モバP「畜生ユッキ」 (40)

P「今年はどこが優勝するかな」

ちひろ「我らが星に決まってるじゃないですか。万年Bクラスの汚名なんてさっさと返上してくれますよ」

P「意外と応援してるんですね」

ちひろ「当たり前です。優勝したらボーナス出るかもしれないじゃないですか」

P「お前……」

友紀「にゃはは。地面に落ちた星が簡単に空に帰れるとは思わないけどねー」

ちひろ「……」

まゆ「うふふ。日本一は今年もイヌワシに決まってますよ」

巴「阿呆。一気にAクラスまで駆け上がったうちらの鯉に決まっとるじゃろ」

友紀「どっちとも絶対的エースが抜けたんだから無理無理」

まゆ「……」

巴「……」

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地元に球団あるからまゆや巴が野球好きってこと?

P「ゆ、友紀はどこだと思うんだ?」

友紀「そりゃあやっぱりキャッツっしょ! 常勝の名は伊達じゃないよっ!」

みく「はっ」

友紀「!?」

みく「去年日本一を逃したくせに常勝だにゃんて……うぷぷ」

友紀「……おやー。誰かと思えば相変わらず成績の安定しない猛虎さんでしたかー」

みく「キャッツのリーグ優勝も今年までにゃ。藤ウェーブにズタズタに切り刻まれてしまうにゃ」

友紀「クライマックスシリーズを勝ってから言ってくんない?」

みく「!」

友紀「4回出場して全敗だっけ? にひひ、勝負弱さは昔から変わんないねー」プププ

みく「……っ!」



ちひろ・みく・まゆ・巴「畜生!」

>>2
単に本拠地があるとこのアイドルってだけで特に意味は無い。

ていうか応援してる人ごめんなさい。

 
……………
 ………
  …

P「いやー、美味しかったな」

あい「ふふ、だろう? 私のお気に入りなんだ」

早苗「じゃあ次はお姉さんのおすすめの店に行こっか! まだまだ飲み足りないでしょ」

楓「二次会は2時までかい? ふふふ……」

P「あー……、是非付き合いたいところなんだけど」

友紀「おかわりー……」スピー

P「1人で帰らせるわけにもいかないからな。家まで送ってくるよ」

友紀「んー……えへへ♪」ギュッ

P(のわっ。背中にたわわな果実が……ッ!)

早苗「変なことしたらシメるよ?」

P「するか!」

P「じゃあお疲れ様。また明日な」

あい「ああ。お疲れ様」

楓「おやすみなさーい……」

早苗「おやすみー。さて、と」

あい「どうする? 次行くかい?」

早苗「カラオケ行かない? 叫びたい気分なんだよね」

楓「Pさん、友紀ちゃんに構ってばっかり……」シュン

あい「どちらかといえば姫川くんがPくんの傍から離れなかった感じだけどね」

早苗「安心した顔でおんぶされて……。くうーっ! お姉さんだって甘えたいのに!」

あい「まあ羨ましくはあるな」

楓「こういう時になんて言うんでしたっけ?」

早苗「あれでしょ」



早苗・あい・楓「畜生」

P「ほら友紀、着いたぞ。歩けるか?」

友紀「んー? んー……」

P「たく、明日も仕事なのに飲みすぎだっての」

友紀「えへへー……」ギュッ

P「離せ。早くベッドで寝ろ」

友紀「お姫さま抱っこで運んでよー……」

P「たくもう……。はいはい。姫の仰せのままに」

友紀「えへー……♪」ギュッ

P「これで満足しのわっ! 引っ張るな!」ドテッ

友紀「おもーい……」

P「なら離せ! この体勢はマズい!」

友紀「やーだよ。にひひ、プロデューサー?」

P「な、なんだよ」





友紀「一緒に、寝よ?」

P「」


チュンチュン



友紀「んっ……。ふわー……ん?」

P「……」

友紀「ぷ、プロデューサー!? なんでいるの!?」

P「なんでってお前……」

友紀「えっ!? ここあたしの家だよね!? あそっか夢か!」

P「現実だよ馬鹿たれ。とりあえず離してくれ。そろそろ支度しなきゃ間に合わん」

友紀「え? あ、ご、ごめん!」

P(一晩中抱きつかれたままだったからスーツの皺がヤバい……。事務所に替えあったかな)

