俺「遅刻遅刻~!」ママ「ブレックファストは?」俺「いらない!」 (106)

鳥さん空気さん太陽さん!そして画面の前のみんな!おっはよー!
私の名前は俺!今日からぴっちぴちの女子高生!
尻穴大学付属学園中等部からエスカレーター式で高等部へ進んだの!
友達たくさん出来るかな?すっごくドキドキしてます!
でもた~いへん!え?なんでかって?
なんと初日から遅刻しちゃいそうなの!
もう!ママったらちゃんと7時に起こしてって言ったのに!バカバカバカー!殺すぞ

俺「ひぃ~んこのまま登校初日から赤っ恥だよ~!」

イケメン「ふぁ~今日も今日とて眠気の極みだぜ…ん?」

俺「はっ!危なーい!」

ドッカーン☆

俺「あいたたた」

あちゃー!さっそくやっちゃった!これだから市役所の道路交通課にミラー付けといて言うたのに!
※良い子のみんなは曲がり角ではぜーったいにイエスブレーキノンアクセルなんだからね!お姉さんとのお約束だよ!

イケメン「う~ん」

俺「は!いっけない!どこかお怪我はありませんか!?」

イケメン「ん?もごもご…んん!?」

俺「もごもご?…っ!!」

イケメン「もごもがもが!!」

俺「きゃー!えっちバカ変態!死ね!地獄に落ちろ!」バキッ

イケメン「ぐえっ!」

最悪最悪!もう最っ低~っ!
知らない人にちんぽしゃぶられちゃった!偶然とはいえこんなこと誰にもされたことなかったのにー!
しかもあの制服私の行く高校の男子のやつだ!
何年生なのかな?もしかして私と同じ新入生で…ってバカ!私のアホンダラ!こんなところでオイル売ってる場合じゃなかったんだった!急がないとほんとに遅刻しちゃうよ~!

俺「め、めんご!」

心を込めて陳謝した私は急いで学校に向かうので~した!
でもこの出会いがこれからの学園生活に大きな衝撃を持たらすことになろうとはまだ誰も知らなかったのです

第一話完

ふぅ、なんとか間に合った!
道中いろいろあったけどほっと大きな胸を撫で下ろし掲示板で教室の確認!

俺「えっと私のクラスは…あった!*組だ!」

どっくんどっくん…
教室に向かう私の胸の鼓動は鳴り止みません!
なぜならと~~ってもわくわくしているからです!どんな素敵な出会いが待っているのかな!
緊張を通り越し一種のトランス状態に陥った私は少しばかり股間に感じた尿漏れも気にせずオープンザドア!

俺「みんなおっはよー!」ガラッ

先生「遅刻ですッ!廊下に勃ってなさいッッ!!」

とほほのほ…
どうやら私は全然間に合ってなかったようです。なんとなく気付いてた、だってもうすぐお昼だし
でもいきなりこんな形で注目されちゃうなんて…ぐすん、およよよ…
道であの人にぶつからなかったら間に合ってたのかな
うぅん、悪いのは私、全部私がお寝坊さんだからいけないの
自分の失敗を人のせいにするなんて愚の骨ちょ…

イケメン「ふぁ~…昨日の今日で眠気の極みだぜ」

俺「お゛ぁああ゛ぁああ゛!?あなたは今朝のちんぽしゃぶり魔!あなたのでこのザマよ!どうしてくれのよ!!」

イケメン「ん?誰かと思えばさっきの暴力女」

俺「ガビーン!暴力て!」

信じらんない!出会い頭にいきなりおちんぽしゃぶっときながら私を暴力女扱いするなんて!
あれ?でもなんでこんなところに…?はっ!

