まどか「ほむらちゃん、ピンセットみたいなもの持ってない?」(75)

まどか「指にトゲが刺さっちゃってうまく抜けないの」

まどか「ピンセットみたいな挟めるもの持ってないかな?」

ほむら「……」

ほむら「ピンセットなら持ってるけど……」

まどか「あ、ほむらちゃん。 孫の手みたいなもの持ってない?」

ほむら「まごのて?」

まどか「自販機の下にお金を落としちゃって」

ほむら「……ジュース代ぐらいなら出すから、もうやめなさい」

まどか「ありがとう。 でもね、お小遣いは大事に使いなさいって言われてるから」

まどか「だからほむらちゃん、なにか孫の手みたいな細長いもの持ってないかな?」

ほむら「……」

ほむら「孫の手ならあるけど……」

ほむらアスペなのかな

くぅ~疲れましたwこれにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ほむら「・・・ありがと」ファサ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」



まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

さやか「あ、なんか冷やすもん持ってない?」

ほむら「?」

さやか「いやーコンビニでケーキ買ったんだけどさ」

さやか「よく考えたら昼休みまで持たないよね」

さやか「あんたなら何か持ってるかもってまどかが言ってたからさ」

ほむら「……」

ほむら「ドライアイスなら」

さやか「え!? ちょ、ちょっと待って!」

ほむら「使いなさい」

ポイッ

まどか「ほむらちゃん大変! 火事だよ!」

ほむら「え?」

まどか「まだそんなに大きくないみたい!」

まどか「なにか火を消せるもの持ってない?」

ほむら「……」

ほむら「消火器ならあるけど、本当に火事なんて起こってるの?」

まどか「ほんとだよ! ほら!」

まどか「さやかちゃんのカバンから煙が!」

さやか「うーん……微妙に暇な感じ」

さやか「あんた何かないの?」

ほむら「……」

ほむら「気泡緩衝材ならあるわよ」

さやか「それをプチプチするほど暇じゃないよ……」

ほむら「……」

ほむら「これのこことここを持って……」

プチプチプチプチッ

さやか「えっ!?」

さやか「も、もう一回やって!」

まどか「ほむらちゃんこれ見てー」

ほむら「……クルミね」

まどか「えへへ、ママのおつまみをもらってきたんだ」

まどか「いっしょに食べよ?」

ほむら「それはいいけど……」

ほむら「クルミを割る道具は持ってるのかしら」

まどか「えへへ」

まどか「忘れちゃった」

ほむら「……」

ほむら「くるみ割り人形なら持ってるけど……」

さやか「あのさ、アレもってない?」

ほむら「?」

さやか「昼休みにまどかのお弁当つまんだんだけど」

さやか「何か歯に挟まっちゃって」

さやか「木でできた細長いアレないかな!」

ほむら「……」

ほむら「竹串ならあるけど……」

さやか「たけぐしぃ?」



さやか「ぐぎぎ……」ギリギリ

あれはどういうことなの?魔法少女は四次元ポケットがオプションでつくの?
マミさんの紅茶も同じようなもんなのかね

さやか「杏子から果物の缶詰もらったんだけどさ!」

ほむら「……」

ほむら「缶切りなら」

さやか「それだ!」

さやか「……あ、刺して食べるものがないや」

ほむら「つまようじならあるわよ」

さやか「それだ!」

さやか「……」

さやか「あれっ?」

まどか「ほむらちゃん、なにかあったかいもの持ってない?」

ほむら「カイロならあるけど……」

まどか「ボールペンのインクが固まっちゃって」

ほむら「それなら、このお湯を使いなさい」

まどか「ありがとうほむらちゃん」

まどか「……あ、よくみたらインクそのものがないや」

ほむら「もう私のを……」

まどか「こういうのって使い捨てだからもったいないよねー」

ほむら「……」

ほむら「万年筆ならあるけど……」

さやか「じゃーん!」

まどか「わぁー! つけ爪だ!」

ほむら「また変なことを……」

さやか「ふふーん、つけるのに20分もかかっちまったぜ!」

まどか「かっこいー!」

まどか「でも学校につけてきてよかったっけ」

さやか「うん、あんたらに見せたしもう外すよ」

さやか「……ど、どうしよう!」

さやか「爪つけたままだと爪外せない!」

さやか「ほ、ほむらさ~ん……?」

ほむら「……」

ほむら「ネイルリムーバーなら持ってるわよ」

まどか「マミさんがシャンメリーをくれたんだ」

まどか「ほむらちゃん、いっしょに飲もうよ」

ほむら「ええ、いただくわ」

ほむら「ちょうどコルク抜きが……」

まどか「えいっ」

キュポンッ

ほむら「あいたっ」


まどか「あれ!? ご、ごめんね!」

ほむら「いいのよ」ジンジン

まどか「あれ!? ご、ごめんね!」

ほむら「いいのよ」ジンジン

ほむら「(き、きもちいい…)」

さやか「杏子からビンのシュースをせしめてきた!」

ほむら「はい、栓抜きよ」

さやか「話が早い!」

さやか「はっ! あ、あれ?」

さやか「くっ このっ くそっ」

ほむら「……」

さやか「開けたらっ ほむらにもっ あげるよっ」

ほむら「結構よ」

さやか「遠慮っ しなくてもっ いいんだ……」

さやか「よっ!!!」

プシーッ!