友紀「あ、あのさプロデューサー? クマがひどいけど……だいじょぶ?」

P「大丈夫に見える?」

友紀「見えない。寝てないの?」

P「寝れると思う?」

友紀「なんで?」

P「なんでってお前……。一晩中抱きつかれてた身になれ」

友紀「……?」

P「お前はっ! もう少し自分の体の凶悪さに気付け!」

友紀「え。あ、あの……ごめんな、さい?」

P「おかげでこちとら理性と本能のせめぎ合いが続いたんだぞ! 頑張った理性を誉めろ!」

友紀「よくわかんないけど……、ありがとう?」

P「どう致しましてこん畜生!」



尚、家から出る際に早苗さんに目撃され痛い目にあったのは別の話。


……………
 ………
  …

P「……なあ友紀」

友紀「ほえ?」

P「俺そろそろ我慢出来そうに無いんだけど」

友紀「我慢はよくないよ?」

P「じゃあいいんだな?」

友紀「……? あ! だ、だめだめ! 絶対ダメ!」

P「なんでだよ! 事務所公認にもなって同棲も始めて何ヶ月経つと思ってるんだ!」

友紀「だ、だってだって! 最初は痛いらしいし……」

P「出来るだけ優しくするから! お願いします!」

友紀「な、なんでそんなにしたいの? 今のままで充分じゃん」

P「誰のせいだと思ってんだよ!」

友紀「あ、あたしなんかした?」

P「無自覚……だと……?」

友紀「だ、だからなにが」

P「家だと薄着しかしない上に下着着けてないだろお前」

友紀「ぱ、パンツは履いてるもん!」

P「ブラもしろ! それに風呂だって俺が入ってる時に乱入してくるし」

友紀「つ、疲れてると思って背中流してあげよーと……」

P「その気遣いは嬉しいよ? ただな? せめてバスタオル羽織るか水着着るかどっちかにして? あと「人間スポンジー♪」とかいうのマジやめて?」

友紀「あれするとPさん元気になるし……」

P「元気になるよ? 主に下半身だけどな」

P「あと夜な夜なベッドで抱きついてくるし」

友紀「ぴ、Pさん抱き締めてたらよく眠れるから……」

P「俺は起きるんだよ。下半身が。目覚めた息子を寝静ませるのにどれだけ苦労してると思ってんの?」

友紀「で、でもやっぱダメ! まだ覚悟出来てないもん!」

P「なら今すぐスカートなりズボンなり履け! パンツだけとか風呂上がりのお父さんかお前は!」

友紀「た、貯まってたからまとめて洗濯しちゃって……」

P「なら俺のジーンズでも着てろ! 次そんな格好したら有無言わさず襲うからなこん畜生!」

友紀「は、はーい……」

しまった書き忘れた。
今から投下するのは>>15から>>17の間だと思ってくだせぇ。

 
……………
 ………
  …

P「楽しかったか?」

友紀「もち! やっぱり野球は生観戦だよねー。プロデューサーも楽しかったっしょ?」

P「騒ぎすぎていつ帽子が落ちるかひやひやしてたけどな」

友紀「でも帽子被ってるだけでバレないもんなんだね」

P「長くて綺麗な髪が友紀の一番の特徴だからな」

友紀「き、綺麗?」

P「少なくとも俺はそう思ってるけど?」

友紀「そっかそっか。えへへ♪」

P「ずぼらな友紀にしてはちゃんと手入れされてるしな」

友紀「失礼なっ!」

P「……なあ友紀」

友紀「んー?」

P「あの、さ。俺らこうして2人きりでよく出掛けるようになったじゃん」

友紀「そだねー。先週の遊園地も楽しかったよー……」

P「そっか、そりゃよかった。でな? ちひろさんに相談したら、俺の気持ち伝えていいって言ってくれたんだ」

友紀「……」

P「だからもし、友紀がよかったらなんだけど……。俺と付き合ってくれないか?」

友紀「……」

P「もちろん世間にはバレないようにあまりデートとか出来ないけど、ちゃんと幸せにするから……。どうかな?」

友紀「……」

P「友紀?」





友紀「……」スピー

P「畜生!」

以下>>19の続き。

 
……………
 ………
  …

礼子「幸せそうだったわね」

留美「ええ、そうね」

菜々「寂しくなりますね」

美優「妹みたいな存在でしたからね、友紀ちゃん……」

礼子「ふふっ。いつも飲み会だとねこっぴーと結婚するーだなんて言ってたのに」

菜々「きっちりPさん捕まえちゃうんだもんなー……」