俺「あなたのクラスってもしかして…」

イケメン「*組だけど君は?」

俺「…えーっ!!」

先生「じゃかぁしいッッ!!二人ともバケツに水汲んで勃ってなさいッッ!!!」

こうして私はイケメンくん?(まだ名前は知らないのだ!後の展開を要チェックだゾ☆)と同じクラスになりました
正直とっても不安です
私のおちんちんを舐めたことをみんなに言いふらすかもしれないし…その弱味につけこんで両親を質に入れられるかもしれない…
ん?もしかして心配してくれてるの?うふふ、ありがとね!でも心配ないの!
じ~つ~は!
先生に全裸土下座してイケメンくんと隣の席にしてもらったのだー!
え?どうしてかって?こうしておくことで常日頃オールウェイズイケメンくんを近くで見張っておくことが出来るのだ!私ってもしかして天才?
なんだか家も近いみたいだし、決めた!私、この秘密を3年間守り通してみせる!

第二話完

季節は変わって夏本番!暑い!死にそう!てか先週おじいちゃんが熱中症で死にました
そんなこんなで本日私はママより少し早起きしてます!なんでかって?それは後のお・た・の・し・み

俺「よし!これくらいでいいかな!」

あっ!いっけな~い!もうこんな時間!急がなきゃ!

俺「お父さん!ママ!いってきま~す!」

血の繋がってない父親を生理的に受けつけない私が彼のことをパパと呼ぶのに抵抗を感じている件はさておき
高校生になって三ヶ月、私は毎日少し早めに登校してます、なぜなら…

俺「イケメンく~ん!朝だよー!学校行こーー!」

イケメン「ふぁ~季節は変われど眠気の極みだぜ」

私は毎日イケメンくんと学校に通っているからです!へ?どうしてかって?
だってこうしたら学校だけじゃなく登下校中もイケメンくんを見張ることが出来るじゃん!さすが私!誰が呼んだか天才策士!平成の諸葛亮とは私のことよ!

イケメン「何ニヤニヤしてんの」

俺「べ、別にニヤニヤなんてしてないって!そんなことより今日の球技大会何に出るの?」

イケメン「ビーダマン」

他愛のない会話をしてるいるようで実は私、すっごくドキドキしております!
だって今日は…お…あれ…?あはは、緊張してうまく喋れないよ…呼吸すらままならない…もはや虫の息…コヒュー……あれ…なんだか目眩が…

目が覚めたとき、私は保健室のベッドで寝ていました

イケメン「目がもぐ覚めたみたいだねもぐもぐ」

俺「あれ?なんで私こんなところで…あっ!お弁当!」

イケメンくんを見るとなんと!私のお弁当を食べているのです!
私が早起きしてこしらえたお弁当
いつもより多めにこしらえたお弁当
貧血肌荒れ歯槽膿漏その他多くの生活習慣病に蝕まれた体で血尿を滴ながらも命をかけてこしらえたお弁当を

俺「あの、それ、私の…」

イケメン「そこそこうまかったぜ」ごっくん

俺「そ、そう!まぁ当然っちゃ当然しょ」

なんだろうこの気持ち…
もともとイケメンくんの動向を完全に把握するために…食べ物で懐柔するために作ったものだったんだけど
この胸の…大きな胸の高まり…
今まで感じたことのないこの…

イケメン「おいらのビー魂はまだまだ燃え尽きんぜ」

こうして初めて感じた感情に戸惑いを覚えながらも勝手に食べられた私のぶんのお弁当代はしっかり請求しいつもの二人だけの帰路へ
いつもとは違いなんだかぎこちない会話を交えながら胸に秘めたイケメンくんへの愛情に気付くのはもう少し先のお話

第三話完

みっなさ~ん!元気モリモリ!うんちもモリモリ!どうも私ですってこら!女の子にお下品なこと言わせないの!ぷんぷん!
ところで季節はいつの間にか冬!いやぁ時が経つのは早いもんですねえ!
しかも今日はクリスマスイブ!イケメンくん起きてるかなぁ!

俺「イケメンくーん!学校行こー!」

成人女性「あの子なら用事があるって早くに出たわよ」

なんとそこに現れたのはべっぴんさん!この人がイケメンくんの母親ってんだからびっくり仰天!たいしたもんだ!奥さん、見抜きいいっスか?

俺「どうしたんだろ…日直かな…鯉の餌やりかも」

少し大きめの独り言をぶつぶつ言いながら見慣れた真っ黒の肛門へ到着
そこで見たのは衝撃の光景でした

美少女「ずっとイケメンくんのことがずっと産まれた直後からずっと大好きでした抱いてください」

イケメン「いいよ」

溢れる涙
溢れる糞尿
この感情はもはやとどまるところを知りません
私に気付いた彼の精子を振り切って私は一目散に教室へと匍匐しました

イケメン「違うんだぜ」

俺「カップル成立おめでとうもう二度と話かけないで!」

イケメン「誤解なんだぜ」

俺「いいなあイケメンくんはモテてああうらやましい!」

イケメン「話を聞いて欲しいんだぜ」

俺「やっぱ顔?お金かな?それともおっぱい?私だっておっぱいならそこそこあるんだけどなー!」

イケメン「聞くんだぜ」

俺「来ないでって言ってるでしょエッチバカ変態!ちんぽしゃぶり魔!お前の父ちゃんカンボジア人!」

イケメン「~ッ!!」

この一言でイケメンくんの堪忍袋の緒が切れて祖国の言語で罵詈雑言の雨あられ
最終的に殴るは蹴るはつねるはしゃぶるはの大乱闘
悪鬼羅刹となった私と憤怒の化身と化したイケメンくんの死合は先生が止めるまで続きました
巻き込まれたクラスメイトは全員死にました
そして約半年続いた二人の関係は高校を卒業するまで元に戻ることはなかったのです

第四話完

そして10年後

イケメン「今日で十周忌なんだぜ」

俺「そうね…覚えてる?あの冬のこと」

イケメン「あのときは本当に参ったんだぜ」

俺「まさか美少女さんの告白の練習に付き合ってただけだなんて」

イケメン「実は春からずっと俺ちゃんのことが好きだったんだぜ」

俺「うふふ、私もよイケメンくん」

イケメン「俺たちは結婚したんだぜ、学生の頃みたいにイケメンくんって呼ぶのはやめるんだぜ」

みなさんおはようございます
昨日は何回シコりましたか?
今日は何回シコる予定ですか?シコらない?嘘つけ
しかし毎日毎日懲りずにシコるのもいいでしょう
その小さな積み重ねを長い年月続けていくことに意味があるのです
あれから10年の月日が経ちました
私はイケメンくんと新しい人生を歩んでいます
この10年いろいろなことがありましたが私たちは今とっても幸せです
なぜかって?自分で考えろ

な~んてね、なぜなら

俺「そうね…じゃあ本名で呼ばせてもらうわ」

俺「あさのあつきくん」

あつき「苗字は一緒なんだぜ」

俺「ほんと、やだ私ったら…んっ」

あつき「どうしたんだぜ」

          /⌒ヽ⌒ヽ 
         /    ` ゚`:.;"ヽ 
         /       ,_!.! ヽ
        /       --- ヽ
        /          Yヽ
       /            八 ヽ
      (      _   //. ヽ)
       1,,,,;;:::::::        八!
       |        ==ュ   rj
   俺→ |      、tッ 、,゙ ' tッ| 
       |       `ー ' ノ `' !
       .|        . ,イ   ' )
       |        ゚ ´ ...:^ー'';
      .|          r ζ竺
      |   /⌒      ` 二(   今、蹴ったわ
      |   }          /
      |!  ;   r      (_
      i   !   ',   /二フ \ フ       
      i   j    i , / ニユ  `'-、
      }   ,   /  ___テ     \    
     ,/       ,. ノ         \. 
   .,/`   ‘ ー ´              ,.i トクン・・・トクン・・・
  ,/`                   ill |  
  ,l゙                     ゙l゙ 
  |          ,,、          丿    
  |∴∴∴∴∴∴ ヽ        ,/ 
  ゙l  ∴∴∴∴∴   ゙、     ._,,-'"      幸せは新たな生命の誕生と共に-
  ゙l            [''''''"゙゙゙|                        最終話完 

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom