 蘭子ちゃんと友紀ちゃんでパンクをやらせたりだとか」

PP「新しい可能性を作り そしてファンの人に様々な音楽に興味をもってもらい 衰退している音楽業界を一気に盛り上げる一大プロジェクト」

赤羽根「いつからこうなることを予想してたんですか?」

PP「最初からだよ 三人には実験的に抱き合わせ商法でユニットとしての力を試してみて それをクロちゃんに見せることで961プロも引き入れられたし」

PP「更に君が契約してくれたお陰でニュージェネも引き込めたしね」

PP「まあ今のところはニュージェネがカバーしたREADY!!を3人を中心に歌って踊ることしか出来ないけど」

三人を切り捨てた赤羽根への制裁は無いんですか

まゆ「PPさん 辞めちゃったんですか!?」

社長「そうなんだよ 元々は事務所が軌道に乗ったら辞めるという約束だったしね」

社長「それにニュージェネレーションズと赤羽根くんが戻ってくるだろうからもう自分は必要ないだろと」

杏「今プロデューサーはどこにいるのさ!?」

社長「多分空港だ」

巴「空港!? まさか 高飛びする気か!!」

社長「詳しくはわからないが」

まゆ「社長さん まゆ 今日はお仕事休ませてもらいます」

杏「杏はいつも通り休むよ!!」

巴「うちも休むけぇ 後は頼んだ!!」

社長「」

いいよ

ガタッ

ルキトレさんどこ行ったんだ

赤羽根「みんな! 俺の車に乗って!!」

まゆ「プロデューサーさん!?」

赤羽根「黒井社長から聞いたんだ 先輩が出て行くって」

巴「でもどうしてうちらになにも言っていかなかったんじゃ 水臭いじゃろ」

赤羽根「あの人はそういう人なんだよ 魔法使いの出番は夢を見せたら終わりだって」

杏「杏たちには自分のやり方を押し付けた癖に……」

赤羽根「だから絶対に追いつかせる!!」

ブロロ~~

空港

まゆ「ギリギリ間に合いましたかぁ」ハァハァ

巴「PPはどこじゃ!?」

赤羽根「あの人のことだ みんなに教えた便より1本早いやつに乗った可能性も……」

PP「当たりだよ」

杏「社畜!!」

PP「1本早いのに乗ろうとしたら台風のため欠航だってさ こんなに晴れてるのに」

PP「クロちゃん辺りが一枚かんでるね」

巴「どうしてなにも言わずに出ていったんじゃ!?」

PP「元々 僕たちはアイドルとプロデューサー それだけの関係でしょ いなくなったところで仕事に支障がないようにしてきたし」

PP「そもそも 僕はこれから海外展開するであろうシンデレラガールズの土台作りに行くんだから」

まゆ「だったら最後に まゆたちのライブを見ていってくださいよぉ」

PP「ライブっていったって どこでそんな……」

赤羽根「黒井社長が今から空港内に特設ステージを作るって」

PP「マジか あの人」

このクロちゃんになら掘られてもいい

>>103
CuP(ガタッ

>>104
お前じゃねえ座ってろ

まゆ「CHANGE今は変わる世界~輝け」

巴「CHANGE今はあたしの世界~」

杏「私のものCHANGE」


きらめくステージ イベントグラビアCM

PP「ここがアメリカか まずは案内のナターリアさんを探さないと」

テレビでショータイム はじまり続くストーリー

ルキトレ「そうですねぇ」

何度NGでもどんなライバルだって負けないでトライアゲイン立ち上がるストーリー

PP「」

ルキトレ「どうしたんですかPPさん」

いいよ

PP「どうしてルキトレちゃんがいるの?」

ルキトレ「そりゃもう PPさんは私がいないと駄目な気がして」エヘヘ

PP「ベテトレさんたちは……」

ルキトレ「お姉ちゃんたちなら快く送り出してくれました」

PP「英語は?」

ルキトレ「自慢じゃないですけど全く出来ません」キリッ

PP「お疲れ様でした さてナターリアちゃんは……」

ルキトレ「すいませんすいません!! 置いていかれると非常に困ります!!」


シンデレラは王子様とけっこんして 自分をシンデレラにしてくれた魔法使いにお礼を言いいました

また彼がシンデレラにお礼を言われる日まで

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、>>1達のみんなへのメッセジをどぞ

>>1
「みんな、見てくれてありがとう。ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

>>1
「いやーありがと!私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

>>1
「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

>>1
「見てくれありがとな!正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

>>1
「コーホーコーホー」ファサ

では、

>>1>>1>>1>>1>>1>>1「皆さんありがとうございました!」



>>1>>1>>1>>1>>1>>1「って、なんで>>1くんが!? 改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

おっつおっつ
さあナターリアを加えた続編を書く作業に戻るんだ

これで終わりです 前スレから付き合ってくれた方もありがとうございました

正直 前回の分で終わっていた方がよかったようなと

またSS速報に出没しているので見かけたら声をかけてあげてください ではおやすみなさい

ウォーズマンおつ


クロちゃん実はPP大好きだよね

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