さやか「……」

ほむら「ハンカチならあるわよ」

まどか「ありゃー。 降ってきたね」

ほむら「そうね」

まどか「どうしよう、わたし傘持ってきてないよ」

ほむら「……」

ほむら「たまたま二本持ってきていたわ」

まどか「ほんと? 借りていいかな」

ほむら「もちろんよ」

さやか「やっばー! 外見た?あたし傘ないよー」

まどか「あ、それならいっしょに入ろっか」

ほむら「実はもう一本あるわ」

さやか「すぴー……」

まどか「さやかちゃん、もう授業終わったよ」

まどか「……さやかちゃん!」ユサユサ

さやか「すぴー……」

ほむら「何をしているの、帰るわよ」

まどか「ほむらちゃん、見ての通りなの」

まどか「どうすればいいかな?」

ほむら「……」

ほむら「水性ペンならあるけど」

さやか「ふんふんふーん♪」

ほむら「随分と機嫌がいいのね」

さやか「欲しかったゲームを買ったんだー」

ほむら「……少し前に発売されたものみたいだけど」

さやか「ずっと気になってたんだよ」

ほむら「……」

ほむら「そのゲームの」

ほむら「廉価版なら持ってるわ」

さやか「!!」

さやか「ぐ、ぐぬぬ……」

ほむら「今返品しに行けば間に合うわよ」

まどか「ふぁあ……なんだか今日は眠い……」

まどか「ほむらちゃん、目が覚めるもの持ってない?」

ほむら「……」

ほむら「閃光手榴弾ならあるけど」

まどか「……え!?」

ほむら「冗談よ。 これは市販の栄養ドリンクだから」

まどか「もぉー……びっくりしちゃったよ」

ほむら「ふふ、ごめんなさいね」

まどか「杏子ちゃんから鯖缶をもらったんだけど……」

まどか「どうしようこれ……」

ほむら「……」

ほむら「缶切りとバーナーと」

ほむら「ご飯ならあるけど」


さやか「ほむらー、借りてたゲーム返すよー」

まどか「……」モグモグ

ほむら「……」ムグムグ

さやか「……なんだこりゃ」

さやか「あー明日テストかー」

まどか「そうだねー」

さやか「過去問でもないと今更何勉強していいか分かんないよね」

さやか「カラオケ行っちゃおっか?」

まどか「うーん……」

さやか「ほむらはどうする?」

バンッ

ほむら「過去問ならあるわ」

さやか「え……」

まどか「えと……」

ほむら「面倒臭がってはだめよ」

ほむら「統計とってるからヤマは完璧よ」

さやか「昨日マミさんとボウリングいったんだけどさ」

さやか「なんか肩凝って痛いんだよねー」

ほむら「……」

ほむら「……」

ほむら「塗り薬ならあるけど」

さやか「おお! 助かるぅー!」

さやか「……あれ? ふたつ?」

ほむら「向こうはもっと凝っているはずよ」

まどか「ボタンが取れちゃった」

ほむら「上着を脱ぎなさい。針と糸ならあるわ」

まどか「シャーペンを落としたら芯が出なくなったの」

ほむら「針で入り口を広げるといいわ」

まどか「委員の校章をつけろって言われたんだけど」

ほむら「安全ピンならあるわよ」

まどか「なんだか腰がいたい気がするの……」

ほむら「……」

ほむら「脱ぎなさい」

まどか「針はやめて!」

さやか「ほむらさ、その消しゴムもう小さいんじゃない?」

ほむら「そうかしら」

さやか「だからはいこれ! よく消えると評判の消しゴム!」

ほむら「え?」

さやか「最近世話になってるからね。お礼だよお礼」

さやか「……あ、でもやっぱり予備とか持ってる?」

ほむら「……」

ほむら「いいえ。ちょうど切らしていたみたい」

さやか「そっか。よかった」

ほむら「ありが……」

まどか「ほむらちゃんどうしよう! わたしの消しゴムが割れちゃった!」

ほむら「それは大変ね」

ほむら「匂いつきのと消しカスが少ないのとまとまるのならあるけど」

さやか「えぇっ!?」

おわり

おつ

杏子「お前はなんでももってるな」ムグムグ

ほむら「なんでもは無理ね。手に入るものだけ」

杏子「ふーん」

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