キルラキル×シャーマンキングss (27)

最初に書いときます。長いです。一万語軽く超えそうです。
あと最新話までのネタバレを含みます。
シャーマンキングの内輪ネタも多いです。

では始めます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1391315435

麻倉葉「参ったなぁ。パスポート取りに池池袋まで来たはいいけど、スラム街っぽいとこに迷い混んじっちまった」

阿弥陀丸『よ、葉殿!そこの空き地、』(注・阿弥陀丸は幽霊)

葉「なんだよ、阿弥陀ま――」ハッ

纏流子「針目縫…貴様だったのか!」

針目縫「なに怒ってるの?良いリハビリになったでしょ♪」

流子「んだと…!」ギリ…

葉「なんなんよあのカッコ…カメラ持ってくればよかった」

阿弥陀丸『ほとんど裸でござるな』

流子「私に鮮血を着せるためにこんな回りくどい真似を」

縫 「だって―♪皐月様が出入禁止だって言うんだもん♪」
  「こっちだっていろいろ苦労してんのよー♪」
  「さーて♪今度はどのくらいの力を見せてくれるのかなぁー?」

阿弥陀丸『規格外の大きさでござるな…(ハサミが)』

葉「ああ…確かに大きい(胸が)」

流子「くそがぁぁあ!」ガキィイインッ

葉「うわぁっ」衝撃波ビリビリ

縫「なぁにそれー。こないだと全然違う―」キンキンキンッ♪

流子「黙れ…」カッカンッ、キィンッ ズサッ

葉「こ、これ止めた方がいいんじゃねぇか?」春雨ガシッ 憑依合体!

流子「くっ、このっ…」

縫「…(にこっ)」
 「思ったより弱いね」
 「あきちゃった♪」
ガキィイインッッ

流子「…え」
  「に、日本刀?」

葉「いい加減にしろ、お前」
 「どんな状況かさっぱりわからんが、そんなに切ったら、こいつすっぽんぽんになっちまうだろ!」

流子「なっ!」/////

縫「うーん、誰だか知らないけどぉ」
「きみ、邪魔だよ♪」ガキィン♪ビュンッ

葉「くっ、ほとんど裸の姉さん、オイラに構わず逃げろ!」キィンッ

縫「もうとっくに居ないよぉ♪」シュッ♪

葉「うぇえ、いつのまに!?」マトリックス避け

縫「あれぇ?あんまり当たらないね♪生命繊維もないのに」キン、キン、カキンッ♪

葉「ふん、阿弥陀丸は六百年前の侍だぞ?お前の攻撃くらい、」カン、ヒュッ、ザクッ!
 「・・・」ドクドクドク・・・ ガクッ

縫「六百年前の侍ねェ♪どおりで弱いと思った♪」

阿弥陀丸『葉殿!』(ごめんやっぱ無理でござった)

葉「う、くそぉ」(気にすんな阿弥陀丸。傷はたぶん浅い)

縫「やっぱ、君つまんないや♪壊しちゃおっと♪」チャキッ♪

縫「!」

鬼龍院皐月「…」ピカーッ

縫 「あれれ―♪もう気が付いた」

皐月「なぜ貴様がここにいる」

縫「やだなぁ♪皐月様。こんな下町まで降りてきちゃうなんて…そんなにあの子が気になるの?」

皐月「私の命令を聞かぬものに行うことは、一つだ」スッ
  「受けてみるか?血の粛清を」剣ギラッ

縫 「わかったわかった、消えるわよ♪あの子にももう飽きたしねー♪」ヒュンッ

皐月「ふん…」
  「ところで貴様は誰だ。生徒ではないな」剣カチリ

葉「オイラは麻倉葉。つうかその前にできれば救急車を…」ドクドク

皐月「纏流子はどこに居る」

葉「うぇ?ほとんど裸の姉さんのことか?そいつなら、どっか行っちまったけど…」ドクドクドク

皐月「…そうか。なら、いい」カツ、カツ、カツ

葉「帰っちまった」ビックリ
 「救急車くらい呼んでくれてもいいのによ。ま、仕方ねえか。阿弥陀丸、近くに病院ねえか?」ハアハア

阿弥陀丸『闇医者満艦飾というのが物凄くわかりやすくあるでござる』ドヤッ

葉「よし、じゃ、案内してくれ。ふんばれオイラ。なんとか、なる」フラフラ

そのころ 旅館『炎』(マンキン)では

麻倉アンナ「遅い…」(注・戸籍の上では恐山アンナ)
     「パスポート取りに行ってくるのに一体何時間かかってんのかしらあいつは!」バンッ!

麻倉花「アー」

梅宮竜ノ介「またどっかで道に迷ってんじゃないすかね」

ポンチ『浮気でもしてんじゃねーのか?』

コンチ『十六でデキ婚したらそりゃ欲求不満にもな――』(注・まだ十六だから事実婚)

めこっ

玉村たまお「(潰された…!)」

アンナ「こうしちゃいられないわ!花、行くわよ!」

花「だー」

ハオ『なんなら、葉の居場所、僕が教えてあげようか?』

一同「!」

花「アホー」

ハオ『久ぶりだね、アンナ』

アンナ「神様って、ずいぶん暇なのね。何の用よ」

ハオ『ちょっといろいろあってね。しばらく葉を借してもらうよ』ニコッ

アンナ「どういうことよそれ…」イラッ

鮮血『着いたが…誰もいないな』

流子「血の跡が続いてる。追ってみよう」タタタッ
  「これ、マコん家に続いてないか?」

満艦飾又郎「とーちゃん、久々の行き倒れだよ!」

満艦飾好代「お店の看板を派手にしておいてよかったわねぇ」

満艦飾薔薇蔵「よーし、オペの用意だ又郎!こいつの内臓売っ払うぞ!」腕まくり

鮮血『おじさんは元気そうだな。よかった』

流子「ていうかアレって」

葉「」気絶中

流子「ちょ、ちょっと待ったぁ!おじさん、そいつどうするつも」

好代「あら、流子ちゃんお帰り」ニコニコ

流子「あ、ただいま…ってそうじゃなくて、」

薔薇蔵「おりゃー」スプラッタ

流子「わぁあー!!」

葉「…む?」パチッ

流子「お、よかった!生きてたか」ホッ

葉「ああそうだ…オイラ早く帰んねぇとアンナにぶっ飛ばされるんだった…イテテ」

流子「あっ、あんま無理すんな中身が出――」ハッ

  「お前。その、ポケットの中…」

葉「うぇえ?なんで動いてんだ?」モゾモゾ、ポロッ

ネズミ「チューッ!チューッ!」チョロチョロ

葉「な、なんでオイラのポケットの中にネズミが入ってんだ?」

流子「動くな」鋏ジャキッ

葉「うぇええ!?」

流子「危うく騙されるところだった!答えろ。そのネズミをどこで手に入れた?」

  「それとも、貴様も針目縫の仲間か!?」

葉「ネ、ネズミに何があったんよ…?」

流子「とぼけるな!そのネズミは、半年前に殺された父さんが連れていたものだ!」

  「もし貴様が関わっていたのなら―――」

葉「いたなら、なんだ」

流子「!」

葉「復讐するのか、オイラに」

流子「黙れっ!私の質問に答えればいいんだっ!」カタカタカタ・・・

阿弥陀丸『葉殿』

葉「ああ。ようやくオイラがこの世界に飛ばされた理由がわかった」

 「多分、こいつを救うためだ」

流子「は?」

葉「行くぞ、阿弥陀丸。オーバーソウル、白鶴!」(注・オーバーソウル:霊がなんやかんや武器になるみたいな技。霊感がない人には見えないけど、見えない人にも兵器にも効く。以下OSと表記)

  どかっ

流子「こいつ!気合で片太刀バサミを弾きやがった!」(注・OS見えない)

葉「いったん外に出るぞ、阿弥陀丸」タタタタッ

流子「くそっ、逃がすか!」バンッ

鮮血『流子。大丈夫なのか?追っても』

流子「なんだよ、信用してくれるんじゃなかったのか?」タタタッ

鮮血『いや。だが、今の状態で針目縫の仲間と戦うのは、流子が危険だ』

流子「…んなことわかってるよ、鮮血」

  「でも、私は逃げるわけにはいかないんだ」

鮮血『…わかった』

葉「阿弥陀流・真空ぶった切り!」シュッ!

流子「はっ!(おいおいいきなりかよ!)」バチィンッ

  「このっ―――」ブンッ

葉「全然遅ぇぞ」スカッ ヒュッ! 

ガキイィインッ!

 「――おお、ハサミで受け止めたか」(注・受け止めたのは刀。OSはやっぱり見えない)

流子「ぐぅっ!(な、…なんだこの剣圧――!極制服を着てない奴の力じゃ、ねぇぞ!)」ギシギシ・・・

鮮血『流子、変身したほうがいい』

流子「……いや、まだ」

葉「どうした。オイラに復讐したいんじゃなかったのか?」

 「本気を出さなきゃ、オイラには勝てんぞ」

流子「黙れっ!」ギィンッ

葉「針目縫のことは、暴走するほど殺したかったんだろ?オイラにもそうしたらどうだ?」ブシュッ

流子「なぜそれを――!?」

葉「闇医者満艦飾に溜まってた霊に聞いた」

流子「ふざけるな!」ガキンッ

  「確かに、私はすべてを壊してでも針目縫を殺したいと思った!だけど、誓ったんだ!もう二度と復讐心に溺れたりなんかしないって!鮮血をあんな目にあわせたりしないって!私は…私は、父さんの仇がとりたいんじゃない、父さんのことが知りたいんだ!だから」

葉「オイラには、そうは見えん」

流子「!」

葉「がむしゃらに心を抑え込むだけじゃ、憎しみは消えねぇぞ」

流子「知ったような口を――!」ダッ

葉「阿弥陀流――大後光刃」ズバァッ!

鮮血『流子!これは流石にこのままでは』

流子「鮮血っ!」

  ピンッ ギュッ ギュッ パチンッ

「人衣一体!神衣、鮮血!」パァアアン!

葉「うぇっ!?」ガキッ!

流子「私は父さんのことを何も知らない!父さんが何を言おうとしていたのかも、私に何をして欲しかったのかも!だからそれを知るために、お前の口、割らせてもらう!」ヒュンッ、ガァアンッ!

葉「わっ、ちょっ、待てって」ガッ、ガッ、ガキッ

 「それって一体どういう――」ハッ

流子「さっきまでの勢いはどうした!」キィイインッ!

葉「くっ」ビリビリ…

流子「さあ!知っていることを話せ!」

葉「くそっ」バッ

 「それいけ、子鬼ストライク!」

流子「あうあうあうっ!」顔面ヒット

鮮血『何もないところから攻撃が…?』

葉「このぉ。黙ってればいつまでも攻撃しやがって…」ハアハア

 「こっちはお前のムネが気になって戦えねーっつーの」

流子「ふっざけるなぁぁあああ!!!」ドッカァアンッ!

葉「ぐはぁあっ」戦維喪失!土煙モクモク

阿弥陀丸『葉殿ぉー!』

流子「ハア、ハア、ハア」
鮮血『気をつけろ流子。こいつ、何か得体の知れない力を持ってるぞ!』

流子「得体のしれない…?極制服でもヌーディストビーチでもない、ってことかぁ?」チャキッ

  「じゃあ、戦維喪失しても油断はできねぇなぁ」土煙ジッ

鮮血『っ!来るぞ流子!』

流子「速っ―――」バチィインッ!

  「」パチクリ

鮮血『ビンタだと!?』

アンナ「いい加減にしなさいよ、あんた」シュゥウ…

「人の旦那をこんなにした挙句に服まで細切れにするなんて。…おまけにその恰好、あたしにケンカ売ってんの?」ガシッ

流子「い、痛っ!やめてっ、胸掴むのやめてっ!」////

アンナ「ふーんそうなんだー。あたしが家で花の世話とハネムーンの準備をしてる間に、二人で楽しくやってたのねー」ギュギュッ

流子「いでででっ!は、離して…!せ、鮮血頼む!」キュィイン 変身解除

アンナ「あら、セーラー服だったのね、それ」ポイ

流子「い、いきなり何すんだ!つうかアンタ誰だ!」////

アンナ「あたしは青森が生んだスーパーシャーマン《イタコ》の麻倉アンナ。花も恥じらう十六歳よ」

   「でもって背中の赤ん坊は、麻倉花。あたしと葉の愛の結晶よ!」

花「アブー」

流子「…はぁあ?」

葉「アンナ…よくここがわかったな」ガクブル

流子「え、知り合い?」

葉「オイラ麻倉葉っていうんよ」

鮮血『なるほど、最近はやりのできちゃった婚とかいう奴か』

流子「いや意味が分からん」

アンナ「さあ、さっさと帰るわよ、葉!」

流子「お、おい待て!まだネズミの話が」

アンナ「これのこと?」ヒョイ

流子「そう、それ!」

アンナ「こんなの、」ブチッ

   「ただの偽物じゃない。ミカンをネズミに化けさせるなんて、いかにもあのバカがやりそうなことね」ムシャムシャ

流子「み、ミカン!?ていうか食べてるし…」

葉「すまんアンナ。オイラはまだ、帰るわけにはいかんよ」

葉「もしオイラが帰っちまったら、誰がこいつを救うんよ?」

アンナ「何言ってんのよ葉。放っときなさいよそんな構ってチャンなんか」

   「それともまさか…ホントにそのハレンチ娘と浮気を?」ズイッ

葉「いや、だからそうじゃないって――」ドキドキ

花「あうー」ジーッ

流子「ん?あの子、こっち見てる(かわいいな)」

鮮血『ム?』

花「あー、あー」ジタバタ

鮮血『小僧…まさか、私の声が聞こえるのか?』

花「ういー!」

葉「ウェッヘッヘ。花も、助けたいみてぇだぞ。どうする?アンナ」

アンナ「ふん。仕方ないわね。ただし葉、アンタは明日おやつ抜きだから」

流子「あぁー、もうっ何っなんだよ!お前ら何者で何の目的でここに何しにきやがったんだ!」ジャキンッ

葉「オイラ達はシャーマン。あの世とこの世を結ぶものだ」

流子「ああん!?」

アンナ「面倒ね。回想で済ませようかしら」

鮮血『おいおい、ずいぶんと適当だな…』


―回想:ちょっと前、『炎』では―

アンナ「―――つまりアンタは、自分がはまった深夜アニメの世界を改変するために葉を送り込んだって言ってるわけ?」

ハオ『まあ、そういうことになるね』バチィンッ ドサッ

アンナ「はり倒すわよ?」シュゥウウ・・・

ハオ『ふっ。もうしてるじゃないか』

アンナ「いいからさっさと葉のいるところに連れてきなさい。世界平和と旅館の立て直しっていう大仕事が待ってるんだから、葉にはそんなことしてる暇ないの」

ハオ『そう焦るなよ。アニメのあらすじはさっき言ったとおりだ。あとは、ルールについても知らないとね』

アンナ「ルール?」

ハオ『ああ。知らないまま戦うと、まずいことになる』

  『〝お客さん効果″というのがあってね。よそのフィクションの世界に他のキャラクターがコラボする場合には、その世界の主人公を立たせるためにパワーバランスの調整措置が取られるんだ。ワンピース×ドラゴンボールなんかいい例だね。普通に考えたら、ゴム人間が手から波動出す人に勝てる訳ない』

