P「お泊まり?」(184)

ピンポーン


P「はいはい」ガチャ

亜美「やっほ!」

真美「泊まりにきたよ!」

P「……」

バタン


亜美・真美「「あっ!」」


P「人違いです」

亜美「兄ちゃん!」ドンドン

真美「開けてよー!」ドンドン

P「あぁもう! 近所迷惑だから!」

亜美「あけろー!」

真美「こらー!」

P「まあ、とりあえず入って」

亜美「あー、寒かったぁ」

真美「真美たちカゼひいたら責任とってよね?」

P「なぜ俺の家に来たんだ?」

亜美「それはモチロン……」

真美「お泊まり!」

P「駄目」

亜美・真美「「えっ?」」

亜美「せっかくゲーム持って来たのに」

真美「お泊まりセットも持って来たのに」

P「……」

亜美「兄ちゃんと遊びたかったのに」

真美「最近忙しくて構ってくれなかったから……」

P「……」

亜美「ごめんね」

真美「じゃあ、またね」



P「あぁもうわかったよ!」

亜美「やたっ!」

真美「兄ちゃん大好き!」

亜美「じゃじゃーん! ゲームやろ!」

P「これまた懐かしいゲームを……」

真美「負けないかんね!」




デデッデデー

真美「仕留めた!」

亜美「兄ちゃんよわーい」

P「黄金銃は卑怯だぞ!」

P(ダクトからスタート……って!)

P「おりたらモーションセンサーが……」

亜美「おりておいでー?」ニヤニヤ

真美「おりたら……ボン! だけどね」ニヤニヤ

P「ぐ……っ」


ストッ ボン

デデッデデー


P「……昔は得意だったのに」

亜美「完全しょーり!」

真美「やったね!」

亜美「もう一回やろ!」

P「すごい嫌だ」

真美「んー、じゃあ……」



真美「次に勝った方は、なんでも言うことを聞くってのは?」

亜美「いいね!」

P(いいね!)

P(俄然ヤル気出てきた)

……




P「……なぜだ」

亜美「いぇーい!」

真美「また勝ったー!」

P「……ぐぬぬ、さぁ命令するがいい!」

P「なんでもしてやろう!」

亜美「じゃあ……」

真美「えいっ!」


ポスッ


P「ぉおう?」

亜美「んー、いい感じ」

真美「兄ちゃん、ダブル膝枕はどう?」

P(ここが天国か……)

グゥー


亜美「……ぁ」

真美「あっ」

P「ん、小腹すいたか?」

亜美「うん」

真美「うん」

P「よし、カップ麺を三人で分け合おう」

P「それにしても」ズルズル

亜美「……?」チュルチュル

真美「どったの?」チュルチュル

P「この時間に食ったら太るよな」

亜美「あ、ひどい!」

真美「セクハラ! デリバリーがないよ!」

P「デリカシーだ」

亜美「ごちそうさまでした」

真美「ごちそうさまでした」

P「うむ」

P「ぼちぼちお風呂にでも入っておいで」

亜美「あーい」

真美「覗いちゃだめだよ」

P「覗くわけないだろう」

真美『兄ちゃんのお家のお風呂せまーい』

亜美『やんっ……真美ぃ、当たってるよぉ』


キャッキャ



P「……生殺しだな、これ」

P「そういえば寝るときどうしようか」

P「俺は、床で寝るか」


ガラッ


P「お、上がったか」

「ふいー、サッパリしたぁ」

「牛乳ないのー?」

P「ほれ」

「ありがとー」

「んっ、んっ……ぷはぁ!」

「いやぁ風呂上りにはやっぱり牛乳ですなぁ」

「コーヒー牛乳だともっと良かったんだけどね」

P「それにしても、二人とも髪をおろすと本当にそっくりだな」

「でしょ?」

「んっふっふ~、どっちがどっちかわかr」

P「真美だ」

真美「ぅええ!?」

P「で、こっちが亜美だな」

亜美「さすが兄ちゃん……だぜ」

P「誰よりもお前らのことを見てきたからな」



亜美(あれ?)

真美(いまキュンってした)

P「ベッドは二人が使っていいぞ」

亜美「あれ、兄ちゃんは?」

P「俺は床で寝るよ」



真美「いい方法あるよ」

P「いい方法?」

真美「うん」

真美「だから、真美の言うとおりにしてね」

真美「まず兄ちゃんが両手を広げてベッドの真ん中に」

P「む、こうか」ゴロン

亜美「そしてぇ~」

真美「おりゃー!」


ボス


P「おお!?」

亜美「えへへ」ギュー

真美「兄ちゃん、あったかいね」ギュー

亜美「じゃ、おやすみ~」

真美「おやすみ~」

P「お、おう」



亜美・真美「「すぅ……すぅ」」

P「……」

P「全然眠れない……」


亜美真美編
おわり

ちと晩飯食べます
もし残ってたら誰か書きたいと思います

おお残ってた
のんびり書きます

P「ふわぁ……ぁ」

P「昨日はそんなに眠れなかった……」

貴音「そうなんですか」

P「ああ」

貴音「……」

P「よし、もう一息」

P「よーし、終わった」

貴音「お疲れ様です」

P「今日は帰ってすぐ寝よう」

貴音「はい」

P「じゃあ、お疲れ」

貴音「……」





貴音「ふぁいとです、私!」

……



P「ふぅ、シャワーだけでも浴びないとな」


シャァァァ


P「腹が減ってるけど、眠気には勝てないし」

P「……貴音とは正反対っぽいけど」

P「ははっ」

P「ふぃ~、サッパリした」

P「ビールビール……と」スタスタ

貴音「」




P「!?!?」

貴音「あ、あの……せめて下着を」

P「す、すすすまん!!」

貴音「い、いえ!」

P「……」

貴音「……」

P「それで、なぜここに貴音が?」

貴音「あなた様の疲れを癒せれば、と思い」

P「俺の家にきたと」

貴音「しかし、呼び鈴を鳴らせどと扉を叩けど反応がなく」

貴音「しかし鍵が空いておりましたので」

P「入ってみたら俺がシャワーを浴びてた、と」

貴音「はい」

貴音「夕餉も食べずに眠る、とのことでしたので」ゴソゴソ

貴音「軽く食べられるものを」トン


あんぱん
牛乳


P「ラーメ……えっ?」

貴音「寒い夜に食べるあんぱんと温めた牛乳はよいですよ」

貴音「心まで温まります」

P「ありがてぇ……ありがてぇ」ポロポロ

P「……」モシャモシャ ゴクゴク

P「ほわぁ……いい」

貴音「ふふ、それは何より」

P「心があたたかくなる」

貴音「さ、冷えないうちに」


ポンポン


貴音「どうぞ」

P「……え、膝枕?」

貴音「私の膝では不服ですか?」

P「じ、じゃあ」ゴロン

貴音「のん」

P「ん?」

貴音「脚に対して垂直になるのではなく」

P「……え」



貴音「脚と水平に」

P「」

P(これは素晴らしい)

P(貴音の両ふとももに頭を挟まれてるような感じだ)

貴音「ふふ、そして……」


ムギュ


P「」

貴音「こうして、ふとももで頭を固定することも可能」ギュムギュム

P「むぐ……!」

P(今なら死んでもいい)

貴音「ゆっくりとおやすみ下さい」

ギュムギュム



P「……」

貴音「……」

P(またまた眠れそうにありません)

貴音「よく眠れると良いのですが……」

P(その優しさだけで疲れなんて消し飛ぶんだけど)


貴音編
おわり

よし、誰か書いておくれ

P「よーし、今日はゆっくり眠れる」

P「……zz」


アオイィィィィトリィィィィ!!!!


P「電話なってるけど気にしない」


モシシアワセェェェ


チカクニ


P「何の用だちくしょう!!」ガチャ

千早『っ……!! すいますん……ぐすっ』

P「ぉぉぅ……」

千早『なんでもないでず……おやみなさ』

P「な、なーんだ! 千早か!」

P「イタズラ電話かと思ったよ!」

千早『ぐすっ……』

P(よし、下手に刺激すると俺が死ぬ……)

P「んん? なんだか元気なさそうな声だな」

千早『す、鋭いですね…ぐす』

P(もうモロに泣いてるんですけど)

P「何があったか話s」

千早「今から、会えますか?」

P「」

P「オーケー、いいだろう」

千早『……!』

P「いま家まで行ってやるから」

千早「いえ、今は家ではなくて……」

ガチャ


P「まあ、上がって」

千早「……」

P「なんで俺のアパートの近くの公園にいたの?」

千早「プロデューサーに会いたくて……でも押しかけたら迷惑だと」

P「そうかそうか」


P「まあココアでも飲んで」

千早「すいません……」

千早「……」コクコク


千早「……ふぅ」

P「だいぶ落ち着いたか?」

千早「はい」

P「なら良かった」

千早「……」

P「……」

千早「今日、仕事で失敗したんです」

P「そっか」

千早「本当に小さいミスだったんです」

千早「誰も気付かないような」


~数時間後~


千早「そもそも私としてはもっと……」

P「うん」

千早「そういう意識を」


~さらに数時間後~


千早「……なんてこともあって、春香は本当にもう」

P「そうだなぁ」

P(あれ、なんの話してたっけ)

千早「……ふぁ……ぁ」

P「……眠かったら、俺のベッド使ってもいいぞ」

千早「そんな、悪……きゃ!?」

P「悪くない」

千早(お、お姫様だっこ……)


ポフッ


P「さあ、寝ろ寝ろ」

千早「は、はい」

千早「ひとつだけ、いいですか?」

P「おう、なんでもこい」

千早「私が眠るまで、頭を撫でていてくれますか?」

P「なにこの子可愛すぎるんだけど」

P(ああ、お安い御用だ)

千早「か、かわっ……ひぅ!?」


P「こうでいいか?」

千早「はい……」

千早「ふふ……なんだか」

千早「心が安らぎます」

P「それは良かった」




P(結局明け方まで撫でてた)

P(安らかそうな寝顔と去り際の満面の笑みに物凄く癒された)



千早編
おわり

すまぬ
そろそろ寝る
誰か書いておくれ

おれ?

ピンポーン

P「あ? っと……おいおい、この時間にか」

北斗「チャオ☆」

P「」

ピンポーン

P「……見間違いじゃなかったようだな」

北斗「それはもう。……チェーン、何とかなりませんかね?」

P「先に用件を聞きたい」

北斗「いやだな、‘鍋つつきたい’って言ってたの誰ですか」

P「お前、あれ本気にしたのか」

北斗「はは、もう‘食材’も用意してありますよ」

P(どうしよう、外堀うめてきてる)

P「まぁ、上がってくれよ」

北斗「分かってましたよ、この件があることも」

P「なんだ、食えない奴だな。ってことはもう……?」

北斗「えぇ、‘準備’はばっちりです」

P「はぁ……今夜は長くなりそうだ」ニヤッ

北斗「えぇ、今夜くらいは鍋、楽しみましょうね」ニッコリ


おしり

P「あずささんお疲れ様でした」

あずさ「うふふ、ホントに大変だったのよ~」

P「すみません、握手会だけだったはずなんですけど急にトークショーも入ってしまって……」

あずさ「でも今回の写真集は撮影も楽しかったから話ができてよかったわ~」

P「申し訳ありません……」

P「しかも司会も書店の人で素人だったんでほとんどあずささんの一人トークになってしまいましたね」

あずさ「じゃあ今回のことは許してあげるから……」

あずさ「一つお願いを聞いてくれるかしら~?」

P「もうなんなりと!今回の失態は俺のミスです!」

P「あずささんの機転でうまく乗り切れましたが……」

あずさ「それじゃあ……」

P「なんですか?」

あずさ「プロデューサーさんのおうちにお泊りさせてもらおうかしら?」

P「!?」

P「だ、だ、ダメですよ!」

P「さすがにアイドルがプロデューサー宅にお泊りなんて……」

あずさ「あら~じゃあ今回のこと社長にいいつけちゃおうかしら?」

P「そ、それは……(この前社長に叱られたばっかりだからなぁ……)」

あずさ「大丈夫よ~私は口が堅いのよ~」

P「で、でも……」

あずさ「ねっ?お口にチャックするわ~」ジーッ

P(あっ、かわいい)

P「ホントに今回だけですよ……」

あずさ「うふふ」

P「別々に寝るって約束するなら……いいですよ……」

あずさ「あら~?もしかしてプロデューサーさん、期待してたのかしら?」

P「ち、違いますよ!そんなんじゃ!」

あずさ「うふふ、そういうことにしておくわ~」ニコニコ

あかんか(´・ω・`)

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