美優「ふふ、Pさんも幸せそうでしたね……」

留美「ええ、そう……ね」

礼子「留美? どうかしたの?」

留美「……言う必要があるの? みんな分かってるんでしょう?」

礼子「……」

美優「……」

菜々「……」



全員「畜生……」





菜々「はっ!? な、ナナは別に問題ありませんよ!?」

 
……………
 ………
  …


P「だ、大丈夫か?」

友紀「え、へへ。だいじょぶだってば。ユッキに任せて外で待ってなさい……」

P「でも俺もなんか出来るかもしれないし!」

友紀「もー。お医者さんの邪魔にっ! ……なってるだけだよ。ほら、あたし頑張るから信用して待ってて」

P「……分かった。無責任だけど、頑張ってくれ」

友紀「りょーかい……。んんっ!」



P「はぁ……。こんな時に男は役立たずなんだよな……」

アアア! イタイイタイイタイー!



P「畜生……」

P「お疲れ様」

友紀「あー……、こんなに辛いとは思わなかったよ」

P「野球チーム作れるくらい産むんだろ? まだ背番号1しか出来ないぞ」

友紀「バッテリーくらいでいいかも」

P「そっか」

友紀「代わりに凄い選手に育ててみせるんだから。江サマー並に」

P「野球するかわかんないだろ」

友紀「あたしとPさんの子だよ? 野球好きになるに決まってるじゃん」

P「そうなればいいな。キャッチボールの相手が増える」

友紀「……もちろん野球に興味無くてもいいけどね。こんなに可愛いんだもん。男性アイドルも夢じゃないっしょ」

P「ははっ、そうなりゃ俺がプロデュースしてやるよ」

友紀「ふふ、楽しみだね」

友紀「ね、Pさん」

P「ん?」

友紀「あたしもこの子も、もしかしたらPさんに迷惑かけるかもしれないけど、大事にしてね?」

P「当たり前な事を言うな。お前たちのためならなんだってやってやるよ」

友紀「えへへ」

P「そろそろ休め。寝たほうが疲れも痛みも取れるだろうし」

友紀「Pさん」

P「なんだ?」

友紀「もう少しこっち来て。ほらはやくー」

P「なんだよ。どっか痛いの――」

友紀「――ん。えへへ、あたしはこれだけで充分元気になれるのだー」

P「お、おう」

友紀「……やっぱ恥ずかしい! 寝る! おやすみ!」

P「……」





P「畜生! 可愛すぎんだよお前!」

友紀「知らないよーだ!」





おわりん

わっほいおわったぜー。
この調子なら10いけそうな気がするけどさてそろそろネタがヤバいぞ…。

とりあえず

モバP「代打の神様」

モバP「雪か……」
に続きましてユッキ主役SS3作目終了です。
現行も含め残り7つ、頑張って書いてユッキをシンデレラマスターにさせたいのでよかったら今後ともお付き合いよろしくお願いします。

では、お付き合い感謝ですよー。

姫川友紀(20)
http://i.imgur.com/WLaPBnZ.jpg
http://i.imgur.com/g5PWXVV.jpg


佐久間まゆ(16)
http://i.imgur.com/AfZr47W.jpg
村上巴(13)
http://i.imgur.com/wetOtaj.jpg
前川みく(15)
http://i.imgur.com/1C1lDMB.jpg

東郷あい(23)
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片桐早苗(28)
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高垣楓(25)
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高橋礼子(31)
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和久井留美(26)
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安部菜々(17?)
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三船美優(26)
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