アンナ「脱線してんじゃないわよ」

ハオ『葉にも同じ措置が取られているから、OSなんかの強さはそのままだけど、憑依合体や持ち霊の強さは極端に下げられている。あの世界では、阿弥陀丸はただの室町時代の地侍でしかない。そこら辺のごろつき程度の力しか発揮できないんだよね。その代り、死ぬときは死ぬけど怪我は三秒で治る世界だから安心だ』

花「アー、ホー」

ハオ『さて、説明は以上だ。入口は開けておいたよ。終わるころには、もう一度開いてやる』

『期待してるよ、僕のアンn』ブチッ ドサッ

たまお「(金的した…!)」ブルブル

竜「(最後まで言わせないとは、さすがOKAMI…!)」ガクガク

アンナ「竜、たまお!留守を頼んだわよ!」

花「だーっ!」

アンナ「―――という訳よ」

葉「なるほどなぁ。どおりでもう傷がふさがってる」

鮮血『そうか…なるほど』

流子「いや、納得してんじゃねェよ訳わかんねぇよ」

アンナ「納得しようがしまいが、私の言うことに従ってもらうわよ」

   「もしあなたが、真実を知って、そして大切なものを守りたいのならね」

流子「…どーいうことだ?」

アンナ「それに答えるにはまだ早すぎる。まず私たちがやるべきことは、」

葉「明日勝つために、」

 「寝るぞー!」



ミカン


流子「…鮮血。まだ起きてるか」

鮮血『ああ』

流子「お前はどう思う?こいつらのこと」

鮮血『お前がマコの布団を借りているのに対して、お前の布団を三人で使っていることは器用だと思う』

流子「いやそうじゃなくてだな」

アンナ「纏流子、っていったわね」

流子「う!?(まだ起きてたか…!)」

アンナ「これは想像だけど…」

   「あんた、お父さんが死んでから、まだ泣いてないでしょ」

流子「……」

アンナ「いいわ。せいぜい大事にしなさい」

流子「え?」

アンナ「居るんでしょ?涙を見せられる相手が」

流子「あんた、一体…」

アンナ「すー、すー」zzz

流子「寝るの早っ…!」

  「ふーっ…。私も寝るか。おやすみ、鮮血」

鮮血『ああ、おやすみ流子』

流子『その夜、私は不思議な夢を見た。マコが雲の上でゾウやらユニコーンやらと遊び、思い思いのコスプレをした大量のマコが空を駆けている夢を―――』

おわり

需要があるなら来週の日曜辺りに続きも出すよ♪
無いならここで打ち切るよ♪
ぶっちゃけ完結まで書くとしたら量が多すぎてアニメの展開もわかんなくて自分でもどうしていいかわからないよ♪


あ、はい。すいません調子乗ってました。
おわります。ホントすいません。

一人でも読んでくれる人がいるなら蘇ります。
でも削除依頼出しちゃった…
では再開します。


ブィイーン(エンジン音)

―高速道路―

アンナ「まずは襲学旅団に追いつき、鬼龍院皐月を叩くわよ!」前鬼OS

花「ばぶー」

流子「ていうか、ツッコんでいいか?お前らどうやって飛んでるんだよ?」バイク

葉「そういや、OS見えねえんだっけ」後鬼OS

鮮血『鬼龍院皐月をそう簡単に倒せるとは思えないのだが…』

流子「鮮血の言うとおりだ。私はまだあいつに勝てない」

葉「まともにやって勝てない相手なら、他の手を考えればいい(鮮血?)」

 「例えば、寝こみを襲うとか」

流子「いや、かえって無理だろ!」

鮮血『主人公的にもアウトだしな!』

アンナ「勝ち敗けは、何も強さで決まる訳じゃないわ。どちらが先に相手にデレるか、それが勝敗を左右するものよ」

   「アンタなら、鬼龍院皐月をデレさせることができる。これは、多分、アンタにしかできないことよ」

流子「私が、皐月をデレさせるだって…!?」

鮮血『おい、話が変な方向に進んでいる気がするのは私だけか?』

流子「でも、どうやって?これ以上の露出は無理だぞ!」

鮮血『いいのか!?…それでいいのか、流子!』

葉「そうだなぁ。言葉責めとか、人をたくさん集めるとか…。どう思う、アンナ?」

アンナ「自分で考えなさいよそんなの…。それに、方法ならその子が一番よく知ってるでしょ」

流子「私が…?」

アンナ「さあ、そろそろ着くわよ。覚悟なさい」

流子「ああ、確かに真上に鬼龍院の飛行機が…」

葉「よし、しっかり捕まっとけよ」ガシッ

流子「何っすんだ運転中だぞ!こ、こけるぅ!」アワアワ

葉「阿弥陀丸、inフツノミタマノツルギ、in春雨。OSスピリッド・オブ・ソード!」グィイイン(注・刃が大きくなる技。
地面に刃先を突き刺すと伸びた分だけ上昇できる)

葉「纏流子ー、刀握っとけば落ちねぇからなー!」

流子「うわぁあああ!」上昇中

犬牟田『皐月様!』画面越し
皐月「どうした。何かあったか」
犬牟田『纏流子が皐月様の機体に接近しています。しかも、人衣一体状態でも鮮血疾風状態でもない…』
皐月「なにっ?」バッ
流子「じ、人衣一体ぃいっ!」ピンッ ギュッ ギュッ パチンッ 神衣鮮血!
どっかぁああん!
犬牟田『機体に突っ込んだだと!?正気か?』煙モクモク・・・

揃「ごほっ、さ、皐月お嬢様。エンジンが…。操縦不能です!」ビーッ、ビーッ

皐月「ゲホッ、纏流子!貴様何のつもりだ!」(機体ごと落下中)

流子「こうなりゃヤケだ!片太刀バサミ、武滾流猛怒(ぶった切るモード)!」

  「鬼龍院皐月、覚悟ぉ!」(機体ごと落下中)

皐月「ふん。いいだろう…。人衣圧倒!神衣、純潔!」

ガッキィイン!

すいません訂正です。削除じゃなくてHTML化依頼でした。
削除依頼はしてないです。できないです。


ボカァアアンッ!

葉「まいったなぁ。墜落しちまったよ」

アンナ「だから加減しろって言ったじゃないの、おバカ」

阿弥陀丸『フガフガ』春雨くわえ中

皐月「神衣もろくに着られないような奴など、私の敵ではないわぁっ!」ブンッ

流子「それはどうかな?」スッ

皐月「…それで私の後ろを取ったつもりか?纏流――」

流子「ふぅーっ…」耳元

皐月「ひゃぁっ!//// …って、何をす」

流子「隙ありぃいい!」バキッ!

皐月「ぐはっ」顔面

  「くっ!姑息な手をっ―――」チャキッ

流子「…痛く、しないで?」ウルウル

皐月「うっ」ドキッ

流子「い、ま、だぁああ!」ドカン

皐月「お、同じ手が何度も通用するかぁ!」ギィンッ

流子「皐月…。いい加減、教えてくれないか?お前の(知っている)すべてを」(背中を指でなぞる)

皐月「ああんっ////(い、いかん!このままでは)」

  「(気持ち良すぎて、人衣圧倒の維持が、できん…!)」


皐月「いい加減にしろ纏流子!実力で私に勝てると思うな!」ガキィインッ!

流子「しまった、片太刀バサミが!」カランカランッ

皐月「止めだ!」サクッ ブシュー

  「なっ、目が…!」

鮮血『神衣の局所に血をためた、目つぶし攻撃だ。一か八かだったがな』

流子「お前の獲物、奪わせてもらった」
  
  「確かお前の刀なら、神衣も切れるんだったけなぁ?」ギラリ

皐月「ふっ。甘いわぁあっ!」ビカァアアッ!

流子「うっ、ま、眩しっ!」バキッ

皐月「刀は返してもらった。形勢逆転、だな」ギラリ

流子「くそっ…」

>>24
ご指摘ありがとうございます。依頼の取り消しできたかどうかよくわからないのでもう書き込みません
マナー違反すみません…

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom